JP2008172725A - 情報処理装置、画像処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、画像処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2008172725A
JP2008172725A JP2007006246A JP2007006246A JP2008172725A JP 2008172725 A JP2008172725 A JP 2008172725A JP 2007006246 A JP2007006246 A JP 2007006246A JP 2007006246 A JP2007006246 A JP 2007006246A JP 2008172725 A JP2008172725 A JP 2008172725A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
macro
information
condition
procedure
activity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007006246A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhide Tanabe
和秀 田辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2007006246A priority Critical patent/JP2008172725A/ja
Priority to US11/968,438 priority patent/US20080178199A1/en
Priority to CN2008100015919A priority patent/CN101227543B/zh
Publication of JP2008172725A publication Critical patent/JP2008172725A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F9/00Arrangements for program control, e.g. control units
    • G06F9/06Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
    • G06F9/44Arrangements for executing specific programs
    • G06F9/451Execution arrangements for user interfaces

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Software Systems (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

【課題】機能追加に柔軟に対応したマクロ情報の登録及び読み出しを行い、マクロを実行することができる情報処理装置、画像処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを提供する。
【解決手段】情報処理装置200は、データ入力、データ加工及びデータ出力手段の各作業手順からなる、作業工程を示す、少なくとも1つ以上のアクティビティによって構成されるマクロ情報41を登録し、登録したマクロ情報41を読み出すことで、マクロを実行する情報処理装置200であって、マクロ情報41の登録及び読み出し指示を受け付けるインタフェース61と、登録指示に従って、前記作業工程及び前記作業手順の各動作条件設定を識別する条件識別情報が設定されたマクロ情報41を記憶装置13に格納するマクロ登録手段70と、読み出し指示に従って、格納したマクロ情報41を読み出し、前記マクロを実行するマクロ読み出し手段80とを有することを特徴とする。
【選択図】図18

Description

本発明は、登録されたマクロ情報を読み出し、マクロを実行することで当該情報処理装置が有する機能を利用したワークフローを実現する情報処理装置に関するものである。
近年の画像処理装置を代表するデジタル複合機(MFP:multi-function printer)は、コピー(copy)、ファクシミリ(facsimile)、スキャナ(scanner)、プリンタ(printer)といった基本機能に加えて、デジタル複写機(MFP)が備える通信装置(例えば、NIC:Network Interface Cardなど。)を介した電子メール配信機能や大容量記憶装置(例えば、HD:Hard Diskなど。)を用いた文書蓄積機能などを有しており、利用者のオフィスワークの効率化を図ることを目的とした多機能化が進んでいる。これに伴って、画像処理装置の利用者は、多機能化により増大した各機能の動作条件を、画像処理装置が備える表示部において設定しなければならい。
一方、利用者のオフィスワークの中には、画像処理装置が有する機能を利用した定型業務が存在する。このような定型業務は、1日の中で繰り返し行われ、オフィスワークの中で頻度の高いワークフローである。
このように、オフィスワークの中で頻度の高いワークフローにおいても、画像処理装置の利用者が、該画像処理装置が備える表示部において各機能の動作条件を設定しなければならない状態では、利用者のオフィスワークの効率化を図れない。
そこで、画像処理装置は、ワークフロー実現のため利用する各機能の動作条件設定を、予めマクロ情報として該画像処理装置に登録しておき、利用者が必要に応じて登録したマクロ情報を読み出し実行することで、画像処理装置が有する機能を利用したワークフローを簡便に行うことができるマクロ実行機能を提供している(例えば、特許文献1を参照)。
特開2006−059274号公報
しかしながら、特開2006―059274号公報によらず、従来のマクロ実行機能では、画像処理装置に新規機能が追加された場合、追加機能の動作条件設定をマクロ情報として登録及び読み出すため、画像処理装置に実装されているマクロ実行機能に関するプログラムコードやデータ構造などを変更しなければならず、その作業は、開発者にとって煩雑である。すなわち、従来のマクロ実行機能では、新規機能追加に柔軟に対応できない問題点がある。
本発明では、上記従来技術の問題点を鑑み、機能追加に柔軟に対応したマクロ情報の登録及び読み出しを行い、マクロを実行することができる情報処理装置、画像処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の情報処理装置は、データ入力手段、データ加工手段及びデータ出力手段の各作業手順からなる、作業工程を示す、少なくとも1つ以上のアクティビティによって構成されるマクロ情報を該情報処理装置に登録し、登録した前記マクロ情報を読み出すことで、マクロを実行する情報処理装置であって、前記マクロ情報の登録及び読み出し指示を受け付けるインタフェースと、前記インタフェースから受け付けた前記マクロ情報の登録指示に従って、前記アクティビティ、前記データ入力手段、前記データ加工手段及び前記データ出力手段の各動作条件設定を識別する条件識別情報が設定された前記マクロ情報を記憶装置に格納するマクロ登録手段と、前記インタフェースから受け付けた前記マクロ情報の読み出し指示に従って、前記マクロ登録手段により前記記憶装置へ格納した前記マクロ情報を読み出し、前記マクロを実行するマクロ読み出し手段とを有することを特徴とする。
これによって、本発明の情報処理装置は、機能追加に柔軟に対応したマクロ情報の登録及び読み出しを行い、マクロを実行することができる。
また、上記目的を達成するため、本発明の情報処理装置は、前記マクロ情報が、前記アクティビティ、前記データ入力手段、前記データ加工手段及び前記データ出力手段の各名前と各動作条件設定に対応付けられた前記条件識別情報とから構成されるマクロ構成情報を含むことを特徴とする。
これによって、本発明の情報処理装置は、マクロを実行する際の各機能の動作条件設定の詳細を知らなくてもマクロの実行を行うことができる。よって、本発明の情報処理装置は、機能追加に対して、マクロ情報のデータ構造を変更する必要がなく柔軟に対応することができる。
また、上記目的を達成するため、本発明の情報処理装置は、前記マクロ登録手段において、前記インタフェースから受け付けた前記マクロ情報の登録指示に従って、前記アクティビティ、前記データ入力手段、前記データ加工手段及び前記データ出力手段の各動作条件設定を受け付けるユーザインタフェースの画面を作成するマクロ条件設定画面作成手段と、前記マクロ条件設定画面作成手段により作成された前記ユーザインタフェースの画面から入力された、前記アクティビティ、前記データ入力手段、前記データ加工手段及び前記データ出力手段の各動作条件の設定値に基づいて、前記アクティビティ、前記データ入力手段、前記データ加工手段及び前記データ出力手段の各パラメータであるマクロ条件を設定するマクロ条件設定手段と、前記マクロ条件設定手段により設定した前記マクロ条件を前記記憶装置へ格納するマクロ条件格納手段とを有することを特徴とする。
これによって、本発明の情報処理装置は、新規機能の動作条件を設定する場合や既存機能の新規動作条件を設定する場合など、動作条件の設定値を、マクロを実行する際のパラメータであるマクロ条件として保管することができる。
また、上記目的を達成するため、本発明の情報処理装置は、前記マクロ登録手段において、前記マクロ条件格納手段により前記マクロ条件を格納する際に発行される前記条件識別情報を管理するマクロ条件識別情報管理手段と、前記マクロ条件識別情報管理手段により管理された前記条件識別情報のうち、前記アクティビティ、前記データ入力手段、前記データ加工手段及び前記データ出力手段の各マクロ条件に対応する前記条件識別情報を設定し、前記マクロ情報を構成するマクロ情報構成手段と、前記マクロ情報構成手段により構成された前記マクロ情報を前記記憶装置へ格納するマクロ情報格納手段とを有することを特徴とする。
これによって、本発明の情報処理装置は、マクロ条件として保管している各機能の動作条件設定を、動作条件設定毎に識別する条件識別情報で管理し、マクロを実行する際に読み出すマクロ情報に実行する機能の動作条件設定に対応する条件識別情報を設定し保管することができる。よって、本発明の情報処理装置は、実行する機能の動作条件設定の詳細を知らなくても、マクロ情報を構成することができ、新規機能追加に柔軟に対応したマクロ情報の登録を行うことができる。
また、上記目的を達成するため、本発明の情報処理装置は、前記マクロ条件設定画面作成手段が、当該情報処理装置が有する機能毎に前記ユーザインタフェースの画面を作成することを特徴とする。
これによって、本発明の情報処理装置は、各機能において、動作条件設定を受け付けるユーザインタフェースの画面を作成することができる。よって、本発明の情報処理装置は、新規機能を追加する場合においても、既存のシステムに新しいロジックを実装することなく機能毎の動作条件設定を受け付けるユーザインタフェースの画面を作成することができる(新規機能をインストールするだけで柔軟に対応することができる)。
また、上記目的を達成するため、本発明の情報処理装置は、前記マクロ条件設定手段が、当該情報処理装置が有する機能毎の前記動作条件の設定値に基づいて、前記マクロ条件を設定することを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明の情報処理装置は、前記マクロ条件格納手段が、当該情報処理装置が有する機能毎に設定された前記マクロ条件を前記記憶装置へ格納することを特徴とする。
これによって、本発明の情報処理装置は、各機能において、動作条件の設定値をマクロ条件として保管することができる。よって、本発明の情報処理装置は、新規機能を追加する場合においても、既存のシステムに新しいロジックを実装することなく機能毎の動作条件の設定値をマクロ条件として設定・保管することができる(新規機能をインストールするだけで柔軟に対応することができる)。
また、上記目的を達成するため、本発明の情報処理装置は、前記マクロ条件識別情報管理手段が、当該情報処理装置が有する機能毎に、前記条件識別情報を管理することを特徴とする。
これによって、本発明の情報処理装置は、機能毎の動作条件設定と条件識別情報とを対応付けることができる。よって、本発明の情報処理装置は、マクロ情報において各機能に対応付けられた条件識別情報を基に、各機能の動作条件設定を読み出すことができる。
また、上記目的を達成するため、本発明の情報処理装置は、前記マクロ読み出し手段において、前記インタフェースから受け付けた前記マクロ情報の読み出し指示に従って、前記マクロ情報に含まれる前記マクロ構成情報を取得するマクロ構成情報取得手段と、前記マクロ構成情報取得手段により取得した前記マクロ構成情報を解析し、前記マクロ構成情報に含まれる前記条件識別情報を抽出するマクロ構成情報解析手段と、前記マクロ構成情報解析手段により解析され抽出した前記条件識別情報を基に、対応する前記マクロ条件を前記記憶装置から読み出すマクロ条件読み出し手段と、前記マクロ条件読み出し手段により読み出した前記マクロ条件を基に、前記マクロを実行するマクロ実行手段とを有することを特徴とする。
これによって、本発明の情報処理装置は、登録したマクロ情報に含まれるマクロ構成情報を取得し、取得したマクロ構成情報の条件識別情報を基に、実行する機能の動作条件設定であるマクロ条件を読み出し、読み出したマクロ条件に従ってマクロを実行することができる。よって、本発明の情報処理装置は、実行する機能の動作条件設定の詳細を知らなくても、マクロ情報を読み出すことで、各機能の動作条件の設定値に従って、マクロを実行することができ、新規機能追加に柔軟に対応したマクロ情報の読み出しを行い、マクロを実行することができる。
また、上記目的を達成するため、本発明の情報処理装置は、前記マクロ条件読み出し手段が、当該情報処理装置が有する機能毎に、前記マクロ条件を前記記憶装置から読み出すことを特徴とする。
これによって、本発明の情報処理装置は、各機能において、動作条件の設定値であるマクロ条件を読み出すことができる。よって、本発明の情報処理装置は、新規機能を追加する場合においても、既存のシステムに新しいロジックを実装することなく機能毎の動作条件の設定値であるマクロ条件を読み出すことができる(新規機能をインストールするだけで柔軟に対応することができる)。
また、上記目的を達成するため、本発明の情報処理装置は、前記マクロ読み出し手段において、当該情報処理装置が有する機能毎に、前記動作条件設定の表示や変更、前記マクロの実行指示を行う前記ユーザインタフェースの画面を作成するマクロ条件読み出し画面作成手段を有し、前記マクロ実行手段により前記マクロを実行する前に、前記マクロ条件読み出し画面作成手段により作成した前記ユーザインタフェースの画面から入力された前記動作条件の設定値に基づいて、前記マクロ条件設定手段により前記マクロ条件を変更することを特徴とする。
これによって、本発明の情報処理装置は、各機能において、マクロ実行前に、動作条件の設定であるマクロ条件を変更することができる。よって、本発明の情報処理装置は、利用者に動作条件を設定する簡便な手段を提供することができる。
また、上記目的を達成するため、本発明の情報処理装置は、前記マクロ読み出し手段において、当該情報処理装置が有する機能毎に、前記動作条件の設定値の表示や前記動作条件の変更、マクロ実行指示を行う前記ユーザインタフェースの画面を作成するマクロ条件読み出し画面作成手段を有し、前記マクロ実行手段により前記マクロを実行する前に、前記マクロ条件読み出し画面作成手段により作成した前記ユーザインタフェースの画面から前記動作条件の設定値を確認し、前記ユーザインタフェースから受け付けた前記マクロ実行指示に従って、前記マクロ実行手段により前記マクロを実行することを特徴とする。
これによって、本発明の情報処理装置は、各機能において、動作条件の設定値を確認し、マクロを実行することができる。よって、本発明の情報処理装置は、利用者の誤ったマクロ実行を防ぐことができる。
また、本発明の情報処理装置は、各機能において、動作条件の設定値であるマクロ条件を画面表示することができる。よって、本発明の情報処理装置は、新規機能を追加する場合においても、既存のシステムに新しいロジックを実装することなく機能毎のマクロ条件を画面表示することができる(新規機能をインストールするだけで柔軟に対応することができる)。
上記目的を達成するため、本発明の画像処理装置は、請求項1ないし12のいずれか一項に記載の情報処理装置を有することを特徴とする。
これによって、本発明の画像処理装置は、情報処理装置と同様の機能構成を実装及び実行可能であることから、同様の効果を奏することができる。
上記目的を達成するため、本発明の情報処理装置における情報処理方法は、データ入力手順、データ加工手順及びデータ出力手順の各作業手順からなる、作業工程を示す、少なくとも1つ以上のアクティビティによって構成されるマクロ情報を該情報処理装置に登録し、登録した前記マクロ情報を読み出すことで、マクロを実行する情報処理装置における情報処理方法であって、前記マクロ情報の登録及び読み出し指示を受け付けるインタフェースから受け付けた前記マクロ情報の登録指示に従って、前記アクティビティ、前記データ入力手順、前記データ加工手順及び前記データ出力手順の各動作条件設定を識別する条件識別情報が設定された前記マクロ情報とを記憶装置に格納するマクロ登録手順と、前記インタフェースから受け付けた前記マクロ情報の読み出し指示に従って、前記マクロ登録手順により前記記憶装置へ格納した前記マクロ情報を読み出し、前記マクロを実行するマクロ読み出し手順とを有することを特徴とする。
これによって、本発明の情報処理装置における情報処理方法は、機能追加に柔軟に対応したマクロ情報の登録及び読み出しを行い、マクロを実行することができる。
また、上記目的を達成するため、本発明の情報処理装置における情報処理方法は、前記マクロ登録手順において、前記インタフェースから受け付けた前記マクロ情報の登録指示に従って、前記アクティビティ、前記データ入力手順、前記データ加工手順及び前記データ出力手順の各動作条件設定を受け付けるユーザインタフェースの画面を作成するマクロ条件設定画面作成手順と、前記マクロ条件設定画面作成手順により作成された前記ユーザインタフェースの画面から入力された、前記アクティビティ、前記データ入力手順、前記データ加工手順及び前記データ出力手順の各動作条件の設定値に基づいて、前記アクティビティ、前記データ入力手順、前記データ加工手順及び前記データ出力手順の各パラメータであるマクロ条件を設定するマクロ条件設定手順と、前記マクロ条件設定手順により設定した前記マクロ条件を前記記憶装置へ格納するマクロ条件格納手順とを有することを特徴とする。
これによって、本発明の情報処理装置における情報処理方法は、新規機能の動作条件を設定する場合や既存機能の新規動作条件を設定する場合など、動作条件の設定値を、マクロを実行する際のパラメータであるマクロ条件として保管することができる。
また、上記目的を達成するため、本発明の情報処理装置における情報処理方法は、前記マクロ登録手順において、前記マクロ条件格納手順により前記マクロ条件を格納する際に発行される前記条件識別情報を管理するマクロ条件識別情報管理手順と、前記マクロ条件識別情報管理手順により管理された前記条件識別情報のうち、前記アクティビティ、前記データ入力手順、前記データ加工手順及び前記データ出力手順の各マクロ条件に対応する前記条件識別情報を設定し、前記マクロ情報を構成するマクロ情報構成手順と、前記マクロ情報構成手順により構成された前記マクロ情報を前記記憶装置へ格納するマクロ情報格納手順とを有することを特徴とする。
これによって、本発明の情報処理装置における情報処理方法は、マクロ条件として保管している各機能の動作条件設定を、動作条件設定毎に識別する条件識別情報で管理し、マクロを実行する際に読み出すマクロ情報に実行する機能の動作条件設定に対応する条件識別情報を設定し保管することができる。
また、上記目的を達成するため、本発明の情報処理装置における情報処理方法は、前記マクロ読み出し手順において、前記インタフェースから受け付けた前記マクロ情報の読み出し指示に従って、前記マクロ情報に含まれる、前記アクティビティ、前記データ入力手順、前記データ加工手順及び前記データ出力手順の各名前と各動作条件設定に対応付けられた前記条件識別情報とから構成されるマクロ構成情報を取得するマクロ構成情報取得手順と、前記マクロ構成情報取得手順により取得した前記マクロ構成情報を解析し、前記マクロ構成情報に含まれる前記条件識別情報を抽出するマクロ構成情報解析手順と、前記マクロ構成情報解析手順により解析され抽出した前記条件識別情報を基に、対応する前記マクロ条件を前記記憶装置から読み出すマクロ条件読み出し手順と、前記マクロ条件読み出し手順により読み出した前記マクロ条件を基に、前記マクロを実行するマクロ実行手順とを有することを特徴とする。
これによって、本発明の情報処理装置における情報処理方法は、登録したマクロ情報に含まれるマクロ構成情報を取得し、取得したマクロ構成情報の条件識別情報を基に、実行する機能の動作条件設定であるマクロ条件を読み出し、読み出したマクロ条件に従ってマクロを実行することができる。
上記目的を達成するため、本発明の情報処理装置における情報処理プログラムは、データ入力手段、データ加工手段及びデータ出力手段の各作業手順からなる、作業工程を示す、少なくとも1つ以上のアクティビティによって構成されるマクロ情報を該情報処理装置に登録し、登録した前記マクロ情報を読み出すことで、マクロを実行する情報処理装置における情報処理プログラムであって、コンピュータを、前記マクロ情報の登録及び読み出し指示を受け付けるインタフェースから受け付けた前記マクロ情報の登録指示に従って、前記アクティビティ、前記データ入力手段、前記データ加工手段及び前記データ出力手段の各動作条件設定を識別する条件識別情報が設定された前記マクロ情報とを記憶装置に格納するマクロ登録手段と、前記インタフェースから受け付けた前記マクロ情報の読み出し指示に従って、前記マクロ登録手段により前記記憶装置へ格納した前記マクロ情報を読み出し、前記マクロを実行するマクロ読み出し手段として機能させる。
これによって、本発明の情報処理装置における情報処理プログラムは、コンピュータを、機能追加に柔軟に対応したマクロ情報の登録及び読み出しを行い、マクロを実行するように機能させることができる。
本発明によれば、新規機能追加に柔軟に対応したマクロ情報の登録及び読み出しを行い、マクロを実行することができる情報処理装置、画像処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを提供することができる。
以下、本発明の好適な実施の形態(以下、「実施形態」と言う。)について、図面を用いて詳細に説明する。
[第1の実施形態]
<画像処理装置のハードウェア構成について>
まず、本実施形態に係る画像処理装置のハードウェア構成について、図1を用いて説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る画像処理装置100のハードウェア構成の一例を示す図である。
図1に示すように、画像処理装置100は、制御部11、主記憶部12、補助記憶部13、ネットワークI/F14、外部記憶装置I/F15、外部装置I/F16、表示部(パネル表示)19、入力部(操作部)20、印刷部(プロッタ部)21及びスキャナ部(原稿読み取り部)22などにより構成されている。
制御部(CPU:Central Processing Unit)11は、コンピュータの中で、各装置の制御やデータの演算・加工を行う。主記憶部12に記憶されたプログラムを実行する装置で、入力装置や記憶装置からデータを受け取り、演算・加工した上で、出力装置や記憶装置に出力する。
主記憶部(ROM:Read Only Memory、RAM:Random Access Memory)12は、制御部11が実行するプログラムやデータを記憶する装置である。
補助記憶部(HD:Hard Disk)13は、基本ソフトウェアであるOS(Operating System)やアプリケーションソフトウェアなどを関連するデータとともに記憶する装置である。また、補助記憶部13には、画像処理装置100が管理する各種情報が格納され、データベース(DB:database)やファイルシステム(FS:File System)などにより管理される。
ネットワークI/F14は、有線又は/及び無線回線などのデータ伝送路により構築されたLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)などのネットワークを介して接続された通信機能を有する周辺機器と画像処理装置100とのインタフェースである。
外部記憶装置I/F15は、USB(Universal Serial Bus)などのデータ伝送路を介して接続された外部記憶装置(例えば、記憶メディアドライブなど。)と画像処理装置100とのインタフェースである。
外部装置I/F16は、USBなどのデータ伝送路を介して接続された外部入力装置(例えば、デジタルカメラなど。)と画像処理装置100とのインタフェースである。
画像処理装置100は、これらのインタフェースを介して、外部と各種データのやり取り(送受信や読み込み/書き込み)を行っている。
表示部(パネル表示)19及び入力部(操作部)20は、キースイッチ(ハードキーとGUI(Graphical User Interface)のソフトウェアキーを含む。)とタッチパネル機能を備えたLCD(Liquid Crystal Display:液晶表示装置)とから構成され、画像処理装置100が有する機能を利用する際のUI(User Interface)として機能する装置である。
印刷部(プロッタ部)21は、CMYKからなる画像データを受け取ると、レーザービームを用いた電子写真プロセス(露光、潜像、現像及び転写のプロセス)を用いて、転写紙(印刷用紙)に受け取った画像データを出力(印刷)する装置である。
スキャナ部(原稿読み取り部)22は、CCD(Charge Coupled Devices)光電変換素子からなるラインセンサとA/Dコンバータとこれらを駆動する駆動回路を備え、原稿読み取り面(コンタクトガラス上)にセットされた原稿をスキャンすることでRGB各8ビットのデジタル画像データを生成(紙媒体から情報を読み取り電子化)する装置である。
このように、画像処理装置100は、主記憶部12や補助記憶部13などの記憶装置に格納されたプログラムを実行し、各装置を制御することで、画像処理装置100が有するコピー、ファックス、スキャナ、プリンタなどの機能を実現している。
<画像処理装置100のソフトウェア構成及び基本処理手順について>
次に、画像処理装置100が有するコピー、ファックス、スキャナ、プリンタなどの機能を実現するため、どのように実装され動作するのかについて、本実施形態におけるソフトウェア構成及び基本処理手順について、図2〜5を用いて説明する。
図2は、本発明の第1の実施形態に係る画像処理装置100のソフトウェア構成の一例を示す図である。
図2に示されるように、本実施形態におけるソフトウェアは、ユーザインタフェース層101、コントロール層102、アプリケーションロジック層103、デバイスサービス層104及びデバイス制御層105などにより構成されている。なお、図中における各層の上下関係は、基本的に上にある層が下の層を呼び出す関係に基づいている。
ユーザインタフェース層101は、機能(例えば、コピー、ファックス、スキャナ、プリンタなどのアプリケーション機能)の実行要求を受け付けるための機能が実装されている部分であり、例えば、非図示のユーザ端末などからネットワーク経由で要求を受け付ける通信サーバ部や、表示部19及び入力部20を介して入力される要求を受け付けるローカルユーザインタフェース(UI)部などが含まれる。ユーザインタフェース層101において受け付けられた要求は、コントロール層102に伝えられる。
コントロール層102は、要求された機能を実現するための処理を制御するための機能が実装されている部分である。具体的には、要求された機能に応じて、アプリケーションロジック層103における各フィルタを接続し、接続されたフィルタに基づいて機能の実行を制御する。なお、本実施形態において「画像処理装置100の機能」とは、画像処理装置100がユーザに対して提供する1つのまとまった単位(要求が入力されて最終的な出力が得られるまで)のサービスと同義であり、ソフトウェア的には1つのまとまった単位のサービスを提供するアプリケーションと同義である。
アプリケーションロジック層103は、それぞれが画像処理装置100において提供される機能の一部を実現する部品群が実装されている部分である。すなわち、アプリケーションロジック層103における部品を組み合わせることにより1つの機能が実現される。本実施形態では、各部品を「フィルタ」と呼ぶ。これは、画像処理装置100のソフトウェアアーキテクチャが「パイプ&フィルタ」と呼ばれる考え方に基づくものである。
図3は、本発明の第1の実施形態に係るパイプ&フィルタの概念及びフィルタの構成要素の一例を示す図である。図3(a)には、パイプ&フィルタの概念を示し、図3(b)には、フィルタの構成要素の一例を示す。
まず、パイプ&フィルタの概念について説明する。図3(a)において、「F」はフィルタを示し、「P」はパイプを示す。図中に示されるように、各フィルタはパイプによって接続される。フィルタは、入力されたデータに対して変換を施し、その結果を出力する。パイプは、フィルタから出力されたデータを次のフィルタに伝達する。すなわち、本実施形態における画像処理装置100では、各機能を、画像処理装置100内部で管理する情報(例えば、ユーザ情報や文書データなど。)に対する「変換」の連続として捉える。画像処理装置100の各機能は、画像処理装置100内部で取り扱う情報の入力、加工及び出力によって構成されるものとして一般化することができる。そこで「入力」、「加工」及び「出力」を「変換」として捉え、1つの「変換」を実現するソフトウェア部品がフィルタとして構成される。入力を実現するフィルタを特に「入力フィルタ」と言う。また、加工を実現するフィルタを特に「変換フィルタ」と言う。更に、出力を実現するフィルタを特に「出力フィルタ」と言う。なお、各フィルタは独立しており、フィルタ間における依存関係(呼び出し関係)は基本的に存在しない。従って、フィルタ単位で追加(インストール)又は削除(アンインストール)が可能とされている。
図2に戻り、アプリケーションロジック層103には、入力フィルタ103aとして、スキャナ部22による画像データの読み取りを制御し、読み取られた画像データを出力する読取フィルタ、補助記憶部13に保管されている文書データ(画像データ)を読み出し、読み出されたデータを出力する保管文書読出フィルタ、電子メールの受信し、当該電子メールに含まれているデータを出力するメール受信フィルタ、FAX受信を制御し、受信されたデータを出力するFAX受信フィルタ、非図示のユーザ端末(PC)から印刷データを受信し、受信された印刷データを出力するPC文書受信フィルタ、画像処理装置100の設定情報や履歴情報などを、例えば表形式に整形されたデータとして出力するレポートフィルタなどが含まれている。
また、変換フィルタ103bとしては、入力されたデータに所定の画像変換処理(集約、拡大、又は縮小など)を施し、出力する文書加工フィルタ、入力されたPostScriptデータをビットマップデータに変換して出力する(レンダリング処理を実行する)文書変換フィルタなどが含まれている。
また、出力フィルタ103cとしては、入力されたデータを印刷部21に出力(印刷)させる印刷フィルタ、入力されたデータを補助記憶部13に保存する保管文書登録フィルタ、入力されたデータを電子メールに添付して送信するメール送信フィルタ、入力されたデータをFAX送信するFAX送信フィルタ、入力されたデータを、非図示のユーザ端末(PC)に送信するPC文書送信フィルタ、入力されたデータを表示部19にプレビュー表示させるプレビューフィルタなどが含まれている。
デバイスサービス層104は、アプリケーションロジック層103における各フィルタから共通に利用される下位機能が実装されている部分であり、例えば、或るフィルタからの出力データを次のフィルタに伝達するパイプの機能を実現する画像パイプ104a、ユーザ情報が登録されたデータベースや文書又は画像データなどが蓄積されるデータベースなどの各種のデータベースを表現するデータ管理部などが含まれている。
デバイス制御層105は、デバイス(ハードウェア)を制御するドライバと呼ばれるプログラムモジュール群が実装されている部分であり、例えば、スキャナ制御部、プロッタ制御部、メモリ制御部、Tel回線制御部及びネットワーク制御部などが含まれる。各制御部は、当該制御部の名前に付けられているデバイスを制御する。
フィルタについて更に詳しく説明する。図3(b)は、フィルタの構成要素の一例を示す図である。図3(b)に示されるように、各フィルタは、フィルタ設定用UI、フィルタロジック、フィルタ固有下位サービス及び永続記憶領域情報などにより構成されている。このうち、フィルタ設定用UI、フィルタ固有下位サービス及び永続記憶領域情報については、フィルタによって必ずしも構成要素に含まれない。
フィルタ設定用UIは、フィルタの実行条件などを設定させるための画面を表示部19などに表示させるプログラムである。例えば、読取フィルタであれば、解像度、濃度、画像種別などを設定させる画面が相当する。なお、表示部19の表示がHTML(HyperText Markup Language)データやスクリプトに基づいて行われることを考えると、フィルタ設定用UIはHTMLデータやスクリプトであってもよい。
フィルタロジックは、フィルタの機能を実現するためロジックが実装されたプログラムである。すなわち、フィルタの構成要素としてのフィルタ固有下位サービスやデバイスサービス層104又はデバイス制御層105などを利用して、フィルタ設定用UIを介して設定された実行条件に応じてフィルタの機能を実現する。例えば、読取フィルタであれば、スキャナ部22による原稿の読み取り制御のためのロジックが相当する。
フィルタ固有下位サービスは、フィルタロジックを実現するために必要な下位機能(ライブラリ)である。すなわち、デバイスサービス層104又はデバイス制御層105に相当する機能であるが、他のフィルタから使用されないものについては、フィルタの一部として実装されてもよく、当該一部がフィルタ固有下位サービスに相当する。例えば、読取フィルタであれば、スキャナ部22を制御するための機能が相当するが、本実施形態では、デバイス制御層105においてスキャナ制御部として実装されている。従って、読取フィルタにおいて、フィルタ固有下位サービスの実装は必ずしも必要ではない。
永続記憶領域情報は、フィルタに対する設定情報(例えば、実行条件のデフォルト値など。)など、不揮発メモリに保存する必要があるデータのスキーマ定義が相当する。当該スキーマ定義は、フィルタのインストール時にデータ管理部に登録される。
次に、本実施形態のソフトウェア構成により実行される基本処理手順について、図4及び5を用いて説明する。
図4及び5は、本発明の第1の実施形態に係る画像処理装置100の基本処理手順の一例(その1、その2)を示すフローチャートである。ここで言う、基本処理手順とは、画像処理装置100が1つの機能を実現する際の処理手順ことを示す。
まず、ユーザによって入力フィルタが選択され(S11)、選択された入力フィルタの実行条件が設定される(S12)。同様に、変換フィルタ又は出力フィルタについても選択が行われ(S13)、フィルタ間の接続が指定され(S14)、実行条件が設定される(S15)。
上記の操作は、ユーザインタフェース層101のローカルユーザインタフェース(UI)部の制御の基、例えば、以降に説明する図7に示したような入力、加工及び出力フィルタの設定画面31bが表示されたユーザインタフェース(UI)を介して行われる。図7の入力画面は、図中の破線で示す「入力」、「加工」及び「出力」などの各選択領域により構成されている。「入力」は、入力フィルタを選択する領域であり、「加工」は、変換フィルタを選択する領域であり、「出力」は、出力フィルタを選択する領域である。それぞれの選択領域において、選択するソフトウェアキーが用意されている。図中では、便宜上、「入力」には、読み取りと保管文書の入力フィルタ、また、「加工」には、文書加工と文書変換の変換フィルタ、また、「出力」には、印刷、保管及び送信の出力フィルタの各ソフトウェアキーが表示されている。
なお、入力フィルタ103a、変換フィルタ103b及び出力フィルタ103cは、1つの機能に対してそれぞれ複数個の選択が可能である。例えば、文書変換した文書データを印刷及び送信する際に、変換後の文書データを用紙へ印刷するとともに電子メールやFAXを用いて特定の宛先へデータ送信するというたように、2つの出力フィルタ103c(印刷フィルタ及びメール送信フィルタ)が選択されることになる。
図4に戻り、フィルタの選択が完了し(S16がYESの場合)、スタートボタンが押下されると、ユーザインタフェース層101からコントロール層102に対して、要求内容(例えば、フィルタの種別と当該フィルタに対する設定情報など。)が通知される。
コントロール層102は、ユーザインタフェース層101からの要求内容を受けて、選択された各フィルタ間をパイプによって接続する(S17)。パイプの実体はメモリ(補助記憶部13(HD:Hard Disk)も含む。)であるが、パイプの両端のフィルタに応じて利用するメモリの種類が異なり、その対応関係は、例えば、画像処理装置100の補助記憶部13内に予め定義されている。従って、コントロール層102は、定義された対応関係に基づいて、各フィルタ間を特定のパイプで接続する。続いて、コントロール層102は、各フィルタに対して並列的に実行要求を出力する(S18)。すなわち、フィルタの呼び出しはフィルタの接続順ではなく、全てのフィルタに対してほぼ同時に行われる。フィルタ間の同期はパイプによってとられるからである。すなわち、コントロール層102からの実行要求を受けて、各フィルタは自分の入力側のパイプにデータが入力されるまで待機する。但し、入力フィルタ103aには、入力側にパイプは存在しない。従って、入力フィルタ103aは実行要求に応じて処理を開始する。
図5に移って、まず、入力フィルタ103aは、入力デバイスよりデータを入力し(S21)、当該データを、出力側に接続されているパイプに出力する(S22)。なお、データが複数回に分けて入力される場合(複数枚の原稿がスキャンされる場合など)は、データの入力とパイプへの出力が繰り返される。全ての入力データについて処理が終了すると(S23がYESの場合)、入力フィルタ103aの処理は終了する。
変換フィルタ103bは、入力側に接続されているパイプに対するデータの入力を検知すると処理を開始する。まず、当該パイプからデータを読み込み(S31)、データに対して画像処理を施す(S32)。続いて、処理結果としてのデータを出力側に接続されているパイプに出力する(S33)。入力側のパイプに入力された全てのデータについて処理が終了すると(S24がYESの場合)、変換フィルタ103bの処理は終了する。
出力フィルタ103cは、入力側に接続されているパイプに対するデータの入力を検知すると処理を開始する。まず、当該パイプからデータを読み込み(S41)。続いて、読み込まれたデータを出力デバイスを利用して出力する(S42)。入力側のパイプに入力された全てのデータについて処理が終了すると(S43がYESの場合)、出力フィルタ103cの処理は終了する。
<ワークフローの構成要素について>
次に、これまで説明した「パイプ&フィルタ」のソフトウェア構成及び基本処理手順を踏まえて、本実施形態が想定している画像処理装置100が有するコピー、ファックス、スキャナ、プリンタなどの機能を利用したワークフローの構成要素について、図6を用いて説明する。
図6は、本発明の第1の実施形態に係るワークフローの構成要素の一例を示す図である。
一般的に、ワークフローは、手続き上の作業手順を規定し、規定された作業手順に従って、業務を円滑に遂行することを目的とした流れになっている。このことから、本実施形態では、少なくとも1つ以上の作業手順からなる作業工程の組み合わせで構成されるワークフローを想定している。例えば、画像処理装置100が有するコピー機能について考えてみると、「原稿読み取り→画像処理→印刷」と言う「入力→加工→出力」の作業手順が自動的に行われる。そのため、コピー機能も1つのアクティビティ(作業工程)となる。また、画像処理装置100が有する機能を利用したワークフローを考えてみると、例えば、原稿を読み取り、読み取った原稿を印刷及び送信する際のワークフローは、コピー機能とファクシミリ機能との2つのアクティビティ(作業工程)から構成される。
このように、画像処理装置100が有する機能を利用したワークフローは、図6に示すように、画像処理装置100の基本動作である「入力→加工→出力」が作業手順に相当し、これらの作業手順からなるアクティビティ(作業工程)が組み合わされて構成(少なくとも1つ以上のアクティビティ(作業工程)で構成)される。
このようなワークフローを、「パイプ&フィルタ」のソフトウェア構成において実行する場合、アクティビティ(作業工程)を構成する「入力→加工→出力」の各作業手順は、入力/変換(加工)/出力の各フィルタによって実現される。
本実施形態では、このようなワークフローを構成するアクティビティ(作業工程)、更にアクティビティ(作業工程)を構成するフィルタなどに関する情報を含むマクロ情報を、画像処理装置100に登録し、必要に応じて登録したマクロ情報を読み出し、読み出したマクロ情報を基に、マクロを実行することでワークフローを実現するものである。
<マクロ登録について>
ここでは、本実施形態におけるマクロ情報の登録について、図3及び4を用いて説明する。
図7は、本発明の第1の実施形態に係るマクロ登録時のユーザインタフェース(UI)の画面表示例(その1)を示す図である。
マクロ登録と言っても、UIから行う登録手順は、実現するワークフローによって異なる。例えば、画像処理装置100が有する機能のうち特定の機能を利用したワークフローの場合は、図7に示すように、表示部19に表示されたアプリケーション選択画面31の[コピー]ボタンによりコピー機能を選択すると、次にコピーアクティビティ画面31aを表示し、新しいUIが作成され、コピー機能(コピーアクティビティ)の動作条件設定を行うことができる。また、画像処理装置100が有する機能のうち複数の機能を利用したワークフローの場合は、図3に示すように、表示部19に表示されたアプリケーション選択画面31の[マルチ]ボタンからマルチ機能を選択すると、次にマルチアクティビティ画面31bを表示し、新しいUIが作成され、画像処理装置100が有する機能のうちから、入力、加工及び出力の作業手順である各フィルタを選択し(図中では、入力に「保管文書」、加工に「文書変換」、出力に「印刷」と選択した例を示す)、各フィルタの動作条件設定を行うことができうる。このようにして、まず、マクロ情報登録では、マクロを実行する際の動作条件設定を各アクティビティ(各作業工程)及び各フィルタ(各作業手順)単位で行う。
次に、画面上の[マクロ登録]ボタンにタッチすると、図8に示すマクロパラメータ設定画面32を表示部19に表示し、UIを作成する。
図8は、本発明の第1の実施形態に係るマクロ登録時のUIの画面表示例(その2)を示す図である。
マクロを実行する際の動作条件設定を行った後、図8に示すように、マクロID、マクロ名及び作成者名などの情報を、UIから入力し、画面上の[実行]ボタンにタッチすることで、マクロ情報を登録することができる。その他、画面上の[確認/設定内容]ボタンをタッチすると、登録前の各アクティビティ(各作業工程)及び各フィルタ(各作業手順)の動作条件設定の内容を確認することができる。
<マクロ情報について>
次に、本実施形態におけるマクロ情報について、図9〜12を用いて説明する。
図9は、本発明の第1の実施形態に係るマクロ情報41を構成するデータの関係の一例を示すクラス図である。このクラス図では、マクロ情報41を構成するデータ間の関係を示している。
図9に示すように、本実施形態のマクロ情報41は、マクロヘッダ情報411とマクロボディ情報412から構成されている。更に、マクロヘッダ情報411は、マクロ構成情報414で構成され、マクロボディ情報412は、少なくとも1つ以上のアクティビティ条件413(作業工程に関する条件)で構成され、アクティビティ条件413は、少なくとも1つ以上の作業手順条件415で構成されている。また、マクロ構成情報414は、少なくとも1つ以上のアクティビティ条件413(作業工程に関する条件)で構成されている。
では、図10を用いて、より具体的なマクロ情報の構成要素について説明する。
図10は、本発明の第1の実施形態に係るマクロ情報を構成するデータ項目の一例を示す図である。
本実施形態のマクロ情報41を構成するマクロヘッダ情報411の構成要素であるデータ項目には、マクロを識別するための情報である「マクロID」、マクロに付けられた名前である「マクロ名」、マクロを作成した作成者名である「作成者名」、マクロに対するアクセス可/不可を規定する情報である「アクセス制御リスト」、マクロを構成しているアクティビティ(作業工程)及びそのアクティビティ(作業工程)を構成するフィルタ(作業手順)に関する情報である「マクロ構成情報414」がある。
更に、「マクロ構成情報414」の構成要素であるデータ項目には、マクロを構成するアクティビティ(作業工程)及びそのアクティビティ(作業工程)を構成するフィルタ(作業手順)の名前である「アクティビティ(作業工程)/フィルタ(作業手順)名」、マクロを構成するアクティビティ(作業工程)及びそのアクティビティ(作業工程)を構成するフィルタ(作業手順)のマクロ条件を識別するための情報(以下、条件識別情報と言う。)である「マクロ条件ID」がある。
また、本実施形態のマクロ情報41を構成するマクロボディ情報412の構成要素であるデータ項目には、マクロを構成するアクティビティ(作業工程)及びアクティビティ(作業工程)を構成するフィルタ(作業手順)の動作条件を基に設定される情報である「マクロ条件」がある。
これらのデータ項目のうち、「マクロID」、「マクロ名」、「作成者名」は、図8に示したように、マクロ情報設定画面32を表示部19に表示し作成したユーザインタフェース(UI)からデータ入力され、該当する項目に設定される。また、「アクティビティ(作業工程)/フィルタ(作業手順)名」や「マクロ条件」は、図7に示すように、コピーアクティビティ画面31a(特定のアクティビティ画面)やマルチアクティビティ画面31bを表示部19に表示し作成したUIからタッチ入力され、該当する項目に設定される。
図10に戻り、このように、表示部19の画面に表示し作成されたユーザインタフェース(UI)から入力し、マクロ情報として設定可能なデータ項目は、「マクロID」、「マクロ名」、「作成者名」、「アクティビティ(作業工程)/フィルタ(作業手順)名」及び「マクロ条件」である。
例えば、図7に示すように、マルチアクティビティ画面31bを表示部19に表示し作成したUIから、「保管文書」、「文書変換」及び「印刷」の各フィルタ(各作業手順)を選択し、[マクロ登録]ボタンをタッチした場合、図11に示すようなマクロ構成情報414となる。登録途中のマクロ構成情報414は、「アクティビティ(作業工程)/フィルタ(作業手順)名」が設定され、「アクティビティ(作業工程)/フィルタ(作業手順)名」に対応する「マクロ条件ID」は未設定となる。
「マクロ条件ID」の設定は、図8に示したマクロ情報設定画面32の[実行]ボタンをタッチし、マクロ登録を指示した後に自動的に行われる。
その結果、図12に示すような「マクロ条件ID」が設定されたマクロ情報41が構成され、画像処理装置100に登録される(図中に示す太字の数字が設定された「マクロ条件ID」を示している)。
<マクロ読み出しについて>
次に、本実施形態におけるマクロ情報の読み出しについて、図13を用いて説明する。
図13は、本発明の第1の実施形態に係るマクロ読み出し時のユーザインタフェースの画面表示例を示す図である。
マクロ読み出しは、まず、アプリケーション選択画面31の[マクロ]ボタンからマクロ読み出し機能を選択すると、次に登録マクロ一覧画面33を表示部19に表示し、新しいUIを作成され、既に登録されたマクロの一覧から実行するマクロを選択することができる。図中の登録マクロ一覧画面33では、[1]〜[n]と言った登録マクロに対応付けられたマクロキー(ショートカットキー)が表示されている。例えば、[1]〜[3]までのマクロキーに対応付けられた登録マクロが、コピーアクティビティに関するマクロ(A〜C)、また、[4]のマクロキーに対応付けられた登録マクロが、FAXアクティビティに関するマクロであった場合、画面上の[1]〜[3]までのマクロキーをタッチすると、マクロ登録時に設定したコピーアクティビティ及びコピーアクティビティを構成するフィルタ(作業手順)の動作条件の設定値を確認できるコピーアクティビティ画面33aを表示部19に表示し、新しいUIを作成する。また、画面上の[4]のマクロキーをタッチすると、マクロ登録時に設定したFAXアクティビティ及びFAXアクティビティを構成するフィルタ(作業手順)のマクロ条件の設定を確認できるFAXアクティビティ画面33bを表示部19に表示し、新しいUIを作成する。また、マクロ読み出し時に表示するアクティビティ画面33a、33bには、[マクロ登録]ボタンが用意されており、利用者が登録時のマクロ条件の設定を確認後、UIからタッチ入力することで、マクロ登録指示を受け付け、設定されたマクロ条件を変更し再登録することができる。
このようにして、マクロ読み出しを行い、登録されたマクロのマクロ条件の設定を確定した後、アクティビティ画面33a、33bの画面上の[実行]ボタンをタッチすることで、マクロ実行指示を受け付け、マクロを実行する。
<マクロ登録及び読み出しに必要なコンポーネントについて>
ここからは、これまでに説明したマクロ登録及び読み出し機能を、どのようなコンポーネント群(及び/又はプログラムモジュール群)の構成によって実現しているのかについて、図14〜16を用いて説明する。
図14は、本発明の第1の実施形態に係るコンポーネント51を構成するモジュールの関係の一例を示す図である。
まず、マクロ登録及び読み出し機能を構成するコンポーネント51の基本構造について説明する。図14に示すように、コンポーネント51は、処理を実行するモジュールの動作条件を基に、そのモジュールのパラメータを設定及び設定されたパラメータを保持する機能である条件511と、処理を実行する機能であるジョブ512とから構成されている。条件511の説明からも分かるように、条件511が設定・保持するパラメータは、ジョブ512を実行する際に用いられるパラメータであるため、条件511は、ジョブ512と集約関係がある。このように、条件511が設定・保持するパラメータを基にジョブ512が実行される。
また、コンポーネント51は、条件511とジョブ512とから構成されるが、必ずしも1つ以上の条件511とジョブ512とで構成される必要はない。すなわち、コンポーネント51は、必要に応じて、条件511とジョブ512とを構成要素とすることができる(必要でなければ、構成要素としなくてもよい)。
図15は、本発明の第1の実施形態に係るマクロ登録時に必要なコンポーネントの構成の一例を示す図である。
本実施形態のマクロ登録を行うために必要なコンポーネントは、ローカル/リモートUI61、アクティビティ(作業工程)に関するコンポーネント群62、リクエスト定義に関するコンポーネント群63、リクエスト管理64、フィルタ(及び/又はインフォメーション)に関するコンポーネント群65及びデータ管理66から構成されている。更に、アクティビティ(作業工程)に関するコンポーネント群62は、アクティビティUI621とアクティビティロジック622とから構成され、リクエスト定義に関するコンポーネント群63は、リクエスト定義UI631とリクエスト定義ロジック632とで構成され、フィルタ(及び/又はインフォメーション)に関するコンポーネント群65は、フィルタUI(及び/又はインフォメーションUI)651とフィルタロジック(及び/又はインフォメーションロジック)652で構成されている。また、アクティビティ(作業工程)に関するコンポーネント群62、リクエスト定義に関するコンポーネント群63及び、フィルタ(及び/又はインフォメーション)に関するコンポーネント群65は、図14に示した機能で構成されたコンポーネントである。
上記の各コンポーネントの機能及びコンポーネント間の関係については、マクロ登録時の処理手順(1−1)〜(1−6)を基に、以下に説明する。
(1―1)マクロ登録指示受け付け
マクロ登録の指示は、図7のアプリケーション選択画面31からのタッチ入力をローカル/リモートUI61が受け付ける。受け付けたマクロ登録指示に従って、ローカル/リモートUI61は、アクティビティUI621に対して、次のUI画面作成の要求を行う。アクティビティUI621は、画面作成要求に応じて、図7のコピーアクティビティ画面31aやマルチアクティビティ画面31bのようなアクティビティ(作業工程)及びフィルタ(作業手順)の動作条件を入力するUI画面を作成し、表示部19に表示する。アクティビティUI621は、リクエスト定義UI631に対して、アクティビティ(作業工程)及びフィルタ(作業手順)の動作条件を入力するUI画面を作成するために必要な要素(部品)の取得を要求し、リクエスト定義UI631により、アクティビティ(作業工程)やフィルタ(作業手順)などの必要な画面要素を作成し、作成した画面要素を基に、動作条件を入力するUI全体の画面を作成する。
(1−2)アクティビティ及びフィルタの動作条件設定
アクティビティUI621は、作成したUI画面から入力されるアクティビティ(作業工程)及びフィルタ(作業手順)の動作条件の設定値を受け付け、UI画面の[マクロ登録]ボタンがタッチされた後に、受け付けた動作条件の設定値をアクティビティロジック622及びフィルタロジック(及び/又はインフォメーションロジック)652へ渡す。
アクティビティロジック622は、受け取った動作条件の設定値のうち、アクティビティ(作業工程)の動作条件の設定値を自らが確保したRAM上に保持する。また、フィルタロジック(及び/又はインフォメーションロジック)652は、受け取ったフィルタの動作条件の設定値を自らが確保したRAM上に保持する。
(1−3)マクロパラメータ設定
ローカル/リモートUI61は、アクティビティUI621が作成したUI画面の[マクロ登録]ボタンがタッチされた後に、図8のマクロパラメータ設定画面32のようなマクロID、マクロ名、作成者名などの登録するマクロを識別する情報を入力するUI画面を作成し、表示部19に表示する。ローカル/リモートUI61は、UI画面から入力されるマクロパラメータを受け付け、リクエスト定義UI631へ渡す。
リクエスト定義UI631は、受け取ったマクロパラメータであるマクロID、マクロ名、作成者名を、リクエスト定義ロジック632が管理するマクロ情報41のマクロヘッダ情報411に設定する。
(1−4)マクロ登録実行指示受け付け
アクティビティUI621は、作成したUI画面の[実行]ボタンがタッチされた後に、アクティビティロジック622に対して、マクロ登録処理を行うジョブ512の作成を要求する。アクティビティロジック622は、ジョブ作成要求に従って、ジョブ512を作成し、マクロ登録処理の実行をリクエスト管理64に指示する。
リクエスト管理64は、マクロ登録処理の実行指示に従って、マクロ登録処理の実行スケジュールを基に、アクティビティロジック622にマクロ登録実行を要求する。
(1−5)マクロ条件保存及びマクロ条件ID設定
アクティビティロジック622は、マクロ登録実行要求に応じて、マクロ登録の対象となるアクティビティ(作業工程)を構成する各フィルタ(作業手順)に対応するフィルタロジック(及び/又はインフォメーションロジック)652に対して、マクロ情報41のマクロ条件の設定を要求する。
フィルタロジック(及び/又はインフォメーションロジック)652は、マクロ条件設定要求に従って、RAM上に保持している動作条件の設定値に基づいたマクロ条件を、マクロ情報41のマクロボディ情報412を管理するデータ管理66へ設定する。
データ管理66は、設定されたマクロ条件を、補助記憶部13などに格納し、永続的に保管する。また、データ管理66は、マクロ条件を保管した際に、マクロ条件を識別する条件識別情報(マクロ条件ID)を発行し、フィルタロジック(及び/又はインフォメーションロジック)652に渡す。
フィルタロジック(及び/又はインフォメーションロジック)652は、受け取った条件識別情報(マクロ条件ID)を、アクティビティロジック622へ渡し、アクティビティロジック622は、受け取った条件識別情報(マクロ条件ID)を、リクエスト定義ロジック632に設定する。
アクティビティロジック622は、アクティビティ(作業工程)を構成する各フィルタ(作業手順)に対応するフィルタロジック(及び/又はインフォメーションロジック)652全てが、データ管理66へマクロ条件を設定・保管し、条件識別情報(マクロ条件ID)を発行し終えた後、マクロ条件設定要求に従って、RAM上に保持している動作条件の設定値に基づいたマクロ条件をデータ管理66へ設定・保管し、データ管理66から発行される条件識別情報(マクロ条件ID)を受け取り、リクエスト定義ロジック632に設定する。
(1−6)マクロ情報登録
アクティビティロジック622は、リクエスト定義ロジック632に対して、マクロ情報41の登録を要求する。
リクエスト定義ロジック632は、マクロ情報構成・保管要求に応じて、これまでに設定した情報を基に、マクロヘッダ情報411を構成し、構成したマクロヘッダ情報411をデータ管理66へ渡す。
データ管理66は、受け取ったマクロヘッダ情報411とマクロボディ情報412とを基にマクロ情報41を、補助記憶部13などに格納し、永続的に保管する。また、データ管理66は、マクロ情報41を保管した際に、マクロ情報41を識別する情報(マクロID)を、リクエスト定義ロジック632に渡す。
このように、本実施形態のマクロ登録を行うために必要なコンポーネントは、上記に説明したような機能及びコンポーネント間の関係を持っている。
図16は、本発明の第1の実施形態に係るマクロ読み出し時に必要なコンポーネントの構成の一例を示す図である。
本実施形態のマクロ読み出しを行うために必要なコンポーネントは、ローカル/リモートUI61、アクティビティ(作業工程)に関するコンポーネント群62、リクエスト定義に関するコンポーネント群63、リクエスト管理64、フィルタ(及び/又はインフォメーション)に関するコンポーネント群65、データ管理66及びマクロアクティビティに関するコンポーネント群67から構成されている。更に、アクティビティ(作業工程)に関するコンポーネント群62は、アクティビティUI621とアクティビティロジック622とから構成され、リクエスト定義に関するコンポーネント群63は、リクエスト定義UI631とリクエスト定義ロジック632とで構成され、フィルタ(及び/又はインフォメーション)に関するコンポーネント群65は、フィルタロジック(及び/又はインフォメーションロジック)652で構成され、マクロアクティビティに関するコンポーネント群67は、マクロアクティビティUI671とマクロアクティビティロジック672とで構成されている。また、アクティビティ(作業工程)に関するコンポーネント群62、リクエスト定義に関するコンポーネント群63、フィルタ(及び/又はインフォメーション)に関するコンポーネント群65、及びマクロアクティビティに関するコンポーネント群67は、図14に示した機能で構成されたコンポーネントである。
上記の各コンポーネントの機能及びコンポーネント間の関係については、マクロ読み出し時の処理手順(2−1)〜(2−6)を基に、以下に説明する。
(2―1)マクロ読み出し指示受け付け
マクロ読み出しの指示は、図13のアプリケーション選択画面31からのタッチ入力をローカル/リモートUI61が受け付ける。受け付けたマクロ読み出し指示に従って、ローカル/リモートUI61は、マクロアクティビティUI671に対して、次のUI画面作成の要求を行う。マクロアクティビティUI671は、画面作成要求に応じて、図13の登録マクロ一覧画面33のような読み出すマクロを選択するUI画面を作成し、表示部19に表示する。マクロアクティビティUI671は、リクエスト定義UI631に対して、登録されているマクロのうち、実行可能なマクロを選択するUI画面を作成するために必要な要素(部品)の取得を要求し、リクエスト定義UI631により、マクロキーなどの必要な画面要素を作成し、作成した画面要素を基に、実行可能なマクロを選択するUI全体の画面を作成する。
(2−2)マクロ読み出し実行指示受け付け
マクロアクティビティUI671は、作成したUI画面の[読み出し]ボタンがタッチされ、読み出すマクロを識別するマクロIDを受け付けた後に、マクロアクティビティロジック672に対して、受け付けたマクロIDを渡し、マクロ読み出し処理を行うジョブ512の作成を要求する。マクロアクティビティロジック672は、ジョブ作成要求に従って、ジョブ512を作成し、マクロ読み出し処理の実行をリクエスト管理64に指示する。
リクエスト管理64は、マクロ読み出し処理の実行指示に従って、マクロ読み出し処理の実行スケジュールを基に、マクロアクティビティロジック672にマクロ読み出し実行を要求する。
(2−3)マクロヘッダ情報取得
マクロアクティビティロジック672は、受け付けたマクロIDを基に、リクエスト定義ロジック632に対して、該当するマクロヘッダ情報411の取得を要求する。マクロアクティビティロジック672は、取得要求の結果をマクロアクティビティUI671へ渡す。
マクロアクティビティUI671は、取得結果を基に、マクロアクティビティロジック672が取得したマクロヘッダ情報411を取得する。マクロアクティビティUI761は、取得したマクロヘッダ情報414を基に、該当するアクティビティ(作業工程)に対応するアクティビティUI621、及びアクティビティ(作業工程)を構成するフィルタ(作業手順)に対応するフィルタUI(及び/又はインフォメーションUI)651に対して、アクティビティ(作業工程)及びフィルタ(作業手順)の動作条件の設定値を表示するUI画面作成の要求を行う。
アクティビティUI621及びフィルタUI(及び/又はインフォメーションUI)651は、画面作成要求に応じて、まず、動作条件項目の画面要素を作成し、表示部19に表示する。
(2−4)マクロ構成情報解析
マクロアクティビティUI671は、取得したマクロヘッダ情報411を解析し、該当するアクティビティ(作業工程)や、アクティビティ(作業工程)を構成するフィルタ(作業手順)などについて調べ、マクロヘッダ情報411からマクロ構成情報414を読み取る。その後、マクロアクティビティUI671は、マクロアクティビティロジック672に対して、データ管理66が保管しているマクロ条件を読み出す要求を行う。
マクロアクティビティロジック672は、マクロ条件読み出し要求に応じて、該当するアクティビティロジック622に対して、同じ要求を行う。
(2−5)マクロ条件読み出し
アクティビティロジック622は、マクロ条件読み出し要求に応じて、要求時に受け取ったマクロ構成情報414のマクロ条件IDを基に、データ管理66を参照し、アクティビティ(作業工程)のマクロ条件を取得する。取得したマクロ条件は、アクティビティUI621に渡され、アクティビティ(作業工程)の動作条件の設定値として、表示部19に表示される。また、アクティビティロジック622は、受け取ったマクロ条件読み出し要求を、アクティビティ(作業工程)を構成するフィルタ(作業手順)に対応するフィルタロジック(及び/又はインフォメーションロジック)652へ行う。
フィルタロジック(及び/又はインフォメーションロジック)652は、マクロ条件読み出し要求に応じて、要求時に受け取ったマクロ構成情報414のマクロ条件IDを基に、データ管理66を参照し、フィルタ(作業手順)のマクロ条件を取得する。取得したマクロ条件は、フィルタUI(及び/又はインフォメーションUI)651に渡され、フィルタ(作業手順)の動作条件の設定値として、表示部19に表示される。
(2−6)マクロ実行
ローカル/リモートUI61は、マクロアクティビティUI671が作成した、図13のコピーアクティビティ画面33aやFAXアクティビティ画面33bのようなUI画面から[実行]ボタンがタッチされた際に、マクロ実行の指示を受け付ける。
このように、本実施形態のマクロ読み出しを行うために必要なコンポーネントは、上記に説明したような機能及びコンポーネント間の関係を持っている。
<情報処理装置のハードウェア構成について>
図17は、本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置200のハードウェア構成の一例を示す図である。
図17に示すように、情報処理装置200は、制御部11、制御部12、補助記憶部13、ネットワークI/F14、外部記憶装置I/F15、外部装置I/F16、出力装置I/F17及び入力装置I/F18などにより構成されている。これらの構成要素は、画像処理装置100で示した構成要素と同じ機能を有する装置であるため、図1と同じ符号を用いて説明を省略し、異なる構成要素について以下に説明する。
出力装置I/F17は、専用ケーブルなどのデータ伝送路を介して接続された出力装置(例えば、CRT(Cathode Ray Tube)やLCDなど。)と情報処理装置200とのインタフェースである。
入力装置I/F18は、USBなどのデータ伝送路を介して接続された入力装置(例えば、キーボードやマウスなど。)と情報処理装置200とのインタフェースである。
このように、情報処理装置200は、主記憶部12や補助記憶部13などの記憶装置に格納されたプログラムを実行し、各装置を制御することで、情報処理装置200が有する機能を実現している。画像処理装置100との違いは、装置に接続された入力/出力装置の特性により、マクロを実行した際に実現するワークフローが異なる点であって、制御部11によりプログラムを実行し、各装置を制御することで機器が管理する各種情報を処理する点において同じである。よって、本発明の「機能追加に柔軟に対応したマクロ情報41の登録及び読み出しを行い、マクロを実行する」という目的を達するために必要なハードウェアの最小構成要素は、画像処理装置100及び情報処理装置200ともに同じであることから、以降、本実施形態に係る装置を情報処理装置200として説明を行う。
<マクロ登録を行う主要機能を構成する手段について>
本実施形態に係るマクロ登録を実現するために必要な機能を構成する手段について、図18及び19を用いて説明する。
図18は、本発明の第1の実施形態に係るマクロ登録の主要機能構成の一例を示す図である。
図18に示すように、本実施形態に係るマクロ登録は、マクロ登録手段70によって行う。マクロ登録手段70は、マクロ登録を実現するために必要な複数の機能によって構成されている。
マクロ登録手段70を構成する主要機能は、マクロ条件設定画面作成手段71、マクロ条件設定手段72、マクロ条件格納手段73、マクロ条件識別情報管理手段74、マクロ情報構成手段75及びマクロ情報格納手段76である。
なお、図中の入力フィルタ103a、加工(変換)フィルタ103b及び出力フィルタ103cは、データ入力手段、データ加工手段及びデータ出力手段として説明する。
マクロ条件設定画面作成手段71は、アクティビティ(作業工程)、データ入力手段、データ加工手段及びデータ出力手段(各作業手順)の動作条件を入力するUI画面を作成し、表示部19に表示する。
マクロ条件設定画面作成手段71は、図7に示すようなコピーアクティビティ画面31bやマルチアクティビティ31bなどのUI画面を作成し、表示部19に表示する。マクロ条件設定画面作成手段71は、設定可能な動作条件項目を基に、動作条件を入力するUI画面を作成するために必要な画面要素を作成し、作成した画面要素を基に、動作条件を入力するUI61全体の画面を作成する。設定可能な動作条件項目は、図7に示すようなアプリケーション選択画面31を基に選択された「特定アクティビティ(作業工程)」か「マルチアクティビティ(作業工程の組み合わせ)」かの違いによって、必要な項目が異なる。そのため、作成する画面要素も違ってくるため、マクロ条件設定画面作成手段71は、設定可能な動作条件項目を基に、画面要素を作成する。
また、マクロ条件設定画面作成手段71は、アクティビティ(作業工程)、データ入力手段、データ加工手段及びデータ出力手段(各作業手順)毎に機能する。すなわち、アクティビティ(作業工程)を構成するデータ入力手段、データ加工手段及びデータ出力手段(各作業手順)のマクロ条件設定画面作成手段71毎に、それぞれの動作条件を入力する画面要素を作成し、作成した各画面要素をアクティビティ(作業工程)のマクロ条件設定画面作成手段71に渡す。アクティビティ(作業工程)のマクロ条件設定画面作成手段71は、各画面要素を基に、UI61の全体の画面を作成する。
マクロ条件設定画面作成手段71は、図15に示すコンポーネント群のうち、ローカル/リモートUI61、アクティビティUI621、リクエスト定義UI631などが行う機能である。
次に、マクロ条件設定手段72は、アクティビティ(作業工程)、データ入力手段、データ加工手段及びデータ出力手段(各作業手順)の動作条件の設定値に基づいて、アクティビティ(作業工程)、データ入力手段、データ加工手段及びデータ出力手段(各作業手順)のパラメータであるマクロ条件を設定する。
マクロ条件設定画面作成手段71によって作成したUI画面から入力されたアクティビティ(作業工程)、データ入力手段、データ加工手段及びデータ出力手段(各作業手順)の動作条件の設定値は、RAM上に保持されている。
マクロ条件設定手段72は、図8に示すようなマクロパラメータ設定画面32の[実行]ボタンがタッチされ、マクロ登録実行要求された際に、要求に応じて、RAM上に保持された、アクティビティ(作業工程)、データ入力手段、データ加工手段及びデータ出力手段(各作業手順)の動作条件の設定値に基づいたマクロ条件を、マクロ情報41のマクロボディ情報412へ設定する。
図19は、本発明の第1の実施形態に係るマクロ登録時のマクロ情報設定の一例を示す図である。
マクロ条件設定手段72は、マクロ条件設定画面作成手段71によって作成したUI画面から入力されRAM上に保持された動作条件の設定値に基づいて、図19に示すように、データ入力手段、データ加工手段及びデータ出力手段(各作業手順)のフィルタ条件(1)、アクティビティ(作業工程)のアクティビティ条件(2)などのマクロ条件を設定する。
図18に戻り、マクロ条件設定手段72は、アクティビティ(作業工程)、データ入力手段、データ加工手段及びデータ出力手段(各作業手順)毎に機能する。すなわち、アクティビティ(作業工程)、データ入力手段、データ加工手段及びデータ出力手段(各作業手順)のマクロ条件設定手段72毎に、それぞれのマクロ条件を設定する。
マクロ条件設定手段72は、図15に示すコンポーネント群のうち、アクティビティロジック622、フィルタロジック(及び/又はインフォメーションロジック)652などが行う機能である。
次に、マクロ条件格納手段73は、アクティビティ(作業工程)、データ入力手段、データ加工手段及びデータ出力手段(各作業手順)のマクロ条件を情報処理装置200が有する記憶装置へ格納する。
マクロ条件格納手段73は、マクロ条件設定手段72により設定した、アクティビティ(作業工程)、データ入力手段、データ加工手段及びデータ出力手段(各作業手順)のマクロ条件を、補助記憶部13などに格納し、永続的に保管する(マクロ条件のデータを永続化する)。マクロ条件格納手段73は、例えば、図19に示すように、マクロ条件設定手段72により設定した、データ入力手段、データ加工手段及びデータ出力手段(各作業手順)のフィルタ条件(1)、アクティビティ(作業工程)のアクティビティ条件(2)などのマクロ条件を、マクロ情報41のマクロボディ情報412を構成するマクロ条件のレコードに書き込む(図中の(1)'、(2)'に示す)。その際、発行した条件識別情報(マクロ条件ID)も、アクティビティ条件ID、フィルタ条件IDとして書き込まれる。
図18に戻り、マクロ条件格納手段73は、マクロ条件を保管した際に、アクティビティ(作業工程)、データ入力手段、データ加工手段及びデータ出力手段(各作業手順)のマクロ条件を識別する条件識別情報(マクロ条件ID)を発行する。
また、マクロ条件格納手段73は、アクティビティ(作業工程)、データ入力手段、データ加工手段及びデータ出力手段(各作業手順)毎に機能する。すなわち、アクティビティ(作業工程)、データ入力手段、データ加工手段及びデータ出力手段(各作業手順)のマクロ条件格納手段73毎に、それぞれのマクロ条件を、補助記憶部13などに格納し、永続的に保管する(マクロ条件のデータを永続化する)。この時、アクティビティ(作業工程)のマクロ条件格納手段73は、データ入力手段、データ加工手段及びデータ出力手段(各作業手順)のマクロ条件格納手段73によって、マクロ条件が保管及び条件識別情報(マクロ条件ID)発行後に、自らのマクロ条件を保管する。
マクロ条件格納手段73は、図15に示すコンポーネント群のうち、アクティビティロジック622、フィルタロジック(及び/又はインフォメーションロジック)652、データ管理66などが行う機能である。
次に、マクロ条件識別情報管理手段74は、マクロ条件を格納する際に発行される条件識別情報(マクロ条件ID)を管理する。
マクロ条件識別情報管理手段74は、マクロ条件格納手段73によりマクロ条件を保管する際に、アクティビティ(作業工程)、データ入力手段、データ加工手段及びデータ出力手段(各作業手順)に対して、どの条件識別情報(マクロ条件ID)が発行されたかを対応付けて管理する。マクロ条件識別情報管理手段74は、例えば、図19の(4)、(5)のアプリケーション定義に示すように、フィルタ(作業工程)名前とフィルタ条件ID(例えば、図19の(4)に示す"10"。)とを対応付け、また、アクティビティ(作業工程)の名前とアクティビティ条件ID(例えば、図19の(5)に示す"456"。)とを対応付け、て、条件識別情報(マクロ条件ID)を管理する。すなわち、マクロ条件識別情報管理手段74は、マクロ情報41のマクロヘッダ情報411を構成するマクロ構成情報414を生成する。
図18に戻り、マクロ条件識別情報管理手段74は、図15に示すコンポーネント群のうち、リクエスト定義ロジック632が行う機能である。
次に、マクロ情報構成手段75は、登録するマクロヘッダ情報411を構成する。
マクロ情報構成手段75は、マクロ条件識別情報管理手段74からのマクロ情報41の構成及び保管要求に従って、図8に示すようなマクロパラメータ設定画面32が表示部19に表示されたUI61から入力された登録するマクロを識別する情報と、マクロ条件識別情報管理手段74により管理するマクロ構成情報414とを基に、マクロヘッダ情報411を構成する。マクロ情報構成手段75は、例えば、図19に示すように、マクロID、マクロ名及び作成者名などの登録するマクロを識別する情報(3)と、アプリケーション定義(4)、(5)であるマクロ構成情報414とを基に、マクロヘッダ情報(6)を構成する。すなわち、マクロ情報構成手段75は、マクロ条件識別情報管理手段74が管理するマクロ構成情報414と、登録するマクロを識別する情報とを対応付け、マクロ構成情報414が、登録されたどのマクロの構成情報かを識別する情報を付加する。
図18に戻り、マクロ情報構成手段75は、図15に示すコンポーネント群のうち、リクエスト定義ロジック632が行う機能である。
次に、マクロ情報格納手段76は、登録するマクロヘッダ情報411を情報処理装置200が有する記憶装置へ格納する。
マクロ情報格納手段76は、マクロ条件識別情報管理手段74からのマクロ情報41の構成及び保管要求に従って、マクロ情報構成手段75により構成したマクロヘッダ構成情報411を、補助記憶部13などに格納し、永続的に保管する。マクロ情報格納手段76は、図19の(3)、(4)及び(5)に示すマクロヘッダ情報411の各項目値を、マクロ情報41のマクロヘッダ情報411を構成する項目のレコードに書き込む(図中の(6)に示す)。これによって、マクロ条件格納手段73により保管されたマクロボディ情報412とあわせて、全てのマクロ情報41が保管されたことになる(マクロ情報41として永続化する)。
図18に戻り、マクロ情報格納手段76は、マクロヘッダ情報411を保管した際に、マクロ情報41を識別する情報(マクロID)を発行し、マクロ情報41の保管要求を行ったマクロ条件識別情報管理76へ、保管結果として渡す。
マクロ情報格納手段76は、図15に示すコンポーネント群のうち、リクエスト定義ロジック632、データ管理66などが行う機能である。
このように、本実施形態に係る情報処理装置200は、マクロ登録手段70において、マクロ条件設定画面作成手段71、マクロ条件設定手段72及びマクロ条件格納手段73とを有することで、新規機能の動作条件を設定する場合や既存機能の新規動作条件を設定する場合など、動作条件の設定値を、マクロを実行する際のパラメータであるマクロ条件として保管することができる。
また、情報処理装置200は、マクロ登録手段70において、マクロ条件識別情報管理手段74、マクロ情報構成手段75及びマクロ情報格納手段76とを有することで、マクロ条件として保管している各機能の動作条件設定を、動作条件設定毎に識別する条件識別情報(マクロ条件ID)で管理し、マクロを実行する際に読み出すマクロ情報41に実行する機能の動作条件設定に対応する条件識別情報(マクロ条件ID)を設定し保管することができる。よって、情報処理装置200は、実行する機能の動作条件設定の詳細を知らなくても、マクロ情報41を構成することができる。
また、情報処理装置200は、マクロ登録手段70において、マクロ条件設定画面作成手段71、マクロ条件設定手段72及びマクロ条件格納手段73を、機能毎に有することで、新規機能を追加する場合においても、既存のシステムに新しいロジックを実装することなく機能毎の動作条件設定を行うことができる(新規機能をインストールするだけで柔軟に対応することができる)。
よって、本実施形態に係る情報処理装置200は、機能追加に柔軟に対応したマクロ情報41の登録を行うことができる。
<マクロ読み出しを行う主要機能を構成する手段について>
本実施形態に係るマクロ読み出しを実現するために必要な機能を構成する手段について、図20を用いて説明する。
図20は、本発明の第1の実施形態に係るマクロ読み出しの主要機能構成の一例を示す図である。
図20に示すように、本実施形態に係るマクロ読み出しは、マクロ読み第手段80によって行う。マクロ読み出し手段80は、マクロ読み出しを実現するために必要な複数の機能によって構成されている。
マクロ読み出し手段80を構成する主要機能は、マクロ構成情報取得手段81、マクロ構成情報解析手段82、マクロ条件読み出し手段83、マクロ実行手段84及びマクロ条件読み出し画面作成手段85である。
マクロ構成情報取得手段81は、登録されたマクロ情報41からマクロ構成情報414を取得する。
マクロ構成情報取得手段81は、図13に示すような登録マクロ一覧画面33のUI61画面の[読み出し]ボタンがタッチされ、マクロ読み出し実行要求された際に、要求に応じて、要求時に受け取ったマクロを識別する情報(マクロID)を基に、補助記憶部13などに格納されたマクロ情報41のうち、図19の(6)に示すようなマクロヘッダ情報411を取得する。更に、マクロ構成情報取得手段81は、取得したマクロヘッダ情報411(6)からマクロ構成情報414(4)、(5)を取得する。
図18に戻り、マクロ構成情報取得手段81は、図16に示すコンポーネント群のうち、マクロアクティビティUI671、マクロアクティビティロジック672が行う機能である。
次に、マクロ構成情報解析手段82は、取得したマクロ構成情報414を解析し、マクロ構成情報414に含まれる条件識別情報(マクロ条件ID)を抽出する。
マクロ構成情報解析手段82は、マクロ構成情報取得手段81により取得したマクロ構成情報414を基に、読み出したマクロを構成するアクティビティ(作業工程)、データ入力手段、データ加工手段及びデータ出力手段(各作業手順)などについて解析し、データ入力手段、データ加工手段及びデータ出力手段(各作業手順)のフィルタ条件ID(例えば、図19の(4)に示す"10"。)、アクティビティ(作業工程)のアクティビティ条件ID(例えば、図19の(5)に示す"456"。)など、マクロを構成する作業工程及び作業手順の各動作条件設定に対応する条件識別情報(マクロ条件ID)を抽出する。
マクロ構成情報解析手段82は、図16に示すコンポーネント群のうち、マクロアクティビティUI671、マクロアクティビティロジック672、アクティビティロジック622、フィルタロジック(及び/又はインフォメーションロジック)652などが行う機能である。
次に、マクロ条件読み出し手段83は、抽出した条件識別情報(マクロ条件ID)を基に、対応するマクロ条件を記憶装置から読み出す。
マクロ条件読み出し手段83は、マクロ構成情報解析手段82により解析され抽出した条件識別情報(マクロ条件ID)を基に、アクティビティ(作業工程)、データ入力手段、データ加工手段及びデータ出力手段(各作業手順)の動作条件であるマクロ条件が格納された補助記憶部13などを参照し、該当するマクロ条件を読み出す。マクロ条件読み出し手段83は、図19に示すようなマクロ構成情報414(4)、(5)から抽出した条件識別情報(アクティビティ条件ID、フィルタ条件ID)(例えば、図19の(4)に示す"10"や(5)に示す"456"。)を基に、補助記憶部13などに格納されたマクロ情報41を構成するマクロボディ情報412(1)'、(2)'のレコードを参照し、各動作条件設定であるマクロ条件を読み出す。
図18に戻り、マクロ条件読み出し手段83は、アクティビティ(作業工程)、データ入力手段、データ加工手段及びデータ出力手段(各作業手順)毎に機能する。すなわち、アクティビティ(作業工程)、データ入力手段、データ加工手段及びデータ出力手段(各作業手順)のマクロ条件読み出し手段83毎に、それぞれのマクロ条件を、補助記憶部13などから読み出す。この時、アクティビティ(作業工程)のマクロ条件読み出し手段83は、データ入力手段、データ加工手段及びデータ出力手段(各作業手順)のマクロ条件読み出し手段83によって、マクロ条件が読み出された後に、自らのマクロ条件を読み出す。
マクロ条件読み出し手段83は、図16に示すコンポーネント群のうち、アクティビティロジック622、フィルタロジック(及び/又はインフォメーションロジック)652などが行う機能である。
次に、マクロ実行手段84は、読み出したマクロ条件を基にマクロを実行する。
マクロ実行手段84は、マクロ条件読み出し手段83により読み出した、アクティビティ(作業工程)、データ入力手段、データ加工手段及びデータ出力手段(各作業手順)のマクロ条件を基にマクロを実行する。マクロ実行手段84は、図13に示すようなコピーアクティビティ画面33aやFAXアクティビティ画面33bなどのUI画面から[実行]ボタンがタッチされた際に、マクロ実行の指示を受け付け、マクロを実行する。
次に、マクロ条件読み出し画面作成手段85は、動作条件の設定値の表示や動作条件の変更、マクロ実行指示を行うUI画面を作成し、表示部19に表示する。
マクロ条件読み出し画面作成手段85は、図13に示すようなコピーアクティビティ画面33aやFAXアクティビティ画面33bなどのUI画面を作成し、表示部19に表示する。マクロ条件読み出し画面作成手段85は、マクロ条件読み出し手段83により読み出された、アクティビティ(作業工程)、データ入力手段、データ加工手段及びデータ出力手段(各作業手順)のマクロ条件を基に、各動作条件を表示するUI画面を作成するために必要な画面要素を作成し、作成した画面要素を基に、動作条件を表示するUI61全体の画面を作成する。
また、マクロ条件読み出し画面作成手段85は、アクティビティ(作業工程)、データ入力手段、データ加工手段及びデータ出力手段(各作業手順)毎に機能する。すなわち、アクティビティ(作業工程)を構成するデータ入力手段、データ加工手段及びデータ出力手段(各作業手順)のマクロ条件読み出し画面作成手段85毎に、それぞれの動作条件を表示する画面要素を作成し、作成した各画面要素をアクティビティ(作業工程)のマクロ条件読み出し画面作成手段85に渡す。アクティビティ(作業工程)のマクロ条件読み出し画面作成手段85は、各画面要素を基に、UI61の全体の画面を作成する。
また、マクロ条件読み出し手段83により読み出されたマクロ条件から作成できる画面要素は、アクティビティ(作業工程)、データ入力手段、データ加工手段及びデータ出力手段(各作業手順)の動作条件の設定値を表示する画面である。よって、マクロ条件読み出し画面作成手段85は、動作条件の設定値だけでなく、対応する作業工程や作業手順などの項目についても表示するように、マクロ構成情報解析手段82によりマクロ構成情報414を解析した際に、読み取ったアクティビティ(作業工程)、データ入力手段、データ加工手段及びデータ出力手段(各作業手順)の名前を基に、予め画面要素を作成しておき、マクロ条件読み出し手段83によりマクロ条件を読み出した後に、動作条件の設定値の画面要素を作成する。
マクロ条件読み出し画面作成手段85は、図16に示すコンポーネント群のうち、ローカル/リモートUI61、アクティビティUI621、フィルタUI(及び/又はインフォメーションUI)651などが行う機能である。
このように、本実施形態に係る情報処理装置200は、マクロ読み出し手段80において、マクロ構成情報取得手段81、マクロ構成情報解析手段81、マクロ条件読み出し手段83及びマクロ実行手段84とを有することで、登録したマクロ情報41に含まれるマクロ構成情報414を取得し、取得したマクロ構成情報414の条件識別情報(マクロ条件ID)を基に、実行する機能の動作条件設定であるマクロ条件を読み出し、読み出したマクロ条件に従ってマクロを実行することができる。よって、情報処理装置200は、実行する機能の動作条件設定の詳細を知らなくても、マクロ情報41を読み出すことで、各機能の動作条件の設定値に従って、マクロを実行することができる。
また、情報処理装置200は、マクロ読み出し手段80において、マクロ条件読み出し手段83及びマクロ条件読み出し画面作成手段85を、機能毎に有することで、新規機能を追加する場合においても、既存のシステムに新しいロジックを実装することなく機能毎の動作条件設定を読み出すことができる(新規機能をインストールするだけで柔軟に対応することができる)。
よって、本実施形態に係る情報処理装置200は、機能追加に柔軟に対応したマクロ情報41の読み出しを行い、マクロを実行することができる。
<主要機能を構成する各手段の処理手順について>
これまで説明したマクロ登録及び読み出しを実現する主要機能を構成する各手段の具体的な処理手順について、図21及び22を用いて説明する。
図21は、本発明の第1の実施形態に係るマクロ登録の処理手順の一例を示すアクティビティ図である。
情報処理装置200は、マクロ実行において利用する利用コンポーネントであるフィルタ(及び/又はインフォメーション)に関するコンポーネント群65や、マクロにおける対象コンポーネントであるアクティビティ(作業工程)に関するコンポーネント群62の動作条件設定(入力、加工及び出力フィルタ(作業手順)、アクティビティ(作業工程)の動作条件設定)を、ローカル/リモートUI61のコピーアクティビティ画面31aやマルチアクティビティ画面31bなどのような設定画面(図7に示す)を介して行う(S101)〜(S102)。
情報処理装置200は、ローカル/リモートUI61の画面上の[マクロ登録]ボタンのタッチを検知するまで、各動作条件設定を行う画面を表示部19に表示する(S103)。
情報処理装置200は、[マクロ登録]ボタンのタッチを検知すると、ローカル/リモートUI61の画面をマクロパラメータ設定画面32(図8に示す)に遷移し、マクロID、マクロ名及び作成者などのマクロを識別する情報を設定する(S104)。
情報処理装置200は、ローカル/リモートUI61の画面上の[マクロ登録実行]ボタンのタッチを検知するまで、各マクロパラメータ設定を行う画面を表示部19に表示する(S105)。
情報処理装置200は、[マクロ登録実行]ボタンのタッチを検知すると、S101で設定したフィルタ(及び/又はインフォメーション)に関するコンポーネント群65の動作条件設定(入力、加工及び出力フィルタ(作業手順)の動作条件設定)をマクロ条件(フィルタ条件415)として、補助記憶部13などに格納し永続化する(マクロボディ情報412の各フィルタ条件415のレコードに書き込む)(S106)。
情報処理装置200は、マクロ条件を補助記憶部13などに格納する(マクロボディ情報412の各フィルタ条件415のレコードに書き込む)際に発行される、マクロ条件(フィルタ条件415)を識別する条件識別情報(マクロ条件ID:フィルタ条件ID)を、マクロ条件が対応するフィルタと対応付けて設定する(S107)。
情報処理装置200は、アクティビティ(作業工程)を構成する全てのフィルタ(及び/又はインフォメーション)に関するコンポーネント群65の動作条件設定(入力、加工及び出力フィルタの動作条件設定)が、補助記憶部13などに格納され永続化し、条件識別情報(マクロ条件ID:フィルタ条件ID)が発行されたか否かを判断する(S108)。
情報処理装置200は、全てが格納され永続化し、条件識別情報(マクロ条件ID:フィルタ条件ID)が発行された場合(S108がYESの場合)、S102で設定したアクティビティ(作業工程)に関するコンポーネント群63の動作条件設定(アクティビティ(作業工程)の動作条件設定)をマクロ条件(アクティビティ条件413)として、補助記憶部13などに格納し永続化する(マクロボディ情報412のアクティビティ条件413のレコードに書き込む)(S109)。
情報処理装置200は、マクロ条件を補助記憶部13などに格納する(マクロボディ情報412のアクティビティ条件413のレコードに書き込む)際に発行される、マクロ条件(アクティビティ条件413)を識別する条件識別情報(マクロ条件ID:アクティビティ条件ID)を、マクロ条件が対応するアクティビティ(作業工程)と対応付けて設定する(S110)。
また、情報処理装置200は、全てが格納されていない場合(S108がNOの場合)、S106の処理手順に戻り、全てのフィルタ(及び/又はインフォメーション)に関するコンポーネント群65の動作条件設定(入力、加工及び出力フィルタの動作条件設定)が、補助記憶部13などに格納され永続化し、条件識別情報(マクロ条件ID:フィルタ条件ID)が発行されるまで処理を繰り返す。
図22は、本発明の第1の実施形態に係るマクロ読み出しの処理手順の一例を示すアクティビティ図である。
情報処理装置200は、ローカル/リモートUI61の登録マクロ一覧画面33(図13に示す)のような画面上のマクロキーにより読み出しマクロを選択し、マクロを識別する情報(マクロID)を設定する(S201)。
情報処理装置200は、ローカル/リモートUI61の登録マクロ一覧画面33(図13に示す)のような画面上の[マクロ読み出し]ボタンのタッチを検知するまで、読み出しマクロ選択を行う画面を表示部19に表示する(S202)。
情報処理装置200は、[マクロ読み出し]ボタンのタッチを検知すると、マクロ情報41が格納された補助記憶部13などからマクロIDに合致するマクロヘッダ情報411のレコードを読み出す(S203)。
情報処理装置200は、読み出したマクロヘッダ情報411のマクロ構成情報414から、マクロを構成するアクティビティ(作業工程)に関するコンポーネント群63を特定する(S204)。
情報処理装置200は、マクロ情報41が格納された補助記憶部13などから、特定したアクティビティ(作業工程)に関するコンポーネント群63のマクロ条件ID(アクティビティ条件ID)に合致するマクロ条件(アクティビティ条件413)を読み出す(S205)。
情報処理装置200は、読み出したマクロヘッダ情報411のマクロ構成情報414から、アクティビティ(作業工程)を構成するフィルタ(及び/又はインフォメーション)に関するコンポーネント群65を特定する(S206)。
情報処理装置200は、マクロ情報41が格納された補助記憶部13などから、特定したフィルタ(及び/又はインフォメーション)に関するコンポーネント群65のマクロ条件ID(フィルタ条件ID)に合致するマクロ条件(フィルタ条件415)を読み出す(S207)。
情報処理装置200は、アクティビティ(作業工程)を構成する全てのフィルタ(及び/又はインフォメーション)に関するコンポーネント群65のマクロ条件(入力、加工及び出力フィルタの各フィルタ条件415)を、マクロ情報41が格納された補助記憶部13などから読み出されたか否かを判断する(S208)。
情報処理装置200は、全てが読み出された場合(S208がYESの場合)、読み出したマクロ条件(アクティビティ条件413、入力、加工及び出力フィルタの各フィルタ条件415)のパラメータを各動作条件設定として、コピーアクティビティ画面33aやFAXアクティビティ画面33bなどのような画面(図13に示す)を、ローカル/リモートUI61の画面として表示部19に表示する(S209)。また、表示後、ローカル/リモートUI61の画面上の[実行]ボタンがタッチされたことを検知し、読み出したマクロ条件(アクティビティ条件413、入力、加工及び出力フィルタの各フィルタ条件415)に従って、マクロを実行する。
また、情報処理装置200は、全てが読み出されていない場合(S208がNOの場合)、S206の処理手順に戻り、全てのフィルタ(及び/又はインフォメーション)に関するコンポーネント群65のマクロ条件(入力、加工及び出力フィルタの各フィルタ条件415)が、補助記憶部13などから読み出されるまで処理を繰り返す。
<主要機能を構成する各手段の処理手順について>
次に、マクロ登録を実現するために必要なコンポーネントの具体的な処理手順について、図23〜26を用いて説明する。
図23は、本発明の第1の実施形態に係るマクロ登録においてアクティビティを指定しない場合(マルチアクティビティの場合)のコンポーネント間の処理手順の一例を示すシーケンス図である。
(1―1)マクロ登録指示受け付け
情報処理装置200は、マクロ登録の指示を、図7のアプリケーション選択画面31からのタッチ入力によりローカル/リモートUI61が受け付ける。受け付けたマクロ登録指示に従って、ローカル/リモートUI61は、マルチアクティビティUI621に対して、次のUI画面作成の要求を行う(S301)。マルチアクティビティUI621は、画面作成要求に応じて、図7のマルチアクティビティ画面31bのようなアクティビティ(作業工程)及びフィルタ(作業手順)の動作条件を入力するUI画面を作成し、表示部19に表示する。
マルチアクティビティUI621は、リクエスト定義UI631に対して、アクティビティ(作業工程)及びフィルタ(作業手順)の動作条件を入力するUI画面を作成するために必要な要素(部品)の取得を要求する(S302)。
リクエスト定義UI631は、リクエスト定義ロジック632に対して、アクティビティ(作業工程)やフィルタ(作業手順)などの動作条件が設定可能な条件の取得を要求し(S303)、リクエスト定義ロジック632によって、要求された条件がリクエスト定義UI631に返され(S304)、アクティビティ(作業工程)やフィルタ(作業手順)などの必要な画面要素を作成し(S305)、作成した画面要素を、マルチアクティビティUI621に渡す(S306)。
マルチアクティビティUI621は、リクエスト定義UI631が作成した画面要素を基に、動作条件を入力するUI全体の画面を作成し(S307)、表示部19に表示する(S308)。
(1−2)アクティビティ及びフィルタの動作条件設定
次に、マルチアクティビティUI621は、作成したUI画面から入力されるアクティビティ(作業工程)及びフィルタ(作業手順)の動作条件の設定値を受け付け、UI画面の[マクロ登録]ボタンがタッチされた後に、受け付けた動作条件の設定値をマルチアクティビティロジック622及びフィルタロジック(及び/又はインフォメーションロジック)652へ渡す。
マルチアクティビティロジック622は、受け取った動作条件の設定値のうち、アクティビティ(作業工程)の動作条件の設定値を自らが確保したRAM上に保持する。また、フィルタロジック(及び/又はインフォメーションロジック)652は、受け取ったフィルタの動作条件の設定値を自らが確保したRAM上に保持する。
(1−3)マクロパラメータ設定
次に、ローカル/リモートUI61は、マルチアクティビティUI621が作成したUI画面の[マクロ登録]ボタンがタッチされた後に、図8のマクロパラメータ設定画面32のようなマクロID、マクロ名、作成者名などの登録するマクロを識別する情報を入力するUI画面を作成し、表示部19に表示する。ローカル/リモートUI61は、UI画面から入力されるマクロパラメータを受け付け、リクエスト定義UI631へ渡す(S309)。
リクエスト定義UI631は、受け取ったマクロパラメータであるマクロID、マクロ名、作成者名を、リクエスト定義ロジック632が管理するマクロ情報41のマクロヘッダ情報411に設定する(S310)。
(1−4)マクロ登録実行指示受け付け
次に、マルチアクティビティUI621は、作成したUI画面の[実行]ボタンがタッチされた後に、マルチアクティビティロジック622に対して、マルチアクティビティUI621を介してマクロ登録処理を行うジョブ512の作成を要求する(S311)〜(S312)。
マルチアクティビティロジック622は、ジョブ作成要求に従って、ジョブ512を作成し(S313)、マクロ登録処理の実行をリクエスト管理64に指示する(S314)。
図24は、本発明の第1の実施形態に係るマクロ登録において特定のアクティビティを指定する場合のコンポーネント間の処理手順の一例を示すシーケンス図である。
図24に示す特定のアクティビティを指定する場合のコンポーネント間の処理手順と、図23に示した、アクティビティを指定しない場合(マルチアクティビティの場合)のコンポーネント間の処理手順との違いについて以下に説明する。
特定のアクティビティ(作業工程)を指定する場合、図7のアプリケーション選択画面31の[コピー]ボタンなど、特定のアクティビティ(作業工程)を選択した場合であり、その際、図7のコピーアクティビティ画面31aのようなアクティビティ(作業工程)及びフィルタ(作業手順)の動作条件を入力するUI画面は、通常のコピー機能の動作条件設定を行う画面と同じであることから、アクティビティを指定しない場合(マルチアクティビティの場合)のように、アクティビティ(作業工程)及びフィルタ(作業手順)の動作条件を入力するUI画面を改めて作成する必要がない。
よって、特定のアクティビティ(作業工程)を指定する場合は、図24に示す「文書操作条件を設定する(動作条件を設定する)」タイミングが、アクティビティを指定しない場合(マルチアクティビティの場合)と異なる。
このように、図24に示す特定のアクティビティを指定する場合のコンポーネント間の処理手順と、図23に示した、アクティビティを指定しない場合(マルチアクティビティの場合)のコンポーネント間の処理手順との違いは、「文書操作条件を設定する(動作条件を設定する)」タイミングの違いだけであるため、図24に示す特定のアクティビティを指定する場合のコンポーネント間の処理手順の詳細な説明は省略する。
図25は、本発明の第1の実施形態に係る文書操作時のマクロ登録を行う場合のコンポーネント間の処理手順の一例を示すシーケンス図である。以下に説明する処理手順は、図23及び24で説明した処理手順の続きであって、文書操作時のマクロ登録を行う場合の手順である。
(1−5)マクロ条件保存及びマクロ条件ID設定
情報処理装置200は、リクエスト管理64により、マクロ登録処理の実行指示に従って、マクロ登録処理の実行スケジュールを基に、アクティビティロジック622にマクロ登録実行を要求する(S401)。
アクティビティロジック622は、マクロ登録実行要求に応じて、マクロ登録の対象となるアクティビティ(作業工程)を構成する各フィルタ(作業手順)に対応するフィルタロジック652に対して、マクロ情報41のマクロ条件の設定を要求する(S402)。
フィルタロジック652は、マクロ条件設定要求に従って、RAM上に保持している動作条件の設定値に基づいたマクロ条件を、マクロ情報41のマクロボディ情報412を管理するデータ管理66へ設定する。その結果、データ管理66は、設定されたマクロ条件を、補助記憶部13などに格納し、永続的に保管する(S403)。また、データ管理66は、マクロ条件を保管した際に、マクロ条件を識別する条件識別情報(マクロ条件ID:フィルタ条件ID)を発行し、フィルタロジック652に渡す(S404)。
フィルタロジック652は、受け取った条件識別情報(マクロ条件ID:フィルタ条件ID)を、アクティビティロジック622へ渡し(S405)、アクティビティロジック622は、受け取った条件識別情報(マクロ条件ID:フィルタ条件ID)を、リクエスト定義ロジック632に設定する(S406)。
ここで、S402〜S406までの処理手順を、アクティビティ(作業工程)を構成する各フィルタに対応するフィルタロジック651の数分だけ繰り返し処理する(S407)〜(S416)。
アクティビティロジック622は、アクティビティ(作業工程)を構成する各フィルタ(作業手順)に対応するフィルタロジック652全てが、データ管理66へマクロ条件を設定・保管し、条件識別情報(マクロ条件ID)を発行し終えた後(S416までの処理手順を行った後)、マクロ条件設定要求に従って、RAM上に保持している動作条件の設定値をマクロ情報41のマクロボディ情報412を管理するデータ管理66へ設定する。その結果、データ管理66は、設定されたマクロ条件を、補助記憶部13などに格納し、永続的に保管する(S417)。また、データ管理66は、マクロ条件を保管した際に、マクロ条件を識別する条件識別情報(マクロ条件ID)を発行し、アクティビティロジック622に渡す(S418)。
アクティビティロジック622は、受け取った条件識別情報(マクロ条件ID:アクティビティ条件ID)を、リクエスト定義ロジック632に設定する(S419)。
(1−6)マクロ情報登録
アクティビティロジック622は、リクエスト定義ロジック632に対して、マクロ情報41の登録を要求する(S420)。
リクエスト定義ロジック632は、マクロ情報構成・保管要求に応じて、これまでに設定した情報を基に、マクロヘッダ情報411を構成し、構成したマクロヘッダ情報411をデータ管理66へ渡す(S421)。
データ管理66は、受け取ったマクロヘッダ情報411とマクロボディ情報412とを基にマクロ情報41を、補助記憶部13などに格納し、永続的に保管する。また、データ管理66は、マクロ情報41を保管した際に、マクロ情報41を識別する情報(マクロID)を、リクエスト定義ロジック632に渡す(S422)。
このように、情報処理装置200は、S406、S411及びS416によって、未設定となっているフィルタ条件IDが設定され、例えば、図25では、入力フィルタ条件IDには"125"、加工フィルタ条件IDには"571"、出力フィルタ条件IDには"836"が設定されている。また、S419によって、未設定となっているアクティビティ条件IDが設定され、例えば、図25では、アクティビティ条件IDには"1452"が設定されている。
図26は、本発明の第1の実施形態に係るデータ操作時のマクロ登録を行う場合のコンポーネント間の処理手順の一例を示すシーケンス図である。
図26に示すデータ操作時のマクロ登録を行う場合のコンポーネント間の処理手順と、図25に示した、文書操作時のマクロ登録を行う場合のコンポーネント間の処理手順との違いについて以下に説明する。
例えば、図26に示すようにレポート出力を行うワークフローで、情報処理装置200が管理するユーザ情報のレポート出力を行うなど、ワークフローの中で、情報を取り扱いたい場合がある。このような場合には、入力、加工、出力フィルタロジック652の他、ユーザ情報インフォメーションロジック652を、ワークフローを構成するアクティビティ(作業工程)に含める。そのため、図26に示すデータ操作時のマクロ登録を行う場合には、図25に示した、文書操作時のマクロ登録を行う場合のコンポーネント間の処理手順に、入力、加工、出力フィルタロジック652が行う、マクロ条件の保管手順(例えば、S402〜406までの処理手順。)を、インフォメーションロジック652においても行う必要がある。具体的には、図26に示す、S517〜S521までの処理手順である。以下にS517〜S521までの処理手順について説明する。
アクティビティロジック622は、マクロ登録実行要求に応じて、マクロ登録の対象となるアクティビティ(作業工程)で取り扱う情報(作業データ)に対応するインフォメーションロジック652に対して、マクロ情報41のマクロ条件の設定を要求する(S517)。
インフォメーションフィルタロジック652は、マクロ条件設定要求に従って、RAM上に保持している取り扱い条件(例えば、作業データ範囲やデータ項目など。)の設定値に基づいたマクロ条件を、マクロ情報41のマクロボディ情報412を管理するデータ管理66へ設定する。その結果、データ管理66は、設定されたマクロ条件を、補助記憶部13などに格納し、永続的に保管する(S518)。また、データ管理66は、マクロ条件を保管した際に、マクロ条件を識別する条件識別情報(マクロ条件ID:インフォメーション条件ID)を発行し、インフォメーションロジック652に渡す(S519)。
インフォメーションフィルタロジック652は、受け取った条件識別情報(マクロ条件ID:インフォメーション条件ID)を、アクティビティロジック622へ渡し(S520)、アクティビティロジック622は、受け取った条件識別情報(マクロ条件ID:インフォメーション条件ID)を、リクエスト定義ロジック632に設定する(S521)。
よって、データ操作時のマクロ登録を行う場合は、図26に示す「マクロ条件(インフォメーション条件ID)の保管手順」が、文書操作時のマクロ登録を行う場合と異なる。
このように、図26に示すデータ操作時のマクロ登録を行う場合のコンポーネント間の処理手順と、図25に示した、文書操作時のマクロ登録を行う場合のコンポーネント間の処理手順との違いは、「マクロ条件(インフォメーション条件ID)の保管手順」の違いだけであるため、図26に示すデータ操作時のマクロ登録を行う場合のコンポーネント間の処理手順の詳細な説明は省略する。
<主要機能を構成する各手段の処理手順について>
次に、マクロ読み出しを実現するために必要なコンポーネントの具体的な処理手順について、図27〜29を用いて説明する。
図27は、本発明の第1の実施形態に係るマクロ読み出しのコンポーネント間の処理手順の一例(その1)を示すシーケンス図である。
(2―1)マクロ読み出し指示受け付け
情報処理装置200は、マクロ読み出しの指示を、図13のアプリケーション選択画面31からのタッチ入力をローカル/リモートUI61により受け付ける。受け付けたマクロ読み出し指示に従って、ローカル/リモートUI61は、マクロアクティビティUI671に対して、次のUI画面作成の要求を行う(S601)。
マクロアクティビティUI671は、画面作成要求に応じて、図13の登録マクロ一覧画面33のような読み出すマクロを選択するUI画面を作成し、表示部19に表示する。
マクロアクティビティUI671は、マクロアクティビティロジック672に対して、登録されているマクロのうち、実行可能なマクロの条件の取得を要求し(S602)、マクロアクティビティロジック672によって、要求された条件がマクロアクティビティUI671に返される(S603)。
マクロアクティビティUI671は、リクエスト定義UI631に対して、登録されているマクロのうち、実行可能なマクロを選択するUI画面を作成するために必要な要素(部品)の取得を要求する(S604)。
リクエスト定義UI631は、リクエスト定義ロジック632に対して、マクロを選択可能な条件の取得を要求し(S605)、リクエスト定義ロジック632によって、要求された条件がリクエスト定義UI631に返され(S606)、マクロを選択する際に必要な画面要素を作成し(S607)、作成した画面要素を、マクロアクティビティUI671に渡す(S608)。
マクロアクティビティUI671は、リクエスト定義UI631が作成した画面要素を基に、マクロを選択するUI全体の画面を作成し(S609)、表示部19に表示する(S610)。
(2−2)マクロ読み出し実行指示受け付け
次に、マクロアクティビティUI671は、作成したUI画面のマクロキーがタッチされ、読み出すマクロを識別するマクロIDを受け付けた(S611)後に、マクロアクティビティロジック672に対して、受け付けたマクロIDを渡す(S612)。
ローカル/リモートUI61は、作成したUI画面の[読み出し]ボタンがタッチされ、マクロ読み出し指示を受け付け(S613)、マクロアクティビティUI671を介して、マクロアクティビティロジック672に対して、受け付けたマクロIDを渡し(S614)、マクロ読み出し処理を行うジョブ512の作成を要求する(S614)。
マクロアクティビティロジック672は、ジョブ作成要求に従って、ジョブ512を作成し(S615)、マクロ読み出し処理の実行をリクエスト管理64に指示する(S616)。
リクエスト管理64は、マクロ読み出し処理の実行指示に従って、マクロ読み出し処理の実行スケジュールを基に、マクロアクティビティロジック672にマクロ読み出し実行を要求する(S617)。
図28は、本発明の第1の実施形態に係るマクロ読み出しのコンポーネント間の処理手順の一例(その2)を示すシーケンス図である。以下に説明する処理手順は、図27の処理手順の続きである。
(2−3)マクロヘッダ情報取得
マクロアクティビティロジック672は、受け付けたマクロIDを基に、リクエスト定義ロジック632に対して、該当するマクロヘッダ情報411の取得を要求する(S618)。マクロアクティビティロジック672は、リクエスト定義ロジック632からマクロヘッダ情報411を取得し(S619)、取得要求の結果をマクロアクティビティUI671へ渡す(S620)。
マクロアクティビティUI671は、取得結果を基に、マクロアクティビティロジック672が取得したマクロヘッダ情報411を取得する(S621)〜(S622)。マクロアクティビティUI671は、取得したマクロヘッダ情報414を基に、該当するアクティビティ(作業工程)に対応するアクティビティUI621に対して、読み出すマクロの動作条件設定を表示するUI画面作成を要求する(S623)。
アクティビティUI621は、アクティビティロジック622に対して、アクティビティ(作業工程)の動作条件設定を表示するため設定項目などの条件の取得を要求し(S624)、要求された条件が、アクティビティロジック622から返される(S625)。
アクティビティUI621は、アクティビティ(作業工程)を構成するフィルタ(作業手順)に対応するフィルタUI(及び/又はインフォメーションUI)651に対して、フィルタ(及び/又はインフォメーション)の動作条件の設定値を表示するための設定項目などの条件の取得を要求し(S626)、更に、フィルタUI(及び/又はインフォメーションUI)651が、フィルタロジック(及び/又はインフォメーションロジック)652に同様の要求を伝える(S627)。
フィルタロジック(及び/又はインフォメーションロジック)652は、条件取得要求に応じて、フィルタ(及び/又はインフォメーション)の動作条件の設定値を表示するための設定項目などの条件を、フィルタUI(及び/又はインフォメーションUI)651に返し(S628)、フィルタUI(及び/又はインフォメーションUI)651は、取得した条件を基に、フィルタ(及び/又はインフォメーション)の動作条件の設定値を表示する画面要素の作成を行い、作成された画面要素が、アクティビティUI621に渡される(S629)。
ここで、S626〜S629までの処理手順を、アクティビティ(作業工程)を構成する各フィルタ(及び/又はインフォメーション)に対応するフィルタロジック(及び/又はインフォメーションロジック)652の数分だけ繰り返し処理する(S630)〜(S637)。
アクティビティUI621は、S626の処理手順によって取得した条件を基に、アクティビティ(作業工程)の動作条件の設定値を表示するUI画面作成を行い、各フィルタUI(及び/又はインフォメーションUI)651が作成した画面要素を基に、動作条件を表示するUI全体の画面を作成し、表示部19に表示する(S638)〜(S639)。
図29は、本発明の第1の実施形態に係るマクロ読み出しのコンポーネント間の処理手順の一例(その3)を示すシーケンス図である。以下に説明する処理手順は、図28の処理手順の続きである。
(2−4)マクロ構成情報解析
マクロアクティビティUI671は、取得したマクロヘッダ情報411を解析し、該当するアクティビティ(作業工程)や、アクティビティ(作業工程)を構成するフィルタ(作業手順)などについて調べ、マクロヘッダ情報411からマクロ構成情報414を読み取る(S640)。その後、マクロアクティビティUI671は、マクロアクティビティロジック672に対して、マクロ構成情報414を基に、データ管理66が保管しているマクロ条件を読み出す要求を行う(S641)。
更に、マクロアクティビティロジック672は、マクロ条件読み出し要求に応じて、該当するアクティビティロジック622に対して、受け取ったマクロ構成情報414を基に、同じ要求を行う(S642)。
(2−5)マクロ条件読み出し
アクティビティロジック622は、マクロ条件読み出し要求に応じて、要求時に受け取ったマクロ構成情報414のマクロ条件IDを基に、データ管理66を参照し(S643)、アクティビティ(作業工程)のマクロ条件(アクティビティ条件413)を取得する(S644)。
取得したマクロ条件(アクティビティ条件413)は、アクティビティUI621に渡され(S645)、アクティビティ(作業工程)の動作条件の設定値として、表示部19に表示される(S646)。
また、アクティビティロジック622は、受け取ったマクロ条件読み出し要求を、アクティビティ(作業工程)を構成するフィルタ(作業手順)に対応するフィルタロジック(及び/又はインフォメーションロジック)652へ行う(S647)。
フィルタロジック(及び/又はインフォメーションロジック)652は、マクロ条件読み出し要求に応じて、要求時に受け取ったマクロ構成情報414のマクロ条件IDを基に、データ管理66を参照し(S648)、フィルタ(作業手順)のマクロ条件を取得する(S649)。取得したマクロ条件は、フィルタUI(及び/又はインフォメーションUI)651に渡され(S650)、フィルタ(作業手順)の動作条件の設定値として、表示部19に表示される(S651)。
ここで、S647〜S651までの処理手順を、アクティビティ(作業工程)を構成する各フィルタ(及び/又はインフォメーション)に対応するフィルタロジック(及び/又はインフォメーションロジック)652の数分だけ繰り返し処理する(S652)〜(S661)。
(2−6)マクロ実行
ローカル/リモートUI61は、マクロアクティビティUI671が作成した、図13のコピーアクティビティ画面33aやFAXアクティビティ画面33bのようなUI画面から[実行]ボタンがタッチされた際に、マクロ実行の指示を受け付ける。
<まとめ>
以上のように、本発明の第1の実施形態によれば、情報処理装置200が有するマクロ登録機能は、新規機能の動作条件を設定する場合や既存機能の新規動作条件を設定する場合など、動作条件の設定値を、マクロを実行する際のパラメータであるマクロ条件として保管することができる。
また、情報処理装置200は、マクロ条件として保管している各機能の動作条件設定を、動作条件設定毎に識別する条件識別情報(マクロ条件ID)で管理し、マクロを実行する際に読み出すマクロ情報41に実行する機能の動作条件設定に対応する条件識別情報(マクロ条件ID)を設定し保管することができる。よって、情報処理装置200は、実行する機能の動作条件設定の詳細を知らなくても、マクロ情報41を構成することができる。
また、情報処理装置200は、新規機能を追加する場合においても、既存のシステムに新しいロジックを実装することなく機能毎の動作条件設定を行うことができる(新規機能をインストールするだけで柔軟に対応することができる)。
次に、情報処理装置200が有するマクロ読み出し機能は、登録したマクロ情報41に含まれるマクロ構成情報414を取得し、取得したマクロ構成情報414の条件識別情報(マクロ条件ID)を基に、実行する機能の動作条件設定であるマクロ条件を読み出し、読み出したマクロ条件に従ってマクロを実行することができる。よって、情報処理装置200は、実行する機能の動作条件設定の詳細を知らなくても、マクロ情報41を読み出すことで、各機能の動作条件の設定値に従って、マクロを実行することができる。
また、情報処理装置200は、新規機能を追加する場合においても、既存のシステムに新しいロジックを実装することなく機能毎の動作条件設定を読み出すことができる(新規機能をインストールするだけで柔軟に対応することができる)。
このように、本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置200は、機能追加に柔軟に対応したマクロ情報の登録及び読み出しを行い、マクロを実行することができる。
また、本発明の実施形態1によれば、画像処理装置100は、上記効果を有する情報処理装置200と同様の機能構成を実装及び実行可能であることから、同様の効果を奏することができる。
最後に、本発明の実施形態1に係るマクロ登録及び読み出し機能は、第1の実施形態において説明した各処理手順を、動作環境(プラットフォーム)にあったプログラミング言語でコード化したプログラムをコンピュータで実行することで実現することができる。よって、本発明の第1の実施形態に係るマクロ登録及び読み出し機能を実行するプログラムは、コンピュータが読み取り可能な記憶媒体に格納することができる。
また、本発明の第1の実施形態に係る説明を行ってきたが、上記実施形態に挙げた形状に、その他の要素との組み合わせなど、ここで示した要件に、本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の主旨をそこなわない範囲で変更することが可能であり、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
本発明の第1の実施形態に係る画像処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る画像処理装置のソフトウェア構成の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るパイプ&フィルタの概念及びフィルタの構成要素の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る画像処理装置の基本処理手順(その1)の一例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係る画像処理装置の基本処理手順(その2)の一例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係るワークフローの構成要素の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るマクロ登録時のユーザインタフェースの画面表示例(その1)を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るマクロ登録時のユーザインタフェースの画面表示例(その2)を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るマクロ情報を構成するデータの関係の一例を示すクラス図である。 本発明の第1の実施形態に係るマクロ情報を構成するデータ項目の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る登録されるマクロ情報の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る登録途中のマクロ情報の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るマクロ読み出し時のユーザインタフェースの画面表示例(その1)を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るコンポーネントを構成するモジュールの関係の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るマクロ登録時に必要なコンポーネントの構成の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るマクロ読み出し時に必要なコンポーネントの構成の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るマクロ登録の主要機能構成の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るマクロ登録時のマクロ情報設定の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るマクロ読み出しの主要機能構成の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るマクロ登録の処理手順の一例を示すアクティビティ図である。 本発明の第1の実施形態に係るマクロ読み出しの処理手順の一例を示すアクティビティ図である。 本発明の第1の実施形態に係るマクロ登録においてアクティビティを指定しない場合(マルチアクティビティの場合)のコンポーネント間の処理手順の一例を示すシーケンス図である。 本発明の第1の実施形態に係るマクロ登録において特定のアクティビティを指定する場合のコンポーネント間の処理手順の一例を示すシーケンス図である。 本発明の第1の実施形態に係る文書操作時のマクロ登録を行う場合のコンポーネント間の処理手順の一例を示すシーケンス図である。 本発明の第1の実施形態に係るデータ操作時のマクロ登録を行う場合のコンポーネント間の処理手順の一例を示すシーケンス図である。 本発明の第1の実施形態に係るマクロ読み出しのコンポーネント間の処理手順の一例(その1)を示すシーケンス図である。 本発明の第1の実施形態に係るマクロ読み出しのコンポーネント間の処理手順の一例(その2)を示すシーケンス図である。 本発明の第1の実施形態に係るマクロ読み出しのコンポーネント間の処理手順の一例(その3)を示すシーケンス図である。
符号の説明
11 制御部(CPU)
12 主記憶部(ROM,RAM)
13 補助記憶部(HD)
14 ネットワークI/F
15 外部記憶装置I/F
16 外部装置I/F
17 出力装置I/F
18 入力装置I/F
19 表示部(パネル表示)
20 入力部(操作部)
21 印刷部(プロッタ部)
22 スキャナ部(画像読み取り部)
31 アプリケーション選択画面(a:コピーアクティビティ画面、b:マルチアクティビティ画面)
32 マクロパラメータ設定画面
33 登録マクロ一覧画面(a:コピーアクティビティ画面、b:FAXアクティビティ画面)
41 マクロ情報
411 マクロヘッダ情報
412 マクロボディ情報
413 アクティビティ条件(作業工程条件)
414 マクロ構成情報
415 フィルタ条件(作業手順条件)
51 コンポーネント
511 条件(パラメータ設定・保持機能)
512 ジョブ(処理実行機能)
61 ローカル/リモートユーザインタフェース(UI)
62 アクティビティに関するコンポーネント群
621 アクティビティユーザインタフェース(UI)
622 アクティビティロジック
63 リクエスト定義に関するコンポーネント群
631 リクエスト定義ユーザインタフェース(UI)
632 リクエスト定義ロジック
64 リクエスト管理
65 フィルタ(及び/又はインフォメーション)に関するコンポーネント群
651 フィルタユーザインタフェース(UI)(及び/又はインフォメーションユーザインタフェース(UI))
652 フィルタロジック(及び/又はインフォメーションロジック)
66 データ管理
67 マクロアクティビティに関するコンポーネント群
671 マクロアクティビティユーザインタフェース(UI)
672 マクロアクティビティロジック
70 マクロ登録手段
71 マクロ条件設定画面作成手段
72 マクロ条件設定手段
73 マクロ条件格納手段
74 マクロ条件識別情報管理手段
75 マクロ情報構成手段
76 マクロ情報格納手段
80 マクロ読み出し手段
81 マクロ構成情報取得手段
82 マクロ構成情報解析手段
83 マクロ条件読み出し手段
84 マクロ実行手段
85 マクロ条件読み出し画面作成手段
100 画像処理装置
101 ユーザインタフェース層
102 コントロール層
103 アプリケーションロジック層(a:入力、b:変換(加工)、c:出力フィルタ)
104 デバイス層(a:画像パイプ)
105 デバイス制御層
200 情報処理装置

Claims (18)

  1. データ入力手段、データ加工手段及びデータ出力手段の各作業手順からなる、作業工程を示す、少なくとも1つ以上のアクティビティによって構成されるマクロ情報を該情報処理装置に登録し、登録した前記マクロ情報を読み出すことで、マクロを実行する情報処理装置であって、
    前記マクロ情報の登録及び読み出し指示を受け付けるインタフェースと、
    前記インタフェースから受け付けた前記マクロ情報の登録指示に従って、前記アクティビティ、前記データ入力手段、前記データ加工手段及び前記データ出力手段の各動作条件設定を識別する条件識別情報が設定された前記マクロ情報を記憶装置に格納するマクロ登録手段と、
    前記インタフェースから受け付けた前記マクロ情報の読み出し指示に従って、前記マクロ登録手段により前記記憶装置へ格納した前記マクロ情報を読み出し、前記マクロを実行するマクロ読み出し手段とを有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記マクロ情報は、
    前記アクティビティ、前記データ入力手段、前記データ加工手段及び前記データ出力手段の各名前と各動作条件設定に対応付けられた前記条件識別情報とから構成されるマクロ構成情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記マクロ登録手段は、
    前記インタフェースから受け付けた前記マクロ情報の登録指示に従って、前記アクティビティ、前記データ入力手段、前記データ加工手段及び前記データ出力手段の各動作条件設定を受け付けるユーザインタフェースの画面を作成するマクロ条件設定画面作成手段と、
    前記マクロ条件設定画面作成手段により作成された前記ユーザインタフェースの画面から入力された、前記アクティビティ、前記データ入力手段、前記データ加工手段及び前記データ出力手段の各動作条件の設定値に基づいて、前記アクティビティ、前記データ入力手段、前記データ加工手段及び前記データ出力手段の各パラメータであるマクロ条件を設定するマクロ条件設定手段と、
    前記マクロ条件設定手段により設定した前記マクロ条件を前記記憶装置へ格納するマクロ条件格納手段とを有することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記マクロ登録手段は、
    前記マクロ条件格納手段により前記マクロ条件を格納する際に発行される前記条件識別情報を管理するマクロ条件識別情報管理手段と、
    前記マクロ条件識別情報管理手段により管理された前記条件識別情報のうち、前記アクティビティ、前記データ入力手段、前記データ加工手段及び前記データ出力手段の各マクロ条件に対応する前記条件識別情報を設定し、前記マクロ情報を構成するマクロ情報構成手段と、
    前記マクロ情報構成手段により構成された前記マクロ情報を前記記憶装置へ格納するマクロ情報格納手段とを有することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記マクロ条件設定画面作成手段は、
    当該情報処理装置が有する機能毎に前記ユーザインタフェースの画面を作成することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記マクロ条件設定手段は、
    当該情報処理装置が有する機能毎の前記動作条件の設定値に基づいて、前記マクロ条件を設定することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 前記マクロ条件格納手段は、
    当該情報処理装置が有する機能毎に設定された前記マクロ条件を前記記憶装置へ格納することを特徴とする請求項1ないし6のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  8. 前記マクロ条件識別情報管理手段は、
    当該情報処理装置が有する機能毎に、前記条件識別情報を管理することを特徴とする請求項1ないし7のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  9. 前記マクロ読み出し手段は、
    前記インタフェースから受け付けた前記マクロ情報の読み出し指示に従って、前記マクロ情報に含まれる前記マクロ構成情報を取得するマクロ構成情報取得手段と、
    前記マクロ構成情報取得手段により取得した前記マクロ構成情報を解析し、前記マクロ構成情報に含まれる前記条件識別情報を抽出するマクロ構成情報解析手段と、
    前記マクロ構成情報解析手段により解析され抽出した前記条件識別情報を基に、対応する前記マクロ条件を前記記憶装置から読み出すマクロ条件読み出し手段と、
    前記マクロ条件読み出し手段により読み出した前記マクロ条件を基に、前記マクロを実行するマクロ実行手段とを有することを特徴とする請求項1ないし8のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  10. 前記マクロ条件読み出し手段は、
    当該情報処理装置が有する機能毎に、前記マクロ条件を前記記憶装置から読み出すことを特徴とする請求項1ないし9のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  11. 前記マクロ読み出し手段は、
    当該情報処理装置が有する機能毎に、前記動作条件設定の表示や変更、前記マクロの実行指示を行う前記ユーザインタフェースの画面を作成するマクロ条件読み出し画面作成手段を有し、
    前記マクロ実行手段により前記マクロを実行する前に、前記マクロ条件読み出し画面作成手段により作成した前記ユーザインタフェースの画面から入力された前記動作条件の設定値に基づいて、前記マクロ条件設定手段により前記マクロ条件を変更することを特徴とする請求項1ないし10のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  12. 前記マクロ読み出し手段は、
    当該情報処理装置が有する機能毎に、前記動作条件の設定値の表示や前記動作条件の変更、マクロ実行指示を行う前記ユーザインタフェースの画面を作成するマクロ条件読み出し画面作成手段を有し、
    前記マクロ実行手段により前記マクロを実行する前に、前記マクロ条件読み出し画面作成手段により作成した前記ユーザインタフェースの画面から前記動作条件の設定値を確認し、前記ユーザインタフェースから受け付けた前記マクロ実行指示に従って、前記マクロ実行手段により前記マクロを実行することを特徴とする請求項1ないし11のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  13. 請求項1ないし12のいずれか一項に記載の情報処理装置を有する画像処理装置。
  14. データ入力手順、データ加工手順及びデータ出力手順の各作業手順からなる、作業工程を示す、少なくとも1つ以上のアクティビティによって構成されるマクロ情報を該情報処理装置に登録し、登録した前記マクロ情報を読み出すことで、マクロを実行する情報処理装置における情報処理方法であって、
    前記マクロ情報の登録及び読み出し指示を受け付けるインタフェースから受け付けた前記マクロ情報の登録指示に従って、前記アクティビティ、前記データ入力手順、前記データ加工手順及び前記データ出力手順の各動作条件設定を識別する条件識別情報が設定された前記マクロ情報とを記憶装置に格納するマクロ登録手順と、
    前記インタフェースから受け付けた前記マクロ情報の読み出し指示に従って、前記マクロ登録手順により前記記憶装置へ格納した前記マクロ情報を読み出し、前記マクロを実行するマクロ読み出し手順とを有することを特徴とする情報処理方法。
  15. 前記マクロ登録手順は、
    前記インタフェースから受け付けた前記マクロ情報の登録指示に従って、前記アクティビティ、前記データ入力手順、前記データ加工手順及び前記データ出力手順の各動作条件設定を受け付けるユーザインタフェースの画面を作成するマクロ条件設定画面作成手順と、
    前記マクロ条件設定画面作成手順により作成された前記ユーザインタフェースの画面から入力された、前記アクティビティ、前記データ入力手順、前記データ加工手順及び前記データ出力手順の各動作条件の設定値に基づいて、前記アクティビティ、前記データ入力手順、前記データ加工手順及び前記データ出力手順の各パラメータであるマクロ条件を設定するマクロ条件設定手順と、
    前記マクロ条件設定手順により設定した前記マクロ条件を前記記憶装置へ格納するマクロ条件格納手順とを有することを特徴とする請求項14に記載の情報処理方法。
  16. 前記マクロ登録手順は、
    前記マクロ条件格納手順により前記マクロ条件を格納する際に発行される前記条件識別情報を管理するマクロ条件識別情報管理手順と、
    前記マクロ条件識別情報管理手順により管理された前記条件識別情報のうち、前記アクティビティ、前記データ入力手順、前記データ加工手順及び前記データ出力手順の各マクロ条件に対応する前記条件識別情報を設定し、前記マクロ情報を構成するマクロ情報構成手順と、
    前記マクロ情報構成手順により構成された前記マクロ情報を前記記憶装置へ格納するマクロ情報格納手順とを有することを特徴とする請求項14又は15に記載の情報処理方法。
  17. 前記マクロ読み出し手順は、
    前記インタフェースから受け付けた前記マクロ情報の読み出し指示に従って、前記マクロ情報に含まれる、前記アクティビティ、前記データ入力手順、前記データ加工手順及び前記データ出力手順の各名前と各動作条件設定に対応付けられた前記条件識別情報とから構成されるマクロ構成情報を取得するマクロ構成情報取得手順と、
    前記マクロ構成情報取得手順により取得した前記マクロ構成情報を解析し、前記マクロ構成情報に含まれる前記条件識別情報を抽出するマクロ構成情報解析手順と、
    前記マクロ構成情報解析手順により解析され抽出した前記条件識別情報を基に、対応する前記マクロ条件を前記記憶装置から読み出すマクロ条件読み出し手順と、
    前記マクロ条件読み出し手順により読み出した前記マクロ条件を基に、前記マクロを実行するマクロ実行手順とを有することを特徴とする請求項14ないし16のいずれか一項に記載の情報処理方法。
  18. データ入力手段、データ加工手段及びデータ出力手段の各作業手順からなる、作業工程を示す、少なくとも1つ以上のアクティビティによって構成されるマクロ情報を該情報処理装置に登録し、登録した前記マクロ情報を読み出すことで、マクロを実行する情報処理装置における情報処理プログラムであって、
    コンピュータを、
    前記マクロ情報の登録及び読み出し指示を受け付けるインタフェースから受け付けた前記マクロ情報の登録指示に従って、前記アクティビティ、前記データ入力手段、前記データ加工手段及び前記データ出力手段の各動作条件設定を識別する条件識別情報が設定された前記マクロ情報とを記憶装置に格納するマクロ登録手段と、
    前記インタフェースから受け付けた前記マクロ情報の読み出し指示に従って、前記マクロ登録手段により前記記憶装置へ格納した前記マクロ情報を読み出し、前記マクロを実行するマクロ読み出し手段として機能させる情報処理プログラム。
JP2007006246A 2007-01-15 2007-01-15 情報処理装置、画像処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム Pending JP2008172725A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007006246A JP2008172725A (ja) 2007-01-15 2007-01-15 情報処理装置、画像処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
US11/968,438 US20080178199A1 (en) 2007-01-15 2008-01-02 Information processing device, image processing apparatus, information processing method, and storage medium
CN2008100015919A CN101227543B (zh) 2007-01-15 2008-01-14 信息处理装置,图像处理设备及信息处理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007006246A JP2008172725A (ja) 2007-01-15 2007-01-15 情報処理装置、画像処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008172725A true JP2008172725A (ja) 2008-07-24

Family

ID=39642515

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007006246A Pending JP2008172725A (ja) 2007-01-15 2007-01-15 情報処理装置、画像処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20080178199A1 (ja)
JP (1) JP2008172725A (ja)
CN (1) CN101227543B (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010041367A (ja) * 2008-08-05 2010-02-18 Ricoh Co Ltd 画像処理装置と画像処理装置の表示制御方法
JP2010074409A (ja) * 2008-09-17 2010-04-02 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム
JP2010211416A (ja) * 2009-03-09 2010-09-24 Ricoh Co Ltd 画像処理装置
KR20130077831A (ko) * 2010-05-03 2013-07-09 지멘스 악티엔게젤샤프트 스위치기어를 파라미터화하기 위한 엔지니어링 시스템에 대한 매크로 관리 시스템

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20090070856A1 (en) * 2007-09-11 2009-03-12 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus and utilization limiting method
US8826304B2 (en) * 2009-08-13 2014-09-02 Google Inc. Virtual object indirection in a hosted computer environment
JP5691605B2 (ja) * 2011-02-17 2015-04-01 株式会社リコー 画像処理装置、画面制御方法、画面制御プログラム及び記録媒体
JP5514772B2 (ja) * 2011-06-29 2014-06-04 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 操作装置及び操作方法
JP5790301B2 (ja) 2011-08-18 2015-10-07 株式会社リコー ネットワークシステム、画像投影装置、プログラム
JP6048189B2 (ja) 2013-02-08 2016-12-21 株式会社リコー 投影システム、画像生成プログラム、情報処理装置及び画像生成方法
US9883057B2 (en) * 2013-12-12 2018-01-30 Fuji Xerox Co., Ltd. Processing apparatus and program product for creating, in response to user instruction, process receiving portions to be displayed differently and to perform a different process
US9225599B2 (en) * 2013-12-16 2015-12-29 Software Ag Method and system to adapt functionality to capabilities of client and data storage
CN109784041B (zh) * 2018-12-29 2020-10-16 360企业安全技术(珠海)有限公司 事件处理方法和装置、以及存储介质和电子装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004163997A (ja) * 2002-09-20 2004-06-10 Fuji Xerox Co Ltd サービス処理装置、サービス処理方法及びプログラム
JP2004259250A (ja) * 2003-02-05 2004-09-16 Murata Mach Ltd 多機能サーバ装置
JP2004288041A (ja) * 2003-03-24 2004-10-14 Fuji Xerox Co Ltd データ処理システム及びプログラム
JP2006180289A (ja) * 2004-12-22 2006-07-06 Kyocera Mita Corp 画像形成システム、画像形成装置、情報処理装置、制御プログラム
JP2006302145A (ja) * 2005-04-22 2006-11-02 Canon Inc 文書登録システム、画像形成装置、情報処理装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5819691A (en) * 1995-03-06 1998-10-13 Lavi; Yaakov Apparatus for collecting animal waste deposits
EP1205843A3 (en) * 2000-11-13 2004-10-20 Canon Kabushiki Kaisha User interfaces
JP4095591B2 (ja) * 2004-08-04 2008-06-04 キヤノン株式会社 ユーザインタフェース装置、処理装置、ユーザインタフェース方法、プログラムおよび記憶媒体
JP4164481B2 (ja) * 2004-08-06 2008-10-15 キヤノン株式会社 画像形成装置、操作設定方法、画像形成システムおよび情報処理装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004163997A (ja) * 2002-09-20 2004-06-10 Fuji Xerox Co Ltd サービス処理装置、サービス処理方法及びプログラム
JP2004259250A (ja) * 2003-02-05 2004-09-16 Murata Mach Ltd 多機能サーバ装置
JP2004288041A (ja) * 2003-03-24 2004-10-14 Fuji Xerox Co Ltd データ処理システム及びプログラム
JP2006180289A (ja) * 2004-12-22 2006-07-06 Kyocera Mita Corp 画像形成システム、画像形成装置、情報処理装置、制御プログラム
JP2006302145A (ja) * 2005-04-22 2006-11-02 Canon Inc 文書登録システム、画像形成装置、情報処理装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010041367A (ja) * 2008-08-05 2010-02-18 Ricoh Co Ltd 画像処理装置と画像処理装置の表示制御方法
JP2010074409A (ja) * 2008-09-17 2010-04-02 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム
JP4730416B2 (ja) * 2008-09-17 2011-07-20 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム
US8274689B2 (en) 2008-09-17 2012-09-25 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Image processing apparatus, computer-readable recording medium, and method for acquiring and outputting an image
JP2010211416A (ja) * 2009-03-09 2010-09-24 Ricoh Co Ltd 画像処理装置
KR20130077831A (ko) * 2010-05-03 2013-07-09 지멘스 악티엔게젤샤프트 스위치기어를 파라미터화하기 위한 엔지니어링 시스템에 대한 매크로 관리 시스템
KR101639199B1 (ko) 2010-05-03 2016-07-13 지멘스 악티엔게젤샤프트 스위치기어를 파라미터화하기 위한 엔지니어링 시스템에 대한 매크로 관리 시스템

Also Published As

Publication number Publication date
US20080178199A1 (en) 2008-07-24
CN101227543B (zh) 2010-12-08
CN101227543A (zh) 2008-07-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008172725A (ja) 情報処理装置、画像処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
JP4861883B2 (ja) 画像形成装置及びアプリケーション実行方法
US8271425B2 (en) Image processing system and image processing device implementing a specific image processing function for each user as well as a computer program product for the same
JP5199761B2 (ja) 情報処理装置と画像入力装置、文書配信システムとそれらの制御方法
JP5219418B2 (ja) ファイル送信装置、方法、プログラム
CN101473640B (zh) 图像处理设备及其控制方法以及图像处理系统
JP5704800B2 (ja) データ処理装置、データ処理処理方法、プログラム
JP2005322971A (ja) 情報処理システム及びそれに用いる情報処理方法並びに情報処理プログラム
JP4861803B2 (ja) 情報処理装置、画像処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
JP2008305004A (ja) 画像形成装置、アプリケーション実行方法及びアプリケーション実行プログラム
EP2244453A2 (en) Display management system
CN101877755A (zh) 成像装置和成像系统
JP2007318686A (ja) 情報処理システム、電子機器、情報処理方法及び情報処理プログラム
US20080168441A1 (en) Data processing apparatus, image processing apparatus, data processing method, and computer-readable recording medium
JP5316077B2 (ja) 画像処理システム、画像処理装置、画像形成装置、画像処理方法及び画像処理プログラム
US9667814B2 (en) Image processing apparatus, method of executing a workflow, and storage medium
JP2007166426A (ja) 画像形成装置、ワークフロー実行方法及びワークフロー実行プログラム
JP2009141686A (ja) 画像形成装置、情報処理方法及びプログラム
JP2009141685A (ja) 画像形成装置、情報処理方法及びプログラム
JP5041973B2 (ja) 画像処理装置、画像処理装置におけるマクロ情報管理方法及びマクロ情報管理プログラム
JP4922836B2 (ja) 画像形成装置及びアプリケーション構築方法
JP2006087022A (ja) 画像入力装置およびその指示書更新方法
JP2009004913A (ja) 画像処理装置、アプリケーション実行方法及びアプリケーション実行プログラム
JP2005198113A (ja) 複合機及びメニュー実行方法
JP5037271B2 (ja) 画像形成装置、情報処理方法及び情報処理プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090515

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110314

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110419

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110617

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120605