JP2006166085A - 携帯通信端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】
使用上の取り扱い等の利便性を向上させることができる携帯通信端末を提供すること。
【解決手段】
携帯通信端末1において、下部筐体3に対して入出自在な構造を有するとともに、外部機器に挿入可能な接続端子20と、接続端子20に一体的に取り付けられるとともに、下部筐体3の外部からの操作が可能となるように下部筐体3に取り付けられた操作子24と、を備えることを特徴とする。
【選択図】
図2

Description

本発明は、携帯通信端末に関し、特に、接続端子を備える携帯通信端末に関する。
従来の一般的な携帯通信端末は、コンピュータと電気的に接続する場合、携帯通信端末とコンピュータの間を媒介するケーブルなどの手段を用いる。また、特許文献1では、携帯電話機の緊急避難的充電を便利よく且つ速やかに行うために、携帯電話機本体の一部に、バッテリーを充電するための電力導入用接続端子として、コンピュータのUSB出力端子に接続させることができるUSB接続端子を備えてなる携帯電話機が提案されている。
実用新案登録第3098622号公報 特開2003−282206号公報 特開2004−147272号公報 特開2004−206660号公報 特開2004−213162号公報
しかしながら、従来の一般的な携帯通信端末では、使用上の取り扱いや、コンピュータとのデータのやり取りが煩雑であり、ケーブルがない場合には、使用上の取り扱いや、コンピュータとのデータのやりとりができなかった。また、特許文献1に記載の携帯電話機では、コンピュータとの接続中又は接続作業中に着信したときの対策が講じられていなかった。
本発明の課題は、使用上の取り扱い等の利便性を向上させることができる携帯通信端末を提供することである。
本発明の第1の視点においては、携帯通信端末において、筐体に対して入出自在な構造を有するとともに、外部機器に挿入可能な接続端子と、前記接続端子に一体的に取り付けられるとともに、前記筐体の外部からの操作が可能となるように前記筐体に取り付けられた操作子と、を備えることを特徴とする。
本発明の前記携帯通信端末において、前記接続端子は、前記筐体に対して摺動又は回動することにより入出自在な構造を有することが好ましい。
本発明の前記携帯通信端末において、前記筐体は、上側筐体と下側筐体とが機構部により開閉自在に連結された構成をし、前記操作子は、前記機構部の近傍に配されるとともに、前記筐体が閉状態又は開状態にあるときに入出操作が禁止されるように構成されることが好ましい。
本発明の第2の視点においては、携帯通信端末において、筐体に対して入出自在な構造を有するとともに、外部機器に挿入可能な接続端子を備え、前記筐体は、上側筐体と下側筐体とが機構部により開閉自在に連結された構成をしており、前記接続端子は、前記機構部の近傍に配されるとともに、前記筐体が閉状態又は開状態にあるときのみ入出可能であることを特徴とする。
本発明の第3の視点において、携帯通信端末において、外部機器に挿入可能な接続端子と、前記接続端子の入出状態を検出する入出検出部と、前記入出検出部の検出結果に応じて所定の制御を行う制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明の前記携帯通信端末において、着信を検出する着信検出部と、前記接続端子が入状態ないし出状態のときの着信設定情報を格納するメモリと、を備え、前記制御部は、前記着信検出部が着信を検出し、かつ、前記入出検出部が入状態ないし出状態を検出したときに、前記着信設定情報に基づいて所定の制御を行うことが好ましい。
本発明の前記携帯通信端末において、前記制御部は、前記着信検出部が着信を検出し、かつ、前記入出検出部が出状態を検出したときに、所定メッセージの送出、又は着信拒否を行うよう制御することが好ましい。
本発明の前記携帯通信端末において、前記制御部は、前記着信検出部が着信を検出している状態で、前記入出検出部が前記接続端子の出状態から入状態への変移を検出したときに、オフフック状態、或いは応答保留状態とするよう制御することが好ましい。
本発明の前記携帯通信端末において、前記携帯通信端末を振動させる振動部を備え、前記制御部は、前記振動部による振動を許可する設定のときに、前記入出検出部が前記接続端子の出状態を検出した場合には、前記振動部の振動を禁止するよう制御することが好ましい。
本発明の第4の視点において、携帯通信端末において、外部機器に挿入可能な接続端子と、前記接続端子と前記外部機器との接続状態を検出する接続検出部と、前記接続検出部の検出結果に応じて所定の制御を行う制御部と、を備えたことを特徴とする。
本発明の前記携帯通信端末において、着信を検出する着信検出部と、前記接続端子が接続状態ないし非接続状態のときの着信設定情報を格納するメモリと、を備え、前記制御部は、前記着信検出部が着信を検出し、かつ、前記接続検出部が接続状態ないし非接続状態を検出したときに、前記着信設定情報に基づいて所定の制御を行うことが好ましい。
本発明の前記携帯通信端末において、前記制御部は、前記着信検出部が着信を検出し、かつ、前記接続検出部が接続状態を検出したときに、所定メッセージの送出、又は着信拒否を行うよう制御することが好ましい。
本発明の前記携帯通信端末において、前記制御部は、前記着信検出部が着信を検出している状態で、前記接続検出部が前記接続端子の接続状態から非接続状態への変移を検出したときに、オフフック状態又は応答保留状態とするよう制御することが好ましい。
本発明の前記携帯通信端末において、前記携帯通信端末を振動させる振動部を備え、前記制御部は、前記振動部による振動を許可する設定のときに、前記接続検出部が前記接続端子の接続状態を検出した場合には、前記振動部の振動を禁止するよう制御することが好ましい。
本発明(請求項1−9)によれば、ピクチャ、着メロ、MP3などのデータをやり取りする時、接続端子を筐体に対して出状態にし、コンピュータの接続端子に挿せば済む。また、携帯通信端末の接続端子の存在は、携帯通信端末のFlash Disk 機能を実現できる。また、普通データをやり取りする際に絶対ケーブルが要る状況に代えて、ケーブルがなくても携帯通信端末で自由にデータのやり取りができる。また、操作子を有すれば簡単に操作できるので、ユーザの使い易さ及び利便性を向上させることができる。さらに、接続端子をUSB接続端子とすれば、Bluetooth、IrDAなど無線通信方式などと比べ、より広く、より一般的にデータ伝送を行うことができるので利用者の利便性が広がる。
本発明(請求項3、4)によれば、上部筐体と下部筐体が閉じた状態(上部筐体と下部筐体とが重なりあった状態)でのみ、接続端子の入出、或いは操作子の操作を可能とすることで、通話形態(上部筐体と下部筐体が開いた状態)時に端子を誤って突出させることがなく、端子や利用者を保護することができる。
本発明(請求項5−8、10−13)によれば、着信時に、接続端子の状態に応じて予め設定された処理(着信拒否、伝言メモ、着信応答等)がなされ、また、着信に応答する場合は、接続端子の状態の変移により、オフフック又は応答保留となるので、利用者の操作性を著しく向上させることができる。
本発明(請求項9、14)によれば、接続端子が出状態にある場合は、振動部を非動作とするので、接続端子を介して外部機器との間でデータ伝送を行っている最中、或いは外部機器に接続端子を挿入しようとしている状態などでの振動を防止することができ、誤って外部機器との接続が外れる事態や、接続操作中に誤って端末を落とす事態等を未然に防止することができる。
本発明の実施形態1の携帯通信端末について、図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態1の携帯通信端末の外観を模式的に示した(A)正面図、及び(B)背面図である。図2は、本発明の実施形態1の携帯通信端末の外観を模式的に示した部分拡大正面図である。図3は、本発明の実施形態1の携帯通信端末において用いられる接続端子の構成を模式的に示した平面図である。図4は、本発明の実施形態1の携帯通信端末の構成を模式的に示したブロック図である。
携帯通信端末1は、上部筐体2と下部筐体3が連結部4を介して開閉可能に連結された折畳型携帯通信端末である。ここでの携帯通信端末1は、上部筐体2と下部筐体3とヒンジにより折り畳み可能な折畳型の携帯電話機であるが、上部筐体2がヒンジの周りに回転する回転型、上部筐体2又は下部筐体3がスライドするスライド型、折畳、回転、スライド等の機構部のない一体型のもの等を用いてもよい。また、携帯通信端末1として、携帯電話機以外にも、PHS、通信機能を有するPDA、通信機能を有するコンピュータ等にも適用することができる。携帯通信端末1は、無線部11と、撮像部12と、表示部13と、操作部14と、スピーカ15と、音声処理部16と、マイク17と、スピーカ18と、振動部19と、接続端子20と、接続端子検出部21と、記憶部22と、制御部23と、操作子24と、を備える。
無線部11と、撮像部12と、表示部13と、操作部14と、スピーカ15と、音声処理部16と、振動部19と、接続端子20と、接続端子検出部21と、記憶部22と、制御部23とはバスによって電気的に接続されている。マイク17及びスピーカ18は、音声処理部16と電気的に接続されている。
無線部11は、アンテナ(図示せず)を介して無線基地局との間で無線信号の送受を行う。撮像部12(12a、12b)は、上部筐体2の正面側及び背面側に配設され、イメージ情報の取得(撮影)を行う。表示部13(13a、13b)は、上部筐体2の正面側及び背面側に配設され、文字、画像などの各種情報を表示し、例えば、LCD、有機ELなどの表示装置で構成される。操作部14は、下部筐体3の正面側に配設された各種情報を操作入力する部分であり、決定ボタン部14a、テンキーボタン部14b、及びサイドボタン14cを有する。スピーカ15は、上部筐体2の背面側に配設された報知用のスピーカであり、楽音、報知音などを出力する。音声処理部16は、音声信号処理を行う。マイク17は、下部筐体3の正面側に配され、音声を音声信号に変換し、音声処理部16に音声信号を入力する。スピーカ18は、上部筐体2の正面側に配された受話用のスピーカであり、音声処理部16からの音声信号を音声に変換し、当該音声を出力する。振動部19は、振動を与えることで利用者に対する報知を行う。
接続端子20は、下部筐体3に対して摺動により入出自在な構造を有するとともに、外部機器(例えば、コンピュータ、クレイドル装置等;図示せず)の接続端子に挿着可能であり、当該外部機器との間でデータ伝送を行うための(FlashDisk機能に必要な)端子であり、例えば、USB端子を用いることができる。なお、接続端子20は、オス型でもよく、メス型でもよい。また、接続端子20は、上部筐体2側に設けてもよい。接続端子20の一例として、図3のように、プリント基板20b及びフレキシブル配線板20cを介してUSB端子20aとコネクタ20dが電気的に接続されたものを用いることができる。接続端子20は、フレキシブル配線板20cのような柔軟性のある配線部材によって、下部筐体3に実装された基板(図示せず)と電気的に接続しつつ、摺動可能である。USB端子20a又はプリント基板20bは、下部筐体3又は実装基板(図示せず)に設けられた直線ガイド(図示せず)により摺動がガイドされる。なお、接続端子20の変形例については、後述する。
接続端子検出部21は、接続端子20の所定の状態を検出する。ここでの接続端子検出部21は、接続端子20の入状態(接続端子20が下部筐体3内に収納された状態、又は下部筐体3の側端面から突出していない状態)、及び出状態(接続端子20が下部筐体3外から突出した状態、又は下部筐体3の側端面からの突出している状態)の検出を行う。このような接続端子検出部21として、例えば、(1)下部筐体3(下部筐体3の内部に実装された基板を含む)、或いは接続端子20(又は操作子24)の一方に凸部を設け、他方に当該凸部に押下されるスイッチを設けたもの、(2)筐体、或いは接続端子20の一方に磁石、他方に磁気検出素子(ホール素子)を設けたもの等の手段が挙げられる。なお、接続端子検出部21は、接続端子20の入状態及び出状態を検出するもの以外にも、接続端子20と外部機器(図示せず)の接続状態及び非接続状態を検出するものであってもよい。
記憶部22は、電話帳情報、送受信メール情報、発着呼情報、携帯通信端末の各種設定、コンテンツ情報(動画、静止画、楽音など)、アプリケーション(プログラム)情報、スケジュール情報などを格納する。また、記憶部22には、スケジュール情報として、日時、用件(スケジュール内容、アイコン)、アラーム通知要否/時期、アラーム方法(スピーカ15からの楽音の出力、表示部13(13a、13b)からの情報、発光の出力、振動部19による振動、の任意選択/組合せ)が格納されている。
制御部23は、電話機能(着信検出などを含む)、メール機能、web接続(インターネット接続)機能、カメラ機能、接続端子の検出制御機能等の機能に対応する各機能部11〜22の動作を制御する。制御部23は、例えば、記憶部22に格納されているスケジュール情報等の予め設定した条件と一致したときや、他の携帯通信端末(図示せず)から無線通信システム(無線基地局等;図示せず)を介して送信されてきた着信信号を検出したとき等に、振動部19を動作させたりする等の制御を行う。なお、制御部23の詳しい制御内容については、後述する。
操作子24は、下部筐体3(の側端面)の外部から人の指等で操作することにより下部筐体3に対して接続端子20(の端子部分)を入出するための部材であり、接続端子20に一体的に取り付けられており、下部筐体3の外部からの操作により下部筐体3に摺動可能に取り付けられている。なお、操作子24の変形例については、後述する。
(第1の動作)
次に、本発明の実施形態1に係る携帯通信端末1の第1の動作(接続端子20に関する入出動作)について説明する。操作子24の摺動操作によって、下部筐体3に対して接続端子20を出状態にする。下部筐体3の外部に出てきた接続端子20を外部機器(コンピュータ等;図示せず)の接続端子に挿すことによって、外部機器により携帯通信端末1(の記憶部22)が認識されるこれによって、例えば、外部機器の画面には「Flash Disk が見つかりました」との標識が出てくる。その後、携帯通信端末1は、外部機器との間でデータ伝送(データの読み取り、データの書き込み)が行われる。データ伝送の終了後に接続端子20を下部筐体3に収納するときは、情報処理端末の接続端子から携帯通信端末1の接続端子20を抜き出して、操作子24の摺動操作によって、下部筐体3に対して接続端子20を入状態にする。
(第2の動作)
次に、本発明の実施形態1に係る携帯通信端末1の第2の動作(アラームに関する動作)について図面を用いて説明する。図5は、本発明の実施形態1に係る携帯通信端末1の第2の動作を模式的に示したフローチャートである。
まず、携帯通信端末1の制御部23は、時計機能が所定の日時になると、予め設定したスケジュール情報に係る日時との一致を検出する(ステップA1)。
次に、制御部23は、スケジュール情報に係るアラーム(報知)設定が、振動部19による振動を許可する設定があるか否かを確認する(ステップA2)。すなわち、アラーム方法を参照して振動部19によるアラーム報知設定がなされているか否かを確認する。
振動部19による振動報知が“可”(許可設定)の場合(ステップA2のYES)、制御部23は、接続端子検出部21の検出信号に基づいて、接続端子20が出状態にあるか否かを確認する(ステップA3)。なお、接続端子検出部21が接続状態及び非接続状態を検出するタイプであれば、接続端子20が接続状態にあるか否かを確認することになる。
接続端子20が出状態(又は接続状態)にある場合(ステップA3のYES)、制御部23は、振動部19による振動報知を禁止する(ステップA4)。
振動部19による振動報知が“否”(非設定)の場合(ステップA2のNO)、又は、ステップA4が行われた後、制御部23は、スピーカ15からの楽音の出力、表示部13(13a、13b)からの情報、発光の出力などにより報知を行う(ステップA5)。
接続端子20が入(収納)状態(又は非接続状態)にある場合(ステップA3のNO)、制御部23は、振動部19による振動と、スピーカ15からの楽音の出力、表示部13(13a、13b)からの情報、発光の出力などにより報知を行う(ステップA6)。
なお、携帯通信端末1は、上述のスケジュール報知に係る(アラーム)時に限定されるものではなく、振動部19による振動出力(アラーム)が伴う機能/設定であればよい。
第2の動作によれば、携帯通信端末1の接続端子20が出状態(又は接続状態)にある場合、振動部19を非動作とするので、接続端子20を介して外部機器との間でデータ伝送を行っている最中、或いは外部機器に接続端子20を挿入しようとしている状態などでの振動を防止することができる。これにより、誤って外部機器と接続端子20との接続が外れる、接続操作中に誤って携帯通信端末1を落とすなどの事態を未然に防止することができる。
(第3の動作)
次に、本発明の実施形態1に係る携帯通信端末1の第3の動作(着信に関する動作)について図面を用いて説明する。図6は、本発明の実施形態1に係る携帯通信端末の第3の動作を模式的に示したフローチャートである。
まず、携帯通信端末1の制御部23は、他の携帯通信端末から無線通信システム(無線基地局)を介して送信された着信信号を検出する(ステップB1)。
次に、制御部23は、接続端子20が出状態にあるか否かを確認する(ステップB2)。なお、接続端子検出部21が接続状態及び非接続状態を検出するタイプであれば、接続端子20が接続状態にあるか否かを確認することになる。
接続端子20が出状態(又は接続状態)にある場合(ステップB2のYES)、制御部23は、予め記憶部22に格納された着信設定登録情報を参照し、着信に応答するのか否かを確認する(ステップB3)。
着信に応答する場合(ステップB3のYES)、制御部23は、振動部19による振動報知を禁止として、スピーカ15からの楽音の出力、表示部13(13a、13b)からの情報、発光の出力などにより報知を行う(ステップB4)。
次に、制御部23は、端末本体に対して入出自在な構造を有する接続端子20の出状態から入(収納)状態(又は接続状態から非接続状態)への変移を監視する(ステップB5)。
入(収納)状態(又は非接続状態)への変移を検出した場合(ステップB5のYES)、制御部23は、着信中の通話をオフフック処理、或いは応答保留処理する(ステップB6)。
着信に応答しない場合(ステップB3のNO)、制御部23は、着信拒否、或いは所定メッセージ送出および通信相手のメッセージ登録の処理を行う(ステップB7)。
接続端子20が入(収納)状態(又は非接続状態)にある場合(ステップB2のNO)、制御部23は、外部機器との接続、或いは接続準備状態にないと判断して通常の報知(スピーカ15からの楽音の出力、表示部13(13a、13b)からの情報、発光の出力、振動部19による振動、の任意選択/組合せ)を行う(ステップB8)。
第3の動作によれば、着信時に、接続端子20の状態に応じて、予め設定された処理(着信拒否、伝言メモ、着信応答)がなされ、更に着信に応答する場合は、接続端子20の出状態から入(収納)状態への変移により、オフフック又は応答保留となるので、使用者の操作性を向上させることができる。
本発明の実施形態1に係る携帯通信端末の接続端子及び操作子の変形例について図面を用いて説明する。図7〜10は、本発明の実施形態1に係る携帯通信端末の接続端子及び操作子の第1〜4の変形例を模式的に示した斜視図である。
図7を参照すると、接続端子20は、下部筐体3の主表面に設けられた操作子24をスライド操作することで、下部筐体3の端面より入出する構造となっている。
図8を参照すると、接続端子20は、下部筐体3の連結部4近傍の側端面に設けられた操作子24をスライド操作することで、下部筐体3の側端面より入出する構造となっている。なお、図8に示す例によれば、操作子24による接続端子20の入出操作は、折畳型携帯通信端末の上部筐体2と下部筐体3が閉状態(上部筐体2と下部筐体3とが重なりあった状態)でのみ入出操作可能となっており、開状態で入出操作が禁止される構成となっている。また、折り畳んだ時の下部筐体3と上部筐体2の会合面側に操作子24を配設すれば、開状態でのみ入出操作可能とし、閉状態で入出操作が禁止される構成にすることもできる。
図9を参照すると、接続端子20は、下部筐体3の主表面に設けられた操作子24をスライド操作することで、下部筐体3の連結部4近傍の側端面より入出する構造となっている。なお、図9に示す構造によれば、接続端子20の入出は、折畳型携帯通信端末の上部筐体2と下部筐体3が閉状態(上部筐体2と下部筐体3とが重なりあった状態)で入出可能となっており、開状態で入出が禁止される構成となっている。
図10を参照すると、接続端子20は、下部筐体3の主表面に設けられた操作子24を回動操作することで、下部筐体3の端面より入出可能な構造となっている。接続端子20は、下部筐体3又は実装基板(図示せず)に設けられた軸受け(例えば、ベアリング等;図示せず)によって回動がガイドされる。なお、操作子24による回動操作に代えて、下部筐体3端面側に収納された接続端子20を指などで引き出すような空間を設けて、接続端子20を直接入出するようにしてもよい。また、折り畳んだ時の下部筐体3と上部筐体2の会合面側に接続端子20を配設すれば、開状態でのみ入出可能とし、閉状態で入出が禁止される構成にすることもできる。
また、上述の例では接続端子20は下部筐体3側に配設されていたが、接続端子20を上部筐体2側に配設するようにしてもよい。
本発明の実施形態1の携帯通信端末の外観を模式的に示した(A)正面図、及び(B)背面図である。 本発明の実施形態1の携帯通信端末の外観を模式的に示した斜視図である。 本発明の実施形態1の携帯通信端末において用いられる接続端子の構成を模式的に示した平面図である。 本発明の実施形態1の携帯通信端末の構成を模式的に示したブロック図である。 本発明の実施形態1に係る携帯通信端末の第2の動作を模式的に示したフローチャートである。 本発明の実施形態1に係る携帯通信端末の第3の動作を模式的に示したフローチャートである。 本発明の実施形態1に係る携帯通信端末の接続端子の第1の変形例を示した斜視図である。 本発明の実施形態1に係る携帯通信端末の接続端子の第2の変形例を示した斜視図である。 本発明の実施形態1に係る携帯通信端末の接続端子の第3の変形例を示した斜視図である。 本発明の実施形態1に係る携帯通信端末の接続端子の第4の変形例を示した斜視図である。
符号の説明
1 携帯通信端末
2 上部筐体
3 下部筐体
4 連結部(ヒンジ)
11 無線部
12(12a、12b) 撮像部
13(13a、13b) 表示部
14 操作部
14a 決定ボタン部
14b テンキーボタン部
14c サイドボタン
15 スピーカ
16 音声処理部
17 マイク
18 スピーカ
19 振動部
20 接続端子
20a USB端子
20b プリント基板
20c フレキシブル配線板
20d コネクタ
21 接続端子検出部(入出検出部、接続検出部)
22 記憶部
23 制御部
24 操作子

Claims (14)

  1. 筐体に対して入出自在な構造を有するとともに、外部機器に挿入可能な接続端子と、
    前記接続端子に一体的に取り付けられるとともに、前記筐体の外部からの操作が可能となるように前記筐体に取り付けられた操作子と、
    を備えることを特徴とする携帯通信端末。
  2. 前記接続端子は、前記筐体に対して摺動又は回動することにより入出自在な構造を有することを特徴とする請求項1記載の携帯通信端末。
  3. 前記筐体は、上側筐体と下側筐体とが連結部により開閉自在に連結された構成をし、
    前記操作子は、前記連結部の近傍に配されるとともに、前記筐体が閉状態又は開状態にあるときに入出操作が禁止されるように構成されたことを特徴とする請求項1又は2記載の携帯通信端末。
  4. 筐体に対して入出自在な構造を有するとともに、外部機器に挿入可能な接続端子を備え、
    前記筐体は、上側筐体と下側筐体とが連結部により開閉自在に連結された構成をしており、
    前記接続端子は、前記連結部の近傍に配されるとともに、前記筐体が閉状態又は開状態にあるときに入出が禁止されるように構成されたことを特徴とする携帯通信端末。
  5. 筐体に対して入出自在な構造を有するとともに、外部機器に挿入可能な接続端子と、
    前記接続端子の入出状態を検出する入出検出部と、
    前記入出検出部の検出結果に応じて所定の制御を行う制御部と、
    を備えたことを特徴とする携帯通信端末。
  6. 着信を検出する着信検出部と、
    前記接続端子が入状態ないし出状態のときの着信設定情報を格納する記憶部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記着信検出部が着信を検出し、かつ、前記入出検出部が入状態ないし出状態を検出したときに、前記着信設定情報に基づいて所定の制御を行うことを特徴とする請求項5記載の携帯通信端末。
  7. 前記制御部は、前記着信検出部が着信を検出し、かつ、前記入出検出部が出状態を検出したときに、所定メッセージの送出、又は着信拒否を行うよう制御することを特徴とする請求項6に記載の携帯通信端末。
  8. 前記制御部は、前記着信検出部が着信を検出している状態で、前記入出検出部が前記接続端子の出状態から入状態への変移を検出したときに、オフフック状態又は応答保留状態とするよう制御することを特徴とする請求項6に記載の携帯通信端末。
  9. 前記携帯通信端末を振動させる振動部を備え、
    前記制御部は、前記振動部による振動を許可する設定のときに、前記入出検出部が前記接続端子の出状態を検出した場合には、前記振動部の振動を禁止するよう制御することを特徴とする請求項5に記載の携帯通信端末。
  10. 外部機器に挿入可能な接続端子と、
    前記接続端子と前記外部機器との接続状態を検出する接続検出部と、
    前記接続検出部の検出結果に応じて所定の制御を行う制御部と、
    を備えたことを特徴とする携帯通信端末。
  11. 着信を検出する着信検出部と、
    前記接続端子が接続状態ないし非接続状態のときの着信設定情報を格納する記憶部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記着信検出部が着信を検出し、かつ、前記接続検出部が接続状態ないし非接続状態を検出したときに、前記着信設定情報に基づいて所定の制御を行うことを特徴とする請求項10に記載の携帯通信端末。
  12. 前記制御部は、前記着信検出部が着信を検出し、かつ、前記接続検出部が接続状態を検出したときに、所定メッセージの送出、又は着信拒否を行うよう制御することを特徴とする請求項11に記載の携帯通信端末。
  13. 前記制御部は、前記着信検出部が着信を検出している状態で、前記接続検出部が前記接続端子の接続状態から非接続状態への変移を検出したときに、オフフック状態又は応答保留状態とするよう制御することを特徴とする請求項11に記載の携帯通信端末。
  14. 前記携帯通信端末を振動させる振動部を備え、
    前記制御部は、前記振動部による振動を許可する設定のときに、前記接続検出部が前記接続端子の接続状態を検出した場合には、前記振動部の振動を禁止するよう制御することを特徴とする請求項10に記載の携帯通信端末。
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