JP2011131852A - タイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数のブロックに細溝が形成されている場合において、製造コストの増大を抑制しつつ、ウエット路面での制動性能及び耐偏摩耗性を両立できるタイヤを提供できる。
【解決手段】本発明に係る空気入りタイヤ1では、タイヤ周方向TCに延びる周方向溝と、トレッド幅方向TWに延びる横溝30Mとによって形成される複数のブロック40に、周方向溝及び横溝30Mよりも細い湾曲状細溝50が形成される。周方向溝は、ブロック40のトレッド幅方向TW内側に形成される中間主溝10Mを少なくとも含む。湾曲状細溝50は、タイヤ周方向TCに沿って延び、横溝30Mに開口する第1細溝部分51と、第1細溝部分51と連なるとともに、中間主溝10Mに開口する第2細溝部分52とを含む。
【選択図】図2

Description

本発明は、タイヤ周方向に延びる周方向溝と、トレッド幅方向に延びる横溝とによって形成される複数のブロックに、周方向溝及び横溝よりも細い細溝が形成されたタイヤに関する。
従来、乗用車などに装着される空気入りタイヤ(以下、タイヤ)では、タイヤ周方向に延びる周方向溝と、トレッド幅方向に延びる横溝とよって複数のブロックが形成されたトレッドパターンが広く採用されている。
例えば、トレッド幅方向に沿って延びることによってブロックを分断する細溝(いわゆる、サイプ)が設けられたタイヤが知られている(例えば、特許文献1参照)。このタイヤによれば、細溝によりブロックが分断されて小ブロックが形成されるため、路面を引っ掻く効果(いわゆる、エッジ効果)が増大し、制動性能が向上する。
しかし、このようなタイヤでは、ブロックが分断されているため、制動時において、ブロック内のタイヤ回転方向後方に位置する小ブロックが横溝に向かって倒れ込み(めくれ)やすい。このため、小ブロックの一部に荷重や駆動力等が集中してしまい、耐偏摩耗性が低下してしまう。
そこで、タイヤ径方向においてジグザグ状に延びる細溝が形成されたタイヤが知られている。このタイヤによれば、制動時において、タイヤ周方向に隣接する小ブロック同士が支え合い、耐偏摩耗性の低下を抑制できる。
特開平10−44718号公報(第2頁、第1〜第4図)
しかしながら、上述した従来のタイヤでは、次のような問題があった。すなわち、細溝がタイヤ径方向においてジグザグ状であることによって、タイヤを製造する金型が複雑になり、タイヤの製造コストが増大してしまうという問題があった。
そこで、本発明は、複数のブロックに細溝が形成されている場合において、製造コストの増大を抑制しつつ、ウエット路面での制動性能及び耐偏摩耗性を両立できるタイヤの提供を目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明は、次のような特徴を有している。まず、本発明の第1の特徴は、タイヤ周方向(タイヤ周方向TC)に延びる周方向溝(中央主溝10C、中間主溝10M及び端部側主溝10S)と、トレッド幅方向に延びる横溝(横溝30M)とによって形成される複数のブロック(ブロック40)に、前記周方向溝及び前記横溝よりも細い細溝(例えば、湾曲状細溝50)が形成されたタイヤ(空気入りタイヤ1)であって、前記細溝は、タイヤ周方向に沿って延び、前記横溝に開口する第1細溝部分(第1細溝部分51)と、前記ブロックのトレッド幅方向内側に位置する前記周方向溝に開口する第2細溝部分(第2細溝部分52)とによって構成され、前記第1細溝部分及び前記第2細溝部分は、連なっていることを要旨とする。
かかる特徴よれば、細溝は、横溝に開口する第1細溝部分と、ブロックのトレッド幅方向内側に位置する周方向溝に開口する第2細溝部分とによって構成される。また、第1細溝部分及び第2細溝部分は、連なっている。これによれば、細溝によってブロックがタイヤ周方向に分断されることないため、細溝によって形成された小ブロックの剛性低下を抑制できる。つまり、小ブロックが独立して変形しにくくなり、ブロック全体の剛性を確保できる。このため、小ブロックが横溝に向かって倒れ込み(めくれ)にくく、小ブロックの一部に荷重や駆動力等が集中することを防止できるため、耐偏摩耗性の低下をより確実に抑制できる。
特に、制動時において、ブロック内におけるトレッド幅方向外側の領域では、タイヤに生じる横力が大きくなる。しかし、第2細溝部分がブロックのトレッド幅方向内側に位置する周方向溝に開口するため、細溝によってトレッド幅方向外側に形成された小ブロックの大きさが、細溝によってトレッド幅方向内側に形成された小ブロックの大きさに比べて大きくなる。このため、トレッド幅方向外側に形成された小ブロックの剛性を確保し、ブロック全体の剛性低下を抑制できる。従って、耐偏摩耗性の低下をさらに確実に抑制できる。また、第2細溝部分がブロックのトレッド幅方向内側に位置する周方向溝に開口することによって、当該周方向溝を流れる雨水等が第2細溝部分52から排出しやすくなり、排水性能も向上する。
また、第2細溝部分は、ブロックのトレッド幅方向内側に位置する周方向溝に開口する、すなわち、トレッド幅方向内側に向かっている。つまり、第2細溝部分は、トレッド幅方向に沿うように延びている。このため、路面を引っ掻く効果(いわゆる、エッジ効果)を確保でき、ウエット路面での制動性能(駆動性能)を確保できる。
このように、タイヤ径方向に複雑な従来の細溝と比べて、細溝の形状が単純となり、タイヤの製造コストの増大を抑制しつつ、ウエット路面での制動性能及び耐偏摩耗性を両立できる。
本発明の第2の特徴は、本発明の第1の特徴に係り、前記周方向溝は、前記ブロックのトレッド幅方向内側に位置する内側周方向溝(中間主溝10M)と、前記内側周方向溝よりも太く、前記ブロックのトレッド幅方向外側に位置する外側周方向溝(端部側主溝10S)とを含み、前記内側周方向溝の深さ(中間溝深さD10M)は、前記外側周方向溝の深さ(端部溝深さD10s)よりも浅いことを要旨とする。
本発明の第3の特徴は、本発明の第1または2の特徴に係り、前記内側周方向溝のトレッド幅方向内側には、タイヤ周方向に沿って延びるリブ状陸部(中央側陸部列20C)が隣接することを要旨とする。
本発明の第4の特徴は、本発明の第1乃至3の特徴に係り、前記第1細溝部分と前記第2細溝部分とは、トレッド面視において、湾曲した形状で連なることを要旨とする。
本発明の第5の特徴は、本発明の第2乃至4の特徴に係り、前記横溝は、前記ブロックのトレッド幅方向内側に形成され、前記内側周方向溝の深さよりも深い第1横溝領域(深横溝領域31)と、前記第1横溝領域よりもトレッド幅方向外側に形成され、前記第1横溝領域の深さ(深横溝深さD31)よりも浅い第2横溝領域(浅横溝領域32)とを含み、前記ブロックは、前記細溝によって分断された小ブロックのうち、トレッド踏面において前記所定の表面積を有する第1小ブロック(第1小ブロック41)と、前記細溝によって分断された小ブロックのうち、トレッド踏面において前記所定の表面積よりも広い表面積を有する第2小ブロック(第2小ブロック42)とを備え、前記第1小ブロックは、路面に接する表面(ブロック表面41a)と、前記周方向溝及び前記横溝に沿った側面(周方向側面41b及び幅方向側面41c)と、前記表面と前記側面とに連なり、トレッド法線に対して傾斜する面取り部(面取り部41d)とを備えることを要旨とする。
本発明の特徴によれば、複数のブロックに細溝が形成されている場合において、製造コストの増大を抑制しつつ、ウエット路面での制動性能及び耐偏摩耗性を両立できるタイヤを提供することができる。
図1は、本実施形態に係る空気入りタイヤ1のトレッドパターンを示す平面展開図である。 図2は、本実施形態に係る空気入りタイヤ1の一部を示す斜視図である。 図3は、図1のF3−F3に沿った空気入りタイヤ1の一部を示すトレッド幅方向断面図である。 図4は、図2のF4−F4に沿った空気入りタイヤ1の一部を示す断面図である。 図5は、図2のF5−F5に沿った空気入りタイヤ1の一部を示す断面図である。
次に、本発明に係る空気入りタイヤの実施形態について、図面を参照しながら説明する。具体的には、(1)空気入りタイヤの構成、(2)中間主溝の構成、(3)中間陸部列の構成、(4)比較評価、(5)作用・効果、(6)その他の実施形態について説明する。
なお、以下の図面の記載において、同一または類似の部分には、同一または類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。
したがって、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれ得る。
(1)空気入りタイヤの構成
まず、本実施形態に係る空気入りタイヤ1の構成について、図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係る空気入りタイヤ1のトレッドパターンを示す平面展開図である。なお、空気入りタイヤ1には、空気ではなく、窒素ガスなどの不活性ガスが充填されてもよい。また、空気入りタイヤ1のトレッドパターンは、タイヤ赤道線CL上における点を基準に対称(いわゆる、点対称)である。
図1及び図2に示すように、空気入りタイヤ1には、タイヤ周方向TCに沿って延びる周方向溝によって、陸部列が形成される。
具体的には、周方向溝は、中央主溝10Cと、一対の中間主溝10M(内側周方向溝)と、一対の端部側主溝10S(外側周方向溝)とによって構成される。
中央主溝10Cは、中間陸部列20M(後述するブロック40)のトレッド幅方向TW内側、かつタイヤ赤道線CL上に形成される。中間主溝10Mは、中央主溝10Cよりもトレッド幅方向TW外側に形成され、かつ端部側主溝10Sよりもトレッド幅方向TW内側に形成される。端部側主溝10Sは、中央主溝10C及び中間主溝10Mよりもトレッド幅方向TW外側に形成される。なお、中間主溝10Mの詳細については、後述する。
一方、陸部列は、中央側陸部列20Cと、一対の中間陸部列20Mと、一対の外端陸部列20Sとによって構成される。
中央側陸部列20Cは、中間陸部列20M(後述するブロック40)のトレッド幅方向TW内側に位置し、中央主溝10Cと中間主溝10Mとによって形成される。中央側陸部列20Cは、タイヤ周方向TCに沿って連続して延びるリブ状に形成される。なお、中央側陸部列20Cは、リブ状陸部を構成する。
中間陸部列20Mは、中央側陸部列20Cのトレッド幅方向TW外側に位置し、中間主溝10Mと端部側主溝10Sとによって形成される。なお、中間陸部列20Mの詳細については、後述する。
外端陸部列20Sは、中間陸部列20Mのトレッド幅方向TW外側、つまり、端部側主溝10Sよりもトレッド幅方向TW外側に設けられる。外端陸部列20Sには、トレッド幅方向TWに沿って延びる複数の横溝30Sが形成されている。横溝30Sは、端部側主溝10Sに開口せずに、外端陸部列20S内で終端している。
(2)中間主溝の構成
次に、上述した中間主溝10Mの構成について、図2及び図3を参照しながら説明する。図2は、本実施形態に係る空気入りタイヤ1の一部を示す斜視図である。図3は、図1のF3−F3に沿った空気入りタイヤ1の一部を示すトレッド幅方向断面図である。
図2及び図3に示すように、中間主溝10Mは、中間陸部列20M(後述するブロック40)のトレッド幅方向TW内側に形成される内側周方向溝を構成する。この中間主溝10Mのトレッド幅方向TW内側、具体的には、中央主溝10Cと中間主溝10Mとの間には、上述した中央側陸部列20Cが設けられる。
ここで、本実施形態では、中央主溝10Cのタイヤ径方向TRに沿った深さ(以下、中央溝深さD10c)、及び端部側主溝10Sのタイヤ径方向TRに沿った深さ(以下、端部溝深さD10s)は、略同一とする。
中間主溝10Mのタイヤ径方向TRに沿った深さ(以下、中間溝深さD10M)は、中央溝深さD10c、及び端部溝深さD10sよりも浅い。具体的には、中間溝深さD10Mは、中央溝深さD10c及び端部溝深さD10sの45〜55%であることが好ましい。
中間主溝10Mのトレッド幅方向TWに沿った幅(以下、中間溝幅W10M)は、中央主溝10Cのトレッド幅方向TWに沿った幅(以下、中央溝幅W10c)、及び端部側主溝10Sのトレッド幅方向TWに沿った幅(以下、端部溝幅W10s)よりも細い。すなわち、中央主溝10C及び端部側主溝10Sは、中間主溝10Mよりも太い。
また、中間溝幅W10Mは、中央側陸部列20Cのトレッド幅方向TWに沿った幅(以下、中央側陸幅W20C)よりも細い。具体的には、中間溝幅W10Mは、中央側陸幅W20Cの20〜30%(例えば、25%)であることが好ましい。
(3)中間陸部列の構成
次に、上述した中間陸部列20Mの構成について、図1〜図5を参照しながら説明する。なお、図4は、図1のF4−F4に沿った空気入りタイヤ1の一部を示す断面図である。図5は、図1のF5−F5に沿った空気入りタイヤ1の一部を示す断面図である。
図1及び図2に示すように、中間陸部列20Mは、ブロック40がタイヤ周方向TCに沿って複数設けられることにより構成される。ブロック40は、上述した中間主溝10M及び端部側主溝10Sと、トレッド幅方向TWに延びる複数の横溝30Mとによって形成される。
ブロック40には、周方向溝及び横溝30Mよりも細く、かつ中間溝深さD10Mとほぼ同一の深さを有する細溝が形成されている。細溝は、トレッド面視において湾曲した湾曲状細溝50と、タイヤ周方向TCに沿って直線状の直線状細溝60とを含む。
(3.1)ブロックの構成
ブロック40は、湾曲状細溝50によって分断される複数の小ブロックを備える。具体的には、ブロック40は、第1小ブロック41と、第2小ブロック42とを備える。
第1小ブロック41は、湾曲状細溝50によって分断された小ブロックのうち、トレッド踏面において所定の表面積を有する。一方、第2小ブロック42は、湾曲状細溝50によって分断された小ブロックのうち、トレッド踏面において所定の表面積(すなわち、第1小ブロック41の表面積)よりも広い表面積を有する。
ここで、図3〜図5に示すように、第1小ブロック41は、ブロック表面41aと、周方向側面41bと、幅方向側面41cと、面取り部41dとを備える。
ブロック表面41aは、路面に接する。ブロック表面41aは、タイヤ回転軸からタイヤ径方向TRに沿ったトレッド法線RLに対して略直交している。
周方向側面41bは、中間主溝10Mに沿って設けられる。幅方向側面41cは、横溝30Mに沿って設けられる。周方向側面41b及び幅方向側面41c(以下、単に「ブロック側面」と称する)は、トレッド法線RL(すなわち、ブロック表面41a)に沿って形成される。
面取り部41dは、ブロック表面41aとブロック側面とに連なり、トレッド法線RLに対して傾斜(図3〜図5のγ)する。特に、面取り部41dは、トレッド法線RLと直交する直交線RILに対して50〜75度の角度で傾斜することが好ましい。
第2小ブロック42は、第1小ブロック41と同様に、路面に接するブロック表面42aと、端部側主溝10Sに沿った周方向側面42bと、横溝30Mに沿った幅方向側面42cとを少なくとも備える。
第2小ブロック42の少なくとも一つの角部には、テーバー部44が設けられる。テーバー部44は、路面に接するブロック表面42aがタイヤ径方向TR内側に向けて徐々に傾斜する。本実施形態では、テーバー部44は、トレッド面視において、第2小ブロック42における鋭角部に設けられている。
また、第2小ブロック42には、切り欠き部45が形成されている。切り欠き部45は、端部側主溝10Sに開口する。切り欠き部45は、後述する第1細溝部分51が中間主溝10Mに開口した部分を通り、横溝30Mと平行な平行線L(図1参照)上に設けられる。切り欠き部45のタイヤ径方向TRに沿った深さ(以下、切欠深さD45)は、中間溝深さD10Mとほぼ同一である。
(3.2)横溝の構成
横溝30Mは、トレッド踏面視において、タイヤ周方向TCに沿った直線L(図1参照)に対して傾斜(図1のα)する。特に、横溝30Mは、タイヤ周方向に沿った直線Lに対して60度以下で傾斜することが好ましい。横溝30Mは、深横溝領域31(第1横溝領域)と、浅横溝領域32(第2横溝領域)とを含む。
深横溝領域31は、中間陸部列20M(ブロック40)のトレッド幅方向TW内側に形成される。すなわち、深横溝領域31は、浅横溝領域32よりもタイヤ赤道線CL寄り(中間主溝10M)に形成される。一方、浅横溝領域32は、深横溝領域31よりもトレッド幅方向TW外側(端部側主溝10S側)に形成される。
図5に示すように、深横溝領域31のタイヤ径方向TRに沿った深さ(以下、深横溝深さD31)は、中間溝深さD10Mよりも深い。浅横溝領域32のタイヤ径方向TRに沿った深さ(以下、浅横溝深さD32)は、深横溝深さD31よりも浅い。本実施形態では、浅横溝深さD32は、中間溝深さD10Mとほぼ同一である。
ここで、深横溝領域31のトレッド幅方向TWに沿った長さ(以下、深横溝長さL31)は、浅横溝領域32のトレッド幅方向TWに沿った長さ(以下、浅横溝長さL32)よりも長い(図5参照)。また、深横溝長さL31は、第1小ブロック41のトレッド幅方向TWに沿った長さ(以下、第1小長さL41)よりも長い。
(3.3)湾曲状細溝の構成
湾曲状細溝50は、第1細溝部分51と、第2細溝部分52とを含む。第1細溝部分51は、タイヤ周方向TCに沿って延び、横溝30Mに開口する。第2細溝部分52は、第1細溝部分51と連なるとともに、中間主溝10Mに開口する。また、第1細溝部分51と第2細溝部分52とは、トレッド面視において、湾曲した形状で連なっている。
第2細溝部分52は、第1細溝部分51とトレッド幅方向TWで重ならない位置に形成されている。つまり、第2細溝部分52は、タイヤ周方向TCに沿って第1細溝部分51と連続して連なっている。
第2細溝部分52は、トレッド面視において、タイヤ周方向TCに沿った直線L(図1参照)に対して傾斜(図1のβ)する。特に、第2細溝部分52は、タイヤ周方向TCに沿った直線Lに対して60度以下で傾斜することが好ましい。
(4)比較評価
次に、本発明の効果を更に明確にするために、以下の比較例及び実施例に係る空気入りタイヤを用いて行った比較評価について説明する。具体的には、(4.1)試験方法、(4.2)評価結果について説明する。なお、本発明はこれらの例によって何ら限定されるものではない。
(4.1)試験方法
比較評価では、耐偏摩耗性及び制動性能の試験を行った。
耐偏摩耗性の試験では、各空気入りタイヤを装着した試験車両で10,000km走行後、各空気入りタイヤにおけるヒール&トー摩耗の段差量を比較評価した。なお、指数が小さいほど、摩耗量が少なく、耐偏摩耗性に優れている。
制動性能の試験では、各空気入りタイヤを装着した試験車両で、ウエット路面を60km/hで走行し、急ブレーキをかけて停止するまでの制動距離を比較評価した。なお、指数が大きいほど、制動距離が短く、制動性能に優れている。
(4.2)評価結果
各空気入りタイヤに関するデータは、以下に示す条件において測定された。
・ タイヤサイズ : 195/65R15
・ 車両条件 : セダン型乗用自動車(排気量;1500cc)
表1は、細溝の形状を変更した空気入りタイヤの評価結果を示す。表2は、第2細溝部分52の直線Lに対する角度を変更した空気入りタイヤの評価結果を示す。表3は、中間溝幅W10Mの中央側陸幅W20Cに対する比率を変更した空気入りタイヤの評価結果を示す。表4は、面取り部41dの直交線RILに対する角度を変更した空気入りタイヤの評価結果を示す。
Figure 2011131852
表1に示すように、細溝が中央主溝10Cに開口することによって、耐偏摩耗性及び制動性能を両立できることが判る。
Figure 2011131852
表2に示すように、第2細溝部分52の直線Lに対する角度βが60度以下であることによって、耐偏摩耗性及び制動性能を両立できることが判る。
Figure 2011131852
表3に示すように、中間溝幅W10Mが中央側陸幅W20Cの20〜25%であることによって、耐偏摩耗性及び制動性能を両立できることが判る。
Figure 2011131852
表4に示すように、面取り部41dの直交線RILに対する角度γが50〜75度であることによって、耐偏摩耗性及び制動性能を両立できることが判る。
(5)作用・効果
実施形態では、湾曲状細溝50は、横溝30Mに開口する第1細溝部分51と、中間主溝10Mに開口する第2細溝部分52とによって構成される。また、第1細溝部分51及び第2細溝部分52は、連なっている。これによれば、湾曲状細溝50によってブロック40がタイヤ周方向TCに分断されることないため、湾曲状細溝50によって形成された小ブロックの剛性低下を抑制できる。つまり、小ブロックが独立して変形しにくくなり、ブロック40全体の剛性を確保できる。このため、小ブロックが横溝30Mに向かって倒れ込み(めくれ)にくく、小ブロックの一部に荷重や駆動力等が集中することを防止できるため、耐偏摩耗性の低下をより確実に抑制できる。
特に、制動時において、ブロック40内におけるトレッド幅方向TW外側の領域では、空気入りタイヤ1に生じる横力が大きくなる。しかし、第2細溝部分52が中間主溝10Mに開口することによって、湾曲状細溝50によってトレッド幅方向TW外側に形成された第2小ブロック42の大きさが、湾曲状細溝50によってトレッド幅方向TW内側に形成された第1小ブロック41の大きさに比べて大きくなる。このため、第2小ブロック42の剛性を確保し、ブロック40全体の剛性低下を抑制できる。従って、耐偏摩耗性の低下をさらに確実に抑制できる。また、第2細溝部分52が中間主溝10Mに開口することによって、タイヤ赤道線CL寄りに形成された中間主溝10Mを流れる雨水等が第2細溝部分52から排出しやすくなり、排水性能も向上する。
また、第2細溝部分52は、中間主溝10Mに開口する、すなわち、トレッド幅方向TW内側に向かっている。つまり、第2細溝部分52は、トレッド幅方向TWに沿うように延びている。このため、路面を引っ掻く効果(いわゆる、エッジ効果)を確保でき、ウエット路面での制動性能(駆動性能)を確保できる。
このように、タイヤ径方向に複雑な従来の細溝と比べて、湾曲状細溝50の形状が単純となり、タイヤの製造コストの増大を抑制しつつ、ウエット路面での制動性能及び耐偏摩耗性を両立できる。
実施形態では、中間溝深さD10Mは、中央溝深さD10cよりも浅い。これによれば、中間主溝10Mの体積を減少させ過ぎることない。
特に、中間溝深さD10Mは、中央溝深さD10c及び端部溝深さD10sの45〜55%であることが好ましい。なお、中間溝深さD10Mが中央溝深さD10c及び端部溝深さD10sの45%よりも小さいと、中間主溝10Mの体積が減少し過ぎてしまい、排水性能を確保できない場合がある。一方、中間溝深さD10Mが中央溝深さD10c及び端部溝深さD10sの55%よりも大きいと、ブロック40の剛性を確保しにくく、制動性能が低下してしまう場合がある。
また、中間溝幅W10Mは、中央側陸幅W20Cの20〜30%であることが好ましい。なお、中間溝幅W10Mが中央側陸幅W20Cの20%よりも小さいと、中間主溝10Mの体積が減少し過ぎてしまい、排水性能を確保できない場合がある。一方、中間溝幅W10Mが中央側陸幅W20Cの30%よりも大きいと、ブロック40の剛性を確保しにくく、制動性能が低下してしまう場合がある。
実施形態では、中間主溝10Mのトレッド幅方向TW内側、具体的には、中央主溝10Cと中間主溝10Mとの間には、上述した中央側陸部列20Cが設けられる。これによれば、ブロック40(特に、中間主溝10Mに隣接する第1小ブロック41)の剛性を確保できる。このため、空気入りタイヤ1全体の接地圧が不均一となることを防止し、制動性能の低下をより確実に抑制できる。
実施形態では、第1細溝部分51と第2細溝部分52とは、トレッド面視において、湾曲した形状で連なる。これによれば、ウエット路面での制動性能を確保しつつ、中間主溝10Mを流れる雨水等が第2細溝部分52から排出しやすくなるため、排水性能がさらに向上する。
実施形態では、深横溝深さD31は、中間溝深さD10Mよりも深く、浅横溝深さDの深さは、深横溝深さDの深さよりも浅い。これによれば、ブロック40(特に、端部側主溝10Sに隣接する第2小ブロック42)の剛性を確保できるため、空気入りタイヤ1全体の接地圧が不均一となることをさらに防止し、制動性能の低下をより確実に抑制できる。
また、横溝30M及び第2細溝部分52は、トレッド踏面視において、タイヤ周方向TCに沿った直線Lに対して傾斜(図1のα,β)する。これによれば、エッジ効果を確保しつつ、中間主溝10Mを流れる雨水等が第2細溝部分52から排出しやすくなるため、ウエット路面での制動性能と排水性能とを高いレベルで両立できる。
特に、横溝30M及び第2細溝部分52は、直線Lに対して60度以下で傾斜することが好ましい。なお、横溝30M及び第2細溝部分52が直線Lに対して60度よりも大きいと、駆動時ではタイヤ周方向TCに沿った入力がブロック40(第1小ブロック41及び第2小ブロック42)のエッジに集中しやすくなる。このため、制動時において、ブロック40が横溝30Mに向かって倒れ込み(めくれ)やすくなり、耐偏摩耗性の低下を抑制できない場合がある。
また、第2小ブロック42は、湾曲状細溝50によって分断された小ブロックのうち、トレッド踏面において所定の表面積よりも広い表面積を有する。つまり、制動時において、ブロック40内における空気入りタイヤ1に生じる横力が大きいトレッド幅方向TW外側に、第2小ブロック42が設けられる。このため、第2小ブロック42の剛性を確保し、耐偏摩耗性の低下をさらに確実に抑制できる。
また、第1小ブロック41は、ブロック表面41aとブロック側面とに加え、面取り部41dを備える。これによれば、第1小ブロック41の剛性を確保しつつ、中間主溝10Mの体積が増大する。このため、耐偏摩耗性及び排水性能を高いレベルで両立できる。
特に、面取り部41dは、直交線RILに対して50〜75度の角度(γ)で傾斜することが好ましい。なお、面取り部41dが直交線RILに対して50度よりも小さい角度で傾斜すると、第1小ブロック41の接地面積(すなわち、ブロック表面41aの面積)が減少し過ぎてしまい、制動性能を向上できない場合がある。一方、面取り部41dが直交線RILに対して75度よりも大きい角度で傾斜すると、中間主溝10Mの体積が増大しにくく、排水性能が低下してしまう場合がある。
(6)その他の実施形態
上述したように、本発明の実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。
例えば、本発明の実施形態は、次のように変更することができる。具体的には、タイヤとして、空気や窒素ガスなどが充填される空気入りタイヤ1であるものとして説明したが、これに限定されるものではなく、ソリッドタイヤ(ノーパンクタイヤ)でもあってもよい。
また、空気入りタイヤ1の構成やトレッドパターンについても、目的に応じて適宜設定できることは勿論である。例えば、空気入りタイヤ1のトレッドパターンは、タイヤ赤道線CLを基準に対称(いわゆる、線対称)であってもよい。また、中央側陸部列20Cに横溝が形成され、実施形態で説明した細溝が設けられていてもよい。
また、第2細溝部分52は、必ずしもタイヤ周方向TCに沿った直線Lに対して60度以下で傾斜する必要はなく、直線Lに対して60度よりも大きくてもよい。また、第1細溝部分51と第2細溝部分52とは、トレッド面視において、必ずしも湾曲した形状で連なる必要はなく、屈曲していればよい。また、横溝30Mは、必ずしも深横溝領域31と浅横溝領域32とを含む必要はなく、何れか一方のみであってもよい。また、ブロック40には、必ずしも面取り部41dやテーバー部44が設けられていなくてもよい。
このように、本発明は、ここでは記載していない様々な実施の形態などを含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は、上述の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められる。
1…空気入りタイヤ、10C…中央側主溝、10S…端部側主溝、20C…中央陸部列、20M…中間陸部列、20S…外端陸部列、30M,30S…横溝、31…深横溝領域(第1横溝領域)、32…浅横溝領域(第2横溝領域)、40…ブロック、41…第1小ブロック、41a…ブロック表面、41b…周方向側面、41c…幅方向側面、41d…面取り部、42…第2小ブロック、42a…ブロック表面、42b…周方向側面、42c…幅方向側面、44…テーバー部、45…切り欠き部、50…湾曲状細溝、51…第1細溝部分、52…第2細溝部分、60…直線状細溝

Claims (5)

  1. タイヤ周方向に延びる周方向溝と、トレッド幅方向に延びる横溝とによって形成される複数のブロックに、前記周方向溝及び前記横溝よりも細い細溝が形成されたタイヤであって、
    前記細溝は、
    タイヤ周方向に沿って延び、前記横溝に開口する第1細溝部分と、
    前記ブロックのトレッド幅方向内側に位置する前記周方向溝に開口する第2細溝部分と
    によって構成され、
    前記第1細溝部分及び前記第2細溝部分は、連なっているタイヤ。
  2. 前記周方向溝は、
    前記ブロックのトレッド幅方向内側に位置する内側周方向溝と、
    前記内側周方向溝よりも太く、前記ブロックのトレッド幅方向外側に位置する外側周方向溝と
    を含み、
    前記内側周方向溝の深さは、前記外側周方向溝の深さよりも浅い請求項1に記載のタイヤ。
  3. 前記内側周方向溝のトレッド幅方向内側には、タイヤ周方向に沿って延びるリブ状陸部が隣接する請求項1または2に記載のタイヤ。
  4. 前記第1細溝部分と前記第2細溝部分とは、トレッド面視において、湾曲した形状で連なる請求項1乃至3の何れか一項に記載のタイヤ。
  5. 前記横溝は、
    前記ブロックのトレッド幅方向内側に形成され、前記内側周方向溝の深さよりも深い第1横溝領域と、
    前記第1横溝領域よりもトレッド幅方向外側に形成され、前記第1横溝領域の深さよりも浅い第2横溝領域と
    を含み、
    前記ブロックは、
    前記細溝によって分断された小ブロックのうち、トレッド踏面において所定の表面積を有する第1小ブロックと、
    前記細溝によって分断された小ブロックのうち、トレッド踏面において前記所定の表面積よりも広い表面積を有する第2小ブロックと
    を備え、
    前記第1小ブロックは、
    路面に接する表面と、
    前記周方向溝及び前記横溝に沿った側面と、
    前記表面と前記側面とに連なり、トレッド法線に対して傾斜する面取り部と
    を備える請求項2乃至4の何れか一項に記載のタイヤ。
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