JP2008199385A - 携帯端末装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】上側筐体の下端にカーブを設けることなく、上側筐体を左右に傾けることができる携帯端末装置を提供する。
【解決手段】 下側筐体と、上側筐体と、下側筐体にヒンジ接続されるとともに前面で上側筐体背面を支持して下側筐体に対して上側筐体と一体的に開閉する中間筐体とを備えた携帯端末装置において、上側筐体と中間筐体とのうちの一方が上下に延びる垂直溝を有し、他方がその垂直溝に入り込んで垂直溝に案内される突起を備えたものであり、垂直溝と突起とにより、上側筐体を左倒状態と右倒状態との間で回動させる回動機構を備えた。
【選択図】 図6

Description

本発明は、上側筐体と下側筐体とが回転自在に連結された折りたたみ式の携帯端末装置に関する。
近年、携帯電話機には、標準的な通話機能や電子メールの送受信機能などに加えて、被写体を撮影するためのカメラ機能や、ウェブサイトを閲覧するためのブラウザ機能や、テレビ番組を視聴するためのテレビ機能などが搭載されてきている。携帯電話機は、単にコミュニケーションを図るための手段にとどまらず、デジタルカメラ、パーソナルコンピュータ、およびテレビの代わりとなる自分専用の多機能端末として幅広い年代に利用されてきている。
しかし、通常のテレビやパーソナルコンピュータは、表示画面が横長形状であるのに対し、携帯電話機は、片手での把持性や操作性を向上させるために端末全体が縦長形状を有しており、表示画面も縦長形状であることが一般的である。このため、通常のテレビやパーソナルコンピュータなどに表示される横長形状の画像を携帯電話機で閲覧する場合、縦長形状の表示画面に合わせて画像を小さく縮小して表示したり、表示画面に対して画像を横向きに表示し、ユーザは携帯電話機を横向きに把持して画像を閲覧することが多く、画像の大きさと携帯電話機の把持性とのうちのいずれか一方が犠牲になってしまうという問題がある。
この点に関し、特許文献1には、表示画面が設けられた上側筐体と、操作子が備えられた下側筐体と、下側筐体にヒンジ接続されるとともに、上側筐体を軸を中心に左右方向に回転自在に支持する支持筐体とを備えた折りたたみ式の携帯電話機について記載されている。この特許文献1に記載された携帯電話機によると、テレビを視聴する場合などには、表示画面に対して画像を横向きに表示し、上側筐体を支持筐体に対して左右に回転させることによって、表示画面を有効に利用して画像を大きく表示させることができるとともに、携帯電話機を正しく縦向きに把持したままでテレビを視聴することができる。
特開2003−319043号公報
しかし、特許文献1の図2に示すように、上側筐体を支持筐体に設けられた軸を中心に回転させるにあたり、上側筐体の角がヒンジに干渉されないように、上側筐体の下端を中央から左右両端に向かって大きくカーブさせておく必要があり、表示画面が小さくなってしまったり、デザインが限定されてしまうなどという問題がある。
本発明は、上記事情に鑑み、上側筐体の下端にカーブを設けることなく、上側筐体を左右に傾けることができる携帯端末装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の携帯端末装置は、
下側筐体と、
上側筐体と、
下側筐体にヒンジ接続されるとともに前面で上側筐体背面を支持して下側筐体に対して上側筐体と一体的に開閉する中間筐体とを備え、
上側筐体と中間筐体とのうちの一方である第1の筐体が、上側筐体と中間筐体とのうちの他方である第2の筐体に向いた面に、上下に延びる垂直溝を有し、
第2の筐体が、第1の筐体に向いた面から突出して垂直溝に入り込んで垂直溝に案内される突起を備え、
垂直溝と突起とにより、上側筐体を、上側筐体が左に倒れた左倒状態と右に倒れた右倒状態との間で、左倒状態と右倒状態との中間の起立状態を経由して回動させる回動機構が構成されていることを特徴とする。
本発明の携帯端末装置によると、突起が垂直溝に案内されることによって上側筐体と中間筐体との間の距離があけられ、上側筐体の下端が中間筐体にぶつからない位置で上側筐体が回動されるため、上側筐体の下端に干渉防止用のカーブを設ける必要がなく、デザインが限定されてしまう不具合を回避することができる。また、例えば、上側筐体に表示画面を設けることによって、画像の寸法に応じた向きで画像を表示し、携帯端末装置を把持したままで表示画面を傾けて画像を確認することができる。
また、本発明の携帯端末装置において、上側筐体と中間筐体との間に、上側筐体を下に付勢する付勢部材を備えたことが好ましい。
起立状態においては、付勢部材によって上側筐体が起立状態を維持する方向に付勢され、上側筐体が傾けられると、付勢部材によって上側筐体が左倒状態および右倒状態に回動される方向に付勢されるため、上側筐体を起立状態、左倒状態、および右倒状態に維持することができる。
また、本発明の携帯端末装置において、下側筐体と中間筐体とをヒンジ接続しているヒンジ部に、上側筐体を回動させるときに上側筐体と摺動して上側筐体を案内するガイドを備えたことが好ましい。
上側筐体がガイドによって案内されることによって、上側筐体をスムーズに回動させることができる。
また、本発明の携帯端末装置において、上記第1の筐体が、垂直溝に加え、上側筐体を回動させるときの上側筐体の上下方向の位置を案内する案内溝を有し、
第2の筐体が、突起に加え、案内溝に入り込んで上側筐体を回動させるときの上側筐体の上下方向の位置を規制する案内ピンを有することが好ましい。
垂直溝によって突起が上下方向に案内されるとともに、案内溝によって案内ピンが案内されて上側筐体の上下方向の位置が規制されることによって、回動時における上側筐体のがたつきを軽減することができる。
また、本発明の携帯端末装置において、上記第2の筐体が、突起に加え、上側筐体を回動させるときの上側筐体の上下方向の位置を案内する案内溝を有し、
前記第1の筐体が、垂直溝に加え、案内溝に入り込んで上側筐体を回動させるときの上側筐体の上下方向の位置を規制する案内ピンを有することも好ましい。
案内溝は、突起が備えられた第2の筐体側に設けられていてもよく、案内ピンは、垂直溝が設けられた第1の筐体に設けられていてもよい。
また、本発明の携帯端末装置において、上記案内溝が、左右対称に中央から左右に向かうに従って斜めに立ち上がる形状の溝であることが好適である。
この好適な携帯端末装置によると、上側筐体を左倒状態および右倒状態にスムーズに傾けることができる。
また、本発明の携帯端末装置において、上記案内溝が左右対称の2つの円弧状の溝が中央で接続した形状の溝であることも好ましい。
案内ピンと円弧状の案内溝を適用することによっても、上側筐体をスムーズに回動させることができる。
また、本発明の携帯端末装置において、下側筐体と中間筐体とをヒンジ接続しているヒンジ部に、上側筐体が、左倒状態、起立状態、および右倒状態のいずれかにあるときの上側筐体のヒンジ部側の面が突き当てられて上側筐体の上下方向の位置を規制する受け台を備えたことが好ましい。
受け台が備えられることによって、左倒状態、起立状態、および右倒状態における上側筐体のがたつきを抑えることができる。
また、本発明の携帯端末装置において、上記突起が中空突起であって、中空突起を貫通した、上側筐体と下側筐体とを接続する電気ケーブルを備えたことが好ましい。
携帯電話機などでは、上側筐体および下側筐体それぞれに、表示画面や操作子などといった電気部品が備えられているため、それら上側筐体と下側筐体とを電気ケーブルで接続する必要がある。電気ケーブルを中空突起を貫通させて配線することによって、電気ケーブルの長さを軽減することができるとともに、電気ケーブルの断線を防止することができる。
また、本発明の携帯端末装置において、上記案内ピンが中空ピンであって、中空ピンを貫通した、上側筐体と下側筐体とを接続する電気ケーブルを備えたことも好ましい。
電気ケーブルを中空ピンを貫通させて配線することによっても、電気ケーブルの断線などを防止することができる。
また、本発明の携帯端末装置において、下側筐体と中間筐体とをヒンジ接続しているヒンジ部の左右両端部に、上側筐体の、ヒンジ部側の端面との間に指先を入れて上側筐体を持上げる窪み部を有することが好ましい。
窪み部が設けられることによって、携帯端末装置を片手で把持したままで上側筐体を傾けることができる。
また、本発明の携帯端末装置において、上記案内溝は、上側筐体が左倒状態にあるときの上側筐体の右側の端縁が中間筐体の右端縁と同一面を成し、上側筐体が右倒状態にあるときの上側筐体の左側の端縁が中間筐体の左端縁と同一面を成すことが好ましい。
上側筐体を傾けたときに、上側筐体の端縁と中間筐体の端縁とが同一面を成すことによって、見た目の印象を向上させることができる。
また、本発明の携帯端末装置において、上記案内溝は、上側筐体が左倒状態にあるときの上側筐体の右側の端縁が中間筐体の右端縁よりも右側に突出し、上側筐体が右倒状態にあるときの上側筐体の左側の端縁が中間筐体の左端縁よりも左側に突出することも好ましい。
例えば、上側筐体を傾けたときに、上側筐体の端縁を中間筐体の端縁よりも突出させて、上側筐体全体を中央に寄せることによって、携帯端末装置を把持する際の安定感を増加させることができる。
また、本発明の携帯端末装置において、上記上側筐体が、起立状態にあるときの下側筐体の辺両側に窪みが設けられたものであり、
上記中間筐体が、
窪みに嵌入して左右方向に移動することにより、上側筐体を回動させる移動爪と、
移動爪どうしを左右方向に互いに引き合う向きに付勢する補助付勢部材と、
移動爪に干渉して移動爪の移動を制止する制止爪と、
押圧されることによって制止爪による移動爪の干渉を解除する操作子とを備えたものであることが好適である。
この好適な携帯端末装置によると、ユーザは操作子を押すだけで容易に上側筐体を傾けることができる。
また、本発明の携帯端末装置において、上記中間筐体が、左右方向に延びるラックギアを備えたものであり、
上記上側筐体が、起立状態にあるときの下側筐体の左右両隅に、ラックギアと噛み合うピニオンギアと、ピニオンギアを回転駆動することによって、上側筐体を回動させるモータとを備えたものであることも好ましい。
ユーザは、大きな力を加えずに上側筐体を傾けることができる。
本発明によれば、上側筐体の下端にカーブを設けることなく、上側筐体を左右に傾けることができる携帯端末装置を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態が適用された携帯電話機の外観斜視図である。
図1に示す携帯電話機には、外部装置との間で音声や電子メールなどを送受信するデータ通信機能に加えて、被写体を撮影する撮影機能や、テレビ番組を閲覧するためのテレビ機能などが搭載されている。
携帯電話機は、液晶パネル101が設けられた上側筐体100Aと、ユーザが手で持つ下側筐体100Bと、下側筐体100Bにヒンジ接続された中間筐体100Cとで構成されている。上側筐体100Aは、中間筐体100Cに対して左右方向に回動自在に支持されており、上側筐体100Aおよび中間筐体100Cは、下側筐体100Bに対して一体的に開閉される。上側筐体100Aは、本発明にいう上側筐体の一例にあたり、下側筐体100Bは、本発明にいう下側筐体の一例にあたり、中間筐体100Cは、本発明にいう中間筐体の一例に相当する。これら上側筐体100A、下側筐体100B、および中間筐体100Cの構成については、後で詳しく説明する。
上側筐体100Aには、電話番号やテレビ番組や撮影画像などが表示される液晶パネル101、および内部にスピーカ(図2参照)が配備され、スピーカから発せられる音声を放つための送話口102が備えられており、下側筐体100Bには、各種機能の選択や、撮影を行う際のシャッタボタンとして使用される選択ボタン104、電話番号等を入力するためのプッシュボタン105、および内部にマイクロフォン(図2参照)が配備され、声をマイクロフォンに伝えるための受話口106が備えられている。
続いて、携帯電話機の内部構造について説明する。
図2は、携帯電話機の内部ブロック図である。
図2には、CPU110、ROM111、不揮発メモリ112、RAM113、マイクデバイス121、表示デバイス122、スピーカデバイス123、キーデバイス124、カメラデバイス125、時計126、近距離デバイス131、遠距離デバイス132、テレビデバイス133、メディアコントローラ140、および充電池150が示されており、これらの間はバスを介して互いに接続されている。
CPU110は、各種プログラムを実行する機能を有し、この携帯電話機の全体を制御している。
ROM111には、CPU110で実行される各種プログラムやそれら各種プログラムの実行に必要な各種定数が記憶されており、CPU110は、ROM111に記憶されたプログラムをRAM113を作業領域として使いながら実行する。
不揮発メモリ112には、アドレス帳や受信した電子メールなど、書き換えられることがありうる各種情報が記録されている。
マイクデバイス121は、ユーザの声をピックアップするマイクロホンおよびそのマイクロホンでピックアップされた声を処理する機能ブロックである。
スピーカデバイス123は、ユーザに向けて音声を出力するスピーカ、およびそのスピーカを駆動する音声信号を生成する機能ブロックである。
カメラデバイス125は、写真撮影による画像データの収集を司るブロックであり、表示デバイス122は、液晶パネル101(図1参照)への画像表示を司るブロックであり、キーデバイス124は、ユーザによる各種キー操作を検出するブロックであり、時計126は、現在時刻を取得するためのブロックである。
メディアコントローラ140は、装填された記録メディア141からデータを読み出したり、カメラデバイス125で生成された画像データ等を記録メディア141に書き込むためのものである。
近距離デバイス131は、近距離にある外部装置に、画像や電話番号などを基地局(図示しない)を介さずに赤外線通信によって送信するためのものである。
遠距離デバイス132は、基地局(図示しない)を介して通話や電子メールの送受信などを行うためのものである。
テレビデバイス133は、アンテナで受信した電波をチューナでデジタルの番組データに変換し、番組データが表わす番組を液晶パネル101(図1参照)に表示させるブロックである。
本実施形態の携帯電話機は、基本的には以上のように構成されている。
続いて、上側筐体100A,下側筐体100B、および中間筐体100Cについて詳しく説明する。尚、以下では、上側筐体100Aおよび中間筐体100Cを下側筐体100Bに対して開いた状態において、液晶パネル101が設けられた側を表、液晶パネル101が設けられた側の裏側を裏と称して説明する。
図3は、上側筐体100Aが取り外された状態における下側筐体100Bと中間筐体100Cの表面側を示す図であり、図4は、上側筐体100Aの裏面側を示す図である。
図3に示すように、下側筐体100Bと中間筐体100Cは、ヒンジ部200において折り畳み自在に連結されている。ヒンジ部200には、上側筐体100Aが突き当てられる突当台201が形成されており、中間筐体100Cの表面側には、上下方向に延びる上下溝210が設けられている。ヒンジ部200は、本発明にいうヒンジ部の一例にあたり、上下溝210は、本発明にいう垂直溝の一例に相当する。また、突当台201は、本発明にいうガイドの一例にあたるとともに、本発明にいう受け台の一例にも相当する。尚、この例では、中間筐体100Cが本発明にいう第1の筐体の一例にあたる。
また、図4に示すように、上側筐体100Aの裏面側には、貫通孔311が設けられた中空の突起310が設けられている。突起310は、本発明にいう突起の一例にあたり、この例では、上側筐体100Aが本発明にいう第2の筐体の一例に相当する。
図4に示す上側筐体100Aの突起310が、図3に示す中間筐体100Cの上下溝210に嵌め込まれることによって、上側筐体100Aが中間筐体100Cに回動自在に支持される。
図5は、携帯電話機の透視図である。
図5に示すように、中間筐体100Cの上下溝210に上側筐体100Aの突起310が入り込んでおり、突起310の貫通孔311には、上側筐体100Aと下側筐体100Bとを電気的に接続する電気ケーブル410が貫通している。電気ケーブル410は、本発明にいう電気ケーブルの一例に相当する。
図2に示すCPU110は下側筐体100Bに備えられており、スピーカデバイス123、カメラデバイス125、および表示デバイス122などは上側筐体100Aに備えられているため、CPU110と各種要素との間で指示や各種データをやり取りするために、上側筐体100Aと下側筐体100Bとが電気的に接続されている必要がある。本実施形態の携帯電話機では、電気ケーブル410が突起310の貫通孔311を貫通することによって、配線の複雑化が回避されており、電気ケーブルを短くすることができるとともに、電気ケーブルの断線を防止することができる。
また、この携帯電話機には、上側筐体100Aを下側筐体100Bに向けて下向きに付勢するバネ420も備えられている。バネ420は、本発明にいう付勢部材の一例に相当する。
図6は、上側筐体100Aを下側筐体100Bに対して傾ける動作を示す図である。
尚、図6では、図を見やすくするために、図5に示す電気ケーブル410やバネ420などの図示を省いている。
上側筐体100Aが下側筐体100Bに対して傾けられていない起立状態においては(図6のステップS11)、図5に示すバネ420が上側筐体100Aを下側筐体100Bに向けて下向きに付勢しており、上側筐体100Aは下側筐体100Bに対して縦向きに維持される。また、上側筐体100Aの下側が突当台201に突き当てられることにより、上側筐体100Aのガタツキが軽減される。
尚、本実施形態では、図6のステップS11に示す起立状態において、上側筐体100Aと中間筐体100Cの幅が揃えられており、突起310が上下溝210の最下位置にくるように設計されている。
上側筐体100Aを左側に傾けると、まず、突起310が上下溝210に案内されて上方向に移動しながら回転する(図6のステップS12)。はじめは、図5に示すバネ420によって、上側筐体100Aが起立状態(図6のステップS11)に維持される方向に付勢されるが、その付勢力に逆らってさらに上側筐体100Aを傾けると、45度程度傾けたあたりからは、上側筐体100Aが回転方向と同じ方向に付勢される。その結果、上側筐体100Aは、左下隅が突当台201によって案内されるとともに、突起310が上下溝210に案内されて下方向に移動しながら回転することにより(図6のステップS12)、下側筐体100Bに対して左側に倒れる(図6のステップS13)。
ステップS13に示す左倒状態においては、上側筐体100Aの、下側筐体100Bと対向する側の面1001が突当台201に突き当てられており、さらに、バネ420によって上側筐体100Aが左倒状態を維持するように下向きに付勢されているため、左倒状態におけるガタツキも軽減される。また、左倒状態においては、上側筐体100Aの、右側の端縁1002は、中間筐体100Cの右側の端縁と同一面を成し、さらに、上側筐体100Aの、上側の端縁1003は、中間筐体100Cの上側の端縁と同一面を成している。
続いて、左倒状態(図6のステップS13)から、ユーザが上側筐体100Aを右方向に回転させると、はじめは、図5に示すバネ420によって、上側筐体100Aが左倒状態に維持される方向に付勢されるが、起立状態に近づくにつれて、回転方向と同じ方向に付勢される。その結果、上側筐体100Aは、突当台201によって案内されながら回転し、起立状態に戻る。
また、ユーザが起立状態(図6のステップS11)から上側筐体100Aを右側に傾けると(図6のステップS14)、上側筐体100Aは、突起310が上下溝210に案内されるとともに、右下隅が突当台201によって案内され、下側筐体100Bに対して右側に倒れる(図6のステップS15)。
このように、本実施形態の携帯電話機によると、上側筐体100Aの下角に大きなカーブを設けることなく、上側筐体100Aを容易に下側筐体100Bに対して左右に傾けることができる。このため、上側筐体100Aに大きな液晶パネル101を設けることができ、携帯電話機の把持性を維持したまま、画像を大きく表示して閲覧することができる。
以上で、本発明の第1実施形態の説明を終了し、本発明の第2実施形態について説明する。本発明の第2実施形態は、中間筐体100Cに設けられた上下溝210の長さが第1実施形態とは異なるが、それ以外は第1実施形態と同じ構成を有しているため、同じ要素には同じ符号を付して説明を省略し、第1実施形態との相違点についてのみ説明する。
図7は、本実施形態の携帯電話機において、上側筐体100Aを下側筐体100Bに対して傾ける動作を示す図である。
本実施形態の携帯電話機は、図6に示す第1実施形態の携帯電話機とほぼ同様の構成を有しているが、上下溝210´が第1実施形態の上下溝210よりも長く、図7のステップS21に示す起立状態において(図7のステップS21)、突起310が上下溝210´の中間位置にくるように設計されている。
上側筐体100Aが左側に傾けられると(図7のステップS22)、第1実施形態と同様に、図5に示すバネ420によって上側筐体100Aが下向きに付勢され、突起310が上下溝210´に案内され、上側筐体100Aの左下隅が突当台201などによって案内される。
上側筐体100Aが下側筐体100Bに対して左側に倒れた左倒状態では(図7のステップS23)、図6に示す第1実施形態における左倒状態(図6のステップS13)とは異なり、上側筐体100Aの右側の端縁1004は、中間筐体100Cの右側の端縁1005と同一面を成しておらず、上側筐体100A全体が中央に寄せられている。
また、上側筐体100Aが右側に傾けられ(図7のステップS24)、下側筐体100Bに対して完全に右側に倒れた場合も(図7のステップS25)、上側筐体100Aの左側の端縁1006は、中間筐体100Cの左側の端縁1007と同一面を成しておらず、上側筐体100Aが中央に寄せられている。
このように、上側筐体100Aを左倒状態および右倒状態に傾けたときに、上側筐体100A全体を中央に寄せることによって、携帯電話機を把持したときの安定感を向上させることができる。
以上で、本発明の第2実施形態の説明を終了し、本発明の第3実施形態について説明する。本発明の第3実施形態は、ヒンジ部200の形状が第1実施形態とは異なるが、それ以外は第1実施形態と同じ構成を有しているため、第1実施形態との相違点についてのみ説明する。
図8は、本実施形態の携帯電話機における上側筐体100Aと中間筐体100Cの正面図および側面図であり、図9は、本実施形態の携帯電話機における上側筐体100Aと中間筐体100Cの斜視図である。
図8に示すように、本実施形態では、中間筐体100Cのヒンジ部200の左右両端部に窪み部520が設けられている。窪み部520は、本発明にいう窪み部の一例に相当する。
また、図9に示すように、窪み部520は、上側筐体100Aと突当台201との間に設けられた隙間である。上述したように、上側筐体100Aが下側筐体100Bに対して45度程度傾けられると、図5に示すバネ420の付勢力によって、上側筐体100Aが左倒状態および右倒状態まで自動的に回転するため、ユーザは、携帯電話機を片手で把持し、窪み部520に指先を入れて上側筐体100Aを押し上げるだけで、容易に上側筐体100Aを横向きに倒すことができる。
以上で、本発明の第3実施形態の説明を終了し、本発明の第4実施形態について説明する。本発明の第4実施形態についても、第1実施形態と同じ要素については同じ符号を付して説明を省略し、第1実施形態との相違点についてのみ説明する。
図10は、本実施形態における携帯電話機の透視図である。
図10(A)には、携帯電話機を正面から見たときの透視図が示されており、図10(B)には、携帯電話機を側面から見たときの透視図が示されている。
図10に示す本実施形態の携帯電話機では、図5に示す第1実施形態の携帯電話機と同様に、上側筐体100Aがバネ420によって下向きに付勢されており、さらに、中間筐体100Cに設けられた上下溝210に上側筐体100Aの突起310が入り込むことによって、上側筐体100Aが中間筐体100Cに回転自在に支持されている。また、本実施形態の携帯電話機は、ユーザが中間筐体100Cの左右両端に設けられたボタン611を押すことによって、上側筐体100Aが左右それぞれに回転する。
図11は、図10に示す携帯電話機の、ボタン611付近の拡大図である。
図11(A)には、携帯電話機の、ボタン611付近の側面図が示されており、図11(B)には、ボタン611付近を正面から見たときの透視図が示されており、図11(C)には、ボタン611付近を側面から見たときの断面図が示されている。尚、本実施形態の携帯電話機には、上側筐体100Aを左側に傾けるための左側要素と、上側筐体100Aを右側に傾けるための右側要素とが備えられているが、左側要素と右側要素とは同じ構成を有しているため、以下では、それらを代表して左側要素についてのみ説明する。
中間筐体100Cには、ボタン611から延びるボタン爪613と、ボタン爪613をボタン611に向けて引っ張るボタンバネ612と、ボタン爪613によって押されることによって、軸616を中心に下向きに回転するレバー614と、レバー614を上向きに付勢する板バネ615と、レバー614の先端に設けられたロック爪617と、ロック爪617によって移動が制止される移動爪618と、移動爪618を軸616方向に向けて引っ張る引っ張りバネ619が備えられており、上側筐体100Aには、上側筐体100Aが起立状態において、移動爪618が嵌入される起立穴621と、上側筐体100Aが左倒状態において、移動爪618が嵌入される倒穴622が設けられている。
ボタン611が押されていない状態においては、移動爪618は引っ張りバネ619によって軸616方向(図の右方向)に引っ張られているが、移動爪618は、ロック爪617によってロックされ、さらに上側筐体100Aの起立穴621に嵌入されることによって、移動が制止されている。また、図5に示すバネ420によって上側筐体100Aが下方向に付勢されることによって、上側筐体100Aが起立状態に維持される。
図12は、ボタン611を押したときの動作を示す図であり、図13および図14は、上側筐体100Aの回転動作を示す図である。
ユーザがボタン611を押すと、図12に示すように、レバー614がボタン爪613に押されることによって、レバー614が軸616を中心に下方向に回転され、ロック爪617が下がって移動爪618を制止していたロックが解除される。ロックが解除されると、移動爪618は、上側筐体100Aの起立穴621に嵌入されたまま、引っ張りバネ619によって右方向に引っ張られる。その結果、図13に示すように、引っ張りバネ619による引っ張り力Aが、バネ420(図5参照)による起立状態を維持する方向の付勢力Bよりも勝って、突起310が上下溝210にガイドされて上方向に移動されながら、上側筐体100Aが左側に回転される。
ここで、図12に示すレバー614は板バネ615によって上方向に付勢されているため、ボタン611が押されることによってレバー614が下方向に移動され、ロックが解除されて移動爪618がロック爪617を乗り越えると、レバー614は上方向に移動されて、ボタン610が元の状態に戻される。
また、上側筐体100Aが45度程度回転されると、図12に示す移動爪618は上側筐体100Aの起立穴621から外れてしまい、上側筐体100Aを右方向に引っ張る力はなくなるが、図14に示すように、バネ420(図5参照)が上側筐体100Aを回転方向と同じ下向きに付勢することによって、上側筐体100Aが左倒状態まで回転される。左倒状態まで回転されると、移動爪618が上側筐体100Aの倒穴622に嵌入されて、移動が制止される。
このように、本実施形態の携帯電話機によると、ユーザはボタン610を押すだけで容易に上側筐体100Aを傾けることができる。
左倒状態から起立状態に戻す際には、ユーザが上側筐体100Aを上方向にスライドさせ、さらに右方向に回転させると、移動爪618が上側筐体100Aの倒穴622から外れて引っ張りバネ619による引っ張り力に逆らって左側に移動され、起立状態において移動爪618が起立穴621に嵌入される。
以上で、本発明の第4実施形態の説明を終了し、本発明の第5実施形態について説明する。本発明の第5実施形態は、上側筐体100Aおよび下側筐体100Bに、上側筐体100Aを自動的に傾けるためのモータなどが備えられているが、それ以外は第1実施形態と同様の構成を有しているため、第1実施形態との相違点についてのみ説明する。
図15は、本実施形態の携帯電話機における上側筐体を示す図であり、図16は、本実施形態の携帯電話機における中間筐体を示す図である。
図15に示すように、本実施形態の携帯電話機には、図4に示す第1実施形態と同様の突起310が設けられており、さらに、上側筐体100Aの下側には、ピニオンギア712と、ピニオンギア712を回転駆動させるモータ711と、上側筐体100Aを左右それぞれに傾けるための傾けボタン700が備えられている。
また、図16に示すように、本実施形態の携帯電話機には、図3に示す第1実施形態と同様の上下溝210が設けられており、さらに、上側筐体100Aの2つのピニオンピニオンギア712それぞれが噛み合うラックギア720が備えられている。
図17は、本実施形態の携帯電話機において、上側筐体100Aを下側筐体100Bに対して傾ける動作を示す図である。
本実施形態においては、上側筐体100Aが起立状態においては(図17のステップS31)、突起310は上下溝210の下側に配置されており、上側筐体100Aに設けられた2つのピニオンギア712が中間筐体100Cに設けられたラックギア720と噛み合っている。
ユーザが上側筐体100Aを左側に傾けるための傾けボタン700を押すと、図2に示すCPU110からモータ711に駆動指示が伝えられ、モータ711が右方向に回転駆動する。その結果、2つのピニオンギア712が回転されてラックギア720に沿って右方向に移動され、右側のピニオンギア712がラックギア720から外れた後、突起310が上下溝210に案内されるとともに、左側のピニオンギア712がラックギア720に案内されることにより、上側筐体100Aが左方向に回転される(図17のステップS32)。
上側筐体100Aが左方向に傾くと、上側筐体100Aが突当台201によって突き当てられて、ピニオンギア712の移動が停止される(図17のステップS33)。
また、ユーザによって上側筐体100Aを右側に傾けるための傾けボタン700が押されると、モータ711が左方向に回転駆動することによって、2つのピニオンギア712が左方向に移動され、左側のピニオンギア712がラックギア720から外れた後、上側筐体100Aが右方向に回転される(図17のステップS34)。上側筐体100Aが右倒状態まで傾けられると、移動が停止される(図17のステップS35)。
このように、本実施形態の携帯電話機によると、ユーザは傾けボタン700を押すだけで、大きな力を必要とせずに上側筐体を傾けることができる。
以上で、本発明の第5実施形態の説明を終了し、本発明の第6実施形態について説明する。本発明の第6実施形態についても、第1実施形態と同じ要素については同じ符号を付して説明を省略し、第1実施形態との相違点についてのみ説明する。
図18は、本実施形態の携帯電話機における中間筐体100Cの表面側を示す図である。
図18に示すように、本実施形態の中間筐体100Cには、図3に示す第1実施形態の中間筐体100Cと同様に、上下方向に延びる上下溝210が設けられており、さらに、上下溝210の下側に、左右方向に広がるV字溝211が設けられている。V字溝は、本発明にいう案内溝の一例に相当する。
図19は、本実施形態の携帯電話機における上側筐体100Aの裏面側を示す図である。
図19に示すように、本実施形態の上側筐体100Aには、図4に示す第1実施形態の上側筐体100Aと同様に、上下溝210に嵌入する突起310が設けられており、さらに、V字溝211に嵌め込まれる補助突起312も備えられている。補助突起312は、本発明にいう案内ピンの一例に相当する。
図20は、上側筐体100A、下側筐体100B、および中間筐体100Cの透視図である。
本実施形態の携帯電話機においても、突起310と接続されて上側筐体100Aを下方向に付勢するバネ420が備えられている。また、本実施形態においては、補助突起312に貫通孔が設けられており、上側筐体100Aと下側筐体100Bとを電気的に接続する電気ケーブル410が補助突起312の貫通孔を貫通して配線されている。電気ケーブル410が補助突起312の貫通孔を貫通することによっても、電気ケーブルの断線等を防止することができる。
図21は、本実施形態の携帯電話機における各種寸法を示す図である。
本実施形態の携帯電話機では、図21(A)に示す左倒状態において、上側筐体100Aの右縁から突起310の中心までの間の距離B1が、上側筐体100Aの下縁から上下溝210の中心までの距離B2と等しく、突起310の中心から補助突起312の中心までの距離C1が、突起310の中心から図20(B)に示す起立状態における補助突起312の中心までの距離C2と等しく形成されている。また、上側筐体100Aをスムーズに回転させるために、上側筐体100Aの下縁と突当台201との間に隙間Aがあけられている。このような寸法の上側筐体および中間筐体を適用することによって、左倒状態において、上側筐体100Aの右縁を中間筐体100Cの右縁と合わせ、右倒状態において、上側筐体100Aの左縁を中間筐体100Cの左縁と合わせ、さらに、それら左倒状態および右倒状態において、上側筐体100Aの上縁と中間筐体100Cの上縁とを合わせることができる。
図22は、上側筐体100Aを下側筐体100Bに対して傾ける動作を示す図である。
上側筐体100Aが起立状態においては(図22のステップS41)、図21(B)にも示すように、突起310が上下溝210の最下位置にあり、補助突起312はV字溝211の最下位置にきている。
ユーザが上側筐体100Aを左側に傾けると、まず、突起310が上下溝210に案内されて上方向に移動するとともに、補助突起312がV字溝211の右側の溝に沿って上方向に移動し、上側筐体100Aが図20に示すバネ420の付勢力に逆らって、左方向に回転し始める(図22のステップS42)。
上側筐体100Aが45度程度回転されると、バネ420によって、上側筐体100Aが回転方向と同じ方向に付勢され、上側筐体100Aは、下角が突当台201によって案内されながら回転されて、下側筐体100Bに対して左側に倒れる(図22のステップS43)。
また、ユーザが上側筐体100Aを右側に傾けると(図22のステップS44)、上側筐体100Aは、突起310が上下溝210に案内されるとともに、補助突起312がV字溝211の左側の溝に沿って案内されながら右方向に回転され、下側筐体100Bに対して右側に倒れる(図22のステップS45)。このように、上下溝210に加えて、V字溝211が設けられることによって、よりスムーズに上側筐体100Aを傾けることができる。
以上で、本発明の第6実施形態の説明を終了し、本発明の第7実施形態について説明する。本発明の第7実施形態は、本発明の第6実施形態と上下溝210の寸法などは異なるが、第6実施形態とほぼ同様の構成を有しているため、第6実施形態との相違点についてのみ説明する。
図23は、本実施形態の携帯電話機における各種寸法を示す図である。
本実施形態の携帯電話機では、図23(A)に示す左倒状態において、中間筐体100Cの右縁から上側筐体100Aの右縁までの間を距離β、突起310の中心から補助突起312の中心までの間を距離Jとしたときに、上側筐体100Aの右縁から突起310の中心までの間の間を距離(H+β)とし、突起310の中心から図23(B)に示す起立状態における補助突起312の中心までの間を距離(J−β)とする。また、上側筐体100Aをスムーズに回転させるために、上側筐体100Aの下縁と突当台201との間に隙間Dが設けられている。このような寸法で上側筐体および中間筐体を形成することによって、左倒状態および右倒状態において、上側筐体100Aを中央に寄せることができ、ユーザが携帯電話機を把持する際の安定性を向上させることができる。
図24は、上側筐体100Aを下側筐体100Bに対して傾ける動作を示す図である。
上側筐体100Aが起立状態においては(図24のステップS51)、図23(B)にも示すように、突起310が上下溝210の中央位置にあり、補助突起312はV字溝211の最下位置にきている。
ユーザが上側筐体100Aを左側に傾けると、突起310が上下溝210に案内され、補助突起312がV字溝211の右側の溝に沿って案内されることによって、上側筐体100Aが左方向に回転する(図24のステップS52)。
上側筐体100Aが左倒状態まで回転されると(図24のステップS53)、上側筐体100Aが突当台201によって干渉され、移動が停止される。
また、上側筐体100Aを右側に傾けると(図24のステップS54)、上側筐体100Aは、突起310が上下溝210に案内されるとともに、補助突起312がV字溝211の左側の溝に沿って案内されながら右方向に回転されることにより、下側筐体100Bに対して右側に倒れる(図24のステップS55)。
このように、本実施形態の携帯電話機によると、上側筐体を傾けたときに、上側筐体を中央に寄せることができる。
以上で、本発明の第7実施形態の説明を終了し、本発明の第8実施形態について説明する。本発明の第8実施形態は、中間筐体と上側筐体との間の隙間の寸法などを除いては、本発明の第7実施形態とほぼ同様の構成を有しているため、第7実施形態との相違点についてのみ説明する。
図25は、本実施形態の携帯電話機における各種寸法を示す図である。
本実施形態の携帯電話機では、図25(A)に示す左倒状態における中間筐体100Cの右縁から上側筐体100Aの右縁までの間を距離α、突起310の中心から補助突起312の中心までの間を距離F、図25(B)に示す起立状態における上側筐体100Aの下縁と突当台201との間の隙間を距離Dとしたときに、図25(A)に示す左倒状態において、上側筐体100Aの右縁から突起310の中心までの間の間を距離(E+α)とし、突起310の中心から図25(B)に示す起立状態における補助突起312の中心までの間を距離Fとする。本実施形態の携帯電話機によると、上側筐体100Aを左傾状態や右傾状態に傾けたときに、上側筐体100Aを中央に寄せることができるとともに、上側筐体100Aを上方に持ち上げることができる。
以上で、本発明の第8実施形態の説明を終了し、本発明の第9実施形態について説明する。本発明の第9実施形態についても、第1実施形態と同じ要素については同じ符号を付して説明を省略し、第1実施形態との相違点についてのみ説明する。
図26は、本実施形態の携帯電話機において、中間筐体100Cの表面側を示す図である。
図26に示すように、本実施形態の中間筐体100Cには、図3に示す第1実施形態の中間筐体100Cと同様に、上下方向に延びる上下溝210が設けられており、さらに、上側筐体100Bに向けて突出する補助突起313が備えられている。この補助突起313も、本発明にいう案内ピンの一例にあたる。
図27は、本実施形態の携帯電話機において、上側筐体100Aの裏面側を示す図である。
本実施形態の上側筐体100Aには、図4に示す第1実施形態の上側筐体100Aと同様に、上下溝210に嵌入する突起310が設けられており、さらに、補助突起313が嵌め込まれる円弧溝212も備えられている。円弧溝212は、左右対称の2つの円弧状の溝が中央で連結された形状を有している。この円弧溝212も、本発明にいう案内溝の一例に相当する。
図28は、上側筐体100Aを下側筐体100Bに対して傾ける動作を示す図である。
上側筐体100Aが起立状態においては(図28のステップS61)、突起310が上下溝210の最下位置にあり、円弧溝212の中心位置に補助突起313が嵌め込まれている。
ユーザが上側筐体100Aを左側に傾けると、まず、突起310が上下溝210に案内されて上方向に移動するとともに、円弧溝212の左側の溝が補助突起313を嵌入したままスライドし、上側筐体100Aが左方向に回転する(図28のステップS62)。
上側筐体100Aが下側筐体100Bに対して左側に倒れた左倒状態においては(図28のステップS63)、突起310が上下溝210の最下位置に移動され、補助突起313は円弧溝212の左側の溝の先端に嵌め込まれている。
また、ユーザが上側筐体100Aを右側に傾けると(図28のステップS64)、上側筐体100Aは、突起310が上下溝210に案内されるとともに、補助突起313を嵌入したまま円弧溝212の右側の溝がスライドし、下側筐体100Bに対して右側に倒れる(図28のステップS65)。このように、V字溝に替えて円弧溝を適用することによっても、上側筐体をスムーズに傾けることができる。また、補助突起を溝に沿って移動させるのではなく、補助突起が嵌入された状態で溝をスライドさせることによっても、上側筐体を回転させることができる。
ここで、上記では、本発明の携帯端末装置を携帯電話に適用する例について説明したが、本発明の携帯端末装置は、PDAなどに適用してもよい。
また、上記では、上下溝を中間筐体に設け、突起を上側筐体に設ける例について説明したが、本発明にいう垂直溝は、中間筐体ではなく上側筐体に設けてもよく、本発明に突起は、上側筐体ではなく中間筐体に設けてもよい。
また、本発明にいうヒンジ部は、中間筐体や下部筐体に一体構成されたものであってもよく、ヒンジモジュールとして筐体とは別体構成されたものであってもよい。
以下、本発明の各種形態について付記する。
(付記1)
下側筐体と、
上側筐体と、
前記下側筐体にヒンジ接続されるとともに前面で前記上側筐体背面を支持して該下側筐体に対して該上側筐体と一体的に開閉する中間筐体とを備え、
前記上側筐体と前記中間筐体とのうちの一方である第1の筐体が、該上側筐体と該中間筐体とのうちの他方である第2の筐体に向いた面に、上下に延びる垂直溝を有し、
前記第2の筐体が、前記第1の筐体に向いた面から突出して前記垂直溝に入り込んで該垂直溝に案内される突起を備え、
前記垂直溝と前記突起とにより、前記上側筐体を、該上側筐体が左に倒れた左倒状態と右に倒れた右倒状態との間で、該左倒状態と該右倒状態との中間の起立状態を経由して回動させる回動機構が構成されていることを特徴とする携帯端末装置。
(付記2)
前記上側筐体と前記中間筐体との間に、前記上側筐体を下に付勢する付勢部材を備えたことを特徴とする付記1記載の携帯端末装置。
(付記3)
前記下側筐体と前記中間筐体とをヒンジ接続しているヒンジ部に、前記上側筐体を回動させるときに該上側筐体と摺動して該上側筐体を案内するガイドを備えたことを特徴とする付記1記載の携帯端末装置。
(付記4)
前記第1の筐体が、前記垂直溝に加え、前記上側筐体を回動させるときの該上側筐体の上下方向の位置を案内する案内溝を有し、
前記第2の筐体が、前記突起に加え、前記案内溝に入り込んで前記上側筐体を回動させるときの該上側筐体の上下方向の位置を規制する案内ピンを有することを特徴とする付記1記載の携帯端末装置。
(付記5)
前記第2の筐体が、前記突起に加え、前記上側筐体を回動させるときの該上側筐体の上下方向の位置を案内する案内溝を有し、
前記第1の筐体が、前記垂直溝に加え、前記案内溝に入り込んで前記上側筐体を回動させるときの該上側筐体の上下方向の位置を規制する案内ピンを有することを特徴とする付記1記載の携帯端末装置。
(付記6)
前記案内溝が、左右対称に中央から左右に向かうに従って斜めに立ち上がる形状の溝であることを特徴とする付記4又は5記載の携帯端末装置。
(付記7)
前記案内溝が左右対称の2つの円弧状の溝が中央で接続した形状の溝であることを特徴とする付記4又は5記載の携帯端末装置。
(付記8)
前記下側筐体と前記中間筐体とをヒンジ接続しているヒンジ部に、前記上側筐体が、前記左倒状態、前記起立状態、および前記右倒状態のいずれかにあるときの該上側筐体の該ヒンジ部側の面が突き当てられて該上側筐体の上下方向の位置を規制する受け台を備えたことを特徴とする付記1記載の携帯端末装置。
(付記9)
前記突起が中空突起であって、該中空突起を貫通した、前記上側筐体と前記下側筐体とを接続する電気ケーブルを備えたことを特徴とする付記1記載の携帯端末装置。
(付記10)
前記案内ピンが中空ピンであって、該中空ピンを貫通した、前記上側筐体と前記下側筐体とを接続する電気ケーブルを備えたことを特徴とする付記4又は5記載の携帯端末装置。
(付記11)
前記下側筐体と前記中間筐体とをヒンジ接続しているヒンジ部の左右両端部に、前記上側筐体の、該ヒンジ部側の端面との間に指先を入れて該上側筐体を持上げる窪み部を有することを特徴とする付記1記載の携帯端末装置。
(付記12)
前記案内溝は、前記上側筐体が左倒状態にあるときの該上側筐体の右側の端縁が前記中間筐体の右端縁と同一面を成し、該上側筐体が右倒状態にあるときの該上側筐体の左側の端縁が前記中間筐体の左端縁と同一面を成すことを特徴とする付記4又は5記載の携帯端末装置。
(付記13)
前記案内溝は、前記上側筐体が左倒状態にあるときの該上側筐体の右側の端縁が前記中間筐体の右端縁よりも右側に突出し、該上側筐体が右倒状態にあるときの該上側筐体の左側の端縁が前記中間筐体の左端縁よりも左側に突出することを特徴とする付記4又は5記載の携帯端末装置。
(付記14)
前記上側筐体が、前記起立状態にあるときの前記下側筐体の辺両側に窪みが設けられたものであり、
前記中間筐体が、
前記窪みに嵌入して左右方向に移動することにより、前記上側筐体を回動させる移動爪と、
前記移動爪どうしを前記左右方向に互いに引き合う向きに付勢する補助付勢部材と、
前記移動爪に干渉して該移動爪の移動を制止する制止爪と、
押圧されることによって該制止爪による前記移動爪の干渉を解除する操作子とを備えたものであることを特徴とする付記1記載の携帯端末装置。
(付記15)
前記中間筐体が、左右方向に延びるラックギアを備えたものであり、
前記上側筐体が、前記起立状態にあるときの前記下側筐体の左右両隅に、前記ラックギアと噛み合うピニオンギアと、該ピニオンギアを回転駆動することによって、該上側筐体を回動させるモータとを備えたものであることを特徴とする付記1記載の携帯端末装置。
本発明の一実施形態が適用された携帯電話機の外観斜視図である。 携帯電話機の内部ブロック図である。 上側筐体が取り外された状態における下側筐体と中間筐体の表面側を示す図である。 上側筐体の裏面側を示す図である。 上側筐体、下側筐体、および中間筐体の透視図である。 上側筐体を下側筐体に対して傾ける動作を示す図である。 第2実施形態の携帯電話機において、上側筐体を下側筐体に対して傾ける動作を示す図である。 第3実施形態の携帯電話における上側筐体と中間筐体の正面図および側面図である。 上側筐体と中間筐体の斜視図である。 第4実施形態における携帯電話機の透視図である。 携帯電話機の、ボタン付近の拡大図である。 ボタンを押したときの動作を示す図である。 上側筐体の回転動作を示す図である。 ボタンを押したときの動作を示す図である。 第5実施形態の携帯電話機における上側筐体を示す図である。 携帯電話機における中間筐体を示す図である。 上側筐体を下側筐体に対して傾ける動作を示す図である。 第6実施形態の携帯電話機における中間筐体の表面側を示す図である。 中間筐体の表面側を示す図である。 上側筐体、下側筐体、および中間筐体の透視図である。 携帯電話機における各種寸法を示す図である。 上側筐体を下側筐体に対して傾ける動作を示す図である。 第7実施形態の携帯電話機における各種寸法を示す図である。 上側筐体を下側筐体に対して傾ける動作を示す図である。 第8実施形態の携帯電話機における各種寸法を示す図である。 第9実施形態の携帯電話機において、中間筐体の表面側を示す図である。 上側筐体の裏面側を示す図である。 上側筐体を下側筐体に対して傾ける動作を示す図である。
符号の説明
100 携帯電話機
100A 上側筐体
100B 下側筐体
100C 中間筐体
101 液晶パネル
102 送話口
104 選択ボタン
105 プッシュボタン
106 受話口
110 CPU
111 ROM
112 不揮発メモリ
113 RAM
121 マイクデバイス
122 表示デバイス
123 スピーカデバイス
124 キーデバイス
125 カメラデバイス
126 時計
131 近距離デバイス
132 遠距離デバイス
133 テレビデバイス
140 メディアコントローラ
150 充電池
200 ヒンジ部
201 突当台
210 上下溝
310 突起
311 貫通孔
410 電気ケーブル

Claims (10)

  1. 下側筐体と、
    上側筐体と、
    前記下側筐体にヒンジ接続されるとともに前面で前記上側筐体背面を支持して該下側筐体に対して該上側筐体と一体的に開閉する中間筐体とを備え、
    前記上側筐体と前記中間筐体とのうちの一方である第1の筐体が、該上側筐体と該中間筐体とのうちの他方である第2の筐体に向いた面に、上下に延びる垂直溝を有し、
    前記第2の筐体が、前記第1の筐体に向いた面から突出して前記垂直溝に入り込んで該垂直溝に案内される突起を備え、
    前記垂直溝と前記突起とにより、前記上側筐体を、該上側筐体が左に倒れた左倒状態と右に倒れた右倒状態との間で、該左倒状態と該右倒状態との中間の起立状態を経由して回動させる回動機構が構成されていることを特徴とする携帯端末装置。
  2. 前記上側筐体と前記中間筐体との間に、前記上側筐体を下に付勢する付勢部材を備えたことを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
  3. 前記第1の筐体が、前記垂直溝に加え、前記上側筐体を回動させるときの該上側筐体の上下方向の位置を案内する案内溝を有し、
    前記第2の筐体が、前記突起に加え、前記案内溝に入り込んで前記上側筐体を回動させるときの該上側筐体の上下方向の位置を規制する案内ピンを有することを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
  4. 前記第2の筐体が、前記突起に加え、前記上側筐体を回動させるときの該上側筐体の上下方向の位置を案内する案内溝を有し、
    前記第1の筐体が、前記垂直溝に加え、前記案内溝に入り込んで前記上側筐体を回動させるときの該上側筐体の上下方向の位置を規制する案内ピンを有することを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
  5. 前記案内溝が、左右対称に中央から左右に向かうに従って斜めに立ち上がる形状の溝であることを特徴とする請求項3又は4記載の携帯端末装置。
  6. 前記案内溝が左右対称の2つの円弧状の溝が中央で接続した形状の溝であることを特徴とする請求項3又は4記載の携帯端末装置。
  7. 前記突起が中空突起であって、該中空突起を貫通した、前記上側筐体と前記下側筐体とを接続する電気ケーブルを備えたことを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
  8. 前記下側筐体と前記中間筐体とをヒンジ接続しているヒンジ部の左右両端部に、前記上側筐体の、該ヒンジ部側の端面との間に指先を入れて該上側筐体を持上げる窪み部を有することを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
  9. 前記上側筐体が、前記起立状態にあるときの前記下側筐体の辺両側に窪みが設けられたものであり、
    前記中間筐体が、
    前記窪みに嵌入して左右方向に移動することにより、前記上側筐体を回動させる移動爪と、
    前記移動爪どうしを前記左右方向に互いに引き合う向きに付勢する補助付勢部材と、
    前記移動爪に干渉して該移動爪の移動を制止する制止爪と、
    押圧されることによって該制止爪による前記移動爪の干渉を解除する操作子とを備えたものであることを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
  10. 前記中間筐体が、左右方向に延びるラックギアを備えたものであり、
    前記上側筐体が、前記起立状態にあるときの前記下側筐体の左右両隅に、前記ラックギアと噛み合うピニオンギアと、該ピニオンギアを回転駆動することによって、該上側筐体を回動させるモータとを備えたものであることを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
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