JP2008180620A - 信号変換装置 - Google Patents

信号変換装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008180620A
JP2008180620A JP2007014627A JP2007014627A JP2008180620A JP 2008180620 A JP2008180620 A JP 2008180620A JP 2007014627 A JP2007014627 A JP 2007014627A JP 2007014627 A JP2007014627 A JP 2007014627A JP 2008180620 A JP2008180620 A JP 2008180620A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
time
envelope
waveform signal
waveform
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007014627A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5001664B2 (ja
Inventor
Mutsumi Tsuboyama
睦 坪山
Yasuhiko Nishimura
靖彦 西村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Ono Sokki Co Ltd
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Ono Sokki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp, Ono Sokki Co Ltd filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2007014627A priority Critical patent/JP5001664B2/ja
Publication of JP2008180620A publication Critical patent/JP2008180620A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5001664B2 publication Critical patent/JP5001664B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract


【課題】騒音や振動を構成する信号成分のうち、時間変動する信号成分の振幅や周期の変更を自在に行なうことができる信号変換装置を提供する。
【解決手段】周波数フィルタで原時間波形信号から解析を行ないたい周波数帯域を取り出して第1の時間信号波形Aを生成する。第1の時間信号波形Aから第1の時間信号波形のエンベロープを表す第1のエンペロープ波形信号Bを生成し、エンベロープ調整部13で振幅の増減などを図って第2のエンベロープ波形信号Dを生成する。一方第1の時間信号波形Aと第1のエンベロープ波形信号Bとを用いて第1の時間波形演算部12で第1の時間波形信号の振幅が時間的に一定の振幅に変換されてなる第2の時間波形信号Cを生成して上記第2のエンベロープ波形信号Dとその第2の時間波形信号Cとを乗算して時間変動する変動成分の内容が変更された第3の時間波形信号Eを得る。
【選択図】 図1

Description

本発明は、振動や騒音を解析するのに用いられる信号変換装置に関する。
製造メーカにおいては、製品を使用する際の騒音や振動がユーザに不快感を与えることのないように、その製品を出荷する前に騒音解析や振動解析を行なって騒音や振動が抑制された製品を市場に投入するよう努めている。上記騒音解析や上記振動解析を行なうにあたっては信号変換装置と呼ばれるものを用いることがあり、この信号変換装置を用いると、騒音や振動の状態を解析的に検証して効果的な対策を施すことができる(例えば特許文献1参照)。
このような信号変換装置の中には、周波数軸が多数に分割され分割された周波数軸上の周波数領域ごとに設けられている周波数フィルタと、各周波数フィルタで分割された各周波数帯域ごとの信号成分の振幅を個別に調整する周波数フィルタ数と同一数の操作子とそれらの操作子のうちの少なくとも一つが調整された後の信号成分とその他の信号成分とを合成して出力する合成部とが備えられているものがある。
このような信号変換装置によれば、例えばエンジンから発せられた騒音やエンジンが動作したことにより発生する振動を表す原時間波形信号が上記信号変換装置に入力されまず入力された騒音を表わす信号や振動を表わす信号が上記周波数フィルタで周波数帯域ごとの信号成分に分解され、さらに上記操作子のうちの少なくとも一つが調整されることにより分解された信号成分のうちの少なくとも一つの信号成分の振幅が調整され、さらに調整された信号成分と調整されずにそのまま周波数フィルタを通過した信号成分とが合成部で合成されて別の騒音を表わす合成信号や別の振動を表わす合成信号が出力される。
この別の騒音を表わす合成信号や新たな振動を表わす合成信号が出力されたときには、試験者によって、エンジンから発せられている騒音とは異なる音やエンジンの動作により生じている振動とは別の騒音や振動の状態がスピーカから発せられる音や表示画面上の表示により確認される。こうして解析の対象(つまり騒音や振動の主たる構成要素となる周波数帯)の周波数帯域の振幅を調整することで騒音の状態や振動の状態を変化させながら解析的に騒音や振動を検証することができると、騒音や振動に対して効果的な対策を施すことが可能となる。
しかし、例えばエンジンから発せられている騒音やエンジンが動作しているときの振動においては、周期的に時間変動する変動成分が含まれていることが多い。この周期的に時間変動する変動成分については、上記信号変換装置が備える周波数フィルタでは分離し切れない。
特開2001−311659号公報
本発明は、上記事情に鑑みて、騒音や振動を構成する信号成分のうち、時間変動する変動成分の振幅や周期の変更を自在に行なうことができる信号変換装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の信号変換装置は、第1の時間波形信号に基づいて、その第1の時間波形信号のエンベロープを表わす第1のエンベロープ波形信号を生成するエンベロープ抽出部と、
上記第1の時間波形信号と上記エンベロープ抽出部で生成された第1のエンベロープ波形信号とを用いて、上記第1の時間波形信号の振幅が時間的に一定の振幅に変換されてなる第2の時間波形信号を生成する第1の時間波形演算部とを備えたことを特徴とする。
上記本発明の信号変換装置によれば、上記エンベロープ抽出部によって上記第1の時間波形信号に基づいてその第1の時間波形信号のエンベロープを表わす第1のエンベロープ波形信号が抽出される。この第1のエンベロープ波形信号は、騒音や振動の中の変動成分の時間波形信号に該当する。また、上記第1の時間波形演算部によっては、その変動成分の時間波形以外の上記第2の時間波形信号が生成される。
つまり、本発明の信号変換装置によれば、上記第1の時間波形演算部と上記エンベロープ抽出とによって、上記第1の時間波形信号が、その第1の時間波形信号の振幅が時間的に一定の振幅に変換されてなる第2の時間波形信号とその第1の時間波形信号の変動成分を表わす第1のエンベロープ信号とに分離される。
例えば上記エンベロープ抽出部で抽出された上記第1のエンベロープ波形信号の振幅や周期を操作子等で変更することができる構成にすると、時間変動する変動成分の振幅や周期の変更を自在に行なうことができる信号変換装置が実現する。
ここで、上記エンベロープ抽出部は、上記エンベロープ波形信号をヒルベルト変換により生成するものであることが好ましい。
上記周波数フィルタをプロセッサからなるデジタルフィルタで構成した場合には、上記エンベロープ抽出部にヒルベルト変換を用いると、すべてをプロセッサ内に構成することができる。
また、上記第1の時間波形演算部は、上記第1の時間波形信号を上記エンベロープ抽出部で生成されたエンベロープ波形信号で除算することにより上記第2の時間波形信号を生成するものであることが好ましい。
上述したように当該信号変換装置をプロセッサで構成すると、デジタルフィルタの他に除算などの四則演算回路も自在にプロセッサ内部に構成することができる。その除算回路を使って上記第1の時間波形信号を上記エンベロープ波形信号で除算すると、時間変動成分が取り除かれて、騒音や振動を構成する多数の信号成分のうち、その時間変動成分を除く信号成分が得られる。
ここで上記第1の時間波形演算部で生成された第2の時間波形信号と、所望の時間変動成分を含む第2のエンベロープ波形信号とを用いて、上記第2の時間波形信号に上記時間変動成分に応じて時間変動する振幅が付与されてなる第3の時間波形信号を生成する第2の時間波形演算部をさらに備えると良い。
上記第2の時間波形演算部で上記第3の時間波形信号を生成するにあたっては、
上記第2の時間波形演算部が、上記第1の時間波形演算部で生成された第2の時間波形信号に上記第2のエンベロープ波形信号を乗算することにより上記第3の時間波形信号を生成すると良く、
また上記第2のエンベロープ信号を生成するにあたっては、
上記エンベロープ抽出部で生成された第1のエンベロープ波形信号から所望の時間変動成分を抽出することにより第2のエンベロープ波形信号を生成するエンベロープ調整部を備えていると良い。
そうすると、上記エンベロープ調整部で上記エンベロープ抽出部で生成された第1のエンベロープ波形信号から所望の時間変動成分のみが抽出されて上記第2のエンベロープ波形信号が生成され、その第2のエンベロープ波形と上記第2の時間波形信号とが上記時間波形演算部で乗算されて、当該信号変換装置に入力された騒音や振動のうち、時間変動する変動成分の内容が変更された第3の時間波形が生成される。
なお上記エンベロープ調整部は、上記エンベロープ抽出部で生成された第1のエンベロープ波形信号から所望の周波数帯域の変動成分と直流成分を抽出することにより上記第2のエンベロープ波形信号を生成するものであることが好ましい。
上述したように上記エンベロープ調整部をプロセッサ内に構成した場合には、所望の周波数帯域の変動成分を抽出するにあたって直流成分を基準としてその直流成分からの偏差を用いて所望の周波数帯域の変動成分を抽出する構成にしておくと処理を行ない易い。
また原時間波形信号から所望の周波数帯域成分を抽出することにより上記第1の時間波形信号を生成する第1の周波数フィルタを備えるとともに、
上記第1の時間波形演算部の後段であって上記第2の時間波形演算部の前段に、上記第1の周波数フィルタと同等の周波数特性を有する第2の周波数フィルタを備えたことを特徴とする。
そうすると、解析対象とする周波数帯域成分のみに所定の処理を施すことができる。
以上、説明したように、騒音や振動を構成する信号成分のうち、時間変動する信号成分の振幅や周期の変更を自在に行なうことができる信号変換装置が実現する。
以下図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の一実施形態である信号変換装置1の構成を示す図である。
図1の信号変換装置1は、例えばパーソナルコンピュータ等のCPU(プロセッサ)を備えた装置で構成されるものであり、その場合にはパーソナルコンピュータが備えるCPUが実行する処理の手順を示すプログラムで各構成要素が構成される。
図1の信号変換装置1内には、そのプログラムで構成された、第1の時間波形信号に基づいて、その第1の時間波形信号のエンベロープを表わす第1のエンベロープ波形信号を生成するエンベロープ抽出部11と、第1の時間波形信号とエンベロープ抽出部11で生成された第1のエンベロープ波形信号とを用いて、第1の時間波形信号の振幅が時間的に一定の振幅に変換されてなる第2の時間波形信号を生成する第1の時間波形演算部12とを備えている。
上記エンベロープ抽出部11は、エンベロープ波形信号をヒルベルト変換により生成するものであり、また第1の時間波形演算部12は、第1の時間波形信号をエンベロープ抽出部で生成されたエンベロープ波形信号で除算することにより第2の時間波形信号を生成するものである。図1には各部から出力された信号が異なるものであることを示すために符号A、符号B、符号C、符号C´、符号D、符号Eがそれぞれ示されている。
さらに本発明の信号変換装置1は、第1の時間波形演算部12で生成された第2の時間波形信号と、所望の時間変動成分を含む第2のエンベロープ波形信号とを用いて、第2の時間波形信号に時間変動成分に応じて時間変動する振幅が付与されてなる第3の時間波形信号を生成する第2の時間波形演算部15をさらに備えており、その第2の時間波形演算部15は、第1の時間波形演算部12で生成された第2の時間波形信号に第2のエンベロープ波形信号を乗算することにより第3の時間波形信号を生成するものである。
また本発明の信号変換装置1は上記エンベロープ抽出部11で生成された第1のエンベロープ波形信号から所望の時間変動成分を抽出することにより第2のエンベロープ波形信号を生成するエンベロープ調整部13を備えていて、このエンベロープ調整部13は、エンベロープ抽出部11で生成された第1のエンベロープ波形信号から所望の周波数帯域の変動成分と直流成分を抽出することにより第2のエンベロープ波形信号を生成するものである。このエンベロープ調整部13が備えられていると、そのエンベロープ調整部13によってエンベロープの振幅や周期が所望のものに変更される。
さらに本発明の信号変換装置1は、解析対象となる周波数帯を指定するために、原時間波形信号から所望の周波数帯式成分を抽出することにより第1の時間波形信号を生成する第1の周波数フィルタ10を備えるとともに、第1の時間波形演算部12の後段であって第2の時間波形演算部15の前段に、第1の周波数フィルタ10と同等の周波数特性の第2の周波数フィルタ14を備えている。
入力側に該当する上方から出力側に該当する下方に向けて図1を参照しながら信号変換装置1の動作を説明していく。
まず、原時間波形信号例えばエンジンの騒音を表わす時間波形信号が点線で囲まれた信号変換装置1に入力されると、まず第1の周波数フィルタ10によって周波数軸上の多数の周波数帯域ごとに信号が分割され、対象とする周波数帯域のみの信号成分からなる第1の時間波形信号Aが得られる。
この第1の時間波形信号Aは、エンベロープ抽出部11と第1の時間波形演算部12との双方に供給される。
一方のエンベロープ抽出部11では、その第1の時間波形信号の供給を受けてヒルベルト変換が行なわれて第1の時間波形信号のエンベロープを表わす第1のエンベロープ波形信号Bが生成され、生成された第1のエンベロープ波形信号Bが後段のエンベロープ調整部13と上記第1の時間演算部12との双方に供給される。
他方の第1の時間波形演算部12では、第1の時間波形信号Aと第1のエンベロープ波形信号Bとの双方の供給を受けて第1の時間波形信号Aを被除数、第1のエンベロープ波形信号Bを除数として除算が行なわれて、時間的に一定の振幅の第2の時間波形信号Cが生成される。なお、この例では、解析信号の純度を高めるために、上記第1の周波数フィルタ10と同等の周波数特性を持つ第2の周波数フィルタ14を上記第2の時間波形演算部12の後段に設けてその第2の周波数フィルタ14で第2の時間波形信号の波形を整えて後段の第2の時間波形演算部15に第2の時間信号波形を供給する構成としている。
またエンベロープ調整部13では、第1のエンベロープ波形信号を受けて、その第1のエンベロープ波形信号から所望の時間変動成分を抽出することにより第2のエンベロープ波形信号が生成される。こうして第1のエンベローブ波形信号から第2のエンベロープ波形信号が生成されると、原時間信号波形のエンベロープを表わす第1のエンベロープ波形信号が持つ周波数帯域が相対的に広い帯域に亘って広がっているときには、所望の帯域の信号成分のみを抽出して第2のエンベロープ信号を生成し生成した第2のエンベロープ信号に変更を加えることができるので、時間変動成分の振幅の変更を行なうことができるばかりでなく、抽出する帯域を変更することで時間変動成分の周期を変更することもできる。
なおこの例では、エンベロープ調整部13で、処理の都合上、エンベロープ抽出部11で生成された第1のエンベロープ波形信号Bから所望の変動成分の周波数帯域の信号成分と直流成分を抽出することにより第2のエンベロープ波形信号Dを生成している。こうして、第2のエンベロープ波形信号Dと、信号の純度が高められた上記第2の時間波形信号C´とが乗算されて第3の時間信号波形Eが生成される。
最後に解析対象以外の周波数帯域の信号成分すべてが加算部16で加算されて変動成分の内容が変更された時間波形信号が出力される。
ここでユーザが本発明の信号変換装置1が備える第1の周波数フィルタに、原時間信号波形から解析対象とする周波数帯域の信号成分を抽出させたり、エンベロープ調整部に所望の周波数帯域の信号成分を抽出させたりするにあたっては、例えば信号変換装置1を構成するパーソナルコンピュータが備える表示画面上に、それぞれの周波数帯域を入力することができるように入力用ボックス等を作成しておいて、ユーザにその入力ボックスから数値を入力させる構成にしておくと良い。また、第3の時間波形信号Eが出力されたときにはその結果をパーソナルコンピュータが備える表示画面上に表示させる構成にしておくと、その表示画面を見て入力する数値を変更しながら解析結果を表示画面上で確認することができるようになるので、ユーザにとっては使い勝手の良い信号変換装置になる。
図2を参照して、図1の信号変換装置1が備える各部で処理が実行された後の波形の状態の変化を説明する。
図2は、図1の信号変換装置1が備える各部から出力された時間信号波形の状態の変化を説明する図である。
図2(a)には、第1の周波数フィルタから出力された第1の時間信号波形Aが示されており、図2(b)には、第1の時間波形演算部から出力された第2の時間信号波形Cが示されており、図2(c)には、第3の時間信号波形Eが示されている。
図2(a)に示す波形は、解析対象とする所定の周波数帯を帯域として持つ周波数フィルタから出力された信号波形であり、時間変動が所定の周期で生じている。
従来においては、この時間信号波形の時間変動の周期や振幅の増減を行なうことができなかったが、図1の信号変換装置1では、変動成分と他の信号成分とを分離することで、変動成分の振幅や周期の変更を可能ならしめている。
この例では図1のエンベロープ調整部13で、エンベロープ波形の振幅の増加を図って、第2の時間信号波形C´と乗算することで、図2(c)の信号波形を得ている。
第2の時間信号波形C´は、原信号を構成する信号成分のうちの時間変動成分が除外された信号の時間信号波形になるので、その第2の時間信号波形C´に、振幅の増加が図られた第2のエンベロープ波形信号が乗算されると、この信号変換装置に入力された原時間波形信号のうちの時間変動成分のみが変更された信号が得られる。
なお、図1では、振幅を増加させた場合の例を示したが、当然のことながら振幅を減少させることもできる。
また、図1の説明においては、エンベロープ抽出部11で抽出した変動成分の振幅や周期を調整する構成を説明したが、第1の時間波形演算部12で第1の時間波形信号Aの振幅が時間的に一定の振幅に変換されてなる第2の時間波形信号Cが生成されているので、エンベロープ抽出部11とエンベロープ調整部13を省略して、それらで第2のエンベロープ信号Dを生成する代わりに図1の点線で示した様に外部にファンクションジェネレータFGを接続してそのファンクションジェネレータFGで任意に生成した第2のエンベロープ波形信号D´を用いて第2の時間波形演算部15で任意の変動成分を持つ第3の時間波形信号Eを生成する構成にしても良い。そうすると、ファンクションジェネレータFGで様々な第2のエンベロープ信号D´を生成することにより様々な変動成分を持つ第3の時間信号波形Eを生成することができるので、騒音や振動の解析をより効果的に行なうことができる。
以上説明したように、騒音や振動を構成する信号成分のうち、時間変動する信号成分の振幅や周期の変更を自在に行なうことができる信号変換装置が実現する。
本発明の一実施形態である信号変換装置1の構成を示す図である。 図1の信号変換装置が備える各部から出力された時間信号波形の状態の変化を説明する図である。
符号の説明
1 信号変換装置
10 第1の周波数フィルタ
11 エンベロープ抽出部
12 第1の時間波形演算部
13 エンベロープ調整部
14 第2の周波数フィルタ
15 第2の時間波形演算部
16 加算部
A 第1の時間波形信号
B 第1のエンベロープ波形信号
C C´ 第2の時間波形信号
D 第2のエンベロープ波形信号
E 第3の時間信号波形

Claims (8)

  1. 第1の時間波形信号に基づいて、該第1の時間波形信号のエンベロープを表わす第1のエンベロープ波形信号を生成するエンベロープ抽出部と、
    前記第1の時間波形信号と前記エンベロープ抽出部で生成された第1のエンベロープ波形信号とを用いて、前記第1の時間波形信号の振幅が時間的に一定の振幅に変換されてなる第2の時間波形信号を生成する第1の時間波形演算部とを備えたことを特徴とする信号変換装置。
  2. 前記エンベロープ抽出部は、前記エンベロープ波形信号をヒルベルト変換により生成するものであることを特徴とする請求項1記載の信号変換装置。
  3. 前記第1の時間波形演算部は、前記第1の時間波形信号を前記エンベロープ抽出部で生成されたエンベロープ波形信号で除算することにより前記第2の時間波形信号を生成するものであることを特徴とする請求項1記載の信号変換装置。
  4. 前記第1の時間波形演算部で生成された第2の時間波形信号と、所望の時間変動成分を含む第2のエンベロープ波形信号とを用いて、前記第2の時間波形信号に前記時間変動成分に応じて時間変動する振幅が付与されてなる第3の時間波形信号を生成する第2の時間波形演算部をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載の信号変換装置。
  5. 前記第2の時間波形演算部が、前記第1の時間波形演算部で生成された第2の時間波形信号に前記第2のエンベロープ波形信号を乗算することにより前記第3の時間波形信号を生成するものであることを特徴とする請求項4記載の信号変換装置。
  6. 前記エンベロープ抽出部で生成された第1のエンベロープ波形信号から所望の時間変動成分を抽出することにより第2のエンベロープ波形信号を生成するエンベロープ調整部を備えたことを特徴とする請求項4記載の信号変換装置。
  7. 前記エンベロープ調整部は、前記エンベロープ抽出部で生成された第1のエンベロープ波形信号から所望の周波数帯域の変動成分と直流成分を抽出することにより前記第2のエンベロープ波形信号を生成するものであることを特徴とする請求項6記載の信号変換装置。
  8. 前記原時間波形信号から所望の周波数帯域成分を抽出することにより前記第1の時間波形信号を生成する第1の周波数フィルタを備えるとともに、
    前記第1の時間波形演算部の後段であって前記第2の時間波形演算部の前段に、前記第1の周波数フィルタと同等の周波数特性を有する第2の周波数フィルタを備えたことを特徴とする請求項4記載の信号変換装置。






JP2007014627A 2007-01-25 2007-01-25 信号変換装置 Expired - Fee Related JP5001664B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007014627A JP5001664B2 (ja) 2007-01-25 2007-01-25 信号変換装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007014627A JP5001664B2 (ja) 2007-01-25 2007-01-25 信号変換装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008180620A true JP2008180620A (ja) 2008-08-07
JP5001664B2 JP5001664B2 (ja) 2012-08-15

Family

ID=39724628

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007014627A Expired - Fee Related JP5001664B2 (ja) 2007-01-25 2007-01-25 信号変換装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5001664B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101074341B1 (ko) 2010-03-12 2011-10-18 (주)에스엠인스트루먼트 소음 모니터링 시스템, 소음 모니터링 방법 및 소음 모니터링 프로그램을 기록한 컴퓨터로 읽을 수 있는 매체
JP2014181984A (ja) * 2013-03-19 2014-09-29 Ono Sokki Co Ltd 波形変換装置および波形変換方法
CN104111108A (zh) * 2014-07-16 2014-10-22 云南电力试验研究院(集团)有限公司电力研究院 一种旋转机械扭振冲击信号特征提取方法
JP2014224747A (ja) * 2013-05-16 2014-12-04 株式会社小野測器 波形変換装置および波形変換方法

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6091227A (ja) * 1983-10-25 1985-05-22 Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd 音響解析装置の合成装置
JPH02138831A (ja) * 1988-11-19 1990-05-28 Sony Corp ピッチ検出方法
JPH05341788A (ja) * 1992-06-04 1993-12-24 Casio Comput Co Ltd 音声制御楽音発生装置
JPH11211658A (ja) * 1998-01-28 1999-08-06 Nippon Sanso Kk ガス中の不純物の分光分析方法
JPH11259078A (ja) * 1998-03-16 1999-09-24 Oki Electric Ind Co Ltd 能動騒音制御装置
JP2001044770A (ja) * 1999-07-30 2001-02-16 Fujitsu Ten Ltd 増幅回路
JP2003232674A (ja) * 2002-02-08 2003-08-22 Nsk Ltd 機械設備又は機器の異常診断方法及び異常診断装置
JP2005233789A (ja) * 2004-02-19 2005-09-02 Nsk Ltd 回転機械の異常診断方法、異常診断装置および異常診断システム

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6091227A (ja) * 1983-10-25 1985-05-22 Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd 音響解析装置の合成装置
JPH02138831A (ja) * 1988-11-19 1990-05-28 Sony Corp ピッチ検出方法
JPH05341788A (ja) * 1992-06-04 1993-12-24 Casio Comput Co Ltd 音声制御楽音発生装置
JPH11211658A (ja) * 1998-01-28 1999-08-06 Nippon Sanso Kk ガス中の不純物の分光分析方法
JPH11259078A (ja) * 1998-03-16 1999-09-24 Oki Electric Ind Co Ltd 能動騒音制御装置
JP2001044770A (ja) * 1999-07-30 2001-02-16 Fujitsu Ten Ltd 増幅回路
JP2003232674A (ja) * 2002-02-08 2003-08-22 Nsk Ltd 機械設備又は機器の異常診断方法及び異常診断装置
JP2005233789A (ja) * 2004-02-19 2005-09-02 Nsk Ltd 回転機械の異常診断方法、異常診断装置および異常診断システム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101074341B1 (ko) 2010-03-12 2011-10-18 (주)에스엠인스트루먼트 소음 모니터링 시스템, 소음 모니터링 방법 및 소음 모니터링 프로그램을 기록한 컴퓨터로 읽을 수 있는 매체
JP2014181984A (ja) * 2013-03-19 2014-09-29 Ono Sokki Co Ltd 波形変換装置および波形変換方法
JP2014224747A (ja) * 2013-05-16 2014-12-04 株式会社小野測器 波形変換装置および波形変換方法
CN104111108A (zh) * 2014-07-16 2014-10-22 云南电力试验研究院(集团)有限公司电力研究院 一种旋转机械扭振冲击信号特征提取方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5001664B2 (ja) 2012-08-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2009109373A3 (en) Apparatus for mixing a plurality of input data streams
JP5001664B2 (ja) 信号変換装置
JP2005274708A (ja) 信号処理装置および信号処理方法、プログラム、並びに記録媒体
JP6391265B2 (ja) 電子鍵盤楽器
KR20070100334A (ko) 오디오 파형처리장치, 방식 및 프로그램
US10242697B2 (en) Pitch information generation device, pitch information generation method, and computer-readable recording medium therefor
JP5046786B2 (ja) 擬似重低音生成装置
JP4649888B2 (ja) 音声効果付与装置及び音声効果付与プログラム
JP2021065872A (ja) 振動制御装置,振動制御プログラム及び振動制御方法
JPWO2021181454A5 (ja)
JP2007171339A (ja) オーディオ信号処理装置
KR20170029004A (ko) 오디오 신호 처리 장치, 오디오 신호 처리 방법 및 오디오 신호 처리 프로그램을 기록한 컴퓨터 판독 가능한 기록 매체
JP6716921B2 (ja) 信号処理装置、プログラム、及び、方法
US9466309B2 (en) Method and device for processing audio signal
US11750975B2 (en) Signal processing device, signal processing method, and recording medium
JP5315497B2 (ja) 耳鳴り軽減情報設定装置、耳鳴り軽減装置及び耳鳴り軽減情報設定方法
JP5760442B2 (ja) 定位解析装置および音響処理装置
CN116345983A (zh) 线性马达的驱动方法、装置、终端设备及计算机介质
JP5986172B2 (ja) 上昇エッジ動作システム用クロック生成方法
JP4947734B2 (ja) デルタシグマ変調器の設計支援装置、デルタシグマ変調器の設計支援方法
JP6073160B2 (ja) 波形変換装置および波形変換方法
JP2016152509A (ja) 音響信号処理装置および音響信号処理プログラム
JP6260768B2 (ja) 効果付与装置、効果付与方法およびプログラム
JP6400408B2 (ja) 楽音発生装置
JP4460497B2 (ja) 騒音測定装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091214

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120228

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120423

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120515

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120518

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5001664

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150525

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees