JP5120316B2 - 燃料噴射装置 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関に燃料を噴射する燃料噴射装置に関するものである。
従来、燃料噴射装置は、エンジンECUより入力される電気信号に応じてノズルニードルに作用する圧力を制御してノズルの開閉作動を制御する圧力制御部を有し、この圧力制御部により燃料の噴射制御を行うようになっている(例えば、特許文献1参照)。
このような燃料噴射装置には、ボデー内部に圧力制御部に接続された2本のリード線を外部に取り出すリード線取出穴が形成されており、長手方向に一対のガイド溝が形成されたガイド部材を用いて各リード線をリード線取出穴から外部に案内して取り出すようにしたものがある。
特開2008−240544
上記したようなガイド部材を用いてリード線を外部に取り出す構成の燃料噴射装置では、弾性変形させることが困難なガイド部材を用いた場合、リード線取出穴が中間で屈曲していると、ガイド部材をリード線取出穴に挿通させることができない。
そこで、図6に示すように、2つの直線形状のガイド部材61、62をリード線取出穴18の両側(図中、上下方向)から別々に挿入してリード線取出穴18の屈曲部で各ガイド部材61、62の端面を当接させ、図中下側に配置される圧力制御部に接続された各リード線(図示せず)が、ガイド部材62の各ガイド溝およびガイド部材61の各ガイド溝を通って外部に取り出されるようにしたものがある。
しかし、図6に示すように2つのガイド部材61、62の各端面が平面形状になっていると、上側のガイド部材61をリード線取出穴18に挿入した後、各リード線を下側のガイド部材62に形成された2つのガイド溝に途中まで挿入させた状態で下側のガイド部材62を上側のガイド部材61に当接させ、各リード線を上側のガイド部材61へ送り込ませようとすると、下側のガイド部材62と上側のガイド部材61の当接部でリード線が互いに入れ替わってしまい誤挿入が発生しやすいといった問題がある。また、誤挿入が生じても誤挿入が生じたことを識別するのが困難であるといった問題がある。
本発明は上記問題に鑑みたもので、ガイド部材間の当接部におけるリード線の誤挿入を低減するとともに、誤挿入が生じても誤挿入を容易に識別できるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、開弁時に高圧燃料を噴孔(24)より噴射させるノズル(2)と、外部より入力される電気信号に応じてノズルニードル(22)に作用する圧力を制御してノズル(2)の開閉作動を制御する圧力制御部(3、4)と、圧力制御部(3、4)に接続された一対のリード線を外部に取り出すリード線取出穴(18)を有するボデー(1)と、を備えた燃料噴射装置であって、リード線取出穴(18)は中間で屈曲しており、リード線取出穴(18)の一端側より、軸方向に一対のガイド溝(61a、61b)が形成された第1のガイド部材(61)が挿入され、リード線取出穴(18)の他端側より、軸方向に一対のガイド溝(62a、62b)が形成された第2のガイド部材(62)が挿入され、第1のガイド部材(61)の一端には、一対のガイド溝(61a、61b)間を隔てるスリット(61c)が突出するように形成され、第2のガイド部材(62)の一端には、一対のガイド溝(62a、62b)間を隔てるとともに、第1のガイド部材(61)の一端に形成されたスリット(61c)と嵌合する溝部(62c)が形成されており、第1のガイド部材(61)の一端に形成されたスリット(61c)が第2のガイド部材(62)の一端に形成された溝部(62c)と嵌合して第1のガイド部材(61)と第2のガイド部材(62)とが当接し、圧力制御部(3、4)に接続された2本のリード線(411)が、第1、第2のガイド部材(61、62)に形成された各一対のガイド溝を通ってリード線取出穴(18)から外部に取り出されていることを特徴としている。
このような構成によれば、第1のガイド部材(61)の一端に形成された一対のガイド溝(61a、61b)間を隔てるスリット(61c)が、第2のガイド部材(62)の一端に形成された溝部(62c)と嵌合して第1のガイド部材(61)と第2のガイド部材(62)とが当接するようになっているので、ガイド部材間の当接部におけるリード線の誤挿入を低減することができ、また、ガイド部材間の当接部において誤挿入が生じたとしても誤挿入を容易に識別することができる。
また、請求項2に記載の発明は、第1、第2のガイド部材(61、62)のうち、圧力制御部(3、4)の近くに配置されるガイド部材に形成された一対のガイド溝よりも、圧力制御部(3、4)の遠くに配置されるガイド部材に形成された一対のガイド溝の方がガイド溝の穴径が大きくなっていることを特徴としている。
このような構成によれば、第1、第2のガイド部材(61、62)のうち、圧力制御部(3、4)の近くに配置されるガイド部材に形成された一対のガイド溝よりも、圧力制御部(3、4)の遠くに配置されるガイド部材に形成された一対のガイド溝の方がガイド溝の穴径が大きくなっているので、ガイド部材間の当接部においてリード線のスムーズに挿通させることができる。
また、請求項3に記載の発明は、第1のガイド部材(61)の他端側の側面には、一対のガイド溝(61a、61b)の向きを識別するための凹形状または凸形状を有する第1の識別部(61d)が形成されていることを特徴としている。
このような構成によれば、第1のガイド部材(61)の他端側の側面には、一対のガイド溝(61a、61b)の向きを識別するための凹形状または凸形状を有する第1の識別部(61d)が形成されているので、第1のガイド部材(61)をリード線取出穴(18)に挿入する際に、容易に第1のガイド部材(61)の一対のガイド溝(61a、61b)の向きを予め定められた方向に向かせることが可能である。
また、請求項4に記載の発明は、第2のガイド部材(62)の他端側の側面には、一対のガイド溝(62a、62b)の向きを識別するための凹形状または凸形状を有する第2の識別部(62d)が形成されていることを特徴としている。
このような構成によれば、第2のガイド部材(62)の他端側の側面には、一対のガイド溝(62a、62b)の向きを識別するための凹形状または凸形状を有する第2の識別部(62d)が形成されているので、第2のガイド部材(62)をリード線取出穴(18)に挿入する際に、容易に第2のガイド部材(62)の一対のガイド溝(62a、62b)の向きを予め定められた方向に向かせることが可能である。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の一実施形態に係る燃料噴射装置を示す断面図である。 本燃料噴射装置の噴射制御に係るブロック構成を示す図である。 図1中のA部の拡大図である。 (a)は、図3中のB方向から見た第1のガイド部材を示す図、(b)は、(a)の側面図である。 (a)は、図3中のC方向から見た第2のガイド部材を示す図、(b)は、(a)の側面図である。 課題を説明するための図である。
本発明の一実施形態に係る燃料噴射装置の全体構成を示す概略断面図を図1に示す。本燃料噴射装置は、図示しない内燃機関(より詳細にはディーゼルエンジン)のシリンダヘッドに装着され、コモンレール(図示せず)内に蓄積された高圧燃料を内燃機関の気筒内に噴射するものである。
燃料噴射装置のボデー1は、鉄合金等の金属部材に鍛造、切削加工などを施して形成されたものであり、コモンレールからの高圧燃料が導入される燃料入口部11と、この燃料入口部11に導入された高圧燃料をボデー1の軸方向一端側に配置されたノズル2(詳細後述)に導く高圧燃料通路12と、この高圧燃料通路12から分岐して圧力センサ50の取り付け部へと延びる高圧燃料分岐通路14と、燃料タンク(図示せず)に向けて燃料を流出させる燃料出口部15と、燃料噴射装置内の余剰燃料を燃料出口部15に導く低圧燃料通路16と、アクチュエータ4(詳細後述)が収容される円柱状の収容穴17と、アクチュエータ4のリード線411を外部に取り出すための円柱状のリード線取出穴18と、を備えている。
ボデー1の軸方向一端側に配置されたノズル2は、開弁時に燃料を噴射するものであり、略円筒状のノズルボデー21と、ノズルボデー21に摺動自在に保持されたノズルニードル22と、ノズルニードル22を閉弁向きに付勢するノズルスプリング23とを有している。
ノズルボデー21の軸方向一端には、高圧燃料通路12を介して燃料入口部11と連通する噴孔24が形成され、この噴孔24から高圧燃料を内燃機関の気筒内に噴出させるようになっている。この噴孔24の上流側にテーパ状の弁座25が形成されており、ノズルニードル22の先端部に形成されたシート部が弁座25に接離することにより噴孔24が開閉される。
ノズルニードル22の後端部側(すなわち、反噴孔側)には、内部の燃料圧力が高圧と低圧に切り替えられる制御室26が形成されている。そして、ノズルニードル22は、制御室26内の燃料圧力により閉弁向きに付勢されるとともに、燃料入口部11から高圧燃料通路12を介して噴孔24側に導かれる高圧燃料により開弁向きに付勢される。
ボデー1とノズル2との間には、制御室26の圧力を制御する制御弁3が配置されている。制御弁3は、第1プレート31と第2プレート32によって弁室33が形成され、この弁室33に弁体34が収容されている。なお、ボデー1、ノズル2、第1プレート31および第2プレート32は、リテーニングナット43により結合されている。
弁室33は、制御室26と常時連通している。また、弁室33は、低圧燃料通路16および高圧燃料通路12と連通可能になっている。具体的には、弁室33と低圧燃料通路16との間、および弁室33と高圧燃料通路12との間は、弁体34によって開閉される。
アクチュエータ4は、外部より入力される電気信号に応じて弁体34を駆動することにより制御室26の圧力を制御してノズル2の開閉作動を制御するものである。アクチュエータ4は、ピエゾ素子が多数積層されて電荷の充放電により伸縮する円柱状のピエゾアクチュエータ41と、ピエゾアクチュエータ41の伸縮変位を弁体34に伝達する伝達部42とを備えている。なお、制御弁3およびアクチュエータ4により圧力制御部が構成されている。
図2に示すように、ピエゾアクチュエータ41には、ピエゾ駆動回路130を介して電力が供給されるようになっている。このピエゾ駆動回路130は、ピエゾアクチュエータ41の伸び量を変化させるために、ピエゾアクチュエータ41への印加電圧を制御可能になっている。また、ピエゾ駆動回路130は、ピエゾアクチュエータ41への印加電圧およびピエゾアクチュエータ41への通電タイミングが、電子制御回路(以下、ECUという)140により制御される。
ECU140は、図示しないCPU、ROM、フラッシュメモリ、RAM等を備えたマイクロコンピュータとして構成されており、CPUはROMに記憶されたプログラムに従って演算処理を行う。なお、ECU140には、吸入空気量、アクセルペダルの踏み込み量、内燃機関回転数、コモンレール内の燃料圧等を検出する各種センサ(図示せず)から信号が入力される。
本実施形態に係る燃料噴射装置のボデー1には、ピエゾアクチュエータ41に接続された一対のリード線(圧力制御部3、4に接続されたリード線に相当する)411を外部に取り出すリード線取出穴18が形成されており、このリード線取出穴18は、中間で屈曲している。そして、このリード線取出穴18の一端側(図中、上側)より第1のガイド部材61が挿入され、リード線取出穴18の他端側(図中、下側)より第2のガイド部材62が挿入され、第1のガイド部材61の一端と第2のガイド部材62の一端とが当接している。なお、第1、第2のガイド部材61、62は、それぞれ強度的に優れた樹脂(例えば、ナイロン)にて形成されている。
カバー部材54は、圧力センサ50の内部やリード線取出穴18へ燃料、油、水分等が浸入するのを防止するためのもので、ボデー1の突出部19に圧入されている。
ターミナル55aは、4本のターミナル(図中では、1本のみ示す)により構成されており、4本のターミナルは、それぞれ溶接により圧力センサ50の上面に設けられた各電極(図示せず)と接合されている。
ターミナル55bは、2本のターミナル(図中では、1本のみ示す)により構成されており、2本のターミナルは、それぞれ溶接によりピエゾアクチュエータ41の2本のリード線411と接合されている。
なお、第1のターミナル55a、第2のターミナル55bを同一コネクタハウジング内に収納されており、このコネクタハウジングとECU140との間は、1本のコネクタ付きケーブル(図示せず)を用いて配線される。
図3に、図1中のA部を拡大した図を示す。この図に示すように、第1のガイド部材61の一端と、第2のガイド部材62の一端とが嵌合して第1のガイド部材61の一端と第2のガイド部材62の一端とが当接するようになっている。
図4に、第1のガイド部材61の構成を示す。(a)は、図3中のB方向から見た第1のガイド部材61を示す図、(b)は、(a)の側面図である。
第1のガイド部材61には、長手方向に一対のガイド溝61a、61bが形成されている。また、第1のガイド部材61の長手方向の一端には、一対のガイド溝61a、61b間を隔てるスリット61cが突出するように形成されている。本実施形態では、図4(a)、(b)に示すように、ガイド溝61a、61bを有する第1のガイド部材61の外周の下側半分を一定長さ分だけ切り欠いてスリット61cが突出するようにしている。
また、第1のガイド部材61の他端には、ガイド溝の向きを識別するための凸形状の突起部61dが形成されている。
図5に、第2のガイド部材62の構成を示す。(a)は、図3中のC方向から見た第2のガイド部材62を示す図、(b)は、(a)の側面図である。
第2のガイド部材62には、長手方向に一対のガイド溝62a、62bが形成されている。また、第2のガイド部材62の一端には、一対のガイド溝62a、62b間を隔てるとともに、第1のガイド部材61の一端に形成されたスリット61cと嵌合する溝部62cが形成されている。また、第2のガイド部材62の他端には、ガイド溝の向きを識別するための凸形状の突起部62dが形成されている。
また、ピエゾアクチュエータ41の近くに配置される第2のガイド部材62に形成された一対のガイド溝62a、62bよりも、ピエゾアクチュエータ41から離れた位置に配置される第1のガイド部材61に形成された一対のガイド溝61a、61bの方がガイド溝の穴径が大きくなっている。
そして、ピエゾアクチュエータ41に接続された2本のリード線411が、第2のガイド部材62に形成された一対のガイド溝62a、62b、第1のガイド部材61に形成された一対のガイド溝61a、61bを通ってリード線取出穴18から外部に取り出されている。より具体的には、2本のリード線411の一方は、第2のガイド部材62のガイド溝62aから第1のガイド部材61のガイド溝61aを通って外部に取り出され、2本のリード線411の他方は、第2のガイド部材62のガイド溝62bから第1のガイド部材61のガイド溝61bを通って外部に取り出されるようになっている。なお、ピエゾアクチュエータ41の2本のリード線411は、それぞれ先端部を除いて絶縁カバーが備えられている。
次に、図1を参照して、ボデー1にピエゾアクチュエータ41等を組み付ける際の手順について説明する。
まず、リード線取出穴18の一端側(図中、上側)より、第1のガイド部材61を挿入する。本実施形態では、第1のガイド部材61の他端側に形成された凸形状の突起部61dが図中左側に位置するようにして第1のガイド部材61をリード線取出穴18の一端側より挿入する。
次に、ピエゾアクチュエータ41の2本のリード線411を第2のガイド部材62のガイド溝61a、62bの途中まで挿入させた状態で、リード線取出穴18の他端側(図中、下側)より第2のガイド部材62を挿入する。本実施形態では、第2のガイド部材62の他端側に形成された凸形状の突起部62dが図中右側に位置するようにして第2のガイド部材62をリード線取出穴18の他端側より挿入する。
このようにして、第1のガイド部材61のスリット61cが第2のガイド部材62の溝部62cと嵌合して第1のガイド部材61の一端と第2のガイド部材62の一端とが当接するようになっている。
そして、ピエゾアクチュエータ41の2本のリード線411を第2のガイド部材62へ送り込むと、ピエゾアクチュエータ41の2本のリード線411は、第1のガイド部材61に形成された各ガイド溝61a、61bを通ってリード線取出穴18から外部に取り出される。
なお、第1のガイド部材61のスリット61cが第2のガイド部材62の溝部62cと嵌合しているので、2本のリード線411を第2のガイド部材62へ送り込ませたときに、リード線411が入れ替わってしまうようなことはなく、第1のガイド部材61の正規のガイド溝へリード線が挿通される。
また、第1のガイド部材61のスリット61cが第2のガイド部材62の溝部62cと嵌合するようになっているので、仮に、当接部でリード線411が入れ替わってしまった場合、第1のガイド部材61が上方向に大きく押し上げられる、あるいは外部に取り出されるリード線411の長さが極端に短くなるといった現象が生じる。したがって、第1のガイド部材61が上方向に大きく押し上げられていないか、あるいは、外部に取り出されるリード線411の長さが極端に短くなってないかを確認することで、リード線の誤挿入を識別することができる。
次に、アクチュエータ4を収容穴17に収容した後、ボデー1、ノズル2、第1プレート31および第2プレート32を、リテーニングナット43を用いて結合する。
次に、ボデー1の突出部19にカバー部材54を圧入し、圧力センサ50をボデー1の突出部19に固定する。
次に、圧力センサ50の上面に形成された各電極とターミナル55aを溶接するとともに、ピエゾアクチュエータ41の2本のリード線411と、ターミナル55bを溶接する。
そして、圧力センサ50およびカバー部材54を含めて樹脂材料にて一体化成型してコネクタ部5を形成する。このようにして、ボデー1の他端側にコネクタハウジング部を有するコネクタ部5が形成される。
次に、上記燃料噴射装置の作動を説明する。まず、ピエゾアクチュエータ41に電荷が充電されると、ピエゾアクチュエータ41が伸長し、伝達部42を介して弁体34が図1の紙面下方に向かって駆動される。そして、弁体34が駆動されることにより、弁室33と低圧燃料通路16との間が開かれるとともに、弁室33と高圧燃料通路12との間が閉じられる。
したがって、制御室26は弁室33を介して低圧燃料通路16と連通し、制御室26の圧力が低下してノズルニードル22を閉弁向きに付勢する力が小さくなるため、ノズルニードル22が開弁向きに移動し、ノズルニードル22のシート部が弁座25から離れて噴孔24が開かれ、噴孔24から内燃機関の気筒内に燃料が噴射される。
その後、ピエゾアクチュエータ41の電荷が放電されると、ピエゾアクチュエータ41が縮小し、弁体34は図示しないスプリングにより図1の紙面上方に向かって駆動される。そして、弁体34が駆動されることにより、弁室33と低圧燃料通路16との間が閉じられるとともに、弁室33と高圧燃料通路12との間が開かれる。
したがって、制御室26は弁室33を介して高圧燃料通路12と連通し、制御室26の圧力が上昇してノズルニードル22を閉弁向きに付勢する力が大きくなるため、ノズルニードル22が閉弁向きに移動し、ノズルニードル22のシート部が弁座25に当接して噴孔24が閉じられ、燃料噴射が終了する。
上記した構成によれば、第1のガイド部材61の一端に形成された一対のガイド溝61a、61b間を隔てるスリット61cが、第2のガイド部材62の一端に、一対のガイド溝62a、62b間を隔てるとともに第1のガイド部材61のスリット61cと嵌合するように形成された溝部62cと嵌合して第1のガイド部材61と第2のガイド部材62とが当接するようになっているので、ガイド部材間の当接部におけるリード線の誤挿入を低減することができ、また、ガイド部材間の当接部において誤挿入が生じたとしても誤挿入を容易に識別することができる。
また、第1、第2のガイド部材61、62のうち、圧力制御部3、4の近くに配置されるガイド部材に形成された一対のガイド溝よりも、圧力制御部3、4の遠くに配置されるガイド部材に形成された一対のガイド溝の方がガイド溝の穴径が大きくなっているので、ガイド部材間の当接部においてリード線のスムーズに挿通させることができる。
また、第1のガイド部材61の他端側の側面には、一対のガイド溝61a、61bの向きを識別するための凹形状または凸形状を有する第1の識別部61dが形成されているので、第1のガイド部材61をリード線取出穴18に挿入する際に、容易に第1のガイド部材61の一対のガイド溝61a、61bの向きを予め定められた方向に向かせることが可能である。
同様に、第2のガイド部材62の他端側の側面には、一対のガイド溝62a、62bの向きを識別するための凹形状または凸形状を有する第2の識別部62dが形成されているので、第2のガイド部材62をリード線取出穴18に挿入する際に、容易に第2のガイド部材62の一対のガイド溝62a、62bの向きを予め定められた方向に向かせることが可能である。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々なる形態で実施することができる。
例えば、上記実施形態では、スリット61cが形成された第1のガイド部材61を上側に配置し、溝部62cが形成された第2のガイド部材62を下側に配置し、圧力制御部3、4に接続された2本のリード線411が、第2のガイド部材62に形成された各一対のガイド溝から第1のガイド部材61に形成された各一対のガイド溝を通ってリード線取出穴18から外部に取り出される構成を示したが、反対に、スリット61cが形成された第1のガイド部材61を下側に配置し、溝部62cが形成された第2のガイド部材62が下側に配置し、圧力制御部3、4に接続された2本のリード線411が、第1のガイド部材61に形成された各一対のガイド溝から第2のガイド部材62に形成された各一対のガイド溝を通ってリード線取出穴18から外部に取り出されるように構成してもよい。
また、上記実施形態では、第1のガイド部材61の他端に形成された凸形状の突起部61dおよび第2のガイド部材62の他端に形成された凸形状の突起部62dをガイド溝の向きを識別するための識別部として構成したが、凸形状の突起部に限定されるものではなく、例えば、凹形状や凹凸形状の識別部を構成してもよい。
また、上記実施形態では、ノズル1の開弁用アクチュエータとしてピエゾアクチュエータ41を用いた燃料噴射装置について説明したが、例えば、ノズル1の開弁用アクチュエータとしてソレノイドバルブ(電磁弁)を用いたソレノイド式燃料噴射装置に適用してもよい。
1 ボデー
2 ノズル
3、4 圧力制御部
5 コネクタ部
11 燃料入口部
12 高圧燃料通路
13 取付穴
14 高圧燃料分岐通路
15 燃料出口部
22 ノズルニードル
24 噴孔
50 圧力センサ
61 第1のガイド部材
61a、61b 第1のガイド部材のガイド溝
61c 第1のガイド部材のスリット
61d 第1のガイド部材の突起部
62 第2のガイド部材
62a、62b 第2のガイド部材のガイド溝
62c 第2のガイド部材の溝部
62d 第2のガイド部材の突起部
411 リード線

Claims (4)

  1. 開弁時に高圧燃料を噴孔(24)より噴射させるノズル(2)と、外部より入力される電気信号に応じてノズルニードル(22)に作用する圧力を制御して前記ノズル(2)の開閉作動を制御する圧力制御部(3、4)と、前記圧力制御部(3、4)に接続された一対のリード線を外部に取り出すリード線取出穴(18)を有するボデー(1)と、を備えた燃料噴射装置であって、
    前記リード線取出穴(18)は中間で屈曲しており、
    前記リード線取出穴(18)の一端側より、軸方向に一対のガイド溝(61a、61b)が形成された第1のガイド部材(61)が挿入され、
    前記リード線取出穴(18)の他端側より、軸方向に一対のガイド溝(62a、62b)が形成された第2のガイド部材(62)が挿入され、
    前記第1のガイド部材(61)の一端には、前記一対のガイド溝(61a、61b)間を隔てるスリット(61c)が突出するように形成され、
    前記第2のガイド部材(62)の一端には、前記一対のガイド溝(62a、62b)間を隔てるとともに、前記第1のガイド部材(61)の一端に形成された前記スリット(61c)と嵌合する溝部(62c)が形成されており、
    前記第1のガイド部材(61)の一端に形成された前記スリット(61c)が前記第2のガイド部材(62)の一端に形成された前記溝部(62c)と嵌合して前記第1のガイド部材(61)と前記第2のガイド部材(62)とが当接し、
    前記圧力制御部(3、4)に接続された2本のリード線(411)が、前記第1、第2のガイド部材(61、62)に形成された各一対のガイド溝を通って前記リード線取出穴(18)から外部に取り出されていることを特徴とする燃料噴射装置。
  2. 前記第1、第2のガイド部材(61、62)のうち、前記圧力制御部(3、4)の近くに配置されるガイド部材に形成された一対のガイド溝よりも、前記圧力制御部(3、4)の遠くに配置されるガイド部材に形成された一対のガイド溝の方がガイド溝の穴径が大きくなっていることを特徴とする請求項1に記載の燃料噴射装置。
  3. 前記第1のガイド部材(61)の他端側の側面には、前記一対のガイド溝(61a、61b)の向きを識別するための凹形状または凸形状を有する第1の識別部(61d)が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の燃料噴射装置。
  4. 前記第2のガイド部材(62)の他端側の側面には、前記一対のガイド溝(62a、62b)の向きを識別するための凹形状または凸形状を有する第2の識別部(62d)が形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の燃料噴射装置。
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