JP5893951B2 - タイヤ - Google Patents
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Description
図1は、本実施形態に係る空気入りタイヤ1の一部拡大平面図である。図1に示すように、空気入りタイヤ1は、路面に接地するトレッド部2を有する。なお、図1には、トレッド部2の接地するトレッド接地面の一部が示されている。
次に、幅方向溝100とサイプ200との構成について図2乃至3を参照して具体的に説明する。図2は、本実施形態に係る幅方向溝100の拡大平面図であり、図3(a)は、図2におけるA−A’線に沿った断面図であり、図3(b)は、図2におけるB−B’線に沿った断面図である。
本実施形態に係る空気入りタイヤ1によれば、複数の周方向溝10に区画されることによって形成されるリブ状陸部20を備える。リブ状陸部20には、幅方向溝が形成されるとともに、幅方向溝100の溝底にサイプ200が形成されている。また、幅方向溝の一端100aは、周方向溝10に開口し、他端100bは、リブ状陸部20内に終端している。
次に、本発明の効果を更に明確にするために、以下の従来例及び実施例に係る空気入りタイヤを用いて行った比較評価について説明する。具体的には、(1)評価方法、(2)評価結果について説明する。なお、本発明はこれらの例によって何ら限定されるものではない。
複数種類の空気入りタイヤを用いて試験を行い、ウェット路面における排水性能(ストレートハイドロップレーニング)とウェット路面における制動性能とについて評価をした。まず、従来例1乃至2に係る空気入りタイヤと、実施例1乃至9に係る空気入りタイヤとを準備した。
・ リム・ホイールサイズ :8J−17inch
・ タイヤの種類 :乗用車用タイヤ
・ 走行路面 :ウェット路面
(2)評価結果
各空気入りタイヤの評価結果について、表1を参照しながら説明する。なお、表1では、排水性能の項目及び制動性能の項目に示される数値が大きいほど、排水性能及び制動性能が優れていることを示している。
表1に示すように、従来例1乃至2に係る空気入りタイヤのそれぞれを比較すると、周方向溝の広い従来例2に係る空気入りタイヤでは、従来例1に比べて、排水性能が向上しているものの、制動性能が低下している。これは、周方向溝を広げることによって排水性能が高まったものの、リブ状陸部の剛性が低下し、その結果リブ状陸部の倒れ込みにより、制動性能が低下している。すなわち、従来例1乃至2に係る空気入りタイヤでは、周方向溝を広げてネガティブ率を高める場合、排水性能と制動性能とを両立することが困難であることを示している。
上述したように、本発明の実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。
Claims (8)
- 路面に接地するトレッド部を有し、前記トレッド部は、タイヤ周方向に延びる周方向溝と、前記周方向溝に区画されることによって形成されるリブ状陸部とを備えるタイヤであって、
前記リブ状陸部には、タイヤ周方向に交差する方向に延びる幅方向溝が形成され、
前記幅方向溝の溝底には、前記幅方向溝の延在方向に沿って延びるサイプが形成されており、
前記幅方向溝の一端は、前記周方向溝に開口し、他端は、前記リブ状陸部内に終端しており、
前記リブ状陸部のトレッド幅方向における両端部の間に、タイヤ赤道線が位置しており、
前記幅方向溝は、タイヤ赤道線と交差することなく形成され、
前記幅方向溝の深さは、前記一端側から前記他端側に向かって、徐々に浅くなり、かつ、前記サイプの深さも、前記一端側から前記他端側に向かって、徐々に浅くなる
ことを特徴とするタイヤ。 - トレッド幅方向における前記リブ状陸部の幅Bwと、前記幅方向溝の前記一端から前記他端までのトレッド幅方向における間隔Dwとは、
Bw/4≦Dw≦Bw/2の関係を満たす
ことを特徴とする請求項1に記載のタイヤ。 - 前記幅方向溝の溝幅は、前記一端側から前記他端側に向かって、徐々に狭くなる
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のタイヤ。 - 前記幅方向溝は、トレッド幅方向に対して傾斜する方向に延びる
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のタイヤ。 - 前記リブ状陸部の接地面から前記サイプの溝底までのタイヤ径方向における深さは、前記リブ状陸部の接地面から前記幅方向溝の溝底までのタイヤ径方向における深さの1.5倍以上である
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のタイヤ。 - 前記幅方向溝の延在方向に直角な方向における前記幅方向溝の断面形状は、V字形状である
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載のタイヤ。 - 前記リブ状陸部をタイヤ径方向に見た平面視において、前記幅方向溝は他端を頂点とする三角形状である
ことを特徴とする請求項3に記載のタイヤ。 - タイヤ周方向の一方にタイヤ回転方向が規定されており、
前記リブ状陸部をタイヤ径方向に見た平面視において、前記タイヤ回転方向を上側とした場合、前記幅方向溝は、前記リブ状陸部のトレッド幅方向の中心よりも、トレッド幅方向の左側のみに位置する
ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載のタイヤ。
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