JP2008165865A - 半導体メモリおよび半導体メモリの動作方法 - Google Patents

半導体メモリおよび半導体メモリの動作方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 テストに必要なリフレッシュ動作のみを実行し、テスト効率を向上する。
【解決手段】 半導体メモリは、ダイナミックメモリセルを有するメモリセルアレイを有する。アクセス制御回路は、外部から供給されるアクセスコマンドに応答してメモリセルをアクセスする。リフレッシュ制御回路は、テストモード中に、リフレッシュマスク信号が無効レベルのときに、メモリセルのリフレッシュ動作を実行するためにアクセスコマンドに同期してテストリフレッシュ要求信号を生成する。また、リフレッシュ制御回路は、リフレッシュマスク信号が有効レベルのときにテストリフレッシュ要求信号の生成を禁止する。テストリフレッシュ要求信号は、リフレッシュマスク信号のレベルに応じて生成され、あるいは生成が禁止される。これにより、テストに必要なリフレッシュ動作のみを実行でき、テスト効率を向上できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、DRAMのメモリセルを有し、SRAMのインタフェースを有する半導体メモリに関する。
擬似SRAMは、DRAMのメモリセル(ダイナミックメモリセル)を有し、メモリセルのリフレッシュ動作を内部で自動的に実行することでSRAMとして動作する。擬似SRAMは、メモリコアの読み出し動作または書き込み動作が実行されていない期間に、CPU等のコントローラに認識されることなくリフレッシュ動作を実行する。リフレッシュ動作は、擬似SRAMの内部で周期的に発生する内部リフレッシュ要求に応答して実行される。
内部リフレッシュ要求と外部アクセス要求が競合したとき、リフレッシュ動作は、アクセス動作(読み出し動作または書き込み動作)より優先して実行される。この際、アクセスサイクル中にリフレッシュ動作を挿入可能にするために、アクセスコマンド(読み出しコマンドまたは書き込みコマンド)の最小供給間隔であるアクセスサイクル時間は、メモリコアの読み出し動作時間または書き込み動作時間にメモリコアのリフレッシュ動作時間を加えた時間に設定される。
読み出しコマンドが供給されてから読み出しデータが出力されるまでの読み出しアクセス時間の実力値、および書き込みコマンドが供給されてから書き込みデータがメモリセルに書き込まれるまでの書き込みアクセス時間の実力値は、リフレッシュ動作が挿入されたときにワーストになる。擬似SRAMのテストでは、ワーストのアクセス時間を評価する必要がある。内部リフレッシュ要求の生成周期は、アクセスサイクル時間に比べてかなり長いため、アクセスサイクル中にリフレッシュ動作を効率よく挿入し、ワーストのアクセス時間を評価することは難しい。そこで、擬似SRAMにテストモードを設け、テストモード中に、アクセスコマンドに同期してリフレッシュ要求を強制的に発生する手法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、内部リフレッシュ要求または外部から供給されるトリガ信号に応答して、アクセス動作の直前または直後にリフレッシュ動作を実行する手法が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2005−92978号公報 特開2006−59489号公報
従来、テストモードでのリフレッシュ動作は、アクセス要求に応答してアクセス動作とともに常に実行される。本来不要なリフレッシュ動作が実行されるため、アクセスサイクル時間は短縮できず、テスト効率は悪い。
本発明の目的は、テストに必要なリフレッシュ動作のみを実行し、テスト効率を向上することである。
本発明の別の目的は、専用のテスト端子を設けることなく、テストに必要なリフレッシュ動作のみを実行し、テスト効率を向上することである。
本発明の一形態では、半導体メモリは、ダイナミックメモリセルを有するメモリセルア
レイを有する。アクセス制御回路は、外部から供給されるアクセスコマンドに応答してメモリセルをアクセスする。リフレッシュ制御回路は、テストモード中に、リフレッシュマスク信号が無効レベルのときに、メモリセルのリフレッシュ動作を実行するためにアクセスコマンドに同期してテストリフレッシュ要求信号を生成する。また、リフレッシュ制御回路は、リフレッシュマスク信号が有効レベルのときにテストリフレッシュ要求信号の生成を禁止する。テストリフレッシュ要求信号は、リフレッシュマスク信号のレベルに応じて生成され、あるいは生成が禁止される。これにより、テストに必要なリフレッシュ動作のみを実行でき、テスト効率を向上できる。
本発明の一形態における好ましい例では、半導体メモリは、データ端子に入力または出力されるデータ信号をマスクするデータマスク信号を受けるデータマスク端子を有する。データマスク端子は、テストモード中、アクセスコマンドの受け付け時にリフレッシュマスク信号を受けるリフレッシュマスク端子として機能する。リフレッシュ制御回路は、マスク端子に供給されるリフレッシュマスク信号に応じて動作する。データマスク端子をデータマスク信号およびリフレッシュマスク信号の兼用端子として用いることで、リフレッシュマスク信号を受ける専用の端子を不要にできる。この結果、半導体メモリのチップサイズを増加することなく、テストに必要なリフレッシュ動作のみを実行でき、テスト効率を向上できる。
本発明の一形態における好ましい例では、アクセスコマンドの供給間隔であるアクセスサイクル時間の仕様は、通常動作モード中、1回の読み出し動作または1回の書き込み動作に加えて1回のリフレッシュ動作を実行可能な時間に設定される。テストモード中、リフレッシュマスク信号が無効レベルのときのアクセスサイクル時間の仕様は、通常動作モードのアクセスサイクル時間と同じに設定され、リフレッシュマスク信号が有効レベルのときのアクセスサイクル時間の仕様は、リフレッシュ動作が実行されない時間だけ、通常動作モードのアクセスサイクル時間より短く設定される。これにより、リフレッシュ動作が不要なときのアクセスサイクル時間を短くすることにより、テスト時間を短縮でき、テスト効率を向上できる。
本発明では、テストに必要なリフレッシュ動作のみを実行でき、テスト効率を向上できる。
以下、本発明の実施形態を図面を用いて説明する。図中、太線で示した信号線は、複数本で構成されている。また、太線が接続されているブロックの一部は、複数の回路で構成されている。信号が伝達される信号線には、信号名と同じ符号を使用する。先頭に”/”の付いている信号は、負論理を示している。末尾に”Z”の付いている信号は、正論理を示している。図中の二重丸は、外部端子を示している。
図1は、本発明の第1の実施形態を示している。半導体メモリMEMは、例えば、クロック非同期のFCRAM(Fast Cycle RAM)である。FCRAMは、DRAMのメモリセルを有し、SRAMのインタフェースを有する擬似SRAMである。メモリMEMは、アクセス制御回路10、リフレッシュ制御回路12、モードレジスタ14、ロウアドレス制御回路16、コラムアドレス制御回路18、データ制御回路20およびメモリコア22を有している。
アクセス制御回路10は、メモリMEMをアクセス動作させるための制御信号(チップイネーブル信号/CE、ライトイネーブル信号/WE、アウトプットイネーブル信号/OE、アッパーバイト制御信号/UB、ロウアーバイト制御信号/LB)を外部端子で受け
る。また、アクセス制御回路10は、メモリMEMに読み出し動作または書き込み動作を実行させるためのアクティブ信号ACTZおよびメモリMEMにリフレッシュ動作を実行させるためのリフレッシュ制御信号REFZを受ける。アクセス制御回路10は、受けた制御信号に応じて読み出し制御信号RDZ、書き込み制御信号WRZまたはモードレジスタ設定信号MRSZと、データ制御信号UBZ、LBZとを出力し、受けたアクティブ信号ACTZまたはフレッシュ制御信号REFZに応じて、プリチャージ制御信号PREZ、ワード制御信号WLZ、センスアンプ活性化信号LEZ、コラム制御信号CLZを出力する。読み出し制御信号RDZ(読み出しコマンド、読み出し要求)は、メモリMEMの外部から読み出しコマンドRDが供給されたときに出力される。書き込み制御信号WRZ(書き込みコマンド、書き込み要求)は、メモリMEMの外部から書き込みコマンドWRが供給されたときに出力される。アクセス制御回路10の詳細は、図2および図3で説明する。
リフレッシュ制御回路12は、読み出しコマンドRDZまたは書き込みコマンドWRZに応答してアクティブ信号ACTZを出力し、自身で生成するリフレッシュ要求(図2のRREQ0Z)に応答してリフレッシュ制御信号REFZを出力する。但し、リフレッシュ制御回路12は、読み出しコマンドRDZまたは書き込みコマンドWRZと、リフレッシュ要求とが競合したときに、読み出し動作または書き込み動作と、リフレッシュ動作のどちらを先に実行するかを判定し、判定順にしたがってアクティブ信号ACTZおよびリフレッシュ制御信号REFZを順次に出力する。また、リフレッシュ制御回路12は、リフレッシュ動作の実行中にアドレス選択信号ASELZを出力する。
リフレッシュ制御回路12は、テストモード信号TMZの活性化中(テストモード中)、リフレッシュ要求信号RREQ0Zに応答してリフレッシュ制御信号REFZを出力することを禁止し、読み出しコマンドRDZまたは書き込みコマンドWRZに応答してリフレッシュ制御信号REFZを出力する。但し、リフレッシュ制御回路12は、リフレッシュマスク信号RMSKZが活性化されているときに、読み出しコマンドRDZまたは書き込みコマンドWRZに応答してリフレッシュ制御信号REFZを出力することを禁止する。
リフレッシュマスク端子RMSKZは、リフレッシュマスク信号RMSKZを受ける専用の端子であり、例えばテストパッドとして形成される。テストパッドは、図6に示すように、ウエハ状態WAFのメモリMEMをテストするときにLSIテスタTESTのプローブPRBを接続するための端子である。リフレッシュマスク端子RMSKZは、他の制御端子と異なりパッケージングされたメモリMEMの外部端子(リード)に接続されない。リフレッシュマスク端子RMSKZは、抵抗R1を介して接地線VSSに接続されている。このため、パッケージングされたメモリMEMでは、リフレッシュマスク信号RMSKZは、常に非活性化される。リフレッシュ制御回路12の詳細は、図3に示す。また、テストモードの動作は、図8および図9に示す。
モードレジスタ14は、モードレジスタ設定信号MRSZに同期して供給されるアドレス信号RAD、CADの値に応じて設定される。モードレジスタ14は、アドレス信号RAD、CADの所定のビット(テストモードビット)がテストモードのエントリを示すときにテストモード信号TMZを高論理レベルに活性化する。テストモード信号TMZの活性化により、メモリMEMは通常動作モードからテストモードに移行する。モードレジスタ14は、テストモードビットがテストモードからのイクジットを示すときに、テストモード信号TMZを低論理レベルに非活性化する。テストモード信号TMZを非活性化により、メモリMEMは、テストモードから通常動作モードに復帰する。なお、モードレジスタ14のテストモードビットは、メモリMEMのパワーオン時にリセットされ、テストモード信号TMZを非活性化する。これにより、メモリMEMの動作モードは、パワーオン
時に通常動作モードに設定される。モードレジスタ14は、メモリMEMの他の動作モードを設定するためのビットを有する。
ロウアドレス制御回路16は、読み出しコマンドまたは書き込みコマンドに同期してアドレス端子ADに供給されるロウアドレス信号RADをデコードし、ロウデコード信号DRADとして出力する。また、ロウアドレス制御回路16は、リフレッシュ動作が実行されるとき(ASELZ信号=高論理レベル)、自身で生成するリフレッシュアドレス信号(図4のRXAD信号)をデコードし、ロウデコード信号DRADとして出力する。コラムアドレス制御回路18は、読み出しコマンドまたは書き込みコマンドに同期してアドレス端子ADに供給されるコラムアドレス信号CADをデコードし、コラムデコード信号DCADとして出力する。このメモリMEMは、ロウアドレス信号RADとコラムアドレス信号CADが同時に供給されるアドレスノンマルチプレクスタイプのメモリである。
データ制御回路20は、書き込みデータ信号をデータ端子DQで受信し、受信したデータ信号をデータバスDBを介してコラムスイッチCSWに出力する。また、データ制御回路20は、メモリセルMCからの読み出しデータ信号をデータバスDBを介して受信し、受信したデータ信号をデータ端子DQに出力する。データ端子DQは、例えば16ビット(2バイト)で構成される。下位の1バイトのデータ信号DQ0−7は、ロウアーバイト制御信号/LB(データマスク信号)の活性化中のみ入出力される。同様に、上位の1バイトのデータ信号DQ7−15は、アッパーバイト制御信号/UB(データマスク信号)の活性化中のみ入出力される。換言すれば、ロウアーバイト制御信号/LBの非活性化中にデータ信号DQ0−7の入出力はマスクされ、アッパーバイト制御信号/UBの非活性化中にデータ信号DQ0−7の入出力はマスクされる。
メモリコア22は、メモリセルアレイARY、ワードデコーダWD、センスアンプSA、コラムスイッチCSWおよび図示しないプリチャージ回路を有している。メモリセルアレイARYは、複数のダイナミックメモリセルMC、一方向に並ぶメモリセルMCに接続されたワード線WL、一方向と直交する方向に並ぶメモリセルMCに接続されたビット線BL、/BLとを有する。メモリセルMCは、データを電荷として保持するためのキャパシタと、このキャパシタに一端をビット線BL(または/BL)に接続するための転送トランジスタとを有している。キャパシタの他端は、プリチャージ電圧線あるいは内部電源線に接続されている。転送トランジスタのゲートは、ワード線WLに接続されている。
ワードデコーダWDは、ロウデコード信号DRADに応じてワード線WLのいずれかを選択する。ワード線WLは、ワード制御信号WLZの活性化中に選択される。センスアンプSAは、ビット線対BL、/BLに読み出されたデータ信号の信号量の差を増幅する。センスアンプSAは、センスアンプ活性化信号LEZの活性化中に増幅動作を実行する。コラムスイッチCSWは、コラムデコード信号DCADに応じてオンし、ビット線BL、/BLを図示しないリードアンプおよびライトアンプを介してデータバスDBに接続する。コラムスイッチCSWは、コラム制御信号CLZの活性化中にオンする。図示しないプリチャージ回路は、プリチャージ制御信号PREZの活性化中に(メモリセルMCの非アクセス時)、オンするスイッチを有し、ビット線BL、/BLをプリチャージ電圧線に接続する。メモリコア22の動作の概要は、図5に示す。
図2は、図1に示したアクセス制御回路10の詳細を示している。アクセス制御回路10は、入力バッファINBUF、コマンドデコーダCDEC、基本タイミング生成回路BTGENおよびコア制御回路CCNTを有している。
入力バッファINBUFは、/CE信号、/WE信号、/OE信号、/UB信号および/LB信号を受け、受けた信号の論理レベルを反転して、内部制御信号CEZ、WEZ、
OEZ、UBZおよびLBZとして出力する。コマンドデコーダCDECは、内部制御信号CEZ、WEZ、OEZの論理レベルに応じてコマンドを認識し、認識したコマンドに応じて読み出し制御信号RDZ(読み出しコマンド)、書き込み制御信号WRZ(書き込みコマンド)またはモードレジスタ設定信号MRSZを出力する。読み出しコマンドおよび書き込みコマンドは、メモリコア22のアクセス動作を実行するための外部アクセスコマンドである。
基本タイミング生成回路BTGENは、アクティブ信号ACTZまたはリフレッシュ制御信号REFZに同期してロウ基本タイミング信号RASZを出力する。コア制御回路CCNTは、ロウ基本タイミング信号RASZに同期して、プリチャージ制御信号PREZ、ワード制御信号WLZ、センスアンプ活性化信号LEZおよびコラム制御信号CLZを順次生成する。これ等制御信号PREZ、WLZ、LEZおよびCLZの生成タイミングは、図5に示す。
図3は、図1に示したリフレッシュ制御回路12の詳細を示している。リフレッシュ制御回路12は、リフレッシュ生成回路REFGEN、パルス生成回路PLS(、マスク回路MSK、セレクタSEL、アービタARBおよびこれ等回路に接続された論理ゲートを有している。
リフレッシュ生成回路REFGENは、内部リフレッシュ要求信号RREQ0Zを周期的に生成する発振器を有している。パルス生成回路PLSは、アクセスコマンド(読み出し制御信号RDZまたは書き込み制御信号WRZ)に同期して高論理レベルのパルスを有するコマンドパルス信号COMP(テストリフレッシュ要求信号)を生成する。マスク回路MSKは、低論理レベルのリフレッシュマスク信号RMSKZを受けているときに、コマンドパルス信号COMPをコマンドパルスイネーブル信号COMPE(テストリフレッシュ要求信号)として出力し、高論理レベルのリフレッシュマスク信号RMSKZを受けているときに、コマンドパルスイネーブル信号COMPEを低論理レベルに設定する。すなわち、リフレッシュマスク信号RMSKZが有効レベルのとき、読み出しコマンドRDZまたは書き込みコマンドWRZが生成されてもコマンドパルスイネーブル信号COMPEの生成は禁止される。
セレクタSELは、テストモード信号TMZが低論理レベルのとき(通常動作モード)、
内部リフレッシュ要求信号RREQ0Zをリフレッシュ要求信号RREQZとして出力し、テストモード信号TMZが高論理レベルのとき(テストモード)、コマンドパルスイネーブル信号COMPEをリフレッシュ要求信号RREQZとして出力する。アービタARBは、読み出しコマンドRDZまたは書き込みコマンドWRZを示す読み書きコマンド信号RWZと、リフレッシュ要求RREQZのどちらを優先させるか決め、優先順にしたがってアクティブ信号ACTVまたはリフレッシュ制御信号REFZを出力する。
例えば、アービタARBは、読み出しコマンドRDZ(RWZ)とリフレッシュ要求RREQZを同時に受けたときに、リフレッシュ要求RREQを優先させる。読み出しコマンドRDZに応答する読み出し動作は、リフレッシュ要求RREQZに応答するリフレッシュ動作が完了するまで保留される。逆に、読み出し動作中にリフレッシュ要求RREQZが供給されたとき、リフレッシュ要求RREQZに応答するリフレッシュ動作は読み出し動作が完了するまで保留される。書き込みコマンドWRZについても同様である。さらに、アービタARBは、リフレッシュ制御信号REFZに同期して、リフレッシュ動作の実行中を示すアドレス選択信号ASELZを活性化する。アドレス選択信号ASELZは、リフレッシュ動作が開始される直前からリフレッシュ動作が終了するまで活性化される。このように、アービタARBは、アクセスコマンドと内部リフレッシュ要求信号RRE
Q0Zまたはテストリフレッシュ要求信号COMPEが競合するときに、アクセス動作またはリフレッシュ動作のいずれを先に実行するかを決める機能を有している。
図4は、図1に示したロウアドレス制御回路16の詳細を示している。ロウアドレス制御回路16は、遅延回路DLY、リフレッシュアドレスカウンタRAC、ロウアドレスバッファRAB、セレクタSELおよびロウデコーダRDECを有している。リフレッシュアドレスカウンタRACは、遅延回路DLYにより遅延されたリフレッシュ制御信号REFZに同期してカウントアップし、リフレッシュアドレス信号RXADを順次に生成する。リフレッシュアドレス信号RXADは、ロウアドレス信号RADと同じビット数を有するロウアドレス信号である。なお、リフレッシュアドレスカウンタRACは、カウントダウンされてもよい。遅延回路DLYは、リフレッシュ制御信号REFZに応答するリフレッシュ動作が完了した後、リフレッシュアドレスカウンタRACの値が更新するために設けられる。
ロウアドレスバッファRABは、ロウアドレス信号RADを受け、受けた信号を内部ロウアドレス信号XADとして出力する。セレクタSELは、低論理レベルのアドレス選択信号ASELZを受けているときに、内部ロウアドレス信号XADを選択し、高論理レベルのアドレス選択信号ASELZを受けているときに、リフレッシュアドレス信号RXADを選択し、選択した信号をロウデコーダRDECに出力する。ロウデコーダRDECは、セレクタSELから供給されるアドレス信号をデコードし、ロウデコード信号DRADとして出力する。
図5は、第1の実施形態の半導体メモリMEMの動作の概要を示している。図中の”H”は高論理レベルを示し、”L”は低論理レベルを示し、”X”は”L”、”H”いずれでもよいことを示し、”L/H”は”L”、”H”のいずれかに設定されることを示している。
/CE信号がHレベルのとき、メモリMEMはスタンバイ状態STBYになり、リフレッシュ動作REF以外の動作は実行されない。スタンバイ状態STBY中にリフレッシュ動作が実行されるとき、リフレッシュ要求信号RREQ0Zの活性化に応答してリフレッシュ制御信号REFZが活性化される。
/CE信号がLレベルのとき、メモリMEMはアクティブ状態になり、読み出し動作RD、書き込み動作WR、リフレッシュ動作REFまたはモードレジスタ設定動作MRSのいずれかが実行される。読み出し動作RDは、/WE信号および/OE信号がそれぞれHレベルおよびLレベルのときに、読み出し制御信号RDZが活性化されることにより実行される。書き込み動作WRは、/WE信号および/OE信号がそれぞれLレベルおよびHレベルのときに、書き込み制御信号WRZが活性化されることにより実行される。
リフレッシュ動作REFは、外部制御信号/CE、/WE、/OE、/LB、/UBのレベルによらず、リフレッシュ要求信号RREQ0Zが活性化されたときに実行される。モードレジスタ設定動作MRSは、例えば、/WE信号および/OE信号がともにLレベルのときに、モードレジスタ設定信号MRSZが活性化されることにより実行される。
読み出し動作RD、書き込み動作WRおよびリフレッシュ動作REFでは、外部アクセスコマンド信号RDZ、WRZまたは内部リフレッシュ要求信号RREQ0Zに応答してプリチャージ信号PREZが非活性化され、この後、ワード制御信号WLZ、センスアンプ活性化信号LEZおよびコラム制御信号CLZが順次活性化される。そして、読み出し動作RDでは、読み出しデータDOUTがデータ端子DQに出力され、書き込み動作WRでは、書き込みデータDINがデータ端子DQに供給される。リフレッシュ動作REFで
は、メモリセルMCから読み出され、センスアンプSAで増幅された読み出しデータ信号は、データ端子DQには出力されず、メモリセルMCに書き戻される。読み出し動作RDは、/CE信号または/OE信号の非活性化に応答して終了する。書き込み動作WRは、/CE信号または/WE信号の非活性化に応答して終了する。リフレッシュ動作REFは、アクセス制御回路10の制御により自動的に終了する。
図6は、第1の実施形態のテスト環境を示している。まず、半導体製造工程により半導体ウエハWAF上に複数のメモリMEMが形成される。メモリMEMは、ウエハWAFから切り出される前にLSIテスタTESTによりテストされる。LSIテスタTESTからは制御信号だけでなく、電源電圧VDDおよび接地電圧VSSが供給される。メモリMEMは、例えば、図示しないプローブカードのプローブPRBを介してLSIテスタTESTに接続される。図では、1つのメモリMEMがLSIテスタTESTに接続されているが、複数のメモリMEM(例えば、4つ)をLSIテスタTESTに一度に接続してもよい。LSIテスタTESTに一度に接続するメモリMEMの数は、LSIテスタTESTの端子数とメモリMEMの端子数に依存する。この実施形態では、リフレッシュマスク信号RMSKZは、制御信号/CE、/WE、/OE、/UB、/LBおよびアドレス信号ADとともにLSIテスタTESTから供給される。
図7は、第1の実施形態における通常動作モード(TMZ=L)でのメモリMEMの動作を示している。この例では、書き込みコマンドWRおよび読み出しコマンドRDがメモリMEMに順次供給される。書き込みアドレス信号AD1が書き込みコマンドWRに同期して供給され、読み出しアドレス信号AD2が読み出しコマンドRDに同期して供給される。また、書き込みコマンドWRを受ける直前に内部リフレッシュ要求信号RREQ0Zが出力される(図7(a))。通常動作モード中、リフレッシュ制御回路12は、内部リフレッシュ要求信号RREQ0Zをリフレッシュ要求信号RREQZとして出力する(図7(b))。アービタARBは、リフレッシュ要求を書き込みコマンドWRより優先して実行させることを判断し、リフレッシュ制御信号REFZを出力する(図7(c))。アクセス制御回路10は、リフレッシュ制御信号REFZに応答してロウ基本タイミング信号RASZを出力する(図7(d))。そして、ワード線WLが活性化され、リフレッシュ動作REFが実行される(図7(e))。リフレッシュ動作REFは、リフレッシュアドレスカウンタRACにより生成されたリフレッシュアドレス信号RXADを使用して実行される。
リフレッシュ制御回路12は、書き込みコマンドWRに応答してコマンドパルス信号COMPを出力する(図7(f))。リフレッシュマスク信号RMSKZが低論理レベルLに固定されているため、コマンドパルスイネーブル信号COMPEがコマンドパルス信号COMPに応答して出力される(図7(g))。しかし、通常動作モードでは、リフレッシュ制御回路12のセレクタSELの機能により、コマンドパルスイネーブル信号COMPEに応答してリフレッシュ要求信号RREQZが出力されることはない。
書き込みコマンドWRが供給された後、書き込みデータ信号DINがデータ端子DQ供給される(図7(h))。アービタARBは、リフレッシュ動作REFの終了に応答してアクティブ信号ACTZを出力する(図7(i))。アクセス制御回路10は、アクティブ信号ACTZに応答してロウ基本タイミング信号RASZを出力する(図7(j))。そして、ワード線WLが活性化され、書き込み動作WRが実行される(図7(k))。書き込み動作WRは、/CE信号の非活性化により終了する。
1回の書き込み動作WRに必要な書き込みアクセスサイクル時間の仕様は、TC1である。アクセスサイクル時間TC1は、メモリMEMをアクセスするシステムが守らなくてはならない外部タイミング仕様であり、書き込みコマンドWRまたは読み出しコマンドR
Dの最小供給間隔を示す。この実施形態のメモリMEMは、アクセスサイクル時間TC1内に、1回の書き込み動作WRと1回のリフレッシュ動作REFとを実行できるように設計されている。これにより、メモリMEMをアクセスするシステムは、リフレッシュ動作を意識する必要がなく、メモリMEMをSRAMとしてアクセスできる。
次に、読み出しコマンドRDが供給される。内部リフレッシュ要求信号RREQ0Zは、例えば、数μsから十数μsに1回生成される。このため、図7において、読み出しコマンドRDとリフレッシュ要求が競合することがない。内部リフレッシュ要求信号RREQ0Zが発生していないため、アービタARBは、読み出しコマンドRDに応答してアクティブ信号ACTZを出力する(図7(l))。この後、書き込み動作WRと同様に、ロウ基本タイミング信号RASZが出力され(図7(m))、ワード線WLが活性化され、読み出し動作RDが実行される(図7(n))。読み出し動作RDは、/CE信号の非活性化により終了する。1回の読み出し動作RDに必要なアクセスサイクル時間は、書き込み動作WRと同様にTC1である。この実施形態のメモリMEMは、書き込み動作WRと同様に、アクセスサイクル時間TC1内に、1回の読み出し動作RDと1回のリフレッシュ動作REFとを実行できるように設計されている。
なお、内部リフレッシュ要求信号RREQ0Zが、書き込みコマンドWRの直前ではなく、図中に破線で示すように読み出しコマンドRDの直前に発生した場合、読み出し動作RDの前にリフレッシュ動作REFが実行される。このときのリフレッシュ動作REFおよび読み出し動作RDのタイミングは、データ信号DQを除き、上述の(b)−(k)と同じである。読み出しデータ信号DOUTは、読み出し動作RDに伴いワード線WLが活性化された後、図示しないコラム制御信号CLZの活性化に同期して出力される。
図8は、第1の実施形態におけるテストモード(TMZ=H)でのメモリMEMの動作の一例を示している。図7と同じ動作については、詳細な説明を省略する。この例では、書き込みコマンドWRおよび読み出しコマンドRDがメモリMEMに順次供給される。書き込みアドレス信号AD1および読み出しアドレス信号AD2は、図7と同じである。上述したように、リフレッシュ制御回路12のセレクタSELは、テストモード中に、リフレッシュ制御信号REFZを内部リフレッシュ要求信号RREQ0Zに応答して出力することを禁止する。リフレッシュ制御信号REFZは、テストモード中に書き込みコマンドWRまたは読み出しコマンドRDに応答して生成可能である。
この例では、リフレッシュ制御信号REFZは、書き込みコマンドWRに応答して生成されず、読み出しコマンドRDに応答して生成される。メモリMEMをテストするLSIテスタTESTは、書き込みコマンドWRに応答してリフレッシュ制御信号REFZが生成されることを防止するために、書き込みコマンドWRの供給に同期してリフレッシュマスク信号RMSKZを高論理レベル(有効レベル)に設定する(図8(a))。より詳細には、リフレッシュマスク信号RMSKZの高論理レベル期間は、コマンドパルス信号COMPの高論理レベル期間を含んで設定される。これにより、コマンドパルスイネーブル信号COMPEの生成が禁止されるため、リフレッシュ要求信号RREQZは生成されない(図8(b))。リフレッシュ動作REFの実行が禁止されるため、書き込みコマンドWRに応答する書き込み動作は、図7に示した読み出しコマンドRDに応答する読み出し動作を同じタイミングで実行される。すなわち、書き込み動作は、書き込みコマンドWRの直後に実行される(図8(c))。図8では、リフレッシュ動作が禁止されるため、書き込み動作WRに必要なアクセスサイクル時間の仕様は、アクセスサイクル時間TC1より短いTC2に設定できる。すなわち、リフレッシュマスク信号RMSKZが有効レベルのときのアクセスサイクル時間TC2の仕様は、リフレッシュ動作が実行されない時間だけ、通常動作モードのアクセスサイクル時間TC1の仕様より短く設定される。
次に、読み出しコマンドRDが供給され、読み出しコマンドRDに同期してコマンドパルス信号COMPが出力される(図8(d))。このとき、リフレッシュマスク信号RMSKZは、LSIテスタTESTにより低論理レベル(無効レベル)に設定される。このため、コマンドパルス信号COMPに同期してコマンドパルスイネーブル信号COMPEが出力され(図8(e))、リフレッシュ要求信号RREQZが出力される(図8(f))。リフレッシュ要求RREQZと読み出しコマンドRDがほぼ同時に発生するため、アービタARBは、図7の書き込み動作と同様に、まずリフレッシュ制御信号REFZを出力し、この後アクティブ信号ACTZを出力する(図8(g、h))。そして、リフレッシュ動作REFおよび読み出し動作RDが順次に実行される(図8(i、j))。すなわち、リフレッシュマスク信号RMSKZが無効レベルのときのアクセスサイクル時間TC1の仕様は、通常動作モードのアクセスサイクル時間TC1と同じに設定される。
図9は、第1の実施形態におけるテストモード(TMZ=H)でのメモリMEMの動作の別の例を示している。図7および図8と同じ動作については、詳細な説明を省略する。この例では、読み出しコマンドRDおよび書き込みコマンドWRがメモリMEMに順次供給される。読み出しアドレス信号AD2および書き込みアドレス信号AD1は、図7と同じである。
この例では、リフレッシュ制御信号REFZは、読み出しコマンドRDに応答して生成されず、書き込みコマンドWRに応答して生成される。メモリMEMをテストするLSIテスタTESTは、読み出しコマンドRDに応答してリフレッシュ制御信号REFZが生成されることを防止するために、読み出しコマンドRDの供給に同期してリフレッシュマスク信号RMSKZを高論理レベルに設定する(図9(a))。これにより、リフレッシュ動作REFの実行はマスクされる。読み出しコマンドRDに応答する読み出し動作は、図7および図8に示した読み出しコマンドRDに応答する読み出し動作を同じタイミングで実行される。但し、図8の書き込み動作WRと同様に、読み出し動作RDに必要なアクセスサイクル時間は、アクセスサイクル時間TC1より短いTC2になる。
次に、書き込みコマンドWRが供給され、書き込みコマンドWRに同期してコマンドパルス信号COMPが出力される(図9(b))。このとき、リフレッシュマスク信号RMSKZは、LSIテスタTESTにより低論理レベルに設定される。このため、コマンドパルス信号COMPに同期してコマンドパルスイネーブル信号COMPEが出力され(図9(c))、リフレッシュ要求信号RREQZが出力される(図9(d))。リフレッシュ要求RREQZと書き込みコマンドWRがほぼ同時に発生するため、アービタARBは、図7と同様に、まずリフレッシュ動作REFを実行し、この後読み出し動作RDを実行する(図9(e、f))。
図8および図9に示すように、この実施形態では、テストモード中にアクセスコマンドWRまたはRDに同期してリフレッシュマスク信号RMSKZを高論理レベルに設定する。これより、アクセスコマンドWR、RDに同期するリフレッシュ動作REFの実行をマスクできる。したがって、アクセス動作(図8では書き込み動作WR、図9では読み出し動作RD)に必要なアクセスサイクル時間の仕様は、アクセスサイクル時間TC1より短いTC2になる。アクセスサイクル時間TC2は、アクセスサイクル時間TC1から1回のリフレッシュ動作に掛かる時間(RASZ信号の活性化期間)を差し引いた時間に等しい。すなわち、アクセスサイクル時間TC2は、アクセスサイクル時間TC1の半分よりわずかに長い。この結果、メモリMEMをテストする際のテスト時間を短縮できる。
図10は、本発明前のテストモードでの動作の一例を示している。図7−図9と同じ動作については、詳細な説明を省略する。本発明前のテストモードでは、コマンドパルス信号COMPは、書き込みコマンドWRおよび読み出しコマンドRD毎に生成されている。
このため、リフレッシュ動作は、書き込みコマンドWRおよび読み出しコマンドRDに応答して必ず実行される。したがって、1回の書き込み動作および1回の読み出し動作に必要なアクセスサイクル時間は、通常動作モードを同様に必ずTC1であった。
一般に、メモリMEMのテストは、多数のメモリセルMCにテストデータを書き込み、その後、多数のメモリセルMCから読み出したデータを期待値(書き込んだテストデータ)と比較することで行われる。一方、通常動作モードでは、1回のアクセス動作(書き込み動作または読み出し動作)は、例えば、50−100ns程度で実行され、リフレッシュ動作は、リフレッシュ要求信号RREQ0Zに応答して数μsから十数μsに1回実行される。すなわち、リフレッシュ動作は、例えば1万回のアクセス動作に1回実行される。本発明前には、リフレッシュ動作は、テストモード中にアクセス動作毎に実行されており無駄であった。本発明の適用により、リフレッシュ動作は、例えば1万回のアクセス動作に1回実行すればよい。リフレッシュ動作が実行されないアクセス動作を60nsで実行できる場合、1万回のアクセス動作では400μs(40nsの1万倍)のテスト時間を節約できる。
以上、第1の実施形態では、テストモード中に、アクセスコマンドRD、WRに同期してリフレッシュ動作を実行するか否かを、リフレッシュマスク信号RMSKZの論理レベルに応じて設定できる。リフレッシュ要求は、リフレッシュマスク信号RMSKZが有効レベルのときマスクされる。このため、リフレッシュ動作が禁止されるアクセスサイクル時間TC2の仕様を、通常動作モードのアクセスサイクル時間T1より短く設定できる。テストに必要なリフレッシュ動作のみを実行できるため、テスト時間を短縮できる。この結果、テスト効率を向上でき、半導体メモリの製造コストを削減できる。
図11は、本発明の第2の実施形態を示している。第1の実施形態で説明した要素と同一の要素については、同一の符号を付し、これ等については、詳細な説明を省略する。この実施形態では、第1の実施形態のリフレッシュマスク端子RMSKZおよび抵抗R1が削除され、アッパーバイト制御端子/UB(データマスク端子)で受けるアッパーバイト制御信号/UB(データマスク信号)が、リフレッシュマスク信号RMSKZとしてリフレッシュ制御回路12に供給される。その他の構成は、第1の実施形態と同じである。すなわち、半導体メモリMEMは、例えば、FCRAMである。
図12は、図11に示したリフレッシュ制御回路12の詳細を示している。リフレッシュ制御回路12の回路構成は、第1の実施形態のリフレッシュ制御回路12と同じである。但し、マスク回路MSKは、リフレッシュマスク信号RMSKZの反転論理ではなく、アッパーバイト制御信号/UBの反転論理を受ける。すなわち、マスク回路MSKは、アッパーバイト制御信号/UBが高論理レベル(有効レベル)のときに、コマンドパルスイネーブル信号COMPEを低論理レベルに設定し、アッパーバイト制御信号/UBが低論理レベル(無効レベル)のときに、コマンドパルス信号COMPをコマンドパルスイネーブル信号COMPE(テストリフレッシュ要求信号)として出力する。アッパーバイト制御信号/UBが高論理レベルのとき、読み出しコマンドRDZまたは書き込みコマンドWRZが生成されてもコマンドパルスイネーブル信号COMPEは活性化されない。このように、アッパーバイト制御信号/UBは、テストモード中に、リフレッシュマスク信号RMSKZを受けるリフレッシュマスク端子として機能する。その他の動作は、第1の実施形態と同じである。なお、アクセスコマンドRDまたはWRに同期して生成されるテストリフレッシュ要求信号COMPの高レベル期間(有効レベル期間)は、パルス生成回路PLSにより短くすることが可能である。具体的には、テストリフレッシュ要求信号COMPの高レベル期間は、アクセスコマンドRDまたはWRの供給期間(/OE信号または/WE信号の低論理レベル期間)より十分に短くできる。リフレッシュマスク信号RMSKZ(/UB)の有効レベル期間(マスク期間)を短くできるため、後述する図13および
図14に示すように、データ信号DQの入出力期間とリフレッシュマスク信号RMSKZの有効レベル期間とが重なることを確実に防止できる。
なお、リフレッシュ制御回路12は、アクセス制御回路10から出力されるデータ制御信号UBZをリフレッシュマスク信号RMSKZの代わりに受けてもよい。この場合、データ制御信号UBZは、インバータを介することなくマスク回路MSKに直接供給される。
図13は、第2の実施形態におけるテストモード(TMZ=H)でのメモリMEMの動作の一例を示している。第1の実施形態(図7および図8)と同じ動作については、詳細な説明を省略する。この例では、テストモード中のリフレッシュ要求は、アッパーバイト制御端子/UBで受けるリフレッシュマスク信号RMSKZによりマスクされる。アッパーバイト制御信号/UBの波形は、有効レベル期間(図13(a))が異なることを除き、図8に示したリフレッシュマスク信号RMSKZの波形と同じである。その他の信号の波形は、図8に示した波形と同じである。
一般に、半導体メモリでは、データ信号DQは、メモリコアの動作に合わせてアクセスコマンドWR、RDの受け付け後に入力または出力される。アクセスコマンドWR、RDが供給されるときに、データ端子にデータ信号DQは伝達されないため、アクセスコマンドWR、RDの供給期間に、アッパーバイト制御信号/UBは、データ信号DQのマスク信号以外の信号(すなわち、リフレッシュマスク信号RMSKZ)として利用可能である。この実施形態では、アッパーバイト制御端子/UBは、アクセスコマンドWR、RDの受け付け時に、リフレッシュマスク信号RMSKZを受ける端子として機能し、アクセスコマンドWR、RDの受け付け後にデータ端子DQに入出力されるデータ信号DQをマスクするデータマスク信号/UBを受ける端子として機能する。
アクセスコマンドWR、RDの受け付け終了タイミングは、例えば、アッパーバイト制御信号/UBの立ち下がりエッジである(図13(b))。なお、書き込みデータ信号DQ7−15をマスクする場合、アッパーバイト制御信号/UBは、書き込みデータ信号DQ7−15の供給期間中、高論理レベルに設定される。ロウアーバイト制御信号/LBも同様である。
この実施形態では、リフレッシュ動作をマスクするためのアッパーバイト制御信号/UBの有効レベル期間(高論理レベル期間)は、データ端子DQへのデータ信号DOUT、DINの供給期間に重ならないようにする必要がある。特に、リフレッシュ動作をマスクするためのアッパーバイト制御信号/UBの有効レベル期間は、コマンドパルス信号COMPの高論理レベル期間を含んで設定する必要があるため、コマンドパルス信号COMPは、書き込みデータ信号DINの供給開始前に立ち下げる必要がある。しかし、図12で説明したように、コマンドパルス信号COMPは、パルス生成回路PLSにより短い有効レベル期間に設定される。このため、データ信号DQの入出力期間とリフレッシュマスク信号RMSKZ(/UB)の有効レベル期間とが重なることを確実に防止できる。これは、図14の動作例でも同じである。
図14は、第2の実施形態におけるテストモード(TMZ=H)でのメモリMEMの動作の別の例を示している。第1の実施形態(図7および図9)と同じ動作については、詳細な説明を省略する。この例においても、テストモード中のリフレッシュ要求は、リフレッシュマスク信号RMSKZではなくアッパーバイト制御信号/UBによりマスクされる。アッパーバイト制御信号/UBの波形は、有効レベル期間(図14(a))が異なることを除き、図9に示したリフレッシュマスク信号RMSKZの波形と同じである。その他の信号の波形は、図9に示した波形と同じである。
図15は、第2の実施形態のテスト環境を示している。第1の実施形態(図6)との違いは、リフレッシュマスク信号RMSKZがLSIテスタTESTからメモリMEMに供給されないことである。それ以外の構成は、図6と同じである。この実施形態では、テストモード中にアッパーバイト制御信号/UBを利用してリフレッシュ動作をマスクできる。このため、1つのメモリMEMのために使用するLSIテスタTESTの端子数は、第1の実施形態より少なくできる。これにより、例えば、プローブカードに一度に接続できるメモリの数を増やすことが可能になる。あるいは、総端子数が少ない安価なLSIテスタTESTを用いてメモリMEMをテストすることが可能になる。この結果、メモリMEMのテストコストを削減できる。
以上、第2の実施形態においても、上述した第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、この実施形態では、メモリMEMをテストする際に必要な外部信号線の数を少なくできるため、テストコストを削減できる。
アッパーバイト制御端子/UBを、テストモード中に、データマスク端子としての機能だけでなくリフレッシュマスク信号RMSKZを受けるリフレッシュマスク端子としても機能させる。アッパーバイト制御端子/UBをデータマスク信号およびリフレッシュマスク信号RMSKZの兼用端子として用いることで、リフレッシュマスク信号RMSKZを受ける専用の端子を不要にできる。これにより、半導体メモリMEMのチップサイズを増加することなく、テストに必要なリフレッシュ動作のみを実行でき、テスト効率を向上できる。この結果、テスト時間を短縮することによる製造コストの削減だけでなく、チップサイズの削減による製造コストの削減と実現できる。
なお、上述した実施形態では、本発明をクロック非同期の擬似SRAMに適用する例について述べた。本発明はかかる実施形態に限定されるものではない。例えば、本発明を、クロック同期式の擬似SRAMに適用してもよい。この場合、アクセスコマンドは、クロック信号の遷移エッジに同期して供給される。リフレッシュマスク信号RMSKZは、アクセスコマンドが供給されるクロック信号の遷移エッジに同期して供給される。
上述した実施形態では、モードレジスタ14の設定値を書き換えることにより、メモリMEMの動作モードを通常動作モードまたはテストモードに切り替える例について述べた。本発明はかかる実施形態に限定されるものではない。例えば、通常のアクセス動作では使用しない専用のテストコマンドを用意し、テストコマンドに応じてメモリMEMを通常動作モードからテストモードにエントリしてもよい。この際、テストコマンドとして、テストモードにエントリするテストエントリモードと、テストモードから通常動作モードに復帰するテストイクジットコマンドを用意してもよい。あるいは、パワーオン時に通常動作モードからスタートすることを利用して、テストイクジットコマンドを用意しなくてもよい。さらに、専用のテスト端子を設け、テスト端子に有効レベルが供給されたときに、メモリMEMをテストモードにエントリしてもよい。この場合、テスト端子は、図1に示したリフレッシュマスク端子RMSKZと同様に、LSIテスタのプローブに接触されるテストパッドとして形成される。
上述した実施形態では、本発明を、入出力兼用のデータ端子DQを有する半導体メモリに適用する例について述べた。本発明はかかる実施形態に限定されるものではない。例えば、本発明を、入力専用のデータ端子と出力専用のデータ端子を有する半導体メモリに適用してもよい。
上述した第2の実施形態では、テストモード中に、アッパーバイト制御端子/UBを、リフレッシュマスク信号RMSKZを受ける端子としても機能させる例について述べた。
本発明はかかる実施形態に限定されるものではない。例えば、ロウアーバイト制御信号/LBをリフレッシュマスク信号RMSKZを受ける端子としても機能させても同様の効果を得ることができる。
さらに、複数のテストモードを設け、リフレッシュマスク信号RMSKZを用いるテストモード中に、アッパーバイト制御端子/UBを、リフレッシュマスク信号RMSKZを受ける専用の端子として機能させてもよい。図16は、この発明が適用された半導体メモリMEMの一例を示している。この場合、データ制御回路20は、テストモード中に高論理レベルのテストモード信号TMZを受け、アッパーバイト制御信号/UBの受け付けを禁止し、データ信号DQがアッパーバイト制御信号/UBによりマスクされることを禁止する。なお、テストモード中にロウアーバイト制御信号/LBの受け付けを禁止してもよい。
以上の実施形態において説明した発明を整理して、付記として開示する。
(付記1)
ダイナミックメモリセルを有するメモリセルアレイと、
外部から供給されるアクセスコマンドに応答して前記メモリセルをアクセスするアクセス制御回路と、
前記アクセスコマンドとともに供給されるリフレッシュマスク信号を受けるリフレッシュマスク端子と、
テストモード中に、前記リフレッシュマスク信号が無効レベルのときに、前記メモリセルのリフレッシュ動作を実行するために前記アクセスコマンドに同期してテストリフレッシュ要求信号を生成し、前記リフレッシュマスク信号が有効レベルのときにテストリフレッシュ要求信号の生成を禁止するリフレッシュ制御回路と、
を備えていることを特徴とする半導体メモリ。
(付記2)
付記1記載の半導体メモリにおいて、
前記リフレッシュマスク端子は、前記リフレッシュマスク信号のみを受ける専用の端子であることを特徴とする半導体メモリ。
(付記3)
付記1記載の半導体メモリにおいて、
データ信号が入力または出力されるデータ端子と、
前記データ端子に入力または出力されるデータ信号をマスクするデータマスク信号を受けるデータマスク端子とを備え、
前記データマスク端子は、前記テストモード中、前記アクセスコマンドの受け付け時に前記リフレッシュマスク信号を受ける前記リフレッシュマスク端子として機能し、
前記リフレッシュ制御回路は、前記マスク端子に供給される前記リフレッシュマスク信号に応じて動作することを特徴とする半導体メモリ。
(付記4)
付記3記載の半導体メモリにおいて、
前記データマスク端子に供給される前記リフレッシュマスク信号の有効レベル期間は、前記データ端子に入出力される前記データ信号の伝達期間に重複しない期間に設定されることを特徴とする半導体メモリ。
(付記5)
付記3記載の半導体メモリにおいて、
前記リフレッシュ制御回路は、
前記アクセスコマンドに応答してパルス信号を前記テストリフレッシュ要求信号として生成するパルス生成回路と、
前記リフレッシュマスク信号が有効レベルのとき前記パルス信号の受け付けを禁止するマスク回路を備えていることを特徴とする半導体メモリ。
(付記6)
付記3記載の半導体メモリにおいて、
前記データ端子にデータ信号を入力または出力するとともに、前記データマスク信号に応じてデータ信号をマスクするデータ制御回路を備え、
前記データ制御回路は、前記テストモード中に、前記データマスク信号によるデータ信号のマスクを禁止することを特徴とする半導体メモリ。
(付記7)
付記1記載の半導体メモリにおいて、
前記アクセスコマンドの最小供給間隔であるアクセスサイクル時間の仕様は、通常動作モード中、1回の読み出し動作または1回の書き込み動作に加えて1回のリフレッシュ動作を実行可能な時間に設定され、
テストモード中、前記リフレッシュマスク信号が無効レベルのときのアクセスサイクル時間の仕様は、通常動作モードのアクセスサイクル時間と同じに設定され、前記リフレッシュマスク信号が有効レベルのときのアクセスサイクル時間の仕様は、リフレッシュ動作が実行されない時間だけ、通常動作モードのアクセスサイクル時間より短く設定されることを特徴とする半導体メモリ。
(付記8)
付記1記載の半導体メモリにおいて、
前記リフレッシュ制御回路は、
前記メモリセルをリフレッシュするための内部リフレッシュ要求信号を周期的に生成するリフレッシュ生成回路と、
リフレッシュ動作を実行するために、通常動作モード中に前記内部リフレッシュ要求信号を選択し、テストモード中に前記テストリフレッシュ要求信号を選択するセレクタとを備えていることを特徴とする半導体メモリ。
(付記9)
付記8記載の半導体メモリにおいて、
前記アクセスコマンドと前記内部リフレッシュ要求信号または前記テストリフレッシュ要求信号が競合するときに、アクセス動作またはリフレッシュ動作のいずれを先に実行するかを決めるアービタを備えていることを特徴とする半導体メモリ。
(付記10)
ダイナミックメモリセルを有するメモリセルアレイを有し、外部から供給されるアクセスコマンドに応答して前記メモリセルをアクセスする半導体メモリの動作方法であって、
テストモード中に、前記アクセスコマンドとともに供給されるリフレッシュマスク信号をリフレッシュマスク端子で受け、
前記リフレッシュマスク信号が無効レベルのときに、前記メモリセルのリフレッシュ動作を実行するために前記アクセスコマンドに同期してテストリフレッシュ要求信号を生成し、
前記リフレッシュマスク信号が有効レベルのときにテストリフレッシュ要求信号の生成を禁止することを特徴とする半導体メモリの動作方法。
(付記11)
付記10記載の半導体メモリの動作方法において、
データ端子に入力または出力されるデータ信号をマスクするデータマスク信号を受けるデータマスク端子を、前記テストモード中、前記アクセスコマンドの受け付け時に前記リフレッシュマスク信号を受ける前記リフレッシュマスク端子として機能させることを特徴とする半導体メモリの動作方法。
(付記12)
付記11記載の半導体メモリの動作方法において、
前記データマスク端子に供給される前記リフレッシュマスク信号の有効レベル期間は、前記データ端子に入出力される前記データ信号の伝達期間に重複しない期間に設定されることを特徴とする半導体メモリの動作方法。
(付記13)
付記11記載の半導体メモリの動作方法において、
前記アクセスコマンドに応答してパルス信号を前記テストリフレッシュ要求信号として生成し、
前記リフレッシュマスク信号が有効レベルのとき前記パルス信号の受け付けを禁止することを特徴とする半導体メモリの動作方法。
(付記14)
付記11記載の半導体メモリの動作方法において、
前記テストモード中に、前記データマスク信号によるデータ信号のマスクを禁止することを特徴とする半導体メモリの動作方法。
(付記15)
付記10記載の半導体メモリの動作方法において、
前記アクセスコマンドの最小供給間隔であるアクセスサイクル時間の仕様は、通常動作モード中、1回の読み出し動作または1回の書き込み動作に加えて1回のリフレッシュ動作を実行可能な時間に設定され、
テストモード中、前記リフレッシュマスク信号が無効レベルのときのアクセスサイクル時間の仕様は、通常動作モードのアクセスサイクル時間と同じに設定され、前記リフレッシュマスク信号が有効レベルのときのアクセスサイクル時間の仕様は、リフレッシュ動作が実行されない時間だけ、通常動作モードのアクセスサイクル時間より短く設定されることを特徴とする半導体メモリの動作方法。
以上、本発明について詳細に説明してきたが、上記の実施形態およびその変形例は発明の一例に過ぎず、本発明はこれに限定されるものではない。本発明を逸脱しない範囲で変形可能であることは明らかである。
本発明は、DRAMのメモリセルを有し、SRAMのインタフェースを有する半導体メモリに適用可能である。
本発明の第1の実施形態を示すブロック図である。 図1に示したアクセス制御回路の詳細を示すブロック図である。 図1に示したリフレッシュ制御回路の詳細を示すブロック図である。 図1に示したロウアドレス制御回路の詳細を示すブロック図である。 第1の実施形態の半導体メモリの動作の概要を示す説明図である。 第1の実施形態のテスト環境を示すブロック図である。 第1の実施形態における通常動作モードでのメモリの動作を示すタイミング図である。 第1の実施形態におけるテストモードでのメモリの動作の一例を示すタイミング図である。 第1の実施形態におけるテストモードでのメモリの動作の別の例を示すタイミング図である。 本発明前のテストモードでの動作の一例を示すタイミング図である。 本発明の第2の実施形態を示すブロック図である。 図11に示したアクセス制御回路の詳細を示すブロック図である。 第2の実施形態におけるテストモードでのメモリの動作の一例を示すタイミング図である。 第2の実施形態におけるテストモードでのメモリの動作の別の例を示すタイミング図である。 第2の実施形態のテスト環境を示すブロック図である。 テストモード中にデータマスク端子をリフレッシュマスク信号を受ける専用の端子として機能させる例を示すブロック図である。
符号の説明
10‥;アクセス制御回路;12‥リフレッシュ制御回路;14‥モードレジスタ;16‥ロウアドレス制御回路;18‥コラムアドレス制御回路;20‥データ制御回路;22‥メモリコア;RMSKZ‥リフレッシュマスク信号;RREQ0Z‥内部リフレッシュ要求信号

Claims (10)

  1. ダイナミックメモリセルを有するメモリセルアレイと、
    外部から供給されるアクセスコマンドに応答して前記メモリセルをアクセスするアクセス制御回路と、
    前記アクセスコマンドとともに供給されるリフレッシュマスク信号を受けるリフレッシュマスク端子と、
    テストモード中に、前記リフレッシュマスク信号が無効レベルのときに、前記メモリセルのリフレッシュ動作を実行するために前記アクセスコマンドに同期してテストリフレッシュ要求信号を生成し、前記リフレッシュマスク信号が有効レベルのときにテストリフレッシュ要求信号の生成を禁止するリフレッシュ制御回路と、
    を備えていることを特徴とする半導体メモリ。
  2. 請求項1記載の半導体メモリにおいて、
    前記リフレッシュマスク端子は、前記リフレッシュマスク信号のみを受ける専用の端子であることを特徴とする半導体メモリ。
  3. 請求項1記載の半導体メモリにおいて、
    データ信号が入力または出力されるデータ端子と、
    前記データ端子に入力または出力されるデータ信号をマスクするデータマスク信号を受けるデータマスク端子とを備え、
    前記データマスク端子は、前記テストモード中、前記アクセスコマンドの受け付け時に前記リフレッシュマスク信号を受ける前記リフレッシュマスク端子として機能し、
    前記リフレッシュ制御回路は、前記マスク端子に供給される前記リフレッシュマスク信号に応じて動作することを特徴とする半導体メモリ。
  4. 請求項3記載の半導体メモリにおいて、
    前記データマスク端子に供給される前記リフレッシュマスク信号の有効レベル期間は、前記データ端子に入出力される前記データ信号の伝達期間に重複しない期間に設定されることを特徴とする半導体メモリ。
  5. 請求項3記載の半導体メモリにおいて、
    前記リフレッシュ制御回路は、
    前記アクセスコマンドに応答してパルス信号を前記テストリフレッシュ要求信号として生成するパルス生成回路と、
    前記リフレッシュマスク信号が有効レベルのとき前記パルス信号の受け付けを禁止するマスク回路を備えていることを特徴とする半導体メモリ。
  6. 請求項3記載の半導体メモリにおいて、
    前記データ端子にデータ信号を入力または出力するとともに、前記データマスク信号に応じてデータ信号をマスクするデータ制御回路を備え、
    前記データ制御回路は、前記テストモード中に、前記データマスク信号によるデータ信号のマスクを禁止することを特徴とする半導体メモリ。
  7. 請求項1記載の半導体メモリにおいて、
    前記アクセスコマンドの最小供給間隔であるアクセスサイクル時間の仕様は、通常動作モード中、1回の読み出し動作または1回の書き込み動作に加えて1回のリフレッシュ動作を実行可能な時間に設定され、
    テストモード中、前記リフレッシュマスク信号が無効レベルのときのアクセスサイクル時間の仕様は、通常動作モードのアクセスサイクル時間と同じに設定され、前記リフレッ
    シュマスク信号が有効レベルのときのアクセスサイクル時間の仕様は、リフレッシュ動作が実行されない時間だけ、通常動作モードのアクセスサイクル時間より短く設定されることを特徴とする半導体メモリ。
  8. ダイナミックメモリセルを有するメモリセルアレイを有し、外部から供給されるアクセスコマンドに応答して前記メモリセルをアクセスする半導体メモリの動作方法であって、
    テストモード中に、前記アクセスコマンドとともに供給されるリフレッシュマスク信号をリフレッシュマスク端子で受け、
    前記リフレッシュマスク信号が無効レベルのときに、前記メモリセルのリフレッシュ動作を実行するために前記アクセスコマンドに同期してテストリフレッシュ要求信号を生成し、
    前記リフレッシュマスク信号が有効レベルのときにテストリフレッシュ要求信号の生成を禁止することを特徴とする半導体メモリの動作方法。
  9. 請求項8記載の半導体メモリの動作方法において、
    データ端子に入力または出力されるデータ信号をマスクするデータマスク信号を受けるデータマスク端子を、前記テストモード中、前記アクセスコマンドの受け付け時に前記リフレッシュマスク信号を受ける前記リフレッシュマスク端子として機能させることを特徴とする半導体メモリの動作方法。
  10. 請求項9記載の半導体メモリの動作方法において、
    前記データマスク端子に供給される前記リフレッシュマスク信号の有効レベル期間は、前記データ端子に入出力される前記データ信号の伝達期間に重複しない期間に設定されることを特徴とする半導体メモリの動作方法。
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