JP3459744B2 - 携帯型テレビ電話装置 - Google Patents

携帯型テレビ電話装置

Info

Publication number
JP3459744B2
JP3459744B2 JP05574597A JP5574597A JP3459744B2 JP 3459744 B2 JP3459744 B2 JP 3459744B2 JP 05574597 A JP05574597 A JP 05574597A JP 5574597 A JP5574597 A JP 5574597A JP 3459744 B2 JP3459744 B2 JP 3459744B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
camera
unit
display
image
videophone device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP05574597A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10257460A (ja
Inventor
孝志 今井
功 刈部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP05574597A priority Critical patent/JP3459744B2/ja
Publication of JPH10257460A publication Critical patent/JPH10257460A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3459744B2 publication Critical patent/JP3459744B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像及び音声情報
を送受信可能な携帯型テレビ電話装置に関し、より詳細
には、電子スチルカメラ機能を備えた携帯型テレビ電話
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、LSI技術の進歩により、画像処
理系の回路が大幅に集積され、小型・低消費電力化が可
能になるとともに、コードレス化・携帯化が進み、本体
に小型の液晶ディスプレイと超小型CCDカメラとを一
体化した構造の携帯型テレビ電話装置が開発されてい
る。
【0003】この携帯型テレビ電話装置は、カメラ部に
よって装置本体側の使用者の映像を入力し、入力された
映像を電波を使用して相手側装置に送信するとともに、
相手側装置から送られてきた映像を表示部(液晶ディス
プレイ)にて再生してなるものである。
【0004】例えば、特開平6−292195号公報に
は、装置本体に対してヒンジで連結されたフリップ部の
表面にカメラ部及び表示部を設け、フリップ部を閉じた
コンパクトな状態で通常の携帯電話として利用し、フリ
ップ部を開いた状態でテレビ電話として使用することが
可能な携帯無線式テレビ電話が提案されている。
【0005】一方、カメラ部より入力した映像を、内部
の例えばフラッシュメモリー等の記憶部に蓄え、記憶し
た撮影映像を表示部(液晶ディスプレイ)にて即座に表
示することが可能な電子スチルカメラが普及している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の携帯型テレビ電話装置の場合、使用者は表示部
にて相手側映像を見ながら、カメラ部にて自身の映像を
撮影することから、カメラ部と表示部とは同一筺体の同
一面上に設けられている。一方、電子スチルカメラの場
合、通常使用者の前方の被写体にカメラ部を向け、該カ
メラ部にて取り込まれる映像を表示部にて見ながら撮影
することから、カメラ部と表示部とは同一筺体の互いに
背反する面上に設けられている。
【0007】従って、携帯型テレビ電話装置と電子スチ
ルカメラとは、両者ともカメラ部及び表示部を有すると
いう共通点を持っているにも拘わらず、一つの機器で両
方の機能を兼ね備えているものがなく、それぞれの用途
が限定されているという問題があった。
【0008】尚、特開平6−133081号公報には、
本体筺体の上面にカメラ部を、本体筺体の前面中央部に
表示部をそれぞれ設けた携帯電話機能付電子スチルカメ
ラが提案されているが、これはカメラ部と表示部とはほ
ぼ直交状態に配置されているので、表示部を見ながら送
話者を撮影することができず、テレビ電話として使用す
る場合の考慮がされていなかった。
【0009】また、特開平8−294030号公報に
は、筺体本体の上部に回転(チルト)可能なカメラ部を
軸支し、筺体本体の胸部に映像表示部を備え、カメラ部
を回動させることにより、ハンズフリーテレビ電話機能
とビデオカメラ機能との両方を兼ね備えた携帯電話一体
型ビデオカメラが提案されているが、このような筺体本
体の一部にカメラ部を回動自在に設けた構成では、機器
の大型化を招来してしまうという問題があった。
【0010】本発明は、上述したような点に鑑みてなさ
れたものであり、カメラ部と表示部とが重なり合うよう
に共通軸を介して回動自在に構成し、小型化を実現する
とともに、電子スチルカメラの機能を持たせることがで
きる携帯型テレビ電話装置を提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本願請求項1に記載の発
明に係る携帯型テレビ電話装置は、被写体映像を入力す
るカメラ部と、該カメラ部から入力された映像或いは受
信映像を表示する表示部とを、共通軸を介して回動自在
に設けた携帯型テレビ電話装置であって、上記カメラ部
と上記表示部との回動状態を検出する検出手段を設け、
該検出手段により上記カメラ部と上記表示部とが互いに
背反する状態で重なり合っていることが検出されたと
き、上記カメラ部からの撮影画像を静止画記録する電子
スチルカメラとして機能するように構成してなるもので
ある。
【0012】これによって、共通軸を介して回動自在に
設けられたカメラ部と表示部との回動状態に応じて、テ
レビ電話と電子スチルカメラとの機能を自動的に切り替
えることができるので、非常に簡単な取り扱いにて両方
の機能を実現することができる。また、電子スチルカメ
ラとして使用するときや、収納時にはカメラ部と表示部
とが互いに重なり合う状態に閉じることができるので、
機器の小型化を実現することが可能である。
【0013】本願請求項2に記載の発明に係る携帯型テ
レビ電話装置は、上記請求項1に記載の携帯型テレビ電
話装置において、上記検出手段により上記カメラ部と上
記表示部とが重なり合っていないことが検出されたと
き、上記カメラ部からの撮影画像を上下左右反転させて
上記表示部に表示するように構成してなるものである。
【0014】これによって、テレビ電話として使用する
場合、すなわち対面撮影状態においては、これを検出し
て自動的に表示像の上下左右を反転させることによっ
て、自画像を鏡像表示することが可能となり、使い勝手
を向上させることができる。
【0015】本願請求項3に記載の発明に係る携帯型テ
レビ電話装置は、上記請求項1又は2に記載の携帯型テ
レビ電話装置において、上記検出手段により上記カメラ
部と上記表示部とが互いに背反する状態で重なり合って
いることが検出されたとき、着信検出結果を上記表示部
に表示するように構成してなるものである。
【0016】これによって、電子スチルカメラとして使
用する場合であっても、電話が着信したときには、これ
を表示部に表示して使用者に視認させることができるの
で、確実に着信を使用者に知らせることが可能となる。
【0017】本願請求項4に記載の発明に係る携帯型テ
レビ電話装置は、上記請求項1乃至3に記載の携帯型テ
レビ電話装置において、上記表示部にタッチパネルを設
け、上記検出手段により上記カメラ部と上記表示部とが
重なり合っていないことが検出されたとき、上記表示部
にダイヤル表示するように構成してなるものである。
【0018】これによって、テレビ電話として使用する
場合には、自動的に表示部にダイヤル表示を行い、タッ
チパネルを用いてダイヤル操作を行うことが可能である
ので、面倒な操作を省くことができるとともに、機械的
な操作ボタンを削減して、より一層機器の小型化を実現
することができる。
【0019】本願請求項5に記載の発明に係る携帯型テ
レビ電話装置は、上記請求項1乃至4に記載の携帯型テ
レビ電話装置において、上記検出手段により上記カメラ
部と上記表示部とが互いに対向する状態で重なり合って
いることが検出されたとき、電源をオフするように構成
してなるものである。
【0020】これによって、カメラ部と上記表示部とが
互いに対向する状態で重なり合っている場合は、収納時
であるとして自動的に電源をオフし、それ以外の場合は
自動的に電源をオンにすることができるので、電源オン
・オフの操作に使用者を煩わせないばかりでなく、電源
の切り忘れを防止することも可能となる。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の携帯型テレビ電話装置の
一実施形態を、図1乃至図5とともに以下説明する。こ
こで、図1は本実施形態の携帯型テレビ電話装置を示す
ブロック図、図2は本実施形態の携帯型テレビ電話装置
における(a)電子スチルカメラとして使用する場合、
(b)テレビ電話として使用する場合、(c)収納時を
示す外観説明図、図3は本実施形態の携帯型テレビ電話
装置の概略構成を示す外観正面説明図である。
【0022】図4は本実施形態の携帯型テレビ電話装置
における(a)電子スチルカメラとして使用する場合、
(b)テレビ電話として使用する場合、(c)収納時を
示す側断面説明図、図5は本実施形態の携帯型テレビ電
話装置における表示部の着信表示例を示す外観正面説明
図、図6は本実施形態の携帯型テレビ電話装置における
表示部のダイヤル表示例を示す外観正面説明図である。
【0023】図1において、1はインターフェースであ
り、情報信号・制御信号の多重分離が行われる。すなわ
ち、信号がアンテナ21に出力されるときに多重され、
アンテナ21から入力されるときに分離される。インタ
ーフェース1より取り込まれた情報はシステム制御部2
へ送られて、音声情報や映像情報に分離される。システ
ム制御部2は全ての機能部を制御しており、取り込まれ
た情報がどのようなものかによりこれを解析し、各部の
制御を行っている。
【0024】まず、画像情報は画像符号化部3へ送られ
る。送られた画像情報は圧縮符号化されているので、こ
こで復号伸長処理が行われる。復号伸長処理されて復元
された画像信号は画像処理部5を経て、画像出力部6に
てRAM等の出力画像記憶部7に蓄えられる。1画面分
の画像信号が揃ったところで、画像出力部6はその画像
信号をCRTや液晶ディスプレイ等からなる表示部8へ
送り表示する。
【0025】一方、システム制御部2で分離された音声
信号は、音声復号化部9に取り込まれた後、音声処理部
11にてアナログ信号に変換され処理された後、スピー
カー12より出力される。
【0026】内蔵カメラ部13から撮影された映像は画
像入力部14を経て、一旦入力画像記憶部15へ取り込
まれ、画像処理部5で処理がなされた後、画像出力部6
を介して表示部8に出力されるとともに、画像符号化部
4へ送られる。画像符号化部4では画像情報を圧縮符号
化し、システム制御部2へ送出する。一方、マイク16
より入力された音声信号は、音声処理部11にてデジタ
ル化された後、システム制御部2へ送られる。
【0027】操作部17は電話のダイヤリングや各種操
作を行うためのものであり、本実施形態においては表示
部8に設けたタッチパネルにより構成している。操作部
17からの操作情報は操作インターフェース18を経て
システム制御部2に通知される。19はフラッシュメモ
リ等の記憶素子からなるメモリーで、後述する電子スチ
ルカメラモードのとき、操作部17の映像取り込みボタ
ン(図示せず)を操作することにより、内蔵カメラ部1
3より取り込まれ、画像符号化部4にて符号化された画
像データが蓄積される。メモリー19に蓄積された画像
データは、使用者の操作により再び表示部8に表示する
ことができる。
【0028】20はアンテナ21より着信があることを
検出する呼制御部であり、後述する電子スチルカメラモ
ードのとき、呼制御部20での検出結果に基づいて、シ
ステム制御部2は内部に記憶されている文字列等のデー
タを読み出し、画像処理部5へ送り出す。画像処理部5
では内蔵カメラ部13から取り込んだ映像と重ね合わせ
処理等を行った後、表示部8へ出力する。
【0029】23は内蔵カメラ部13の表示部8に対す
る位置関係を検出するカメラ位置検出部であり、検出信
号をシステム制御部2に通知する。システム制御部2
は、カメラ位置検出部23からの検出信号に基づいて、
後述する電子スチルカメラモードとテレビ電話モードと
を切り換え制御する。
【0030】カメラ位置検出部23は、図2(a)に示
すように、内蔵カメラ部13を有するカメラキャビネッ
ト24に設けた突起25と、表示部8を有する表示部キ
ャビネット26に設けたスイッチ27とから構成され
る。
【0031】すなわち、図2(a)に示すように、内蔵
カメラ部13と表示部8とが互いに背反する状態で、カ
メラキャビネット24と表示部キャビネット26とが重
なり合って閉じている場合には、突起25がスイッチ2
7を押圧し、システム制御部2に検出信号を通知するの
で、このとき、内蔵カメラ部13からの画像データをメ
モリー19に記憶可能な電子スチルカメラモードとな
る。
【0032】一方、図2(b)に示すように、カメラキ
ャビネット24と表示部キャビネット26とが重ならな
いで開いている場合には、突起25がスイッチ27から
離反するので、システム制御部2には検出信号が通知さ
れず、このとき、音声・画像データの送受信が可能なテ
レビ電話モードとなる。尚、テレビ電話モード時の内蔵
カメラ部13は、電子スチルカメラモード時に比べて上
下左右が反対となるので、自画像が表示部8に鏡像表示
されるように、画像処理部5では撮影画像を上下左右反
転させる処理を行って表示部8に出力する。
【0033】次に、カメラキャビネット24と表示部キ
ャビネット26との回動機構について図3及び図4とと
もに説明する。カメラキャビネット24には円筒形の結
合軸31、32が、表示部キャビネット26には半円筒
形の結合軸受け33、34がそれぞれ結合可能に設けら
れており、カメラキャビネット24と表示部キャビネッ
ト26とは相対的に任意の角度に設定することが可能で
ある。
【0034】図4(a)に示すように、電子スチルカメ
ラとして使用する場合は、カメラキャビネット24と表
示部キャビネット26とは、結合軸32と結合軸受け3
3とによって結合されている。そして、結合軸32を回
転中心軸としてカメラキャビネット24を回動させるこ
とによって、図4(b)に示すように、テレビ電話とし
て使用する状態に可変することができる。
【0035】図4(b)に示す状態の場合、カメラキャ
ビネット24と表示部キャビネット26とは、結合軸3
1、32と結合軸受け33、34とのそれぞれによって
結合されている。ここで、結合軸受け34は弾力性のあ
る材料にて構成されており、結合軸31との結合により
ロック機能を果たすことが可能となっている。そして、
結合軸31を回転中心軸としてカメラキャビネット24
を回動させることによって、図4(c)に示すように、
収納状態に可変することができる。
【0036】また、結合軸32には導体が埋め込まれて
おり、結合軸受け33、34との接触により導通状態と
なる。すなわち、図4(a)、(b)に示す使用状態で
は、結合軸32は結合軸受け33に接触するが、図4
(c)に示す収納状態では、結合軸32と結合軸受け3
3とは接触しない。従って、結合軸32を電源ラインと
して利用することにより、図4(c)に示す収納状態で
は電源オフ、図4(b)に示す使用状態で電源オンとな
るように切り替えることが可能となる。
【0037】次に、本実施形態の携帯型テレビ電話装置
の動作について以下説明する。まず、図2(c)に示す
ようなカメラキャビネット24と表示部キャビネット2
6とが重なり合った収納状態から、結合軸31を回転中
心軸としてカメラキャビネット24を開いていき、図2
(b)に示す状態となると、結合軸32と結合軸受け3
3が接触して電源がオンとなる。
【0038】この状態では、カメラキャビネット24の
突起23は、表示部キャビネット26のスイッチ27に
接触していないので、検出信号は出力されず、テレビ電
話モードとなる。このとき、システム制御部2は内部に
記憶されている「0」〜「9」、「*」、「#」等のダ
イヤル表示データを読み出し、図6に示すように、画像
処理部5を介して表示部8に表示する。
【0039】使用者は表示部8上のダイヤル表示を見な
がら、表示部8に具備されているタッチパネルを押下す
ることにより、ダイヤル操作を行う。すなわち、タッチ
パネルの押下により生じた電圧の変化をシステム制御部
2にて検出し、どのボタンが操作されたかを判別する。
これによって、面倒な操作を省くことができるととも
に、機械的な操作ボタンを削減して、より一層機器の小
型化を実現することができる。
【0040】また、テレビ電話モードにおいては、内蔵
カメラ部13により装置本体側の使用者を対面撮影する
ことになるので、表示部8に表示される使用者の自画像
が鏡像となるように、システム制御部2は画像処理部5
を制御し、撮影表示画像の上下左右を反転する。
【0041】さらに、カメラキャビネット24を回動し
て、図2(a)に示すように、内蔵カメラ部13と表示
部8とが互いに背反する状態で、カメラキャビネット2
4と表示部キャビネット26とが重なり合った場合は、
カメラキャビネット24の突起23が表示部キャビネッ
ト26のスイッチ27を押下して、検出信号を出力する
ので、電子スチルカメラモードとなる。
【0042】この状態において、操作部の映像取り込み
ボタン(図示せず)を押下すれば、内蔵カメラ部13よ
り取り込まれた画像データをメモリー19に記憶させる
ことができる。また、メモリー19に記憶された画像デ
ータは、操作部の再生ボタン(図示せず)を押下するこ
とにより、読み出されて表示部8に表示させることがで
きる。
【0043】ここで、呼制御部20が着信があることを
検出した場合、システム制御部2は内部に記憶されてい
る、例えば「着信中」という文字列データを読み出し、
画像処理部5にて内蔵カメラ部13より取り込まれた映
像に重畳し、図5に示すように、表示部8上に表示す
る。これによって、電子スチルカメラモード時であって
も、確実に着信があることを使用者に知らせることが可
能となる。
【0044】尚、上記実施形態においては、内蔵カメラ
部13と表示部8とが互いに対向する状態で、内蔵カメ
ラ部キャビネット24と表示部キャビネット26とが重
なり合っていることを検出する手段として、結合軸32
の導体を利用したものについて説明したが、カメラキャ
ビネット24の内蔵カメラ部13と同一面に突起を設
け、表示部キャビネット26の表示部と同一面にスイッ
チを設け、突起によるスイッチの押圧操作による検出と
しても良く、本発明はこれに限られるものではない。
【0045】
【発明の効果】本願請求項1に記載の発明に係る携帯型
テレビ電話装置は、上述したような構成としているの
で、共通軸を介して回動自在に設けられたカメラ部と表
示部との回動状態に応じて、テレビ電話と電子スチルカ
メラとの機能を自動的に切り替えることができるので、
非常に簡単な取り扱いにて両方の機能を実現することが
できる。また、電子スチルカメラとして使用するとき
や、収納時にはカメラ部と表示部とが互いに重なり合う
状態に閉じることができるので、機器の小型化を実現す
ることが可能である。
【0046】本願請求項2に記載の発明に係る携帯型テ
レビ電話装置は、テレビ電話として使用する場合、すな
わち対面撮影状態においては、これを検出して自動的に
表示像の上下左右を反転させることによって、自画像を
鏡像表示することが可能となり、使い勝手を向上させる
ことができる。
【0047】本願請求項3に記載の発明に係る携帯型テ
レビ電話装置は、電子スチルカメラとして使用する場合
であっても、電話が着信したときには、これを表示部に
表示して使用者に視認させることができるので、確実に
着信を使用者に知らせることが可能となる。
【0048】本願請求項4に記載の発明に係る携帯型テ
レビ電話装置は、テレビ電話として使用する場合には、
自動的に表示部にダイヤル表示を行い、タッチパネルを
用いてダイヤル操作を行うことが可能であるので、面倒
な操作を省くことができるとともに、機械的な操作ボタ
ンを削減して、より一層機器の小型化を実現することが
できる。
【0049】本願請求項5に記載の発明に係る携帯型テ
レビ電話装置は、カメラ部と上記表示部とが互いに対向
する状態で重なり合っている場合は、収納時であるとし
て自動的に電源をオフし、それ以外の場合は自動的に電
源をオンにすることができるので、電源オン・オフの操
作に使用者を煩わせないばかりでなく、電源の切り忘れ
を防止することも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の携帯型テレビ電話装置の一実施形態を
示すブロック図である。
【図2】本発明の携帯型テレビ電話装置の一実施形態に
おける(a)電子スチルカメラとして使用する場合、
(b)テレビ電話として使用する場合、(c)収納時を
示す外観説明図である。
【図3】本発明の携帯型テレビ電話装置の一実施形態の
概略構成を示す外観正面説明図である。
【図4】本発明の携帯型テレビ電話装置の一実施形態に
おける(a)電子スチルカメラとして使用する場合、
(b)テレビ電話として使用する場合、(c)収納時を
示す側断面説明図である。
【図5】本発明の携帯型テレビ電話装置の一実施形態に
おける表示部の着信表示例を示す外観正面説明図であ
る。
【図6】本発明の携帯型テレビ電話装置の一実施形態に
おける表示部のダイヤル表示例を示す外観正面説明図で
ある。
【符号の説明】
1 インターフェース部 2 システム制御部 3 画像復号化部 4 画像符号化部 5 画像処理部 6 画像出力部 7 出力画像記憶部 8 表示部 9 音声復号化部 10 音声符号化部 11 音声処理部 12 スピーカー 13 内蔵カメラ部 14 画像入力部 15 入力画像記憶部 16 マイク 17 操作部 18 操作インターフェース部 19 メモリー 20 呼制御部 21 アンテナ 23 カメラ位置検出部 24 カメラキャビネット 25 突起 26 表示部キャビネット 27 スイッチ 31、32 結合軸 33、34 結合軸受け
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−106581(JP,A) 特開 平6−133081(JP,A) 特開 平6−141306(JP,A) 特開 平6−292195(JP,A) 特開 平8−294030(JP,A) 特開 平6−164440(JP,A) 特開 平9−18931(JP,A) 特開 平9−62198(JP,A) 実開 平6−5267(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 7/14 - 7/15 H04M 1/00 H04N 5/225

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体映像を入力するカメラ部と、該カ
    メラ部から入力された映像或いは受信映像を表示する表
    示部とを、共通軸を介して回動自在に設けた携帯型テレ
    ビ電話装置であって、 上記カメラ部と上記表示部との回動状態を検出する検出
    手段を設け、 該検出手段により上記カメラ部と上記表示部とが互いに
    背反する状態で重なり合っていることが検出されたと
    き、上記カメラ部からの撮影画像を静止画記録する電子
    スチルカメラとして機能することを特徴とする携帯型テ
    レビ電話装置。
  2. 【請求項2】 上記請求項1に記載の携帯型テレビ電話
    装置において、 上記検出手段により上記カメラ部と上記表示部とが重な
    り合っていないことが検出されたとき、上記カメラ部か
    らの撮影画像を上下左右反転させて上記表示部に表示す
    ることを特徴とする携帯型テレビ電話装置。
  3. 【請求項3】 上記請求項1又は2に記載の携帯型テレ
    ビ電話装置において、 上記検出手段により上記カメラ部と上記表示部とが互い
    に背反する状態で重なり合っていることが検出されたと
    き、着信検出結果を上記表示部に表示することを特徴と
    する携帯型テレビ電話装置。
  4. 【請求項4】 上記請求項1乃至3に記載の携帯型テレ
    ビ電話装置において、 上記表示部にタッチパネルを設け、 上記検出手段により上記カメラ部と上記表示部とが重な
    り合っていないことが検出されたとき、上記表示部にダ
    イヤル表示することを特徴とする携帯型テレビ電話装
    置。
  5. 【請求項5】 上記請求項1乃至4に記載の携帯型テレ
    ビ電話装置において、 上記検出手段により上記カメラ部と上記表示部とが互い
    に対向する状態で重なり合っていることが検出されたと
    き、電源をオフすることを特徴とする携帯型テレビ電話
    装置。
JP05574597A 1997-03-11 1997-03-11 携帯型テレビ電話装置 Expired - Lifetime JP3459744B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05574597A JP3459744B2 (ja) 1997-03-11 1997-03-11 携帯型テレビ電話装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05574597A JP3459744B2 (ja) 1997-03-11 1997-03-11 携帯型テレビ電話装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10257460A JPH10257460A (ja) 1998-09-25
JP3459744B2 true JP3459744B2 (ja) 2003-10-27

Family

ID=13007405

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP05574597A Expired - Lifetime JP3459744B2 (ja) 1997-03-11 1997-03-11 携帯型テレビ電話装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3459744B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003029326A (ja) * 2001-07-19 2003-01-29 Nikon Corp カメラ
WO2003056787A1 (fr) * 2001-12-27 2003-07-10 Sharp Kabushiki Kaisha Terminal d'information cellulaire
JP2003244293A (ja) 2002-02-14 2003-08-29 Nec Corp 折り畳み式携帯情報端末
JP2004112559A (ja) 2002-09-20 2004-04-08 Hitachi Ltd 携帯電話
JP4053444B2 (ja) 2003-03-07 2008-02-27 シャープ株式会社 携帯可能な多機能電子機器
JP4010975B2 (ja) * 2003-04-07 2007-11-21 ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ株式会社 携帯通信端末装置
JP4722084B2 (ja) * 2007-05-21 2011-07-13 三洋電機株式会社 携帯機器および通信システム
JP4826926B2 (ja) * 2009-03-23 2011-11-30 日本電気株式会社 携帯通信端末およびその情報記録制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10257460A (ja) 1998-09-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4378072B2 (ja) 電子機器、撮像装置、携帯通信機器、映像の表示制御方法及びプログラム
JP4053444B2 (ja) 携帯可能な多機能電子機器
JP3546784B2 (ja) 携帯端末
US7856251B2 (en) Device and method for using a rotating key and controlling a display in a mobile terminal
WO2004066616A1 (ja) カメラ付き携帯装置
KR20060127303A (ko) 휴대단말기의 동작모드 전환방법
JP4352465B2 (ja) 携帯端末
JP4903425B2 (ja) 携帯情報端末
US7119827B2 (en) Method for performing a camera function in a mobile communication terminal
KR20050011772A (ko) 휴대용 통신 장치 및 촬영 모드 감지 방법
JP3459744B2 (ja) 携帯型テレビ電話装置
US20040198439A1 (en) Device and method for displaying pictures in a mobile terminal
JP3850113B2 (ja) デジタル電子カメラ
JP2004187182A (ja) 携帯端末装置
JP3279581B2 (ja) 一体型テレビ電話装置
JP2004274777A (ja) 携帯可能な多機能電子機器
JP2000092360A (ja) 多機能付き通信装置と通信装置の制御方法
JP2004166159A (ja) カメラ付き携帯電話装置
JP2004120290A (ja) 携帯端末及び携帯端末の画像表示方法
JP2003258955A (ja) 情報端末装置
JP2001203997A (ja) 通信装置及び電子カメラ
KR100557096B1 (ko) 양방향 카메라를 구비한 휴대 단말기에서 영상데이터표시방법
JPH11187468A (ja) 携帯形テレビ電話システムにおける画像データ領域可変方式
JP2004040382A (ja) カメラ付き携帯情報端末
KR20050120850A (ko) 카메라와 두개의 표시부를 구비한 휴대용 단말기에서영상을 표시하는 방법

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070808

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080808

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080808

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090808

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090808

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100808

Year of fee payment: 7

S202 Request for registration of non-exclusive licence

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R315201

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100808

Year of fee payment: 7

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110808

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110808

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120808

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120808

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130808

Year of fee payment: 10

EXPY Cancellation because of completion of term