JP2003168181A - 環境測定装置及び当該装置を用いた環境監視システム及び害虫監視システム - Google Patents

環境測定装置及び当該装置を用いた環境監視システム及び害虫監視システム

Info

Publication number
JP2003168181A
JP2003168181A JP2001364157A JP2001364157A JP2003168181A JP 2003168181 A JP2003168181 A JP 2003168181A JP 2001364157 A JP2001364157 A JP 2001364157A JP 2001364157 A JP2001364157 A JP 2001364157A JP 2003168181 A JP2003168181 A JP 2003168181A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pest
environment
information
monitoring system
measuring device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001364157A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumio Takahashi
文雄 高橋
Takashi Shindo
隆志 進藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kansai Electric Power Co Inc
Kansai Environmental Engineering Center Co Ltd
Original Assignee
Kansai Electric Power Co Inc
Kansai Environmental Engineering Center Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kansai Electric Power Co Inc, Kansai Environmental Engineering Center Co Ltd filed Critical Kansai Electric Power Co Inc
Priority to JP2001364157A priority Critical patent/JP2003168181A/ja
Publication of JP2003168181A publication Critical patent/JP2003168181A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 環境測定装置を架線用支持物の地上3m以上
の高さに設置することで、保守者以外の人に操作される
おそれのない環境測定装置と、当該装置を用いた環境監
視システムと、当該装置を害虫の測定に応用した害虫発
生測定装置と、害虫監視システムを提供することを目的
とする。 【解決手段】 周囲環境を測定する測定手段と、この測
定手段による測定データを送信する通信手段と、測定手
段及び通信手段を制御する制御手段を備え、その設置場
所を架線用支持物Sの地上3メートル以上の高さ位置と
しかつ、その駆動電力を当該架線用支持物Sの架線から
供給を受けて稼働させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、架線用支持物に設
置される環境測定装置、及び架線用支持物に設置された
当該測定装置を用いた環境監視システム、及び害虫監視
システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の測定装置としては、測定装置を屋
内もしくは屋外の測定地点に設置し、測定機器が計測し
た測定データをセンタ装置に送り、測定を行っていた。
また、測定装置を用いた監視システムとしては、単数も
しくは複数の測定装置から送られてきた測定データをセ
ンタ装置が受け取り監視を行っていた。上述した監視シ
ステムにおいて、一つの課題として、複数の測定装置と
センタ装置間の通信コストの低減化と設置が容易な通信
手段の確保が挙げられる。測定装置とセンタ装置間は、
有線を用いていたため、測定装置の設置や移動等に膨大
な手間と費用が必要となっていた。そこで、特開平11
−275561号公報に掲載されている遠隔監視システ
ムでは、測定装置である監視地点側装置と、この監視地
点側装置から送信されたデータを受信する監視センタ装
置とを、移動通信網(無線通信網)により結ぶことによ
り、前記両装置間に有線を附設することなく監視が行え
るようにしている。
【0003】また、害虫発生の予察を行うに際しては、
電灯を点灯させて集虫する予察灯や、虫が出す匂いを使
って集虫するフェロモントラップ等を用いて害虫を箱等
に集め、回収した害虫を計測して害虫の発生数を集計し
予察を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】害虫発生数を測定する
場合等のように環境測定を行う場合には、測定装置はそ
の測定エリア内の同じ条件下に多数設置する必要性があ
る。しかしながら、広域にわたって、且つ設置地点が多
数必要になる場合等は、その区域の責任者の許可が必要
になる。また、許可を得て測定装置を設置したとして
も、あらかじめ測定装置を設置するための場所が確保さ
れていないため、道端や建物の屋上等の異なった条件の
場所にしか設置できなかったりする。したがって、測定
環境にバラツキが存在するために良い測定データが得ら
れなかった。また、道端等の人の手の届く位置に設置を
行うと、保守者以外の人によって測定装置が勝手に移動
させられたり、操作をされたり、破損させられたりする
等の防犯対策及び安全確保が困難であった。
【0005】特に、害虫の発生状況を測定する場合等
は、地上面からの高さに影響を受けることが知られてお
り、道端に設置した測定装置の測定値と、屋上に設置し
た測定装置の測定値との測定誤差が大きくなってしま
い、十分な測定を行うことができない。さらに、測定装
置に予察灯を用いる場合等は予察灯に供給する電力源を
確保しなければならないこと等から、設置場所が制限さ
れる。また、測定装置に充電池を備えることによって電
力源を確保することも不可能ではないが、コスト的に高
くなるために多数の測定装置を設置するときは莫大なコ
ストが必要となり現実的ではない。また、これらに加え
て、この予察灯を用いる方法では、予察灯に誘引された
害虫を箱等に集めてからその箱等を回収し、害虫数を計
測していたため測定結果を得るまでに時間と労力が必要
となっている。
【0006】本発明は、かかる問題に鑑みてなされたも
のであり、環境測定装置を架線用支持物の地上3メート
ルから架線用支持物の先端までの位置に設置すること
で、保守者以外の人に操作されるおそれのないと共に、
虫の集まりやすい位置に設置される環境測定装置と、当
該装置を用いた環境監視システムと、当該装置を害虫の
測定に応用した害虫発生測定装置と、害虫監視システム
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、周囲環境を測定する測定手段と、この測定手段によ
る測定データを送信する通信手段と、前記測定手段及び
前記通信手段を制御する制御手段を備え、その設置場所
を架線用支持物の地上3メートル以上の高さ位置としか
つ、その駆動電力を当該架線用支持物の架線から供給を
受けて稼働することを特徴とする環境測定装置である。
なお架線用支持物とは、電力線や電話線等の架線を支え
ているものであり、いわゆる「電柱」もしくは「電信
柱」と言われるものである。
【0008】前記通信手段は、携帯電話機、PHS(Pe
rsonal Handyphone System)、携帯端末のいずれかの無
線通信手段や、架線用支持物が備える架線である電話回
線、電力線等の有線回線を利用した有線通信手段を使用
してもよい。
【0009】前記制御手段は、前記通信手段が受け取っ
た当該装置への制御信号を受けて、当該環境測定装置を
遠隔制御できるようにしてもよい。
【0010】監視対象区域内の複数本の前記架線用支持
物に配置された前記環境測定装置から送信される信号を
受信する受信手段と、前記受信手段が受け取った信号を
解析する解析手段と、前記解析手段によって解析された
解析結果を複数のユーザに通信ネットワーク上で公開す
る公開手段を備えたセンタサーバを設けていることを特
徴とする環境監視システムである。
【0011】前記公開手段はインターネット上に開設し
たWebページへ前記解析結果を掲載するようにしても
よい。
【0012】前記センタサーバは、前記解析結果を契約
者に自動配信する配信手段を備えるようにしてもよい。
【0013】前記環境測定装置と前記センタサーバ間の
情報授受を行う通信網にインターネットが介在するよう
にしてもよい。
【0014】前記環境測定装置が害虫発生測定装置であ
って、この害虫発生測定装置は、害虫を誘引する誘引部
と、前記誘引部によって誘引された害虫を撮影する撮影
部と、前記撮影部が出力する画像データを画像圧縮する
画像圧縮部によってなる計測手段を備えることを特徴と
する。
【0015】前記誘引部の誘引要素が、誘引する害虫を
選択できる監視対象害虫固有のフェロモンであってもよ
い。
【0016】前記環境監視システムは、害虫監視システ
ムであって、この害虫監視システムは、前記害虫発生測
定装置から信号を受け取る受信手段と、この受信手段が
受け取った信号から画像データを復元し、発生害虫数を
解析してなる解析手段と、この解析手段が解析した発生
害虫数を通信ネットワーク上で公開する公開手段を備え
ていることを特徴としている。
【0017】前記発生害虫数を含む発生害虫数情報と、
前記害虫発生測定装置が設置されている位置情報とから
発生害虫の分布状態を示す害虫分布情報を解析する前記
解析手段を備えるようにしてもよい。
【0018】前記害虫分布情報から将来の害虫分布の変
化を予測する解析手段を備えるようにしてもよい。
【0019】前記解析手段は、害虫に対する防除方法情
報、防除機材情報、防除薬剤情報の少なくとも1つを含
む害虫防除情報を蓄積する害虫監視データベース部を備
え、当該害虫防除情報と前記害虫分布情報から、発生し
ているもしくは発生が予測される害虫の防除方法情報、
防除機材情報、防除薬材情報を解析する解析手段を備え
るようにして、ユーザに適切な防除機材の種類やその使
用方法、適切な防除薬剤の種類やその使用方法、安全基
準に適応した防除薬剤の使用方法等の情報を提供できる
ようにしてもよい。
【0020】前記害虫監視データベース部は、作物毎の
防除情報及び栽培方法毎の防除情報を蓄積し、前記解析
手段は前記害虫分布情報と当該害虫監視データベース部
に蓄積されている当該防除情報から、作物及び栽培方法
毎の予測防除情報を解析する解析手段を備えるようにし
てもよい。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る環境監視シ
ステムを害虫の発生監視に応用した害虫監視システムの
実施形態を図面を参照しながら説明する。
【0022】図1は、害虫監視システムの概略を示した
説明図であり、図2は、害虫監視システムにおける害虫
発生測定装置とセンタサーバの説明図である。害虫監視
システムは図1に示しているように、複数の架線用支持
物Sa,…,Szにそれぞれ設置された害虫発生測定装
置Ta,…,Tzと、センタサーバ2、契約者端末U
a,…,Uzとから構成されており、害虫発生測定装置
Ta,…,TzはPHSを用いた無線通信網によって、
データの送受信を行う。また、センタサーバ2と契約者
端末Ua,…,Uzは、それぞれインターネット、無線
通信網や、有線通信網等を用いて情報の授受を行ってい
る。任意の害虫発生測定装置Tnは、測定手段11、制
御手段12、通信手段13とによって構成されている。
また、センタサーバ2は、受信手段21、解析手段2
2,公開手段23と、害虫監視データベース24によっ
て構成されている。なお、任意の契約者端末UnはFA
X、パーソナルコンピュータや、電話機等を示してい
る。
【0023】任意の害虫発生測定装置Tnは、人によっ
て勝手に操作されないように任意の架線用支持物Snの
地上4から5メートルの高さ位置に設置されており、こ
の装置の駆動電力は自身が設置されている架線用支持物
Snが備えている電力線から供給を受けている。なお、
害虫発生測定装置Tnの設置位置は地上4から5メート
ルに限ったものではなく、3メートルから架線用支持物
の先端位置までの位置であればよい。また、この害虫発
生測定装置Tnは、通信手段13としてPHSを備えて
おり、センタサーバ2と通信を行うことができる。さら
に、この害虫発生測定装置Tnは、予察灯に集まった害
虫を撮影し画像データをセンタサーバ2に送信する機能
と、センタサーバ2から送られた制御データによって制
御される機能を有している。一方、センタサーバ2は、
複数の害虫発生測定装置Tnから送信された測定データ
を受け取り、そのデータと、害虫発生測定装置Tnの位
置情報を基にして、地域別の害虫分布データや、将来の
発生予察分布情報等を解析し、契約者の端末に送信する
機能を有している。また、測定手段11は、誘引部であ
る予察灯と、誘引された害虫を撮影する撮影部と撮影し
た画像データを圧縮する圧縮部の双方を具備している測
定カメラによって構成されている。
【0024】以下に、害虫発生測定装置Tnで害虫発生
測定を行い、センタサーバ2で害虫発生状態を解析する
場合について述べる。測定手段11は、予察灯によって
誘引された害虫を一定時間毎に測定カメラで撮影を行
う。測定カメラは、撮影した画像データを画像圧縮し、
この圧縮された画像データを通信手段13に送る。通信
手段13は、圧縮された画像データと害虫発生測定装置
Tnを識別する識別データを含んだ測定データをセンタ
サーバ2に送信をする。センタサーバ2に備えられてい
る受信手段21は、通信手段13から送られてきた前記
測定データを受信し、解析手段22に当該データを送
る。解析手段22は、受け取った測定データに含まれる
画像圧縮データを復元し、画像解析を行い害虫の種別及
び当該害虫の発生数を特定する。また、解析手段22
は、測定データに含まれる害虫発生測定装置Tnの識別
データと、画像解析によって特定した害虫種別及びその
発生数を、害虫監視データベース24に記録する。解析
手段22は、害虫監視データベース24に記録されてい
る害虫発生測定装置Tnの位置情報と、測定データから
解析した害虫種別及びその発生数、そして害虫発生測定
装置Tnの識別データから地域ごとの害虫とその発生数
の分布状況を解析する。さらに、この解析したデータを
公開手段に送り、契約者の契約者端末UnにFAXを用
いて自動送信を行ったり、もしくは解析データをWeb
ページに掲載し、契約者が契約者端末Unを操作して当
該契約者端末Unに備えられているディスプレイなどに
提示する。
【0025】次に、センタサーバ2からの害虫発生測定
装置Tnを制御する場合について述べる。予察灯で害虫
を誘引する場合、日照時間中には予察灯による誘引効果
が期待できないため、害虫発生測定装置Tnを停止させ
る必要性がある。以下に、日没後すぐに測定を始め、日
の出後すぐに測定を停止する場合について述べる。セン
タサーバ2に備えられた受信手段21は、害虫発生測定
装置Tnからの測定データの受信機能の他に害虫発生測
定装置Tnへの制御信号を送信する機能を有する。ま
た、解析手段22は日没時間に対応して害虫発生測定装
置Tnを稼働させる制御信号を受信手段21に送る機能
も有している。解析手段22は、日没時間になると受信
手段21へ害虫発生測定装置Tnを稼働させるための制
御信号を送り、受信手段21は通信手段13に当該制御
信号を送る。通信手段13は、受け取った制御信号を制
御手段12に送り、制御手段12はこの制御信号に基づ
いて測定を開始する。同様に、日の出時間に合わせて、
害虫発生測定装置Tnへ測定を停止させる制御信号を送
信し、測定を停止する。ここでは、センタサーバ2が害
虫発生測定装置Tnの制御を行っていたが、それ以外の
装置によって害虫発生測定装置Tnの制御を行ってもよ
い。また、上述のような測定を行うための遠隔操作以外
に、機器の動作チェックを行うための機能を備えておく
ことにより、遠隔地から多数の害虫発生監視装置Tnの
動作確認を行うことができるようにしてもよい。
【0026】上述の実施例では、害虫発生測定装置Tn
とセンタサーバ2との通信手段としてPHSを用いてい
るのは、害虫の測定を一定時間毎に行う場合等は、測定
データを常に送信する必要性がないこと、無線通信網を
用いることにより害虫発生測定装置Tnの設置が容易に
行うことができること、パケット通信を行うことにより
通信コストを安くすることができること等の理由であ
る。なお、PHS以外の携帯電話機や、携帯端末等の無
線通信手段を使っても測定データの送信を行うようにし
てもよい。また、無線通信網が使用できない位置に害虫
発生測定装置Tnを設置する場合には、架線用支持物S
nが備えている電話回線、電力線や、光ファイバ等の有
線回線を用いて通信を行うようにしてもよい。
【0027】上述の実施例では、解析結果の配信及び公
開を契約者のみに行っていたが、契約を行っていないユ
ーザに対しても、Webページでの閲覧や、FAXでの
送信を行うようにしてもよい。
【0028】上述の実施例では、解析手段22は害虫の
発生分布状況を解析するだけであったが、害虫監視デー
タベース24に測定地付近の地形情報や、気象情報を記
録させ、それらを基に害虫発生の予察ができるようにし
てもよい。さらに、測定地付近の地形図に害虫発生数を
対応させて提示することにより、ユーザに理解しやすい
測定結果を提供できるようにしてもよい。同様に害虫監
視データベース24に害虫に関する防除薬剤や防除機材
等の情報を記録させることも考えられる。このようにす
ることにより、例えば、葡萄や柿等の果樹の害虫である
カメムシの防除方法として、Webページへ表示する提
言内容に「薬剤を用いない場合には、黄色蛍光灯による
忌避照明と、4mm目以下の網による網掛け法によって
防除を行える」や、「薬剤を用いる方法としては、有機
リン剤や合成ピレスロイド剤によって防除を行える」
や、「収穫期に薬剤を用いる場合には、安全使用基準に
注意をして、1日前までならばテルスター水和剤によっ
て防除を行える」等の様に防除機材や防除薬剤の使用に
関する提言や、薬剤を使用する場合には、薬剤の使用時
期、安全基準に適応した使用方法等の提言を行ってもよ
い。また、過去の測定結果を基にして、地域ごとに「大
発生」や、「今後増殖する恐れあり」等の発生程度を示
す基準値を設け、ユーザに発生数以外に発生程度を提示
してもよい。そして、防除対策を優先的に施さなければ
ならない地域名を表示したり、その地域を地図上に色分
けをしてユーザに理解しやすい形式で表示してもよい。
さらに、農作物の種類やその栽培方法に応じた対処方法
を害虫監視データベース24に記録させることで、イ
ネ、果樹、野菜等のそれぞれの防除方法や、有機農法で
栽培している場合の防除方法や、防除時の使用薬剤の使
用量や使用限度量、安全基準等、作物や栽培方法のそれ
ぞれに応じた提言を行ってもよい。
【0029】なお、解析手段22は、画像データから害
虫の種別及びその発生害虫数を解析しているが、この解
析方法としては、既知の画像解析を行うソフトウェアを
用いることにより、害虫の形及び大きさを決定し、さら
に監視測定を行っている地域に発生する害虫に関するデ
ータを基に解析を行うことができる。
【0030】また、上述の実施例では、通信手段13か
ら送信される測定データとしては、圧縮された画像デー
タ、害虫発生測定装置Tnの識別データが含まれていた
が、それ以外に害虫を撮影した時間情報等を含めて送信
するようにしてもよい。
【0031】図3は、予察灯を用いた測定手段の説明図
である。測定手段11(図2参照)は、予察灯11a、
測定カメラ11b、カバー11cによって構成されてい
る。予察灯11aは、内部に照明灯が設置されており夜
間に発光させることで害虫を誘引するものである。測定
カメラ11bは、予察灯11aによって誘引された害虫
を逆光で撮影し、撮影した画像データを圧縮するもので
あり、カバー11cの真上50〜60cmの位置に設置
されている。また、カバー11cは、予察灯11aを保
護するために設けられている半透明の材質でできたもの
である。測定カメラ11bは、CCD(Charge-Coupled
Devices)を用いたビデオカメラや、デジタルスチルカ
メラ等を用いている。なお、測定カメラ11bをカバー
11cの真上50〜60cmの位置に設置しているがこ
の高さに限られるものではない。日没後に害虫発生測定
を行う場合、害虫測定手段11は制御手段12(図2参
照)からの制御信号を受け取り、照明灯を発光させる。
測定開始後、制御手段12は測定カメラ11bに制御信
号を送信し、誘引部である予察灯11aに誘引された害
虫を逆光撮影し、その後画像圧縮を行い、通信手段13
(図2参照)に圧縮された画像データを送る。そして制
御手段12は、日の出までの間一定時間間隔で測定カメ
ラ11bに制御信号を送り、予察灯11aに誘引された
害虫を逆光撮影する。
【0032】なお、上述した例では測定カメラ11b
は、撮影した画像データを圧縮して送信手段13に送っ
ていたが、圧縮を行わずに送信手段13に送ってもよ
い。
【0033】また、予察灯11aの内部には、照明灯以
外に制御手段12や通信手段13を格納し、害虫発生測
定装置を一体化するようにしてもよい。ただし、照明灯
による発熱対策を考慮に入れた廃熱対策を行った方がよ
い。
【0034】図3では、誘引部として予察灯を用いた例
を示したが、誘引部にフェロモントラップを用いること
も考えられる。このフェロモントラップを用いた場合
は、特定の害虫のみを誘引することができる。また、ハ
ナアザミウマ類の害虫は青色に誘引される性質を有して
いることから、この性質を利用し、青色の盤や、青色粘
着物等を用いた誘引方法を用いることによりハナアザミ
ウマ類の害虫を測定できるようにしてもよい。同様に、
予察灯11aの照明灯の発光色を特定の色を発光するも
のにしてもよい。このように、害虫が特定の色に誘引さ
れる性質を利用した誘引方法を採用してもよい。
【0035】なお、ここで示した実施例は害虫発生測定
装置及び当該装置を用いた害虫監視システムに関して述
べているが、測定手段11に圧力センサーや歪みセンサ
ーなどの震動検知手段や、集音装置等の騒音検知手段を
用いることにより、震動測定装置や、騒音測定装置等に
応用することができ、それらを用いて、震動監視システ
ムや、騒音監視システムを実行することができる。
【0036】
【発明の効果】以上の如く、本発明の環境測定装置は、
架線用支持物の地上3メートル以上の高さ位置に設置さ
れるので、当該環境測定装置の保守者以外の一般の通行
人等によって環境測定装置が勝手に移動させられたり、
操作をされたり、破損させられたりすることがなくな
る。また、架線用支持物に設置するので、機器を設置す
る際、地上に設置するのに比べて専有する場所を確保し
なくてもよいので、道幅が狭い所にも設置することがで
きる。さらに、その駆動電力は架線用支持物に備えられ
ている電力線から電力の供給を受けることができるの
で、駆動電力の確保が容易になる。また、そのことによ
り環境測定装置を簡易化することができるので、低コス
トで環境測定装置を製作することができる。また、環境
測定装置は保守者以外に操作されるおそれがないので、
装置を必要以上に保護しなくてもよくなり、装置を簡略
化することができる。
【0037】請求項2記載の環境測定装置によると、通
信手段が無線通信手段を用いているので、設置及び撤去
が簡単に行うことができる。よって、低コストで環境測
定装置を設置できるだけでなく、短期間に集中して測定
を行う場合になどは、通信回線工事を行わなくてもよい
ので、環境測定装置の設置及び取り外し容易であり、こ
れらの作業を効率的且つ迅速に実施することができる。
【0038】請求項3記載の環境測定装置によると、環
境測定装置が設置されている架線用支持物が備えている
電話線もしくは送電線などの架線を通信回線として使用
するので、携帯電話機や、PHS等の無線通信機器で通
信が行えないような場所での測定及び測定データの送受
信を実行することができる。
【0039】請求項4記載の環境測定装置によると、環
境測定装置を遠隔制御することができるので遠隔地から
測定を実行することができる。また、故障が起こった場
合等は、遠隔操作することによって、修理や故障原因の
特定等も行えるので、保守を簡単に行うことができる。
また、保守に必要なコストを低減することもできる。
【0040】請求項5記載の環境測定システムによる
と、監視対象区域内の複数本の架線用支持物に配置され
た環境測定装置から送信される信号を受信する受信手段
と、この受け取った信号を解析する解析手段と、この解
析手段によって解析された解析結果を複数のユーザに通
信ネットワーク上で公開する公開手段を備えたセンタサ
ーバを備えているので、広範囲にわたった測定ができ
る。また、測定データをセンタサーバにおいて解析する
ので、環境測定装置の機能を少なくて済み、コストの低
減化をはかれると共に、故障率の低減化もできる。ま
た、環境測定装置から逐次測定データが送信されるの
で、リアルタイムに測定結果の解析とその解析結果の公
開ができる。したがって、解析結果がユーザに対して緊
急に対処を促す必要がある結果であった場合、リアルタ
イムにユーザに公開することにより、早急に対処策を立
案でき害虫による被害を最小限に止めることができる。
【0041】請求項6記載の環境監視システムによる
と、解析結果をインターネット上に開設したWebペー
ジへ掲載を行うので、専用端末を用いずに且つ地域格差
なくリアルタイムに更新された解析結果を閲覧すること
ができる。また、Webページには解析結果の他に、関
連した情報も同時に掲載することができるので、ユーザ
に解析結果だけでなくそれ以外の有用な情報を提示する
ことができる。
【0042】請求項7記載の環境監視システムによる
と、解析結果を契約者に自動配信する配信手段を備えて
いるので、FAX等の端末や、電子メール等を用いるこ
とで契約者に最新の情報を配信することができる。
【0043】請求項8記載の環境監視システムによる
と、環境測定装置とセンタサーバ間の情報授受を行う通
信網にインターネットが介在するので、環境測定装置は
最もコストが安いインターネットへの接続ポイントへア
クセスすることによってセンタサーバへのデータの送信
ができる。したがって、環境測定装置からセンタサーバ
に直接データを送信するよりも通信コストの低減をはか
ることができる。
【0044】請求項9記載の害虫発生測定装置による
と、害虫を誘引する誘引部と、誘引部によって誘引され
た害虫を撮影する撮影部と、撮影部が出力する画像デー
タを画像圧縮する画像圧縮部によってなる計測手段を備
えているので、誘引部が害虫を誘引し、その害虫の撮影
を行うことによって、今までのように害虫を箱に集め回
収することなく測定を行うことができる。また、通信手
段を用いて測定データを送信することもできる。
【0045】請求項10記載の害虫発生測定装置による
と、誘引部が監視対象害虫固有のフェロモンであるの
で、特定の害虫のみを誘引することができる。したがっ
て、特定害虫に関する測定ができる。
【0046】請求項11記載の害虫監視システムによる
と、害虫発生測定装置から信号を受け取る受信手段と、
この受信手段が受け取った信号から画像データを復元
し、発生害虫数を解析する解析手段と、この解析手段が
解析した発生害虫数を通信ネットワーク上で公開する公
開手段を備えているので、害虫発生測定装置から送信さ
れた測定データを解析し、害虫発生数を特定するので、
作業者は害虫発生測定装置の設置場所に行くことなく測
定データを取得することができ、且つリアルタイムに測
定データを解析し解析結果を取得することができる。ま
た今まで害虫を箱等に集めて回収をしていたが、回収を
行わなくてもよいので、作業者の時間と労力が大きく軽
減することができる。
【0047】請求項12記載の害虫監視システムによる
と、発生害虫数を含む発生害虫数情報と、害虫発生測定
装置が設置されている位置情報とから発生害虫の分布状
態を示す害虫分布情報を解析する解析手段を備えている
ので、地図上に発生害虫数を対応させて提示することが
できる。したがって、ユーザは発生害虫の分布状態を容
易に把握することができる。
【0048】請求項13記載の害虫監視システムによる
と、害虫分布情報から将来の害虫分布の変化を予測する
解析手段を備えているので、害虫に対する適切な防除対
策を提言することができる。
【0049】請求項14記載の害虫監視システムによる
と、解析手段は、害虫に対する防除方法情報、防除機材
情報、防除薬剤情報の少なくとも1つを含む害虫防除情
報を蓄積する害虫監視データベース部を備え、当該害虫
防除情報と前記害虫分布情報から、発生しているもしく
は発生が予測される害虫の防除方法情報、防除機材情
報、防除薬材情報を解析する解析手段を備えているの
で、ユーザは適切な防除機材や防除薬剤の使用方法や使
用量の情報を取得することができる。したがって、ユー
ザは防薬剤除をするに際しては、この情報を基に適切な
薬剤を安全基準を守って使用することができる。
【0050】請求項15記載の害虫監視システムによる
と、前記害虫監視データベース部は、作物毎の防除情報
及び栽培方法毎の防除情報を蓄積し、前記解析手段は前
記害虫分布情報と当該害虫監視データベース部に蓄積さ
れている当該防除情報から、作物及び栽培方法毎の予測
防除情報を解析する解析手段を備えているので、現在の
発生害虫の状態を考慮した農作物の種類毎の防除方法
や、栽培方法の種類による防除方法を知ることができ
る。したがって、有機農法による防除方法、または有機
農法でない農法による防除方法等を、簡単に知ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 害虫監視システムの構成の説明図
【図2】 害虫監視システムの装置の説明図
【図3】 害虫発生測定装置の説明図
【符号の説明】
2 センタサーバ 11 測定手段 11a 予察灯 11b 測定カメラ 11c カバー 12 制御手段 13 通信手段 21 受信手段 22 解析手段 23 公開手段 24 害虫監視データベース Sn 架線用支持物 Tn 害虫発生測定装置 Un 契約者端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G08B 25/00 510 G08B 25/00 510M 25/08 25/08 A 25/10 25/10 D G08C 17/00 G08C 19/00 N 19/00 P 17/00 Z (72)発明者 進藤 隆志 大阪府大阪市中央区安土町1丁目3番5号 株式会社関西総合環境センター内 Fターム(参考) 2B121 AA11 BA11 BA53 BA58 CC14 DA29 DA35 DA37 DA38 DA62 DA63 DA70 EA30 FA04 FA14 2F073 AA01 AA22 AA40 AB02 AB03 AB06 BB01 BB06 BB08 BB09 BC01 BC02 BC04 CC01 CC05 CD27 DD08 GG01 GG04 5C086 AA11 AA60 CA28 CB36 DA10 DA14 DA33 DA40 EA04 EA45 FA18 5C087 AA02 AA03 AA24 AA25 BB08 BB12 BB18 BB74 DD02 DD49 EE05 EE07 EE16 FF01 FF02 FF04 FF10 FF17 FF19 FF20 FF23 GG02 GG66 GG67 GG70 GG71 GG83

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周囲環境を測定する測定手段と、この測
    定手段による測定データを送信する通信手段と、前記測
    定手段及び前記通信手段を制御する制御手段を備え、そ
    の設置場所を架線用支持物の地上3メートル以上の高さ
    位置としかつ、その駆動電力を当該架線用支持物の架線
    から供給してなる環境測定装置。
  2. 【請求項2】 前記通信手段が、携帯電話機、PHS、
    携帯端末のいずれかの無線通信手段である請求項1記載
    の環境測定装置。
  3. 【請求項3】 前記通信手段は架線用支持物が備える架
    線を通信回線として使用する請求項1記載の環境測定装
    置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記通信手段が受け取
    った当該装置への制御信号を受けて、当該環境測定装置
    を遠隔制御する請求項1から3のいずれか1項記載の環
    境測定装置。
  5. 【請求項5】 監視対象区域内の複数本の前記架線用支
    持物に配置された前記環境測定装置から送信される信号
    を受信する受信手段と、前記受信手段が受け取った信号
    を解析する解析手段と、前記解析手段によって解析され
    た解析結果を複数のユーザに通信ネットワーク上で公開
    する公開手段を備えたセンタサーバを設けてなる環境監
    視システム。
  6. 【請求項6】 前記公開手段がインターネット上に開設
    したWebページへの掲載である請求項5記載の環境監
    視システム。
  7. 【請求項7】 前記センタサーバは、解析結果を契約者
    に自動配信する配信手段を備える請求項5または6記載
    の環境監視システム。
  8. 【請求項8】 前記環境測定装置と前記センタサーバ間
    の情報の授受を行う通信網にインターネットが介在する
    請求項5から7のいずれか1項記載の環境監視システ
    ム。
  9. 【請求項9】 請求項1から4のいずれか1項記載の環
    境測定装置が害虫発生測定装置であり、 害虫を誘引する誘引部と、前記誘引部によって誘引され
    た害虫を撮影する撮影部と、前記撮影部が出力する画像
    データを画像圧縮する画像圧縮部によってなる計測手段
    を備える害虫発生測定装置。
  10. 【請求項10】 前記誘引部の誘引要素が、誘引する害
    虫を選択できる監視対象害虫固有のフェロモンである請
    求項9記載の害虫発生測定装置。
  11. 【請求項11】 請求項5から8のいずれか1項記載の
    環境監視システムは、害虫監視システムであり、 前記害虫発生測定装置から信号を受け取る受信手段と、
    この受信手段が受け取った信号から画像データを復元
    し、発生害虫数を解析してなる解析手段と、この解析手
    段が解析した発生害虫数を通信ネットワーク上で公開す
    る公開手段を備えてなる害虫監視システム。
  12. 【請求項12】 前記発生害虫数を含む発生害虫数情報
    と、前記害虫発生測定装置が設置されている位置情報と
    から発生害虫の分布状態を示す害虫分布情報を解析する
    前記解析手段を備えてなる請求項11記載の害虫監視シ
    ステム。
  13. 【請求項13】 前記害虫分布情報から将来の害虫分布
    の変化を予測する解析手段を備えてなる請求項11また
    は12記載の害虫監視システム。
  14. 【請求項14】 前記解析手段は、害虫に対する防除方
    法情報、防除機材情報、防除薬剤情報の少なくとも1つ
    を含む害虫防除情報を蓄積する害虫監視データベース部
    を備え、当該害虫防除情報と前記害虫分布情報から、発
    生しているもしくは発生が予測される害虫の防除方法情
    報、防除機材情報、防除薬材情報を解析する解析手段を
    備えてなる請求項12または13記載の害虫監視システ
    ム。
  15. 【請求項15】 前記害虫監視データベース部は、作物
    毎の防除情報及び栽培方法毎の防除情報を蓄積し、前記
    解析手段は前記害虫分布情報と当該害虫監視データベー
    ス部に蓄積されている当該防除情報から、作物及び栽培
    方法毎の予測防除情報を解析する解析手段を備えてなる
    請求項14記載の害虫監視システム。
JP2001364157A 2001-11-29 2001-11-29 環境測定装置及び当該装置を用いた環境監視システム及び害虫監視システム Pending JP2003168181A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001364157A JP2003168181A (ja) 2001-11-29 2001-11-29 環境測定装置及び当該装置を用いた環境監視システム及び害虫監視システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001364157A JP2003168181A (ja) 2001-11-29 2001-11-29 環境測定装置及び当該装置を用いた環境監視システム及び害虫監視システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003168181A true JP2003168181A (ja) 2003-06-13

Family

ID=19174388

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001364157A Pending JP2003168181A (ja) 2001-11-29 2001-11-29 環境測定装置及び当該装置を用いた環境監視システム及び害虫監視システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003168181A (ja)

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6886292B2 (en) * 2003-03-19 2005-05-03 Gardner Manufacturing Co., Inc. Insect trap
WO2005055164A1 (ja) * 2003-12-04 2005-06-16 Snt Co.,Ltd. 環境モニタリング方法及びシステム
JP2006280287A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 National Agriculture & Food Research Organization 物理・機械的作用による誘引と忌避を利用した害虫捕集・検出装置
JP2007523613A (ja) * 2003-06-16 2007-08-23 レナウ デベロップメント アンパートセルスカブ 有害生物管理システム
JP2008167696A (ja) * 2007-01-12 2008-07-24 National Agriculture & Food Research Organization フィールドサーバを利用した電撃パルス計測システム
JP2008173035A (ja) * 2007-01-17 2008-07-31 Konan Shisetsu Kanri Kk 飛翔虫誘引捕獲装置
WO2008111230A1 (ja) * 2007-03-15 2008-09-18 Fujitsu Limited センシング装置、センサ情報取得装置、センシング方法及びリモートセンシング方法
JP2012161269A (ja) * 2011-02-04 2012-08-30 Univ Of Tokushima 虫の画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム及びコンピュータで読み取り可能な記憶媒体
CN102823570A (zh) * 2012-09-19 2012-12-19 南京农业大学 一种基于触压扰动信号的虫情检测装置及虫情预警系统
JP2013135643A (ja) * 2011-12-28 2013-07-11 Ikari Shodoku Kk 通信装置、通信方法およびプログラム
JP2015130812A (ja) * 2014-01-10 2015-07-23 清水建設株式会社 誘虫予測方法及び誘虫予測システム
CN105900955A (zh) * 2016-06-28 2016-08-31 济南祥辰科技有限公司 太阳能靶标害虫自动识别系统
CN105941365A (zh) * 2016-06-28 2016-09-21 济南祥辰科技有限公司 一种靶标害虫自动监测预防系统
CN105961353A (zh) * 2016-06-28 2016-09-28 济南祥辰科技有限公司 一种趋光性昆虫自动调节系统
CN107247422A (zh) * 2017-05-19 2017-10-13 仲恺农业工程学院 低功耗的迁移性水稻基地虫害图像采集系统
JP2020517020A (ja) * 2017-04-12 2020-06-11 バイエル、アクチエンゲゼルシャフトBayer Aktiengesellschaft 有害生物防除システムおよび関連方法
JP2020188728A (ja) * 2019-05-22 2020-11-26 シャープ株式会社 捕虫装置
JP2021510303A (ja) * 2018-01-12 2021-04-22 スポッタ リミテッド システムおよび方法
US11361573B2 (en) * 2009-01-15 2022-06-14 Tokitae Llc Photonic fence

Cited By (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6886292B2 (en) * 2003-03-19 2005-05-03 Gardner Manufacturing Co., Inc. Insect trap
JP2007523613A (ja) * 2003-06-16 2007-08-23 レナウ デベロップメント アンパートセルスカブ 有害生物管理システム
WO2005055164A1 (ja) * 2003-12-04 2005-06-16 Snt Co.,Ltd. 環境モニタリング方法及びシステム
JP2006280287A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 National Agriculture & Food Research Organization 物理・機械的作用による誘引と忌避を利用した害虫捕集・検出装置
JP2008167696A (ja) * 2007-01-12 2008-07-24 National Agriculture & Food Research Organization フィールドサーバを利用した電撃パルス計測システム
JP2008173035A (ja) * 2007-01-17 2008-07-31 Konan Shisetsu Kanri Kk 飛翔虫誘引捕獲装置
WO2008111230A1 (ja) * 2007-03-15 2008-09-18 Fujitsu Limited センシング装置、センサ情報取得装置、センシング方法及びリモートセンシング方法
CN101636770B (zh) * 2007-03-15 2012-04-25 富士通株式会社 传感器信息获取装置和传感方法
US8558691B2 (en) 2007-03-15 2013-10-15 Fujitsu Limited Sensing apparatus, sensor information gathering apparatus, sensing method, and remote sensing method
US11361573B2 (en) * 2009-01-15 2022-06-14 Tokitae Llc Photonic fence
JP2012161269A (ja) * 2011-02-04 2012-08-30 Univ Of Tokushima 虫の画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム及びコンピュータで読み取り可能な記憶媒体
JP2013135643A (ja) * 2011-12-28 2013-07-11 Ikari Shodoku Kk 通信装置、通信方法およびプログラム
CN102823570A (zh) * 2012-09-19 2012-12-19 南京农业大学 一种基于触压扰动信号的虫情检测装置及虫情预警系统
JP2015130812A (ja) * 2014-01-10 2015-07-23 清水建設株式会社 誘虫予測方法及び誘虫予測システム
CN105941365A (zh) * 2016-06-28 2016-09-21 济南祥辰科技有限公司 一种靶标害虫自动监测预防系统
CN105961353A (zh) * 2016-06-28 2016-09-28 济南祥辰科技有限公司 一种趋光性昆虫自动调节系统
CN105900955A (zh) * 2016-06-28 2016-08-31 济南祥辰科技有限公司 太阳能靶标害虫自动识别系统
JP2020517020A (ja) * 2017-04-12 2020-06-11 バイエル、アクチエンゲゼルシャフトBayer Aktiengesellschaft 有害生物防除システムおよび関連方法
JP7362483B2 (ja) 2017-04-12 2023-10-17 ディスカバリー、パーチェイサー、コーポレイション 有害生物防除システムおよび関連方法
CN107247422A (zh) * 2017-05-19 2017-10-13 仲恺农业工程学院 低功耗的迁移性水稻基地虫害图像采集系统
JP2021510303A (ja) * 2018-01-12 2021-04-22 スポッタ リミテッド システムおよび方法
JP7455061B2 (ja) 2018-01-12 2024-03-25 スポッタ リミテッド システムおよび方法
JP2020188728A (ja) * 2019-05-22 2020-11-26 シャープ株式会社 捕虫装置
JP7250617B2 (ja) 2019-05-22 2023-04-03 シャープ株式会社 捕虫装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003168181A (ja) 環境測定装置及び当該装置を用いた環境監視システム及び害虫監視システム
US7317399B2 (en) Remote monitoring system for exterminating pest and a method thereof
CN100477909C (zh) 飞虫捕获和监控系统
JP4862117B2 (ja) フィールドサーバを利用した電撃パルス計測システム
JP7455061B2 (ja) システムおよび方法
CN100539835C (zh) 蟑螂诱捕器和采用该诱捕器的远程监控系统
CN104621073A (zh) 自动化虫情测报系统
US20050151653A1 (en) Method and apparatus for determining the occurrence of animal incidence
CN213073198U (zh) 一种基于物联网杀虫灯控制系统
KR20090002711A (ko) 무선 센서 네트워크를 이용한 병해충 예측 관리 시스템
KR20080098276A (ko) 포충등의 인터렉티브 시스템 및 이의 운용방법
KR20140036398A (ko) 감시카메라 통합관리시스템
KR20130048033A (ko) 무선통신 서비스를 수행하는 센서 네트워크를 이용한 원격 과수농작물 모니터링 시스템 및 방법
KR100821561B1 (ko) 유비쿼터스 센서 네트워크를 이용한 소음 및 진동 관리방법 및 시스템
CN113645302A (zh) 一种基于物联网的绿化养护智能监测系统
KR102082959B1 (ko) 유해 동물 퇴치 장치
CN102338791A (zh) 基于3g技术的入侵植物可视化监测设备及其网络系统
KR100877552B1 (ko) 자동 감김 장치의 인터렉티브 시스템 및 이의 운용방법
CN108663970B (zh) 一种电力操作安全监控系统
KR102124594B1 (ko) Cctv 비상벨 네트워크를 이용한 폭염 한파 경보 시스템
CN112001810A (zh) 基于机器视觉的智能林业巡护系统及方法
KR20080098275A (ko) 보행해충 트랩의 인터렉티브 시스템 및 이의 운용방법
KR100863107B1 (ko) 자동 분사 장치의 인터렉티브 시스템 및 이의 운용방법
CN1610315A (zh) 网络视讯监控系统及方法
CN115314675A (zh) 一种针对电力区域的高位监控管理系统及方法