JP5006722B2 - 情報処理装置、ルールファイル出力装置、プログラムおよびパラメータ間の排他関係判定方法 - Google Patents

情報処理装置、ルールファイル出力装置、プログラムおよびパラメータ間の排他関係判定方法 Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、ルールファイル出力装置、プログラムおよびパラメータ間の排他関係判定方法に関する。
従来、プリンタ、コピーおよびスキャナなどの複数の機能を一つの筐体内に収納したMFP(Multifunction Peripheral)と称される複合機が知られている。かかる複合機では、UNIX(登録商標)などの汎用OS上に、プリンタアプリ、コピーアプリおよびスキャナアプリと呼ばれる複数のアプリケーションを搭載し、これらのアプリケーションの実行処理を切替えながら複数の機能を実現している。
ところが、上記プリンタアプリ、コピーアプリおよびスキャナアプリは、それぞれエンジン制御、メモリ制御およびシステム制御などを別個に行なっているので、重複処理という無駄が生じている。
このため、特許文献1では、複合機に搭載される複数のアプリケーションがそれぞれ担っていたエンジン制御、メモリ制御およびシステム制御などの処理を共通処理部分(プラットホーム)として各アプリケーションから括り出すことにより、アプリケーションの開発効率の向上を図っている。
また、特許文献2では、複合機に搭載される複数のアプリケーションが共通に使用する、ソータ選択機能やトレイ選択機能といった各種機能の組み合わせの可否を、組み合わせチェックテーブルを用いて判定している。
しかしながら、特許文献1で開示されている発明は、ハードウェアを制御する処理部分を共通化するものであり、各アプリケーションの内部処理全般を共通化するものではない。このため、複合機上のアプリケーションには、開発効率の向上を図るうえで改善の余地が残されている。
たとえば、オペレーションパネルの制御ソフトウェアを介して利用者からの機能設定要求を受け付け、選択された機能の組み合わせ可否判定を行ない、かかる判定結果をオペレーションパネルの入力制限などにより利用者に報知する設定管理処理は、複写機上の各アプリケーションに共通して存在する処理であるが、ハードウェアを直接制御する処理ではないため各アプリケーションで別個に実現されており、共通化することが可能である。
また、特許文献2で開示されている発明は、組み合わせチェックテーブルを用いて各種機能の組み合わせの可否を判定するものであるが、複写機の多機能化によりかかるテーブルの規模が拡大してくると、組み合わせチェックテーブルの保守を容易におこなうのは困難となる。このため、機能追加や改修のための工数が増大するとともに、機能組み合わせ制御が正しくおこなわれない危険性があるという問題がある。
これらのことから、複合機に搭載されるアプリケーションの設定管理処理をいかにして効率よく実現するかが大きな課題となっている。なお、かかる課題は複合機についてのみ生じるものではなく、たとえば、複数の機能設定間の組み合わせ制御を行なう設定管理装置を形成するような場合にも同様に生ずる課題である。
そこで、本出願人は、特許文献3において、設定管理処理を効率よく実現することが出来る設定管理装置、設定管理プログラムおよび画像形成装置を提案している。
特開2002−084383号公報 特許第3175479号公報 特開2006−115482号公報
しかしながら、特許文献3において開示されている技術では、設定項目間の関係を効率的に管理することを主眼としており、カスタマイズによって追加削除される設定項目と、既存の設定項目間の関係については言及していない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、カスタマイズによって追加削除されるパラメータと既存のパラメータ間の関係について容易に管理することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1にかかる発明の情報処理装置は、処理の内容を設定するためのパラメータを受け付け、受け付けた前記パラメータに応じた処理を実行する情報処理装置において、複数の前記パラメータを受け付けた場合に、受け付けた前記各パラメータ間の組み合わせの適否を、前記各パラメータに従って実行される処理の内容から生じる特徴であるそれぞれの性質に基づいて判定する組合せ適否判定手段を備え、前記組合せ適否判定手段は、前記パラメータと1以上の前記性質とを関係付ける関係付け手段と、前記性質に基づいて排他関係にある前記パラメータの組み合わせを表現する排他関係表現手段と、複数の前記パラメータを受け付けた際に、受け付けた一のパラメータの全ての前記性質を前記関係付け手段に応じて抽出する第1性質抽出手段と、前記性質抽出手段により抽出された前記一のパラメータの性質と排他関係にある前記性質を、前記排他関係表現手段の組み合わせに従って抽出する第2性質抽出手段と、前記第2性質抽出手段により抽出された前記一のパラメータの性質と排他関係にある前記性質を有している前記パラメータを抽出するパラメータ抽出手段と、前記パラメータ抽出手段により抽出された前記パラメータ群の中に受け付けた他のパラメータが存在する場合、当該他のパラメータと前記一のパラメータとは排他関係にあると判定する排他関係判定手段と、を備える。
また、請求項にかかる発明は、請求項記載の情報処理装置において、前記他のパラメータが、ジョブ中で、前記第2性質抽出手段により抽出された性質と関連しているか否かを前記関係付け手段に応じて判定する判定手段を備え、ジョブ中で前記他のパラメータが前記第2性質抽出手段により抽出された前記一のパラメータの性質と関連していないと判定された場合には、前記組合せ適否判定手段は組合せ適否判定処理を終了する。
また、請求項にかかる発明は、請求項記載の情報処理装置において、前記組合せ適否判定手段から判定結果を取得し、前記判定結果に応じた表示制御を実行する表示制御手段を備える。
また、請求項にかかる発明は、請求項1記載の情報処理装置において、前記組合せ適否判定手段は、データ処理機能にかかる各種処理を実行するそれぞれ独立したモジュールであるフィルタ間を、データを格納するメモリであるパイプを介して繋ぐことにより前記データ処理機能を実行するアプリケーションを実現するアーキテクチャに基づき、少なくとも1以上の前記パラメータを含む前記フィルタ間の前記パラメータ間の排他関係を、前記性質を管理する性質管理手段を通じて定義する。
また、請求項にかかる発明は、請求項記載の情報処理装置において、同一の前記フィルタ内の前記パラメータ間の排他関係を、前記性質管理手段を通じて定義する。
また、請求項にかかる発明は、請求項記載の情報処理装置において、前記性質管理手段で管理されている前記性質間の排他関係は、機種差分に応じて変更可能である。
また、請求項にかかる発明は、請求項記載の情報処理装置において、前記データ処理機能を実行するアプリケーション実行時に前記フィルタを組み合わせる処理を行うアクティビティを有しており、前記アクティビティは、組み合わせを行う前記フィルタを前記性質管理手段に紐付ける。
また、請求項にかかる発明は、請求項記載の情報処理装置において、前記アクティビティは、データ入力経路毎またはデータ出力経路毎に、組み合わせを行う前記フィルタを前記性質管理手段に紐付け、前記組合せ適否判定手段は、複数の前記性質管理手段が紐付けられる前記フィルタでは、全ての前記性質管理手段からの応答を待ってから排他関係を判定する。
また、請求項にかかる発明は、請求項記載の情報処理装置において、前記アクティビティは、データ入力経路毎またはデータ出力経路毎に、組み合わせを行う前記フィルタを前記性質管理手段に紐付けるとともに、全ての前記フィルタを前記性質管理手段に紐付け、前記組合せ適否判定手段は、複数の前記性質管理手段が紐付けられる前記フィルタでは、全ての前記性質管理手段からの応答を待ってから排他関係を判定する。
また、請求項10にかかる発明は、請求項1記載の情報処理装置において、前記フィルタの起動時に、排他関係を示すルールファイルを、前記性質管理手段に渡すフレームワーク手段を備える。
また、請求項11にかかる発明は、請求項1記載の情報処理装置において、前記フレームワーク手段は、前記フィルタの設定時に、前記性質管理手段に対して登録を行う。
また、請求項12にかかる発明は、請求項1記載の情報処理装置において、前記組合せ適否判定手段の判定に用いられる前記性質は、当該性質を生じさせる処理が他の処理に影響を与えるものである。
また、請求項13にかかる発明は、請求項12記載の情報処理装置において、前記組合せ適否判定手段の判定に用いられる前記性質は、当該性質を生じさせる処理が実行されている場合に、他の処理がハードウェアに関する制約から物理的に動作できなくなるものである。
また、請求項14にかかる発明は、請求項12記載の情報処理装置において、前記組合せ適否判定手段の判定に用いられる前記性質は、当該性質を生じさせる処理が実行されている場合に、他の処理の実行結果に影響を与えるものである。
また、請求項15にかかる発明のルールファイル出力装置は、機能や設定項目およびその設定値であるパラメータに従って実行される処理の内容から生じる特徴である1以上の性質を選択可能な性質一覧を表示する性質一覧表示手段と、前記性質一覧表示手段により表示された前記性質一覧を介して選択された所望の前記パラメータに関連する全ての前記性質を受け付ける受付手段と、前記受付手段により受け付けた選択された所望の前記パラメータに関連する前記性質に従い、排他関係を示すルールファイルを出力するルールファイル出力手段と、を備える。
また、請求項16にかかる発明のプログラムは、処理の内容を設定するためのパラメータを受け付け、受け付けた前記パラメータに応じた処理をコンピュータに実行させるプログラムであって、複数の前記パラメータを受け付けた場合に、受け付けた前記各パラメータ間の組み合わせの適否を、前記各パラメータに従って実行される処理の内容から生じる特徴であるそれぞれの性質に基づいて判定する組合せ適否判定機能を前記コンピュータに実行させ、前記組合せ適否判定機能は、前記パラメータと1以上の前記性質とを関係付ける関係付け機能と、前記性質に基づいて排他関係にある前記パラメータの組み合わせを表現する排他関係表現機能と、複数の前記パラメータを受け付けた際に、受け付けた一のパラメータの全ての前記性質を前記関係付け機能に応じて抽出する第1性質抽出機能と、前記性質抽出機能により抽出された前記一のパラメータの性質と排他関係にある前記性質を、前記排他関係表現機能の組み合わせに従って抽出する第2性質抽出機能と、前記第2性質抽出機能により抽出された前記一のパラメータの性質と排他関係にある前記性質を有している前記パラメータを抽出するパラメータ抽出機能と、前記パラメータ抽出機能により抽出された前記パラメータ群の中に受け付けた他のパラメータが存在する場合、当該他のパラメータと前記一のパラメータとは排他関係にあると判定する排他関係判定機能と、を前記コンピュータに実行させる。
また、請求項17にかかる発明のプログラムは、機能や設定項目およびその設定値であるパラメータに従って実行される処理の内容から生じる特徴である1以上の性質を選択可能な性質一覧を表示する性質一覧表示機能と、前記性質一覧表示機能により表示された前記性質一覧を介して選択された所望の前記パラメータに関連する前記性質を受け付ける受付機能と、前記受付機能により受け付けた選択された所望の前記パラメータに関連する全ての前記性質に従い、排他関係を示すルールファイルを出力するルールファイル出力機能と、を前記コンピュータに実行させる。
また、請求項18にかかる発明のパラメータ間の排他関係判定方法は、処理の内容を設定するためのパラメータを受け付け、受け付けた前記パラメータに応じた処理を実行する情報処理装置におけるパラメータ間の排他関係判定方法であって、複数の前記パラメータを受け付けた場合に、受け付けた前記各パラメータ間の組み合わせの適否を、前記各パラメータに従って実行される処理の内容から生じる特徴であるそれぞれの性質に基づいて判定する組合せ適否判定工程を含み、前記組合せ適否判定工程は、前記パラメータと1以上の前記性質とを関係付ける関係付け工程と、前記性質に基づいて排他関係にある前記パラメータの組み合わせを表現する排他関係表現工程と、複数の前記パラメータを受け付けた際に、受け付けた一のパラメータの全ての前記性質を前記関係付け工程での関係付けに応じて抽出する第1性質抽出工程と、前記性質抽出工程により抽出された前記一のパラメータの性質と排他関係にある前記性質を、前記排他関係表現工程での組み合わせに従って抽出する第2性質抽出工程と、前記第2性質抽出工程により抽出された前記一のパラメータの性質と排他関係にある前記性質を有している前記パラメータを抽出するパラメータ抽出工程と、前記パラメータ抽出工程により抽出された前記パラメータ群の中に受け付けた他のパラメータが存在する場合、当該他のパラメータと前記一のパラメータとは排他関係にあると判定する排他関係判定工程と、含む。
請求項1にかかる発明によれば、各パラメータに従って実行される処理の内容から生じる特徴であるそれぞれの性質に基づいて、選択を受け付けた各パラメータ間の組み合わせの適否を判定することにより、「性質」間で同時に使えないという関係を定義すれば、個々のパラメータ間で排他関係を定義する必要がなくなり、カスタマイズによって追加削除されるパラメータと既存のパラメータ間の関係について容易に管理することができる、という効果を奏する。また、性質間の関係と、パラメータ−性質間の関連から複数パラメータ間の排他関係を表現することにより、パラメータと性質の関連さえ示せば、他にどのようなパラメータがあるかを意識することなく、パラメータ間の排他関係が表現可能となる、という効果を奏する。
また、請求項にかかる発明によれば、他のパラメータが、ジョブ中で、一のパラメータの性質と関連していないと判定された場合には、組合せ適否判定手段は組合せ適否判定処理を終了することにより、関係ないパラメータを判定対象としないことによって無駄な処理を省くことができるので、効率化を図ることができる、という効果を奏する。
また、請求項にかかる発明によれば、組合せ適否判定手段で組み合わせの判定を行い、表示制御手段で表示の制御を行うことによって、責務を分割でき、表示制御手段で自由に表示方法を切り替えることができる、という効果を奏する。例えば、表示制御手段側で個々ボタンの挙動を予め決めてしまえば、後は、組合せ適否判定手段の指示に従って動作するだけで、表示制御手段での排他関係を表現することができる。また、パラメータa−パラメータbの排他関係ならばパラメータbを半輝度、パラメータb−パラメータcの排他関係ならばパラメータbを半輝度にしない、というような、パラメータの組み合わせによって表示を変えることも可能である。
また、請求項にかかる発明によれば、データ処理機能にかかる各種処理を実行するそれぞれ独立したモジュールであるフィルタ間を、データを格納するメモリであるパイプを介して繋ぐことによりデータ処理機能を実行するアプリケーションを実現するアーキテクチャに基づき、少なくとも1以上のパラメータを含むフィルタ間のパラメータ間の排他関係を、性質を管理する性質管理手段を通じて定義することにより、フィルタはお互いのことを意識せずに済む、という効果を奏する。また、性質を通じて、新旧フィルタのパラメータ間の関係が定義できるので、フィルタの追加削除時に、他のフィルタのことを意識せずに済む、という効果を奏する。
また、請求項にかかる発明によれば、同一フィルタ内のパラメータ間の排他関係を、性質管理手段を通じて定義することにより、フィルタ間、フィルタ内にかかわらず、パラメータと性質の関連を示せば排他関係を実現できるため、一貫した処理ができ、開発効率が向上する、という効果を奏する。
また、請求項にかかる発明によれば、性質管理手段で管理されている性質間の排他関係は、機種差分に応じて変更可能であることにより、元々あると想定されていた性質と性質の関係が、他機種で解消された場合、性質間の関係のみ変更すれば、既存のフィルタに全く手を加えることなく新しい排他連動の関係を表現することができる、という効果を奏する。
また、請求項にかかる発明によれば、データ処理機能を実行するアプリケーション実行時にフィルタを組み合わせる処理を行うアクティビティを有しており、アクティビティは、組み合わせを行うフィルタを性質管理手段に紐付けることにより、データ処理機能にかかる各種処理を実行するそれぞれ独立したモジュールであるフィルタ間を、データを格納するメモリであるパイプを介して繋ぐことによりデータ処理機能を実行するアプリケーションを実現するアーキテクチャの特徴である「フィルタ間の依存がない状態」が実現可能となる、という効果を奏する。
また、請求項にかかる発明によれば、アクティビティは、データ入力経路毎またはデータ出力経路毎に、組み合わせを行う前記フィルタを前記性質管理手段に紐付け、組合せ適否判定手段は、複数の性質管理手段が紐付けられるフィルタでは、全ての性質管理手段からの応答を待ってから排他関係を判定することにより、複数の経路が存在しても、経路ごとに適切な排他関係を判定することができる、という効果を奏する。
また、請求項にかかる発明によれば、アクティビティは、データ入力経路毎またはデータ出力経路毎に、組み合わせを行うフィルタを性質管理手段に紐付けるとともに、全てのフィルタを性質管理手段に紐付け、組合せ適否判定手段は、複数の性質管理手段が紐付けられるフィルタでは、全ての性質管理手段からの応答を待ってから排他関係を判定することにより、複数経路に分かれている場合でも全体で防がなければならない機能の組み合わせがあればそれを防ぐことができる、という効果を奏する。
また、請求項10にかかる発明によれば、フィルタの起動時に、排他関係を示すルールファイルを、性質管理手段に渡すフレームワーク手段を備えることにより、フレームワーク手段は、指定のファイル名で、指定のパスにあるルールファイルを機械的に性質管理手段に渡すことができるため、具象フィルタで一々ルール登録の実装を行わなくても良い、という効果を奏する。
また、請求項11にかかる発明によれば、フレームワーク手段は、フィルタの設定時に、性質管理手段に対して登録を行うことにより、具象フィルタのパラメータが設定されるとき、フレームワーク手段が機械的に性質管理手段へ問合せを行うため、必ず判定のシーケンスを通ることになり、制御のし忘れが回避できる。また、機能開発者は判定に関する内部的な処理を気にしなくて済む、という効果を奏する。
また、請求項15にかかる発明によれば、機能開発者が表示された性質一覧を介してパラメータに関連する性質にチェックを入れるだけで、指定のファイル名で指定のパスに配置されていて排他関係を示すルールファイルが出力されることにより、インフラ整備により、排他関係の構築の実現を容易化することができる、という効果を奏する。また、設計の都合によりファイル形式が変更されることがあっても、機能開発者は出力されたルールファイルを特に意識しなくて済む、という効果を奏する。
また、請求項16にかかる発明によれば、各パラメータに従って実行される処理の内容から生じる特徴であるそれぞれの性質に基づいて、選択を受け付けた各パラメータ間の組み合わせの適否を判定することにより、「性質」間で同時に使えないという関係を定義すれば、個々のパラメータ間で排他関係を定義する必要がなくなり、カスタマイズによって追加削除されるパラメータと既存のパラメータ間の関係について容易に管理することができる、という効果を奏する。また、性質間の関係と、パラメータ−性質間の関連から複数パラメータ間の排他関係を表現することにより、パラメータと性質の関連さえ示せば、他にどのようなパラメータがあるかを意識することなく、パラメータ間の排他関係が表現可能となる、という効果を奏する。
また、請求項17にかかる発明によれば、機能開発者が表示された性質一覧を介してパラメータに関連する性質にチェックを入れるだけで、指定のファイル名で指定のパスに配置されていて排他関係を示すルールファイルが出力されることにより、インフラ整備により、排他関係の構築の実現を容易化することができる、という効果を奏する。また、設計の都合によりファイル形式が変更されることがあっても、機能開発者は出力されたルールファイルを特に意識しなくて済む、という効果を奏する。
また、請求項18にかかる発明によれば、各パラメータに従って実行される処理の内容から生じる特徴であるそれぞれの性質に基づいて、選択を受け付けた各パラメータ間の組み合わせの適否を判定することにより、「性質」間で同時に使えないという関係を定義すれば、個々のパラメータ間で排他関係を定義する必要がなくなり、カスタマイズによって追加削除されるパラメータと既存のパラメータ間の関係について容易に管理することができる、という効果を奏する。また、性質間の関係と、パラメータ−性質間の関連から複数パラメータ間の排他関係を表現することにより、パラメータと性質の関連さえ示せば、他にどのようなパラメータがあるかを意識することなく、パラメータ間の排他関係が表現可能となる、という効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる情報処理装置、ルールファイル出力装置、プログラムおよびパラメータ間の排他関係判定方法の最良な実施の形態を詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
本発明の第1の実施の形態を図1ないし図29に基づいて説明する。本実施の形態は情報処理装置としてデジタル複合機を適用した例について説明するが、本発明はこれに限らず、設定管理を行なう各種装置に適用することができる。
図1は、本発明の第1の実施の形態にかかるデジタル複合機100を取り巻くネットワーク構成を示す模式図である。図1に示すように、近年のネットワーク化の進展により、オフィスなどに設けられたパーソナルコンピュータ(PC)などの機器は、LAN(Local Area Network)などのネットワーク1に接続され、相互に通信することが通常となった。たとえば、図1に示したように、かかるネットワーク1には、クライアントPC2、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)サーバ3、FTP(File Transfer Protocol)サーバ4、サーバPC5などが接続され、電子メールの送受信やファイル転送をすることができ、モデム6に接続された配信サーバ5は、オフィス外のファックス装置7と通信することができる。
このようなネットワーク化の進展に伴い、デジタル複合機100もかかるネットワーク1に接続され、PC等の機器と相互に通信することが可能となり、ハードディスク118等の記憶装置を内蔵することで、いわゆるネットワーク複合機へと進化し、ユーザの様々なニーズに応えることができるようになっている。
たとえば、デジタル複合機100は、通常のコピー機能に加えて、クライアントPC2からの印刷要求により文書データ等を印刷するプリンタ機能、クライアントPC2からのファックス要求により文書データ等をサーバPC5に接続されたモデム6を経由して他のオフィスのファックス機器7に送信するファックス機能、受信したファックス文書やコピー文書を内蔵したハードディスク118に蓄積する蓄積機能などを有するようになっている。
こうして複合化とネットワーク化の進展により必要となった多くの機能を実現するため、デジタル複合機100に搭載されるソフトウェアは、規模が大きく、複雑なものとなっている。そして、それにともなって、それらのソフトウェアの開発と維持管理のための工数も大幅に増大している。
図2は、デジタル複合機100のハードウェア構成を示すブロック図である。図2に示すように、このデジタル複合機100は、コントローラ101とプロッタ300及びスキャナ200とをPCI(Peripheral Component Interconnect)バスで接続した構成となる。コントローラ101は、デジタル複合機100全体の制御と描画、通信、操作部400からの入力を制御するコントローラである。なお、プロッタ300又はスキャナ200には、誤差拡散やガンマ変換などの画像処理部分が含まれる。操作部400は、スキャナ200で読み取られた原稿の原稿画像情報等をLCDに表示するとともに操作者からの入力をタッチパネルを介して受け付ける操作表示部400aと、操作者からのキー入力を受け付けるキーボード部400bとを有している。
コントローラ101は、コンピュータの主要部であるCPU(Central Processing Unit)111と、システムメモリ(MEM−P)112と、ノースブリッジ(NB)113と、サウスブリッジ(SB)114と、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)116と、ローカルメモリ(MEM−C)117と、ハードディスクドライブ(HDD)118とを有し、NB113とASIC116との間をAGP(Accelerated Graphics Port)バス115で接続した構成となる。また、MEM−P112は、ROM(Read Only Memory)112aと、RAM(Random Access Memory)112bとをさらに有する。
CPU111は、デジタル複合機100の全体制御を行うものであり、NB113、MEM−P112およびSB114からなるチップセットを有し、このチップセットを介して他の機器と接続される。
NB113は、CPU111とMEM−P112、SB114、AGPバス115とを接続するためのブリッジであり、MEM−P112に対する読み書きなどを制御するメモリコントローラと、PCIマスタおよびAGPターゲットとを有する。
MEM−P112は、プログラムやデータの格納用メモリ、プログラムやデータの展開用メモリ、プリンタの描画用メモリなどとして用いるシステムメモリであり、ROM112aとRAM112bとからなる。ROM112aは、CPU111の動作を制御するプログラムやデータの格納用メモリとして用いる読み出し専用のメモリであり、RAM112bは、プログラムやデータの展開用メモリ、プリンタの描画用メモリなどとして用いる書き込みおよび読み出し可能なメモリである。
SB114は、NB113とPCIデバイス、周辺デバイスとを接続するためのブリッジである。このSB114は、PCIバスを介してNB113と接続されており、このPCIバスには、ネットワークインタフェース(I/F)部120なども接続される。
ASIC116は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのIC(Integrated Circuit)であり、AGPバス115、PCIバス、HDD118およびMEM−C117をそれぞれ接続するブリッジの役割を有する。このASIC116は、PCIターゲットおよびAGPマスタと、ASIC116の中核をなすアービタ(ARB)と、MEM−C117を制御するメモリコントローラと、ハードウェアロジックなどにより画像データの回転などを行う複数のDMAC(Direct Memory Access Controller)と、プロッタ300やスキャナ200との間でPCIバスを介したデータ転送を行うPCIユニットとからなる。このASIC116には、PCIバスを介してFCU(Fax Control Unit)121、USB(Universal Serial Bus)122、IEEE1394(the Institute of Electrical and Electronics Engineers 1394)インタフェース123が接続される。
MEM−C117は、コピー用画像バッファ、符号バッファとして用いるローカルメモリであり、HDD118は、画像データの蓄積、CPU111の動作を制御するプログラムの蓄積、フォントデータの蓄積、フォームの蓄積を行うためのストレージである。
AGPバス115は、グラフィック処理を高速化するために提案されたグラフィックスアクセラレータカード用のバスインタフェースであり、MEM−P112に高スループットで直接アクセスすることにより、グラフィックスアクセラレータカードを高速にするものである。
図3は、デジタル複合機100のハードウェア500およびソフトウェア600の構成を示した概念図である。図3に示すように、ハードウェア500は、ハードウェアリソース501を有している。このハードウェアリソース501は、スキャナ200、プロッタ300、HDD(Hard Disk Drive)118、ネットワーク120,121およびその他のリソースを有する。なお、その他のリソースは、たとえば、操作パネル400などの入出力デバイスを示す。
また、かかるデジタル複合機100に搭載されるソフトウェア600は階層化されており、オペレーティングシステム603の上層にはサービス層602が構築され、このサービス層602の上層にはアプリケーション層601が構築されている。アプリケーション層601には、後述する本実施の形態の特徴部分である組合せ適否判定手段として機能する組合せ適否判定部610を含むアプリケーションを有している。そして、サービス層602は、各ハードウェアリソースを制御するドライバに相当する、スキャナ制御部602a、プロッタ制御部602b、蓄積制御部602c、配信/メール送受信制御部602d、FAX送受信制御部602e、ネットワーク通信制御部602fおよびその他の制御部602gを有している。
図4は、デジタル複合機100の操作部400の一例を示した正面図である。図4に示すように、操作部400のキーボード部400bには、初期設定キー401、コピーキー402、ドキュメントボックスキー403、プリンタキー404、ファクシミリキー405、テンキー406、クリア/ストップキー407、スタートキー408、予熱キー409、リセットキー410が備えられている。
初期設定キー401が操作されると、操作表示部400aに初期設定用のメニューが表示され、かかるメニューにおいては、収納される用紙サイズなどを設定することができる。
また、操作部400のアプリケーション切り替えキー(402〜405)の操作により、ドキュメントボックス機能、複写機能、プリンタ機能、およびファクシミリ機能を順次に切り替えて選択することが可能となっている。ドキュメントボックス機能の選択時にはコピー結果をHDD118に蓄積するドキュメントボックスモードとなり、複写機能の選択時には複写モードとなり、プリンタ機能の選択時にはプリンタモードとなり、ファクシミリモードの選択時にはファクシミリモードとなる。
図5は、操作表示部400aに表示されるメニューの一例を示す正面図である。このメニューは、図4に示したコピーキー402を操作することにより表示される。図5に示すように、操作表示部400aには、入力モード421として、紙原稿タブ421aおよび電子原稿タブ421bが表示され、紙原稿タブ421aを選択した場合には、入力モードエリア422には、濃度設定部422aおよび特殊原稿設定部422bが表示される。また、出力モード423として、印刷タブ423a、保存タブ423bおよび送信タブ423cが表示され、印刷タブ423aを選択した場合には、出力モードエリア424には、トレイ選択部424aおよび倍率設定部424bが表示される。
たとえば、トレイ選択部424aでは、「トレイ1」〜「トレイ4」のいずれか一つを選択でき、倍率設定部424bでは、「等倍」あるいは「用紙指定変倍」のいずれか一つを選択できる。ここで、択一型の選択肢を有するトレイ選択部424aなどを「機能/設定項目」と呼び、択一型の選択肢「トレイ1」〜「トレイ4」のそれぞれを、「設定値」と呼ぶ。なお、以下においては、「機能/設定項目」および「設定値」のように処理の内容を設定するものを、「パラメータ」と称する。
次に、本実施の形態の特徴部分である組合せ適否判定部610について詳細に説明する。
従来においては、「パラメータ」の組み合わせ関係を管理するために、図6に示すような設定値組み合わせテーブルtを用いることが一般的であった。設定値組み合わせテーブルtでは、すべての「設定値」を羅列して2次元のテーブルとし、同時選択が不可能な設定値の組み合わせを管理する。たとえば、設定値Aと設定値Bとは同時に選択することができない組み合わせであり、かつ、後に選択した設定値が優先されるのであれば、かかる組み合わせ関係を「●」で示したセルで管理する。また、設定値Aと設定値Dとは同時に選択することができない組み合わせであり、かつ、先に選択した設定値が優先されるのであれば、かかる組み合わせ関係を「×」で示したセルで管理する。なお、「●」や「×」の記号がないセルは、同時選択が可能な設定値の組み合わせをあらわす。
しかしながら、デジタル複合機の多機能化により、かかるデジタル複合機が多くの設定値を有するようになってくると、これにともなって、設定値組み合わせテーブルtのサイズは大規模化してきた。このため、デジタル複合機の設計変更や機能追加をおこなう際に、かかるテーブルの修正ミスが生じやすくなり各機能の組み合わせ制御が正しくおこなわれない危険性が高まってきた。
そこで、本実施の形態のデジタル複合機100の組合せ適否判定部610においては、「性質」の概念により排他関係となる機能の組み合わせを表現する。ここで、「性質」とは、各パラメータに従って実行される処理の内容から生じる特徴(制約も含む)である。より詳細には、「性質」とは、パラメータ(「機能/設定項目」および「設定値」)を選択することによって、発生する特徴(制約も含む)を抽象化し、パラメータ間で共有できる概念として抽出したものである。このように「性質」間で、同時に使えない関係(排他関係)を定義すれば、個々のパラメータ間で排他関係を定義する必要がなくなり、カスタマイズによって追加削除されるパラメータと既存のパラメータ間の関係について容易に管理することができる。このような排他関係を定義する「性質」の抽出は、性質を生じさせる処理が他の処理に影響を与えるものを抽出することであり、
・ハードウェアに関する制約があり物理的に動作できないもの(メカの破損防止を目的)
・性質を生じさせる処理が実行されている場合に、他の処理の実行結果に影響を与えるもの(設定ミス防止を目的)
などが挙げられる。ここで、他の処理の実行結果に影響を与える場合とは、例えば、想定されない場合、期待するものが得られない場合などである。
ここで、図7は排他関係を定義する性質とパラメータの関係テーブルT1の一例を示す模式図、図8は性質間の排他関係テーブルT2を示す模式図である。例えば、関係付け手段である関係テーブルT1に示すように、複数の原稿を縮小して1枚の転写紙に印刷する集約印刷、A5タテ原稿をA4ヨコに2つ印刷するダブルコピー、4枚分の原稿を製本しやすいにように転写紙の両面に配置して印刷するミニ本などは、「画像エリア確定の必要あり」という性質がある。一方、不定形用紙印刷時に使用する手差しトレイを用いる手差し印刷は、関係テーブルT1に示すように、「転写紙サイズ不確定」という性質がある。排他関係表現手段である図8の排他関係テーブルT2によれば、両者は、「性質」の概念により排他関係となる機能の組み合わせである。また、転写紙の両面に印刷する両面印刷、ミニ本、週刊誌とじなどは、関係テーブルT1に示すように、「両面画像」という性質がある。一方、合紙用紙をOHP転写紙の間に挟み込むOHP合紙は、関係テーブルT1に示すように、「OHP転写紙で両面印刷不可」という性質がある。図8の排他関係テーブルT2によれば、両者は、「性質」の概念により排他関係となる機能の組み合わせである。
次に、性質間の関係と、パラメータと性質間の関連と、に基づく、複数パラメータ間の排他関係の表現について説明する。図9に示すように、デジタル複合機100の組合せ適否判定部610には、性質間の排他関係を管理する性質管理手段である性質管理部611が設けられている。性質管理部611は、図7に示す関係テーブルT1および図8に示す排他関係テーブルT2を有しており、図9に示すように、パラメータと性質の関連さえ示せば、他にどのようなパラメータがあるのかを意識することなく、パラメータ間の排他の関係を管理することができる。
図9の関係から、実際に排他関係と判定される一例を図10に示す。図10に示すように、以下のような流れで排他が判定される。
(1)給紙(機能/設定項目)の手差し(設定値)を選択
(2)給紙の手差し(パラメータ)は、「副走査長不確定」「転写紙サイズ不確定」という性質に関連(図7の関係テーブルT1参照)
(3)「副走査長不確定」は「両面画像」と排他関係あり(図8の排他関係テーブルT2参照)
「転写紙サイズ不確定」は「画像エリア確定の必要あり」、「繰り返し画像」と排他関係あり(図8の排他関係テーブルT2参照)
(4)「両面画像」には、両面のON(パラメータ)が関連(図7の関係テーブルT1参照)
「画像エリア確定の必要あり」には、集約のON(パラメータ)、ダブルコピーのON(パラメータ)が関連(図7の関係テーブルT1参照)
「繰り返し画像」には、リピートコピーのON(パラメータ)が関連(図7の関係テーブルT1参照)
(5)これにより、給紙「手差し」に対して、両面、集約、ダブルコピー、リピートコピーがONなら排他関係にあると判定される
図11は、組合せ適否判定部610における組合せ適否判定処理の流れを示すフローチャートである。パラメータ値が選択されて判定処理が開始されると(図10の(1))、判定ステップS1に進み、判定対象のパラメータの値Aが関係テーブルT1に登録されているか否かを判断する。
判定対象のパラメータの値Aが関係テーブルT1に登録されていると判断した場合には(ステップS1のYes)、ステップS2に進み、判定対象のパラメータの値Aと関連する性質Bを図7の関係テーブルT1を参照して抽出する(第1性質抽出手段)。なお、ステップS2においては、判定対象のパラメータの値Aと関連する性質Bが複数ある場合には、複数の性質Bを抽出する。
続くステップS3においては、判定対象のパラメータの値Aと関連する性質Bと排他関係にある性質Cを図8の排他関係テーブルT2を参照して抽出する(第2性質抽出手段)。なお、ステップS3においては、性質Bと排他関係にある性質Cが複数ある場合には、複数の性質Cを抽出する。
続くステップS4においては、性質Cと関連するパラメータの値D、すなわち判定対象のパラメータの値Aの性質Bと排他関係にある性質Cを有しているパラメータの値Dを図7の関係テーブルT1を参照して抽出する(パラメータ抽出手段)。なお、ステップS4においては、性質Cと関連するパラメータの値Dが複数ある場合には、複数のパラメータの値Dを抽出する。
続くステップS5においては、ステップS4で抽出したパラメータの値Dと、実際のパラメータの値とが等しいか否かを判断する。
ステップS4で抽出したパラメータの値Dと、実際に抽出されたパラメータの値とが等しいと判断した場合には(ステップS5のYes)、パラメータの値Dと、実際に抽出されたパラメータの値とが排他関係にあるパラメータであることを示す判定結果オブジェクトを生成し(ステップS6:排他関係判定手段)、処理を終了する。より詳細には、判定結果オブジェクトは、NG項目(排他関係と判定される項目)の数だけ生成され、そのリストが判定要求元に返される。
一方、判定対象のパラメータの値Aが関係テーブルT1に登録されていないと判断した場合(ステップS1のNo)、または、ステップS4で抽出したパラメータの値Dと実際のパラメータの値とが等しくないと判断した場合には(ステップS5のNo)、排他関係にあるパラメータが無いということになるので、判定結果として空のリストが判定要求元に返される。例えば、給紙(設定項目)のトレイ1(値)やトレイ2(値)を選択しても、図7の関係テーブルT1に性質が登録されていないので性質は抽出されず、排他関係にあるパラメータが無いということになる。
次に、上述のように組合せ適否判定部610での組み合わせの判定を行った後における、操作表示部400aにおける表示制御手段として機能するUI(UserInterface)側での表示の制御について説明する。図12に示すUI450の画面遷移例は、前提条件としてパラメータa:ONとパラメータb:ONが排他関係にある場合を示したものである。このような条件の下、パラメータaをONにした場合について検討する。
パラメータaをONにした結果、上述した処理に従ってNG項目(排他関係と判定される項目)としてパラメータbが通知される。
NGの通知を受けた時にどのように表示すれば良いのかは、UI450上の個々のボタンに定義されている。表示制御としては、例えば、「先優先」と「後優先」がある。「先優先」は、排他の内、先に設定したパラメータ値が優先的に扱われることを示す。すなわち、ある設定の結果、他のパラメータの値が設定できなくなるケースである。一方、「後優先」は、排他の内、後に設定した値が優先的に扱われることを示す。すなわち、ある設定の結果、他のパラメータの値がキャンセルされるケースである。
したがって、UI450側で個々のボタンの挙動を予め決めてしまえば、後は、性質管理部611の指示に従って動作するだけで、UI450上での排他関係を表現することができる。
ここで、図13はボタン押下によって排他が発生する画面処理例を示す模式図である。図13に示すように、UI450側でパラメータaに対応するボタンaをONにする操作がなされた場合(S1)、その旨がボタンaに対応するロジックを介して性質管理部611に送られる(S2)。性質管理部611では、排他関係となるパラメータを抽出する(S3)。ここでは、パラメータa:ONに対して排他関係となるパラメータは、パラメータb:ONである。性質管理部611は、ボタンbに対応するロジックからパラメータbの現在値を取得する(S4)。その結果、パラメータa:ON、パラメータb:OFFである場合には、性質管理部611は、現時点では排他関係はOKであると判定する(S5)。性質管理部611は、現時点では排他関係はOKであると判定すると、その旨をボタンaに対応するロジックに送って反映させると共に(S6,S7)、UI450のパラメータaに対応するボタンaに送る(S8)。UIのパラメータaに対応するボタンa側では、パラメータa:ONを反映した表示にする(S9)。一方、性質管理部611は、パラメータbに対応するボタンbに対応するロジックを介してボタンbにパラメータb:ONになるとNGである旨を通知する(S10,S11)。UI450のパラメータbに対応するボタンb側では、先優先のボタンである場合には半輝度表示、後優先のボタンである場合には表示はそのままにする(S12)。
これにより、UI450側で個々のボタンの挙動を予め決めてしまえば、後は性質管理部611の指示に従って動作するだけで、UI450上での排他関係を表現することができる。
図14は、先優先状態で半輝度ボタンを押下した状態を示す模式図である。図14に示すように、先優先状態で半輝度ボタンを押下した場合には、「パラメータaがONなのでパラメータbは押せません」というようなNGの理由を表示したメッセージを表示する。
図15は、後優先状態でOFFになっている側のボタンを押下した状態を示す模式図である。図15に示すように、後優先状態でOFFになっている側のボタンを押下した場合には、パラメータaがOFF、パラメータbがONになる。
ここで、図16はボタン押下によって排他が発生する画面処理の別の例を示すシーケンス図である。図16に示す例は、図13に示した例とは、UI450全体を統括するUI制御部16を設けている点で異なるものである。したがって、性質管理部611は、パラメータbに対応するボタンbに対応するロジックを介してボタンbにパラメータa:ONのためパラメータb:ONになるとNGである旨を通知する(S10,S11)。UIのパラメータbに対応するボタンb側では、パラメータa:ONに対しては半輝度表示、または、パラメータa:ONに対しては表示はそのままにする(S12)。
このようにUI450全体を統括するUI制御部16を設けることにより、パラメータa−パラメータb間の排他関係ならばパラメータbを半輝度、パラメータb−パラメータc間の排他関係ならばパラメータbを半輝度にしない、というような、機能の組み合わせによって表示を変えることが可能になる。より具体的には、「両面印刷(パラメータb)」と「手差し(パラメータa)」、「両面印刷(パラメータb)」と「集約(パラメータc)」は、双方とも排他関係にあるが、前者は「手差し(パラメータa)」が選択されているときは「両面印刷(パラメータb)」を選択できない(ボタンを押せない)。一方、後者は、「集約(パラメータc)」が選択されていても「両面印刷(パラメータb)」を選択可能になる(「集約(パラメータc)」がOFFになる)。
これにより、組合せ適否判定部610で組み合わせの判定を行い、UI450で表示の制御を行うことによって、責務を分割でき、UI450で自由に表示方法を切り替えることができる、という効果を奏する。例えば、UI450側で個々ボタンの挙動を予め決めてしまえば、後は、組合せ適否判定部610の指示に従って動作するだけで、UI450での排他関係を表現することができる。また、パラメータa−パラメータbの排他関係ならばパラメータbを半輝度、パラメータb−パラメータcの排他関係ならばパラメータbを半輝度にしない、というような、パラメータの組み合わせによって表示を変えることも可能である。
このように本実施の形態によれば、各パラメータに従って実行される処理の内容から生じる特徴であるそれぞれの性質に基づいて、選択を受け付けた各パラメータ間の組み合わせの適否を判定することにより、「性質」間で同時に使えないという関係を定義すれば、個々のパラメータ間で排他関係を定義する必要がなくなり、カスタマイズによって追加削除されるパラメータと既存のパラメータ間の関係について容易に管理することができる。また、性質間の関係と、パラメータ−性質間の関連から複数パラメータ間の排他関係を表現することにより、パラメータと性質の関連さえ示せば、他にどのようなパラメータがあるかを意識することなく、パラメータ間の排他関係が表現可能となる。
ところで、上述したような処理は、画像形成処理機能にかかる入力、加工、出力の各種処理をそれぞれ独立したモジュール(フィルタ)に実行させ、画像データの受け渡し等において各モジュール(フィルタ)間に依存が出ないように、モジュール(フィルタ)間に画像データを置くメモリ(パイプ)を配置し、モジュール(フィルタ)をメモリ(パイプ)を介してつなぐことによりコピー、FAX等の画像形成を行うアプリケーションを実現するアーキテクチャ(パイプ&フィルタアーキテクチャ)に基づくプログラムの実行とみなすことができる。具体的には、図17に示すように、少なくとも1以上のパラメータをフィルタとし、性質管理部611において、性質を通じてフィルタのパラメータ間の関係を定義することができるようにしたものである。これにより、パイプ&フィルタアーキテクチャに基づき、少なくとも1以上のパラメータを含むフィルタ間のパラメータ間の排他関係を、性質を管理する性質管理部611を通じて定義することにより、各フィルタは、お互いのことを意識せずに済む。加えて、性質を通じて、新旧フィルタのパラメータ間の関係が定義できるので、図18に示すようなフィルタの追加時においても、追加フィルタのパラメータの設定値がどの性質と関係があるかを指定するだけでよく、フィルタの追加削除時に他のフィルタのことを意識せずに済む。
同様に、図19に示すように、同一フィルタ内のパラメータ間の排他関係も別のフィルタのパラメータ間と同じように定義することができる。すなわち、同一フィルタ内のパラメータであっても、性質との関連を定義しておけば判定が可能となっている。これにより、フィルタ間、フィルタ内にかかわらず、パラメータと性質の関連を示せば排他関係を実現できるため、一貫した処理を実行することができ、開発効率を向上させることができる。これにより、同一フィルタ内のパラメータ間の排他関係を、性質管理部611を通じて定義することにより、フィルタ間、フィルタ内にかかわらず、パラメータと性質の関連を示せば排他関係を実現できるため、一貫した処理ができ、開発効率が向上する。
また、図20に示すように、機種によって差分がある場合には、性質管理部611で管理されている性質間の排他関係を変更するだけで、機種差分を吸収することができる。これにより、元々あると想定されていた性質と性質の関係が他機種で解消された場合、性質間の関係のみ変更すれば、既存のフィルタに全く手を加えることなく新しい排他関係を表現することができる。
なお、図21に示すように、フィルタと性質管理部611の紐付けを、データ処理機能を実行するアプリケーション実行時にフィルタを組み合わせる処理を行うコントローラ(アクティビティ)が行なうようにしても良い。これにより、パイプ&フィルタアーキテクチャの特徴である「フィルタ間の依存がない状態」が、ここでも可能になる。
ここで、多入力、多出力である場合について検討する。図22に示すように、多入力、多出力である場合には、コントローラ(アクティビティ)が、データ入力経路毎、データ出力経路毎に、必要に応じて性質管理部611を紐付けるようにする。そして、組合せ適否判定部610は、複数の性質管理部611が紐付けられるフィルタでは、全ての性質管理部611からの応答を待ってから最終的なOK/NGの判断をする。図22では、フィルタAが該当する。これにより、複数の経路が存在していても、経路ごとに適切な排他関係を判定することができる。例えば、図22および図23に示すように、「集約」と「手差し」は排他関係であるが、経路が異なるためにOKを返すことができる。これにより、経路が複数ある場合には、経路ごとにフィルタと性質管理部611とを紐付け、複数の性質管理部611が紐付けられるフィルタでは、全ての性質管理部611からの応答を待ってから排他関係を判定することにより、複数の経路が存在しても、経路ごとに適切な排他関係を判定することができる。
さらに、図24に示すように、コントローラ(アクティビティ)が、経路用の性質管理部611と、全体用の性質管理部611とを紐付けるようにしても良い。アクティビティは、1個以上のフィルタを意味のある単位にグルーピングするものである。例えば、図24において全体用の性質管理部611が紐付けられていないと仮定すると、図24における下側の経路で暗号化している文書が図24における上の経路では平文のまま蓄積されてしまう。このような状態を回避するために、ジョブ中の全フィルタ間での排他関係の判定も必要になる。そこで、図24および図25に示すように、経路用と全体用でメカニズム(性質間排他ルール)を2種類用意することによって解決する。これにより、複数経路に分かれている場合でも、全体で防がなければならない機能の組み合わせがある場合には、それを防ぐことができる。これにより、経路が複数ある場合には、経路ごとにフィルタと性質管理部611とを紐付けるとともに、全てのフィルタと性質管理部611とを紐付ける。そして、組合せ適否判定部610は、複数の性質管理部611が紐付けられるフィルタでは、全ての性質管理部611からの応答を待ってから排他関係を判定することにより、複数経路に分かれている場合でも全体で防がなければならない機能の組み合わせがあればそれを防ぐことができる。
次に、SDK(Software Development Kit)における特徴的な点である排他関係の構築について説明する。
本実施の形態においては、機能開発者が利用するパーソナルコンピュータ(図示せず)に、パラメータ(機能/設定項目)および設定値に関連する性質を選択可能な性質一覧を表示する図26に示すようなUI1000(性質一覧表示手段)を表示可能なアプリケーションソフトをインストールしておく。
そして、フィルタ開発時において、機能開発者は、開発したパラメータ(機能/設定項目)および設定値に関連する性質について図26のUI1000のチェックボックスにチェックを入れる。パーソナルコンピュータは、機能開発者によるチェックを受け付けると(受付手段)、チェックに従って図27に示すような指定のファイル名で指定のパスに配置されていて排他関係を示すルールファイルFを出力する(ルールファイル出力手段)。図27に示すルールファイルFは、XMLにより記述されている。機能開発者は、このルールファイルFの内容(ルールの記述フォーマット)を知る必要はない。これにより、機能開発者が表示された性質一覧であるUI1000を介してパラメータに関連する性質にチェックを入れるだけで、指定のファイル名で指定のパスに配置されていて排他関係を示すルールファイルが出力されることにより、インフラ整備により、排他関係の構築の実現を容易化することができる。また、設計の都合によりファイル形式が変更されることがあっても、機能開発者は、出力されたルールファイルを特に意識しなくとも済むようになる。
上述のようにして出力されたルールファイルFは、組合せ適否判定部610に用意されたフレームワーク手段であるFW(FrameWork)により性質管理部611に渡される。図28は、具象フィルタ起動時にFWが実行する処理を示すシーケンス図である。個々の具象フィルタ起動時に図28に示すシーケンスが発生するが、実際の処理を実行するのはFWである。図28に示すように、具象フィルタ起動時には、FWは、指定のファイル名で、指定のパスにあるルールファイルFを機械的に性質管理部611に渡すことができるため、具象フィルタで一々ルール登録の実装を行なわなくても良い。
次に、具象フィルタのパラメータ設定時の動作について説明する。図29は、具象フィルタのパラメータ設定時にFWが実行する処理を示すシーケンス図である。具象フィルタのパラメータ設定時に図29に示すシーケンスが発生するが、実際の処理を実行するのはFWである。図29の枠内に示すように、具象フィルタのパラメータ設定時においては、FWが、性質管理部611に対して機械的に登録を行なう。このように、具象フィルタのパラメータが設定されるとき、FWが機械的に性質管理部611に問合せを行なうため、必ず判定のシーケンスを通ることになり、制御のし忘れが回避できる。また、機能開発者は、判定に関する内部的な処理を気にしなくて済む。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態を図30および図31に基づいて説明する。なお、前述した第1の実施の形態と同じ部分は同じ符号で示し説明も省略する。
本実施の形態は、概略的には、パラメータについて、性質との関連の有無、ジョブで使用されるか否かを判断して処理を効率化するようにしたものである。
ここで、図30は本発明の第2の実施の形態にかかる組合せ適否判定部610における組合せ適否判定処理の流れを示すフローチャート、図31は組合せ適否判定処理の一例を示す模式図である。
パラメータ値が選択されて判定処理が開始されると、判定ステップS1に進み、判定対象のパラメータの値Aが関係テーブルT1に登録されているか否かを判断する。
判定対象のパラメータの値Aが関係テーブルT1に登録されていると判断した場合には(ステップS1のYes)、ステップS2に進み、判定対象のパラメータの値Aと関連する性質Bを図7の関係テーブルT1を参照して抽出する(第1性質抽出手段)。なお、ステップS2においては、判定対象のパラメータの値Aと関連する性質Bが複数ある場合には、複数の性質Bを抽出する。
一方、判定対象のパラメータの値Aが関係テーブルT1に登録されていないと判断した場合には(ステップS1のNo)、排他関係にあるパラメータが無いということになるので、判定結果として空のリストが判定要求元に返される。
続くステップS3においては、判定対象のパラメータの値Aと関連する性質Bと排他関係にある性質Cを図8の排他関係テーブルT2を参照して抽出する(第2性質抽出手段)。なお、ステップS3においては、性質Bと排他関係にある性質Cが複数ある場合には、複数の性質Cを抽出する。
続くステップS12においては、ジョブ中で性質Cと関連しているパラメータか否かを判定する(判定手段)。
ジョブ中で性質Cと関連しているパラメータでないと判定された場合(ステップS21のNo)、すなわち、ジョブで使用されないパラメータに関しては、図13に示すように、値チェックの対象外とする。これにより、関係ないパラメータを判定対象としないことによって無駄な処理を省くことができる。このように、ジョブ中で性質Cと関連しているパラメータでないと判定された場合には(ステップS21のNo)、判定結果として空のリストが判定要求元に返される。
一方、ジョブ中で性質Cと関連しているパラメータであると判断された場合には(ステップS21のYes)、ステップS4に進み、性質Cと関連するパラメータの値D、すなわち判定対象のパラメータの値Aの性質Bと排他関係にある性質Cを有しているパラメータの値Dを図7の関係テーブルT1を参照して抽出する(パラメータ抽出手段)。なお、ステップS4においては、性質Cと関連するパラメータの値Dが複数ある場合には、複数のパラメータの値Dを抽出する。
続くステップS5においては、ステップS4で抽出したパラメータの値Dと、実際のパラメータの値とが等しいか否かを判断する。
ステップS4で抽出したパラメータの値Dと実際のパラメータの値とが等しいと判断した場合には(ステップS5のYes)、パラメータの値Dと、実際に抽出されたパラメータの値とが排他関係にあるパラメータであることを示す判定結果オブジェクトを生成し(ステップS6:排他関係判定手段)、処理を終了する。より詳細には、判定結果オブジェクトは、NG項目(排他関係と判定される項目)の数だけ生成され、そのリストが判定要求元に返される。
一方、ステップS4で抽出したパラメータの値Dと実際のパラメータの値とが等しくないと判断した場合には(ステップS5のNo)、排他関係にあるパラメータが無いということになるので、判定結果として空のリストが判定要求元に返される。
このように本実施の形態によれば、他のパラメータが、ジョブ中で、一のパラメータの性質と関連していないと判定された場合には、組合せ適否判定部610は組合せ適否判定処理を終了することにより、関係ないパラメータを判定対象としないことによって無駄な処理を省くことができるので、効率化を図ることができる。
本発明の第1の実施の形態にかかるデジタル複合機を取り巻くネットワーク構成を示す模式図である。 デジタル複合機のハードウェア構成を示すブロック図である。 デジタル複合機のハードウェアおよびソフトウェアの構成を示した概念図である。 デジタル複合機の操作部の一例を示した正面図である。 操作表示部に表示されるメニューの一例を示す正面図である。 設定値組み合わせテーブルを示す模式図である。 排他関係を定義する性質とパラメータの関係テーブルの一例を示す模式図である。 性質間の排他関係テーブルを示す模式図である。 複数パラメータ間の排他関係を示す模式図である。 排他と判定される一例を示す模式図である。 組合せ適否判定処理の流れを示すフローチャートである。 画面遷移例を示す模式図である。 ボタン押下によって排他が発生する画面処理例を示す模式図である。 先優先状態で半輝度ボタンを押下した状態を示す模式図である。 後優先状態でOFFになっている側のボタンを押下した状態を示す模式図である。 ボタン押下によって排他が発生する画面処理の別の例を示すシーケンス図である。 パイプ&フィルタアーキテクチャへの適用例を示す模式図である。 パイプ&フィルタアーキテクチャにおけるフィルタの追加時を示す模式図である。 パイプ&フィルタアーキテクチャにおける同一フィルタ内のパラメータ間の排他関係を示す模式図である。 パイプ&フィルタアーキテクチャにおける機種によって差分がある場合のパラメータ間の排他関係を示す模式図である。 フィルタと性質管理部の紐付けをコントローラが行なう例を示すシーケンス図である。 パイプ&フィルタアーキテクチャにおける複数の経路が存在している場合のパラメータ間の排他関係を示す模式図である。 複数の経路が存在している例を示すシーケンス図である。 パイプ&フィルタアーキテクチャにおける複数の経路が存在している場合のパラメータ間の排他関係を示す模式図である。 複数の経路が存在している例を示すシーケンス図である。 パラメータおよび設定値に関連する性質一覧を選択可能なUIを示す正面図である。 排他関係を示すルールファイルを示す模式図である。 具象フィルタ起動時にFWが実行する処理を示すシーケンス図である。 具象フィルタのパラメータ設定時にFWが実行する処理を示すシーケンス図である。 本発明の第2の実施の形態にかかる組合せ適否判定処理の流れを示すフローチャートである。 組合せ適否判定処理の一例を示す模式図である。
符号の説明
100 情報処理装置
450 表示制御手段
610 組合せ適否判定手段
611 性質管理手段
1000 性質一覧表示手段
T1 関係付け手段
T2 排他関係表現手段
F ルールファイル

Claims (18)

  1. 処理の内容を設定するためのパラメータを受け付け、受け付けた前記パラメータに応じた処理を実行する情報処理装置において、
    複数の前記パラメータを受け付けた場合に、受け付けた前記各パラメータ間の組み合わせの適否を、前記各パラメータに従って実行される処理の内容から生じる特徴であるそれぞれの性質に基づいて判定する組合せ適否判定手段を備え
    前記組合せ適否判定手段は、
    前記パラメータと1以上の前記性質とを関係付ける関係付け手段と、
    前記性質に基づいて排他関係にある前記パラメータの組み合わせを表現する排他関係表現手段と、
    複数の前記パラメータを受け付けた際に、受け付けた一のパラメータの全ての前記性質を前記関係付け手段に応じて抽出する第1性質抽出手段と、
    前記性質抽出手段により抽出された前記一のパラメータの性質と排他関係にある前記性質を、前記排他関係表現手段の組み合わせに従って抽出する第2性質抽出手段と、
    前記第2性質抽出手段により抽出された前記一のパラメータの性質と排他関係にある前記性質を有している前記パラメータを抽出するパラメータ抽出手段と、
    前記パラメータ抽出手段により抽出された前記パラメータ群の中に受け付けた他のパラメータが存在する場合、当該他のパラメータと前記一のパラメータとは排他関係にあると判定する排他関係判定手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記他のパラメータが、ジョブ中で、前記第2性質抽出手段により抽出された性質と関連しているか否かを前記関係付け手段に応じて判定する判定手段を備え、
    ジョブ中で前記他のパラメータが前記第2性質抽出手段により抽出された前記一のパラメータの性質と関連していないと判定された場合には、前記組合せ適否判定手段は組合せ適否判定処理を終了する、
    ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記組合せ適否判定手段から判定結果を取得し、前記判定結果に応じた表示制御を実行する表示制御手段を備える、
    ことを特徴とする請求項記載の情報処理装置。
  4. 前記組合せ適否判定手段は、データ処理機能にかかる各種処理を実行するそれぞれ独立したモジュールであるフィルタ間を、データを格納するメモリであるパイプを介して繋ぐことにより前記データ処理機能を実行するアプリケーションを実現するアーキテクチャに基づき、少なくとも1以上の前記パラメータを含む前記フィルタ間の前記パラメータ間の排他関係を、前記性質を管理する性質管理手段を通じて定義する、
    ことを特徴とする請求項記載の情報処理装置。
  5. 同一の前記フィルタ内の前記パラメータ間の排他関係を、前記性質管理手段を通じて定義する、
    ことを特徴とする請求項記載の情報処理装置。
  6. 前記性質管理手段で管理されている前記性質間の排他関係は、機種差分に応じて変更可能である、
    ことを特徴とする請求項記載の情報処理装置。
  7. 前記データ処理機能を実行するアプリケーション実行時に前記フィルタを組み合わせる処理を行うアクティビティを有しており、
    前記アクティビティは、組み合わせを行う前記フィルタを前記性質管理手段に紐付ける、
    ことを特徴とする請求項記載の情報処理装置。
  8. 前記アクティビティは、データ入力経路毎またはデータ出力経路毎に、組み合わせを行う前記フィルタを前記性質管理手段に紐付け、
    前記組合せ適否判定手段は、複数の前記性質管理手段が紐付けられる前記フィルタでは、全ての前記性質管理手段からの応答を待ってから排他関係を判定する、
    ことを特徴とする請求項記載の情報処理装置。
  9. 前記アクティビティは、データ入力経路毎またはデータ出力経路毎に、組み合わせを行う前記フィルタを前記性質管理手段に紐付けるとともに、全ての前記フィルタを前記性質管理手段に紐付け、
    前記組合せ適否判定手段は、複数の前記性質管理手段が紐付けられる前記フィルタでは、全ての前記性質管理手段からの応答を待ってから排他関係を判定する、
    ことを特徴とする請求項記載の情報処理装置。
  10. 前記フィルタの起動時に、排他関係を示すルールファイルを、前記性質管理手段に渡すフレームワーク手段を備える、
    ことを特徴とする請求項記載の情報処理装置。
  11. 前記フレームワーク手段は、前記フィルタの設定時に、前記性質管理手段に対して登録を行う、
    ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  12. 前記組合せ適否判定手段の判定に用いられる前記性質は、当該性質を生じさせる処理が他の処理に影響を与えるものである、
    ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  13. 前記組合せ適否判定手段の判定に用いられる前記性質は、当該性質を生じさせる処理が実行されている場合に、他の処理がハードウェアに関する制約から物理的に動作できなくなるものである、
    ことを特徴とする請求項12記載の情報処理装置。
  14. 前記組合せ適否判定手段の判定に用いられる前記性質は、当該性質を生じさせる処理が実行されている場合に、他の処理の実行結果に影響を与えるものである、
    ことを特徴とする請求項12記載の情報処理装置。
  15. 機能や設定項目およびその設定値であるパラメータに従って実行される処理の内容から生じる特徴である1以上の性質を選択可能な性質一覧を表示する性質一覧表示手段と、
    前記性質一覧表示手段により表示された前記性質一覧を介して選択された所望の前記パラメータに関連する前記性質を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段により受け付けた選択された所望の前記パラメータに関連する全ての前記性質に従い、排他関係を示すルールファイルを出力するルールファイル出力手段と、
    を備えることを特徴とするルールファイル出力装置。
  16. 処理の内容を設定するためのパラメータを受け付け、受け付けた前記パラメータに応じた処理をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    複数の前記パラメータを受け付けた場合に、受け付けた前記各パラメータ間の組み合わせの適否を、前記各パラメータに従って実行される処理の内容から生じる特徴であるそれぞれの性質に基づいて判定する組合せ適否判定機能を前記コンピュータに実行させ、
    前記組合せ適否判定機能は、
    前記パラメータと1以上の前記性質とを関係付ける関係付け機能と、
    前記性質に基づいて排他関係にある前記パラメータの組み合わせを表現する排他関係表現機能と、
    複数の前記パラメータを受け付けた際に、受け付けた一のパラメータの全ての前記性質を前記関係付け機能に応じて抽出する第1性質抽出機能と、
    前記性質抽出機能により抽出された前記一のパラメータの性質と排他関係にある前記性質を、前記排他関係表現機能の組み合わせに従って抽出する第2性質抽出機能と、
    前記第2性質抽出機能により抽出された前記一のパラメータの性質と排他関係にある前記性質を有している前記パラメータを抽出するパラメータ抽出機能と、
    前記パラメータ抽出機能により抽出された前記パラメータ群の中に受け付けた他のパラメータが存在する場合、当該他のパラメータと前記一のパラメータとは排他関係にあると判定する排他関係判定機能と、
    を前記コンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  17. 機能や設定項目およびその設定値であるパラメータに従って実行される処理の内容から生じる特徴である1以上の性質を選択可能な性質一覧を表示する性質一覧表示機能と、
    前記性質一覧表示機能により表示された前記性質一覧を介して選択された所望の前記パラメータに関連する前記性質を受け付ける受付機能と、
    前記受付機能により受け付けた選択された所望の前記パラメータに関連する全ての前記性質に従い、排他関係を示すルールファイルを出力するルールファイル出力機能と、
    を前記コンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  18. 処理の内容を設定するためのパラメータを受け付け、受け付けた前記パラメータに応じた処理を実行する情報処理装置におけるパラメータ間の排他関係判定方法であって、
    複数の前記パラメータを受け付けた場合に、受け付けた前記各パラメータ間の組み合わせの適否を、前記各パラメータに従って実行される処理の内容から生じる特徴であるそれぞれの性質に基づいて判定する組合せ適否判定工程を含み、
    前記組合せ適否判定工程は、
    前記パラメータと1以上の前記性質とを関係付ける関係付け工程と、
    前記性質に基づいて排他関係にある前記パラメータの組み合わせを表現する排他関係表現工程と、
    複数の前記パラメータを受け付けた際に、受け付けた一のパラメータの全ての前記性質を前記関係付け工程での関係付けに応じて抽出する第1性質抽出工程と、
    前記性質抽出工程により抽出された前記一のパラメータの性質と排他関係にある前記性質を、前記排他関係表現工程での組み合わせに従って抽出する第2性質抽出工程と、
    前記第2性質抽出工程により抽出された前記一のパラメータの性質と排他関係にある前記性質を有している前記パラメータを抽出するパラメータ抽出工程と、
    前記パラメータ抽出工程により抽出された前記パラメータ群の中に受け付けた他のパラメータが存在する場合、当該他のパラメータと前記一のパラメータとは排他関係にあると判定する排他関係判定工程と、
    を含むことを特徴とするパラメータ間の排他関係判定方法。
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