JP2007166426A - 画像形成装置、ワークフロー実行方法及びワークフロー実行プログラム - Google Patents

画像形成装置、ワークフロー実行方法及びワークフロー実行プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ワークフローを構成する各作業項目を実行する際のユーザの作業負担を軽減させることのできる画像形成装置、ワークフロー実行方法及びワークフロー実行プログラムの提供を目的とする。
【解決手段】ワークフローの設定が可能な画像形成装置であって、前記ワークフローを構成する作業項目ごとに当該作業項目に関する設定情報が登録された作業項目管理手段と、前記作業項目管理手段に登録された前記作業項目ごとに当該作業項目を示す図形を表示させる表示手段と、前記図形の選択に応じ、当該図形に係る前記作業項目に対して登録された前記設定情報に基づく画像処理を実行させる作業項目実行手段とを有することにより上記課題を解決する。
【選択図】図6

Description

本発明は、画像形成装置、ワークフロー実行方法及びワークフロー実行プログラムに関し、特にワークフローの設定が可能な画像形成装置、ワークフロー実行方法及びワークフロー実行プログラムに関する。
オフィスにおける業務のワークフローの中で、定型作業として複写機等の画像形成装置が使われることが多い。その際、ユーザは、画像形成装置に対して予め決められた組み合わせによる設定を行う必要がある。
一方で、ワークフロー中に画像形成装置を使用する作業項目が複数含まれる場合、各作業項目において必要とされる設定はしばしば異なる。したがって、ワークフローに従った業務の遂行にあたり、ユーザは、作業項目ごとに異なる設定を画像形成装置に対して行なわなければならない。
特開2001−285534号公報
しかしながら、FAX、コピー、スキャナ、及びプリンタ等の複数の機能を一台の筐体において実現する複合機に代表されるように、近年の画像形成装置の多機能化に応じ、画像形成装置に対する設定内容は複雑化している。したがって、作業項目ごとの設定内容をユーザが記憶するのは非常に困難であり、また、設定作業自体も煩雑なものになるという問題があった。
なお、特許文献1には、ユーザが画像形成装置に対して行った任意の設定の組み合わせを記憶し、一つのボタンを押すだけで記憶した設定情報を読み出し、再設定を行うといった技術が記載されている。しかし、特許文献1に記載された技術では、設定呼び出し用のボタンに名前を付ける事は出来るが、それだけでは、そのボタンがワークフローの中いずれの作業項目に該当するかが分かりにくい。また、他のユーザの作業項目に対する設定ボタンも見えてしまい、特定のユーザに関係する設定ボタンを見つけ出すのが困難となる可能性がある。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、ワークフローを構成する各作業項目を実行する際のユーザの作業負担を軽減させることのできる画像形成装置、ワークフロー実行方法及びワークフロー実行プログラムの提供を目的とする。
そこで上記課題を解決するため、本発明は、ワークフローの設定が可能な画像形成装置であって、前記ワークフローを構成する作業項目ごとに当該作業項目に関する設定情報が登録された作業項目管理手段と、前記作業項目管理手段に登録された前記作業項目ごとに当該作業項目を示す図形を表示させる表示手段と、前記図形の選択に応じ、当該図形に係る前記作業項目に対して登録された前記設定情報に基づく画像処理を実行させる作業項目実行手段とを有することを特徴とする。
このような画像形成装置では、ワークフローを構成する各作業項目を実行する際の作業負荷を軽減させることができる。
また、上記課題を解決するため、本発明は、上記画像形成装置におけるワークフロー実行方法、又は前記ワークフロー実行方法をコンピュータに実行させるためのワークフロー実行プログラムとしてもよい。
本発明によれば、ワワークフローを構成する各作業項目を実行する際のユーザの作業負担を軽減させることのできる画像形成装置、ワークフロー実行方法及びワークフロー実行プログラムを提供することができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。まず、本実施の形態に係る画像形成装置(以下「複合機」と言う)1の概念について説明する。図1は、本実施の形態に係る複合機1を取り巻くネットワーク環境を説明するためのネットワーク図であり、図2は、図1に示した複合機1のハードウェア構成を示すブロック図であり、図3は、図1に示した複合機1のソフトウェアとハードウェアの関係を説明するための説明図である。
図1に示すように、近年のネットワーク化の進展により、オフィスなどに設けられたパーソナルコンピュータ(PC)などの機器は、LAN(Local Area Network)などのネットワークに接続され、相互に通信することができる。たとえば、同図に示したように、LANなどのネットワークには、クライアントPC、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)サーバ、FTP(File Transfer Protocol)サーバ、サーバPCなどが接続され、電子メールの送受信やファイル転送をすることができ、モデム接続された配信サーバは、オフィス外のファックス装置と通信することができる。
このようなネットワーク化の進展に伴い、複合機1についてもネットワークに接続され、PC等の機器と相互に通信することが可能となり、ハードディスク等の記憶装置を内蔵することで、いわゆるネットワーク複合機へと進化し、ユーザの様々なニーズに応えることができるようになった。
具体的には、複合機1は、通常のコピー機能に加えて、クライアントPCからの印刷要求により文書データ等を印刷するプリンタ機能、クライアントPCからのファックス要求により文書データ等をサーバPCに接続されたモデムを経由して他のオフィスのファックス機器に送信するファックス機能、受信したファックス文書やコピー文書を内蔵したハードディスクに蓄積する蓄積機能などを有するようになった。このような多くの機能を実現するために、複合機1に搭載されるソフトウェアは規模が大きくなり、また、複雑なものとなってきた。
図2は、かかる複合機1のハードウェア構成を示すブロック図である。同図に示すように、この複合機1は、コントローラ10とエンジン部(Engine)60とをPCI(Peripheral Component Interconnect)バスで接続した構成となる。コントローラ10は、複合機1全体の制御と描画、通信、操作パネルからの入力を制御するコントローラである。エンジン部60は、PCIバスに接続可能なプリンタエンジンなどであり、たとえば白黒プロッタ、1ドラムカラープロッタ、4ドラムカラープロッタ、スキャナまたはファックスユニットなどである。なお、このエンジン部60には、プロッタなどのいわゆるエンジン部分に加えて、誤差拡散やガンマ変換などの画像処理部分が含まれる。
コントローラ10は、CPU11と、ノースブリッジ(NB)13と、システムメモリ(MEM−P)12と、サウスブリッジ(SB)14と、ローカルメモリ(MEM−C)17と、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)16と、ハードディスクドライブ(HDD)18とを有し、ノースブリッジ(NB)13とASIC16との間をAGP(Accelerated Graphics Port)バス15で接続した構成となる。また、MEM−P12は、ROM(Read Only Memory)12aと、RAM(Random Access Memory)とをさらに有する。
CPU11は、複合機1の全体制御をおこなうものであり、NB13、MEM−P12およびSB14からなるチップセットを有し、このチップセットを介して他の機器と接続される。
NB13は、CPU11とMEM−P12、SB14、AGP15とを接続するためのブリッジであり、MEM−P12に対する読み書きなどを制御するメモリコントローラと、PCIマスタおよびAGPターゲットとを有する。
MEM−P12は、プログラムやデータの格納用メモリ、プログラムやデータの展開用メモリ、プリンタの描画用メモリなどとして用いるシステムメモリであり、ROM12aとRAM12bとからなる。ROM12aは、プログラムやデータの格納用メモリとして用いる読み出し専用のメモリであり、RAM12bは、プログラムやデータの展開用メモリ、プリンタの描画用メモリなどとして用いる書き込みおよび読み出し可能なメモリである。
SB14は、NB13とPCIデバイス、周辺デバイスとを接続するためのブリッジである。このSB14は、PCIバスを介してNB13と接続されており、このPCIバスには、ネットワークインタフェース(I/F)部なども接続される。
ASIC16は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのIC(Integrated Circuit)であり、AGP15、PCIバス、HDD18およびMEM−C17をそれぞれ接続するブリッジの役割を有する。このASIC16は、PCIターゲットおよびAGPマスタと、ASIC16の中核をなすアービタ(ARB)と、MEM−C17を制御するメモリコントローラと、ハードウェアロジックなどにより画像データの回転などをおこなう複数のDMAC(Direct Memory Access Controller)と、エンジン部60との間でPCIバスを介したデータ転送をおこなうPCIユニットとからなる。このASIC16には、PCIバスを介してFCU(Fax Control Unit)30、USB(Universal Serial Bus)40、IEEE1394(the Institute of Electrical and Electronics Engineers 1394)インタフェース50が接続される。
MEM−C17は、コピー用画像バッファ、符号バッファとして用いるローカルメモリであり、HDD(Hard Disk Drive)18は、画像データの蓄積、プログラムの蓄積、フォントデータの蓄積、フォームの蓄積を行うためのストレージである。
AGP15は、グラフィック処理を高速化するために提案されたグラフィックスアクセラレーターカード用のバスインタフェースであり、MEM−P12に高スループットで直接アクセスすることにより、グラフィックスアクセラレーターカードを高速にするものである。
図3は、かかる複合機1のハードウェアおよびソフトウェアの構成を示した概念図であり、統合アプリケーション110と、ソフトウェア100およびハードウェア200の階層関係を示している。同図に示すように、ハードウェア200は、ハードウェアリソース201を有し、このハードウェアリソース201は、スキャナ201a、プロッタ201b、HDD(Hard Disk Drive)201c、ネットワーク201dおよびその他のリソース201eを有する。なお、その他のリソース201eは、201a〜201d以外のハードウェアリソース201のことであり、たとえば、操作パネルなどの入出力デバイスを示す。
また、かかるハードウェア200に搭載されるソフトウェア100は階層化されており、オペレーティングシステム103の上層にはサービス層102が構築され、このサービス層102の上層にはアプリケーション層103が構築されている。そして、サービス層102は、各ハードウェアリソース(201a〜201e)を制御するドライバーに相当する、スキャナ制御102部a、プロッタ制御部102b、蓄積制御部102c、配信/メール送受信制御部102d、FAX送受信制御部102e、ネットワーク通信制御部102fおよびその他の制御部102gを有する。
図4は、複合機の操作パネルを説明するための説明図である。同図に示したように、かかる操作パネル400は、初期設定キー401、コピーキー402、コピーサーバーキー403、プリンタキー404、送信キー405、テンキー406、クリア/ストップキー407、スタートキー408、予熱キー409、リセットキー410および液晶タッチパネル420を有する。
初期設定キー401をタッチすると、液晶タッチパネル420に初期設定用のメニューが表示され、かかるメニューにおいては、収納される用紙サイズなどを設定することができる。また、コピーをしたい場合にはコピーキー402を、コピー結果を複合機1に蓄積したい場合にはコピーサーバーキー403を、プリンタに係る操作を行いたい場合には、プリンタキー404を、ファックスや蓄積画像などの送信をしたい場合には送信キー405を、それぞれタッチすると、液晶タッチパネル420に対応したメニューが表示される。
図5は、図4に示したコピーサーバーキー403をタッチすると、液晶タッチパネル420に表示されるメニューの一例である。図5に示すように、この液晶タッチパネル420には、原稿読み取りボタン421、リストから削除ボタン422、印刷条件ボタン423などのボタンと、蓄積文書の一覧が表示される。
そして、原稿を蓄積したい場合には、原稿を所定の場所にセットしたうえで、原稿読み取りボタン421をタッチする。また、蓄積文書を削除したい場合には、たとえば、ユーザIDがDEFの蓄積文書425をタッチし、かかる蓄積文書の表示を反転させたうえで、リストから削除ボタン422をタッチする。また、蓄積文書の印刷条件を変更したい場合には、たとえば、ユーザIDがABCの蓄積文書425をタッチし、かかる蓄積文書の表示を反転させたうえで、印刷条件ボタン423をタッチすると印刷条件メニューが表示される。
かかるメニューにおいて印刷条件を変更することで、選択した蓄積文書425の印刷条件を変更することができる。なお、蓄積文書の数が多く表示エリア内に操作対象となる文書が表示されていない場合には、前へボタンおよび後へボタンをタッチすることで、操作対象となる文書を表示することができる。
ところで、本実施の形態における複合機1の統合アプリケーション110には、ワークフロー機能を実現するモジュール(以下「ワークフローモジュール」という。)が実装されている。ここで、ワークフロー機能とは、ある業務に関する作業の一連の流れを自動的に制御する機能をいう。なお、本実施の形態では、ワークフローを構成する各作業の単位を「作業項目」と呼ぶこととする。すなわち、ある業務に関するワークフローは、一つ以上の作業項目によって構成される。
以下、本実施の形態における複合機1のワークフロー機能に関する処理手順について説明する。
図6は、ワークフロー実行時の処理手順を説明するためのアクティビティ図である。図6の処理は、CPU11がROM12aに記録されたプログラム(ワークフローモジュール)を処理することにより実現される。
まず、複合機1が、操作するユーザを識別するためにユーザの認証が行われる。すなわち、複合機1は、ユーザに対して認証情報の入力を要求する画面(ユーザ認証画面)を液晶タッチパネル420に表示させる(S101)。ユーザが、認証情報を入力すると(S102)。複合機1は、入力された認証情報に応じた認証方式によりユーザの認証を実行する(S103)。ユーザの認証方式としては、パスワード認証、指紋認証、又は静脈認証等、既知の様々なものが使用可能である。
ユーザの認証に失敗すると、複合機1は、処理を終了させる。一方、ユーザの認証に成功すると、複合機1は、例えば、HDD18に保存されているワークフロー情報をメモリ上に読み込む(S104)。
図7は、ワークフロー情報の構成例を示す図である。図7に示されるように、ワークフロー情報501は、作業項目ごとに、ID、作業順番、作業項目名、作業ユーザ、座標、設定情報、及び前回選択作業フラグ等の項目より構成される。
IDは、各作業項目を識別するためのIDである。作業順番は、ワークフロー内において各作業項目が実行される順番を示す。すなわち、作業順番に従って作業項目が実行されることにより、ワークフローが実現される。作業ユーザは、各作業項目を実行すべきユーザを示す。座標は、ワークフロー画面を液晶タッチパネル420に表示させる際に、当該ワークフロー画面において各作業項目を表す図形の配置位置を示す座標である。なお、ワークフロー画面とは、ワークフローを構成する各作業項目を実行させるためのユーザインタフェースを提供する画面である。設定情報は、作業項目において実行される画像処理(例えば、印刷、コピー、FAX送信、スキャン等)に対する設定情報を示す。設定情報は、例えば、印刷やコピーであれば、印刷又はコピー枚数、片面又は両面の別、ステープルに関する設定、パンチ処理に関する設定等、通常の印刷又はコピー操作において利用可能な各種設定項目の組み合わせによって構成される。前回選択作業フラグは、ワークフローに基づく前回の作業時に選択され、実行された作業項目(以下「前回選択作業項目」という。)を識別するためのフラグ情報であり、本実施の形態では、前回選択作業項目には「1」が、それ以外には「0」が登録される。
なお、ステップS104では、ワークフロー情報のうち、少なくとも各作業項目の作業順番、作業項目名、及び作業ユーザが読み込まれればよい。
続いて、複合機1は、前回選択作業フラグに基づいて前回選択作業項目を判別する(S105)。続いて、複合機1は、ステップS104において読み込んだ情報に基づいて、ワークフロー画面を液晶タッチパネル420に表示させる(S106)。なお、この際、複合機1は、認証されたユーザに係る作業項目、すなわち、作業ユーザが認証されたユーザと同一である作業項目のみをワークフロー画面に表示させる。これによって、ユーザは、自らに関係する作業項目を容易に認識することができる。
図8は、ワークフロー画面の表示例を示す図である。図8において、ワークフロー画面510には、各作業項目を表す図形として作業AAAボタン511、作業BBBボタン512、及び作業CCCボタン513が表示され、各図形は、作業の流れ(順番)を示す矢印によって連結されている。また、ワークフロー画面510は、設定情報表示領域514を有する。設定情報表示領域514は、選択された作業項目に対して登録された設定情報の内容が表示される領域である。
ところで、図8においては、作業AAAボタン511が強調表示されている。これは、次に実行すべき作業項目が作業AAAであることをユーザに認識させるためである。すなわち、複合機1は、ステップS105において判別した、前回選択作業項目の次の作業項目を強調表示させる。ここでは、前回選択作業項目は存在しないため(全ての作業項目が未完了であるため)、作業順番が「1」である(最初の作業項目である)作業AAAボタン511が強調表示されている。これによって、ユーザは、次に実行すべき作業項目、又は実行される可能性の高い作業項目を容易に認識することができる。なお、図8では白黒反転によって強調を行っているが、明度変化、彩度変化、色調変化、又はボタン形状変化等、他の様々な方法によって強調表示を行ってもよい。
続いて、ユーザが、例えば強調表示されている作業項目ボタン(作業AAAボタン511)を液晶タッチパネル420上で選択すると、その作業項目が前回選択作業項目としてワークフロー情報501に登録される(S108)。すなわち、前回選択作業項目の前回選択作業フラグの値が「0」にされ、選択された作業項目の前回選択作業フラグの値が「1」にされる。続いて、複合機1は、選択された作業項目に対して登録されている設定情報を読み込み、当該設定情報をワークフロー画面510に表示させる(S109)。
図9は、選択された作業項目の設定情報が表示されたワークフロー画面の表示例を示す図である。図9では、作業AAAボタン511が選択され、それに応じて作業AAAに対して登録された設定情報が設定情報表示領域514に表示されている。
続いて、複合機1は、当該設定情報に基づいた画像処理を実行し(S110)、ワークフロー画面の表示内容を、次の作業項目(作業BBB)を強調表示させることにより更新する(S111)。
上述したように、本実施の形態における複合機1によれば、ユーザは、表示されたワークフロー画面510に表示される作業項目の中から、実行すべき作業項目を選択するだけで、当該作業項目に対応した設定情報に基づく画像処理を実行させることができる。したがって、ユーザが作業項目ごとに設定情報を把握しておくことの必要性や、作業項目ごとの設定作業の煩雑さを低減させることができる。
次に、ワークフロー情報501を、複合機1とネットワークを介して接続されるクライアントPCより編集する際の処理手順について説明する。図10は、ワークフロー編集時の処理手順を説明するためのアクティビティ図である。なお、図10において、複合機1側の処理は、複合機1のCPU11がROM12aに記録されたワークフローモジュールを処理することにより実現される。また、クライアントPC側の処理は、クライアントPCにインストールされた編集補助ソフトがクライアントPCのCPUによって処理されることにより実現される。ここで、編集補助ソフトとは、ユーザによるワークフロー情報の編集を補助するためのソフトウェアである。但し、例えば、ワークフローの編集システムをWebシステムによって実現する場合は、クライアントPCには汎用的なWebブラウザがインストールされていればよい。
ステップS201において、ユーザは、クライアントPCにおいて、編集補助ソフトによって表示されたワークフロー編集画面において、ワークフロー図を作成し、そのワークフローを構成する各作業項目に対する設定情報を入力する。ここで、ワークフロー図とは、作業項目ごとの図形(例えば、矩形)が配置され、その並びや矢印等によって、作業順番が定義された図である。
続いて、クライアントPCは、ユーザによって作成されたワークフロー図に基づいて、ワークフロー情報501を生成する(S202)。ユーザが、ワークフロー編集画面においてワークフロー編集の終了を指示すると(S203)、クライアントPCは、ワークフロー情報501を複合機1に送信する(S204)。
複合機1は、ワークフロー情報501を受信すると(S205)、当該ワークフロー情報501を保存する(S206)。
上述したように、本実施の形態における複合機1及びクライアントPCによれば、複合機1におけるワークフローの編集にあたり、複合機1の操作パネル400だけではなく、使い慣れたPCによってワークフローの編集が行えるため、ワークフロー編集の作業効率を上げることができる。また、ワークフロー編集のために複合機1の操作が占有されてしまうことを回避することができる。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
複合機をとりまくネットワーク環境を示すネットワーク図である。 複合機のハードウェアを説明するための説明図である。 複合機におけるハードウェアおよびソフトウェアの階層構造を説明するための説明図である。 複合機の操作パネルを説明するための説明図である。 液晶タッチパネルに表示されるメニュー例を説明するための説明図である。 ワークフロー実行時の処理手順を説明するためのアクティビティ図である。 ワークフロー情報の構成例を示す図である。 ワークフロー画面の表示例を示す図である。 選択された作業項目の設定情報が表示されたワークフロー画面の表示例を示す図である。 ワークフロー編集時の処理手順を説明するためのアクティビティ図である。
符号の説明
1 画像形成装置(複合機)
10 コントローラ
11 CPU
12 MEM−P
12a ROM
12b RAM
13 NB
14 SB
15 AGP
16 ASIC
17 MEM−C
18 HDD
20 キーボード(オペレーションパネル)
30 FCU
40 USB
50 IEEE1394
60 エンジン部(Engine)
100 ソフトウェア
101 アプリケーション層
102 サービス層
102a スキャナ制御部
102b プロッタ制御部
102c 蓄積制御部
102d 配信/メール送受信制御部
102e FAX送受信制御部
102f ネットワーク通信制御部
102g その他の制御部
103 オペレーティングシステム
110 統合アプリケーション
200 ハードウェア
201 ハードウェアリソース
201a スキャナ
201b プロッタ
201c HDD
201d ネットワーク
201e その他のリソース
400 操作パネル
401 初期設定キー
402 コピーキー
403 コピーサーバーキー
404 プリンタキー
405 送信キー
406 テンキー
407 クリア/ストップキー
408 スタートキー
409 予熱キー
410 リセットキー
420 タッチパネル
421 原稿読み取りボタン
422 リストから削除ボタン
423 印刷条件ボタン
424 文書リスト例1
425 文書リスト例2

Claims (11)

  1. ワークフローの設定が可能な画像形成装置であって、
    前記ワークフローを構成する作業項目ごとに当該作業項目に関する設定情報が登録された作業項目管理手段と、
    前記作業項目管理手段に登録された前記作業項目ごとに当該作業項目を示す図形を表示させる表示手段と、
    前記図形の選択に応じ、当該図形に係る前記作業項目に対して登録された前記設定情報に基づく画像処理を実行させる作業項目実行手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  2. ユーザを識別するユーザ識別手段を有し、
    前記表示手段は、前記ユーザ識別手段によって識別されたユーザに係る前記作業項目について前記図形を表示させることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. ネットワークを介して送信される要求に基づいて、前記作業項目管理手段に対して前記設定情報を登録する登録手段を有することを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 前記表示手段は、実行すべき作業項目と他の作業項目とを識別できるように前記図形を表示させることを特徴とする請求項1乃至3いずれか一項記載の画像形成装置。
  5. 前記表示手段は、実行すべき作業項目に対応する図形を強調表示させることを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  6. ワークフローの設定が可能な画像形成装置におけるワークフロー実行方法であって、
    前記ワークフローを構成する作業項目ごとに当該作業項目を示す図形を表示させる表示手順と、
    前記図形の選択に応じ、当該図形に係る前記作業項目に対して登録された設定情報に基づく画像処理を実行させる作業項目実行手順とを有することを特徴とするワークフロー実行方法。
  7. ユーザを識別するユーザ識別手順を有し、
    前記表示手順は、前記ユーザ識別手順において識別されたユーザに係る前記作業項目について前記図形を表示させることを特徴とする請求項6記載のワークフロー実行方法。
  8. ネットワークを介して送信される要求に基づいて、前記設定情報を登録する登録手順を有することを特徴とする請求項6又は7記載のワークフロー実行方法。
  9. 前記表示手順は、実行すべき作業項目と他の作業項目とを識別できるように前記図形を表示させることを特徴とする請求項6乃至8いずれか一項記載のワークフロー実行方法。
  10. 前記表示手順は、実行すべき作業項目に対応する図形を強調表示させることを特徴とする請求項9記載のワークフロー実行方法。
  11. 請求項6乃至10いずれか一項記載のワークフロー実行方法をコンピュータに実行させるためのワークフロー実行プログラム。
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