JPH0823219A - コードレス電話機 - Google Patents

コードレス電話機

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Publication number
JPH0823219A
JPH0823219A JP15472394A JP15472394A JPH0823219A JP H0823219 A JPH0823219 A JP H0823219A JP 15472394 A JP15472394 A JP 15472394A JP 15472394 A JP15472394 A JP 15472394A JP H0823219 A JPH0823219 A JP H0823219A
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JP
Japan
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antenna
unit
cordless telephone
radio waves
detection unit
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Pending
Application number
JP15472394A
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English (en)
Inventor
Shinichi Tano
真一 田野
Atsushi Inoue
淳 井上
Yoshiyuki Sugimoto
芳之 杉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アンテナの伸縮・角度調整が自動的に行える
コードレス電話機を得る。 【構成】 子機による内線または外線通話を行う場合
は、親機本体1が検出部により電波の送受信状態を検出
し、モータ8の駆動、軸9の回転によりアンテナ5を引
き出し、孔部7によりアンテナ5を直立に伸長させ、親
機本体1と子機との電波の送受信を行う。また、通話終
了の場合はモータ8により軸9を逆回転させ、アンテナ
5を収納する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、アンテナにより電波
の送受信を行うコードレス電話機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の装置の従来技術として、特開昭
62−123857号公報「送受話器の着座構造」に開
示されものがある。この発明の詳細については該公報に
譲るが、要点としてはコードレス電話機の送受話器の着
座状態に応じて、電話機本体側アンテナの起倒状態を変
えるものである。
【0003】また、図9は従来のコードレス電話機の斜
視図であり、図において、1は親機本体、2はアンテナ
であり、手動により伸縮自在な多段式ホイップアンテナ
からなり、かつ、親機本体1との取付部にはユニバーサ
ルジョイント2aが用いられ、角度調整も手動で行う。
3は受話器、4はダイヤルキーである。
【0004】次に、動作について説明する。まず、親機
本体1を用いて外線通話を行う場合は、アンテナ2を縮
め、親機本体1の側面に倒し、アンテナ2がダイヤル操
作等の各種操作または周囲の邪魔にならないようにして
おく。そこで、発呼時には、ダイヤルキー4から相手先
の電話番号を入力する。そして、相手先との回線閉結後
は、受話器3を用いて通話を行う。また、着呼時には、
呼出音の鳴動、または、ダイヤル4の発光により、着信
を報知し、受話器3を用いて通話を行う。
【0005】また、子機(図示せず)が親機本体1を介
して外線通話を行う場合には、予め手動でアンテナ2の
伸縮・角度調整を行い、親機本体1との電波の送受信感
度を良好にしておく。また、親機本体1と子機、または
子機同士の内線通話を行う場合にも、予め手動でアンテ
ナ2の伸縮・角度調整を行い、電波の送受信感度を良好
にしておき、通話終了後はアンテナ2を邪魔にならない
ように縮め、親機本体1の側面に配置する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のコードレス電話
機は、以上のように構成されているので、子機を用いて
通話を行う場合には、アンテナ2の伸縮・角度調整を行
わなければならず、また、アンテナ2の伸長・角度設定
によりアンテナ2が邪魔になる場合には、通話時のみ設
定し、その時以外は元に戻す、すなわち、親機本体1の
側面へ配置しなければならず、この毎回の設定が面倒で
あり、使い勝手が悪いという問題点があった。また、子
機による通話時に、親機本体1のアンテナ2の伸縮・角
度設定が悪く、例えば通話中にノイズが入ってしまう場
合には、親機本体1の設置場所まで脚を運び、アンテナ
2を再設定しなければならないという問題点があった。
【0007】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、アンテナの伸縮・角度調整が
自動的に行えるコードレス電話機を得ることを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係るコードレ
ス電話機は、子機と電波の送受信を行う板バネ状のアン
テナと、このアンテナの巻き取りおよび引き出しを行う
駆動部と、この駆動部によるアンテナの引き出し時に、
アンテナを直立に伸長させるガイド部と、アンテナによ
る電波の送受信状態を検出する検出部とを親機に備え、
検出部により電波の送受信状態が検出された場合には駆
動部により前記アンテナを引き出し、ガイド部を介して
アンテナを直立に伸長させ、検出されない場合には駆動
部によりアンテナを巻き取り収納するものである。
【0009】また、子機と電波の送受信を行う板バネ状
のアンテナと、このアンテナの巻き取りおよび引き出し
を行う駆動部と、この駆動部によるアンテナの引き出し
時に、アンテナを直立に伸長させるガイド部と、アンテ
ナによる電波の送受信状態を検出する検出部と、アンテ
ナによる電波の受信感度を検知する検知部とを親機に備
え、検出部により電波の送受信状態が検出された場合に
は、駆動部によりガイド部を介してアンテナを直立に伸
長させ、検知部による受信感度の良好な長さに調整する
ものである。さらに、板バネ状のアンテナに帯状パラボ
ナアンテナを用いたものである。
【0010】また、子機と電波の送受信を行うホイップ
アンテナと、このホイップアンテナを傾斜させる駆動部
と、ホイップアンテナによる電波の送受信状態を検出す
る検出部と、ホイップアンテナによる電波の受信感度を
検知する検知部とを親機に備え、検出部により電波の送
受信状態が検出された場合には、駆動部によりホイップ
アンテナの傾斜角度を、検知部による受信感度の良好な
角度に調整し、検出されない場合には駆動部により傾斜
角度を零にするものである。
【0011】また、子機と電波の送受信を行うアンテナ
と、このアンテナを伸長または起立させる駆動部と電話
の着呼状態を検出する検出部とを親機に備え、検出部に
より着呼状態が検出された場合には、駆動部によりアン
テナを伸長または起立させるものである。
【0012】また、子機と電波の送受信を行うアンテナ
と、このアンテナを伸縮または起立させる駆動部と、警
報を発する報知部とを親機に備え、駆動部によるアンテ
ナの伸縮または起倒時にアンテナに対して通常時以上の
負荷が加わった場合には、報知部を稼動させる。
【0013】
【作用】この発明におけるコードレス電話機は、検出部
が子機との電波の送信状態を検出した場合には、駆動部
によりアンテナを引き出し、ガイド部を介してアンテナ
を直立に伸長させ、検出されない場合にはアンテナを巻
き取り収納する。
【0014】また、検出部が子機との電波の送受信状態
を検出した場合には、駆動部によりガイド部を介してア
ンテナを直立に伸長させ、検知部による受信感度の良好
な長さに調整する。さらに、アンテナに帯状パラボナア
ンテナを用い、指向性を持たせる。
【0015】また、検出部が子機との電波の送受信状態
を検出した場合には、駆動部によりホイップアンテナの
傾斜角度を、検知部による受信感度の良好な角度に調整
し、検出されない場合には駆動部により傾斜角度を零に
する。
【0016】また、着呼状態が検出された場合には、駆
動部によりアンテナを伸長または起立させる。
【0017】また、駆動部によるアンテナの伸縮または
起倒時にアンテナに対して通常時以上の負荷が加わった
場合には、報知部を稼動させる。
【0018】
【実施例】
実施例1.図1はこの発明の一実施例を示すコードレス
電話機の斜視図、図2はこのコードレス電話機のアンテ
ナ伸縮部を示す斜視図である。図において、従来例と同
一または相当部分には同一符号を付し、説明を省略す
る。5はアンテナであり、板バネ状のホイップアンテナ
からなり、先端部には平板形状の巻き取り時のストッパ
ー6を有する。7は親機本体1の上面に設けられ、アン
テナ5が挿通する孔部であり、アンテナ5の引き出し時
にはアンテナ5を直立に伸長させるガイド部の機能も有
する。8は駆動部を示す小型モータであり、軸9にアン
テナ5の端部が取り付けられ軸9を回転させることによ
りアンテナ5の引き出しまたは巻き取りを行う。なお、
親機本体1内にはアンテナ5による電波の送受信状態を
検出する検出部を備えている。
【0019】次に、動作について説明する。まず、予め
モータ8を駆動させ軸9を回転させて、アンテナ5を巻
き取り、親機本体1内に収容させておく。これにより、
アンテナ5がダイヤル操作等の各種操作または周囲の邪
魔にならないようにしておく。そこで、親機本体1を用
いて外線通話を行う場合は、従来例と同様に発着呼動作
を行う。
【0020】次に、子機(図示せず)が親機本体1を介
して外線通話を行う場合は、親機本体1が検出部により
子機との電波の送受信状態を検出し、モータ8を駆動さ
せ、軸9を回転させて、アンテナ5を引き出し、孔部7
によりアンテナ5を直立に伸長させる。これにより、親
機本体1と子機との電波の送受信を行う。また、通話が
終了した場合は、検出部により子機からの通話終了の信
号を検出し、モータ8により軸9を逆回転させてアンテ
ナ5を収容する。
【0021】また、親機本体1と子機との内線通話、ま
たは親機本体1を介した子機同士の内線通話を行う場合
は、親機本体1が検出部により1つまたは複数の子機と
の電波の送受信状態を検出し、孔部7によりアンテナ5
を直立に伸長させる。これにより、親機本体1と1つま
たは複数の子機との電波の送受信を行う。また、通話が
終了した場合には、モータ8により軸9を逆回転させ、
アンテナ5を収納する。以上により、コードレス電話機
の使用/未使用時のアンテナの伸縮が自動で行え、アン
テナを毎回設定する手間が省け、使い勝手が良くなる。
【0022】実施例2.上記実施例1では親機本体1が
子機との電波の送受信状態を検出してアンテナ5を直立
に伸長させるものを示したが、電波の受信感度の強弱に
応じてアンテナ5を伸縮させても良い。図1,図2を用
いて動作について説明する。まず、親機本体1内にアン
テナ5による電波の受信感度を検知する検知部を備え
る。そこで、子機が親機本体1を介して外線通話を行う
場合や、親機本体1と子機との内線通話、または親機本
体1を介した子機同士の内線通話を行う場合には、親機
本体1が検出部により子機との電波の送受信状態を検出
し、モータ8を駆動させ、軸9を回転させ、アンテナ5
を引き出し、孔部7によりアンテナ5を直立に伸長させ
る。
【0023】そこで、検知部により子機からの電波の受
信感度を検知し、受信感度が強すぎる場合には、モータ
8を駆動させアンテナ5を縮め、受信感度を良好なもの
とする。また、受信感度が弱い場合には、モータ8を駆
動させ、アンテナ5を伸長させ受信感度を良好なものと
する。以上より、子機からの電波の受信感度の強弱に応
じて、アンテナ5を伸縮できるため、受信感度を常に良
好に保つことができ、快適な通話が行える。
【0024】実施例3.上記実施例1,2ではアンテナ
5として板バネ状のホイップアンテナを用いたものを示
したが、断面が略M型の指向性を有するホイップアンテ
ナを用いてもよい。図3はこの発明の他の実施例を示す
コードレス電話機のアンテナ部の拡大斜視図、図4はこ
のアンテナの断面図である。図において、10はアンテ
ナであり、断面が略M型のホイップアンテナから成る。
11はアンテナ10が挿通する略M型の孔部であり、ア
ンテナ10の引き出し時にはアンテナ10を直立に伸長
させるガイド部の役目をする。なお、特に図示していな
いが、実施例1と同様に小型モータ8を備え、アンテナ
10の引き出しまたは巻き取りを行い、また、親機本体
1内にはアンテナ10による電波の送受信状態を検出す
る検出部および電波の受信感度を検知する検知部を備え
る。
【0025】次に、動作について説明する。予め親機本
体1から見て、子機が主に使用される場所方向を調べ、
アンテナ10の伸長時には子機方向に指向性を有するよ
うに親機本体1をは配置しておく。すなわち、アンテナ
10の凹部を子機方向に向ける。そこで、子機が親機本
体1を介して外線通話を行う場合や、親機本体1と子機
との内線通話、または親機本体1を介した子機同士の内
線通話を行う場合には、実施例2と同様に検出部による
電波送受信状態の検出が行われ、モータ8の駆動により
アンテナ10を引き出し、孔部11によりアンテナ10
を直立に伸長させる。この時にアンテナ10は子機の存
在方向に指向性を有する。そこで、検知部により子機か
らの電波の受信感度の強弱を検知し、感度に応じてモー
タ8を駆動させ、アンテナ10を伸縮し、受信感度の良
好なものとする。このようにアンテナ10に指向性を持
たせることにより、受信感度の向上が図れる。
【0026】実施例4.図5はこの発明の他の実施例を
示すコードレス電話機の斜視図、図6はこのコードレス
電話機のアンテナ起倒構造を示す図、図7はこのコード
レス電話機のアンテナ駆動部の主要ブロック図である。
図において、従来例と同一または相当部分には同一符号
を付し、説明を省略する。12は棒状のホイップアンテ
ナ13はユニバーサルジョイント、14はステッフピン
グ小型モータ、15は子機、16は電波の受信状態を検
出し、受信感度を検知する受信感度検出回路、17はモ
ータ14の駆動を制御し、ホイップアンテナ12の傾斜
角度を調整するモータ駆動制御回路である。なお、モー
タ14は駆動部を、受信感度検出回路16は検出部及び
検知部をそれぞれ示す。
【0027】次に、動作について説明する。まず、電話
未使用時には、当然のことながら受信感度検出回路16
による受信検知が行われないため、モータ駆動制御回路
17によりモータ14を制御し、ホイップアンテナ12
を親機本体1の側面に配置し、傾斜角度を零に保持す
る。次に、子機15が親機本体1を介して発呼または着
呼により外線通話を行う場合は、親機本体1が受信感度
検出回路16により子機15との電波の送受信を検出
し、モータ駆動制御回路17によりモータ14を駆動さ
せ軸9を回転させてホイップアンテナ12を立ち上がら
せる。
【0028】そして、受信感度検出回路16により受信
感度を検出し、受信感度を良好にするために、モータ駆
動制御回路17によりホイップアンテナ12の傾斜角度
を調整し、受信状態の良好な角度に設定する。その後、
通話が終了した場合は、受信感度検出回路16により電
波の送受信のないことが検出され、モータ駆動制御回路
17によりホイップアンテナ12を親機本体1の側面に
配置し、傾斜角度を零にする。
【0029】以上より、子機使用時に電波の受信感度に
応じて、ホイップアンテナ12の傾斜角度の調整を行え
るため、受信感度を常に良好に保つことができ、快適な
通話が行える。また、未使用時には傾斜角度が零にな
り、ホイップアンテナ12が親機本体1の側面に配置さ
れるため、周囲の邪魔にならなくなる。
【0030】実施例5.なお、上記実施例4では子機1
5による外線通話時に、ホイップアンテナ12の傾斜角
度を調整するものを示したが、着呼時には子機15の使
用有無に関係なく、モータ駆動制御回路17によりモー
タ14を駆動させホイップアンテナ12を立ち上がらせ
てもよい。同様に実施例1において、着呼時には子機の
使用有無に関係なく、モータ8を回転させてアンテナ5
を伸長させてもよい。
【0031】以上により、目視による着呼確認が行える
ことになり、例えば、複数個の親機本体が互いに隣接し
て設置されていた場合に、着呼のあった親機本体を容易
に特定でき、識別が容易に行える。
【0032】実施例6.図8は個の発明の他の実施例を
示すコードレス電話機のアンテナ起倒機構を示す図であ
る。図において、18は着呼時等に鳴動音を発生させる
スピーカであり、このスピーカ18を用いて警報音も発
生させる。19は制御部であり、モータ駆動制御回路1
7を介してモータ14の負荷状態を検出する。また、コ
ードレス電話機の斜視図については図5を流用する。
【0033】次に、実施例について説明する。まず、子
機に通話開始時や通話終了時にはモータ駆動制御回路1
7がモータ14を駆動させ、ホイップアンテナ12の傾
斜角度を調整する。この傾斜角度調整時に、ホイップア
ンテナ12が電話機周辺の障害物に引っ掛かり、モータ
14に通常時以上の負荷が加わった場合には、モータ駆
動制御回路17から異常負荷状態を示す信号が制御部1
9に入力し、制御部19はスピーカ18を制御し、警報
音を発生させる。
【0034】これにより、子機使用や着呼等により親機
本体1のホイップアンテナ12が自動的に起倒した場合
に、例え、障害物にホイップアンテナ12が衝突して
も、使用者に報知することにより、使用者はホイップア
ンテナ12の異常負荷状態を即座に把握できる。
【0035】なお、この実施例ではホイップアンテナ1
2による起倒調整時の異常負荷状態の報知について説明
したが、実施例1のアンテナ5による伸縮調整時の異常
負荷状態の報知について実施しても良いということは言
うまでもない。また、この実施例では、スピーカ18に
よる警報音を用いた報知手段について説明したが、親機
本体に発光部を設け、警報灯により報知してもよい。
【0036】
【発明の効果】この発明におけるコードレス電話機は、
検出部が子機との電波の送受信状態を検出した場合に
は、駆動部によりアンテナを引き出し、ガイド部を介し
てアンテナを直立に伸長させ、検出しない場合にはアン
テナを巻き取り収納することにより、アンテナの伸縮が
自動に行え、毎回手動により伸縮させる手間が省けると
ともに、アンテナ未使用時には収納されているため、周
囲の邪魔にならず、使い勝手が向上するという効果が得
られる。
【0037】また、検出部が子機との電波の送受信状態
を検出した場合には、駆動部によりガイド部を介してア
ンテナを直立に伸長させ、検知部による受信感度の良好
な長さに調整することにより、子機による通話品質が向
上し、ノイズの少ない快適な通話が行えるという効果が
得られる。
【0038】さらに、アンテナに帯状のパラボナアンテ
ナを用い、指向性を持たせることにより、さらにノイズ
の少ない快適な通話が行えるという効果が得られる。
【0039】また、検出部が子機との電波の送受信状態
を検出した場合には、駆動部によりホイップアンテナの
傾斜角度を、検知部による受信感度の良好な角度に調整
し、検出されない場合には駆動部により傾斜角度を零に
することにより、子機による通話品質が向上し、ノイズ
の少ない快適な通話が行えるとともに、アンテナ未使用
時には傾斜角度が零であるため、周囲の邪魔にならず、
使い勝手が向上するという効果が得られる。
【0040】また、検出部により着呼状態が検出された
場合には、駆動部によりアンテナを伸長または起立させ
ることにより、着呼状態を目視により確認でき、着呼の
識別が容易に行えるという効果が得られる。
【0041】また、駆動部によるアンテナの伸縮または
起倒時にアンテナに対して通常時以上の負荷が加わった
場合には報知部を稼動させることにより、使用者はアン
テナへの異常負荷状態を即座に把握でき、対処すること
ができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すコードレス電話機の
斜視図である。
【図2】この発明の一実施例を示すコードレス電話機の
アンテナ伸縮部を示す斜視図である。
【図3】この発明の他の実施例を示すコードレス電話機
のアンテナ部の拡大斜視図である。
【図4】この発明の他の実施例を示すコードレス電話機
のアンテナの断面図である。
【図5】この発明の他の実施例を示すコードレス電話機
の斜視図である。
【図6】この発明の他の実施例を示すコードレス電話機
のアンテナ起倒機構を示す図である。
【図7】この発明の他の実施例を示すコードレス電話機
のアンテナ駆動部の主要ブロック図である。
【図8】この発明の他の実施例を示すコードレス電話機
のアンテナ起倒機構を示す斜視図である。
【図9】従来のコードレス電話機の斜視図である。
【符号の説明】
1 親機本体 5 アンテナ 7 孔部 8 小型モータ 10 アンテナ 12 ホイップアンテナ 14 モータ 15 子機 16 受信感度検出回路 17 モータ駆動制御回路 18 スピーカ
フロントページの続き (72)発明者 杉本 芳之 群馬県新田郡尾島町大字岩松800番地 三 菱電機エンジニアリング株式会社鎌倉事業 所群馬支所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話回線に接続される親機と、この親機
    に無線回線を介して接続される子機とを有するコードレ
    ス電話機において、前記子機と電波の送受信を行う板バ
    ネ状のアンテナと、このアンテナの巻き取りおよび引き
    出しを行う駆動部と、この駆動部による前記アンテナの
    引き出し時に、前記アンテナを直立に伸長させるガイド
    部と、前記アンテナによる電波の送受信状態を検出する
    検出部とを前記親機に備え、前記検出部により電波の送
    受信状態が検出された場合には前記駆動部により前記ア
    ンテナを引き出し、前記ガイド部を介して前記アンテナ
    を直立に伸長させ、検出されない場合には上記駆動部に
    より前記アンテナを巻き取り収納することを特徴とする
    コードレス電話機。
  2. 【請求項2】 電話回線に接続される親機と、この親機
    に無線回線を介して接続される子機とを有するコードレ
    ス電話機において、前記子機と電波の送受信を行う板バ
    ネ状のアンテナと、このアンテナの巻き取りおよび引き
    出しを行う駆動部と、この駆動部による前記アンテナの
    引き出し時に、前記アンテナを直立に伸長させるガイド
    部と、前記アンテナによる電波の受信感度を検知する検
    知部とを前記親機に備え、前記検出部により電波の送受
    信状態が検出された場合には、前記駆動部により前記ガ
    イド部を介して前記アンテナを直立に伸長させ、前記検
    知部による受信感度の良好な長さに調整することを特徴
    とするコードレス電話機。
  3. 【請求項3】 上記板バネ状のアンテナに帯状パラボナ
    アンテナを用いたことを特徴とする請求項2記載のコー
    ドレス電話機。
  4. 【請求項4】 電話回線に接続される親機と、この親機
    に無線回線を介して接続される子機とを有するコードレ
    ス電話機において、前記子機と電波の送受信を行うホイ
    ップアンテナと、このホイップアンテナを傾斜させる駆
    動部と、前記ホイップアンテナによる電波の送受信状態
    を検出する検出部と、前記ホイップアンテナによる電波
    の受信感度を検知する検知部とを前記親機に備え、前記
    検出部により電波の送受信状態が検出された場合には、
    前記駆動部により前記ホイップアンテナの傾斜角度を、
    前記検知部による受信感度の良好な角度に調整し、検出
    されない場合には前記駆動部により傾斜角度を零にする
    ことを特徴とするコードレス電話機。
  5. 【請求項5】 電話回線に接続される親機と、この親機
    に無線回線を介して接続される子機とを有するコードレ
    ス電話機において、前記子機と電波の送受信を行うアン
    テナと、このアンテナを伸長または起立させる駆動部
    と、電話の着呼状態を検出する検出部とを前記親機に備
    え、前記検出部により着呼状態が検出された場合には、
    前記駆動部により前記アンテナを伸長または起立させる
    ことを特徴とするコードレス電話機。
  6. 【請求項6】 電話回線に接続される親機と、この親機
    に無線回線を介して接続される子機とを有するコードレ
    ス電話機において、前記子機と電波の送受信を行うアン
    テナと、このアンテナを伸縮または起倒させる駆動部
    と、警報を発する報知部とを前記親機に備え、前記駆動
    部による前記アンテナの伸縮または起倒時に前記アンテ
    ナに体して通常時以上の負荷が加わった場合には、前記
    報知部を稼動させることを特徴とするコードレス電話
    機。
JP15472394A 1994-07-06 1994-07-06 コードレス電話機 Pending JPH0823219A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15472394A JPH0823219A (ja) 1994-07-06 1994-07-06 コードレス電話機

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