JP2008202754A - 軸受用の保持器 - Google Patents

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Hideji Ito
秀司 伊藤
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C33/00Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
    • F16C33/30Parts of ball or roller bearings
    • F16C33/46Cages for rollers or needles
    • F16C33/52Cages for rollers or needles with no part entering between, or touching, the bearing surfaces of the rollers
    • F16C33/523Cages for rollers or needles with no part entering between, or touching, the bearing surfaces of the rollers with pins extending into holes or bores on the axis of the rollers
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Abstract

【課題】ピン型保持器について、寸法管理および組み立てを容易とする。
【解決手段】両側板11の周方向に等間隔を置いてねじ孔11aを設け、各ピン12の両端に左右逆向きのねじ部12aを設け、これらをねじ結合する。組み立て時に熱を加えないため、寸法関係に狂いが生じず、管理が容易である。また、一方側板11へのピン12の右ねじ部12aのねじ込み動作が、他方側板11へのピン12の左ねじ部12aのねじ込み動作を兼ねるため、ピン12と両側板11とを同時にねじ結合でき、組み立てが容易である。
【選択図】図4

Description

この発明は、対向する一対の円環状側板間に、中空ころを等配して保持するピンを設けた保持器について、その側板とピンとの接続構造に特徴のあるものに関する。
対向する一対の円環状側板間に、中空ころを等配して保持するピンを設けた、いわゆるピン型保持器が知られている。
従来、この種の保持器は、一方側板の周方向に等間隔を置いて並列する複数のねじ孔と、各ピンの一端に形成されたねじ部とをねじ結合し、他方側板とピンの他端とは溶接するのが一般的であった。
しかし、このように側板とピンとを溶接すると、熱が加わることにより、これら部品が膨張、変形するため、組み立て後の寸法管理が難しく、組み立ての精度にばらつきがあった。
一方で、特許文献1に記載されているように、他方側板に、周方向に等間隔を置いて並列する複数の貫通孔を設け、各ピンの他端にもねじ部を形成し、この他端を側板の貫通孔に通し、別途用意したナットにねじ結合することも知られている。
この場合、側板とピンの接続時には熱が加わらず、この限りにおいては、上記した問題は解消されている。
しかし、ピンとねじ結合したナットが緩まないように、通常は、ナットを側板に固定するが、これを溶接により行うとすると(特許文献1、図1参照)、部品が膨張、変形するため、寸法管理に関する問題が再び生じる。
また、側板とピン以外にナットも要るため、部品点数が増え、さらに、ピンの両端ねじ部を、それぞれ一方側板およびナットに個別にねじ結合する必要があるため、組み立てに時間と手間がかかる。
特開平11−173334号公報
そこで、この発明の解決すべき課題は、ピン型保持器について、その寸法管理を容易とし、また、その組み立てを容易にすることである。
上記した課題を解決するため、ピン型保持器について、各ピンの一端に右ねじ部を、他端に左ねじ部をそれぞれ設け、両側板に、その周方向に等間隔を置いて並列するねじ孔を設け、側板とピンとをねじ結合する構成を採用したのである。
このように、ピンと両側板とをねじ結合すれば、溶接などのように熱を加える必要がないため、部品が変形、膨張等する心配が無く、寸法管理が容易である。
また、ピンの両端でねじの向きが逆になっているため、一方側板にピンの右ねじ部をねじ込んでいく動作が、同時に他方側板にピンの左ねじ部をねじ込んでいく動作をも兼ねることになる。
そのため、ピンを一方向に回転させるだけで、ピンが両方の側板に同時にねじ結合されるため、保持器の組み立てが簡単となる。
また、保持器の部品は、側板とピンだけであり、従来例のようにナットを用意する必要が無いため、部品点数が少なくてすむ。
さらに、ピンの左右ねじ部のそれぞれ内端部に、ねじ結合した状態で側板が当たる肩部を形成すると、ねじ込み時に側板がこの肩部に当たって止まるため、ねじの抜けが防止される。
また、ピンの端面に回転工具の係合部を設けると、工具を用いてピンを回転させやすくなるため、保持器の組み立てがさらに容易となる。
ピンの両端にねじ部を、側板にねじ孔をそれぞれ形成し、これらをねじ結合する構成を採用したため、組み立て時に熱が加わらず、寸法管理が容易である。
また、ピンの両端でねじの向きを逆向きとしたことで、ピン一端の一方側板へのねじ込み動作が、ピン他端の他方側板へのねじ込み動作を兼ね、ピンと両側板との結合が同時に行えるため、組み立てが容易である。
以下、図面を参照しつつ、この発明の実施の形態について説明する。
図1に示す、単列円筒ころ軸受1は、内輪2と、外輪3と、これら内外輪2,3の間に配置された中空の円筒ころ4と、この円筒ころ4を等配して保持する保持器10とからなる。
詳しくは図示のように、内輪2の外周面は、その軸方向両側に鍔部2aが設けられており、この鍔部2aの間に形成される軌道面2bと、これに対向する外輪3内周面の軌道面3aの間に、各円筒ころ4は挟み込まれ、その転動面は、軌道面2b、3aに接している。
この内輪2は、工作機械等の主軸外周に嵌め合わされ、外輪3は、ハウジング等の開口外周に嵌め合わされ、主軸が回転すると、これに従って内輪2が回転し、軌道面2b、3aに沿って円筒ころ4が回転することにより、軸受1は主軸を回転可能な状態で支持している。
また、実施形態の保持器10は、図2および図3に示すように、対向する一対の円環状の側板11と、両端部が各側板にそれぞれ結合された複数のピン12とからなる、いわゆるピン型保持器である。
図示のように、このピン12は、側板11の周方向に等間隔を置いて並列しており、これが中空の円筒ころに差し込まれることで、保持器10は円筒ころをその周方向に等配して回転可能に保持する。
両側板11は、相似形であって、その周方向に等間隔を置いて並列するねじ孔11aがそれぞれ形成されている。
そして、一方側板と他方側板とが反転した状態で対向しているため、そのねじ孔11aのねじの向きは逆向きとなっている。
また、ピン12の両端部には、その一端には、ねじの向きが右向きの右ねじ部12aが、他端には、ねじの向きが左向きの左ねじ部12aがそれぞれ設けられている。
また、この両ねじ部12aは、ピン12の非ねじ部よりも径が小さく形成されているため、両ねじ部12aの内端部に相当する、ねじ部12aと非ねじ部との境界は段となっている。
さらに、ピン12の一方端面には、レンチを係合可能な四角柱状の凸部12bが形成されている。
ここで、側板11とピン12とは、後に詳述する組み立て方法により、両側板11のねじ孔11aに、ピン12両端のねじ部12aがそれぞれねじ込まれることで結合されている。
このように、側板11とピン12の結合時に熱が加わらないため、部品が膨張、変形する心配が無く、寸法管理が容易であり、組み立て精度が高い。
なお、この保持器10は、軸受1に組み込む際には、側板11とピン12のねじ結合が緩んで、分解してしまわないように、軸受1の回転方向にねじの締め込み方向を合わせておくのが好ましい。
この保持器10は、以下のようにして組み立てられる。
まず、図4(a)のように、一対の側板11を反転させた状態で対向させ、各ねじ孔11aに、各ピン12の両端の左右ねじ部12aを、ねじの向きを合わせた状態で対向させる。
次に、凸部12bにレンチを係合させてピン12をねじ込み方向に回転させると、図4(b)のように、各ピン12の右ねじ部12aが、一方側板11のねじ孔11aにねじ込まれると同時に、左ねじ部12aも他方側板11のねじ孔11aにねじ込まれる。
こうして、ピン12の回転に従って、図中矢印で示すように、側板11が両側からピン12側に引き寄せられていく。
最後に、図4(c)のように、両側板11とピン12が十分にねじ込まれると、側板11がピン12のねじ部12a内端部の段に当たって、ねじ込みが止まり、ねじの抜けが防止される。
このように一方側板11とピン12との結合および他方側板11とピン12との結合を同時に行えるため、組み立てに時間と手間がかからない。
なお、この例では、保持器10を単列ころ軸受1に用いているが、複列ころ軸受に用いることもでき、その際にも軸受の回転方向とねじの締め付け方向とを合わせて組み込むのが好ましい。
また、保持器10の材質は、特に限定されず、合成樹脂や金属、または側板11を金属製、ピン12を合成樹脂製とするなどしても良い。
この例では、ピン12の端面に設けた係合部を、四角柱状の凸部12bとしているが、回転工具を係合可能であれば、形状はこれに限定されない。
例えば、係合部を、図5(a)の四角穴や、図5(b)の六角穴のような凹部12cとしても良い。
この例では、ピン12のねじ部12aの径を小さくし、ピン12の非ねじ部との境界に段を設けたが、ねじ込み時に側板11を当てる構成は、これに限定されず、例えば、ねじ部の内端部に鍔を設けてもよい。
単列ころ軸受の要部を示す断面図 保持器の全体斜視図 保持器の要部分解斜視図 保持器の組立を示す模式図 ピンの他の例を示す斜視図
符号の説明
1 軸受
2 内輪
2a 鍔部
2b 軌道面
3 外輪
3a 軌道面
4 中空円筒ころ
10 保持器
11 側板
11a ねじ孔
12 ピン
12a ねじ部
12b 凸部
12c 凹部

Claims (3)

  1. 対向する一対の円環状側板間に、中空ころを等配するピンを複数設けた軸受用の保持器において、
    前記各ピンの一端に右ねじ部を、他端に左ねじ部をそれぞれ形成し、前記両側板にその周方向に等間隔を置いて並列するねじ孔をそれぞれ設け、この側板とピンとをねじ結合したことを特徴とする軸受用の保持器。
  2. 上記各ピンの左右ねじ部のそれぞれ内端部に、ねじ結合した状態で側板が当たる肩部を形成した請求項1に記載の軸受用の保持器。
  3. 上記各ピンの端面に、回転工具の係合部を設けた請求項1または2に記載の軸受用の保持器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104455003A (zh) * 2014-09-26 2015-03-25 上海交通大学 减重销式滚子轴承保持架
DE102014212763A1 (de) * 2014-07-02 2016-01-07 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Wälzkörperkäfig
DE102015200979A1 (de) * 2015-01-22 2016-07-28 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Mehrteiliger Bolzenkäfig für Wälzlager und Verfahren zur Herstellung des Bolzenkäfigs

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