JP7242271B2 - 空気調和機 - Google Patents

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本発明は、1つのハウジング内に冷凍サイクルを搭載し、少なくとも冷風運転を行うことができる空気調和機に関する。
1つのハウジング内に、冷凍サイクルを備え、蒸発器を通過した冷風を冷風吹出口から吹き出す冷風運転と、凝縮器を通過した温風を冷風に混合させて吹き出す除湿運転とを行う、スポットクーラーと称される空気調和機がある(例えば、特許文献1)。
このようなスポットクーラーは、冷凍サイクルが室内機と室外機とに分かれているエアコンに比べて、コンパクトでどこにでも置くことができるといった利点を有する。しかしながらその反面、蒸発器から発生したドレン水はドレンタンクに回収されるようになっているため、ドレンタンクに溜まったドレン水の排水作業が必要である。
一方、特許文献2には、除湿機本体のドレンタンクの排水作業を無くすために、毛細管現象によって水分を吸い込むことができる給水配管の一端側をドレンタンクに接触させ、ドレン水を吸い上げて別の場所に移す構成が記載されている。また、上記給水配管の他端側に送風フォンを配置して、給水配管の他端側に吸い上げられたドレン水を送風ファンの風を用いて蒸発させる構成も記載されている。
特開2003-314855号公報 特開2005-185980号公報
ところで、スポットクーラーにおいて、冷風運転時、凝縮器を通過した温風は冷風吹出口の反対側に設けられた温風吹出口からは吹き出される。冷風運転において、室内の温度を上げるこのような温風は厄介な副産物に他ならない。
また、特許文献2に記載されている構成は、除湿機本体の外部にドレン水を溜める容器や、除湿機本体の外部に送付ファンを必要とし、大掛かりにならざるを得ない。そのため、特許文献2に記載されている技術を、コンパクトでどこにでも置くことができるといった利点を有するスポットクーラーに適用することはできない。
本発明の一態様は、コンパクトでどこにでも置くことができるといった利点を維持しつつ、ドレン水の溜まる量を減らして、ドレン水を貯留するタンクの排水作業の回数を減らすことができる空気調和機を実現することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る空気調和機は、ハウジング内に、蒸発器と、冷風用ファンと、前記蒸発器を通過した冷風を冷風吹出口に導く冷風路と、凝縮器と、温風用ファンと、前記凝縮器を通過した温風を温風吹出口に導く温風路と、前記蒸発器で発生したドレン水に前記温風を接触させて、前記ドレン水を水蒸気又は水滴に変えて前記温風に取り込ませる処理を行うドレン水処理部と、を備え、さらに、前記温風路を、前記冷風路から独立させた状態と、前記温風吹出口側を閉塞して前記冷風路と連通させた状態と、前記温風路を遮断した状態とに切り換えるダンパと、前記ハウジングに設けられた、前記温風吹出口とは別の排出口と、一端側が前記排出口より前記ハウジング内に挿入され、前記ダンパにて前記温風路が遮断されている状態で、前記ドレン水処理部にて処理された前記温風を機外へ排出する排出ホースと、を備えることを特徴とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る空気調和機は、ハウジング内に、蒸発器と、冷風用ファンと、前記蒸発器を通過した冷風を冷風吹出口に導く冷風路と、凝縮器と、温風用ファンと、前記凝縮器を通過した温風を温風吹出口に導く温風路と、前記蒸発器で発生したドレン水に前記温風を接触させて、前記ドレン水を水蒸気又は水滴に変えて前記温風に取り込ませる処理を行うドレン水処理部と、を備え、前記ドレン水処理部は、前記蒸発器が設置されている蒸発器室から前記ドレン水を前記凝縮器が設置されている凝縮器室に導入するドレン水導入路と、前記凝縮器室に導入されたドレン水を担持するドレン水受部と、を備え、前記ドレン水処理部は、前記温風路が遮断されている状態で前記ドレン水導入路を開放し、前記冷風路から独立させた状態および前記温風吹出口側を閉塞して前記冷風路と連通させた状態で前記ドレン水導入路を遮断する開閉部を備えることを特徴とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る空気調和機は、ハウジング内に、蒸発器と、冷風用ファンと、前記蒸発器を通過した冷風を冷風吹出口に導く冷風路と、凝縮器と、温風用ファンと、前記凝縮器を通過した温風を温風吹出口に導く温風路と、前記蒸発器で発生したドレン水に前記温風を接触させて、前記ドレン水を水蒸気又は水滴に変えて前記温風に取り込ませる処理を行うドレン水処理部と、を備え、さらに、少なくとも前記凝縮器を含む熱源より発生する熱を蓄熱する蓄熱部と、前記ハウジングの外側に延び、内部の電線が前記蓄熱部と接触している電源コードと、を備えることを特徴とする。
本発明の一態様によれば、コンパクトでどこにでも置くことができるといった利点を維持しつつ、ドレン水の溜まる量を減らして、ドレン水を貯留するタンクの排水作業の回数を減らすことができる。
本発明の一実施形態に係るスポットクーラーの正面側からみた外観斜視図である。 上記スポットクーラーの背面側からみた外観斜視図である。 上記スポットクーラーの概略構成図である。 上記スポットクーラーのハウジングの前面板を取り外して正面側からみた斜視図である。 上記スポットクーラーのハウジングの後面板を取り外して背面側からみた斜視図である。 (a)~(c)は、上記スポットクーラーのダンパよる温風の経路を示す図であり、スポットクーラーの凝縮器室側の側面より見た図である。 本発明の別の実施形態に係るスポットクーラーの排出ホースの断面図である。 (a)(b)は、本発明のさらに別の実施形態に係るスポットクーラーのダンパによるドレン水導入路の開閉動作を示す図であり、スポットクーラーの蒸発器室および凝縮器室が位置する中央部分を正面より見た図である。 (a)~(d)は、上記スポットクーラーのダンパの形状を説明する図である。 本発明のさらに別の実施形態に係るスポットクーラーの要部の構成を示す図である。 変形例のスポットクーラーの要部の構成を示す図である。
〔実施形態1〕
以下、本発明の一実施形態について、詳細に説明する。
(スポットクーラーの概略構成)
図1は本発明の一実施形態に係るスポットクーラー(空気調和機)の正面側からみた外観斜視図である。図2は上記スポットクーラーの背面側からみた外観斜視図である。
図1、図2に示すように、本実施形態のスポットクーラーのハウジング1は、前後方向の奥行きに比べて左右方向の横幅が長い横長で、かつ縦方向に長い縦長タイプである。ハウジング1を構成する外郭は、前後面が開口したハウジング本体1aと、その前面側開口を覆う前面板1bと、背面側開口を覆う背面板1cとから箱型に形成されている。
ハウジング1の前面の上部には前吹出口(冷風吹出口)6が形成され、背面側の背面板1cの左右両側の上部に第1吸込口7aおよび第2吸込口7bが形成される。また、背面板1cの中央上方には後吹出口8が形成されている。さらに、背面板1cの下方であって、後述する凝縮器室31が位置する側には、排出ホース18を取り付けるホース取付部(排出口)16が設けられている。ホース取付部16は開閉式であり、蓋部が外されることで開放されて外部と連通する。
図3は上記スポットクーラーの概略構成図である。図3に示すように、ハウジング1内には、圧縮機4、凝縮器3および蒸発器2を配管により順次接続してなる冷凍サイクルが設けられている。ハウジング1の内部は、仕切り板41にて上下に仕切られ、下側の区画に圧縮機4、蒸発器2から発生するドレン水を溜めるドレンタンク5、制御装置19等が配置されている。ドレンタンク5は、ハウジング1の側面の下部から出し入れ可能となっている(図1参照)。
上側の区画は仕切り板42にて左右に仕切られている。なお、図3では、便宜上、前後に仕切られているように記載されている。左右に仕切られた一方の区画に蒸発器2とその下流に冷風用ファン12とが配置され、他方の区画に凝縮器3とその下流に温風用ファン13とが配置されている。以下、蒸発器2が配置されている区画を蒸発器室30、凝縮器3が配置されている区画を凝縮器室31と称する。第1吸込口7aは蒸発器室30と連通し、第2吸込口7bは凝縮器室31と連通している。
また、ハウジング1の内部には、第1吸込口7aから蒸発器2を通って前吹出口6に至る冷風路10と、第2吸込口7bから凝縮器3を通って後吹出口8に至る第1温風路11とが形成されている。
第1温風路11は、途中で分岐して冷風路10に接続されている。分岐点は、温風用ファン13の下流側に位置し、分岐点に風の流れ方向を切り替えるダンパ17が設けられている。ダンパ17は、回転操作にて温風の流れを切り換えるものである。ダンパ17は、第1温風路11を冷風路10から独立させた状態と、第1温風路11の後吹出口8に向かう通路を遮断して第1温風路11を冷風路10に連通させた状態とに切り換える。
さらに、第1温風路11は、ダンパ17と温風用ファン13との間でも分岐してホース取付部16に至る第2温風路21が形成されている。ダンパ17は、回転操作にて第1温風路11と冷風路10との接続を遮断(閉塞)して、温風の風路を第2温風路21のみとすることができる。
このようなダンパ17による温風の経路の切り換えによって、温風が後吹出口8に向かう風の流れと、温風が冷風と混合されて前吹出口6に向かう風の流れと、温風がホース取付部16に向かう流れとを選択できる。なお、ダンパ17の回転は、レバー操作によって行われても、モータによって行われてもよい。
そして、詳細については後述するが、凝縮器室31には、蒸発器2発生したドレン水に温風を接触させて、ドレン水を水蒸気又は水滴に変えて温風に取り込ませる処理を行うドレン水処理部32が設けられている。
排出ホース18は、一端側がホース取付部16よりハウジング1内に挿入され、ダンパ17にて第1温風路11が遮断された状態で、ドレン水処理部32にて処理されて水蒸気又は水滴を取り込んだ温風を機外へ排出する。排出ホース18の先端は、凝縮器室31内に挿入されている。
図4はスポットクーラーのハウジング1の前面板1bを取り外して正面側からみた斜視図である。図5はスポットクーラーのハウジング1の背面板1cを取り外して背面側からみた斜視図である。
図4、図5に示すように、蒸発器2および凝縮器3は、ハウジング1内で左右方向に対向して配置される。蒸発器2および凝縮器3は、平行に配列された多数の放熱フィンと、放熱フィンの板面を貫通しつつ端部において蛇行する冷媒管とから構成される周知構造のものである。
蒸発器2および凝縮器3との間には送風ユニット45が設けられている。送風ユニット45は、ファンケーシング46と、中央仕切板(図示せず)と、モータ(図示せず)と、冷風用ファン12、温風用ファン13を備える。ファンケーシング46は、冷風路10、第1温風路11を形成する横置円筒状の部材である。中央仕切板は、ファンケーシング46を左右に区画する部材であり、該中央仕切板の中央穴部に、軸方向を左右方向とする両軸型のモータが設置されている。冷風用ファン12および温風用ファン13は、モータの左右のモータ軸に夫々連結され、中央仕切板47を挟んでファンケーシング46の両側に冷風路10と第1温風路11とが形成される。
前記冷風用ファン12および温風用ファン13は、遠心型シロッコファンである。軸方向を左右方向とするモータのモータ軸先端に設置され、軸方向から吸込んだ風を軸と直交する半径方向に送り出す。ファンケーシング46の冷風路10側に、前吹出口6に向かう風路が形成されている。また、第1温風路11側に、前吹出口6および後吹出口8に向かう側面視T字形の風路が形成され、その分岐点にダンパ17が配置されている。
さらに、側面視T字形の風路はT字の縦棒部分に開口が形成されるなどして、ホース取付部16に向かう第2温風路21が形成される。ホース取付部16と第2吸込口7bとは共に凝縮器室31と連通しているため、凝縮器室31内部において、ホース取付部16と第2吸込口7bとの間は隔壁(図示せず)によって仕切られている。
圧縮機4や送風ファンモータ48を駆動制御する制御装置19は、マイクロコンピュータから構成される。マイクロコンピュータは、ハウジング1の後面側に配置された制御基板上のICチップによって実現される。制御装置19は、選択された運転モードにしたがって冷凍サイクルを制御する。
運転モードとしては、冷風運転、除湿運転、送風運転が選択可能である。運転モードの選択は、操作部(図示せず)の運転切換ボタンを操作することにより行われる。また、手動の場合は、操作部(図示せず)の風路切換レバーを操作してダンパ17を回転させて、温風の経路を切り換える。温風の経路としては、第1温風路11を遮断して温風を排出ホース18から排気させる排気経路と、第1温風路11に導く後吹出経路と、冷風路10に連通させる前吹出経路とを選択できる。
(ダンパ17による温風の風路の切り換え)
図6を用いて、ダンパ17による温風の経路の切り換えを説明する。図6の(a)~(c)は、ダンパ17による温風の経路を示す図であり、スポットクーラーの凝縮器室31側の側面より見た図である。
図6の(a)は、除湿運転時に選択される前吹出経路による温風の流れを示す。ダンパ17は、後吹出口8への経路を遮断して、第1温風路11を冷風路10と連通させる。これにより、温風は、前吹出口6から冷風と同時に吹き出される。排出ホース18から少量の温風が排出される。
図6の(b)は、後吹出口8からの温風吹き出しを伴う冷風運転時又は送風運転時に選択される後吹出経路による温風の流れを示す。ダンパ17は、第1温風路11を冷風路10から独立させた状態とする。これにより、温風は、後吹出口8から吹き出される。このときも少量の温風が排出ホース18から排出される。
図6の(c)は、温風を室外へ排気する冷風運転時に選択される排気経路による温風の流れを示す。ダンパ17は、第1温風路11と冷風路10との接続を遮断する。これにより、温風は、排出ホース18からのみ排出される。
(ドレン水処理部32の構成)
次に、図3を用いて、ドレン水処理部32の構成を説明する。図3に示すように、本実施形態では、ドレン水処理部32は、凝縮器室31内のドレン水を凝縮器室31に導入するドレン水導入路33と、導入されたドレン水を担持するドレン水受部とを備える。図3の例では、凝縮器室31の底壁を構成している仕切り板34の上面がドレン水受部として機能し、ドレン水処理部32は、凝縮器室31内で温風とドレン水とを接触させる。
ドレン水導入路33は、例えば、蒸発器室30と凝縮器室31とを隔てる仕切り板42に形成された、下端が仕切り板41に達する開口にて構成できる。仕切り板41に傾斜を持たせ、凝縮器室31側の底壁が蒸発器室30側の底壁よりも低くしておくことで、ドレン水を凝縮器室31へと導入することができる。ドレン水導入路33は、蒸発器室30から凝縮器室31へとドレン水を移動できる構成であればよい。
また、本実施形態では、ドレン水導入路33は、ドレン水導入路33の開閉を切り換える開閉部35を備えている。開閉部35は、ドレン水導入路33の開閉するものであればよい。開閉部35が開状態である場合に、ドレン水は凝縮器室31に導入され、開閉部35が閉状態(遮断状態)である場合は、ドレン水はドレンタンク5に回収される。なお、開閉部35の開閉動作は、レバー操作によって行われても、モータによって行ってもよい。
ドレン水を担持するドレン水受部は、上述したように凝縮器室31の底壁を流用できる。ドレン水受部としては、ドレン水をより多くの温風と接触させて気化を促すために、ドレン水が薄く広がるような皿状であることが好ましい。また、ドレン水を水滴に変える場合は、水しぶきが生じやすいように、ドレン水に吹き付けられる温風の吐出口を絞るなど、温風の勢いを増す構成とすることが好ましい。
第2温風路21は、凝縮器室31の底壁に担持されたドレン水が、第2温風路21を通過する温風に接触するように設けられている。換言すると、ドレン水受部は、ドレン水が第2温風路21を通過する温風に接触するように、第2温風路21に面して設けられている。ドレン水処理部32において温風は、ドレン水の気化又は水滴化が促進されるようにドレン水と接触されることが好ましい。
このようなドレン水処理部32の構成により、凝縮器室31に導入されたドレン水は、第2温風路21を通過する温風に接触して気化又は水滴化されて水蒸気又は水滴となって温風に取り込まれ、排出ホース18を通って温風と一緒に排出される。
(スポットクーラーの動作)
次に、スポットクーラーの動作を説明する。制御装置19(図3参照)は、選択された運転モードにしたがって冷凍サイクルを制御し、選択された運転モードに合った温風の経路となるようにダンパ17を切り換える。冷凍サイクルが動いている状態では、冷風用ファン12により第1吸込口7aから蒸発器室30に吸い込まれた室内の空気は、蒸発器2を通ったときに冷却されて冷風となる。このとき、空気中の水分が蒸発器2の表面に結露して冷風は除湿される。また、温風用ファン13により第2吸込口7bから凝縮器室31に吸い込まれた室内の空気は、凝縮器3を通ったときに加熱されて温風となる。
1)冷風運転では、冷凍サイクルが運転され、蒸発器2を通って除湿された冷風は、前吹出口6から吹き出される。温風の経路は、排気経路又は後吹出経路の何れかが選択される。排気経路を選択している場合、ドレン水導入路33を開放し、後吹出経路を選択している場合はドレン水導入路33を閉塞(遮断)する。
排気経路が選択されると、凝縮器3を通った温風は、ドレン水処理部32を経て排出ホース18よりに排出される。温風は、ドレン水処理部32を通過する際にドレン水を気化又は水滴化して、ドレン水の水蒸気又は水滴を含んだ状態となって排出される。後吹出経路が選択されると、凝縮器3を通った温風は、後吹出口8から吹き出される。
2)除湿運転では、冷凍サイクルが運転され、蒸発器2を通って除湿された冷風は、前吹出口6から吹き出される。温風の経路は、前吹出経路が選択され、ドレン水導入路33は閉塞する。凝縮器3を通った温風は、前吹出口6から冷風と混合されて吹き出され、ドレン水はドレンタンク5に回収される。
3)送風運転では、後吹出経路又は前吹出経路のいずれかを選択する。冷凍サイクルの運転は行われず、冷風用ファン12と温風用ファン13とだけが駆動される。後吹出経路を選択した場合は、前吹出口6と後吹出口8のそれぞれから室温の風が吹き出される。前吹出経路を選択した場合は、前吹出口6からのみ室温の風が吹き出される。
(効果)
上記構成では、ドレン水処理部32を設けているので、冷風運転において、温風がドレン水処理部32を通る排気経路を選択することで、ドレン水を温風と共に排出ホース18より排気することができる。
これにより、排出ホース18の先端を室外に排出することで、温風による室温の上昇を抑えて冷風運転を効果的に行いつつ、ドレン水の量を減らして、ドレンタンク5の排水作業の回数を減らすことができる。
しかも、この場合、ドレン水は水蒸気又は水滴となって温風に取り込まれた状態で排出される。したがって、排出ホース18の先端にドレン水を溜める容器等を設置する必要がなく、連続的に運転できる。また、ドレン水を液体のままホースで排出する構成では、ホース内に液だまりができないように、ホースに先下がりの勾配が付くように設置する必要がある。しかしながら、上記構成では、ドレン水は水蒸気又は水滴となって温風に取り込まれた状態で排出されるため、排出ホース18にどのような勾配が付けられていても、問題なく排出することができる。
また、上記構成では、ドレン水導入路33の開閉を切り換える開閉部35を設け、排気経路を選択している場合にだけドレン水を凝縮器室31内に導入する。これは、排気経路以外が選択されている場合は、第2温風路21に流れる温風は少量であるため、温風と共に排出されるドレン水の量も少なくなるためである。このように、排気経路を選択している場合にだけドレン水を凝縮器室31内に導入することで、凝縮器室31内に過剰なドレン水が導入されることを回避することができる。
また、上記構成では、ドレン水を凝縮器室31に導入してドレン水処理部32を凝縮器室31内に設けている。しかしながら、温風をドレンタンク5の液面に吹き付けるように風路を形成し、吹き付けられた温風にて気化又は水滴化したドレン水を温風に取り込ませて排出ホース18から排出はする構成としてもよい。
また、上記構成では、冷風運転において温風の経路として排気経路又は後吹出経路の何れかを選択できる構成とし、かつ、除湿運転も可能とした。そのため、後吹出経路の冷風運転および除湿運転で発生したドレン水を回収するためにドレンタンク5を設けた。しかしながら、冷風運転における温風の経路を排気経路のみとし、除湿運転を行わない構成では、ドレンタンク5を無くすることも可能である。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
実施形態1の構成では、第1温風路11から分岐させた第2温風路21を設け、第2温風路21に面するようにドレン水処理部32を設けた。本実施形態では、第2温風路21を設けず、第1温風路11のみとし、ドレン水処理部32にて処理された気化又は水滴化したドレン水を含む温風を、第1温風路11を通って後吹出口8から排出する。
このような構成とすることで、冷風運転時、後吹出口8から湿気を帯びた温風が吹き出されることとなるが、ドレン水の量を減らして、ドレンタンク5の排水作業の回数を減らすことができる。
また、後吹出口8に着脱可能に取り付けられる排気ダクトを設ける構成としてもよい。これにより、上述した排出ホースと同様に、排気ダクトの先端を室外に排出することで、温風による室温の上昇を抑えて冷風運転を効果的に行いつつ、ドレン水の量を減らして、ドレンタンク5の排水作業の回数を減らすことができる。
そして、この場合も、除湿運転ではドレン水導入路33を閉塞する。これにより、冷風に混合される温風に湿気が混じることを防止して、除湿運転を効果的に行うことができる。
〔実施形態3〕
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
実施形態1のスポットクーラーとの違いは排出ホースにある。図7は、本実施形態のスポットクーラーの排出ホース18Aの断面図である。本実施形態のスポットクーラーにおいては、図7に示すように、排出ホース18Aは、内側面に毛細管現象にて水分を吸い込む吸水層40を有している。吸水層40は、排出ホース18の内側面全体に設けられていてもよいが、少なくとも、ハウジング1内に挿入される側の端部に設けられていればよい。このような吸水層40が設けられた排出ホース18Aは、ドレン水受部に担持されたドレン水と接触するように配置する。
これにより、吸水層40にドレン水が吸い込まれ、ドレン水と温風とが接触する面積が大きくなるので、ドレン水の気化が促進され、ドレン水を温風内に取り込む処理速度を速めることができる。
〔実施形態4〕
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
実施形態3のスポットクーラーとの違いはダンパにある。図8の(a)(b)は、本実施形態に係るスポットクーラーのダンパ51によるドレン水導入路33の開閉動作を示す図であり、スポットクーラーの蒸発器室30および凝縮器室31が位置する中央部分を正面より見た図である。本実施形態においては、図8の(a)(b)に示すように、ダンパ51は、蒸発器室30と凝縮器室31とを仕切る壁の一部として機能し、回転操作に応じてドレン水導入路33を開閉する。つまり、温風の経路として、排気経路を選択した状態でドレン水導入路33を開放し、排気経路以外を選択した状態ではドレン水導入路33を閉塞する。
図8の(a)は、排気経路以外が選択されている場合のダンパ51の姿勢を示す。ダンパ51は、蒸発器室30と凝縮器室31との間を仕切り壁51aで仕切っている。ドレン水処理部32のドレス水受部として機能する仕切り板41には、開口41aが形成されており、開口41aの下方にドレンタンク5が配置されている。図8の(a)の状態では、開口41aが塞がれておらず、ドレン水導入路33は閉じていて、ドレン水はドレンタンク5に回収される。
図8の(b)は、排気経路が選択されている場合のダンパ51の姿勢を示す。ダンパ51は、蒸発器室30と凝縮器室31とを、仕切り壁51aに形成された連通口51dを介して連通させる。蒸発器室30と凝縮器室31とが連通している状態で、開口41aはダンパ51の外縁部の一部に縦壁状に設けられた流路壁51eにて塞がれ、流路壁51eの上面を伝って凝縮器室31へとドレン水が流れる。
図9の(a)~(d)は、ダンパ51の形状を説明する図であり、図9の(a)は、ダンパ51の正面図、図9の(b)~図9の(d)は斜視図である。図9の(a)~(d)に示すように、ダンパ51は、蒸発器室30と凝縮器室31とを仕切る、一部が切り欠かれた円盤状の仕切り壁51aを有し、仕切り壁51aの中心が回転軸となっている。仕切り壁51aは、回転軸周りに約120°の角度で切り欠かれており、この切り欠かれた部分の凝縮器室31側に、仕切り壁51aよりも小さい径の扇形の凸部51bが設けられている。さらに、この切り欠かれた部分の蒸発器室30側に、仕切り壁51aと同心円をなすように、縦壁状の流路壁51eが設けられている。
凸部51bは、回転軸周りに約120°の角度で形成され、凸部51bの外周面51bbが、第1温風路11を遮断(閉塞)する。また、外周面51bbよりも外周側に形成されている流路壁51eが、凸部51bの外周面51bbにて第1温風路11が遮断(閉塞)されているとき、仕切り板41に形成された開口41aを塞いで、ドレン水導入路33を開放する。凸部51bの外周面51bbと流路壁51eの間の切り欠き部分が、連通口51dに相当する。
このような構成では、ダンパ51の動きに連動させてドレン水導入路33の開閉することができるので、各々の切り換え操作が必要である場合に比べて操作性を向上させることができる。
〔実施形態5〕
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
本実施形態のスポットクーラーは、さらに、熱源からの熱を蓄熱し、電源コードから放熱する機構を備えている。なお、本実施形態で説明する蓄熱部を用いて冷風運転を効果的に行わせる構成は、上述した実施形態1~4で述べた構成とは独立して採用してもよい。
図10は、本実施形態に係るスポットクーラーの要部の構成を示す図である。図10に示すように、ハウジング1内に、タンク64に収容された蓄熱材(蓄熱部)63を備える。タンク64は断熱材67にて覆われている。熱を発する熱源である凝縮器3の冷凍サイクルの配管65が、蓄熱材63に浸かるように配置されている。これにより、蓄熱材63に凝縮器3の熱(熱)を移すことができ、冷風運転時に副産物として生成される温風の温度を下げることができる。
タンク64には、電源基板66に一端が接続され、他端にプラグ70が設けられた電源コード60の内部の電線61が接触している。このような構成とすることで、蓄熱材63に蓄積された熱はタンク64を介して電線61に伝達される。そして、電源コード60のプラグ70をコンセント80に接続することで、電線61に伝わった熱を、コンセント80に接続された配線81を通して放熱することができる。
これによれば、ハウジング1内では熱を蓄熱材63に一端溜めてから、電源コード60を介して徐々に放熱することができるので、温風の温度を下げて、冷風運転を効果的に行うことができる。なお、電源コード60は、断熱材62で被覆されていることが好ましい。
図11は、本実施形態に係る変形例のスポットクーラーの要部の構成を示す図である。図11に示すように、凝縮器3に冷却用パイプ68を追加で設置し、冷却用パイプ68にタンク64内の蓄熱材63をポンプ69で循環させる構成としてもよい。図11に示すように、冷凍サイクルの配管65を蓄熱材63で冷却する構成と、冷却用パイプ68を用いて冷却する構成の両方を備えることで、凝縮器3で発生した熱をより効果的に蓄熱材63に移すことができる。
ここで、熱源は、凝縮器3に限らず、電源基板66や圧縮機4等であってもよい。さらに、このような構成は、スポットクーラー等の空気調和機に限らず、表示装置や冷蔵庫等の熱を発する電気機器に適用可能である。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る空気調和機は、ハウジング1内に、蒸発器2と、冷風用ファン12と、前記蒸発器2を通過した冷風を冷風吹出口(前吹出口6)に導く冷風路10と、凝縮器3と、温風用ファン13と、前記凝縮器3を通過した温風を温風吹出口(後吹出口8)に導く温風路(第1温風路11)と、前記蒸発器2で発生したドレン水に前記温風を接触させて、前記ドレン水を水蒸気又は水滴に変えて前記温風に取り込ませる処理を行うドレン水処理部32と、を備える。
本発明の態様2に係る空気調和機は、上記態様1において、さらに、前記ドレン水処理部は、前記蒸発器2が設置されている蒸発器室30から前記ドレン水を前記凝縮器3が設置されている凝縮器室31に導入するドレン水導入路33と、前記凝縮器室31に導入されたドレン水を担持するドレン水受部(仕切り板41)と、を備える構成とすることもできる。
本発明の態様3に係る空気調和機は、上記態様1、2において、さらに、前記温風吹出口に接続される着脱可能な排気ダクトを備える構成とすることもできる。
本発明の態様4に係る空気調和機は、上記態様1、2、3において、さらに、前記温風路(第1温風路11)を、前記冷風路10から独立させた状態と、前記温風吹出口側を閉塞して前記冷風路10と連通させた状態と、前記温風路を遮断した状態とに切り換えるダンパ17と、前記ハウジング1に設けられた、前記温風吹出口とは別の排出口(ホース取付部16)と、一端側が前記排出口より前記ハウジング1内に挿入され、前記ダンパ17にて前記温風路が遮断されている状態で、前記ドレン水処理部32にて処理された前記温風を機外へ排出する排出ホース18を備える構成とすることもできる。
本発明の態様5に係る空気調和機は、上記態様2において、さらに、前記ドレン水処理部32は、前記温風路が遮断されている状態で前記ドレン水導入路33を開放し、前記冷風路10から独立させた状態および前記温風吹出口側を閉塞して前記冷風路10と連通させた状態で前記ドレン水導入路33を遮断する開閉部35を備える構成とすることもできる。
本発明の態様6に係る空気調和機は、上記態様5において、さらに、前記開閉部35は、前記ダンパ17の動きに連動する構成とすることもできる。
本発明の態様7に係る空気調和機は、上記態様4,5,6において、さらに、前記排出ホース18は着脱可能である構成とすることもできる。
本発明の態様8に係る空気調和機は、上記態様4,5,6,7において、前記排出ホース18は、挿入された側の端部が前記ドレン水処理部32において前記ドレン水と接触するように取り付けられると共に、前記ハウジング1内に挿入される端部側の内側面に、毛細管現象にて水分を吸い込む吸水層40を有する構成とすることもできる。
本発明の態様9に係る空気調和機は、上記態様1~8において、少なくとも前記凝縮器3を含む熱源より発生する熱を蓄熱する蓄熱部(蓄熱材63)と、前記ハウジング1の外側に延び、内部の電線が前記蓄熱部と接触している電源コード60と、を備える構成とすることもできる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
1 ハウジング
1a ハウジング本体
1b 前面板
1c 背面板
2 蒸発器
3 凝縮器
4 圧縮機
5 ドレンタンク
6 前吹出口(冷風吹出口)
7a 第1吸込口
7b 第2吸込口
8 後吹出口(温風吹出口)
10 冷風路
11 第1温風路(温風路)
12 冷風用ファン
13 温風用ファン
16 ホース取付部
17、51 ダンパ
18、18A 排出ホース
19 制御装置
21 第2温風路
30 蒸発器室
31 凝縮器室
32 ドレン水処理部
33 ドレン水導入路
35 開閉部
40 吸水層
41a 開口
51b 凸部
51bb 外周面
51d 連通口
51e 流路壁
60 電源コード
61 電線
62、67 断熱材
63 蓄熱材
64 タンク
65 配管
66 電源基板
68 冷却用パイプ
69 ポンプ
70 プラグ
80 コンセント
81 配線

Claims (8)

  1. ハウジング内に、
    蒸発器と、冷風用ファンと、前記蒸発器を通過した冷風を冷風吹出口に導く冷風路と、
    凝縮器と、温風用ファンと、前記凝縮器を通過した温風を温風吹出口に導く温風路と、
    前記蒸発器で発生したドレン水に前記温風を接触させて、前記ドレン水を水蒸気又は水滴に変えて前記温風に取り込ませる処理を行うドレン水処理部と、を備え、
    さらに、前記温風路を、前記冷風路から独立させた状態と、前記温風吹出口側を閉塞して前記冷風路と連通させた状態と、前記温風路を遮断した状態とに切り換えるダンパと、
    前記ハウジングに設けられた、前記温風吹出口とは別の排出口と、
    一端側が前記排出口より前記ハウジング内に挿入され、前記ダンパにて前記温風路が遮断されている状態で、前記ドレン水処理部にて処理された前記温風を機外へ排出する排出ホースと、を備えることを特徴とする空気調和機。
  2. ハウジング内に、
    蒸発器と、冷風用ファンと、前記蒸発器を通過した冷風を冷風吹出口に導く冷風路と、
    凝縮器と、温風用ファンと、前記凝縮器を通過した温風を温風吹出口に導く温風路と、
    前記蒸発器で発生したドレン水に前記温風を接触させて、前記ドレン水を水蒸気又は水滴に変えて前記温風に取り込ませる処理を行うドレン水処理部と、を備え、
    前記ドレン水処理部は、
    前記蒸発器が設置されている蒸発器室から前記ドレン水を前記凝縮器が設置されている凝縮器室に導入するドレン水導入路と、
    前記凝縮器室に導入されたドレン水を担持するドレン水受部と、を備え、
    前記ドレン水処理部は、
    前記温風路が遮断されている状態で前記ドレン水導入路を開放し、前記冷風路から独立させた状態および前記温風吹出口側を閉塞して前記冷風路と連通させた状態で前記ドレン水導入路を遮断する開閉部を備えることを特徴とする空気調和機。
  3. ハウジング内に、
    蒸発器と、冷風用ファンと、前記蒸発器を通過した冷風を冷風吹出口に導く冷風路と、
    凝縮器と、温風用ファンと、前記凝縮器を通過した温風を温風吹出口に導く温風路と、
    前記蒸発器で発生したドレン水に前記温風を接触させて、前記ドレン水を水蒸気又は水滴に変えて前記温風に取り込ませる処理を行うドレン水処理部と、を備え、
    さらに、少なくとも前記凝縮器を含む熱源より発生する熱を蓄熱する蓄熱部と、
    前記ハウジングの外側に延び、内部の電線が前記蓄熱部と接触している電源コードと、を備えることを特徴とする空気調和機。
  4. 前記ドレン水処理部は、
    前記蒸発器が設置されている蒸発器室から前記ドレン水を前記凝縮器が設置されている凝縮器室に導入するドレン水導入路と、
    前記凝縮器室に導入されたドレン水を担持するドレン水受部と、を備えることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  5. 前記排出ホースは着脱可能であることを特徴とする請求項に記載の空気調和機。
  6. 前記排出ホースは、挿入された側の端部が前記ドレン水処理部において前記ドレン水と接触するように取り付けられると共に、前記ハウジング内に挿入される端部側の内側面に、毛細管現象にて水分を吸い込む吸水層を有することを特徴とする請求項に記載の空気調和機。
  7. 前記温風吹出口に接続される着脱可能な排気ダクトを備えることを特徴とする請求項1、2又はに記載の空気調和機。
  8. 前記ドレン水処理部は、
    前記温風路が遮断されている状態で前記ドレン水導入路を開放し、前記冷風路から独立させた状態および前記温風吹出口側を閉塞して前記冷風路と連通させた状態で前記ドレン水導入路を遮断する開閉部を備え
    前記開閉部は、前記ダンパの動きに連動することを特徴とする請求項に記載の空気調和機。
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