JP4375291B2 - 燃料噴射弁およびその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ピエゾアクチュエータの伸縮に応じてノズルを開弁または閉弁作動させる燃料噴射弁およびその製造方法に関するものである。
従来の燃料噴射装置は、コモンレール内に蓄えられた高圧燃料を燃料噴射弁(以下、インジェクタという)を介して内燃機関の各気筒の燃焼室内に噴射供給するように構成されている。インジェクタは、噴孔をニードルにて開閉して開弁時に燃料を噴射するノズルや、ニードルにおける反噴孔側に作用する圧力を制御してノズルの開閉作動を制御するピエゾアクチュエータを備えている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、車両に搭載される内燃機関に用いられる燃料噴射装置用インジェクタは、搭載性向上や、軽量化による燃費向上等のために、小型化の要求がある。その実現手段の一つとして、インジェクタボデー形状をペンシル型と呼ばれるトップフィード形状にしたものがある。これは、インジェクタボデーの軸方向の一端(トップ)に、高圧燃料の配管が接続される構成になっている。
特開2002−257002号公報
しかしながら、このトップフィード形状の場合、インジェクタボデーの一端(トップ)側からピエゾアクチュエータを組み付けることができないため、ピエゾアクチュエータは、インジェクタボデーの他端側からの組付けとなる。
具体的には、給電用の2本のリード線を予めピエゾアクチュエータに接合しておき、まずリード線をインジェクタボデーに挿入し、続いてピエゾアクチュエータをインジェクタボデーに挿入する。そして、ピエゾアクチュエータをインジェクタボデーに挿入することによって、リード線はインジェクタボデー内を進み、リード線の先端がインジェクタボデーの外部に出てくるようになっている。
ピエゾアクチュエータをインジェクタボデーに組み付けた後に、コネクタのターミナルがピエゾアクチュエータのリード線に接合される。この時、ピエゾアクチュエータの場合は電気極性を考慮して接続しなければならないため、目視によってリード線の色や記号を選別して組付けることになる。したがって、色や記号の見間違いによる誤組付けが発生したり、色や記号の確認のために組み付け工数が大になるという問題があった。
本発明は上記点に鑑みて、ピエゾアクチュエータのリード線にコネクタのターミナルを接合する際の、誤組付けを防止し、且つ、組み付け工数を低減することを目的とする。
請求項1に記載の発明では、ピエゾアクチュエータ(2)をインジェクタボデー(4)に挿入しつつ、第1給電手段(21)の先端および第2給電手段(9、22)の先端をインジェクタボデー(4)の外部に取り出すように構成され、第1給電手段(21)の先端が第1ターミナル(82)に接合されるとともに、第2給電手段(9、22)の先端が第2ターミナル(83)に接合された燃料噴射装置用インジェクタにおいて、第1給電手段は、芯線(211)の外周側を被覆部材(212)で覆った第1リード線(21)にて構成され、第2給電手段は、芯線(221)の外周側を被覆部材(222)で覆った第2リード線(22)、および一端が第2リード線(22)の芯線(221)に接合されるとともに、他端側に設けられた筒部(92)が第1リード線(21)の被覆部材(212)の外周に装着される導電性の補助部材(9)にて構成され、第1給電手段(21)の先端(211)と第2給電手段(9、22)の先端(92)が同軸状に配置されていることを特徴とする。
これによると、両給電手段の先端が同軸状に配置されているため、例えば中心軸側の給電手段が正極で外周側の給電手段が負極というように予め決めておけば、それに対応して、後工程で両給電手段に接合されるターミナルを配置することにより、極性を間違うことなく両給電手段とターミナルとを接合することができる。また、両給電手段の色や記号の確認が不要になるため、組み付け工数を低減することができる。
請求項2に記載の発明では、第1給電手段(21)の先端(211)の位置と第2給電手段(9、22)の先端(92)の位置が、第1給電手段(21)および第2給電手段(9、22)の軸方向にずれていることを特徴とする。
これによると、第1給電手段の先端位置と第2給電手段の先端位置が軸方向にずれていることに対応して、後工程で両給電手段に接合されるターミナルを配置することにより、極性を間違うことなく両給電手段とターミナルとを接合することができる。
なお、請求項2に記載の発明の実施に際しては、第1ターミナル(82)における第1給電手段(21)の先端が接合される部位と、第2ターミナル(83)における第2給電手段(9、22)の先端が接合される部位を、第1給電手段(21)および第2給電手段(9、22)の軸方向にずらした状態で、両ターミナルを配置する。
請求項3に記載の発明では、第1給電手段(21)の先端(211)の外径と第2給電手段(9、22)の先端(92)の外径が異なっていることを特徴とする。
これによると、第1給電手段の先端の外径と第2給電手段の先端の外形が異なっていることに対応して、後工程で両給電手段に接合されるコネクタのターミナルを配置することにより、極性を間違うことなく両給電手段とコネクタのターミナルとを接合することができる。
なお、請求項3に記載の発明の実施に際しては、第1ターミナル(82)における第1給電手段(21)の先端が接合される部位と、第2ターミナル(83)における第2給電手段(9、22)の先端が接合される部位を、第1給電手段(21)および第2給電手段(9、22)の軸方向にずらした状態で、両ターミナルを配置する。
請求項6に記載の発明では、補助部材(9)の他端側の筒部(92)と第1リード線(21)の被覆部材(212)との間に、絶縁部材(100)が配置されていることを特徴とする。
これによると、第1リード線の外周に位置する補助部材の筒部と、第1リード線の芯線との間には、第1リード線の被覆部材のみならず、絶縁部材も介在するため、補助部材と第1リード線との絶縁性能を高めることができる。
なお、特許請求の範囲およびこの欄で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について説明する。図1は本発明の第1実施形態に係る燃料噴射装置用インジェクタの部分断面図、図2は図1のインジェクタの概略内部構成を示す模式的な断面図、図3(a)は図1のリード線と補助部材の組み付け状態を示す正面図、図3(b)は図3(a)の平面図、図4は図1の補助部材を単体で示す斜視図、図5(a)は図1のリード線と補助部材とターミナルの組み付け状態を示す正面図、図5(b)は図5(a)の左側面図である。
まず、図2に基づいて、インジェクタの基本的な構成、作動について説明する。インジェクタは、コモンレール(図示せず)内に蓄えられた高圧燃料をディーゼル内燃機関(図示せず)の気筒内に噴射するものであり、開弁時に燃料を噴射するノズル1、電荷の充放電により伸縮するピエゾアクチュエータ2、ピエゾアクチュエータ2に駆動されてノズル1の背圧を制御する背圧制御機構3を備えている。
ノズル1は、噴孔11が形成されたノズルボデー12、ノズルボデー12の弁座に接離して噴孔11を開閉するニードル13、ニードル13を閉弁向きに付勢するスプリング14を備えている。
ピエゾアクチュエータ2は、図示しない電源の正極端子に接続される正極リード線21と、電源の負極端子に接続される負極リード線22とを備えている。
背圧制御機構3のバルブボデー31内には、ピエゾアクチュエータ2の伸縮に追従して移動するピストン32、ピストン32をピエゾアクチュエータ2側に向かって付勢する皿ばね33、ピストン32に駆動される球状の弁体34が収納されている。因みに、図2ではバルブボデー31を1つの部品として図示しているが、実際には複数に分割されている。
略円筒状のインジェクタボデー4には、その径方向中心部に、インジェクタ軸線方向に延びる段付き円柱状の収納孔41が形成されており、この収納孔41にピエゾアクチュエータ2および背圧制御機構3が収納されている。また、略円筒状のリテーナ5をインジェクタボデー4に螺合させることにより、インジェクタボデー4の端部にノズル1が保持されている。
ノズルボデー12、インジェクタボデー4、およびバルブボデー31には、コモンレールから常に高圧燃料が供給される高圧通路6が形成され、インジェクタボデー4およびバルブボデー31には、図示しない燃料タンクに接続される低圧通路7が形成されている。
ニードル13における噴孔11側の外周面とノズルボデー12の内周面との間には、高圧室15が形成されている。この高圧室15は、ニードル13が開弁方向に変位した際に噴孔11と連通する。また、高圧室15には、高圧通路6を介して常に高圧燃料が供給されている。ニードル13における反噴孔側には背圧室16が形成されている。この背圧室16には前述したスプリング14が配置されている。
バルブボデー31には、バルブボデー31内の高圧通路6とノズル1の背圧室16とを連通させる経路中に高圧シート面35が形成され、バルブボデー31内の低圧通路7とノズル1の背圧室16とを連通させる経路中に低圧シート面36が形成されている。そして、高圧シート面35と低圧シート面36との間に前述した弁体34が配置されている。
上記構成において、ピエゾアクチュエータ2が縮んだ状態では、図2に示すように弁体34が低圧シート面36に接して背圧室16は高圧通路6と接続され、背圧室16には高圧の燃料圧が導入される。そして、この背圧室16内の燃料圧とスプリング14とによってニードル13が閉弁向きに付勢されて噴孔11が閉じられている。
一方、ピエゾアクチュエータ2に電圧が印加されてピエゾアクチュエータ2が伸びた状態では、弁体34が高圧シート面35に接して背圧室16は低圧通路7と接続され、背圧室16内は低圧になる。そして、高圧室15内の燃料圧によってニードル13が開弁向きに付勢されて噴孔11が開かれ、この噴孔11から内燃機関の気筒内へ燃料が噴射される。
次に、本実施形態のインジェクタの具体的な構成について説明する。図1に示すように、インジェクタボデー4における反ノズル側の端部(以下、トップという)に、燃料の導入口42および配管接続用の雄ねじ部43が形成されている。そして、インジェクタボデー4のトップに高圧燃料の配管が接続されて、コモンレールから高圧燃料がインジェクタに供給されるようになっている。
インジェクタボデー4には、前述したように、その径方向中心部に、インジェクタ軸線方向に延びる円柱状の収納孔41が形成されている。また、インジェクタボデー4には、収納孔41とインジェクタボデー4の外部とを連通させる円柱状の連通孔44が形成されている。
連通孔44は、インジェクタ軸線に対して傾斜している。具体的には、連通孔44は、インジェクタボデー4の径方向中心側からインジェクタボデー4の外部側に行くにしたがって、インジェクタボデー4のトップに近づくように傾斜している。
連通孔44には、ガラス繊維入りナイロン等の樹脂よりなる段付き円筒状のガイド部材8が挿入されている。ガイド部材8は、その軸方向に貫通した孔部81を有し、その孔部81にピエゾアクチュエータ2の2本のリード線21、22が挿入されている。
また、ガイド部材8には、導電性金属よりなる2つのターミナル82、83がインサート成形によって一体化されている。これらのターミナル82、83は、ガイド部材8におけるインジェクタ外部側端面から突出している。さらに、ガイド部材8の外周部の環状溝には、Oリング84が挿入されている。
図3に示すように、ピエゾアクチュエータ2の2本のリード線21、22は、導電性の芯線211、221の外周側が電気絶縁性を有する被覆部材212、222にて覆われている。そして、正極リード線21が負極リード線22よりも長くなっており、したがって、正極リード線21の先端位置と負極リード線22の先端位置がずれている。
正極リード線21と負極リード線22は、導電性金属よりなる補助部材9にて結合されている。この補助部材9は、図4に示すように、第1円筒部91および第2円筒部92を備えている。2つの円筒部91、92は、非同軸状に配置されるとともに、軸方向にずらして配置されている。
図3に示すように、補助部材9の第1円筒部91は、負極リード線22の芯線221に、かしめ、溶接、はんだ付け等にて接合されている。また、補助部材9の第2円筒部92には、正極リード線21がその被覆部材212の部位まで挿入されている。これにより、正極リード線21の芯線211と、補助部材9の第2円筒部92は、同軸状で、且つ正極リード線21の軸方向にずれた配置となっている。
また、図5に示すように、正極リード線21の芯線211と補助部材9の第2円筒部92の配置に対応して、2つのターミナル82、83が配置されている。具体的には、正極ターミナル82は、正極リード線21の芯線211と接合される正極接合片821を有し、負極ターミナル83は、補助部材9の第2円筒部92と接合される負極接合片831を有する。そして、正極接合片821と負極接合片831は、正極リード線21の径方向にずらして配置されるとともに、正極リード線21の軸方向にもずらして配置されている。
なお、正極リード線21は、本発明の第1給電手段に相当する。正極リード線21の芯線211は、本発明の第1給電手段の先端に相当する。また、負極リード線22および補助部材9は、本発明の第2給電手段を構成する。補助部材9の第2円筒部92は、本発明の第2給電手段の先端に相当する。さらに、正極ターミナル82は、本発明の第1ターミナルに相当する。負極ターミナル83は、本発明の第2ターミナルに相当する。
次に、ピエゾアクチュエータ2の、インジェクタボデー4への組み付けについて説明する。
まず、正極リード線21と負極リード線22と補助部材9を図3に示すように一体化する。また、2つのターミナル82、83が一体化され、且つOリング84が装着されたガイド部材8を、インジェクタボデー4の連通孔44に挿入する。なお、この時点では、インジェクタボデー4にはガイド部材8以外は組み付けられていない。
次いで、インジェクタボデー4の収納孔41にリード線21、22を挿入し、引き続いてピエゾアクチュエータ2の本体部を収納孔41に押し込むようにして挿入する。
このピエゾアクチュエータ2の本体部を収納孔41に押し込む過程において、リード線21、22はガイド部材8の孔部81に侵入して孔部81内を進み、正極リード線21の芯線211が正極ターミナル82の正極接合片821に対向する位置にガイドされ、同様に、補助部材9の第2円筒部92が負極ターミナル83の負極接合片831に対向する位置にガイドされる。
以上のようにして、ピエゾアクチュエータ2の、インジェクタボデー4への組み付けが完了した後に、正極リード線21の芯線211と正極ターミナル82の正極接合片821を接合するとともに、補助部材9の第2円筒部92と負極ターミナル83の負極接合片831を接合する。その後、2次モールドによってコネクタハウジング(図示せず)をガイド部材8に一体に成形する。
さらに、インジェクタボデー4に背圧制御機構3を収納し、リテーナ5をインジェクタボデー4に螺合させてノズル1を保持することにより、図1に示すインジェクタが完成する。
本実施形態によると、正極リード線21の芯線211と補助部材9の第2円筒部92が、同軸状で、且つ正極リード線21の軸方向にずれた配置となっていることに対応して、2つのターミナル82、83を配置しているため、極性を間違うことなくリード線21、22とターミナル82、83とを接合することができる。また、2本のリード線21、22の色や記号の確認が不要になるため、組み付け工数を低減することができる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態について説明する。図6(a)は第2実施形態に係るインジェクタにおけるリード線先端部近傍の構成を示す正面図、図6(b)は図6(a)の平面図である。なお、第1実施形態と同一もしくは均等部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。
図6に示すように、本実施形態は、補助部材9の第2円筒部92と正極リード線21の被覆部材212との間に、円筒状の絶縁部材100が配置されている。また、絶縁部材100は、補助部材9の第1円筒部91の位置まで延びている。
これにより、補助部材9の第1円筒部91と正極リード線21の芯線211との間、および補助部材9の第2円筒部92と正極リード線21の芯線211との間には、正極リード線21の被覆部材212のみならず、絶縁部材100も介在しているため、補助部材9と正極リード線21との絶縁性能を高めることができる。
(他の実施形態)
上記各実施形態では、2本のリード線21、22の先端位置をずらしたが、2本のリード線21、22の先端位置を同じにしてもよい。
また、2本のリード線21、22の被覆部材212、222の外径は、同じであってもよいし、或いは異なっていてもよい。
また、上記各実施形態では、正極リード線21の芯線211の位置と補助部材9の第2円筒部92の位置を正極リード線21の軸方向にずらしたが、それらの位置を同じにしてもよい。この場合には、正極リード線21の芯線211の外径と補助部材9の第2円筒部92の外径が異なるため、正極接合片821と負極接合片831は、正極リード線21の径方向にずらして配置されるとともに、正極リード線21の軸方向にはずらさずに配置される。
また、上記各実施形態では、正極リード線21の芯線211の外径と補助部材9の第2円筒部92の外径が異なっているが、それらの径を同じにしてもよい。この場合には、正極リード線21の芯線211の位置と補助部材9の第2円筒部92の位置が正極リード線21の軸方向にずれているため、正極接合片821と負極接合片831は、正極リード線21の軸方向にずらして配置されるとともに、正極リード線21の径方向にはずらさずに配置される。
本発明の第1実施形態に係る燃料噴射装置用インジェクタの部分断面図である。 図1のインジェクタの概略内部構成を示す模式的な断面図である。 (a)は図1のリード線と補助部材の組み付け状態を示す正面図、(b)は(a)の平面図である。 図1の補助部材を単体で示す斜視図である。 (a)は図1のリード線と補助部材とターミナルの組み付け状態を示す正面図、(b)は(a)の左側面図である。 (a)は第2実施形態に係るインジェクタにおけるリード線先端部近傍の構成を示す正面図、(b)は(a)の平面図である。
符号の説明
1…ノズル、2…ピエゾアクチュエータ、4…インジェクタボデー、9…補助部材(第2給電手段)、21…正極リード線(第1給電手段)、22…負極リード線(第2給電手段)。

Claims (9)

  1. 筒状のインジェクタボデー(4)内に収納され、電荷の充放電により伸縮するピエゾアクチュエータ(2)と、
    一端が前記ピエゾアクチュエータ(2)に接合された給電用の第1給電手段(21)および第2給電手段(9、22)と、
    前記ピエゾアクチュエータ(2)の伸縮に応じて開弁または閉弁して開弁時に燃料を噴射するノズル(1)とを備え、
    前記ピエゾアクチュエータ(2)を前記インジェクタボデー(4)に挿入しつつ、前記第1給電手段(21)の先端および前記第2給電手段(9、22)の先端を前記インジェクタボデー(4)の外部に取り出すように構成され、
    前記第1給電手段(21)の先端が第1ターミナル(82)に接合されるとともに、前記第2給電手段(9、22)の先端が第2ターミナル(83)に接合された燃料噴射弁において、
    前記第1給電手段は、芯線(211)の外周側を被覆部材(212)で覆った第1リード線(21)にて構成され、
    前記第2給電手段は、芯線(221)の外周側を被覆部材(222)で覆った第2リード線(22)、および一端が前記第2リード線(22)の芯線(221)に接合されるとともに、他端側に設けられた筒部(92)が前記第1リード線(21)の被覆部材(212)の外周に装着される導電性の補助部材(9)にて構成され、
    前記第1給電手段(21)の先端(211)と前記第2給電手段(9、22)の先端(92)が同軸状に配置されていることを特徴とする燃料噴射弁。
  2. 前記第1給電手段(21)の先端(211)の位置と前記第2給電手段(9、22)の先端(92)の位置が、前記第1給電手段(21)および前記第2給電手段(9、22)の軸方向にずれていることを特徴とする請求項1に記載の燃料噴射弁。
  3. 前記第1給電手段(21)の先端(211)の外径と前記第2給電手段(9、22)の先端(92)の外径が異なっていることを特徴とする請求項1または2に記載の燃料噴射弁。
  4. 前記補助部材(9)の一端側に筒部(91)が設けられ、この一端側の筒部(91)に前記第2リード線(22)の芯線(221)が挿入されて接合されていることを特徴とする請求項1に記載の燃料噴射弁。
  5. 前記補助部材(9)の一端側の筒部(91)と前記補助部材(9)の他端側の筒部(92)は、非同軸状に配置されていることを特徴とする請求項4に記載の燃料噴射弁。
  6. 前記補助部材(9)の他端側の筒部(92)と前記第1リード線(21)の被覆部材(212)との間に、絶縁部材(100)が配置されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の燃料噴射弁。
  7. 前記第1ターミナル(82)における前記第1給電手段(21)の先端が接合される部位と、第2ターミナル(83)における前記第2給電手段(9、22)の先端が接合される部位が、前記第1給電手段(21)および前記第2給電手段(9、22)の軸方向にずれていることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1つに記載の燃料噴射弁。
  8. 前記第1ターミナル(82)における前記第1給電手段(21)の先端が接合される部位と、第2ターミナル(83)における前記第2給電手段(9、22)の先端が接合される部位が、前記第1給電手段(21)の径方向にずれていることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1つに記載の燃料噴射弁。
  9. 請求項1ないし8のいずれか1つに記載の燃料噴射弁を製造する方法であって、前記補助部材(9)が前記第2リード線(22)の芯線(221)に接合され、且つ前記補助部材(9)の他端側の筒部(92)が前記第1リード線(21)の被覆部材(212)に装着された後に、前記ピエゾアクチュエータ(2)が前記インジェクタボデー(4)に挿入されることを特徴とする燃料噴射弁の製造方法。
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