JP2003178598A - 半導体記憶装置およびそのテスト方法並びにテスト回路 - Google Patents

半導体記憶装置およびそのテスト方法並びにテスト回路

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リフレッシュ動作と読出し・書込み動作との
時間間隔を強制的に近接させたときの動作確認を行なう
ことができるテスト方法およびテスト回路を提供する。 【解決手段】 通常動作モードおよびテストモードにお
ける読出し・書込み動作のタイミングは、アドレス遷移
検出信号ATDに基づき設定される。通常動作モードに
おけるリフレッシュ動作のタイミングは、タイマ回路5
0で発生されるタイミング信号TMに応答し、リフレッ
シュパルス発生回路60で発生されるノーマルリフレッ
シュ用パルス信号REFに基づき設定される。テストモ
ードにおけるリフレッシュ動作のタイミングは、アドレ
ス遷移検出信号ATDに応答し第1のテスト用リフレッ
シュパルス発生回路62で発生される第1のテスト用リ
フレッシュパルス発生信号TREF1に基づき設定され
る。第1のテスト用リフレッシュパルス発生信号TRE
F1の発生タイミングを制御することで、読出し・書込
み動作とリフレッシュ動作とを、所定の時間間隔で発生
させることを可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体記憶装置
およびそのテスト方法並びにテスト回路に関する。
【0002】
【従来の技術】ランダムアクセスの可能な半導体記憶装
置としてはSRAMおよびDRAMが最も代表的であ
る。DRAMと比べた場合、SRAMは一般に高速であ
る上に、電源を供給してアドレスを入力しさえすれば、
そのアドレスの変化を捉えて内部の順序回路が動作し
て、読出し・書込みを行うことができる。このように、
SRAMはDRAMに比べて単純な入力信号波形を与え
るだけで動作するため、こうした入力信号波形を生成す
る回路の構成も簡単化することが可能である。
【0003】また、SRAMはDRAMのようにメモリ
セルに記憶されたデータを保持し続けるためのリフレッ
シュが不要であることから、その取り扱いが容易である
とともに、リフレッシュを必要としないのでスタンバイ
状態におけるデータ保持電流が小さいという長所があ
る。こうしたこともあって、SRAMは様々な用途に広
く用いられている。しかし、SRAMは一般に1メモリ
セル当たり6個のトランジスタを必要とするため、DR
AMに比べてどうしてもチップサイズが大きくなり、価
格がDRAMに比べて高くならざるを得ないという短所
がある。
【0004】一方、DRAMはアドレスとして行アドレ
スおよび列アドレスを2回に分けて別々に与え、これら
アドレスの取り込みタイミングを規定する信号としてR
AS(ロウアドレスストローブ)信号およびCAS(カ
ラムアドレスストローブ)信号を必要とすることと、定
期的にメモリセルをリフレッシュするための制御回路が
必要になることから、SRAMに比べてタイミング制御
が複雑となってしまう。
【0005】また、DRAMは外部からのアクセスが無
いときにもメモリセルのリフレッシュが必要となること
から消費電力が大きくなってしまうという問題もある。
とはいえ、DRAMメモリセルはキャパシタ1個とトラ
ンジスタ1個で構成可能であるため、小さなチップサイ
ズで大容量化を図ることは比較的容易である。従って、
同じ記憶容量の半導体記憶装置を構成するのであればS
RAMよりもDRAMの方が安価になる。
【0006】ところで、携帯電話などに代表される携帯
機器が採用している半導体記憶装置としては、これまで
のところSRAMが主流である。これは、これまでの携
帯電話には簡単な機能しか搭載されていなかったため、
それほど大容量の半導体記憶装置が必要とされていなか
ったこと、DRAMに比べてタイミング制御などの点で
SRAMは取り扱いが容易であること、SRAMはスタ
ンバイ電流が小さく低消費電力であるため、連続通話時
間・連続待ち受け時間を出来る限り延ばしたい携帯電話
などに向いていることなどがその理由である。
【0007】然るに、ここのところ、非常に豊富な機能
を搭載した携帯電話が登場してきており、電子メールの
送受信機能や、各種サイトにアクセスして近隣にあるレ
ストランなどのタウン情報を取得するといった機能も実
現されている。のみならず、ごく最近の携帯電話ではイ
ンターネット上のWEBサーバにアクセスしてホームペ
ージの内容を簡略化して表示するような機能も搭載され
てきており、将来的には現在のデスクトップ型パーソナ
ルコンピュータと同様にインターネット上のホームペー
ジ等へ自由にアクセスできるようになることも想定され
る。
【0008】こうした機能を実現するためには、従来の
携帯電話のように単純なテキスト表示を行っているだけ
では駄目であって、多様なマルチメディア情報をユーザ
へ提供するためのグラフィック表示が不可欠となる。そ
れには、公衆網などから受信した大量のデータを携帯電
話内の半導体記憶装置上に一時的に蓄えておく必要が生
じてくる。つまり、これからの携帯電話に搭載される半
導体記憶装置としてはDRAMのように大容量であるこ
とが必須条件であると考えられる。しかも、携帯機器は
小型かつ軽量であることが絶対条件であるため、半導体
記憶装置を大容量化しても機器そのものが大型化・重量
化することは避ける必要がある。
【0009】以上説明したように、携帯電話に搭載され
る半導体記憶装置としては、その取り扱いの簡便さや消
費電力を考えるとSRAMが好ましいが、大容量化の観
点からすればDRAMが好ましいことになる。つまり、
これらの携帯機器にはSRAMおよびDRAMの長所を
それぞれ取り入れた半導体記憶装置が最適であるといえ
る。この種の半導体記憶装置の1種として、DRAMに
採用されているものと同じメモリセルを使用しながら、
外部から見たときにSRAMとほぼ同様の使用を持った
「疑似SRAM」と呼ばれるものが提案されている。
【0010】疑似SRAMはDRAMのようにアドレス
を行アドレス、列アドレスに分けて別々に与える必要が
無く、またそのためRASやCASのようなタイミング
信号も必要としない。疑似SRAMでは汎用のSRAM
と同様にアドレスを一度与えるだけで良く、クロック同
期型の半導体記憶装置のクロックに相当するチップイネ
ーブル信号をトリガーにしてアドレスを内部に取り込ん
で読出し・書込みを行っている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、疑似S
RAMは、DRAMと同様のメモリセル構造を有するの
で定期的にリフレッシュ動作を行う必要がある。従っ
て、疑似SRAMには、装置外部からの動作制御とは無
関係に、装置内部のタイマーによって一定の時間間隔で
リフレッシュ動作を起動するものがある。このときのリ
フレッシュ動作をセルフリフレッシュ動作という。この
発生タイミングは、装置外部から制御できない。
【0012】一方、疑似SRAMには非同期動作を行う
ものがある。つまり、不定期に発生する制御信号やアド
レス信号の変化に応答して読出しや書き込みを行うもの
である。このような疑似SRAMでは、装置内部のタイ
マーで制御されるセルフリフレッシュ動作と、装置外部
から入力される信号に応答して不定期に発生する読出し
や書込み動作とは、互いに独立に発生するので、両者の
時間間隔を装置外部から制御することはできない。
【0013】セルフリフレッシュ動作と読出しや書き込
み動作とが重なると、誤動作が発生する。例えば、セル
フリフレッシュ動作では、保持すべきデータが破壊され
る誤動作などが考えられる。また、読出しや書き込み動
作では、誤ったデータやアドレスの読出しや書き込みが
行われたりする。
【0014】このような誤動作を防止するため、例え
ば、一方の動作中に他方の動作が発生したときは、既に
起動している一方の動作が完了するまでは、他方の動作
を開始させずに待機させるような対策がとられている。
つまり、セルフリフレッシュ動作中に読出し要求が発生
したときは、直ちに読出し動作を行わず、セルフリフレ
ッシュ動作が完了してから読出し動作を行うようにす
る。
【0015】但し、上記対策でも回路動作が充分保証で
きないケースがある。例えば、セルフリフレッシュ動作
と読出し・書き込み動作との発生タイミングが近接した
場合に、動作間の干渉によって誤動作が発生する可能性
がある。例えば、ワード線間の干渉や、動作間の時間間
隔が短いことによるプリチャージ不足、あるいは、一方
の動作で発生したパルス信号による他方の動作へのディ
スターブなどが挙げられる。
【0016】従って、製品の出荷前に、セルフリフレッ
シュ動作と読出し・書き込み動作との時間間隔が近接し
たときの動作確認を行う必要がある。
【0017】なお、リフレッシュ動作に関わるテストモ
ードの従来技術としては、例えば特開平1−12579
6、特開平4−74379などがあるが、これらはリフ
レッシュ動作そのものの確認を行うものにすぎず、読出
し・書込み動作とリフレッシュ動作との時間間隔が近接
して発生したときの動作確認を行うものではない。
【0018】従って、本発明の目的は、リフレッシュ動
作と読出し・書き込み動作との時間間隔を強制的に近接
させたときの動作確認を行うことができるテスト方法を
提供することにある。
【0019】更に、本発明の目的は、リフレッシュ動作
と読出し・書き込み動作との時間間隔を強制的に近接さ
せたときの動作確認を行うことができる半導体記憶装置
を提供することにある。
【0020】更に、本発明の目的は、リフレッシュ動作
と読出し・書き込み動作との時間間隔を強制的に近接さ
せたときの動作確認を行うことができるテスト回路を提
供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決すべくなされたもので、リフレッシュを必要とする複
数のメモリセルを有する半導体記憶装置の制御方法にお
いて、通常動作モードおよびテスト動作モードにおける
読出し・書込み動作のタイミングは、外部入力された信
号の状態の変化を検出するための外部入力信号状態変化
検出信号をトリガーとして設定され、通常動作モードに
おけるリフレッシュ動作のタイミングは、前記半導体記
憶装置の内部で発生されたリフレッシュ制御信号の発生
タイミングをトリガーとして設定され、テスト動作モー
ドにおけるリフレッシュ動作のタイミングは、前記外部
入力信号状態変化検出信号をトリガーとして、前記読出
し・書込み動作のタイミングとの時間間隔が外部で設定
した時間間隔となるよう設定されることを特徴とする制
御方法を提供する。
【0022】前記外部入力信号状態変化検出信号は、外
部入力されたアドレスの変化のタイミングと外部入力さ
れた前記半導体記憶装置を選択的に活性化する信号の状
態遷移タイミングとの少なくとも1方に依存して発生す
るアドレス遷移検出信号で構成し得る。前記半導体記憶
装置を選択的に活性化する信号は、例えばチップセレク
ト信号である。
【0023】前記アドレス遷移検出信号の状態遷移タイ
ミングをトリガーとし、予め設定された第1の所定時間
後に、テスト用リフレッシュパルス信号を発生すること
で、読出し・書込み動作終了後、第1の時間間隔をおい
てリフレッシュ動作を開始する第1のタイミング条件下
でテストを行うことが可能である。前記第1の時間間隔
は、回路構成上考えられる最小の時間間隔に設定し得
る。
【0024】前記アドレス遷移検出信号はワンショット
パルスからなり、ワンショットパルスの終点エッジをト
リガーとする場合、前記第1の所定時間は、ワード線を
活性状態に維持する時間と、前記第1の時間間隔との合
計時間に、予め設定された各信号間の遅延時間を加味し
て決められた時間に設定し得る。
【0025】前記アドレス遷移検出信号はワンショット
パルスからなり、ワンショットパルスの始点エッジをト
リガーとする場合、前記第1の所定時間は、前記アドレ
ス遷移検出信号のパルス幅と、ワード線を活性状態に維
持する時間と、前記第1の時間間隔との合計時間に、予
め設定された各信号間の遅延時間を加味して決められた
時間に設定し得る。
【0026】前記アドレス遷移検出信号はワンショット
パルスからなり、ワンショットパルスの始点エッジをト
リガーとし、予め設定された第2の所定時間後に、テス
ト用リフレッシュパルス信号を発生することで、リフレ
ッシュ動作終了後第2の時間間隔をおいて読出し・書込
み動作を開始する第2のタイミング条件下でテストを行
うことが可能となる。前記第2の時間間隔は、回路構成
上考えられる最小の時間間隔に設定し得る。
【0027】前記第2の所定時間は、アドレス遷移検出
信号の立ち上がりエッジから読出し・書込み動作のため
のワード線の立ち上がりまでの時間から、セルフリフレ
ッシュ動作におけるワードパルス幅と前記第2の時間間
隔とを差し引いた時間に、予め設定された各信号間の遅
延時間を加味して決められた時間に設定し得る。
【0028】前記第1のタイミング条件下でのテストと
前記第2のタイミング条件下でのテストとを、テスト動
作モード中にテストモード切換え信号を切り替えて行う
ことが可能である。
【0029】前記テスト動作モードにおけるリフレッシ
ュ動作は、前記半導体記憶装置内部で発生したアドレス
に基づき行ってもよく、また、前記外部入力されたアド
レスに基づき行ってもよい。
【0030】更に、本発明は、リフレッシュを必要とす
る複数のメモリセルを有する半導体記憶装置のテスト方
法において、テスト動作モードにおけるリフレッシュ動
作のタイミングは、外部入力された信号の状態の変化を
検出するための外部入力信号状態変化検出信号をトリガ
ーとして、前記読出し・書込み動作のタイミングとの時
間間隔が外部で設定した時間間隔となるよう設定される
テスト方法を提供する。
【0031】前記外部入力信号状態変化検出信号は、外
部入力されたアドレスの変化のタイミングと外部入力さ
れた前記半導体記憶装置を選択的に活性化する信号の状
態遷移タイミングとの少なくとも1方に依存して発生す
るアドレス遷移検出信号で構成し得る。前記半導体記憶
装置を選択的に活性化する信号は、チップセレクト信号
であってもよい。
【0032】前記アドレス遷移検出信号の状態遷移タイ
ミングをトリガーとし、予め設定された第1の所定時間
後に、テスト用リフレッシュパルス信号を発生すること
で、読出し・書込み動作終了後、第1の時間間隔をおい
てリフレッシュ動作を開始する第1のタイミング条件下
でテストを行うことが可能である。前記第1の時間間隔
は、回路構成上考えられる最小の時間間隔に設定し得
る。
【0033】前記アドレス遷移検出信号はワンショット
パルスからなり、ワンショットパルスの終点エッジをト
リガーとする場合、前記第1の所定時間は、ワード線を
活性状態に維持する時間と、前記第1の時間間隔との合
計時間に、予め設定された各信号間の遅延時間を加味し
て決められた時間に設定し得る。
【0034】前記アドレス遷移検出信号はワンショット
パルスからなり、ワンショットパルスの始点エッジをト
リガーとする場合、前記第1の所定時間は、前記アドレ
ス遷移検出信号のパルス幅と、ワード線を活性状態に維
持する時間と、前記第1の時間間隔との合計時間に、予
め設定された各信号間の遅延時間を加味して決められた
時間に設定し得る。
【0035】前記アドレス遷移検出信号はワンショット
パルスからなり、ワンショットパルスの始点エッジをト
リガーとし、予め設定された第2の所定時間後に、テス
ト用リフレッシュパルス信号を発生することで、リフレ
ッシュ動作終了後第2の時間間隔をおいて読出し・書込
み動作を開始する第2のタイミング条件下でテストを行
うことが可能である。前記第2の時間間隔は、回路構成
上考えられる最小の時間間隔に設定し得る。
【0036】前記第2の所定時間は、アドレス遷移検出
信号の立ち上がりエッジから読出し・書込み動作のため
のワード線の立ち上がりまでの時間から、セルフリフレ
ッシュ動作におけるワードパルス幅と前記第2の時間間
隔とを差し引いた時間に、予め設定された各信号間の遅
延時間を加味して決められた時間に設定し得る。
【0037】前記第1のタイミング条件下でのテストと
前記第2のタイミング条件下でのテストとを、テスト動
作モード中にテストモード切換え信号を切り替えて行う
ことが可能である。
【0038】前記テスト動作モードにおけるリフレッシ
ュ動作は、前記半導体記憶装置内部で発生したアドレス
に基づき行うことが可能である。
【0039】前記テスト動作モードにおけるリフレッシ
ュ動作は、前記外部入力されたアドレスに基づき行うこ
とが可能である。
【0040】更に、本発明は、リフレッシュを必要とす
る複数のメモリセルを有する半導体記憶装置であつて、
外部入力信号の状態変化を検出するための外部入力信号
状態変化検出信号の状態遷移タイミングをトリガーと
し、メモリセルへのアクセスを制御するアクセス制御手
段と、リフレッシュアドレスを自動発生するリフレッシ
ュアドレス発生手段と、通常動作モードでのリフレッシ
ュタイミングを決めるための第1のリフレッシュタイミ
ング制御信号を自動的に発生する第1のリフレッシュタ
イミング制御信号発生手段と、前記外部入力信号状態変
化検出信号の状態遷移タイミングをトリガーとし、予め
設定された所定時間後に、テスト動作モードでのリフレ
ッシュタイミングを決めるための第2のリフレッシュタ
イミング制御信号を発生する第2のリフレッシュタイミ
ング制御信号発生手段と、前記通常動作モードでは前記
第1のリフレッシュタイミング制御信号を選択して前記
アクセス制御手段へ供給し、前記テスト動作モードでは
前記第2のリフレッシュタイミング制御信号を選択して
前記アクセス制御手段へ供給するリフレッシュタイミン
グ切換手段とを有することで、テスト動作モードにおけ
るリフレッシュ動作のタイミングは、前記外部入力信号
状態変化検出信号の状態遷移タイミングをトリガーとし
て、前記読出し・書込み動作のタイミングとの時間間隔
が外部で設定した時間間隔となるよう設定される半導体
記憶装置を提供する。
【0041】前記リフレッシュタイミング切換手段は、
外部入力信号に基づき前記通常動作モードと前記テスト
動作モードとを切り替えるための動作モード切り替え信
号を発生する動作モード切替信号発生手段と、前記動作
モード切り替え信号に基づき、前記通常動作モードでは
前記第1のリフレッシュタイミング制御信号を選択し、
前記テスト動作モードでは前記第2のリフレッシュタイ
ミング制御信号を選択して前記アクセス制御手段へ供給
する第1の切換手段とから構成し得る。
【0042】前記外部入力信号状態変化検出信号は、外
部入力されたアドレスの変化のタイミングと外部入力さ
れた前記半導体記憶装置を選択的に活性化する信号の状
態遷移タイミングとの少なくとも1方に依存してアドレ
ス遷移検出信号を発生するアドレス遷移検出回路を有す
るよう構成し得る。前記半導体記憶装置を選択的に活性
化する信号は、チップセレクト信号である。
【0043】前記第2のリフレッシュタイミング制御信
号発生手段は、前記アドレス遷移検出信号の状態遷移タ
イミングをトリガーとし、予め設定された第1の所定時
間後に、テスト用リフレッシュパルス信号を発生するこ
とで、読出し・書込み動作終了後、第1の時間間隔をお
いてリフレッシュ動作を開始する第1のタイミング条件
下でテストを行うことが可能である。前記第1の時間間
隔は、回路構成上考えられる最小の時間間隔に設定し得
る。
【0044】前記第2のリフレッシュタイミング制御信
号発生手段は、ワンショットパルスからなる前記アドレ
ス遷移検出信号の終点エッジをトリガーとし、ワード線
を活性状態に維持する時間と、前記第1の時間間隔との
合計時間に、予め設定された各信号間の遅延時間を加味
して決められた時間に相当する前記第1の所定時間だけ
遅延して前記第2のリフレッシュタイミング制御信号を
発生するよう構成し得る。
【0045】前記第2のリフレッシュタイミング制御信
号発生手段は、ワンショットパルスからなる前記アドレ
ス遷移検出信号の始点エッジをトリガーとし、前記第1
の所定時間は、前記アドレス遷移検出信号のパルス幅
と、ワード線を活性状態に維持する時間と、前記第1の
時間間隔との合計時間に、予め設定された各信号間の遅
延時間を加味して決められた時間に設定し得る。
【0046】前記第2のリフレッシュタイミング制御信
号発生手段は、前記アドレス遷移検出信号としてのワン
ショットパルスの始点エッジをトリガーとし、予め設定
された第2の所定時間後に、テスト用リフレッシュパル
ス信号を発生することで、リフレッシュ動作終了後第2
の時間間隔をおいて読出し・書込み動作を開始する第2
のタイミング条件下でテストを行うことが可能となる。
前記第2の時間間隔は、回路構成上考えられる最小の時
間間隔に設定し得る。
【0047】前記第2の所定時間は、アドレス遷移検出
信号の立ち上がりエッジから読出し・書込み動作のため
のワード線の立ち上がりまでの時間から、セルフリフレ
ッシュ動作におけるワードパルス幅と前記第2の時間間
隔とを差し引いた時間に、予め設定された各信号間の遅
延時間を加味して決められた時間に設定し得る。
【0048】前記第2のリフレッシュタイミング制御信
号発生手段は、更に前記リフレッシュタイミング切換手
段から供給されるテストモード切換信号を入力とし、前
記テストモード切換信号が第1のタイミング条件下での
テストを指定している場合、前記アドレス遷移検出信号
の状態遷移タイミングをトリガーとし、予め設定された
第1の所定時間後に、第1のテスト用リフレッシュパル
ス信号を発生することで、読出し・書込み動作終了後、
第1の時間間隔をおいてリフレッシュ動作を開始する第
1のタイミング条件下でテストを行い、前記テストモー
ド切換信号が第2のタイミング条件下でのテストを指定
している場合、前記アドレス遷移検出信号としてのワン
ショットパルスの始点エッジをトリガーとし、予め設定
された第2の所定時間後に、第2のテスト用リフレッシ
ュパルス信号を発生することで、リフレッシュ動作終了
後第2の時間間隔をおいて読出し・書込み動作を開始す
る第2のタイミング条件下でテストを行うことが可能で
ある。
【0049】前記第1のタイミング条件下でのテスト及
び前記第2のタイミング条件下でのテストは、テスト動
作モード中に前記テストモード切換え信号を切り替えて
行うことが可能である。
【0050】前記第2のリフレッシュタイミング制御信
号発生手段は、前記第1のテスト用リフレッシュパルス
信号を発生する第1のテスト用リフレッシュパルス信号
発生回路と、前記第2のテスト用リフレッシュパルス信
号を発生する第2のテスト用リフレッシュパルス信号発
生回路とを有し、前記テストモードでは、前記リフレッ
シュタイミング切換え手段は、前記テストモード切換信
号に基づき前記第1のテスト用リフレッシュパルス信号
又は前記第2のテスト用リフレッシュパルス信号のいず
れかを選択し、前記アクセス制御手段へ供給するよう構
成し得る。
【0051】前記第1のテスト用リフレッシュパルス信
号発生回路は、ワンショットパルスからなる前記アドレ
ス遷移検出信号の終点エッジをトリガーとし、ワード線
を活性状態に維持する時間と、前記第1の時間間隔との
合計時間に、予め設定された各信号間の遅延時間を加味
して決められた時間に相当する前記第1の所定時間だけ
遅延して前記第1のテスト用リフレッシュパルス信号を
発生するよう構成し得る。
【0052】前記第1のテスト用リフレッシュパルス信
号発生回路は、ワンショットパルスからなる前記アドレ
ス遷移検出信号の始点エッジをトリガーとし、前記アド
レス遷移検出信号のパルス幅と、ワード線を活性状態に
維持する時間と、前記第1の時間間隔との合計時間に、
予め設定された各信号間の遅延時間を加味して決められ
た時間に相当する前記第1の所定時間だけ遅延して前記
第1のテスト用リフレッシュパルス信号を発生するよう
構成し得る。
【0053】前記第2のテスト用リフレッシュパルス信
号発生回路は、前記アドレス遷移検出信号としてのワン
ショットパルスの始点エッジをトリガーとし、アドレス
遷移検出信号の立ち上がりエッジから読出し・書込み動
作のためのワード線の立ち上がりまでの時間から、セル
フリフレッシュ動作におけるワードパルス幅と前記第2
の時間間隔とを差し引いた時間に、予め設定された各信
号間の遅延時間を加味して決められた時間に相当する第
2の所定時間後に、前記第2のテスト用リフレッシュパ
ルス信号を発生するよう構成し得る。
【0054】前記半導体記憶装置は、更に外部入力され
たアドレスを保持する外部入力アドレス保持手段と、前
記通常動作モードでは前記リフレッシュアドレス発生手
段から供給される第1のリフレッシュアドレスを選択
し、前記テスト動作モードでは前記外部入力アドレス保
持手段から供給される第2のリフレッシュアドレスを選
択するリフレッシュアドレス切換手段とを有するよう構
成し得る。
【0055】更に、本発明は、リフレッシュを必要とす
る複数のメモリセルを有する半導体記憶装置のテストを
行うためのテスト回路であつて、外部入力された信号の
状態の変化を検出するための外部入力信号状態変化検出
信号をトリガーとし、予め設定された所定時間後に、テ
スト動作モードでのリフレッシュタイミングを決めるた
めのテスト用リフレッシュタイミング制御信号を発生す
るテスト用リフレッシュタイミング制御信号発生手段
と、通常動作モードでは、通常動作リフレッシュタイミ
ング制御信号を選択して前記半導体記憶装置のアクセス
制御手段へ供給し、前記テスト動作モードでは前記テス
ト用リフレッシュタイミング制御信号を選択して前記ア
クセス制御手段へ供給するリフレッシュタイミング切換
手段とを有することで、テスト動作モードにおけるリフ
レッシュ動作のタイミングは、前記外部入力信号状態変
化検出信号をトリガーとして、前記読出し・書込み動作
のタイミングとの時間間隔が外部で設定した時間間隔と
なるよう設定し、テストを行うテスト回路を提供する。
【0056】前記リフレッシュタイミング切換手段は、
外部入力信号に基づき前記通常動作モードと前記テスト
動作モードとを切り替えるための動作モード切り替え信
号を発生する動作モード切替信号発生手段と、前記動作
モード切り替え信号に基づき、前記通常動作モードでは
前記第1のリフレッシュタイミング制御信号を選択し、
前記テスト動作モードでは前記第2のリフレッシュタイ
ミング制御信号を選択して前記アクセス制御手段へ供給
する第1の切換手段とから構成し得る。
【0057】前記外部入力信号状態変化検出信号は、外
部入力されたアドレスの変化のタイミングと外部入力さ
れた前記半導体記憶装置を選択的に活性化する信号の状
態遷移タイミングとの少なくとも1方に依存して発生す
るアドレス遷移検出信号で構成し得る。前記半導体記憶
装置を選択的に活性化する信号は、チップセレクト信号
である。
【0058】前記テスト用リフレッシュタイミング制御
信号発生手段は、前記アドレス遷移検出信号の状態遷移
タイミングをトリガーとし、予め設定された第1の所定
時間後に、テスト用リフレッシュパルス信号を発生する
ことで、読出し・書込み動作終了後、第1の時間間隔を
おいてリフレッシュ動作を開始する第1のタイミング条
件下でテストを行うよう構成し得る。前記第1の時間間
隔は、回路構成上考えられる最小の時間間隔である。
【0059】前記テスト用リフレッシュタイミング制御
信号発生手段は、ワンショットパルスからなる前記アド
レス遷移検出信号の終点エッジをトリガーとし、ワード
線を活性状態に維持する時間と、前記第1の時間間隔と
の合計時間に、予め設定された各信号間の遅延時間を加
味して決められた時間に相当する前記第1の所定時間だ
け遅延して前記テスト用リフレッシュタイミング制御信
号を発生するよう構成し得る。
【0060】前記テスト用リフレッシュタイミング制御
信号発生手段は、ワンショットパルスからなる前記アド
レス遷移検出信号の始点エッジをトリガーとし、前記第
1の所定時間は、前記アドレス遷移検出信号のパルス幅
と、ワード線を活性状態に維持する時間と、前記第1の
時間間隔との合計時間に、予め設定された各信号間の遅
延時間を加味して決められた時間に設定し得る。
【0061】前記テスト用リフレッシュタイミング制御
信号発生手段は、前記アドレス遷移検出信号としてのワ
ンショットパルスの始点エッジをトリガーとし、予め設
定された第2の所定時間後に、テスト用リフレッシュパ
ルス信号を発生することで、リフレッシュ動作終了後第
2の時間間隔をおいて読出し・書込み動作を開始する第
2のタイミング条件下でテストを行うよう構成し得る。
前記第2の時間間隔は、回路構成上考えられる最小の時
間間隔である。
【0062】前記第2の所定時間は、アドレス遷移検出
信号の立ち上がりエッジから読出し・書込み動作のため
のワード線の立ち上がりまでの時間から、セルフリフレ
ッシュ動作におけるワードパルス幅と前記第2の時間間
隔とを差し引いた時間に、予め設定された各信号間の遅
延時間を加味して決められた時間に設定し得る。
【0063】前記テスト用リフレッシュタイミング制御
信号発生手段は、更に前記リフレッシュタイミング切換
手段から供給されるテストモード切換信号を入力とし、
前記テストモード切換信号が第1のタイミング条件下で
のテストを指定している場合、前記アドレス遷移検出信
号の状態遷移タイミングをトリガーとし、予め設定され
た第1の所定時間後に、第1のテスト用リフレッシュパ
ルス信号を発生することで、読出し・書込み動作終了
後、第1の時間間隔をおいてリフレッシュ動作を開始す
る第1のタイミング条件下でテストを行い、前記テスト
モード切換信号が第2のタイミング条件下でのテストを
指定している場合、前記アドレス遷移検出信号としての
ワンショットパルスの始点エッジをトリガーとし、予め
設定された第2の所定時間後に、第2のテスト用リフレ
ッシュパルス信号を発生することで、リフレッシュ動作
終了後第2の時間間隔をおいて読出し・書込み動作を開
始する第2のタイミング条件下でテストを行うよう構成
し得る。
【0064】前記第1のタイミング条件下でのテスト及
び前記第2のタイミング条件下でのテストは、テスト動
作モード中に前記テストモード切換え信号を切り替えて
行うことが可能である。
【0065】前記テスト用リフレッシュタイミング制御
信号発生手段は、前記第1のテスト用リフレッシュパル
ス信号を発生する第1のテスト用リフレッシュパルス信
号発生回路と、前記第2のテスト用リフレッシュパルス
信号を発生する第2のテスト用リフレッシュパルス信号
発生回路とを有し、前記テストモードでは、前記リフレ
ッシュタイミング切換え手段は、前記テストモード切換
信号に基づき前記第1のテスト用リフレッシュパルス信
号又は前記第2のテスト用リフレッシュパルス信号のい
ずれかを選択し、前記アクセス制御手段へ供給するよう
構成しうる。
【0066】前記第1のテスト用リフレッシュパルス信
号発生回路は、ワンショットパルスからなる前記アドレ
ス遷移検出信号の終点エッジをトリガーとし、ワード線
を活性状態に維持する時間と、前記第1の時間間隔との
合計時間に、予め設定された各信号間の遅延時間を加味
して決められた時間に相当する前記第1の所定時間だけ
遅延して前記第1のテスト用リフレッシュパルス信号を
発生するよう構成し得る。
【0067】前記第1のテスト用リフレッシュパルス信
号発生回路は、ワンショットパルスからなる前記アドレ
ス遷移検出信号の始点エッジをトリガーとし、前記アド
レス遷移検出信号のパルス幅と、ワード線を活性状態に
維持する時間と、前記第1の時間間隔との合計時間に、
予め設定された各信号間の遅延時間を加味して決められ
た時間に相当する前記第1の所定時間だけ遅延して前記
第1のテスト用リフレッシュパルス信号を発生するよう
構成し得る。
【0068】前記第2のテスト用リフレッシュパルス信
号発生回路は、前記アドレス遷移検出信号としてのワン
ショットパルスの始点エッジをトリガーとし、アドレス
遷移検出信号の立ち上がりエッジから読出し・書込み動
作のためのワード線の立ち上がりまでの時間から、セル
フリフレッシュ動作におけるワードパルス幅と前記第2
の時間間隔とを差し引いた時間に、予め設定された各信
号間の遅延時間を加味して決められた時間に相当する第
2の所定時間後に、前記第2のテスト用リフレッシュパ
ルス信号を発生するよう構成し得る。
【0069】前記テスト回路は、更に外部入力されたア
ドレスを保持する外部入力アドレス保持手段と、前記通
常動作モードでは前記リフレッシュアドレス発生手段か
ら供給される第1のリフレッシュアドレスを選択し、前
記テスト動作モードでは前記外部入力アドレス保持手段
から供給される第2のリフレッシュアドレスを選択する
リフレッシュアドレス切換手段とで構成し得る。
【0070】前記テスト回路は、前記半導体記憶装置に
内蔵されるよう構成し得る。また、前記テスト回路は、
前記半導体記憶装置とは分離して同一チップ上に搭載さ
れるよう構成し得る。
【0071】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下、図面
を参照し本発明の第1の実施の形態について説明する。
【0072】図1は同実施の形態による半導体記憶装置
(疑似SRAM)の回路構成を示すブロック図である。
図2は、図1に示す半導体記憶装置の通常動作を示すタ
イミングチャートである。まず、図1を参照して半導体
記憶装置(疑似SRAM)の回路構成を、図2を参照し
て本願の半導体記憶装置における通常動作を以下説明す
る。
【0073】外部から読出/書込アドレス信号Addが
アドレスバッファ回路21に入力される。アドレス遷移
検出回路(ATD回路)25は、このアドレスバッファ
回路21に接続され、読出/書込アドレス信号Addの
入力を受け、このアドレスデータAddの内の少なくと
も1ビットでも変化すると、その変化を検出してアドレ
ス遷移検出信号ATDを出力する。
【0074】ロウコントロール回路26は、アドレス遷
移検出回路(ATD回路)25の出力側に接続され、ア
ドレス遷移検出回路(ATD回路)25から出力された
アドレス遷移検出信号ATDに基づいて、ロウイネーブ
ル信号RE、センスイネーブル信号SEおよびカラムコ
ントロール信号CCを生成し出力する。ここで、ロウイ
ネーブル信号REは、図2に示すように、アドレス遷移
検出信号ATDの立ち下がりに応答して立ち上がり、こ
れら時点から一定時間後に立ち下がるパルス信号であ
る。また、センスイネーブル信号SEは、ロウイネーブ
ル信号REを一定時間遅延させた信号である。また、図
示していないが、カラムコントロール信号CCは、アド
レス遷移検出信号ATDの立ち下がりに基づくパルス信
号を一定時間遅延させた信号である。
【0075】カラムコントロール回路27は、ロウコン
トロール回路26に接続され、ロウコントロール回路2
6から出力されたカラムコントロール信号CCを受け、
このカラムコントロール信号CCをさらに遅延し、カラ
ムイネーブル信号CEとして出力する。
【0076】メモリセルアレイ30は、DRAMのメモ
リセルアレイと同様の構成を有する。メモリセルアレイ
30のワード線に接続されるロウデコード回路31は、
ロウコントロール回路26にも接続され、このロウコン
トロール回路26から出力されたロウイネーブル信号R
EがHとなるタイミングにおいて、第2の切換え回路
(MUX2)42から出力されるロウアドレスデータM
Addに対応するメモリセルアレイ30のワード線を選
択的に活性化する。
【0077】メモリセルアレイ30の各ビット線に接続
されるセンスアンプ回路33は、ロウコントロール回路
26にも接続され、このロウコントロール回路26から
出力されたセンスイネーブル信号SEがHとなるタイミ
ングにおいて、メモリセルアレイ30の各ビット線を活
性化する。
【0078】カラムデコード回路35は、前述のアドレ
スバッファ回路21およびカラムコントロール回路27
に接続され、カラムコントロール回路27から出力され
たカラムイネーブル信号CEがHとなるタイミングにお
いて、アドレスデータAddに含まれるカラムアドレス
データAddCをデコードし、このデコード結果に応じ
たセンスアンプを、I/Oバッファ36を介してインプ
ット/アウトプットデータ端子37に接続する。
【0079】タイマ回路50は、一定の時間間隔でタイ
ミング信号TMを出力し、そのタイミング信号TMをリ
フレッシュパルス発生回路60に供給する。
【0080】リフレッシュパルス発生回路60は、通常
動作におけるリフレッシュタイミングを発生する回路で
あり、タイマ回路50の出力側に接続され、タイミング
信号TMを入力とする。リフレッシュパルス発生回路6
0の出力側は、第1の切換え回路(MUX1)41に接
続される。つまり、リフレッシュパルス発生回路60
は、一定の時間間隔で出力するタイミング信号TMに基
づいて、ノーマルリフレッシュ用パルス信号REFを第
1の切換え回路(MUX1)41に供給する。
【0081】第1のテスト用リフレッシュパルス発生回
路62は、動作チェックテストにおいてテスト用のリフ
レッシュタイミングを発生するための回路であって、ア
ドレス遷移検出回路(ATD回路)25の出力側に接続
され、アドレス遷移検出信号ATDを入力とし、第1の
テスト用リフレッシュパルス信号TREF1を発生す
る。第1のテスト用リフレッシュパルス発生回路62の
出力側は、上記第1の切換え回路(MUX1)41に接
続される。つまり、第1のテスト用リフレッシュパルス
発生回路62は、アドレス遷移検出信号ATDに基づい
て、第1のテスト用リフレッシュパルス信号TREF1
を第1の切換え回路(MUX1)41に供給する。
【0082】テストモードエントリ回路53は、通常動
作モードとテストモードとの切換えを装置外部から制御
する回路である。テストモードエントリ信号TEを入力
とし、第1の動作モード切り替え信号TE1を出力して
第1の切換え回路(MUX1)41に供給する。
【0083】上記第1の切換え回路(MUX1)41
は、動作モード(通常動作モードかテストモード)に応
じてリフレッシュタイミングを切り替える回路である。
第1の切換え回路(MUX1)41の入力側は、テスト
モードエントリ回路53の出力側、および上記リフレッ
シュパルス発生回路60の出力側並びに第1のテスト用
リフレッシュパルス発生回路62の出力側に接続され
て、第1の動作モード切り替え信号TE1、ノーマルリ
フレッシュ用パルス信号REF及び第1のテスト用リフ
レッシュパルス信号TREF1が入力され、リフレッシ
ュタイミング制御信号RFを発生する。
【0084】第1の切換え回路(MUX1)41の出力
側は、上記ロウコントロール回路26及びリフレッシュ
アドレス発生回路66並びに上記第2の切換え回路(M
UX2)42に接続されて、リフレッシュタイミング制
御信号RFを、ロウコントロール回路26及びリフレッ
シュアドレス発生回路66並びに第2の切換え回路(M
UX2)42に供給する。つまり、第1の切換え回路
(MUX1)41は、第1の動作モード切り替え信号T
E1に応答して、ノーマルリフレッシュ用パルス信号R
EFに基づくタイミング制御信号か、第1のテスト用リ
フレッシュパルス信号TREF1に基づくタイミング制
御信号かのいずれかを、RFとして出力する。
【0085】上記リフレッシュアドレス発生回路66
は、第1の切換え回路(MUX1)41の出力側に接続
されて、リフレッシュタイミング制御信号RFを入力と
し、その出力側を第2の切換え回路(MUX2)42に
接続され、リフレッシュアドレスRAddを第2の切換
え回路(MUX2)42に供給する。リフレッシュアド
レス発生回路66は、リフレッシュタイミング制御信号
RFをトリガーにしてリフレッシュアドレスをカウント
アップし、第2の切換え回路(MUX2)42に供給す
る。
【0086】上記第2の切換え回路(MUX2)42
は、アドレスバッファ回路21及びリフレッシュアドレ
ス発生回路66の出力側並びに第1の切換え回路(MU
X1)41の出力側に接続されて、ロウアドレスデータ
AddR、リフレッシュアドレスRAdd及びリフレッ
シュタイミング制御信号RFが入力され、アクセスする
メモリセルを指定するロウアドレスMAddを発生す
る。第2の切換え回路(MUX2)42の出力側は、ロ
ウデコード回路31に接続されて、ロウアドレスMAd
dを供給する。具体的には、リフレッシュタイミング制
御信号RFの論理レベル(0か1か)に基づいて、セル
フリフレッシュ動作が起動されたと判断されたとき、す
なわちリフレッシュタイミング制御信号RFの論理レベ
ルがLからHへ切り替わったとき、第2の切換え回路
(MUX2)42はリフレッシュアドレスRAddを出
力し、それ以外のときはロウアドレスデータAddRを
出力する。
【0087】上記テストモードエントリ回路53は、通
常動作モードとテストモードとの切換えを装置外部から
制御する回路である。テストモードエントリ信号TEを
入力とし、第1の動作モード切り替え信号TE1を出力
して第1の切換え回路(MUX1)41に供給する。
【0088】次に、上述した半導体記憶装置のテストモ
ード動作、および通常動作を分けて説明する。
【0089】最初に、通常動作を図2を参照して説明す
る。この場合、テストモードエントリ信号TEがLに設
定され、これにより、テストモードエントリ回路53か
ら出力される第1の動作モード切り替え信号TE1がL
となる。TE=0のとき、すなわち、通常動作時にはテ
スト回路は動作しないので、テスト回路を内蔵しない半
導体記憶装置の動作と実質的に同じである。
【0090】まず、読出し・書込み動作について説明す
る。時刻T1において読出/書込アドレス信号Addが
“A0”から“A1”に変化すると、アドレス遷移検出
回路(ATD回路)25がアドレス変化を検知して、時
刻T2においてアドレス遷移検出信号ATDを立ち上
げ、正のワンショットパルス信号としてロウコントロー
ル回路26と第2の切換え回路(MUX2)42とに供
給する。ここで、上記アドレスA0、A1は、ロウ系ア
ドレスとしロウ系アドレスのみ変化した場合を例にとり
説明する。
【0091】また、上記読出/書込アドレス信号Add
の変化に伴って、時刻T3においてロウアドレスMAd
dが“A0”から“A1”に切り替わる。このとき第2
の切換え回路(MUX2)42は、第1の切換え回路
(MUX1)41の出力信号であるリフレッシュタイミ
ング制御信号RFがLであることからセルフリフレッシ
ュ動作が起動されていないと判断しているので、ロウア
ドレスデータAddRをロウアドレスMAddとしてロ
ウデコード回路31に供給する。
【0092】アドレス遷移検出信号ATDを受けたロウ
コントロール回路26は、時刻T4におけるアドレス遷
移検出信号ATDの立下りエッジをトリガーとし、時刻
T5でロウイネーブル信号REを立ち上げ、所定のパル
ス長を有するロウイネーブル信号REをロウデコード回
路31に供給する。このときロウデコード回路31に
は、第2の切換え回路(MUX2)42からロウアドレ
スMAddが入力されているので、ロウイネーブル信号
REに同期して、ロウアドレスMAdd(AddR=A
1)で指定されるワード線Wordが時刻T6で活性化
される。
【0093】上記ロウコントロール回路26は、時刻T
4におけるアドレス遷移検出信号ATDの立下りエッジ
をトリガーとし、時刻T7でセンスイネーブル信号SE
を立ち上げ、センスアンプ回路33に供給してセンスア
ンプ回路33を活性化する。さらに、ロウコントロール
回路26は、時刻T4におけるアドレス遷移検出信号A
TDの立下りエッジをトリガーとし、カラムコントロー
ル信号CCを立ち上げ、カラムコントロール回路27に
供給する。そしてカラムコントロール回路27は、カラ
ムコントロール信号CCに基づく(結果的にロウイネー
ブル信号REに基づく)タイミングでカラムイネーブル
信号CEを時刻T8で立ち上げカラムデコード回路35
に供給する。カラムデコード回路35には、カラム系ア
ドレスAddCが入力されている。
【0094】カラムデコード回路35は、このカラムイ
ネーブル信号CEを受け、カラムアドレスデータAdd
Cをデコードし、このデコード結果に応じたセンスアン
プ33をI/Oバッファ36を介してインプット/アウ
トプットデータ端子37に接続する。これにより、読み
出し動作の場合は、メモリセルアレイ30中のロウアド
レスA1で指定されるセルに記憶されたデータが、セン
スアンプ33、I/Oバッファ36を介してインプット
/アウトプットデータ端子37に送信され、また、書き
込み動作の場合は、インプット/アウトプットデータ端
子37のデータがメモリセルアレイ30中のロウアドレ
スA1で指定されるセルに書き込まれる。
【0095】時刻T4におけるアドレス遷移検出信号A
TDの立下りエッジから所定時間の経過後に、ロウイネ
ーブル信号RE、カラムイネーブル信号CEおよびカラ
ムイネーブル信号CEがそれぞれ立ち下がる。以上が通
常モードにおける読出し・書込み動作である。
【0096】次に、通常モードにおけるセルフリフレッ
シュ動作を説明する。セルフリフレッシュ動作は、装置
外部から入力される信号とは無関係に、装置内部で発生
されるタイミング及びアドレスに基づき、一定時間間隔
で起動されるリフレッシュ動作である。
【0097】セルフリフレッシュ動作の起動タイミング
は、タイマ回路50で発生される。時刻T10におい
て、タイマ回路50から、所定のパルス幅を有するワン
ショットパルス信号TMが出力されると、信号TMを受
けたリフレッシュパルス発生回路60から、信号TMの
立ち上がりエッジに基づいて、1回のリフレッシュ動作
に要する時間に相当したパルス幅を有するワンショット
パルス信号としてノーマルリフレッシュ用パルス信号R
EFが出力され、第1の切換え回路(MUX1)41に
供給する。
【0098】一方、リフレッシュアドレスRAddは、
リフレッシュアドレス発生回路66で発生される。以下
の説明では、信号TMが出力された時刻T10で、リフ
レッシュアドレス発生回路66は、リフレッシュアドレ
スRAddとして“R0”を発生し、第2の切換え回路
(MUX2)42に供給しているものとする。
【0099】第1の切換え回路(MUX1)41は、通
常動作においては、ノーマルリフレッシュ用パルス信号
REFに基づいて、リフレッシュタイミング制御信号R
Fを出力する。時刻T10から若干の遅延をもつリフレ
ッシュタイミング制御信号RFの立ち上がりを受けて、
第2の切換え回路(MUX2)42は、セルフリフレッ
シュ動作が起動されたと判断し、ロウアドレスMAdd
は、RAdd=R0に切り替わる。
【0100】リフレッシュタイミング制御信号RFの立
ち上がりを受けて、時刻T11でロウイネーブル信号R
Eが立ち上がる。ロウデコード回路31には、リフレッ
シュアドレスRAddが供給されているので、ロウイネ
ーブル信号REに同期して、RAdd=R0で指定され
たワード線Wordが時刻T12で活性化される。
【0101】更に、時刻T13でセンスイネーブル信号
SEが立ち上がることによってセンスアンプ回路33が
活性化され、上記活性化されたワード線Wordに接続
されたメモリセルのリフレッシュが行われる。以上で、
リフレッシュアドレスRAdd(R0)で指定されるメ
モリセルのリフレッシュ動作が完了する。
【0102】時刻T14で、リフレッシュタイミング制
御信号RFが立ち下がると、第2の切換え回路(MUX
2)42がセルフリフレッシュ動作の終了と判断し、ロ
ウアドレスMAddをリフレッシュアドレスRAdd
(R0)からロウアドレスデータAddR(A1)に切
り替える。また、リフレッシュタイミング制御信号RF
の立ち下がりが、リフレッシュアドレス発生回路66に
入力されると、これをトリガーにしてリフレッシュアド
レスRAddがカウントアップされ、リフレッシュアド
レスRAddがR1に切り替わる。
【0103】更に、時刻T15で、読出/書込アドレス
信号Addが(A1)から(A2)へ変化した時、この
変化を受けて、時刻T16で、ロウアドレスデータMA
ddが(A1)から(A2)へ変化する。その後、ロウ
アドレスMAdd(AddR=A2)で指定されるワー
ド線Wordを活性化し、通常動作モードにおける読出
し・書込み動作を行う。
【0104】上記のように、読出し・書込み動作とセル
フリフレッシュ動作とは独立に発生するので、両者の動
作タイミングがぶつからないようにするための対策が必
要である。
【0105】第1の対策として、1方の動作中に他方の
動作が起動しないように動作制御することが考えられ
る。
【0106】第2の対策として、両者の動作タイミング
が近接して発生しても干渉による誤動作が発生しないこ
とを保証することが必要である。つまり、回路構成上考
えられる最小の時間間隔を強制的に与えて動作させ、誤
動作が発生しないことを確認するための動作チェックを
行うことである。
【0107】本発明では、上記第2の対策を対策を行う
ものであり、具体的には図2の「t1」、「t2」の時
間間隔について動作チェックを行う。ここで「t1」
は、読出し・書込み動作が完了し、上記第1の対策によ
って禁止されていたセルフリフレッシュ動作が解除され
た直後に、セルフリフレッシュ動作が起動された場合の
時間間隔である。「t2」も「t1」と同様に、内部タ
イマ回路50によってセルフリフレッシュ動作が起動し
た直後に、読出/書込アドレス信号“Add”が変化
し、セルフリフレッシュ動作と読出し・書込み動作とが
近接して発生した場合の時間間隔である。これら「t
1」、「t2」は回路構成から決まる値であり、図1に
示す第1の実施の形態では、「t1」の条件を第1のテ
スト用リフレッシュパルス発生回路62で発生し、図6
に示す第2の実施の形態では、「t2」の条件を第2の
テスト用リフレッシュパルス発生回路64で発生する。
【0108】次に、図1を参照して、本実施の形態に係
る半導体記憶装置のテストモードの動作の概略につき説
明し、詳細はその後、図3を併せて参照して説明する。
【0109】テストモードエントリ信号TEが活性化さ
れ、TE=Hがテストモードエントリ回路53に入力さ
れたとき、半導体記憶装置は、テストモードへのエント
リがあったと認識する。すなわち、半導体記憶装置はテ
ストモードにセットされる。
【0110】前述の通常動作モードでは、読出し・書込
み動作とセルフリフレッシュ動作とは、互いに独立して
それら動作タイミングが与えられたが、テストモードで
は、それら動作タイミングは互いに関連付けされてお
り、以下の説明では、読出し・書込み動作の後に所定の
時間間隔でセルフリフレッシュ動作を行う場合につき説
明する。
【0111】テストモードエントリ信号TEがTE=1
になると、テストモードエントリ回路53から出力され
る第1の動作モード切り替え信号TE1もTE1=1と
なる。この第1の動作モード切り替え信号TE1(TE
1=1)を入力とする第1の切換え回路(MUX1)4
1は、テストモードであると判断し、タイマ回路50か
らのタイミング信号TMに基づきリフレッシュパルス発
生回路60から出力されるノーマルリフレッシュ用パル
ス信号REFを非選択とし、第1のテスト用リフレッシ
ュパルス発生回路62から出力される第1のテスト用リ
フレッシュパルス信号TREF1を選択し、リフレッシ
ュタイミング制御信号RFとして出力する。
【0112】尚、第1のテスト用リフレッシュパルス信
号TREF1のパルス幅は、ノーマルリフレッシュ用パ
ルス信号REFと揃えるようにする必要がある。なぜな
ら、通常動作モードとテストモードとで、確認したいパ
ラメータ以外の動作条件が変わってしまうと、余分なパ
ラメータの影響も考慮しなければならなくなり、正確な
動作確認が出来なくなるためである。
【0113】ここで、第1のテスト用リフレッシュパル
ス信号TREF1は、外部から入力される読出/書込ア
ドレス信号Addの変化を検出してアドレス遷移検出回
路(ATD回路)25から出力されたアドレス遷移検出
信号ATDの立下りエッジから所定時間(TA1')遅
れて立ち上がる信号である。従って、第1の切換え回路
(MUX1)41から出力されるリフレッシュタイミン
グ制御信号RFは、アドレス遷移検出信号ATDの立下
りエッジから所定時間(TA1)遅れて立ち上がる信号
となる。前記所定時間(TA1')は、図3に示す所定
時間「TA1」からリフレッシュタイミング制御信号R
Fと第1のテスト用リフレッシュパルス信号TREF1
との間の信号遅延を差し引いた時間に相当する。
【0114】第1のテスト用リフレッシュパルス信号T
REF1の立ち上がりタイミングすなわち上記所定時間
(TA1')は、読出し・書込み動作に対してセルフリ
フレッシュ動作をどれだけ遅らせたいかによって予め設
定される。これが本実施の形態のテストモード動作の特
徴である。
【0115】具体的には、上記所定時間(TA1')
は、上記ワード線を活性状態(選択状態)に維持する時
間すなわちワード線のパルス幅と、図3の「t1」で表
される回路構成上考えられる最小の時間間隔との合計時
間に、各信号間の遅延時間を加味した時間である。
【0116】第1のテスト用リフレッシュパルス発生回
路62は、アドレス遷移検出回路(ATD回路)25か
ら出力されたアドレス遷移検出信号ATDの立ち下がり
を検出し、この検出された立ち下がりタイミングから上
記所定時間(TA1')を経過した時点で、第1のテス
ト用リフレッシュパルス信号TREF1を発生する機能
を有し、既知の立下りエッジ検出回路や既知の所定時間
を計時する回路を含む回路で構成し得る。
【0117】尚、第1のテスト用リフレッシュパルス発
生回路62は、アドレス遷移検出回路(ATD回路)2
5から出力されたアドレス遷移検出信号ATDの立ち上
がりを検出し、この検出された立ち上がりタイミングか
ら、上記所定時間(TA1')とアドレス遷移検出信号
ATDのパルス幅との合計時間を経過した時点で、第1
のテスト用リフレッシュパルス信号TREF1を発生す
るよう構成してもよい。この場合、第1のテスト用リフ
レッシュパルス発生回路62は、既知の立上がりエッジ
検出回路や既知の所定時間を計時する回路を含む回路で
構成し得る。
【0118】続いて、図3のタイミングチャートを参照
しながら、上記テストモード動作につき説明する。時刻
T31において読出/書込アドレス信号Addが“A
0”から“A1”に変化すると、アドレス遷移検出回路
(ATD回路)25がアドレス変化を検知して、時刻T
32においてアドレス遷移検出信号ATDを立ち上げ、
正のワンショットパルス信号としてアドレス遷移検出信
号ATDをロウコントロール回路26に供給する。
【0119】また、上記読出/書込アドレス信号Add
の変化に伴って、時刻T33においてロウアドレスMA
ddが“A0”から“A1”に切り替わる。このとき第
2の切換え回路(MUX2)42は、第1の切換え回路
(MUX1)41の出力信号であるリフレッシュタイミ
ング制御信号RFがLであることからセルフリフレッシ
ュ動作が起動されていないと判断しているので、ロウア
ドレスデータAddRをロウアドレスMAddとしてロ
ウデコード回路31に供給する。
【0120】アドレス遷移検出信号ATDを受けたロウ
コントロール回路26は、時刻T34におけるアドレス
遷移検出信号ATDの立下りエッジをトリガーとし、時
刻T35でロウイネーブル信号REを立ち上げ、所定の
パルス長を有するロウイネーブル信号REをロウデコー
ド回路31に供給する。このときロウデコード回路31
には、第2の切換え回路(MUX2)42からロウアド
レスMAddが入力されているので、ロウイネーブル信
号REに同期して、ロウアドレスMAdd(AddR=
A1)で指定されるワード線Wordが時刻T36で活
性化される。
【0121】上記ロウコントロール回路26は、時刻T
34におけるアドレス遷移検出信号ATDの立下りエッ
ジをトリガーとし、時刻T37でセンスイネーブル信号
SEを立ち上げ、センスアンプ回路33に供給してセン
スアンプ回路33を活性化する。さらに、ロウコントロ
ール回路26は、時刻T34におけるアドレス遷移検出
信号ATDの立下りエッジをトリガーとし、カラムコン
トロール信号CCを立ち上げ、カラムコントロール回路
27に供給する。そしてカラムコントロール回路27
は、カラムコントロール信号CCに基づく(結果的にロ
ウイネーブル信号REに基づく)タイミングでカラムイ
ネーブル信号CEを時刻T38で立ち上げカラムデコー
ド回路35に供給する。カラムデコード回路35には、
カラム系アドレスAddCが入力されている。
【0122】カラムデコード回路35は、このカラムイ
ネーブル信号CEを受け、カラムアドレスデータAdd
Cをデコードし、このデコード結果に応じたセンスアン
プ33をI/Oバッファ36を介してインプット/アウ
トプットデータ端子37に接続する。これにより、読み
出し動作の場合は、メモリセルアレイ30中のロウアド
レスA1で指定されるセルに記憶されたデータが、セン
スアンプ33、I/Oバッファ36を介してインプット
/アウトプットデータ端子37に送信され、また、書き
込み動作の場合は、インプット/アウトプットデータ端
子37のデータがメモリセルアレイ30中のロウアドレ
スA1で指定されるセルに書き込まれる。
【0123】時刻T34におけるアドレス遷移検出信号
ATDの立下りエッジから一定時間経過して、ロウイネ
ーブル信号RE、カラムイネーブル信号CEおよびカラ
ムイネーブル信号CEがそれぞれ立ち下がる。以上がテ
ストモードにおける読出し・書込み動作である。
【0124】次に、テストモードにおけるセルフリフレ
ッシュ動作を説明する。セルフリフレッシュ動作は、装
置外部から入力される信号に関連させ、装置内部で発生
されるタイミング及びアドレスに基づき、起動されるリ
フレッシュ動作である。
【0125】時刻T34におけるアドレス遷移検出信号
ATDの立下りエッジを第1のテスト用リフレッシュパ
ルス発生回路62が検出し、時刻T34から所定時間
(TA1')経過した時刻において、第1のテスト用リ
フレッシュパルス発生回路62が1回のリフレッシュ動
作に要する時間に相当したパルス幅を有するワンショッ
トパルス信号として第1のテスト用リフレッシュパルス
信号TREF1を発生する。前述したように、第1のテ
スト用リフレッシュパルス信号TREF1のパルス幅
は、上記ノーマルリフレッシュ用パルス信号REFと同
じに設定する。
【0126】従って、第1のテスト用リフレッシュパル
ス信号TREF1が第1の切換え回路(MUX1)41
に供給されることで、時刻T40において、第1のテス
ト用リフレッシュパルス信号TREF1が、上記ノーマ
ルリフレッシュ用パルス信号REFと同じパルス幅を有
するリフレッシュタイミング制御信号RFとして第2の
切換え回路(MUX2)42に供給される。
【0127】一方、リフレッシュアドレスRAddは、
リフレッシュアドレス発生回路66で発生される。以下
の説明では、リフレッシュアドレス発生回路66は、リ
フレッシュアドレスRAddとして“R0”を発生し、
第2の切換え回路(MUX2)42に供給しているもの
とする。
【0128】第1の切換え回路(MUX1)41は、テ
ストモード動作においては、第1のテスト用リフレッシ
ュパルス信号TREF1に基づいて、リフレッシュタイ
ミング制御信号RFを出力する。時刻T40でのリフレ
ッシュタイミング制御信号RFの立ち上がりを受けて、
時刻T41で、第2の切換え回路(MUX2)42は、
セルフリフレッシュ動作が起動されたと判断し、ロウア
ドレスMAddは、RAdd=R0に切り替わる。
【0129】さらに、時刻T40でのリフレッシュタイ
ミング制御信号RFの立ち上がりを受けて、時刻T42
でロウイネーブル信号REを立ち上げ、所定のパルス長
を有するロウイネーブル信号REをロウデコード回路3
1に供給する。このときロウデコード回路31には、第
2の切換え回路(MUX2)42からロウアドレスMA
ddが入力されているので、ロウイネーブル信号REに
同期して、ロウアドレスMAdd(AddR=R0)で
指定されるワード線Wordが時刻T43で活性化され
る。
【0130】上記ロウコントロール回路26は、時刻T
40におけるリフレッシュタイミング制御信号RFの立
ち上がりエッジをトリガーとし、時刻T44でセンスイ
ネーブル信号SEを立ち上げ、センスアンプ回路33に
供給してセンスアンプ回路33を活性化し、リフレッシ
ュアドレスRAdd(R0)で指定されるメモリセルの
リフレッシュ動作を行う。
【0131】その後、時刻T45で、リフレッシュタイ
ミング制御信号RFが立ち下がると、第2の切換え回路
(MUX2)42がセルフリフレッシュ動作の終了と判
断し、ロウアドレスMAddをリフレッシュアドレスR
Add(R0)からロウアドレスデータAddR(A
1)に切り替える。また、リフレッシュタイミング制御
信号RFの立ち下がりが、リフレッシュアドレス発生回
路66に入力されると、これをトリガーにしてリフレッ
シュアドレスRAddがカウントアップされ、リフレッ
シュアドレスRAddがR1に切り替わる。
【0132】上記所定時間(TA1)は、時刻T36と
時刻T39との間で表される既定のワード線のパルス幅
と、時刻T39と時刻T43との間で表される時間間隔
「t1」との合計時間に、各信号間の遅延時間を加味し
た時間である。この遅延時間は個々の回路構成に依存し
て異なるが、回路構成に基づき予め算出可能な時間であ
るため、時刻T39と時刻T43との間で表される時間
間隔「t1」が、回路構成上考えられる最小の時間間隔
になるよう上記所定時間(TA1)を設定することが可
能となる。
【0133】従って、読出し・書込み動作とセルフリフ
レッシュ動作との時間間隔が、回路構成上考えられる最
小の時間間隔「t1」となる条件を強制的に発生させ、
テストを行うことが可能となる。
【0134】続いて、図4のフローチャートを参照し
て、上記半導体装置のテスト手順を説明する。
【0135】まず、チップに元々固定的な不良があった
り、ホールド特性の悪いメモリセルがあったりすると、
リフレッシュ動作のテストを実施する意味がなくなるの
で、事前にホールド試験を実施しておく(ステップS
1)。ホールド試験そのものは汎用DRAMで実施され
ている試験と同様の既知のテスト手順に従って行えばよ
い。
【0136】すなわち、メモリセルアレイ30のメモリ
セルへのデータ書き込みを行い、リフレッシュを禁止し
た状態を所定時間継続した後、このメモリセルからのデ
ータ読み出しを行った時に、読み出されたデータが書き
込んだデータと一致するように当該所定時間(すなわ
ち、リフレッシュサイクル)を調整することで、このメ
モリセルのホールド時間が決まる。この試験を全てのメ
モリセルに対し行うことで、ホールド時間の最も短いメ
モリセルに合わせたリフレッシュサイクルの値が決まる
ことになる。
【0137】次に、メモリセルのリフレッシュ動作およ
び読出/書込動作が正しく行われたか否かをテストの後
に判定するため、メモリセルアレイ30に予めテストパ
ターンを書き込んでおく(ステップS2)。
【0138】次に、任意のホールド時間を設定し(ステ
ップS3)、次いで、TE=1を入力することにより第
1の動作モード切り替え信号TE1をHに立ち上げるこ
とにより回路をテストモードに設定する(ステップS
4)。
【0139】次に、任意の読出/書込アドレス信号Ad
dをアドレス端子へ印加する(ステップS5)。リフレ
ッシュアドレスは、装置内部に設けられたリフレッシュ
アドレス発生回路66で発生するリフレッシュアドレス
RAddを使用する。
【0140】以上の過程によって、図3に示すロウアド
レス“A1”での読出し・書込み動作および最小時間間
隔「t1」をおいてロウアドレス“R0”でのセルフリ
フレッシュ動作が順次行われる。
【0141】次に、上記アドレスが指定するワード線に
接続されたメモリセルのデータを読み出し、データチェ
ックを行う(ステップS6)。そして、チェック結果が
「NG」であった場合は、テストを終了しチップを廃棄
する(ステップS8)。また、チェック結果が「PAS
S」であった場合は、テストの全てが終了したか否かを
判断し(ステップS7)、この判断結果が「NO」であ
った場合はステップS5へ戻る。
【0142】以後、テストの全てが終了したか否かの判
断結果が「YES」となるまで、ステップS5〜S7が
繰り返し実行され、確認が必要な全てのパターンに関す
るテストを終了したと判断されたところでTE=0とし
てテストモードから抜けテストを終了する。
【0143】また、実際には、取り得る全パターンにつ
いてテストするとかなりの時間がかかることから、規則
性を持たせてテストすることも可能である。すなわち、
最初は全パターンを調べて、ある傾向が出てくれば省略
した形でテストを行う。DRAMに限らず通常のメモリ
テスト技術において、不良を見つけ易いパターンと呼ば
れるものがあるので、マーチングやギャロップといった
テスト手法を組み合わせてテストを行っても良い。ただ
し、勿論、全てのパターンをテストすることが望まし
い。
【0144】以上説明したように、本発明に係る第1の
実施の形態によれば、半導体記憶装置の読出し・書込み
動作とセルフリフレッシュ動作とは独立に発生するの
で、両者の動作タイミングが近接して発生しても干渉に
よる誤動作が発生しないことを保証することため、アド
レス遷移検出信号ATDの変化のタイミングから所定時
間(TA1’)遅れて第1のテスト用リフレッシュパル
ス信号TREF1を立ち上げ、セルフリフレッシュ動作
を開始するタイミングを、その直前に行われた読出し・
書込み動作との時間間隔が最小(t1)になるよう設定
することで、回路構成上考えられる最小の時間間隔を強
制的に与えて動作させ、誤動作が発生しないことを確認
するための動作チェックを行うことが可能となった。
【0145】(第2の実施の形態)以下、図面を参照し
本発明の第2の実施の形態について説明する。
【0146】本実施の形態に係る半導体記憶装置の回路
構成は、上記第1の実施の形態に係る半導体記憶装置の
回路構成と同じである。更に、本実施の形態に係る半導
体記憶装置の通常モード動作は、上記第1の実施の形態
に係る半導体記憶装置のそれと同じであり、テストモー
ド動作のみが異なる。従って、本実施の形態に係る半導
体記憶装置の回路構成の説明及び通常モード動作の説明
を省略し、以下、テストモード動作の説明を図5を参照
して行う。図5は本実施の形態に係る半導体記憶装置の
テストモードでの動作を示すタイミングチャートであ
る。
【0147】尚、前記第1の実施の形態においては、テ
スト用リフレッシュパルス信号を「第1のテスト用リフ
レッシュパルス信号TREF1」と表記したが、本実施
の形態においては、それを「第2のテスト用リフレッシ
ュパルス信号TREF2」と表記する。
【0148】上記第1の実施の形態では、アドレス遷移
検出信号ATDの変化のタイミングから所定時間(TA
1’)遅れて第1のテスト用リフレッシュパルス信号T
REF1を立ち上げ、セルフリフレッシュ動作を開始す
るタイミングを、その直前に行われた読出し・書込み動
作との時間間隔が最小になるよう設定した。これに対
し、本実施の形態では、アドレス遷移検出信号ATDの
立ち上がりから所定時間(TA2’)遅れて第2のテス
ト用リフレッシュパルス信号TREF2を立ち上げ、セ
ルフリフレッシュ動作とその後に行われる読出し・書込
み動作との時間間隔が最小になるよう設定する。尚、前
記所定時間(TA2')は、図5に示す所定時間「TA
2」からリフレッシュタイミング制御信号RFと第2の
テスト用リフレッシュパルス信号TREF2との間の信
号遅延を差し引いた時間に相当する。
【0149】第2のテスト用リフレッシュパルス信号T
REF2の立ち上がりタイミングすなわち上記所定時間
(TA2’)は、リフレッシュ動作に対して読出し・書
込み動作をどれだけ遅らせたいかによって予め設定され
る。これが本実施の形態のテストモード動作の特徴であ
る。
【0150】具体的には、アドレス遷移検出信号ATD
の立ち上がりから読出し・書込み動作のためのワード線
の立ち上がりまでの時間が、上記所定時間(TA2’)
と、セルフリフレッシュ動作におけるワードパルス幅と
図5の「t2」で表される回路構成上考えられる最小の
時間間隔との合計時間に、各信号間の遅延時間を加味し
た時間となるようにする。すなわち、この条件を踏まえ
て上記所定時間(TA2’)を設定する。
【0151】第1のテスト用リフレッシュパルス発生回
路62は、アドレス遷移検出回路(ATD回路)25か
ら出力されたアドレス遷移検出信号ATDの立ち上がり
を検出し、この検出された立ち上がりタイミングから上
記所定時間(TA2’)を経過した時点で、第2のテス
ト用リフレッシュパルス信号TREF2を発生する機能
を有し、既知の立上がりエッジ検出回路や既知の所定時
間を計時する回路を含む回路で構成し得る。
【0152】以下、図5を参照して、テストモード動作
につき説明する。時刻T51において読出/書込アドレ
ス信号Addが“A0”から“A1”に変化すると、ア
ドレス遷移検出回路(ATD回路)25がアドレス変化
を検知して、時刻T52においてアドレス遷移検出信号
ATDを立ち上げ、正のワンショットパルス信号として
アドレス遷移検出信号ATDをロウコントロール回路2
6に供給する。
【0153】また、上記読出/書込アドレス信号Add
の変化に伴って、ロウアドレスMAddが“A0”から
“A1”に切り替わる。このとき第2の切換え回路(M
UX2)42は、第1の切換え回路(MUX1)41の
出力信号であるリフレッシュタイミング制御信号RFが
Lであることからセルフリフレッシュ動作が起動されて
いないと判断しているので、ロウアドレスデータAdd
RをロウアドレスMAddとしてロウデコード回路31
に供給する。
【0154】更に、時刻T52におけるアドレス遷移検
出信号ATDの立ち上がりエッジを第1のテスト用リフ
レッシュパルス発生回路62が検出し、この時刻T52
から上記所定時間(TA2’)経過した時刻において、
1回のリフレッシュ動作に要する時間に相当したパルス
幅を有するワンショットパルス信号として第2のテスト
用リフレッシュパルス信号TREF2を発生する。第2
のテスト用リフレッシュパルス信号TREF2のパルス
幅は、ノーマルリフレッシュ用パルス信号REFと同じ
に設定する。
【0155】第2のテスト用リフレッシュパルス信号T
REF2が第1の切換え回路(MUX1)41に供給さ
れることで、時刻T53で、第2のテスト用リフレッシ
ュパルス信号TREF2が、上記ノーマルリフレッシュ
用パルス信号REFと同じパルス幅を有するリフレッシ
ュタイミング制御信号RFとして第2の切換え回路(M
UX2)42に供給される。
【0156】時刻T53でのリフレッシュタイミング制
御信号RFの立ち上がりを受けて、第2の切換え回路
(MUX2)42は、セルフリフレッシュ動作が起動さ
れたと判断し、ロウアドレスMAddは、RAdd=R
0に切り替わる。
【0157】さらに、時刻T53でのリフレッシュタイ
ミング制御信号RFの立ち上がりを受けて、時刻T54
でロウイネーブル信号REを立ち上げ、所定のパルス長
を有するロウイネーブル信号REをロウデコード回路3
1に供給する。このときロウデコード回路31には、第
2の切換え回路(MUX2)42からロウアドレスMA
ddが入力されているので、ロウイネーブル信号REに
同期して、ロウアドレスMAdd(AddR=R0)で
指定されるワード線Wordが時刻T55で活性化され
る。
【0158】上記ロウコントロール回路26は、時刻T
53におけるリフレッシュタイミング制御信号RFの立
ち上がりエッジを受けて、時刻T56でセンスイネーブ
ル信号SEを立ち上げ、センスアンプ回路33に供給し
てセンスアンプ回路33を活性化し、リフレッシュアド
レスRAdd(R0)で指定されるメモリセルのリフレ
ッシュ動作を行う。
【0159】その後、時刻T57で、リフレッシュタイ
ミング制御信号RFが立ち下がると、第2の切換え回路
(MUX2)42がセルフリフレッシュ動作の終了と判
断し、ロウアドレスMAddをリフレッシュアドレスR
Add(R0)からロウアドレスデータAddR(A
1)に切り替える。また、リフレッシュタイミング制御
信号RFの立ち下がりが、リフレッシュアドレス発生回
路66に入力されると、これをトリガーにしてリフレッ
シュアドレスRAddがカウントアップされ、リフレッ
シュアドレスRAddがR1に切り替わる。
【0160】さらに、所定時間後(T58)ロウイネー
ブル信号REが立ち下がり、リフレッシュアドレスRA
dd(R0)で指定されるメモリセルのリフレッシュ動
作が終了する。
【0161】その後、時刻T59でのアドレス遷移検出
信号ATDの立ち下りエッジをトリガーとし、時刻T6
0でロウイネーブル信号REを立ち上げ、所定のパルス
長を有するロウイネーブル信号REをロウデコード回路
31に供給する。このときロウデコード回路31には、
第2の切換え回路(MUX2)42からロウアドレスM
Addが入力されているので、ロウイネーブル信号RE
に同期して、ロウアドレスMAdd(AddR=A1)
で指定されるワード線Wordが時刻T61で活性化さ
れる。以下、実施例1と同様に、書込・読出動作が実行
される。
【0162】時刻T52でのアドレス遷移検出信号AT
Dの立ち上がりから時刻T61での読出し・書込み動作
のためのワード線の立ち上がりまでの時間が、上記所定
時間(TA2)と、時刻T55および時刻T58の間に
相当するセルフリフレッシュ動作におけるワードパルス
幅と、「t2」で表される回路構成上考えられる最小の
時間間隔との合計時間に、各信号間の遅延時間を加味し
た時間となるようにする。この遅延時間は個々の回路構
成に依存して異なるが、回路構成に基づき予め算出可能
な時間であるため、時刻T58と時刻T61との間で表
される時間間隔「t2」が、回路構成上考えられる最小
の時間間隔になるよう上記所定時間(TA2)を設定す
ることが可能となる。
【0163】従って、セルフリフレッシュ動作と読出し
・書込み動作との時間間隔が、回路構成上考えられる最
小の時間間隔「t2」となる条件を強制的に発生させ、
テストを行うことが可能となる。
【0164】上記半導体記憶装置のテスト手順は、上記
第一の実施の形態のそれと同一であるためその説明を省
略する。
【0165】以上説明したように、本発明に係る第2の
実施の形態によれば、半導体記憶装置の読出し・書込み
動作とセルフリフレッシュ動作とは独立に発生するの
で、両者の動作タイミングが近接して発生しても干渉に
よる誤動作が発生しないことを保証することため、アド
レス遷移検出信号ATDの変化のタイミングから所定時
間(TA2’)遅れて第2のテスト用リフレッシュパル
ス信号TREF2を立ち上げ、読出し・書込み動作を開
始するタイミングを、その直前に行われたセルフリフレ
ッシュ動作との時間間隔が最小(t2)になるよう設定
することで、回路構成上考えられる最小の時間間隔を強
制的に与えて動作させ、誤動作が発生しないことを確認
するための動作チェックを行うことが可能となった。
【0166】(第3の実施の形態)以下、図面を参照し
本発明の第3の実施の形態について説明する。
【0167】上記第1の実施の形態では、アドレス遷移
検出信号ATDの変化のタイミングから所定時間(TA
1')遅れて第1のテスト用リフレッシュパルス信号T
REF1を発生し、セルフリフレッシュ動作を開始する
タイミングを、その直前に行われた読出し・書込み動作
との時間間隔「t1」が最小になるよう設定し、ワース
トタイミング条件(以下第1のワーストタイミング条件
という)でのテストを行った。そして、上記第2の実施
の形態では、アドレス遷移検出信号ATDの立ち上がり
から所定時間(TA2')遅れて第2のテスト用リフレ
ッシュパルス信号TREF2を発生し、セルフリフレッ
シュ動作とその後に行われる読出し・書込み動作との時
間間隔「t2」が最小になるよう設定した、ワーストタ
イミング条件(以下第2のワーストタイミング条件とい
う)でのテストを行った。
【0168】本実施の形態では、半導体記憶装置が上記
第1および第2のワーストタイミング条件のいずれでも
テスト動作を行うことが出来るように、上記第1及び第
2の実施の形態に係る半導体記憶装置の回路構成を一部
変更した。回路構成の変更部分につき以下、図6を参照
して説明する。図6は、第3の実施の形態における半導
体記憶装置の構成を示すブロック図である。
【0169】この回路は、具体的には、アドレス遷移検
出回路(ATD回路)25から出力されたアドレス遷移
検出信号ATDを入力とする第1および第2のテスト用
リフレッシュパルス発生回路62、64と、テストモー
ド選択信号TSの入力を受け、テストモードエントリ回
路53から出力される第2の動作モード切り替え信号T
E2に基づき、上記第1および第2のテスト用リフレッ
シュパルス発生回路62、64から出力される第1及び
第2のテスト用リフレッシュパルス信号TREF1、T
REF2のいずれか1方を選択して、上記第1の切換え
回路(MUX1)41に供給する第3の切換え回路(M
UX3)43とから構成し得る。テストモードエントリ
回路53は、テストモードエントリ信号TEを入力とし
て第1の動作モード切り替え信号TE1を出力すると共
に、テストモード選択信号TSを入力として第2のテス
トモード切換信号TE2を出力し、第1の動作モード切
り替え信号TE1を第1の切換え回路(MUX1)41
へ供給し、第2のテストモード切換信号TE2を第3の
切換え回路(MUX3)43へ供給する。
【0170】本実施形態ではTE=Hで設定されるテス
トモードにおいて、TS=Lでは第1のテスト用リフレ
ッシュパルス信号TREF1を選択し、TS=Hでは第
2のテスト用リフレッシュパルス信号TREF2を選択
する。また、TE=Lであれば、テストモード選択信号
TSに関わらず通常動作モードとなる。尚、通常動作
は、上記第1および第2の実施の形態と同じである。
【0171】ここで、第1のテスト用リフレッシュパル
ス発生回路62には上記時間間隔「t1」が予め設定さ
れており、アドレス遷移検出回路(ATD回路)25か
ら出力されたアドレス遷移検出信号ATDの立下りエッ
ジをトリガーとし、この立下りエッジから所定期間(T
A1')経過した時点で第1のテスト用リフレッシュパ
ルス信号TREF1を第3の切換え回路(MUX3)4
3に供給する。
【0172】第2のテスト用リフレッシュパルス発生回
路62には上記時間間隔「t2」が予め設定されてお
り、アドレス遷移検出回路(ATD回路)25から出力
されたアドレス遷移検出信号ATDの立上がりエッジを
トリガーとし、この立上がりエッジから所定期間(TA
2')経過した時点で第2のテスト用リフレッシュパル
ス信号TREF2を発生し、第3の切換え回路(MUX
3)43に供給する。
【0173】以上のように、上記第1のテスト用リフレ
ッシュパルス信号TREF1を使用して上記第1のワー
ストタイミング条件「t1」でテストを行うか、或いは
上記第2のテスト用リフレッシュパルス信号TREF2
を使用して上記第2のワーストタイミング条件「t2」
でテストを行うかは、テストモード選択信号TSで制御
することができる。例えば、第1のワーストタイミング
条件でテストを行った後、第2のワーストタイミング条
件でテストを行ってもよいし、またその順番を逆にして
行ってもよい。また、両方のワーストタイミング条件で
テストを行う必要がない場合、必要に応じて一方のテス
ト用リフレッシュパルス信号のみを使用してもよい。
【0174】本実施の形態に係る半導体記憶装置の通常
モード動作は、前記第1の実施の形態で説明した通常モ
ード動作と同じである。テストモード動作は、前述した
ように上記第1のワーストタイミング条件「t1」でテ
ストを行う場合、その動作は、第3の切換え回路(MU
X3)43が第1のテスト用リフレッシュパルス発生回
路62から供給された第1のテスト用リフレッシュパル
ス信号TREF1を選択して第1の切換え回路(MUX
2)41に供給すること以外は、第1の実施の形態で図
3を参照して説明したテストモード動作と同じである。
一方、上記第2のワーストタイミング条件「t2」でテ
ストを行う場合、その動作は、第3の切換え回路(MU
X3)43が第2のテスト用リフレッシュパルス発生回
路64から供給された第2のテスト用リフレッシュパル
ス信号TREF2を選択して第1の切換え回路(MUX
2)41に供給すること以外は、第1の実施の形態で図
5を参照して説明したテストモード動作と同じである。
【0175】図7は、本実施の形態における半導体記憶
装置のテスト動作を示すタイミングチャートである。図
7は、上記テストモードエントリ信号TE、テストモー
ド選択信号TS、第1及び第2の動作モード切り替え信
号TE1、TE2と、各テスト動作との関係の1例を示
す図である。図7に示すように、TE=1、TS=0の
ときは上記第1のワーストタイミング条件でテストを行
い、TE=1、TS=1のときは上記第2のワーストタ
イミング条件でテストを行う。
【0176】続いて、図8のフローチャートを参照し
て、上記半導体装置のテスト手順を説明する。以下の説
明では、第1のワーストタイミング条件でテストを行っ
た後、第2のワーストタイミング条件でテストを行う場
合を例にして説明する。
【0177】先ず、実施例1,2と同様の手順でホール
ド試験(S1)メモリ書込み(S2)を行う。
【0178】次に、任意のホールド時間を設定し(ステ
ップS3)、次いで、TE=1を入力することによっ
て、第1の動作モード切り替え信号TE1を“H”に立
ち上げるとともに、テストモード選択信号TS=0を入
力して第2の動作モード切り替え信号TE2をLとし、
第3の切換え回路(MUX3)43が第1のテスト用リ
フレッシュパルス発生回路62から出力される第1のテ
スト用リフレッシュパルス信号TREF1を選択するよ
う設定する。(ステップS4)。
【0179】以下、実施例1と同様に、読出アドレス設
定(S5)、メモリチェックを行い(S6)チェック結
果が「NG」であった場合は、テストを終了しチップを
廃棄する(ステップS8)。また、チェック結果が「P
ASS」であった場合は、時間間隔「t1」を用いたテ
ストの全てが終了したか否かを判断し(ステップS
7)、この判断結果が「NO」であった場合はステップ
S5へ戻る。
【0180】以後、テストの全てが終了したか否かの判
断結果が「YES」となるまで、ステップS5〜S7が
繰り返し実行される。
【0181】上記判断結果が「YES」となった場合、
次いで、テストモード選択信号TSをLからHに切り替
え第2の動作モード切り替え信号TE2をHに立ち上げ
て、第3の切換え回路(MUX3)43が第2のテスト
用リフレッシュパルス発生回路64から出力される第2
のテスト用リフレッシュパルス信号TREF2を選択す
るよう設定する。(ステップS9)。
【0182】以下、実施例1(2)と同様に読出アドレ
ス設定(S10)、メモリチェックを行い(S11)、
チェック結果が「NG」であった場合は、テストを終了
しチップを廃棄する(ステップS13)。また、チェッ
ク結果が「PASS」であった場合は、時間間隔「t
2」を用いたテストの全てが終了したか否かを判断し
(ステップS12)、この判断結果が「NO」であった
場合はステップS10へ戻る。
【0183】以後、テストの全てが終了したか否かの判
断結果が「YES」となるまで、ステップS10〜S1
2が繰り返し実行される。
【0184】以上説明したように、本発明に係る第3の
実施の形態によれば、上記第1の実施の形態で得られる
効果と上記第2の実施の形態で得られる効果と双方を得
ることが可能となる。すなわち、アドレス遷移検出信号
ATDの変化のタイミングから所定時間(TA1')遅
れて第1のテスト用リフレッシュパルス信号TREF1
を発生し、セルフリフレッシュ動作を開始するタイミン
グを、その直前に行われた読出し・書込み動作との時間
間隔「t1」が最小になるよう設定し、第1のワースト
タイミング条件でのテストと、アドレス遷移検出信号A
TDの立ち上がりから所定時間(TA2')遅れて第2
のテスト用リフレッシュパルス信号TREF2を発生
し、セルフリフレッシュ動作とその後に行われる読出し
・書込み動作との時間間隔「t2」が最小になるよう設
定し、第2のワーストタイミング条件でのテストとの双
方を行うことが可能となる。
【0185】(第4の実施の形態)以下、図面を参照し
本発明の第4の実施の形態について説明する。
【0186】上記第1乃至3の実施の形態では、読出し
・書込み動作とセルフリフレッシュ動作との時間間隔に
着目してワーストタイミング条件を強制的に発生させテ
ストを行ったが、本実施の形態では、時間間隔(タイミ
ング)に加え、読出し・書込み動作のロウアドレスとセ
ルフリフレッシュ動作のロウアドレスとの関係について
も着目してワーストアドレス条件を強制的に発生させテ
ストを行う。
【0187】このため、本実施の形態における半導体記
憶装置は、テストモードにおけるリフレッシュ動作のロ
ウアドレスとして、外部入力されたロウアドレスを用い
ることが、上記第1、第2および第3の実施の形態と異
なる。その回路構成は、図1又は図6に示す回路構成の
一部を変更することで実現できるが、本実施の形態で
は、図6に示す回路構成の一部を変更した場合を例にと
り説明する。
【0188】図9は、本実施の形態における半導体記憶
装置の構成を示すブロック図である。図6に示す回路構
成と異なる点は、データストア回路70と第4の切換え
回路(MUX4)44とを更に設けるよう構成したこと
である。テストモードエントリ回路53は、テストモー
ドエントリ信号TEを入力として第1の動作モード切り
替え信号TE1を出力し、第1の切換え回路(MUX
1)41に供給する。更に、テストモードエントリ回路
53は、テストモード選択信号TSを入力として第2の
動作モード切り替え信号TE2を出力し、第3の切換え
回路(MUX3)43に供給する。更に、テストモード
エントリ回路53は、テストモード選択信号TAを入力
として第3の動作モード切り替え信号TE3を出力しデ
ータストア回路70に供給すると共に、第4の動作モー
ド切り替え信号TE4を出力し第4の切換え回路(MU
X4)44に供給する。
【0189】本実施の形態における半導体記憶装置の通
常動作につき説明する。通常動作モードでは、テストモ
ードエントリ信号TEは、Lに設定され、第1の動作モ
ード切り替え信号TE1=Lとなるので、第1の切換え
回路(MUX1)41は、リフレッシュパルス発生回路
60で発生したノーマルリフレッシュ用パルス信号RE
Fを選択するよう設定される。また、テストモード選択
信号TAはHの状態に設定され、第3の動作モード切り
替え信号TE3=Lおよび第4の動作モード切り替え信
号TE4=Lにすることで、データストア回路70はロ
ウアドレスデータAddRの取り込みは行わず、第4の
切換え回路(MUX4)44もデータストア回路70か
らのテスト用ロウアドレスデータTAddを非選択と
し、リフレッシュアドレス発生回路66で発生する内部
リフレッシュアドレスCAddを選択するよう設定され
る。
【0190】従って、上記第1の実施の形態で説明した
通常動作と同様に、通常動作モードでは、外部入力され
た読出/書込アドレス信号Addおよびアドレス遷移検
出信号ATDの状態変化のタイミングに基づき読出/書
込動作を行い、リフレッシュ動作は、装置内部のリフレ
ッシュパルス発生回路60で発生したノーマルリフレッ
シュ用パルス信号REFのタイミングと、リフレッシュ
アドレス発生回路66で発生した内部リフレッシュアド
レスCAddに基づき行われる。
【0191】次に、テストモード動作につき説明する。
このテストモード動作は、上記第3の実施の形態で説明
したように、第1のワーストタイミング条件下で行われ
るテスト動作と、第2のワーストタイミング条件下で行
われるテスト動作とがある。図10は、第1のワースト
タイミング条件下で行われるテスト動作を説明するため
のタイミングチャートである。図11は、第2のワース
トタイミング条件下で行われるテスト動作を説明するた
めのタイミングチャートである。まず、図10を参照し
て、第1のワーストタイミング条件下で行われるテスト
動作につき説明し、その後図11を参照して、第2のワ
ーストタイミング条件下で行われるテスト動作につき説
明する。
【0192】図10によれば、時刻T70で、テストモ
ードエントリ信号TEが、Hに設定され、テストエント
リ回路53がテストモードとなり、以後、入力された第
1のテストモード選択信号TS=Lから発生されるTE
2を動作モード切替信号として認識し、第3の切換え回
路(MUX3)43へ供給する。そして、時刻T71に
おいて、第2のテストモード選択信号TAをLに立ち下
げると、テストエントリ回路53がこれを検知し、第3
の動作モード切り替え信号TE3を、Hに立ち上げる。
第3の動作モード切り替え信号TE3の立ち上がりを受
けて、データストア回路70が、外部からアドレスバッ
ファ回路21を介し入力されたロウアドレスデータAd
dR“A0”を取り込み、このアドレスデータ“A0”
をテスト用ロウアドレスデータTAddとして第4の切
換え回路(MUX4)44に供給する。
【0193】時刻T73において、テストモード選択信
号TAをHに立ち上げると、テストエントリ回路53が
これを検知し、第4の動作モード切り替え信号TE4
を、Hに立ち上げる。第4の動作モード切り替え信号T
E4の立ち上がりを受けて、第4の切換え回路(MUX
4)44は、リフレッシュアドレス発生回路66で発生
されたリフレッシュアドレスCAdd“R0”を非選択
とし、データストア回路70から出力されたテスト用ロ
ウアドレスデータTAdd“A0”を選択するよう設定
され、リフレッシュアドレスRAdd“A0”として第
2の切換え回路(MUX2)42に供給される(時刻T
74)。
【0194】時刻T75において、外部入力される読出
/書込アドレス信号Addが“A0”から“A1”に変
化すると、アドレス遷移検出回路(ATD回路)25が
アドレス変化を検知して、時刻T76においてアドレス
遷移検出信号ATDを立ち上げ、正のワンショットパル
ス信号としてアドレス遷移検出信号ATDをロウコント
ロール回路26に供給する。以下、実施例1〜3と同様
にアドレスA0で指定されるメモリセルの読出・書込動
作が実行される。
【0195】次に、テストモードにおけるリフレッシュ
動作を説明する。リフレッシュ動作は、装置外部から入
力される信号に関連させ、装置内部で発生されるタイミ
ング及びアドレスに基づき、起動される動作である。
【0196】時刻T78におけるアドレス遷移検出信号
ATDの立下りエッジを第1のテスト用リフレッシュパ
ルス発生回路62が検出し、時刻T78から所定時間
(TA1')経過した時刻において、第1のテスト用リ
フレッシュパルス発生回路62が1回のリフレッシュ動
作に要する時間に相当したパルス幅を有するワンショッ
トパルス信号として第1のテスト用リフレッシュパルス
信号TREF1を発生する。前述したように、第1のテ
スト用リフレッシュパルス信号TREF1のパルス幅
は、上記ノーマルリフレッシュ用パルス信号REFと同
じに設定する。
【0197】従って、第1のテスト用リフレッシュパル
ス信号TREF1が第3の切換え回路(MUX3)43
を介して第1の切換え回路(MUX1)41に供給され
ることで、時刻T81において、第1のテスト用リフレ
ッシュパルス信号TREF1が、上記ノーマルリフレッ
シュ用パルス信号REFと同じパルス幅を有するリフレ
ッシュタイミング制御信号RFとして第2の切換え回路
(MUX2)42に供給される。
【0198】ここで、第4の切換え回路(MUX4)4
4は、データストア回路70から供給されるテスト用ロ
ウアドレスデータTAddを選択しているので、テスト
用ロウアドレスデータTAdd“A0”がリフレッシュ
アドレスRAdd“A0”として、第2の切換え回路
(MUX2)42に供給されている。第2の切換え回路
(MUX2)42は、時刻T81でのリフレッシュタイ
ミング制御信号RFの立ち上がりをトリガーとし、ロウ
アドレスデータAddR=A1を非選択にし、リフレッ
シュアドレスRAdd“A0”を選択することで、時刻
T82でロウアドレスMAddは、“A1”から“A
0”に切り換る。
【0199】さらに、時刻T81でのリフレッシュタイ
ミング制御信号RFの立ち上がりを受けて、ロウイネー
ブル信号RE(図示せず)を立ち上げ、所定のパルス長
を有するロウイネーブル信号REをロウデコード回路3
1に供給する。このときロウデコード回路31には、第
2の切換え回路(MUX2)42からロウアドレスMA
dd=A0が入力されているので、時刻T79でTAd
d=A0で指定されるワード線Wordが活性化され、
メモリセルのリフレッシュ動作を行う。
【0200】その後、時刻T84で、リフレッシュタイ
ミング制御信号RFが立ち下がると、第2の切換え回路
(MUX2)42がセルフリフレッシュ動作の終了と判
断し、ロウアドレスMAddをTAdd=A0からロウ
アドレスデータAddR(A1)に切り替える。
【0201】実施例1、3と同様、上記所定時間(TA
1)は、時刻T79と時刻T80との間で表される既定
のワード線のパルス幅と、時刻T80と時刻T83との
間で表される時間間隔「t1」との合計時間に、各信号
間の遅延時間を加味した時間であるので、読出し・書込
み動作とセルフリフレッシュ動作との時間間隔が、回路
構成上考えられる最小の時間間隔「t1」となる条件を
強制的に発生させ、テストを行うことが可能となる。
【0202】次に、第2のワーストタイミング条件下で
行われるテスト動作につき図11を参照しながら説明す
る。テストモードへのエントリ(T85)からテスト用
ロウアドレスデータTAdd“A0”の取込(T89)
までは第1のワーストタイミング条件下のテスト動作と
同じである。
【0203】時刻T90において読出/書込アドレス信
号Addが“A0”から“A1”に変化すると、アドレ
ス遷移検出回路(ATD回路)25がアドレス変化を検
知して、時刻T91においてアドレス遷移検出信号AT
Dを立ち上げ、正のワンショットパルス信号としてアド
レス遷移検出信号ATDをロウコントロール回路26に
供給する。
【0204】更に、時刻T91におけるアドレス遷移検
出信号ATDの立ち上がりエッジを第2のテスト用リフ
レッシュパルス発生回路64が検出し、この時刻T91
から上記所定時間(TA2’)経過した時刻において、
1回のリフレッシュ動作に要する時間に相当したパルス
幅を有するワンショットパルス信号として第2のテスト
用リフレッシュパルス信号TREF2を発生する。
【0205】第2のテスト用リフレッシュパルス信号T
REF2が第3の切換え回路(MUX3)43を介して
第1の切換え回路(MUX1)41に供給されること
で、時刻T92で、第2のテスト用リフレッシュパルス
信号TREF2が、上記ノーマルリフレッシュ用パルス
信号REFと同じパルス幅を有するリフレッシュタイミ
ング制御信号RFとして第2の切換え回路(MUX2)
42に供給される。
【0206】時刻T92でのリフレッシュタイミング制
御信号RFの立ち上がりを受けて、第2の切換え回路
(MUX2)42は、リフレッシュ動作が起動されたと
判断し、データストア回路70から出力され第4の切換
え回路(MUX4)44を介してリフレッシュアドレス
RAddとして供給されるテスト用ロウアドレスデータ
TAdd=A0を選択することで、ロウアドレスMAd
dは、A0に切り替わる。
【0207】さらに、時刻T92でのリフレッシュタイ
ミング制御信号RFの立ち上がりを受けて、ロウイネー
ブル信号RE(図示せず)を立ち上げ、ロウイネーブル
信号REをロウデコード回路31に供給する。このとき
ロウデコード回路31には、第2の切換え回路(MUX
2)42からロウアドレスMAddが入力されているの
で、T94でロウアドレスMAdd(TAdd=A0)
で指定されるワード線Wordが活性化される。
【0208】以下、実施例1〜3同様にテスト用ロウア
ドレスTAdd(A0)で指定されるメモリセルのリフ
レッシュ動作が行なわれる。
【0209】次に、時刻T98でのアドレス遷移検出信
号ATDの立ち下りエッジをトリガーとして、ロウイネ
ーブル信号REが立ち上がりロウデコード回路31に供
給される。このときロウデコード回路31には、第2の
切換え回路(MUX2)42からロウアドレスMAdd
が入力されているので、T99でロウアドレスMAdd
(AddR=A1)で指定されるワード線Wordが活
性化される。以下、実施例1〜3と同様に、読出し/書
込動作が実行される。
【0210】実施例2、3と同様に、時刻T91でのア
ドレス遷移検出信号ATDの立ち上がりから時刻T99
での読出し・書込み動作のためのワード線の立ち上がり
までの時間が、上記所定時間(TA2)と、時刻T94
および時刻T96の間に相当するセルフリフレッシュ動
作におけるワードパルス幅と、「t2」で表される回路
構成上考えられる最小の時間間隔との合計時間に、各信
号間の遅延時間を加味した時間となるようにする。
【0211】従って、セルフリフレッシュ動作と読出し
・書込み動作との時間間隔が、回路構成上考えられる最
小の時間間隔「t2」となる条件を強制的に発生させ、
テストを行うことが可能となる。
【0212】以上のように、テストモードでは、読出し
・書込み動作だけでなくセルフリフレッシュ動作も装置
外部から入力されたリフレッシュアドレスに基づき行わ
れるため、読出し・書込み動作とセルフリフレッシュ動
作とのロウアドレスの関係を装置外部から任意に制御す
ることができる。すなわち、図3および図5における読
出し・書込みアドレス“A1”およびリフレッシュアド
レス“R0”を装置外部から任意に制御することができ
る。
【0213】本実施の形態に係る半導体記憶装置の動作
は、テストモードでのセルフリフレッシュ動作が、装置
外部から入力されデータストア回路70を介して供給さ
れるテスト用リフレッシュアドレスTAdd、すなわち
装置外部から入力されたリフレッシュアドレスに基づき
行われることが、上記第3の実施の形態に係る半導体記
憶装置の動作との主たる相違点である。従って、読出し
・書込みアドレス“A1”およびリフレッシュアドレス
“A0”の関係をワーストアドレス条件、例えば、隣接
する2つのワード線を指定するロウアドレスとすること
で、ワーストタイミング条件に加えワーストアドレス条
件下でのテストが可能となる。
【0214】続いて、図12のフローチャートを参照し
て、上記半導体記憶装置のテスト手順を説明する。以下
の説明では、第1のワーストタイミング条件でテストを
行った後、第2のワーストタイミング条件でテストを行
う場合を例にして説明する。
【0215】まず、実施例1、2と同様にホールド試験
(S1)、メモリ書込(S2)を行ない実施例3と同様
に、第1のワーストタイミング条件におけるテストモー
ドエントリを行なう(S4)。
【0216】次に、TAをHからLに切替えて、第3の
動作モード切り替え信号TE3をHに立ち上げること
で、データストア回路70がアドレスバッファ回路21
から出力されたロウアドレスAddR(テスト用リフレ
ッシュアドレスデータ)を取り込み、テスト用ロウアド
レスデータTAddとして第4の切換え回路(MUX
4)44に供給する。(ステップS5)。
【0217】次に、任意の読出/書込アドレス信号Ad
dをアドレス端子へ印加する(ステップS6)。
【0218】以上の過程によって、図3に示すロウアド
レス“A1”での読出し・書込み動作および最小時間間
隔「t1」をおいてロウアドレス“R0”でのセルフリ
フレッシュ動作が順次行われる。
【0219】次に、上記アドレスが指定するワード線に
接続されたメモリセルのデータを読み出し、データチェ
ックを行う(ステップS7)。そして、チェック結果が
「NG」であった場合は、テストを終了しチップを廃棄
する(ステップS9)。また、チェック結果が「PAS
S」であった場合は、テストの全てが終了したか否かを
判断し(ステップS8)、この判断結果が「NO」であ
った場合はステップS5へ戻る。
【0220】以後、テストの全てが終了したか否かの判
断結果が「YES」となるまで、ステップS5〜S8が
繰り返し実行される。
【0221】上記判断結果が「YES」となった場合、
次いで、テストモード選択信号TSをLからHに切り替
え第2の動作モード切り替え信号TE2をHに立ち上げ
て、第3の切換え回路(MUX3)43が第2のテスト
用リフレッシュパルス発生回路64から出力される第2
のテスト用リフレッシュパルス信号TREF2を選択す
るよう設定する。(ステップS10)。
【0222】次に、ステップS5と同様にテスト用リフ
レッシュアドレスデータAddRを、テスト用ロウアド
レスデータTAddとして第4の切換え回路(MUX
4)44に供給する。(ステップS11)。
【0223】次に、任意の読出/書込アドレス信号Ad
dをアドレス端子へ印加する(ステップS12)。
【0224】以上の過程によって、図5に示すロウアド
レス“R0”でのセルフリフレッシュ動作および最小時
間間隔「t2」をおいてロウアドレス“A1”での読出
し・書込み動作が順次行われる。
【0225】次に、上記アドレスが指定するワード線に
接続されたメモリセルのデータを読み出し、データチェ
ックを行う(ステップS13)。そして、チェック結果
が「NG」であった場合は、テストを終了しチップを廃
棄する(ステップS15)。また、チェック結果が「P
ASS」であった場合は、テストの全てが終了したか否
かを判断し(ステップS14)、この判断結果が「N
O」であった場合はステップS11へ戻る。
【0226】以後、テストの全てが終了したか否かの判
断結果が「YES」となるまで、ステップS11〜S1
4が繰り返し実行される。
【0227】以上説明したように、本発明に係る第4の
実施の形態によれば、上記第1乃至第3の実施の形態で
得られる効果に加え、読出し・書込み動作のロウアドレ
スとセルフリフレッシュ動作のロウアドレスとの関係に
ついても着目してワーストアドレス条件を強制的に発生
させテストを行うことが可能となる。すなわち、ワース
トタイミング条件に加えワーストアドレス条件も強制的
に発生させテストを行うことが可能となる。
【0228】(第5の実施の形態)以下、図面を参照し
本発明の第5の実施の形態について説明する。図13
は、本発明の第5の実施の形態の半導体記憶装置の構成
を示すブロック図である。図14は、図13に示す半導
体記憶装置の第1のワースト条件下でのテスト動作を示
すタイミングチャートである。図15は、図13に示す
半導体記憶装置の第2のワースト条件下でのテスト動作
を示すタイミングチャートである。
【0229】上記第1乃至第4の実施の形態によれば、
テストモードにおけるリフレッシュ動作のタイミングを
決めるにあたり、外部入力されたアドレスの変化を検知
する信号、すなわちアドレス遷移検出回路(ATD回
路)25で発生するアドレス遷移検出信号をトリガーと
してテスト用リフレッシュパルスを発生させるよう構成
したことで、読出し・書込み動作とリフレッシュ動作と
を、強制的に近接して発生させることが可能となる。
【0230】しかしながら、擬似SRAMには、アドレ
スの変化だけではなく、外部入力されたチップ又はバン
ク等の選択された領域を選択的に活性化する信号、例え
ばチップセレクト信号等にも依存してATD信号を発生
するものがある。チップセレクト信号/CSの入力は、
内部タイマ回路50が発生するタイミング信号TMと必
ずしも同期しているとは限らないので、通常動作モード
でのリフレッシュ動作と、チップセレクト信号/CSの
活性化タイミングに基づく読出し・書込み動作との時間
間隔についてもテストを行う必要がある場合がある。
【0231】すなわち、上記第1乃至第4の実施の形態
における説明は、チップセレクト信号/CSが活性状態
にあることを前提とした説明であったが、以下の説明で
は、アドレスの変化はなく、チップセレクト信号/CS
が非活性状態から活性状態へ遷移することを前提にす
る。なお、本実施例の半導体記憶装置は/CS=1で
は、非活性状態に設定され、/CS=Lでは活性状態に
設定されるものとする。/CSの立下りに伴いアドレス
遷移検出回路(ATD回路)25がアドレス遷移検出信
号ATDを発生し、このアドレス遷移検出信号ATDを
トリガーとして、上記第1のワーストタイミング条件及
び第2のワーストタイミング条件下でのテスト動作を行
う。
【0232】次に、テストモード動作につき説明する。
このテストモード動作は、前述したように、第1のワー
ストタイミング条件下で行われるテスト動作と、第2の
ワーストタイミング条件下で行われるテスト動作とがあ
る。図14は、第1のワーストタイミング条件下で行わ
れるテスト動作を説明するためのタイミングチャートで
ある。図15は、第2のワーストタイミング条件下で行
われるテスト動作を説明するためのタイミングチャート
である。
【0233】実施例1〜4との相違点は、/CSの立下
り(非活性状態から活性状態への切り替わり)に伴って
アドレス遷移検出信号ATDが発生することだけであ
る。
【0234】すなわち、図14に示す第1のワーストタ
イミング条件下のテスト動作では、T102における/
CSの立下りを受けて、アドレス遷移検出信号ATDが
発生する(T103)。以下、実施例1〜4と同様に、
アドレスA0で指定されるメモリセルの読出し・書込み
動作と、アドレスA1で指定されるワード線に関するリ
フレッシュ動作とが、所定の時間間隔t1で発生する。
なお、図14はリフレッシュ・アドレスを外部入力する
テスト動作(実施例4)を例としたものであるので、テ
ストモードエントリ(T101)、リフレッシュアドレ
スの取り込みなどは、実施例4と同様に行なわれる。
【0235】さらに、図15に示す第2のワーストタイ
ミング条件下のテスト動作に関しても、/CSの立下り
(T105)を受けて、アドレス遷移検出信号ATDが
発生する(T105)以外は実施例1〜4と同様であ
り、アドレスA2で指定されるワード線に関するリフレ
ッシュ動作とアドレスA0で指定されるメモリセルの読
出し・書込み動作とが、所定の時間間隔t2で発生す
る。テストモードエントリ(T104)、リフレッシュ
アドレスの取り込みなども、図14と同様に実施例4と
同じ手順で行なわれる。
【0236】更に、上記第1乃至第5の実施の形態で
は、テストモードの際に動作するテスト回路部が半導体
記憶装置に内蔵された場合の1例を示したが、必要に応
じ、メモリセルアレイと周辺回路とからなる半導体記憶
装置の回路全体が単一のチップ上に実装されるような形
態であっても良いし、或いは回路全体が幾つかの機能ブ
ロックに分割されていて、各機能ブロックを別々のチッ
プに実装するような形態であっても良い。後者の場合、
メモリセルアレイと周辺回路とを別々のチップに搭載し
て一つのパッケージに封止する混載ICとしても良い。
つまり、メモリチップの外部に設けたコントロールチッ
プからの各種の制御信号をメモリチップへ供給するよう
な構成も本発明の範疇に属する。
【0237】また、本発明は、上記実施形態の構成に限
定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
で種々の変形が可能である。
【0238】
【発明の効果】本発明によれば、互いに独立に発生する
半導体記憶装置の読出し・書込み動作とセルフリフレッ
シュ動作とが近接して発生しても干渉による誤動作が発
生しないことを保証するため、所定の時間間隔を強制的
に与えて動作させ、誤動作が発生しないことを確認する
ための動作チェックを行うことが可能となった。
【0239】また、読出し・書込み動作のロウアドレス
とセルフリフレッシュ動作のロウアドレスとの関係につ
いても着目してワーストアドレス条件を強制的に発生さ
せテストを行うことで、ワーストタイミング条件に加え
ワーストアドレス条件も強制的に発生させテストを行う
ことが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施の形態における半導体
記憶装置(疑似SRAM)の回路構成を示すブロック図
である。
【図2】図1に示す半導体記憶装置の通常動作を示すタ
イミングチャートである。
【図3】図1に示す半導体記憶装置のテスト動作を示す
タイミングチャートである。
【図4】図1に示す半導体記憶装置のテスト手順を示す
フローチャートである。
【図5】本発明の第2の実施の形態における半導体記憶
装置のテストモードでの動作を示すタイミングチャート
である。
【図6】本発明の第3の実施の形態における半導体記憶
装置(疑似SRAM)の回路構成を示すブロック図であ
る。
【図7】図6に示す半導体記憶装置のテストモードでの
動作を示すタイミングチャートである。
【図8】図6に示す半導体記憶装置のテスト手順を示す
フローチャートである。
【図9】本発明の第4の実施の形態における半導体記憶
装置(疑似SRAM)の回路構成を示すブロック図であ
る。
【図10】図9に示す半導体記憶装置のテストモードで
の動作を示すタイミングチャートである。
【図11】図9に示す半導体記憶装置のテストモードで
の動作を示すタイミングチャートである。
【図12】図9に示す半導体記憶装置のテスト手順を示
すフローチャートである。
【図13】本発明の第5の実施の形態における半導体記
憶装置(疑似SRAM)の回路構成を示すブロック図で
ある。
【図14】図13に示す半導体記憶装置のテストモード
での動作を示すタイミングチャートである。
【図15】図13に示す半導体記憶装置のテストモード
での動作を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
21 アドレスバッファ回路 25 アドレス遷移検出回路(ATD回路) 26 ロウコントロール回路 27 カラムコントロール回路 30 メモリセルアレイ 31 ロウデコード回路 33 センスアンプ回路 35 カラムデコード回路 36 I/Oバッファ 41 第1の切換え回路(MUX1) 42 第2の切換え回路(MUX2) 43 第3の切換え回路(MUX3) 44 第4の切換え回路(MUX4) 50 タイマ回路 53 テストモードエントリ回路 60 リフレッシュパルス発生回路 62 第1のテスト用リフレッシュパルス発生回路 64 第2のテスト用リフレッシュパルス発生回路 66 リフレッシュアドレス発生回路 70 データストア回路 Add 入力端子 ATD アドレス遷移検出信号 Add 読出/書込アドレス信号 AddR ロウアドレスデータ TAdd テスト用ロウアドレスデータ MAdd ロウアドレス RAdd リフレッシュアドレス RE ロウイネーブル信号 CE カラムイネーブル信号 CC カラムコントロール信号 SE センスイネーブル信号 AddC カラムアドレスデータ TM タイミング信号 RF リフレッシュタイミング制御信号 REF ノーマルリフレッシュ用パルス信号 TREF1 第1のテスト用リフレッシュパルス信号 TREF2 第2のテスト用リフレッシュパルス信号 TE テストモードエントリ信号 TS テストモード選択信号 TA テストモード選択信号 TE1 第1の動作モード切り替え信号 TE2 第2の動作モード切り替え信号 TE3 第3の動作モード切り替え信号 TE4 第4の動作モード切り替え信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内田 祥三 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 Fターム(参考) 2G132 AA08 AC03 AG02 AG03 AG08 AG09 AK09 AK12 AK15 AK18 AL09 AL11 5L106 AA01 DD00 DD11 EE06 GG03 5M024 AA91 BB22 BB30 BB35 BB36 BB39 BB40 DD87 DD90 EE05 EE23 EE30 KK22 MM04 MM06 MM10 PP01 PP07 PP10

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リフレッシュを必要とする複数のメモリ
    セルと、 入力アドレス信号に対応するメモリセルにアクセスし、
    読出しあるいは書き込みを行なうアクセス制御回路と、 通常動作モードにおいては、前記アクセス動作とは独立
    に発生されるリフレッシュタイミングでリフレッシュを
    行ない、 テストモードにおいては、前記アクセス動作に応答して
    発生されるリフレッシュタイミングでリフレッシュを行
    なうリフレッシュ制御回路と、を備えることを特徴とす
    る半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記アクセス動作は、前記入力アドレス
    信号の変化に応答して発生することを特徴とする請求項
    1に記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記アクセス動作は、前記半導体記憶装
    置を非活性状態から活性状態に切り替える活性化制御信
    号の変化に応答して発生することを特徴とする請求項1
    に記載の半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記リフレッシュ制御回路は、前記テス
    トモードにおいて前記アクセスと前記アクセスに応答し
    て発生される リフレッシュとの時間間隔を制御することを特徴とする
    請求項1に記載の半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記リフレッシュ制御回路は、 前記テストモードにおいて、前記アクセスが完了してか
    ら所定の時間をおいてリフレッシュが開始するように前
    記リフレッシュタイミングを制御することを特徴とする
    請求項1に記載の半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記リフレッシュ制御回路は、 前記テストモードにおいて、リフレッシュが完了してか
    ら所定の時間をおいて前記アクセスが開始するように前
    記リフレッシュタイミングを制御することを特徴とする
    請求項1に記載の半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 前記テストモードにおいてリフレッシュ
    されるワード線は、外部入力されたアドレスで指定され
    ることを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】 リフレッシュを必要とする複数のメモリ
    セルと、入力アドレス信号に応答してアドレス遷移検出
    信号を発生するアドレス遷移検出回路と、 通常動作モードにおいては前記アドレス遷移検出信号と
    は独立な通常動作用リフレッシュタイミング信号を発生
    し、テストモードにおいては前記アドレス遷移検出信号
    に応答してテスト用リフレッシュタイミング信号を発生
    するリフレッシュタイミング発生回路と、を備えること
    を特徴とする半導体記憶装置。
  9. 【請求項9】 前記アドレス遷移検出信号に応答して前
    記入力アドレス信号に対応するメモリセルにアクセスし
    読出しあるいは書き込みを行なうとともに、前記リフレ
    ッシュタイミング発生回路の出力信号に応答してリフレ
    ッシュを行なうメモリセル制御回路を備え、 前記リフレッシュタイミング発生回路は、 前記テキストモードにおいて、前記入力アドレス信号の
    変化に応答するアクセスとリフレッシュとが所定の時間
    間隔で行なわれるように、前記テスト用リフレッシュタ
    イミング信号を発生することを特徴とする請求項8に記
    載の半導体記憶装置。
  10. 【請求項10】 前記テスト用リフレッシュタイミング
    信号は、 前記アクセスを完了してから前記所定の時間をおいてリ
    フレッシュを開始するように設定されることを特徴とす
    る請求項9に記載の半導体記憶装置。
  11. 【請求項11】 前記テスト用リフレッシュタイミング
    信号は、 前記リフレッシュを完了してから前記所定の時間をおい
    て前記アクセスを開始するように設定されることを特徴
    とする請求項8に記載の半導体記憶装置。
  12. 【請求項12】 入力されるテストモードエントリ信号
    に応答して、前記通常動作モードと前記テストモードと
    のいずれか一方に設定されることを特徴とする請求項8
    に記載の半導体記憶装置。
  13. 【請求項13】 前記テストモードエントリ信号に応答
    し、前記通常動作用リフレッシュタイミング信号と前記
    テスト用リフレッシュタイミング信号とのいずれか一方
    を選択して前記メモリセル制御回路に供給するリフレッ
    シュタイミング切り替え回路を備えることを特徴とする
    請求項12に記載の半導体記憶装置。
  14. 【請求項14】 前記リフレッシュタイミング切り替え
    回路の出力信号に応答し、前記入力アドレス信号とリフ
    レッシュアドレス信号とのいずれか一方を選択して前記
    メモリセル回路に供給するアドレス切り替え回路を備え
    ることを特徴とする請求項13に記載の半導体記憶装
    置。
  15. 【請求項15】 前記リフレッシュタイミング発生回路
    は、 メモリセルに対する前記アクセスを完了してから第1の
    所定時間をおいてリフレッシュを開始するように設定さ
    れた第1のテスト用リフレッシュタイミング信号と、 前記リフレッシュを完了してから第2の所定の時間をお
    いてアクセスを開始するように設定された第2のテスト
    用リフレッシュタイミング信号と、を発生することを特
    徴とする請求項9に記載の半導体記憶装置。
  16. 【請求項16】 入力されるテスト用リフレッシュタイ
    ミング選択信号に応答し、前記第1のテスト用リフレッ
    シュタイミング信号と前記第2のテスト用リフレッシュ
    タイミング信号とのいずれか一方を選択して前記リフレ
    ッシュタイミング切り替え回路に供給するテスト用リフ
    レッシュタイミング切り替え回路を備えることを特徴と
    する請求項15に記載の半導体記憶装置。
  17. 【請求項17】 前記リフレッシュアドレス信号は、内
    部発生されたアドレス信号であることを特徴とする請求
    項14に記載の半導体記憶装置。
  18. 【請求項18】 入力されるテスト用リフレッシュアド
    レス選択信号に応答し、内部発生されたアドレス信号と
    外部入力されたアドレス信号とのいずれか一方を選択し
    て前記アドレス切り替え回路に供給するテスト用リフレ
    ッシュアドレス切り替え回路を備えることを特徴とする
    請求項14に記載の半導体記憶装置。
  19. 【請求項19】 前記通常動作用リフレッシュタイミン
    グ信号は、前記アドレス遷移検出信号とは独立に動作す
    るタイマー回路の出力信号に基づいて発生されることを
    特徴とする請求項8に記載の半導体記憶装置。
  20. 【請求項20】 前記アドレス遷移検出信号は、前記半
    導体記憶装置を非活性状態から活性状態に切り替える活
    性化制御信号の変化に応答して発生されることを特徴と
    する請求項8記載の半導体記憶装置。
  21. 【請求項21】 入力アドレス信号に対応するメモリセ
    ルへのアクセスとは独立な通常動作用リフレッシュタイ
    ミングと、メモリセルへのアクセスに応答するテスト用
    リフレッシュタイミングと、を発生することを特徴とす
    るリフレッシュタイミング発生回路と、 入力されるテストモードエントリ信号に応答し、前記通
    常動作用リフレッシュタイミング信号と前記テスト用リ
    フレッシュタイミング信号とのいずれか一方を選択して
    出力するリフレッシュタイミング切り替え回路と、を有
    することを特徴とするテスト回路。
  22. 【請求項22】 前記アクセスと前記アクセスに対応す
    るリフレッシュとが所定の時間間隔で発生するように前
    記テスト用リフレッシュタイミングを制御することを特
    徴とする請求項21に記載のテスト回路。
  23. 【請求項23】 前記アクセスが完了してから所定の時
    間をおいてリフレッシュが開始されるように前記テスト
    用リフレッシュタイミングを設定することを特徴とする
    請求項21に記載のテスト回路。
  24. 【請求項24】 リフレッシュが完了してから所定の時
    間をおいて前記アクセスが開始されるように前記テスト
    用リフレッシュタイミングを設定することを特徴とする
    請求項21に記載のテスト回路。
  25. 【請求項25】 入力されるテスト用リフレッシュアド
    レス選択信号に応答し、内部発生されたアドレス信号と
    外部入力されたアドレス信号とのいずれか一方を選択し
    て出力するテスト用リフレッシュアドレス切り替え回路
    を有することを特徴とする請求項21に記載のテスト回
    路。
  26. 【請求項26】 リフレッシュを必要とする複数のメモ
    リセルを有する半導体記憶装置のテスト方法であって、 前記メモリセルに所定のテストパターンを書き込むステ
    ップと、 入力アドレス信号に対応するメモリセルへのアクセスと
    は独立なリフレッシュタイミングを非選択とし、前記ア
    クセスに応答するリフレッシュタイミングを選択とする
    ステップと、 前記アクセスと前記アクセスに対応するリフレッシュと
    を、予め設定された時間間隔で行なうステップと、 前記メモリセルから読出したデータを前記テストパター
    ンと照合することで前記半導体装置が良品であるか不良
    品であるかを判定するステップと、 を有することを特徴とする半導体記憶装置のテスト方
    法。
  27. 【請求項27】 前記テスト方法は、リフレッシュを行
    なうワード線を外部入力アドレス信号によって指定する
    ステップを有することを特徴とする請求項26に記載の
    半導体記憶装置のテスト方法。
  28. 【請求項28】 メモリセルのリフレッシュタイミング
    を発生するリフレッシュタイミング発生回路であって、 入力アドレス信号に対応するメモリセルへのアクセスと
    は独立な通常動作用リフレッシュタイミングと、 メモリセルへのアクセスに応答するテスト用リフレッシ
    ュタイミングと、 を発生することを特徴とするリフレッシュタイミング発
    生回路。
  29. 【請求項29】 前記アクセスと前記アクセスに対応す
    るリフレッシュとが所定の時間間隔で発生するように前
    記テスト用リフレッシュタイミングを制御することを特
    徴とする請求項28に記載の半導体記憶装置のテスト方
    法。
  30. 【請求項30】 メモリセルのリフレッシュタイミング
    制御方法であって、 通常動作モードにおいては、入力アドレス信号に対応す
    るメモリセルへのアクセスとは独立に発生されるタイミ
    ングに基づいてリフレッシュを行ない、 テストモードにおいては、前記アクセスに応答して発生
    されるタイミングに基づいてリフレッシュを行なうこと
    を特徴とするリフレッシュタイミング制御方法。
  31. 【請求項31】 前記テストモードにおいては、前記ア
    クセスと前記アクセスに対応するリフレッシュとが所定
    の時間間隔で発生するようにリフレッシュを行なうこと
    を特徴とする請求項30に記載のリフレッシュタイミン
    グ制御方法。
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