JPH10200608A - 携帯電話機 - Google Patents

携帯電話機

Info

Publication number
JPH10200608A
JPH10200608A JP9014449A JP1444997A JPH10200608A JP H10200608 A JPH10200608 A JP H10200608A JP 9014449 A JP9014449 A JP 9014449A JP 1444997 A JP1444997 A JP 1444997A JP H10200608 A JPH10200608 A JP H10200608A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mobile phone
antenna
support arm
view
key
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9014449A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuichi Osawa
秀一 大澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP9014449A priority Critical patent/JPH10200608A/ja
Publication of JPH10200608A publication Critical patent/JPH10200608A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電話機本体が小型短小化しても、最適な通話
がなし得る携帯電話機を提供することにある。 【解決手段】 電波を用いて通話可能とし、かつ通話に
必要なアンテナ(2)及び各種の要素を組み込んだ携帯
可能な電話機本体(1),(1a),(1b),(1
c)に格納可能な支持手段(13),(20)を設け、
該支持手段(13),(20)の一端に送信最適位置に
セットしうるマイク(11)、又はスピーカー(4),
(4a)を装設したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、携帯電話機に係
る技術分野に属する。
【0002】
【発明の技術的背景】 近年、携帯電話機の開発普及に
は目覚ましいものがある。特に、技術的開発により電池
が大巾に小型化パワーアップされたことにより、電話機
本体が小型短小化されつつある。発信操作上小型化には
限度があるにしても、更なる電池電源の開発,改良に伴
い本体の小型短小化の傾向にあるのが現状である。電話
機本体の小型短小化により軽量化され携帯に便利となる
ことは認められるが、通話時にマイクが送信最適位置、
詳しくは口許部位より上方に離反することからマイクの
位置が口許より遠くなり、使用者が必要以上に大きな声
を出して通話しなければならないという不都合がある。
この不都合を解決するために高感度マイクの使用が要求
されるという経済的課題が併発する。たとえ、高感度マ
イクの使用により課題は解決されたにしても、マイクが
口許より遠くなることは使用者の心理的,反射的動作の
影響により、大きな声を出して通話する結果となり、こ
のことは周囲に迷惑を与え好ましいことではない。
【0003】本発明の目的は、電話機本体が小型短小化
しても、最適な通話がなし得る携帯電話機を提供するこ
とにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】 上記目的は、電波を用
いて通話可能とし、かつ通話に必要なアンテナ及び各種
の要素を組み込んだ携帯可能な電話機本体に格納可能な
支持手段を設け、該支持手段の一端に送信最適位置にセ
ットしうるマイクを装設したことにより達成される。上
記目的は、請求項1記載の携帯電話機において、一端に
マイクを装設した支持手段を伸縮又は折りたたみ可能に
構成し、マイクを送信最適位置に設定しうるようにした
ことにより達成される。上記目的は、請求項1又は2記
載の携帯電話機において、支持手段をアンテナとしたこ
とにより達成される。上記目的は、請求項1〜3の何れ
かに記載の携帯電話機において、電話機本体にアンテナ
を組み込んだハンドストラップを装着したことにより達
成される。上記目的は、請求項3又は4記載の携帯電話
機において、電話機本体からアンテナ要素を削除せしめ
たことにより達成される。上記目的は、請求項1〜5の
何れかに記載の携帯電話機において、送信時における通
話開始キー(グリーンキー)、又は受信時における通話
を可能とするキーのプッシュにより、支持手段に設けた
マイクが自動的に通話最適位置にセットされるようにし
たことにより達成される。上記目的は、電波を用いて通
話可能とし、かつ通話に必要なアンテナ及び各種の要素
を組み込んだ携帯可能な電話機本体に格納可能な支持手
段を設け、該支持手段の一端に受信最適位置にセットし
うるスピーカーを装設したことにより達成される。上記
目的は、請求項7記載の携帯電話機において、一端にス
ピーカーを装設した支持手段を伸縮又は折りたたみ可能
に構成し、スピーカーを受信最適位置に設定しうるよう
にしたことにより達成される。上記目的は、請求項7又
は8記載の携帯電話機において、支持手段をアンテナと
したことにより達成される。上記目的は、請求項7〜9
の何れかに記載の携帯電話機において、電話機本体にア
ンテナを組み込んだハンドストラップを装着したことに
より達成される。上記目的は、請求項9又は10記載の
携帯電話機において、電話機本体からアンテナ要素を削
除せしめたことにより達成される。上記目的は、請求項
7〜11の何れかに記載の携帯電話機において、送信時
における通話開始キー(グリーンキー)、又は受信時に
おける通話を可能とするキーのプッシュにより、支持手
段に設けたスピーカーが自動的に受信最適位置にセット
されるようにしたことにより達成される。
【0005】
【発明の実施の形態】 図面について本発明実施の形態
の詳細を説明する。図1は第1実施例の正面図、図2は
通話状態の正面図、図3は側面図、図4は通話状態の側
面図、図5は第2実施例の正面図、図6は通話状態の正
面図、図7は側面図、図8は通話状態の側面図、図9は
第3実施例の正面図、図10は通話状態の正面図、図1
1は側面図、図12は通話状態の側面図、図13は第4
実施例の正面図、図14は通話状態の正面図、図15は
側面図、図16は折りたたみ構造の支持腕杆の一部を回
動し引き出した状態を示す側面図、図17は通話状態の
側面図、図18は第5実施例の正面図、図19は通話状
態の正面図、図20は側面図、図21は通話状態の側面
図、図22は第6実施例の正面図、図23は通話状態の
正面図、図24は側面図、図25は通話状態の側面図、
図26は第7実施例の正面図、図27は通話状態の正面
図、図28は側面図、図29は通話状態の側面図、図3
0は第8実施例の正面図、図31は通話状態の正面図、
図32は側面図、図33は折りたたみ構造の支持腕杆の
一部を回動し引き出した状態を示す側面図、図34は通
話状態を示す側面図、図35は第1,2,5,6実施例
に示す支持腕杆の自動的とび出しセット機構の一例を示
す説明図である。
【0006】先ず、一般に使用されている携帯電話機の
種類は多いが、基本的構成には変わりがないので、その
一例について説明する。1は、正面形状が長方形をした
適度の厚みを有する電話機本体であって、該電話機本体
1の上部一側には、手動によって垂直上方に引き出し収
納しうるアンテナ2を出没可能に設けるとともに、上部
他側にはハンドストラップ3が装着されている。一方、
前記電話機本体1の正面上段から下段に向け、通話に必
要な要素、詳しくは、スピーカー4,ダイヤルした電話
番号の状態などが表示されるディスプレー5,通話開始
キー(グリーンキー)6,通話終了キー(レッドキー)
7,数字キー8,*キー9,#キー10及び通話中に自
分の声を伝えるマイク11などが順次内蔵又は段設され
ている。又電話機本体1の正面又は側面の適当部位に
は、ミュートキー,カナ/英数キー,Fキー,コールキ
ー,リダイヤルキー,メモリーキー,クリアーキーなど
が配設されている。又電話機本体1の裏側には電池電源
12を着脱交換可能に装着する。尚機種により、これら
通話に必要な要素としては上記意外のものも存在する
が、図示説明は省略する。又各要素の配列は操作上好ま
しい部位に設けることから、図示配列に特定はされな
い。
【0007】次に、図1〜図4について本発明第1実施
例の詳細について説明する。上述のように構成された公
知の一般的な携帯電話機本体において、小型短小化され
た電話機本体1の正面に対し、例えば上部左隅角部と下
部右隅角部を結ぶ対角線にそって、引き出し,格納可能
とした支持腕杆13を電話機本体1内に設け、この支持
腕杆13の下端に前記マイク11を装設したものであ
る。この支持腕杆13自体に通電性をもたせるか、ある
いは支持腕杆13を中空構造とし、この中にリード線
(図示略)を挿設してマイク11を送信回路に電機的に
接続するかは任意である。又支持腕杆13を図のように
内方に向け円弧状に湾曲形成することにより、マイク1
1が送信最適位置にセットされる。
【0008】この実施例において、前記支持腕杆13に
所要長のアンテナ線(図示略)を配設してアンテナ機能
を付与する。このことにより電話機本体1が本来具備し
ている前記アンテナ2の設置が省略しうるし、又両者を
併用することにより、更に通話感度を倍加することがで
きる。
【0009】前記ハンドストラップ3に所要長のアンテ
ナ線(図示略)を組み込み、このハンドストラップ3に
アンテナ機能を付与する。これにより電話機本体1が本
来有する前記アンテナ2が省略できるし、又両者の併用
により通話感度は更に向上される。
【0010】上述のようにこの実施例では、電話機本体
1が本来具備しているアンテナ2のみで通話感度が足り
る場合は、前記支持腕杆13にアンテナ機能を付与する
ことはない。又支持腕杆13のみをアンテナとして用い
ることにより通話感度が得られる場合には、本来のアン
テナ2の設置は不要となるばかりでなく、通話時にアン
テナ2を引き出したり、収納する操作が省略しうる。同
様のことがアンテナ機能をもつハンドストラップ3につ
いてもいえる。本来電話機本体1が具備しているアンテ
ナ2と、本発明に係るアンテナ機能をもつハンドストラ
ップ3,支持腕杆13との併用、又は何れか2者の併
用、あるいは何れかのアンテナを単独で使用するかの選
択は任意である。
【0011】アンテナ機能をもつハンドストラップ3の
電話機本体1に対する装設手段としては、ハンドストラ
ップ3を電話機本体1に連結固定しアンテナ回路を確保
することが好ましい。又アンテナ機能をもたないハンド
ストラップ3の場合は、従来通り電話機本体1に着脱可
能に連結すればよい。
【0012】次に、図5〜図8について本発明第2実施
例の詳細について説明する。この実施例は、第1実施例
において、電話機本体1の対角線にそって内設した支持
腕杆13を、電話機本体1の一側縁にそった垂直姿勢と
し、対角線方向に内設するようにしたものに比べて支持
腕杆13が短小化された分の長さを補うために、支持腕
杆13を複数段に伸縮するように構成したものである。
即ち、伸縮可能な支持腕杆13を、互いに嵌合しスライ
ドする複数の支持腕構成杆13a,13bにて構成し、
最下段の支持腕構成杆13bの下端内側に前記マイク1
1を付設したものである。又マイク11が送信最適位置
に臨むよう支持腕構成杆13a,13bを図7,図8に
示すように、内方に向け円弧状に湾曲形成したものであ
る。
【0013】その他の構成要件は、第1実施例に示した
ものと同一であることから、同一構造部分には同一符号
を付すことによって詳細な説明は省略する。
【0014】図9〜図12について本発明第3実施例の
詳細を説明する。電話機本体1の正面右側縁の縦方向
に、細長の嵌合凹第部14を形成し、この嵌合凹段部1
4に、これの下端部に一端を電話機本体1に軸支し、図
11のように上端背面方向にマイク11を設けた支持腕
杆15を格納可能に適嵌せしめたものである。支持腕杆
15の側面形状は、図11,図12から明らかなように
円弧状に湾曲形成せしめ、電話機本体1に対する格納姿
勢から使用状態に回動したときに、支持腕杆15に設け
たマイク11が送信最適位置、即ち口許に臨むように構
成されている。図中16は、支持腕杆15が図11,図
12に示す回動角度に制御されるための回り止めであ
る。
【0015】特に図示してないが、電話機本体1と支持
腕杆15の軸支部15aに、一端を電話機本体1に他端
を支持腕杆15の基部に係止したリングバネを弾設し、
支持腕杆15に常に通話姿勢、詳しくは、図12の姿勢
となるよう回動付勢するとともに、この回動付勢を抑制
し格納姿勢を維持させるための係止ピン構造からなる係
止機構を、電話機本体1に形成した嵌合凹段部14の上
部側壁に設ける。即ち、通常支持腕杆15は図11に示
すように格納姿勢が維持される。発信時において、数字
キー8をプッシュしダイヤルしたのちグリーンキー6を
プッシュするか、又は受信時において、受信を可能とす
る要素、例えば数字キー8,*キー9,#キー10など
の何れかをプッシュすると、係止機構が電機的に作動し
て係止ピンを退去させることにより、支持腕杆15の格
納姿勢は自動的に解かれ、リングバネの弾力により支持
腕杆15は図12のように通話可能姿勢となる。通話終
了後は手動により支持腕杆15を格納姿勢とすることに
より、係合ピンが自動的に支持腕杆15に係止し格納姿
勢が維持される。この実施例では、支持腕杆15の格
納,通話姿勢は手動操作によるか、自動と手動操作によ
るかは自由である。
【0016】次に、図13〜図17について本発明第4
実施例の詳細について説明する。この実施例は、前述し
た第1〜第3実施例の電話機本体1より更に極限まで小
型短小化された携帯電話機に関するものである。更にこ
の実施例は、第3実施例で示された支持腕関15の技術
的構成を基礎としている。
【0017】電話機本体1aの正面右側縁の縦方向に細
長の嵌合凹段部17を形成し、この嵌合凹段部17の下
端部に、一端を電話機本体1aに軸支した支持腕杆18
を構成する支持腕構成杆18aを格納可能に適嵌すると
ともに、支持腕構成杆18aの他端に、先端にマイク1
1を設けた支持腕構成杆18bの基端を軸支せしめ、両
支持腕構成杆18a,18bにより折りたたみ可能な支
持腕杆18を構成する。図中19は、支持腕構成杆18
aが図15〜図17に示すように、内向きに適当な角度
をもって回動規制され、マイク11を送信最適位置であ
る口許に臨むように回動角度を制御するための回り止め
である。又図17のように、支持腕構成杆18bが18
aに対して回動規制される構成も同様である。
【0018】この実施例において、その他の要素構成及
び支持腕杆18を自動的に図16の姿勢にセットする構
成は、第3実施例と同様であるので、同一構成部分には
同一符号を付すことにより詳細な説明は省略する。
【0019】この実施例において、支持腕杆18を折り
たたみ可能な複数の支持腕構成杆18a,18bによっ
て構成したが、第2実施例と同様に伸縮可能なロッド構
造としても同様な作用効果が得られるので、図示実施例
の構成に特定されることはない。
【0020】以下に述べる第5〜第8実施例は、前述し
た第1〜第4実施例の構成を天地逆とし、長時間でも楽
な姿勢で通話がなしうるようにした携帯電話機に関する
ものである。
【0021】図18〜図21に示す第5実施例は、図1
〜図4で示した第1実施例と同様に構成された電話機本
体1bに対し、通話に必要な各要素を組み込むことは勿
論のこと、電話機本体1bの上部に、これの対角線にそ
って引き出し,格納可能に内設した支持腕杆20の上端
部にスピーカー4aを装設するとともに、電話機本体1
bの下部一側、好ましくは下部右方隅角部近傍にマイク
11aを配設したものである。
【0022】この実施例において、その他の要素構成は
第1実施例と同様であることから、同一構成部分に同一
符号を付すことにより詳細な説明は省略する。
【0023】図22〜図25に示す第6実施例は、図5
〜図8に示す第2実施例と同様に構成された電話機本体
1bの左側上部に、これの垂直方向に引き出し,格納可
能で而も互いに嵌合しスライドする複数の支持腕構成杆
20a,20bによって構成された伸縮可能な支持腕杆
20を内設する。そして、支持腕杆20を構成する支持
腕構成杆20bの先端内方にスピーカー4aを装設する
とともに、電話機本体1bの下部一側、詳しくは下部右
方の隅角部近傍にマイク11aを配設したものである。
【0024】第6実施例において、その他の要素構成は
第2実施例と同様であることから、同一構成に同一符号
を付酢ことにより詳細な説明は省略する。
【0025】次に、図26〜図29に示す第7実施例に
ついて説明する。この実施例は、前述した第3実施例と
同様に構成された電話機本体1bの正面の正面左側縁の
縦方向に、細長の嵌合凹段部14aを形成し、この嵌合
凹段部14aに、これの上端部に一端を電話機本体1b
に軸支し、図28のように下端背面方向にスピーカー4
aを装設した支持腕杆21を格納可能に適嵌せしめると
ともに、電話機本体1bの下部右方の隅角部近傍にマイ
ク11aを配設したものである。
【0026】この実施例において、その他の要素構成及
び支持腕杆21の自動セット手段は、第3実施例と同様
であることから、同一構成部分に同一符号を付すことに
より詳細な説明は省略する。
【0027】図30〜図34について第8実施例につい
て説明する。この実施例は、前述した第4実施例と同様
に構成された電話機本体1cの正面左側縁の縦方向に、
細長の嵌合凹段部17aを形成し、この嵌合凹段部17
aの上端部に、一端を電話機本体1cに軸支した支持腕
杆22を構成する支持腕構成杆22aを格納可能に適嵌
するとともに、この支持腕構成杆22aの他端に、先端
にスピーカー4aを設けた支持腕構成杆22bの基端を
軸支せしめ、両支持腕構成杆22a,22bにより折り
たたみ可能な支持腕杆22を構成する。又電話機本体1
cの下部右方の隅角部近傍にマイク11aを配設したも
のである。
【0028】第8実施例において、その他の要素構成及
び支持腕構成杆22aの自動セット手段は、第3実施例
と同様であることから、同一構成部分に同一符号を付す
ことにより詳細な説明は省略する。
【0029】次に、第1,2,5,6実施例の各例に示
されている電話機本体内設型の支持腕杆13,20を、
格納姿勢から通話姿勢に自動的にとび出しセットする構
成を、図35について説明する。
【0030】電話機本体1,1aの内設格納された支持
腕杆13,20の最深部端に、延伸されたゴムなどの弾
性条23の一端を連結し、この弾性条23を、支持腕杆
13,20の最浅部と最深部に軸架曝れたシーブ24,
25にかけ回しするとともに、弾性条23の他端を支持
腕杆13,20の最浅部位の電話機本体側に連結する。
一方、マイク11,11a又はスピーカー4,4aを装
設した支持腕杆13,20の一側と電話機本体1,1a
との間に係合手段26を設ける。この係合手段26は、
支持腕杆13,20の一側に設けた係合凹部26aと、
電話機本体1,1aに設けられ、かつ前記係合凹部26
aに係脱自在としたロッドを有するソレノイド26bに
よって構成される。
【0031】通常通話時には、係合手段26の作用で支
持腕杆13,20は図で示すような格納姿勢を維持して
いる。発信時に数字キー8を操作したのちグリーンキー
6をプッシュすると、ソレノイド26bに通話してロッ
ドが後退し係合手段26が自動的に解除され、弾性条2
3の弾力によって支持腕杆13,20がとび出し通話位
置にマイク又はスピーカーをセットすることができる。
通話終了時にはレッドキー7をプッシュしたのち手動に
よって支持腕杆13,20を電話機本体1,1a内に押
し込むことにより、係合手段26により格納姿勢が維持
される。
【0032】着信通話時には、着信信号によって通話可
能セッティングキー、例えば、レッドキー7以外の任意
のキーをプッシュすると、前記同様支持腕杆13,20
がとび出し、通話がなしうる。通話終了時にはレッドキ
ー7をプッシュしたのち上述の手順で支持腕杆13,2
0を格納する。
【0033】格納姿勢にある支持腕杆13,20の自動
とび出しセット機構は、図に示した構成の他に種々の構
成が想到しうることから、図示のものに特定されること
はない。
【0034】
【発明の効果】 上述のように本発明の構成によれば、
次のような効果が得られる。 (a)電池電源の開発,進歩に伴い、携帯用の電話機本
体の小型短小化と軽量化が大巾に促進され、携帯効果の
向上が図れるばかりでなく、小型短小化によりマイクが
口許より上方に離反しても、通話時にマイクを通話最適
位置にセットすることができることから、必要以上に大
きな声で話さなくても小さな声で十分に而も明確な通話
がなしうる。 (b)電話機本体がもつ本来のアンテナに加え、ハンド
ストラップ,支持腕杆をアンテナとして併用することが
できるので、通話感度を一層向上し得られ、周辺に迷惑
をかけない小さな声で十分通話がなしうる。 (c)電話機本体に格納可能とした支持腕杆先端にスピ
ーカーを装設したので、楽な姿勢で電話機本体を把持す
ることができ、特に、長時間の通話時に好適である。 (d)通話時のキー操作によりマイク又はスピーカー
が、自動的に最適通話位置にセットしうるので、更に一
層取扱いの簡便化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例の正面図である。
【図2】 通話状態の正面図である。
【図3】 側面図である。
【図4】 通話状態の側面図である。
【図5】 第2実施例の正面図である。
【図6】 通話状態の正面図である。
【図7】 側面図である。
【図8】 通話状態の側面図である。
【図9】 第3実施例の正面図である。
【図10】 通話状態の正面図である。
【図11】 側面図である。
【図12】 通話状態の側面図である。
【図13】 第4実施例の正面図である。
【図14】 通話状態の正面図である。
【図15】 側面図である。
【図16】 折りたたみ構造の支持腕杆の一部を回動し
引き出した状態を示す側面図である。
【図17】 通話状態の側面図である。
【図18】 第5実施例の正面図である。
【図19】 通話状態の正面図である。
【図20】 側面図である。
【図21】 通話状態の側面図である。
【図22】 第6実施例の正面図である。
【図23】 通話状態の正面図である。
【図24】 側面図である。
【図25】 通話状態の側面図である。
【図26】 第7実施例の正面図である。
【図27】 通話状態の正面図である。
【図28】 側面図である。
【図29】 通話状態の側面図である。
【図30】 第8実施例の正面図である。
【図31】 通話状態の正面図である。
【図32】 側面図である。
【図33】 折りたたみ構造の支持腕杆の一部を回動し
引き出した状態を示す側面図である。
【図34】 通話状態を示す側面図である。
【図35】 第1,2,5,6実施例に示す支持腕杆の
自動的とび出しセット機構の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 電話機本体 1a 電話機本体 1b 電話機本体 1c 電話機本体 2 アンテナ 3 ハンドストラップ 4 スピーカー 4a スピーカー 5 ディスプレー 6 通話開始キー(グリーンキー) 7 通話終了キー(レッドキー) 8 数字キー 9 *キー 10 #キー 11 マイク 11a マイク 12 電池電源 13 支持腕杆 13a 支持腕構成杆 13b 支持腕構成杆 14 嵌合凹段部 14a 嵌合凹段部 15 支持腕杆 16 回り止め 17 嵌合凹段部 17a 嵌合凹段部 18 支持腕杆 18a 支持腕構成杆 18b 支持腕構成杆 19 回り止め 20 支持腕杆 20a 支持腕構成杆 20b 支持腕構成杆 21 支持腕杆 22 支持腕杆 22a 支持腕構成杆 22b 支持腕構成杆 23 弾性条 24 シーブ 25 シーブ 26 係合手段 26a 係合凹部 26b ソレノイド

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電波を用いて通話可能とし、かつ通話に
    必要なアンテナ及び各種の要素を組み込んだ携帯可能な
    電話機本体に格納可能な支持手段を設け、該支持手段の
    一端に送信最適位置にセットしうるマイクを装設したこ
    とを特徴とする携帯電話機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の携帯電話機において、一
    端にマイクを装設した支持手段を伸縮又は折りたたみ可
    能に構成し、マイクを送信最適位置に設定しうるように
    したことを特徴とする携帯電話機。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の携帯電話機におい
    て、支持手段をアンテナとしたことを特徴とする携帯電
    話機。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3の何れかに記載の携帯電話
    機において、電話機本体にアンテナを組み込んだハンド
    ストラップを装着したことを特徴とする携帯電話機。
  5. 【請求項5】 請求項3又は4記載の携帯電話機におい
    て、電話機本体からアンテナ要素を削除せしめたことを
    特徴とする携帯電話機。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5の何れかに記載の携帯電話
    機において、送信時における通話開始キー(グリーンキ
    ー)、又は受信時における通話を可能とするキーのプッ
    シュにより、支持手段に設けたマイクが自動的に通話最
    適位置にセットされるようにしたことを特徴とする携帯
    電話機。
  7. 【請求項7】 電波を用いて通話可能とし、かつ通話に
    必要なアンテナ及び各種の要素を組み込んだ携帯可能な
    電話機本体に格納可能な支持手段を設け、該支持手段の
    一端に受信最適位置にセットしうるスピーカーを装設し
    たことを特徴とする携帯電話機。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の携帯電話機において、一
    端にスピーカーを装設した支持手段を伸縮又は折りたた
    み可能に構成し、スピーカーを受信最適位置に設定しう
    るようにしたことを特徴とする携帯電話機。
  9. 【請求項9】 請求項7又は8記載の携帯電話機におい
    て、支持手段をアンテナとしたことを特徴とする携帯電
    話機。
  10. 【請求項10】 請求項7〜9の何れかに記載の携帯電
    話機において、電話機本体にアンテナを組み込んだハン
    ドストラップを装着したことを特徴とする携帯電話機。
  11. 【請求項11】 請求項9又は10記載の携帯電話機に
    おいて、電話機本体からアンテナ要素を削除せしめたこ
    とを特徴とする携帯電話機。
  12. 【請求項12】 請求項7〜11の何れかに記載の携帯
    電話機において、送信時における通話開始キー(グリー
    ンキー)、又は受信時における通話を可能とするキーの
    プッシュにより、支持手段に設けたスピーカーが自動的
    に受信最適位置にセットされるようにしたことを特徴と
    する携帯電話機。
JP9014449A 1997-01-10 1997-01-10 携帯電話機 Pending JPH10200608A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9014449A JPH10200608A (ja) 1997-01-10 1997-01-10 携帯電話機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9014449A JPH10200608A (ja) 1997-01-10 1997-01-10 携帯電話機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10200608A true JPH10200608A (ja) 1998-07-31

Family

ID=11861352

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9014449A Pending JPH10200608A (ja) 1997-01-10 1997-01-10 携帯電話機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10200608A (ja)

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016181911A (ja) * 2016-05-16 2016-10-13 株式会社ファインウェル 対話機器
CN107294556A (zh) * 2017-06-26 2017-10-24 重庆盾达科技有限公司 多功能对讲机
US9980024B2 (en) 2011-02-25 2018-05-22 Rohm Co., Ltd. Hearing system and finger ring for the hearing system
US10013862B2 (en) 2014-08-20 2018-07-03 Rohm Co., Ltd. Watching system, watching detection device, and watching notification device
US10075574B2 (en) 2013-08-23 2018-09-11 Rohm Co., Ltd. Mobile telephone
US10079925B2 (en) 2012-01-20 2018-09-18 Rohm Co., Ltd. Mobile telephone
US10103766B2 (en) 2013-10-24 2018-10-16 Rohm Co., Ltd. Wristband-type handset and wristband-type alerting device
US10158947B2 (en) 2012-01-20 2018-12-18 Rohm Co., Ltd. Mobile telephone utilizing cartilage conduction
US10356231B2 (en) 2014-12-18 2019-07-16 Finewell Co., Ltd. Cartilage conduction hearing device using an electromagnetic vibration unit, and electromagnetic vibration unit
US10778824B2 (en) 2016-01-19 2020-09-15 Finewell Co., Ltd. Pen-type handset
US10779075B2 (en) 2010-12-27 2020-09-15 Finewell Co., Ltd. Incoming/outgoing-talk unit and incoming-talk unit
US10795321B2 (en) 2015-09-16 2020-10-06 Finewell Co., Ltd. Wrist watch with hearing function
US10967521B2 (en) 2015-07-15 2021-04-06 Finewell Co., Ltd. Robot and robot system
US11526033B2 (en) 2018-09-28 2022-12-13 Finewell Co., Ltd. Hearing device

Cited By (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10779075B2 (en) 2010-12-27 2020-09-15 Finewell Co., Ltd. Incoming/outgoing-talk unit and incoming-talk unit
US9980024B2 (en) 2011-02-25 2018-05-22 Rohm Co., Ltd. Hearing system and finger ring for the hearing system
US10778823B2 (en) 2012-01-20 2020-09-15 Finewell Co., Ltd. Mobile telephone and cartilage-conduction vibration source device
US10079925B2 (en) 2012-01-20 2018-09-18 Rohm Co., Ltd. Mobile telephone
US10158947B2 (en) 2012-01-20 2018-12-18 Rohm Co., Ltd. Mobile telephone utilizing cartilage conduction
US10506343B2 (en) 2012-06-29 2019-12-10 Finewell Co., Ltd. Earphone having vibration conductor which conducts vibration, and stereo earphone including the same
US10834506B2 (en) 2012-06-29 2020-11-10 Finewell Co., Ltd. Stereo earphone
US10075574B2 (en) 2013-08-23 2018-09-11 Rohm Co., Ltd. Mobile telephone
US10237382B2 (en) 2013-08-23 2019-03-19 Finewell Co., Ltd. Mobile telephone
US10103766B2 (en) 2013-10-24 2018-10-16 Rohm Co., Ltd. Wristband-type handset and wristband-type alerting device
US10380864B2 (en) 2014-08-20 2019-08-13 Finewell Co., Ltd. Watching system, watching detection device, and watching notification device
US10013862B2 (en) 2014-08-20 2018-07-03 Rohm Co., Ltd. Watching system, watching detection device, and watching notification device
US10356231B2 (en) 2014-12-18 2019-07-16 Finewell Co., Ltd. Cartilage conduction hearing device using an electromagnetic vibration unit, and electromagnetic vibration unit
US10848607B2 (en) 2014-12-18 2020-11-24 Finewell Co., Ltd. Cycling hearing device and bicycle system
US11601538B2 (en) 2014-12-18 2023-03-07 Finewell Co., Ltd. Headset having right- and left-ear sound output units with through-holes formed therein
US10967521B2 (en) 2015-07-15 2021-04-06 Finewell Co., Ltd. Robot and robot system
US10795321B2 (en) 2015-09-16 2020-10-06 Finewell Co., Ltd. Wrist watch with hearing function
US10778824B2 (en) 2016-01-19 2020-09-15 Finewell Co., Ltd. Pen-type handset
JP2016181911A (ja) * 2016-05-16 2016-10-13 株式会社ファインウェル 対話機器
CN107294556A (zh) * 2017-06-26 2017-10-24 重庆盾达科技有限公司 多功能对讲机
CN107294556B (zh) * 2017-06-26 2022-12-23 重庆盾达科技有限公司 多功能对讲机
US11526033B2 (en) 2018-09-28 2022-12-13 Finewell Co., Ltd. Hearing device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5008864A (en) Portable radio telephone device
JPH10200608A (ja) 携帯電話機
US20030165237A1 (en) Integrated headset for any two-way-communication device
JP2868419B2 (ja) 無線電話送受話器
JPH07288860A (ja) 携帯無線電話機
JPH08111703A (ja) 移動無線電話装置
JPH0269056A (ja) 無線電話機
KR20000063410A (ko) 무선 이어폰마이크.
JP3361304B2 (ja) 携帯電話機アタッチメント、及びアタッチメント付き携帯電話機
KR20020024908A (ko) 마이크/이어폰 겸용 안테나가 구비된 휴대전화기
JP2821346B2 (ja) 携帯電話機
CN201146504Y (zh) 一种具有防辐射功能的无线通讯设备
JPH0269057A (ja) 無線電話機
KR200172582Y1 (ko) 이동전화 단말기
KR20000023875A (ko) 휴대폰용핸즈프리장치
JPH11289271A (ja) 携帯無線機
KR200218501Y1 (ko) 착탈식 자동감김 핸드프리 장치
KR200243665Y1 (ko) 이어폰 및 마이크를 구비한 휴대용 전화기
KR200166554Y1 (ko) 원터치 감김방식을 갖는 통신용 단말기
KR200273240Y1 (ko) 이어폰용 보조전화기
JP3078426U (ja) 携帯型情報通信機器のアンテナ装置
KR200254128Y1 (ko) 휴대폰용 유선 송수화기
JP3072939U (ja) 携帯電話の通話モード切換装置
KR200214703Y1 (ko) 이어마이크 내장형 휴대용 통신 단말기
JP2003143277A (ja) 折り畳み式携帯電話機