JP2008186751A - 面状照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】薄型で、軽量で、輝度むらのないまたは輝度むらが低減された照明光を射出することができ、さらに、薄型化および軽量化を実現しつつ、大光量を射出することができる面状照明装置を提供することを目的とする。
【解決手段】面状の光を射出する平坦な光射出面、該光射出面の一方の端縁に形成され、光射出面と平行な方向に進行する光を入射させるための光入射面、該光入射面の反対側の面に形成される端面、光射出面とは反対側の面に形成された2つの背面を有し、光入射面および端面から離れるにつれて厚みを増し、2つの背面の接合部分を軸とした左右の形状が非対称な導光板を有する面状照明装置により、上記課題を解決する。
【選択図】図2

Description

本発明は、線状光源または線状に配置された光源と、光源から射出され、入射した光を面状の光射出面から射出する導光板とを有する屋内外を照明する面状照明装置、もしくは液晶表示装置の液晶パネルを照明するバックライトや、広告パネルや広告塔や看板などのバックライトとして用いられる面状照明装置に関する。
液晶表示装置には、液晶パネル(LCD)の裏面側から光を照射し、液晶パネルを照明するバックライトユニットが用いられている。
現在、大型の液晶テレビのバックライトユニットは、いわゆる直下型と呼ばれる方式が主流である(例えば、特許文献1参照)。直下型のバックライトユニットは、光源である冷陰極管を液晶パネルの背面に複数本配置した構成を有しており、冷陰極管が配置される筐体の内部を白色の反射面として液晶パネルを照明している。しかしながら、本方式において光量分布を均一にするためには、原理的には、液晶パネルに垂直方向の厚みが30mm程度必要である。
近年、液晶表示装置の薄型化、低消費電力化、大型化が要望されているが、上述した直下型のバックライトユニットでは、その厚さを10mm以下の厚みにすると光量ムラが発生するため、薄型化には限界があった。
ここで、薄型化が可能なバックライトユニットとしては、照明用の光源から射出され、入射した光を、所定方向に導き、光が入射された面とは異なる面である光射出面から射出させる導光板を用いるバックライトユニットがある。
このような、導光板を用いたバックライトユニットとしては、透明樹脂に光を散乱させるための散乱粒子を混入させた導光板を用いる方式のバックライトユニットが提案されている(例えば、特許文献1〜4参照)。
例えば、特許文献1には、少なくとも1つの光入射領域および少なくとも1つの光取出面領域を有する光散乱導光体と前記光入射面領域から光入射を行う為の光源手段とを備え、前記光散乱導光体は前記光入射面から遠ざかるにつれて厚みを減ずる傾向を持った領域を有していることを特徴とする光散乱導光光源装置が記載されている。
また、特許文献2には、光散乱導光体と、光散乱導光体の光取出面側に配置されたプリズムシートと、光散乱導光体の裏面側に配置された反射体とを備えた面光源装置が記載されている。また、特許文献3には、プリズム列状の繰り返し起伏を有する光入射面と、光拡散性を与えられた光出射面を備えた板状の光学材料からなる光出射方向修正素子を備えた液晶ディスプレイが記載され、特許文献4には、内部に散乱能を与えられた光散乱導光体と、前記光散乱導光体の端面部から光供給を行う光供給手段を備えた光源装置が記載されている。
特許文献1〜4に記載の光散乱体を混入させた光散乱体導光板を備える面状照明装置では、光源から放射され、光入射面から光散乱導光体内に進入した光が、その内部を伝播する過程において、一定の割合で、1回または多重的な散乱作用を受ける。また、光散乱導光体の両面あるいは反射体の表面に到達した光の相当部分は反射作用を受けて、光散乱導光体内へ戻される。
このような複合的な過程を通して、光源の方向からみて前方斜め方向に向かう指向性をもって光取出面から高効率で出射される光束が生成される。つまり、光源から放射された光を光散乱導光体の光取出面から出射される。
このように、散乱粒子が混入された導光板を用いることで、高い出射効率で、均一な光を射出することができると記載されている。
また、特許文献4には、光入射面から遠ざかるにつれて厚みを減ずる傾向を持った領域を有している形状の導光板以外にも、平板形状の導光板や、光入射面から遠ざかるにつれて厚みを減ずる傾向を持った領域を有している形状の導光板を着き合わせた形状の導光板を有する面状照明装置について記載されている。
特開平07−36037号公報 特開平08−248233号公報 特開平08−271739号公報 特開平11−153963号公報
しかしながら、特許文献1〜4に記載の導光板を用いる面状照明装置において、装置を大型化するには、光源からより遠い位置まで光を到達させるために、導光板自体の厚みを厚くする必要がある。つまり、面状照明装置を大型化しようとすると、薄型化および軽量化が困難になるという問題がある。
本発明の第1の目的は、上記従来技術に基づく問題点を解消し、光源から射出される光を効率よく利用して、輝度むらのないまたは輝度むらが低減された照明光を射出することができ、かつ大型化が可能な面状照明装置を提供することにある。
また、本発明の第2の目的は、上記目的に加え、薄型化および軽量化を実現しつつ、より大光量の照明光を射出することができる面状照明装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、光を射出する光源と、前記光源に対向して配置され、前記光源から射出された光を入射させ、面状の光として射出する導光板とを有し、前記導光板は、前記面状の光を射出する平坦な光射出面と、前記光源に対向して形成され前記光射出面の一辺を含む光入射面と、前記光射出面の前記一辺の対辺を含む端面と、前記光射出面とは反対側に形成された背面とを備え、前記背面が、前記端面と接合し、かつ前記端面から離れるに従って前記光射出面との距離が大きくなるように傾斜した第1の背面と、前記第1の背面と接合し、かつ前記光入射面と接合した第2の背面とで構成され、前記第1の背面と前記第2の背面とは接合して接合線を形成し、前記接合線から前記光入射面までの距離が、前記接合線から前記端面までの距離よりも小さく、かつ、前記光射出面と前記背面との距離は、前記接合線において最も大きくなる形状であることを特徴とする面状照明装置を提供する。
ここで、前記導光板の前記光入射面および前記端面は、前記光射出面に直交し、前記光射出面に直交する方向において、前記光入射面の長さが前記端面の長さよりも長いことが好ましい。
また、前記導光板は、前記一辺に直交しかつ光射出面に平行な方向における、前記接合線から前記光入射面までの長さをL、前記接合線から前記端面までの長さをLとすると、不等式1/3≦L/L≦2/3を満足することが好ましい。
また、前記導光板の前記第2の背面は、前記光入射面から前記接合線に向かって、前記光射出面との距離が大きくなるように傾斜した形状であることが好ましい。
さらに、前記導光板は、前記第1の背面の前記接合線側の一部および前記第2の背面の前記接合線側の一部が、それぞれ前記接合線を通り光射出面と直交する面上の任意の点を中心としたR形状であり、前記第1の背面のR形状の曲率半径をRとし、前記第2の背面のR形状の曲率半径をRとするとき、不等式R<Rを満足することが好ましい。
また、前記導光板の前記第2の背面は、前記光射出面に平行に形成されることも好ましい。
さらに、前記導光板は、内部に多数の散乱粒子を含み、前記散乱粒子の密度をNとし、光の入射方向における前記光入射面から前記端面までの距離をLとし、前記光射出面に垂直な方向における前記光入射面の長さをD1とし、前記光射出面に垂直な方向における前記接合線と前記光射出面との距離をD2とし、前記光射出面に垂直な方向における前記端面の長さをD3とすると、不等式
27/100000<(D2−D1)/L<26/1000
かつ
27/100000<(D2−D3)/L<26/1000
かつ
0.04Wt%<Np<0.25Wt%
を満足することが好ましい。
また、前記導光板は、内部に多数の散乱粒子を含み、前記散乱粒子の散乱断面積をΦ、前記散乱粒子の密度をN、補正係数をK、光の入射方向における前記光入射面から前記端面までの長さをLとしたときに、不等式
1.1≦Φ・N・L・K≦8.2
かつ
0.005≦K≦0.1
を満足することが好ましい。
前記光源は、複数のLEDチップと、前記LEDチップを支持する支持体とを有し、前記LEDチップは、前記支持体の前記光入射面に対向する面に列状に配置されていることが好ましく、また、前記LEDチップは、前記導光板の厚み方向の長さをaとし、前記導光板の厚み方向に垂直な方向の長さをbとしたときに、不等式b>aを満足することが好ましい。
本発明によれば、上記構成により、光源から射出される光を効率よく利用することができ、かつ、輝度むらのないまたは低減された光を光射出面から射出させることができる。
また、本発明によれば、光射出面から射出された光の輝度分布を釣鐘型とすることができるため、液晶テレビなどの液晶表示装置に好適に用いることのできる面状照明装置を提供することができる。
さらに、導光板の厚みを厚くすることなく光入射面の面積を大きくすることができ、薄型化および軽量化を実現しつつ、大光量の照明光を光射出面から射出することのできる面状照明装置を提供することができる。
本発明に係る面状照明装置について、添付の図面に示す実施形態を基に詳細に説明する。
図1は、本発明に係る面状照明装置を備える液晶表示装置の概略を示す斜視図であり、図2は、図1に示した液晶表示装置のII−II線断面図である。
また、図3(A)は、図2に示した面状照明装置の、III−III線矢視図であり、図3(B)は、(A)のB−B線断面図である。
液晶表示装置2は、面状照明装置10と、その面状照明装置10の光射出面側に配置される液晶表示パネル4と、液晶表示パネル4を駆動する駆動ユニット6とを有する。なお、図1においては、面状照明装置10の構成を示すため、液晶表示パネル4の一部の図示を省略している。
液晶表示パネル4は、予め特定の方向に配列してある液晶分子に、部分的に電界を印加してこの分子の配列を変え、液晶セル内に生じた屈折率の変化を利用して、液晶表示パネル4の表面上に文字、図形、画像などを表示する。
駆動ユニット6は、液晶表示パネル4内の透明電極に電圧をかけ、液晶分子の向きを変えて液晶表示パネル4を透過する光の透過率を制御する。
面状照明装置10は、液晶表示パネル4の背面から、液晶表示パネル4の全面に光を照射する照明装置であり、液晶表示パネル4の画像表示面と略同一形状の光射出面を有する。
本発明に係る面状照明装置10は、図1、図2、図3(A)および図3(B)に示すように、光源17、導光板18、反射板28および光学部材ユニット20を有する照明装置本体14と、下部筐体22、上部筐体24および折返部材26を有する筐体16と、下部筐体22と反射板28との間に配置されている導光板支持部30とで構成されている。また、図1に示すように、筐体16の下部筐体22の裏側には、光源17に電力を供給する複数の電源を収納する電源収納部32が取り付けられている。
以下、面状照明装置10を構成する各構成部品について説明する。
照明装置本体14は、光を射出する光源17、光源17から射出された光を面状の光として射出する導光板18、導光板18から漏出した光を反射させ、再び導光板18の内部に入射する反射板28および導光板18から射出された光を散乱および拡散させて、よりムラのない光とする光学部材ユニット20を有する。
まず、光源17について説明する。
図4(A)は、図1および図2に示す面状照明装置10の光源17の概略構成を示す概略斜視図であり、図4(B)は、図4(A)に示す光源17の断面図であり、図4(C)は、図4(A)に示す光源17の1つのLEDチップのみを拡大して示す概略斜視図である。
図4(A)に示すように、光源17は、複数の発光ダイオードのチップ(以下「LEDチップ」という。)40と、光源支持部41とを有する。
LEDチップ40は、青色光を射出する発光ダイオードの表面に蛍光物質を塗布したチップであり、所定面積の発光面40aを有し、この発光面40aから白色光を射出する。
つまり、LEDチップ40の発光ダイオードの表面から射出された青色光が蛍光物質を透過すると、蛍光物質が蛍光する。これにより、LEDチップ40から射出された青色光が透過すると、発光ダイオードから射出された青色光と蛍光物質が蛍光することで射出される光とで白色光を生成され、射出される。
ここで、LEDチップ40としては、GaN系発光ダイオード、InGaN系発光ダイオード等の表面にYAG(イットリウム・アルミニウム・ガーネット)系蛍光物質を塗布したチップが例示される。
光源支持部41は、図4(B)に示すように、アレイ基板42と複数のフィン44とを有する。上述した複数のLEDチップ40は、所定間隔離間して一列でアレイ基板42上に配置されている。具体的には、複数のLEDチップ40は、後述する導光板18の光入射面18dの長手方向に沿って、つまり、光射出面18aと光入射面18dとが交わる線と平行に、アレイ状に配列されている。
アレイ基板42は、一面が導光板18の光入射面18dに対向して配置された板状の部材である。アレイ基板42の導光板18の光入射面18dに対向する面となる側面には、LEDチップ40が支持されている。
ここで、本実施形態のアレイ基板42は、銅やアルミニウム等の熱伝導性の良い金属で形成されており、LEDチップ40から発生する熱を吸収し、外部に放散させるヒートシンクとしての機能も有する。
複数のフィン44は、それぞれ銅やアルミニウム等の熱伝導性の良い金属で形成された板状部材であり、アレイ基板42のLEDチップ40が配置されている面とは反対側の面に、隣接するフィン44と所定間隔離間して連結されている。
光源支持部41に、フィン44を複数設けることで表面積を広くすることができ、かつ、放熱効果を高くすることができる。これにより、LEDチップ40の冷却効率を高めることができる。
また、ヒートシンクは、空冷方式に限定されず、水冷方式も用いることができる。
なお、本実施形態では、光源支持部41のアレイ基板42をヒートシンクとして用いたが、LEDチップの冷却が必要ない場合は、ヒートシンクに代えて放熱機能を備えない板状部材をアレイ基板として用いてもよい。
ここで、図4(C)に示すように、本実施形態のLEDチップ40は、LEDチップ40の配列方向の長さよりも、配列方向に直交する方向の長さが短い長方形形状、つまり、後述する導光板18の厚み方向(光射出面18aに垂直な方向)が短辺となる長方形形状を有する。言い換えれば、LEDチップ40は、導光板18の光射出面18aに垂直な方向の長さをa、配列方向の長さをbとしたときに、b>aとなる形状である。また、LEDチップ40の配置間隔をqとするとq>bである。このように、LEDチップ40の導光板18の光射出面18aに垂直な方向の長さa、配列方向の長さb、LEDチップ40の配置間隔qの関係が、q>b>aを満たすことが好ましい。
このようにLEDチップ40を長方形形状とすることにより、大光量の出力を維持しつつ、光源の薄型化が可能となるため、面状照明装置を薄型にすることができる。また、LEDチップの配置個数を少なくすることができるので、コストダウンを図ることができる。
なお、LEDチップ40は、光源をより薄型にするために、導光板18の厚み方向を短辺とする長方形形状とすることが好ましいが、本発明はこれに限定されず、正方形形状、円形形状、多角形形状、楕円形形状等の種々の形状のLEDチップを用いることができる。
また、本実施形態では、LEDチップを1列に並べ、単層構造としたが、本発明はこれに限定されず、図4(D)に示すように、アレイ支持体42に複数のLEDチップ40を配置した構成のLEDアレイ46を複数個、積層させた構成の多層LEDアレイを光源17’として用いることもできる。このようにLEDアレイ46を積層させる場合でもLEDチップ40を長方形形状とし、LEDアレイ46を薄型にすることで、光源を薄型化しつつ、より多くのLEDアレイ46を積層させることができる。さらに、多層のLEDアレイ46を積層させる、つまり、LEDアレイ(LEDチップ)の充填率を高くすることで、より大光量を出力することができる。また、LEDアレイのLEDチップと隣接する層のLEDアレイのLEDチップも上述と同様に配置間隔が上記式を満たすことが好ましい。つまり、LEDアレイは、LEDチップと隣接する層のLEDアレイのLEDチップとを所定距離離間させて積層させることが好ましい。
次に、導光板18について説明する。
図5は、導光板18の形状を示す概略斜視図である。
導光板18は、図2、図3および図5に示すように、略矩形形状の平坦な光射出面18aと、この光射出面18aの一端に、光射出面18aに対してほぼ垂直に形成された光入射面18dと、光射出面18aの他端に、光入射面18dと平行して形成された端面18eと、光射出面18aの反対側、つまり、導光板の背面側に位置し、光射出面18aに対して所定の角度で傾斜する2つの背面(第1傾斜面(第1の背面)18bと第2傾斜面(第2の背面)18c)とを有している。
第1傾斜面18bは端面18eから、また、第2傾斜面18cは光入射面18dから、各々遠ざかるに従って、光射出面18aから遠ざかるように、つまり、光射出面18aとの距離が大きくなるように、すなわち、導光板の光射出面に垂直な方向の厚みが大きくなるように傾斜している。
ここで、導光板18は、図3(A)に示すように、第1傾斜面18bと第2傾斜面18cとの接合部分を通り、光射出面18aと、光入射面18dまたは端面18eとの接線に平行な直線を、接合線αとし(図1、図3および図5参照)、光入射面18dから接合線αまでの、導光板18の光入射面18dに垂直な方向(以下、光軸方向ともいう)の距離をL、端面18eから接合線αまでの光軸方向の距離をLとすると、図示例においては、L/L=1/2の関係が成り立つように形成されている。つまり、接合線αから光入射面18dまでの距離と、接合線αから端面18eまでの距離との比は、1:2となっている。言い換えれば、第2傾斜面18cおよび第1傾斜面18bは、それぞれ、光入射面18dおよび端面18eから接合線αまでの光軸方向の距離の比が、1:2となるように形成されている。
また、第1傾斜面18bおよび第2傾斜面18cは、それぞれ、光射出面18aに対して傾斜している。このため、導光板18の背面において接合線αの部分が、最も厚みが厚い部分となる。
なお、本発明においては、導光板の形状は、上述のLおよびLの関係がL<Lを満たすものであればよいが、図示例のように、L/L=1/2であるのが、より好ましい。
このように導光板18は、端面18eで厚みが最も薄くなり、第1傾斜面18bと第2傾斜面18cとが接合する位置、つまり接合線αの位置で厚みが最大となる。言い換えれば、導光板18は、光入射面18dまたは端面18eから離れ、接合線αに近づくに従って、導光板の光射出面18aに垂直な方向の厚みが厚くなる形状である。
また、導光板18では、光入射面18dの面積は、端面18eの面積よりも大きい。
また、上述した光源17は、導光板18の光入射面18dに対向して配置されている。なお、本実施形態では、光射出面18aに垂直な方向において、光源17のLEDチップ40の発光面40aの長さと光入射面18dの長さが略同一である。
このように、背面を第1傾斜面と第2傾斜面とで構成し、導光板の光入射面側の一部を光入射面から遠ざかるに従ってその厚みが厚くなる形状とすることで、光入射面から入射する光を光入射面からより遠い位置まで届けることができるため、光射出面を大きくすることができる。
また、導光板18の光入射面18dの面積を大きくすることにより、より多くの、またはより大型の光源を配置することが可能となり、光入射面に入射させる光の量を多くすることができる。このように導光板に入射する光の量を多くできることで、つまり、大光量を得ることが可能となることで、光射出面からより輝度または照度の高い光を射出させることが可能となる。
さらに、上述の導光板18を有する本発明の面状照明装置においては、光入射面を、導光板の一端のみに設けることにより、例えば、導光板の両端に光入射面が形成され、それぞれの光入射面に対向して光源を配置する構成を有する面状照明装置に比べて、LEDの個数を減らすことができるため、コストダウンを図ることができる。
図2に示す導光板18では、光入射面18dから入射した光は、導光板18の内部に含まれる散乱体(詳細は後述する)によって散乱されつつ、導光板18内部を通過し、直接、または第1傾斜面18b、第2傾斜面18c、および端面18eで反射した後、光射出面18aから出射する。このとき、第1傾斜面18b、第2傾斜面18c、および端面18eから一部の光が漏出する場合もあるが、漏出した光は、導光板18の第1傾斜面18b、第2傾斜面18c、および端面18eを覆う反射板28によって反射され再び導光板18の内部に入射する。反射板28については後ほど詳細に説明する。
導光板18は、透明樹脂に、光を散乱させるための散乱粒子が混錬分散されて形成されている。導光板18に用いられる透明樹脂の材料としては、例えば、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PP(ポリプロピレン)、PC(ポリカーボネート)、PMMA(ポリメチルメタクリレート)、ベンジルメタクリレート、MS樹脂、あるいはCOP(シクロオレフィンポリマー)のような光学的に透明な樹脂が挙げられる。導光板18に混錬分散させる散乱粒子としては、アトシパール、シンコーン、シリカ、ジルコニア、誘電体ポリマなどを用いることができる。このような散乱粒子を導光板18の内部に含有させることによって、均一で輝度むらが少ない照明光を光射出面から出射することができる。このような導光板18は、押出成形法や射出成形法を用いて製造することができる。
また、導光板18に含まれる散乱粒子の散乱断面積をΦ、光の入射する方向(光射出面に平行で、光射出面と光入射面との接線に垂直な方向、光軸方向)における導光板18の長さ(光入射面18dから端面18eまでの長さ)をL、導光板18に含まれる散乱粒子の密度(単位体積あたりの粒子数)をN、補正係数をKとした場合に、Φ・N・L・Kの値が1.1以上であり、かつ8.2以下であり、さらに、補正係数Kの値が0.005以上0.1以下であるという関係を満たしているのがよい。導光板18は、このような関係を満たす散乱粒子を含んでいるので、均一で輝度むらが少ない照明光を光射出面18aから出射することができる。
一般的に、平行光束を等方媒質に入射させた場合の透過率Tは、Lambert−Beer則により下記式(1)で表される。
T=I/I=exp(−ρ・x)・・・(1)
ここで、xは距離、Iは入射光強度、Iは出射光強度、ρは減衰定数である。
上記減衰定数ρは、粒子の散乱断面積Φと媒質に含まれる単位体積当たりの粒子数Npとを用いて下記式(2)で表される。
ρ=Φ・N・・・(2)
したがって、導光板の光の進行方向に平行な方向における導光板の入射面から端面までの長さ、つまり導光板の光軸方向の長さをLとすると、光の取り出し効率Eoutは、下記式(3)で与えられる。
また、光の取り出し効率とは、入射光に対する、導光板の光入射面から光軸方向に長さL離間した位置に到達する光の割合であり、例えば、図2に示す導光板18の場合は、光入射面に入射する光に対する端面(光入射面と反対側の面)に到達する光の割合である。
out∝exp(−Φ・N・L)・・・(3)
ここで式(3)は有限の大きさの空間におけるものであり、式(1)との関係を補正するための補正係数Kを導入する。補正係数Kは、有限の空間の光学媒質中で光が伝搬する場合に経験的に求められる無次元の補正係数である。そうすると、光の取り出し効率Eoutは、下記式(4)で表される。
out=exp(−Φ・N・L・K)・・・(4)
式(4)に従えば、Φ・N・L・Kの値が3.5のときに、光の取り出し効率Eoutが3%であり、Φ・N・L・Kの値が4.7のときに、光の取り出し効率Eoutが1%である。
この結果より、Φ・N・L・Kの値が大きくなると、光の取り出し効率Eoutが低くなることが分かる。光は導光板の光軸方向へ進むにつれて散乱するため、光の取り出し効率Eoutが低くなると考えられる。
したがって、Φ・N・L・Kの値は大きいほど導光板として好ましい性質であることが分かる。つまり、Φ・N・L・Kの値を大きくすることで、光の入射面と対向する面から射出される光を少なくし、光射出面から射出される光を多くすることができる。すなわち、Φ・N・L・Kの値を大きくすることで、入射面に入射する光に対する光射出面から射出される光の割合(以下「光利用効率」ともいう。)を高くすることができる。具体的には、Φ・N・L・Kの値を1.1以上とすることで、光利用効率を50%以上にすることができる。
ここで、Φ・N・L・Kの値は大きくすると、導光板18の光射出面18aから出射する光の照度むらが顕著になるが、Φ・N・L・Kの値を8.2以下とすることで、照度むらを一定以下(許容範囲内)に抑えることができる。なお、照度と輝度は略同様に扱うことができる。従って、本発明においては、輝度と照度とは、同様の傾向があると推測される。
以上より、本発明の導光板18のΦ・N・L・Kの値は、1.1以上かつ8.2以下であるという関係を満たすことが好ましく、2.0以上かつ8.0以下であることがより好ましい。また、Φ・N・L・Kの値は、3.0以上であればさらに好ましく、4.7以上であれば最も好ましい。
また、補正係数Kは、0.005以上0.1以下(0.005≦K≦0.1)であることが好ましい。
Φ・N・L・Kを1.1以上とすることで、光利用効率を大きくすること、具体的には光利用効率を50%以上とすることができ、8.2以下とすることで、照度ムラを一定以下(許容範囲内)にすることができる。
また、Kcを0.005以上とすることで、光利用効率を高くすることができ、0.1以下とすることで、導光板から射出される光の照度むらを小さくすることができる。
次に、光学部材ユニット20について説明する。
光学部材ユニット20は、導光板18の光射出面18aから射出された照明光をより輝度むらのない光にして、照明装置本体14の光射出面14aからより輝度むらのない照明光を射出するためのもので、図2に示すように、導光板18の光射出面18aから射出する照明光を拡散して輝度むらを低減する拡散シート20aと、光入射面と光射出面との接線と平行なマイクロプリズム列が形成されたプリズムシート20bと、プリズムシート20bから射出する照明光を拡散して輝度むらを低減する拡散シート20cとを有する。
拡散シート20aおよび20c、プリズムシート20bとしては、本出願人の出願に係る特開2005−234397号公報の[0028]〜[0033]に開示されているものを適用することができる。
なお、本実施形態では、光学部材ユニットを2枚の拡散シート20aおよび20cと、2枚の拡散シートの間に配置したプリズムシート20bとで構成したが、プリズムシートおよび拡散シートの配置順序や配置数は特に限定されず、また、プリズムシート、拡散シートとしても特に限定されず、導光板18の光射出面18aから射出された照明光の輝度むらをより低減することができるものであれば、種々の光学部材を用いることができる。
例えば、光学部材として、上述の拡散シートおよびプリズムシートに、加えてまたは代えて、拡散反射体からなる多数の透過率調整体を輝度むらに応じて配置した透過率調整部材も用いることもできる。
次に、照明装置本体の反射板28について説明する。
反射板28は、導光板18の第1傾斜面18b、第2傾斜面18c、および端面18eに対応した形状で、第1傾斜面18b、第2傾斜面18c、および端面18eを覆うように形成される。つまり、反射板28は、導光板18の光射出面18aと反対側に、第1傾斜面18b、第2傾斜面18c、および端面18eに沿った形状で配置されている。
反射板28は、光を反射する部材で形成されており、導光板18の第1傾斜面18b、第2傾斜面18c、および端面18eから漏洩する光を反射して、再び導光板18に入射させる。
このように、反射板28を導光板18の第1傾斜面18b、第2傾斜面18c、および端面18eに対向して配置し、導光板18の第1傾斜面18b、第2傾斜面18c、および端面18eから漏洩した光を反射し、導光板18に再入射させることで、光の利用効率を向上させることができる。
反射板28は、導光板18の背面(第1傾斜面18bおよび第2傾斜面18c)および端面18eから漏洩する光を反射することができれば、どのような材料で形成されてもよく、例えば、PETやPP(ポリプロピレン)等にフィラーを混練後延伸することによりボイドを形成して反射率を高めた樹脂シート、透明もしくは白色の樹脂シート表面にアルミ蒸着などで鏡面を形成したシート、アルミ等の金属箔もしくは金属箔を担持した樹脂シート、あるいは表面に十分な反射性を有する金属薄板により形成することができる。
次に、筐体16について説明する。
図2に示すように、筐体16は、照明装置本体14を収納して支持し、かつその光射出面14a側と導光板18の第1傾斜面18bおよび第2傾斜面18c側とから挟み込み、固定するものであり、下部筐体22と上部筐体24と折返部材26とを有する。
図6(A)は、下部筐体の形状を示す概略斜視図であり、図6(B)は、上部筐体の形状を示す概略斜視図であり、図6(C)は、折返部材の形状を示す概略斜視図である。
下部筐体22は、図6(A)に示すように、上面が開放され、底面部22aと、底面部22aの4辺に設けられ底面部22aに垂直な側面部22bとで構成された形状である。つまり、1面が開放された略直方体の箱型形状である。
この下部筐体22は、図2に示すように、上方から収納された照明装置本体14を底面部22aおよび側面部22bで支持すると共に、照明装置本体14の光射出面14a以外の面、つまり、照明装置本体14の光射出面14aとは反対側の面(背面)および側面を覆っている。
上部筐体24は、図6(B)に示すように、照明装置本体14の矩形状の光射出面14aより小さい、上面に開口部24aとなる矩形状の開口が形成され、下面が開放された形状である。
上部筐体24は、図2に示すように、面状照明装置本体14および下部筐体22の上方(光射出面側)から、照明装置本体14およびこれが収納された下部筐体22をその4方の側面部22bも覆うように被せられて配置されている。
また、折返部材26は、図6(C)に示すように、所定方向に垂直な断面の形状が常に同一の凹(U字)型となる形状である。つまり、延在方向に垂直な断面の形状がU字形状となる棒状部材である。
折返部材26は、図2に示すように、下部筐体22の側面と上部筐体24の側面との間に嵌挿され、U字形状の一方の平行部の外側面が下部筐体22の側面部22bと連結され、他方の平行部の外側面が上部筐体24の側面と連結されている。
ここで、下部筐体22と折返部材26との接合方法、折返部材26と上部筐体24との接合方法としては、ボルトおよびナット等を用いる方法、接着剤を用いる方法等種々の公知の方法を用いることができる。
このように折返部材26を配置することで、筐体16の剛性を高くすることができ、導光板が反ることを防止できる。これにより、例えば、輝度むらがないまたは少なく光を効率よく射出させることができるが反りが生じ易い導光板を用いる場合であっても、反りをより確実に矯正でき、または、導光板に反りが生じることをより確実に防止でき、輝度むら等のない、または低減された光を光射出面から射出させることができる。
なお、筐体の上部筐体、下部筐体および折返部材には、金属、樹脂等の種々の材料を用いることができる。なお、材料としては、軽量で高強度の材料を用いることが好ましい。
本実施形態の面状照明装置10は、さらに、下部筐体22と反射板28との間に導光板支持部30が配置されている。導光板支持部30は、ポリカーボネート等の樹脂により形成されており、下部筐体22と反射板28に当接している。
また、下部筐体22の裏側には、光源17の電源(図示せず)を収納する電源収納部32(図1参照)が取り付けられている。
面状照明装置10は、基本的に以上のような構成である。
面状照明装置10は、導光板18の一端に配置された光源17から射出された光が導光板18の光入射面18dに入射し、導光板18の内部に含まれる散乱体によって散乱されつつ、導光板18内部を通過し、直接、または、第1傾斜面18b、第2傾斜面18c、および端面18eで反射した後、光射出面18aから出射する。このとき、第1傾斜面18b、第2傾斜面18c、および端面18eから漏出した一部の光は、反射板28によって反射され再び導光板18の内部に再入射する。
このようにして、導光板18の光射出面18aから射出された光は、光学部材ユニット20を透過し、照明装置本体14の光射出面14aから射出され、液晶表示パネル4を照明する。
液晶表示パネル4は、駆動ユニット6により、位置に応じて光の透過率を制御することで、液晶表示パネル4の表面上に文字、図形、画像などを表示する。
このように、導光板の形状を、本発明の導光板18のような、最も厚みのある部分を導光板の中心よりも光入射面に近い部分に形成する形状(本実施形態ではL/L=1/2)とし、導光板の一端のみから光を入射させる構成とすることにより、面状照明装置において、光射出面から射出される光の輝度を全体的に高くすることができ、光源から射出される光を効率よく利用することができ、かつ、輝度むらのないまたは低減された光を光射出面から射出させることができる。また、光入射面から入射する光を光入射面からより遠い位置まで届けることができるため、光射出面を大きくすることができる。
また、上述のような形状の導光板を用いる面状照明装置によれば、導光板18において最も厚みのある部分(接合線αの部分)を、導光板の中心よりも光入射面に近い部分に形成することにより、導光板の一端のみから光を入射させた場合でも、光射出面18aから射出される光の輝度分布を、中央部に向かって徐々に輝度が高くなる釣鐘型の分布にすることができる。
これにより、光射出面において中央部の輝度を最も高くすることができ、つまり、輝度分布のピークを光射出面の中央部とすることができ、液晶表示装置に表示させた画像において、一般的に最も注目が集まる中央部の画像をより鮮明にすることができる。また、目視において、光射出面から均一な光が射出されているように見える。さらに、面状照明装置から液晶テレビ等に好適に用いることができる輝度分布の光を射出させることができる。
さらに、導光板の光入射面の面積を、端面の面積よりも大きくすることで、導光板の厚みを厚くすることなく、より多くの、またはより大型の光源を配置することができるため、光入射面に入射させる光を多くさせて、薄型化および軽量化を実現しつつ、大光量を射出することのできる面状照明装置を提供することができる。
また、本発明の面状照明装置においては、光入射面を、導光板の一端のみに設けることにより、光源を導光板の片側のみに設置して、コストダウンを図ることができる。
また、導光板は、左右対称な形状の導光板の一端を切断することにより製造してもよいし、図2、図3および図5に示す形状の導光板を、押出成形法や射出成形法などを用いて製造してもよい。
以下、本発明の面状照明装置について、具体的実施例とともに、より詳細に説明する。
本発明の面状照明装置、および、比較例として左右対称な形状の導光板を有する面状照明装置を用いて、光射出面から射出される光の輝度分布を測定した。
測定例1では、導光板18として、光軸方向の長さ、つまり光入射面18dから端面18eまでの長さLを480mmとし、光入射面18dの光射出面に垂直な方向の長さd1を3mmとし、端面18eの光射出面に垂直な方向の長さd2を2mmとし、接合線αにおける光射出面から背面までの長さ、つまり、厚さの最も厚い部分の厚みDを4mmとし、光入射面18dから接合線αまでの距離Lを160mmとし、端面18eから接合線αまでの距離Lを320mmとした形状の導光板を用いた。
また、導光板の重量に対する導光板に混入した散乱粒子の重量の割合を0.07Wt%とした。
このような形状の導光板18を備える面状照明装置の光射出面から射出される光の輝度分布を測定した。
また、測定例2では、導光板として、光軸方向の長さLを480mmとし、光入射面の光射出面に垂直な方向の長さd1を2mmとし、端面の光射出面に垂直な方向の長さd2を2mmとし、接合線αにおける光射出面から背面までの長さDを4mmとし、導光板の光入射面から接合線αまでの距離Lを240mmとし、端面から接合線αまでの距離Lを240mmとした形状、つまり、第1傾斜面と第2傾斜面との接合線を通り光射出面に垂直な面を軸として対称形状とした導光板を用いた。
また、測定例2においても、導光板の重量に対する導光板に混入した散乱粒子の重量の割合を0.07Wt%とした。
このように、測定例2では、対称形状の導光板を備える面状照明装置の光射出面から射出された光の輝度分布を測定した。
さらに、測定例3として、導光板として、測定例2と同様の形状の導光板を用い、導光板の端面にも光源を配置した面状照明装置、つまり、導光板の対向する2つの面を光入射面とする面状照明装置の光射出面から射出された光の輝度分布を測定した。
図7に測定例1〜測定例3の測定結果を示す。図7において、横軸は、光軸方向における光入射面からの距離、つまり導光長[mm]であり、縦軸は、輝度[cd/m2]である。
次に、測定例4として、導光板の重量に対する導光板に混入した散乱粒子の重量の割合を0.10Wt%としたことを除いて、測定例1の面状照明装置と同様の構成、形状である面状照明装置の光射出面から射出された光の輝度分布を測定した。
さらに、測定例5として、導光板の重量に対する導光板に混入した散乱粒子の重量の割合を0.10Wt%としたことを除いて、測定例2の面状照明装置と同様の構成、形状である面状照明装置の光射出面から射出された光の輝度分布を測定した。
図8に測定例4および測定例5の測定結果を示す。図8において、横軸は、光軸方向における光入射面からの距離、つまり導光長[mm]であり、縦軸は、輝度[cd/m2]である。
また、測定例6として、導光板の重量に対する導光板に混入した散乱粒子の重量の割合を0.14Wt%としたことを除いて、測定例1の面状照明装置と同様の構成、形状である面状照明装置の光射出面から射出された光の輝度分布を測定した。
さらに、測定例7として、導光板の重量に対する導光板に混入した散乱粒子の重量の割合を0.14Wt%としたことを除いて、測定例2の面状照明装置と同様の構成、形状である面状照明装置の光射出面から射出された光の輝度分布を測定した。
図9に測定例6および測定例7の測定結果を示す。図9において、横軸は、光軸方向における光入射面からの距離、つまり導光長[mm]であり、縦軸は、輝度[cd/m2]である。
図7〜図9から、散乱粒子の重量の割合に関わらず、本発明の導光板を用いた面状照明装置の光射出面から射出される光の輝度分布(測定例1、4、6)は、対称形状の導光板を用いた面状照明装置の光射出面から射出される光の輝度分布(測定例2、5、7)と比較して、より釣鐘型に近い輝度分布、つまり、中央部に向かうに従って徐々に輝度が高くなる輝度分布とすることができることがわかる。さらに、本発明の導光板を用いる場合の方が、光射出面から射出される光の輝度が全体的に高くなることがわかる。
また、図7に示すように、導光板の両端に対向して光源を設け、両側から光を入射させた面状照明装置(測定例3)よりも、本発明の導光板を用い、片側のみに光源を設けた面状照明装置(測定例1)の方が、光射出面から射出される光の輝度分布をより釣鐘型の輝度分布とすることができることがわかる。つまり、光射出面の中央部から射出される光の輝度を他の部分よりもより高くすることができることがわかる。
また、導光板は、光入射面における導光板の厚み(入光部厚み)をD1とし、導光板の厚みが最大となる位置における導光板の厚み、つまり本実施形態では接合線αにおける導光板の厚み(中心厚み)をD2とし、端面における導光板の厚みをD3とし、導光板の光の入射方向において、入射面から接合線αまでの長さをL、端面から接合線αまでの長さをLとしたときに、
D1<D2 かつ、
27/100000<(D2−D1)/L<5/100 (A)
D3<D2 かつ、
27/100000<(D2−D3)/L<5/100 (B)
導光板の重量に対する混入された散乱粒子の重量の割合:Npaの範囲が
0.04Wt%<Npa<0.25Wt%
の関係を満たすことが好ましい。上記関係を満足する形状の導光板を用いることで出射効率を30%以上にすることができる。また、(A)および(B)の関係は、どちらか一方を満たしていればよいが、両方の関係を満たすことがより好ましい。
または、導光板は、
D1<D2 かつ、
66/100000<(D2−D1)/L<26/1000 (C)
D3<D2 かつ、
66/100000<(D2−D3)/L<26/1000 (D)
導光板の重量に対する混入された散乱粒子の重量の割合:Npaの範囲が
0.04Wt%<Npa<0.25Wt%
の関係を満たすことがより好ましい。上記関係を満足する形状の導光板を用いることで出射効率を40%以上にすることができる。また、(C)および(D)の関係は、どちらか一方を満たしていればよいが、両方を満たすことがより好ましい。
さらに、導光板は、
D1<D2 かつ、
1/1000<(D2−D1)/L<26/1000 (E)
D3<D2 かつ、
1/1000<(D2−D3)/L<26/1000 (F)
導光板の重量に対する混入された散乱粒子の重量の割合:Npaの範囲が
0.04Wt%<Npa<0.25Wt%
の関係を満たすことがさらに好ましい。上記関係を満足する形状の導光板を用いることで、出射効率を50%以上にすることができる。また、(E)および(F)の関係は、どちらか一方を満たしていればよいが、両方を満たすことがより好ましい。
また、上記実施形態では、導光板の光入射面18dから接合線αまでの距離Lと端面18eから接合線αまでの距離Lとの関係がL/L=1/2、つまり、L:L=1:2を満たす形状としたが、本発明はこれに限定されず、少なくともL<Lを満たす形状とすることで、光射出面を大きくすることができ、かつ、光射出面から射出される光の輝度分布を釣鐘型とすることができる。
また、導光板は、光射出面をより大きくして、かつ、光射出面から射出される光の輝度分布をより均等な釣鐘型にするために、距離Lと距離Lとの関係が1/3≦L/L≦2/3を満たす形状とすることが好ましく、本実施形態のように、L/L=1/2とすることがより好ましい。
なお、導光板は、上記形状に限定されず、第1傾斜面18bおよび第2傾斜面18cには、光入射面18dおよび端面18eと平行な方向にプリズム列を形成してもよい。また、このようなプリズム列の代わりに、プリズムに類する光学素子を規則的に形成することもできる。例えば、レンチキュラーレンズ、凹レンズ、凸レンズ、ピラミッド型など、レンズ効果を有する光学素子を導光板の傾斜面に形成することもできる。
また、第1傾斜面と第2傾斜面とは、滑らかに接続することが好ましい。つまり、第1傾斜面の接合線α側の一部と第2傾斜面の接合線α側の一部をそれぞれ曲面形状とすることが好ましく、具体的には、接合線αを通り光射出面と直交する面上の任意の点を中心としたR形状とすることが好ましい。
さらに、このような導光板において、第1傾斜面の接合線α側のR形状部分および第2傾斜面の接合線α側のR形状部分における曲率半径を、それぞれRおよびRとすると、RとRとの関係がR<Rを満たすことがさらに好ましい。
図10に、第1傾斜面の接合線α側および第2傾斜面の接合線α側をそれぞれR形状とした場合の導光板の一例の一部の拡大断面図を示す。
図10に示す導光板58は、第1傾斜面18bおよび第2傾斜面18cの接合線α側の一部の形状を除いて他の部分は、図2、3および5に示す導光板18と同様の構成を有するものであるので、詳細な説明は省略し、以下、導光板58の特有の点について説明する。
導光板58は、上述した導光板18と同様に、光射出面と、第1傾斜面58bと、第2傾斜面58cと、光入射面と、端面とを有する。
第1傾斜面58bは、接合線α側の一部、つまり、第2傾斜面58cとの接続部分がR形状である。つまり、光射出面と光入射面との接合線(接線)に直交する面において、第1傾斜面58bは、第1の直線90aと第1の円弧90b(R形状)とで構成されている。すなわち、光射出面と光入射面との接合線(接線)に直交する面において、第1傾斜面58bは、接合線α側の一部が円弧であり、その他の部分は直線である。
この第1傾斜面58bの接合線α側の一部を構成する曲面は、接合線αを通り光射出面と直交する面を面βとすると、この面β上の任意の点を中心とした、曲率半径がRのR形状となっている。
第2傾斜面58cは、接合線α側の一部がR形状である。つまり、光射出面と光入射面との接合線(接線)に直交する面において、第2傾斜面58cは、第2の直線90dと第2の円弧90c(R形状)とで構成されている。すなわち、第2傾斜面58cは、光射出面と光入射面との接合線(接線)に直交する面において、接合線α側の一部が円弧であり、その他の部分は直線である。
この第2傾斜面58cの接合線α側の一部を構成する曲面は、面β上の任意の点を中心とした、曲率半径がRのR形状となっている。
さらに、第1傾斜面58bの第1の円弧90bの曲率半径Rと、第2傾斜面58cの第2の円弧90cの曲率半径Rとの関係は、R<Rを満たす。
なお、図10に示すように、第1の円弧90bの中心点と、第2の円弧90cの中心点とは、それぞれ面β上の異なる点に位置する。
このように、第1傾斜面58bの接合線α側、および第2傾斜面58cの接合線α側をそれぞれR形状とすることで、第1傾斜面58bと第2傾斜面58cとを滑らかに接続することができ、導光板の接合線α部分で、輝線、暗線等が発生することを防止でき、より均一な光を射出させることができる。
さらに、R<Rを満たす形状とすることで、光射出面の中央の輝度を高くすることができ、光射出面から射出される光の輝度分布をより釣鐘型とすることができる。つまり、光射出面から射出される光の輝度が最も高くなる位置を光射出面の中央とすることができる。
また、上記実施形態では、導光板の第2傾斜面を、光射出面に対して傾斜させる形状としたが、例えば、光入射面の端辺に形成されている第2傾斜面を、光射出面と平行な、傾斜のない面に変更することもできる。図11に、このような導光板を用いる本発明の面状照明装置の他の一例の概略断面図を示す。
図11に示す面状照明装置60は、光源67、導光板68、反射板74、および導光板支持部70の形状を除いて他の部分は、図1および2に示した、面状照明装置10と同じ構成のものである。したがって、両者で同一の構成要素には、同一の符号を付し、その詳細な説明は省略し、以下、面状照明装置60に特有の点を重点的に説明する。
面状照明装置60は、光源67、導光板68、反射板74および光学部材ユニット20を備える照明装置本体62と、下部筐体22、上部筐体24、折返部材26、および、下部筐体22と反射板74との間に配置されている導光板支持部70とを備える筐体16とを有する。
導光板68は、光射出面68a、光入射面68d、端面68e、第1の背面68b、および第2の背面68cを有する。導光板68は、光入射面68d、第1の背面68bおよび第2の背面68c以外の構成は、図2に示した導光板18と同様のものであるのでその詳細な説明は省略する。
導光板68は、光射出面68aとは反対側の面が第1の背面68bと第2の背面68cとで構成されている。
第1の背面68bは、導光板18の第1傾斜面18bと同様の構成であり、端面68eから離れるにしたがって光射出面68aとの距離が大きくなる方向に、所定の角度、傾斜している。
第2の背面68cは、光射出面68aとは反対側の面の光入射面68dと第1の背面68bとの間に光射出面68aと平行に形成されている。つまり、導光板68は、接合線αにおける光射出面68aに垂直な方向の厚みと、光入射面68dにおける厚みとが等しい形状である。
また、導光板68において、光入射面68dから接合線αまでの距離と端面68eから接合線αまでの距離との比は1:2である。
光源67は、複数のLEDチップ80と、光源支持部81とを有する。なお、光源67は、LEDチップ80と、光源支持部81の大きさを除いて各構成は上述した光源17と同様である。
LEDチップ80は、発光面の光射出面に垂直な方向の長さ、つまり図11中上下方向の長さが、光入射面68dの短辺方向の長さ、つまり、図11中上下方向の長さと同じ長さとなっている形状である。
また、光源支持部81は、光射出面に垂直な方向における長さが、LEDチップ80よりも長い形状である。
このように、導光板68の光射出面68aとは反対側に光入射面68dと接して形成された第2の背面68cを、光射出面68aと平行にすることにより、光入射面68dの面積をより大きくすることができる。よって、この光入射面68dに合わせてLEDチップの発光面を大きくすることができるため、光源から射出される光の量を多くすることができ、光射出面から射出される光の輝度をより高くすることができる。
反射板74は、図2に示す反射板28と同様の材料で形成されており、導光板68の第1の背面68b、第2の背面68c、および端面68eに対応した形状で、第1の背面68b、第2の背面68c、および端面68eを覆うように形成される。
また、図11に示す面状照明装置60においては、下部筐体22と、反射板74の第1の背面68bを覆う部分との間に、導光板支持部70が配置されている。導光板支持部70は、図2に示す導光板支持部30と同様に、ポリカーボネート等の樹脂により形成されており、下部筐体22と、反射板74の第1の背面68bを覆う部分に当接している。つまり、導光板支持部70は、下部筐体22と反射板74との間に配置され、導光板68を支持している。
図2、図3、および図5に示す導光板18は、光入射面から導光板の中心に向かうにつれて導光板の厚みが増す形状とすることで、光入射面から入射する光を光入射面からより遠い位置まで到達させることができ、光射出面をより大型化することができるため好ましいが、導光板を図11に示すような形状としても、薄型を維持しつつ、光入射面の面積を大きくして、光入射面に十分な光を入射させることができ、大光量を得ることができる。また、これにより導光板を薄型化し、かつ光射出面を大型化することができる。
つまり、光射出面を大型化することができ、かつ、光射出面から輝度、および/または照度の高い光を射出させることができる。
また、図11に示す形状の導光板においては、光入射面の面積をより大きくでき、光入射面に合わせて光源の発光面を大きくすることができるため、光源から射出される光の量を多くすることができ、光射出面から射出される光の輝度をより高くすることができる。
なお、導光板を上記のような形状とした場合も、光の入射する方向における導光板の光入射面から端面までの長さをLとし、上述のΦ・N・L・Kが1.1以上8.2以下を満たし、かつ、0.005≦K≦0.1を満たすことが好ましい。上記範囲を満たすことで照度むらが低減され、かつ光利用効率の高い光を光射出面から射出させることができる。
以上、本発明に係る面状照明装置について詳細に説明したが、本発明は、以上の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良や変更を行ってもよい。
例えば、上述した本実施形態では、光源のLEDチップとして、青色LEDの発光面にYAG蛍光物質を塗布した構成としたが、これに限定されず、赤色LEDや緑色LED等の他の単色LEDの発光面に蛍光物質を配置した構成のLEDチップを用いてもよい。
また、光源として、赤色LED、緑色LED、青色LEDの3種類のLEDを組み合わせた構成のLEDユニットを用いることもできる。この場合は、3種類のLEDから射出された光を混色することで白色光とすることができる。
さらにLEDの代わりに半導体レーザー(LD)を用いることもできる。
また、導光板は、透明樹脂に可塑剤を混入して作製してもよい。
このように、透明材料と可塑剤とを混合した材料で導光板を作製することで、導光板をフレキシブルにすること、つまり、柔軟性のある導光板とすることができ、導光板を種々の形状に変形させることが可能となる。従って、導光板の表面を種々の曲面に形成することができる。
このように導光板をフレキシブルにすることにより、例えば、導光板、または、この導光板を用いた面状照明装置を電飾(イルミネーション)関係の表示板として用いる場合に、曲率を持つ壁にも装着することが可能となり、導光板をより多くの種類、より広い使用範囲の電飾やPOP(POP広告)等に利用することができる。
ここで、可塑剤としては、フタル酸エステル、具体的には、フタル酸ジメチル(DMP)、フタル酸ジエチル(DEP)、フタル酸ジブチル(DBP)、フタル酸ジ−2−エチルヘキシル(DOP(DEHP))、フタル酸ジノルマルオクチル(DnOP)、フタル酸ジイソノニル(DINP)、フタル酸ジノニル(DNP)、フタル酸ジイソデジル(DIDP)、フタル酸混基エステル(C〜C11)(610P、711P等)、フタル酸ブチルベンジル(BBP)が例示される。また、フタル酸エステル以外にも、アジピン酸ジオクチル(DOA)、アジピン酸ジイソノニル(DINA)、アジピン酸ジノルマルアルキル(C6、8、10)(610A)、アジピン酸ジアルキル(C7、9)(79A)、アゼライン酸ジオクチル(DOZ)、セバシン酸ジブチル(DBS)、セバシン酸ジオクチル(DOS)、リン酸トリクレシル(TCP)、アセチルクエン酸トリブチル(ATBC)、エポキシ化大豆油(ESBO)、トリメリット酸トリオクチル(TOTM)、ポリエステル系、塩素化パラフィン等が例示される。
本発明に係る面状照明装置を用いる液晶表示装置の一実施形態を示す概略斜視図である。 図1に示した液晶表示装置のII−II線断面図である。 (A)は、図2に示した面状照明装置の、III−III線矢視図であり、(B)は、(A)のB−B線断面図である。 (A)は、図1および図2に示す面状照明装置の光源の概略構成を示す斜視図であり、(B)は、(A)に示す光源の1つのLEDを拡大して示す概略斜視図であり、(C)は、(A)に示す光源の断面図であり、(D)は、光源の他の一例の概略構成を示す正面図である。 導光板の形状を示す概略斜視図である。 (A)は、下部筐体の形状を示す概略斜視図であり、(B)は、上部筐体の形状を示す概略斜視図であり、(C)は、折返部材の形状を示す概略斜視図である。 散乱粒子の重量の割合が0.07Wt%の場合における、本発明の導光板と、左右対称な導光板との輝度分布の関係を示す図である。 散乱粒子の重量の割合が0.10Wt%の場合における、本発明の導光板と、左右対称な導光板との輝度分布の関係を示す図である。 散乱粒子の重量の割合が0.14Wt%の場合における、本発明の導光板と、左右対称な導光板との輝度分布の関係を示す図である。 第1傾斜面および第2傾斜面の接合部分をR形状とした場合の本発明の導光板の断面図である。 本発明の面状照明装置の他の一例の概略構成を示す断面図である。
符号の説明
2 液晶表示装置
4 液晶表示パネル
6 駆動ユニット
10、60 面状照明装置
14、62 照明装置本体
14a 光射出面
16 筐体
17、67、84 光源
18、58、68 導光板
18a、68a 光射出面
18b、58b 第1傾斜面
18c、58c 第2傾斜面
18d、68d 光入射面
18e、68e 端面
20 光学部材ユニット
20a、20c 拡散シート
20b プリズムシート
22 下部筐体
22a 底面部
22b 側面部
24 上部筐体
24a 開口部
26 折返部材
28、74 反射板
30、70 導光板支持部
32 電源収納部
40、80 LEDチップ
40a 発光面
41、81 光源支持部
42 アレイ支持体
44 フィン
46 LEDアレイ
68b 第1の背面
68c 第2の背面
90a 第1の直線
90b 第1の円弧
90c 第2の円弧
90d 第2の直線

Claims (10)

  1. 光を射出する光源と、
    前記光源に対向して配置され、前記光源から射出された光を入射させ、面状の光として射出する導光板とを有し、
    前記導光板は、前記面状の光を射出する平坦な光射出面と、前記光源に対向して形成され前記光射出面の一辺を含む光入射面と、前記光射出面の前記一辺の対辺を含む端面と、前記光射出面とは反対側に形成された背面とを備え、
    前記背面が、前記端面と接合し、かつ前記端面から離れるに従って前記光射出面との距離が大きくなるように傾斜した第1の背面と、前記第1の背面と接合し、かつ前記光入射面と接合した第2の背面とで構成され、
    前記第1の背面と前記第2の背面とは接合して接合線を形成し、前記接合線から前記光入射面までの距離が、前記接合線から前記端面までの距離よりも小さく、かつ、前記光射出面と前記背面との距離は、前記接合線において最も大きくなる形状であることを特徴とする面状照明装置。
  2. 前記導光板の前記光入射面および前記端面は、前記光射出面に直交し、前記光射出面に直交する方向において、前記光入射面の長さが前記端面の長さよりも長い請求項1に記載の面状照明装置。
  3. 前記導光板は、前記一辺に直交しかつ光射出面に平行な方向における、前記接合線から前記光入射面までの長さをL、前記接合線から前記端面までの長さをLとすると、不等式1/3≦L/L≦2/3を満足する請求項1または2に記載の面状照明装置。
  4. 前記導光板の前記第2の背面は、前記光入射面から前記接合線に向かって、前記光射出面との距離が大きくなるように傾斜した形状である請求項1〜3のいずれかに記載の面状照明装置。
  5. 前記導光板は、前記第1の背面の前記接合線側の一部および前記第2の背面の前記接合線側の一部が、それぞれ前記接合線を通り光射出面と直交する面上の任意の点を中心としたR形状であり、
    前記第1の背面のR形状の曲率半径をRとし、前記第2の背面のR形状の曲率半径をRとするとき、不等式R<Rを満足する請求項1〜4のいずれかに記載の面状照明装置。
  6. 前記導光板の前記第2の背面は、前記光射出面に平行に形成される請求項1〜3のいずれかに記載の面状照明装置。
  7. 前記導光板は、内部に多数の散乱粒子を含み、前記散乱粒子の密度をNとし、
    光の入射方向における前記光入射面から前記端面までの距離をLとし、前記光射出面に垂直な方向における前記光入射面の長さをD1とし、前記光射出面に垂直な方向における前記接合線と前記光射出面との距離をD2とし、前記光射出面に垂直な方向における前記端面の長さをD3とすると、不等式
    27/100000<(D2−D1)/L<26/1000
    かつ
    27/100000<(D2−D3)/L<26/1000
    かつ
    0.04Wt%<Np<0.25Wt%
    を満足する請求項1〜6のいずれかに記載の面状照明装置。
  8. 前記導光板は、内部に多数の散乱粒子を含み、前記散乱粒子の散乱断面積をΦ、前記散乱粒子の密度をN、補正係数をK、光の入射方向における前記光入射面から前記端面までの長さをLとしたときに、不等式
    1.1≦Φ・N・L・K≦8.2
    かつ
    0.005≦K≦0.1
    を満足する請求項1〜7のいずれかに記載の面状照明装置。
  9. 前記光源は、複数のLEDチップと、前記LEDチップを支持する支持体とを有し、
    前記LEDチップは、前記支持体の前記光入射面に対向する面に列状に配置されている請求項1〜8のいずれかに記載の面状照明装置。
  10. 前記LEDチップは、前記導光板の厚み方向の長さをaとし、前記導光板の厚み方向に垂直な方向の長さをbとしたときに、不等式b>aを満足する請求項9に記載の面状照明装置。
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