JP6127696B2 - 処理装置、表示方法、およびコンピュータプログラム - Google Patents

処理装置、表示方法、およびコンピュータプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6127696B2
JP6127696B2 JP2013096704A JP2013096704A JP6127696B2 JP 6127696 B2 JP6127696 B2 JP 6127696B2 JP 2013096704 A JP2013096704 A JP 2013096704A JP 2013096704 A JP2013096704 A JP 2013096704A JP 6127696 B2 JP6127696 B2 JP 6127696B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screen
image forming
forming apparatus
processing
processing device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013096704A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014220584A (ja
Inventor
慶 重久
慶 重久
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2013096704A priority Critical patent/JP6127696B2/ja
Publication of JP2014220584A publication Critical patent/JP2014220584A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6127696B2 publication Critical patent/JP6127696B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)

Description

本発明は、同等の機能を有する他の装置に接続可能な処理装置および当該処理装置における表示方法などに関する。
ネットワークは、ハブおよびルータのほか、パーソナルコンピュータ、MFP(Multi Function Peripherals)、プリンタ、またはNAS(Network Attached Storage)など、様々な装置によって構成される。
近年、MFPには、リモートアクセスの機能が備わっている。この機能によると、ユーザは、ネットワーク内の他の装置からMFPへアクセスし、MFPにジョブを実行させたりMFPの設定を行ったりすることができる。この際に、当該他の装置には、操作用の画面がMFPから提供され表示される。
画面を提供する方法として、次のような方法が提案されている。MFPをリモート操作するコンピュータと通信するMFPのCPUは、パケットを送信してからリプライを受信するまでの通信時間を算出する。通信時間が長いと、前画面データと次画面データとの差分データ量を算出する。差分データ量が小さいと、変更部分のみから構成される送信用画面データを作成し、送信用画面データをコンピュータへ送信する(特許文献1)。
MFP以外の装置にも同様に、近年、リモートアクセスの機能が備わっていることが多い。
特開2011−124914号公報
しかし、特許文献1に記載される従来の方法によると、2番目以降の画面のデータの量を減らすことはできても、1番目の画面のデータの量を減らすことはできない。
本願発明は、このような問題点に鑑み、以前に他の画面を表示していない場合であっても従来よりも少ない通信量で一方の装置において他方の装置用の画面を表示することを、目的とする。
本発明の一形態に係る処理装置は、特定の機能を有する処理装置であって、当該処理装置へ与える情報を入力するための第一の画面を構成するパーツごとの、当該パーツを表示するための第一のパーツデータを記憶する、パーツデータ記憶手段と、前記特定の機能を有する他の処理装置へ与える情報を入力するための第二の画面には備わっているが前記第一の画面には備わっていないパーツである不足パーツを判別する、不足パーツ判別手段と、前記不足パーツを表示するための第二のパーツデータを前記他の処理装置から取得する、不足パーツデータ取得手段と、前記第一の画面および前記第二の画面の両方に備わっているパーツについては前記パーツデータ記憶手段に記憶されている前記第一のパーツデータに基づいて、前記不足パーツについては前記パーツデータ取得手段によって取得された前記第二のパーツデータに基づいて前記第二の画面を表示する、表示手段と、を有する。
好ましくは、前記不足パーツ判別手段は、前記第一の画面の構成を示す第一の画面情報および前記第二の画面の構成を示す第二の画面情報に基づいて、前記不足パーツを判別する。または、前記第一の画面のバージョンおよび前記第二の画面のバージョンに基づいて、前記不足パーツを判別する。
または、入力手段と、前記表示手段によって前記第二の画面が表示されている際に前記入力手段によって入力された入力情報を前記他の処理装置へ送信する、入力情報送信手段と、を有し、前記第一の画面は、直接操作することによって当該処理装置を使用するユーザのために通常、当該処理装置において表示されるものであり、前記第二の画面は、直接操作することによって前記他の処理装置を使用するユーザのために通常、前記他の処理装置において表示されるものである。前記入力情報送信手段は、前記第二の画面の中からユーザが選択したパーツを示す情報または当該パーツに対応する情報を前記入力情報として送信してもよい。または、前記第二の画面の中からユーザが選択したパーツの座標を前記入力情報として送信してもよい。
パーツに対応する情報は、例えば、処理条件、指令(コマンド)、または設定値などである。
または、前記第一の画面は、ブラウザを操作し通信回線を介して当該処理装置を使用するユーザのために通常、当該ブラウザによって表示されるウェブページであり、前記第二の画面は、ブラウザを操作し通信回線を介して前記他の処理装置を使用するユーザのために通常、当該ブラウザによって表示されるウェブページである。
または、前記第二の画面の中からユーザによって選択されたパーツである選択パーツに対応付けられている特定の処理を、前記他の処理装置の代わりに実行する、処理代行手段、を有する。
または、前記処理代行手段は、前記特定の処理が画像を印刷する処理または画像を読み取る処理である場合に、当該特定の処理を代行する。または、前記他の処理装置に所定の大きさ以上の負荷が掛かっている場合に、前記特定の処理を代行する。
または、前記表示手段は、前記第二の画面を、前記第一の画面には備わっているが前記第二の画面には備わっていないパーツを他のパーツよりも暗くした状態で配置して表示する。
本発明によると、以前に他の画面を表示していない場合であっても従来よりも少ない通信量で一方の装置において他方の装置用の画面を表示することができる。
組織内ネットワークの全体的な構成の例を示す図である。 画像形成装置のハードウェア構成の例を示す図である。 操作パネルの例を示す図である。 画像形成装置の機能的構成の例を示す図である。 リモートアクセスアプリケーションの構成の例を示す図である。 リモート画面表示処理部の構成の例を示す図である。 機能選択画面の例を示す図である。 接続先選択ダイアログの例を示す図である。 接続先画面構成データの例を示す図である。 接続元画面構成データの例を示す図である。 接続元の通常のボックス印刷設定画面の例を示す図である。 接続先の通常のボックス印刷設定画面の例を示す図である。 リモートアクセス時におけるボックス印刷設定画面の例を示す図である。 一方の画像形成装置が他方の画像形成装置へ接続した際の全体的な処理の流れの例を説明するフローチャートである。 リモート画面表示処理の流れの例を説明するフローチャートである。 ブラウザによって実現される画像形成装置の機能的構成の例を示す図である。 接続元の通常のウェブページの例を示す図である。 接続先の通常のウェブページの例を示す図である。 接続元ページ構成データの例を示す図である。 接続先ページ構成データの例を示す図である。 ウェブページを表示するための全体的な処理の流れの例を説明するフローチャートである。 接続時処理テーブルの例を示す図である。 スクリプトによって実行される処理の流れの例を説明するフローチャートである。
〔第一の実施形態〕
図1は、組織内ネットワーク1NWの全体的な構成の例を示す図である。図2は、画像形成装置1A、1Bのハードウェア構成の例を示す図である。図3は、操作パネル10eの例を示す図である。図4は、画像形成装置1A、1Bの機能的構成の例を示す図である。
図1に示すように、組織内ネットワーク1NWは、複数台の画像形成装置1、1台または複数台の端末装置2、1台または複数台のサーバ3、および通信回線4などによって構成される。
組織内ネットワーク1NWは、役所、企業、または学校などの組織に設けられ、その組織のメンバによって使用される。
各画像形成装置1、各端末装置2、および各サーバ3は、通信回線4を介して通信を行うことができる。通信回線4として、公衆回線、専用線、インターネット、または、いわゆるLAN(Local Area Network)回線などが用いられる。
画像形成装置1は、端末装置2に用意された画像を用紙に印刷するプリンタである。印刷のみを行うものもあれば、さらにコピー、スキャン、ファックス、および画像データの管理などを行うものもある。前者は、一般に「PCプリンタ」などと呼ばれることがある。後者は、「MFP(Multi Function Peripherals)」または「複合機」などと呼ばれることがある。
以下、各画像形成装置1をそれぞれ「画像形成装置1A」、「画像形成装置1B」、「画像形成装置1C」、…と区別して記載する。また、特に、画像形成装置1Aおよび画像形成装置1BとしてMFPが用いられ、画像形成装置1CとしてPCプリンタが用いられる場合を例に説明する。画像形成装置1Aおよび画像形成装置1Bには、それぞれ、「MFP_1A」および「MFP_1B」という識別子が与えられ、画像形成装置1Cには「プリンタ_1C」という識別子が与えられている。
画像データの管理には、ボックスが用いられる。「ボックス」は、パーソナルコンピュータにおける「フォルダ」または「ディレクトリ」に相当する。ユーザごとにボックスが与えられている。ユーザは、自分のボックスに画像データを保存したり、自分のボックスに保存されている画像データを使用したりすることができる。
画像形成装置1Aおよび画像形成装置1Bは、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)10a、RAM(Random Access Memory)10b、ROM(Read Only Memory)10c、大容量記憶装置10d、操作パネル10e、NIC(Network Interface Card)10f、モデム10g、スキャンユニット10h、画像処理回路10i、およびプリントユニット10jなどによって構成される。
操作パネル10eは、図3に示すように、タッチパネルディスプレイ10e1およびテンキー10e2などによって構成される。
タッチパネルディスプレイ10e1は、ユーザへのメッセージを示す画面、処理の結果を示す画面、またはコマンドをユーザが入力するための画面などを表示する。さらに、タッチパネルディスプレイ10eは、タッチされた(押された)位置を検知し、CPU10aにその位置を通知する。以下、画像形成装置1Aのタッチパネルディスプレイ10e1の解像度および画像形成装置1Bのタッチパネルディスプレイ10e1の解像度が同一である場合を例に説明する。
テンキー10e2は、印刷の部数、画像の送信先のファックス番号、または拡大縮小印刷の際の倍率をユーザが指定するために用いられる。
NIC10fは、通信回線4に接続し、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)などのプロトコルによってデータの送受信を行う。
モデム10gは、固定電話網に接続し、G3のプロトコルによってデータの送受信を行う。
スキャンユニット10hは、原稿台にセットされた用紙に記されている文字、写真、イラスト、または図表などの画像を読み取って画像データを生成する。
画像処理回路10iは、スキャンユニット10hによって読み取られた画像または他の装置から受信した画像に、エッジ強調、回転、または汚れ除去などの画像処理を施す。
プリントユニット10jは、必要に応じて画像処理回路10iによって処理された画像を白紙である用紙に印刷する。なお、画像形成装置1Bには、さらに、印刷物をステープルで綴じるフィニッシャが備わっている。
ROM10cまたはハードディスク10dには、図4に示すMFPシステム(MFP System)、MFPシステムインタフェース(MFP System I/F)、ネットワークインタフェース(Network I/F)、およびMFPネイティブUIM(MFP Native Universal Input Method)など、MFPの基本的な機能のソフトウェアが記憶されている。
さらに、リモートアクセスアプリケーション1RA、ブラウザ1WA、およびHTTP(Hypertext Transfer Protocol)サーバユーティリティ1SUなどのソフトウェアが記憶されている。
リモートアクセスアプリケーション1RAは、他の画像形成装置1へ接続(アクセス)し、当該他の画像形成装置1にジョブの一部または全部の処理を実行させるためのソフトウェアである。
ブラウザ1WAおよびHTTPサーバユーティリティ1SUについては、第二の実施形態で説明する。そのほか、画像形成装置1BのROM10cまたは大容量記憶装置10dには、PDF(Portable Document Format)ファイルの中から、ユーザが指定したキーワードを示すテキストまたは画像を検索する機能(いわゆるサーチャブルPDF)の機能のソフトウェアが記憶されている。
これらのソフトウェアを構成する各モジュールは、必要に応じてRAM10bにロードされ、CPU10aによって実行される。
そのほか、大容量記憶装置10dには、画面データベース1DBが用意されており、画面ごとの画面構成データ6Kおよび各画面を構成するパーツPT(図11、図12など参照)ごとのパーツデータ6PDが記憶されている。なお、パーツは、一般に「オブジェクト」と呼ばれることもある。ユーザは、パーツPTを、タッチパネルディスプレイ10e1上のそれが表示されている位置をタッチすることによって選択することができる。
画面構成データ6Kは、画面を構成するパーツPTごとの識別子(パーツ名称)、位置、サイズ、およびイベントが示されている(図9、図10参照)。イベントとして、パーツPTがタッチされた際に画像形成装置1に与えられるコマンドまたは指定される遷移先の画面もしくは実行条件が示される。
パーツデータ6PDは、パーツPTを表示するための画像データであって、GIF(Graphics Interchange Format)、JPEG(Joint Photographic Experts Group)、またはリッチテキストなどのフォーマットによって記述されている。
大容量記憶装置10dとして、HDD(Hard Disk Drive)またはSSD(Solid State Drive)などが用いられる。
画像形成装置1Cのハードウェアおよびソフトウェアの構成も、画像形成装置1A、1Bのハードウェアおよびソフトウェアの構成と基本的に同様である。特に、リモートアクセスアプリケーション1RA、ブラウザ1WA、およびHTTPサーバユーティリティ1SUが備わっている。ただし、画像形成装置1Cには、スキャンユニット10hおよびモデム10gが備わっていない。
端末装置2は、画像形成装置1のサービスをユーザが利用するためのクライアントである。例えば、端末装置2に用意された画像の印刷を行わせることができる。端末装置2として、パーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレットPC、または携帯電話端末などが用いられる。
図5は、リモートアクセスアプリケーション1RAの構成の例を示す図である。図6は、リモート画面表示処理部101の構成の例を示す図である。図7は、機能選択画面WN1の例を示す図である。図8は、接続先選択ダイアログDG11の例を示す図である。図9は、接続先画面構成データ6K2の例を示す図である。図10は、接続元画面構成データ6K1の例を示す図である。図11は、接続元の通常のボックス印刷設定画面WN2Aの例を示す図である。図12は、接続先の通常のボックス印刷設定画面WN2Bの例を示す図である。図13は、リモートアクセス時におけるボックス印刷設定画面WN2の例を示す図である。
次に、リモートアクセスアプリケーション1RAによる処理を、画像形成装置1Aが画像形成装置1Bへアクセスし画像形成装置1Bをリモートコントロールする場合を例に、説明する。
リモートアクセスアプリケーション1RAは、図5に示すように、接続元プログラム1RA1および接続先プログラム1RA2などによって構成される。
接続元プログラム1RA1は、他の画像形成装置1への接続(アクセス)を要求する側の処理のためのプログラムである。接続元プログラム1RA1によると、リモート画面表示処理部101、実行条件記憶部102、およびジョブ実行制御部103などの機能が実現される。
接続先プログラム1RA2は、他の画像形成装置1から接続(アクセス)を要求される側の処理のためのプログラムである。接続先プログラム1RA2によると、画面構成データ提供部141、パーツデータ提供部142、およびジョブ実行部143などの機能が実現される。
本例では、画像形成装置1Aが画像形成装置1Bへアクセスするので、画像形成装置1Aにおいて接続元プログラム1RA1が実行され、画像形成装置1Bにおいて接続先プログラム1RA2が実行される。
リモート画面表示処理部101は、図6に示すように、接続先画面構成データ取得部501、接続元画面構成データ読出部502、差分検出部503、パーツデータ取得部504、パーツ描画部505、パーツ配置部506、および画面表示制御部507などによって構成される。このような構成によって、リモート画面表示処理部101は、接続先に本来表示される画面を接続元で表示するための処理を行う。
ユーザは、画像形成装置1Bへの接続のための操作を画像形成装置1Aに対して例えば次のように行う。
コマンドの入力を待っている間、画像形成装置1Aのタッチパネルディスプレイ10e1には、図7のような、種々の機能の中からユーザが所望するものを選択するための機能選択画面WN1が表示されている。ここで、ユーザは、他の画像形成装置1への接続に対応する選択ボタンBN11にタッチする。
すると、画像形成装置1Aにおいて、接続元プログラム1RA1が起動する。そして、リモート画面表示処理部101の各部によって、次の処理が行われる。
接続先画面構成データ取得部501は、接続先の画像形成装置1から接続先画面構成データ6K2を取得するための処理を次のように実行する。
接続先画面構成データ取得部501は、図8のような、画像形成装置1ごとの選択ボタンBT11を記した接続先選択ダイアログDG11をタッチパネルディスプレイ10e1に表示させる。ここで、ユーザは、接続したい画像形成装置1を、これに対応する選択ボタンBT11にタッチすることによって選択する。本例では、画像形成装置1Bに対応するBT11をタッチする。そして、実行ボタンBT12にタッチする。
すると、接続先画面構成データ取得部501は、選択された画像形成装置1つまり画像形成装置1Bへ接続する。そして、画像形成装置1Bに対して画面構成データを要求する。この際に、デフォルトの画面を画像形成装置1Bに対して指定する。
画像形成装置1Bにおいて、画面構成データ提供部141は、画像形成装置1Aからの要求に従って、指定された画面の画面構成データ6Kを画面データベース1DBから読み出し、この画面構成データ6Kを接続先画面構成データ6K2として画像形成装置1Aへ送信する。
なお、デフォルトの画面は、画像形成装置1ごとに予め設定されている。接続先画面構成データ取得部501は、画像形成装置1A自身に設定されているデフォルトの画面を画像形成装置1Bに対して指定する。また、後述する通り、他の画面へ遷移する場合は、デフォルトの画面ではなく、遷移先の画面を指定する。
そして、画像形成装置1Aにおいて、接続先画面構成データ取得部501は、画像形成装置1Bから接続先画面構成データ6K2を受信することによって、取得する。これにより、図9のような接続先画面構成データ6K2が取得される。
接続元画面構成データ読出部502は、デフォルトの画面の画面構成データ6Kを、接続元画面構成データ6K1として画像形成装置1A自身の画面データベース1DBから読み出す。これにより、図10のような接続元画面構成データ6K1が読み出される。なお、後述する通り、他の画面へ遷移する場合は、デフォルトの画面ではなく、遷移先の画面の画面構成データ6Kを読み出す。
以下、ボックス印刷設定画面WN2を表示する場合を例に説明する。ボックス印刷設定画面WN2は、ボックス印刷ジョブを指定するための画面である。ボックス印刷ジョブは、ボックスに記憶されている画像データに基づいて画像を用紙に印刷するジョブである。他の画像形成装置1へ接続していないとき(つまり、通常)の、画像形成装置1Aが表示するボックス印刷設定画面WN2と、画像形成装置1Bが表示するボックス印刷設定画面WN2とには、相違点がある。相違点は、それぞれが有する機能の差異による。
画像形成装置1Aは、スタンプを付加して印刷する機能を有するが、画像形成装置1Bは有しない。また、画像形成装置1Bは地紋を付加して印刷する機能を有するが、画像形成装置1Aは有しない。よって、画像形成装置1Aのボックス印刷設定画面WN2には、図11に示すように、スタンプに関するパーツPTが備わっているが、地紋に関するパーツPTが備わっていない。一方、画像形成装置1Bのボックス印刷設定画面WN2には、図12に示すように、地紋に関するパーツPTが備わっているが、スタンプに関するパーツPTが備わっていない。以下、他の画像形成装置1へ接続していないときに画像形成装置1Aおよび画像形成装置1Bそれぞれが表示するボックス印刷設定画面WN2を「ボックス印刷設定画面WN2A」および「ボックス印刷設定画面WN2B」と区別して記載する。
差分検出部503は、接続先画面構成データ取得部501によって接続先画面構成データ6K2が取得され、接続元画面構成データ読出部502によって接続元画面構成データ6K1が読み出されると、両データに基づいて、ボックス印刷設定画面WN2Aとボックス印刷設定画面WN2Bとの差分を検出する。具体的には、次の2タイプのパーツPTを差分として検出する。
1つ目のタイプは、ボックス印刷設定画面WN2Bに備わっているがボックス印刷設定画面WN2Aに備わっていないタイプである。以下、このタイプを「不具備タイプ」と記載する。差分検出部503は、接続先画面構成データ6K2に示されるパーツ名称の中から、接続元画面構成データ6K1には示されていないパーツ名称を検索する。そして、見つかったパーツ名称のパーツPTを不具備タイプのパーツとして検出する。
2つ目のタイプは、ボックス印刷設定画面WN2Aに備わっているがボックス印刷設定画面WN2Bに備わっていないタイプである。以下、このタイプを「余剰タイプ」と記載する。差分検出部503は、接続元画面構成データ6K1に示されるパーツ名称の中から、接続先画面構成データ6K2には示されていないパーツ名称を検索する。そして、見つかったパーツ名称のパーツPTを余剰タイプのパーツとして検出する。
パーツデータ取得部504は、差分検出部503によって検出された不具備タイプのパーツPTのパーツデータ6PDを画像形成装置1Bに対して要求し、取得する。この際に、パーツデータ取得部504は、このパーツPTのパーツ名称を画像形成装置1Bに対して指定する。
画像形成装置1Bのパーツデータ提供部142は、画像形成装置1Aから指定されたパーツ名称のパーツPTのパーツデータ6PDを画面データベース1DBから読み出し、画像形成装置1Aへ送信する。
画像形成装置1Aのパーツ描画部505は、印刷設定画面WN2を構成する各パーツPTを、それぞれのタイプに応じて次のようにビットマップ化する。
不具備タイプのパーツPTについては、パーツ描画部505は、パーツデータ取得部504が画像形成装置1Bから取得した、そのパーツPTのパーツデータ6PDを用いてビットマップ化する。
余剰タイプのパーツPTについては、パーツ描画部505は、画像形成装置1A自身の画面データベース1DBに記憶されている、そのパーツPTのパーツデータ6PDを用いてビットマップ化する。しかし、このパーツPTは、画像形成装置1Bが表示しないものである。そこで、パーツ描画部505は、その旨をユーザにとって分かりやすくするために、さらに、ビットマップ化した画像(パーツPT)を暗くする(グレーアウト)する。
不具備タイプでも余剰タイプでもないパーツPTについては、パーツ描画部505は、画像形成装置1A自身の画面データベース1DBに記憶されている、そのパーツPTのパーツデータ6PDを用いてビットマップ化する。グレーアウトは、行わない。
パーツ配置部506は、印刷設定画面WN2Bと同じサイズのレイヤに、パーツ描画部505によって得られた各パーツPTを配置する。各パーツPTの位置は、接続先画面構成データ6K2に示される座標である。
画面表示制御部507は、各パーツPTが配置されたレイヤを、図13のように、印刷設定画面WN2として画像形成装置1A自身のタッチパネルディスプレイ10e1に表示させる。図12と比較して分かるように、この印刷設定画面WN2には、印刷設定画面WN2Bに合わせて、地紋に関する条件の選択用のパーツPTが追加されている。さらに、スタンプに関する条件の選択用のパーツPTがグレーアウトされている。
以上のように、リモート画面表示処理部101の各部(接続先画面構成データ取得部501ないし画面表示制御部507)によると、ボックス印刷設定画面WN2が接続先の態様に合わせて表示される。
ユーザは、画面の中のパーツPTをタッチすることによって、タッチパネルディスプレイ10e1を他の画面へ切り換えたり条件を指定したりコマンドを与えたりすることができる。
タッチされたパーツPTのイベントとして画面の識別子(例えば、画面名)が接続先画面構成データ6K2に示される場合は、リモート画面表示処理部101の各部によって、この識別子に対応する画面への遷移が行われる。
具体的には、接続先画面構成データ取得部501は、この画面の画面構成データ6Kを接続先画面構成データ6K2として画像形成装置1Bから取得する。接続元画面構成データ読出部502は、画像形成装置1A自身の画面データベース1DBからこの画面の画面構成データ6Kを接続元画面構成データ6K1として読み出す。そして、差分検出部503ないし画面表示制御部507は、印刷設定画面WN2を表示する場合と同様に、両データに基づいてこの画面を表示するための処理を行う。
または、タッチされたパーツPTのイベントとしてジョブの実行条件(例えば、用紙のサイズ、印刷面、またはカラーなど)が接続先画面構成データ6K2に示される場合は、実行条件記憶部102は、この実行条件を記憶する。
または、タッチされたパーツPTのイベントとしてコマンドが接続先画面構成データ6K2に示される場合は、ジョブ実行制御部103は、このコマンドに従って画像形成装置1Bにジョブを実行させる。すなわち、ジョブ実行制御部103は、このコマンドを画像形成装置1Bへ送信する。実行条件記憶部102に1つまたは複数の実行条件が記憶されていれば、これらの実行条件をも、送信する。
すると、画像形成装置1Bにおいて、ジョブ実行部143は、このコマンドに対応付けられているプログラムおよびこれらの実行条件に従って、ジョブを実行する。
例えば、ボックスに保存されている画像データを電子メールに添付して送信するジョブのコマンドが対応付けられている場合は、ジョブ実行制御部103は、このジョブのコマンドを、実行条件(この画像データのパスおよび送信先の電子メールアドレスなど)とともに画像形成装置1Bへ送信する。
すると、ジョブ実行部143は、このジョブのプログラムに従って、この画像データを読み出して電子メールに添付しこの電子メールアドレスへ送信する処理が実行されるように、各部を制御する。
図14は、画像形成装置1が他の画像形成装置1へ接続した際の全体的な処理の流れの例を説明するフローチャートである。図15は、リモート画面表示処理の流れの例を説明するフローチャートである。
次に、画像形成装置1Aが画像形成装置1Bへアクセスし画像形成装置1Bをリモートコントロールする場合を例に、画像形成装置1Aの全体的な処理の流れを、図14および図15を参照しながら説明する。
図14において、画像形成装置1Aは、ユーザが画像形成装置1Bへの接続の操作を行うと、デフォルトの画面を、画像形成装置1Bでの表示の形態に合わせてカスタマイズして表示する(#11)。表示の処理の手順は、図15に示す通りである。
画像形成装置1Aは、この画面の接続先画面構成データ6K2を画像形成装置1Bから取得するとともに(図15の#701)、この画面の接続元画面構成データ6K1を画像形成装置1A自身の画面データベース1DBから読み出す(#702)。両データに基づいて、この画面を通常、画像形成装置1Aで表示した場合のパーツPTと画像形成装置1Bで表示した場合のパーツPTとの差分を、検出する(#703)。そして、差分に応じて、パーツPTを次のようにビットマップ化する。
画像形成装置1Aで表示した場合にも画像形成装置1Bで表示した場合にも現われるパーツPTについては(#704でYes)、画像形成装置1Aは、このパーツPTのパーツデータ6PDを画像形成装置1A自身の画面データベース1DBから読み出す(#705)。そして、このパーツデータ6PDを用いてこのパーツPTをビットマップ化する(#706)。
または、画像形成装置1Aで表示した場合には現われないが画像形成装置1Bで表示した場合には現われるパーツPTについては(#704でNo、#707でYes)、画像形成装置1Aは、このパーツPTのパーツデータ6PDを画像形成装置1Bから取得する(#708)。そして、このパーツデータ6PDを用いてこのパーツPTをビットマップ化する(#709)。
または、画像形成装置1Aで表示した場合には現われるが画像形成装置1Bで表示した場合には現われないパーツPTについては(#704でNo、#707でNo、#710でYes)、画像形成装置1Aは、このパーツPTのパーツデータ6PDを画像形成装置1A自身の画面データベース1DBから読み出す(#711)。そして、このパーツデータ6PDを用いて、このパーツPTをグレーアウトの状態になるようにビットマップ化する(#712)。
そして、画像形成装置1Aは、パーツPTを、画像形成装置1Bで表示した場合の位置に配置する(#713)。
画像形成装置1Aは、各パーツPTについて、ステップ#704〜#713の処理を適宜、実行する。このように各パーツPTを描画し配置することによって、デフォルトの画面が得られる。そして、画像形成装置1Aは、この画面を表示する(#715)。
図14に戻って、画像形成装置1Aは、タッチパネルディスプレイ10e1がタッチされると、タッチされた位置のパーツPTに応じて、次の処理を実行する。
パーツPTが実行条件の指定に対応付けられている場合は(#14でYes)、画像形成装置1Aは、この実行条件を記憶する(#15)。
または、パーツPTがコマンドに対応付けられている場合は(#14でNo、#16でYes)、このコマンドのジョブを画像形成装置1Bに実行させる(#17)。なお、実行条件を記憶している場合は、この実行条件でジョブを実行させる。
または、パーツPTが他の画面に対応付けられている場合は(#14でNo、#16でNo、#18でYes)、当該他の画面を、画像形成装置1Bでの表示の形態に合わせてカスタマイズして表示する(#11)。表示の処理の手順は、デフォルトの画面の表示の手順と同様であり、図15で説明した通りである。
画像形成装置1Aは、画像形成装置1Bに対するリモートによる操作が終了するまで、ユーザによる操作に応じて適宜、ステップ#11〜#18の処理を実行する。
画像形成装置1Aは、不具備タイプのパーツPTすべてのパーツデータ6PDを一括して画像形成装置1Bから取得してもよい。または、検出するごとに、検出したパーツPTのパーツデータ6PDを個々に取得してもよい。
第一の実施形態によると、従来よりも少ない通信量で接続元の画像形成装置1において接続先の画像形成装置1の画面を表示することができる。
第一の実施形態では、接続元の画像形成装置1は、ユーザが画面を指定するたびに、この画面の接続先画面構成データ6K2を接続先の画像形成装置1から取得したが、予め各画像の接続先画面構成データ6K2を接続元の画像形成装置1のデータベースに記憶させておいてもよい。そして、このデータベースから読み出すことによって取得してもよい。
第一の実施形態では、接続元の画像形成装置1は、指定された条件を実行条件記憶部102によって記憶しておき、コマンドに対応するパーツPTがタッチされたら、記憶しておいた条件を、コマンドとともに接続先の画像形成装置1へ送信した。しかし、条件を、それが指定されるごとに接続先の画像形成装置1へ送信し、接続先の画像形成装置1に記憶させてもよい。
第一の実施形態では、接続元の画像形成装置1は、条件およびコマンドを接続先の画像形成装置1へ送信したが、タッチされた座標(位置情報)を送信してもよい。接続先の画像形成装置1は、これに基づいて、タッチされたパーツPTを判別すればよい。
第一の実施形態では、接続元の画像形成装置1は、余剰タイプのパーツPTをグレーアウト表示したが、表示しないようにしてもよい。
第一の実施形態では、ユーザは、パーツPTを、タッチすることによって選択したが、マウスなどのポインティングデバイスでカーソルを合わせクリックすることに選択してもよい。
〔第二の実施形態〕
図16は、ブラウザ1WAによって実現される画像形成装置1の機能的構成の例を示す図である。図17は、接続元の通常のウェブページWN3Aの例を示す図である。図18は、接続先の通常のウェブページWN3Bの例を示す図である。図19は、接続元ページ構成データ6WAの例を示す図である。図20は、接続先ページ構成データ6WBの例を示す図である。
第一の実施形態では、画像形成装置1Aは、画像形成装置1Bにアクセスし、ジョブの実行条件および指令などを与えるための画面を、画像形成装置1Bに合わせた形態で表示した。この際に、画像形成装置1Aは、ローカルの画面用のデータを一部に使用した。
第二の実施形態では、画像形成装置1Aは、画像形成装置1Bのウェブページを表示する。この際も、画像形成装置1Aは、ローカルの画面用のデータを一部に使用する。以下、この仕組みについて説明する。第一の実施形態と重複する点については、説明を省略する。
組織内ネットワーク1NWの全体的な構成は、第一の実施形態と同様であり、図1に示した通りである。画像形成装置1A、1Bのハードウェアの構成およびソフトウェアの構成も、第一の実施形態と同様であり、図2、図4に示した通りである。
ブラウザ1WAは、HTTPなどのプロトコルでウェブページ用のデータをダウンロードしウェブページを表示するためのソフトウェアである。特に、図16に示すように、ウェブページ基礎データ取得部161、接続先ページ構成データ取得部162、接続元ページ構成データ読出部163、差異検出部164、差異パーツデータ取得部165、共通パーツデータ読出部166、ウェブページ表示制御部167、および入力データ送信処理部168などの機能を実現する。
HTTPサーバユーティリティ1SUは、ウェブページを表示するためのファイル(後述するXML(Extensible Markup Language)ファイル6F、XSLExtensible Style Language)ファイル6L、画像ファイル6Gなど)をHTTPなどによってクライアントへ提供するソフトウェアである。特に、設定用のウェブページを表示するためのファイルを提供する。例えば、プリントユニット10jに関する設定用のウェブページWN3を表示するためのファイルを提供する。
プリントユニット10jの機能によって、ウェブページWN3の構成の一部分が異なることがある。以下、画像形成装置1Aおよび画像形成装置1BそれぞれのウェブページWN3が図17のようなウェブページWN3Aおよび図18のようなWN3Bである場合を例に説明する。
画像形成装置1AのHTTPサーバユーティリティ1SUは、ウェブページWN3Aのファイルを提供する。一方、画像形成装置1BのHTTPサーバユーティリティ1SUは、ウェブページWN3Bのファイルを提供する。
ウェブページWN3Aには、パーツとして、移動ボタンPT30、切換ボタンPT31、デバイス全般情報画像PT32、トナー情報画像PT33、およびトレイ情報画像PT34などが配置されている。各パーツには、スクリプトが対応付けられている。そして、パーツが選択されると、対応付けられているスクリプトに基づいて処理が実行される。
移動ボタンPT30は、他のウェブページへ移動するためのボタンである。切換ボタンPT31は、設定の項目ごとに配置されている。切換ボタンPT31がタッチされると、それに対応する項目に関する画面(例えば、ダイアログボックス)がウェブページWN3Aの上に表示される。
デバイス全般情報画像PT32は、画像形成装置1Aの全般的なステータス(状況)を示す。トナー情報画像PT33は、プリントユニット10jのトナーの状況を示す。トレイ情報画像PT34は、プリントユニット10jの給紙トレイの状況を示す。
ウェブページWN3Bにも、ウェブページWN3Aと同様のパーツが配置される。移動ボタンPT30および切換ボタンPT31の全部または一部は、ウェブページWN3Aと共通のものを用いることが可能である。
一般に、ウェブページの基礎的な部分のファイルは、XMLまたはHTML(Hypertext Markup Language)などのマークアップ言語で記述されることが多い。さらに、スタイル(文書レイアウト、見栄え)を定義するファイルは、XSLまたはCSS(Cascading Style Sheets)などのスタイルシート用の言語で記述されることが多い。画像の部分のファイルは、GIF(Graphics Interchange Format)またはJPEG(Joint Photographic Experts Group)などのファイルが用いられる。
以下、ウェブページWN3の基礎的な部分のファイルとして、XMLのファイルが用いられ、スタイルの定義のファイルとしてXSLのファイルが用いられ、画像のファイルとしてGIFファイルが用いられる場合を例に説明する。
HTTPサーバユーティリティ1SUには、ウェブページWN3のページ構成データ6Wが用意されている。
ウェブページWN3Aのページ構成データ6Wには、図19に示すように、ウェブページWN3Aを構成する各パーツのXSLファイル名、スクリプト名、およびパーツ名が示されている。XSLファイル名は、そのパーツに適用されるXSLファイルのファイル名である。スプリクト名は、そのパーツがタッチされた際に実行されるスクリプトの名前である。パーツ名は、そのパーツの識別子である。本実施形態では、パーツ名として、そのパーツを描画するのに用いられる画像ファイルのファイル名が用いられる。
同様に、ウェブページWN3Bのページ構成データ6Wには、図20に示すように、ウェブページWN3Bを構成する移動ボタンPT30および切換ボタンPT31ごとのXSLファイル名、スクリプト名、および画像ファイル名が示されている。
切換ボタンPT31は、適用されるXSLファイルが同じであるもの同士でグループ化されている。
以下、画像形成装置1Aが画像形成装置1BへアクセスしウェブページWN3Bを表示する場合を例に、ブラウザ1WAおよびHTTPサーバユーティリティ1SUの各部(図16参照)の処理を説明する。
画像形成装置1Aのユーザは、ブラウザ1WAを起動させ、ウェブページWN3BのURL(Uniform Resource Locator)を入力する。
すると、画像形成装置1Aにおいて、ウェブページ基礎データ取得部161は、入力されたURLに基づいて、画像形成装置1BへアクセスしウェブページWN3BのXMLファイル6Fを画像形成装置1Bに対して要求し取得する。
接続先ページ構成データ取得部162は、ウェブページWN3Bのページ構成データ6Wを要求し取得する。
このとき、画像形成装置1Bにおいて、HTTPサーバユーティリティ1SUは、画像形成装置1Aからの要求に応じて、ウェブページWN3BのXMLファイル6Fを画像形成装置1Aへ送信するとともに、自らのページ構成データ6Wを接続先ページ構成データ6WBとして画像形成装置1Aへ送信する。
画像形成装置1Aにおいて、接続元ページ構成データ読出部163は、ウェブページWN3Aのページ構成データ6W(以下、「接続元ページ構成データ6WA」と記載する。)を、自らのHTTPサーバユーティリティ1SUから読み出すことによって取得する。
差異検出部164は、接続元ページ構成データ6WAと接続先ページ構成データ6WBとを比較することによって、ウェブページWN3AとウェブページWN3Bとの差異を検出する。具体的には、次の(1)のパーツおよび(2)のパーツをウェブページWN3Bから検出する。
(1) パーツ名が接続先ページ構成データ6WBには示されているが接続元ページ構成データ6WAには示されていないパーツ。
(2) パーツ名が接続元ページ構成データ6WAにも接続先ページ構成データ6WBにも示されているが、XSLファイル名が接続元ページ構成データ6WAと接続先ページ構成データ6WBとの間で異なるパーツ。
差異検出部164は、(1)のパーツとして、「サーチャブルPDF」の切換ボタンPT31および「フィニッシャ」の切換ボタンPT31を検出する。また、(2)のパーツとして、デバイス全般情報画像PT32、トナー情報画像PT33、およびトレイ情報画像PT34を検出する。
差異パーツデータ取得部165は、差異検出部164によって検出されたパーツのXSLファイル6Lおよび画像ファイル6Gを画像形成装置1Bに対して要求し取得する。このとき、画像形成装置1BのHTTPサーバユーティリティ1SUは、要求されたXSLファイル6Lおよび画像ファイル6GをXSLファイル6LBおよび画像ファイル6GBとして画像形成装置1Aへ送信する。
共通パーツデータ読出部166は、ウェブページWN3Bのパーツのうちの差異検出部164によって検出されなかったパーツのXSLファイル6Lおよび画像ファイル6Gを、画像形成装置1A自身のHTTPサーバユーティリティ1SUから読み出す。以下、読み出したXSLファイル6Lおよび画像ファイル6Gをそれぞれ「XSLファイル6LA」および「画像ファイル6GA」と記載する。
そして、ウェブページ表示制御部167は、ウェブページ基礎データ取得部161によって取得されたXMLファイル6Fと、差異パーツデータ取得部165によって取得されたXSLファイル6LBおよび画像ファイル6GBと、共通パーツデータ読出部166によって読み出されたXSLファイル6LAおよび画像ファイル6GAとを用いて、ウェブページWN3Bを生成しタッチパネルディスプレイ10e1に表示させる。
入力データ送信処理部168は、ウェブページWN3Bに対するユーザの操作に応じて、設定の変更またはジョブの指令などを示す入力データ6Nを画像形成装置1Bへ送信する。
図21は、ウェブページを表示するための全体的な処理の流れの例を説明するフローチャートである。
次に、画像形成装置1Aが画像形成装置1BのウェブページWN3へアクセスする場合を例に、画像形成装置1Aの全体的な処理の流れを、図21を参照しながら説明する。
画像形成装置1Aは、ウェブページWN3BのURLが入力されると、ウェブページWN3BのXMLファイル6Fおよび接続先ページ構成データ6WBを画像形成装置1Bからダウンロードする(図21の#721、#722)。さらに、自らのHTTPサーバユーティリティ1SUから接続元ページ構成データ6WAを読み出す(#723)。なお、接続元ページ構成データ6WAはウェブページWN3Aのページ構成データ6Wであり、ウェブページWN3AとウェブページWN3Bとは、構成に差異があるが、ともにプリントユニット10jの設定のための画面である。
画像形成装置1Aは、ウェブページWN3Bの中の各パーツのデータを次のように取得する(#724〜#729)。
接続元ページ構成データ6WAおよび接続先ページ構成データ6WBに基づいて、ウェブページWN3Bの中から前述の(1)のパーツおよび(2)のパーツを検出する(#724)。
画像形成装置1Aは、(1)のパーツ(つまり、ウェブページWN3Aには存在しないパーツ)のXSLファイル6Lおよび画像ファイル6Gを画像形成装置1Bからダウンロードする(#725でYes、#727)。(2)のパーツ(つまり、ウェブページWN3Aにおいて使用されるXSLファイルが異なるパーツ)のXSLファイル6Lおよび画像ファイル6Gも同様に、画像形成装置1Bからダウンロードする(#725でNo、#726でYes、#727)。(1)でも(2)でもないパーツのXSLファイル6Lおよび画像ファイル6Gを自らのHTTPサーバユーティリティ1SUから読み出す(#725でNo、#726でNo、#728)。
そして、画像形成装置1Aは、XMLファイル6Fと、各パーツのXSLファイル6Lおよび画像ファイル6Gとに基づいて、ウェブページWN3Bを生成し表示する(#730)。
画像形成装置1Aは、(1)のパーツおよび(2)のパーツすべてのデータを一括して画像形成装置1Bから取得してもよい。または、検出するごとに、検出したパーツのデータを個々に取得してもよい。また、XSLファイル6Lが複数のパーツで共通に適用される場合は、このXSLファイル6Lを1回だけ取得し、共用すればよい。
第二の実施形態によると、従来よりも少ない通信量で接続元の画像形成装置1において接続先の画像形成装置1の画面(ウェブページ)を表示することができる。
第二の実施形態では、接続元の画像形成装置1は、ユーザがウェブページのURLを指定するたびに、このウェブページの接続先ページ構成データ6WBを接続先の画像形成装置1から取得したが、予め各ウェブページの接続先ページ構成データ6WBを接続元の画像形成装置1のデータベースに記憶させておいてもよい。そして、このデータベースから読み出すことによって取得してもよい。
第二の実施形態では、画像ファイルとしてGIFのファイルを用いたが、テキストフォーマット、リッチテキストフォーマット、または表形式のファイルを用いてもよい。特に、トナー情報画像PT33およびトレイ情報画像PT34に、このようなフォーマットのファイルを用いてもよい。
ウェブページWN3Aの構成とウェブページWN3Bの構成との比較を、上記(1)および(2)以外の方法で行ってもよい。
例えば、接続先ページ構成データ6WBには示されるが接続元ページ構成データ6WAには示されないスクリプト名に対応するパーツを検出してもよい。
または、ウェブページWN3AおよびウェブページWN3Bそれぞれの中の、XSLファイルのファイル名が同じであるグループ同士を比較し、パーツの構成が相違する場合に、ウェブページWN3Bの中の、このグループのパーツを検出してもよい。例えば、図19の接続元ページ構成データ6WAおよび図20の接続先ページ構成データ6WBによると、「Application.xsl」のグループ同士の構成が、異なる。さらに、「DeviceInformation.xsl」のグループ同士の構成も、異なる。そこで、接続元の画像形成装置1は、ウェブページWN3Bの中の、「Application.xsl」のグループに属する3つのパーツおよび「DeviceInformation.xsl」のグループに属する3つのパーツを検出する。そして、これらのパーツのXSLファイル6Lおよび画像ファイル6Gを接続先の画像形成装置1に対して要求し取得する。
ウェブページWN3Bからパーツを検出する方法は、ウェブページの仕様に応じて決めておけばよい。
図22は、接続時処理テーブルTL1の例を示す図である。図23は、スクリプトによって実行される処理の流れの例を説明するフローチャートである。
第一の実施形態では、ユーザは、接続元の画像形成装置1を操作することによって、接続先の画像形成装置1にジョブを実行させまたは接続先の画像形成装置1の設定を行った。例えば、画像形成装置1Aを操作することによって、画像形成装置1Bにジョブを実行させまたは画像形成装置1Bの設定を行った。
しかし、ジョブの中の一部または全部の処理を接続元の画像形成装置1が行ってもよい。以下、この場合の構成を、ボックス印刷ジョブの中の印刷の処理を接続元の画像形成装置1が行う場合を例に説明する。
第一の実施形態では、接続元の画像形成装置1は、ボックス印刷設定画面WN2の中からコマンドに対応するパーツがタッチされると、このコマンドを接続先の画像形成装置1Bへ送信することによって、接続先の画像形成装置1に処理を実行させた。
しかし、本変形例では、接続時処理テーブルTL1を画像形成装置1ごとに予め用意しておく。例えば、大容量記憶装置10dに予め記憶させておく。
接続時処理テーブルTL1には、図21に示すように、パーツごとに、他の画像形成装置1へ接続しているときにそのパーツがタッチされた場合に実行すべきスクリプトの名称が示されている。なお、「−」は、このような場合に実行すべきスクリプトがないことを意味する。
図22の接続時処理テーブルTL1によると、「スタート」キーに対して「BoxPrintStart()」というスクリプト名のスクリプトが対応付けられている。このスクリプトは、図23(A)に示す手順の処理を記述したものである。すなわち、このスクリプトによると、接続元の画像形成装置1は、ユーザが指定した画像ファイルを、接続先の画像形成装置1からダウンロードする(#741)。そして、ダウンロードした画像ファイルに基づいて、ユーザが指定した条件で画像を用紙に印刷する(#742)。
以上の構成によると、接続元および接続先それぞれが画像形成装置1Aおよび画像形成装置1Bである場合に、両画像形成装置1は、次のように動作する。
画像形成装置1Aは、画像形成装置1Bへの接続後、第一の実施形態で説明した通り、画像形成装置1Bに合わせてボックス印刷設定画面WN2Bを表示する。
ユーザは、パーツをタッチすることによって、画像形成装置1Bのボックスに保存されている画像ファイルおよび印刷の条件などを指定する。接続時処理テーブルTL1において、これらのパーツにはスクリプト名が対応付けられていないので、第一の実施形態の通り、画像形成装置1Aは、指定された内容を記憶する。
そして、ユーザは、「スタート」キーをタッチする。第一の実施形態では、画像形成装置1Aは、指定された内容および「スタート」キーに対応するコマンドを画像形成装置1Bへ送信した。しかし、本変形例では、「スタート」キーに対応するスクリプト名が接続時処理テーブルTL1に示されているので、画像形成装置1Aは、このスクリプト名のスクリプトを実行する。これにより、図23(A)に示した処理が実行される。つまり、画像形成装置1Aは、ユーザが指定した画像ファイルを画像形成装置1Bからダウンロードし、ユーザが指定した条件で画像を印刷する。
第二の実施形態においても同様に、接続時処理テーブルTL1を設けておき、所定のパーツがタッチされた場合は所定のスクリプトを実行するようにしてもよい。または、XMLファイル6FまたはXSLファイル6Lの中の所定のパーツのスクリプトを、接続時処理テーブルTL1に示される所定のスクリプトに置き換えてもよい。
コピージョブの場合は、図23(B)に示す処理のスクリプトを「スタート」キーに対応付けておいてもよい。すなわち、接続元の画像形成装置1がスキャンの処理を行い(#751)、これによって得られた画像データおよび印刷(複写)の指令を接続先の画像形成装置1へ送信する(#752)、という処理のスクリプトを対応付けておいてもよい。または、図23(C)に示す処理のスクリプトを「スタート」キーに対応付けておいてもよい。すなわち、接続元の画像形成装置1がスキャンの処理を行い(#761)、これによって得られた画像データおよび加工の指令を接続先の画像形成装置1へ送信し(#762)、加工された画像データを受信し(#763)、画像を印刷する(#764)、という処理のスクリプトを対応付けておいてもよい。
または、ジョブの中の所定の処理、例えば、印刷およびスキャンを、接続先の画像形成装置1の代わりに接続元の画像形成装置1が行うように構成しておいてもよい。
または、接続先の画像形成装置1に一定量を超える処理が溜まっている場合または稼働率が一定の値以上である場合に、接続元の画像形成装置1が接続先の画像形成装置1の代わりにジョブの全部または一部の処理を行うように構成しておいてもよい。特に、OCR(Optical Character Recognition)、画像変換、および印刷などの特定の処理が一定の量以上溜まっている場合に代行するのが、好ましい。
1つの画面またはウェブページから差異(差分)として検出されたパーツの個数が所定の個数以上である場合は、接続先の画像形成装置1は、接続元の画像形成装置1へ、画面またはウェブページのスクリーンショット(接続先の画像形成装置1におけるキャプチャ画像)を送信してもよい。そして、接続元の画像形成装置1は、タッチされた座標(位置情報)を接続先の画像形成装置1へ送信し、接続先の画像形成装置1は、これに基づいて、タッチされたパーツを判別すればよい。
第一の実施形態および第二の実施形態では、画像形成装置にジョブを実行させまたは画像形成装置の設定を行うための画面を表示する場合を例に説明したが、画像形成装置以外の装置にジョブを実行させまたは画像形成装置以外の装置の設定を行うための画面を表示する場合にも、本発明を適用することができる。例えば、ルータ、無線基地局、携帯端末、またはNAS(Network Attached Storage)などの装置にジョブを実行させまたはこれらの装置の設定を行うための画面を表示する場合にも、本発明を適用することができる。
第一の実施形態および第二の実施形態では、接続元の画像形成装置1は、2つの画面(ウェブページ)の構成同士を比較し、接続先の画像形成装置1からデータを取得する必要のあるパーツを判別(検出)した。しかし、2つの画面のバージョンに基づいて次のように検出してもよい。
同じジョブまたは機能のための画面それぞれについて、異なる2つのバージョンの組合せごとに、両バージョン間でのパーツの差異を示す差異情報を予め用意しておく。そして、接続元の画像形成装置1は、表示する対象の画面の、この画像形成装置1自身におけるバージョン、接続先の画像形成装置1におけるバージョン、およびこの画面の両バージョンの差異情報に基づいて、データを取得する必要のあるパーツを検出する。検出したパーツのデータは、接続先の画像形成装置1から一括して取得すればよい。
その他、組織内ネットワーク1NW、画像形成装置1の全体または各部の構成、処理内容、処理順序、データベースの構成などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。
1A 画像形成装置(処理装置)
1B 画像形成装置(他の処理装置)
103 ジョブ実行制御部(入力情報送信手段、処理代行手段)
164 差異検出部(不足パーツ判別手段)
165 差異パーツデータ取得部(不足パーツデータ取得手段)
167 ウェブページ表示制御部(表示手段)
10e1 タッチパネルディスプレイ(表示手段、入力手段)
1DB 画面データベース(パーツデータ記憶手段)
1SU HTTPサーバユーティリティ(パーツデータ記憶手段)
503 差分検出部(不足パーツ判別手段)
504 パーツデータ取得部(不足パーツデータ取得手段)
507 画面表示制御部(表示手段)
6GA 画像ファイル(第一のパーツデータ)
6GB 画像ファイル(第二のパーツデータ)
6K1 接続元画面構成データ(第一の画面情報)
6K2 接続先画面構成データ(第二の画面情報)
6LA XSLファイル(第一のパーツデータ)
6LB XSLファイル(第二のパーツデータ)
6WA 接続元ページ構成データ(第一の画面情報)
6WB 接続先ページ構成データ(第二の画面情報)
6PD パーツデータ(第一のパーツデータ、第二のパーツデータ)
PT パーツ
PT30 移動ボタン(パーツ)
PT31 切換ボタン(パーツ)
PT32 デバイス全般情報画像(パーツ)
PT33 トナー情報画像(パーツ)
PT34 トレイ情報画像(パーツ)
WN2A ボックス印刷設定画面(第一の画面)
WN2B ボックス印刷設定画面(第二の画面)
WN3A ウェブページ(第一の画面)
WN3B ウェブページ(第二の画面)

Claims (13)

  1. 特定の機能を有する処理装置であって、
    当該処理装置へ与える情報を入力するための第一の画面を構成するパーツごとの、当該パーツを表示するための第一のパーツデータを記憶する、パーツデータ記憶手段と、
    前記特定の機能を有する他の処理装置へ与える情報を入力するための第二の画面には備わっているが前記第一の画面には備わっていないパーツである不足パーツを判別する、不足パーツ判別手段と、
    前記不足パーツを表示するための第二のパーツデータを前記他の処理装置から取得する、不足パーツデータ取得手段と、
    前記第一の画面および前記第二の画面の両方に備わっているパーツについては前記パーツデータ記憶手段に記憶されている前記第一のパーツデータに基づいて、前記不足パーツについては前記パーツデータ取得手段によって取得された前記第二のパーツデータに基づいて前記第二の画面を表示する、表示手段と、
    を有することを特徴とする処理装置。
  2. 前記不足パーツ判別手段は、前記第一の画面の構成を示す第一の画面情報および前記第二の画面の構成を示す第二の画面情報に基づいて、前記不足パーツを判別する、
    請求項1に記載の処理装置。
  3. 前記不足パーツ判別手段は、前記第一の画面のバージョンおよび前記第二の画面のバージョンに基づいて、前記不足パーツを判別する、
    請求項1に記載の処理装置。
  4. 入力手段と、
    前記表示手段によって前記第二の画面が表示されている際に前記入力手段によって入力された入力情報を前記他の処理装置へ送信する、入力情報送信手段と、を有し、
    前記第一の画面は、直接操作することによって当該処理装置を使用するユーザのために通常、当該処理装置において表示されるものであり、
    前記第二の画面は、直接操作することによって前記他の処理装置を使用するユーザのために通常、前記他の処理装置において表示されるものである、
    請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の処理装置。
  5. 前記入力情報送信手段は、前記第二の画面の中からユーザが選択したパーツを示す情報または当該パーツに対応する情報を前記入力情報として送信する、
    請求項4に記載の処理装置。
  6. 前記入力情報送信手段は、前記第二の画面の中からユーザが選択したパーツの座標を前記入力情報として送信する、
    請求項4に記載の処理装置。
  7. 前記第一の画面は、ブラウザを操作し通信回線を介して当該処理装置を使用するユーザのために通常、当該ブラウザによって表示されるウェブページであり、
    前記第二の画面は、ブラウザを操作し通信回線を介して前記他の処理装置を使用するユーザのために通常、当該ブラウザによって表示されるウェブページである、
    請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の処理装置。
  8. 前記第二の画面の中からユーザによって選択されたパーツである選択パーツに対応付けられている特定の処理を、前記他の処理装置の代わりに実行する、処理代行手段、を有する、
    請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の処理装置。
  9. 前記処理代行手段は、前記特定の処理が画像を印刷する処理または画像を読み取る処理である場合に、当該特定の処理を代行する、
    請求項8に記載の処理装置。
  10. 前記処理代行手段は、前記他の処理装置に所定の大きさ以上の負荷が掛かっている場合に、前記特定の処理を代行する、
    請求項8に記載の処理装置。
  11. 前記表示手段は、前記第二の画面を、前記第一の画面には備わっているが前記第二の画面には備わっていないパーツを他のパーツよりも暗くした状態で配置して表示する、
    請求項1ないし請求項10のいずれかに記載の処理装置。
  12. 特定の機能を有する処理装置における画面の表示方法であって、
    当該処理装置へ与える情報を入力するための第一の画面を構成するパーツごとの、当該パーツを表示するための第一のパーツデータを当該処理装置に記憶させておき、
    前記特定の機能を有する他の処理装置へ与える情報を入力するための第二の画面には備わっているが前記第一の画面には備わっていないパーツである不足パーツを判別する処理を、当該処理装置に実行させ、
    前記不足パーツを表示するための第二のパーツデータを前記他の処理装置から取得する処理を、当該処理装置に実行させ、
    前記第一の画面および前記第二の画面の両方に備わっているパーツについては前記パーツデータ記憶手段に記憶されている前記第一のパーツデータに基づいて、前記不足パーツについては前記パーツデータ取得手段によって取得された前記第二のパーツデータに基づいて前記第二の画面を表示する処理を、当該処理装置に実行させる、
    ことを特徴とする表示方法。
  13. 特定の機能を有する処理装置に用いられるコンピュータプログラムであって、
    当該処理装置に、
    前記特定の機能を有する他の処理装置へ与える情報を入力するための第二の画面には備わっているが当該処理装置へ与える情報を入力するための第一の画面には備わっていないパーツである不足パーツを判別する手段を実行させ、
    前記第一の画面を構成するパーツを表示するための第一のパーツデータを当該処理装置の記憶手段から読み出す処理を実行させ、
    前記不足パーツを表示するための第二のパーツデータを前記他の処理装置から取得する処理を実行させ、
    前記第一の画面および前記第二の画面の両方に備わっているパーツについては前記パーツデータ記憶手段に記憶されている前記第一のパーツデータに基づいて、前記不足パーツについては前記パーツデータ取得手段によって取得された前記第二のパーツデータに基づいて前記第二の画面を表示する処理を実行させる、
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。
JP2013096704A 2013-05-02 2013-05-02 処理装置、表示方法、およびコンピュータプログラム Expired - Fee Related JP6127696B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013096704A JP6127696B2 (ja) 2013-05-02 2013-05-02 処理装置、表示方法、およびコンピュータプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013096704A JP6127696B2 (ja) 2013-05-02 2013-05-02 処理装置、表示方法、およびコンピュータプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014220584A JP2014220584A (ja) 2014-11-20
JP6127696B2 true JP6127696B2 (ja) 2017-05-17

Family

ID=51938699

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013096704A Expired - Fee Related JP6127696B2 (ja) 2013-05-02 2013-05-02 処理装置、表示方法、およびコンピュータプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6127696B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6869117B2 (ja) * 2017-06-13 2021-05-12 シャープ株式会社 画像形成装置

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3327566B2 (ja) * 1991-10-25 2002-09-24 株式会社リコー 事務機器の遠隔監視装置及び遠隔制御装置
JP2006109341A (ja) * 2004-10-08 2006-04-20 Nec Access Technica Ltd ファクシミリ装置並びにそのデータ転送システム及び方法
JP2006140898A (ja) * 2004-11-15 2006-06-01 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成システム
JP2006202332A (ja) * 2006-04-03 2006-08-03 Canon Inc 代行印刷処理装置、代行印刷処理方法、プログラム、および記憶媒体
JP5336765B2 (ja) * 2008-05-13 2013-11-06 キヤノン株式会社 画像処理装置、その制御方法、プログラム、及び画像処理システムの制御方法
JP4650850B2 (ja) * 2008-06-30 2011-03-16 キヤノンマーケティングジャパン株式会社 サーバ装置およびプリンタ設定方法およびプログラムおよび記録媒体
JP5169663B2 (ja) * 2008-09-16 2013-03-27 株式会社リコー 画像形成装置、情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、プログラム、及び記録媒体
JP5340124B2 (ja) * 2009-12-02 2013-11-13 キヤノン株式会社 画像処理装置及びその制御方法、並びにプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014220584A (ja) 2014-11-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9134936B2 (en) Apparatus, system, and method of generating information regarding printer, and recording medium
JP4732155B2 (ja) 画像処理装置及び制御方法
US9369595B2 (en) Image forming apparatus for being able to utilize application in which web browser is used
JP5929399B2 (ja) 情報提供装置、情報提供システム及びプログラム
US8767225B2 (en) Image forming apparatus, information device, and computer-readable storage medium for computer program for setting a function based on device information
JP6455195B2 (ja) 操作画面提供システム、中継装置及びプログラム
US7676116B2 (en) Information processing system and information processing method, and information processing program used therein
CN108897506B (zh) 信息处理设备和信息处理系统
JP6237724B2 (ja) 設定情報適用装置、設定情報適用方法、およびコンピュータプログラム
EP2393275B1 (en) Information processing system, information processing apparatus, control method thereof, and program
CN102694940A (zh) 信息处理装置及其控制方法
JP2021019244A (ja) 画像処理システム、画像形成装置、画像処理システムの制御方法、画像形成装置の制御方法、及びプログラム
JP4934743B2 (ja) 画像処理装置及び制御方法
US8782512B2 (en) Controller, method, and program product for controlling job information display, and recording medium
JP6492711B2 (ja) 中継装置、操作画面提供装置及びプログラム
JP5617756B2 (ja) 画像形成装置およびコンピュータプログラム
JP2012081648A (ja) 画像形成装置、画像形成装置を用いる情報処理方法およびコンピュータプログラム
JP6127696B2 (ja) 処理装置、表示方法、およびコンピュータプログラム
JP2013142920A (ja) アプリケーション管理装置、アプリケーション管理システム、プログラムおよびその記録媒体
JP6617564B2 (ja) 画像形成装置、アプリケーション実行方法、アプリケーション書換方法、およびコンピュータプログラム
US20130242345A1 (en) Image Processing Apparatus, Image Processing Method, and Non-Transitory Computer-Readable Recording Medium Encoded with Image Processing Program
JP4756852B2 (ja) 文書管理装置、文書管理方法及び文書管理プログラム
JP4438512B2 (ja) 表示装置、処理装置、画像形成装置、表示方法、およびコンピュータプログラム
JP5090828B2 (ja) 情報処理装置
JP6623813B2 (ja) 画像形成装置、メッセージ表示方法、およびコンピュータプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151221

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160930

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161101

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161221

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20161221

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170314

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170327

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6127696

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees