JP7006088B2 - 画像処理装置、ワークフロー実行方法、およびコンピュータプログラム - Google Patents

画像処理装置、ワークフロー実行方法、およびコンピュータプログラム Download PDF

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本発明は、画像処理装置におけるワークフローの技術に関する。
コピー、スキャン、ファックス、およびファイルサーバなどのサービスを提供する画像形成装置が普及している。このような様々なサービスを提供する画像形成装置は、一般に、「MFP(Multi Function Peripherals)」または「複合機」などと呼ばれている。
また、近年、画像形成装置は、インターネットに設けられたサーバ(例えば、いわゆるクラウドサーバ)などへ通信回線を介して接続し、そのサーバが提供するサービスを使用することができるようになった。
さらに、近年、画像形成装置のサービスおよびクラウドサーバのサービスを組み合わせてプログラムを作成することによって、応用的なジョブを実行させることができる。このようなプログラムは、一般に、「ワークフロー」と呼ばれる。ワークフローを登録しておき、繰り返し使用することもできる。
ワークフローに基づいてジョブを実行するためには、そのワークフローを構成するサービスごとに条件値を設定する必要がある。
このような設定に関する操作性を向上させるための技術として、次のような技術が提案されている。
コピー、スキャナ、ファックス、プリンタ等の各機能を実行する際の複数の条件データを含む設定データが記憶されている設定データ記憶部と、設定入力部により条件データを初期設定から変更する操作が行なわれると、その都度設定データ記憶部に記憶される設定データを更新する設定受付部と、設定データの更新が行なわれると、登録設定データ記憶部に記憶される登録設定データの中から更新された現在の設定内容の設定データに一致する登録設定データを検索する検索部と、現在の設定内容に一致する登録設定データが検索されると、その旨をユーザに通知するためのメッセージを表示するタッチパネル部とを、画像形成装置に設ける(特許文献1)。
特開2005-254639号公報
ところで、上述の通り、ユーザは、ワークフローを保存しておき、繰り返し使用することができる。
しかし、サービスが増えると、登録されるワークフローも増える。登録されるワークフローが増えれば増えるほど、ユーザは、使用するワークフローを探し出して選択するのが困難になる。
本発明は、このような問題点に鑑み、ワークフローの登録数を従来よりも少なくすることを、目的とする。
本発明の一形態に係る画像処理装置は、第一のワークフローを構成する複数のステップのうちの全部または一部を選択肢として提示する提示手段と、前記複数のステップのうちの前記選択肢として提示されたものの中から選択された被選択ステップを示すワークフローデータとして、当該被選択ステップそれぞれにおいて使用するサービスおよび当該サービスそれぞれにおける項目ごとの条件値を示すデータを記憶手段に記憶させる登録手段と、前記複数のステップそれぞれの前記サービスごとに前記条件値を指定するのにユーザに掛かる負担の度合を求める取得手段と、前記複数のステップごとに、前記条件値をユーザが指定するための画面をディスプレイに表示する、画面表示手段と、前記ワークフローデータが選択された後、当該ワークフローデータに示される前記被選択ステップを含む第二のワークフローを実行する、実行手段と、を有し、前記提示手段は、前記複数のステップのうちの前記度合が高いものから優先的に前記選択肢として提示し、前記取得手段は、前記複数のステップそれぞれの前記度合を、前記画面が前記ディスプレイに表示されていた時間が長いほど高くなるように求める。
または、前記取得手段は、前記複数のステップそれぞれの前記度合を、前記画面に対する操作の回数が多いほど高くなるように求めてもよい。
または、前記取得手段は、前記複数のステップそれぞれの前記度合を、前記ディスプレイに表示された前記画面の数が多いほど高くなるように求めてもよい。
または、前記ディスプレイがタッチディスプレイである場合は、前記取得手段は、前記複数のステップそれぞれの前記度合を、前記画面が表示されているときに前記タッチパネルディスプレイに対して行われた所定のジェスチャの距離が長いほど高くなるように求めてもよい。
本発明の他の一形態に係る画像処理装置は、ワークフローを実行する画像処理装置であって、第一のワークフローを構成する複数のステップのうちの全部または一部を選択肢として提示する提示手段と、前記複数のステップのうちの前記選択肢として提示されたものの中から選択された被選択ステップを示すワークフローデータとして、当該被選択ステップそれぞれにおいて使用するサービスおよび当該サービスそれぞれにおける項目ごとの条件値を示すデータを記憶手段に記憶させる登録手段と、前記ワークフローデータが選択された後、当該ワークフローデータに示される前記被選択ステップを含む第二のワークフローを、被選択ステップにおいて使用する前記サービスが当該画像処理装置のものである場合は当該画像処理装置のハードウェアによって当該サービスを提供し、当該画像処理装置に通信回線を介して接続される外部装置のものである場合は当該サービスを提供するように当該外部装置へ要求することによって実行する、実行手段と、を有する。
本発明によると、ワークフローの登録数を従来よりも少なくすることができる。
画像処理システムの全体的な構成の例を示す図である。 画像形成装置のハードウェア構成の例を示す図である。 画像形成装置の機能的構成の例を示す図である。 メニュー画面の例を示す図である。 サービス指定受付画面の例を示す図である。 条件指定画面の例を示す図である。 条件指定画面の例を示す図である。 条件指定画面の例を示す図である。 サービス条件データの例を示す図である。 サービス指定受付画面の例を示す図である。 サービス指定受付画面の例を示す図である。 条件指定画面の例を示す図である。 条件指定画面の例を示す図である。 サービス指定受付画面の例を示す図である。 登録メニュー画面の例を示す図である。 ステップ選択画面の例を示す図である。 ワークフローデータの例を示す図である。 一覧画面の例を示す図である。 ワークフロー受付画面の例を示す図である。 ワークフロー受付画面の例を示す図である。 ワークフロー受付画面の例を示す図である。 ワークフロー受付画面の例を示す図である。 ワークフロー処理プログラムによる処理の流れの例を示すフローチャートである。 第一のワークフロー作成処理の流れの例を示すフローチャートである。 第二のワークフロー作成処理の流れの例を示すフローチャートである。 タッチパネルディスプレイにおける条件指定画面の遷移の例を示す図である。
図1は、画像処理システム5の全体的な構成の例を示す図である。図2は、画像形成装置1のハードウェア構成の例を示す図である。
画像処理システム5は、図1に示すように、画像形成装置1、複数のサーバ2、複数の端末装置3、および通信回線4などによって構成される。画像処理システム5は、画像に関する種々の処理を行うことによってユーザへ種々のサービスを提供する。
画像形成装置1、複数のサーバ2、および複数の端末装置3は、通信回線4を介して通信することができる。通信回線4として、インターネット、LAN(Local Area Network)回線、または専用線などが用いられる。
画像形成装置1は、プリント、スキャン、ファックス、およびボックスなど種々のサービスを提供する画像処理装置である。「MFP(Multi Function Peripherals)」または「複合機」と呼ばれることがある。
「ボックスサービス」は、ユーザごとに「ボックス」または「パーソナルボックス」などと呼ばれる記憶領域を与えておき、各ユーザが自分の記憶領域によって画像データなどのデータを保存し管理するためのサービスである。ボックスは、パーソナルコンピュータにおける「フォルダ」または「ディレクトリ」に相当する。
画像形成装置1は、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)10a、RAM(Random Access Memory)10b、ROM(Read Only Memory)10c、補助記憶装置10d、eMMC(embedded Multi Media Card)10e、タッチパネルディスプレイ10f、操作キーパネル10g、NIC(Network Interface Card)10h、モデム10i、スキャンユニット10j、プリントユニット10k、およびイルミネーション部10mなどによって構成される。
タッチパネルディスプレイ10fは、ユーザに対するメッセージを示す画面、ユーザがコマンドまたは情報を入力するための画面、およびCPU10aなどが実行した処理の結果を示す画面などを表示する。また、タッチパネルディスプレイ10fは、タッチされた位置を示す信号をCPU10aへ送る。
操作キーパネル10gは、いわゆるハードウェアキーボードであって、テンキー、スタートキー、ストップキー、およびファンクションキーなどによって構成される。
NIC10hは、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)などのプロトコルによってサーバ2または端末装置3と通信を行う。
モデム10iは、ファクシミリ端末との間でG3などのプロトコルで画像データをやり取りする。
スキャンユニット10jは、イメージセンサ、読取用スリット、フラットベッド、およびADF(Auto Document Feeder)などによって構成される。ADFは、用紙がセットされると、それを1枚ずつ読取用スリットへ向けて搬送する。フラットベッドには、用紙がユーザによってセットされる。イメージセンサは、ADFに用紙がセットされた場合は、用紙が読取用スリットを通過する際に、用紙をスキャンして画像データを生成する。または、フラットベッドに用紙がセットされた場合は、フラットベッドを走査することによって用紙をスキャンして画像データを生成する。
プリントユニット10kは、給紙装置、プリントエンジン、および排紙装置などによって構成される。給紙装置は、プリントエンジンへ用紙を供給する。プリントエンジンは、スキャンユニット10jによって読み取られた画像または他の装置から受信した画像などを用紙に印刷する。排紙装置は、画像が印刷された用紙を排出する。
イルミネーション部10mは、画像形成装置1における種々の状態、例えば、プリントユニット10kの給紙装置にセットされている用紙の残量、プリントユニット10kのプリントエンジンのトナーの残量、またはモデム10iが通信を行っているか否かなどを通知するためのランプである。イルミネーション部10mとして、1つまたは複数個のLED(Light Emitting Diode)が用いられる。
ROM10c、補助記憶装置10d、またはeMMC10eには、上述のサービスを提供するためのアプリケーションのほか、ワークフロー処理プログラム10P(図3参照)が記憶されている。ワークフロー処理プログラム10Pについては、後述する。
さらに、ROM10c、補助記憶装置10d、またはeMMC10eには、各サーバ2が提供する各サービスを使用するためのアプリケーションが記憶されている。
これらのプログラムは、RAM10bにロードされ、CPU10aによって実行される。補助記憶装置10dとして、ハードディスクまたはSSD(Solid State Drive)などが用いられる。
サーバ2は、いわゆるクラウドサーバであって、クラウドストレージ、OCR(Optical Character Recognition)、電子メール、または翻訳などのサービスを提供する。サーバ2は、ISP(Internet Service Provider)のような企業によって運営される。
「クラウドストレージ」のサービスは、ユーザごとに「フォルダ」または「ディレクトリ」などと呼ばれる記憶領域を与えておき、各ユーザが自分の記憶領域によって、画像形成装置1または端末装置3から送信されてきたデータを保存し管理するための機能である。クラウドストレージのサービスは、「オンラインストレージ」と呼ばれることもある。
「OCR」のサービスは、画像形成装置1または端末装置3から送信されてきた画像データに示される画像の中の文字列を認識し、その文字列を示すテキストデータを生成するサービスである。
「電子メール」のサービスは、画像形成装置1または端末装置3において入力された電子メールを相手へ送信したり、相手から送信されてきた電子メールを受信し画像形成装置1または端末装置3へ転送したりサービスである。
「翻訳」のサービスは、画像形成装置1または端末装置3から送信されてきたテキストデータに示される、ある言語(例えば、英語)の文章を、他の言語(例えば、日本語)の文章へ翻訳するサービスである。
以下、各サーバ2を「サーバ2A」、「サーバ2B」、…と区別して記載する。サーバ2Aは、少なくともOCRサービスを提供し、サーバ2Bは、少なくともクラウドストレージのサービスを提供している。
端末装置3は、画像形成装置1またはサーバ2のサービスをユーザが受けるための処理を行うクライアントである。端末装置3として、パーソナルコンピュータ、タブレットコンピュータ、またはスマートフォンなどが用いられる。
ワークフロー処理プログラム10Pによると、ユーザは、画像形成装置1自身の1つまたは複数のサービスといずれかのサーバ2の1つまたは複数のサービスとを組み合わせることによってワークフローを作成することができる。そして、ワークフローに基づいて応用的なジョブを画像処理システム5に実行させることができる。
例えば、画像形成装置1のスキャンサービス、サーバ2AのOCRサービス、およびサーバ2Bのクラウドストレージサービスを組み合わせることによって、次のようなジョブのワークフローを作成することができる。
ワークフローの1番目のステップにおいて、画像形成装置1のスキャンサービスによって、スキャンユニット10jにセットされた用紙から画像を読み取って画像データを生成する。2番目のステップにおいて、サーバ2AのOCRサービスによって、その画像データに示される画像に記される中の文字列を認識し、その文字列を示すテキストデータを生成する。そして、3番目のステップにおいて、サーバ2Bのクラウドストレージサービスによって、そのテキストデータを所定のフォルダに保存する。以下、このワークフローを「スキャン-OCR-クラウド保存ワークフロー」と記載する。
また、ユーザは、新しいワークフローを、過去の他のワークフローの全部分または一部分を用いて作成することもできるし、用いることなく一から作成することもできる。以下、ワークフロー処理プログラム10Pによる処理について、説明する。
図3は、画像形成装置1の機能的構成の例を示す図である。図4は、メニュー画面6Aの例を示す図である。図5は、サービス指定受付画面6Bの例を示す図である。図6~図8は、条件指定画面6C1の例を示す図である。図9は、サービス条件データ7Aの例を示す図である。図10~図11は、サービス指定受付画面6Bの例を示す図である。図12は、条件指定画面6C2の例を示す図である。図13は、条件指定画面6C3の例を示す図である。図14は、サービス指定受付画面6Bの例を示す図である。図15は、登録メニュー画面6Dの例を示す図である。図16は、ステップ選択画面6Eの例を示す図である。図17は、ワークフローデータ7Dの例を示す図である。
画像形成装置1および各サーバ2には、サービスの提供者としての識別子(以下、「提供者識別子」と記載する。)が予め与えられている。例えば、画像形成装置1には、「MFP」という提供者識別子が与えられており、サーバ2Aには「ISP_AAA」という提供者識別子が与えられており、サーバ2Bには「ISP_BBB」という提供者識別子が与えられている。
また、サービスごとにサービス識別子が予め与えられている。サービス識別子は、1つの提供者の中でユニークであればよく、複数の提供者において重複していてもよい。例えば、「クラウドストレージ」というサービス名が複数のサーバ2においてサービス識別子として用いられていてもよい。したがって、サービスは、画像処理システム5全体において、つまり、ローカルではなくグローバルにおいて、提供者識別子およびサービス識別子の組合せによって特定される。
ワークフロー処理プログラム10Pによると、図3に示すメニュー画面表示部101、第一のワークフロー受付部102、負担度取得部103、第一のワークフロー実行部104、ワークフローデータ登録部105、第二のワークフロー受付部121、第二のワークフロー実行部122、ワークフローデータ更新部123、中間データ記憶部131、およびワークフローデータ記憶部132などが画像形成装置1に実現される。
ユーザは、所定のコマンドを入力することによってワークフロー処理プログラム10Pを起動させる。
すると、メニュー画面表示部101は、図4のようなメニュー画面6Aをタッチパネルディスプレイ10fに表示させる。
メニュー画面6Aには、第一の作成ボタン6A1および第二の作成ボタン6A2が配置されている。ユーザは、新しいワークフローを過去の他のワークフローの全部分をも一部分をも用いることなく一から作成する場合は、第一の作成ボタン6A1をタッチする。用いて作成する場合は、第二の作成ボタン6A2をタッチする。
〔一からワークフローを作成し実行する場合〕
第一の作成ボタン6A1がタッチされると、第一のワークフロー受付部102は、新しいワークフローの内容を受け付けるための処理を次のように実行する。
第一のワークフロー受付部102は、図5のようなワークフロー受付画面6Bをタッチパネルディスプレイ10fに表示させる。以下、スキャン-OCR-クラウド保存ワークフローが作成される場合を例に説明する。
ワークフロー受付画面6Bには、設定領域60が1つ予め配置されている。設定領域60は、ステップを設定するための領域であって、提供者入力領域6B11およびサービス入力領域6B12を有する。
ユーザは、ワークフローの1番目のステップで実行させるサービスを提供する提供者(画像形成装置1またはサーバ2)の提供者識別子を提供者入力領域6B11に入力し、そのサービスのサービス識別子をサービス入力領域6B12に入力する。これにより、ワークフローの1番目のステップで実行させるサービスが特定される。
すると、第一のワークフロー受付部102は、特定したサービスの項目ごとの条件値を指定するための条件指定画面6Cをタッチパネルディスプレイ10fに表示させる。そして、ユーザは、タッチパネルディスプレイ10fに対して操作を行うことによって、項目ごとの条件値を指定する。
例えば、特定したサービスが画像形成装置1のスキャンサービスである場合は、第一のワークフロー受付部102は、条件指定画面6Cとして、図6のような条件指定画面6C1を表示させる。条件指定画面6Cは、デフォルト値が予め入力された状態で表示される。ユーザは、原稿の用紙の読取面の条件値として「両面」を指定する場合は、ボタン6C11をタッチして図7のようにメニュー6C12を表示させ、ボタン6C13をタッチする。さらに、原稿のカラーモード(原稿をいわゆるカラー原稿として読み取るのかモノクロ原稿として読み取るのかの項目)の条件値として「モノクロ原稿」を指定する場合は、ボタン6C14をタッチして図8のようにメニュー6C15を表示させ、ボタン6C16をタッチする。
ユーザは、条件値を指定し終えたら、所定の操作を行う。例えば、条件指定画面6C1が表示されている場合は、操作キーパネル10gの所定のキーを押す。
なお、ユーザは、そのサービスのすべての項目について条件値を指定する必要は、ない。デフォルト値のままでよい項目については、条件値を指定することなく放置しておけばよい。
所定の操作が行われると、第一のワークフロー受付部102は、そのサービスの項目それぞれの指定された条件値を受け付け、そのステップを実行する順番を表わすステップ番号、そのサービスのサービス識別子、そのサービスを提供する提供者の提供者識別子、および各項目の各条件値を示すサービス条件データ7Aを生成する。さらに、ワークフロー受付画面6Bを、各条件値が1番目のステップの設定領域60に示されるように更新して再び表示させる。
例えば、そのサービスがスキャンサービスである場合は、第一のワークフロー受付部102は、図9(A)のようなサービス条件データ7Aを生成し、サービス指定受付画面6Bを図10のように更新する。
なお、第一のワークフロー受付部102は、条件指定画面6C1を、スキャンサービスのアプリケーションに予め用意された画面を呼び出すことによって表示させればよい。つまり、この画面の画像データに基づいて条件指定画面6C1を表示させればよい。または、この画面を模したものを表示するための画像データを別途用意し、この画像データに基づいて条件指定画面6C1を表示させてもよい。後述する条件指定画面6C2、6C3についても、同様である。
そのワークフローに2番目のステップがある場合は、ユーザは、追加ボタン6B2をタッチする。すると、第一のワークフロー受付部102は、図11のように、2番目のステップの設定領域60を、1番目のステップの設定領域60の真下に追加する。以下、1番目のステップ、2番目のステップ、…それぞれの設定領域60を「設定領域601」、「設定領域602」、…と記載する。
ユーザは、2番目のステップで実行させるサービスを提供する提供者の提供者識別子を設定領域602の提供者入力領域6B11に入力し、そのサービスのサービス識別子を設定領域602のサービス入力領域6B12に入力する。これにより、ワークフローの2番目のステップで実行させるサービスが特定される。
すると、1番目のステップのサービスの場合と同様に、第一のワークフロー受付部102は、特定したサービスの項目ごとの条件値を指定するための条件指定画面6Cをタッチパネルディスプレイ10fに表示させる。そして、ユーザは、タッチパネルディスプレイ10fに対して操作を行うことによって、項目ごとの条件値を指定する。
例えば、特定したサービスがサーバ2AのOCRサービスである場合は、第一のワークフロー受付部102は、条件指定画面6Cとして、図12のような条件指定画面6C2を表示させる。ユーザは、原稿に記されている文章の言語の条件値をテキストボックス6C21に指定する。そして、条件値を指定し終えたら、所定の操作を行う。ここでは、完了ボタン6C22をタッチする。
すると、第一のワークフロー受付部102は、指定された条件値を受け付け、2番目のステップのサービス条件データ7Aを、その1番目のステップの場合と同様に生成する。さらに、ワークフロー受付画面6Bを、条件値が設定領域602に示されるように更新して再び表示させる。以下、1番目、2番目、…それぞれのステップのサービス条件データ7Aを「サービス条件データ7A1」、「サービス条件データ7A2」、…と記載する。
例えば、2番目のサービスがOCRサービスである場合は、第一のワークフロー受付部102は、図9(B)のようなサービス条件データ7A2を生成する。
そのワークフローに3番目のステップがある場合は、ユーザは、追加ボタン6B2をタッチする。すると、第一のワークフロー受付部102は、設定領域603を、1つ前のステップの設定領域60つまり設定領域602の真下に追加する。
そして、以下、1番目または2番目のステップの場合と同様に、第一のワークフロー受付部102は、3番目のステップで実行させるサービスを特定する処理およびそのサービスの項目ごとの条件値を受け付けるための処理を行う。また、ユーザは、そのサービスを指定するための操作および条件値を指定するための操作を行う。
例えば、特定したサービスがサーバ2Bのクラウドストレージサービスである場合は、第一のワークフロー受付部102は、条件指定画面6Cとして、図13のような条件指定画面6C3を表示させる。ユーザは、OCRサービスによって得られたファイルの保存場所のパスをディレクトリツリー6C31の中から選択することによって条件値として指定する。さらに、そのファイルのファイル名を条件値としてテキストボックス6C32に指定する。そして、条件値を指定し終えたら、所定の操作を行う。ここでは、完了ボタン6C33をタッチする。
すると、第一のワークフロー受付部102の処理によって、図9(C)のようなサービス条件データ7A3が生成される。さらに、サービス指定受付画面6Bが、図14のように更新されて再び表示される。
ユーザは、そのワークフローに含まれるすべてのステップにおいてそれぞれ実行させるサービスおよび各サービスにおける条件値の指定を行ったら、開始ボタン6B3をタッチする。
以上のような、ユーザによる操作および第一のワークフロー受付部102による処理によって、ワークフローが一から作成される。本例では、スキャン-OCR-クラウド保存ワークフローが作成される。
なお、そのワークフローに4番目以降のステップがある場合は、1~3番目のステップの場合と同様に、第一のワークフロー受付部102は上述の通りに処理を実行し、ユーザは上述の通りに操作を行う。開始ボタン6B3がタッチされた後の処理については、後に説明する。
また、ワークフローの作成の処理と並行して、そのワークフローを構成するステップごとの負担度Rcを取得する処理が負担度取得部103によって実行される。「負担度Rc」は、ステップの各項目の条件値を指定する際の、ユーザの負担の度合を表わす値である。負担度Rcは、条件値の指定の煩わしさまたは複雑さを表わす値であるとも、言える。負担度Rcは、例えば次のように取得される。
上述の通り、あるステップのサービスの条件値の指定を受け付けるために、条件指定画面6Cがタッチパネルディスプレイ10fに表示される。負担度取得部103は、条件指定画面6Cがタッチパネルディスプレイ10fに表示されている時間を計測する。そして、その時間を、そのステップの負担度Rcとして取得する。
例えば、スキャン-OCR-クラウド保存ワークフローが作成される場合は、負担度取得部103は、条件指定画面6C1(図6参照)、6C2(図12参照)、および6C3(L参照)のそれぞれがタッチパネルディスプレイ10fに表示されていた時間を1番目のステップの負担度Rc、2番目のステップの負担度Rc、および3番目のステップの負担度Rcとして取得する。以下、1番目、2番目、…それぞれの負担度Rcを「負担度Rc1」、「負担度Rc2」、…と記載する。
開始ボタン6B3(図5参照)がタッチされると、第一のワークフロー実行部104およびワークフローデータ登録部105によって次の処理が行われる。
第一のワークフロー実行部104は、作成されたワークフローに基づいてジョブを実行する。この際に、第一のワークフロー受付部102によって生成されたサービス条件データ7Aが用いられる。
以下、スキャン-OCR-クラウド保存ワークフローが作成され、サービス条件データ7Aとして図9(A)~(C)のサービス条件データ7A1~7A3が生成された場合を例に、第一のワークフロー実行部104による処理を説明する。なお、ユーザは、開始ボタン6B3をタッチするまでに、ジョブの対象の画像が記された用紙をスキャンユニット10jにセットしておく。
中間データ記憶部131は、N番目のステップのサービスによって得られたデータを(N+1)番目のステップのサービスへ渡すためのバッファである。
第一のワークフロー実行部104は、ステップ番号が「1」であるサービス条件データ7Aに基づいてサービスを実行する。本例では、図9(A)のサービス条件データ7A1に基づいてスキャンサービスを実行する。つまり、第一のワークフロー実行部104は、セットされた各用紙の表(おもて)面および裏面それぞれに記される画像をモノクロ原稿としてスキャンユニット10jに読み取らせる。これにより、各面のモノクロの画像の画像データ7Bが得られる。そして、画像データ7Bを中間データ記憶部131に記憶させる。
なお、サービス条件データ7Aに条件値が示されない項目については、第一のワークフロー実行部104は、デフォルト値を用いてサービスを実行する。
さらに、第一のワークフロー実行部104は、ステップ番号が「2」であるサービス条件データ7Aに基づいてサービスを実行する。本例では、図9(B)のサービス条件データ7A2に基づいてスキャンサービスを実行する。つまり、第一のワークフロー実行部104は、中間データ記憶部131から画像データ7Bを読み出してサーバ2Aへ送信し、画像データ7Bに対してOCRの処理を施すようにサーバ2Aへ要求する。この際に、このステップのサービス条件データ7Aつまりサービス条件データ7A2をサーバ2Aへ送信する。
すると、サーバ2Aは、サービス条件データ7A2に示される条件値に従って、画像データ7Bに示される画像の中の文字列を認識し、その文字列を示すテキストデータ7Cを生成する。つまり、本例では、文字列の言語が日本語であるものとしてOCRの処理を行う。そして、テキストデータ7Cを画像形成装置1へ送信する。
第一のワークフロー実行部104は、テキストデータ7Cをサーバ2Aから受信すると、中間データ記憶部131に記憶させる。なお、この際に、先に記憶されていたデータ(本例では、画像データ7B)を中間データ記憶部131から削除する。
さらに、第一のワークフロー実行部104は、ステップ番号が「3」であるサービス条件データ7Aに基づいてサービスを実行する。本例では、図9(C)のサービス条件データ7A3に基づいてスキャンサービスを実行する。つまり、第一のワークフロー実行部104は、中間データ記憶部131からテキストデータ7Cを読み出してサーバ2Bへ送信し、テキストデータ7Cを保存するようにサーバ2Bへ要求する。この際に、このステップのサービス条件データ7Aつまりサービス条件データ7A3をサーバ2Bへ送信する。
すると、サーバ2Bは、サービス条件データ7A3に示される保存場所へテキストデータ7Cを、サービス条件データ7A3に示されるファイル名を付けてファイルとして保存する。
以上の処理によって、スキャン-OCR-クラウド保存ワークフローによるジョブが完了する。
一方、ワークフローデータ登録部105は、第一のワークフロー実行部104による処理と並行してまたは前後して、第一のワークフロー受付部102によって作成されたワークフローの一部分または全部分をワークフローデータ記憶部132へ登録するための処理を次のように行う。
ワークフローデータ登録部105は、図15のような登録メニュー画面6Dをタッチパネルディスプレイ10fに表示させる。ユーザは、そのワークフローの名称をテキストボックス6D3へ入力する。さらに、そのワークフローの全部分を登録させる場合は第一の登録ボタン6D1をタッチする。または、一部分を登録させる場合は第二の登録ボタン6D2をタッチする。
第一の登録ボタン6D1がタッチされると、ワークフローデータ登録部105は、テキストボックス6D3に入力された名称を付して、そのワークフローの作成の際に生成されたすべてのサービス条件データ7Aを1組のワークフローデータ7Dとして中間データ記憶部131に記憶させる。そのワークフローがスキャン-OCR-クラウド保存ワークフローである場合は、例えば、図9(A)~(C)に示したサービス条件データ7A1~7A3の組合せがワークフローデータ7Dとして中間データ記憶部131に記憶される。
または、第二の登録ボタン6D2がタッチされると、ワークフローデータ登録部105は、そのワークフローを構成するステップのうちの、負担度取得部103によって算出された負担度Rcが所定の値以上であるステップを選出し、ステップ選択画面6Eを表示する。
例えば、そのワークフローがスキャン-OCR-クラウド保存ワークフローである場合は、図16のような画面がステップ選択画面6Eとしてタッチパネルディスプレイ10fに表示される。
ステップ選択画面6Eには、ステップごとに1組の選択ボタン6E1および説明領域6E2が、負担度Rcの高い順に左から配置されている。負担度Rc3、Rc1、Rc2の順に負担度Rcが高い場合は、図16のように選択ボタン6E1および説明領域6E2が配置される。
選択ボタン6E1には、それに対応するステップで実行されるサービスのサービス識別子およびステップ番号ならびにそのサービスの提供者の提供者識別子が記されている。説明領域6E2には、そのサービスの各項目の条件値が記されている。
また、負担度Rcが所定の値以上であるステップに対応する組の選択ボタン6E1および説明領域6E2の形態と、そうでないステップに対応する組の選択ボタン6E1および説明領域6E2の形態とが異なるように、ステップ選択画面6Eが表示される。例えば、背景の色が相違するように表示される。すべてのステップの選択ボタン6E1および説明領域6E2を一度に表示させることができない場合は、負担度Rcが高いものから優先的に最初に表示させ、残りについては、負担度Rcが高いものから順次、表示させてもよい。
ユーザは、これらのステップの中からそのワークフローのデータとして登録しておきたいものを、それに対応する選択ボタン6E1をタッチすることによって選択する。例えば、3つのステップのうちの3番目のステップだけ登録しておきたい場合は、選択ボタン6E13をタップする。または、3つのステップのうちの3番目のステップおよび1番目のステップだけを登録しておきたい場合は、選択ボタン6E13および6E11をタップする。そして、選択が完了したら、完了ボタン6E3をタップする。
すると、ワークフローデータ登録部105は、テキストボックス6D3に入力された名称を付して、選択されたステップのサービス条件データ7Aを1組のワークフローデータ7Dとして中間データ記憶部131に記憶させる。
ステップが複数選択された場合は、ワークフローデータ7Dの中で、選択されたステップごとのサービス条件データ7Aがステップ番号の順に並べられる。
例えば、3つのステップのうち2番目のステップが選択された場合は、図17(A)のようなワークフローデータ7D1がワークフローデータ7Dとして生成されワークフローデータ記憶部132に記憶される。または、3つのステップのうち2番目のステップおよび3番目のステップが選択された場合は、図17(B)のようなワークフローデータ7D2がワークフローデータ7Dとして生成されワークフローデータ記憶部132に記憶される。
〔ワークフローデータ7Dを用いてワークフローを実行する場合〕
図18は、一覧画面6Fの例を示す図である。図19~図22は、ワークフロー受付画面6Gの例を示す図である。
次に、ワークフローデータ7Dを用いてワークフローを作成し、そのワークフローを実行する場合について、説明する。
第二の作成ボタン6A2(図4参照)がタッチされると、第二のワークフロー受付部121は、ワークフローの内容を受け付けるための処理を次のように実行する。
第二のワークフロー受付部121は、図18のような一覧画面6Fをタッチパネルディスプレイ10fに表示させる。一覧画面6Fには、ワークフローデータ記憶部132に保存されているワークフローデータ7Dごとの選択ボタン6F1が配置されている。選択ボタン6F1には、それに対応するワークフローデータ7Dに付された名称が記されている。
ユーザは、使用するワークフローデータ7Dを、それに対応する選択ボタン6F1をタッチすることによって選択する。
すると、第二のワークフロー受付部121は、選択されたワークフローデータ7Dをワークフローデータ記憶部132から読み出し、ワークフロー受付画面6Gをタッチパネルディスプレイ10fに表示させる。
ワークフロー受付画面6Gには、ワークフローデータ7Dを構成するサービス条件データ7Aごとに設定領域61が、それぞれの内容が予め入力された状態で配置されている。
例えば、図17(A)のワークフローデータ7D1が選択された場合は、図19のように、設定領域61が1つ配置される。または、図17(B)のワークフローデータ7D2が選択された場合は、図20のように、設定領域61が2つ配置される。つまり、ワークフロー受付画面6Gに1つまたは複数の設定領域61の列が配置される。なお、設定領域61は、ステップ番号が小さい順に配置される。
ワークフロー受付画面6Gには、さらに、第一の追加ボタン6G2および第二の追加ボタン6G3が配置されている。
ユーザは、その列の現在の先頭の設定領域61のステップの1つ前に新たなステップを追加したい場合は、第一の追加ボタン6G2をタッチする。すると、第二のワークフロー受付部121は、その列の先頭に新たな設定領域61を追加する。または、その列の現在の末尾の設定領域61のステップの1つ後に新たなステップを追加したい場合は、第二の追加ボタン6G3をタッチする。すると、第二のワークフロー受付部121は、その列の末尾に新たな設定領域61を追加する。なお、この際に、新たな設定領域61が現われるように適宜、その列をスクロールさせる。
ユーザは、新たな設定領域61に、新たなステップで実行させるサービスの提供者の提供者識別子を提供者入力領域6G11に入力し、そのサービスのサービス識別子をサービス入力領域6G12に入力する。これにより、そのステップで実行させるサービスが特定される。
すると、第二のワークフロー受付部121は、特定したサービスの項目ごとの条件値を指定するための条件指定画面6C(図図6~図8、図12、図13参照)をタッチパネルディスプレイ10fに表示させる。そして、ユーザは、タッチパネルディスプレイ10fに対して操作を行うことによって、項目ごとの条件値を指定する。なお、第二のワークフロー受付部121による条件指定画面6Cの表示の処理は、第一のワークフロー受付部102による条件指定画面6Cの表示の処理と同様である。
第二のワークフロー受付部121は、そのサービスの項目それぞれの指定された条件値を受け付ける。さらに、ワークフロー受付画面6Gを、各条件値がその設定領域61に示されるように更新して再び表示させる。
ユーザは、上述の操作を繰り返し行うことによって、複数のステップを追加することができる。
例えば、ワークフロー受付画面6Gに設定領域61が、図19に示すように配置されているときに、第一の追加ボタン6G2がタッチされると、第二のワークフロー受付部121は、その列の先頭に新たな設定領域61を追加する。そして、ユーザが指定したサービスに応じた条件指定画面6Cを表示し、条件値の入力を受け付け、図21のようにその設定領域61にそのサービスおよび条件値が示されるように、ワークフロー受付画面6Gを更新して表示する。
さらに、第二の追加ボタン6G3がタッチされると、第二のワークフロー受付部121は、その列の末尾に新たな設定領域61を追加する。そして、ユーザが指定したサービスに応じた条件指定画面6Cを表示し、条件値の入力を受け付け、図22のようにその設定領域61にそのサービスおよび条件値が示されるように、ワークフロー受付画面6Gを更新して表示する。
ユーザは、そのワークフローに含まれるすべてのステップにおいてそれぞれ実行させるサービスおよび各サービスにおける条件値がワークフロー受付画面6Gに入力された状態になったら、開始ボタン6G4をタッチする。これにより、ワークフローデータ7Dを用いたワークフローの作成が完了する。
すると、第二のワークフロー実行部122は、作成されたワークフローすなわちワークフロー受付画面6Gに入力された内容に基づいてジョブを実行する。
ここで、図22のようにワークフローの内容が入力された場合を例に、第二のワークフロー実行部122による処理を説明する。
第二のワークフロー実行部122は、先頭の設定領域61に入力された内容に基づいてサービスを実行する。本例では、「BOX_012」という名称のボックスから「scan-doc.tif」というファイル名のファイル(以下、「ファイル7E」と記載する。)を読み出し、中間データ記憶部131に記憶させる。
さらに、第二のワークフロー実行部122は、2番目の設定領域61に入力された内容に基づいてサービスを実行する。なお、この内容は、ワークフローデータ7Dに含まれるサービス条件データ7A(図17参照)に示されるものと同一である。本例では、第二のワークフロー実行部122は、中間データ記憶部131からファイル7Eを読み出してサーバ2Aへ送信し、ファイル7Eに対してOCRの処理を施すようにサーバ2Aへ要求する。この際に、このステップの条件値を示すデータをサービス条件データ7Fとしてサーバ2Aへ送信する。
すると、サーバ2Aは、サービス条件データ7Fに示される条件値に従って、ファイル7Eに示される画像の中の文字列を認識し、その文字列を示すテキストデータ7Cを生成する。つまり、本例では、文字列の言語が日本語であるものとしてOCRの処理を行う。そして、テキストデータ7Cを画像形成装置1へ送信する。
第二のワークフロー実行部122は、テキストデータ7Cをサーバ2Aから受信すると、中間データ記憶部131に記憶させる。なお、この際に、先に記憶されていたデータ(本例では、ファイル7E)を中間データ記憶部131から削除する。
さらに、第二のワークフロー実行部122は、3番目(本例では、末尾)の設定領域61に入力された内容に基づいてサービスを実行する。本例では、テキストデータ7Cをファイルとして、「BOX_321」という名称のボックスへ「text-doc.txt」というファイル名を付けて保存する。
なお、ユーザは、ワークフローデータ7Dに基づいて第二のワークフロー実行部122によってジョブが実行される前に、そのワークフローデータ7Dに示される、いずれかのサービスの条件値を変更することができる。この場合は、ユーザは、ワークフロー受付画面6G(図19~図20参照)において、そのサービスを、そのサービスに対応する設定領域61をタッチすることによって選択する。
すると、ワークフローデータ更新部123は、選択されたサービスの条件指定画面6Cをタッチパネルディスプレイ10fに表示させる。例えば、スキャンサービスが選択された場合は、条件指定画面6C1(図6参照)を表示させる。そして、ユーザによる操作に従って条件値を受け付け、受け付けた条件値が示されるようにそのワークフローデータ7Dを更新する。
第二のワークフロー受付部121は、更新されたワークフローデータ7Dを用いてワークフローを作成する。そして、第二のワークフロー実行部122は、そのワークフローに基づいてジョブを実行する。
なお、更新されたワークフローデータ7Dをワークフローデータ記憶部132に記憶させてもよい。この際に、更新前の(つまり、古い)ワークフローデータ7Dを削除してもよいし、両者を併存させてもよい。
図23は、ワークフロー処理プログラム10Pによる処理の流れの例を示すフローチャートである。図24は、第一のワークフロー作成処理の流れの例を示すフローチャートである。図25は、第二のワークフロー作成処理の流れの例を示すフローチャートである。
次に、画像形成装置1の全体的な処理の流れを、フローチャートを参照しながら説明する。
画像形成装置1は、ワークフロー処理プログラム10Pに基づいて、図23に示す手順で処理を実行する。
画像形成装置1は、ワークフロー処理プログラム10Pの起動後、メニュー画面6A(図4参照)を表示する(図23の#11)。
第一の作成ボタン6A1がタッチされた場合は(#12でYes)、画像形成装置1は、一からワークフローを作成するための処理を行う(#13)。この処理の手順は、図24に示す通りである。
画像形成装置1は、サービス指定受付画面6B(図5参照)を表示し(図24の#701でYes)、そのワークフローの1番目のステップで実行するサービスの指定および条件値の入力を受け付ける(#702、#703)。条件値の入力を受け付ける際に適宜、条件指定画面6C(図6~図8、図12~図13参照)を表示する。そして、受け付けた内容などを示すデータをサービス条件データ7Aとして生成する(#704)
ユーザは、そのワークフローに2番目のステップがあれば、追加ボタン6B2をタッチする。すると(#705でYes)、サービス指定受付画面6Bのそのステップのための設定領域60をサービス指定受付画面6Bに追加し(#706、#707)、そのステップで実行するサービスの指定を受け付ける(#703)。また、この場合も適宜、条件指定画面6C(図6~図8、図12~図13参照)を表示する。3番目以降のステップがある場合も同様に、各ステップについて、#706~707、#703~#704の処理を実行する。
そして、ユーザは、すべてのステップについて実行すべきサービスの指定が完了したら、開始ボタン6B3をタッチする。すると(#705でNo)、画像形成装置1は、ワークフローの作成の処理を終了する。
図23に戻って、画像形成装置1は、各ステップのサービス条件データ7Aに基づいてジョブを実行する(#14)。
さらに、画像形成装置1は、そのワークフローのステップごとの負担度Rcを取得するとともに(#15)、登録メニュー画面6D(図15参照)を表示する(#16)。
第一の登録ボタン6D1がタッチされた場合は(#17でYes)、画像形成装置1は、そのワークフローのステップすべてのサービス条件データ7Aを1つに纏めることによってワークフローデータ7Dを生成し、記憶する(#18)。
第二の登録ボタン6D2がタッチされた場合は(#17でNo、#19でYes)、画像形成装置1は、そのワークフローの各ステップの負担度Rcに基づいてステップ選択画面6E(図16参照)を表示する(#20)。そして、これらのステップの中からユーザが選択したステップのサービス条件データ7Aを纏めることによってワークフローデータ7Dを生成し、保存する(#21)。
メニュー画面6Aにおいて第二の作成ボタン6A2がタッチされた場合は(#12でNo、#22でYes)、画像形成装置1は、ワークフローデータ7Dを用いてワークフローを作成するための処理を行う(#23)。この処理の手順は、図25に示す通りである。
画像形成装置1は、一覧画面6F(図18参照)を表示する(図25の#711)。ユーザは、画像形成装置1に保存されているワークフローデータ7Dの中から、使用するワークフローデータ7Dを、それに対応する選択ボタン6F1をユーザが一覧画面6Fの中から見つけてタッチすることによって選択する。
画像形成装置1は、選択されたワークフローデータ7Dに基づいてワークフロー受付画面6G(図19参照)を表示する(#712)。ワークフロー受付画面6Gには1つまたは複数の設定領域61が予め配置されており、各設定領域61には、それに対応する条件値が予め入力されている。
第一の追加ボタン6G2がタッチされると(#713でYes)、画像形成装置1は、先頭に新たな設定領域61を配置する(#714)。そして、サービスの指定および条件値の入力を受け付け(#715)、その設定領域61に反映させる(#716)。なお、条件値の入力を受け付ける際に適宜、条件指定画面6Cを表示する。
一方、第二の追加ボタン6G3がタッチされると(#717でYes)、画像形成装置1は、末尾に新たな設定領域61を配置する(#718)。そして、サービスの指定および条件値の入力を受け付け(#719)、その設定領域61に反映させる(#720)。なお、条件値の入力を受け付ける際に適宜、条件指定画面6Cを表示する。
そして、開始ボタン6G4がタッチされると(#721でYes)、画像形成装置1は、ワークフローの作成の処理を終了する。
図23に戻って、画像形成装置1は、ワークフロー受付画面6Gの各設定領域61に入力された内容に基づいてジョブを実行する(#24)。
画像形成装置1は、ワークフロー処理プログラム10Pを終了するまで、適宜、#11の処理、#13~#21の処理、または#23~24の処理を実行する。
本実施形態によると、ワークフローの登録数を従来よりも少なくすることができる。さらに、ワークフローデータ7Dに含める候補として挙げるステップを負担度Rcに応じて優先的に提示するので、ユーザにとってより簡便にワークフローの登録を行うことができる。
図26は、タッチパネルディスプレイ10fにおける条件指定画面6Cの遷移の例を示す図である。
本実施形態では、負担度取得部103は、ステップの負担度Rcとして、そのステップの条件値を指定するための画面すなわち条件指定画面6C(図6~図8、図12、図13参照)が表示されていた時間を求めた。つまり、負担度Rcは、条件指定画面6Cが表示されていた時間が長いほど大きな値に決定された。しかし、例えば次のような方法によって負担度Rcを求めてもよい。
負担度取得部103は、条件値を指定する際の、画面の遷移の回数を負担度Rcとして求めてもよい。例えば、あるサービスの条件値を指定する際に、図26に示すように、条件指定画面6Cとして、条件指定画面6CA、6CB、および6CAが順次、表示されたとする。この場合に、負担度取得部103は、画面が2回遷移したので、負担度Rcを「2」に決定する。
または、負担度取得部103は、条件値を指定する際の、条件指定画面6Cの中のオブジェクトに対する操作の回数を計数し、負担度Rcをその個数に決定してもよい。例えば、あるサービスの条件値をユーザが指定する際に、条件指定画面6CAにおいて「印刷面」のボタンをタッチし、条件指定画面6CBにおいて「片面」のボタンをタッチし、条件指定画面6CAにおいて「印刷面」のボタンをタッチした場合は、負担度Rcを「3」に決定する。図26の例では、条件値を指定するオブジェクトとしてボタンが用いられているが、このオブジェクトとして他の種類のオブジェクト(例えば、リストボックス、ラジオボックス、コンボボックス、テキストボックスなど)が用いられる場合にも操作の回数を計数してもよい。以下の変形例においても、他の種類のオブジェクトが用いられることがある。
または、負担度取得部103は、ユーザが条件値を訂正した回数を計数し、負担度Rcをその回数に決定してもよい。例えば、負担度取得部103は、条件指定画面6CBにおいてユーザが印刷面の条件値を「両面」から「片面」へ変更したが、変更した値を他の値(例えば、「両面」)へ訂正した場合に、回数を「1」カウントアップする。つまり、一旦指定した値を別の値に変えることを「訂正」とみなす。
または、負担度取得部103は、条件指定画面6Cに対するフリックまたはドラッグなどの所定の種類のジェスチャの距離を計測し、負担度Rcをその距離に決定してもよい。複数回、フリックまたはドラッグなどがなされた場合は、各回ごとの距離を計測し、負担度Rcをその合計に決定すればよい。
または、負担度取得部103は、条件指定画面6Cに対するピンチアウトの回数を計数し、負担度Rcをその回数に決定してもよい。さらにピンチインの回数も負担度Rcとして加算してもよい。
または、タッチパネルディスプレイ10fがピボット機能を有する場合、タッチパネルディスプレイ10fが90°回転し表示面の垂直方向の辺と水平方向の辺とを入れ換えることができる場合は、負担度取得部103は、条件指定画面6Cが表示されている際の、入換えの回数を計数し、負担度Rcをその回数に決定してもよい。
または、あるサービスの条件値の1つとして、確認印刷の機能をオン(「使用する」)に指定された場合は、そのサービスの負担度Rcに所定の点数を加算してもよい。この機能は、ドキュメントを複数の部数印刷する際に、まずは1部だけ印刷し、印刷物の仕上がりをユーザに確認させ、その後にユーザから指示を与えられたら残り部数を印刷する、という機能である。
または、あるサービスの複数の項目それぞれについてユーザが指定した条件値が両立しない関係(つまり、禁則関係)にある場合は、負担度取得部103は、そのサービスの負担度Rcに所定の点数を加算してもよい。例えば、画像形成装置1が両面印刷の際に集約(例えば、2in1)を適用することができないのであれば、印刷面の条件値として「両面」が指定されかつ集約印刷の条件値として「オン」が指定された場合は、そのサービスの負担度Rcに所定の点数を加算してもよい。
本実施形態では、負担度取得部103は、サービスごとに負担度Rcを求めた。そして、ワークフローデータ登録部105は、図16に例示したように、ワークフローデータとしてワークフローデータ記憶部132に登録する要素としてサービスを、各サービスの負担度Rcに応じてユーザへ提示した。つまり、本実施形態では、「サービス」というカテゴリの単位でワークフローデータの登録の処理を行った。しかし、より詳細なカテゴリの単位でワークフローデータの登録の処理を行ってもよい。
例えば、サービスを提供するために使用される機能が複数あり、条件値を指定するための画面(条件指定画面6Cに相当する画面)が機能ごとに用意されている場合は、機能の単位でワークフローデータの登録の処理を行ってもよい。つまり、この場合は、負担度取得部103は、機能ごとに負担度Rcを求める。
ワークフローデータ登録部105は、ワークフローデータとしてワークフローデータ記憶部132に登録する要素として機能を、各サービスの負担度Rcに応じてユーザへ提示する。そして、ユーザが選択した機能およびユーザが指定した条件値をワークフローデータとしてワークフローデータ記憶部132に記憶させる。
そして、第二のワークフロー実行部122は、そのワークフローデータに基づいてジョブを実行する際に、そのワークフローデータに条件値が示されない機能についてはデフォルト値を適用すればよい。
本実施形態において、ワークフローデータ登録部105は、ユーザの操作に基づいて第一のワークフロー実行部104によってワークフローが実行された後、そのワークフローのワークフローデータ7Dをそのユーザに対応付けることなくワークフローデータ記憶部132に記憶させたが、そのユーザに対応付けて記憶させてもよい。そして、第二のワークフロー受付部121は、画像形成装置1を現在操作しているユーザつまり画像形成装置1に現在ログインしているユーザ(以下、「カレントユーザ」と記載する。)に対応付けられているワークフローデータ7Dのみを一覧画面6F(図18参照)によって提示すればよい。したがって、カレントユーザは、過去に自分の操作によって作成されたワークフローデータ7Dのみを使用することができる。
または、第二のワークフロー受付部121は、すべてのワークフローデータ7Dを一覧画面6Fによって提示してもよい。ただし、カレントユーザが選択したワークフローデータ7Dが他のユーザに対応付けられている場合は、第二のワークフロー受付部121は、そのワークフローデータ7Dを使用してもよいか否かを当該他のユーザに対して電子メールなどによって問い合わせる。そして、使用してもよい旨の回答が当該他のユーザから送信されてきたら、第二のワークフロー実行部122は、そのワークフローデータ7Dに基づいてジョブを実行する。
ワークフローデータ登録部105は、ワークフローデータ記憶部132へ登録しようとしたワークフローデータ7Dと同一の内容の他のワークフローデータ7Dが既にワークフローデータ記憶部132に登録されている場合は、登録を中止すればよい。この際に、当該他のワークフローデータ7Dの名称を表示することによってユーザへ知らせてもよい。
本実施形態では、ワークフローには、画像形成装置1が提供するサービスを用いたステップおよびサーバ2が提供するサービスを用いたステップの両方が含まれていた。しかし、画像形成装置1が提供するサービスを用いたステップのみが含まれていてもよい。または、画像形成装置1が提供するサービスを用いたステップが1つも含まれておらず、いずれかのサーバ2が提供するサービスを用いたステップのみが含まれていてもよい。
その他、画像処理システム5、画像形成装置1の全体または各部の構成、処理の内容、処理の順序、データの構成、画面の構成、ワークフローの内容などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。
1 画像形成装置(画像処理装置)
102 第一のワークフロー受付部(提示手段、画面表示手段)
103 負担度取得部(取得手段)
105 ワークフローデータ登録部(登録手段)
122 第二のワークフロー実行部(実行手段)
132 ワークフローデータ記憶部(記憶手段)
6C 条件指定画面(画面)
7D ワークフローデータ

Claims (16)

  1. 第一のワークフローを構成する複数のステップのうちの全部または一部を選択肢として提示する提示手段と、
    前記複数のステップのうちの前記選択肢として提示されたものの中から選択された被選択ステップを示すワークフローデータとして、当該被選択ステップそれぞれにおいて使用するサービスおよび当該サービスそれぞれにおける項目ごとの条件値を示すデータを記憶手段に記憶させる登録手段と、
    前記複数のステップそれぞれの前記サービスごとに前記条件値を指定するのにユーザに掛かる負担の度合を求める取得手段と、
    前記複数のステップごとに、前記条件値をユーザが指定するための画面をディスプレイに表示する、画面表示手段と、
    前記ワークフローデータが選択された後、当該ワークフローデータに示される前記被選択ステップを含む第二のワークフローを実行する、実行手段と、
    を有し、
    前記提示手段は、前記複数のステップのうちの前記度合が高いものから優先的に前記選択肢として提示し、
    前記取得手段は、前記複数のステップそれぞれの前記度合を、前記画面が前記ディスプレイに表示されていた時間が長いほど高くなるように求める、
    ことを特徴とする画像処理装置。
  2. 第一のワークフローを構成する複数のステップのうちの全部または一部を選択肢として提示する提示手段と、
    前記複数のステップのうちの前記選択肢として提示されたものの中から選択された被選択ステップを示すワークフローデータとして、当該被選択ステップそれぞれにおいて使用するサービスおよび当該サービスそれぞれにおける項目ごとの条件値を示すデータを記憶手段に記憶させる登録手段と、
    前記複数のステップそれぞれの前記サービスごとに前記条件値を指定するのにユーザに掛かる負担の度合を求める取得手段と、
    前記複数のステップごとに、前記条件値をユーザが指定するための画面をディスプレイに表示する、画面表示手段と、
    前記ワークフローデータが選択された後、当該ワークフローデータに示される前記被選択ステップを含む第二のワークフローを実行する、実行手段と、
    を有し、
    前記提示手段は、前記複数のステップのうちの前記度合が高いものから優先的に前記選択肢として提示し、
    前記取得手段は、前記複数のステップそれぞれの前記度合を、前記画面に対する操作の回数が多いほど高くなるように求める、
    ことを特徴とする画像処理装置。
  3. 第一のワークフローを構成する複数のステップのうちの全部または一部を選択肢として提示する提示手段と、
    前記複数のステップのうちの前記選択肢として提示されたものの中から選択された被選択ステップを示すワークフローデータとして、当該被選択ステップそれぞれにおいて使用するサービスおよび当該サービスそれぞれにおける項目ごとの条件値を示すデータを記憶手段に記憶させる登録手段と、
    前記複数のステップそれぞれの前記サービスごとに前記条件値を指定するのにユーザに掛かる負担の度合を求める取得手段と、
    前記複数のステップごとに、前記条件値をユーザが指定するための画面をディスプレイに表示する、画面表示手段と、
    前記ワークフローデータが選択された後、当該ワークフローデータに示される前記被選択ステップを含む第二のワークフローを実行する、実行手段と、
    を有し、
    前記提示手段は、前記複数のステップのうちの前記度合が高いものから優先的に前記選択肢として提示し、
    前記取得手段は、前記複数のステップそれぞれの前記度合を、前記ディスプレイに表示された前記画面の数が多いほど高くなるように求める、
    ことを特徴とする画像処理装置。
  4. 第一のワークフローを構成する複数のステップのうちの全部または一部を選択肢として提示する提示手段と、
    前記複数のステップのうちの前記選択肢として提示されたものの中から選択された被選択ステップを示すワークフローデータとして、当該被選択ステップそれぞれにおいて使用するサービスおよび当該サービスそれぞれにおける項目ごとの条件値を示すデータを記憶手段に記憶させる登録手段と、
    前記複数のステップそれぞれの前記サービスごとに前記条件値を指定するのにユーザに掛かる負担の度合を求める取得手段と、
    前記複数のステップごとに、前記条件値をユーザが指定するための画面をタッチパネルディスプレイに表示する、画面表示手段と、
    前記ワークフローデータが選択された後、当該ワークフローデータに示される前記被選択ステップを含む第二のワークフローを実行する、実行手段と、
    を有し、
    前記提示手段は、前記複数のステップのうちの前記度合が高いものから優先的に前記選択肢として提示し、
    前記取得手段は、前記複数のステップそれぞれの前記度合を、前記画面が表示されているときに前記タッチパネルディスプレイに対して行われた所定のジェスチャの距離が長いほど高くなるように求める、
    ことを特徴とする画像処理装置。
  5. 前記登録手段は、前記第一のワークフローの実行の開始の指令があった後に前記ワークフローデータを前記記憶手段に記憶させる、
    請求項1ないし請求項のいずれかに記載の画像処理装置。
  6. 前記登録手段は、前記被選択ステップそれぞれにおいて使用するサービスおよび当該各サービスにおける項目のうちの選択された項目ごとの条件値を示すデータを、前記ワークフローデータとして前記記憶手段に記憶させる、
    請求項に記載の画像処理装置。
  7. 前記登録手段は、前記ワークフローデータを、前記被選択ステップを選択したユーザである選択者と対応付けて前記記憶手段に記憶させ、
    前記実行手段は、前記ワークフローデータを選択したユーザが前記選択者である場合に、前記第二のワークフローを実行する、
    請求項1ないし請求項のいずれかに記載の画像処理装置。
  8. 前記実行手段は、前記ワークフローデータを選択したユーザが前記選択者でなければ、前記選択者が許可した場合に、前記第二のワークフローを実行する、
    請求項に記載の画像処理装置。
  9. 第一のワークフローを構成する複数のステップのうちの全部または一部を選択肢として提示する第一の処理を実行し、
    前記複数のステップのうちの前記選択肢として提示されたものの中から選択された被選択ステップを示すワークフローデータとして、当該被選択ステップそれぞれにおいて使用するサービスおよび当該サービスそれぞれにおける項目ごとの条件値を示すデータを記憶手段に記憶させる第二の処理を実行し、
    前記複数のステップそれぞれの前記サービスごとに前記条件値を指定するのにユーザに掛かる負担の度合を求める第三の処理を実行し、
    前記複数のステップごとに、前記条件値をユーザが指定するための画面をディスプレイに表示する第四の処理を実行し、
    前記ワークフローデータが選択された後、当該ワークフローデータに示される前記被選択ステップを含む第二のワークフローを実行し、
    前記第一の処理は、前記複数のステップのうちの前記度合が高いものから優先的に前記選択肢として提示する処理であり、
    前記第三の処理は、前記複数のステップそれぞれの前記度合を、前記画面が前記ディスプレイに表示されていた時間が長いほど高くなるように求める処理である、
    ことを特徴とするワークフロー実行方法。
  10. 第一のワークフローを構成する複数のステップのうちの全部または一部を選択肢として提示する第一の処理を実行し、
    前記複数のステップのうちの前記選択肢として提示されたものの中から選択された被選択ステップを示すワークフローデータとして、当該被選択ステップそれぞれにおいて使用するサービスおよび当該サービスそれぞれにおける項目ごとの条件値を示すデータを記憶手段に記憶させる第二の処理を実行し、
    前記複数のステップそれぞれの前記サービスごとに前記条件値を指定するのにユーザに掛かる負担の度合を求める第三の処理を実行し、
    前記複数のステップごとに、前記条件値をユーザが指定するための画面をディスプレイに表示する第四の処理を実行し、
    前記ワークフローデータが選択された後、当該ワークフローデータに示される前記被選択ステップを含む第二のワークフローを実行し、
    前記第一の処理は、前記複数のステップのうちの前記度合が高いものから優先的に前記選択肢として提示する処理であり、
    前記第三の処理は、前記複数のステップそれぞれの前記度合を前記画面に対する操作の回数が多いほど高くなるように求める処理である、
    ことを特徴とするワークフロー実行方法。
  11. 第一のワークフローを構成する複数のステップのうちの全部または一部を選択肢として提示する第一の処理を実行し、
    前記複数のステップのうちの前記選択肢として提示されたものの中から選択された被選択ステップを示すワークフローデータとして、当該被選択ステップそれぞれにおいて使用するサービスおよび当該サービスそれぞれにおける項目ごとの条件値を示すデータを記憶手段に記憶させる第二の処理を実行し、
    前記複数のステップそれぞれの前記サービスごとに前記条件値を指定するのにユーザに掛かる負担の度合を求める第三の処理を実行し、
    前記複数のステップごとに、前記条件値をユーザが指定するための画面をディスプレイに表示する第四の処理を実行し、
    前記ワークフローデータが選択された後、当該ワークフローデータに示される前記被選択ステップを含む第二のワークフローを実行し、
    前記第一の処理は、前記複数のステップのうちの前記度合が高いものから優先的に前記選択肢として提示する処理であり、
    前記第三の処理は、前記複数のステップそれぞれの前記度合を前記ディスプレイに表示された前記画面の数が多いほど高くなるように求める処理である、
    ことを特徴とするワークフロー実行方法。
  12. 第一のワークフローを構成する複数のステップのうちの全部または一部を選択肢として提示する第一の処理を実行し、
    前記複数のステップのうちの前記選択肢として提示されたものの中から選択された被選択ステップを示すワークフローデータとして、当該被選択ステップそれぞれにおいて使用するサービスおよび当該サービスそれぞれにおける項目ごとの条件値を示すデータを記憶手段に記憶させる第二の処理を実行し、
    前記複数のステップそれぞれの前記サービスごとに前記条件値を指定するのにユーザに掛かる負担の度合を求める第三の処理を実行し、
    前記複数のステップごとに、前記条件値をユーザが指定するための画面をタッチパネルディスプレイに表示する第四の処理を実行し、
    前記ワークフローデータが選択された後、当該ワークフローデータに示される前記被選択ステップを含む第二のワークフローを実行し、
    前記第一の処理は、前記複数のステップのうちの前記度合が高いものから優先的に前記選択肢として提示する処理であり、
    前記第三の処理は、前記複数のステップそれぞれの前記度合を前記画面が表示されているときに前記タッチパネルディスプレイに対して行われた所定のジェスチャの距離が長いほど高くなるように求める処理である、
    ことを特徴とするワークフロー実行方法。
  13. 第一のワークフローを構成する複数のステップのうちの全部または一部を選択肢として提示する第一の処理を画像処理装置に実行させ、
    前記複数のステップのうちの前記選択肢として提示されたものの中から選択された被選択ステップを示すワークフローデータとして、当該被選択ステップそれぞれにおいて使用するサービスおよび当該サービスそれぞれにおける項目ごとの条件値を示すデータを記憶手段に記憶させる第二の処理を前記画像処理装置に実行させ、
    前記複数のステップそれぞれの前記サービスごとに前記条件値を指定するのにユーザに掛かる負担の度合を求める第三の処理を前記画像処理装置に実行させ、
    前記複数のステップごとに、前記条件値をユーザが指定するための画面をディスプレイに表示する第四の処理を前記画像処理装置に実行させ、
    前記ワークフローデータが選択された後、当該ワークフローデータに示される前記被選択ステップを含む第二のワークフローを前記画像処理装置に実行させ、
    前記第一の処理は、前記複数のステップのうちの前記度合が高いものから優先的に前記選択肢として提示する処理であり、
    前記第三の処理は、前記複数のステップそれぞれの前記度合を前記画面が前記ディスプレイに表示されていた時間が長いほど高くなるように求める処理である、
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。
  14. 第一のワークフローを構成する複数のステップのうちの全部または一部を選択肢として提示する第一の処理を画像処理装置に実行させ、
    前記複数のステップのうちの前記選択肢として提示されたものの中から選択された被選択ステップを示すワークフローデータとして、当該被選択ステップそれぞれにおいて使用するサービスおよび当該サービスそれぞれにおける項目ごとの条件値を示すデータを記憶手段に記憶させる第二の処理を前記画像処理装置に実行させ、
    前記複数のステップそれぞれの前記サービスごとに前記条件値を指定するのにユーザに掛かる負担の度合を求める第三の処理を前記画像処理装置に実行させ、
    前記複数のステップごとに、前記条件値をユーザが指定するための画面をディスプレイに表示する第四の処理を前記画像処理装置に実行させ、
    前記ワークフローデータが選択された後、当該ワークフローデータに示される前記被選択ステップを含む第二のワークフローを前記画像処理装置に実行させ、
    前記第一の処理は、前記複数のステップのうちの前記度合が高いものから優先的に前記選択肢として提示する処理であり、
    前記第三の処理は、前記複数のステップそれぞれの前記度合を前記画面に対する操作の回数が多いほど高くなるように求める処理である、
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。
  15. 第一のワークフローを構成する複数のステップのうちの全部または一部を選択肢として提示する第一の処理を画像処理装置に実行させ、
    前記複数のステップのうちの前記選択肢として提示されたものの中から選択された被選択ステップを示すワークフローデータとして、当該被選択ステップそれぞれにおいて使用するサービスおよび当該サービスそれぞれにおける項目ごとの条件値を示すデータを記憶手段に記憶させる第二の処理を前記画像処理装置に実行させ、
    前記複数のステップそれぞれの前記サービスごとに前記条件値を指定するのにユーザに掛かる負担の度合を求める第三の処理を前記画像処理装置に実行させ、
    前記複数のステップごとに、前記条件値をユーザが指定するための画面をディスプレイに表示する第四の処理を前記画像処理装置に実行させ、
    前記ワークフローデータが選択された後、当該ワークフローデータに示される前記被選択ステップを含む第二のワークフローを前記画像処理装置に実行させ、
    前記第一の処理は、前記複数のステップのうちの前記度合が高いものから優先的に前記選択肢として提示する処理であり、
    前記第三の処理は、前記複数のステップそれぞれの前記度合を前記ディスプレイに表示された前記画面の数が多いほど高くなるように求める処理である、
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。
  16. 第一のワークフローを構成する複数のステップのうちの全部または一部を選択肢として提示する第一の処理を画像処理装置に実行させ、
    前記複数のステップのうちの前記選択肢として提示されたものの中から選択された被選択ステップを示すワークフローデータとして、当該被選択ステップそれぞれにおいて使用するサービスおよび当該サービスそれぞれにおける項目ごとの条件値を示すデータを記憶手段に記憶させる第二の処理を前記画像処理装置に実行させ、
    前記複数のステップそれぞれの前記サービスごとに前記条件値を指定するのにユーザに掛かる負担の度合を求める第三の処理を前記画像処理装置に実行させ、
    前記複数のステップごとに、前記条件値をユーザが指定するための画面をタッチパネルディスプレイに表示する第四の処理を前記画像処理装置に実行させ、
    前記ワークフローデータが選択された後、当該ワークフローデータに示される前記被選択ステップを含む第二のワークフローを前記画像処理装置に実行させ、
    前記第一の処理は、前記複数のステップのうちの前記度合が高いものから優先的に前記選択肢として提示する処理であり、
    前記第三の処理は、前記複数のステップそれぞれの前記度合を前記画面が表示されているときに前記タッチパネルディスプレイに対して行われた所定のジェスチャの距離が長いほど高くなるように求める処理である、
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。
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