JP2004128907A - カメラ付携帯端末 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ワンタッチで静止画撮影モードと、動画撮影モードを切り替え起動することができるように、専用の静止画撮影モードと、動画撮影モードを選択し起動するスイッチを設けた。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、カメラ付携帯端末に関するものであり、特に折り畳み携帯端末に関するものである。ここで、携帯端末とは、例えば、携帯電話、PHS、PDA(Personal Digital Assistant)やPCS (Personal Communications Services)、PC(Personal Computer)等である。
【0002】
【従来の技術】
従来の折り畳み式携帯電話は、受話器側ケースと送話器側ケースとがそれぞれの端部において相互に揺動可能な状態で連結して構成されており、両ケースを閉じたとき外側となる受話器側ケースの表面、及び/又は両ケースを閉じたとき外側となる送話器側ケースの表面に、操作キーとディスプレイとを設けている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
また、従来の折り畳み式カメラ付携帯電話は、携帯電話本体筐体の内面にテレビ電話の表示手段を設け、小型テレビカメラをヒンジ部に設けている(例えば、特許文献2参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−111816号公報 (第6頁、第3図)
【特許文献2】
特開2001−136250号公報 (第11頁、第12図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献1の公知例では、カメラがついた携帯端末を想定していなかった。
【0006】
また、上記特許文献2の公知例では、カメラ付携帯端末ではあるが、撮影の仕方について、配慮がされていなかった。
【0007】
そこで、本発明の課題は、カメラ付携帯端末において、静止画撮影モードと動画撮影モードの選択及び起動に関する操作性向上を図ったカメラ付携帯端末を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達するため、ワンタッチで静止画撮影モードと、動画撮影モードを選択起動することができるように、専用の静止画撮影モードと、動画撮影モードを選択し起動するスイッチを設けることとした。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の第1の実施例について説明する。ここでは、折り畳み可能なカメラ付携帯電話において、折り畳まれた状態におけるカメラ操作について説明するが、ストレートタイプのカメラ付携帯電話等の携帯端末であっても本発明の適用は可能である。以下、図面において、同一の機能部については同符号を用いる。
【0010】
図1は、本実施例のカメラ付携帯電話の外観図を示し、図2は本実施例の構成ブロック図を示す。また、図1(1)に正面から見た筐体図、図1(2)に背面から見た筐体図、図1(3)に折り畳まれた状態の側面から見た筐体図、図1(4)に折り畳まれた状態の筐体図をそれぞれ示す。なお、本実施例においては、カメラ付携帯端末を正面からみて方向(左右上下)を定義する。
【0011】
本実施例のカメラ付携帯電話は、開閉可能な2つの筐体200と筐体201、及び撮像カメラ109を有している。この筐体200と筐体201はX−X軸を回動軸として折り畳み可能な構造であって、ヒンジ部300において接続されている。筐体200は、主なる入力操作を行うメイン操作キー106と、マイク111を備え、撮像カメラの撮像モードを選択し起動するための撮影モード選択起動スイッチ105を配している。ここで、メイン操作キー106は、電話番号その他の情報を入力する入力部であり、一般的な電話として使う時には、相手の電話番号を入力するのに用い、メール等を送る場合には文字情報等を入力する。一般的な電話における電波の送受信は、はCPU110の制御のより、通信部101にて行う。
【0012】
また、メイン操作キー部106はCPU110により制御されるので、同じキーが押下されてもCPU110からの制御により、キー操作の組み合わせで異なるデータあるいは異なる入力信号として扱うことができる。また、撮影モード選択起動スイッチ105は、動画像を撮影するための動画モード、静止画像を撮影するための静止画モード、を選択し起動するためのキーである。
【0013】
筐体200は、通話スピーカ112と、主な表示を行うメイン表示部103を備え、メイン表示部103の背面に簡易な表示を行うサブ表示部104と楽曲スピーカ113を備えている。ここで、メイン表示部103には、電源状態、電波強度、電池残量、サーバ接続状態、未読メール等の動作状態を表示させるほか、入力した電話番号、メール宛先、メール送信文書等や、動画および静止画、着信時の発呼者の電話番号、着信メール文書、接続されたインターネット画面等の受信データの表示を行う。また、サブ表示部104には、カメラ付携帯電話の動作状態、例えば、電源状態、電波強度、電池残量、サーバ接続状態、未読メールを示すアイコン等を表示させる。また、メイン表示部103及びサブ表示部104は、カメラ動作時においてはファインダーとして撮像カメラ109により撮像された画像情報を表示(モニタ)させることができる。また、筐体201においてサブ表示部104を有する面には、撮像カメラ109により撮像する際に用いられるサブ操作キー107(図1(2)においては107a、107b)を備えている。また、筐体200と筐体201とを接続するヒンジ部300の間のほぼ中央には、筐体200と201とは別に回動可能な撮像カメラ109を配設しており、この撮像カメラ109により動画および静止画の撮像を行う。
【0014】
なお,図示しないが、伸縮可能なアンテナも設けており、このアンテナによりサーバとの通信機能や、GPS(全地球測位システム)機能を用いることが可能となっている。また、このアンテナは内蔵アンテナにしてもよい。
【0015】
次に、カメラ撮影モード選択及びカメラ撮影の起動方法及び処理について説明する。図1の実施例におけるカメラ撮影モード選択及び起動スイッチ105は、筐体の側面に配置されており、その構造は、図3の模式図で示される構造となっている。図3は、図1(1)のように正面からみたときのカメラ撮影モード選択及び起動スイッチ105である。
【0016】
図3の模式図を説明すると、スイッチ本体400にスライド釦401が装着され、端子402、端子403、端子404が検出信号端子である。この検出信号端子を用いて、CPU110が、カメラ撮影モード選択及び起動スイッチの状態を判別する。
【0017】
スイッチに手を触れない状態は、図示せざるバネにより、スライド釦(導電性)は、図3(2)の状態に維持されている。この場合、端子402と端子403間及び端子402と端子404間は非導通状態である。スライド釦を上に移動した場合(図3(1)の状態)は、端子402と端子403間は導通状態で、端子402と端子404間は非導通状態である。スライド釦を下に移動した場合(図3(3)の状態)は、端子402と端子403間は非導通状態で、端子402と端子404間は導通状態である。CPU110は、これら端子間の導通状態及び非導通状態を検出して、スイッチの状態を判別する。
【0018】
次に、カメラ付携帯電話が開いた状態での撮影モード選択と起動方法および撮影の手順について説明する。図3(2)の状態において、図3(2)の状態から図3(1)の状態が所定の時間継続したら、動画撮影モードと判断する。また、図3(2)の状態において、図3(2)の状態から図3(3)の状態が所定の時間継続したら、静止画撮影モードと判断する。図3(1)および図3(3)の状態で、スライド釦から手を離すと、図示せざるバネにより、図3(2)の状態に自動復帰する。ここで、所定の時間経過を待つのは、カバンの中などでの衝撃による誤操作や、取り出す時の誤操作に配慮したものである。
【0019】
まず、カメラ付携帯電話が開いた状態において説明する。カメラ付携帯電話が開いた状態であることは、折畳検出部108により検出した信号を、CPU110にて判別する。
【0020】
図4は、撮影モードの起動処理を示したフローチャートであり、ステップ410の撮影モード起動開始から、撮影モード起動に至る手順を示している。ステップ411で撮影モードが選択されると、ステップ412でその撮影モードが、静止画撮影モードであるか動画撮影モードであるかを判別し、静止画撮影モードであれば、静止画撮影モードを起動(ステップ413)し、静止画撮影モードに移行(ステップ414)する。ステップ412で動画撮影モードであれば、動画撮影モードを起動(ステップ415)し、動画撮影モードに移行(ステップ416)する。
【0021】
図5は、静止画撮影モードのフローチャートである。静止画撮影モードに移行(ステップ420)すると、メイン表示部103に「フォトを起動します」というメッセージを表示(ステップ421)し、撮像カメラ109からの撮影画像をメイン表示部103に表示(フォトモニターモード)する(ステップ422)。メイン操作キー106の上方向釦を押すと、メイン表示部103に撮像カメラ109からの撮影画像を拡大して表示し、メイン操作キー106の下方向釦を押すと撮像カメラ109からの撮影画像を縮小して表示する。メイン操作キー106の右方向釦を押すと、露光を上げ、メイン操作キー106の左方向釦を押すと、露光を下げる。
【0022】
撮影するには、撮影釦(ここでは、メイン操作キー106のセンター釦を撮影釦としている。)を押す。撮影釦が押されると、撮影釦が押されたことをCPU110が検出し、シャッター音を発生させ(ステップ423)、撮影したフォトを確認させるためフォトプレビューモードに移行する(ステップ424)。この撮影したフォトを保存するには、保存釦(ここでは、メイン操作キー106のセンター釦を保存釦としている。)を押す。
【0023】
保存釦が押されると、保存釦が押されたことをCPU110が検出し、メイン表示部103に「保存中」というメッセージを表示(ステップ425)し、メモリ102に保存する。保存が完了したら、メイン表示部103に「保存しました」というメッセージを表示(ステップ426)する。確認釦(ここでは、メイン操作キー106のセンター釦を確認釦としている。)が押されるか、ステップ426の状態で3秒以上経過すると、再度フォトモニターモードに移行する(ステップ422)。
【0024】
図6は、動画撮影モードのフローチャートである。動画撮影モードに移行(ステップ430)すると、メイン表示部103に「ムービを起動します」というメッセージを表示(ステップ431)し、撮像カメラ109からの撮影画像をメイン表示部103に表示(ムービモニターモード)する(ステップ432)。メイン操作キー106の上方向釦を押すと、メイン表示部103に撮像カメラ109からの撮影画像を拡大して表示し、メイン操作キー106の下方向釦を押すと撮像カメラ109からの撮影画像を縮小して表示する。メイン操作キー106の右方向釦を押すと、露光を上げ、メイン操作キー106の左方向釦を押すと、露光を下げる。
【0025】
撮影するには、録画釦(ここでは、メイン操作キー106のセンター釦を録画釦としている。)を押す。録画釦が押されると、録画釦が押されたことをCPU110が検出し、録画開始音を発生させ(ステップ433)、録画中は、メイン表示部103に「●REC」というメッセージを点滅表示(ステップ434)する。予め設定された録画時間が経過するか停止釦(ここでは、メイン操作キー106のセンター釦を停止釦としている。)が押されると、録画を終了する。録画が終了したら、録画終了音を発生させ(ステップ435)、撮影したムービを確認させるためムービプレビューモードに移行する(ステップ436)。この撮影したムービを保存するには、保存釦(ここでは、メイン操作キー106のセンター釦を保存釦としている。)を押す。保存釦が押されると、保存釦が押されたことをCPU110が検出し、メイン表示部103に「保存中」というメッセージを点滅表示(ステップ437)し、メモリ102に保存する。保存が完了したら、メイン表示部103に「保存しました」というメッセージを表示(ステップ438)する。確認釦(ここでは、メイン操作キー106のセンター釦を確認釦としている。)が押されるか、ステップ438の状態で3秒以上経過すると、再度ムービモニターモードに移行する(ステップ432)。
【0026】
通常の操作では、メイン操作キー106のセンター釦を順次押すだけで、目的の撮影ができる。
【0027】
次に、カメラ付携帯電話が閉じた状態の説明をする。カメラ付携帯電話が閉じた状態であることは、折畳検出部108により検出した信号を、CPU110にて判別する。閉じた状態であっても、基本的な処理フローは、開いた状態と同じである。ここでは、開いた状態と異なる閉じた状態での処理について説明する。
【0028】
閉じた状態では、メイン表示部103の代わりにサブ表示部104、メイン操作キー106の代わりに、サブ操作キー107を使用する。したがって、図4、図5、図6のフローチャートは同じである。静止画撮影モードにおける開いた状態と閉じた状態の差異を説明する。
【0029】
閉じた状態では、メイン操作キー106が使用できないので、フォトモニターモードにおけるメイン操作キー106の上方向釦、メイン操作キー106の下方向釦、メイン操作キー106の右方向釦、メイン操作キー106の左方向釦を押した場合の機能は実現できない。閉じた状態では、拡大縮小画面の機能に限定してサブ操作キー107を使用する。サブ操作キー107aを押すとサブ表示部104に撮像カメラ109からの撮影画像を拡大して表示する。サブ操作キー107aを押すたびに順次拡大表示し、最大拡大表示状態の次にサブ操作キー107aが押されたら、最小縮小表示状態に移行する。
【0030】
フォトモニターモードでは、サブ操作キー107bを、撮影釦として使用する。フォトプレビューモードでは、サブ操作キー107bを、保存釦として使用する。保存終了後の確認画面では、サブ操作キー107bを、確認釦として使用する。
【0031】
動画撮影モードにおける開いた状態と閉じた状態の差異を説明する。
閉じた状態では、メイン操作キー106が使用できないので、ムービモニターモードにおけるメイン操作キー106の上方向釦、メイン操作キー106の下方向釦、メイン操作キー106の右方向釦、メイン操作キー106の左方向釦を押した場合の機能は実現できない。閉じた状態では、拡大縮小画面の機能に限定してサブ操作キー107を使用する。サブ操作キー107aを押すとサブ表示部104に撮像カメラ109からの撮影画像を拡大して表示する。サブ操作キー107aを押すたびに順次拡大表示し、最大拡大表示状態の次にサブ操作キー107aが押されたら、最小縮小表示状態に移行する。
【0032】
ムービモニターモードでは、サブ操作キー107bを、録画釦として使用する。ムービプレビューモードでは、サブ操作キー107bを、保存釦として使用する。保存終了後の確認画面では、サブ操作キー107bを、確認釦として使用する。
【0033】
通常の操作では、サブ操作キー107bを順次押すだけで、目的の撮影ができる。
【0034】
静止画撮影モードを終了するには、再度静止画撮影モードを選択するか、キー操作が3分間なかった場合に終了する。動画撮影モードを終了するには、再度動画撮影モードを選択するか、キー操作が3分間なかった場合に終了する。
【0035】
図7は、カメラ撮影モード選択起動スイッチの他の実施例である。(図3と同一機能を果たすものには同一符号を付す。)図7は、図3の実施例と基本的には同じであるが、スイッチに手を触れない状態は、図示せざるバネにより、スライド釦(導電性)は、図7(2)の状態に維持されている。この場合、端子402と端子403間は非導通状態で、端子402と端子404間は導通状態である。スライド釦を上に移動した場合(図7(1)の状態)は、端子402と端子403間は導通状態で、端子402と端子404間は非導通状態である。CPU110は、これら端子間の導通状態及び非導通状態を検出して、スイッチの状態を判別する。
【0036】
次に、カメラ付携帯電話が開いた状態での撮影モード選択と起動方法および撮影の手順について説明する。図7(2)の状態において、図7(2)の状態から図7(1)の状態が第1の所定時間継続したら、静止画撮影モードと判断し、さらに第2の所定時間以上継続したら動画撮影モードと判断する。図7(1)の状態で、スライド釦から手を離すと、図示せざるバネにより、図7(2)の状態に自動復帰する。ここで、所定の時間経過を待つのは、カバンの中などでの衝撃による誤操作や、取り出す時の誤操作に配慮したものである。
【0037】
図3のスイッチの構造で、バネが無くて自動復帰をしないスイッチの場合は、図3(2)状態を終了とし、図3(1)の状態を動画撮影モード選択及び起動に、図3(3)の状態を静止画撮影モード選択及び起動に、それぞれ判別することもできる。
【0038】
図7のスイッチの構造で、バネが無くて自動復帰をしないスイッチの場合は、図7(1)の状態を動画撮影モード選択及び起動に、図7(2)の状態を静止画撮影モード選択及び起動に、それぞれ判別することもできる。
【0039】
カメラ撮影モード選択起動スイッチの別の実施例について説明する。その構造は、図8の模式図で示される構造となっている。図8の模式図を説明すると、スイッチ本体500に押し釦501が装着され、端子502、端子503が検出信号端子である。この検出信号端子を用いて、CPU110が、カメラ撮影モード選択及び起動スイッチの状態を判別する。スイッチに手を触れない状態は、図示せざるバネにより、押し釦(導電性)は、図8(1)の状態に維持されている。この場合、端子502と端子503間は非導通状態である。押し釦を押し込んだ場合(図8(2)の状態)は、端子502と端子503間は導通状態である。CPU110は、これら端子間の導通状態及び非導通状態を検出して、スイッチの状態を判別する。
【0040】
次に、カメラ付携帯電話の撮影モード選択と起動方法および撮影の手順について説明する。図8(1)の状態において、図8(1)の状態から図8(2)の状態が第1の所定時間継続したら、静止画撮影モードと判断し、さらに第2の所定時間以上継続したら動画撮影モードと判断する。図8(2)の状態で、押し釦から手を離すと、図示せざるバネにより、図8(1)の状態に自動復帰する。ここで、所定の時間経過を待つのは、カバンの中などでの衝撃による誤操作や、取り出す時の誤操作に配慮したものである。
【0041】
また、図8のスイッチを用いて、所定時間内に1回押されたら、静止画撮影モードの選択及び起動に、所定時間内に2回押されたら、動画撮影モードの選択及び起動にとして判別することもできる。
【0042】
図9は、カメラ撮影モード選択起動スイッチの更に別の実施例である(図8と同一機能を果たすものには同一符号を付す。)。図9は、図8の実施例と基本的には同じであるが、端子504が追加されており、図9(2)の中間状態が検出できる構造になっている。スイッチに手を触れない状態は、図示せざるバネにより、押し釦(導電性)は、図9(1)の状態に維持されている。この場合、端子502と端子503間及び、端子503と端子504間は非導通状態である。押し釦501を中間状態まで押し込んだ場合(図9(2)の状態)は、端子502と端子504間は導通状態で、端子504と端子503間は非導通状態である。押し釦501を押し込んだ場合(図9(3)の状態)は、端子502と端子503間は導通状態である。CPU110は、これら端子間の導通状態及び非導通状態を検出して、スイッチの状態を判別する。
【0043】
次に、カメラ付携帯電話の撮影モード選択と起動方法および撮影の手順について説明する。図9(1)の状態において、図9(1)の状態から図9(2)の状態が所定時間継続したら、静止画撮影モードと判断し、図9(1)の状態から図9(3)の状態が所定時間継続したら動画撮影モードと判断する。図9(2)もしくは(3)の状態で、押し釦から手を離すと、図示せざるバネにより、図9(1)の状態に自動復帰する。ここで、所定の時間経過を待つのは、カバンの中などでの衝撃による誤操作や、取り出す時の誤操作に配慮したものである。
【0044】
以上により、カメラ撮影モードの選択及び起動が、容易に実現でき、カメラ付携帯電話の開閉状態を考慮して、メイン表示部103もしくはサブ表示部104に撮像カメラからの撮像画面を表示し、撮影時の使い勝手が向上する。
【0045】
【発明の効果】
本発明によれば、カメラ付携帯電話でのカメラ撮影モード選択及び起動が容易に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の携帯電話の外観図である。
【図2】第1の実施例の構成ブロック図である。
【図3】第1の実施例のモード選択起動スイッチの構造を説明する模式図である。
【図4】第1の実施例における撮影モードの起動処理を示したフローチャートである。
【図5】第1の実施例における静止画撮影モードのフローチャートである。
【図6】第1の実施例における動画撮影モードのフローチャートである。
【図7】他のカメラ撮影モード選択起動スイッチの構造を説明する模式図である。
【図8】別のカメラ撮影モード選択起動スイッチの構造を説明する模式図である。
【図9】更に別のモード選択起動スイッチの構造を説明する模式図である。
【符号の説明】
101・・・通信部、102・・・メモリ、103・・・メイン表示部、104・・・サブ表示部、105・・・撮影モード選択起動スイッチ、106・・・メイン操作キー、107a、107b・・・サブ操作キー、108・・・折り畳み検出部、109・・・撮像カメラ、110・・・CPU、111・・・マイク、112・・・通話用スピーカ、113・・・楽曲用スピーカ、200、201・・・筐体、300・・・ヒンジ部
Claims (5)
- 画像を撮影する撮影手段と、通話可能な通話手段とを備える携帯端末であって、
前記撮影手段は、静止画を撮影する静止画撮影モードと動画を撮影する動画撮影モードを有し、
前記静止画撮影モードか前記動画撮影モードかを選択し、起動を行うよう制御する撮影モード選択起動手段を備えたことを特徴とする携帯端末。 - 第1の表示部と前記第1の表示部とは逆の背面に配置された第2の表示部とを有する第1の筐体と、第1の操作部を有する第2の筐体とがヒンジ部を介して折り畳み可能な携帯端末であって、
画像を撮影する撮影手段と、
前記撮影手段により画像を撮影する際に用いられる第2の操作部とを備え、
前記第2の操作部は、前記第1の筐体の前記第2の表示部を有する正面に配置され、
前記撮影手段は、静止画を撮影する静止画撮影モードと動画を撮影する動画撮影モードを有し、
前記静止画撮影モードか前記動画撮影モードかを選択し、起動を行うよう制御する撮影モード選択起動手段を備えたことを特徴とする携帯端末。 - 請求項2に記載の携帯端末であって、
前記撮影モード選択起動手段を、筐体の側面に配置したことを特徴とする携帯端末。 - 請求項2に記載の携帯端末であって、
前記撮影モード選択起動手段を、前記第2の筐体の側面に配置したことを特徴とする携帯端末。 - 請求項2乃至4のいずれかに記載の携帯端末であって、
折り畳んでいる時は前記第2の表示部に画像を表示し、開いている時は前記第1の表示部に画像を表示することを特徴とする携帯端末。
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