JP2008157058A - 燃料噴射弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】ピエゾアクチュエータをインジェクタボデーに組み付ける際に、リード線が折れ曲がることなく進み、その後リード線が容易に折れ曲がることができるようにする。
【解決手段】ピエゾアクチュエータ2に固定された固定保持部材91と、この固定保持部材91に対して相対的に移動可能な移動保持部材92とにより、リード線21、22の折れ曲がりを防止する保持部材9を構成する。保持部材9を伸ばした状態でアクチュエータ2をインジェクタボデー4に組み付けることにより、リード線21、22は折れ曲がることなく進む。移動保持部材92がガイド部材8に当接した後は、移動保持部材92が固定保持部材91の内部に入り込んでリード線21、22の露出部位が長くなり、リード線21、22の露出部位はガイド孔81、82の方向に折れ曲がってガイド孔81、82内を進む。
【選択図】図1

Description

本発明は、ピエゾアクチュエータにてノズルの開閉作動を制御する燃料噴射弁に関するものである。
従来の燃料噴射装置は、コモンレール内に蓄えられた高圧燃料を燃料噴射弁を介して内燃機関の各気筒の燃焼室内に噴射供給するように構成されている。燃料噴射弁は、噴孔をニードルにて開閉して開弁時に燃料を噴射するノズルや、ニードルにおける反噴孔側に作用する圧力を制御してノズルの開閉作動を制御するピエゾアクチュエータを備えている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、車輌に搭載される内燃機関に用いられる燃料噴射弁は、搭載性向上や、軽量化による燃費向上等のために、小型化の要求がある。その実現手段の一つとして、インジェクタボデー形状をペンシル型と呼ばれるトップフィード形状にしたものがある。これは、インジェクタボデーの軸方向の一端(トップ)に、高圧燃料の配管が接続される構成になっている。
特開2002−257002号公報
しかしながら、このトップフィード形状の場合、インジェクタボデーの一端(トップ)側からピエゾアクチュエータを組み付けることができないため、ピエゾアクチュエータは、インジェクタボデーの他端側からの組付けとなる。
具体的には、給電用の2本のリード線を予めピエゾアクチュエータに接合しておき、まずリード線をインジェクタボデーに挿入し、続いてピエゾアクチュエータをインジェクタボデーに挿入する。そして、ピエゾアクチュエータをインジェクタボデーに挿入することによって、リード線はインジェクタボデー内を進み、リード線の先端がインジェクタボデーの外部に出てくるようになっている。
ここで、電気接続するためのコネクタはインジェクタボデーの側面に配置される。このため、ピエゾアクチュエータをインジェクタボデーに組み付ける際には、給電用の2本のリード線は、ピエゾアクチュエータの挿入方向に進んだ後に、インジェクタボデー側面のリード線取り出し部に進む。すなわち、リード線は、ピエゾアクチュエータの挿入方向からリード線取り出し方向へと角度変化が強いられる。
角度の変化はリード線のフレキシブル性を活かせば難なくできることであるが、リード線は角度変化位置に達するまでは折れ曲がることなく進む必要がある。つまり、リード線には相反する特性が要求されるが、それを両立させることが困難であった。
本発明は上記点に鑑みて、ピエゾアクチュエータをインジェクタボデーに組み付ける際に、リード線が折れ曲がることなく進み、その後リード線が容易に折れ曲がることができるようにすることを目的とする。
本発明は、ピエゾアクチュエータ(2)をインジェクタボデー(4)に挿入しつつ、ピエゾアクチュエータ(2)に接合されたリード線(21、22)をインジェクタボデー(4)の外部に取り出すように構成された燃料噴射弁において、ピエゾアクチュエータ(2)に固定されてリード線(21、22)の折れ曲がりを防止する保持部材(9)を備え、保持部材(9)がリード線(21、22)の長手方向に伸縮可能に構成されていることを特徴とする。
このようにすれば、保持部材(9)を伸ばした状態でピエゾアクチュエータ(2)をインジェクタボデー(4)に組み付けることにより、リード線(21、22)は折れ曲がることなく進むことができる。そして、保持部材(9)の先端が例えばインジェクタボデー(4)に当接した後に、ピエゾアクチュエータ(2)をインジェクタボデー(4)内にさらに押し込むと、保持部材(9)が短くなり、リード線(21、22)において保持部材(9)から露出した部位の長さが長くなり、そのリード線(21、22)の露出部位は容易に折れ曲がることができる。
この場合、保持部材(9)を、リード線(21、22)の長手方向に相対的に移動可能な複数個の部品にて構成すれば、伸縮可能な保持部材(9)を容易に得ることができる。
また、この場合、移動保持部材(92、93)に、リード線(21、22)が貫通する2つのリード線貫通孔(921、922、931、932)を設ければ、2本のリード線(21、22)を極性に応じて位置決めすることができるので、ピエゾアクチュエータ(2)をインジェクタボデー(4)に組み付けた際に、各リード線(21、22)をそれぞれ所定の取り出し位置に案内することができる。
なお、特許請求の範囲およびこの欄で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について説明する。図1は本発明の第1実施形態に係る燃料噴射弁の組み付け工程を示す要部の断面図、図2は図1のピエゾアクチュエータおよび保持部材を示す断面図、図3は図1の燃料噴射弁の全体構成を示す模式的な断面図である。
まず、図3に基づいて、燃料噴射弁の基本的な構成、作動について説明する。燃料噴射弁は、コモンレール(図示せず)内に蓄えられた高圧燃料をディーゼル内燃機関(図示せず)の気筒内に噴射するものであり、開弁時に燃料を噴射するノズル1、電荷の充放電により伸縮するピエゾアクチュエータ2、ピエゾアクチュエータ2により駆動されてノズル1の背圧を制御する背圧制御機構3を備えている。
ノズル1は、噴孔11が形成されたノズルボデー12、ノズルボデー12の弁座に接離して噴孔11を開閉するニードル13、ニードル13を閉弁向きに付勢するスプリング14を備えている。
ピエゾアクチュエータ2は、図示しない電源の正極端子に接続される正極リード線21と、電源の負極端子に接続される負極リード線22とを備えている。
背圧制御機構3のバルブボデー31内には、ピエゾアクチュエータ2の伸縮に追従して移動するピストン32、ピストン32をピエゾアクチュエータ2側に向かって付勢する皿ばね33、ピストン32に駆動される球状の弁体34が収納されている。因みに、図3ではバルブボデー31を1つの部品として図示しているが、実際には複数に分割されている。
略円筒状のインジェクタボデー4は、燃料噴射弁軸線方向に延びる第1収納孔41が形成されており、この第1収納孔41にピエゾアクチュエータ2および背圧制御機構3が収納されている。また、略円筒状のリテーナ5をインジェクタボデー4に螺合させることにより、インジェクタボデー4の端部にノズル1が保持されている。
ノズルボデー12、インジェクタボデー4、およびバルブボデー31には、コモンレールから常に高圧燃料が供給される高圧通路6が形成され、インジェクタボデー4およびバルブボデー31には、図示しない燃料タンクに接続される低圧通路7が形成されている。
ニードル13における噴孔11側の外周面とノズルボデー12の内周面との間には、高圧室15が形成されている。この高圧室15は、ニードル13が開弁方向に変位した際に噴孔11と連通する。また、高圧室15には、高圧通路6を介して常に高圧燃料が供給されている。ニードル13における反噴孔側には背圧室16が形成されている。この背圧室16には前述したスプリング14が配置されている。
バルブボデー31には、バルブボデー31内の高圧通路6とノズル1の背圧室16とを連通させる経路中に高圧シート面35が形成され、バルブボデー31内の低圧通路7とノズル1の背圧室16とを連通させる経路中に低圧シート面36が形成されている。そして、高圧シート面35と低圧シート面36との間に前述した弁体34が配置されている。
上記構成において、ピエゾアクチュエータ2が縮んだ状態では、図3に示すように弁体34が低圧シート面36に接して背圧室16は高圧通路6と接続され、背圧室16には高圧の燃料圧が導入される。そして、この背圧室16内の燃料圧とスプリング14とによってニードル13が閉弁向きに付勢されて噴孔11が閉じられている。
一方、ピエゾアクチュエータ2に電圧が印加されてピエゾアクチュエータ2が伸びた状態では、弁体34が高圧シート面35に接して背圧室16は低圧通路7と接続され、背圧室16内は低圧になる。そして、高圧室15内の燃料圧によってニードル13が開弁向きに付勢されて噴孔11が開かれ、この噴孔11から内燃機関の気筒内へ燃料が噴射される。
次に、本実施形態の燃料噴射弁の具体的な構成について説明する。図1に示すように、インジェクタボデー4における反ノズル側の端部(以下、トップという)に、配管接続用の雄ねじ部42が形成されている。そして、インジェクタボデー4のトップに高圧燃料の配管が接続されて、コモンレールから高圧燃料が燃料噴射弁に供給されるようになっている。
インジェクタボデー4には、前述したように、燃料噴射弁軸線方向に延びる円柱状の第1収納孔41が形成されている。また、インジェクタボデー4には、第1収納孔41の奥側に、第1収納孔41よりも小径の円柱状の第2収納孔43が、第1収納孔41と同軸に形成されている。
さらに、第2収納孔43とインジェクタボデー4の外部とを連通させる円柱状の連通孔44が形成されている。連通孔44は、燃料噴射弁軸線に対して傾斜している。具体的には、連通孔44は、インジェクタボデー4の径方向中心側からインジェクタボデー4の外部側に行くにしたがって、インジェクタボデー4のトップに近づくように傾斜している。
連通孔44には、ピエゾアクチュエータ2の2本のリード線21、22をそれぞれ所定の取り出し位置にガイドするガイド部材8が挿入されている。このガイド部材8は、その一端から他端まで貫通する第1ガイド孔81および第2ガイド孔82を有し、耐熱性に富み軽量で絶縁性を有する樹脂にて円柱状に形成されている。
図2に示すように、ピエゾアクチュエータ2には、2本のリード線21、22の折れ曲がりを防止する保持部材9が装着されている。この保持部材9は、ピエゾアクチュエータ2に固定された固定保持部材91と、この固定保持部材91に対して相対的に移動可能な移動保持部材92とからなる。
固定保持部材91は、樹脂または金属にて、円筒状に形成されている。そして、固定保持部材91は、その一端をピエゾアクチュエータ2の外周側に圧入して固定されている。
移動保持部材92は、その一端から他端まで貫通する2つのリード線貫通孔921、922を有し、耐熱性に富み軽量で絶縁性を有する樹脂にて円柱状に形成されている。
リード線21、22は、固定保持部材91の内部を通り、さらに移動保持部材92のリード線貫通孔921、922を貫通して、リード線21、22の先端が移動保持部材92から露出している。
移動保持部材92は固定保持部材91内に摺動可能に挿入され、移動保持部材92と固定保持部材91が相対的に移動することにより、保持部材9がリード線21、22の長手方向に伸縮する。
次に、ピエゾアクチュエータ2の、インジェクタボデー4への組み付けについて説明する。
まず、図1に示すように、インジェクタボデー4の連通孔44にガイド部材8を挿入する。なお、この時点では、インジェクタボデー4にはガイド部材8以外は組み付けられていない。次いで、保持部材9を伸ばした状態(図2の状態)にして、インジェクタボデー4の第1収納孔41にリード線21、22および保持部材9を挿入し、引き続いてピエゾアクチュエータ2の本体部を第1収納孔41に押し込むようにして挿入する。
このピエゾアクチュエータ2の本体部を第1収納孔41に押し込む過程において、移動保持部材92の先端がガイド部材8の端部に当接するまでは(図1(a)参照)、保持部材9は伸びた状態になっていてリード線21、22のほぼ全域が保持部材9により保持されているため、リード線21、22は折れ曲がることなく第1収納孔41および第2収納孔43内を進むことができる。
移動保持部材92の先端がガイド部材8の端部に当接した後に、ピエゾアクチュエータ2をインジェクタボデー4内にさらに押し込むと、図1(b)、図1(c)に示すように、移動保持部材92が固定保持部材91の内部に入り込んで保持部材9が短くなり、リード線21、22において移動保持部材92から露出した部位の長さが長くなる。そして、リード線21、22の露出部位は容易に折れ曲がることができるので、リード線21、22はガイド部材8のガイド孔81、82に侵入した後、ガイド孔81、82の方向に折れ曲がってガイド孔81、82内を進むことができる。
なお、2本のリード線21、22を極性に応じて位置決めした状態で、ピエゾアクチュエータ2を第1収納孔41に押し込むことにより、例えば正極リード線21を第1ガイド孔81に導き、負極リード線22を第2ガイド孔82に導くことができる。
図1(c)に示すように、ピエゾアクチュエータ2を第1収納孔41の最も奥まで押し込んだ状態では、ピエゾアクチュエータ2に装着したOリング21が第2収納孔43に密着して、第1収納孔41と第2収納孔43との間がシールされる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態について説明する。図4は本発明の第2実施形態に係る燃料噴射弁におけるピエゾアクチュエータおよび保持部材を示す断面図である。本実施形態は、保持部材9の構成が第1実施形態と異なっている。なお、第1実施形態と同一もしくは均等部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。
図4に示すように、固定保持部材91は、移動保持部材92側の端部に、筒部から径内方側に向かって延びる鍔部911が形成されている。移動保持部材92は、固定保持部材91側の端部に、筒部から径外方側に向かって延びる鍔部923が形成されている。そして、両鍔部911、923が係合することにより、移動保持部材92の最大突出量、ひいては保持部材9の最大長さが規制される。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態について説明する。図5は本発明の第3実施形態に係る燃料噴射弁におけるピエゾアクチュエータおよび保持部材を示す断面図である。本実施形態は、保持部材9の構成が第1実施形態と異なっている。なお、第1実施形態と同一もしくは均等部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。
図5に示すように、保持部材9は、ピエゾアクチュエータ2に固定された固定保持部材91と、この固定保持部材91に対して相対的に移動可能な2つの移動保持部材92、93とからなる。
第1移動保持部材92は、樹脂または金属にて、円筒状に形成されている。第1移動保持部材92は固定保持部材91内に摺動可能に挿入されている。
第2移動保持部材93は、その一端から他端まで貫通する2つのリード線貫通孔931、932を有し、耐熱性に富み軽量で絶縁性を有する樹脂にて円柱状に形成されている。第2移動保持部材93は第1移動保持部材92内に摺動可能に挿入されている。
リード線21、22は、固定保持部材91および第1移動保持部材92の内部を通り、さらに第2移動保持部材93のリード線貫通孔931、932を貫通して、リード線21、22の先端が第2移動保持部材93から露出している。
そして、移動保持部材92と固定保持部材91が相対的に移動し、また、第2移動保持部材93と第1移動保持部材92が相対的に移動することにより、保持部材9がリード線21、22の長手方向に伸縮する。
(第4実施形態)
本発明の第4実施形態について説明する。図6は本発明の第4実施形態に係る燃料噴射弁におけるピエゾアクチュエータおよび保持部材を示す断面図である。本実施形態は、保持部材9の構成が第1実施形態と異なっている。なお、第1実施形態と同一もしくは均等部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。
図6に示すように、固定保持部材91は、その一端から他端まで貫通する2つのリード線貫通孔912、913を有し、円柱状に形成されている。固定保持部材91は、その一端をピエゾアクチュエータ2の内周側に圧入して固定されている。移動保持部材92は、有底円筒状に形成され、その底部に2つのリード線貫通孔921、922が形成されている。
リード線21、22は、固定保持部材91のリード線貫通孔912、913を通り、さらに移動保持部材92のリード線貫通孔921、922を貫通して、リード線21、22の先端が移動保持部材92から露出している。
移動保持部材92内に固定保持部材91が摺動可能に挿入され、移動保持部材92と固定保持部材91が相対的に移動することにより、保持部材9がリード線21、22の長手方向に伸縮する。
(第5実施形態)
本発明の第5実施形態について説明する。図7は本発明の第5実施形態に係る燃料噴射弁における保持部材を示す斜視図である。本実施形態は、保持部材9の構成が第1実施形態と異なっている。なお、第1実施形態と同一もしくは均等部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。
図7に示すように、移動保持部材92は、円盤状の板部924と、板部924から固定保持部材91側に向かって平行に延びる2つのシャフト925を有し、板部924に2つのリード線貫通孔921、922が形成されている。
固定保持部材91は、その一端から他端まで貫通する2つのリード線貫通孔912、913を有し、円柱状に形成されている。固定保持部材91は、その一端をピエゾアクチュエータ2(図1参照)の内周側に圧入して固定されている。また、固定保持部材91の外周部には、移動保持部材92のシャフト925を摺動可能に保持する2つの溝914が形成されている。溝914は、本発明の摺動保持部に相当する。なお、溝914は、孔であってもよい。
リード線21、22は、固定保持部材91のリード線貫通孔912、913を通り、さらに移動保持部材92のリード線貫通孔921、922を貫通して、リード線21、22の先端が移動保持部材92から露出している。
移動保持部材92のシャフト925は固定保持部材91の溝914内に摺動可能に挿入され、移動保持部材92と固定保持部材91が相対的に移動することにより、保持部材9がリード線21、22の長手方向に伸縮する。
(第6実施形態)
本発明の第6実施形態について説明する。図8は本発明の第6実施形態に係る燃料噴射弁における保持部材を示す斜視図である。
第5実施形態では、移動保持部材92に2つのシャフト925を設けるとともに、固定保持部材91に2つの溝914を設けたが、図8に示すように、移動保持部材92のシャフト925を1つにし、また、固定保持部材91の溝914を1つにしてもよい。
本発明の第1実施形態に係る燃料噴射弁の組み付け工程を示す要部の断面図である。 図1のピエゾアクチュエータおよび保持部材を示す断面図である。 図1の燃料噴射弁の全体構成を示す模式的な断面図である。 本発明の第2実施形態に係る燃料噴射弁におけるピエゾアクチュエータおよび保持部材を示す断面図である。 本発明の第3実施形態に係る燃料噴射弁におけるピエゾアクチュエータおよび保持部材を示す断面図である。 本発明の第4実施形態に係る燃料噴射弁におけるピエゾアクチュエータおよび保持部材を示す断面図である。 本発明の第5実施形態に係る燃料噴射弁における保持部材を示す斜視図である。 本発明の第6実施形態に係る燃料噴射弁における保持部材を示す斜視図である。
符号の説明
1…ノズル、2…ピエゾアクチュエータ、4…インジェクタボデー、9…保持部材、21、22…リード線。

Claims (7)

  1. 筒状のインジェクタボデー(4)内に収納され、電荷の充放電により伸縮するピエゾアクチュエータ(2)と、
    一端が前記ピエゾアクチュエータ(2)に接合された給電用の2本のリード線(21、22)と、
    前記ピエゾアクチュエータ(2)の伸縮に応じて開弁または閉弁して開弁時に燃料を噴射するノズル(1)とを備え、
    前記ピエゾアクチュエータ(2)を前記インジェクタボデー(4)に挿入しつつ、前記リード線(21、22)の他端を前記インジェクタボデー(4)の外部に取り出すように構成された燃料噴射弁において、
    前記ピエゾアクチュエータ(2)に固定されて前記リード線(21、22)の折れ曲がりを防止する保持部材(9)を備え、
    前記保持部材(9)は、前記リード線(21、22)の長手方向に伸縮可能に構成されていることを特徴とする燃料噴射弁。
  2. 前記保持部材(9)は、前記リード線(21、22)の長手方向に相対的に移動可能な複数個の部品からなることを特徴とする請求項1に記載の燃料噴射弁。
  3. 前記保持部材(9)は、前記ピエゾアクチュエータ(2)に固定された固定保持部材(91)と、この固定保持部材(91)に対して相対的に移動可能な移動保持部材(92、93)とからなることを特徴とする請求項2に記載の燃料噴射弁。
  4. 前記固定保持部材(91)は筒状に形成され、前記保持部材(9)の収縮に伴って前記移動保持部材(92、93)が前記固定保持部材(91)の内部に入り込むように構成されていることを特徴とする請求項3に記載の燃料噴射弁。
  5. 前記移動保持部材(92)は筒状に形成され、前記保持部材(9)の収縮に伴って前記固定保持部材(91)が前記移動保持部材の内部に入り込むように構成されていることを特徴とする請求項3に記載の燃料噴射弁。
  6. 前記移動保持部材(92)は、前記リード線(21、22)の長手方向に延びるシャフト(925)を備え、
    前記固定保持部材(91)は、前記シャフト(925)を摺動可能に保持する摺動保持部(914)を備えることを特徴とする請求項3に記載の燃料噴射弁。
  7. 前記移動保持部材(92、93)は、前記リード線(21、22)が貫通する2つのリード線貫通孔(921、922、931、932)を有することを特徴とする請求項2ないし6のいずれか1つに記載の燃料噴射弁。
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