JP4934743B2 - 画像処理装置及び制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、画像処理装置及び制御方法に関し、特に、ウェブブラウザ機能を有する画像形成複合機に用いて好適なものである。
WWW(World Wide Web)のコンテンツを閲覧するために、通常、ウェブブラウザが用いられている。ウェブブラウザは、コンテンツとともに、現在表示しているコンテンツのURL(Uniform Resource Locator)やファイルのパス(path)名など、リソースの格納位置が識別できる情報をアドレスバーなどの表示領域に表示する。
以下、ウェブコンテンツ(以下、単に「コンテンツ」と称する場合もある。)やFTP(file transfer protocol)サーバ内のファイルなどのリソース格納位置をURLとし、通常のファイル格納位置をパス名とする。しかし、特にこれらを区別する必要がない場合はこれらをまとめてURLと称することもあることを理解されたい。また、装置の内部、外部に関わらず、ウェブコンテンツやファイルなどをリソースと総称する。
ウェブブラウザは、表示しているコンテンツがWWWサーバ上、LAN(local area network)上、当該ウェブブラウザを備える機器内のファイルシステムのいずれであっても、そのURL或いは当該ファイルへのパスがそのままアドレスバーに表示されている。
また、近年、複合機等の画像処理装置にウェブブラウザを組み込み、すなわちウェブブラウザを内蔵し、表示機能を有する操作部にコンテンツを表示できるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−122279号公報
しかしながら、画像処理装置などの組み込み機器の場合には、その機器内のファイルシステムやディレクトリ構成はユーザに非公開であることが多い。したがって、このような組み込み機器において、そのシステム内のファイルをブラウザなどによって表示した場合に、そのファイルのパスがそのまま表示されてしまうと、ディレクトリ構造など機器内部のファイルシステムの構成等をユーザに知られることになる。その結果、悪意を持ったユーザが機器内部のファイルシステムに対して不正アクセスするための手助けになってしまう可能性があるなど、セキュリティ上問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、画像処理装置などの組み込み機器に内蔵したウェブブラウザによるアドレス表示を制御し、機器のセキュリティを向上させることを目的とする。
本発明に係る画像処理装置は、階層構造のファイルシステムによって管理されているリソースを記憶する記憶手段と、URLを取得する取得手段と、前記取得手段により取得されたURLで特定されるリソースであって前記記憶手段から読み出された前記リソースを表示する表示手段と、前記取得手段により取得されたURLが“file://”で始まるURLであって、前記“file://”の次に続くホスト名或いはIPアドレスが前記画像処理装置を示す場合、前記取得手段により取得されたURLの少なくとも一部を非表示にすることで前記記憶手段における前記階層構造を隠蔽するよう制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明に係る画像処理装置の制御方法は、階層構造のファイルシステムによって管理されているリソースを記憶する記憶手段を有する画像処理装置の制御方法であって、URLを取得する取得工程と、前記取得工程で取得したURLで特定されたリソースであって前記記憶手段から読み出された前記リソースを表示する表示工程と、前記取得工程で取得したURLが“file://”で始まるURLであって、前記“file://”の次に続くホスト名或いはIPアドレスが前記画像処理装置を示す場合、前記取得手段により取得されたURLの少なくとも一部を非表示にすることで前記記憶手段における前記階層構造を隠蔽する工程と、を有することを特徴とする。
本発明に係るプログラムは、画像処理装置が有する取得手段、表示手段及び制御手段としてコンピュータを機能させるためのプログラムであって、前記取得手段は、URLを取得し、前記表示手段は、階層構造のファイルシステムによって管理されているリソースを記憶する記憶手段から、前記取得手段により取得されたURLで特定されたリソースを読み出して表示し、前記制御手段は、前記取得手段により取得されたURLが“file://”で始まるURLであって、前記“file://”の次に続くホスト名或いはIPアドレスが前記画像処理装置を示す場合、前記取得手段により取得されたURLの少なくとも一部を非表示にすることで前記記憶手段における前記階層構造を隠蔽するように制御することを特徴とする。
本発明の上述した目的及びその他の目的、特徴は以下に明細書に基づく詳細な説明及び図面より明らかになるであろう。
本発明によれば、画像処理装置にて取得されたURLが“file://”で始まるURLであって、“file://”の次に続くホスト名或いはIPアドレスが当該画像処理装置を示す場合、当該URLの少なくとも一部を非表示にしてファイルシステムの階層構造を隠蔽するよう制御する。これにより、ファイルシステムの構成がユーザに知られることを防止し、ユーザによる装置内部のファイルシステムに対する不正アクセスなどを防止することができ、セキュリティの向上を図ることができる。
本発明の一実施形態における複合機とウェブサーバによるシステム構成例を示すブロック図である。 本実施形態における複合機の標準画面の一例を示す図である。 ブラウザ機能が起動した画面の一例を示す図である。 第1の実施形態における複合機でのウェブブラウザ機能による表示動作を示すフローチャートである。 ウェブブラウザによる外部コンテンツの表示例を示す図である。 ウェブブラウザによる内部コンテンツの表示例を示す図である。 メニューキーを押下した後に表示されるポップアップメニューを示す図である。 外部コンテンツの詳細情報画面を示す図である。 内部コンテンツの詳細情報画面を示す図である。 外部コンテンツの印刷出力例を示す図である。 内部コンテンツの印刷出力例を示す図である。 外部コンテンツのブックマークの詳細情報表示画面を示す図である。 内部コンテンツのブックマークの詳細情報表示画面を示す図である。 ウェブブラウザによるコンテンツ表示画面例を示す図である。 ウェブブラウザによるコンテンツ表示画面例を示す図である。 第2の実施形態における複合機でのウェブブラウザ機能による表示動作を示すフローチャートである。 本実施形態における画像処理装置での動作を実現可能なコンピュータのブロック図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の実施形態による画像処理装置とウェブサーバによるシステム構成例を示す図である。図1においては、本実施形態による画像処理装置を適用した複合機100を一例として示している。
複合機100は、ネットワーク180を介してウェブサーバ150と通信可能なように接続されている。なお、図1においては、ネットワーク180を介して複合機100に接続可能な外部機器としてウェブサーバ150を図示しているが、これに限定されない。例えば、複数の外部機器がネットワーク180を介して複合機100に接続可能なように構成されていても良い。また、ネットワーク180上に複数の複合機が接続される構成でも良い。
また、複合機100は、ウェブブラウザ機能を有しており、当該機能によりネットワーク180を介してウェブサーバ150より提供されるコンテンツや複合機100内部のコンテンツを表示可能である。なお、以下の説明では、複合機100内部のコンテンツ(複合機100内部に予め記憶されているコンテンツ)を「内部コンテンツ」と称す。また、ウェブサーバ150によって公開する目的でウェブサーバ150によって管理された各種リソースを「コンテンツ」と称す。
複合機100は、コントローラ102、CPU(Central Processing Unit)104、RAM(Random Access Memory)106、及びROM(Read Only Memory)を有する。複合機100は、更に、ウェブブラウザ機能110、ウェブサーバ機能112、操作部120、ネットワーク接続部(N/W接続部)130、ハードディスク(HDD)140、スキャナ部146、及びプリンタ部148を有する。ハードディスク140は、内部コンテンツデータベース142と内部ファイルデータベース144とを有する。また、操作部120は、表示部122と操作入力部124とを有する。
コントローラ102は、複合機100内部の各機能部を統括的に制御するものであり、複合機100の全体の動作を制御する。コントローラ102は、CPU104、RAM106、ROM108を有し、CPU104は、ROM108、或いはハードディスク140内に記憶されたプログラムをRAM106にロードし、それを実行することで前記制御を実行する。
ウェブブラウザ機能110は、ウェブサーバ150や複合機100内部のコンテンツを解釈し、表示部122に表示するためのものである。例えば、ウェブブラウザ機能110は、内部コンテンツデータベース142に保存されているコンテンツを表示部122で表示したり、内部ファイルデータベース144に保存されているファイル(データファイル)を表示部122で表示する。
また、例えば、ウェブブラウザ機能110は、ネットワーク180により接続されるウェブサーバ150の外部コンテンツデータベース162に記憶されているコンテンツを、ネットワーク接続部130を介してダウンロードし表示部122で表示する。
ウェブサーバ機能112は、WWWサーバ機能を提供するものである。ウェブサーバ機能112は、外部のウェブクライアント(ウェブブラウザを搭載した不図示のPCなど)からのアクセス要求に応答してハードディスク140内の内部コンテンツデータベースに記憶されている各種コンテンツをウェブコンテンツとして提供する。
なお、図1において、ウェブブラウザ機能110及びウェブサーバ機能112はそれぞれ独立したハードウエアとして構成したものとして示しているが、これらをそれぞれソフトウエアとして実装しても良い。すなわち、ウェブブラウザ機能110を実現するアプリケーションがハードディスク140、或いはROM108にインストールされており、CPU104がそのウェブブラウザアプリケーションを実行するようにしても良い。同様に、ウェブサーバ機能112を実現するためのアプリケーション、或いはサービスがハードディスク140、或いはROM108にインストールされており、CPU104がそのウェブサーバアプリケーション或いはサービスを実行するようにしても良い。
操作部120は、上述したように表示部122及び操作入力部124を有し、ユーザが複合機100に対して各種設定や各種操作等を行うためのものである。表示部122は、ウェブブラウザ機能110によるコンテンツ等の表示を行ったり、さらに複合機100の操作や設定画面の表示を行ったりする。例えば、ウェブブラウザ機能110による表示画面の例として、表示部122には、後述する図3に示すような表示がなされる。
ウェブブラウザ機能110が起動しているときには、表示部122はウェブブラウザの表示画面を表示し、操作入力部124はウェブブラウザ機能110への操作をも受け付ける。なお、操作入力部124は、タッチパネル(タッチスクリーン)を適用して表示部122とともに構成されていても良いし、表示部122とは独立したテンキーなどの各種ボタン等を用いて構成されていても良い。また、これらの双方を適用して操作入力部124が構成されていても良い。また、複合機100にマウスやトラックボールやジョイスティックやキーボード(不図示)を接続して、これらを操作入力部124の一部として構成しても良い。
ネットワーク接続部130は、複合機100とネットワーク180とを接続するためのインターフェースあり、ネットワーク180を介してウェブサーバ150などの外部機器とデータの送受信を行う。
ハードディスク140は大容量の記憶媒体であり、CPU104が実行する各種プログラムや、複合機100の各種設定値を記憶する。また、ハードディスク140は、内部コンテンツデータベース142と内部ファイルデータベース144を有している。
内部コンテンツデータベース142は、ウェブサーバ機能112によって外部へ公開する目的である、いわゆるウェブコンテンツを保存しているデータベースである。内部コンテンツとしては、HTML(HyperText Markup Language)ファイルとか、CGI(Common Gateway Interface)スクリプトなどが代表的である。また、PCアプリケーションで作成した文書ファイルなども、ウェブで公開する目的で内部コンテンツデータベース142に登録されたものも内部コンテンツに該当する。
また、内部ファイルデータベース144は、ウェブコンテンツではない、本来機器内部で使用するためのデータファイルを保存しているデータベースである。スキャナ部146やプリンタ部148を用いて画像処理動作を行う上で一時的に発生する画像データや、上述した複合機100の各種設定値や、ウェブサーバ機能112によって外部へ公開することのない文書データや画像データ等が内部ファイルに該当する。内部ファイルは、ウェブサーバ機能112によって公開されないので、ウェブブラウザを搭載した不図示の外部PCからこれら内部ファイルへアクセスすることはできない。しかし、複合機100のウェブブラウザ機能110を用いた場合には内部ファイルへのアクセスが可能である。また、ウェブブラウザ機能110を用いて内部コンテンツへアクセスすることも可能である。
ハードディスク140の内部は、階層構造のファイルシステムによって管理されている。ディスクのボリューム名と、上位から下位へのディレクトリ(フォルダ)階層とファイル名が分かれば所望のファイルのハードディスク内での論理的な格納位置を知ることができる。
スキャナ部146は、原稿画像を読み取り、画像データを生成する、すなわち画像をスキャンするものである。また、プリンタ部148は、原稿画像や外部から受信した印刷データに基づく画像を印刷媒体に出力する、すなわち画像を出力紙にプリントするものである。なお、スキャナ部146及びプリンタ部148は、従来の複合機が有するスキャナ部(読み取り部)及びプリンタ部(画像出力部或いは画像形成部)とそれぞれ同様に構成されるので詳細な説明は省略する。
ウェブサーバ150は、CPU152、RAM154、ROM156、ハードディスク158、及びネットワーク接続部(N/W接続部)160を有する。また、ハードディスク158は、外部コンテンツデータベース162と外部ファイルデータベース164とを有する。
CPU152は、ROM156、或いはハードディスク158に記憶されている各種プログラムをRAM154にロードし、それを実行することでウェブサーバ150全体の制御を実行する。ウェブサーバ150は、ウェブサービス機能、FTP機能を有しており、これらの機能はハードディスク158にインストールされているプログラムをCPU152が実行することで実現される。
ネットワーク接続部160は、ウェブサーバ150とネットワーク180とを接続するためのインターフェースであり、ネットワーク180を介して複合機100等とデータの送受信を行う。
コンテンツデータベース162は、複合機100の内部コンテンツデータベース142と同様、ウェブサーバ150によって外部へ公開する目的である、いわゆるウェブコンテンツを保存しているデータベースである。すなわち、コンテンツデータベース162は、コンテンツ(本実施形態における外部コンテンツ)を保存しているデータベースである。
ウェブサーバ150は、ネットワーク180を介して外部からの要求(アクセス)を受け付ける。そして、その応答として当該要求内容に応じたデータ(コンテンツ)をコンテンツデータベース162から読み出し、ネットワーク接続部160、ネットワーク180を介して要求元に対して送信する。コンテンツの例としては、ウェブサーバによって提供されるHTMLファイルやCGIスクリプト等である。また、ウェブサーバによって提供可能な画像ファイル、音声ファイル、動画ファイル、文書ファイル、ページ記述言語ファイル等のファイルも外部コンテンツの一例である。
また、本実施形態において、ウェブサーバ150はFTPサーバ機能も有しており、コンテンツデータベース162で保存しているコンテンツをFTPクライアントからの要求に基づいて送信することもできる。
ファイルデータベース164は、ウェブサーバやFTPサーバによって提供する目的ではなく、主にウェブサーバ150内部で用いるためのファイルを保存するデータベースである。
図2は、操作部120の表示部122上に表示される複合機100の標準画面の例を示す図である。図2に示されるように、表示部122の上部には、「コピー」タブ201、「送信/ファクス」タブ202、「ボックス」タブ203、「ブラウザ」タブ204のように、複数の機能毎にタブ表示されたタッチキーが表示されている。例えば、ブラウザタブ204を指示(押下)することでウェブブラウザ機能を起動することが可能になっている。なお、5つ以上の機能が複合機100に装備されている場合には、前記4つの機能タブの右横に、さらに右矢印キー205が表示される。
図2に示す標準画面は、「コピー」タブ201が押下された際に表示されるコピー機能の初期画面である。206はコピー機能に関する表示を行う領域であり、表示領域206はその最上部に「コピーできます」等、コピー機能で表示すべきステータスを表示する。その下には、倍率、選択給紙段、置数を表示する。また、コピー機能の動作モードを設定するためのタッチキーとして、「等倍」キー、「倍率」キー、「用紙選択」キー、「ソータ」キー、「両面」キー、「割込み」キーが表示されている。更に、文字濃度調整用として薄くするに対応する左矢印キー、濃くするに対応する右矢印キー、濃度を自動調整する自動キーが表示される。また、原稿画像の種別(文字/写真/地図)を指定する原稿種指定キーも表示され、ここで指定された原稿種別に応じて、初期設定が自動的に切り替わる。初期画面に表示しきれない動作モードの指定については、応用モードキーを押下することで階層的に表示領域206内に設定画面が表示されるようになっている。
表示領域207は、複合機100のステータスを表示する領域であり、例えば、紙詰まり等のアラームメッセージや、プリント機能の実行中にはプリント中である旨を示すステータスメッセージを表示する。なお、「システム状況/中止」を示すタッチキー208を押下すると、ここでは図示しないが、本デバイス情報を表示する画面やプリントジョブ状況を表示する画面を表示し、ジョブの中止を行うことが可能になっている。
「送信/ファクス」タブ202が押下されると、スキャナ部146で読み取った画像をネットワーク180上の機器に電子メール送信したり、FTP送信するための設定画面(不図示)を表示する。または、ファクシミリとして不図示の公衆回線を用いたファクシミリ送信を行うための設定画面(不図示)を表示する。
「ボックス」タブ203が押下されると、ボックス機能のための設定画面(不図示)を表示する。ボックス機能とは、スキャナ部146で読み取った画像をハードディスク140内の所定の領域に保存したり、ハードディスク140内に保存されている画像データをプリンタ部148で印刷したり、ネットワーク180上の機器に送信するための機能である。
「ブラウザ」タブ204が押下されると、図3に示すブラウザ起動画面が開く。図3において、311はアドレスバーであり、現在表示しているコンテンツのURL、或いは内部ファイルのファイル名を表示する。ユーザがURLやパス名を指定してページを開く場合には、アドレスバー311のフィールドを押下する。すると、表示画面上にソフトキーボードが表示され、ユーザによるURLやパス名の指定ができ、これにより所望のウェブページやファイルを表示することができる。
「お気に入り」(ブックマーク)キー312を押下すると、現在表示しているページのURL、或いはパス名の登録を行うことができる。また、一度登録したお気に入りを呼び出してページを表示したり、登録したお気に入りの整理を行うこともできる。
表示領域313はコンテンツの表示領域である。「もどる」キー314及び「すすむ」キー315によって、コンテンツ表示領域313に現在表示中であるページを1つ戻したり進めたりすることができる。
「更新」キー316は、現在表示しているページを再度ロードして表示するためのキーである。「中止」キー317はページの読み込みを中止するためのキーである。「ホーム」キー318は設定されているホームページに移動するためのキーである。「印刷」キー319はコンテンツ表示領域313に現在表示しているページをプリンタ部148で印刷するためのキーである。「印刷」キー319の押下によって印刷設定ダイアログ(不図示)が表示される。印刷設定ダイアログには、フレーム構成のウェブページをどのように印刷するかの設定や、その他の印刷に関する各種設定(部数、両面、ソートなど)の画面が表示される。そして、該画面内の印刷スタートボタンを押下することで印刷が開始される。
「メニュー」キー320は、画面の表示倍率の変更、文字サイズの変更、文字コードの変更、表示中のコンテンツのプロパティを表示する指示等を行うためのキーである。
次に、本実施形態における複合機100の動作について説明する。なお、複合機100における画像読み取り動作(スキャン動作)や画像形成動作(プリント動作)は、従来と同様であるので説明は省略し、以下では複合機100に搭載したウェブブラウザによるコンテンツやファイルの表示動作についてのみ説明する。
図4は、本実施形態における複合機100でのウェブブラウザ機能110による表示動作を示すフローチャートである。このフローチャートに示す動作は、複合機100のCPU104がROM108或いはハードディスク140に記憶されているプログラムをRAM106にロードし実行することで実現される。
まず、ステップS4010にて、ウェブブラウザ機能110が表示するコンテンツのURL或いはファイルのパス名を取得する。ユーザがアドレスバー311にURL或いはパス名を入力するか、お気に入りキー312を操作して所望のコンテンツを選択することによってURL或いはパス名を取得できる。また、既に他のウェブページがウェブブラウザ機能によって表示されている場合、表示ページ中のハイパーリンクによって指定されたURLを取得することもできる。
次に、ステップS4020にて、ウェブブラウザ機能110により表示部122で表示するコンテンツ或いはファイルが、複合機100のファイル、すなわち内部ファイルデータベース144に保存されているファイルであるか否かを判定する。判定の結果、複合機100内のファイルである場合にはステップS4050に進み、そうでない場合にはステップS4030に進む。
ここで、内部ファイルデータベース144に保存されているファイルであるか否かの判定は、ステップS4010で取得したURL或いはパス名に基づいて行われる。具体的には、ステップS4010で取得したURL或いはパス名に基づいて、表示するリソースが内部ファイルデータベース144内に格納されているファイルであるか否かによって行われる。
あるいは、別の方法で判定することもできる。すなわち、内部ファイルデータベース144に保存されているファイルはウェブサーバ機能112で提供しないファイルである。したがって、「http://」で始まるURLでアクセスされることはないファイルである。このことから、ローカルパス名で指定されるファイルは内部ファイルデータベースのファイルであると判定しても良い。また、「file://」で始まるURLの記述で指定されるファイルで、「file://」の次に続くホスト名或いはIPアドレスが複合機100自身を示す場合には内部ファイルデータベース144のファイルであると判定しても良い。
続いて、ステップS4030にて、ウェブブラウザ機能110により表示部122で表示するコンテンツが、機器内のコンテンツ、すなわち内部コンテンツデータベース142に保存されているコンテンツであるか否かを判定する。判定の結果、機器内のコンテンツ(内部コンテンツ)である場合にはステップS4060に進み、そうでない場合にはステップS4040に進む。
ここで、内部コンテンツ142に保存されているコンテンツであるか否かの判定は、ステップS4010で取得したURL或いはパス名に基づいて行われる。具体的には、ステップS4010で取得したURL或いはパス名に基づいて、表示するリソースが内部コンテンツデータベース142内に格納されているコンテンツであるか否かによって行われる。
あるいは、「http://」で始まるURLであり、かつ、次に続くホスト名或いはIPアドレスが複合機100自身を示すものである場合、そのURLで指定しているリソースは、内部コンテンツデータベース142内のコンテンツであると判定しても良い。
ステップS4040では、ネットワーク180を介して提供された外部コンテンツ、もしくは外部のファイルをウェブブラウザ機能110により表示部122で表示していることになるので、当該コンテンツ(ファイル)のURLをアドレスバー311に表示する。そして、当該コンテンツを表示部122に表示する。
また、ステップS4050では、内部ファイルデータベース142から読み出した機器内部のファイルをウェブブラウザ機能110により表示部122で表示していることになる。よって、表示している内部のファイルのパス名を全部表示することなく、ファイル名のみをアドレスバー311に表示する。そして、当該ファイルを表示部122に表示する。
また、ステップS4060では、内部コンテンツデータベース142から読み出した内部コンテンツをウェブブラウザ機能110により表示部122で表示していることになる。よって、表示している内部コンテンツのURLを全部表示することなく、コンテンツ名のみをアドレスバー311に表示する。そして、当該コンテンツを表示部122に表示する。
ステップS4040、S4050、又はS4060の何れかでの処理が終わると、本フローを終了する。
図5及び図6は、本実施形態において表示部122に表示される表示画面の一例を示す図である。図5、図6において、図3と同じ個所には共通の符号を付してある。図5は、ネットワーク180を介してウェブサーバ150等の外部機器より提供された外部コンテンツ(ファイル)を表示している場合の表示画面例を示している。図6は、複合機100内部に保存している内部コンテンツ(ファイル)を表示している場合の表示画面例を示している。
図5に示すように、表示部122にて外部コンテンツの表示を行っている場合には、アドレスバー311には当該外部コンテンツのURLとして、“http://www.○○○.jp/index.htm”と、そのまま表示されていることがわかる。
一方、図6は、表示部122にて機器内部のコンテンツ(内部コンテンツ)の表示を行っている場合の表示例である。本来、この内部コンテンツのURLは“file:///dosdev/web/help/copy.html”で表される。しかし、このように、ディレクトリ階層を表すアドレス全体を表示してしまうと、ユーザに内部ファイルシステムの構造を知られてしまう。
そこで、本実施形態では、図6に示すように表示部122にて内部コンテンツの表示を行っている場合には、アドレスバー311には、当該内部コンテンツのファイル名である、“copy.html”のみを取り出して表示する。なお、このURLアドレスからのファイル名の取り出しは、例えばURLアドレスにおけるセパレータ(例えば"/")を判別して行えば良い。
このように複合機100内部に保存している内部コンテンツ(内部ファイル)の表示を表示部122で行っている場合には、当該内部コンテンツ(内部ファイル)のURLアドレスとして、そのパスを省略してコンテンツ名(ファイル名)のみを表示する。これにより、ユーザに複合機100内部のディレクトリ階層などのファイルシステムの構成を知られることを防止することができる。よって、ユーザによる不正アクセスなどの危険性を軽減し、複合機100のセキュリティの向上を図ることができる。
[詳細情報表示]
図4では、アドレスバー311へのURL表示について説明したが、ウェブブラウザ機能110が表示部122に表示しているコンテンツのURLを表示するケースとしては、表示中のページの詳細情報表示ウインドウが考えられる。
以下、図8、図9に示す詳細情報画面について説明する。まず、図4に示したフローを実行して図5、図6に示したウェブブラウザ画面が表示される。その後、メニューキー320を押下すると図7に示すようなポップアップメニューが表示中の画面上に現れる。ユーザがメニュー700からプロパティ710を選択すると、表示中のコンテンツに関する詳細情報が表示される。
図8は、図5に示したウェブブラウザ表示画面において、ユーザ操作によりプロパティを選択することにより表示される詳細情報画面の一例を示す図である。詳細表示ウインドウ800には、当該ページに関する各種情報が表示される。その中にURLの項目も設けられている。図8に示す例の場合には、外部コンテンツに関する詳細表示であるのでそのURLはそのまま表示されている。
図9は、図6に示したウェブブラウザ表示画面において、ユーザ操作によりプロパティを選択することにより表示される詳細情報画面の一例を示す図である。詳細表示ウインドウ900は、図8に示した詳細表示ウインドウ800と同様の表示形態であるが、図9に示す例の場合には、内部コンテンツに関する詳細表示であるのでURLはそのまま表示されずにファイル名である“COPY.html”のみが表示される。
[コンテンツの印刷]
複合機100は、ウェブブラウザ機能110によって表示部122に表示しているコンテンツをプリンタ部148で印刷することができる。印刷の指示は印刷キー319を操作することによって行うことができる。そして、プリンタ部148を制御するコントローラ102は、印刷出力の所定の個所に当該コンテンツのURLを印刷する機能を有している。その場合にも、URLをそのまま印刷するか、ファイル名のみを印刷するかを切り替えることができる。
図10は、図5に示したウェブブラウザ表示画面に表示されるコンテンツをプリンタ部148で印刷した出力結果の一例を示す図である。出力結果1000の下部には、コンテンツの画像とは別に当該コンテンツのURL1010がフッタとして印字されている。図10に示した例の場合には、印刷したコンテンツは外部コンテンツであるので、URL1010はそのままフッタに印刷される。
図11は、図6に示したウェブブラウザ表示画面に表示されるコンテンツをプリンタ部148で印刷した出力結果の一例を示す図である。図11に示した例の場合には、印刷したコンテンツは複合機100の内部コンテンツであるのでURLをそのままフッタとするのではなくファイル名のみがフッタとして印刷される。
[ブックマーク管理画面]
ウェブブラウザ機能110は、複合機内部或いは外部のコンテンツをお気に入りキー312を用いてお気に入り(ブックマーク)登録することができる。そして、登録したブックマークをお気に入りキー312を用いてその詳細情報を表示し、編集することができる。このブックマークの詳細情報の中でもURLを表示することができ、編集することができる。
図12は、図5で表示している外部コンテンツのURLである“http://www.○○○.jp/index.htm”のブックマークの詳細情報表示画面の一例を示す図である。このページのブックマーク詳細情報画面1200には、URL編集欄1210が設けられている。図12に示した例の場合には、外部コンテンツのブックマークであるので、URL編集欄1210にはURLをそのまま表示している。
図13は、図6で表示している複合機100の内部コンテンツのURLである“file:///dosdev/web/help/copy.html”のブックマークの詳細情報表示画面の一例を示す図である。このページのブックマーク詳細情報画面1300にもURL編集欄1310が設けられているが、図13に示した例の場合には、複合機100の内部コンテンツに対するブックマークであるので、ファイル名のみが表示される。しかし、URLをすべて表示しないのは、あくまでURL編集欄1310への表示だけであり、ウェブブラウザ機能110はこのコンテンツに対するURLをそのまま記憶し管理しているので、このブックマークを正しく機能させることは可能である。
[リンク先URL表示]
図14及び図15は、図5及び図6とは異なる“http://www.hogehoge.com/link.htm”のURLで示されるコンテンツを表示部122に表示している画面の一例を示す図である。表示画面1413には、図5で表示されている“http://www.○○○.jp/index.htm”へのリンクが張られている「○○○株式会社のページ」と記述されたハイパーリンク1420が表示されている。また、図6で表示されている“file:///dosdev/web/help/copy.html”へのリンクが張られている「コピー操作のヘルプ」と記述されたハイパーリンク1430が表示されている。
図14では操作入力部124でのユーザの操作によって表示されるポインタ(例えば、マウスポインタなど)1410が「○○○株式会社へのページ」のハイパーリンク1420上を指す位置に置かれている。
ウェブブラウザ機能110は、ポインタ1410がハイパーリンク上を指す位置におかれると、表示画面の左下に当該ハイパーリンクのURLを表示するようになっている。そして、ハイパーリンク先のURLが示すコンテンツが複合機100の内部コンテンツか外部コンテンツかに応じてそのURLの表示態様を変更する。
図14に示す例の場合には、ポインタ1410が示すハイパーリンク先が複合機100の外部コンテンツであるので、リンク先のURLをそのまま表示する(1440)。
一方、図15に示す例の場合には、ポインタ1410が示すハイパーリンク先が複合機100の内部コンテンツであるので、リンク先のURLをそのまま表示せずに、ファイル名のみを表示する(1540)。
本実施形態によれば、非公開にしたい内部ファイルシステム内のコンテンツを表示する場合であっても、ファイルシステムの構成をユーザに知らせることなく、コンテンツ又はファイルのアドレス表示が可能となる。これにより、ユーザによる装置内部のファイルシステムの不正アクセスなどの危険性を軽減でき、セキュリティの向上を図ることができる。
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
第2の実施形態において、そのシステム構成は図1に示すものと同じである。また、複合機100の初期画面、ウェブブラウザ機能110の表示画面についても、図2及び図3に示したものと同一である。
第1の実施形態においては、図4に示したフローチャートで説明した通り、複合機100の内部コンテンツデータベース142内のコンテンツ、内部ファイルデータベース144内のファイルのいずれの場合もそのURL(パス名)を表示しなかった。
しかし、内部コンテンツデータベース142内のコンテンツは、そもそも複合機100のウェブサーバ機能112によって公開される用途のコンテンツであるので、内部コンテンツデータベース142に限ってはディレクトリ構造が知られても構わない場合もある。
図16は、第2の実施形態における複合機100でのウェブブラウザ機能110による表示動作を示すフローチャートである。このフローチャートは、複合機100のCPU104がROM108或いはハードディスク140に記憶されているプログラムをRAM106にロードし、実行することで実現される。
まず、ステップS1610にて、ウェブブラウザ機能110が表示するコンテンツのURL或いはファイルのパス名を取得する。これは、図4におけるステップS4010の動作と同一である。
次に、ステップS1620にて、ウェブブラウザ機能110により表示部122で表示するコンテンツ或いはファイルが、複合機100のファイル、すなわち内部ファイルデータベース144に保存されているファイルであるか否かを判定する。これは、図4におけるステップS4020の動作と同一である。
そして、ステップS1620で、複合機100の内部ファイルデータベース144のファイルでないと判定した場合にはステップS1630へ遷移する。ステップS1630ではステップS1610で取得したURLで指定されるコンテンツを表示部122に表示し、アドレスバー311には当該URLをそのまま表示する。内部コンテンツデータベース142内のコンテンツを表示する場合もURLをそのまま表示する。
一方、ステップS1620で、複合機100の内部ファイルデータベース144のファイルであると判定した場合にはステップS1640へ遷移する。ステップS1640ではステップS1610で取得したパス名で指定される内部ファイルを表示部122に表示し、アドレスバーにはそのファイル名のみを表示する。
以上、第2の実施形態によれば、複合機100内部のリソースのうち、ファイルシステムを非公開にしたい内部ファイルデータベース144のファイルをウェブブラウザで表示する場合でも、そのディレクトリ構造などファイルシステム構成を知られることがない。よって、複合機内部のファイルへの不正アクセスの危険性を軽減でき、セキュリティを向上させることができる。
<第3の実施形態>
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
上述した実施形態では、装置内部に保存している内部コンテンツ(内部ファイル)のURLを省略して表示する際に、そのコンテンツ名(ファイル名)のみを表示するようにしている。しかし、パス名すべてではなくユーザにファイルシステムの構成等が認識できないようにURLやパス名の少なくとも一部を省略或いは隠蔽して表示するようにしても良い。あるいは、ファイル名すら表示せずに、単に「機器の内部ファイルです」とだけ表示するようにしても良い。
このようなURLをそのまま表示しない場合に、どのような表示形態にするかは複合機100のハードディスク140に複合機の設定情報として保持しておき、管理者などの所定の権限を有したユーザがその設定を変更できるようにしておけばよい。このような設定を可能にすることによって、セキュリティを重視してファイル名すら表示しないようにするか、ユーザへの利便性を重視してファイル名或いはURLの一部は表示するかをセキュリティポリシーに応じて柔軟に変更できる。
(本発明の他の実施形態)
上述した実施形態の機能を実現するべく各種のデバイスを動作させるように、該各種デバイスと接続された装置あるいはシステム内のコンピュータに対し、前記実施形態の機能を実現するためのソフトウエアのプログラムコードを供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(CPUあるいはMPU)に格納されたプログラムに従って前記各種デバイスを動作させることによって実施したものも、本発明の範疇に含まれる。
また、この場合、前記ソフトウエアのプログラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード自体は本発明を構成する。また、そのプログラムコードをコンピュータに供給するための手段、例えばかかるプログラムコードを格納した記録媒体は本発明を構成する。かかるプログラムコードを記憶する記録媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
また、コンピュータが供給されたプログラムコードを実行することにより、上述の実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードがコンピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティングシステム)あるいは他のアプリケーションソフト等と共同して上述の実施形態の機能が実現される場合にもかかるプログラムコードは本発明の実施形態に含まれることは言うまでもない。
さらに、供給されたプログラムコードがコンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そのプログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合にも本発明に含まれることは言うまでもない。
例えば、上述した実施形態に示した画像処理装置の代わりに、図17に示すようなコンピュータ1700により前記実施形態での動作が実施されてもよい。
コンピュータ1700は、図17に示すように、CPU1701と、ROM1702と、RAM1703と、キーボード(KB)1709のキーボードコントローラ(KBC)1705とを有する。更に、表示部としてのCRTディスプレイ(CRT)1710のCRTコントローラ(CRTC)1706と、ハードディスク(HD)1711及びフレキシブルディスク(FD)1712のディスクコントローラ(DKC)1707とを有する。また、ネットワークインタフェースカード(NIC)1708を有する。そして、図17に示すように、それらがシステムバス1704を介して互いに通信可能に接続された構成としている。
CPU1701は、ROM1702あるいはHD1711に記憶されたソフトウエア、あるいはFD1712より供給されるソフトウエアを実行することで、システムバス1704に接続された各構成部を総括的に制御する。すなわち、CPU1701は、上述したような動作を行うための処理プログラムを、ROM1702、あるいはHD1711、あるいはFD1712から読み出して実行することで、上述した実施形態での動作を実現するための制御を行う。
RAM1703は、CPU1701の主メモリあるいはワークエリア等として機能する。KBC1705は、KB1709や図示していないポインティングデバイス等からの指示入力を制御する。CRTC1706は、CRT1710の表示を制御する。DKC1707は、ブートプログラム、種々のアプリケーション、ユーザファイル、ネットワーク管理プログラム、および上述した実施形態における前記処理プログラム等を記憶するHD1711およびFD1712とのアクセスを制御する。NIC1708はネットワーク1713上の他の装置と双方向にデータをやりとりする。
HD1711は、図1におけるMFP100のハードディスク140と同様に内部コンテンツデータベースと内部ファイルデータベースを有するものとする。また、コンピュータ1700は、ウェブブラウザ機能、ウェブサーバ機能を有しており、これらの機能を実現するためのプログラムはHD1711内にインストールされている。これらプログラムをCPU1701が実行することによってウェブブラウザ機能、ウェブサーバ機能を実現することができる。そして、コンピュータ1700はネットワーク1703を介して図1のウェブサーバ150に相当する不図示のウェブサーバにアクセス可能であるものとする。
なお、前記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
100 複合機(画像処理装置)、102 コントローラ、104 CPU、106 RAM、108 ROM、110 ウェブブラウザ機能、112 ウェブサーバ機能、120 操作部、122 表示部、130 ネットワーク接続部、142 内部コンテンツデータベース、144 内部ファイルデータベース、146 スキャナ部、148 プリンタ部、150 ウェブサーバ、162 外部コンテンツデータベース、164 外部ファイルデータベース、180 ネットワーク

Claims (10)

  1. 画像処理装置であって、
    階層構造のファイルシステムによって管理されているリソースを記憶する記憶手段と、
    URLを取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得されたURLで特定されるリソースであって前記記憶手段から読み出された前記リソースを表示する表示手段と、
    前記取得手段により取得されたURLが“file://”で始まるURLであって、前記“file://”の次に続くホスト名或いはIPアドレスが前記画像処理装置を示す場合、前記取得手段により取得されたURLの少なくとも一部を非表示にすることで前記記憶手段における前記階層構造を隠蔽するよう制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記制御手段は、前記取得手段により取得されたURLが“file://”で始まるURLでない場合、前記取得手段により取得されたURLを表示するように制御することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記制御手段は、前記取得手段により取得されたURLが“file://”で始まるURLでない場合、前記取得手段により取得されたURLを、前記リソースと共に表示するように制御することを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  4. 前記制御手段は、前記取得手段により取得されたURLが“file://”で始まるURLであって、前記“file://”の次に続くホスト名或いはIPアドレスが前記画像処理装置を示す場合、前記取得手段により取得されたURLの少なくとも一部を、前記リソースを表示するときに非表示とするように制御することを特徴とする請求項2又は3記載の画像処理装置。
  5. 前記画像処理装置は、ネットワークを介して外部装置と通信することが可能であり、
    前記表示手段は、前記取得手段により取得されたURLで特定されるリソースが前記外部装置に記憶されている場合には前記外部装置から当該リソースを受信して表示することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の画像処理装置。
  6. 前記制御手段は、前記取得手段により取得されたURLが“file://”で始まるURLであって、前記“file://”の次に続くホスト名或いはIPアドレスが前記画像処理装置を示す場合には、前記取得手段により取得されたURLに含まれるファイル名を取り出して当該ファイル名を前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の画像処理装置。
  7. 前記制御手段は、前記取得手段により取得されたURLが“file://”で始まるURLであって、前記“file://”の次に続くホスト名或いはIPアドレスが前記画像処理装置を示す場合には、当該URLの少なくとも一部を隠蔽したことを示す情報を前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の画像処理装置。
  8. 前記表示手段が表示したリソースに基づく画像と、当該リソースのURLとを印刷する印刷手段をさらに有し、
    前記制御手段は、前記取得手段により取得されたURLが“file://”で始まるURLであって、前記“file://”の次に続くホスト名或いはIPアドレスが前記画像処理装置を示す場合には、当該URLを前記印刷手段に印刷しないよう制御することを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の画像処理装置。
  9. 階層構造のファイルシステムによって管理されているリソースを記憶する記憶手段を有する画像処理装置の制御方法であって、
    URLを取得する取得工程と、
    前記取得工程で取得したURLで特定されたリソースであって前記記憶手段から読み出された前記リソースを表示する表示工程と、
    前記取得工程で取得したURLが“file://”で始まるURLであって、前記“file://”の次に続くホスト名或いはIPアドレスが前記画像処理装置を示す場合、前記取得手段により取得されたURLの少なくとも一部を非表示にすることで前記記憶手段における前記階層構造を隠蔽する工程と、
    を有することを特徴とする制御方法。
  10. 画像処理装置が有する取得手段、表示手段及び制御手段としてコンピュータを機能させるためのプログラムであって、
    前記取得手段は、URLを取得し、
    前記表示手段は、階層構造のファイルシステムによって管理されているリソースを記憶する記憶手段から、前記取得手段により取得されたURLで特定されたリソースを読み出して表示し、
    前記制御手段は、前記取得手段により取得されたURLが“file://”で始まるURLであって、前記“file://”の次に続くホスト名或いはIPアドレスが前記画像処理装置を示す場合、前記取得手段により取得されたURLの少なくとも一部を非表示にすることで前記記憶手段における前記階層構造を隠蔽するように制御することを特徴とするプログラム。
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