JP2008173035A - 飛翔虫誘引捕獲装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】紫外線を照射する紫外線発光ダイオードを光源とすることで、経済的かつ効果的に所望の飛翔虫を捕獲し、装置を小型化・軽量化することで運搬・設置・移設・保管が簡便で、更に保管に際しては占有面積が少なく済み、点検・メンテナンス等の労力を軽減し、経費負担を減らすことができる飛翔虫誘引捕獲装置を提供する。
【解決手段】太陽電池用パネル、蓄電器、電源スイッチからなる電源部と、発光ダイオードを光源とする点灯部、飛翔虫衝突板からなる光源部と、捕集器、捕獲かごからなる捕虫部とを備えていることを特徴とする飛翔虫誘引捕獲装置であり、前記発光ダイオードは、前記光源部の中央に設けられた筒状の点灯部の周囲に、螺旋状に配してなることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、紫外線を照射する紫外線発光ダイオードを光源とした飛翔虫の誘引捕獲装置に関し、特に、小型・軽量で運搬・設置・移設が簡便で、経済的かつ効果的に飛翔虫を誘引捕獲できる飛翔虫誘引捕獲装置に関する。
従来の飛翔虫の誘引捕獲装置として、下記特許文献1が開示されている。
この装置は、ブラックライトを用いた誘蛾灯装置であって、ブラックライトの下方に捕集液を貯留する捕集槽を載置して構成され、ブラックライトに誘引されて飛翔してきた蛾等が、ブラックライトの周囲を旋回しつつ、捕集液に接触して捕集されるというものであった。
この発明によれば、殺虫剤の散布を減少させることができ、また小型の装置であるので、装置を折り畳んで運搬が可能となり、天気、風向き等の自然条件に合わせて最適な位置に設置できるものである。
特開2005−237310号公報
しかしながら、上記装置は、ブラックライトに誘引され飛翔してきた飛翔虫が捕集液に接触することによって捕集槽に捕獲されるもので、害を及ぼす所望の飛翔虫以外の飛翔虫も捕獲されてしまうという問題がある。
また、上記装置におけるブラックライトは、可視光線をカットする紫外線フィルターガラスを使用したガラス管内壁に、近紫外線放射蛍光体を塗布したランプであるので、消費電力が高く、太陽光を利用した太陽電池による電力を使用した場合、天候によっては蓄電量不足で発光時間が短くなるという問題がある。
また、ブラックライトは、経時劣化による光量の変動幅が大きいため、長期間設置するような場合は定期的に点検・メンテナンス等が必要となり、そのための経費負担を強いられることになる。
また、上記装置は、折り畳んで運搬することが可能ではあるが、ブラックライトを垂下する架台及びブラックライト、捕集槽とは別体であるため、設置・保管の際には、その度に解体・組立の煩雑な作業が必要である。
また、上記装置の設置は、地面に当接して使用する方法によるものであるから、例えば台風並みの強風時など、前記誘蛾灯装置が転倒してしまったり、持ち運びが容易であるが故に、盗難に遭ったりすることも考えられる。
また、上記装置の捕獲方法は、捕集槽に貯留されている捕集液に接触することによって捕獲するものであるから、前記の強風時などによっては捕集液が漏れてしまったり、長期間設置する場合、天候によっては捕集液が蒸発してしまい捕集液が十分に貯留された状態を保てず捕獲量が減少することが考えられる。
本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、紫外線を照射する紫外線発光ダイオードを光源とすることで、経済的かつ効果的に所望の飛翔虫を捕獲し、装置を小型化・軽量化することで運搬・設置・移設・保管が簡便で、更に保管に際しては占有面積が少なく済み、点検・メンテナンス等の労力を軽減し、経費負担を減らすことができる飛翔虫誘引捕獲装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明においては、次の技術的手段を講じている。
すなわち、本発明の請求項1に係る飛翔虫誘引捕獲装置は、太陽電池用パネル、蓄電器、電源スイッチからなる電源部と、発光ダイオードを光源とする点灯部、飛翔虫衝突板からなる光源部と、捕集器、捕獲かごからなる捕虫部とを備えていることを特徴としている。
本発明の請求項2に係る飛翔虫誘引捕獲装置は、電源部と光源部とは、一体に構成されていることを特徴としている。
本発明の請求項3に係る飛翔虫誘引捕獲装置は、発光ダイオードが紫外線を照射する紫外線発光ダイオードであり、特に350〜400nmの範囲の波長の紫外線を照射することを特徴としている。
本発明の請求項4に係る飛翔虫誘引捕獲装置は、発光ダイオードが光源部の中央に設けられた筒状の点灯部の周囲に、全角360度の範囲に光が放射されるように配してなることを特徴としている。
本発明の請求項5に係る飛翔虫誘引捕獲装置は、発光ダイオードが光源部の中央に設けられた筒状の点灯部の周囲に、螺旋状に配してなることを特徴としている。
本発明の請求項6に係る飛翔虫誘引捕獲装置は、捕獲かごが筒状の形状からなり、捕獲かごの側面には所望の大きさの虫のみを捕獲し、且つ水はけを目的とした孔を複数設けてあることを特徴としている。
本発明の請求項7に係る飛翔虫誘引捕獲装置は、転倒防止及び盗難防止の為の傾斜感知器、警報ブザー、LED赤色灯を備えていることを特徴としている。
本発明の請求項8に係る飛翔虫誘引捕獲装置は、太陽電池用パネル、蓄電器、電源スイッチ、傾斜感知器、警報ブザー、LED赤色灯からなる電源部と、発光ダイオードを配した点灯部、飛翔虫衝突板からなる光源部と、捕集器、捕獲かご、回収用蓋からなる捕虫部と、本装置を垂直に立設するための支柱、支柱に接続して本装置を地面に当接するための脚からなる脚部とを備えていることを特徴としている。
本発明の請求項9に係る飛翔虫誘引捕獲装置は、脚と支柱とは着脱可能に接続されていることを特徴としている。
本発明の請求項10に係る飛翔虫誘引捕獲装置は、支柱から脚を外した状態において、本装置を積み重ねて連結できるよう構成されていることを特徴としている。
本発明の請求項11に係る飛翔虫情報管理システムは、前記の飛翔虫誘引捕獲装置によって捕獲した飛翔虫の種類、数量、捕獲日などの飛翔虫捕獲情報が入力されたデータベースと、前記飛翔虫誘引捕獲装置が設置された位置を含む電子地図が記憶された電子地図記憶手段と、前記飛翔虫誘引捕獲装置が設置された位置を特定するための機能を備えた電子端末機器とからなる飛翔虫誘引捕獲装置を使った飛翔虫情報管理システムであって、前記飛翔虫誘引捕獲装置の位置を前記電子地図上に表示し、前記データベースから捕獲日と飛翔虫の種類、数量を取得し、飛翔虫の発生状況の変化を色彩、図形、模様、等高線などで視覚的に表示することを特徴としている。
本発明では以下のような効果がある。
1)装置を小型化・軽量化することで運搬・設置・移設・保管が簡便で、経済的かつ効果的に所望の飛翔虫を捕獲し、更に保管に際しては占有面積が少なく済み、点検・メンテナンス等の労力を軽減し、経費負担を減らすことができる飛翔虫誘引捕獲装置を提供できる。
2)電源部と光源部とが一体的に構成され、構造が簡便であり、小型化が可能である。
3)飛翔虫が好む波長の紫外線を照射することで、より効果的に飛翔虫を捕獲することが可能である。
4)少ない電力で効果的に飛翔虫を捕獲することが可能である。
5)同じ電力での発光ダイオードの他の配置に比べ、より強い紫外線を照射させることができ、さらに効果的に飛翔虫を捕獲することが可能である。
6)生態系への影響を最小限に留め、所望の飛翔虫を効果的に捕獲することが可能である。
7)装置の転倒・盗難を防止することが可能である。
8)より簡便な方法で、装置を設置・移設することができ、運搬・保管が容易な装置を提供できる。
9)装置の不使用期間における保管に際して、省スペース化を実現でき、保管に伴う経費を削減できる。
10)飛翔虫の捕獲情報が地図情報と共に視覚的に表示され、且つリアルタイムに装置の設置場所毎の飛翔虫の種類、捕獲数、捕獲日などの情報が得られるシステムを提供でき、飛翔虫による作物の食害に対して迅速且つ的確な対応が可能になる。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。
図1は、本発明に係る飛翔虫誘引捕獲装置の一実施例を示す概略構成図である。(1)は平面図であり、(2)は側面図である。
本発明の飛翔虫誘引捕獲装置は、図1に示すように、太陽電池用パネル1、蓄電器2、電源スイッチ3、傾斜感知器、警報ブザー4、LED赤色灯5からなる電源部20と、飛翔虫衝突板11、発光ダイオード(LED)12を配した点灯部13からなる光源部30と、捕集器31、捕獲かご32、回収用蓋33からなる捕虫部40とを備え、支柱41によって本装置を垂直に立設し、支柱41の下端部に接続した脚42を固定用アンカー43によって地面に固定することで設置するものである。
本装置の脚42は、支柱41と着脱可能に接続されており、取付ボルト44によって支柱41に固定する。
また、支柱41と脚42とは伸縮自在に接続でき、固定する位置を変えることにより本装置の高さを調節することが可能である。
本装置は、固定用アンカー43で地面に固定することで、強風等による転倒を防ぐことができる。
また、本装置には、盗難防止の為の傾斜感知器(電源部10に内蔵)、警報ブザー4、LED赤色灯5を備えてある。
本装置は、小型・軽量で構造も簡便であるため設置・運搬等も容易で、また点検・メンテナンスが極めて少なく済むことから、長期間の設置が可能であるので盗難に遭う危険性もある。
そこで電源部20に、傾斜感知器、警報ブザー4、LED赤色灯5を備えた。
例えば、傾斜感知器は、本装置を持ち去ろうとして、水平角度から15度以上に傾いた場合に警報ブザー4が作動し、ブザー音と共にLED赤色灯5が点滅する仕組みになっている。
また、傾斜感知器は、台風などの強風で本装置が転倒した場合にも、警報ブザー4、LED赤色灯5が作動することで転倒したことが分かるようになっている。
図2は、本発明の飛翔虫誘引捕獲装置の電源部20と光源部30を示す概略構成図である。
電源部20は、光源部30と一体に構成され、電源部20の上面に設けられた太陽電池用パネル1によって得られた電力は、電源部20に収容されている蓄電器に蓄電される。
蓄電された電力は、光源部30の中心に位置する点灯部13の内部を通る配線によって点灯部13の周囲に取り付けられた発光ダイオード12に送られ、発光ダイオード12を日没後約4時間照射させる。
太陽光による電力を利用することで、電源のない場所であっても使用でき、設置場所に制限されずに使用することが可能である。
また、電源部20と光源部30とが一体に構成されていることで、配線等を内部に収納でき、雨天時でも雨の浸入を防いで使用できる防水構造とすることができる。
また、発光ダイオード12を光源として使用するので、天候不良等によって太陽光による電力が十分に得られない時であっても、少ない消費電力で紫外線を照射することが可能である。
また、発光ダイオード12は、消費電力が少なく寿命が長いので交換・点検・メンテナンスに要する労力・経費を削減でき、また発熱量が極微量であるため、発熱による火災等の心配もなく、長期間設置することが可能である。
また、発光ダイオード12は、紫外線を照射する紫外線発光ダイオードを使用する。
特に、飛翔虫が誘引されやすい350〜400nmの範囲の波長の紫外線を照射するものが望ましい。
発光ダイオード12は、点灯部13の周囲に取り付け、全角360度の範囲に光が放射されるように配することが望ましい。
例えば、同じ高さの点灯部の全周に配するようにすると全角360度の範囲に光が放射される。
また、所望の方向へ紫外線を照射できるように、所望の方角にのみ取り付けても良く、設置環境に応じて紫外線を照射する方向を変えることでより効果的に飛翔虫を捕獲することを期待できる。
特に図3の点灯部13のLED配置図に示すように、点灯部の周囲に螺旋状に配すると、発光ダイオードが照射する紫外線強度が高く、飛翔虫の捕獲量が多いことが実験の結果から明らかになっている。なお、発光ダイオード12は、広角よりも狭角のタイプの方が、指向性が高く、紫外線の強度が高い。
点灯部の形状は、内部に配線を通すのに適した筒状または多角形の形状としている。点灯部の周囲には発光ダイオード12を取り付けるので、取り付けやすいように面になっているのが適する。
本実施例の点灯部形状は、図3に示すように六角柱の形状になっているが、四角柱等の他の多角柱の形状でも良く、また円柱状のものであっても周囲に発光ダイオードを配することができれば形状はいずれでも良い。
また、光源部20には、点灯部13の周囲を囲うように飛翔虫衝突板11を設けてある。発光ダイオード12が照射する紫外線に誘引されて飛翔してきた飛翔虫は、この飛翔虫衝突板11に衝突する。該飛翔虫衝突板11は、発光ダイオードが照射する紫外線を遮らないように透明のアクリル樹脂板が適する。
本実施例の飛翔虫衝突板11は、湾曲状のものを3枚使用した。該飛翔虫衝突板11同士は、フレーム14で接合する。
本実施例のフレーム14は、アルミ鋳物を使用するが、飛翔虫衝突板11を接合できるものであればいずれの素材でも良い。
該飛翔虫衝突板11は、発光ダイオード12が照射する紫外線を遮らないもので、点灯部13の周囲を囲うことができ、飛翔虫が光源部30の内部、つまり飛翔虫衝突板11の内側へ侵入しないようにできれば、いずれの形状・素材であっても良く、1つの円筒状の飛翔虫衝突板で点灯部を囲っても良く、また平面状の飛翔虫衝突板を複数枚接合するものでも良い。
飛翔虫衝突板11に衝突した飛翔虫は、捕集器31内に落下する。該捕集器31は、漏斗形状からなり、捕集器31の底部には飛翔虫が捕獲かご32へ落ちる穴が開けられており、捕集器31内に落下してきた飛翔虫は、その穴から捕獲かご32内へ落下する。
該捕獲かご32は、円筒状の形状からなり、側面には複数の孔を設けている。捕獲かごの孔は、所望の飛翔虫の大きさよりも小さくすることで、所望の飛翔虫を捕獲することができる。
捕獲かご32に設けられた孔の大きさよりも小さい飛翔虫は、孔を通じて捕獲かご32の外に脱出することができ、害を及ぼす飛翔虫を効果的に捕獲し、生態系に与える影響を極力抑えることができる。
また、捕獲目的の飛翔虫の大きさに合わせて孔の大きさを変えることで、特定の種類の飛翔虫を捕獲することが可能である。
また、捕獲かご32に設けられた孔は、捕獲かご32内に浸入した雨水などを排出することもできる。
捕獲かご32の底部には、開閉可能な蓋33を設けている。捕獲された飛翔虫を回収するときは、この蓋33を開けることで捕獲かご32内の飛翔虫を容易に回収できる。
また、本装置は、固定用アンカー43を外すだけで移設・運搬が可能である。本装置を使用しない時は、支柱41に着脱可能に接続された脚42を外した状態で保管する。
例えば図4に示すように、本装置同士を積み重ねて連結することで最小限のスペースで保管できる。本実施例では、支柱41の下端部分を下の装置の支柱41の上端部分にある突起部45に嵌め込むようにして連結することで、安全に積み重ねることができる。
本実施例では、支柱41は3本で構成されているが、装置の安定性を高めるため4本以上の支柱により構成されるようにしても良い。
〔試験例1〕
図6〜図7にUV−LEDの発光試験結果を示す。本実験では、ブラックライトとUV−LEDとの発光状態向の比較と、UV−LEDの配置による発光状態を調べたものである。
本実験では、光源から70Cmの距離で発光状態をカメラ撮影し、また、光源から3Cmの距離でのUV強度を測定した。
図5は、ブラックライトによる実験結果を示す。カメラ撮影から十分な発光が確認できる。また、UV強度においても、正面及び45度傾斜面のいずれにおいても、十分な値を示しており、538μW〜730μWであり、平均で623μWであった。
図6は、UV−LEDを前後交互に12段設置した場合の実験結果を示し、カメラ撮影では、UV−LEDの正面での発光はかなり明るく見えるが左右からではかなり暗くなる。また、UV強度については、正面での強度は300μWを超えるが、左右では僅かに4、又は5μWであった。
図7は、UV−LEDを外周方向に向けて螺旋状に配置としたものである。カメラ撮影では、正面を向いている2個のLEDが強い光を放っている。UV強度については、正面においては、472μWと575μWであり、十分な強度となった。
これらより、UV−LEDを外周方向に向けて螺旋状に配置することにより、ブラックライトに近い明るさとUV強度を得ることが可能であることが明らかとなった。
〔試験例2〕
上記のブラックライト及びUV−LED2タイプを用い、飛翔虫として、サトウキビに大きな被害を与えることで知られるサキシマアオドウガネを選定し、沖縄県宮古島のサトウキビ畑を対象に、実際の捕獲試験を行なった。捕獲試験の条件として、光源は日没後4時間点灯し、連続して3日間行なった。また、UV−LEDは、交互配置では、370nmとし、螺旋配置のものは波長を370nmと400nmの2種類を用いた。
その捕獲試験結果を以下に示す。
1)ブラックライト 254匹
2)UV−LED:交互配置(370nm) 133匹
3)UV−LED:螺旋配置(370nm) 323匹
4)UV−LED:螺旋配置(400nm) 518匹
であった。
螺旋配置のUV−LEDは、ブラックライトより3割程度多く捕獲されており、交互配置の3倍近くの捕獲があった。また、UV−LEDの波長は、370nmより400nmの方が6割程度多く捕獲された。
この結果より、UV−LEDを螺旋配置することにより、ブラックライトと同等以上の捕獲効率が得られることが明らかとなった。
また、本装置は、害虫捕獲管理システムと連動させて使用することで、飛翔虫の捕獲情報が地図情報と共に視覚的に表示され、且つリアルタイムに装置の設置場所毎の飛翔虫の種類、捕獲数、捕獲日などの情報が得られ、飛翔虫による作物の食害に対して迅速且つ的確な対応が可能になる。
まず、電子地図上に本装置の設置位置である位置情報を記録し、各設置位置毎に、捕獲した飛翔虫の種類、数量、捕獲日などの飛翔虫捕獲情報をデータベースに入力する。
入力された飛翔虫捕獲情報を基に、飛翔虫の発生状況の変化を色彩、図形、模様、等高線などで電子端末機器に視覚的に表示させることができる。
また、本装置に無線によって害虫捕獲管理システムのサーバーへ送信できるようにすることで、転倒・盗難防止の傾斜感知器、警報ブザー、LED赤色灯が作動した時には、電子端末機器に、装置の異常を表示させることができる。
これにより、非常時にも迅速に対応でき、事故を未然に防ぐことが可能となる。
また、各装置の捕獲かごに、重量を自動計測できる機能を備え、これを無線で害虫捕獲管理システムのサーバーへ送信できるようにすることで、装置毎に捕獲数量をリアルタイムに知ることができ、捕獲した飛翔虫の回収が必要な装置だけを無駄なく回収することができ、回収に要する労力と経費を削減できる。
特に、広大な範囲で装置を設置した際には、どこの設置場所で飛翔虫が発生しているか発生状況等をリアルタイムに把握することができ、また回収等の作業も効率よく行うことができるので、無駄なく効果的に捕獲作業を行うことができる。
また、データベースに入力する情報を、飛翔虫捕獲情報の他、天気、気温、湿度等、気候情報も入力して、飛翔虫捕獲情報と共に表示されるようにすることで、飛翔虫の発生状況の変化と共に飛翔虫の生態を調査することにも活用できる。
本発明による飛翔虫誘引捕獲装置の一実施例を示す概略構成図である。 本発明による飛翔虫誘引捕獲装置の電源部20と光源部30の一実施例を示す概略構成図である。 本発明による飛翔虫誘引捕獲装置の点灯部のLED配置を示す図である。 本発明による飛翔虫誘引捕獲装置を積み重ねて連結した一実施例を示す外観図である。 ブラックライトの発光試験結果データを示す図である。 UV−LED(交互配置)の発光試験結果データを示す図である。 UV−LED(螺旋配置)の発光試験結果データを示す図である。
符号の説明
1 太陽電池用パネル
2 蓄電器
3 電源スイッチ
4 警報ブザー
5 LED赤色灯
10 電源部
11 飛翔虫衝突板
12 発光ダイオード
13 点灯部
20 電源部
30 光源部
31 捕集器
32 捕集かご
33 回収用蓋
40 捕虫部
41 支柱
42 脚
43 固定用アンカー
44 取付ボルト
45 突起部

Claims (11)

  1. 太陽電池用パネル、蓄電器、電源スイッチからなる電源部と、
    発光ダイオードを光源とする点灯部及び飛翔虫衝突板からなる光源部と、
    捕集器、捕獲かごからなる捕虫部とを備えていることを特徴とする飛翔虫誘引捕獲装置。
  2. 前記電源部と前記光源部とは、一体に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の飛翔虫誘引捕獲装置。
  3. 前記発光ダイオードは、紫外線を照射する紫外線発光ダイオードであり、特に350〜400nmの範囲の波長の紫外線を照射することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の飛翔虫誘引捕獲装置。
  4. 前記発光ダイオードは、前記光源部の中央に設けられた筒状の点灯部の周囲に、全角360度の範囲に光が放射されるように配してなることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれかの項に記載の飛翔虫誘引捕獲装置。
  5. 前記発光ダイオードは、前記光源部の中央に設けられた筒状の点灯部の周囲に、螺旋状に配してなることを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれかの項に記載の飛翔虫誘引捕獲装置。
  6. 前記捕獲かごは、筒状の形状からなり、捕獲かごの側面には所望の大きさの虫のみを捕獲し、且つ水はけを目的とした孔を複数設けてあることを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれかの項に記載の飛翔虫誘引捕獲装置。
  7. 転倒防止及び盗難防止の為の傾斜感知器、警報ブザー、LED赤色灯を備えていることを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれかの項に記載の飛翔虫誘引捕獲装置。
  8. 太陽電池用パネル、蓄電器、電源スイッチ、傾斜感知器、警報ブザー、LED赤色灯からなる電源部と、
    発光ダイオードを配した点灯部、飛翔虫衝突板からなる光源部と、
    捕集器、捕獲かご、回収用蓋からなる捕虫部と、
    本装置を垂直に立設するための支柱、支柱に接続して本装置を地面に当接するための脚からなる脚部とを備えていることを特徴とする請求項1から請求項7までのいずれかの項に記載の飛翔虫誘引捕獲装置。
  9. 前記脚と前記支柱とは着脱可能に接続されていることを特徴とする請求項1から請求項8までのいずれかの項に記載の飛翔虫誘引捕獲装置。
  10. 前記支柱は、前記脚を外した状態において、本装置を積み重ねて連結できるよう構成されていることを特徴とする請求項1から請求項9までのいずれかの項に記載の飛翔虫誘引捕獲装置。
  11. 前記請求項1から請求項10までのいずれかの飛翔虫誘引捕獲装置によって捕獲した飛翔虫の種類、数量、捕獲日などの飛翔虫捕獲情報が入力されたデータベースと、前記飛翔虫誘引捕獲装置が設置された位置を含む電子地図が記憶された電子地図記憶手段と、前記飛翔虫誘引捕獲装置が設置された位置を特定するための機能を備えた電子端末機器とからなる飛翔虫誘引捕獲装置を使った飛翔虫情報管理システムであって、前記飛翔虫誘引捕獲装置の位置を前記電子地図上に表示し、前記データベースから捕獲日と飛翔虫の種類、数量を取得し、飛翔虫の発生状況の変化を色彩、図形、模様、等高線などで視覚的に表示することを特徴とする飛翔虫情報管理システム。
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