JP2010124253A - 携帯端末装置 - Google Patents

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清和 森泉
Tsunehei Ezaki
恒平 江▲崎▼
Yoshinori Mezaki
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Abstract

【課題】ユーザの操作をなるべく省いて、電波の受信感度が良好な無線通信を行うことができる携帯端末装置を提供する。
【解決手段】筐体と、筐体に引き出し自在に収容されるアンテナと、アンテナの引出しを指示する引出指示を受けて、そのアンテナを筐体から引き出す引出機構と、通信機能についての所定のイベントを受けて、引出機構に引出指示を与える指示部とを備えた。通信機能についての所定のイベントが行われると、引出機構に引出指示が与えられて筐体からアンテナが自動的に引き出される。このため、ユーザが手動でアンテナを引き出す手間を省くことができ、電波の受信感度が良好な無線通信を実現することができる。
【選択図】 図7

Description

本発明は、筐体に引き出し自在に収容されるアンテナを備えた携帯端末装置に関する。
近年、携帯電話機には、標準的な通話機能や電子メールの送受信機能などに加えて、被写体を撮影するためのカメラ機能や、ウェブサイトを閲覧するためのブラウザ機能や、テレビ番組を視聴するためのワンセグ機能などが搭載されてきている。携帯電話機は、単にコミュニケーションを図るための手段にとどまらず、デジタルカメラ、パーソナルコンピュータ、およびテレビの代わりとなる自分専用の多機能端末として幅広い年代に利用されてきている。
ところで、通常のテレビやパーソナルコンピュータは、表示画面が横長形状であるのに対し、携帯電話機は、片手での把持性や操作性を向上させるために端末全体が縦長形状を有しており、表示画面も縦長形状であることが一般的である。このため、テレビを視聴する場合などには、表示画面が設けられた上部筐体をキー等が配備された下部筐体に対して回転させ、さらに、表示画面に対して画像を横向きに表示することが広く行われている。このように、上部筐体を下部筐体に対して横向きに倒すことによって、表示画面を有効に利用して画像を大きく表示させることができるとともに、携帯電話機を縦向きに把持したままでテレビを視聴することができる。
また、特許文献1には、上部筐体と下部筐体との位置関係を検出して、その携帯用電子装置の動作モードを自動設定する技術について記載されている。この技術を利用し、例えば、上部筐体が下部筐体に対して横向きに倒されたことを検出し、携帯電話機の動作モードをワンセグモードに自動設定することによって、ユーザがキーなどを操作する手間を省くことができる。
特表2003−532351号公報
しかし、携帯電話機は、周囲をビルなどで囲まれた屋外で使用されることも多く、固定アンテナを利用している通常のテレビと比較して電波状況が不安定である。このため、携帯電話機でテレビ番組を視聴するときには、携帯電話機の動作モードをワンセグモードに設定した後、さらに、筐体内に収容されたアンテナを引き出す必要があり、操作が面倒であるという問題がある。
尚、この問題は、携帯電話機でテレビ番組を視聴する場合だけではなく、可搬型の携帯端末装置でアンテナを使った無線通信を行う場合一般に当てはまる問題である。
上記事情に鑑み、本件開示の携帯端末装置の課題は、ユーザの操作をなるべく省いて、電波の受信感度が良好な無線通信を行うことにある。
上記目的を達成する携帯端末装置の基本形態は、
通信機能を有する携帯端末装置において、
筐体と、
筐体に引き出し自在に収容されるアンテナと、
アンテナの引出しを指示する引出指示を受けて、アンテナを筐体から引き出す引出機構と、
通信機能についての所定のイベントを受けて、引出機構に引出指示を与える指示部とを備えたことを特徴とする。
この携帯端末装置の基本形態によると、例えばワンセグモードが設定されるなど、通信機能についての所定のイベントが行われると、引出機構に引出指示が与えられて筐体からアンテナが自動的に引き出される。このため、ユーザが手動でアンテナを引き出す手間を省くことができ、電波の受信感度が良好な無線通信を実現することができる。
以上説明したように、本件開示の携帯端末装置によると、ユーザの操作をなるべく省いて、電波の受信感度が良好な無線通信を行うことができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、上述した携帯端末装置の一実施形態である携帯電話機の外観斜視図である。
この携帯電話機100には、外部装置との間で音声や電子メールなどを送受信するデータ通信機能に加えて、被写体を撮影する撮影機能や、テレビ番組を閲覧するためのワンセグ機能などが搭載されている。
携帯電話機100は、液晶パネル101が設けられた上部筐体100Aと、ユーザが手で持つ下部筐体100Bと、下部筐体100Bにヒンジ接続された連結部材100Cとで構成されている。上部筐体100Aは、連結部材100Cを介して、下部筐体100Bに対して矢印A方向に回転自在かつ矢印B方向に開閉自在に保持されている。上部筐体100Aと下部筐体100Bとを合わせたものは、上述した筐体の一例に相当する。
下部筐体100Bの上面には、各種機能の選択や撮影を行う際のシャッタボタンとして使用される選択ボタン104、電話番号等を入力するためのプッシュボタン105、および声を内蔵されたマイクロフォンに伝えるための受話口106等が備えられており、下部筐体100Bの一側面には、筐体内に収容可能なアンテナ300が取り付けられている。アンテナ300は、上述したアンテナの一例に相当する。
連結部材100Cには、上部筐体100Aの縁と対向する位置に磁気センサ211が内蔵されている。
上部筐体100Aには、電話番号やテレビ番組や撮影画像などが表示される液晶パネル101が設けられており、内蔵されたスピーカから発せられる音声を放つための送話口102が備えられている。また、上部筐体100Aには、上部筐体100Aを矢印A方向に回転させて、上部筐体100Aを下部筐体100Bに対して傾けた状態で、連結部材100Cの磁気センサ211と対向する2箇所に磁石212,213が内蔵されている。
図2は、上部筐体100Aが取り外された状態における下部筐体100Bと連結部材100Cの表面側を示す図であり、図3は、上部筐体100Aの裏面側を示す図である。
図2に示すように、下部筐体100Bと連結部材100Cは、ヒンジ部200において折り畳み自在に連結されている。ヒンジ部200には、上部筐体100Aが突き当てられる突当台201が形成されており、連結部材100Cの表面側には、上下方向に延びる上下溝210が設けられている。
また、図3に示すように、上部筐体100Aの裏面側には、突起310が設けられている。図3に示す上部筐体100Aの突起310が、図2に示す連結部材100Cの上下溝210に嵌め込まれることによって、上部筐体100Aが連結部材100Cに回動自在に支持される。
続いて、携帯電話機の内部構造について説明する。
図4は、携帯電話機の内部ブロック図である。
図4には、図1にも示すアンテナ300や磁気センサ211に加えて、CPU110、ROM111、不揮発メモリ112、RAM113、マイクデバイス121、表示デバイス122、スピーカデバイス123、キーデバイス124、カメラデバイス125、時計126、近距離通信デバイス131、遠距離通信デバイス132、テレビデバイス133、メディアコントローラ140、充電池150、およびアンテナ引出部310が示されており、これらの間はバスを介して互いに接続されている。
CPU110は、各種プログラムを実行する機能を有し、この携帯電話機100の全体を制御している。
ROM111には、CPU110で実行される各種プログラムなど、書き換えられない情報が記憶されている。
不揮発メモリ112には、アドレス帳や受信した電子メールなど、書き換えられることがありうるとともに、電力の供給が停止されても保持される情報が記録されている。
RAM113は、電力が供給されている間のみ情報が保持される揮発性メモリである。CPU110は、ROM111や不揮発性メモリ112に記憶されたプログラムをRAM113上に展開し、RAM113を作業領域として使いながら実行する。
マイクデバイス121は、ユーザの声をピックアップするマイクロホンおよびそのマイクロホンでピックアップされた声を処理する機能ブロックである。
スピーカデバイス123は、ユーザに向けて音声を出力するスピーカ、およびそのスピーカを駆動する音声信号を生成する機能ブロックである。
近距離通信デバイス131は、近距離にある外部装置に画像や電話番号などを基地局を介さずに送信するためのものであり、例えば、赤外線通信等が採用される。
遠距離通信デバイス132は、アンテナ300を使った音声データや電子メールの送受信等を担っている。遠距離通信デバイス132では、基地局を介してデータの送受信が行われる。
カメラデバイス125は、写真撮影による画像データの収集を司るブロックであり、表示デバイス122は、LCD101(図1参照)への画像表示を司るブロックであり、キーデバイス124は、ユーザによる各種操作キー104,105(図1参照)のキー操作を検出するブロックであり、時計126は、現在時刻を取得するためのブロックである。
テレビデバイス133は、アンテナ300で受信した電波をチューナでデジタルの番組データに変換し、番組データが表わすテレビ番組を液晶パネル101(図1参照)に表示させるブロックである。
アンテナ引出部310は、テレビ番組を視聴するワンセグモードの設定を受けて下部筐体100Bからアンテナ300を引き出すためのものである。アンテナ引出部310の構成については、後で詳しく説明する。このアンテナ引出部310は、上述した引出機構の一例に相当する。
メディアコントローラ140は、記録メディア141からデータを読み出したり、カメラデバイス125で生成された画像データ等を記録メディア141に書き込むためのものである。
携帯電話機100は、外観およびハードウェア上は以上のように構成されている。
ここで、この携帯電話機100は、ユーザの操作に応じてワンセグモードが設定されると、テレビデバイス133が起動して、LCD101にテレビ番組を表示するワンセグ機能が実行されるとともに、下部筐体100Bから自動的にアンテナ300が引き出される。
図5は、ワンセグモードが設定されてからアンテナ300が引き出されるまでの一連の処理の流れを示すフローチャート図である。
ユーザが携帯電話機100を操作してワンセグモードの設定を指示すると、CPU110において、携帯電話機100の動作モードがワンセグモードに設定される(図5のステップS1)。本実施形態においては、ユーザが携帯電話機100の上部筐体100Aを図1の矢印A方向に回転させて、上部筐体100Aを下部筐体100Bに対して傾けることによって、携帯電話機100の動作モードがワンセグモードに設定される。
図6は、上部筐体100Aを下部筐体100Bに対して傾ける動作を示す図である。
上部筐体100Aが下部筐体100Bに対して傾けられていない起立状態では(図6のステップS11)、上部筐体100Aに設けられた2つの磁石212,213は、連結部材100Cに設けられた磁気センサ211と対向していない。したがって、この起立状態においては、磁気センサ211で磁場が検知されない。
上部筐体100Aを左側に傾けると、まず、突起310が上下溝210に案内されて上方向に移動しながら回転する(図6のステップS12)。さらに、上部筐体100Aを回転させると、左下隅が連結部材100Cの突当台201によって案内されるとともに、突起310が上下溝210に案内されて下方向に移動し、上部筐体100Aが下部筐体100Bに対して左側に倒れる(図6のステップS14)。ステップS14に示す左倒状態では、上部筐体100Aの左側に設けられた磁石212が磁気センサ211と対向し、磁気センサ211において、磁石212の磁場が検知される。
また、上部筐体100Aを右側に傾けた場合、突起310が上下溝210に案内されて上方向に移動しながら回転し(図6のステップS13)、さらに上部筐体100Aを回転させると、今度は突起310が上下溝210に案内されて下方向に移動して、上部筐体100Aが下部筐体100Bに対して右側に倒れる(図6のステップS15)。ステップS15に示す右倒状態では、上部筐体100Aの右側に設けられた磁石213が磁気センサ211と対向し、磁気センサ211において、磁石213の磁場が検知される。
以上のように、上部筐体100Aが下部筐体100Bに対して傾けられると、磁石212,213が磁気センサ211と対向する位置に移動されて、磁気センサ211で磁場が検知される。すなわち、磁気センサ211で磁場が検知されることによって、上部筐体100Aの回転を検出することができる。
磁気センサ211では、磁石212,213の磁場が検知されると、CPU110に検知結果が送られる。CPU110では、磁気センサ211から検知結果が取得されることによって上部筐体100Aの回転が検出され、携帯電話機100の動作モードがワンセグモードに設定される。CPU110は、上述した指示部の一例に相当する。
ここで、上述した携帯端末装置の基本形態に対し、
所定の操作を受けて前記通信機能の起動を検知する起動検知部を有し、上記指示部は、起動検知部による通信機能の起動の検知を受けて、引出機構に前記引出指示を与えるものであることを特徴とするという応用形態は好ましい。
この携帯端末装置の応用形態によると、ユーザは通信機能の起動操作を行うことによってアンテナの引出指示も自動的に与えることができ、アンテナを引き出すための操作を省くことができる。磁気センサ211と磁石212,213とを合わせたものは、上述した起動検知部の一例に相当する。
また、上述した携帯端末装置の基本形態に対し、
上記筐体は、表示画面を備えた上部筐体と、上部筐体を開閉自在および表示画面の面内方向に回転自在に保持する下部筐体とを備えたものであり、
上記起動検知部は、上部筐体の回転を検知する回転検知センサを備え、上部筐体の回転を回転検知センサで検知することによって通信機能の起動を検知するものであるという応用形態は好適である。
従来から、テレビを視聴するワンセグモードでは、上部筐体が下部筐体に対して回転されて表示画面が横向きに設定されることが多い。この好適な携帯端末装置の応用形態によると、上部筐体の回転が検知されることによってワンセグモードの起動が検知されるため、ユーザは表示画面の向きを合わせるだけで容易にワンセグモードの設定を行うことができる。上部筐体100Aは、上述した上部筐体の一例にあたり、下部筐体100Bは、上述した下部筐体の一例にあたり、磁気センサ211は、上述した回転検知センサの一例に相当する。
また、上記回転検知センサは、磁気センサであるという応用形態も好ましい。
回転検知センサとして磁気センサが利用されることによって、簡易な構成で上部筐体の回転を検知することができる。磁気センサ211は、上述した磁気センサの一例に相当する。
ユーザが上部筐体100Aを下部筐体100Bに対して倒すことによって、携帯電話機100の動作モードがワンセグモードに設定されると、CPU110からテレビデバイス133およびアンテナ引出部310にワンセグ機能の起動指示が与えられる(図5のステップS1)。
テレビデバイス133は、ワンセグ機能の起動指示に応じて、LCD101上にテレビ番組を表示させ、アンテナ引出部310は、ワンセグ機能の起動指示に応じて、下部筐体100Bからアンテナ300を引き出す。
図7は、アンテナ300およびアンテナ引出部310の構成図である。
図7(A)には、アンテナ300が下部筐体100B内に収容された状態が示されており、図7(B)には、アンテナ300が下部筐体100Bから引き出された状態が示されている。
図7に示すように、アンテナ300は、先端部301、中央部302、および後端部303で構成されており、後端部303がアンテナ引出部310に保持されている。また、アンテナ引出部310は、アンテナ300を引出方向Aに向けて付勢するバネ314と、アンテナ300の移動を案内する筒状部材313と、アンテナ300の移動を制止する留め具312と、留め具312を解除する解除部311とで構成されており、下部筐体100B内に収容されている。
アンテナ300の後端部303は、アンテナ引出部310の筒状部材313内に挿入されており、後端をバネ314によって付勢されている。また、アンテナ300の中央部302は、後端部303に図7の左右方向に移動自在に保持されており、さらに、先端部301は中央部302に図7の左右方向に移動自在に保持されている。
アンテナ300が下部筐体100B内に収容された状態では、図7(A)に示すように、アンテナ300の後端部303がバネ314の付勢力に逆らって筒状部材313の奥に押し込まれており、アンテナ引出部310の留め具312によって後端部303および中央部302がロックされて移動が制止される。
アンテナ引出部310では、CPU110からワンセグ機能の起動指示が与えられると、解除部311によって留め具312が動かされてロックが解除される。その結果、図7(B)に示すように、アンテナ300の後端部303がバネ314の付勢力によって筒状部材313に沿って矢印A方向に移動し、その勢いによって、アンテナ300の中央部302が後端部303から突出し、さらに、アンテナ300の先端部301が中央部302から突出する。このようにして、アンテナ300が下部筐体100Bの外部に引き出される(図5のステップS4)。
ここで、上述した携帯端末装置の基本形態に対し、
上記引出機構が、アンテナを引出し方向に付勢する付勢部材と、アンテナの引出しを制止する制止部材と、引出指示を受けて制止部材によるアンテナの引出しの制止を解除する解除手段とを備えたものであるという応用形態は好ましく、さらに、
付勢部材は、一端側が筐体に固定され、一端側に対する他端側でアンテナを引出し方向に押圧するバネであるという応用形態も好ましい。
アンテナをバネなどによって付勢し、ワンセグ機能の起動指示に応じて、アンテナの引出しを制止するロックを解除することによって、容易にアンテナを引き出すことができる。バネ314は、上述した付勢部材およびバネそれぞれの一例にあたり、留め具312は、上述した制止部材の一例に相当し、解除部311は、上述した解除手段の一例に相当する。
また、ユーザがアンテナ300の先端部301をバネ314の付勢力に逆らって押圧すると、先端部301が中央部302に収容されるとともに、中央部302が後端部303に収容される。さらに、アンテナ引出部310の留め具312によって後端部303および中央部302がロックされることにより、アンテナ300が下部筐体100B内に収容される。
このように、本実施形態の携帯電話機100によると、ユーザが上部筐体100Aを下部筐体100Bに対して傾けると、ワンセグ機能が起動されるとともに、アンテナ300が下部筐体100Bから自動的に引き出される。したがって、ユーザが手動でアンテナ300を引き出す手間を省いて、電波の受信感度を向上させることができる。
以上で、第1実施形態の説明を終了し、第2実施形態について説明する。この第2実施形態は、磁気センサ211に代えてフォトインタラプタが備えられている点が第1実施形態とは異なる。このため、第1実施形態と同じ要素については同じ符号を付して説明を省略し、第1実施形態との相違点についてのみ説明する。
図8は、第2実施形態の携帯電話機100_2を示す図である。
この携帯電話機100_2の連結部材100Cには、図1に示す第1実施形態の携帯電話機100の磁気センサ211に代えてフォトインタラプタ211_2が内蔵されており、上部筐体100Aには、2つの磁石212,213に代えて赤外線ダイオード212_2,213_2が内蔵されている。
図8(A)に示すように、上部筐体100Aが下部筐体100Bに対して傾けられていない起立状態では、2つの赤外線ダイオード212_2,213_2がともにフォトインタラプタ211_2と対向していないため、フォトインタラプタ211_2では赤外線が受光されない。
上部筐体100Aを下部筐体100Bに対して倒すと、図8(B)に示すように、赤外線ダイオード212_2,213_2のうち倒す向きに応じた赤外線ダイオードがフォトインタラプタ211_2と対向する。この図8(B)では、上部筐体100Aが左側に倒されることによって、左側の赤外線ダイオード212_2がフォトインタラプタ211_2と対向し、フォトインタラプタ211_2で赤外線が受光される。
フォトインタラプタ211_2では、赤外線が受光されると、CPU110に上部筐体100Aの回転が伝えられ、CPU110では、携帯電話機100の動作モードがワンセグモードに設定される。
ここで、回転検知センサを有する携帯端末装置の応用形態において、回転検知センサは、フォトインタラプタであることも好ましい。
フォトインタラプタ211_2は、上述したフォトインタラプタの一例に相当する。
このように、フォトインタラプタ211_2と赤外線ダイオード212_2とを備えることによっても、上部筐体100Aの回転を容易に検出することができる。
以上で、第2実施形態の説明を終了し、第3実施形態について説明する。この第3実施形態は、磁気センサ211に代えて傾きセンサが備えられている点が第1実施形態とは異なる。このため、第1実施形態と同じ要素については同じ符号を付して説明を省略し、第1実施形態との相違点についてのみ説明する。
図9は、第3実施形態の携帯電話機100_3を示す図である。
この携帯電話機100_3の連結部材100Cおよび上部筐体100Aには、傾きを検知する傾きセンサ214,215が内蔵されている。連結部材100Cに内蔵された傾きセンサ214では、携帯電話機100_3全体の傾きが検知され、上部筐体100Aに内蔵された傾きセンサ215では、携帯電話機100_3全体が傾けられた場合に加えて、上部筐体100Aが回転されることにる傾きも検知される。
図9(A)に示すように、上部筐体100Aが下部筐体100Bに対して傾けられていない起立状態では、2つの傾きセンサ214,215において傾きが検知されない。
また、例えば、ユーザが図9(A)に示す起立状態の携帯電話機100_3を落とした場合、上部筐体100A、下部筐体100B、および連結部材100Cが一体的に傾くため、2つの傾きセンサ214,215それぞれで傾きが検知される。傾きセンサ214,215の検知結果はCPU110に伝えられる。CPU110では、2つの傾きセンサ214,215の両方から検知結果が伝えられた場合は、ワンセグモードの設定が行われない。
上部筐体100Aを下部筐体100Bに対して倒すと、図9(B)に示すように、下部筐体100Bと連結部材100Cは傾いていないため、連結部材100Cに内蔵された傾きセンサ214では傾きが検知されず、上部筐体100Aに内蔵された傾きセンサ215でのみ傾きが検知される。CPU110では、上部筐体100Aの傾きセンサ215でのみ傾きが検知された場合に、上部筐体100Aの回転が検出され、携帯電話機100の動作モードがワンセグモードに設定される。
ここで、回転検知センサを有する携帯端末装置の応用形態において、回転検知センサは、下部筐体に備えられた、下部筐体の傾きを検知する第1傾きセンサと、上部筐体に備えられた、上部筐体の傾きを検知する第2傾きセンサとからなり、第1傾きセンサで傾きが検知されず第2センサで傾きが検知されたことをもって、上部筐体の回転を検知するものであるという応用形態は好ましい。
連結部材100Cに内蔵された傾きセンサ214は、上述した第1傾きセンサの一例にあたり、上部筐体100Aに内蔵された傾きセンサ215は、上述した第2センサの一例に相当する。
このように、上部筐体100Aに傾きセンサを備えるとともに、下部筐体100Bや連結部材100Cにも傾きセンサを備えることによって、上部筐体100Aの回転を精度良く検出することができる。
以上で、第3実施形態の説明を終了し、第4実施形態について説明する。この第4実施形態は、磁気センサ211に代えて機械スイッチが備えられている点が第1実施形態とは異なる。本実施形態においても、第1実施形態と同じ要素については同じ符号を付して説明を省略し、第1実施形態との相違点についてのみ説明する。
図10は、第4実施形態の携帯電話機100_4における上部筐体100A_4と連結部材100C_4を示す図である。
図10に示すように、本実施形態の携帯電話機100_4では、上部筐体100A_4の下縁に穴1001が設けられており、連結部材100C_4の、図6のステップS11に示す起立状態において穴1001と対応する位置に機械スイッチ1002が取り付けられている。
図11は、上部筐体100A_4を下部筐体100B_4に対して傾ける動作を示す図である。
図11(A)に示す起立状態では、連結部材100C_4に取り付けられた機械スイッチ1002が上部筐体100A_4の下縁に設けられた穴1001に挿入されており、機械スイッチ1002は押されていない。
上部筐体100A_4を下部筐体100B_4に対して傾けると、図11(B)に示すように、機械スイッチ1002が上部筐体100A_4によって押下される。
ここで、回転検知センサを有する携帯端末装置の応用形態において、回転検知センサは、機械スイッチあることも好ましい。
機械スイッチ1002は、上述した機械スイッチの一例に相当する。機械スイッチ1002を利用することによっても、上部筐体100A_4の回転を容易に検出することができる。
以上で、第4実施形態の説明を終了し、第5実施形態について説明する。この第5実施形態は、選択ボタン104が操作されることによってアンテナ300の引き出しが指示される点が第1実施形態とは異なる。本実施形態においても、第1実施形態と同じ要素については同じ符号を付して説明を省略し、第1実施形態との相違点についてのみ説明する。
本実施形態の携帯電話機では、図1に示す第1実施形態と携帯電話機100と同様に、ユーザが上部筐体100Aを下部筐体100Bに対して回転させることによって、動作モードがワンセグモードに設定される。本実施形態においては、CPU110からテレビデバイス133と表示デバイス122にワンセグ機能の起動指示が与えられるが、アンテナ引出部310には起動指示が伝えられない。
テレビデバイス133は、ワンセグ機能の起動指示に応じて、LCD101上にテレビ番組を表示させ、表示デバイス122は、ワンセグ機能の起動指示に応じて、LCD101上にアンテナ引出しボタンを表示させる。
図12は、テレビ番組が表示されたLCD101の一例を示す図である。
図12に示すように、LCD101上のテレビ領域101Aにはテレビ番組が表示されており、テレビ領域101Aの外にアンテナ引出しボタン101_Bも表示されている。
ユーザが図1に示す選択ボタン104を使ってアンテナ引出しボタン101_Bを選択すると、選択内容がキーデバイス124を介してCPU110に伝えられる。
CPU110では、アンテナ引出しボタン101_Bが選択されたことを受けて、アンテナ引出部310にアンテナ300の引き出しが指示される。
ここで、上述した携帯端末装置の基本形態において、上記筐体は、操作に応じた指示を入力するための複数のキーを備えたものであり、
起動検知部は、複数のキーのうちの所定のキーの操作を受けて、通信機能の起動を検知するものであるという応用形態は好ましい。
選択ボタン104は、上述したキーの一例に相当する。本実施形態によると、ワンセグモード設定時ではなく、ユーザのキー操作に応じてアンテナを自動的に引き出すことができる。
以上で、第5実施形態の説明を終了し、第6実施形態について説明する。この第6実施形態は、アンテナ300の受信状態に応じてアンテナ300の引き出しが指示される点が第1実施形態とは異なる。本実施形態においても、第1実施形態と同じ要素については同じ符号を付して説明を省略し、第1実施形態との相違点についてのみ説明する。
本実施形態の携帯電話機では、ワンセグモード設定時ではなく、携帯電話機でテレビ視聴、電子メールの送受信、ウェブサイトの閲覧などといった通信機能を使用中にアンテナ300の受信レベルが低下したときにアンテナ300の引き出しが指示される。
図13は、アンテナ300が引き出されるまでの一連の処理の流れを示すフローチャート図である。
本実施形態では、アンテナ300に受信強度を検知する受信強度センサが備えられている。受信強度センサでは、携帯電話機で通信機能を使用中に、所定のタイミングごとに受信強度が検知され、検知結果がCPU110に伝えられる。この受信強度センサは、従来から携帯電話機に一般的に搭載されているものであり、ここでは詳細な説明を省略する。
CPU110では、所定のタイミングごとに送られてくる検知結果が取得され(図13のステップS21)、検知結果と予め設定されている所定の閾値とが比較される。
アンテナ300の受信強度が所定の閾値以上である場合は(図13のステップS22:No)、次の検知結果が得られるまで待機される(図13のステップS25)。
また、アンテナ300の受信強度が所定の閾値よりも小さい、あるいは、アンテナ300で電波が受信できない場合(図13のステップS22:Yes)、その状態が続くと(図13のステップS23)、CPU110からアンテナ引出部310に、アンテナ300の引き出しが指示される(図13のステップS24)。
ここで、上述した携帯端末装置の基本形態において、アンテナで受信される電波の受信レベルが所定の閾値レベルを下回ったことを検知するレベル検知部を有し、上記指示部は、レベル検知部による検知を受けて、引出機構に引出指示を与えるもという応用形態は好適である。
アンテナ300の受信強度を検知する受信強度センサ(図示しない)は、上述したレベル検知部の一例に相当する。
電波の受信強度が所定の閾値よりも低い場合にアンテナ300の引き出しが指示されることによって、ユーザが携帯電話機で通信中に電波状態が悪い場所に移動した場合などに、自動的にアンテナ300を引き出すことができる。
以上で、第6実施形態の説明を終了し、第7実施形態について説明する。この第7実施形態は、アンテナ300を引き出すためのアンテナ引出部の構成が第1実施形態とは異なる。本実施形態においても、第1実施形態と同じ要素については同じ符号を付して説明を省略し、第1実施形態との相違点についてのみ説明する。
本実施形態の携帯電話機には、図4および図7に示すバネ314の付勢力を使ったアンテナ引出部310に代えて、圧縮気体による付勢力を使ったアンテナ引出部310_7(図14参照)が備えられている。
図14は、アンテナ300およびアンテナ引出部310_7の構成図である。
図14(A)には、アンテナ300が下部筐体100B内に収容された状態が示されており、図14(B)には、アンテナ300が下部筐体100Bから引き出された状態が示されている。
図14に示すように、アンテナ引出部310_7は、図7に示す第1実施形態のアンテナ引出部310と同様に、筒状部材313と留め具312と解除部311が備えられている。また、本実施形態のアンテナ引出部310_7では、図7に示すバネ314が設けられておらず、筒状部材313および圧縮ポンプ315内に空気が密閉されている。
アンテナ300が下部筐体100B内に収容された状態では、図14(A)に示すように、アンテナ300の後端部303が筒状部材313の奥に押し込まれることによって、筒状部材313内の空間Pに密閉された空気が圧縮される。その結果、空間P内の空気によってアンテナ300が引出方向(矢印A方向)に付勢されるとともに、アンテナ引出部310_7の留め具312によってアンテナ300の後端部303と中央部302がロックされる。
また、CPU110からアンテナ引出部310_7にワンセグ機能の起動指示が与えられると、図7に示す第1実施形態のアンテナ引出部310と同様に、解除部311によって留め具312が動かされてロックが解除される。その結果、図7(B)に示すように、アンテナ300の後端部303が空間P内の圧縮空気によって付勢され、アンテナ300が下部筐体100Bの外部に引き出される。
アンテナ300を下部筐体100B内に収容するときには、ユーザがアンテナ300の先端部301を引出方向とは逆方向(矢印A方向とは逆方向)に押圧すると、アンテナ300の先端部301が中央部302に収容され、中央部302が後端部303に収容され、アンテナ引出部310_7の留め具312によって後端部303と中央部302がロックされる。
ここで、付勢部材と制止部材と解除手段とを有する引出機構が備えられた携帯端末装置の応用形態に対し、上記付勢部材は、アンテナの引出し方向への移動を案内する筒部材と、筒部材内に密閉されアンテナの収容により圧縮された気体とで構成されたものであることが好ましい。
筒状部材313は、上述した筒部材の一例に相当し、空間P内に密閉された空気は、上述した一例に相当する。
このように、バネに代えて圧縮空気を利用することによっても、装置の複雑化を抑えてアンテナ300を容易に引き出すことができる。
以上で、第7実施形態の説明を終了し、第8実施形態について説明する。この第8実施形態も、アンテナ引出部の構成のみが第1実施形態と異なるため、第1実施形態と同じ要素については同じ符号を付して説明を省略し、第1実施形態との相違点についてのみ説明する。
本実施形態の携帯電話機には、バネ314の付勢力を使った第1実施形態のアンテナ引出部310に代えて、電磁石を使ったアンテナ引出部310_8(図15参照)が備えられている。
図15は、アンテナ300およびアンテナ引出部310_8の構成図である。
図15(A)には、アンテナ300が下部筐体100B内に収容された状態が示されており、図15(B)には、アンテナ300が下部筐体100Bから引き出された状態が示されている。
図15に示すように、アンテナ引出部310_8は、筒形状を有する筒状部材313の後端に電磁石316が取り付けられており、アンテナ300は、後端部303の後端に磁石317が取り付けられている。
アンテナ引出部310_8においてアンテナ300を引き出す指示が取得されていない状態では、図15(A)に示すように、アンテナ300が筒状部材313内に収容されている。
例えば、ユーザが上部筐体100Aを回転させてワンセグモードの設定を指示したり、アンテナ300における電波の受信強度が低下した場合などには、CPU110からアンテナ引出部310_8に向けてアンテナ300を引き出す指示が与えられる。アンテナ引出部310_8では、電磁石316と磁石317とが反発し合うように、電磁石316に印加される電流の方向が制御されて電磁石316の極性が調整される。その結果、図15(B)に示すように、電磁石316と磁石317とが反発してアンテナ300が引出方向(矢印A方向)に押し出され、アンテナ300が下部筐体100Bの外部に引き出される。
また、例えば、ユーザが上部筐体100Aを元に戻して下部筐体100Bに対して起立させると、CPU110からアンテナ引出部310_8に向けてアンテナ300を収容する指示が与えられる。
アンテナ300を収容する指示が取得されると、アンテナ引出部310_8では、電磁石316と磁石317とが引き合うように、電磁石316に印加される電流の方向が制御されて電磁石316の極性が反転される。その結果、図15(A)に示すように、電磁石316と磁石317とが引き合ってアンテナ300が収容方向(矢印A方向とは逆方向)に引っ張られ、アンテナ300が下部筐体100B内に収容される。
ここで、上述した携帯端末装置の基本形態に対し、上記引出機構が、通電を受け、通電方向に応じてアンテナを引出し方向、および収容方向に移動させるものであることは好ましい。
さらに、引出機構が、アンテナに固定された磁石と、筐体に固定された、通電方向に応じて磁気を反転させることにより、磁石と引き合う、あるいは反発し合う電磁石とを備えたものであることは好ましい。
磁石317は、上述した磁石の一例にあたり、電磁石316は、上述した電磁石の一例に相当する。
このように、アンテナ300に磁石317を取り付けるとともに、アンテナ引出部310_8に電磁石316を取付け、アンテナ300の収容指示および引出指示に応じて電磁石316の磁極を調整することによって、アンテナ300を下部筐体100Bから自動で引き出すことができるとともに、アンテナ300を下部筐体100B内に自動で収容することができる。
以上で、第8実施形態の説明を終了し、第9実施形態について説明する。この第9実施形態も、アンテナ引出部の構成のみが第1実施形態と異なるため、第1実施形態と同じ要素については同じ符号を付して説明を省略し、第1実施形態との相違点についてのみ説明する。
本実施形態の携帯電話機には、バネ314の付勢力を使った第1実施形態のアンテナ引出部310に代えて、ローラを使ったアンテナ引出部310_9(図16参照)が備えられている。
図16は、アンテナ300´およびアンテナ引出部310_9の構成図である。
図16(A)には、アンテナ300´が下部筐体100B内に収容された状態が示されており、図16(B)には、アンテナ300´が下部筐体100Bから引き出された状態が示されている。
図16に示すように、アンテナ引出部310_9には、通電方向に応じて正方向あるいは逆方向に回転するローラ318と、ローラ318の回転に伴って矢印B方向あるいは矢印C方向に移動する筒状部材319が備えられている。アンテナ引出部310_9の筒状部材319とアンテナ300´の後端部303´との間にはカム機構が設けられており、筒状部材310が矢印B方向あるいは矢印C方向に移動すると、アンテナ300´はその逆の矢印B´方向あるいは矢印C´方向に移動する。
CPU110からアンテナ引出部310_9に向けてアンテナ300´を引き出す指示が与えられると、アンテナ引出部310_9では、ローラ318が正方向に回転されて筒状部材319が矢印C方向に移動される。その結果、図16(B)に示すように、アンテナ300´が筒状部材319とは逆の矢印C´方向に移動されて、アンテナ300´が下部筐体100Bの外部に引き出される。
また、CPU110からアンテナ引出部310_9に向けてアンテナ300´を収容する指示が与えられると、アンテナ引出部310_9では、ローラ318が逆方向に回転されて筒状部材319が矢印B方向に移動される。その結果、図16(A)に示すように、アンテナ300´が筒状部材319とは逆の矢印B´方向に移動されて、アンテナ300´が下部筐体100B内に収容される。
ここで、通電を受けてアンテナを引出し方向と収容方向に移動させる引出機構が備えられた携帯端末装置において、上記引出機構が、通電方向に応じた方向に回転するローラと、ローラとアンテナとの双方に連結され、ローラの回転に応じた方向にアンテナを移動させる移動手段とを備えたものであるという応用形態は好ましい。
ローラ318は、上述したローラの一例にあたり、筒状部材319は、上述した移動手段の一例に相当する。
このように、ローラ318の回転方向に応じてアンテナ300´を移動させることによっても、アンテナ300´の引出し、および収容を自動で行うことができる。
ここで、上記では、上述した携帯端末装置の一例として携帯電話機が示されているが、この携帯端末装置は、PDA(Personal Digital Assistant)や、携帯型のゲーム機などであってもよい。
以下、本発明の各種形態について付記する。
(付記1)
通信機能を有する携帯端末装置において、
筐体と、
前記筐体に引き出し自在に収容されるアンテナと、
前記アンテナの引出しを指示する引出指示を受けて、該アンテナを前記筐体から引き出す引出機構と、
前記通信機能についての所定のイベントを受けて、前記引出機構に前記引出指示を与える指示部とを備えたことを特徴とする携帯端末装置。
(付記2)
所定の操作を受けて前記通信機能の起動を検知する起動検知部を有し、前記指示部は、前記起動検知部による該通信機能の起動の検知を受けて、前記引出機構に前記引出指示を与えるものであることを特徴とする付記1記載の携帯端末装置。
(付記3)
前記アンテナで受信される電波の受信レベルが所定の閾値レベルを下回ったことを検知するレベル検知部を有し、前記指示部は、前記レベル検知部による検知を受けて、前記引出機構に前記引出指示を与えるものであることを特徴とする付記1記載の携帯端末装置。

(付記4)
前記引出機構が、前記アンテナを引出し方向に付勢する付勢部材と、該アンテナの引出しを制止する制止部材と、前記引出指示を受けて該制止部材による該アンテナの引出しの制止を解除する解除手段とを備えたものであることを特徴とする付記1から3のうちのいずれか1項記載の携帯端末装置。
(付記5)
前記付勢部材は、一端側が前記筐体に固定され、該一端側に対する他端側で前記アンテナを引出し方向に押圧するバネであることを特徴とする付記4記載の携帯端末装置。
(付記6)
前記付勢部材は、前記アンテナの前記引出し方向への移動を案内する筒部材と、該筒部材内に密閉され該アンテナの収容により圧縮された気体とで構成されたものであることを特徴とする付記4記載の携帯端末装置。
(付記7)
前記引出機構が、通電を受け、該通電方向に応じて前記アンテナを引出し方向、および収容方向に移動させるものであることを特徴とする付記1または2記載の携帯端末装置。

(付記8)
前記引出機構が、前記アンテナに固定された磁石と、前記筐体に固定された、通電方向に応じて磁気を反転させることにより、該磁石と引き合う、あるいは反発し合う電磁石とを備えたものであることを特徴とする付記7記載の携帯端末装置。
(付記9)
前記引出機構が、通電方向に応じた方向に回転するローラと、該ローラと前記アンテナとの双方に固定され、該ローラの回転に応じた方向に該アンテナを移動させる移動手段とを備えたものであることを特徴とする付記7記載の携帯端末装置。
(付記10)
前記筐体は、表示画面を備えた上部筐体と、該上部筐体を開閉自在および該表示画面の面内方向に回転自在に保持する下部筐体とを備えたものであり、
前記起動検知部は、前記上部筐体の回転を検知する回転検知センサを備え、該上部筐体の回転を該回転検知センサで検知することによって前記通信機能の起動を検知するものであることを特徴とする付記2記載の携帯端末装置。
(付記11)
前記回転検知センサは、磁気センサであることを特徴とする付記10記載の携帯端末装置。
(付記12)
前記回転検知センサは、機械スイッチであることを特徴とする付記10記載の携帯端末装置。
(付記13)
前記回転検知センサは、フォトインタラプタであることを特徴とする付記10記載の携帯端末装置。
(付記14)
前記回転検知センサは、前記下部筐体に備えられた、該下部筐体の傾きを検知する第1傾きセンサと、前記上部筐体に備えられた、該上部筐体の傾きを検知する第2傾きセンサとからなり、該第1傾きセンサで傾きが検知されず該第2センサで傾きが検知されたことをもって、該上部筐体の回転を検知するものであることを特徴とする付記10記載の携帯端末装置。
(付記15)
前記筐体は、操作に応じた指示を入力するための複数のキーを備えたものであり、
前記起動検知部は、前記複数のキーのうちの所定のキーの操作を受けて、前記通信機能の起動を検知するものであることを特徴とする付記2記載の携帯端末装置。
携帯端末装置の一実施形態である携帯電話機の外観斜視図である。 上部筐体が取り外された状態における下部筐体と連結部材の表面側を示す図である。 上部筐体の裏面側を示す図である。 携帯電話機の内部ブロック図である。 ワンセグモードが設定されてからアンテナが引き出されるまでの一連の処理の流れを示すフローチャート図である。 上部筐体を下部筐体に対して傾ける動作を示す図である。 アンテナおよびアンテナ引出部の構成図である。 第2実施形態の携帯電話機を示す図である。 第3実施形態の携帯電話機を示す図である。 第4実施形態の携帯電話機における上部筐体と連結部材を示す図である。 第4実施形態の上部筐体を下部筐体に対して傾ける動作を示す図である。 第5実施形態においてテレビ番組が表示されたLCDの一例を示す図である。 第6実施形態においてアンテナが引き出されるまでの一連の処理の流れを示すフローチャート図である。 第7実施形態のアンテナおよびアンテナ引出部の構成図である。 第8実施形態のアンテナおよびアンテナ引出部の構成図である。 第9実施形態のアンテナおよびアンテナ引出部の構成図である。
符号の説明
100 携帯電話機
100A 上部筐体
100B 下部筐体
100C 連結部材
101 液晶パネル
102 送話口
104 選択ボタン
105 プッシュボタン
106 受話口
110 CPU
111 ROM
112 不揮発メモリ
113 RAM
121 マイクデバイス
122 表示デバイス
123 スピーカデバイス
124 キーデバイス
125 カメラデバイス
126 時計
131 近距離通信デバイス
132 遠距離通信デバイス
133 テレビデバイス
140 メディアコントローラ
141 記録メディア
150 充電池
211 磁気センサ
300 アンテナ
310 アンテナ引出部

Claims (5)

  1. 通信機能を有する携帯端末装置において、
    筐体と、
    前記筐体に引き出し自在に収容されるアンテナと、
    前記アンテナの引出しを指示する引出指示を受けて、該アンテナを前記筐体から引き出す引出機構と、
    前記通信機能についての所定のイベントを受けて、前記引出機構に前記引出指示を与える指示部とを備えたことを特徴とする携帯端末装置。
  2. 所定の操作を受けて前記通信機能の起動を検知する起動検知部を有し、前記指示部は、前記起動検知部による該通信機能の起動の検知を受けて、前記引出機構に前記引出指示を与えるものであることを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
  3. 前記アンテナで受信される電波の受信レベルが所定の閾値レベルを下回ったことを検知するレベル検知部を有し、前記指示部は、前記レベル検知部による検知を受けて、前記引出機構に前記引出指示を与えるものであることを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
  4. 前記引出機構が、前記アンテナを引出し方向に付勢する付勢部材と、該アンテナの引出しを制止する制止部材と、前記引出指示を受けて該制止部材による該アンテナの引出しの制止を解除する解除手段とを備えたものであることを特徴とする請求項1から3のうちのいずれか1項記載の携帯端末装置。
  5. 前記引出機構が、通電を受け、該通電方向に応じて前記アンテナを引出し方向、および収容方向に移動させるものであることを特徴とする請求項1または2記載の携帯端末装置。
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