JP2001026205A - 空気入りタイヤ - Google Patents

空気入りタイヤ

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JP2001026205A JP11198315A JP19831599A JP2001026205A JP 2001026205 A JP2001026205 A JP 2001026205A JP 11198315 A JP11198315 A JP 11198315A JP 19831599 A JP19831599 A JP 19831599A JP 2001026205 A JP2001026205 A JP 2001026205A
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    • B60C11/00Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
    • B60C11/03Tread patterns
    • B60C11/13Tread patterns characterised by the groove cross-section, e.g. for buttressing or preventing stone-trapping
    • B60C11/1369Tie bars for linking block elements and bridging the groove
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B60C11/03Tread patterns
    • B60C11/13Tread patterns characterised by the groove cross-section, e.g. for buttressing or preventing stone-trapping
    • B60C11/1376Three dimensional block surfaces departing from the enveloping tread contour
    • B60C11/1384Three dimensional block surfaces departing from the enveloping tread contour with chamfered block corners

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 他の性能を犠牲にすることなく排水性能及び
操縦安定性能を有効に高めることができる空気入りタイ
ヤ、特に高性能タイヤを提供することにある。 【解決手段】 トレッド部踏面1の少なくとも略半区域
2,3 に、そのパターンセンター側に位置する周方向溝
と、該周方向溝からトレッド接地端に向かって傾斜して
延びる多数本の傾斜溝とを配設することによって複数の
傾斜陸部を区画形成し、該傾斜陸部は、分断溝の配設に
よって、さらに中央側陸部と側方側陸部とに小区分され
てなり、分断溝は、各傾斜溝からそれぞれパターンセン
ターに向かって傾斜して延びる一対の短溝部と、これら
短溝部を連結する長溝部とからなり、分断溝の長溝部に
面する側方側陸部の側壁部分に、長溝部に向かって陸部
高さが減少する第1面取り部を形成することを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、他の性能を犠牲
にすることなく、排水性能及び操縦安定性能を有効に高
めることができる空気入りタイヤ、特に高性能タイヤに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の空気入りタイヤ、特に、操縦安定
性の向上等を目的として偏平率を小さくした、いわゆる
高性能タイヤは、そのトレッド部踏面に、排水性の確保
等のため、タイヤ周方向に沿って延びる周方向溝と、前
記周方向溝からトレッド接地端に向かって傾斜して延び
る多数本の傾斜溝とを配設し、これらの溝によって複数
の区画陸部を形成するのが一般的である。
【0003】かかるタイヤにおいて、排水性能を向上さ
せるための手段としては、周方向溝や傾斜溝の溝幅を広
げるなどして溝面積比率(ネガティブ率)を高めるのが
有用である。
【0004】即ち、上記トレッドパターンを有するタイ
ヤにおいては、周方向溝が主にタイヤの前後方向に排水
する役割を担い、傾斜溝が主にタイヤ側方に排水する役
割を担うことから、かかる溝のネガティブ率を高めるこ
とによって、タイヤの前後方向と側方への排水効率が高
まり、この結果として、タイヤ全体としての排水性能の
向上が期待できるのである。
【0005】また、排水性能を向上させるための他の手
段としては、傾斜溝を、タイヤ周方向に対して比較的小
さい角度で傾斜する、いわゆるハイアングル溝にするこ
と、及び、傾斜溝をパターンセンター側からそれぞれの
トレッド接地端側に向かって順次接地域に入る方向に配
設して、トレッド部に方向性パターンを形成するのが有
用である。
【0006】さらに、トレッド部踏面に同一寸法でかつ
同一本数の周方向溝を配設する場合について考えると、
パターンセンター側、即ちトレッド中央域内に配設した
周方向溝の本数が多いほど排水性能が良好であること
は、発明者の実験などから明らかである。
【0007】しかしながら、これらの排水性能を向上さ
せるための手段はいずれも、他の性能を確保する点から
自ずと限界があった。
【0008】また、トレッド部踏面の略半区域に、セン
ターパターン側に設けた1本の周方向溝と2本の傾斜溝
のみによって区画形成した傾斜陸部を有するタイヤ(図
1参照)について考えた場合、1個の傾斜陸部の陸部面
積は広くなり陸部剛性も高くなるため、例えばサーキッ
ト走行時のように横力が作用するような場合におけるハ
ンドリング性を含む操縦安定性能については有利に作用
するものの、傾斜陸部表面が路面に接触した場合に、傾
斜陸部内の接地圧分布が不均一になって偏摩耗が発生し
やすくなり、さらに、タイヤ負荷転動時に傾斜陸部踏面
で水たまりのある路面を踏みしめた場合には、踏みしめ
た水の位置から傾斜溝までの距離が長くなるため、かか
る水を傾斜溝を通じてタイヤ側方に速やかに排出するこ
とができないという問題点があった。
【0009】そのため、上記傾斜陸部を有するタイヤに
おいては、個々の傾斜陸部内の接地圧分布を均一にして
偏摩耗を抑制するとともに、傾斜陸部踏面が踏みしめた
水を傾斜溝を通じてタイヤ側方へ速やかに排出するため
の手段を講じる必要がある。
【0010】かかる手段としては、例えば、前記傾斜陸
部に、これを区画する2本の傾斜溝に開口する分断溝を
配設することによって、傾斜陸部をさらに側方側陸部と
中央側陸部に小区分することが有用である。
【0011】そして、発明者は分断溝の配設形状等を種
々に変化させて、排水性能及び操縦安定性能の更なる向
上を行うための検討を行った。
【0012】その結果、分断溝は、通常はストレート状
の配設形状を有し、傾斜溝との交差角度が比較的大きく
なるのが一般的であり、この分断溝を配設したタイヤの
場合には、傾斜溝内と分断溝内を流れる水の排出方向が
大きく異なり、これらの溝の交差部分において、傾斜溝
に沿う水の流れと分断溝に沿う水の流れが合流又は分岐
する時に衝突してこれらの流れに乱れが生じ、また、空
気を巻きこんで気泡も発生しやすくなり、双方の溝内で
のスムーズな流れが阻害される結果となり、これが、排
水効率の低下の原因となっていることが判明した。
【0013】また、ストレート状の分断溝の配設は、そ
の溝壁部分の横力に対する剛性が相対的に低いため、分
断溝の溝底でのバックリング現象が生じやすく、この現
象の発生に伴って操縦安定性が低下する傾向があるも判
明した。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】この発明の目的は、 特
に分断溝の配設形状及びこれに面する陸部の側壁部分の
形状の適正化を図ることにより、他の性能を犠牲にする
ことなく、排水性能及び操縦安定性能を有効に高めるこ
とができる空気入りタイヤ、特に高性能タイヤを提供す
ることにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、 この発明は、 トレッド部踏面の少なくとも略半区域
に、そのパターンセンター側位置でタイヤ周方向に沿っ
て延びる周方向溝と、該周方向溝からトレッド接地端に
向かって傾斜して延び、かつ、パターンセンター側でタ
イヤ周方向に対する傾斜角度が比較的小さく、トレッド
接地端側で前記傾斜角度が比較的大きい多数本の傾斜溝
とを配設することによって複数の傾斜陸部を区画形成
し、該傾斜陸部は、これを区画形成する2本の傾斜溝に
開口する分断溝の配設によって、さらに中央側陸部と側
方側陸部とに小区分されてなる空気入りタイヤにおい
て、分断溝は、各傾斜溝からそれぞれパターンセンター
に向かって傾斜して延びる一対の短溝部と、これら短溝
部を連結する長溝部とからなり、分断溝の長溝部に面す
る側方側陸部の側壁部分に、長溝部に向かって陸部高さ
が減少する第1面取り部を形成することを特徴とする空
気入りタイヤである。
【0016】尚、ここでいう「トレッド部踏面の略半区
域」とは、トレッド部踏面をパターンセンターで2分し
たときの一方のトレッド領域をいい、例えば、パターン
センターがタイヤ赤道と一致しない場合の半区域も含ま
れる。
【0017】また、第1面取り部の陸部高さ減少割合
は、分断溝の長溝部に面する中央側陸部の側壁部分のそ
れよりも大きいことが好ましい。
【0018】さらに、第1面取り部と側方側陸部の踏面
とのなす角度は、120 〜160 °の範囲であることが好ま
しく、より好ましくは130 〜150 °とする。
【0019】さらにまた、傾斜溝と分断溝の短溝部とで
区画された中央側陸部の角部分は、鋭角の平面形状をな
し、該角部分に、その頂点及び短溝部に向かって陸部高
さが減少する第2面取り部を形成することが好ましい。
【0020】加えて、分断溝は、その少なくとも1部の
溝部分が、トレッド端から測定してトレッド幅の略4等
分位置付近にあることが好ましく、また、分断溝の長溝
部は、タイヤ周方向と平行な方向、又はこれに対し45°
以下の角度でかつ傾斜溝とは反対の向きに傾斜する方向
に延在することが好ましく、さらに、分断溝の短溝部
は、それが開口する傾斜溝に対して比較的小さな角度で
延在することが好ましく、加えて、分断溝の溝幅は、傾
斜溝のそれと同等若しくはそれよりも狭く、かつ、周方
向溝のそれよりも狭いことが好ましく、加えてまた、分
断溝の溝幅は2〜10mmであることがより好適である。
【0021】さらに、トレッド部踏面の両区域に、パタ
ーンセンター側に位置する周方向溝からそれぞれトレッ
ド接地端に向かって傾斜して延びる多数本の傾斜溝を配
設して、対をなす傾斜陸部を形成し、これら傾斜陸部
を、パターンセンター側部分からトレッド接地端側部分
に向かって順次接地する配置にして、トレッド部に方向
性パターンを形成することが好ましい。
【0022】さらにまた、トレッド中央域に1対の周方
向溝を配設して、これらの間にリブ状陸部を形成するこ
とが好ましい。尚、ここでいう「トレッド中央域」と
は、パターンセンターを中心としトレッド接地幅の50%
の領域をいう。
【0023】
【発明の実施の形態】次に、 この発明の実施の形態の一
例を以下で説明する。図1は、 この発明に従う空気入り
タイヤのトレッドパターンを示したものであり、 図中1
はトレッド部踏面、2及び3はトレッド部踏面1の略半
区域、4は中央域、5a及び5bは周方向溝、6a及び6bはト
レッド接地端、7a及び7bは傾斜溝、8a及び8bは傾斜陸
部、9は分断溝、10a 及び10b は中央側陸部、11a 及び
11b は側方側陸部である。
【0024】図1に示すトレッド部踏面1を有する空気
入りタイヤは、トレッド部踏面の少なくとも略半区域
(図1では両区域2,3)に、そのパターンセンターC
L側位置(図1では、パターンセンターとタイヤ赤道と
が一致している場合を示す。)、より具体的には、中央
域4内の位置でタイヤ周方向に沿って延びる周方向溝5
a,5b と、該周方向溝5a,5b からそれぞれトレッド接地
端6a,6b に向かって傾斜して延びる多数本の傾斜溝7a,7
b とを配設することによって、複数の傾斜陸部8a,8b を
区画形成したものである。
【0025】傾斜溝7a,7b は、パターンセンターCL側
でタイヤ周方向に対する傾斜角度が比較的小さく(好適
には10〜40°)、トレッド接地端6a,6b 側で前記傾斜角
度が比較的大きい(好適には50〜80°)、いわゆるハイ
アングル溝である。
【0026】また、傾斜陸部8a,8b は、これを区画形成
する2本の傾斜溝7a1 と7a2 , 7b1と7b2 に連通する分
断溝9の配設によって、さらに中央側陸部10a,10b と側
方側陸部11a,11b とに小区分されている。
【0027】そして、この発明の構成上の主な特徴は、
傾斜陸部8a,8b に配設した分断溝9の配設形状及びこれ
に面する陸部の側壁部分の形状を適正にすること、より
具体的には、分断溝9は、各傾斜溝7a1 又は7a2 , 7b1
又は7b2 からそれぞれパターンセンター3に向かって傾
斜して延びる一対の短溝部12a,12b と、これら短溝部12
a 及び12b を連結する長溝部13とからなり、分断溝9の
長溝部13に面する側方側陸部11a,11b の側壁部分14に、
長溝部13に向かって陸部高さが減少する第1面取り部15
を形成することにある。
【0028】以下、上記構成を採用するに至った経緯を
この発明の作用とともに説明する。従来タイヤの場合、
分断溝がストレート状の平面形状を有し、かつ分断溝を
傾斜溝と大きな角度で交差するように配設するのが一般
的であったため、このタイヤで水たまりのある路面上を
走行した場合には、傾斜陸部踏面で踏みしめた路面上の
水を、分断溝内に取り込むことはできるものの、分断溝
と傾斜溝の交差部分での交差角度が大きいため、分断溝
内に取り込まれた水が傾斜溝と合流する際に傾斜溝内を
流れる水と衝突するなどの理由によってこれらの水の流
れに乱れが生じ、また、空気を巻きこんで気泡も発生し
やすくなり、双方の溝内での水のスムーズな流れが阻害
される結果、傾斜溝を通じたタイヤ側方への十分な排水
性能が得られなかった。
【0029】また、ストレート状の分断溝の配設は、そ
の溝壁部分の横力に対する剛性が相対的に低いため、分
断溝の溝底でのバックリング現象が生じやすく、この現
象の発生に伴って操縦安定性が低下することになった。
【0030】そこで、発明者は、まず分断溝9に取り込
まれた水が傾斜溝内に流れ込んだときに、この流れ込ん
だ水が傾斜溝内を流れる水とスムーズに合流するように
すべく、分断溝の配設形状を色々と変化させて検討を行
った。
【0031】その結果、分断溝の、少なくとも傾斜溝に
開口(交差)する両端溝部分(即ち、短溝部)はいずれ
も、延在方向を傾斜溝の延在方向とできるだけ近づけ、
かつトレッド端に向かう方向に傾斜溝と開口するように
配設すれば、分断溝内の水が傾斜溝内に合流する際に水
の流れに乱れが生じにくいことがわかった。
【0032】そのため、この発明では、分断溝を、傾斜
溝7a1 及び7a2 又は 7b1及び7b2 からパターンセンター
CLに向かう方向、即ち、逆から言えば、トレッド接地
端6a,6b に向かって傾斜溝7a1 及び7a2 , 7b1 及び7b2
と開口する方向に傾斜して延びる一対の短溝部12a 及び
12b と、これら短溝部12a 及び12b を連結する長溝部13
とによって、略”コ”の字状の配設形状とすることと
し、これによって、分断溝9内を流れる水が傾斜溝内に
合流する際に水の流れに乱れが生じにくくくなるととも
に、分断溝の溝底でのバックリングの発生が、ストレー
ト状の分断溝を有する従来タイヤと比べるとかなり抑制
することができる。
【0033】また、分断溝9の配設は、傾斜陸部8a,8b
を側方側陸部11a,11b と中央側陸部10a,10b とに小区分
することになるため、傾斜陸部8a,8b 内での接地圧分布
の均一化が図れ、トレッドの接地性が良好となり、偏摩
耗の発生も抑制される。
【0034】尚、分断溝9の配設位置は、具体的には、
その少なくとも1部の溝部分が、トレッド端16a,16b か
ら測定してトレッド幅の略4等分位置付近にあることが
好ましい。コーナリング時の踏面の変形を吸収する場所
として1/4 位置が適当だからである。
【0035】また、分断溝9の長溝部13は、タイヤ周方
向と平行な方向、又はこれに対し45°以下(より好適に
は、5〜30°)の角度でかつ傾斜溝7a,7b とは反対の向
きに傾斜する方向に延在することが好ましい。分断溝9
の長溝部13を前記配設形状にすることによって、均一に
近い陸部剛性(ブロック剛性)を得ることができ、操縦
安定性に有利に作用するからであり、長溝部13の前記角
度が45°を超えると、短溝部12a,12b と長溝部13との連
結位置17での交角が大きくなりすぎて、ダメージを受け
やすくなる他、排水性能にも悪影響を及ぼすことになる
からである。
【0036】さらに、分断溝9の短溝部12a,12b は、そ
れが開口する傾斜溝7a1 又は7b1 ,7a2 又は7b2 の延在
方向に対して比較的小さな角度、具体的には10〜40°の
角度で傾斜する方向に延在することがスムーズな合流を
得るために好ましい。すなわち、10°未満では効果が少
なく、一方40°をこえると、スムーズな合流効果を得る
ことが難しい。
【0037】分断溝9の溝幅は2〜10mmの範囲であるこ
とが好ましく、より好ましくは5〜8mmとする。即ち、
分断溝9の溝幅を上記範囲内にすれば、溝底でのクラッ
クを有効に防止できる溝底の曲率半径Rの確保と、有効
接地面積の確保 (操縦安定性の向上)及び接地性(なじ
み)の確保とをバランスよく達成できるからである。
【0038】上述したように、この発明では、分断溝9
の配設形状を上記構成にすることを必須の発明特定事項
とするが、上記構成を採用しただけでは、分断溝の溝底
において発生するバックリングを十分に抑制することは
難しかった。
【0039】そこで、この発明では、上記構成に加え
て、さらに分断溝9の長溝部13に面する陸部、特に側方
側陸部11a,11b の側壁部分14の形状を適正にすること、
より具体的には、図2(a)に示すように、分断溝9の長溝
部13に面する側方側陸部11a,11b の側壁部分14に、長溝
部13に向かって陸部高さが減少する第1面取り部15を形
成することとし、これによって、かかる側壁部分14の陸
部剛性を有効に高めることができるので、サーキット走
行時等のように大きな横力が作用する場合であっても、
分断溝9の溝底でのバックリングの発生を十分に抑制す
ることができ、その結果、操縦安定性を向上させること
ができる。
【0040】加えて、第1面取り部15の形成は、分断溝
9の溝容積を実質的に大きくできるため、傾斜陸部8a,8
b 、特に中央側陸部10a,10b の踏面で水たまりのある路
面上を踏みしめたとしても、その水を分断溝9内に取り
込みやすくなるので、排水性能の点でも有利に作用す
る。
【0041】第1面取り部15の陸部高さHの減少割合R
は、分断溝9の長溝部13に面する中央側陸部10a,10b の
側壁部分18のそれよりも大きいことが好ましい。コーナ
リング時の横入力に対する有利なブロック剛性を確保す
るためである。
【0042】また、第1面取り部15と側方側陸部11a,11
b の踏面とのなす角度αは、120 〜160 °の範囲である
ことが好ましい。上記範囲よりも小さくすると、溝幅と
溝深さの両立が難しくなる傾向があるからであり、ま
た、上記範囲よりも大きくすると、第1面取り部15を形
成したことによる側壁部分の剛性の向上効果が顕著では
なくなるからである。
【0043】さらに、傾斜溝7a1 又は7a2 と分断溝9の
短溝部12a 又は12b とで区画された中央側陸部10a の角
部分19は、鋭角の平面形状をなし、該角部分19に、その
頂点20及び短溝部12a 又は12b に向かって陸部高さHが
減少する第2面取り部21を形成することが好ましい。即
ち、前記角部分19を形成することにより、分断溝の溝底
でのバックリングを抑制することができ、また、前記角
部分19の平面形状を鋭角にすることにより、分断溝9内
を流れる水を傾斜溝7a,7b 内に円滑に合流させることが
でき、加えて、前記角部分19に形成した第2面取り部21
は、かかる角部分19の剛性を補強するとともに、特に中
央側陸部10a,10b の踏面と路面との間に存在する水をス
ムーズに傾斜溝7a,7b へ流入させる導入路としての作用
もある。
【0044】尚、第1面取り部15及び第2面取り部21
は、図1及び図2(a),(b) では、平面状の面取りを施し
た場合について示してあるが、曲面状の面取りを施して
もよい。
【0045】さらに、この発明では、トレッド部踏面1
のいずれか一方の半区域2又は3に、上述した構成を採
用すればよいが、特に、排水性を重視する高性能タイヤ
の場合には、図1に示すように、トレッド部踏面1の両
区域2,3に、中央域4からそれぞれのトレッド接地端
6a,6b に向かって傾斜して延びる多数本の傾斜溝7a,7b
を配設して、対をなす傾斜陸部8a及び8bを形成し、これ
ら傾斜陸部8a及び8bを、中央域4側からトレッド接地端
6a,6b 側の部分に向かって順次接地する配置にして、ト
レッド部1に方向性パターンを形成することが好まし
い。
【0046】また、図1では、排水性をより一層向上さ
せると共に、操縦安定性を高めるため、中央域4にタイ
ヤ周方向に延びる1対の周方向溝5a,5b を配設するとと
もに、これらの間にリブ状陸22を形成し、傾斜溝7a,7b
が周方向溝5a,5b に開口する構成を示してあるが、この
構成は必要に応じて適宜選択等することができる。前記
リブ状陸部を配設すれば、中央域4に位置する陸部の剛
性を大きくすることによって、微小舵角応答性を高め、
乾いた路面での操縦安定性をより一層高めることができ
る。
【0047】図1のように複数本の傾斜溝7a,7b と1対
の前記周方向溝5a,5b とを組み合わせたトレッドパター
ンにすれば、傾斜溝7a,7b によるタイヤ側方への排水作
用だけでなく、さらに、周方向溝5a,5b によるタイヤ前
後方向への排水を有効に行えるため、排水性能はより一
層向上させることができる。
【0048】また、発明者は、上記トレッドパターンを
有するタイヤについても、タイヤ負荷転動時における排
水機構について検討し、排水効率をさらに向上させるた
めの検討をしたところ、かかる排水機構は経時的に変化
すること、より具体的に言えば、タイヤの接地直前は、
周方向溝5a,5b によるタイヤ前方への排水が主であり、
また、接地直後(接地時も含む。)は、周方向溝5a,5b
によるタイヤ前後方向への排水よりもむしろ、傾斜溝7
a,7b によるタイヤ側方への排水が主であるという知見
を得た。
【0049】そして、上記構成を採用するのに加えて図
1に示すように、リブ状陸部22の側壁23a,23b の、周方
向溝5a又は5bに傾斜溝7a又は7bが開口する位置と対応す
る部分に、これらとそれぞれ隣接する周方向溝5a,5b 内
に突出する擬似陸部24を固設し、前記擬似陸部24の陸部
高さHを、リブ状陸部22の側壁23a,23b から離れるに従
って漸減するような傾斜面で形成すれば、排水性能がさ
らに向上することがわかった。図2(d),(e)は、擬似陸部
24の断面形状を明らかにするため、図1のD−D, E−
E上で切断したときのものである。
【0050】即ち、上記擬似陸部24を設けることによ
り、特に、接地直後における周方向溝5a,5b 内を流れる
水が、配設角度の異なる傾斜溝7a,7b 内へスムーズに流
れ込むことができ、接地直後における傾斜溝7a,7b によ
るタイヤ側方への排水効率が顕著に高められ、これによ
って、タイヤの排水性能をより一層向上させることがで
きる。
【0051】また、周方向溝は、タイヤ周方向に沿って
延びる形状であればよく、図1に示すような直線状だけ
には限定されず、種々の形状にすることができる。
【0052】加えて、傾斜陸部8a,8b の、最も先に接地
域に入る先端部25に、その頂点26に向かって陸部高さH
が減少する第3面取り部27を形成することが、ブロック
剛性の確保と溝分岐点での水圧減少効果を得る点で好ま
しい。
【0053】また、ブロック剛性の確保と溝分岐点での
水圧減少効果の双方をより一層バランス良く満足させる
には、第3面取り部27の陸部高さHの減少割合Rを先端
部25の頂点26に向かって漸増させること、または、第3
面取り部27の表面を実質曲面状に形成することがより好
ましい。
【0054】尚、上述したところは、この発明の実施形
態の一例を示したにすぎず、請求の範囲において種々の
変更を加えることができる。例えば、上述したタイヤ
は、いずれも1個の傾斜陸部8a,8b に1本の分断溝9を
配設した場合についてだけ説明してきたが、必要に応じ
て2本以上の分断溝を配設してもよい。
【0055】
【実施例】次に、この発明に従う空気入りタイヤを試作
し、性能を評価したので以下で説明する。 ・実施例1 実施例1のタイヤは、図1に示すトレッドパターン及び
図2(a),(b)に示す断面形状の第1及び第2面取り部を有
し、タイヤサイズがPSR205/55R16(トレッド幅:170
mm)であり、周方向溝5a,5b 、傾斜溝7a,7b 、分断溝
9、第1面取り部15、第2面取り部21、第3面取り部2
7、擬似陸部24、及びリブ状陸部22の寸法等については
表1にまとめて示す。尚、トレッド部1以外のタイヤ構
造については、従来の乗用車用空気入りタイヤの構造と
ほぼ同様とした。
【0056】・従来例 従来例のタイヤは、図3に示すトレッドパターンを有
し、タイヤサイズがPSR205/55R16(トレッド幅:170
mm)であり、周方向溝101 〜103 及び傾斜溝104 〜10
6 の寸法等については表2に示す。
【0057】
【表1】
【0058】
【表2】
【0059】(試験方法)上記各供試タイヤをJATMA で
規定する標準リムに装着し、タイヤ内圧:2.3kgf/cm
2 、タイヤ負荷荷重:実車2名乗車相当の条件下で、濡
れた路面での排水性能、乾いた路面での操縦安定性能及
びパターンノイズを評価するための試験を行なった。
【0060】濡れた路面での排水性能は、直進走行時の
排水性能と、旋回走行時の排水性能のに双方によって評
価した。
【0061】直進走行時の排水性能は、水深5mmの濡
れた路面を走行させ、速度をステップ的に増加させてい
き、ハイドロプレーニング現象が発生したときの速度を
測定し、これによって評価した。
【0062】旋回走行時の排水性能は、水深5mmの半
径80mの濡れた旋回路面を走行させ、速度をステップ
的に増加させていき、ハイドロプレーニング現象が発生
したときの速度を測定し、これによって評価した。
【0063】乾いた路面での操縦安定性能は、乾いた路
面状態にあるサーキットコースを各種走行モードにてス
ポーツ走行したときのテストドライバーによるフィーリ
ングによって評価した。
【0064】パターンノイズは、平滑な路面上を走行さ
せ、100km /hから惰行させたときの車内音をテストド
ライバーによるフィーリングによって評価した。
【0065】これらの評価結果を表3に示す。尚、表3
中の数値はいずれも、従来例を100とした指数比で示し
てあり、数値が大きいほど優れている。
【0066】
【表3】
【0067】表3の結果から、実施例1は、従来例に比
べて、濡れた路面での排水性能及び乾いた路面での操縦
安定性能に優れており、パターンノイズについては差が
なかった。
【0068】
【発明の効果】この発明によって、パターンノイズ等の
他の性能を犠牲にすることなく排水性能及び操縦安定性
能を有効に高めることができる空気入りタイヤ、特に高
性能タイヤを提供することが可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に従う空気入りタイヤのトレッド部
の一部を展開した図である。
【図2】 (a),(b) はそれぞれ図1のA−A、B−B線
上の断面図であり、(c)は第2面取り部の他の実施形態
であり、(d),(e) はそれぞれ図1のD−D及びE−E線
上の断面図である。
【図3】 従来タイヤ (従来例) のトレッド部の一部を
展開した図である。
【符号の説明】
1 トレッド部踏面 2,3 トレッド部踏面1の略半区域 4 中央域 5a,5b 周方向溝 6a,6b トレッド接地端 7a,7a1,7a2,7b,7b1,7b2 傾斜溝 8a,8b 傾斜陸部 9 分断溝 10a,10b 傾斜陸部8a,8b の中央側陸部 11a,11b 傾斜陸部8a,8b の側方側陸部 12a,12b 分断溝9の短溝部 13 分断溝9の長溝部 14 側方側陸部の側壁部分 15 第1面取り部 16a,16b トレッド端 17 短溝部12a,12b と長溝部13の連結位置 18 中央側陸部10a,10b の側壁部分 19 中央側陸部10a,10b の角部分 20 角部分19の頂点 21 第2面取り部 22 リブ状陸部 23a,23b リブ状陸部22の側壁 24 擬似陸部 25 先端部 26 先端部25の頂点 27 第3面取り部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トレッド部踏面の少なくとも略半区域
    に、そのパターンセンター側位置でタイヤ周方向に沿っ
    て延びる周方向溝と、該周方向溝からトレッド接地端に
    向かって傾斜して延び、かつ、パターンセンター側でタ
    イヤ周方向に対する傾斜角度が比較的小さく、トレッド
    接地端側で前記傾斜角度が比較的大きい多数本の傾斜溝
    とを配設することによって複数の傾斜陸部を区画形成
    し、該傾斜陸部は、これを区画形成する2本の傾斜溝に
    開口する分断溝の配設によって、さらに中央側陸部と側
    方側陸部とに小区分されてなる空気入りタイヤにおい
    て、 分断溝は、各傾斜溝からそれぞれパターンセンターに向
    かって傾斜して延びる一対の短溝部と、これら短溝部を
    連結する長溝部とからなり、 分断溝の長溝部に面する側方側陸部の側壁部分に、長溝
    部に向かって陸部高さが減少する第1面取り部を形成す
    ることを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 【請求項2】 第1面取り部の陸部高さ減少割合は、分
    断溝の長溝部に面する中央側陸部の側壁部分のそれより
    も大きい請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 【請求項3】 第1面取り部と側方側陸部の踏面とのな
    す角度は、120 〜160 °の範囲である請求項1又は2に
    記載の空気入りタイヤ。
  4. 【請求項4】 傾斜溝と分断溝の短溝部とで区画された
    中央側陸部の角部分は、鋭角の平面形状をなし、該角部
    分に、その頂点及び短溝部に向かって陸部高さが減少す
    る第2面取り部を形成する請求項1、2又は3に記載の
    空気入りタイヤ。
  5. 【請求項5】 分断溝は、その少なくとも1部の溝部分
    が、トレッド端から測定してトレッド幅の略4等分位置
    付近にある請求項1〜4のいずれか1項に記載の空気入
    りタイヤ。
  6. 【請求項6】 分断溝の長溝部は、タイヤ周方向と平行
    な方向、又はこれに対し45°以下の角度でかつ傾斜溝と
    は反対の向きに傾斜する方向に延在する請求項1〜5の
    いずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  7. 【請求項7】 分断溝の短溝部は、それが開口する傾斜
    溝に対して比較的小さな角度で延在する請求項1〜6の
    いずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  8. 【請求項8】 分断溝の溝幅は、傾斜溝のそれと同等若
    しくはそれよりも狭く、かつ、周方向溝のそれよりも狭
    い請求項1〜7のいずれか1項に記載の空気入りタイ
    ヤ。
  9. 【請求項9】 分断溝の溝幅は2〜10mmである請求項1
    〜8のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  10. 【請求項10】 トレッド部踏面の両区域に、パターン
    センター側に位置する周方向溝からそれぞれのトレッド
    接地端に向かって傾斜して延びる多数本の傾斜溝を配設
    して、対をなす傾斜陸部を形成し、これら傾斜陸部を、
    パターンセンター側部分からトレッド接地端側部分に向
    かって順次接地する配置にして、トレッド部に方向性パ
    ターンを形成する請求項1〜9のいずれか1項記載の空
    気入りタイヤ。
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