JP2008174197A - 空気入りタイヤ - Google Patents

空気入りタイヤ Download PDF

Info

Publication number
JP2008174197A
JP2008174197A JP2007011880A JP2007011880A JP2008174197A JP 2008174197 A JP2008174197 A JP 2008174197A JP 2007011880 A JP2007011880 A JP 2007011880A JP 2007011880 A JP2007011880 A JP 2007011880A JP 2008174197 A JP2008174197 A JP 2008174197A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
groove
main groove
central main
central
circumferential direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007011880A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4869089B2 (ja
Inventor
Naoya Ochi
直也 越智
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2007011880A priority Critical patent/JP4869089B2/ja
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
Priority to EP07850657.3A priority patent/EP2123486B1/en
Priority to RU2009127778/11A priority patent/RU2408471C1/ru
Priority to KR1020097014945A priority patent/KR101096990B1/ko
Priority to BRPI0720395-0A priority patent/BRPI0720395B1/pt
Priority to PCT/JP2007/074153 priority patent/WO2008075630A1/ja
Priority to US12/519,984 priority patent/US20100089509A1/en
Priority to CN2007800503969A priority patent/CN101588934B/zh
Priority to AU2007335551A priority patent/AU2007335551B2/en
Publication of JP2008174197A publication Critical patent/JP2008174197A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4869089B2 publication Critical patent/JP4869089B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Tires In General (AREA)

Abstract

【課題】操縦安定性、耐偏摩耗性、乗り心地性等の性能を維持しつつ、排水性と騒音の改善を図った空気入りタイヤを提供することにある。
【解決手段】トレッド部1をパターンセンターCLで2つに区分した半区域に、中央主溝3と、側方主溝と、急傾斜溝8とを配設し、中央主溝3と第1側方主溝5とによって中央陸部6を区画し、中央主溝3と第1側方主溝5およびタイヤ周方向Cに隣接する2本の急傾斜溝8とで中央陸部6を多数個の実質上ブロック7に区画してブロック列15を形成し、中央陸部6のブロック7の中央主溝側側壁7a部分が、平面視でタイヤ周方向Cに沿って所定の曲率半径Rでパターンセンターに向かって迫り出す円弧部20を有し、中央陸部6の中央主溝側側壁6aが全体として実質的に連続した波状形状を有することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、空気入りタイヤ、特に、排水性、操縦安定性および耐偏摩耗性に優れるとともに、騒音の低減をも図ったバランス重視型の空気入りタイヤに関するものである。
空気入りタイヤは、排水性と、操縦安定性とを両立させるにあたっては、トレッド部に、タイヤ周方向に沿って延びる周溝とタイヤ周方向に対して傾斜して延びる傾斜溝とを配設するのが一般的であり、この種のタイヤでは、周溝によってタイヤの前後方向の排水を、また、傾斜溝によってタイヤ側方への排水を、それぞれ行うことができる。
このようなタイヤでは一般に、傾斜溝をタイヤ周方向に対して大きな角度で配設することで、耐偏摩耗性と陸部剛性の確保により操縦安定性は向上するが、パターンノイズと排水性が悪化するという問題があった。一方、排水性を向上させる手段としては傾斜溝をタイヤ周方向に対して小さな角度としたり、溝幅を広げて、タイヤ接地面に占める溝の割合(ネガティブ率)を大きくさせることが有効であるが、この場合には、陸部剛性の低下による操縦安定性の悪化や偏摩耗が生じやすくなるという問題があった。
このため、操縦安定性と排水性の双方を高レベルで満足させるのは限界があった。
例えば特許文献1には、ブロックの表面輪郭形状を、凸レンズ断面状の両端部先細り形状とし、また、それらの先細り端部に、先端縁側に向けてブロック高さを漸減させる傾斜表面を設けることや、ブロックの先細り端部を区画する溝の溝底から突出して、ブロック高さを漸減させる傾斜表面に滑らかに連続するリブによって相互連結することにより、騒音、耐偏摩耗性等の性能を犠牲にすることなしに、排水性および、ドライ路面上での操縦安定性を有利に向上させることが開示されている。
特許文献1に記載のタイヤは、良好な排水性と操縦安定性が得られるが、本発明者がその後さらに検討を行ったところ、最もタイヤ赤道面の近くに位置する周溝のトレッド端側溝壁が傾斜溝の開口により完全に分断されているため、接地中央域内に存在する水を一度周溝内に取り込んだとしても、傾斜溝へ分流してしまうため、周溝を通じたタイヤ前後方向への排水効率が十分ではないことがわかった。なお、前記周溝に取り込まれ、分流により傾斜溝へ移動した水をタイヤ側方へ排水するまでの時間に比べれば、周溝を通じてタイヤ前後方向に排水する方が排水効率の点で有利である。
特開平11−180114号公報
そこで本発明の目的は、トレッド部に中央主溝と傾斜溝とを配設したトレッドパターンを採用し、かかるトレッドパターンにおいて、中央陸部のブロックの形状を適正化することにより、操縦安定性、耐偏摩耗性、乗り心地性等の性能を維持しつつ、排水性と騒音の改善を図った空気入りタイヤを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の要旨構成は以下のとおりである。
(1)トレッド部をパターンセンターで2つに区分した半区域に、パターンセンターまたはこの近傍に位置し、タイヤ周方向に沿って延びる1本の中央主溝と、該中央主溝とトレッド端との間に位置しタイヤ周方向に沿って延びる少なくとも1本の側方主溝と、中央主溝と側方主溝の間にタイヤ周方向に対して比較的小さな角度で延びる複数本の急傾斜溝とを配設し、中央主溝とこれに隣接する側方主溝である第1側方主溝とによって中央陸部を区画し、中央主溝と第1側方主溝およびタイヤ周方向に隣接する2本の急傾斜溝とで中央陸部を多数個の実質上ブロックに区画してブロック列を形成してなる空気入りタイヤにおいて、中央陸部のブロックの中央主溝側側壁部分が、平面視でタイヤ周方向に沿って所定の曲率半径でパターンセンターに向かって迫り出す円弧部を有し、中央陸部の中央主溝側側壁が全体として実質的に連続した波状形状を有することを特徴とする空気入りタイヤ。
(2)前記ブロックに、タイヤ周方向に対して比較的大きな角度で延びる緩傾斜溝をさらに配設する上記(1)に記載の空気入りタイヤ。
(3)急傾斜溝に、溝深さが第1側方主溝に向かって漸増する傾斜溝底部を設け、前記ブロックの中央主溝側側壁を構成する円弧部と、これに隣接する円弧部の円弧仮想延長線との交点位置が、前記傾斜溝底部と隣接配置される上記(1)または(2)に記載の空気入りタイヤ。
(4)中央主溝と急傾斜溝で区画される第1鋭角部に、その先端に向かって陸部高さが漸減する第1面取り部を設け、第1鋭角部の先端が前記交点位置と実質上一致する上記(3)に記載の空気入りタイヤ。
(5)円弧部の曲率半径が、40〜400mmである上記(1)〜(4)いずれかに記載の空気入りタイヤ。
(6)急傾斜溝は、タイヤ周方向に対する角度が42°以下である上記(1)〜(5)いずれかに記載の空気入りタイヤ。
(7)緩傾斜溝は、タイヤ周方向に対する角度が45〜90°である上記(2)〜(6)いずれかに記載の空気入りタイヤ。
(8)前記ブロックに、緩傾斜溝と平行に延びるサイプを設ける上記(2)〜(7)いずれかに記載の空気入りタイヤ。
(9)前記中央主溝はパターンセンターを挟んで1対の中央主溝であり、これら中央主溝間に、タイヤ周方向に沿って連続して延びるリブ状陸部を設ける上記(1)〜(8)いずれかに記載の空気入りタイヤ。
(10)急傾斜溝と第1側方主溝とで区画されるブロックの第2鋭角部に、その先端に向かって陸部高さが漸減する第2面取り部を設ける上記(1)〜(9)いずれかに記載の空気入りタイヤ。
ここで、「パターンセンターの近傍」とは、具体的にパターンセンターCLを中心としてトレッド幅TWの33%の範囲の領域のことをいう。また、「半区域に1本の中央主溝」とは、パターンセンターCL上に1本の中央主溝を形成する場合の他、パターンセンターCL上にタイヤ周方向Cに連続して延びるリブ状陸部を形成するため、パターンセンターCLを挟んで1対の中央主溝を配設する場合を含むものとする。さらに、「実質上ブロック」としたのは、急傾斜溝の中央主溝への開口位置が中央主溝の溝底位置に比べて高く、完全にはブロックに区分されていないことを意味する。
本発明によれば、トレッド部に中央主溝と傾斜溝とを配設したトレッドパターンを採用し、かかるトレッドパターンにおいて、中央陸部のブロックの形状を適正化することにより、操縦安定性、耐偏摩耗性、乗り心地性等の性能を維持しつつ、排水性と騒音の改善を図った空気入りタイヤを提供することが可能になった。
以下に本発明の実施の形態を図面に示すところに基づいて説明する。図1は、本発明の一の実施形態を示すトレッドパターンであり、図2(a)は図1のA−A断面図、図2(b)は図1のB−B断面図、図2(c)は図1のC−C断面図、そして、図2(d)は図1のD−D断面図である。図中の符号1はトレッド部、2はトレッド端、3は中央主溝、4はリブ状陸部、5は第1側方主溝、6は中央陸部、7はブロック、8は急傾斜溝、9は緩傾斜溝、10は傾斜溝底部、11は第1面取り部、20は円弧部である。
図1に示すトレッドパターンを有するタイヤは、トレッド部1をパターンセンターCLで2つに区分した半区域S、Sに、パターンセンターCLまたはこの近傍、図1ではパターンセンターCLの近傍に位置し、タイヤ周方向Cに沿って延びる各1本の中央主溝3と、前記中央主溝3とトレッド端2の間に位置しタイヤ周方向Cに沿って延びる少なくとも1本の側方主溝、図1では1本の第1側方主溝5と、中央主溝3と第1側方主溝5の間にタイヤ周方向Cに対して比較的小さな角度で延びる急傾斜溝8とを配設し、中央主溝3と第1側方主溝5とによって中央陸部6を区画したものである。なお、図1においては、操縦安定性を重視するため、中央主溝3と他方の半区域の中央主溝3との間に、タイヤ周方向Cに連続して延びるリブ状陸部4を形成した場合を示しているが、本発明では、必要に応じて設けることができる。
本発明のタイヤでは、トレッド部1内に、タイヤ周方向Cに沿って延びる中央主溝3と第1側方主溝5を配設することにより、高性能タイヤとして最低限必要なタイヤ接地面の前後方向へ排水性を確保し、また、中央主溝3と第1側方主溝5の間にタイヤ周方向Cに対して比較的小さな角度、好適には42°以下で延びる急傾斜溝8を設けることで、主には、タイヤ接地面内に存在する水の側方への排水を司ることができ、中央主溝3とこれに隣接する側方主溝である第1側方主溝5とによって中央陸部6を区画し、中央主溝3と第1側方主溝5およびタイヤ周方向Cに隣接する2本の急傾斜溝8とで中央陸部6を多数個の実質上ブロック7に区画してブロック列15を形成することにより、タイヤの基本性能を確保することができる。
そして本発明の構成上の主な特徴は、中央陸部6を構成する各ブロック7の中央主溝側側壁7a部分が、平面視でタイヤ周方向Cに沿って所定の曲率半径RでパターンセンターCLに向かって迫り出す円弧部20を有し、中央陸部6の中央主溝側側壁6aが全体として実質的に連続した波状形状を有することにある。
本発明では、タイヤのトレッド部1に急傾斜溝8を適切に配設するのみではなく、中央陸部6を構成するブロック7の形状を適正化して、中央主溝3が、実質的に分断されることなくタイヤ周方向Cに沿って連続して延びる形状を有することにより、タイヤ前後方向への排水性が格段に向上するとともに中央陸部6の中央主溝側側壁6aを波状形状とすることにより急傾斜溝8への分流もスムーズになり、さらに排水性が向上し、加えて溝幅が連続して変化するため、気柱共鳴音も低減することができる。
以下で、さらにかかる構成の詳細について説明する。
本発明は、トレッド部1の中央主溝3と第1側方主溝5およびタイヤ周方向Cに隣接する2本の急傾斜溝8とで区画した中央陸部6のブロック7の中央主溝側側壁7a部分が、平面視でタイヤ周方向Cに沿って所定の曲率半径R、好ましくは40〜400mmの曲率半径RでパターンセンターCLに向かって迫り出す円弧部20を有している。ここでいう、円弧部20の形状は、単一の曲率半径Rをもつ円弧形状のみならず、異なる曲率半径Rをもつ2以上の円弧をなだらかに連続した略円弧状をも含むものとする。
ブロック7の中央主溝側側壁7a部分が円弧部20を有することにより、水が中央主溝3から急傾斜溝8へ中央主溝側側壁7aの円弧部20に沿って円滑な水流の導入を促し、排水性が高まる。また、この円弧部20を有することにより中央主溝3と急傾斜溝8で区画されるブロック7の第1鋭角部、及びこの近傍の陸部剛性を高め、操縦安定性の向上を図ることもできる。
さらに、本発明は、中央陸部6の中央主溝側側壁6aが、全体として実質的に連続した波状形状を有することにある。ここで、「実質的に連続した」とは、中央陸部6の中央主溝側側壁6aの少なくとも一部、好適には図6(a)に示すように下側側壁部分6aaが急傾斜溝8で完全に分断されるものではないことを意味する。具体的には中央主溝3と急傾斜溝8の開口位置で中央主溝3の溝深さが急傾斜溝8の溝深さよりも深い場合等が挙げられる。
中央陸部6の中央主溝側側壁6aが全体として実質的に連続した波状形状を有することで、タイヤ接地域に位置する中央主溝3の水をタイヤ前後方向に高い圧力で排水することができるとともに、中央主溝3から急傾斜溝8への分流も円滑に行うことができる結果として排水性を格段に向上させることができる。さらに中央主溝3の溝幅が連続して変化するため、気柱共鳴音も低減させることができる。
本発明では、ブロック7に、タイヤ周方向Cに対して比較的大きな角度で延びる緩傾斜溝9をさらに配設することが好ましい。タイヤ周方向Cに対して比較的大きな角度で延びる緩傾斜溝9を備えることで、十分な陸部剛性を有し、操縦安定性が向上し、耐偏摩耗性を向上することができる。
急傾斜溝8に、溝深さが第1側方主溝5に向かって漸増する傾斜溝底部10を設け、ブロック7の中央主溝側側壁7aを構成する円弧部20と、これに隣接する円弧部20の円弧仮想延長線との交点位置20aが、傾斜溝底部10と隣接配置されることが好ましい。
急傾斜溝8に、溝深さが第1側方主溝5に向かって漸増する傾斜溝底部10を設けることによって、溝深さを第1側方主溝5側に向かって漸増することで、第1側方主溝5に向かって急傾斜溝8の溝容積が漸増するためトレッド中央域で急傾斜溝8内に取り込んだ水の流れを速める効果があり、排水性が向上する。例えば、傾斜溝底部10の延在長さが10〜70mmの範囲、図1では斜線を施して示すような範囲に設けることが好ましい。
傾斜溝底部10は、傾斜面を平坦面とすることができる他、例えば図3(a)に示す凹曲面、(b)に示す凸曲面、(c)に示す傾斜面の溝深さがその幅方向に異なる三次元構造等、種々の形状とすることができる。
図1では、円弧部20と、これに隣接する円弧部20との交点位置20aまたはそれらの円弧仮想延長線相互の交点位置20aが、傾斜溝底部10と隣接配置されている。交点位置20aと傾斜溝底部10が隣接配置されることにより、タイヤ表面側では溝としての空間(容積)を保てるため排水性を確保することができるとともに、溝底側では重なることで支えあい陸部剛性が得られる結果として操縦安定性を確保することができる。
中央主溝3と急傾斜溝8で区画される第1鋭角部に、その先端11aに向かって陸部高さが漸減する第1面取り部11を設け、第1鋭角部の先端11aが図1に示すように交点位置20aと実質上一致することが好ましい。
中央主溝3と急傾斜溝8とで区画されるブロック7の第1鋭角部に、その先端11aに向かって陸部高さが漸減する第1面取り部11を設けることによって、その先端11a部分の剛性を高め、第1鋭角部の接地に際するクラッシング、ひいては、溝内への逃げ変形を防止するとともに、排水性を向上させ、さらに円滑なる接地を担保して、騒音の低減を図ることもできる。さらに第1面取り部11は、その先端11a部分のタイヤ接地面圧を高める効果があり、操縦安定性および耐偏摩耗性が向上する。例えば、第1面取り部11の面取り長さが2〜15mmの範囲、図1では斜線を施して示すような範囲に設けることが好ましい。
第1面取り部11は、面取り面を平坦面とすることができる他、例えば図4(a)に示す凹曲面、図4(b)に示す凸曲面、図4(c)に示す面取り面の陸部高さがその幅方向に異なる三次元構造等、種々の形状とすることができる。
さらに、この第1鋭角部の先端11aが、円弧部相互の円弧仮想延長線上の交点位置20aと実質上一致することにより、傾斜溝底部10と第1面取り部11を隣接させることとなる。この構成により、トレッド中央域に傾斜溝底部10と第1面取り部11を隣接して有するため、タイヤ表面側では溝としての大容積の空間を形成することができる結果として排水性は向上し、溝底側では重なることで支えあい陸部剛性が得られる結果として操縦安定性を確保することができる。
前記円弧部20の曲率半径Rが、40〜400mmであることが好ましい。この曲率半径Rが40mm未満だと中央主溝3の溝容積が小さくなりすぎ排水性が悪化する傾向があり、400mmを超えると円弧部20がほぼ直線状の溝壁面となり排水性の向上効果は認められなくなる傾向があるからである。
急傾斜溝8は、タイヤ周方向Cに対する角度が42°以下であることが好ましい。急傾斜溝8をタイヤ周方向Cに対する角度を適切に設定することにより、排水性をより効果的に向上することができる。さらに、急傾斜溝8は、タイヤ周方向Cに対する角度が円弧部20と接するような0°に近い角度が特に好ましい。
緩傾斜溝9は、タイヤ周方向Cに対する角度が45〜90°であることが好ましい。緩傾斜溝9をタイヤ周方向Cに対する角度を適切に設定することにより、ブロック7のタイヤ周方向Cに対する十分な陸部剛性を有し、操縦安定性の向上を図ることができ、耐偏摩耗性も向上することができる。図1ではブロック7内で終端する緩傾斜溝9を設けているが、これは、タイヤ周方向Cに長いブロック7を実質的に分断することで、陸部剛性の適正化を図り、操縦安定性を向上するためであり、必要に応じて設けることができる。
ここで、急傾斜溝8と緩傾斜溝9の効果をバランスよく発揮させる点で、急傾斜溝8と緩傾斜溝9とのタイヤ周方向Cにおける角度差が10°以上であることが好ましい。
図5は、本発明の他の実施形態を示すトレッドパターンであり、図6(a)は図5のE−E断面図、および、図6(b)は図5のF−F断面図、そして、図6(c)は図5のG−G断面図であるである。
ブロック7に、緩傾斜溝9と平行に延びるサイプ12を設けることが好ましい。緩傾斜溝9と実質同じ角度を持つサイプ12でブロック7を刻み、ブロック7の形状差、面積差を小さくすることにより、陸部剛性を適正化し、耐偏摩耗性を向上することができる。エッジ成分も増加できウェットブレーキ性能の向上、陸部剛性の適正化により乗心地性の向上にもつながる。
パターンセンターCLを挟んで1対の中央主溝3である場合、これら中央主溝3間に、タイヤ周方向Cに沿って連続して延びるリブ状陸部4を設けることが好ましい。パターンセンターCL上にリブ状陸部4を配設することで、操縦時のハンドルの手ごたえ感、直進安定性を増し、さらなる操縦安定性が向上することができる。また、図5では、走行時の直進走行性と特にタイヤセンター部の偏摩耗を抑制する点で、リブ状陸部4のパターンセンターCL上にタイヤ周方向Cに沿って延びる周方向細溝18を設けている場合を示している。
急傾斜溝8と第1側方主溝5とで区画されるブロック7の第2鋭角部には、その先端に向かって陸部高さが漸減する第2面取り部13を設けることが好ましい。このような第2面取り部13を有することは、第1側方主溝5の排水性を損なうことなく中央陸部6の陸部剛性を補強し、操縦安定性をより一層向上することができる。
ブロック7の中央主溝側側壁7a部分は、平面視でタイヤ周方向Cに沿って単一の曲率半径Rの円弧部20のみならず、異なる曲率半径Rの円弧部20による実質的に連続した波状形状を有することができる。
さらに、図1および図5では急傾斜溝8と緩傾斜溝9とを交互に配設しているが、傾斜角度の異なる傾斜溝を交互に配設することで陸部剛性の確保と排水性の向上を両立することができる。また、パターンノイズの周波数分散効果によるノイズ低減にも寄与することができる。
また、急傾斜溝8と第1側方主溝5の開口位置近傍の中央陸部6のブロック7の陸部剛性を高め、操縦安定性が向上する点から、図5に示すように急傾斜溝8と第1側方主溝5の開口位置に隣接する中央陸部6のブロック7の壁面に第1側方主溝5内に突出し、陸部高さが側方主溝5の溝底に向かって漸減する第3面取り部19を設けることもできる。
図1および図5では急傾斜溝8は、第1側方主溝5を挟んで短サイプ16と、タイヤ周方向Cに対して湾曲しつつ70〜90°範囲の角度で、トレッド端2に開口するまで延びる緩傾斜部17とでさらに構成した部分を示すが、短サイプ16の代わりに緩傾斜部17を第1側方主溝5に開口させてもよい。
このように構成してなるトレッドパターンは、図1および図5では、パターンセンターCLに対して点対称パターンとしているが、本発明では方向性パターンとすることもできる。
なお、上述したところは、本発明の代表的な実施形態の例を示したにすぎず、請求の範囲において種々の変更を加えることができる。例えば、図1では、側方主溝として1本の側方主溝(第1側方主溝5)のみを配設した場合を示しているが、2本以上の側方主溝を配設してもよい。
次に、本発明に従うタイヤを試作し、性能評価を行ったので、以下に説明する。
実施例1のタイヤは、図5に示すトレッドパターンを有し、タイヤサイズが195/65R15(トレッド幅TW145mm)であり、中央主溝、側方主溝、急傾斜溝、緩傾斜溝、リブ状陸部、ブロック等の寸法等の諸元については表1〜5にまとめて示す。なお、本発明ではトレッド部以外のタイヤ構造については改変を要しないため、従来の乗用車用空気入りタイヤの構造とほぼ同様とした。
Figure 2008174197
Figure 2008174197
Figure 2008174197
Figure 2008174197
Figure 2008174197
比較例1のタイヤは、図7に示すトレッドパターンを有し、トレッド部のタイヤ構造と傾斜溝底部10の延在長さを7mmとする以外は実施例1のタイヤとほぼ同様とした。比較例2のタイヤは、中央陸部6の中央主溝側側壁6aが急傾斜溝8で完全に分断される構成を採用するとともに傾斜溝底部10の延在長さを7mmとすること以外は実施例1のタイヤとほぼ同様とした。
(試験方法)
上記各供試タイヤをテスト車両に装着し、タイヤ空気圧:230kPa(相対圧)、タイヤ負荷荷重:2名乗車相当の条件下で次の各試験を行った。
1.直進時排水性
水深5mmのウェット路面を直進走行し、ハイドロプレーニング現象が発生する限界速度を測定し、この測定値によって評価した。
2.ドライ時操縦安定性
ドライ状態のサーキットコースを各種走行モードでスポーツ走行し、テストドライバーのフィーリングにより評価した。
3.ウェット時操縦安定性
ウェット状態のサーキットコースを各種走行モードでスポーツ走行し、テストドライバーのフィーリングにより評価した。
4.パターンノイズ
ドライ状態の平滑な路面上を各種走行モードにて走行し、テストドライバーによるフィーリングにより評価した。
5.乗心地テスト
ドライ状態の一般路を各種走行モードにて走行し、テストドライバーによるフィーリングにより評価した。
6.耐偏摩耗性
ドライ状態の一般路を各種走行モードにて走行し、5000km走行時の隣接ブロック間の段差摩耗量により評価した。
これらの評価結果を表6に示す。
なお、表6中の評価結果の数値はいずれも比較例1の評価結果を100としたときの指数比で示してあり、数値が大きいほど優れている。
Figure 2008174197
表6の結果から、実施例1は比較例1に比べて直進時排水性、ドライ時操縦安定性、ウェット時操縦安定性、パターンノイズ、乗心地、耐偏摩耗性の全ての性能が優れていた。なお、比較例2は、サイプを設けることにより乗心地は優れるが、直進時排水性が劣るとともに、剛性が低下するためドライ時操縦安定性とウェット時操縦安定性の点で実施例1に比べて劣った。
本発明により、トレッド部に中央主溝と傾斜溝とを配設したトレッドパターンを採用し、かかるトレッドパターンにおいて、中央陸部のブロックの形状を適正化することにより、操縦安定性、耐偏摩耗性、乗り心地性等の性能を維持しつつ、排水性と騒音の改善を図った空気入りタイヤを提供することが可能となった。
本発明に従う空気入りタイヤのトレッド部の一部を展開した図である。 (a)、(b)、(c)、(d)はそれぞれ図1のA−A、B−B、C−C、および、D−D線上の断面図である。 (a)、(b)、(c)は、本発明に従う傾斜溝底部10の種々の実施形態を示す斜視図である。 (a)、(b)、(c)は、本発明に従う第1面取り部11の種々の実施形態を示す斜視図である。 本発明に従う他の空気入りタイヤのトレッド部の一部を展開した図である。 (a)、(b)、(c)はそれぞれ図5のE−E、F−F、および、G−G線上の断面図である。 比較タイヤ(比較例1)のトレッド部の一部を展開した図である。
符号の説明
1 トレッド部
2 トレッド端
3 中央主溝
4 リブ状陸部
5 第1側方主溝
6 中央陸部
6a 中央主溝側側壁
6aa 下側側壁部分
7 ブロック
7a 中央主溝側側壁
8 急傾斜溝
9 緩傾斜溝
10 傾斜溝底部
11 第1面取り部
11a 先端
12 サイプ
13 第2面取り部
15 ブロック列
16 短サイプ
17 緩傾斜部
18 周方向細溝
19 第3面取り部
20 円弧部
TW トレッド幅
CL パターンセンター
C タイヤ周方向
W タイヤ幅方向
R 曲率半径

Claims (10)

  1. トレッド部をパターンセンターで2つに区分した半区域に、パターンセンターまたはこの近傍に位置し、タイヤ周方向に沿って延びる1本の中央主溝と、該中央主溝とトレッド端との間に位置しタイヤ周方向に沿って延びる少なくとも1本の側方主溝と、中央主溝と側方主溝の間にタイヤ周方向に対して比較的小さな角度で延びる複数本の急傾斜溝とを配設し、中央主溝とこれに隣接する側方主溝である第1側方主溝とによって中央陸部を区画し、中央主溝と第1側方主溝およびタイヤ周方向に隣接する2本の急傾斜溝とで中央陸部を多数個の実質上ブロックに区画してブロック列を形成してなる空気入りタイヤにおいて、
    中央陸部のブロックの中央主溝側側壁部分が、平面視でタイヤ周方向に沿って所定の曲率半径でパターンセンターに向かって迫り出す円弧部を有し、中央陸部の中央主溝側側壁が全体として実質的に連続した波状形状を有することを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記ブロックに、タイヤ周方向に対して比較的大きな角度で延びる緩傾斜溝をさらに配設する請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 急傾斜溝に、溝深さが第1側方主溝に向かって漸増する傾斜溝底部を設け、前記ブロックの中央主溝側側壁を構成する円弧部と、これに隣接する円弧部の円弧仮想延長線との交点位置が、前記傾斜溝底部と隣接配置される請求項1または2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 中央主溝と急傾斜溝で区画される第1鋭角部に、その先端に向かって陸部高さが漸減する第1面取り部を設け、第1鋭角部の先端が前記交点位置と実質上一致する請求項3に記載の空気入りタイヤ。
  5. 円弧部の曲率半径が、40〜400mmである請求項1〜4いずれかに記載の空気入りタイヤ。
  6. 急傾斜溝は、タイヤ周方向に対する角度が42°以下である請求項1〜5いずれかに記載の空気入りタイヤ。
  7. 緩傾斜溝は、タイヤ周方向に対する角度が45〜90°である請求項2〜6いずれかに記載の空気入りタイヤ。
  8. 前記ブロックに、緩傾斜溝と平行に延びるサイプを設ける請求項2〜7いずれかに記載の空気入りタイヤ。
  9. 前記中央主溝はパターンセンターを挟んで1対の中央主溝であり、これら中央主溝間に、タイヤ周方向に沿って連続して延びるリブ状陸部を設ける請求項1〜8いずれかに記載の空気入りタイヤ。
  10. 急傾斜溝と第1側方主溝とで区画されるブロックの第2鋭角部に、その先端に向かって陸部高さが漸減する第2面取り部を設ける請求項1〜9いずれかに記載の空気入りタイヤ。
JP2007011880A 2006-12-20 2007-01-22 空気入りタイヤ Active JP4869089B2 (ja)

Priority Applications (9)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007011880A JP4869089B2 (ja) 2007-01-22 2007-01-22 空気入りタイヤ
RU2009127778/11A RU2408471C1 (ru) 2006-12-20 2007-12-14 Пневматическая шина
KR1020097014945A KR101096990B1 (ko) 2006-12-20 2007-12-14 공기입 타이어
BRPI0720395-0A BRPI0720395B1 (pt) 2006-12-20 2007-12-14 Pneumático
EP07850657.3A EP2123486B1 (en) 2006-12-20 2007-12-14 Pneumatic tire
PCT/JP2007/074153 WO2008075630A1 (ja) 2006-12-20 2007-12-14 空気入りタイヤ
US12/519,984 US20100089509A1 (en) 2006-12-20 2007-12-14 pneumatic tire
CN2007800503969A CN101588934B (zh) 2006-12-20 2007-12-14 充气轮胎
AU2007335551A AU2007335551B2 (en) 2006-12-20 2007-12-14 A pneumatic tire

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007011880A JP4869089B2 (ja) 2007-01-22 2007-01-22 空気入りタイヤ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008174197A true JP2008174197A (ja) 2008-07-31
JP4869089B2 JP4869089B2 (ja) 2012-02-01

Family

ID=39701534

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007011880A Active JP4869089B2 (ja) 2006-12-20 2007-01-22 空気入りタイヤ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4869089B2 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010070094A (ja) * 2008-09-19 2010-04-02 Bridgestone Corp 空気入りタイヤ
JP2010208419A (ja) * 2009-03-09 2010-09-24 Bridgestone Corp 空気入りタイヤ
CN101920636A (zh) * 2009-06-10 2010-12-22 住友橡胶工业株式会社 充气轮胎
JP2011131852A (ja) * 2009-12-25 2011-07-07 Bridgestone Corp タイヤ
WO2012026545A1 (ja) * 2010-08-25 2012-03-01 株式会社ブリヂストン 空気入りタイヤ
JP2012046004A (ja) * 2010-08-25 2012-03-08 Bridgestone Corp 空気入りタイヤ
JP2012101572A (ja) * 2010-11-05 2012-05-31 Sumitomo Rubber Ind Ltd 空気入りタイヤ
JP2013043580A (ja) * 2011-08-25 2013-03-04 Bridgestone Corp 空気入りタイヤ
JP2014213830A (ja) * 2013-04-30 2014-11-17 株式会社ブリヂストン タイヤ
EP3150404A4 (en) * 2014-05-30 2017-06-07 Bridgestone Corporation Pneumatic tire

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09207521A (ja) * 1996-01-30 1997-08-12 Sumitomo Rubber Ind Ltd 空気入りタイヤ
JPH11180114A (ja) * 1997-12-24 1999-07-06 Bridgestone Corp 空気入りラジアルタイヤ
JP2001071709A (ja) * 1999-09-08 2001-03-21 Bridgestone Corp 方向性パターンを有する空気入りタイヤ
JP2001206017A (ja) * 2000-01-26 2001-07-31 Ohtsu Tire & Rubber Co Ltd :The 空気入りタイヤ
JP2001225611A (ja) * 2000-02-17 2001-08-21 Bridgestone Corp 方向性パターンを有する空気入りタイヤ
JP2001322407A (ja) * 2000-05-16 2001-11-20 Bridgestone Corp 空気入りタイヤ
JP2002248909A (ja) * 2001-02-26 2002-09-03 Bridgestone Corp 空気入りタイヤ
JP2003503266A (ja) * 1999-06-30 2003-01-28 ピレリ・プネウマティチ・ソチエタ・ペル・アツィオーニ 自動車用高性能タイヤ
JP2003326920A (ja) * 2002-05-09 2003-11-19 Bridgestone Corp 空気入りタイヤ
JP2004168142A (ja) * 2002-11-19 2004-06-17 Yokohama Rubber Co Ltd:The 空気入りタイヤ
JP2004231092A (ja) * 2003-01-31 2004-08-19 Toyo Tire & Rubber Co Ltd 空気入りタイヤ

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09207521A (ja) * 1996-01-30 1997-08-12 Sumitomo Rubber Ind Ltd 空気入りタイヤ
JPH11180114A (ja) * 1997-12-24 1999-07-06 Bridgestone Corp 空気入りラジアルタイヤ
JP2003503266A (ja) * 1999-06-30 2003-01-28 ピレリ・プネウマティチ・ソチエタ・ペル・アツィオーニ 自動車用高性能タイヤ
JP2001071709A (ja) * 1999-09-08 2001-03-21 Bridgestone Corp 方向性パターンを有する空気入りタイヤ
JP2001206017A (ja) * 2000-01-26 2001-07-31 Ohtsu Tire & Rubber Co Ltd :The 空気入りタイヤ
JP2001225611A (ja) * 2000-02-17 2001-08-21 Bridgestone Corp 方向性パターンを有する空気入りタイヤ
JP2001322407A (ja) * 2000-05-16 2001-11-20 Bridgestone Corp 空気入りタイヤ
JP2002248909A (ja) * 2001-02-26 2002-09-03 Bridgestone Corp 空気入りタイヤ
JP2003326920A (ja) * 2002-05-09 2003-11-19 Bridgestone Corp 空気入りタイヤ
JP2004168142A (ja) * 2002-11-19 2004-06-17 Yokohama Rubber Co Ltd:The 空気入りタイヤ
JP2004231092A (ja) * 2003-01-31 2004-08-19 Toyo Tire & Rubber Co Ltd 空気入りタイヤ

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010070094A (ja) * 2008-09-19 2010-04-02 Bridgestone Corp 空気入りタイヤ
JP2010208419A (ja) * 2009-03-09 2010-09-24 Bridgestone Corp 空気入りタイヤ
RU2523539C2 (ru) * 2009-06-10 2014-07-20 Сумитомо Раббер Индастриз, Лтд. Пневматическая шина
JP2010285035A (ja) * 2009-06-10 2010-12-24 Sumitomo Rubber Ind Ltd 空気入りタイヤ
CN101920636A (zh) * 2009-06-10 2010-12-22 住友橡胶工业株式会社 充气轮胎
JP2011131852A (ja) * 2009-12-25 2011-07-07 Bridgestone Corp タイヤ
WO2012026545A1 (ja) * 2010-08-25 2012-03-01 株式会社ブリヂストン 空気入りタイヤ
JP2012046004A (ja) * 2010-08-25 2012-03-08 Bridgestone Corp 空気入りタイヤ
US9387729B2 (en) 2010-08-25 2016-07-12 Bridgestone Corporation Pneumatic tire
JP2012101572A (ja) * 2010-11-05 2012-05-31 Sumitomo Rubber Ind Ltd 空気入りタイヤ
JP2013043580A (ja) * 2011-08-25 2013-03-04 Bridgestone Corp 空気入りタイヤ
JP2014213830A (ja) * 2013-04-30 2014-11-17 株式会社ブリヂストン タイヤ
EP3150404A4 (en) * 2014-05-30 2017-06-07 Bridgestone Corporation Pneumatic tire
US10611193B2 (en) 2014-05-30 2020-04-07 Bridgestone Corporation Pneumatic tire

Also Published As

Publication number Publication date
JP4869089B2 (ja) 2012-02-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4869089B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP4406455B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP4214159B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP4744800B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP5088319B2 (ja) 空気入りタイヤ
US5885384A (en) Pneumatic tire including main slant grooves and auxiliary grooves
JP5353207B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP4329912B1 (ja) 空気入りタイヤ
JP4274317B2 (ja) 空気入りタイヤ
CN101588934B (zh) 充气轮胎
JP4562268B2 (ja) 空気入りタイヤ
KR20100111233A (ko) 공기 타이어
JP4369001B2 (ja) 方向性パターンを有する空気入りタイヤ
JP4065718B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP4776523B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP3193452B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP4615655B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP2006143040A (ja) 空気入りタイヤ
JP2006076349A (ja) 空気入りタイヤ
JP5282479B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP4776152B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP4473689B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP7099021B2 (ja) タイヤ
JP2001026205A (ja) 空気入りタイヤ
JP4421432B2 (ja) 空気入りタイヤ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091209

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110531

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110726

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110823

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110928

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111018

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111115

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4869089

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141125

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250