JP2011096309A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】リフレッシュ終了後に次の外部コマンドに応答可能になるまでの時間を短縮する。
【解決手段】リフレッシュ要求信号に応じてリフレッシュのための内部アドレスに対応するワード線の活性と非活性の制御を行うとともに、当該リフレッシュ実行中である活性化されたワード線が非活性化されるまで(S1703〜S1707)に次回のリフレッシュ動作に必要な内部アドレスへの更新(S1711)を指示する制御回路を有している。
【選択図】図17

Description

本発明は、半導体装置に関し、特に、リフレッシュを必要とする半導体記憶装置に関する。
DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の半導体装置は、時間の経過に伴って記憶しているデータが失われていくという特性を有している。そのため、この種の半導体装置は、記憶するデータを保持し続けるために、記憶しているデータの再書き込み(リフレッシュ)を必要とする。
一回のリフレッシュによって、全てのメモリに対するリフレッシュを実行すると膨大な時間が必要になる。そこで、リフレッシュは、一回に付き一部のメモリセルに対してのみ行われる。
関連する半導体装置は、リフレッシュの対象となるメモリセル群のアドレスを順次指定するためのアドレスカウンタを備えている。このアドレスカウンタは、一回のリフレッシュを終える度に更新(インクリメント)されるように構成されている(例えば、特許文献1,2又は3参照)。
また、別の関連する半導体装置では、バンクと呼ばれるメモリセル単位にアドレスカウンタを設け、選択されたバンクに対して読み出し又は書き込みを行いつつ、非選択バンクに対してリフレッシュを行えるようにしている(例えば、特許文献4参照)。なお、この半導体装置のアドレスカウンタは、リフレッシュ要求信号が入力される度に更新を行うように構成されている。
特開平05−182460号公報 特開2000−113668号公報 特開2008−165865号公報 特開2001−332084号公報
半導体装置は、アイドル状態から各種動作状態へ移行する。リフレッシュを行った場合にも、リフレッシュ終了後にアイドル状態に一旦戻り、その後コマンド等に従って次の動作状態に移行する。
関連する半導体装置では、リフレッシュ終了後(該リフレッシュに関するワード線の非活性後)に次回のリフレッシュに必要なリフレッシュアドレスの生成の為にリフレッシュアドレスを生成するアドレスカウンタの更新を行うように構成されているため、リフレッシュ終了後、さらにアドレスカウンタを更新してからでないとアイドル状態に戻ることができない。即ち、リフレッシュを終了しても、直ちに次にコマンド等に応答することができず、高速動作の妨げとなっている。
また、別の関連する半導体装置では、リフレッシュ要求信号が入力されてから該リフレッシュ要求信号に対応して活性化させるワード線を指示するリフレッシュアドレスを生成する為にリフレッシュアドレスを生成するアドレスカウンタを更新するため、リフレッシュ動作に要する時間が長い。
本発明の一実施の形態に係る半導体装置は、所定時間毎に情報のリフレッシュを必要とする複数の記憶セルを含む記憶部と、前記記憶部のリフレッシュに用いられる前記複数の記憶セルを選択する内部アドレスを生成する内部アドレス生成回路と、前記所定時間に関連するリフレッシュ要求信号に応じて前記記憶部のリフレッシュの実行の為の前記内部アドレスに対応するワード線の活性と非活性の制御を行うとともに、当該リフレッシュ実行中である活性化された前記ワード線が非活性するまでに前記内部アドレス生成回路に対して次回のリフレッシュ動作に必要な前記内部アドレスへの更新を指示する制御回路と、を有していることを特徴とする。
また、本発明の他の実施の形態に係る半導体装置のリフレッシュ方法は、複数の記憶セルを含む記憶部の情報のリフレッシュに用いられる内部アドレス生成回路が発生する内部アドレスの更新を、前記内部アドレスに対応する前記記憶セルが接続される活性化されたワード線が非活性化するまでのリフレッシュ実行中に行うことを特徴とする。
本発明の一実施の形態に係る半導体装置では、リフレッシュ実行中(該リフレッシュに関連する活性化されたワード線が非活性するまで)に内部アドレス生成回路に対して次回のリフレッシュ動作に必要な前記内部アドレスへの更新を指示するので、リフレッシュに要する時間を長くすることなく、リフレッシュを終えてから次のコマンドに応答可能になるまでの時間を短縮することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置の概略構成を示すブロック図である。 図1の半導体装置におけるロウアドレスバッファ及びリフレッシュカウンターとその周辺部の詳細を示すブロック図である。 図1の半導体装置に含まれる4つのメモリセルアレイの配置例を説明するための図である。 図1の半導体装置に含まれるメモリセルアレイの一構成例を示す図である。 図4のメモリセルアレイに含まれるメモリブロックであって両端以外に位置するメモリブロックの回路構成図である。 図4のメモリセルアレイに含まれるメモリブロックであって両端に位置するメモリブロックの回路構成図である。 図5及び図6のメモリブロックに含まれるメモリセルの回路図である。 図5及び図6のメモリブロックに含まれるセンスアンプの回路図である。 図4のメモリセルアレイに選択信号を出力するブロックデコーダーの回路図である。 図9のブロックデコーダーの入出力信号の関係を説明するための図である。 第2の制御回路部の内部構成を示すブロック図である。 図11の第2の制御回路部において生成される信号の生成・消滅タイミングを示す図である。 リフレッシュ動作におけるワード線とビット線の電位変化を示すタイムチャートである。 内部アドレス生成回路とブロックアドレスラッチ回路の詳細の一例を示すブロック図である。 内部アドレス生成回路とブロックアドレスラッチ回路の詳細の他の例を示すブロック図である。 図1の半導体装置の状態遷移図である。 図16の状態遷移におけるアイドル状態とオートリフレッシュ状態との間の状態遷移について説明するためのフローチャートである。 図1の半導体装置の各部の信号波形図である。 リフレッシュが行われるブロックの順序の一例を説明するための図である。 リフレッシュが行われるブロックの順序の他の例を説明するための図である。 図1の半導体装置を含むデータ処理システムの構成を示すブロック図である。
本発明の課題を解決する技術思想(コンセプト)の代表的な一例は、以下に示される。但し、本願の請求内容はこの技術思想に限られず、本願の請求項の記載に記載の内容であることは言うまでもない。
即ち、本発明の技術思想は、記憶部のリフレッシュに用いられる内部アドレスを生成する内部アドレス生成回路の次回のリフレッシュ動作に必要な前記内部アドレスへの更新を、リフレッシュ実行中(そのリフレッシュに関連する活性化されたワード線が非活性するまで)に行うことにある。これを実現する半導体装置は、リフレッシュを必要とする記憶部と、記憶部のリフレッシュに用いられる内部アドレスを生成する内部アドレス生成回路と、リフレッシュ要求信号に応じて記憶部のリフレッシュの実行を制御するとともに、リフレッシュ実行中に内部アドレス生成回路に対して更新を指示する制御回路と、
を有している。
以下、添付図を参照しながら、本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置10の概略構成を示すブロック図である。この半導体装置10は、例えば、半導体記憶装置であるDRAM(Dynamic Random Access Memory)である。
半導体装置10は、クロック発生器11、コマンドデコーダー12、制御回路13、モードレジスタ14、ロウアドレスバッファ及びリフレッシュカウンター15、カラムアドレスバッファ及びバーストカウンター16、メモリセルアレイ17、ロウデコーダ(Xデコーダともいう)18、センスアンプ19、カラムデコーダー(Yデコーダともいう)20、データ制御回路21、データラッチ回路22、DLL(Delay Locked Loop)23、データ入出力(DQ I/O)バッファ24、データストローブ信号制御回路25、及びデータストローブ信号入出力(DQS I/O)バッファ26を備えている。メモリセルアレイ17は、複数(ここでは4つ)のメモリバンク(BANK_A〜D)を含む。また、メモリセルアレイ17は、ロウデコーダ18、センスアンプ19及びカラムデコーダー20と共に記憶部を構成している。記憶部(メモリセルアレイ17)は、所定時間毎に情報のリフレッシュを必要とする。
図2は、図1の半導体装置10におけるロウアドレスバッファ及びリフレッシュカウンター15とその周辺部の詳細を示すブロック図である。
図2に示すように、ロウアドレスバッファ及びリフレッシュカウンター15は、内部アドレス生成回路(IAG:Internal Address Generator)27と、ブロックアドレスラッチ回路28と、その他のアドレスラッチ回路29と、バンクアドレスラッチ回路30と、バンクデコーダー31とを有している。内部アドレス生成回路27は、記憶部のリフレッシュに用いられる前記複数の記憶セルを選択する内部アドレスを生成する。
内部アドレス生成回路27は、記憶部のリフレッシュを行う際に使用される内部アドレスを生成する。
ブロックアドレスラッチ回路28、その他のアドレスラッチ回路29及びバンクアドレスラッチ回路30は、それぞれメモリバンクBANK_A〜Dに対応するように、メモリバンクと同数設けられている。尚、メモリバンクは、半導体装置10の外部から互いに非排他制御でアクセスできる複数の記憶領域である。
ブロックアドレスラッチ回路28の各々は、ラッチするビット数に応じて構成される。その他のアドレスラッチ回路29及びバンクアドレスラッチ回路30も同様である。複数のブロックアドレスラッチ回路28は、これらを一まとめにしてアドレス保持回路とも呼ばれる。その他のアドレスラッチ回路29は、占有面積を低減するため、全てのメモリバンクに共通に一つだけ設けてもよい。
バンクデコーダー31は、通常動作時にはバンクを指定する情報に従い1つのバンクを選択し、リフレッシュ時にはリフレッシュコマンドREFに応じて全てのバンクを選択する。
内部アドレス生成回路27は、クロック同期式のバイナリカウンタ等で構成されるリフレッシュアドレスカウンタ32と、メモリバンク(BANK_A〜D)に各々対応する4つのスクランブラー33とを有している。スクランブラー33は、リフレッシュアドレスカウンタ32のカウント値に基づき、互いに異なるブロックアドレスを内部アドレスとして出力する。あるいは、リフレッシュアドレスカウンタ32及び4つのスクランブラー33に代えて、バンク(BANK_A〜D)に各々対応する4つのリフレッシュアドレスカウンタ34を有していてもよい。リフレッシュアドレスカウンタ34は、互いに異なる初期値を有し、互いに異なるブロックアドレスを内部アドレスとして出力する。
制御回路13は、第1の制御回路部35と、第2の制御回路部36とを有している。第1の制御回路部35は、リフレッシュ要求信号REFに応じて、ブロックアドレスラッチ回路28及びその他のアドレスラッチ回路29に入力アドレスをラッチするよう指示する。なお、バンクアドレスラッチ回路30は、メモリアクセス信号(後述の1006)に応じてバンクアドレスをラッチする。
制御回路13は、リフレッシュ要求信号に応じて記憶部のリフレッシュの実行の為の内部アドレスに対応するワード線の活性と非活性の制御を行うとともに、当該リフレッシュ実行中である活性化されたワード線が非活性するまでに内部アドレス生成回路に対して次回のリフレッシュ動作に必要な内部アドレスへの更新を指示する。詳しくは後述する。
第2の制御回路部36は、記憶部に対するリフレッシュの実行制御、例えば、ワード線WL及びビット線BLの制御や、センスアンプ19の制御等を行う。また、第2の制御回路部36は、リフレッシュの実行中に内部アドレス生成回路27の更新(リフレッシュアドレスカウンタ32又は34のカウントアップ)を指示する。なお、本明細書におけるリフレッシュの実行中の定義は、ブロックアドレスラッチ回路28が内部アドレスをラッチしてから、メモリセルMCが接続されるワード線の活性化が行われ、そのワード線が非活性化されるまでをいう。また、内部アドレス生成回路27への更新指示は、前記リフレッシュ実行中に更新が終了するように行われる。
ロウデコーダ18は、ブロック(又はマット)デコーダ37とワード線(WL)デコーダ38とを含んでいる。
4つのメモリバンクを含むメモリセルアレイ17(BANK A〜D)、ロウデコーダ18及びカラムデコーダー20は、例えば、図3に示すように同一基板上に配置形成される。
メモリセルアレイ17に含まれる4つのメモリバンク(BANK A〜D)には、それぞれ配列形成された複数のメモリブロック(又はメモリマット)39が含まれる。これらのメモリブロック39は、配列形成された複数のメモリセルを含んでいる。図3に示す例では、各メモリブロック39は、4ビットのブロックアドレス(X9又は/X9,X10又は/X10,X11又は/X11,及びX12又は/X12により表される)により選択(活性化)することができる。
各メモリバンクについて図4を参照してさらに詳細に説明する。ここでは、図3とは異なり、Y方向に9個のメモリブロックBLK1〜BLK9が配列されている例について説明する。なお、本発明において一列に配列されるメモリブロックの数は特に限定されない。
図4に示すように、隣り合うメモリブロック間にはセンスアンプ列SAAが配置されている。また、各メモリブロックBLK1〜BLK9のX方向における両側には、ワード線ドライバ列WLDAが配置されている。
メモリブロックBLK1〜BLK9は、それぞれ対応する選択信号SELECT0〜SELECT7によって選択される。但し、両端に位置するメモリブロックBLK1,BLK9については、同じ選択信号SELECT0によって選択(即ちアクセス)される。これは、両端に位置するメモリブロックBLK1,BLK9に含まれるビット線の本数が他のメモリブロックBLK2〜BLK8に含まれるビット線の本数の半分であり、2つのメモリブロックBLK1,BLK9を合わせてメモリブロックBLK2〜BLK8の一つと同等となるからである。
また、各メモリブロックBLK1〜BLK9には、ダミー選択信号DUMMY0〜DUMMY8がそれぞれ割り当てられる。ダミー選択信号DUMMY0〜DUMMY8は、後述するダミーワード線を活性化させるための信号である。
図5は、両端に位置するメモリブロックBLK1,BLK9以外のメモリブロックBLK2〜BLK8の回路構成を示す図である。また、図6は、両端に位置するメモリブロックBLK1,BLK9の回路構成を示す図である。
図5及び図6に示すように、メモリブロックBLK1〜BLK9は、X方向に配線された複数のワード線WLと、Y方向に配線された複数のビット線BLと、ワード線WL及びビット線BLの各交点に配置されたメモリセルMCとを有している。図5及び図6に示すワード線WLやビット線BLの本数はあくまで一例であり、本発明はこれに限定されるものではない。
複数のワード線WLのうち、半分はX方向における一方の側に配置されたワード線ドライバ列WLDAに接続されており、残り半分はX方向における他方の側に配置されたワード線ドライバ列WLDAに接続されている。ワード線ドライバ列WLDAは、それぞれ対応するワード線WLを駆動する複数のワード線ドライバWLDによって構成されている。
但し、Y方向の端部に位置するいくつかのワード線(本実施形態では片側2本ずつのワード線)については使用されず、これらは不使用ワード線WLZとなる。これは、製造時におけるプロセス条件がメモリブロックの端部と中央部とで若干異なることから、メモリブロックの端部においては不良セルが発生しやすいからである。したがって、これら不使用ワード線WLZに接続されたメモリセルは、ダミーセルDCとして取り扱われる。尚、不使用ワード線WLZは非活性状態に固定されるため、ダミーセルDCがビット線BLに接続されることはない。
また、メモリブロックBLK1〜BLK9には、X方向に配線されワード線WLの2本おきに配置されたダミーワード線DWLがさらに設けられている。つまり、2本のワード線WLと1本のダミーワード線DWLを単位構成として、この単位構成がY方向に繰り返し配置されている。図5及び図6に示すように、ダミーワード線DWLの一つはワード線ドライバ列WLDAに含まれるダミーワード線ドライバDWLDに接続されている。ダミーワード線ドライバDWLDは、対応するダミー選択信号DUMMY0〜DUMMY8に応答してダミーワード線DWLを活性化する回路である。複数のダミーワード線DWLのうち、どのダミーワード線DWLをダミーワード線ドライバDWLDに接続するかは特に限定されない。ダミーワード線ドライバDWLDに接続されない他のダミーワード線DWLは、グランド電位に固定される。
ダミーワード線DWLとビット線BLの交点には、メモリセルMCやダミーセルDCが配置されていない。つまり、ダミーワード線DWLは、実際の動作に本来寄与しないダミー配線である。このようなダミーワード線DWLが設けられているのは、最小加工寸法をFとした場合、メモリセルMCの占有面積が6Fとなるレイアウトを採用しているからである。
図7は、メモリセルアレイ17内に含まれる複数の記憶セルのうちの一つのメモリセルMCの回路図である。メモリセルMCは、所定時間毎に情報のリフレッシュを必要とする。図7に示すように、メモリセルMCは、ビット線BLとプレート配線PLとの間にセルトランジスタT及びセルキャパシタCが直列接続された回路構成を有している。セルトランジスタTのゲート電極は対応するワード線WLに接続されている(実際には、ワード線WL自体がゲート電極を構成する)。これにより、ワード線WLが活性化すると、セルキャパシタCが対応するビット線BLに電気的に接続されることになる。セルトランジスタTの一方の拡散領域とビット線BLとは、図示しないビットコンタクトを介して接続されている。また、セルトランジスタTの他方の拡散領域とセルキャパシタCとは、図示しないセルコンタクトを介して接続されている。なお、図5及び図6を参照して、メモリセルMCがワード線WLとビット線BLとの交点に配置されると説明したが、「交点に配置される」とは、メモリセルMCがワード線WL及びビット線BLに対して図7に示すように電気的に接続される状態を表すものであって、物理的位置関係を表すものではない。
図5に戻って、メモリブロックBLK2〜BLK8におけるビット線BLは、Y方向における一方の側に配置されたセンスアンプ列SAAと、Y方向における他方の側に配置されたセンスアンプ列SAAに交互に接続されている。センスアンプ列SAAは複数のセンスアンプSAによって構成されており、一方の入出力ノードは隣接する一方の側のメモリブロックのビット線BLに接続され、他方の入出力ノードは隣接する他方の側のメモリブロックのビット線BLに接続されている。つまり、一方のメモリブロックのビット線に対して、他方のメモリブロックのビット線を基準ビット線とするオープンビット線方式(構造)が採用されている。なお、本発明は、オープンビット線方式に限定されるものではなく、他の方式、例えばフォールデッドビット線方式にも適用できる。
他方、端部に位置するメモリブロックBLK1,BLK9においては、図6に示すように、ビット線BLとダミービット線DBLが交互に配置されている。ビット線BLについては、Y方向における一方の側に配置されたセンスアンプ列SAAに接続されており、ダミービット線DBLについては、Y方向における他方の側に配置された電位供給回路VPCに接続されている。電位供給回路VPCは、ビット線BLのプリチャージ電位(VBLP)をダミービット線DBLに供給する回路である。
図8は、センスアンプSAの回路図である。図8に示すように、センスアンプSAは、フリップフロップ接続されたトランジスタ81〜84によって構成されている。トランジスタ81及び82は、第1の導電型トランジスタ、例えばPチャネルMOSトランジスタであり、トランジスタ83及び84は、第2の導電型トランジスタ、例えばNチャネルMOSトランジスタである。トランジスタ81及び83のドレイン間接続点が一方の入出力ノードN1を構成し、トランジスタ82及び84のドレイン間接続点が他方の入出力ノードN2を構成する。入出力ノードN1は隣接する一方の側のメモリブロックBLKj(j=1〜8)のビット線BLに接続されるとともに、トランジスタ82及び84のゲートに接続されている。入出力ノードN2は、隣接する他方の側のメモリブロックBLKj+1のビット線BLに接続されるとともに、トランジスタ81及び83のゲートに接続されている。
図9は、選択信号SELECT0〜SELECT7を生成するブロックデコーダー(図1の37)の回路図である。
図9に示すように、ブロックデコーダーは、入力されるブロックアドレス信号X9〜X11(図3では4ビットであったが、ここでは3ビット)の反転及び非反転の組み合わせが異なる8つのANDゲートによって構成されている。これにより、ブロックデコーダーは、バイナリ形式であるブロックアドレス信号X9〜X11をデコードし、選択信号SELECT0〜SELECT7のいずれか一つを活性化させる。ブロックアドレス信号X9〜X11の値と活性化される選択信号SELECT0〜SELECT7との関係は、図10に示すとおりである。
再び図2を参照すると、制御回路13の第1の制御回路部35は、コマンドデコーダー(図1の12)からのコマンドに従い、ワンショットパルス波形のバンク活性化信号BACTi(i:0〜3)を生成する。生成タイミングは第2の制御回路部36により制御される。通常動作時においては、第1の制御回路部35は、バンクを指定する情報に応じてBACTi(i:0〜3のうちの一つ)を活性化し、リフレッシュ動作時には、リフレッシュコマンドREFに基づき全てのBACTi(i:0〜3)を活性化させる。また、第1の制御回路部35は、リフレッシュサイクルを規定するリフレッシュモード信号1001を生成する。
第2の制御回路部36は、例えば、図11に示すように構成される。図11の第2の制御回路部36は、第1のSR(セットリセット)回路111、第1の遅延回路112、第2の遅延回路113、第1のゲート回路114、第3の遅延回路115、スイッチ116、切り替えスイッチ117、フォールエッヂトリガー118、第2のSR回路119及び第2のゲート回路120を有している。
第1のSR回路111と第1の遅延回路112とは、WL(ワード線)活性化信号1002を生成するWL活性化信号生成回路121を構成する。第2遅延回路113と第1のゲート回路114とは、SA(センスアンプ)活性化信号1003を生成するSA活性化信号生成回路122を構成する。フォールエッヂトリガー118、第2のSR回路119及び第2のゲート回路120は、ビット線イコライズ信号(BLEQ)1004を生成するビット線(BL)イコライズ制御回路123を構成する。WL活性化信号1002、SA活性化信号1003及びビット線(BL)イコライズ信号1004は、メモリバンクへ送られる。また、WL活性化信号1002は、内部アドレス生成回路27へも送られる。
スイッチ116は、コマンドデコーダー(図1の12)から与えられるテスト信号1005により制御され、第3の遅延回路115を無効化(バイパス)する。
第3の遅延回路115又はスイッチ116の出力は、切り替えスイッチ117を介して第1のSR回路111へフィードバックされる。このフィードバック経路は、アクティブタイムアウト回路を構成する。
第1乃至第3の遅延回路112,113,115のそれぞれは、例えば、多段接続されたインバータ(偶数段)とアンド回路との組み合わせにより実現することができる。
図11の第2の制御回路部36に、メモリセルアクセス信号1006が入力されると、第1及び第2のSR回路111,119がセット状態となる。なお、メモリセルアクセス信号1006は、リフレッシュ時には第1の制御回路部35から、書き込み又は読み出し時にはコマンドデコーダー12から与えられる。
第1の遅延回路112は、第1のSR回路111のQ出力を遅延させ、WL活性化信号1002として出力する。第2の遅延回路113は、このWL活性化信号1002を遅延させ、SA活性化信号1003として出力する。ただし、テスト時においては、コマンドデコーダー12からのSA停止制御信号1007が第1のゲート回路114に入力されているので、SA活性化信号1003は出力されない。
通常のリフレッシュ動作では、SA活性化信号1003が出力された後、所定時間(第3の遅延回路115の遅延時間)が経過すると、第3の遅延回路115の出力が切り替えスイッチ117を介して第1のSR回路111のリセット端子に供給される。これにより、第1のSR回路111がリセットされる。ただし、テスト時においては、スイッチ116がオンしており、第3の遅延回路115は無効化(バイパス)される。
リフレッシュモード時以外、切り替えスイッチ117は、リセット信号端子側(コマンドデコーダー12からのリセット信号側)に接続されている。その結果、第1のSR回路111は、外部コマンド(例えばプリチャージコマンド等)によってリセットされる。
ビット線イコライズ制御回路123は、メモリセルアクセス信号1006が第2のSR回路119に入力されると、BLイコライズ信号1004を非活性にする。また、フォールエッヂトリガー118が第3の遅延回路115の出力のフォールエッジを検出すると、ビット線イコライズ制御回路123は、BLイコライズ信号1004を活性化する。ただし、第2のゲート回路120にテスト信号1005及びリフレッシュモード信号1001がともに与えられている場合は、ビット線イコライズ制御回路123は、第2のSR回路119の状態とは無関係にBLイコライズ信号1004を活性化する。
図11の第2制御回路部36から出力されるWL活性化信号1002、SA活性化信号1003及びBLイコライズ信号1004の生成・消滅タイミングを図12に示す。
図12に示すように、通常動作時の場合、メモリセルアクセス信号1006がハイレベルに変化すると、BLイコライズ信号1004がローレベルに変化する。また、メモリセルアクセス信号1006がハイレベルに変化してから遅延時間D1が経過すると、WL活性化信号1002がハイレベルに変化する。さらに遅延時間D2が経過すると、SA活性化信号1003がハイレベルに変化する。この後、第3の遅延回路115による遅延時間D3(例えば、30ns)が経過すると、WL活性化信号1002及びSA活性化信号1003が順次ローレベルに変化し、さらに、BLイコライズ信号1004がハイレベルに変化する。尚、遅延時間D3の設定値は、センスアンプからメモリセルに電荷を再注入する(リストア)に必要な時間である。
図13は、通常動作時のリフレッシュ動作のタイムチャートである。DRAMの通常動作時のリフレッシュ周期はデータシート仕様により、7.8μsと定められている。ワード線(WL)が活性化されると、メモリセルの記憶内容に応じて、ビット線対(BLt及びBLb)に電位差が生じる。センスアンプが活性化されるとビット線対に生じた電位差は増幅され、一方はハイレベル、他方はローレベルとなる。その後、ワード線(WL)が非活性化され、センスアンプが非活性化される。それからビット線は、ビット線イコライズ信号に応じて(例えば、VCC/2に)イコライズされる。
図14は、内部アドレス生成回路27とブロックアドレスラッチ回路28の詳細を示すブロック図である。リフレッシュアドレスカウンタ32は、モードレジスタセット信号MRSにより初期化され、カウンタ初期化信号REF0によりカウントアップを行う。リフレッシュアドレスカウンタ32は、ブロックアドレスRAiをスクランブラー33へ出力し、その他のワード線アドレスCOUNTAをその他のアドレスラッチ回路29へ出力する。
ブロックアドレスラッチ回路28は、バッファ部28−1とラッチ部28−2とからなる。これらバッファ部28−1及びラッチ部28−2は、バンク活性化信号BACTi(BACT_A〜D及びXAL_A〜D)により活性化される。また、バッファ部28−1は、リフレッシュモード信号1001が入力されている場合、スクランブラー33からのブロックアドレスを保持し、それ以外の場合、入力バッファ141に保持された外部アドレスGAiを保持する。ラッチ部28−2は、バッファ部28−1に保持されたブロックアドレス又は外部アドレスをラッチする。
内部アドレス生成回路27が、複数のリフレッシュアドレスカウンタ34により構成されている場合には、内部アドレス生成回路27とブロックアドレスラッチ回路28は、図15のようになる。複数のリフレッシュアドレスカウンタ34は、互いに異なる初期値(±0、+1、+2、+3)を有している。リフレッシュアドレスカウンタ34は、リフレッシュアドレスカウンタ32と同様に、モードレジスタセット信号MRSにより初期化され、カウンタ初期化信号REF0によりカウントアップを行う。ブロックアドレスラッチ回路28は、図14と同じである。
以下、本実施の形態に係る半導体装置10の動作について説明する。
図16は、半導体装置10の状態遷移図である。半導体装置10は、電源が投入されると初期化手順(INITIALIZATION SEQUENCE)を経てアイドル状態(IDLE)遷移する。その後各種コマンド等による制御により、セルフリフレッシュ(SELF REFRESH)、オートリフレッシュ(AUTO REFRESH)、プリチャージパワーダウン(PRECHARGE POWER DOWN)、モードレジスタセット(MRS)、活性化(ACTIVATION)、アクティブパワーダウン(ACTIVE POWER DOWN)、バンクアクティブ(BANK ACTIVE)、書き込み(WRITE)、読み出し(READ)、オートプリチャージ付き書き込み(WRITEA)、オートプリチャージ付き読み出し(READA)、及びプリチャージ(PRECHARGE)の各モードへ遷移することが可能になる。以下では、半導体装置10において特徴的な動作である、アイドル状態とオートリフレッシュ状態との間の遷移(一点鎖線で囲まれた部分)について説明する。しかしながら、本発明は、オートリフレッシュに限定されず、セルフリフレッシュの際にも適用できる。セルフリフレッシュの場合は、セルフリフレッシュコマンドに応じて内部オシレータ等によりリフレッシュリクエストを自動生成することにより、同様の動作が可能になる。リフレッシュ要求信号REFについて、それは、セルフリフレッシュ時には半導体装置10内に含まれる内部タイマ(不図示)等で発生する所定時間毎に生成され、またオートリフレッシュ時にはそのオートリフレッシュコマンド毎に生成される。
上述のように、半導体装置10は、電源が投入されると初期化手順を経てアイドル状態に遷移する。初期化手順には、装置内の所定ノード(ビット線を含む)を、所定の電位に充電するプリチャージが含まれる。アイドル状態の半導体装置10にリフレッシュコマンドREFが入力されると、内部アドレス生成回路27を使用して、リフレッシュ動作が実行される。このとき、必要なプリチャージ動作も実行される。そして、半導体装置10は、再びアイドル状態に戻る。
図17を参照して、アイドル状態とオートリフレッシュ状態との間(図16の一点鎖線で囲まれた部分)の半導体装置10の状態遷移についてさらに詳細に説明する。
半導体装置10は、アイドル状態にあるときに(ステップS1701)、オートリフレッシュ要求を受けると(ステップS1702)、内部アドレス生成回路27により生成された内部アドレスをラッチし(ステップS1703)、ラッチしたアドレスをデコーディングする(ステップS1704)。また、半導体装置10は、ビット線イコライズを非活性にする(ステップS1705)。
次に、半導体装置10は、ワード線を活性化させ(ステップS1706)、センスアンプを活性化させる(ステップS1707)。これにより、リフレッシュ対象のメモリセルに対するリフレッシュが行われる。その後、半導体装置10は、ワード線を非活性化させ(ステップS1708)、センスアンプを非活性化させる(ステップS1709)。最後に、半導体装置10は、ビット線イコライズを活性化して(ステップS1710)アイドル状態に戻る。
また、半導体装置10は、内部アドレスをラッチ(S1703)した後、ワード線を非活性にする(S1708)までの間に、リフレッシュアドレスカウンタ32を更新する。図17の例では、ワード線を活性化(S1706)した後に、リフレッシュアドレスカウンタ32を更新する。
図18は、半導体装置10の各部の信号波形図である。ここでは、内部アクセス(オートリフレッシュ)、外部アクセス(書き込み又は読み出し)、及び内部アクセル(オートリフレッシュ)が順次実行される様子を示している。
コマンドデコーダー12からリフレッシュコマンドREFの入力通知を受けた第1の制御回路部35は、全てのバンクを活性化させるバンク活性化信号BACTiを生成する。
ブロックアドレスラッチ回路28は、バンク活性化信号BACTiに応じてスクランブラー33からのアドレス信号をラッチする。その他のアドレスラッチ回路29もまた、バンク活性化信号BACTiに応じてリフレッシュアドレスカウンタ32からのアドレス信号をラッチする。図18では、リフレッシュアドレスカウンタ32の出力が“001”であり、スクランブラー33の出力が同じく“001”であるとしている。したがって、ブロックアドレスラッチ回路28には、“001”がラッチされる。
その後、WL活性化信号1002が活性化されるともに、BLイコライズ信号1004が非活性化される。これによりワード線の電位が上昇し、メモリセルの記憶内容に応じてビット線対(BLt及びBLb)に電位差が表れる。その後SA活性化信号1003が活性化され、ビット線対の電位差が増幅される。
一方、WL活性化信号1002に応じてカウンタ更新信号REF0が生成され、リフレッシュアドレスカウンタ32に供給される。リフレッシュアドレスカウンタ32は、カウンタ更新信号REF0に応じて更新(インクリメント)され、その出力は、“010”となる。なお、リフレッシュアドレスカウンタ32の更新は、WL活性化信号1002が非活性化されるまでに終了するようにする。関連する半導体装置では、点線で示すように、WL活性化信号1002が非活性されていから、リフレッシュアドレスカウンタ32を更新する。このため、関連する半導体装置は、次の活性化(ACT)コマンドに対応することができない。
その後、WL活性化信号1002が非活性化されると、ワード線が非活性化される。また、SA活性化信号1003が非活性化されるとともに、BLイコライズ信号1004が活性化され、ビット線対がイコライズされる。
本実施の形態では、プリチャージ期間が開始される以前に、リフレッシュアドレスカウンタ32の更新が終了するので、プリチャージ完了後直ちに外部アクセス(ACTコマンド)に対応することができる。
2回目の内部アクセスにおいても、上記と同様にして、リフレッシュ動作が行われる。図16では、リフレッシュアドレスカウンタ32の出力が“010”であり、スクランブラー33の出力が同じく“010”であるとしている。このため、ブロックアドレスラッチ回路28には、“010”がラッチされる。即ち、ブロックアドレス“010”に対してリフレッシュが行われる。
つまり、半導体装置10は、第1の制御回路部が前記アドレス保持回路に前記内部アドレスを保持させてから、前記第2の制御回路部が前記内部アドレスに対応する前記ワード線を活性化させ、当該ワード線を不活性化させるまでの間に、前記次回のリフレッシュ動作に必要な前記内部アドレスへの更新が終了するように、前記第2の制御回路部から前記内部アドレス生成回路に対して前記内部アドレスの更新を指示している。
図19に、各バンクにおけるリフレッシュが行われるブロック順序の一例を示す。本例は、内部アドレス生成回路27がスクランブラー33を有している構成において実現することができる。
図19において、バンクAでは、1回目のリフレッシュの対象は、ブロックBLK1及びBLK9であり、2回目及び3回目のリフレッシュの対象は、それぞれ、ブロックBLK2及びBLK3である。一方、バンクBでは、1回目及び2回目のリフレッシュの対象は、それぞれ、ブロックBLK3及びBLK4であり、3回目のリフレッシュの対象は、ブロックBLK1及びBLK9である。また、バンクCでは、1回目、2回目及び3回目のリフレッシュの対象は、それぞれブロックBLK5、BLK6及びBLK7である。さらに、バンクDでは、1回目、2回目及び3回目のリフレッシュの対象は、それぞれブロックBLK7、BLK8及びBLK5である。
各バンクに対するリフレッシュは、図19の下図に示すように、遅延時間tRRDずつずらして行われる。
図20に、各バンクにおけるリフレッシュが行われるブロック順序の他の例を示す。本例は、内部アドレス生成回路27が複数のリフレッシュアドレスカウンタ34を有している場合に実現できる。
図20において、バンクAでは、1回目のリフレッシュの対象は、ブロックBLK1及びBLK9であり、2回目及び3回目のリフレッシュの対象は、それぞれ、ブロックBLK2及びBLK3である。また、バンクBでは、1回目、2回目及び3回目のリフレッシュの対象は、それぞれ、ブロックBLK2、BLK3及びBLK4である。バンクCでは、1回目、2回目及び3回目のリフレッシュの対象は、それぞれ、ブロックBLK3、BLK4及びBLK5である。バンクDでは、1回目、2回目及び3回目のリフレッシュの対象は、それぞれ、ブロックBLK4、BLK5及びBLK6である。本例においても、各バンクに対するリフレッシュは、遅延時間tRRDずつずらして行われる。
次に図21を参照して、半導体装置10を用いたデータ処理システム210について説明する。
図21に示すデータ(情報)処理システム210は、データプロセッサ211と、半導体装置(DRAM)10が、システムバス212を介して相互に接続された構成を有している。
データプロセッサ211は、例えば、マイクロプロセッサ(MPU)や、ディジタルシグナルプロセッサ(DSP)であるが、これらに限定されない。
図21においては簡単のため、システムバス212を介してデータプロセッサ211と半導体装置10とが接続されているが、システムバス212を介さずにローカルなバスによってこれらが接続されていても構わない。
また、図21には、簡単のためシステムバス212が1組しか描かれていないが、必要に応じ、コネクタなどを介しシリアルないしパラレルに設けられていても構わない。
また、図21に示すデータ処理システム210では、ストレージデバイス213、入出力(I/O)デバイス214、及びROM(Read Only Memory)215がシステムバス212に接続されているが、これらは必ずしも必須の構成要素ではない。
ストレージデバイス213としては、ハードディスクドライブ、光学ディスクドライブ、フラッシュメモリなどが挙げられる。また、I/Oデバイス214としては、液晶ディスプレイなどのディスプレイデバイスや、キーボード、マウスなどの入力デバイスなどが挙げられる。また、I/Oデバイス214は、入力デバイス及び出力デバイスのいずれか一方のみであっても構わない。
さらに、図21に示す各構成要素は、簡単のため1つずつ描かれているが、これに限定されるものではなく、1又は2以上の構成要素が複数個設けられていても構わない。
図21のデータ処理システムにおいて、データプロセッサ211は半導体装置10を制御するコントローラとして機能する。
コントローラは、半導体装置10のインターフェースチップにリフレッシュコマンド、アクティブコマンドに関連するコマンドを発行する。コントローラからリフレッシュコマンドを受けた半導体装置10は、内部に保持する記憶情報のリフレッシュを実行する。コントローラからアクティブコマンドコマンドを受けた半導体装置10は、対応する記憶情報をコントローラへ出力する。尚、コントローラが発行する前記複数のコマンドは、所謂、周知の半導体装置を制御する業界団体で規定されるコマンド(システムとしてのコマンド)である。
以上、本発明についていくつかの実施の形態に即して説明したが、本発明はこれら実施の形態に限定されず、本発明の主旨を逸脱することなく種々の変形、変更が可能である。
例えば、本発明の基本的技術思想はオートリリフレッシュに適用されるだけでなく、セルフリフレッシュにおける内部動作に適用可能である。また、オープンビット線構造に限られない。
また、DRAM機能を搭載したCPU(Central Processing Unit)、MCU(Micro Control Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、ASSP(Application Specific Standard Circuit)等の半導体製品全般に、本発明が適用できる。
また本発明を適用したデバイスは、SOC(システムオンチップ)、MCP(マルチチップパッケージ)やPOP(パッケージオンパッケージ)等の半導体装置にも適用できる。また、トランジスタは、電界効果トランジスタ(Field Effect Transistor; FET)であってもバイポーラ型トランジスタであっても良い。MOS(Metal Oxide Semiconductor)以外にもMIS(Metal-Insulator Semiconductor)、TFT(Thin Film Transistor)等の様々なFETが使用できる。FET以外のトランジスタであっても良い。バイポーラ型トランジスタを一部含んでいても良い。また、Pチャネル型のトランジスタまたはPMOSトランジスタは、第1導電型のトランジスタ、Nチャネル型のトランジスタまたはNMOSトランジスタは、第2導電型のトランジスタの代表例である。更に、使用される半導体基板は、P型の半導体基板に限らず、N型の半導体基板であっても良いし、SOI(Silicon on Insulator)構造の半導体基板であっても、それ以外の半導体基板であっても良い。
更に、各種回路(カウンタ、アドレス系のそれぞれの回路、メモリアレイ構成)等の回路形式は、実施例が開示する回路形式に限られない。
更に、リフレッシュアドレスカウンタは、カウントダウンするものであってもよい。
また、本発明の請求の範囲の枠内において種々の開示要素の多様な組み合わせないし、選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。
10 半導体装置
11 クロック発生器
12 コマンドデコーダー
13 制御回路
14 モードレジスタ
15 ロウアドレスバッファ及びリフレッシュカウンター
16 カラムアドレスバッファ及びバーストカウンター
17 メモリセルアレイ
18 ロウデコーダ
19 センスアンプ
20 カラムデコーダー
21 データ制御回路
22 データラッチ回路
23 DLL
24 データ入出力バッファ
25 データストローブ信号制御回路
26 データストローブ信号入出力バッファ
27 内部アドレス生成回路
28 ブロックアドレスラッチ回路
28−1 バッファ部
28−2 ラッチ部
29 その他のアドレスラッチ回路
30 バンクアドレスラッチ回路
31 バンクデコーダー
32 リフレッシュアドレスカウンタ
33 スクランブラー
34 リフレッシュアドレスカウンタ
35 第1の制御回路部
36 第2の制御回路部
37 ブロックデコーダー
38 ワード線デコーダー
39 メモリブロック
81,82,83,84 トランジスタ
111 第1のSR回路
112 第1の遅延回路
113 第2の遅延回路
114 第1のゲート回路
115 第3の遅延回路
116 スイッチ
117 切り替えスイッチ
118 フォールエッヂトリガー
119 第2のSR回路
120 第2のゲート回路
121 WL活性化信号生成回路
122 SA活性化信号生成回路
123 ビット線イコライズ制御回路
210 データ処理システム
211 データプロセッサ
212 システムバス
213 ストレージデバイス
214 I/Oデバイス
215 ROM
1001 リフレッシュモード信号
1002 WL活性化信号
1003 SA活性化信号
1004 BLイコライズ信号
1005 テスト信号
1006 メモリセルアクセス信号
1007 SA停止制御信号

Claims (15)

  1. 所定時間毎に情報のリフレッシュを必要とする複数の記憶セルを含む記憶部と、
    前記記憶部のリフレッシュに用いられる前記複数の記憶セルを選択する内部アドレスを生成する内部アドレス生成回路と、
    前記所定時間に関連するリフレッシュ要求信号に応じて前記記憶部のリフレッシュの実行の為の前記内部アドレスに対応するワード線の活性と非活性の制御を行うとともに、当該リフレッシュ実行中である活性化された前記ワード線が非活性するまでに前記内部アドレス生成回路に対して次回のリフレッシュ動作に必要な前記内部アドレスへの更新を指示する制御回路と、
    を有している、ことを特徴とする半導体装置。
  2. 前記記憶部は、互いに非排他制御の複数のメモリバンクを含み、
    該複数のメモリバンクは、それぞれ複数のメモリブロックを含み、
    前記内部アドレス生成回路は、前記複数のメモリバンクが夫々有する前記複数のメモリブロックのいずれかのメモリブロックを指定する複数のブロックアドレスを前記内部アドレスとして生成する、ことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記内部アドレス生成回路は、前記ブロックアドレスを生成する1つのアドレスカウンタと、該アドレスカウンタのカウント値である一つの前記ブロックアドレスから前記複数のメモリバンクにそれぞれ対応する互いに異なる複数のブロックアドレスを生成する複数のスクランブラーとを含む、ことを特徴とする請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記内部アドレス生成回路は、前記複数のメモリバンクにそれぞれ対応する互いに異なる複数のブロックアドレスを生成する複数のアドレスカウンタを含む、ことを特徴とする請求項2に記載の半導体装置。
  5. 更に、前記内部アドレスを保持するアドレス保持回路を有し、
    前記制御回路は、前記リフレッシュ要求信号に応じて前記アドレス保持回路に前記内部アドレスを保持させる第1の制御回路部と、前記記憶部に含まれる前記ワード線を制御する第2の制御回路部と、を含み、
    前記第1の制御回路部が前記アドレス保持回路に前記内部アドレスを保持させてから、前記第2の制御回路部が前記内部アドレスに対応する前記ワード線を活性化させ、当該ワード線を不活性化させるまでの間に、前記次回のリフレッシュ動作に必要な前記内部アドレスへの更新が終了するように、前記第2の制御回路部から前記内部アドレス生成回路に対して前記内部アドレスの更新を指示する、ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一つに記載の半導体装置。
  6. 前記第2の制御回路部は、前記ワード線を活性化させるワード線活性化信号を用いて前記内部アドレス生成回路に対して前記内部アドレスの更新を指示することを特徴とする請求項5に記載の半導体装置。
  7. 前記記憶部は、複数のメモリバンクを含み、
    該複数のメモリバンクは、それぞれ複数のメモリブロックを含み、
    前記アドレス保持回路は、前記複数のメモリバンクにそれぞれ対応する複数のラッチ回路をさらに含むことを特徴とする請求項5又は6に記載の半導体装置。
  8. 前記複数のラッチ回路の各々には、前記複数のメモリバンクが夫々有する前記複数のメモリブロックのいずれかのメモリブロックを指定するブロックアドレスの他に外部アドレスが入力されており、
    前記複数のラッチ回路の各々は、リフレッシュモード信号の有無に応じて前記ブロックアドレス又は前記外部アドレスのいずれか一つを選択することを特徴とする請求項7に記載の半導体装置。
  9. 前記記憶部は、互いに非排他制御の複数のメモリバンクを含み、
    該複数のメモリバンクは、それぞれ複数のメモリブロックを含み、
    前記記憶部は、各メモリバンクにおける前記複数のメモリブロックが一列に配置され、互いに隣り合う2つのメモリブロックのうち一方のメモリブロックに含まれるビット線に対して他方のメモリブロックに含まれるビット線が基準ビット線として前記記憶セルの読み出しをセンスアンプで行う、オープンビット線構造を採用しており、
    前記複数のメモリブロックのうち両端に位置する2つのメモリブロックは、前記リフレッシュ要求信号に応じて同時にアクセスされる、ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一つに記載の半導体装置。
  10. 請求項1乃至9のいずれか一つに記載された半導体装置を含む、ことを特徴とする情報処理システム。
  11. 前記半導体装置に接続されたバスと、該バスに接続されたプロセッサとを備える、ことを特徴とする請求項10に記載の情報処理システム。
  12. 前記バスに、入出力デバイス及びストレージデバイスが接続されている、ことを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置システム。
  13. 複数の記憶セルを含む記憶部の情報のリフレッシュに用いられる内部アドレス生成回路が発生する内部アドレスの更新を、前記内部アドレスに対応する前記記憶セルが接続される活性化されたワード線が非活性化するまでのリフレッシュ実行中に行う、ことを特徴とする半導体装置のリフレッシュ方法。
  14. 前記所定時間に関連するリフレッシュ要求信号に応じて前記内部アドレス生成回路が生成する前記内部アドレスをアドレス保持回路に保持させ、
    前記アドレス保持回路に保持させた前記内部アドレスを用いて前記記憶部に対してリフレッシュを実行し、
    前記リフレッシュに含まれる活性化された前記ワード線が非活性化するまでに、次回のリフレッシュ動作に必要な前記内部アドレスへの更新が終了するように、当該内部アドレス生成回路の更新を行う、
    ことを特徴とする請求項13に記載された半導体装置のリフレッシュ方法。
  15. 前記ワード線の活性化と同時に前記内部アドレス生成回路の前記更新を開始する、ことを特徴とする請求項14に記載された半導体装置のリフレッシュ方法。
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