JP2008174912A - 落橋防止装置 - Google Patents

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【課題】落橋防止機構のほかに変位制限機構を備えた簡易な構造であり、設置が容易な落橋防止装置を提供する。
【解決手段】少なくとも1つが橋桁12である2つ以上の連結対象物12,14にそれぞれ固定される支持部材40,50と、前記橋桁の支持部材と他の前記連結対象物の支持部材を連結して前記橋桁の落下を防止する連結部材20と、前記橋桁の支持部材と他の前記連結対象物の支持部材とを繋ぐように取り付けられ、前記橋桁の変位を制限する変位制限部材30と、を含むことを特徴とする落橋防止装置10。好ましくは、変位制限部材がプレート32A,32Bであり、支持部材に取り付けるための長穴34と、優先的に破断し易い部位38が設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、落橋防止装置に関し、具体的には、橋桁の所定の距離の変位を制限することができる変位制限機構付き落橋防止装置に関する。
地震時において橋桁が橋脚又は橋台から落下することを防止するための落橋防止装置が開発されている。例えば、図16に示すように、鎖104の一部がゴム体102に埋設された連結具100を、橋桁106A,106Bにそれぞれ固定されたブラケット108にピン110を介して連結する方法がある(特許文献1参照)。このような連結具100を介して橋桁106A,106Bを連結しておくことで、大地震の際に橋が大きく揺れても、連結具100が緩衝機能を発揮して橋桁106A,106Bの動きが抑制され、橋桁106A,106Bが橋脚あるいは橋台から落下することを防止することができる。
特開平9−88010号公報
落橋防止装置に関しては、地震発生時における橋桁の落下を防止するだけでなく、温度変化による橋桁の伸縮や小さな揺れ等、所定距離の変位を制限するための機構を備えていることが望ましい。
そこで、本発明は、落橋防止機構のほかに変位制限機構を備えた簡易な構造であり、設置が容易な落橋防止装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明では以下のような落橋防止装置が提供される。
<1> 少なくとも1つが橋桁である2つ以上の連結対象物にそれぞれ固定される支持部材と、
前記橋桁の支持部材と他の前記連結対象物の支持部材とを連結して前記橋桁の落下を防止する連結部材と、
前記橋桁の支持部材と他の前記連結対象物の支持部材とを繋ぐように取り付けられ、前記橋桁の変位を制限する変位制限部材と、を含むことを特徴とする落橋防止装置。
このように、橋桁の落下を防止する連結部材とは別に、橋桁の変位を制限する変位制限部材を備えた落橋防止装置であれば、簡易な構造であるため安価なものとなり、また、容易に設置することができる。
<2> 前記変位制限部材がプレートであることを特徴とする<1>に記載の落橋防止装置。
プレート状の変位制限部材(変位制限プレート)であれば、コンパクトで取り付けが容易であり、変位制限機能を確実に発揮する落橋防止装置となる。
<3> 前記変位制限部材に、優先的に破断し易い部位が設けられていることを特徴とする<1>又は<2>に記載の落橋防止装置。
プレート等の変位制限部材に優先的に破断し易い部位を設けておくことで、破断部位が定まり、所定の変位で確実に破断を発生させることができる。
<4> 前記変位制限部材に長穴が設けられていることを特徴とする<1>ないし<3>のいずれかに記載の落橋防止装置。
変位制限プレート等の取り付け用の穴を長穴とすることで、所定の変位まで許容する遊びが設けられ、変位が一定以上となったときに変位制限部材を作用させることができる。
<5> 前記変位制限部材が、高強度繊維を用いたものであることを特徴とする<1>に記載の落橋防止装置。
高強度繊維を用いた変位制限部材であれば、軽量であり、容易に取り付けることができる。また、切断後の交換も容易に行うことができる。
<6> 前記変位制限部材が破断したときに該変位制限部材が落下することを防止する手段が設けられていることを特徴とする<1>ないし<5>のいずれかに記載の落橋防止装置。
このような落下防止手段を設けておくことで、変位制限部材の断片が落下して人等に危害を加えることを防ぐことができる。
<7> 前記連結部材が、ピン又はボルトを介して前記連結対象物の支持部材に取り付けられ、複数の前記変位制限部材が前記連結部材を挟み込むように前記ボルト又はピンを介して取り付けられるものであることを特徴とする<1>ないし<6>のいずれかに記載の落橋防止装置。
連結部材と変位制限部材を支持部材に取り付けるためのボルト又はピンを共有することで、構造が簡素化されるとともに、変位制限機能を安定して作用させることができる。
本発明によれば、落橋防止機構のほかに変位制限機構を備えた簡易な構造であり、設置が容易な落橋防止装置が提供される。
以下、図面を参照しながら、本発明に係る落橋防止装置について説明する。
図1は、本発明に係る落橋防止装置の一例(第1の態様)を橋桁と橋脚との間に設置した状態を示す概略図であり、図2は、落橋防止装置を構成する連結部材と変位制限部材を示す斜視図である。また、図3は、橋桁に固定された支持部材を示す概略図である。
図1に示される本発明に係る落橋防止装置10は、少なくとも1つが橋桁12である2つ以上の連結対象物12,14にそれぞれ固定される支持部材40,50と、橋桁12の支持部材40と他の連結対象物(橋脚)14の支持部材50とを連結して橋桁12の落下を防止する連結部材20と、橋桁12の支持部材40と他の連結対象物14の支持部材50とを繋ぐように取り付けられ、橋桁12の変位を制限する変位制限部材30と、を含んでいる。
連結部材20は、複数の金属製のリング24A,24B,24Cからなる鎖24とゴム体22から構成された略U字形状のものであり、鎖24は両端のリング24Cの一部を除いてゴム体22に埋設されている。隣接するリング同士は間隔を設けて繋がっており、各リングの間にはゴムが充填されて鎖24とゴム体22とが一体となっている。このように鎖24とゴム体22とを一体化した連結部材20とすることで全ての方向に緩衝性を発揮することができる。特に、隣接するリングの間にもゴムが設けられていることで、例えば鎖24に引張り応力が生じたときに弾性変形するとともに優れた緩衝性を発揮することができる。
なお、ゴム体22の断面形状は、円形に限定されることなく、楕円、多角形でもよい。
鎖24を構成するリングの数、形状等も図示したものに限定されず、設置位置等に応じて適宜決めればよい。
変位制限部材30は、連結部材20よりも引張強度が小さく、適度な引張り応力によって破断するものを用いることができる。ここでは、2つの金属プレート32A,32Bが使用されている。各金属プレート32A,32Bの両端部付近には、橋桁12等の連結対象物12,14に固定した支持部材40,50にピン41,51又はボルトを介して取り付けるための穴34,36が形成されている。橋脚14側の支持部材50に取り付ける穴36は円形であり、橋桁12側の支持部材40に取り付ける穴34はプレート32A,32Bの長手方向に延びる長穴34となっている。このような長穴34を一方に設けることで、ピン41等を介してプレート32A,32Bの取り付けが容易になるとともに、取り付けた後の遊びを設けることができる。
各プレート32A,32Bの長手方向の側部には、半円形の切り欠き部38が設けられている。このような切り欠き部38を設けておくことで、切り欠き部38を設けた箇所が優先的に破断し易くなり、地震によりプレート32A,32Bに応力が加わった際に意図した箇所で破断を導くことができる。
図4は、橋桁12に固定した支持部材40に連結部材20及び変位制限部材30を取り付けた部分を拡大して示している。支持部材40は、台座42とブラケット44A,44Bを有する鉄等の金属製のものである。台座42がボルト(不図示)等によって橋桁12に固定され、ブラケット44A,44Bが橋脚14の所定の位置で突出するように対向配置される。なお、橋脚14にも所定の位置に支持部材50が同様に固定される。
また、図3に見られるように、ブラケット44A,44Bには、ピン41を介して連結部材20及び変位制限部材30を取り付けるための穴46がそれぞれ形成されている。取り付け用の穴46は円形でもよいし、例えば橋桁12の長手方向に延びるような長穴を設けることで、連結部材20及び変位制限部材30の取り付けが容易になるとともに、橋桁12の長手方向の遊びを確実に設けることができる。
なお、支持部材40,50の形状、取り付け用の穴46等は図示したものに限定されず、連結対象物、取り付け位置等に応じて適宜決めればよい。
次に、本発明に係る落橋防止装置の作用等について説明する。
橋桁12と橋脚14の間にはゴム等の緩衝部材16が配置されている。図1、図4等に示したように、橋桁12と橋脚14のそれぞれ連結する箇所に支持部材40,50が固定される。橋桁12側で説明すると、支持部材40の2つのブラケット44A,44Bの間に連結部材20の端部のリング24Cが配置されている。取り付け用のピン41は両端付近にネジ山が形成されており、ピン41が各ブラケット44A,44Bの穴46と連結部材20のリング24Cに挿入されて連結部材20が支持部材40に連結されている。
さらに、2つの変位制限プレート32A,32Bが、支持部材40の外側から連結部材20を挟み込むように配置され、ピン41が各変位制限プレート32A,32Bの長穴34を通り、ピン41の両端からナット43A,43Bが締め付けられている。これにより、連結部材20の両側から2つの変位制限プレート32A,32Bがピン41を介して支持部材40に確実に取り付けられ、安定した変位制限機能を発揮する。
橋脚14側でも同様にして支持部材50にピン51及びナット53を介して連結部材20と変位制限プレート32A,32Bが取り付けられる。
これにより、橋桁12の支持部材40と橋脚14の支持部材50とが連結部材20を介して連結されるとともに、変位制限プレート32A,32Bを介して繋がった状態となる。
上記のように本発明に係る落橋防止装置10を用いて橋桁12と橋脚14を連結することで、変位制限機能と落橋防止機能を発揮することができる。
図5は、変位と荷重との関係の一例を概略的に示している。温度等の変化による橋桁12の伸縮や橋桁12上の車両の走行等による小さな揺れが生じる場合等、橋桁12の変位が小さい場合には、変位制限プレート32A,32Bは、それらの長穴34とピン41との間の遊びが変位を吸収するため作用せず、連結部材20のゴム体22による緩衝機能が作用する。
一方、地震の発生により橋桁12の変位が大きい場合には、変位制限プレート32A,32Bの長穴34とピン41が当接してプレート32A,32Bに応力が働き(A点)、プレート32A,32Bが延びつつ所定距離の変位(B−C間)を制限する。さらに変位が大きくなってプレート32A,32Bが破断すると(C点)、連結部材20によって落橋を防ぐことになる。
また、変位制限プレート32A,32Bには予め切り欠き部38が設けられているため、応力がかかってプレート32A,32Bが延びる際、図6に示すように切り欠き部38から優先的に破断箇所が導かれる。そして、変位制限プレート32A,32Bが切り欠き部38により導かれた部位で破断しても、図7に示すように、変位制限プレート32A,32Bの断片33はそれぞれ橋桁12と橋脚14の支持部材40,50に残るため、プレートの断片33が落下して人等に危害を加えることを防ぐことができる。
そして、変位制限プレート32A,32Bは容易に交換できるため、中小規模の地震後、変位制限プレート32A,32Bが延びたり破断してしまった場合は、連結部材20をゴム体22の弾性変形により元の状態に戻して変位制限プレート32A,32Bだけを新しいものに交換することができる。
なお、変位制限プレート32A,32Bに優先的に破断を導くための手段は図2等に示したものに限定されず、例えば図8に示すように、プレートの両側に半円形の切り欠き部38を設けてもよいし(図8(A))、三角形の切り欠き部39をプレートの両側(図8(B))あるいは片側(図8(C))に設けてもよい。また、例えばプレートの中央部付近において幅方向に厚みが薄い部分を設け、薄肉部分でプレートが破断し易いようにしてもよい。
また、変位制限プレート32A,32Bの取り付け穴の形状も図2等に示した形状に限定されず、要求される変位制限機能等に応じて適宜決めればよい。例えば図9(A)に示すように両側とも円形の穴36とすれば、微小な変位でも変位制限部材が作用し、あるいは図9(B)に示すように両側とも長穴34にして橋桁12及び橋脚14の両側で遊びを設けておけば、比較的大きな変位が生じたときに変位制限部材が作用し始めることになる。
図10は、本発明に係る落橋防止装置の他の例(第2の態様)を示している。この落橋防止装置62では、変位制限部材60が、連結部材20を取り付けるピン41とは別のピン61を介して支持部材40,50に取り付けられている。変位制限部材60には、所定の位置に破断箇所の導くための切り欠き部68と遊びのための長穴64が設けられている。この場合も、橋桁12の変位が所定の距離に達すると変位制限部材60が破断するまで橋桁12の変位を制限し、変位制限部材60が破断した後は連結部材20により落橋を防ぐことになる。
また、連結部材20と変位制限部材60は、それぞれ別々の支持部材に取り付けてもよい。例えば、連結部材20用の支持部材の隣接する位置に変位制限部材60用の支持部材を固定し、連結部材20と変位制限部材60とを別々の支持部材に取り付けることもできる。
図11は、本発明に係る落橋防止装置のさらに他の例(第3の態様)を示している。この落橋防止装置72では、高強度繊維からなる変位制限部材70が使用されている。変位制限部材70を構成する高強度繊維としては、引張強度が高いもの、好ましくは150kg/mm以上、より好ましくは250kg/mm以上、特に好ましくは300kg/mm以上の有機繊維又は無機繊維を用いることができる。例えば、アラミド繊維は引張強度が高く、特にパラ系アラミド繊維は強度、弾性率、難燃性などに優れ、変位制限部材70として好適である。ただし、アラミド繊維は紫外線に当たって引張強度が低下し易いため、ゴム等で被覆して保護することが好ましい。
このような高強度繊維の変位制限部材70は、第1の態様の変位制限プレート32A,32Bと同様の位置に取り付けることができる。例えば、アラミド繊維等の高強度繊維からなる紐70を、橋桁12と橋脚14にそれぞれ固定した支持部材40,50のピン41,51の間で巻き付けることで、変位制限部材70を介して支持部材40,50を繋ぐことができる。
紐70の巻き付け量は使用する高強度繊維の材質、太さ等に応じて適宜決めれば良いが、例えば、ビードのようにスパイラル状に巻き付けることで強度のばらつきを小さくすることができる。また、図11に示されるように高強度繊維の紐70が若干弛むように巻き付けることで、変位制限プレート32A,32Bと同様の遊びを設けることができる。
なお、高強度繊維製の紐等の変位制限部材70を用いた場合も、変位制限部材70が破断したときに該変位制限部材70が落下することを防止する手段を設けておくことが好ましい。例えば、各支持部材40,50のピン41,51に巻き付けた高強度繊維の紐70を支持部材40,50の近くでゴム紐等の結束部材74で束ねておけば、地震の際、図12に示すように高強度繊維の紐70が切断しても、切断後の紐片73が落下することを防止することができる。なお、結束部材74はゴム紐に限定されず、樹脂製の紐、針金等も好適に使用することができる。
この落橋防止装置72では、橋桁12の変位が所定の距離に達すると紐70に張力がかかって切断するまで橋桁12の変位を制限する。そして、紐70が切断した後は連結部材20が働き、落橋を防ぐことになる。
このように変位制限部材70が高強度繊維で構成されていれば、軽量であり、容易に取り付けることができる。また、大地震の際の大きな変位によって変位制限部材70が切断しても、変位制限部材70による落橋防止構造に対する損傷をより効果的に防ぐことができる。
以上、本発明について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、本発明に係る落橋防止装置を設ける位置や数は限定されず、設置スペース等に応じて適宜決めればよい。例えば橋桁12と橋台との間、あるいは図13に示すように隣接する橋桁12A,12Bの所定の位置にそれぞれ支持部材40A,40Bを固定し、これに連結部材20と変位制限部材70を取り付けてもよい。
また、1つが橋桁であれば3つ以上の連結対象物を本発明に係る落橋防止装置により連結してもよい。例えば、隣接する2つの橋桁とこれらの橋桁を支持する橋脚にそれぞれ支持部材を固定し、これらの支持部材を三つ又状の鎖をゴム体に埋設した連結部材で連結するとともに、各支持部材を結ぶ三つ又の変位制限プレートを取り付けるか高強度繊維の紐等を巻き付けて支持部材を繋ぐ落橋防止装置とすることもできる。
また、本発明に係る緩衝作用を有する連結部材20は、図1等に示したような湾曲した形状のものに限らず、適宜設計すればよい。例えば、図14に示すようにゴム体82に鎖84が直線状に埋設された連結部材80でもよいし、図15に示すように鎖94を構成するリングのうち一部のリングがゴム体92から露出して自由端となっている連結部材90を用いることもできる。
さらに、変位制限部材30は、橋桁の所定の距離の変位を制限し、適度な応力で切断するものであればプレートや高強度繊維に限定されず、例えば、金属の棒状のものでもよいし、ワイヤー等の強度の高い金属線や樹脂ロープを環状に巻き付けるものでもよい。
本発明に係る落橋防止装置の一例(第1の態様)を設置した状態を示す概略図である。 本発明に係る連結部材及び変位制限部材を示す斜視図である。 橋桁に固定した支持部材を示す概略図である。 支持部材に連結部材及び変位制限部材を取り付けた部分を拡大して示す概略図である。 本発明に係る落橋防止装置の変位−荷重曲線の一例を概略的に示す図である。 変位制限部材(プレート)が延びた状態を示す概略図である。 変位制限部材(プレート)が破断した状態を示す概略図である。 変位制限部材の切断箇所を導くための切り欠き部の他の例を示す概略図である。(A)半円形の切り欠き部が2つの場合 (B)三角形の切り欠き部が2つの場合 (C)三角形の切り欠き部が1つの場合 変位制限部材に形成された取り付け用の穴の他の例を示す概略図である。(A)丸穴を2つ設けた場合 (B)長穴を2つ設けた場合 本発明に係る落橋防止装置の他の例(第2の態様)を示す概略図である。 本発明に係る落橋防止装置のさらに他の例(第3の態様)を示す概略図である。 図11に係る変位制限部材(高強度繊維)が切断された状態を示す概略図である。 隣接する橋桁間に本発明に係る落橋防止装置を設置した例を示す概略図である。 本発明に係る連結部材の他の例を示す概略図である。 本発明に係る連結部材のさらに他の例を示す概略図である。 従来の落橋防止装置の一例を示す概略図である。
符号の説明
10・・・落橋防止装置
12・・・橋桁
14・・・橋脚
20・・・連結部材
30・・・変位制限部材
32A,32B・・・金属プレート
40,50・・・支持部材
41,51・・・ピン
70・・・変位制限部材(高強度繊維の紐)
74・・・結束部材(ゴム紐)

Claims (7)

  1. 少なくとも1つが橋桁である2つ以上の連結対象物にそれぞれ固定される支持部材と、
    前記橋桁の支持部材と他の前記連結対象物の支持部材とを連結して前記橋桁の落下を防止する連結部材と、
    前記橋桁の支持部材と他の前記連結対象物の支持部材とを繋ぐように取り付けられ、前記橋桁の変位を制限する変位制限部材と、を含むことを特徴とする落橋防止装置。
  2. 前記変位制限部材がプレートであることを特徴とする請求項1に記載の落橋防止装置。
  3. 前記変位制限部材に、優先的に破断し易い部位が設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の落橋防止装置。
  4. 前記変位制限部材に長穴が設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の落橋防止装置。
  5. 前記変位制限部材が、高強度繊維を用いたものであることを特徴とする請求項1に記載の落橋防止装置。
  6. 前記変位制限部材が破断したときに該変位制限部材が落下することを防止する手段が設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の落橋防止装置。
  7. 前記連結部材が、ピン又はボルトを介して前記連結対象物の支持部材に取り付けられ、複数の前記変位制限部材が前記連結部材を挟み込むように前記ボルト又はピンを介して取り付けられるものであることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の落橋防止装置。
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