JP2001323983A - 送りねじ - Google Patents
送りねじInfo
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- JP2001323983A JP2001323983A JP2000141848A JP2000141848A JP2001323983A JP 2001323983 A JP2001323983 A JP 2001323983A JP 2000141848 A JP2000141848 A JP 2000141848A JP 2000141848 A JP2000141848 A JP 2000141848A JP 2001323983 A JP2001323983 A JP 2001323983A
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- Japan
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- roller
- screw
- shaft
- nut member
- groove
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- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H25/00—Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms
- F16H25/18—Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms for conveying or interconverting oscillating or reciprocating motions
- F16H25/20—Screw mechanisms
- F16H25/22—Screw mechanisms with balls, rollers, or similar members between the co-operating parts; Elements essential to the use of such members
- F16H25/2247—Screw mechanisms with balls, rollers, or similar members between the co-operating parts; Elements essential to the use of such members with rollers
- F16H25/2261—Screw mechanisms with balls, rollers, or similar members between the co-operating parts; Elements essential to the use of such members with rollers arranged substantially perpendicular to the screw shaft axis
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 回転運動を直線運動に変換する簡単な構成の
メンテナンスの容易な送りねじを提供することである。 【解決手段】 ナット部材１に形成された軸挿入孔３に
ねじ溝５を外周に有するねじ軸４を挿入する。ナット部
材１に外周から軸挿入孔３に貫通する取付け孔６を形成
し、その取付け孔６に取付けたローラケース７でローラ
１０のローラ軸１１を回転自在に支持し、前記ローラ１
０をねじ軸４のねじ溝５に嵌合し、ねじ軸４の回転時に
ローラ１０を回転させつつねじ軸４の軸方向に移動させ
てナット部材１の軸方向の移動の円滑化を図る。
メンテナンスの容易な送りねじを提供することである。 【解決手段】 ナット部材１に形成された軸挿入孔３に
ねじ溝５を外周に有するねじ軸４を挿入する。ナット部
材１に外周から軸挿入孔３に貫通する取付け孔６を形成
し、その取付け孔６に取付けたローラケース７でローラ
１０のローラ軸１１を回転自在に支持し、前記ローラ１
０をねじ軸４のねじ溝５に嵌合し、ねじ軸４の回転時に
ローラ１０を回転させつつねじ軸４の軸方向に移動させ
てナット部材１の軸方向の移動の円滑化を図る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、回転運動を直線
運動に変換する送りねじに関するものである。
運動に変換する送りねじに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】回転運動を直線運動に変換する機械部品
としてボールねじが知られている。このボールねじは、
ねじ軸の外周に設けられたねじ溝とナット部材の内周に
形成されたねじ溝間に多数のボールを組込み、そのボー
ルの転がり移動によってねじ軸の回転をナット部材の直
線運動に変換するため、ナット部材をきわめて円滑に移
動させることができるという特徴を有している。
としてボールねじが知られている。このボールねじは、
ねじ軸の外周に設けられたねじ溝とナット部材の内周に
形成されたねじ溝間に多数のボールを組込み、そのボー
ルの転がり移動によってねじ軸の回転をナット部材の直
線運動に変換するため、ナット部材をきわめて円滑に移
動させることができるという特徴を有している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記ボール
ねじにおいては、ナット部材にボールの循環路を設ける
必要があるため、構成が複雑であり、また、ねじ軸から
ナット部材を取外すメンテナンス時、ねじ軸とナット部
材を相対的に回転させてナット部材を取外す必要があ
り、その取外しによってボールが脱落するため、再度の
組立てに非常に手間がかかり、メンテナンスが困難であ
るという問題がある。
ねじにおいては、ナット部材にボールの循環路を設ける
必要があるため、構成が複雑であり、また、ねじ軸から
ナット部材を取外すメンテナンス時、ねじ軸とナット部
材を相対的に回転させてナット部材を取外す必要があ
り、その取外しによってボールが脱落するため、再度の
組立てに非常に手間がかかり、メンテナンスが困難であ
るという問題がある。
【０００４】さらに、ボールとねじ溝間に隙間が存在す
るため、ナット部材を高精度に位置決めすることができ
ない。その位置決め精度を向上させようとすれば、ねじ
軸の外側に２つのナット部材を嵌合し、そのナット部材
間に間座を組込んでボールとねじ溝間に予圧を付与する
必要が生じ、構成が複雑化し、大型化するという不都合
が生じる。
るため、ナット部材を高精度に位置決めすることができ
ない。その位置決め精度を向上させようとすれば、ねじ
軸の外側に２つのナット部材を嵌合し、そのナット部材
間に間座を組込んでボールとねじ溝間に予圧を付与する
必要が生じ、構成が複雑化し、大型化するという不都合
が生じる。
【０００５】この発明の課題は、ナット部材をボールね
じとほぼ同程度にスムーズに移動させることができるよ
うにした簡単な構成のメンテナンスの容易な送りねじを
提供することである。
じとほぼ同程度にスムーズに移動させることができるよ
うにした簡単な構成のメンテナンスの容易な送りねじを
提供することである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明においては、軸挿入孔を有するナット部
材と、そのナット部材の軸挿入孔に挿入されたねじ軸と
を有し、前記ナット部材には外周から軸挿入孔に貫通す
る取付け孔を設け、その取付け孔に着脱可能に取付けら
れたローラケース内にローラに設けられたローラ軸を挿
入して回転自在に支持し、前記ローラを前記ねじ軸の外
周に形成されたねじ溝に嵌合した構成を採用したのであ
る。
めに、この発明においては、軸挿入孔を有するナット部
材と、そのナット部材の軸挿入孔に挿入されたねじ軸と
を有し、前記ナット部材には外周から軸挿入孔に貫通す
る取付け孔を設け、その取付け孔に着脱可能に取付けら
れたローラケース内にローラに設けられたローラ軸を挿
入して回転自在に支持し、前記ローラを前記ねじ軸の外
周に形成されたねじ溝に嵌合した構成を採用したのであ
る。
【０００７】上記のように構成すれば、ねじ軸を回転す
ると、ローラはねじ溝のフランクとの接触により軸心を
中心として回転し乍らねじ軸の軸方向に移動するため、
ローラとフランクとの接触部の抵抗はきわめて小さく、
ナット部材をねじ軸の軸方向にスムーズに移動させるこ
とができる。
ると、ローラはねじ溝のフランクとの接触により軸心を
中心として回転し乍らねじ軸の軸方向に移動するため、
ローラとフランクとの接触部の抵抗はきわめて小さく、
ナット部材をねじ軸の軸方向にスムーズに移動させるこ
とができる。
【０００８】また、ローラケースを取外すことにより、
ねじ軸とナット部材を相対的に引き抜くことができるた
め、メンテナンスが容易である。
ねじ軸とナット部材を相対的に引き抜くことができるた
め、メンテナンスが容易である。
【０００９】ここで、ローラケースの取付けに際して
は、取付け孔をねじ孔とし、ローラケースの外周には雄
ねじを設け、この雄ねじをねじ孔から成る取付け孔にね
じ係合する方法を採用することができる。この場合、ね
じ係合部の一部に、ねじ孔の内周とローラケースの外周
一部を削り取るようにして小径のねじ孔を形成し、この
ねじ孔にロックねじをねじ係合してローラケースを弛み
止めするのが好ましい。
は、取付け孔をねじ孔とし、ローラケースの外周には雄
ねじを設け、この雄ねじをねじ孔から成る取付け孔にね
じ係合する方法を採用することができる。この場合、ね
じ係合部の一部に、ねじ孔の内周とローラケースの外周
一部を削り取るようにして小径のねじ孔を形成し、この
ねじ孔にロックねじをねじ係合してローラケースを弛み
止めするのが好ましい。
【００１０】ローラ軸の支持に際して、そのローラ軸を
ローラケース内に組込まれた複列の転動体で支持するこ
とにより、ローラをきわめて円滑に回転させることがで
き、ナット部材をよりスムーズに移動させることができ
る。
ローラケース内に組込まれた複列の転動体で支持するこ
とにより、ローラをきわめて円滑に回転させることがで
き、ナット部材をよりスムーズに移動させることができ
る。
【００１１】また、ねじ軸に形成されたねじ溝を断面形
状が台形の台形ねじ溝とし、ローラをその台形ねじ溝の
断面形状に適合するテーパローラとすることにより、ロ
ーラケースの取付け位置を調整することによってローラ
の外周対向位置をねじ溝の軸方向両側のフランクに接触
させることができる。このため、ねじ溝とローラ間にバ
ックラッシュが形成されるのを防止することができ、ナ
ット部材をきわめて高精度に位置決めすることができ
る。
状が台形の台形ねじ溝とし、ローラをその台形ねじ溝の
断面形状に適合するテーパローラとすることにより、ロ
ーラケースの取付け位置を調整することによってローラ
の外周対向位置をねじ溝の軸方向両側のフランクに接触
させることができる。このため、ねじ溝とローラ間にバ
ックラッシュが形成されるのを防止することができ、ナ
ット部材をきわめて高精度に位置決めすることができ
る。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図１に示すように、ナット部材
１は一端にフランジ２を有し、軸心上には軸挿入孔３が
形成され、その軸挿入孔３内にねじ軸４が挿入されてい
る。
面に基づいて説明する。図１に示すように、ナット部材
１は一端にフランジ２を有し、軸心上には軸挿入孔３が
形成され、その軸挿入孔３内にねじ軸４が挿入されてい
る。
【００１３】ねじ軸４の外周にはねじ溝５が設けられて
いる。このねじ溝５は断面形状を台形とする台形ねじ溝
とされて軸方向両側の一対のフランク５ａ、５ｂが相反
する方向に傾斜している。
いる。このねじ溝５は断面形状を台形とする台形ねじ溝
とされて軸方向両側の一対のフランク５ａ、５ｂが相反
する方向に傾斜している。
【００１４】ナット部材１には、外周から軸挿入孔３に
貫通する複数の取付け孔６が軸方向に間隔をおいて設け
られている。各取付け孔６はねじ孔から成り、その取付
け孔６に筒状のローラケース７が取付けられている。
貫通する複数の取付け孔６が軸方向に間隔をおいて設け
られている。各取付け孔６はねじ孔から成り、その取付
け孔６に筒状のローラケース７が取付けられている。
【００１５】図２に示すように、ローラケース７は、雄
ねじ８を外周に有し、その雄ねじ８が取付け孔６の内周
に形成された雌ねじにねじ係合されている。このローラ
ケース７の端面には２つのレンチ係合孔９が周方向に１
８０°の間隔をおいて形成されている。
ねじ８を外周に有し、その雄ねじ８が取付け孔６の内周
に形成された雌ねじにねじ係合されている。このローラ
ケース７の端面には２つのレンチ係合孔９が周方向に１
８０°の間隔をおいて形成されている。
【００１６】ローラケース７内にはローラ１０に形成さ
れたローラ軸１１が挿入され、そのローラ軸１１の外周
とローラケース７の内周に半径方向で対向する軌道溝１
２が軸方向に間隔をおいて形成され、半径方向で対向す
る軌道溝１２間にボールから成る複数の転動体１３が組
込まれている。
れたローラ軸１１が挿入され、そのローラ軸１１の外周
とローラケース７の内周に半径方向で対向する軌道溝１
２が軸方向に間隔をおいて形成され、半径方向で対向す
る軌道溝１２間にボールから成る複数の転動体１３が組
込まれている。
【００１７】ローラケース７の外側の開口部内には軌道
輪１４が挿入されている。ローラ軸１１にはねじ孔１５
が形成され、そのねじ孔１５にねじ係合したボルト１６
の締付けによってローラ軸１１および軌道輪１４が抜け
止めされ、かつ転動体１３に予圧が付与され、その複列
の転動体１３によってローラ軸１１が回転自在に支持さ
れている。
輪１４が挿入されている。ローラ軸１１にはねじ孔１５
が形成され、そのねじ孔１５にねじ係合したボルト１６
の締付けによってローラ軸１１および軌道輪１４が抜け
止めされ、かつ転動体１３に予圧が付与され、その複列
の転動体１３によってローラ軸１１が回転自在に支持さ
れている。
【００１８】ローラ１０はねじ軸４に形成されたねじ溝
５の断面形状に適合するテーパローラから成っている。
このローラ１０はねじ溝５内に嵌合されて外周の対向位
置がねじ溝５の軸方向両側のフランク５ａ、５ｂと線接
触している。また、ローラ１０には大径端側にフランジ
１７が設けられている。
５の断面形状に適合するテーパローラから成っている。
このローラ１０はねじ溝５内に嵌合されて外周の対向位
置がねじ溝５の軸方向両側のフランク５ａ、５ｂと線接
触している。また、ローラ１０には大径端側にフランジ
１７が設けられている。
【００１９】図３に示すように、取付け孔６とローラケ
ース７のねじ係合部の一部には、取付け孔６の内周とロ
ーラケース７の外周一部を削り取るようにして小径のね
じ孔１８が形成され、そのねじ孔１８にねじ係合したロ
ックねじ１９によってローラケース７は弛み止めされて
いる。
ース７のねじ係合部の一部には、取付け孔６の内周とロ
ーラケース７の外周一部を削り取るようにして小径のね
じ孔１８が形成され、そのねじ孔１８にねじ係合したロ
ックねじ１９によってローラケース７は弛み止めされて
いる。
【００２０】いま、ナット部材１を回り止めする状態に
おいてねじ軸４を回転すると、そのねじ軸４の外周のね
じ溝５にローラ１０が嵌り込んでいるため、ナット部材
１がねじ軸４の軸方向に移動する。
おいてねじ軸４を回転すると、そのねじ軸４の外周のね
じ溝５にローラ１０が嵌り込んでいるため、ナット部材
１がねじ軸４の軸方向に移動する。
【００２１】このとき、ローラ１０はねじ溝５の軸方向
両側のフランク５ａ、５ｂと接触しているため、そのフ
ランク５ａ、５ｂとの接触によってローラ１０が回転す
る。この場合、ローラ１０のローラ軸１１は複列の転動
体１３によって回転自在に支持されているため、ローラ
１０はきわめて円滑に回転し、ローラ１０とフランク５
ａ、５ｂとの接触部の抵抗はきわめて小さく、ナット部
材１はねじ軸４の軸方向にスムーズに移動する。
両側のフランク５ａ、５ｂと接触しているため、そのフ
ランク５ａ、５ｂとの接触によってローラ１０が回転す
る。この場合、ローラ１０のローラ軸１１は複列の転動
体１３によって回転自在に支持されているため、ローラ
１０はきわめて円滑に回転し、ローラ１０とフランク５
ａ、５ｂとの接触部の抵抗はきわめて小さく、ナット部
材１はねじ軸４の軸方向にスムーズに移動する。
【００２２】また、ローラ１０は外周の対向位置がねじ
溝５の軸方向両側のフランク５ａ、５ｂと接触して隙間
（バックラッシュ）の無い嵌合であるため、ナット部材
１はねじ軸４の回転量に相当する量だけねじ軸４の軸方
向に移動することになる。このため、ナット部材１をき
わめて高精度に位置決めすることができる。
溝５の軸方向両側のフランク５ａ、５ｂと接触して隙間
（バックラッシュ）の無い嵌合であるため、ナット部材
１はねじ軸４の回転量に相当する量だけねじ軸４の軸方
向に移動することになる。このため、ナット部材１をき
わめて高精度に位置決めすることができる。
【００２３】ここで、ローラ１０はローラケース７によ
って回転自在に支持されているため、図３に示すロック
ねじ１９を取外し、ローラケース７を弛めてナット部材
１の外側にローラケース７を取外すことにより、ねじ軸
４の軸方向にナット部材１を引き抜き、あるいは逆に、
ナット部材１からねじ軸４を引き抜くことができる。こ
のため、メンテナンスがきわめて容易である。
って回転自在に支持されているため、図３に示すロック
ねじ１９を取外し、ローラケース７を弛めてナット部材
１の外側にローラケース７を取外すことにより、ねじ軸
４の軸方向にナット部材１を引き抜き、あるいは逆に、
ナット部材１からねじ軸４を引き抜くことができる。こ
のため、メンテナンスがきわめて容易である。
【００２４】
【発明の効果】以上のように、この発明においては、ね
じ軸を回転すると、ローラがねじ溝のフランクとの接触
により回転しつつねじ軸の軸方向に移動するため、ナッ
ト部材を軸方向にきわめてスムーズに移動させることが
できる。
じ軸を回転すると、ローラがねじ溝のフランクとの接触
により回転しつつねじ軸の軸方向に移動するため、ナッ
ト部材を軸方向にきわめてスムーズに移動させることが
できる。
【００２５】また、ナット部材の取付け孔に取付けられ
るローラケースによってローラのローラ軸を回転自在に
支持し、前記ローラケースを取付け孔に取付けてローラ
をねじ軸のねじ溝に嵌合する部品点数の少ない簡単な構
成であるため、組立てがきわめて簡単であり、しかも、
ローラケースを取外すことによって、ねじ軸とナット部
材を相対的に引き抜くことができるため、メンテナンス
がきわめて容易である。
るローラケースによってローラのローラ軸を回転自在に
支持し、前記ローラケースを取付け孔に取付けてローラ
をねじ軸のねじ溝に嵌合する部品点数の少ない簡単な構
成であるため、組立てがきわめて簡単であり、しかも、
ローラケースを取外すことによって、ねじ軸とナット部
材を相対的に引き抜くことができるため、メンテナンス
がきわめて容易である。
【００２６】さらに、ねじ溝を台形ねじ溝とし、ローラ
をテーパローラとすることによって、ローラケースの取
付け位置の調整により、ローラの外周対向位置をねじ溝
の軸方向両側のフランクに接触させることができ、ねじ
溝とローラの相互間におけるバックラッシュを除去する
ことができるので、ナット部材をきわめて高精度に位置
決めすることができる。
をテーパローラとすることによって、ローラケースの取
付け位置の調整により、ローラの外周対向位置をねじ溝
の軸方向両側のフランクに接触させることができ、ねじ
溝とローラの相互間におけるバックラッシュを除去する
ことができるので、ナット部材をきわめて高精度に位置
決めすることができる。
【図１】この発明に係る送りねじの一部切欠正面図
【図２】図１に示す送りねじのローラケース部分を拡大
して示す断面図
して示す断面図
【図３】図２のIII −III 線に沿った断面図
１ ナット部材 ３ 軸挿入孔 ４ ねじ軸 ５ ねじ溝 ６ 取付け孔 ７ ローラケース ８ 雄ねじ １０ ローラ １１ ローラ軸 １３ 転動体
Claims (4)
- 【請求項１】 軸挿入孔を有するナット部材と、そのナ
ット部材の軸挿入孔に挿入されたねじ軸とを有し、前記
ナット部材には外周から軸挿入孔に貫通する取付け孔を
設け、その取付け孔に着脱可能に取付けられたローラケ
ース内にローラに設けられたローラ軸を挿入して回転自
在に支持し、前記ローラを前記ねじ軸の外周に形成され
たねじ溝に嵌合した送りねじ。 - 【請求項２】 前記取付け孔がねじ孔から成り、その取
付け孔にローラケースの外周に設けられた雄ねじをねじ
係合してローラケースを着脱自在に取付けた請求項１に
記載の送りねじ。 - 【請求項３】 前記ローラ軸をローラケース内に組込ま
れた複列の転動体によって回転自在に支持した請求項１
又は２に記載の送りねじ。 - 【請求項４】 前記ねじ軸のねじ溝を断面形状を台形と
する台形ねじ溝とし、ローラをその台形ねじ溝の断面形
状に適合するテーパローラとした請求項１乃至３のいず
れかに記載の送りねじ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000141848A JP2001323983A (ja) | 2000-05-15 | 2000-05-15 | 送りねじ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000141848A JP2001323983A (ja) | 2000-05-15 | 2000-05-15 | 送りねじ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001323983A true JP2001323983A (ja) | 2001-11-22 |
Family
ID=18648913
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000141848A Pending JP2001323983A (ja) | 2000-05-15 | 2000-05-15 | 送りねじ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001323983A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010150732A1 (ja) * | 2009-06-22 | 2010-12-29 | 日立建機株式会社 | リニアアクチュエータ及びフォークリフト |
| JP2011153635A (ja) * | 2010-01-26 | 2011-08-11 | Hitachi Ltd | 送りネジ装置、リニアアクチュエータ及びリフト装置 |
| CN102472376A (zh) * | 2009-09-28 | 2012-05-23 | 日立建机株式会社 | 直线运动执行元件 |
| JP2012145231A (ja) * | 2012-04-26 | 2012-08-02 | Hitachi Ltd | 送りネジ装置、リニアアクチュエータ及びリフト装置 |
| KR101378189B1 (ko) * | 2012-05-21 | 2014-03-24 | 서미경 | 베어링 스크류 이송장치용 무내륜 베어링 |
-
2000
- 2000-05-15 JP JP2000141848A patent/JP2001323983A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010150732A1 (ja) * | 2009-06-22 | 2010-12-29 | 日立建機株式会社 | リニアアクチュエータ及びフォークリフト |
| CN102459956A (zh) * | 2009-06-22 | 2012-05-16 | 日立建机株式会社 | 线性执行机构及叉车 |
| JP5300978B2 (ja) * | 2009-06-22 | 2013-09-25 | 日立建機株式会社 | リニアアクチュエータ及びフォークリフト |
| CN102472376A (zh) * | 2009-09-28 | 2012-05-23 | 日立建机株式会社 | 直线运动执行元件 |
| JP2011153635A (ja) * | 2010-01-26 | 2011-08-11 | Hitachi Ltd | 送りネジ装置、リニアアクチュエータ及びリフト装置 |
| JP2012145231A (ja) * | 2012-04-26 | 2012-08-02 | Hitachi Ltd | 送りネジ装置、リニアアクチュエータ及びリフト装置 |
| KR101378189B1 (ko) * | 2012-05-21 | 2014-03-24 | 서미경 | 베어링 스크류 이송장치용 무내륜 베어링 |
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