JP2974292B2 - 携帯用電話機 - Google Patents

携帯用電話機

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JP2974292B2
JP2974292B2 JP9106424A JP10642497A JP2974292B2 JP 2974292 B2 JP2974292 B2 JP 2974292B2 JP 9106424 A JP9106424 A JP 9106424A JP 10642497 A JP10642497 A JP 10642497A JP 2974292 B2 JP2974292 B2 JP 2974292B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話、PHS
等の移動体通信に好適に用いられ、特に屋外に携帯して
使用する際に、ハンズフリー運用及びハンドセット運用
のいずれの場合にも即座に対応できる携帯用電話機に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は、例えば、特開平7−10714
8号公報に開示されているハンズフリー運用時に用いら
れる携帯電話の一例を示す斜視図であり、図において、
1は全体として携帯電話を示したもので、この携帯電話
1は、直方体形状のケース2に全体が収納され、このケ
ース2の前面にテンキー等の操作子3、オフフックスイ
ッチに相当する通話開始スイッチ4、更には呼出音を発
生するスピーカが配置されている。
【0003】前記ケース2の側面には、オンフックスイ
ッチに相当する通話終了スイッチ5が配置され、このケ
ース2の上面には、矩形形状の窓6が形成され、通話開
始時にはこの窓6を介してケース2からイヤホンマイク
7が引き出され、通話終了時には通話終了スイッチ5を
スライド操作することにより窓6を介して該イヤホンマ
イク7がケース2内に収納される。
【0004】イヤホンマイク7は、ケーブル11の先端
にイヤホン12をこのイヤホン12から約10cm根本
側にマイク13をそれぞれ配置したもので、最外周の編
線でなるシールド線をアンテナとして使用している。こ
のイヤホンマイク7は、図7に示すように、ケーブル1
1が水平方向の軸を軸心として回転するリール15に巻
き取られてケース2内に収納されるようになされてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の携帯電話は、ケース2内へのケーブル11の収納や
ケーブル11のシールド線をアンテナとして使用するこ
とを目的としたものであるから、使用者に対し常にハン
ズフリー運用を強要するという問題点があった。その理
由は、携帯電話と使用者とのインターフェイスとしての
手段がイヤホンマイク7に限定されているために、通話
する時は常にイヤホンマイク7を用いて送受話しなけれ
ばならないからである。
【0006】また、使用者が、ハンドセット運用とハン
ズフリー運用を選択して使用する場合、ハンドセット運
用とハンズフリー運用とでは送受話レベルが異なるため
に、選択の都度イヤホンマイク7の送受話レベルを設定
し直す必要があるという問題点があった。その理由は、
1つのイヤホンマイク7をハンドセット運用とハンズフ
リー運用の双方に用いているためである。
【0007】例えば、イヤホン12の場合、ハンズフリ
ー運用では使用者の外耳内部に装着するためにあまり大
きな音量は必要なく、一方、ハンドセット運用ではレシ
ーバとして用いることから使用者の外耳から少し離した
位置になるため大きな音量が必要となる。また、マイク
13の場合も、ハンドセット運用時とハンズフリー運用
時では、マイク13と使用者の口元との距離に差がある
ために、それぞれに合った音量レベルを設定する必要が
ある。
【0008】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
であって、ハンズフリー運用及びハンドセット運用のい
ずれの場合にも即座に対応できる携帯用電話機を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は次の様な携帯用電話機を採用した。すなわ
ち、請求項1記載の携帯用電話機は、イヤホン及びマイ
クをケーブルの所定位置にそれぞれ配置したイヤホンマ
イクと、該イヤホンマイクを巻き取り収納する筐体を備
えたもので、前記筐体に、前記イヤホン及びマイクをそ
れぞれ着脱可能に収納する窓を形成し、これらの窓のい
ずれか一方に、イヤホンまたはマイクの取り出し及び収
納各々の動作に対応して作動するスイッチを設けるとと
もに、該スイッチの作動に基づき、前記イヤホンマイク
の送受信音量レベルを、ハンズフリー運用時またはハン
ドセット運用時のいずれか一方の音量レベルに設定する
設定手段を設けたものである。
【0010】請求項2記載の携帯用電話機は、前記設定
手段が、ハンズフリー運用時及びハンドセット運用時双
方のイヤホン及びマイクの音量入力レベルを記憶する記
憶手段と、前記スイッチの作動に基づき、前記イヤホン
及びマイク各々の音量レベルを、該記憶手段に記憶され
ているハンズフリー運用時またはハンドセット運用時の
いずれかの音量レベルに設定する制御手段とを備えたも
のである。請求項3記載の携帯用電話機は、前記イヤホ
ン及びマイクを、前記窓に内側から収納したものであ
る。
【0011】請求項4記載の携帯用電話機は、イヤホン
及びマイクをケーブルの所定位置にそれぞれ配置したイ
ヤホンマイクと、該イヤホンマイクを巻き取り収納する
筐体を備えたもので、前記筐体に、少なくともハンズフ
リー運用時またはハンドセット運用時のいずれか一方に
おけるマイクの音量入力レベルを記憶する記憶手段と、
前記マイクから入力される未知の音量入力レベルを前記
記憶手段に記憶されている既知の音量入力レベルと比較
し、この結果によりハンズフリー運用またはハンドセッ
ト運用のいずれかを選択し、前記イヤホン及びマイク各
々の音量レベルを設定する制御手段とを備えたものであ
る。
【0012】請求項1記載の携帯用電話機では、前記筐
体に、前記イヤホン及びマイクをそれぞれ着脱可能に
納する窓を形成し、これらの窓のいずれか一方に、イヤ
ホンまたはマイクの取り出し及び収納各々の動作に対応
して作動するスイッチを設けるとともに、該スイッチの
作動に基づき、前記イヤホンマイクの送受信音量レベル
を、ハンズフリー運用時またはハンドセット運用時のい
ずれか一方の音量レベルに設定する設定手段を設けたこ
とから、イヤホンマイクを取り出すか、収納するか、の
いずれかの簡単な動作を行なうだけで、使用者の使用状
況に応じてハンズフリー運用、ハンドセット運用のいず
れかを自動的に選択し、イヤホンマイクの音量レベルを
これらの運用状態に合わせて設定することが可能にな
る。
【0013】これにより、使用者の使用状況に応じてハ
ンズフリー運用、ハンドセット運用のいずれかを自由に
かつ即座に選択することが可能になる。また、機器全体
の小型化、軽量化が可能になるとともに、操作が簡単な
ことから操作性が向上するとともに、取り扱いが簡略化
される。
【0014】請求項2記載の携帯用電話機では、前記設
定手段が、ハンズフリー運用時及びハンドセット運用時
双方のイヤホン及びマイクの音量入力レベルを記憶する
記憶手段と、前記スイッチの作動に基づき、前記イヤホ
ン及びマイク各々の音量レベルを、該記憶手段に記憶さ
れているハンズフリー運用時またはハンドセット運用時
のいずれかの音量レベルに設定する制御手段とを備えた
ことから、記憶手段のイヤホン及びマイクの音量入力レ
ベルを使用者の好みに応じて設定することにより、イヤ
ホン及びマイクの音量入力レベルを使用状況や使用者の
好みに応じて自由に変更することが可能になる。
【0015】請求項4記載の携帯用電話機では、前記筐
体に、少なくともハンズフリー運用時またはハンドセッ
ト運用時のいずれか一方におけるマイクの音量入力レベ
ルを記憶する記憶手段と、前記マイクから入力される未
知の音量入力レベルを前記記憶手段に記憶されている既
知の音量入力レベルと比較し、この結果によりハンズフ
リー運用またはハンドセット運用のいずれかを選択し、
前記イヤホン及びマイク各々の音量レベルを設定する制
御手段とを備えたことから、前記マイクからの音量入力
レベルにより、ハンズフリー運用またはハンドセット運
用のいずれかを自動的に選択し、前記イヤホン及びマイ
ク各々の音量レベルを自動的に設定することが可能にな
る。
【0016】したがって、使用者の使用状況に応じてハ
ンズフリー運用、ハンドセット運用のいずれかを自由に
かつ即座に選択することが可能になる。また、スイッチ
が不要になることから、機器全体の小型化、軽量化がさ
らに可能になる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の携帯用電話機の各
実施の形態について図面に基づき説明する。
【0018】(第1の実施の形態)図1及び図2は本発
明の第1の実施の形態の携帯電話(携帯用電話機)を示
す斜視図であり、図1はハンドセット運用時の、図2は
ハンズフリー運用時のそれぞれの使用状態を示してい
る。
【0019】これらの図において、21は所定のケーブ
ル11の先端にイヤホン12が、イヤホン12より根元
側にマイク13がそれぞれ設けられたイヤホンマイク、
22は前面にテンキー等の操作子3が設けられ、内部に
イヤホンマイク21を巻き取り収納する筐体である。前
記イヤホンマイク21は、筐体22の上面に形成された
窓6より引き出し及び収納が行われる。
【0020】この筐体22には、その前面上部にイヤホ
ンマイク21を巻き取り収納した際にイヤホン12を収
納し所定位置に保持する略円形の窓23が、また、その
前面下部にマイク13を収納し所定位置に保持する略円
形の窓24が、それぞれ形成されている。一方、この筐
体22の底部近傍には、ケーブル11を巻き取ることに
より、イヤホン12を窓23に、またマイク13を窓2
4に、それぞれ収納するリール25が設けられている。
【0021】また、図3に示すように、窓23の奥の内
壁にはスイッチ26が設けられている。該スイッチ26
は、イヤホン12の取り出し及び収納各々の動作に対応
してON/OFF動作するもので、イヤホン12を窓2
3に収納した際には該イヤホン12により押されてON
状態となり、イヤホン12を窓23から取り出した際に
は該イヤホン12による押圧から開放されてOFF状態
となる。
【0022】これらイヤホン12及びマイク13は、図
4に示すように、増幅器31を介して制御部(制御手
段)32に接続され、該制御部32には、前記スイッチ
26、テンキー等の操作子3、メモリ(記憶手段)33
が接続されている。メモリ33には、ハンズフリー運用
時及びハンドセット運用時双方のイヤホン12及びマイ
ク13各々の音量入力レベルが記憶されている。
【0023】制御部32は、前記スイッチ26のON/
OFF状態に基づいて、イヤホン12及びマイク13各
々の音量レベルを、メモリ33に記憶されているハンズ
フリー運用時またはハンドセット運用時のいずれかの音
量レベルに設定するものである。そして、増幅器31、
制御部32及びメモリ33により音量レベル設定手段が
構成される。
【0024】ここでは、イヤホンマイク21の送受信音
量レベルは、使用者がハンドセット運用またはハンズフ
リー運用のいずれを選択した場合においても、あらかじ
め使用者の好みによって設定された各々の送受信音量レ
ベルに調整される。例えば、イヤホン12とマイク13
の送受話レベルは、ハンズフリー運用時及びハンドセッ
ト運用時双方に対応できるように、テンキー等の操作子
3によりスイッチ26のON/OFF状態各々に対応し
た好みの送受話レベルが設定され、制御部32を介して
メモリ33に記憶される。
【0025】次に、この携帯電話のハンドセット運用時
の動作について説明する。運用時のイヤホン12及びマ
イク13の送受話レベルの設定は、テンキー等の操作子
3により制御部32に入力され、メモリ33に記憶され
る。ここでは、リール25によりケーブル11を巻き取
ると、イヤホンマイク21のイヤホン12が窓23に、
マイク13が窓24にそれぞれ収納される。これらイヤ
ホン12及びマイク13はハンドセット運用時のスピー
カー及びマイクとして用いられる。
【0026】このとき、スイッチ26はイヤホン12に
より押されてON状態になっているので、制御部32で
はスイッチ26がON状態であることを検知し、ハンド
セット運用状態にあることを判定する。この制御部32
では、使用者によりハンドセット運用時用に設定された
送受話レベルにするために、メモリ33から設定された
値を読みだし、増幅器31によりイヤホン12及びマイ
ク13を各々の送受話レベルに設定する。
【0027】例えば、イヤホン12は、使用者の外耳か
ら3mm離した状態を仮定し、その音量レベルを上げ、
周囲の雑音に対して聞き取り易い状態にする。また、マ
イク13は、使用者の口元から50mm離した状態を仮
定し、その感度を下げ、周囲の雑音を拾い難くする状態
にする。
【0028】次に、この携帯電話のハンズフリー運用時
の動作について説明する。運用時のイヤホン12及びマ
イク13の送受話レベルの設定は、テンキー等の操作子
3により制御部32に入力され、メモリ33に記憶され
る。ここでは、筐体22の窓6からイヤホンマイク21
を引き出すと、イヤホン12が窓23から外れて引き出
され、イヤホン12により押圧されていたスイッチ26
は開放されてOFF状態になる。
【0029】制御部32ではスイッチ26がOFF状態
であることを検知し、ハンズフリー運用状態にあること
を判定する。この制御部32では、使用者によりハンズ
フリー運用時用に設定された送受話レベルにするため
に、メモリ33から設定された値を読みだし、増幅器3
1によりイヤホン12及びマイク13を各々の送受話レ
ベルに設定する。
【0030】例えば、イヤホン12は、使用者の外耳の
内部に装着した状態を仮定し、その音量レベルを下げ、
使用者の耳に対し刺激を与えない程度にし、聞き取り易
い状態にする。また、マイク13は、使用者の口元から
100mm離した状態を仮定し、その感度を上げ、使用
者の音声を拾い易くする状態にする。
【0031】以上説明した様に、上記第1の実施の形態
の携帯電話によれば、筐体22の前面上部にイヤホンマ
イク21を巻き取り収納した際にイヤホン12を収納し
所定位置に保持する窓23を、前面下部にマイク13を
収納し所定位置に保持する窓24をそれぞれ形成し、窓
23の奥の内壁に、イヤホン12の取り出し及び収納各
々の動作に対応してON/OFF動作するスイッチ26
を設けたので、使用者の使用状況に応じてハンズフリー
運用、ハンドセット運用のいずれかを自動的に選択し、
イヤホンマイクの音量レベルをこれらの運用状態に合わ
せて設定することができる。また、機器全体の小型化、
軽量化を図ることができ、操作が簡単なことから操作性
を向上させることができ、取り扱いを簡略化させること
ができる。
【0032】また、ハンズフリー運用時及びハンドセッ
ト運用時双方のイヤホン12及びマイク13各々の音量
入力レベルを記憶したメモリ33と、前記スイッチ26
のON/OFF状態に基づいて、イヤホン12及びマイ
ク13各々の音量レベルを、メモリ33に記憶されてい
るハンズフリー運用時またはハンドセット運用時のいず
れかの音量レベルに設定する制御部32を設けたので、
イヤホン12及びマイク13の音量入力レベルを使用状
況や使用者の好みに応じて自由に変更することができ
る。
【0033】(第2の実施の形態)図5は本発明の第2
の実施の形態の携帯電話(携帯用電話機)を示すブロッ
ク図であり、上述した第1の実施の形態の図4と異なる
点は、制御部32を制御部(制御手段)41に置き換
え、さらにスイッチ26を省いた点である。
【0034】ここでは、予めメモリ33に少なくともハ
ンズフリー運用時またはハンドセット運用時のいずれか
一方におけるマイク13の音量入力レベルを記憶させて
おき、制御部41により、マイク13から入力される未
知の音量入力レベルをメモリ33に記憶されている既知
の音量入力レベルと比較し、この結果によりハンズフリ
ー運用またはハンドセット運用のいずれかを選択し、こ
の選択結果に基づき前記イヤホン12及びマイク13各
々の音量レベルを設定している。
【0035】この第2の実施の形態の携帯電話において
も、上述した第1の実施の形態の携帯電話と同様の効果
を奏することができる。しかも、スイッチ26を省いた
ので、機器全体の小型化、軽量化をさらに図ることがで
き、操作性もさらに向上させることができ、保守性も向
上させることができる。
【0036】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明の請求項1記
載の携帯用電話機によれば、前記筐体に、前記イヤホン
及びマイクをそれぞれ着脱可能に収納する窓を形成し、
これらの窓のいずれか一方に、イヤホンまたはマイクの
取り出し及び収納各々の動作に対応して作動するスイッ
チを設けるとともに、該スイッチの作動に基づき、前記
イヤホンマイクの送受信音量レベルを、ハンズフリー運
用時またはハンドセット運用時のいずれか一方の音量レ
ベルに設定する設定手段を設けたので、イヤホンマイク
を取り出すか、収納するか、のいずれかの簡単な動作を
行なうだけで、使用者の使用状況に応じてハンズフリー
運用、ハンドセット運用のいずれかを自動的に選択する
ことができ、イヤホンマイクの音量レベルをこれらの運
用状態に合わせて設定することができる。また、機器全
体の小型化、軽量化を図ることができ、操作が簡単なこ
とから操作性を向上させることができ、取り扱いを簡略
化させることができる。
【0037】請求項2記載の携帯用電話機によれば、前
記設定手段が、ハンズフリー運用時及びハンドセット運
用時双方のイヤホン及びマイクの音量入力レベルを記憶
する記憶手段と、前記スイッチの作動に基づき、前記イ
ヤホン及びマイク各々の音量レベルを、該記憶手段に記
憶されているハンズフリー運用時またはハンドセット運
用時のいずれかの音量レベルに設定する制御手段とを備
えたので、記憶手段のイヤホン及びマイクの音量入力レ
ベルを使用者の好みに応じて設定することにより、イヤ
ホン及びマイクの音量入力レベルを使用状況や使用者の
好みに応じて自由に変更することができる。
【0038】請求項4記載の携帯用電話機によれば、前
記筐体に、少なくともハンズフリー運用時またはハンド
セット運用時のいずれか一方におけるマイクの音量入力
レベルを記憶する記憶手段と、前記マイクから入力され
る未知の音量入力レベルを前記記憶手段に記憶されてい
る既知の音量入力レベルと比較し、この結果によりハン
ズフリー運用またはハンドセット運用のいずれかを選択
し、前記イヤホン及びマイク各々の音量レベルを設定す
る制御手段とを備えたので、前記マイクからの音量入力
レベルにより、ハンズフリー運用またはハンドセット運
用のいずれかを自動的に選択し、前記イヤホン及びマイ
ク各々の音量レベルを自動的に設定することができる。
したがって、運用状況に合った素早い通話を行なうこと
ができる。また、スイッチが不要になることから、機器
全体の小型化、軽量化をさらに図ることができる。
【0039】以上により、1つのイヤホンマイクを用い
ることにより、ハンドセット運用とハンズフリー運用の
送受話レベルの変更を使用者の好みの設定に自動的に行
い、使用者がイヤホンマイクを別途購入し持ち運びする
という煩わしさから開放することができる。また、常に
イヤホンマイクを用いなければならないという制限を撤
廃することができる。更に、例えば、自動車運転中等、
他の作業をしながら携帯用電話機を使用する状況下にお
けるハンズフリー運用を提供することができ、従来から
問題とされていた携帯用電話機使用時の事故を減少させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態の携帯電話(携帯
用電話機)のハンドセット運用状態を示す斜視図であ
る。
【図2】 本発明の第1の実施の形態の携帯電話(携帯
用電話機)のハンズフリー運用状態を示す斜視図であ
る。
【図3】 本発明の第1の実施の形態の携帯電話(携帯
用電話機)を示す部分正面図である。
【図4】 本発明の第1の実施の形態の携帯電話(携帯
用電話機)を示すブロック図である。
【図5】 本発明の第2の実施の形態の携帯電話(携帯
用電話機)を示すブロック図である。
【図6】 従来の携帯電話のハンズフリー運用状態を示
す斜視図である。
【図7】 従来の携帯電話のリール部分を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
3 操作子 6 窓 11 ケーブル 12 イヤホン 13 マイク 21 イヤホンマイク 22 筐体 23 窓 24 窓 25 リール 26 スイッチ 31 増幅器 32 制御部(制御手段) 33 メモリ(記憶手段) 41 制御部(制御手段)
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−107148(JP,A) 特開 平3−263957(JP,A) 特開 平5−176029(JP,A) 特開 平5−183621(JP,A) 特開 平6−46123(JP,A) 特開 平8−321871(JP,A) 特開 平3−258061(JP,A) 特開 平7−177208(JP,A) 特開 平7−143214(JP,A) 特開 平10−107881(JP,A) 特開 平10−190798(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04M 1/02 - 1/23 H04M 1/60 - 1/62 H04Q 7/32

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イヤホン及びマイクをケーブルの所定位
    置にそれぞれ配置したイヤホンマイクと、該イヤホンマ
    イクを巻き取り収納する筐体を備えた携帯用電話機にお
    いて、 前記筐体に、前記イヤホン及びマイクをそれぞれ着脱可
    能に収納する窓を形成し、これらの窓のいずれか一方
    に、イヤホンまたはマイクの取り出し及び収納各々の動
    作に対応して作動するスイッチを設けるとともに、 該スイッチの作動に基づき、前記イヤホンマイクの送受
    信音量レベルを、ハンズフリー運用時またはハンドセッ
    ト運用時のいずれか一方の音量レベルに設定する設定手
    段を設けたことを特徴とする携帯用電話機。
  2. 【請求項2】 前記設定手段は、 ハンズフリー運用時及びハンドセット運用時双方のイヤ
    ホン及びマイクの音量入力レベルを記憶する記憶手段
    と、 前記スイッチの作動に基づき、前記イヤホン及びマイク
    各々の音量レベルを、該記憶手段に記憶されているハン
    ズフリー運用時またはハンドセット運用時のいずれかの
    音量レベルに設定する制御手段と、 を備えたことを特徴とする請求項1記載の携帯用電話
    機。
  3. 【請求項3】 前記イヤホン及びマイクは、前記窓に内
    側から収納することを特徴とする請求項1記載の携帯用
    電話機。
  4. 【請求項4】 イヤホン及びマイクをケーブルの所定位
    置にそれぞれ配置したイヤホンマイクと、該イヤホンマ
    イクを巻き取り収納する筐体を備えた携帯用電話機にお
    いて、 前記筐体に、 少なくともハンズフリー運用時またはハンドセット運用
    時のいずれか一方におけるマイクの音量入力レベルを記
    憶する記憶手段と、 前記マイクから入力される未知の音量入力レベルを前記
    記憶手段に記憶されている既知の音量入力レベルと比較
    し、この結果によりハンズフリー運用またはハンドセッ
    ト運用のいずれかを選択し、前記イヤホン及びマイク各
    々の音量レベルを設定する制御手段と、 を備えたことを特徴とする携帯用電話機。
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KR100584434B1 (ko) * 2003-07-03 2006-05-26 삼성전자주식회사 이어폰 권취 장치를 내장한 휴대 단말기

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