JP2005024792A - カメラ付き携帯通信端末 - Google Patents
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Abstract
【課題】被写体側からの音声による遠隔制御によりピントが合ったカメラ撮影を可能とする。
【解決手段】シャッタ等の撮影操作を遠隔制御するための音声認識機能(23)と、カメラ部のピント調整機能(5、21)と、ピント調整による計測距離の出力に連動して、マイク9の出力の信号レベルを可変する増幅機能(26、27)とを備え、音声コマンドを発することにより、マイク(9)出力の音声認識によりカメラ付き携帯電話機から離れた場所からカメラ撮影を可能とし、また、撮影画面のピントが合った時には、スピーカ(10)から音でピントが合っていることを知らせ、ピントの合った撮影距離によりマイク9の出力の信号レベルを制御することにより、音声認識による撮影時の認識率の低下を防止する。
【選択図】 図2
【解決手段】シャッタ等の撮影操作を遠隔制御するための音声認識機能(23)と、カメラ部のピント調整機能(5、21)と、ピント調整による計測距離の出力に連動して、マイク9の出力の信号レベルを可変する増幅機能(26、27)とを備え、音声コマンドを発することにより、マイク(9)出力の音声認識によりカメラ付き携帯電話機から離れた場所からカメラ撮影を可能とし、また、撮影画面のピントが合った時には、スピーカ(10)から音でピントが合っていることを知らせ、ピントの合った撮影距離によりマイク9の出力の信号レベルを制御することにより、音声認識による撮影時の認識率の低下を防止する。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、カメラ付き携帯通信端末に関し、特に、撮影動作の遠隔制御が可能なカメラ付き携帯通信端末に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年の携帯電話機においてはカメラ機能を装備するものが主流となりつつある等、特色のある機能を実装することが求められてきている。
【0003】
また従来、カメラにおけるシャッタ操作において、手ぶれを防止するためにカメラから数センチ以内等の近距離から発音する音声に応動して動作する音声作動式シャッタの技術が知られている(特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開昭58−137828号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
カメラ付き携帯電話機においてはカメラの多機能化等、特色のあるカメラ機能を装備することが売れるための重要な一要素となってきている。特許文献1記載の音声作動式シャッタ技術は手ぶれ防止を目的とするものであり、被写体側からの遠隔制御により正しいピントで確実に撮影することができるカメラ付き携帯電話機は存在していなかった。
【0006】
(目的)
本発明の目的は、被写体側からの音声による遠隔制御によりピントが合ったカメラ撮影を可能とするカメラ付き携帯通信端末を提供することにある。
本発明の他の目的は、被写体までの距離にかかわらず音声認識による遠隔制御が確実に実行できるカメラ付き携帯通信端末を提供することにある。
本発明の他の目的は、音声認識による遠隔制御においてカメラ部の被写体までの距離計測が正しく行われていることを使用者が確認することが可能なカメラ付き携帯通信端末を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明のカメラ付き携帯通信端末は、音を集音し音声信号を出力する音声入力手段(例えば図2の9、27)と、前記音声信号の音声認識を行いカメラ撮影を指示する指示信号を検出する音声認識手段(例えば図2の23)と、カメラ部(例えば図2の5)のピント調整を行いピント調整終了時にピント調整終了音を報知する報知手段(例えば図2の28、10)と、前記報知手段がピント調整終了音を報知した後に前記音声認識手段がカメラ撮影を指示する指示信号を検出した場合にカメラ撮影を行う制御手段(例えば図2の21)と、を備えることを特徴とする。また、前記音声入力手段からの音声信号の信号レベルを調整する信号レベル制御手段(例えば図2の26)を備え、前記制御手段はピント調整終了時のカメラ部から被写体までの距離情報に応じて前記信号レベル制御手段を制御し、前記距離に応じて信号レベルを制御することを特徴とする。更に、前記制御手段は、前記距離情報を所定の閾値と比較し、前記距離情報が前記閾値より小さい範囲では前記信号レベルを距離に応じて小さい方向に制御し、前記閾値の以上の範囲では距離に応じて大きい方向に制御する特徴とする。
【0008】
また、上記カメラ付き携帯通信端末の前記報知手段は、ピント調整終了時にピント調整終了音に加えてピント調整終了時のカメラ部から被写体までの距離情報をも音声により報知することを特徴とし、カメラ撮影を指示する指示信号は、使用者により予め登録することが可能であることを特徴とする。
【0009】
つまり、本発明のカメラ付き携帯通信端末においては、シャッタ等の撮影操作を遠隔制御するためのマイクからの音声信号の音声認識機能と、カメラ部のピント調整機能と、ピント調整機能の計測距離の出力に連動し、マイク出力の信号レベルを可変する増幅機能と、を備え、音声認識によりカメラ付き携帯通信端末を離れた場所からカメラ撮影を可能とし、また、撮影画面のピントが合った時には、スピーカから音でピントが合っていること、更には計測距離を知らせることにより、ピントの合った撮影距離によりマイク出力の信号レベルを制御することにより、適正なピント状態で音声による遠隔撮影が可能であることを使用者等に認識できるようにし、音声認識による撮影時の認識率の低下を防止する。
【0010】
【発明の実施の形態】
(構成の説明)
本発明の一実施の形態を折り畳み式のカメラ付き携帯電話機の例により説明する。
図1は本実施の形態のカメラ付き携帯電話機の外観を示す図である。本実施の形態はケースとカバーが係合することで構成される2つの筺体がヒンジにより回動可能に結合された折り畳み式携帯電話機として構成される。1は上ケース、2は上カバー、3は下ケース、4は下カバー、5は上カバー2側に設置された画像撮影や動画撮影等に用いるカメラ部、6は上ケース1側に設置された液晶表示パネル等の表示部、7は下ケース3側に組み込まれたキーボード等の操作部、8は上カバー2に設置されたアンテナ、1aは上ケース1に設けられたレシーバ用のスピーカの音孔、2aは上カバー2に設けられたスピーカの音孔、3aは下ケース3に設けられたマイクの送話用音孔である。
【0011】
図2は本実施の形態の内部の回路ブロックを示す図である。本実施の形態の主要な構成は、前述のカメラ部5、表示部6、操作部7、アンテナ8、マイク9、スピーカ10、レシーバ用のスピーカ11等に加えて、中央処理装置CPU(central processing unit)21、無線部22、デジタル・シグナル・プロセッサDSP(digital signal processor)23、メモリ24、A/D・D/Aコンバータ25、信号レベル制御部26、マイク用アンプ27、スピーカ用アンプ28、レシーバ用アンプ29を備える。
【0012】
以下、各部の機能及び構成について説明する。
CPU21は、発着信、通話等に係る種々の指示、制御の処理、着信音、音声及び送受話に係る指示、制御等の処理、メニュー表示及び設定制御の処理、カメラ部5の撮影機能に関しピント調整の処理等、カメラ付き携帯電話機の全体を制御すると共に、本発明に係る制御機能として、DSP23と協働してマイク9から入力した音声信号の音声認識の処理を行い、特定の音声が検出された場合にカメラ部5のシャッタ等の撮影動作を制御するための指示、制御を行う処理機能と、使用者の特定の音声をマイク9から入力して登録する処理機能と、カメラ部5のピント調整時にカメラ部5と画像の中央部の被写体(単に被写体ともいう。)までの距離を計測し、ピントの合った被写体までの距離情報を算出し、信号レベル制御部26に当該距離情報を出力する機能を有する。
【0013】
DSP23は、CPU21、無線部22、メモリ24及びA/D・D/Aコンバータ25に接続されており、基地局との無線接続の処理、送受信における音声信号の処理、画像信号の処理、着信音、メロディー音の生成等、音声や画像などのグラフィックス処理等に加え、A/D・D/Aコンバータ25からマイク9で集音された信号のデジタル信号を入力し、メモリ24に予め格納した音声パターン等と照合して撮影動作を起動するための音声認識を行う音声認識機能を有する。
【0014】
メモリ24はCPU21とDSP23に接続されており、CPU21の演算結果やカメラ撮影された静止画、動画等の画像データ、種々の設定情報を格納するとともに、CPU21及びDSP23による音声認識を行う際の使用者により予め設定された特定の音声の音声パターン又は当初から登録済みの音声コマンド等のデジタル信号、ピント調整が合ったときの音(ピント調整終了音)、音声、音楽等のデジタル信号等が格納される。
【0015】
信号レベル制御部26は、CPU21と、マイク9の出力を増幅するマイク用アンプ27に接続されており、カメラ部5による撮影時にCPU21がピント調整により出力するカメラ部5から被写体までの距離情報を入力し、マイク9からの音声信号を当該距離に応じた信号レベルに増幅する利得制御機能を有する。
【0016】
A/D・D/Aコンバータ25は、DSP23、スピーカ用アンプ28及びマイク用アンプ27等に接続されており、DSP23から出力されたピント調整終了音、音声、音楽のデジタル信号をアナログ信号に変換してスピーカ用アンプ10等に出力し、また、逆にマイク9で集音したアナログ信号をデジタル信号に変換してDSP23に出力する機能を有する。
【0017】
表示部6はCPU21に接続されており、機能設定時の選択、設定画面等の表示機能に加えて、カメラ部5で撮影した静止画、動画などの画像表示機能を有する。操作部7は前記CPU21に接続されており、発着呼、終了等に加え、撮影の手動シャッタ制御又は音声による遠隔制御等のメニュー選択時のキー入力を行うため使用者が操作するテンキー、機能キー等、キー入力操作部である。無線部22はCPU21、DSP23と接続されており、アンテナ8を介して図示を省略した基地局との通信を行う機能を有する。
【0018】
スピーカ用アンプ28はA/D・D/Aコンバータ25及びスピーカ10と接続されており、着信音、動画撮影された音声信号等に加え、ピント調整時にピントが合ったことを報知するピント調整終了音の信号等を増幅してスピーカ10を鳴動させるために使用される。またレシーバ用アンプ30は同様に受話音声信号の増幅に使用される。
(動作の説明)
本発明の実施の形態のカメラ付き携帯電話機の動作について、図面を参照して説明する。
図3はカメラ付き携帯電話機から離れた場所からカメラ撮影する際のフローチャートを示す図である。
カメラ付き携帯電話機の撮影待ち受け状態において、使用者が操作部7の特定キーを押下して撮影機能を起動すると、CPU21及びDSP23等が動作しカメラ部5及び表示部6のそれぞれ撮影及び表示の起動状態となる(ステップ1)。このとき表示部6には、操作部7の特定キーを手動で押下することにより撮影するモード(「通常撮影モード」という。)と、カメラ付き携帯電話機から離れた場所から撮影者の音声の指示により撮影するモード(「遠隔撮影モード」という。)の2通りの撮影モードの何れかを選択する選択メニュー画面が表示される。
【0019】
使用者は操作部7により通常撮影モード又は遠隔撮影モードの何れかを選択する(ステップ2)。例えば使用者が通常撮影モードの撮影を選択する(ステップ2、NO)と、CPU21が通常撮影モードの選択を認識し、特定キーの押下により撮影する設定状態となり(ステップ3)、カメラ部5からの画像が表示部6に写し出され、使用者がカメラ部5を被写体に向け、表示部6の画像を確認しながら操作部7の特定キーを押下して撮影すると、表示部6には撮影した静止画が表示される(ステップ11)。
【0020】
撮影モードを選択するステップ2において、使用者が遠隔撮影モードを選択する(ステップ2、YES)と、CPU21が遠隔撮影モードの選択を認識し、カメラ部5からの画像が表示部6に表示されとともに、CPU21の指示によりマイク9及び信号レベル制御部26が起動し、音声認識による撮影が可能となる(ステップ4)。音声認識による撮影はメモリ24に格納されている特定の音声コマンド、または、使用者が予め設定した音声信号(例えば使用者本人の音声)等がマイク9から集音され音声認識されたときに行われる。ここでは予め設定されている特定の音声コマンドで撮影されることとする。
【0021】
使用者は、大凡の撮影する範囲や撮影する箇所を特定した上で、カメラ付き携帯電話機を机上等に置いて、本人又は他の者等と撮影されるポイントに移動する。CPU21はカメラ部5が写している被写体の画像の中心部等で自動的なピント調整を行い、ピントが合ったときカメラ部6から当該中心部等までの距離を算出して出力する(ステップ5)。このときの信号処理はCPU21からの指示によりDSP23が行うように構成することができる。
【0022】
カメラ部5のピント調整及びカメラ部5から被写体までの距離の算出が完了すると、ピント調整が完了したことを使用者に知らせるため、CPU21はメモリ24に格納されているピント調整終了音又は音声のデータをスピーカ10より鳴動させるようにDSP23に指示し、DSP23は当該データをメモリ24から読み出し、A/D・D/Aコンバータ25に出力し、A/D・D/Aコンバータ25はスピーカ用アンプ28を介してスピーカ10を鳴動して使用者に知らせる(ステップ6)。
【0023】
同時にCPU21は、算出した距離が所定の距離の閾値(所定距離)より大きいか否か、つまり、所定距離より遠いか近いかを判断し(ステップ7)、信号レベル制御部26にマイク9の信号レベルを調整するように指示を出す。算出距離が前記所定距離より遠い場合はCPU21は信号レベル制御部26に距離に合わせて感度を上げるように指示し(ステップ8)、信号レベル制御部26はマイク用アンプ27の利得を上げるように制御する。また、算出距離が所定距離より近い場合はCPU21は信号レベル制御部26に距離に合わせて感度を下げるように指示し(ステップ9)。信号レベル制御部26は、マイク用アンプ27の利得を下げるように制御する。ここで信号レベル制御部26には、前記距離とマイク9の感度特性に基づいて、前記算出距離に応じたマイク出力の信号レベルの例えば非線形な制御値を予め設定した変換テーブルを備えるように構成することができる。
【0024】
使用者はピント調整終了音により、音声コマンドによる撮影が可能な状態にあることを確認し、予め設定してある撮影動作を命令する特定の音声コマンドを発声する。音声コマンドはマイク9から入力し、スピーカー用アンプ27で前記算出距離に応じて増幅され、A/D・D/Aコンバータ25を介してDSP23で認識され、CPU21により画像が撮影される(ステップ10)。撮影された静止画像は表示部6に表示される(ステップ11)。表示部6に表示された撮影画像を確認し、静止画像を保存又は削除する場合は操作部7の特定のキーを押下し、保存/削除等のメニュー画面でデータ保存/削除を行うと、メモリ24に画像データとして保存又は削除される。保存等が終了するとステップ1と同じカメラ起動状態に戻り、以上説明した処理を繰り返すことが可能となる。
【0025】
(他の実施の形態)
図4は本発明の他の実施の形態を示す動作フローチャートを示す図である。本実施の形態では、使用者等がカメラ部5の撮影範囲に移動した後におけるカメラ部5のピント調整終了音の報知に加えて、ピントが合ったときのカメラ部5と画像の中央部の被写体までの距離をも音声で報知するように構成したものである。基本的な動作フローチャートは図3に示すものと同様であるが、本実施の形態ではステップ6において、被写体までの距離に相当する情報を音声により報知する点が異なる。
【0026】
カメラ付き携帯電話機を机上等に置くと表示部7には撮影範囲の画像が表示されるので、通常、被写体として何れの場所に移動すればよいかが分かるので、図4に示すように敢えて距離情報をも報知する必要はないが、風景等の遠方を背景とする撮影環境においては、使用者が画像の中央部から外れたポジションで撮影しようとしたり、集合写真のような撮影を行う場合には画像の中央部には人物が存在しない場合が起こりうるし、また、画像の中央部の被写体より前方にピント調整上の障害物等がある場合等には、距離計測を間違うおそれがある。
【0027】
また、このような状況では、信号レベル制御部26も異常な制御を行うことになり、音声コマンドの認識が不可能となり正常な撮影動作が不可能になったり、周囲の雑音により撮影動作を行う等、誤動作する可能性もある。本実施の形態にように、距離情報の音声報知があれば容易に間違ったピント調整が行われていることがわかるので、人物の移動や撮影場所の移動等により間違ったピント調整による撮影を防止することが可能である。
【0028】
以上の実施の形態では静止画像の撮影機能を有するカメラ付き携帯電話機の例を示したが、動画が撮影できる機能を有すカメラ付き携帯電話機においても同様な機能を実現することが可能である。つまり、動画撮影の機能を選択した状態で、撮影時に同様に撮影距離により、受信音声の信号レベルを調整するように制御させることにより、音声の途切れ等、聞こえにくい等の問題を起こすことなく音声認識による撮影を確実に実行することが可能である。
【0029】
なお、信号レベル制御部26による制御は、マイク出力の信号レベルをマイク用アンプにより制御する例を示したが、マイク自体の受話感度を制御するように構成することが可能であることは明らかである。
【0030】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、カメラ付き携帯通信端末に音声認識機能を利用することで離れた場所からの撮影を可能とし、また、ピント調整ができたところでピント調整完了が音により報知されるため、ピンボケが無く、かつ撮影距離に応じてマイクの出力の信号レベルを調整することで受信した音声信号の信号レベルが小さすぎたり過大になるなどが防止されるので、音声認識率が向上し、音声制御の失敗が少ない遠隔制御の画像撮影が可能になる。また、ピント調整終了音に加えて距離情報をも音声により報知することにより、予定する被写体までの適正なピント調整が行われたことを確認することができるので、撮影環境による誤動作を防止することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のカメラ付き折り畳み式携帯電話機の外観を示す図である。
【図2】本実施の形態の回路ブロックを示す図である。
【図3】カメラ付き携帯電話機から離れた場所からカメラ撮影する際のフローチャートを示す図である。
【図4】本発明の他の実施の形態のフローチャートを示す図である。
【符号の説明】
5 カメラ部
6 表示部
7 操作部
8 アンテナ
9 マイク
10、11 ピーカ
21 CPU
22 無線部
23 DSP
24 メモリ
25 A/D・D/Aコンバータ
26 信号レベル制御部
27 マイク用アンプ
28 スピーカ用アンプ
【発明が属する技術分野】
本発明は、カメラ付き携帯通信端末に関し、特に、撮影動作の遠隔制御が可能なカメラ付き携帯通信端末に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年の携帯電話機においてはカメラ機能を装備するものが主流となりつつある等、特色のある機能を実装することが求められてきている。
【0003】
また従来、カメラにおけるシャッタ操作において、手ぶれを防止するためにカメラから数センチ以内等の近距離から発音する音声に応動して動作する音声作動式シャッタの技術が知られている(特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開昭58−137828号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
カメラ付き携帯電話機においてはカメラの多機能化等、特色のあるカメラ機能を装備することが売れるための重要な一要素となってきている。特許文献1記載の音声作動式シャッタ技術は手ぶれ防止を目的とするものであり、被写体側からの遠隔制御により正しいピントで確実に撮影することができるカメラ付き携帯電話機は存在していなかった。
【0006】
(目的)
本発明の目的は、被写体側からの音声による遠隔制御によりピントが合ったカメラ撮影を可能とするカメラ付き携帯通信端末を提供することにある。
本発明の他の目的は、被写体までの距離にかかわらず音声認識による遠隔制御が確実に実行できるカメラ付き携帯通信端末を提供することにある。
本発明の他の目的は、音声認識による遠隔制御においてカメラ部の被写体までの距離計測が正しく行われていることを使用者が確認することが可能なカメラ付き携帯通信端末を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明のカメラ付き携帯通信端末は、音を集音し音声信号を出力する音声入力手段(例えば図2の9、27)と、前記音声信号の音声認識を行いカメラ撮影を指示する指示信号を検出する音声認識手段(例えば図2の23)と、カメラ部(例えば図2の5)のピント調整を行いピント調整終了時にピント調整終了音を報知する報知手段(例えば図2の28、10)と、前記報知手段がピント調整終了音を報知した後に前記音声認識手段がカメラ撮影を指示する指示信号を検出した場合にカメラ撮影を行う制御手段(例えば図2の21)と、を備えることを特徴とする。また、前記音声入力手段からの音声信号の信号レベルを調整する信号レベル制御手段(例えば図2の26)を備え、前記制御手段はピント調整終了時のカメラ部から被写体までの距離情報に応じて前記信号レベル制御手段を制御し、前記距離に応じて信号レベルを制御することを特徴とする。更に、前記制御手段は、前記距離情報を所定の閾値と比較し、前記距離情報が前記閾値より小さい範囲では前記信号レベルを距離に応じて小さい方向に制御し、前記閾値の以上の範囲では距離に応じて大きい方向に制御する特徴とする。
【0008】
また、上記カメラ付き携帯通信端末の前記報知手段は、ピント調整終了時にピント調整終了音に加えてピント調整終了時のカメラ部から被写体までの距離情報をも音声により報知することを特徴とし、カメラ撮影を指示する指示信号は、使用者により予め登録することが可能であることを特徴とする。
【0009】
つまり、本発明のカメラ付き携帯通信端末においては、シャッタ等の撮影操作を遠隔制御するためのマイクからの音声信号の音声認識機能と、カメラ部のピント調整機能と、ピント調整機能の計測距離の出力に連動し、マイク出力の信号レベルを可変する増幅機能と、を備え、音声認識によりカメラ付き携帯通信端末を離れた場所からカメラ撮影を可能とし、また、撮影画面のピントが合った時には、スピーカから音でピントが合っていること、更には計測距離を知らせることにより、ピントの合った撮影距離によりマイク出力の信号レベルを制御することにより、適正なピント状態で音声による遠隔撮影が可能であることを使用者等に認識できるようにし、音声認識による撮影時の認識率の低下を防止する。
【0010】
【発明の実施の形態】
(構成の説明)
本発明の一実施の形態を折り畳み式のカメラ付き携帯電話機の例により説明する。
図1は本実施の形態のカメラ付き携帯電話機の外観を示す図である。本実施の形態はケースとカバーが係合することで構成される2つの筺体がヒンジにより回動可能に結合された折り畳み式携帯電話機として構成される。1は上ケース、2は上カバー、3は下ケース、4は下カバー、5は上カバー2側に設置された画像撮影や動画撮影等に用いるカメラ部、6は上ケース1側に設置された液晶表示パネル等の表示部、7は下ケース3側に組み込まれたキーボード等の操作部、8は上カバー2に設置されたアンテナ、1aは上ケース1に設けられたレシーバ用のスピーカの音孔、2aは上カバー2に設けられたスピーカの音孔、3aは下ケース3に設けられたマイクの送話用音孔である。
【0011】
図2は本実施の形態の内部の回路ブロックを示す図である。本実施の形態の主要な構成は、前述のカメラ部5、表示部6、操作部7、アンテナ8、マイク9、スピーカ10、レシーバ用のスピーカ11等に加えて、中央処理装置CPU(central processing unit)21、無線部22、デジタル・シグナル・プロセッサDSP(digital signal processor)23、メモリ24、A/D・D/Aコンバータ25、信号レベル制御部26、マイク用アンプ27、スピーカ用アンプ28、レシーバ用アンプ29を備える。
【0012】
以下、各部の機能及び構成について説明する。
CPU21は、発着信、通話等に係る種々の指示、制御の処理、着信音、音声及び送受話に係る指示、制御等の処理、メニュー表示及び設定制御の処理、カメラ部5の撮影機能に関しピント調整の処理等、カメラ付き携帯電話機の全体を制御すると共に、本発明に係る制御機能として、DSP23と協働してマイク9から入力した音声信号の音声認識の処理を行い、特定の音声が検出された場合にカメラ部5のシャッタ等の撮影動作を制御するための指示、制御を行う処理機能と、使用者の特定の音声をマイク9から入力して登録する処理機能と、カメラ部5のピント調整時にカメラ部5と画像の中央部の被写体(単に被写体ともいう。)までの距離を計測し、ピントの合った被写体までの距離情報を算出し、信号レベル制御部26に当該距離情報を出力する機能を有する。
【0013】
DSP23は、CPU21、無線部22、メモリ24及びA/D・D/Aコンバータ25に接続されており、基地局との無線接続の処理、送受信における音声信号の処理、画像信号の処理、着信音、メロディー音の生成等、音声や画像などのグラフィックス処理等に加え、A/D・D/Aコンバータ25からマイク9で集音された信号のデジタル信号を入力し、メモリ24に予め格納した音声パターン等と照合して撮影動作を起動するための音声認識を行う音声認識機能を有する。
【0014】
メモリ24はCPU21とDSP23に接続されており、CPU21の演算結果やカメラ撮影された静止画、動画等の画像データ、種々の設定情報を格納するとともに、CPU21及びDSP23による音声認識を行う際の使用者により予め設定された特定の音声の音声パターン又は当初から登録済みの音声コマンド等のデジタル信号、ピント調整が合ったときの音(ピント調整終了音)、音声、音楽等のデジタル信号等が格納される。
【0015】
信号レベル制御部26は、CPU21と、マイク9の出力を増幅するマイク用アンプ27に接続されており、カメラ部5による撮影時にCPU21がピント調整により出力するカメラ部5から被写体までの距離情報を入力し、マイク9からの音声信号を当該距離に応じた信号レベルに増幅する利得制御機能を有する。
【0016】
A/D・D/Aコンバータ25は、DSP23、スピーカ用アンプ28及びマイク用アンプ27等に接続されており、DSP23から出力されたピント調整終了音、音声、音楽のデジタル信号をアナログ信号に変換してスピーカ用アンプ10等に出力し、また、逆にマイク9で集音したアナログ信号をデジタル信号に変換してDSP23に出力する機能を有する。
【0017】
表示部6はCPU21に接続されており、機能設定時の選択、設定画面等の表示機能に加えて、カメラ部5で撮影した静止画、動画などの画像表示機能を有する。操作部7は前記CPU21に接続されており、発着呼、終了等に加え、撮影の手動シャッタ制御又は音声による遠隔制御等のメニュー選択時のキー入力を行うため使用者が操作するテンキー、機能キー等、キー入力操作部である。無線部22はCPU21、DSP23と接続されており、アンテナ8を介して図示を省略した基地局との通信を行う機能を有する。
【0018】
スピーカ用アンプ28はA/D・D/Aコンバータ25及びスピーカ10と接続されており、着信音、動画撮影された音声信号等に加え、ピント調整時にピントが合ったことを報知するピント調整終了音の信号等を増幅してスピーカ10を鳴動させるために使用される。またレシーバ用アンプ30は同様に受話音声信号の増幅に使用される。
(動作の説明)
本発明の実施の形態のカメラ付き携帯電話機の動作について、図面を参照して説明する。
図3はカメラ付き携帯電話機から離れた場所からカメラ撮影する際のフローチャートを示す図である。
カメラ付き携帯電話機の撮影待ち受け状態において、使用者が操作部7の特定キーを押下して撮影機能を起動すると、CPU21及びDSP23等が動作しカメラ部5及び表示部6のそれぞれ撮影及び表示の起動状態となる(ステップ1)。このとき表示部6には、操作部7の特定キーを手動で押下することにより撮影するモード(「通常撮影モード」という。)と、カメラ付き携帯電話機から離れた場所から撮影者の音声の指示により撮影するモード(「遠隔撮影モード」という。)の2通りの撮影モードの何れかを選択する選択メニュー画面が表示される。
【0019】
使用者は操作部7により通常撮影モード又は遠隔撮影モードの何れかを選択する(ステップ2)。例えば使用者が通常撮影モードの撮影を選択する(ステップ2、NO)と、CPU21が通常撮影モードの選択を認識し、特定キーの押下により撮影する設定状態となり(ステップ3)、カメラ部5からの画像が表示部6に写し出され、使用者がカメラ部5を被写体に向け、表示部6の画像を確認しながら操作部7の特定キーを押下して撮影すると、表示部6には撮影した静止画が表示される(ステップ11)。
【0020】
撮影モードを選択するステップ2において、使用者が遠隔撮影モードを選択する(ステップ2、YES)と、CPU21が遠隔撮影モードの選択を認識し、カメラ部5からの画像が表示部6に表示されとともに、CPU21の指示によりマイク9及び信号レベル制御部26が起動し、音声認識による撮影が可能となる(ステップ4)。音声認識による撮影はメモリ24に格納されている特定の音声コマンド、または、使用者が予め設定した音声信号(例えば使用者本人の音声)等がマイク9から集音され音声認識されたときに行われる。ここでは予め設定されている特定の音声コマンドで撮影されることとする。
【0021】
使用者は、大凡の撮影する範囲や撮影する箇所を特定した上で、カメラ付き携帯電話機を机上等に置いて、本人又は他の者等と撮影されるポイントに移動する。CPU21はカメラ部5が写している被写体の画像の中心部等で自動的なピント調整を行い、ピントが合ったときカメラ部6から当該中心部等までの距離を算出して出力する(ステップ5)。このときの信号処理はCPU21からの指示によりDSP23が行うように構成することができる。
【0022】
カメラ部5のピント調整及びカメラ部5から被写体までの距離の算出が完了すると、ピント調整が完了したことを使用者に知らせるため、CPU21はメモリ24に格納されているピント調整終了音又は音声のデータをスピーカ10より鳴動させるようにDSP23に指示し、DSP23は当該データをメモリ24から読み出し、A/D・D/Aコンバータ25に出力し、A/D・D/Aコンバータ25はスピーカ用アンプ28を介してスピーカ10を鳴動して使用者に知らせる(ステップ6)。
【0023】
同時にCPU21は、算出した距離が所定の距離の閾値(所定距離)より大きいか否か、つまり、所定距離より遠いか近いかを判断し(ステップ7)、信号レベル制御部26にマイク9の信号レベルを調整するように指示を出す。算出距離が前記所定距離より遠い場合はCPU21は信号レベル制御部26に距離に合わせて感度を上げるように指示し(ステップ8)、信号レベル制御部26はマイク用アンプ27の利得を上げるように制御する。また、算出距離が所定距離より近い場合はCPU21は信号レベル制御部26に距離に合わせて感度を下げるように指示し(ステップ9)。信号レベル制御部26は、マイク用アンプ27の利得を下げるように制御する。ここで信号レベル制御部26には、前記距離とマイク9の感度特性に基づいて、前記算出距離に応じたマイク出力の信号レベルの例えば非線形な制御値を予め設定した変換テーブルを備えるように構成することができる。
【0024】
使用者はピント調整終了音により、音声コマンドによる撮影が可能な状態にあることを確認し、予め設定してある撮影動作を命令する特定の音声コマンドを発声する。音声コマンドはマイク9から入力し、スピーカー用アンプ27で前記算出距離に応じて増幅され、A/D・D/Aコンバータ25を介してDSP23で認識され、CPU21により画像が撮影される(ステップ10)。撮影された静止画像は表示部6に表示される(ステップ11)。表示部6に表示された撮影画像を確認し、静止画像を保存又は削除する場合は操作部7の特定のキーを押下し、保存/削除等のメニュー画面でデータ保存/削除を行うと、メモリ24に画像データとして保存又は削除される。保存等が終了するとステップ1と同じカメラ起動状態に戻り、以上説明した処理を繰り返すことが可能となる。
【0025】
(他の実施の形態)
図4は本発明の他の実施の形態を示す動作フローチャートを示す図である。本実施の形態では、使用者等がカメラ部5の撮影範囲に移動した後におけるカメラ部5のピント調整終了音の報知に加えて、ピントが合ったときのカメラ部5と画像の中央部の被写体までの距離をも音声で報知するように構成したものである。基本的な動作フローチャートは図3に示すものと同様であるが、本実施の形態ではステップ6において、被写体までの距離に相当する情報を音声により報知する点が異なる。
【0026】
カメラ付き携帯電話機を机上等に置くと表示部7には撮影範囲の画像が表示されるので、通常、被写体として何れの場所に移動すればよいかが分かるので、図4に示すように敢えて距離情報をも報知する必要はないが、風景等の遠方を背景とする撮影環境においては、使用者が画像の中央部から外れたポジションで撮影しようとしたり、集合写真のような撮影を行う場合には画像の中央部には人物が存在しない場合が起こりうるし、また、画像の中央部の被写体より前方にピント調整上の障害物等がある場合等には、距離計測を間違うおそれがある。
【0027】
また、このような状況では、信号レベル制御部26も異常な制御を行うことになり、音声コマンドの認識が不可能となり正常な撮影動作が不可能になったり、周囲の雑音により撮影動作を行う等、誤動作する可能性もある。本実施の形態にように、距離情報の音声報知があれば容易に間違ったピント調整が行われていることがわかるので、人物の移動や撮影場所の移動等により間違ったピント調整による撮影を防止することが可能である。
【0028】
以上の実施の形態では静止画像の撮影機能を有するカメラ付き携帯電話機の例を示したが、動画が撮影できる機能を有すカメラ付き携帯電話機においても同様な機能を実現することが可能である。つまり、動画撮影の機能を選択した状態で、撮影時に同様に撮影距離により、受信音声の信号レベルを調整するように制御させることにより、音声の途切れ等、聞こえにくい等の問題を起こすことなく音声認識による撮影を確実に実行することが可能である。
【0029】
なお、信号レベル制御部26による制御は、マイク出力の信号レベルをマイク用アンプにより制御する例を示したが、マイク自体の受話感度を制御するように構成することが可能であることは明らかである。
【0030】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、カメラ付き携帯通信端末に音声認識機能を利用することで離れた場所からの撮影を可能とし、また、ピント調整ができたところでピント調整完了が音により報知されるため、ピンボケが無く、かつ撮影距離に応じてマイクの出力の信号レベルを調整することで受信した音声信号の信号レベルが小さすぎたり過大になるなどが防止されるので、音声認識率が向上し、音声制御の失敗が少ない遠隔制御の画像撮影が可能になる。また、ピント調整終了音に加えて距離情報をも音声により報知することにより、予定する被写体までの適正なピント調整が行われたことを確認することができるので、撮影環境による誤動作を防止することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のカメラ付き折り畳み式携帯電話機の外観を示す図である。
【図2】本実施の形態の回路ブロックを示す図である。
【図3】カメラ付き携帯電話機から離れた場所からカメラ撮影する際のフローチャートを示す図である。
【図4】本発明の他の実施の形態のフローチャートを示す図である。
【符号の説明】
5 カメラ部
6 表示部
7 操作部
8 アンテナ
9 マイク
10、11 ピーカ
21 CPU
22 無線部
23 DSP
24 メモリ
25 A/D・D/Aコンバータ
26 信号レベル制御部
27 マイク用アンプ
28 スピーカ用アンプ
Claims (5)
- 音を集音し音声信号を出力する音声入力手段と、前記音声信号の音声認識を行いカメラ撮影を指示する指示信号を検出する音声認識手段と、カメラ部のピント調整を行いピント調整終了時にピント調整終了音を報知する報知手段と、前記報知手段がピント調整終了音を報知した後に前記音声認識手段がカメラ撮影を指示する指示信号を検出した場合にカメラ撮影を行う制御手段と、を備えることを特徴とするカメラ付き携帯通信端末。
- 前記音声入力手段からの音声信号の信号レベルを調整する信号レベル制御手段を備え、前記制御手段はピント調整終了時のカメラ部から被写体までの距離情報に応じて前記信号レベル制御手段を制御し、前記距離に応じて信号レベルを制御することを特徴とする請求項1記載のカメラ付き携帯通信端末。
- 前記制御手段は、前記距離情報を所定の閾値と比較し、前記距離情報が前記閾値より小さい範囲では前記信号レベルを距離に応じて小さい方向に制御し、前記閾値の以上の範囲では距離に応じて大きい方向に制御する特徴とする請求項2記載のカメラ付き携帯通信端末。
- 前記報知手段は、ピント調整終了時にピント調整終了音に加えてピント調整終了時のカメラ部から被写体までの距離情報をも音声により報知することを特徴とする請求項1、2又は3記載のカメラ付き携帯通信端末。
- カメラ撮影を指示する指示信号は、使用者により予め登録することが可能であることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載のカメラ付き携帯通信端末。
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