JP2008183471A - 作業機械 - Google Patents

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Abstract

【課題】 防塵ネットの目詰りを容易に確認することができ、かつ、防塵ネットを清掃するときの作業性を高める。
【解決手段】 本体フレーム7を構成する建屋支持フレーム9の下側に、建屋カバー15の機器収容室16に冷却風を吸込む吸気口19と、この吸気口19を覆う防塵ネット21とを設ける構成とする。これにより、建屋カバー15が地上から高い位置に設けられる場合でも、地上の作業者によって防塵ネット21の目詰り具合を容易に確認することができ、防塵ネット21を適宜に清掃することができる。また、地上から防塵ネット21を容易に取外すことができるので、防塵ネット21を清掃するときの作業性、安全性を高めることができる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、例えば間伐材、廃木材等の木材を破砕する木材破砕機、あるいはコンクリート塊等の建築廃材を破砕する破砕機等として好適に用いられる作業機械に関する。
一般に、森林での間伐作業によって発生する間伐材や抜根、木材の剪定作業によって発生する剪定枝材、木造家屋の解体作業によって発生する廃木材等の木材は、例えば発酵処理等を施すことにより肥料等として再利用される。そして、これら間伐材、剪定枝材、廃木材等の大きな木材を、作業現場において肥料等に適した小片状に破砕した破砕物(木材チップ)を生成するため、木材破砕機が好適に用いられている。
この木材破砕機は、支持構造体をなす本体フレームと、該本体フレームに搭載された原動機及び熱交換器を含む搭載機器と、本体フレームに設けられ該搭載機器を収容する機器収容室を画成する建屋カバーと、該建屋カバー内に冷却風を供給する冷却ファンと、搭載機器とは異なる位置で本体フレームに設けられ破砕対象物(木材)を破砕する破砕装置と、該破砕装置によって破砕された破砕物(木材チップ)を外部へ排出する排出コンベヤとを備えて構成されている(例えば、特許文献1)。
特開2002−192959号公報
ここで、従来技術による木材破砕機は、破砕装置を用いた廃木材等の破砕作業時には、冷却ファンを回転させることにより建屋カバーの側面に設けた吸気口を通じて建屋カバーの機器収容室内に外気を吸込み、この外気を冷却風として熱交換器、原動機等に供給することにより、これら熱交換器等を冷却する構成となっている。
この場合、木材破砕機の作動時には、破砕装置によって廃木材等を細かく破砕するとき大量の塵埃が発生するため、冷却ファンによって機器収容室内に供給される冷却風中にも多くの塵埃が混入するようになる。従って、建屋カバーの側面に設けた吸気口には防塵ネットが設けられ、この防塵ネットによって、吸気口を通じて機器収容室内に供給される冷却風中の塵埃を捕捉することにより、この塵埃が熱交換器の表面に付着するのを抑える構成となっている。
しかし、上述した従来技術による木材破砕機は、自走可能なクローラ式の下部走行体を備え、この下部走行体上に本体フレームが取付けられているため、本体フレームに設けられた建屋カバーの地上高さが大きくなってしまう。
従って、建屋カバーの側面に設けた吸気口や防塵ネットは、地上から高い位置に配置されることになり、防塵ネットにどの程度の塵埃が付着しているか、即ち、防塵ネットの目詰り具合が確認し難くなる。この結果、防塵ネットの目詰り状態が放置され、熱交換器や原動機等に対する冷却機能が低下してしまうという問題がある。
また、防塵ネットに付着した塵埃を除去するためには、作業者は、地上から高い位置にある建屋カバー等に上って防塵ネットを取外す必要があるため、この防塵ネットを清掃するときの作業性が低下してしまうという問題がある。
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、防塵ネットの目詰りを容易に確認することができ、かつ、防塵ネットを清掃するときの作業性を高めることができるようにした作業機械を提供することを目的としている。
上述した課題を解決するため本発明は、支持構造体をなす本体フレームと、該本体フレームに搭載された原動機及び熱交換器を含む搭載機器と、前記本体フレームに設けられ該搭載機器を収容する機器収容室を画成する建屋カバーと、該建屋カバー内に冷却風を供給する冷却ファンと、前記搭載機器とは異なる位置で前記本体フレームに設けられ破砕対象物を破砕する破砕装置と、該破砕装置の下側から前記本体フレームの外方に突出して設けられ該破砕装置によって破砕された破砕物を外部へ排出する排出コンベヤとを備えてなる作業機械に適用される。
そして、請求項1の発明が採用する構成の特徴は、前記本体フレームの下側には、前記冷却ファンによる冷却風を前記機器収容室内に吸込む吸気口を設け、該吸気口には前記機器収容室内に吸込まれる冷却風中の塵埃を捕捉する防塵ネットを設けたことにある。
請求項2の発明は、前記防塵ネットは、前記排出コンベヤの側方でかつ前記本体フレームの下側に設ける構成としたことにある。
請求項3の発明は、前記防塵ネットは、前記本体フレームから下方へと突出し、または前記本体フレームから前記機器収容室内へと上向きに突出して設ける構成としたことにある。
請求項4の発明は、前記防塵ネットは、複数の山形状に形成したことにある。
請求項5の発明は、前記防塵ネットには、該防塵ネットを通過して前記機器収容室内に吸込まれる冷却風の一部を遮ることにより付着した塵埃を離脱させる通風遮蔽部材を設ける構成としたことにある。
請求項6の発明は、前記防塵ネットには、該防塵ネットに付着した塵埃を振動によって除去するための加振装置を設ける構成としたことにある。
請求項7の発明は、自走可能な走行体と、該走行体上に設けられ前,後方向に延びる本体フレームと、該本体フレームの前,後方向の一側に設けられ原動機及び熱交換器を含む搭載機器を収容する機器収容室を画成する建屋カバーと、該建屋カバー内に冷却風を供給する冷却ファンと、前記本体フレームの前,後方向の他側に設けられ破砕対象物が投入されるホッパと、該ホッパと前記建屋カバーとの間に位置して前記本体フレームに設けられ破砕対象物を破砕する破砕装置と、該破砕装置の下側から前記本体フレームの外方に突出して設けられ該破砕装置によって破砕された破砕物を外部へ排出する排出コンベヤとを備えてなる作業機械において、前記本体フレームの下側でかつ前記排出コンベヤの側方には、前記冷却ファンによる冷却風を前記機器収容室内に吸込む吸気口を設け、該吸気口には前記機器収容室内に吸込まれる冷却風中の塵埃を捕捉する防塵ネットを設ける構成としたことにある。
請求項1の発明によれば、建屋カバーが設けられた本体フレームの下側に、建屋カバーによって画成された機器収容室内に冷却風を吸込む吸気口を設け、この吸気口には防塵ネットを設けることにより、建屋カバーが地上から高い位置に設けられる場合でも、地上の作業者によって防塵ネットの目詰り具合を容易に確認することができる。このため、目詰り具合を的確に判断して防塵ネットを適宜に清掃することにより、冷却風による熱交換器、原動機等の冷却効果を適正に保つことができる。また、例えば建屋カバーに上ることなく、地上から防塵ネットを容易に取付け、取外しできるので、防塵ネットを清掃するときの作業性を高めることができる。
請求項2の発明によれば、防塵ネットを、排出コンベヤの側方でかつ本体フレームの下側に設けることにより、清掃時に防塵ネットを取付け、取外しするときに、排出コンベヤが邪魔になることがなく、防塵ネットの清掃時の作業性を高めることができる。また、排出コンベヤに邪魔されることなく防塵ネットを目視できるので、防塵ネットの目詰り具合を的確に判断することができる。
請求項3の発明によれば、防塵ネットを、本体フレームから下方へと突出させることにより、塵埃等による防塵ネットの目詰り具合を容易に確認することができる。また、清掃作業時における防塵ネットの取付け、取外しを容易に行なうことができ、その作業性を高めることができる。一方、防塵ネットを本体フレームから建屋カバーの機器収容室内へと突出させることにより、本体フレームの下方に防塵ネットが突出することがなく、例えば排出コンベヤの点検作業等を行うときに本体フレームの下方に大きな作業スペースを確保することができる。
請求項4の発明によれば、防塵ネットを複数の山形状に形成することにより、防塵ネットの表面積を増大することができ、この分、防塵ネットの目詰りによる清掃作業の頻度を少なくすることができる。従って、例えば大量の塵埃が発生する作業現場においても、冷却風中の塵埃を防塵ネットによって大量に捕捉することができ、長期に亘って作業機械を稼動させることができる。
請求項5の発明によれば、吸気口から建屋カバー内に吸込まれる冷却風が防塵ネットを通過するときに、この冷却風の一部を通風遮蔽部材が遮ることにより、冷却風によって塵埃に作用する防塵ネットへの押付力を低下させることができる。これにより、防塵ネットに付着した塵埃を自重によって離脱させることができ、塵埃による防塵ネットの目詰りを低減することができる。
請求項6の発明によれば、加振装置によって防塵ネットに振動を与えることにより、この防塵ネットに捕捉された塵埃を振い落すことができる。これにより、塵埃による防塵ネットの目詰りを低減することができ、防塵ネットに対する清掃作業の頻度を大幅に少なくすることができる。
請求項7の発明によれば、走行体上に本体フレームが設けられることにより、該本体フレームに設けられる建屋カバーの地上からの高さ位置が高くなる場合でも、本体フレームの下側に吸気口と防塵ネットとを設けることにより、地上の作業者によって防塵ネットの目詰り具合を容易に確認することができる。また、地上から防塵ネットを容易に取付け、取外しすることができるので、防塵ネットを清掃するときの作業性を高めることができる。
以下、本発明に係る作業機械の実施の形態について木材破砕機を例に挙げ、図1ないし図17を参照しつつ詳細に説明する。
まず、図1ないし図5は本発明の第1の実施の形態を示し、図中、1は自走式の木材破砕機を示している。この木材破砕機1は、例えば森林での間伐作業によって発生する間伐材や抜根、木材の剪定作業によって発生する剪定枝材、木造家屋の解体作業によって発生する廃木材等(破砕対象物)を細かく破砕し、肥料等として再利用可能な小片状の木材チップ(破砕物)を生成するものである。そして、木材破砕機1は、後述の走行体2、本体フレーム7、建屋カバー15、破砕装置27、排出コンベヤ28等により構成されている。
2は自走可能なクローラ式の走行体で、該走行体2は、トラックフレーム3と、該トラックフレーム3に設けられた駆動輪4および遊動輪5と、これら駆動輪4と遊動輪5とに巻回された左,右のクローラ(履帯)6,6とにより大略構成されている。そして、走行体2は、後述の走行レバー23に対する操作に応じて前,後方向への直進走行、左,右方向への旋回走行等を行なうものである。
7は走行体2のトラックフレーム3上に設けられた本体フレームで、該本体フレーム7は、例えば角パイプ等を用いて形成され、強固な支持構造体をなしている。ここで、本体フレーム7は、走行体2上に固定され前,後方向に延びたベースフレーム8と、このベースフレーム8の前,後方向の一側(前側)に設けられた建屋支持フレーム9とにより大略構成されている。
この場合、建屋支持フレーム9は、図3等に示すように、後述する排出コンベヤ28の上方に配置されることにより、地上から高い位置に配置されている。そして、建屋支持フレーム9上には、後述の建屋カバー15等が設けられ、ベースフレーム8の前,後方向の他側には、後述のホッパ24、搬送コンベヤ25、破砕装置27等が設けられる構成となっている。
10は建屋支持フレーム9上に搭載された原動機(エンジン)で、該原動機10は、図2等に示すように、ベースフレーム8の前,後方向の前側に寄った位置に配置され、かつベースフレーム8の左,右方向の中央部に配置されている。また、原動機10は、図2及び図3に示すように、建屋支持フレーム9上にマウント部材11を介して支持され、左,右方向に延びる横置き状態に配置されている。そして、原動機10の右端側には油圧ポンプ12が取付けられ、該油圧ポンプ12は、原動機10によって駆動されることにより、木材破砕機1に搭載された各種油圧アクチュエータに対し作動用の圧油を供給するものである。
13は原動機10の左端側に設けられた冷却ファンで、該冷却ファン13は、原動機10によって回転駆動されるものである。そして、冷却ファン13は、原動機10の作動時に回転駆動されることにより、後述の機器収容室16内に外気(冷却風)を供給するものである。
14は冷却ファン13の左側に配設された熱交換器で、該熱交換器14は、図2等に示すように、ベースフレーム8の前,後方向の前側に寄った位置に配置され、かつベースフレーム8の左,右方向の中央部から左側に寄った位置に配置されている。ここで、熱交換器14は、例えばラジエータ14A、オイルクーラ14B等により構成され、原動機用の冷却水、作動油等の冷却すべき流体の熱交換を行なうものである。そして、熱交換器14は、冷却ファン13と左,右方向で対面した状態で、建屋支持フレーム9上に取付けられている。
ここで、ラジエータ14Aは、原動機10のウォータジャケットに配管を介して接続され、原動機10との間で循環する冷却水の熱を、冷却ファン13によって供給された冷却風中に放熱することにより、この冷却水を冷却するものである。また、オイルクーラ14Bは、木材破砕機1に搭載された各種油圧アクチュエータから作動油タンク(図示せず)へと戻る作動油の熱を冷却風中に放熱することにより、この作動油を冷却するものである。
そして、上述の原動機10、油圧ポンプ12、熱交換器14等は、建屋支持フレーム9上に搭載される搭載機器を構成し、これら原動機10、油圧ポンプ12、熱交換器14等は、後述の機器収容室16内に収容される構成となっている。
15は建屋支持フレーム9上に設けられた建屋カバーで、該建屋カバー15は、ベースフレーム8の前,後方向の前側に配置されている。そして、建屋カバー15は、建屋支持フレーム9に搭載された原動機10、油圧ポンプ12、冷却ファン13、熱交換器14等を収容する機器収容室16を画成するものである。また、建屋カバー15は、原動機10等の作動時に発生する騒音が外部に漏れるのを抑えるものである。
ここで、建屋カバー15は、図2及び図3に示すように、原動機10の前側に立設され左,右方向に延びた前面板15Aと、原動機10を挟んで前面板15Aと前,後方向で対面した後面板15Bと、前面板15Aと後面板15Bの左,右方向の両端側から立上り左,右方向で対面した左側面板15C,右側面板15Dと、これら前面板15A、後面板15B、左,右の側面板15C,15Dの上側を覆う上面板15Eとにより大略構成され、全体として略長方体の箱状に形成されている。
そして、建屋カバー15の右側面板15Dには排気口15Fが設けられ、該排気口15Fは、冷却ファン13により後述の吸気口19を通じて機器収容室16内に冷却風が吸込まれたときに、機器収容室16内の空気を外部に排出するものである。また、建屋カバー15と熱交換器14との間には、例えばスポンジ等からなる仕切材17が設けられ、該仕切材17は、熱交換器14と建屋カバー15との間の隙間を塞ぐことにより、冷却ファン13によって原動機10側に吸込まれた冷却風が、当該隙間を通じて冷却ファン13の上流側へと逆流するのを阻止するものである。
18は建屋支持フレーム9の下端側に設けられたアンダカバーで、該アンダカバー18は、建屋支持フレーム9の下面を構成するものである。ここで、アンダカバー18は薄肉な平板からなり、ボルト等を用いて建屋支持フレーム9の下端部に取付けられ、建屋カバー15によって画成された機器収容室16を下側から閉塞するものである。
19は建屋支持フレーム9の下側に位置してアンダカバー18に設けられた吸気口で、該吸気口19は、機器収容室16内に収容された冷却ファン13により、機器収容室16の外部から内部へと外気(冷却風)を吸込むものである。
従って、原動機10が作動して冷却ファン13が回転すると、図3及び図4中に矢示Fで示すように、吸気口19を通じて建屋支持フレーム9の下側から建屋カバー15の機器収容室16内に外気が吸込まれる。そして、機器収容室16内に吸込まれた外気は、冷却風となって熱交換器14のオイルクーラ14B、ラジエータ14A、原動機10、油圧ポンプ12等を冷却した後、建屋カバー15の右側面板15Dに設けた排気口15Fを通じて外部に排出される構成となっている。
21は建屋支持フレーム9の下側に位置して吸気口19に設けられた防塵ネットで、該防塵ネット21は、ベースフレーム8の前,後方向の前側に配置され、後述する排出コンベヤ28から左側方に離間した位置で、建屋支持フレーム9から下方へと突出して設けられている。そして、防塵ネット21は、吸気口19を覆うことにより、吸気口19を通じて機器収容室16内に吸込まれる冷却風中の塵埃を捕捉するものである。
ここで、防塵ネット21は、図4及び図5等に示すように、吸気口19よりも一回り大きな長方形状の取付枠部21Aと、該取付枠部21Aに固着して設けられた直方体の箱状をなす網部21Bとにより構成されている。そして、防塵ネット21は、取付枠部21Aをボルト等を用いてアンダカバー18の下面に取付けることにより、建屋支持フレーム9の下側で、かつ後述の排出コンベヤ28から左側方に離間した位置に着脱可能に設けられている。
22は建屋カバー15の近傍に位置して建屋支持フレーム9上に設けられた運転台、23は運転台22に配設された走行レバーで、運転台22に乗込んだ作業者が、走行レバー23を操作することにより、走行体2によって木材破砕機1を作業現場まで自走させることができる構成となっている。
24はベースフレーム8の前,後方向の他側(後側)に設けられたホッパで、該ホッパ24は、例えば森林での間伐作業によって発生する間伐材や抜根、木造家屋の解体作業によって発生する廃木材等の破砕すべき木材(破砕対象物)が投入されるものである。ここで、ホッパ24は、上方から斜め下向きに傾斜した左,右の側壁を有し、ホッパ24の下端側は後述の搬送コンベヤ25上に開口している。そして、ホッパ24内には、例えば間伐材、抜根、剪定枝材等の大量の木材が油圧ショベル等(図示せず)を用いて投入され、ホッパ24は、これらの木材を搬送コンベヤ25上に案内するものである。
25はベースフレーム8の前,後方向の後側に位置してホッパ24の下側に設けられた搬送コンベヤで、該搬送コンベヤ25は、ベースフレーム8に沿って前,後方向に延びる無限軌道を形成している。そして、搬送コンベヤ25は、ホッパ24に投入された木材を破砕装置27に向けて連続的に搬送するものである。
26は搬送コンベヤ25の先端部上側に設けられた押付け装置で、該押付け装置26は、搬送コンベヤ25によって搬送される木材を上方から押え込む押付けローラ26Aを有している。そして、押付け装置26は、搬送コンベヤ25と押付けローラ26Aとの間で木材を挟込んだ状態で押付けローラ26Aを回転させることにより、搬送コンベヤ25と協働して木材を破砕装置27に押付けるように供給するものである。
27は原動機10、熱交換器14等の搭載機器とは異なる位置に設けられた破砕装置で、該破砕装置27は、ベースフレーム8の前,後方向の中央部に設けられている。ここで、破砕装置27は、搬送コンベヤ25の先端側に回転可能に配置され、その外周側には複数の破砕刃27Aが突設されている。そして、破砕装置27は、搬送コンベヤ25と押付け装置26とによって供給されてくる木材を各破砕刃27Aによって細かく破砕し、小片状の破砕木材(破砕物)を生成するものである。また、破砕装置27によって破砕された破砕木材は、後述の排出コンベヤ28によって本体フレーム7の外部に排出される構成となっている。
28は破砕装置27の下側から本体フレーム7の外方に突出して設けられた排出コンベヤで、該排出コンベヤ28は、本体フレーム7に沿って前,後方向に延びている。ここで、排出コンベヤ28は、図1ないし図3に示すように、後端側がベースフレーム8の下側に配置され前端側が建屋支持フレーム9から斜め上向きに延びたコンベヤフレーム28Aと、コンベヤフレーム28Aの前端側に設けられた駆動ローラ28Bと後端側に設けられた従動ローラ28Cとに巻装されたベルト28Dと、該ベルト28Dを周回駆動させるモータ28Eとにより大略構成されている。そして、排出コンベヤ28は、破砕装置27によって破砕された破砕木材(破砕物)をベルト28D上に受取り、この破砕木材を図1中の矢示A方向に搬送することにより、この破砕木材を本体フレーム7の外部に排出するものである。
本実施の形態による木材破砕機1は上述の如き構成を有するもので、この木材破砕機1を用いて木材を破砕する場合には、まず、木材破砕機1のホッパ24内に、油圧ショベル等(図示せず)を用いて破砕すべき木材を投入する。これにより、ホッパ24内に投入された木材は、搬送コンベヤ25によって破砕装置27へと搬送される。
そして、搬送コンベヤ25の先端側まで搬送された木材は、押付け装置26の押付けローラ26Aと搬送コンベヤ25との間に挟込まれ、回転する破砕装置27に押付けられる。これにより、破砕装置27の外周側に設けられた各破砕刃27Aによって木材が破砕され、小片状の破砕木材が連続的に生成される。
このようにして、破砕装置27によって破砕された破砕木材は、排出コンベヤ28のベルト28D上に落下した後、コンベヤフレーム28Aに沿って周回するベルト28Dによって搬送され、駆動ローラ28Bの位置から本体フレーム7の外部へと排出される。
ここで、木材破砕機1の稼動時には、原動機10の作動に伴って冷却ファン13が回転し、図3及び図4中に矢示Fで示すように、吸気口19を通じて建屋支持フレーム9の下側から建屋カバー15の機器収容室16内に外気が吸込まれる。そして、機器収容室16内に吸込まれた外気は、冷却風となって熱交換器14のオイルクーラ14B、ラジエータ14A、原動機10、油圧ポンプ12等を冷却した後、建屋カバー15の右側面板15Dに設けた排気口15Fを通じて外部に排出される。
この場合、吸気口19は、建屋支持フレーム9の下側に設けた防塵ネット21によって覆われているので、吸気口19を通じて機器収容室16内に吸込まれる冷却風中に、木材の破砕作業に伴う塵埃が混入していたとしても、この冷却風中の塵埃を、防塵ネット21の網部21Bによって捕捉することができる。
これにより、熱交換器14、原動機10、油圧ポンプ12等の表面に塵埃が付着するのを防止できるので、熱交換器14、原動機10、油圧ポンプ12等の放熱を促進し、冷却効果を高めることができる。
ここで、木材破砕機1の周囲には木材の破砕作業に伴う大量の塵埃が発生するため、防塵ネット21(網部21B)に捕捉された塵埃の量を常に確認し、防塵ネット21が目詰りを生じた場合には、この防塵ネット21を迅速に清掃する必要がある。
これに対し、本実施の形態では、建屋支持フレーム9の下側に、吸気口19と該吸気口19を覆う防塵ネット21とを設けているので、建屋支持フレーム9上に設けられた建屋カバー15の地上高さが高い場合でも、地上の作業者によって防塵ネット21の目詰り具合を容易に確認することができる。このため、防塵ネット21の目詰り具合を的確に判断して当該防塵ネット21を適宜に清掃することにより、機器収容室16内に供給された冷却風による熱交換器14、原動機10、油圧ポンプ12の冷却効果を適正に保つことができる。
しかも、防塵ネット21は、排出コンベヤ28の左側方に離間した位置に設けられているので、作業者は、排出コンベヤ28に邪魔されることなく防塵ネット21を目視できるので、防塵ネット21への塵埃の付着具合を的確に判断することができる。
また、目詰りした防塵ネット21を清掃する場合には、作業者は、排出コンベヤ28の左側方から防塵ネット21を容易に取外すことができるので、この防塵ネット21を清掃するときの作業性を高めることができる。
さらに、目詰りした防塵ネット21を清掃する場合には、作業者は、建屋カバー15に上ることなく、地上から防塵ネット21を容易に取外すことができるので、この防塵ネット21を清掃するときの作業性、安全性を高めることができる。
次に、図6ないし図8は本発明の第2の実施の形態を示し、本実施の形態の特徴は、防塵ネットを複数の山形状に形成したことにある。なお、本実施の形態では、上述した第1の実施の形態と同一の構成要素に同一符号を付し、その説明を省略するものとする。
図中、31は建屋支持フレーム9の下側に設けられた本実施の形態による防塵ネットで、該防塵ネット31は、第1の実施の形態による防塵ネット21に代えて本実施の形態に用いたものである。そして、防塵ネット31は、アンダカバー18に設けられた吸気口19を覆った状態で、建屋支持フレーム9から下方へと突出して設けられ、吸気口19を通じて建屋カバー15の機器収容室16内に吸込まれる冷却風中の塵埃を捕捉するものである。
ここで、防塵ネット31は、吸気口19よりも一回り大きな長方形状の取付枠部31Aと、左,右方向で対をなし取付枠部31Aから下方に向けて突出した三角形状の複数(例えば、3対)の側板部31B,31B,…と、該各側板部31Bの外周縁に沿って複数の山形状に形成された網部31Cとにより構成されている。
そして、防塵ネット31は、取付枠部31Aをボルト等を用いてアンダカバー18の下面に取付けることにより、建屋支持フレーム9の下側で、かつ排出コンベヤ28から左側方に離間した位置に着脱可能に設けられている。
本実施の形態による防塵ネット31は、上述の如く山形状に形成されたもので、地上の作業者によって防塵ネット31の目詰り具合を容易に確認することができ、かつ、目詰りした防塵ネット31を清掃するときの作業性、安全性を高めるという基本的作用については、第1の実施の形態によるものと格別差異はない。
然るに、本実施の形態によれば、防塵ネット31を複数の山形状に形成することにより、その表面積を増大することができるので、この分、防塵ネット31の目詰りによる清掃作業の頻度を少なくすることができる。従って、例えば大量の塵埃が発生する作業現場においても、冷却風中の塵埃を防塵ネット31によって大量に捕捉することができ、長期に亘って木材破砕機を稼動させることができる。
しかも、防塵ネット21は、排出コンベヤ28の左側方に離間した位置に設けられているので、作業者は、排出コンベヤ28に邪魔されることなく防塵ネット21を目視できるので、防塵ネット21への塵埃の付着具合を的確に判断することができる。
また、目詰りした防塵ネット21を清掃する場合には、作業者は、排出コンベヤ28の左側方から防塵ネット21を容易に取外すことができるので、この防塵ネット21を清掃するときの作業性を高めることができる。
次に、図9及び図10は本発明の第3の実施の形態を示し、本実施の形態の特徴は、防塵ネットを建屋支持フレームから機器収容室内へと上向きに突出して設けたことにある。なお、本実施の形態では、上述した第1の実施の形態と同一の構成要素に同一符号を付し、その説明を省略するものとする。
図中、41は本実施の形態による防塵ネットで、該防塵ネット41は、第1の実施の形態による防塵ネット21に代えて本実施の形態に用いたものである。そして、防塵ネット41は、アンダカバー18に設けられた吸気口19を覆った状態で、建屋支持フレーム9から建屋カバー15の機器収容室16内へと上向きに突出して設けられ、吸気口19を通じて機器収容室16内に吸込まれる冷却風中の塵埃を捕捉するものである。
ここで、防塵ネット41は、長方形状の取付枠部41Aと、取付枠部41Aから上方に向けて突出した三角形状の複数(例えば、3対)の側板部41Bと、該各側板部41Bの外周縁に沿って複数の山形状に形成された網部41Cとにより構成されている。そして、防塵ネット41は、取付枠部41Aをボルト等を用いてアンダカバー18の下面に取付けることにより、各側板部41Bと網部41Cとが機器収容室16内へと突出している。
本実施の形態による防塵ネット41は、建屋支持フレーム9から建屋カバー15の機器収容室16内へと上向きに突出する構成としたもので、その基本的作用については、第1の実施の形態によるものと格別差異はない。
然るに、本実施の形態によれば、防塵ネット41を機器収容室16内に突出させることにより、建屋支持フレーム9の下方に防塵ネット41が突出することがなくなり、例えば排出コンベヤ28の点検作業を行う場合等において、建屋支持フレーム9の下方に大きな作業スペースを確保することができるので、この点検作業の作業性を高めることができる。
次に、図11及び図12は本発明の第4の実施の形態を示し、本実施の形態の特徴は、防塵ネットに通風遮蔽部材を設け、防塵ネットを通過して機器収容室内に吸込まれる冷却風の一部を通風遮蔽部材によって遮る構成としたことにある。なお、本実施の形態では、上述した第1の実施の形態と同一の構成要素に同一符号を付し、その説明を省略するものとする。
図中、51は本実施の形態による防塵ネットで、該防塵ネット51は、アンダカバー18に設けられた吸気口19を覆った状態で、建屋支持フレーム9から下方へと突出して設けられ、吸気口19を通じて建屋カバー15の機器収容室16内に吸込まれる冷却風中の塵埃を捕捉するものである。
ここで、防塵ネット51は、環状の取付枠部51Aと、該取付枠部51Aから下方に延びた複数本の縦枠部51Bと、該各縦枠部51Bの下端部に固着された円形状の底板部51Cと、各縦枠部51Bの外周側に巻付くように設けられた円筒状の網部51Dとにより構成され、底板部51Cの中心部には、後述するモータ55の出力軸55Aが挿通される軸挿通孔51Eが穿設されている。そして、防塵ネット51は、取付枠部51Aをアンダカバー18の下面に取付けることにより、建屋支持フレーム9から下方に突出して設けられ、この防塵ネット51には、後述の通風遮蔽部材52が設けられている。
52は防塵ネット51に設けられた通風遮蔽部材で、該通風遮蔽部材52は、吸気口19から機器収容室16内に吸込まれる冷却風が防塵ネット51を通過するときに、この冷却風の一部を遮ることにより、冷却風によって塵埃に作用する防塵ネット51への押付力を低下させ、防塵ネット51に付着した塵埃を自重によって離脱させるものである。
ここで、通風遮蔽部材52は、扇形の断面形状をもって上,下方向に延び、防塵ネット51の網部51D内に配置された遮蔽体53と、該遮蔽体53の扇の要部を上,下方向に延び、下端側が防塵ネット51(底板部51C)の軸挿通孔51Eに挿通された回転軸54と、防塵ネット51の底板部51Cに取付けられ、出力軸55Aが回転軸54の下端側に接続されたモータ55とにより大略構成されている。
そして、モータ55を回転させることにより、遮蔽体53は、その外周面53Aを防塵ネット51の網部51Dに対面させた状態で、回転軸54を中心として網部51D内を回転または揺動する。これにより、吸気口19から機器収容室16内に吸込まれる冷却風が防塵ネット51の網部51Dを通過するときに、この冷却風の一部が遮蔽体53によって遮られる。この結果、網部51Dのうち遮蔽体53の外周面53Aが対面した部位では、冷却風の流れが大幅に低下するので、当該部位に付着した塵埃に作用する冷却風からの押付力も低下し、防塵ネット51に付着した塵埃を自重によって離脱させることができる構成となっている。
本実施の形態による防塵ネット51は、上述の如き通風遮蔽部材52を設けたもので、その基本的作用については第1の実施の形態によるものと格別差異はない。
然るに、本実施の形態によれば、吸気口19から機器収容室16内に吸込まれる冷却風が防塵ネット51を通過するときに、この冷却風の一部を通風遮蔽部材52が遮ることにより、冷却風によって塵埃に作用する防塵ネット51への押付力を低下させ、塵埃を自重によって防塵ネット51から離脱させることができる。これにより、塵埃による防塵ネット51の目詰りを低減することができ、防塵ネット51に対する清掃作業の頻度を大幅に少なくすることができる。
次に、図13及び図14は本発明の第5の実施の形態を示し、本実施の形態の特徴は、防塵ネットに付着した塵埃を振動によって除去するための加振装置を設けたことにある。なお、本実施の形態では、上述した第1の実施の形態と同一の構成要素に同一符号を付し、その説明を省略するものとする。
図中、61は本実施の形態による防塵ネットで、該防塵ネット61は、アンダカバー18に設けられた吸気口19を覆った状態で、建屋支持フレーム9から下方へと突出して設けられ、吸気口19を通じて機器収容室16内に吸込まれる冷却風中の塵埃を捕捉するものである。
ここで、防塵ネット61は、上述した第2の実施の形態による防塵ネット31と同様に、長方形状の取付枠部61Aと、該取付枠部61Aから下方に向けて突出した三角形状の複数(例えば、3対)の側板部61Bと、該各側板部61Bの外周縁に沿って複数の山形状に形成された網部61Cとにより構成されている。そして、防塵ネット61は、取付枠部61Aをアンダカバー18の下面に取付けることにより、各側板部61Bと網部61Cとが建屋支持フレーム9から下方に突出して設けられ、各側板部61Bのうち一の側板部61Bには、後述の加振装置62が設けられている。
62は防塵ネット61の側板部61Bに設けられた加振装置で、該加振装置62は、防塵ネット61に振動を与えることにより当該防塵ネット61に付着した塵埃を除去するものである。ここで、加振装置62は、防塵ネット61の側板部61Bに固着されたブラケット63と、該ブラケット63に取付けられたモータ64と、該モータ64の出力軸64Aの両端部にその軸中心から偏心した状態で取付けられた扇状の偏心ウエイト65,65とにより大略構成されている。
そして、モータ64の出力軸64Aを回転させると、偏心ウエイト65の重心が出力軸64Aの軸中心から偏心しているため、偏心ウエイト65の回転によって振動が発生し、この振動がブラケット63を通じて防塵ネット61に伝達されることにより、防塵ネット61の網部61C等に付着した塵埃を振い落すことができる構成となっている。
本実施の形態による防塵ネット61は、上述の如き加振装置62を設けたもので、その基本的作用については第1の実施の形態によるものと格別差異はない。
然るに、本実施の形態によれば、加振装置62によって防塵ネット61に振動を与えることにより、この防塵ネット61に捕捉された塵埃を振い落すことができる。これにより、塵埃による防塵ネット61の目詰りを低減することができ、防塵ネット61に対する清掃作業の頻度を大幅に少なくすることができる。
なお、上述した各実施の形態では、建屋カバー15の機器収容室16内に冷却風を供給するため、原動機10によって回転駆動される冷却ファン13を用いた場合を例示している。しかし、本発明はこれに限るものではなく、例えば図15に示す第1の変形例のように、原動機10と熱交換器14との間に、油圧モータまたは電動モータによって駆動されるモータ式の冷却ファン71を設け、この冷却ファン71によって機器収容室16内に冷却風を供給する構成としてもよい。
また、例えば図16に示す第2の変形例のように、熱交換器14を挟んで原動機10とは反対側にモータ式の冷却ファン71を設け、この冷却ファン71によって機器収容室16内に冷却風を供給する構成としてもよい。
また、上述した各実施の形態では、排出コンベヤを備えた作業機械として木材破砕機を例示している。しかし、本発明はこれに限るものではなく、例えば図17に示す第3の変形例のように、コンクリート塊等の建築廃材を破砕するジョークラッシャ(破砕機)81に適用してもよい。即ち、走行体82、本体フレーム83、建屋カバー84、破砕装置85、排出コンベヤ86等を備えたジョークラッシャ81において、本体フレーム83の下側に、吸気口(図示せず)と該吸気口を覆う防塵ネット87とを設ける構成としてもよい。
また、本発明は木材を破砕する木材破砕機、コンクリート塊等を破砕するジョークラッシャに限らず、例えば汚泥等の土質を改良する土質改良機等の排出コンベヤを備えた作業機械に広く適用することができる。
さらに、上述した各実施の形態では、自走可能なクローラ式の走行体を有する木材破砕機を例に挙げて説明している。しかし、本発明はこれに限らず、例えばホイール式の走行体を備えた木材破砕機に適用してもよく、さらに、トレーラ等によって牽引される非自走式の木材破砕機に適用してもよいものである。
本発明の第1の実施の形態が適用された木材破砕機を示す正面図である。 木材破砕機を示す平面図である。 建屋カバー、防塵ネット、排出コンベヤ等を図1中の矢示III−III方向からみた断面図である。 図3中の建屋カバー、吸気口、防塵ネット等を拡大して示す拡大断面図である。 防塵ネットを単体で示す斜視図である。 第2の実施の形態が適用された木材破砕機を示す正面図である。 第2の実施の形態による建屋カバー、吸気口、防塵ネット等を図4と同様位置で示す拡大断面図である。 防塵ネットを単体で示す斜視図である。 第3の実施の形態による建屋カバー、吸気口、防塵ネット等を図4と同様位置で示す拡大断面図である。 防塵ネットを単体で示す斜視図である。 第4の実施の形態による建屋カバー、吸気口、防塵ネット、通風遮蔽部材等を図4と同様位置で示す拡大断面図である。 防塵ネット、通風遮蔽部材を示す分解斜視図である。 第5の実施の形態による建屋カバー、吸気口、防塵ネット、加振装置等を図4と同様位置で示す拡大断面図である。 防塵ネット、加振装置を示す斜視図である。 冷却ファンに係る第1の変形例を示す図4と同様な拡大断面図である。 冷却ファンに係る第2の変形例を示す図4と同様な拡大断面図である。 本発明を破砕機に適用した第3の変形例を示す正面図である。
符号の説明
1 木材破砕機(作業機械)
2,82 走行体
7,83 本体フレーム
9 建屋支持フレーム
10 原動機(搭載機器)
13,71 冷却ファン
14 熱交換器(搭載機器)
15 建屋カバー
16 機器収容室
18 アンダカバー
19 吸気口
21,31,41,51,61,87 防塵ネット
27,85 破砕装置
28,86 排出コンベヤ
52 通風遮蔽部材
53 遮蔽体
54 回転軸
55 モータ
62 加振装置
64 モータ
65 偏心ウエイト
81 ジョークラッシャ(作業機械)

Claims (7)

  1. 支持構造体をなす本体フレームと、該本体フレームに搭載された原動機及び熱交換器を含む搭載機器と、前記本体フレームに設けられ該搭載機器を収容する機器収容室を画成する建屋カバーと、該建屋カバー内に冷却風を供給する冷却ファンと、前記搭載機器とは異なる位置で前記本体フレームに設けられ破砕対象物を破砕する破砕装置と、該破砕装置の下側から前記本体フレームの外方に突出して設けられ該破砕装置によって破砕された破砕物を外部へ排出する排出コンベヤとを備えてなる作業機械において、
    前記本体フレームの下側には、前記冷却ファンによる冷却風を前記機器収容室内に吸込む吸気口を設け、該吸気口には前記機器収容室内に吸込まれる冷却風中の塵埃を捕捉する防塵ネットを設ける構成としたことを特徴とする作業機械。
  2. 前記防塵ネットは、前記排出コンベヤの側方でかつ前記本体フレームの下側に設ける構成としてなる請求項1に記載の作業機械。
  3. 前記防塵ネットは、前記本体フレームから下方へと突出し、または前記本体フレームから前記機器収容室内へと上向きに突出して設ける構成としてなる請求項1または2に記載の作業機械。
  4. 前記防塵ネットは、複数の山形状に形成してなる請求項1,2または3に記載の作業機械。
  5. 前記防塵ネットには、該防塵ネットを通過して前記機器収容室内に吸込まれる冷却風の一部を遮ることにより付着した塵埃を離脱させる通風遮蔽部材を設ける構成としてなる請求項1,2,3または4に記載の作業機械。
  6. 前記防塵ネットには、該防塵ネットに付着した塵埃を振動によって除去するための加振装置を設ける構成としてなる請求項1,2,3または4に記載の作業機械。
  7. 自走可能な走行体と、該走行体上に設けられ前,後方向に延びる本体フレームと、該本体フレームの前,後方向の一側に設けられ原動機及び熱交換器を含む搭載機器を収容する機器収容室を画成する建屋カバーと、該建屋カバー内に冷却風を供給する冷却ファンと、前記本体フレームの前,後方向の他側に設けられ破砕対象物が投入されるホッパと、該ホッパと前記建屋カバーとの間に位置して前記本体フレームに設けられ破砕対象物を破砕する破砕装置と、該破砕装置の下側から前記本体フレームの外方に突出して設けられ該破砕装置によって破砕された破砕物を外部へ排出する排出コンベヤとを備えてなる作業機械において、
    前記本体フレームの下側でかつ前記排出コンベヤの側方には、前記冷却ファンによる冷却風を前記機器収容室内に吸込む吸気口を設け、該吸気口には前記機器収容室内に吸込まれる冷却風中の塵埃を捕捉する防塵ネットを設ける構成としたことを特徴とする作業機械。
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