JP2003249985A - 折り畳み型移動体通信端末装置 - Google Patents

折り畳み型移動体通信端末装置

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JP2003249985A
JP2003249985A JP2002045495A JP2002045495A JP2003249985A JP 2003249985 A JP2003249985 A JP 2003249985A JP 2002045495 A JP2002045495 A JP 2002045495A JP 2002045495 A JP2002045495 A JP 2002045495A JP 2003249985 A JP2003249985 A JP 2003249985A
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foldable mobile
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Kimiyuki Sasaki
君幸 佐々木
Toshiaki Saito
利昭 斎藤
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な構成で、無駄なスペースを作らずに、全
ての使用者が片手で開動作を行なうことができる折り畳
み型移動体通信端末装置を提供する。 【解決手段】装置本体1は第1筐体1aと第2筐体1b
に2分割されており、ヒンジ機構部1cにより回動自在
に連結されて一体化された携帯無線電話装置において、
第1筐体1aのキー配置面1dと側面とが成す角部に曲
面状の誘い込み凹部2aを形成することにより、極簡単
な構成によって使用者が片手で携帯無線電話装置の筐体
を開くことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、折り畳み型の携帯
電話機、携帯無線機、PHS、トランシーバ、コードレ
ス電話機など、折り畳み型移動体通信端末装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、折り畳み型移動体通信端末装置と
しては、特開2001−102953号公報に記載され
たものが知られている。同公報による折り畳み型移動体
通信端末装置は、基端部側でヒンジ結合された一対の筐
体の一方を片手で把持して、その指により回動開閉操作
するための操作杆を配置して、片手で開閉操作できるよ
うにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
折り畳み型移動体通信端末装置においては、キースイッ
チを配置した第2の筐体を、操作杆が回動するように凹
形状に形成しなければならず、端末装置に無駄なスペー
スが必要になり、端末装置を小型化することはできない
という問題があった。また、爪が長い女性などが使用す
る際には、筐体が開ききるまで操作杆を回動させること
が困難であるという問題があった。
【0004】本発明は、上記のような従来の問題を解決
するためになされたもので、簡単な構成で無駄なスペー
スを作らずに、全ての使用者が片手で開動作することが
できる折り畳み型移動体通信端末装置を提供するもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明における折り畳み
型移動体通信端末装置は、それぞれの端部でヒンジ機構
により回転自在に連結して折り畳み型移動体通信端末装
置を構成する一対の筐体と、この一対の筐体のいずれか
一方の筐体の内面と側面とが成す角部に形成した凹部と
を備えるという構成を有している。この構成により、極
簡単な構成により、使用者が片手で容易に携帯無線電話
装置の筐体を開くことができる。
【0006】本発明における折り畳み型移動体通信端末
装置は、それぞれの端部でヒンジ機構により回転自在に
連結して折り畳み型移動体通信端末装置を構成する一対
の筐体と、この一対の筐体のいずれか一方の筐体の側部
に突出する凸部とを備えるという構成を有している。こ
の構成により、極簡単な構成により、爪が長い女性など
でも片手で容易に携帯無線電話装置の筐体を開くことが
できる。
【0007】本発明における折り畳み型移動体通信端末
装置は、請求項1に記載の凹部または請求項2に記載の
凸部を前記筐体の両側面に備えるという構成を有してい
る。この構成により、使用者がどちらの手で端末を持っ
たとしても、片手で容易に筐体を開くことができる。
【0008】本発明における折り畳み型移動体通信端末
装置は、前記一対の筐体が折り畳まれた状態で前記凹部
が対向するように前記一対の筐体の両筐体に形成すると
いう構成を有している。この構成により、使用者が指を
挿入する際、どの方向からでも筐体と筐体の合わせ面に
誘い込むことができ、開け易さが向上する。
【0009】本発明における折り畳み型移動体通信端末
装置は、請求項1、3または4に記載の凹部または請求
項3または4に記載の凸部を前記筐体の前記ヒンジ機構
より離れた箇所に備えるという構成を有している。この
構成により、使用者が片手で筐体を開ける際、テコの原
理により、軽い力で開くことができる。
【0010】本発明における折り畳み型移動体通信端末
装置は、請求項1に記載の凹部または請求項2に記載の
凸部を有する開き補助具を前記筐体に取付け自在に備え
るという構成を有している。この構成により、使用者の
意思によって脱着が可能であり、デザインを重視する使
用者と実用性を重視する使用者のニーズに合わせた対応
が可能になる。
【0011】本発明における折り畳み型移動体通信端末
装置は、一対の筐体がそれぞれの端部でヒンジ機構によ
り回転自在に連結して一体に構成した折り畳み型移動体
通信端末装置において、前記筐体の一方を他方より長く
構成するという構成を有している。この構成により、外
観に特別な形状を形成することなく、下部筐体を片手で
保持したまま、上部筐体の突出部分に同じ手の指をかけ
て片手で容易に開くことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づき、本発明
の第1ないし第7の実施の形態を詳細に説明する。以下
の説明では、本発明における折り畳み型移動体通信端末
装置の一例として、折り畳み型携帯無線電話装置を例に
上げて説明する。 (第1の実施の形態)まず、図1に示す折り畳み型移動
体通信端末装置の斜視図と、図2に示す図1の折り畳み
型移動体通信端末装置の側面図とそのA−A線部分断面
図とを参照して、本発明の第1の実施の形態における折
り畳み型移動体通信端末装置(単に、携帯無線電話装置
という)について説明する。
【0013】図1において、装置本体1は第1筐体1a
と第2筐体1bとに2分割されており、ヒンジ機構部1
cにより回動自在に連結されて一体化され、折り畳み型
携帯無線電話装置として構成される。このとき、他の各
種部材も組み合わせて内蔵され一体化されるが、ここで
の図示および説明は省略する。第1筐体1aには、キー
配置面(第1筐体1aの内面)1dと側面とが成す角部
に曲面状の誘い込み凹部2aが形成される。この誘い込
み凹部2aは、第1筐体1a及び第2筐体1bが折り畳
まれた状態であっても第1筐体1aの側面から確認でき
るように形成されており、折り畳み状態でも使用者の指
が挿入できるように構成される。
【0014】次に、図2の(A)の携帯無線電話装置の
側面図、図2の(B)および(C)の携帯無線電話装置
の一部断面図を参照して、本発明の第1の実施の形態に
おける携帯無線電話装置の動作を説明する。まず、使用
者は、図2の(A)に示す携帯無線電話装置の装置本体
1を片手で持ち、図2の(B)に示すように、誘い込み
凹部2aに同じ手の指(例えば親指)を挿入する。そこ
から、第1筐体1aと第2筐体1bの合わせ面へ指をス
ライドしながら挿入していくと、図2の(C)に示すよ
うに第2筐体1bを上方に押し上げることができる。そ
こで、指を第2筐体1b側へ上昇させることにより、装
置本体1を片手だけで開くことができる。
【0015】以上のように、本発明の第1の実施の形態
によれば、装置本体1は第1筐体1aと第2筐体1bに
2分割されており、ヒンジ機構部1cにより回動自在に
連結されて一体化された携帯無線電話装置において、第
1筐体1aのキー配置面1dと側面とが成す角部に曲面
状の誘い込み凹部2aを形成することにより、極簡単な
構成によって使用者が片手で携帯無線電話装置の筐体を
開くことができる。
【0016】なお、以上の説明では、第1筐体1aのキ
ー配置面1dと側面とが成す角部に曲面状の誘い込み凹
部2aを形成した例について説明したが、その他に第2
筐体1bの角部に曲面状の誘い込み凹部を形成しても同
様に実施可能であり、同様の効果を得ることができる。
また、以上の説明では、誘い込み凹部2aを曲面状に形
成した例について説明したが、その他、凹形状を三角形
や四角形、台形などの多角形に形成しても実施可能であ
り、同様の効果を得ることができる。
【0017】(第2の実施の形態)次に、図3に示す折
り畳み型移動体通信端末装置の斜視図およびそのX部拡
大図と、図4に示す図3の携帯無線電話装置の側面図と
そのB−B線部分断面図とを参照して、本発明の第2の
実施の形態における折り畳み型移動体通信端末装置(単
に、携帯無線電話装置という)について説明する。図3
において、装置本体1は第1筐体1aと第2筐体1bと
に2分割されており、ヒンジ機構部1cにより回動自在
に連結されて一体化され、折り畳み型携帯無線電話装置
として構成される。第2筐体1bの側面には、第1筐体
1aと第2筐体1bを折り畳んだ状態でも、第1筐体1
aから外側に突出するように引掛け凸部3aを形成す
る。
【0018】次に、図4の(A)の携帯無線電話装置の
側面図、図4の(B)および(C)の携帯無線電話装置
の一部断面図を参照して、本発明の第2の実施の形態に
おける携帯無線電話装置の動作を説明する。まず、使用
者は、図4の(A)に示す携帯無線電話装置の装置本体
1を片手で持ち、図4の(B)に示すように、引掛け凸
部3aに同じ手の指(例えば親指)を掛ける。そして第
2筐体1bを上方に押し上げることにより、図4の
(C)に示すように、第2筐体1bを上方に押し上げる
ことにより、装置本体1を片手だけで開くことができ
る。
【0019】以上のように、本発明の第2の実施の形態
によれば、装置本体1が第1筐体1aと第2筐体1bに
2分割されており、ヒンジ機構部1cにより回動自在に
連結されて一体化された折り畳み型携帯電話機等におい
て、第2筐体1b側面に第1筐体1aと第2筐体1bを
折り畳んだ状態でも、第1筐体1aより外側に突出する
ように引掛け凸部3aを形成することにより、極簡単な
構成によって、爪が長い女性などでも片手で携帯無線電
話装置の筐体を開くことができる。
【0020】(第3の実施の形態)次に、図5に示す折
り畳み型移動体通信端末装置の開時の正面図を参照し
て、本発明の第3の実施の形態における折り畳み型移動
体通信端末装置(単に、携帯無線電話装置という)につ
いて説明する。図5において、装置本体1は第1筐体1
aと第2筐体1bとに2分割されており、ヒンジ機構部
1cにより回動自在に連結されて一体化され、折り畳み
型携帯無線電話装置として構成される。また、第1筐体
1aには第1の実施の形態で説明したものと同様の誘い
込み凹部2a、2bが第1筐体1aの両側面に1つずつ
形成される。この誘い込み凹部2a、2bは、第1筐体
1aおよび第2筐体1bが折り畳まれた状態でも両方と
も使用者が指を挿入できるようにされる。
【0021】次に、図5の携帯無線電話装置の開時の正
面図を参照して、本発明の第3の実施の形態における携
帯無線電話装置の動作を説明する。まず、使用者は、図
5に示す携帯無線電話装置の装置本体1を片手で持ち、
第1の実施の形態で説明したものと同様の方法により、
どちらかの誘い込み凹部2a、2b、または両方を用い
て、図2の(C)に示すように、第2筐体1bを上方に
押し上げることにより、装置本体1を片手だけで開くこ
とができる。
【0022】以上のように、本発明の第3の実施の形態
によれば、装置本体1は第1筐体1aと第2筐体1bに
2分割されており、ヒンジ機構部1cにより回動自在に
連結されて一体化された携帯無線電話装置において、第
1筐体1aに第1の実施の形態で説明したものと同様の
誘い込み凹部2a、2bを第1筐体1aの両側面に1つ
ずつ形成したことにより、極簡単な構成により、使用者
がどちらの手で端末を持ったとしても、片手で携帯無線
電話装置の装置本体1を開くことができる。
【0023】なお、以上の説明では、第1の実施の形態
で説明したものと同様の誘い込み凹部2aを第1筐体1
aの両側面に1つずつ形成した例について説明したが、
その他、第2の実施の形態で説明したものと同様の引掛
け凸部3aを第2筐体1bの両側面に1つずつ形成した
場合でも同様に実施可能であり、同様の効果を得ること
ができる。
【0024】(第4の実施の形態)次に、図6に示す折
り畳み型移動体通信端末装置の開時と閉時の斜視図と、
図7に示す図6の携帯無線電話装置の側面図とそのC−
C線部分断面図とを参照して、本発明の第4の実施の形
態における折り畳み型移動体通信端末装置(単に、携帯
無線電話装置という)について説明する。図6におい
て、装置本体1は第1筐体1aと第2筐体1bとに2分
割されており、ヒンジ機構部1cにより回動自在に連結
されて一体化され、折り畳み型携帯無線電話装置として
構成される。また、第1筐体1aには、キー配置面1d
と側面とが成す角部に曲面状の誘い込み凹部2aが形成
され、第2筐体1bにもLCD配置面1eと側面とが成
す角部に曲面状の誘い込み凹部2cが形成される。第1
筐体1aの誘い込み凹部2aと第2筐体1bの誘い込み
凹部2cは、折り畳まれた状態で対向するように形成さ
れる。
【0025】次に、図7の(A)の携帯無線電話装置の
側面図、図7の(B)および(C)の携帯無線電話装置
の一部断面図を参照して、本発明の第4の実施の形態に
おける携帯無線電話装置の動作を説明する。まず、使用
者は、図7の(A)に示す携帯無線電話装置の装置本体
1を片手で持ち、図7の(B)に示すように、誘い込み
凹部2aもしくは2cに同じ手の指(例えば親指)を挿
入する。この時、挿入する指がいかなる方向から挿入さ
れた場合でも、誘い込み凹部2aおよび2cが誘い込み
の役割を果たし、第1筐体1aと第2筐体1bの合わせ
面へ指を誘い込む。合わせ面へ誘い込まれた指を更にス
ライドさせながら挿入していくと、図7の(C)に示す
ように、第2筐体1bを上方へ押し上げることができ、
そこで指を第2筐体1b側へ上昇させることにより、装
置本体1を片手だけで開くことができる。
【0026】以上のように、本発明の第4の実施の形態
によれば、装置本体1は第1筐体1aと第2筐体1bに
2分割されており、ヒンジ機構部1cにより回動自在に
連結されて一体化された携帯無線電話装置において、第
1筐体1aのキー配置面1dと側面とが成す角部に曲面
状の誘い込み凹部2aを形成し、また、第2筐体1bの
LCD配置面1dと側面とが成す角部に曲面状の誘い込
み凹部2cを形成して、この誘い込み凹部2aと誘い込
み凹部2cとが折り畳まれた状態で対向するように形成
することにより、極簡単な構成により、使用者が指を挿
入する際に、どの方向からでも第1筐体1aと第2筐体
1bの合わせ面に誘い込むことができるので、開け易さ
を向上することができる。
【0027】(第5の実施の形態)以上、図1ないし図
7を参照して、本発明の第1ないし第4の実施の形態に
おける折り畳み型移動体通信端末装置について説明した
が、本発明の第5の実施の形態における携帯無線電話装
置では、第1ないし第4の実施の形態において説明した
誘い込み凹部2a、2b、2cもしくは引掛け凸部3
a、3bをヒンジ機構部1cからでき得る限り離れた側
面に形成したものである。
【0028】本実施の形態における携帯無線電話装置の
動作は、上記第1ないし第4の実施の形態において説明
した携帯無線電話装置の動作と同様である。以上のよう
に、本発明の第5の実施の形態によれば、装置本体1は
第1筐体1aと第2筐体1bに2分割されており、ヒン
ジ機構部1cにより回動自在に連結されて一体化された
携帯無線電話装置において、第1ないし第4の実施の形
態において説明した誘い込み凹部2a、2b、2cもし
くは引掛け凸部3a、3bをヒンジ機構部1cからでき
得る限り離れた箇所に形成することにより、使用者が片
手で筐体を開ける際、テコの原理により、軽い力で携帯
無線電話装置を開くことができる。
【0029】(第6の実施の形態)次に、図8の(A)
に示す折り畳み型移動体通信端末装置の分解斜視図およ
び図8の(B)に示す合体斜視図を参照して、本発明の
第6の実施の形態における折り畳み型移動体通信端末装
置(単に、携帯無線電話装置という)について説明す
る。図6において、装置本体1は第1筐体1aと第2筐
体1bとに2分割されており、ヒンジ機構部1cにより
回動自在に連結されて一体化され、折り畳み型携帯無線
電話装置として構成される。また、第2筐体1bの両側
面には、爪引掛け部4a、4bがそれぞれ1つずつ形成
されている。また、装置本体1には、引掛け凸部3bを
有する開き補助具としての取付け体5が取付けられ、取
付け体5には、爪部6a、6bが両端に形成され、引掛
け凸部3bが片端に形成される。このように形成された
取付け体5を弾性変形させ、第2筐体1bの爪引掛け部
4a、4bに取付け体5の爪部6a、6bをそれぞれ勘
合させて装置本体1に固定する。取付け体5は第2筐体
1bに弾性係止しているだけであるため、使用者は容易
に取り外すことができる。なお、取付け体5はABS、
ポリアセタール樹脂などの弾性材料で成形されており、
弾性変形しても容易に元の形状に戻すことができる。
【0030】以上のように構成された本実施の形態にお
ける携帯無線電話装置の動作は、本発明の第2の実施の
形態における携帯無線電話装置の動作と同様である。以
上のように、本発明の第6の実施の形態によれば、装置
本体1は第1筐体1aと第2筐体1bに2分割されてお
り、ヒンジ機構部1cにより回動自在に連結されて一体
化された携帯無線電話装置において、両側面には爪引掛
け部4a、4bがそれぞれ1つずつ形成された第2筐体
1bに対し、ABS、ポリアセタール樹脂などの弾性材
料で形成され、爪部6a、6bが両端に形成され、引掛
け凸部7が片端に形成されている取付け体5を勘合固定
するよう構成したことにより、使用者の意思によって脱
着が可能な取付け体5を有し、デザインを重視する使用
者と実用性を重視する使用者のニーズに合わせた対応が
可能になる。
【0031】なお、以上の説明では、取付け体5をその
爪部6a、6bと第2筐体1bの引掛け部4a、4bと
を勘合させて固定する構成の例について説明したが、そ
の他、取付け体5を脱着可能な粘着材で固定する方法や
ネジによる固定方法を用いても、同様の効果を得ること
ができる。また、以上の説明では、取付け体5の片側に
引掛け凸部3bを形成した例について説明したが、その
他、取付け体5の片側に誘い込み凹部を形成しても、同
様の効果を得ることができる。さらに、以上の説明で
は、取付け体5の片側に引掛け凸部3bもしくは誘い込
み凹部を形成した例について説明したが、その他、取付
け体5の両側に引掛け凸部3bもしくは誘い込み凹部を
形成しても、同様の効果を得ることができるので、使用
者がどちらの手で装置本体1を持ったとしても片手で開
くことができる。
【0032】(第7の実施の形態)次に、図9に示す折
り畳み型移動体通信端末装置の閉時の側面図と図10に
示す図9の携帯無線電話装置の開き動作時の側面側とを
参照して、本発明の第7の実施の形態における折り畳み
型移動体通信端末装置(単に、携帯無線電話装置とい
う)について説明する。図9において、装置本体1は第
1筐体1aと第2筐体1bとに2分割されており、ヒン
ジ機構部1cにより回動自在に連結されて一体化され、
折り畳み型携帯無線電話装置として構成される。また、
第2筐体1bは第1筐体1aに比べ、指が掛けられる程
度に全長方向に長く形成される。
【0033】次に、図10の(A)の携帯無線電話装置
の開時の側面図、図10の(B)の閉時の側面図を参照
して、本発明の第7の実施の形態における携帯無線電話
装置の動作を説明する。まず、使用者は、図10の
(A)に示すように、片手で装置本体1を持ち、第2筐
体1bの突出している部分に同じ手の指(例えば親指)
を掛ける。そして、図10の(B)に示すように、その
まま第2筐体1bを同じ手の指により上方に押し上げる
ことにより、装置本体1を開くことができる。
【0034】以上のように、本発明の第7の実施の形態
によれば、装置本体1は第1筐体1aと第2筐体1bに
2分割されており、ヒンジ機構部1cにより回動自在に
連結されて一体化された携帯無線電話装置において、第
2筐体1bを第1筐体1aに比べ、指が掛けられる程度
に全長方向で長く形成することにより、外観に特別な形
状を形成することなく、下部第1筐体1aを片手で保持
したまま、上部第2筐体1bの長い部分に同じ手の指を
かけて片手で開くことができる。
【0035】
【発明の効果】本発明における折り畳み型移動体通信端
末装置は、上記のように構成され、特に、ヒンジ機構に
より回転自在に連結された一対の筐体の一部に凹部また
は凸部を形成することにより、簡単な構成で無駄なスペ
ースを作ることなく、爪の長い女性など全ての使用者が
携帯無線電話装置を保持している手の指により、片手で
携帯無線電話装置を容易に開けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における折り畳み型
移動体通信端末装置の構成を示す開時の斜視図、
【図2】図1に示す折り畳み型移動体通信端末装置の動
作を示す、(A)側面図、(B)閉時の部分断面図、
(C)開時の部分断面図、
【図3】本発明の第2の実施の形態におけるX部の拡大
図を有する折り畳み型移動体通信端末装置の構成を示す
開時の斜視図、
【図4】図3に示す折り畳み型移動体通信端末装置の動
作を示す、(A)側面図、(B)閉時の部分断面図、
(C)開時の部分断面図、
【図5】本発明の第3の実施の形態における折り畳み型
移動体通信端末装置の構成を示す開時の正面図、
【図6】本発明の第4の実施の形態における折り畳み型
移動体通信端末装置の構成を示す、(A)開時の斜視
図、(B)閉時の斜視図、
【図7】図6に示す折り畳み型移動体通信端末装置の動
作を示す、(A)側面図、(B)閉時の部分断面図、
(C)開時の部分断面図、
【図8】本発明の第6の実施の形態における折り畳み型
移動体通信端末装置の構成を示す、(A)分解時の斜視
図、(B)合体時の斜視図、
【図9】本発明の第7の実施の形態における折り畳み型
移動体通信端末装置の構成を示す側面図、
【図10】図9に示す折り畳み型移動体通信端末装置の
動作を示す、(A)閉時の側面図、(B)開時の側面
図。
【符号の説明】
1 装置本体 1a 第1筐体 1b 第2筐体 1c ヒンジ機構部 1d キー配置面 1e LCD配置面 2a、2b、2c 誘い込み凹部 3a、3b 引掛け凸部 4a、4b 爪引掛け部 5 取付け体 6a、6b 爪部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれの端部でヒンジ機構により回転自
    在に連結して折り畳み型移動体通信端末装置を構成する
    一対の筐体と、この一対の筐体のいずれか一方の筐体の
    内面と側面とが成す角部に形成した凹部とを備えること
    を特徴とする折り畳み型移動体通信端末装置。
  2. 【請求項2】それぞれの端部でヒンジ機構により回転自
    在に連結して折り畳み型移動体通信端末装置を構成する
    一対の筐体と、この一対の筐体のいずれか一方の筐体の
    側部に突出する凸部とを備えることを特徴とする折り畳
    み型移動体通信端末装置。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の凹部または請求項2に記
    載の凸部を前記筐体の両側面に備えることを特徴とする
    請求項1または2記載の折り畳み型移動体通信端末装
    置。
  4. 【請求項4】前記一対の筐体が折り畳まれた状態で前記
    凹部が対向するように前記一対の筐体の両筐体に形成す
    ることを特徴とする請求項1記載の折り畳み型移動体通
    信端末装置。
  5. 【請求項5】請求項1、3または4に記載の凹部または
    請求項3または4に記載の凸部を前記筐体の前記ヒンジ
    機構より離れた箇所に備えることを特徴とする請求項1
    ないし4のいずれかに記載の折り畳み型移動体通信端末
    装置。
  6. 【請求項6】請求項1に記載の凹部または請求項2に記
    載の凸部を有する開き補助具を前記筐体に取付け自在に
    備えることを特徴とする請求項1または2記載の折り畳
    み型移動体通信端末装置。
  7. 【請求項7】一対の筐体がそれぞれの端部でヒンジ機構
    により回転自在に連結して一体に構成した折り畳み型移
    動体通信端末装置において、前記筐体の一方を他方より
    長く構成することを特徴とする折り畳み型移動体通信端
    末装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008199385A (ja) * 2007-02-14 2008-08-28 Fujitsu Ltd 携帯端末装置
JP2012018430A (ja) * 2010-06-11 2012-01-26 Nintendo Co Ltd 携帯型電子機器

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