JP2008201893A - 紫外線硬化型オーバープリントニス組成物、光沢印刷物の製造方法及びその方法によって得られる印刷物 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】(A)(メタ)アクリロイル基を少なくとも1個有する光重合性化合物、(B)ガラス転移温度0〜100℃、重量平均分子量5,000〜50,000のアクリル系樹脂、(C)融点0〜100℃、重量平均分子量1,000〜3,000のエポキシアクリレート樹脂、(D)光重合性開始剤、(E)シリコン系界面活性剤を含有し、組成物中に含まれる全固形分に対して、(B)、(C)及び(E)の固形分含有量がそれぞれ1〜15質量%、1〜15質量%及び0.1〜3質量%であり、油性インキを印刷した紙面へのインライン方式での塗工に使用される紫外線硬化型オーバープリントニス組成物。
【選択図】 なし
Description
そして、このようなオーバープリントニスとしては、溶剤系、水系、酸化重合系等の種々のものが主に利用されてきた。
更に最近では印刷物が短時間で得られるといった生産性の向上が要求され、特に乾燥に長時間を要する油性のオフセット印刷インキに対しては、印刷面ですぐに硬化・乾燥する紫外線硬化型オーバープリントニス組成物が開発され使用されるようになっている。
すなわち本発明は、(1)(A)(メタ)アクリロイル基を少なくとも1個有する光重合性化合物、
(B)ガラス転移温度0〜100℃、重量平均分子量5,000〜50,000のアクリル系樹脂、
(C)融点0〜100℃、重量平均分子量1,000〜3,000のエポキシアクリレート樹脂、
(D)光重合性開始剤、
(E)シリコン系界面活性剤
を含有し、組成物中に含まれる全固形分に対して、(B)、(C)及び(E)の固形分含有量がそれぞれ1〜15質量%、1〜15質量%及び0.1〜3質量%であり、
油性インキを印刷した紙面へのインライン方式での塗工に使用される
ことを特徴とする紫外線硬化型オーバープリントニス組成物に関する。
また、本発明は、(2)前記(A)成分のうち、粘度が50mPa・s以下である(メタ)アクリロイル基を少なくとも1個有する光重合性化合物の含有量が、紫外線硬化型オーバープリントニス組成物の全固形分中に30質量%以下である上記(1)項に記載の紫外線硬化型オーバープリントニス組成物に関する。
また、本発明は、(3)25℃において、ザーンカップR♯4で測定した時の流出秒数が25〜70秒の粘度である上記(1)項又は(2)項に記載の紫外線硬化型オーバープリントニス組成物に関する。
また、本発明は、(4)油性インキを印刷した紙面に、上記(1)項、(2)項又は(3)項に記載の紫外線硬化型オーバープリントニス組成物をインライン方式で塗工して活性エネルギー線で硬化させる工程を有することを特徴とする光沢印刷物の製造方法に関する。
また、本発明は、(5)上記(4)項に記載の光沢印刷物の製造方法によって得られることを特徴とする光沢印刷物に関する。
本発明は、油性インキを印刷した紙面へのインライン方式での塗工に使用される特定の紫外線硬化型オーバープリントニス組成物である。これを使用すると、油性インキを印刷した紙面に、インライン方式で塗工して活性エネルギー線で硬化させる工程を1回行うだけで目的とする性能を得ることができる。
ここで、上記(A)の(メタ)アクリロイル基を少なくとも1個有する光重合性化合物としては、分子内に(メタ)アクリロイル基を少なくとも1つ有するモノマー、オリゴマー等が挙げられる。
紫外線硬化型オーバープリントニス組成物における、(A)の光重合性化合物の含有量は、組成物の全固形分中に好ましくは、50〜95質量%である。
上記(B)のアクリル系樹脂は、1種又は2種以上を用いることができる。
ここで、アクリル系樹脂のガラス転移温度(Tg)は、次式のwoodの近似式によって求めた理論値を示す。
1/Tg=(W1/T1)+(W2/T2)+(W3/T3)+・・・・・・
(式中、Tgはアクリル系樹脂のガラス転移温度(絶対温度)を示し、W1、W2、W3・・・・はアクリル系樹脂中における単量体の重量分率を示し、T1、T2、T3・・・・はその単量体からなる単一重合体のガラス転移温度(絶対温度)を示す)
(B)のアクリル系樹脂のガラス転移温度が100℃越える場合は、油性インキ印刷面への密着性が低下し、一方0℃より低い場合は、光沢、ブロッキング適性が低下する。好ましくは、50〜90℃である。
また、(B)の重量平均分子量が50,000を越える場合は、ブロッキング適性、光沢が低下し、一方5,000より低い場合は油性インキへの密着性が低下する。好ましくは、8000〜15,000である。
上記エポキシアクリレート樹脂としては、ビスフェノール型骨格を有するエポキシアクリレート樹脂が好ましく、ビスフェノールA型骨格を有するエポキシアクリレート樹脂が特に好ましい。上記ビスフェノールA型骨格を有するエポキシアクリレート樹脂の市販品として、VR−60、VR−90(昭和高分子社製)等が例示できる。上記(C)のエポキシアクリレート樹脂は、1種又は2種以上を用いることができる。
GPC装置:トーソー HLC−8220
カラム:TSKgel G4000HXL(1本)+G3000HXL(1本)+G2000HXL(2本)
溶媒:テトラヒドロフラン1ml/分
検出器:RI検出器
光重合性開始剤の使用量は、上記光重合性化合物とアクリル系樹脂の合計量100質量部に対して、2〜15質量部の範囲であることが好ましい。
本発明において、紫外線硬化型オーバープリントニス組成物の粘度は、ザーンカップR♯4で測定した時の流出秒数が25〜70秒(25℃)であることが好ましい。粘度がこの範囲より小さい場合は、油性インキ、印刷用紙に染み込み光沢が低下し、一方粘度がこの範囲より大きい場合は、紫外線硬化型オーバープリントニス組成物の塗工適性が低下する。好ましくは25〜50秒である。
本発明のインラインコーティング法で使用する装置の具体例としては、少なくともロールコーター、チャンバーコーター等のコーターを有する平版枚葉印刷機等を挙げることができる。
尚、本発明の油性インキと紫外線硬化型オーバープリントニス組成物を塗工する装置は、具体例に限定されるものでない。
また、上記の光沢印刷物の製造方法によって得られる光沢印刷物も、本発明の一つである。
アート紙(基材)にサカタインクス社製油性インキ、エコピュア SOY HPJ 墨をRI展色機により展色を行い、展色直後にハンドプルーファーにて、下記の組成からなる紫外線硬化型オーバープリントニス組成物を2〜5g/m2となる量で塗工し、高圧水銀ランプを40mJ/cm2に設定し、照射を行い、実施例1の光沢印刷物を得た。
(A成分)
トリプロピレングリコールジアクリレート 20部
EO変性ビスフェノールAジアクリレート 60部
(B成分)
アクリル樹脂(スチレン/ジメチルアミノエチルメタクリレート(57/43)の共重合体、ガラス転移温度60℃、重量平均分子量12,000) 5部
(C成分)
エポキシアクリレート樹脂(VR−60、昭和高分子社製、融点75℃、重量平均分子量2,000) 5部
(D成分)
開始剤(ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン) 9部
(E成分)
シリコン添加剤(BYK−333、ビックケミー社製) 1部
紫外線硬化型オーバープリントニス組成物の組成を下記のように変えた以外は同一条件にて、実施例2の光沢印刷物を得た。
(A成分)
トリプロピレングリコールジアクリレート 25部
EO変性ビスフェノールAジアクリレート 50部
(B成分)
アクリル樹脂(スチレン/ジメチルアミノエチルメタクリレート(95/5)の共重合体、ガラス転移温度95℃、重量平均分子量12,000) 10部
(C成分)
エポキシアクリレート樹脂(VR−60、昭和高分子社製、融点75℃、重量平均分子量2,000) 5部
(D成分)
開始剤(ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン) 9部
(E成分)
シリコン添加剤(BYK−333、ビックケミー社製) 1部
紫外線硬化型オーバープリントニス組成物の組成を下記のように変えた以外は同一条件にて、実施例3の光沢印刷物を得た。
(A成分)
トリプロピレングリコールジアクリレート 25部
EO変性ビスフェノールAジアクリレート 50部
(B成分)
アクリル樹脂(スチレン/ジメチルアミノエチルメタクリレート(10/90)の共重合体、ガラス転移温度25℃、重量平均分子量12,000) 10部
(C成分)
エポキシアクリレート樹脂(VR−60、昭和高分子社製、融点75℃、重量平均分子量2,000) 5部
(D成分)
開始剤(ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン) 9部
(E成分)
シリコン添加剤(BYK−333、ビックケミー社製) 1部
紫外線硬化型オーバープリントニス組成物の組成を下記のように変えた以外は同一条件にて、実施例4の光沢印刷物を得た。
(A成分)
トリプロピレングリコールジアクリレート 20部
EO変性ビスフェノールAジアクリレート 60部
(B成分)
アクリル樹脂(スチレン/ジメチルアミノエチルメタクリレート(57/43)の共重合体、ガラス転移温度60℃、重量平均分子量6,000) 5部
(C成分)
エポキシアクリレート樹脂(VR−60、昭和高分子社製、ガラス転移温度75℃、重量平均分子量2,000) 5部
(D成分)
開始剤(ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン) 9部
(E成分)
シリコン添加剤(BYK−333、ビックケミー社製) 1部
紫外線硬化型オーバープリントニス組成物の組成を下記のように変えた以外は同一条件にて、実施例5の光沢印刷物を得た。
(A成分)
トリプロピレングリコールジアクリレート 20部
EO変性ビスフェノールAジアクリレート 60部
(B成分)
アクリル樹脂(スチレン/ジメチルアミノエチルメタクリレート(57/43)の共重合体、ガラス転移温度60℃、重量平均分子量45,000) 5部
(C成分)
エポキシアクリレート樹脂(VR−60、昭和高分子社製、ガラス転移温度75℃、重量平均分子量2,000) 5部
(D成分)
開始剤(ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン) 9部
(E成分)
シリコン添加剤(BYK−333、ビックケミー社製) 1部
紫外線硬化型オーバープリントニス組成物の組成を下記のように変えた以外は同一条件にて、実施例6の光沢印刷物を得た。
(A成分)
トリプロピレングリコールジアクリレート 20部
EO変性ビスフェノールAジアクリレート 60部
(B成分)
アクリル樹脂(スチレン/ジメチルアミノエチルメタクリレート(57/43)の共重合体、ガラス転移温度60℃、重量平均分子量12,000) 5部
(C成分)
エポキシアクリレート樹脂(昭和高分子社製、融点55℃、重量平均分子量1,100) 5部
(D成分)
開始剤(ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン) 9部
(E成分)
シリコン添加剤(BYK−333、ビックケミー社製) 1部
紫外線硬化型オーバープリントニス組成物の組成を下記のように変えた以外は同一条件にて、実施例7の光沢印刷物を得た。
(A成分)
トリプロピレングリコールジアクリレート 20部
EO変性ビスフェノールAジアクリレート 50部
(B成分)
アクリル樹脂(スチレン/ジメチルアミノエチルメタクリレート(57/43)の共重合体、ガラス転移温度60℃、重量平均分子量12,000) 10部
(C成分)
エポキシアクリレート樹脂(VR−60、昭和高分子社製、ガラス転移温度75℃、重量平均分子量2,000) 10部
(D成分)
開始剤(ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン) 9部
(E成分)
シリコン添加剤(BYK−333、ビックケミー社製) 1部
紫外線硬化型オーバープリントニス組成物の組成を下記のように変えた以外は同一条件にて、実施例8の光沢印刷物を得た。
(A成分)
トリプロピレングリコールジアクリレート 35部
EO変性ビスフェノールAジアクリレート 45部
(B成分)
アクリル樹脂(スチレン/ジメチルアミノエチルメタクリレート(57/43)の共重合体、ガラス転移温度60℃、重量平均分子量12,000) 5部
(C成分)
エポキシアクリレート樹脂(VR−60、昭和高分子社製、ガラス転移温度75℃、重量平均分子量2,000) 5部
(D成分)
開始剤(ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン) 9部
(E成分)
シリコン添加剤(BYK−333、ビックケミー社製) 1部
紫外線硬化型オーバープリントニス組成物の組成を下記のように変えた以外は同一条件にて、比較例1の光沢印刷物を得た。
(A成分)
トリプロピレングリコールジアクリレート 20部
EO変性ビスフェノールAジアクリレート 61部
(B成分)
アクリル樹脂(スチレン/ジメチルアミノエチルメタクリレート(57/43)の共重合体、ガラス転移温度60℃、重量平均分子量12,000) 5部
(C成分)
エポキシアクリレート樹脂(VR−60、昭和高分子社製、ガラス転移温度75℃、重量平均分子量2,000) 5部
(D成分)開始剤(ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン) 9部
(E成分)
なし
紫外線硬化型オーバープリントニス組成物の組成を下記のように変えた以外は同一条件にて、比較例2の光沢印刷物を得た。
(A成分)
トリプロピレングリコールジアクリレート 20部
EO変性ビスフェノールAジアクリレート 70部
(B成分、C成分)
なし
(D成分)
開始剤(ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン) 9部
(E成分)
シリコン添加剤(BYK−333、ビックケミー社製) 1部
紫外線硬化型オーバープリントニス組成物の組成を下記のように変えた以外は同一条件にて、比較例3の光沢印刷物を得た。
(A成分)
トリプロピレングリコールジアクリレート 20部
EO変性ビスフェノールAジアクリレート 60部
(B成分)
アクリル樹脂(スチレン/ジメチルアミノエチルメタクリレート(57/43)の共重合体、ガラス転移温度60℃、重量平均分子量70,000) 5部
(C成分)
エポキシアクリレート樹脂(VR−60、昭和高分子社製、ガラス転移温度75℃、重量平均分子量2,000) 5部
(D成分)
開始剤(ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン) 9部
(E成分)
シリコン添加剤(BYK−333、ビックケミー社製) 1部
紫外線硬化型オーバープリントニス組成物の組成を下記のように変えた以外は同一条件にて、比較例4の光沢印刷物を得た。
(A成分)
トリプロピレングリコールジアクリレート 20部
EO変性ビスフェノールAジアクリレート 60部
(B成分)
アクリル樹脂(スチレン/ジメチルアミノエチルメタクリレート(57/43)の共重合体、ガラス転移温度60℃、重量平均分子量2,000) 5部
(C成分)
エポキシアクリレート樹脂(VR−60、昭和高分子社製、ガラス転移温度75℃、重量平均分子量2,000) 5部
(D成分)
開始剤(ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン) 9部
(E成分)
シリコン添加剤(BYK−333、ビックケミー社製) 1部
紫外線硬化型オーバープリントニス組成物の組成を下記のように変えた以外は同一条件にて、比較例5の光沢印刷物を得た。
(A成分)
トリプロピレングリコールジアクリレート 20部
EO変性ビスフェノールAジアクリレート 60部
(B成分)
アクリル樹脂(スチレン/ジメチルアミノエチルメタクリレート(57/43)の共重合体、ガラス転移温度60℃、重量平均分子量12,000) 5部
(C成分)
エポキシオリゴマー樹脂(C)(重量平均分子量500) 5部
(D成分)
開始剤(ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン) 9部
(E成分)
シリコン添加剤(BYK−333) 1部
紫外線硬化型オーバープリントニス組成物の組成を下記のように変えた以外は同一条件にて、比較例6の光沢印刷物を得た。
(A成分)
トリプロピレングリコールジアクリレート 20部
EO変性ビスフェノールAジアクリレート 60部
(B成分)
アクリル樹脂(スチレン/ジメチルアミノエチルメタクリレート(57/43)の共重合体、ガラス転移温度60℃、重量平均分子量12,000) 10部
(C成分)
なし
(D成分)
開始剤(ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン) 9部
(E成分)
シリコン添加剤(BYK−333、ビックケミー社製) 1部
紫外線硬化型オーバープリントニス組成物の組成を下記のように変えた以外は同一条件にて、比較例7の光沢印刷物を得た。
(A成分)
トリプロピレングリコールジアクリレート 20部
EO変性ビスフェノールAジアクリレート 60部
(B成分)
なし
(C成分)
エポキシアクリレート樹脂(VR−60、昭和高分子社製、ガラス転移温度75℃、重量平均分子量2,000) 10部
(D成分)
開始剤(ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン) 9部
(E成分)
シリコン添加剤(BYK−333、ビックケミー社製) 1部
<粘度>
上記で得られた実施例1〜8の紫外線硬化型オーバープリントニス組成物について、ザーンカップR♯4を用いて25℃における流出秒数を測定した。実施例1〜8で得られた組成物は、すべて流出秒数が25〜70秒の範囲内であった。
上記で得られた実施例1〜8、比較例1〜7の光沢印刷物の製造直後及び1日後の光沢を測定した。測定には、村上式デジタル光沢計(村上色彩研究所製)を用いて、60°反射光沢を測定した。結果を表1及び表2に示す。
また、インキの密着性では、紫外線硬化型オーバープリントニス組成物を塗工した展色物に対して、1日後、セロテープ(登録商標)剥離試験を行い、紙から剥がれるかどうかを確認した。結果を表1及び表2に示す。
○:紫外線硬化型オーバープリントニス組成物が剥がれないもの
×:紫外線硬化型オーバープリントニス組成物が剥がれるもの
製造直後の塗膜のレベリング性を目視評価した。結果を表1及び表2に示す。
○:レベリング良好
△:若干のピンホール有り
×:ピンホール有り
Claims (5)
- (A)(メタ)アクリロイル基を少なくとも1個有する光重合性化合物、
(B)ガラス転移温度0〜100℃、重量平均分子量5,000〜50,000のアクリル系樹脂、
(C)融点0〜100℃、重量平均分子量1,000〜3,000のエポキシアクリレート樹脂、
(D)光重合性開始剤、
(E)シリコン系界面活性剤
を含有し、組成物中に含まれる全固形分に対して、(B)、(C)及び(E)の固形分含有量がそれぞれ1〜15質量%、1〜15質量%及び0.1〜3質量%であり、
油性インキを印刷した紙面へのインライン方式での塗工に使用される
ことを特徴とする紫外線硬化型オーバープリントニス組成物。 - 前記(A)成分のうち、粘度が50mPa・s以下である(メタ)アクリロイル基を少なくとも1個有する光重合性化合物の含有量が、紫外線硬化型オーバープリントニス組成物の全固形分中に30質量%以下である請求項1記載の紫外線硬化型オーバープリントニス組成物。
- 25℃において、ザーンカップR♯4で測定した時の流出秒数が25〜70秒の粘度である請求項1又は2記載の紫外線硬化型オーバープリントニス組成物。
- 油性インキを印刷した紙面に、請求項1、2又は3記載の紫外線硬化型オーバープリントニス組成物をインライン方式で塗工して活性エネルギー線で硬化させる工程を有することを特徴とする光沢印刷物の製造方法。
- 請求項4記載の光沢印刷物の製造方法によって得られることを特徴とする光沢印刷物。
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