JP2008170115A - 冷風機 - Google Patents

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Abstract

【課題】傍に居ても不快感を与えない冷風機を提供する。
【解決手段】第1の吸込み口11から第1の吹出し口12に至る通気路であって、第1の吸込み口11より吸い込んだ空気を経路中に配された蒸発器14との熱交換で冷却し、この冷却された空気を第1の吹出し口12に導く第1の通気路10を含む。第2の吸込み口21から第2の吹出し口22に至る通気路であって、第2の吸込み口21より吸い込んだ空気を経路中に配された凝縮器24との熱交換で加熱し、この加熱された空気を第2の吹出し口22に導く第2の通気路20を含む。第2の通気路20には、水を貯めるトレイ27と、このトレイ27に貯まっている水に下部が浸されて水分を含んだ含水フィルタ26と、が配されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、冷風を吹き出す冷風機に関し、特に、冷凍サイクルの構成要素である蒸発器と凝縮器を一体で備えた冷風機に関する。
図3、図4に、この種の従来の冷風機の一例を示す。ここでの従来の冷風機101は、冷風運転の他に、乾燥運転ができるものである(例えば、特許文献1〜3参照)。その外殻は概ね扁平な箱を垂直に立てたような本体102より構成され、本体102の内部には、上部側に第1の通気路110が、下部側に第2の通気路120が、それぞれ形成されている。
本体102には、前後左右の側面のうちの後面(図では左側)に、第1の通気路110への空気の入口となる第1の吸込み口111が開口している。この第1の吸込み口111が形成された後面とは丁度反対側となる前面(図では右側)には、第1の通気路110からの空気の出口となる第1の吹出し口112が、本体102の前面の上部から上面にかけて開口している。第1の吹出し口112には、上下で一対のルーバ113A、113Bが設けられている。上側のルーバ113Aと下側のルーバ113Bは、それぞれ互いに独立して左右方向に沿った支軸(不図示)に支持されていて、各支軸を支点に互いに連動して回動するようになっている。第1の通気路110の経路中には、第1の吸込み口111の背後に、蒸発器114と第1の送風機115がこの順に配されている。蒸発器114は、後述の凝縮器124と対を成して冷凍サイクルを構成し互いの間を冷媒が循環するものであり、液体の冷媒を蒸発させることにより周りから熱を奪う熱交換器である。第1の送風機115は、ファンモータとファンより成る。
また、本体102の後面には、第1の吸込み口111の下方に、第2の通気路120への空気の入口となる第2の吸込み口121が開口している。この第2の吸込み口121の直ぐ上には、第2の通気路120からの空気の出口となる第2の吹出し口122が開口している。第2の通気路120の経路中には、第2の吸込み口121の背後に、凝縮器124と第2の送風機125がこの順に配されている。凝縮器124は、気体の冷媒を冷却して凝縮させるために周りに熱を与える熱交換器である。第2の送風機125は、ファンモータとファンより成る。なお、蒸発器114から凝縮器124への循環経路(不図示)中には、蒸発器114からの気体の冷媒を圧縮して凝縮器124へ送り出す圧縮機129が配されている。
特に、第2の通気路120は、第2の送風機125から上方に延びた後、水平に折れ曲がって第2の吹出し口122に至るわけであるが、その折れ曲がり部分で分岐して、第1の通気路110における蒸発器114と第1の送風機115との間につながっている。その分岐部には、第2の通気路120から第1の通気路110への経路を開閉するダンパ123が設けられている。ここでのダンパ123は、左右方向に沿った支軸123aに支持され、その支軸123aを支点に回動するようになっている。ダンパ123は、第2の通気路120の経路に関し、回動によって、第2の吹出し口122への経路を開きつつ第1の通気路110への経路を閉ざす姿勢と、第2の吹出し口122への経路を閉ざしつつ第1の通気路110への経路を開く姿勢とを取り得る。
冷風運転では、図3に示すように、ダンパ123が第1の通気路110への経路を閉ざす姿勢にされる。この状態で、第1の送風機115を駆動させると、これに従い、後面側の外部の空気である室内の空気が、第1の吸込み口111より吸い込まれて第1の通気路110に導入される(図中の実線矢印参照)。導入された空気は、蒸発器114を通過した後、第1の送風機115から吐出されて上方前向きに導かれ、第1の吹出し口112より前面側の外部である室内へ吹き出される。その際に空気は、蒸発器114を通過する過程で熱を奪われて冷却されるとともに、その空気中の水分が蒸発器114の表面に結露して現れる。その結露水は、排水口116より第1の通気路110外へ排出され、連結管(不図示)を通じて排水タンク117に受け入れられて貯まる。こうして、第1の吹出し口112からは乾いた冷たい空気である冷風が吹き出される。
一方で、第2の送風機125を駆動させると、これに従い、後面側の外部の空気である室内の空気が、第2の吸込み口121より吸い込まれて第2の通気路120に導入される(図中の破線矢印参照)。導入された空気は、凝縮器124を通過した後、第2の送風機125から吐出されて上向きに導かれ、更にダンパ123により案内されて後方に導かれ、第2の吹出し口122より後面側の外部である室内へ吹き出される。その際に空気は、凝縮器124を通過する過程で熱を与えられて加熱される。こうして、第2の吹出し口122からは温かい空気である温風が吹き出される。
これとは逆に乾燥運転では、図4に示すように、ダンパ123が第1の通気路110への経路を開く姿勢にされる。この状態で、第1の送風機115の駆動に従い、後面側の外部の空気である室内の空気が、第1の吸込み口111より吸い込まれて第1の通気路110に導入され、その空気は蒸発器114を通過する過程で冷却される(図中の実線矢印参照)。一方で、第2の送風機125の駆動に従い、後面側の外部の空気である室内の空気が、第2の吸込み口121より吸い込まれて第2の通気路120に導入され、その空気は、凝縮器124を通過する過程で熱を与えられて加熱される(図中の破線矢印参照)。加熱された空気は、第2の通気路120から第1の通気路110に導入され、蒸発器114からの乾いた冷たい空気と混合し、そのまま、第1の吹出し口112より前面側の外部である室内へ吹き出される。こうして、第1の吹出し口112からは室温程度の適度な温度の乾いた空気が吹き出される。
特開2003−314855号公報 特開2005−265225号公報 特開2006−242508号公報
このような従来の冷風機101では、冷風運転時、第1の吹出し口112の前に居る人にとっては、第1の吹出し口112から吹き出された冷風を受けて快適な環境になる。しかし、それと同時に第2の吹出し口122からは温風が吹き出されるため、冷風機101の周囲の温度は上昇してしまう。従って、第1の吹出し口112の前から外れつつ冷風機101の傍に居る人にとっては、むしろ不快な環境になる。
そこで本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、傍に居ても不快感を与えない冷風機を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するため、本発明による冷風機は、互いの間を冷媒が循環する蒸発器と凝縮器を備え、送風機の駆動に従って外部から吸い込んだ空気を前記蒸発器との熱交換で冷却し、この冷却された空気を外部に吹き出す冷風機において、第1の吸込み口から第1の吹出し口に至る通気路であって、第1の吸込み口より吸い込んだ空気を経路中に配された前記蒸発器との熱交換で冷却し、この冷却された空気を第1の吹出し口に導く第1の通気路と、第2の吸込み口から第2の吹出し口に至る通気路であって、第2の吸込み口より吸い込んだ空気を経路中に配された前記凝縮器との熱交換で加熱し、この加熱された空気を第2の吹出し口に導く第2の通気路と、を含む。前記第2の通気路には、水を貯めるトレイと、このトレイに貯まっている水に下部が浸されて水分を含んだ含水フィルタと、が配されている。
このような構成にすると、第1の通気路を流通する空気は、蒸発器を通過する過程で熱を奪われて冷却されるため、第1の吹出し口からは冷風が吹き出される。従って、第1の吹出し口の前に居る人にとっては、第1の吹出し口から吹き出された冷風を受けて快適な環境になる。一方、第2の通気路を流通する空気は、凝縮器を通過する過程で熱を与えられて加熱されるが、含水フィルタを通過する過程で含水フィルタから水分を気化して取り込み、その気化熱の分温度が下がるため、第2の吹出し口からは室温程度の適度な温度の湿った空気が吹き出される。従って、冷風機の周囲の温度が上昇してしまうことはなく、第1の吹出し口の前から外れつつ冷風機の傍に居る人にとっても、不快な環境にはならない。
本発明の冷風機によれば、傍に居ても不快感を与えることはない。
以下に、本発明の冷風機の一実施形態について図面を参照しながら詳述する。ここでの冷風機は、スポットクーラーのように乾いた冷たい空気を吹き出す冷風運転の他に、室内での衣類等の乾燥のために、切替えによって、室温程度の適度な温度の乾いた空気を吹き出す乾燥運転ができるものを例に挙げて説明する。図1、図2は本発明の一実施形態である冷風機の内部構造を示す側面視での断面図であって、図1は可動板が第2の通気路から第1の通気路への経路を閉ざした冷風運転時の状態を示し、図2は可動板が第2の通気路から第1の通気路への経路を開いた乾燥運転時の状態を示している。
本実施形態での冷風機1は、運転時には室内の適所で床上に置かれるものであり、その外殻が本体2より構成される。本体2は、全体として概ね扁平な箱を垂直に立てたような外形であって、内部には、大きく2つの通気路10、20が形成されている。その1つ目は、本体2の上部側に配置された第1の通気路10であり、2つ目は、本体2の下部側に配置された第2の通気路20である。
本体2には、前後左右の側面のうちの前面(図では右側)に、第1の通気路10への空気の入口となる第1の吸込み口11が、中央よりやや上寄りの位置で左右両端まで大きく開口している。第1の吸込み口11は、例えば横長のスリットを複数個縦に並べた形のものである。この第1の吸込み口11の直ぐ上には、第1の通気路10からの空気の出口となる第1の吹出し口12が、同じく本体2の前面から上面にかけて開口している。
第1の吹出し口12には、上下で一対のルーバ13A、13Bが設けられている。上側のルーバ13Aと下側のルーバ13Bは、それぞれ互いに独立して左右方向に沿った支軸(不図示)に支持されていて、各支軸を支点に互いに連動して回動するようになっている。これらの各ルーバ13A、13Bの回動の駆動は、ステッピングモータ等のデジタル制御モータによってなされる。各ルーバ13A、13Bは、運転停止時には第1の吹出し口12を閉ざす姿勢にされ、運転時には第1の吹出し口12を開くように、ほぼ水平な姿勢からほぼ垂直に起立した姿勢まで自由に取り得る。
第1の通気路10の経路中には、第1の吸込み口11の背後に、蒸発器14と第1の送風機15がこの順に配されている。蒸発器14は、後述する凝縮器24と対を成して冷凍サイクルを構成し互いの間を冷媒が循環するものであり、液体の冷媒を蒸発させることにより周りから熱を奪う熱交換器である。第1の送風機15は、ファンモータとファンより成り、ここではクロスフローファンが採用されているが、ターボファンやプロペラファンであっても構わない。
また、本体2には、前面とは丁度反対側となる後面(図では左側)に、第2の通気路20への空気の入口となる第2の吸込み口21が、概ね下半分左右両端まで大きく開口している。この第2の吸込み口21の直ぐ上には、第2の通気路20からの空気の出口となる第2の吹出し口22が、同じく本体2の後面の中央よりやや上寄りに開口している。第2の吸込み口21や第2の吹出し口22は、例えば横長のスリットを複数個縦に並べた形のものである。
第2の通気路20の経路中には、第2の吸込み口21の背後に、凝縮器24と第2の送風機25がこの順に配されている。凝縮器24は、気体の冷媒を冷却して凝縮させるために周りに熱を与える熱交換器である。第2の送風機25は、ファンモータとファンより成り、ここではターボファンが採用されているが、クロスフローファンやプロペラファンであっても構わない。なお、蒸発器14から凝縮器24への循環経路(不図示)中には、凝縮器24での凝縮効率を高めるために、蒸発器14からの気体の冷媒を圧縮して凝縮器24へ送り出す圧縮機29が配されている。
特に、本実施形態では、第2の通気路20は、第2の送風機25から上方に延びた後、水平に折れ曲がって第2の吹出し口22に至るわけであるが、その折れ曲がり部分で分岐して、第1の通気路10における蒸発器14と第1の送風機15との間につながっている。その分岐部には、第2の通気路20から第1の通気路10への経路を開閉するダンパ23が設けられている。ここでのダンパ23は、左右方向に沿った支軸23aに支持され、その支軸23aを中心として円弧状に湾曲した湾曲板であって、支軸23aを支点に回動するようになっている。ダンパ23の回動の駆動は、ステッピングモータ等のデジタル制御モータによってなされる。ダンパ23は、第2の通気路20の経路に関し、回動によって、第2の吹出し口22への経路を開きつつ第1の通気路10への経路を閉ざす姿勢と、第2の吹出し口22への経路を閉ざしつつ第1の通気路10への経路を開く姿勢とを取り得る。
ここで、本実施形態での第2の通気路20の経路中には、第2の吹出し口22の背後、すなわちダンパ23と第2の吹出し口22との間に、第2の通気路20のほぼ全域を遮るように含水フィルタ26が配されている。具体的には、第2の通気路20にトレイ27が収納され、このトレイ27内に一定の水位に水が貯められる。含水フィルタ26は、ジグザグに折り畳まれた吸水材から成り、トレイ27内に差し込まれて下部が水に浸され、その水を吸い上げて水分を含んだ状態になる。トレイ27には、水を貯留した給水タンク28が連結管(不図示)を介して接続され、その給水タンク28から水が適時供給される。給水タンク28は、トレイ27の上方で本体2の上部に着脱可能に装着される。
冷風運転では、図1に示すように、ダンパ23が第1の通気路10への経路を閉ざす姿勢にされる。この状態で、第1の送風機15を駆動させると、これに従い、前面側の外部の空気である室内の空気が、第1の吸込み口11より吸い込まれて第1の通気路10に導入される(図中の実線矢印参照)。導入された空気は、蒸発器14を通過した後、第1の送風機15から吐出されて上方前向きに導かれ、第1の吹出し口12より前面側の外部である室内へ吹き出される。その際に空気は、蒸発器14を通過する過程で熱を奪われて冷却されるとともに、その空気中の水分が蒸発器14の表面に結露して現れる。こうして、第1の吹出し口12からは乾いた冷たい空気である冷風が吹き出される。従って、第1の吹出し口12の前に居る人にとっては、第1の吹出し口12から吹き出された冷風を受けて快適な環境になる。つまり、傍に居ても不快感を与えない。
ちなみに、蒸発器14の真下には排水タンク17が配備されている。そして、蒸発器14の表面に発生した結露水は、排水口16より第1の通気路10外へ排出され、連結管(不図示)を通じて排水タンク17に受け入れられる。排水タンク17内には結露水が次第に貯まっていき、規定の満水になると水位センサがそれを検知し、これに応じた表示ランプの点灯や警告音等により、排水タンク17内の水を廃棄すべき状況であることが使用者に促される。
一方で、第2の送風機25を駆動させると、これに従い、後面側の外部の空気である室内の空気が、第2の吸込み口21より吸い込まれて第2の通気路20に導入される(図中の破線矢印参照)。導入された空気は、凝縮器24を通過した後、第2の送風機25から吐出されて上向きに導かれ、更にダンパ23により案内されて後方に導かれ、含水フィルタ26を通過した後第2の吹出し口22より後面側の外部である室内へ吹き出される。その際に空気は、先ずは凝縮器24を通過する過程で熱を与えられて一旦は加熱される。続いて含水フィルタ26を通過する過程で含水フィルタ26から水分を気化して取り込み、その結果、幾分か加湿はされるもののその気化熱の分温度が下がる。こうして、第2の吹出し口22からは室温程度の適度な温度の湿った空気が吹き出される。従って、冷風機1の周囲の温度が上昇してしまうことはなく、第1の吹出し口12の前から外れつつ冷風機1の傍に居る人にとっても、不快な環境にはならない。
これとは逆に乾燥運転では、図2に示すように、ダンパ23が第1の通気路10への経路を開く姿勢にされる。この状態で、第1の送風機15の駆動に従い、前面側の外部の空気である室内の空気が、第1の吸込み口11より吸い込まれて第1の通気路10に導入され、その空気は蒸発器14を通過する過程で冷却される(図中の実線矢印参照)。一方で、第2の送風機25の駆動に従い、後面側の外部の空気である室内の空気が、第2の吸込み口21より吸い込まれて第2の通気路20に導入され、その空気は、凝縮器24を通過する過程で熱を与えられて加熱される(図中の破線矢印参照)。加熱された空気は、第2の通気路20から第1の通気路10に導入され、蒸発器14からの乾いた冷たい空気と混合し、そのまま、第1の吹出し口12より前面側の外部である室内へ吹き出される。こうして、第1の吹出し口12からは室温程度の適度な温度の乾いた空気が吹き出される。もっともこの場合は、ダンパ23によって第2の吹出し口22への経路を閉ざされているため、第2の吹出し口22から空気は出ない。
その他本発明は上記の実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の変更が可能である。例えば、乾燥運転は行えず冷風運転のみ行えるもの、すなわちダンパ23がなくて第1の通気路10と第2の通気路とが完全に区画されているものにも適用が可能である。この場合、含水フィルタ26が配される位置は、第2の通気路中であれば特に限定はなく、凝縮器24の上流側であっても下流側であってもよい。また、上記の実施形態では給水タンク28を別途設け、この給水タンク28からトレイ27に水を供給するようにしているが、排水タンク17に回収して貯まっている水(蒸発器14からの凝縮水)をトレイ27に供給するようにしても構わない。このようにすると、回収した水を流用できることから経済的であるし、給水タンク28の水補給のための着脱頻度が減り利便性が良いという利点がある。
本発明は、冷凍サイクルの構成要素である蒸発器と凝縮器を一体で備えた冷風機に有用である。
本発明の一実施形態である冷風機の内部構造について、冷風運転時の状態を示す側面視での断面図である。 本発明の一実施形態である冷風機の内部構造について、乾燥運転時の状態を示す側面視での断面図である。 従来の冷風機の内部構造について、冷風運転時の状態を示す側面視での断面図である。 従来の冷風機の内部構造について、乾燥運転時の状態を示す側面視での断面図である。
符号の説明
1 冷風機
2 本体
10 第1の通気路
11 第1の吸込み口
12 第1の吹出し口
13A ルーバ
13B ルーバ
14 蒸発器
15 第1の送風機
16 排水口
17 排水タンク
20 第2の通気路
21 第2の吸込み口
22 第2の吹出し口
23 ダンパ
24 凝縮器
25 第2の送風機
26 含水フィルタ
27 トレイ
28 給水タンク
29 圧縮機

Claims (3)

  1. 互いの間を冷媒が循環する蒸発器と凝縮器を備え、送風機の駆動に従って外部から吸い込んだ空気を前記蒸発器との熱交換で冷却し、この冷却された空気を外部に吹き出す冷風機において、
    第1の吸込み口から第1の吹出し口に至る通気路であって、第1の吸込み口より吸い込んだ空気を経路中に配された前記蒸発器との熱交換で冷却し、この冷却された空気を第1の吹出し口に導く第1の通気路と、
    第2の吸込み口から第2の吹出し口に至る通気路であって、第2の吸込み口より吸い込んだ空気を経路中に配された前記凝縮器との熱交換で加熱し、この加熱された空気を第2の吹出し口に導く第2の通気路と、を含み、
    前記第2の通気路には、水を貯めるトレイと、このトレイに貯まっている水に下部が浸されて水分を含んだ含水フィルタと、が配されていることを特徴とする冷風機。
  2. 前記トレイに供給する水を貯留した給水タンクを備えることを特徴とする請求項1に記載の冷風機。
  3. 前記蒸発器に発生した結露水を受け入れて貯留する排水タンクを備えていて、この排水タンクから前記トレイに水を供給することを特徴とする請求項1に記載の冷風機。
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