JP2008175245A - 変速機のシフト機構 - Google Patents
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- F16H63/00—Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
- F16H63/02—Final output mechanisms therefor; Actuating means for the final output mechanisms
- F16H63/30—Constructional features of the final output mechanisms
- F16H2063/3086—Shift head arrangements, e.g. forms or arrangements of shift heads for preselection or shifting
Abstract
【解決手段】シフトフォークが嵌着された3本のギヤシフト軸41〜43が、変速ギヤの周面外方であって変速ギヤの円周方向に所定の間隔をあけて、主軸に平行に設けられる。ギヤシフト軸41〜43に対し変速ギヤとは反対側で立体交差するセレクトシフト軸17にセレクトシフトレバー18が取付けられ、セレクトシフトレバー18が選択的に係合するように配設された複数の係合片61,63,65がギヤシフト軸41〜43に取付けられる。係合片61,63,65の全てが、隣り合う第1及び第3ギヤシフト軸41,43の間に配設され、第2ギヤシフト軸42の係合片63が第3ギヤシフト軸43と主軸との間を通る腕部42bを介して第2ギヤシフト軸42に取付けられる。
【選択図】図1
Description
また、本発明の別の目的は、セレクトシフトレバーの移動範囲を規制するストッパを設けなくても、セレクトシフトレバーの移動範囲を確実に規制できる、変速機のシフト機構を提供することにある。
その特徴ある構成は、係合片61〜66の全てが少なくとも3本の第1、第2及び第3ギヤシフト軸41〜43のうち隣り合う所定の2本の第1及び第3ギヤシフト軸41,43の間に配設され、他の第2ギヤシフト軸42の係合片62,63が第3又は第1ギヤシフト軸43,41と主軸12との間を通る腕部42bを介して他の第2ギヤシフト軸42に取付けられたところにある。
また、本明細書において、セレクトシフト軸17がギヤシフト軸41〜43に対し変速ギヤ31〜36とは反対側で立体交差するとは、セレクトシフト軸17が、主軸12を中心とするこの主軸12の半径方向外側であってギヤシフト軸41〜43の外周面から所定の間隔をあけた外方でギヤシフト軸41〜43に対して立体交差することを意味する。即ち、ギヤシフト軸41〜43を変速ギヤ31〜36の上方に設けた場合、セレクトシフト軸17がギヤシフト軸41〜43の上方でギヤシフト軸41〜43に対して立体交差することを意味し、ギヤシフト軸41〜43を変速ギヤ31〜36の側方又は下方に設けた場合、セレクトシフト軸17がギヤシフト軸41〜43の側方又は下方でギヤシフト軸41〜43に対して立体交差することを意味する。
この請求項2に記載された変速機のシフト機構では、セレクトシフトレバー18の先端部の移動範囲が第1及び第3ギヤシフト軸41,43により確実に規制されるので、セレクトシフトレバー18の先端部が上記範囲外に移動することはない。
またセレトシフトレバーの少なくとも先端部が第1及び第3ギヤシフト軸の間に進入するように構成すれば、セレクトシフトレバーの先端部の移動範囲が第1及び第3ギヤシフト軸により確実に規制されるので、セレクトシフトレバーの先端部が上記範囲外に移動しない。この結果、セレクトシフトレバーの移動範囲を規制するストッパを新たに設けなくても済むので、部品点数を低減できる。
<第1の実施の形態>
図7に示すように、変速機11は、レンジ式の変速機ではなく、非レンジ式の変速機である。具体的には、変速機11は、主軸の回転速度を少なくとも高速又は低速の2段階に変速できる副変速機が設けられたレンジ式の変速機ではなく、この副変速機が設けられていない非レンジ式の変速機である。レンジ式の変速機はこの実施の形態ではトラックに搭載され、前進5速段と後進1速段とに変速可能に構成される。変速機11の変速ケース16の前面にはクラッチケース13が設けられ、このクラッチケース13には入力軸14が挿入される。入力軸14の前端は図示しないがクラッチを介してクランク軸に接続され、入力軸14の後部はクラッチケース13と変速ケース16との仕切壁16aに挿着された第1軸受21より回転可能に保持される。また変速ケース16には主軸12が挿入される。この主軸12の前端は入力軸14の後端に挿着された第2軸受22により回転可能に保持され、主軸12の後部は変速ケース16の後壁16bに挿着された第3軸受23により回転可能に保持される。これにより主軸12は入力軸14に対して相対回転可能に構成される。更に変速ケース16には上記主軸12に平行にカウンタ軸15が挿入される。このカウンタ軸15の前端は仕切壁16aに挿着された第4軸受24により回転可能に保持され、カウンタ軸15の後端は後壁16bに挿着された第5軸受25により回転可能に保持される。
またセレクトシフトレバー18の突起18bの先端部を、図6の実線で示すように第1及び第6係合片61,66の間の第1係合部に位置させた状態から実線矢印で示す方向に移動させて、突起18bの先端部が破線で示すように第4及び第5係合片64,65の間の第3係合部に位置したとき、第4及び第5係合片64,65の間の第3ボス部43aに形成された凹面に当接する。またセレクトシフトレバー18の突起18bの先端部を、図6の破線で示すように第4及び第5係合片64,65の間の第3係合部に位置させた状態から破線矢印で示す方向に移動させて、突起18bの先端部が実線で示すように第1及び第6係合片61,66の間の第1係合部に位置したとき、第1及び第6係合片61,66の間の第1ボス部41aに形成された凹面に当接する。この結果、セレクトシフトレバー18の移動範囲を規制するストッパを新たに設けなくても、セレクトシフトレバー18の移動範囲を上記凹面により確実に規制できる。
先ず運転者は操作レバーをニュートラル位置に維持した状態でエンジンを始動する。次に運転者が操作レバーを第1速段位置に操作すると、セレクトシフトレバー18の突起18bが図5(a)に示すように第1及び第6係合片61,66の間の第1係合部に位置した後に、図5(b)に示すように第1ギヤシフト軸41をその軸方向に移動させる。これにより第1シフトフォーク51が第1シンクロ機構81のクラッチハブ81aと第1変速ギヤ31とを接続する。この結果、入力軸14の回転力は第5変速ギヤ35及び第5カウンタギヤ75により減速された後に、第1カウンタギヤ71及び第1変速ギヤ31により比較的大きな減速比で減速されて主軸12に伝達される。
図8は本発明の第2の実施の形態を示す。
この実施の形態では、変速機が前進7速段と後進1速段とに変速可能に構成される。変速機の変速ギヤの上方には、第1〜第4ギヤシフト軸141〜144が変速ギヤの周囲に円周方向に所定の間隔をあけかつ主軸(図示せず)に平行にそれぞれ設けられる。これらのギヤシフト軸141〜144は左側から第2ギヤシフト軸142、第1ギヤシフト軸141、第4ギヤシフト軸144及び第3ギヤシフト軸143の順に配設され、第1〜第4ギヤシフト軸141〜144には第1〜第4シフトフォーク(図示せず)がそれぞれ嵌着される。互いに隣り合う第1ギヤシフト軸141と第4ギヤシフト軸144との間隔は比較的広く形成され、互いに隣り合う第1ギヤシフト軸141と第2ギヤシフト軸142との間隔や、互いに隣り合う第3ギヤシフト軸143と第4ギヤシフト軸144との間隔は、それぞれ比較的狭く形成される、即ち第2ギヤシフト軸142は第1ギヤシフト軸141の外側に第1ギヤシフト軸141に近接して設けられ、第3ギヤシフト軸143は第4ギヤシフト軸144の外側に第4ギヤシフト軸144に近接して設けられる。また第1〜第4ギヤシフト軸141〜144の上方には、これらのギヤシフト軸141〜144に対して直角に立体交差するセレクトシフト軸(図示せず)が設けられ、このセレクトシフト軸にはセレクトシフトレバー118が取付けられる。セレクトシフトレバー118の突起118bの先端部は第1及び第4ギヤシフト軸141,144の間に進入するように構成される。
このように構成された変速機では、運転者が操作レバーを第1〜第8速段位置まで順に操作すると、更にきめ細かでスムーズなトラックの加速(変速)を実現できる。上記以外の動作は第1の実施の形態と略同様であるので、繰返しの説明を省略する。
また、上記第1及び第2の実施の形態では、セレクトシフトレバーをセレクトシフト軸に嵌着し、セレクトシフト軸とともにこの軸方向に移動しかつこの軸線を中心に回動するように構成したが、セレクトシフトレバーをセレクトシフト軸にスプライン嵌合し、セレクトシフト軸に対してこの軸方向に相対移動しかつセレクトシフト軸とともにこの軸線を中心に回動するように構成してもよい。
更に、上記第1の実施の形態では、変速機を前進5速段及び後進1速段に変速可能に構成し、上記第2の実施の形態では、変速機を前進7速段及び後進1速段に変速可能に構成したが、変速機を前進4速段及び後進2速段に構成したり、或いは変速機を前進6速段及び後進2速段に構成したり、更にギヤシフト軸を5本設けて変速機を前進8速段及び後進2速段に構成したり、或いはギヤシフト軸を6本以上設けて変速機の段数を更に増やしてもよい。
12 主軸
17 セレクトシフト軸
18,118 セレクトシフトレバー
31〜36 変速ギヤ
41〜43,141〜144 ギヤシフト軸
42b,142b,143b 腕部
51〜53 シフトフォーク
61〜66,161〜168 係合片
Claims (2)
- 変速ギヤ(31〜36)の周面外方であって前記変速ギヤ(31〜36)の円周方向に所定の間隔をあけて主軸(12)に平行に設けられシフトフォーク(51〜53)がそれぞれ嵌着された少なくとも3本のギヤシフト軸(41〜43)と、前記ギヤシフト軸(41〜43)に対し前記変速ギヤ(31〜36)とは反対側で立体交差するセレクトシフト軸(17)に取付けられ前記セレクトシフト軸(17)の軸方向に移動しかつ回転方向に回転するセレクトシフトレバー(18)と、前記ギヤシフト軸(41〜43)にそれぞれ取付けられ前記セレクトシフトレバー(18)が前記セレクトシフト軸(17)の軸方向に移動して選択的に係合するように前記セレクトシフト軸(17)の軸方向に所定の間隔をあけて配設された複数の係合片(61〜67)とを備えた変速機において、
前記係合片(61〜67)の全てが前記少なくとも3本の第1、第2及び第3ギヤシフト軸(41〜43)のうち隣り合う所定の2本の第1及び第3ギヤシフト軸(41,43)の間に配設され、
他の第2ギヤシフト軸(42)の係合片(62,63)が前記第3又は第1ギヤシフト軸(43,41)と前記主軸(16)との間を通る腕部(42b)を介して前記他の第2ギヤシフト軸(42)に取付けられた
ことを特徴とする変速機のシフト機構。 - セレクトシフトレバー(18)の少なくとも先端部が所定の2本の第1及び第3ギヤシフト軸(41,43)の間に進入するように構成された請求項1又は2記載の変速機のシフト機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007007553A JP2008175245A (ja) | 2007-01-17 | 2007-01-17 | 変速機のシフト機構 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2007007553A JP2008175245A (ja) | 2007-01-17 | 2007-01-17 | 変速機のシフト機構 |
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JP2008175245A true JP2008175245A (ja) | 2008-07-31 |
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Citations (1)
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JPS53131359A (en) * | 1977-04-18 | 1978-11-16 | Toyota Motor Corp | Speed change gear |
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2007
- 2007-01-17 JP JP2007007553A patent/JP2008175245A/ja active Pending
Patent Citations (1)
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