JP5478207B2 - タイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、複数の周方向溝によって形成された複数のリブ状陸部のうち、少なくとも一つのリブ状陸部にラグ溝が形成されるタイヤに関する。
従来、自動車などの車両に装着される空気入りタイヤ(以下、タイヤと適宜省略する)では、タイヤ周方向に沿って延びる複数の周方向溝によって形成されたリブ状陸部に、周方向溝に交差するラグ溝が形成されたトレッドパターンが広く採用されている。
例えば、ラグ溝がタイヤ回転方向後方に向かう連れて周方向溝からトレッド幅方向外側に離れるように、ラグ溝がタイヤ赤道線に直交する直交線に対して傾斜したタイヤが知られている(例えば、特許文献1参照)。
このようなタイヤでは、ラグ溝と直交線とがなす角度を大きくすること(いわゆる、ハイアングルラグ溝を形成すること)によって、周方向溝内に流れる雨水を効率的に排出でき、ウエット路面での排水性が向上する。
特開平5−254311号公報(第2−第3頁、第1図)
しかしながら、上述した従来のタイヤでは、ラグ溝と直交線とがなす角度が大きくなると、路面を引っ掻く効果(エッジ効果)が低減し、積雪路面での制動性能及び駆動性能が低下してしまう。
つまり、ウエット路面での排水性と、積雪路面での制動性能及び駆動性能とは、二律背反の関係にある。このため、従来のタイヤでは、ウエット路面での排水性と、積雪路面での制動性能及び駆動性能とを両立するのが難しかった。
そこで、本発明は、複数の周方向溝によって形成された複数のリブ状陸部のうち、少なくとも一つのリブ状陸部にラグ溝が形成される場合において、ウエット路面での排水性を確保しつつ、積雪路面での制動性能及び駆動性能を向上できるタイヤの提供を目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明は、次のような特徴を有している。まず、本発明の第1の特徴は、タイヤ周方向(タイヤ周方向TC)に沿って延びる周方向溝(中央側主溝10C)によって形成される第1陸部列(中央陸部列20C)と、前記周方向溝によって前記第1陸部列のトレッド幅方向(トレッド幅方向TW)外側に形成され、前記周方向溝に交差するラグ溝(ラグ溝30M)によって複数のブロック(中間ブロック40M)に分断される第2陸部列(中間陸部列20M)とが形成されたタイヤ(空気入りタイヤ1)であって、少なくとも前記周方向溝内には、前記周方向溝の溝底面(溝底面11)よりもタイヤ径方向(タイヤ径方向TR)外側に突出する突起部(突起部50)が設けられ、前記突起部は、前記ラグ溝の延在方向に沿った延長線(延長線L1)上に位置し、前記第1陸部列のタイヤ周方向に沿った側壁(側壁21)からトレッド幅方向外側に向かって延び、前記突起部の最もトレッド幅方向内側に位置するとともに前記第1陸部列に連なる内側端部の高さ(内端高さH1)は、前記突起部の最もトレッド幅方向外側に位置する外側端部の高さ(外端高さH2)よりも高いことを要旨とする。
かかる特徴によれば、少なくとも周方向溝内には、突起部が設けられる。これによれば、積雪路面において、突起部により路面を引っ掻く効果(エッジ効果)が向上し、積雪路面での制動性能及び駆動性能を向上できる。
また、突起部は、第1陸部列の側壁からトレッド幅方向TW外側に向かって延びる。これによれば、第1陸部列の剛性が向上し、旋回時などにタイヤに横力(コーナリングフォース)が発生した場合において、第1陸部列が周方向溝内に倒れ込むことを防止できる。このため、操縦安定性をも向上できる。
また、突起部は、ラグ溝の延長線L1上に位置する。これによれば、周方向溝内を流れる雨水は、突起部に衝突してトレッド幅方向外側に向かって誘導される。誘導された雨水は、ラグ溝内を通過してトレッド幅方向外側に向かって排出される。つまり、周方向溝内を流れる雨水がラグ溝へ分散され、ウエット路面での排水性を確保できる。さらに、内側端部の高さ(H1)は、外側端部の高さ(H2)よりも高い。これによれば、周方向溝の体積を確保できるため、ウエット路面での排水性をより確実に確保できる。
本発明の第2の特徴は、本発明の第1の特徴に係り、タイヤ赤道線(タイヤ赤道線CL)に直交する直交線(直交線LC)と前記ラグ溝とがなす角度(傾斜角θ1)は、45度以上であり、前記ラグ溝は、タイヤ回転方向(タイヤ回転方向R)後方に向かう連れて、周方向溝からトレッド幅方向外側に離れることを要旨とする。
本発明の第3の特徴は、本発明の第1または2の特徴に係り、前記外側端部は、前記ラグ溝内に位置することを要旨とする。
本発明の第4の特徴は、本発明の第1乃至3の特徴に係り、前記突起部は、前記ブロックのタイヤ回転方向前方に位置する踏込側側壁(踏込側側壁41)と連なることを要旨とする。
本発明の第5の特徴は、本発明の第1乃至4の特徴に係り、前記突起部の高さは、前記内側端部から前記外側端部にかけて徐々に低くなり、前記外側端部は、前記ラグ溝の溝底面に連なることを要旨とする。
本発明の第6の特徴は、本発明の第1乃至5の特徴に係り、前記突起部の延在方向に直交する前記内側端部の幅(内端幅W1)は、前記突起部の延在方向に直交する前記外側端部の幅(外端幅W2)よりも大きく、前記外側端部の幅(W2)は、前記ラグ溝の延在方向に直交する最も狭い幅(ラグ狭幅W3)よりも小さいことを要旨とする。
本発明の第7の特徴は、本発明の第1乃至6の特徴に係り、前記第1陸部列には、前記周方向溝に開口しかつ前記第1陸部列内で終端する切欠部(切欠部60)が形成され、前記切欠部の深さ(切欠深さD1)は、前記周方向溝の深さよりも浅いことを要旨とする。
本発明の第8の特徴は、本発明の第7の特徴に係り、前記切欠部は、第1壁面(第1壁面61)と、前記第1壁面よりもタイヤ回転方向後方に位置する第2壁面(第2壁面62)とを有し、前記第1壁面は、トレッド踏面視において、前記突起部のタイヤ回転方向後方に位置する蹴出側側面(蹴出側側面530)に沿った延長線(延長線L2)上に設けられ、前記第2壁面は、トレッド踏面視において、前記突起部のタイヤ回転方向前方に位置する踏込側側面(踏込側側面520)に沿った延長線(延長線L3)上に設けられることを要旨とする。
本発明の特徴によれば、複数の周方向溝によって形成された複数のリブ状陸部のうち、少なくとも一つのリブ状陸部にラグ溝が形成される場合において、ウエット路面での排水性を確保しつつ、積雪路面での制動性能及び駆動性能を向上できるタイヤを提供することができる。
図1は、本実施形態に係る空気入りタイヤ1のトレッドパターンを示す展開図である。 図2は、本実施形態に係るラグ溝30M近傍を示す拡大展開図である。 図3は、本実施形態に係る突起部50近傍を示す拡大斜視図である。 図4は、図2のF4−F4に沿った突起部50近傍を示す断面図である。 図5は、図2のF5−F5に沿った空気入りタイヤ1の一部を示す断面図である。 図6は、比較例に係る空気入りタイヤ100のトレッドパターンを示す展開図である。 図7は、変更例に係る突起部50近傍を示す拡大斜視図である。
次に、本発明に係る空気入りタイヤの実施形態について、図面を参照しながら説明する。具体的には、(1)空気入りタイヤの構成、(2)ラグ溝の構成、(3)突起部の構成、(4)切欠部の構成、(5)比較評価、(6)作用・効果、(7)変更例、(8)その他の実施形態について説明する。
なお、以下の図面の記載において、同一または類似の部分には、同一または類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。
したがって、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれ得る。
(1)空気入りタイヤの構成
まず、本実施形態に係る空気入りタイヤ1の構成について、図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係る空気入りタイヤ1のトレッドパターンを示す展開図である。なお、空気入りタイヤ1は、ビード部やカーカス層、ベルト層、トレッド部(不図示)を備える一般的なラジアルタイヤである。また、空気入りタイヤ1には、空気ではなく、窒素ガスなどの不活性ガスが充填されてもよい。
図1に示すように、空気入りタイヤ1は、タイヤ周方向TCに沿って延びる周方向溝によって、タイヤ周方向TCに沿った複数の陸部列が形成される。
具体的には、周方向溝は、一対の中央側主溝10Cと、一対の端部側主溝10Sとによって構成される。中央側主溝10Cは、端部側主溝10Sよりもタイヤ赤道線CL寄りに形成される。少なくとも中央側主溝10C内には、後述する突起部50が設けられる。端部側主溝10Sは、中央側主溝10Cよりもトレッド幅方向TW外側に形成される。
一方、陸部列は、中央陸部列20C(第1陸部列)と、一対の中間陸部列20M(第2陸部列)と、一対の外端陸部列20Sとによって構成される。
中央陸部列20Cは、タイヤ赤道線CL上に位置し、一対の中央側主溝10C間に設けられる。中央陸部列20Cには、タイヤ周方向TCに沿って延びる周方向細溝31Cと、周方向細溝31Cと交差する方向(本実施形態では、トレッド幅方向TW)に沿って延びる幅方向細溝32Cとが形成される。また、中央陸部列20Cには、後述する切欠部60が形成される。なお、中央陸部列20Cは、タイヤ周方向TCに連続して延びるリブ状に形成されている。
中間陸部列20Mは、中央陸部列20Cのトレッド幅方向TW外側に隣接し、中央側主溝10Cと端部側主溝10Sとの間に形成される。中間陸部列20Mは、後述するラグ溝30Mによって複数の中間ブロック40Mに分断されている。複数の中間ブロック40Mのそれぞれには、中央側主溝10Cや端部側主溝10Sと交差する方向(本実施形態では、トレッド幅方向TW)に沿って延びる幅方向細溝32Mが形成される。
外端陸部列20Sは、中間陸部列20Mのトレッド幅方向TW外側に隣接し、端部側主溝10Sよりもトレッド幅方向TW外側に設けられる。外端陸部列20Sには、端部側主溝10Sに交差するラグ溝30Sと、ラグ溝30Sと略平行に延びる幅方向細溝32Sとが形成される。
(2)ラグ溝の構成
次に、上述したラグ溝30Mの構成について、図面を参照しながら説明する。図2は、図2は、本実施形態に係るラグ溝30M近傍を示す拡大展開図である。なお、図2では、幅方向細溝32Cや幅方向細溝32Mを省略している。
図2に示すように、ラグ溝30Mは、中央側主溝10C及び端部側主溝10Sに交差する。具体的には、ラグ溝30Mは、ハイアングル溝30M1と、ローアングル溝30M2とによって構成される。
ハイアングル溝30M1は、タイヤ赤道線CLに直交する直交線LCに対してローアングル溝30M2よりも大きい角度で傾斜する。直交線LCとハイアングル溝30M1とがなす傾斜角θ1は、45度以上である。
ローアングル溝30M2は、直交線LCに対してローアングル溝30M2よりも小さい角度で傾斜する。直交線LCとローアングル溝30M2とがなす傾斜角θ2は、45度よりも小さい。
このようなラグ溝30M(ハイアングル溝30M1及びローアングル溝30M2)は、タイヤ回転方向R後方に向かう連れて、中央側主溝10Cからトレッド幅方向TW外側に離れるように湾曲する。
また、ラグ溝30Mのタイヤ径方向TRに沿った深さ(図2及び図3参照)は、中央側主溝10Cや端部側主溝10Sのタイヤ径方向TRに沿った深さ(図3参照)と同一である。
(3)突起部の構成
次に、本実施形態に係る突起部50の構成について、図面を参照しながら説明する。図3は、本実施形態に係る突起部50近傍を示す拡大斜視図である。図4は、図2のF4−F4に沿った突起部50近傍を示す断面図である。
図3に示すように、突起部50は、中央側主溝10Cの溝底面11よりもタイヤ径方向TR外側に突出する。突起部50は、ハイアングル溝30M1の延在方向に沿った延長線L1上に位置し、中央陸部列20Cのタイヤ周方向TCに沿った側壁21からトレッド幅方向TW外側に向かって延びる。また、突起部50は、タイヤ回転方向R後方に凸となるように湾曲する(図2参照)。
突起部50は、内側端部51と、外側端部52とを有する。内側端部51は、突起部50の最もトレッド幅方向TW内側に位置するとともに、中央陸部列20Cの側壁21に連なる。一方、外側端部52は、突起部50の最もトレッド幅方向TW外側に位置する。本実施形態では、外側端部52は、ハイアングル溝30M1内に位置する。
突起部50の延在方向に直交する幅は、トレッド踏面視において、内側端部51から外側端部52にかけて徐々に先細状に形成される。つまり、突起部50の延在方向に直交する内側端部51の幅(以下、内端幅W1)は、突起部50の延在方向に直交する外側端部52の幅(以下、外端幅W2)よりも大きい(図2参照)。また、外端幅W2は、ハイアングル溝30M1の延在方向に直交する最も狭い幅(以下、ラグ狭幅W3)よりも小さい(図2参照)。
図4に示すように、突起部50のタイヤ径方向TRに沿った高さは、内側端部51から外側端部52にかけて徐々に低くなる。つまり、内側端部51のタイヤ径方向TRに沿った高さ(以下、内端高さH1)は、外側端部52のタイヤ径方向TRに沿った高さ(以下、外端高さH2)よりも高い。そして、外側端部52は、ハイアングル溝30M1の溝底面31に連なる。
このような突起部50は、上面510と、踏込側側面520と、蹴出側側面530とを有する。上面510は、トレッド踏面(中央陸部列20Cの表面や中間陸部列20Mの表面)に対して傾斜している。すなわち、上面510は、中央陸部列20Cの表面から、ラグ溝30Mの溝底面31に連なる。
踏込側側面520は、突起部50のタイヤ回転方向R前方に位置する。蹴出側側面530は、突起部50のタイヤ回転方向R後方に位置する。蹴出側側面530は、中間ブロック40Mのタイヤ回転方向R前方に位置する踏込側側壁41と連なる。
(4)切欠部の構成
次に、本実施形態に係る切欠部60の構成について、図面を参照しながら説明する。図5は、図2のF5−F5に沿った空気入りタイヤ1の一部を示す断面図である。
切欠部60は、中央側主溝10Cに開口し、かつ中央陸部列20C内で終端している(図1及び図2参照)。図5に示すように、切欠部60のタイヤ径方向TRに沿った深さ(以下、切欠深さD1)は、中央側主溝10Cのタイヤ径方向TRに沿った深さ(図3参照)よりも浅い。
切欠部60は、第1壁面61と、第2壁面62と、底面63とを有する。第1壁面61は、第2壁面62よりもタイヤ回転方向R前方に位置する。第1壁面61は、トレッド踏面視において、突起部50の蹴出側側面530に沿った延長線L2上に設けられる(図3参照)。
第2壁面62は、第1壁面61よりもタイヤ回転方向R後方に位置する。第2壁面62は、トレッド踏面視において、突起部50の踏込側側面520に沿った延長線L3上に設けられる。底面63は、第1壁面61と第2壁面62とに連なり、トレッド踏面視に対して略平行である。
(5)比較評価
次に、本発明の効果を更に明確にするために、以下の比較例及び実施例に係る空気入りタイヤを用いて行った比較評価について説明する。具体的には、(5.1)各空気入りタイヤの構成、(5.2)評価結果について説明する。なお、本発明はこれらの例によって何ら限定されるものではない。
(5.1)各空気入りタイヤの構成
まず、比較例及び実施例に係る空気入りタイヤについて、簡単に説明する。なお、各空気入りタイヤに関するデータは、以下に示す条件において測定された。
・ タイヤサイズ : 225/45R17
・ トレッド幅 : 177mm
・ 内圧条件 : 220kPa
・ 荷重条件 : 2名乗車相当
比較例に係る空気入りタイヤ100には、図6に示すように、3つの周方向溝110によって、一対の中央側陸部列120Cと一対の外端陸部列120Sとが形成されている。中央側陸部列120Cは、複数の傾斜ラグ溝130Cによって複数のブロック140Cに分断される。また、外端陸部列120Sは、複数の傾斜ラグ溝130Sによって複数のブロック140Sに分断される。なお、比較例に係る空気入りタイヤ100における各溝の規定については、表1に示す通りである。
Figure 0005478207
実施例に係る空気入りタイヤ1は、実施形態で説明したものである(図1〜図5参照)。なお、実施例に係る空気入りタイヤ1における各溝の規定については、表2に示す通りである。
Figure 0005478207
(5.2)評価結果
上述した比較例及び実施例に係る空気入りタイヤを用いた評価結果について、表3を参照しながら説明する。具体的には、(5.2.1)ウエット路面でのハイプレ性、(5.2.2)ウエット路面での制動性能、(5.2.3)積雪路面での操縦安定性、(5.2.4)積雪路面での駆動性能、(5.2.5)積雪路面での制動性能について説明する。
Figure 0005478207
(5.2.1)ウエット路面でのハイプレ性
ハイプレ性評価では、ウエット路面(水深7mm)のテストコースにおいて、比較例に係る空気入りタイヤ100が装着された車両を徐々に加速させてハイドロプレーニング現象が生じた速度を‘100’とし、実施例に係る空気入りタイヤ1が装着された車両でハイドロプレーニング現象が生じた速度を評価した。なお、指数が大きいほど、ハイプレ性に優れている。
この結果、表3に示すように、実施例に係る空気入りタイヤ1が装着された車両は、比較例に係る空気入りタイヤ100が装着された車両と比べ、ウエット路面でのハイプレ性、すなわち排水性に優れていることが判った。
(5.2.2)ウエット路面での制動性能
制動性能評価は、ウエット路面(水深2mm)のテストコースにおいて、比較例に係る空気入りタイヤ100が装着された車両が速度40km/hからフルブレーキを欠けて停止するまでの距離(減速度)を‘100’とし、実施例に係る空気入りタイヤ1が装着された車両の減速度を評価した。なお、指数が大きいほど、制動性能に優れている。
この結果、表3に示すように、実施例に係る空気入りタイヤ1が装着された車両は、比較例に係る空気入りタイヤ100が装着された車両と比べ、ウエット路面での制動性能に優れていることが判った。
(5.2.3)積雪路面での操縦安定性
操縦安定性評価は、積雪路面のテストコースにおいて、比較例に係る空気入りタイヤ100が装着された車両の操縦安定性(直進時)を‘100’とし、実施例に係る空気入りタイヤ1が装着された車両の操縦安定性をプロドライバーによりフィーリング評価した。なお、指数が大きいほど、操縦安定性に優れている。
この結果、表3に示すように、実施例に係る空気入りタイヤ1が装着された車両は、比較例に係る空気入りタイヤ100が装着された車両と比べ、積雪路面での操縦安定性に優れていることが判った。
(5.2.4)積雪路面での駆動性能
駆動性能評価は、積雪路面のテストコースにおいて、比較例に係る空気入りタイヤ100が装着された車両の停止状態からアクセルを全開にし、当該車両が50mを走行するのに要した時間(いわゆる、駆動時間)を‘100’とし、実施例に係る空気入りタイヤ1が装着された車両の駆動時間を評価した。なお、指数が大きいほど、駆動性能に優れている。
この結果、表3に示すように、実施例に係る空気入りタイヤ1が装着された車両は、比較例に係る空気入りタイヤ100が装着された車両と比べ、積雪路面での駆動性能に優れていることが判った。
(5.2.5)積雪路面での制動性能
制動性能評価は、積雪路面(路面がでない程度)のテストコースにおいて、比較例に係る空気入りタイヤ100が装着された車両が速度40km/hからフルブレーキを欠けて停止するまでの距離(減速度)を‘100’とし、実施例に係る空気入りタイヤ1が装着された車両の減速度を評価した。なお、指数が大きいほど、制動性能に優れている。
この結果、表3に示すように、実施例に係る空気入りタイヤ1が装着された車両は、比較例に係る空気入りタイヤ100が装着された車両と比べ、積雪路面での制動性能に優れていることが判った。
(6)作用・効果
以上説明した実施形態では、少なくとも中央側主溝10C内には、突起部50が設けられる。これによれば、積雪路面において、突起部50により路面を引っ掻く効果(エッジ効果)が向上し、積雪路面での制動性能及び駆動性能を向上できる。
また、突起部50は、中央陸部列20Cの側壁21からトレッド幅方向TW外側に向かって延びる。これによれば、中央陸部列20Cの剛性が向上し、旋回時などに空気入りタイヤ1に横力(コーナリングフォース)が発生した場合において、中央陸部列20Cが中央側主溝10C内に倒れ込むことを防止できる。このため、操縦安定性をも向上できる。
また、突起部50は、ラグ溝30M(ハイアングル溝30M1)の延長線L1上に位置する。これによれば、中央側主溝10C内を流れる雨水は、突起部50に衝突してトレッド幅方向外側に向かって誘導される。誘導された雨水は、ラグ溝30M内を通過してトレッド幅方向TW外側に向かって排出される。つまり、中央側主溝10C内を流れる雨水がラグ溝30Mへ分散され、ウエット路面での排水性を確保できる。さらに、内端高さH1は、外端高さH2よりも高い。これによれば、中央側主溝10Cの体積を確保できるため、ウエット路面での排水性をより確実に確保できる。
実施形態では、ラグ溝30Mは、ハイアングル溝30M1とローアングル溝30M2とによって構成される。また、傾斜角θ1は、45度以上である。これによれば、中央側主溝10C内を流れる雨水は、中央側主溝10Cを流れつつ、ハイアングル溝30M1内へ分散されやすくなるため、ウエット路面での排水性が向上する。
一方、ローアングル溝30M2は、45度よりも小さい。これによれば、ローアングル溝30M2によるエッジ効果が増大し、積雪路面での制動性能及び駆動性能がさらに向上する。
このようなラグ溝30M(ハイアングル溝30M1及びローアングル溝30M2)は、タイヤ回転方向R後方に向かう連れて、中央側主溝10Cからトレッド幅方向TW外側に離れる。これによれば、ウエット路面での排水性と、積雪路面での制動性能及び駆動性能とを両立しやすくなる。
実施形態では、外側端部52は、ハイアングル溝30M1内に位置する。これによれば、中央側主溝10C内を流れる雨水は、さらにハイアングル溝30M1内に誘導されやすくなるため、ウエット路面での排水性がより確実に向上する。
実施形態では、突起部50(蹴出側側面530)は、中間ブロック40Mの踏込側側壁41と連なる。これによれば、中間ブロック40Mの踏込側側壁41側において剛性が増大する。このため、中間ブロック40Mによるエッジ効果が増大し、積雪路面での制動性能及び駆動性能がさらに向上する。
実施形態のように、傾斜角θ1が45度以上である場合、中間ブロック40Mのタイヤ回転方向R前方が鋭角となるため、中間ブロック40Mの剛性が低下しやすくなってしまう。しかし、突起部50が踏込側側壁41と連なることにより、中間ブロック40Mの剛性を確保でき、積雪路面での制動性能及び駆動性能が向上する。
実施形態では、突起部50の高さは、内側端部51から外側端部52にかけて徐々に低くなり、外側端部52は、ハイアングル溝30M1の溝底面31に連なる。これよれば、中央側主溝10C内を流れる雨水をハイアングル溝30M1内に誘導しやすくなるとともに、摩耗が進行しても突起部50によるエッジ効果を安定して発揮できる。
実施形態では、内端幅W1は、外端幅W2よりも大きく、外端幅W2は、ラグ狭幅W3よりも小さい。これによれば、ハイアングル溝30M1の体積を確保でき、ハイアングル溝30M1内に誘導された雨水がトレッド幅方向TW外側に排出されやすくなる。
実施形態では、中央陸部列20Cに、切欠部60が形成される。これによれば、積雪路面において、切欠部60によりエッジ効果がさらに向上し、積雪路面での制動性能及び駆動性能がさらに向上する。
また、切欠深さD1は、中央側主溝10Cの深さよりも浅い。なお、切欠深さD1が中央側主溝10Cの深さよりも深いと、中央陸部列20Cの剛性が低下してしまい、操縦安定性を確保できないことがある。
切欠部60の第1壁面61は、トレッド踏面視において、突起部50の蹴出側側面530に沿った延長線L2上に設けられ、切欠部60の第2壁面62は、トレッド踏面視において、突起部50の踏込側側面520に沿った延長線L3上に設けられる。これによれば、突起部50によるエッジ効果と、切欠部60によるエッジ効果とを有効に活用でき、積雪路面での制動性能及び駆動性能がさらに向上する。また、タイヤ周方向TCに隣接する突起部50間において、中央側主溝10C内の体積が増大し、ウエット路面での排水性がより確実に向上する。
(7)変更例
次に、上述した実施形態に係る突起部50の変更例について、図面を参照しながら説明する。図7は、変更例に係る突起部50近傍を示す拡大斜視図である。なお、上述した実施形態に係る突起部50と同一部分には同一の符号を付して、相違する部分を主として説明する。
上述した実施形態では、突起部50の上面510は、中央陸部列20Cの表面から、ハイアングル溝30M1の溝底面31に連なる。これに対して、変更例では、図7に示すように、突起部50Aの上面510Aは、中央陸部列20Cの側壁21から、ハイアングル溝30M1の溝底面31に連なる。すなわち、上面510Aは、側壁21の最もタイヤ径方向TR外側に位置するエッジ21aに対して、タイヤ径方向TR内側の側壁21からハイアングル溝30M1の溝底面31に連なっている。
以上説明した変更例では、上面510Aが中央陸部列20Cの側壁21からハイアングル溝30M1の溝底面31に連なる場合であっても、実施形態と同様に、ウエット路面での排水性を確保しつつ、積雪路面での制動性能及び駆動性能を向上できる。
(8)その他の実施形態
上述したように、本発明の実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。
例えば、本発明の実施形態は、次のように変更することができる。具体的には、タイヤとして、空気や窒素ガスなどが充填される空気入りタイヤ1であるものとして説明したが、これに限定されるものではなく、ソリッドタイヤ(ノーパンクタイヤ)でもあってもよい。
また、空気入りタイヤ1のトレッドパターンについては、実施形態で説明したものに限定されるものではなく、目的に応じて適宜設定できることは勿論である。つまり、周方向溝、ラグ溝、細溝及び切欠部60の構成や本数についても、目的に応じて適時設定できることは勿論、中央陸部列20Cに切欠部60が形成されていなくてもよい。
例えば、突起部50は、必ずしもハイアングル溝30M1の延在方向に沿った延長線L1上に位置する必要はなく、ローアングル溝30M2の延在方向に沿った延長線(不図示)上に位置していてもよい。また、傾斜角θ1は、必ずしも45度以上である必要はなく、45度よりも小さくてもよく、傾斜角θ2は、必ずしも45度よりも小さい必要はなく、45度以上であってもよい。
また、ラグ溝30Mは、必ずしも湾曲する必要はなく、直線状であってもよい。また、外側端部52は、必ずしもラグ溝30M内に位置する必要はなく、中央側主溝10C内に位置していてもよい。また、突起部50(蹴出側側面530)は、必ずしも中間ブロック40Mの踏込側側壁41と連なる必要はなく、中間ブロック40Mの蹴出側側壁(不図示)と連なっていてもよく、中間ブロック40Mから離間していてもよい。
また、突起部50は、必ずしも内側端部51から外側端部52にかけて徐々に低くなる必要はなく、階段状に形成されていてもよい。また、突起部50は、トレッド踏面視において、必ずしも内側端部51から外側端部52にかけて徐々に先細状に形成される必要はなく、一定の幅で形成されていてもよい。
このように、本発明は、ここでは記載していない様々な実施の形態などを含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は、上述の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められる。
1…空気入りタイヤ、10C…中央側主溝、10S…端部側主溝、11…溝底面、20C…中央陸部列、20M…中間陸部列、20S…外端陸部列、21…側壁、21a…エッジ、30M…ラグ溝、30M1…ハイアングル溝、30M2…ローアングル溝、30S…ラグ溝、31…溝底面、31C…周方向細溝、32C…幅方向細溝、32M…幅方向細溝、32S…幅方向細溝、40M…中間ブロック、41…踏込側側壁、50,50A…突起部、51…内側端部、52…外側端部、60…切欠部、61…第1壁面、62…第2壁面、63…底面、510,510A…上面、520…踏込側側面、530…蹴出側側面

Claims (7)

  1. タイヤ周方向に沿って延びる周方向溝によって形成される第1陸部列と、
    前記周方向溝によって前記第1陸部列のトレッド幅方向外側に形成され、前記周方向溝に交差するラグ溝によって複数のブロックに分断される第2陸部列と
    が形成されたタイヤであって、
    少なくとも前記周方向溝内には、前記周方向溝の溝底面よりもタイヤ径方向外側に突出する突起部が設けられ、
    前記突起部は、前記ラグ溝の延在方向に沿った延長線上に位置し、前記第1陸部列のタイヤ周方向に沿った側壁からトレッド幅方向外側に向かって延び、
    前記突起部の最もトレッド幅方向内側に位置するとともに前記第1陸部列に連なる内側端部の高さ(H1)は、前記突起部の最もトレッド幅方向外側に位置する外側端部の高さ(H2)よりも高く、
    前記外側端部は、前記ラグ溝内に位置するタイヤ。
  2. タイヤ赤道線に直交する直交線と前記ラグ溝とがなす角度(θ1)は、45度以上であり、
    前記ラグ溝は、タイヤ回転方向後方に向かう連れて、周方向溝からトレッド幅方向外側に離れる請求項1に記載のタイヤ。
  3. 前記突起部は、前記ブロックのタイヤ回転方向前方に位置する踏込側側壁と連なる請求項1又は2に記載のタイヤ。
  4. 前記突起部の高さは、前記内側端部から前記外側端部にかけて徐々に低くなり、
    前記外側端部は、前記ラグ溝の溝底面に連なる請求項1乃至の何れか一項に記載のタイヤ。
  5. 前記突起部の延在方向に直交する前記内側端部の幅(W1)は、前記突起部の延在方向に直交する前記外側端部の幅(W2)よりも大きく、
    前記外側端部の幅(W2)は、前記ラグ溝の延在方向に直交する最も狭い幅(W3)よりも小さい請求項1乃至の何れか一項に記載のタイヤ。
  6. 前記第1陸部列には、前記周方向溝に開口しかつ前記第1陸部列内で終端する切欠部が形成され、
    前記切欠部の深さ(D1)は、前記周方向溝の深さよりも浅い請求項1乃至の何れか一項に記載のタイヤ。
  7. 前記切欠部は、
    第1壁面と、
    前記第1壁面よりもタイヤ回転方向後方に位置する第2壁面と
    を有し、
    前記第1壁面は、トレッド踏面視において、前記突起部のタイヤ回転方向後方に位置する蹴出側側面に沿った延長線上に設けられ、
    前記第2壁面は、トレッド踏面視において、前記突起部のタイヤ回転方向前方に位置する踏込側側面に沿った延長線上に設けられる請求項に記載のタイヤ。
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