JP2004187182A - 携帯端末装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明にかかる携帯端末装置は、カメラと、筐体の表面及び裏面にカメラの撮影画像を表示可能な表示部を有し、前記カメラを設けた面と同じ側に配置した表示部に鏡像表示を行う。
【選択図】 図3
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、音声およびデータにより通信を行う携帯端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
折り畳み式で、閉じた状態でも時間やバッテリー残量,電界強度を示すサブディスプレイを備えた携帯電話がある。そして、このサブディスプレイに、カメラ画像のモニタリング表示を行う携帯電話が提案されている。(特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−300237号公報(第3−5頁、第3図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術では、被写体の人物を端末操作者がメインディスプレイを見ながら対面形式で撮影しようとする場合、被写体の人物はサブディスプレイを見ながらポーズをとることになる。この際に、サブディスプレイへの鏡像表示の配慮がなされていないため、ポーズをとり難いという問題がある。
【0005】
例えば、被写体の人物がサブディスプレイ上のモニタリング画像を見て、その画像が右に寄りすぎているため、左に寄せたいときには、その人物は右に移動しなければならない。また、ポーズを取ると上記サブディスプレイの表示画像が左右反転しているため、ポーズを変えるのに違和感を覚えるという問題が発生する。
【0006】
そこで、本発明は、カメラ撮影時の使い勝手を向上することができる携帯端末装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明にかかる携帯端末装置は、カメラと、筐体の表面及び裏面にカメラの撮影画像を表示可能な表示部を有し、前記カメラを設けた面と同じ側に配置した表示部に鏡像表示を行う。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1は、第1の実施形態に係る携帯電話の構成を示すブロック図である。同図において、1はアンテナ、2は無線回路、3は符号復号処理回路、4はマイク、5はレシーバ、6はメインLCD(Liquid Crystal Display)、61はサブLCDである。10は主に通信処理を行うBB(Base Band)−CPU(Central Processing Unit)、7はBB−CPUのプログラムや一時的なデータを保持するBB−メモリである。8はキー、9はサブLCDと同じ側に配置し、静止画または動画を撮影する背面カメラ、11はスピーカ、である。
【0009】
アンテナ1は、空中を伝送されてきた電波を受信し、高周波電気信号に変換し、無線回路2に入力する。また、これとは逆に、無線回路2から出力された高周波電気信号を電波に変換して送信する。無線回路2は、BB−CPU 10の指示に基づき、アンテナ1で受信した高周波電気信号を復調し、符号復号処理回路3に入力する。また無線回路2は、符号復号処理回路3の出力信号に変調処理を施し、高周波電気信号に変換してアンテナ1に出力する。
【0010】
符号復号処理回路3は、BB−CPU10の制御に従い、無線回路2の出力信号に復号処理を施し、音声データをレシーバ5に出力し、文字や画像データをBB−CPU10に出力する。また、符号復号処理回路3は、マイク4から入力されたユーザの声などの音声や、ユーザがキー8を操作して編集した文字や画像データに符号化処理を施し、無線回路2を通じてアンテナ1から送信する。
【0011】
BB−CPU10は、符号復号処理回路3、無線回路2及びアンテナ1を使用して着信待ちを行い、着信があった場合はスピーカ11からアラーム等の着信音またはメロディを発してユーザに着信があったことを通知すると共に、発信元の電話番号または電子メールアドレスをメインLCD6またはサブLCD61に表示する。そして、ユーザがキー8を操作することにより、通話または受信した電子メールを閲覧できるように符号復号処理回路3,無線回路2,メインLCD6を制御する。
【0012】
また、BB−CPU10はユーザがキー8を操作して入力した電話番号や電子メールを液晶表示装置6に表示し、符号復号処理回路3,無線回路2を制御して発呼を行い、相手先との通話または電子メールの送受信を行う。
【0013】
また、BB−CPU10は背面カメラ9から取り込んだ画像にYUV→RGB(Red Green Blue)信号変換やリサイズ処理を施してメインLCD6及び、サブLCD61に表示する。そして、撮影画像のモニタリング表示を行い、ユーザがキー8を操作して撮影または録画を開始した場合には、ユーザが設定した画素数、圧縮方式、圧縮率を基に圧縮処理を施し、メールに添付して送信したり、BB−メモリ7に保存する。ここで、YUVとは、輝度信号(Y)と、輝度信号と赤色成分の差(U)、輝度信号と青色成分の差(V)の3つの情報で色を表す形式のことである。
【0014】
図2は、BB−CPU10におけるサブLCDの鏡像表示を行うための処理フローである。S21において、カメラ撮影中かを判定し、Yesの場合はS22に移行し、メインLCD6には左右反転処理を行わず、サブLCD61のみ左右反転処理を行う。また、カメラ画像を表示していない場合、すなわち、通常の待受けやメール,Webの閲覧を行っているときは、S21においてNoと判定してS22を実行することなく判定処理を終了する。上述したような処理をBB−CPU10で行うことにより、カメラ画像表示時にサブLCD61の表示画像を鏡像表示することが可能となる。
【0015】
次に、本発明による携帯電話のカメラ画像表示時のメインLCD6とサブLCD61の表示例を図3に示す。尚、図1と同一部分には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
【0016】
同図において、12は主にメインLCD6とサブLCD61が実装されている上側筐体、13は主にキー8が実装されている下側筐体、14は上記上側筐体12と下側筐体13の接合部、いわゆる、ヒンジであり、15は被写体である。背面カメラ9はサブLCD61側に配置されている。また、(a)は本携帯電話の操作者が対面に存在する被写体15を撮影している場面を操作者側から見たときの被写体15と、メインLCD6上の表示画像との左右関係を示す図である。(b)は被写体15側から見た時の被写体15と、サブLCD61上の表示画像との左右関係を示す図である。
【0017】
図3(a)において、被写体15とメインLCDは鏡像反転を施すことなく表示する。これにより、例えば操作者がメインLCD6に表示されている被写体15が左により過ぎている判断した場合には、携帯電話装置本体を左に移動させるか、あるいは、左に傾けることにより、メインLCD6上の所望する位置やポーズで容易に表示させることができる。例えば、図3(c)のように左右非対象な飾りフレームを使用する場合に、それをメインLCDに同時に表示させる場合でも、上述の位置調整により、飾りフレームによって被写体15の顔が隠れてしまうのを容易に防ぐことができる。
【0018】
一方、図3(b)では被写体15がサブLCDを使って自分の写っている位置を確認することができる。この場合、サブLCD61には鏡像表示したカメラ画像を表示しているため、あたかも、鏡を見るようにサブLCD61に表示されている自分の位置が左により過ぎていると判断した場合には右に移動することにより、サブLCD61上に被写体15の所望する位置やポーズで容易に表示させることができる。
【0019】
また、図3(b)に示すように撮影している画像をサブLCD61に表示させることにより、背面カメラ9を向けられている側の人が撮影内容を確認することができる。
【0020】
ここで、画像の左右反転処理は、予めBB−CPU10で左右反転させた画像を生成することにより行っても良いし、メインLCD6またはサブLCD61が左右反転機能を内蔵している場合はBB−CPU10の指示によりメインLCD6またはサブLCD61で左右反転処理を施しても良い。
【0021】
なお、メインLCD6及びサブLCD61は液晶式の液晶表示装置を用いる場合の例について述べたが、これに限られるものでなく、有機ELやプラズマ方式等の平面ディスプレイであっても良い。また、カメラはCCDやCMOS方式等を用いた撮像素子であれば使用できる。
【0022】
図4は、第2実施形態に係る携帯電話の構成を示すブロック図である。図1と同一部分には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
【0023】
91は正面カメラであり、上側筐体12のメインLCD6側に配置している。また、17は背面カメラ9の出力信号と正面カメラ91の出力信号とを切り換えてBB−CPU10に供給するセレクタ、16は上記セレクタ17の切換制御回路であり、これらを有する点が、上述した第1の実施形態と異なる。
【0024】
図5は、BB−CPU10での処理フローを示したものである。S51において、カメラ撮影中かを判定し、Yesの場合はS52に移行し、切換制御回路16の出力を判定する。例えば、切換制御回路16の出力が”1”の時に背面カメラ9の出力を選択するものとすると、S52の判定において、切換制御回路16の出力が”1”の時はS53に移行し、メインLCD6は非鏡像表示し、サブLCD61は鏡像表示を行う。
【0025】
また、S52において、切換制御回路16の出力が”0”の時はS54に移行し、メインLCD6は鏡像表示,サブLCD61は非鏡像表示を行う。S51において、カメラモードでないと判定したときはS52,S53,S54の処理を行わず終了する。
【0026】
上述したような処理をBB−CPU10で行うことにより、背面カメラ9の出力が選択されている場合にはサブLCDに鏡像表示を行い、正面カメラ91の出力が選択されている場合にはメインLCDに鏡像表示を行う。
【0027】
図6に、背面カメラ9が選択されている場合のメインLCD6とサブLCD61のカメラ画像表示例を示す。尚、図4と同一部分には同一符号を付し、重複する説明は省略する。図6(a)は本携帯電話の操作者が対面に存在する被写体15を撮影している場面を操作者側から見たときの被写体15と、メインLCD6上の表示画像との左右関係を示す図である。図6(b)は被写体15側から見た時の被写体15とサブLCD61上の表示画像との左右関係を示す図である。
【0028】
図6(a)において、被写体15とメインLCD6は鏡像反転することなく表示する。これにより、例えば操作者がメインLCD6に表示されている被写体15が左により過ぎている判断した場合には携帯電話装置本体を左に移動させるか、あるいは、左に傾けることにより、メインLCD6上の所望する位置に表示させることができる。
【0029】
一方、図6(b)では被写体15がサブLCDを使って自分の写っている位置を確認することができる。この場合、サブLCD61には鏡像反転したカメラ撮影画像を表示することにより、あたかも、鏡を見ているようにサブLCD61上に表示されている自分の位置が左により過ぎている判断した場合には右に移動することによりサブLCD61上に被写体15の所望する位置やポーズで容易に表示させることができる。
【0030】
次に、図7に、正面カメラ91が選択されている場合のメインLCD6とサブLCD61のカメラ画像表示例を図7に示す。図7(a)は、メインLCD6側に存在する被写体15を撮影している場面をメインLCD6側から見たときの被写体15とメインLCD6上の表示画像との左右関係を示す図である。(b)はサブLCD61側から見た時の被写体15とサブLCD61上の表示画像との左右関係を示す図である。
【0031】
図7(a)において、被写体15とメインLCD6は鏡像反転の関係で表示する。これにより、あたかも、鏡を見るようにメインLCD6に表示されている自分の位置が左により過ぎている判断した場合には被写体15が右に移動することによりメインLCD6上に被写体15が所望する位置やポーズで容易に表示させることができる。
【0032】
また、図7(b)に示すように撮影している画像をサブLCD61に表示させることにより、背面カメラ9を向けられている側の人が撮影内容を確認することができる。
【0033】
図8は、第3実施形態に係る携帯電話の構成を示すブロック図である。図1と同一部分には同一符号を付し、重複する説明は省略する。本実施形態は、図11または図12に示すように、回転するヒンジ14部に回転カメラ92を実装している。また、図9に示すように本回転式のヒンジ14はカメラの向きを検出するための回転検出スイッチ18を有している。
【0034】
以下、回転検出スイッチ18により回転カメラ92の向きを検出する方法を図9を用いて説明する。図9において、141はヒンジ14に設けたくぼみ,181は上記くぼみ141の有無によって回転検出スイッチ18を接続/開放するための可動部材である。
【0035】
同図において、(a)は回転カメラ92がメインLCD6側を向いている場合の例であり、矢印の方向に180°回転させた例が(b)である。図9(a)に示すように回転カメラ92がメインLCD6側を向いている場合、ヒンジ14に設けたくぼみ141に可動部材181が入り込むため、可動部材181がヒンジ14の方向に移動するため、回転検出スイッチ18が閉じる。回転検出スイッチ18の片方の端子をGNDに接続しておくことにより、回転検出スイッチ18の出力は”0”となる。
【0036】
一方、図9(b)に示すように回転カメラ92を180°回転させた場合、先ほどのヒンジ14に設けたくぼみ141が図中の上側に移動し、可動部材181が押し戻されるため、可動部材181がヒンジ14と反対側の方向に移動するため、回転検出スイッチ18が開く。回転検出スイッチ18のGNDにされていない方の端子を例えば電源電圧にプルアップしておくことにより、回転検出スイッチ18の出力は”1”となる。この回転検出スイッチ18の出力をBB−CPU10に供給することにより、回転カメラ92の向きを検出することが可能となる。
【0037】
本実施形態のBB−CPU10での処理フローを図10に示し、以下説明する。
S101において、カメラ撮影中かを判定し、Yesの場合はS102に移行し、回転検出スイッチ18の出力を判定する。例えば、回転検出スイッチ18の出力が”1”の時に回転カメラ92がサブLCD側を向いているものと仮定すると、S102の判定において、回転検出スイッチ18の出力が”1”の時はS103に移行し、メインLCD6は非鏡像表示し、サブLCD61は鏡像表示を行う。
【0038】
また、S102において、回転検出スイッチ18の出力が”0”の時はS104に移行し、メインLCD6は鏡像表示し、サブLCD61は非鏡像表示を行う。また、S101において、カメラモードでないと判定したときはS102,S103,S104の処理を行わず終了する。
【0039】
上述したような処理をBB−CPU10で行うことにより、回転検出スイッチ18の出力が”1”すなわち、回転カメラ92がサブLCD61側を向いている時はサブLCD61に鏡像表示を行い、回転カメラ92がメインLCD6側を向いている場合にはメインLCD6に鏡像表示を行うことができる。
【0040】
以下、回転カメラ92がサブLCD61側を向いている場合のメインLCD6とサブLCD61のカメラ画像表示例を図11に示す。尚、図3と同一部分には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
【0041】
同図において、(a)は本携帯電話の操作者が対面に存在する被写体15を撮影している場面を操作者側から見たときの被写体15とメインLCD6上の表示画像との左右関係を示す図である。(b)は被写体15側から見た時の被写体15とサブLCD61上の表示画像との左右関係を示す図である。
【0042】
図11(a)において、被写体15とメインLCD6は鏡像反転処理を施さずに表示する。これにより、例えば操作者がメインLCD6に表示されている被写体15が左により過ぎている判断した場合には携帯電話装置本体を左に移動させるか、あるいは、左に傾けることにより、メインLCD6上に被写体15の所望する位置やポーズで容易に表示させることができる。
【0043】
一方、図11(b)では被写体15がサブLCD61を使って自分の写っている位置を確認することができる。この場合、サブLCD61には鏡像反転したカメラ撮影画像を表示することにより、あたかも、鏡を見るようにサブLCD61に表示されている自分の位置が左により過ぎている判断した場合には右に移動することによりサブLCD61上の所望する位置やポーズで容易に表示させることができる。
【0044】
次に、回転カメラ92がメインLCD6側を向いている場合のカメラ画像表示時のメインLCD6とサブLCD61の表示例を図12に示す。同図において、(a)は本携帯電話のメインLCD6側に存在する被写体15を撮影している場面をメインLCD6側から見たときの被写体15とメインLCD6上の表示画像との左右関係を示す図である。(b)はサブLCD61側から見た時の被写体15とサブLCD61上の表示画像との左右関係を示す図である。
【0045】
図12(a)において、被写体15とメインLCD6は鏡像反転の関係で表示する。これにより、あたかも、鏡を見るようにメインLCD6に表示されている自分の位置が左により過ぎている判断した場合には被写体15が右に移動することによりメインLCD6上の所望する位置やポーズで容易に表示させることができる。また、図12(b)に示すように回転カメラ92はメインLCD6を向いているが、撮影している画像をサブLCD61に表示させている。
【0046】
図13は、ヒンジ14の側面図の一例である。同図において、θ1はヒンジ14部のくぼみ141を設けた角度、θ2はくぼみ141を設けていない角度を示している。携帯電話の上側筐体12と下側筐体13は人間の耳から口への丸みに合わせ、くの時型になるよう設計されている。従って、本実施形態では回転カメラ92がメインLCDを向いていると検出する角度を制限し、θ1<θ2となるように設定する。しかし、これは単なる例に過ぎず、携帯電話の形状面の都合によってθ1=θ2,θ1>θ2に設定することができる。
【0047】
図14は、第4実施形態に係る携帯電話の構成を示すブロック図である。同図において、101はLCDコントローラであり、BB−CPU10からBB−CPUバスを通じて供給された画像情報を基にメインLCD6及びサブLCD61に供給する画像信号及び、タイミング信号を生成し、それらの液晶表示装置を駆動し、画像表示を行う。
【0048】
また、LCDコントローラ101は回転カメラ92の出力信号を取り込むインターフェースと信号処理機能を備え、回転カメラ92の撮影画像の拡大、または縮小や画像フォーマット(YUV→RGB)変換,画像データの圧縮/伸張処理にも対応している。さらに、上述の実施形態で説明した鏡像表示の処理を本LCDコントローラ101側で実現する。
【0049】
本実施形態の構成によれば、カメラの画像処理の部分をLCDコントローラ101で行うことにより、BB−CPU10の負担を低減することができ、着信率や通話品質の向上が可能である。
【0050】
このようなLCDコントローラ101は、LCD駆動ICの内部に実装しても良いし、外付けLSIとしてLCDのFPC(フレキシブル・プリント・サーキット)や、携帯電話の基板上に実装しても良い。
【0051】
図15は、第5実施形態に係る携帯電話の構成を示すブロック図である。同図において、102は主に画像や音楽等のアプリケーションの処理を行うAP−CPUであり、81はAP−CPU102のプログラムや一次的なデータを保持するAP−メモリであり、BB−CPU10から第1のAP−CPUバスを通じて供給された画像情報を基にメインLCD6及びサブLCD61に画像表示を行う。
【0052】
また、このAP−CPU 102は回転カメラ92の出力信号を取り込むインターフェースと信号処理機能を備え、回転カメラ92の撮影画像の拡大または縮小や画像フォーマット(YUV→RGB)変換,画像データの圧縮/伸張処理にも対応している。さらに、上述の実施形態で説明した鏡像表示の処理を実現する。
【0053】
本実施形態の構成によれば、カメラの画像処理を始め、画像処理の部分をAP−CPU 102で行うことにより、対応画像サイズの大型化,リフレッシュレートの向上等、画像処理性能を格段に向上しながらBB−CPU10の負担を低減することができる。
【0054】
なお、本発明の適用は、携帯電話に限定するものではなく、PDA(Personal Digital Assistance)などカメラを備えた端末に適用しても良い。
【0055】
【発明の効果】
本発明によれば、カメラ撮影時の使い勝手を向上することが可能な携帯端末装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態にかかる端末装置の構成を示す図である。
【図2】第1の実施形態にかかる端末装置のBB−CPUでの処理手順を示す図である。
【図3】第1の実施形態にかかる端末装置の被写体と液晶表示装置での表示例を示す図である。
【図4】第2の実施形態にかかる端末装置の構成を示す図である。
【図5】第2の実施形態にかかる端末装置のBB−CPUでの処理手順を示す図である。
【図6】第2の実施形態にかかる端末装置の被写体と液晶表示装置での表示例を示す図である。
【図7】第2の実施形態にかかる端末装置の被写体と液晶表示装置での表示例を示す図である。
【図8】第3の実施形態にかかる端末装置の構成を示す図である。
【図9】第3の実施形態にかかる端末装置の回転カメラの向きを検出スイッチの構成例を示す図である。
【図10】第3の実施形態にかかる端末装置のBB−CPUでの処理手順を示す図である。
【図11】第3の実施形態にかかる端末装置の被写体と液晶表示装置での表示例を示す図である。
【図12】第3の実施形態にかかる端末装置の被写体と液晶表示装置での表示例を示す図である。
【図13】第3の実施形態にかかる端末装置のカメラの回転検出スイッチの構成例を示す図である。
【図14】第4の実施形態にかかる端末装置の構成を示す図である。
【図15】第5の実施形態にかかる端末装置の構成を示す図である。
【符号の説明】
1…アンテナ、2…無線回路、3…符号復号処理回路、4…マイク、5…レシーバ、6…メインLCD、61…サブLCD、7…BB−メモリ、71…AP−メモリ、8…キー入力装置、9…背面カメラ、91…正面カメラ、92…回転カメラ、10…BB−CPU、101…LCDコントローラ、102…AP−CPU、11…スピーカ、12…上側筐体、13…下側筐体、14…ヒンジ、141…くぼみ、15…被写体、16…切換制御回路、17…セレクタ、18…回転検出スイッチ
Claims (4)
- カメラと、筐体の表面及び裏面に前記カメラの撮影画像を表示可能な表示部と、前記カメラを設けた面と同じ側に配置した表示装置に鏡像表示を行うことを特徴とする携帯端末装置。
- 筐体の表面に第1のカメラと第1の表示部とを有し、前記筐体の裏面に第2のカメラと第2の表示部とを有し、
前記第1のカメラまたは前記第2のカメラの撮影画像を選択し、前記第1の表示部と前記第2の表示部に表示するとき、選択された前記カメラと同じ側に配置した表示部に鏡像表示を行うことを特徴とする携帯端末装置。 - 筐体の一部の固定された軸上で回転するカメラと、前記カメラの向きを検出する手段と、前記カメラの撮影画像を表示可能な表示部を前記筐体の表面及び裏面それぞれに備え、
前記カメラの向いている面と同じ側に配置した表示部に鏡像表示を行うことを特徴とする携帯端末装置。 - 前記カメラの向きを検出する手段が表向きと判定する角度範囲と、裏向きと判定する角度範囲が異なることを特徴とする請求項3に記載の携帯端末装置。
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