JP2008156294A - 筋芽細胞活性化剤 - Google Patents

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Abstract

【課題】日常生活において安全に摂取することのできる筋芽細胞活性化剤を安価に提供する。
【解決手段】刺梨,アガリクス茸,コレウス,クコシ,ユズ種子,ソバ葉,ワランゴ,オウセイ,ウコン,ムイラプアマ,マカ,ガラナ,ミカン,ココア,タイソウ,パフィア,シリマリン,アサイ,エゾウコギ,トナカイ角,カキの各抽出物、コエンザイムQ10、γ-オリザノール、オクタコサノール、β-グアニジノプロピオン酸、アスタキサンチン、ルチン、ヘスペリジン、DNA、プロタミン、カルニチン、γ-アミノ酪酸、オルニチン、システイン、ヌクレオプロテイン、大豆ペプチド、C12ペプチド中の一種または二種以上を有効成分として含有させる。
【選択図】 なし

Description

本発明は、筋肉の筋線維周辺に存在する筋芽細胞を活性化(増殖、分化を促進)させることにより筋肉の増強を図る筋芽細胞活性化剤に関するものである。
骨折等の怪我や罹病により長期に亘る臥床や安静を余儀なくされると、筋肉の萎縮が生じ、日常生活への復帰に時間がかかり、場合によっては、日常生活に支障を来すおそれもある。また、健康であっても、日常の運動不足や、老化によって、筋肉の萎縮が生じ、同様に日常生活への支障が生じ得る。さらに、特殊なケースであるが、宇宙飛行などの無重力環境下におかれる人々にも、筋肉の萎縮が生じ、日常生活への順応に時間がかかることが知られている。
係る状況下に置かれた場合、健康な人や健康を回復した人であれば、徐々に運動を再開すれば、筋肉は量的にも質的にも回復するが、回復には時間がかかる。一方、病人や、老人にあっては、萎縮した筋肉の増強は、はなはだ困難である。
筋肉の萎縮は、病人にあっても、老人にあっても、さらには、健康者にあっても、いわゆる生活の質を著しく損なうため、何らかの手段によって、筋肉量の迅速な回復、筋肉の増強を図ることが希求されている。
これに対して、近年、医薬用の筋肉増強剤や、補助食品として摂取可能な筋肉増強剤が提供され始めている。
かかる観点から考察すると、従来のサプリメントとして提供されている筋肉増強剤には効果が期待できない。というのは、従来のサプリメントとして提供されている筋肉増強剤は、プロテイン、アミノ酸などの筋肉の栄養素から構成されており、それら栄養素を補助的に摂取することにより、筋肉の増強を図ろうというものであるが、前述の筋肉の萎縮は栄養素の不足によって生じたものではないからであり、実際に筋肉増強用サプリメントの摂取によって有意な効果は得られていない。
前記筋肉栄養素を主成分とするサプリメント以外の筋肉増強(筋肉増量)用サプリメントしては、アルギニン、リジンおよびオルニチンを有効成分とするサプリメントが提案されている(特許文献1)。このサプリメントは、アルギニン、リジンおよびオルニチンという特定のアミノ酸が成長ホルモンおよびテストステロンの分泌を促すとの知見に基づいて構成されてもので、摂取により前記ホルモンを分泌させ、該ホルモンの作用により間接的に筋肉の増量を図ろうとするものである。
この特許文献1に開示の筋肉増量用サプリメントは、成長ホルモンやテストステロンの分泌を促進し、これらホルモンの作用により間接的に筋肉の増量を図るものである。長期に亘る運動不足により萎縮を余儀なくされた筋肉を復旧、増強する目的の筋肉増強剤は、長期、継続的な使用においても、安全性の高いものでなければならないが、かかる観点からすると、このサプリメントは、成分自体は安全なものであるが、作用的にホルモンの分泌量を制御するものである以上、好ましいものとは言えない。また、このサプリメントは、ホルモンの分泌促進により間接的に筋肉の増量を図る機序によっており、直接作用的な作用機序によるものでないため、顕著な筋肉増量効果を期待できない。
前記サプリメント用の筋肉増強剤以外の筋肉増強剤としては、例えば、IGF−1(インシュリン様成長因子−1)等のサイトカインを有効成分としたものが提案されている(特許文献2)。
この特許文献2に開示の筋肉増強剤は、損傷心筋の修復および/または再生に適したものであり、運動不足などに誘引された一般的な骨格筋の萎縮に適したものではない。さらに、この筋肉増強剤は、医薬品であるIGF-1を有効成分としており、一般の使用はできないので、サプリメントなどの日常使用には用いることができない。
その他の筋肉増強剤としては、特定のポリペプチド、ポリペプチド化合物、および特定ポリペプチド因子を有効成分とするものが提案されている(特許文献3)。この筋肉増強剤は、特定のポリペプチドが筋細胞上の受容体と結合、あるいは筋細胞の第2のメッセージシステムを活性化することに着目して構成されたものであり、筋細胞の分裂促進、成長、分化、生存を誘導することで筋細胞の疾患、障害を予防する医薬品である。
周知のように筋肉を形作っている細胞(筋細胞)は、線維状をなしており、筋線維とも呼称されている。筋線維は筋芽細胞が増殖・融合(分化)して形成される。また、運動時などは筋芽細胞が増殖・分化(筋芽細胞同士の融合、筋線維への融合)することで筋肥大が起きることが判明している。したがって、筋肉増強には、筋芽細胞の増殖・分化を促進する剤が効果的であると考えられる。
このような観点からすると、前述の特許文献3に開示の筋肉増強剤は、前述の特許文献1の筋肉量増加剤の作用機序がホルモン分泌促進を介した間接的なものであるのに比べて、筋肉増強の作用機序が直接的であり、効果が期待できるものと考えられる。
特開2004−256513号公報 特表2005−534651号公報 特開2004−043437号公報
前述の特許文献3に開示の筋肉増強剤は、筋肉増強作用が直接的な機序(筋芽細胞の増殖、分化促進)によっており、効果的であるが、医薬品であり、生活の質を向上するなどの医療対象とならない筋肉増強手段には用いることができない。また、この医薬品である筋肉増強剤は、高価であるため、対象者であっても、経済的な観点から、継続的に使用するには、困難がある。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであって、その課題は、筋肉増強作用が効果的かつ安全であり、長期に使用可能であり、しかも安価に供給することができ、サプリメントにも適用可能な筋芽細胞活性化剤を提供することにある。
前記課題を解決するために、本願発明者らが鋭意、実験、検討を重ねたところ、以下のように知見を得るに到った。
すなわち、長期に亘る摂取にも安全で、筋芽細胞活性化作用のある成分を、広く動植物抽出物および安全性が確認されている化合物の群を対象にしてスクリーニングした。
その結果、刺梨,アガリクス茸,コレウス,クコシ,ユズ種子,ソバ葉,ワランゴ,オウセイ,ウコン,ムイラプアマ,マカ,ガラナ,ミカン,ココア,タイソウ,パフィア,シリマリン,アサイ,エゾウコギ,トナカイ角,カキの各抽出物、コエンザイムQ10、γ-オリザノール、オクタコサノール、β-グアニジノプロピオン酸、アスタキサンチン、ルチン、ヘスペリジン、DNA、プロタミン、カルニチン、γ-アミノ酪酸、オルニチン、システイン、ヌクレオプロテイン、大豆ペプチド、およびC12ペプチドに、筋芽細胞を活性化する効果があることを確認することができた。
続いて、これらの筋芽細胞活性化作用についてさらに詳しく探求したところ、これらの内の、刺梨,アガリクス茸,コレウス,クコシ,ユズ種子,ソバ葉,マカ,ガラナ,タイソウ,パフィア,エゾウコギ,トナカイ角,カキの各抽出物、コエンザイムQ10、γ-オリザノール、オクタコサノール、アスタキサンチン、ルチン、ヘスペリジン、プロタミン、カルニチン、γ-アミノ酪酸、オルニチン、システイン、ヌクレオプロテイン、大豆ペプチド、C12ペプチドに、筋芽細胞の増殖を促進する作用があることが判明した。また、筋芽細胞の分化を促進する作用が、刺梨,アガリクス茸,コレウス,ワランゴ,オウセイ,ウコン,ムイラプアマ,マカ,ガラナ,ミカン,ココア,タイソウ,パフィア,シリマリン,アサイ,エゾウコギ,トナカイ角の各抽出物、β-グアニジノプロピオン酸、アスタキサンチン、ヘスペリジン、DNA、オルニチン、システイン、大豆ペプチド、C12ペプチドにあることが判明した。
本発明は、上記知見に基づいてなされたものである。すなわち、本発明に係る筋芽細胞活性化剤は、筋肉の筋線維周辺に存在する筋芽細胞を活性化させることにより筋肉の増強を図る筋芽細胞活性化剤であって、刺梨,アガリクス茸,コレウス,クコシ,ユズ種子,ソバ葉,ワランゴ,オウセイ,ウコン,ムイラプアマ,マカ,ガラナ,ミカン,ココア,タイソウ,パフィア,シリマリン,アサイ,エゾウコギ,トナカイ角,カキの各抽出物、コエンザイムQ10、γ-オリザノール、オクタコサノール、β-グアニジノプロピオン酸、アスタキサンチン、ルチン、ヘスペリジン、DNA、プロタミン、カルニチン、γ-アミノ酪酸、オルニチン、システイン、ヌクレオプロテイン、大豆ペプチド、C12ペプチド中の一種または二種以上を有効成分として含有することを特徴とする。
上記筋芽細胞活性化作用として、筋芽細胞の増殖促進作用を期待する場合には、刺梨,アガリクス茸,コレウス,クコシ,ユズ種子,ソバ葉,マカ,ガラナ,タイソウ,パフィア,エゾウコギ,トナカイ角,カキの各抽出物、コエンザイムQ10、γ-オリザノール、オクタコサノール、アスタキサンチン、ルチン、ヘスペリジン、プロタミン、カルニチン、γ-アミノ酪酸、オルニチン、システイン、ヌクレオプロテイン、大豆ペプチド、C12ペプチドの中の一種または二種以上の組み合わせを有効成分として用いることが好ましい。
また、上記筋芽細胞活性化作用として、筋芽細胞の分化促進作用を期待する場合には、刺梨,アガリクス茸,コレウス,ワランゴ,オウセイ,ウコン,ムイラプアマ,マカ,ガラナ,ミカン,ココア,タイソウ,パフィア,シリマリン,アサイ,エゾウコギ,トナカイ角の各抽出物、β-グアニジノプロピオン酸、アスタキサンチン、ヘスペリジン、DNA、オルニチン、システイン、大豆ペプチド、C12ペプチド中の一種または二種以上の組み合わせを有効成分として用いることが好ましい。
本発明にかかる筋芽細胞活性化剤は、筋肉増強作用が効果的かつ安全であり、長期に使用可能であり、本発明の筋芽細胞活性化剤を有効成分として用いることにより、筋肉増強効果に優れた日常に継続的に使用することのできる筋肉増強用のサプリメントを安価に供給することができる。
本発明に係る筋芽細胞活性化剤は、前述のように、刺梨,アガリクス茸,コレウス,クコシ,ユズ種子,ソバ葉,ワランゴ,オウセイ,ウコン,ムイラプアマ,マカ,ガラナ,ミカン,ココア,タイソウ,パフィア,シリマリン,アサイ,エゾウコギ,トナカイ角,カキの各抽出物、コエンザイムQ10、γ-オリザノール、オクタコサノール、β-グアニジノプロピオン酸、アスタキサンチン、ルチン、ヘスペリジン、DNA、プロタミン、カルニチン、γ-アミノ酪酸、オルニチン、システイン、ヌクレオプロテイン、大豆ペプチド、C12ペプチド中の一種または二種以上を含有することを特徴とする。
本発明における筋芽細胞の活性化作用とは、筋芽細胞の増殖を促進する作用と、筋芽細胞の分化を促進する作用との少なくともいずれか一方の作用を有することを意味する。
前記筋芽細胞の増殖を促進する作用とは、筋線維の形成または筋肥大の種となる細胞(筋芽細胞)を活性化し、細胞数を増加させる作用を意味する。そして、この筋芽細胞の増殖作用は、細胞数、核酸量、DNA類似物質の取り込み量、代謝活性量などを定量することによって、その程度を評価することができる。
一方、前記筋芽細胞の分化を促進する作用とは、筋芽細胞の筋管細胞への融合、筋管細胞の形成など分化過程を促進する作用を意味する。そして、この筋芽細胞の分化作用は、クレアチンキナーゼ(クレアチンホスホキナーゼ)、ミオゲニン、ミオシンなど、分化過程で発現量が増加する蛋白質のmRNA量、蛋白質量、酵素活性などを測定することによって、その程度を評価することができる。
刺梨は、中国貴州省に自生するバラ科潅木植物の果実で、ビタミンC、タンニン、ビタミンB群、ビタミンD、ビタミンPを豊富に含むほか、16種類のアミノ酸を含有している。この刺梨エキスには、本願発明に定義の筋芽細胞の増殖促進作用と分化促進作用の両作用が認められる。この刺梨のエキスは、その果実を粉砕あるいは乾燥粉砕したものを公知の抽出法により抽出したものである。例えば、その乾燥粉末を水もしくはアルコールにより抽出し、濃縮、乾燥して粉末化することにより得ることができるが、これに限定されるわけではない。また、粉末にする前の濃縮液の状態で使用に供することもできる。この刺梨エキスには、各種市販品があり、例えば、丸栄トレーディング(商品名「刺梨エキス末」)から入手することができる。本発明にかかる筋芽細胞活性化剤の有効成分をこの刺梨エキスのみから構成する場合には、本活性化剤全量100重量部に対して、乾燥粉末量に換算して1〜100重量部である。また、係る刺梨エキス単独構成の活性化剤をサプリメントとして調製し、筋力増強を目的に摂取する場合、一日当たりの摂取量は、刺梨エキス乾燥粉末量換算で、1〜10000mgが適当であり、好ましくは、10〜3000mg、より好ましくは100〜1000mgである。
アガリスク茸は、ハラタケ科に属する茸であり、蛋白質、β−D−グルカンなどの多糖類、ビタミンB2、ビタミンD、マグネシウム、カリウムなどを多く含む。このアガリスク茸のエキスには、本願発明に定義の筋芽細胞の増殖促進作用と分化促進作用の両作用が認められる。このアガリスク茸のエキスは、アガリスク茸を粉砕あるいは乾燥粉砕したものを公知の抽出法により抽出したものである。例えば、その乾燥粉末を水もしくはアルコールにより抽出し、濃縮、乾燥して粉末化することにより得ることができるが、これに限定されるわけではない。また、粉末にする前の濃縮液の状態で使用に供することもできる。さらには、単に粉砕して粉末としたものを使用することもできる。このアガリスク茸エキスには、各種市販品があり、例えば、丸栄トレーディング社(商品名「アガリスク茸粉末」)から入手することができる。本発明にかかる筋芽細胞活性化剤の有効成分をこのアガリスク茸エキスのみから構成する場合には、本活性化剤全量100重量部に対して、乾燥粉末量に換算して1〜100重量部である。また、係るアガリスク茸エキス単独構成の活性化剤をサプリメントとして調製し、筋力増強を目的に摂取する場合、一日当たりの摂取量は、アガリスク茸エキス乾燥粉末量換算で、1〜10000mgが適当であり、好ましくは、10〜3000mg、より好ましくは100〜1000mgである。
コレウスは、シソ科の植物であり、その抽出物はインド、アラブ、アフリカ、ブラジル等の地域で古くから民間薬として用いられている。有効成分の「フォルスコリン」はcAMPの産生を増加させることで、交換神経系を介して、さまざまな生理作用を発揮する。このコレウスのエキスには、本願発明に定義の筋芽細胞の増殖促進作用と分化促進作用の両作用が認められる。このコレウスのエキスは、その根茎部分を粉砕あるいは乾燥粉砕したものを公知の抽出法により抽出したものである。例えば、その乾燥粉末を水もしくはアルコールにより抽出し、濃縮、乾燥して粉末化することにより得ることができるが、これに限定されるわけではない。また、粉末にする前の濃縮液の状態で使用に供することもできる。このコレウスのエキスには、各種市販品があり、例えば、メイプロインダストリー社(商品名「フォースリン」)から入手することができる。本発明にかかる筋芽細胞活性化剤の有効成分をこのコレウスのエキスのみから構成する場合には、本活性化剤全量100重量部に対して、乾燥粉末量に換算して1〜100重量部である。また、係るコレウスのエキス単独構成の活性化剤をサプリメントとして調製し、筋力増強を目的に摂取する場合、一日当たりの摂取量は、コレウスエキス乾燥粉末量換算で、1〜10000mgが適当であり、好ましくは、10〜3000mg、より好ましくは100〜1000mgである。
クコシ(枸杞子)は、ナス科に属する植物で、果実、葉、根皮とも古くから漢方薬や民間薬として利用されてきた。クコシには、カロテノイド、ベタイン、ビタミンB1、B2、リノレン酸、アミノ酸および多種類のミネラル、微量元素が含まれている。このコクシのエキスには、本願発明に定義の筋芽細胞の増殖促進作用が認められる。このクコシのエキスは、その果実、葉、根皮部分を粉砕あるいは乾燥粉砕したものを公知の抽出法により抽出したものである。例えば、その乾燥粉末を水もしくはアルコールにより抽出し、濃縮、乾燥して粉末化することにより得ることができるが、これに限定されるわけではない。また、粉末にする前の濃縮液の状態で使用に供することもできる。このクコシエキスには、各種市販品があり、例えば、松浦薬業株式会社(商品名「クコシエキス末」)から入手することができる。本発明にかかる筋芽細胞活性化剤の有効成分をこのクコシエキスのみから構成する場合には、本活性化剤全量100重量部に対して、乾燥粉末量に換算して1〜100重量部である。また、係るクコシエキス単独構成の活性化剤をサプリメントとして調製し、筋力増強を目的に摂取する場合、一日当たりの摂取量は、クコシエキス乾燥粉末量換算で、1〜10000mgが適当であり、好ましくは、10〜3000mg、より好ましくは100〜1000mgである。
ユズ種子は、ミカン科に属する中国原産の常緑小高木であるユズの種子であり、リモノイド(主として、リモニン、ノミリン)を含有する。このユズ種子のエキスには、本願発明に定義の筋芽細胞の増殖促進作用が認められる。このユズ種子のエキスは、ユズの種子部分を粉砕あるいは乾燥粉砕したものを公知の抽出法により抽出したものである。例えば、その乾燥粉末を水もしくはアルコールにより抽出し、濃縮、乾燥して粉末化することにより得ることができるが、これに限定されるわけではない。また、粉末にする前の濃縮液の状態で使用に供することもできる。このユズ種子エキスには、各種市販品があり、例えば、オリザ油化社(商品名「ユズ種子エキス−WSP」)から入手することができる。本発明にかかる筋芽細胞活性化剤の有効成分をユズ種子エキスのみから構成する場合には、本活性化剤全量100重量部に対して、乾燥粉末量に換算して1〜100重量部である。また、係るユズ種子エキス単独構成の活性化剤をサプリメントとして調製し、筋力増強を目的に摂取する場合、一日当たりの摂取量は、ユズ種子エキス乾燥粉末量換算で、1〜10000mgが適当であり、好ましくは、10〜3000mg、より好ましくは100〜1000mgである。
ソバ葉は、中央アジア原産のタデ科植物であるソバの葉であり、ルチンや、その他フラボノイド配糖体などを含む。このソバ葉のエキスには、本願発明に定義の筋芽細胞の増殖促進作用が認められる。このソバ葉のエキスは、ソバの葉部分を粉砕あるいは乾燥粉砕したものを公知の抽出法により抽出したものである。例えば、その乾燥粉末を水もしくはアルコールにより抽出し、濃縮、乾燥して粉末化することにより得ることができるが、これに限定されるわけではない。また、粉末にする前の濃縮液の状態で使用に供することもできる。このソバ葉エキスには、各種市販品があり、例えば、オリザ油化社(商品名「ソバの葉エキス−WSP」)から入手することができる。本発明にかかる筋芽細胞活性化剤の有効成分をこのソバ葉エキスのみから構成する場合には、本活性化剤全量100重量部に対して、乾燥粉末量に換算して1〜100重量部である。また、係るソバ葉エキス単独構成の活性化剤をサプリメントとして調製し、筋力増強を目的に摂取する場合、一日当たりの摂取量は、ソバ葉エキス乾燥粉末量換算で、1〜10000mgが適当であり、好ましくは、10〜3000mg、より好ましくは100〜1000mgである。
ワランゴは、ペルーなどに生育するマメ科に属する植物である。このワランゴのエキスには、本願発明に定義の筋芽細胞の分化促進作用が認められる。このワランゴのエキスは、その実の部分を粉砕あるいは乾燥粉砕したものを公知の抽出法により抽出したものである。例えば、その乾燥粉末を水もしくはアルコールにより抽出し、濃縮、乾燥して粉末化することにより得ることができるが、これに限定されるわけではない。また、粉末にする前の濃縮液の状態で使用に供することもできる。このワランゴエキスには、各種市販品があり、例えば、アマゾンハーブオンラインショップ(商品名「HUARANGO PWD」)から入手することができる。本発明にかかる筋芽細胞活性化剤の有効成分をこのワランゴエキスのみから構成する場合には、本活性化剤全量100重量部に対して、乾燥粉末量に換算して1〜100重量部である。また、係るワランゴエキス単独構成の活性化剤をサプリメントとして調製し、筋力増強を目的に摂取する場合、一日当たりの摂取量は、ワランゴエキス乾燥粉末量換算で、1〜10000mgが適当であり、好ましくは、10〜3000mg、より好ましくは100〜1000mgである。
オウセイは、ユリ科に属する植物の根茎で、アルカロイド・デンプン・糖などを含有する。このオウセイのエキスには、本願発明に定義の筋芽細胞の分化促進作用が認められる。このオウセイのエキスは、その根茎部分を粉砕あるいは乾燥粉砕したものを公知の抽出法により抽出したものである。例えば、その乾燥粉末を水もしくはアルコールにより抽出し、濃縮、乾燥して粉末化することにより得ることができるが、これに限定されるわけではない。また、粉末にする前の濃縮液の状態で使用に供することもできる。このオウセイエキスには、各種市販品があり、例えば、丸善製薬株式会社(商品名「黄精エキスD2」)から入手することができる。本発明にかかる筋芽細胞活性化剤の有効成分をこのオウセイエキスのみから構成する場合には、本活性化剤全量100重量部に対して、乾燥粉末量に換算して1〜100重量部である。また、係るオウセイエキス単独構成の活性化剤をサプリメントとして調製し、筋力増強を目的に摂取する場合、一日当たりの摂取量は、オウセイエキス乾燥粉末量換算で、1〜10000mgが適当であり、好ましくは、10〜3000mg、より好ましくは100〜1000mgである。
ウコンは、平安時代中期に中国から渡来したショウガ科の植物で、インド、中国、インドネシアおよび他の熱帯の国々で広く栽培されている。ウコンには黄色色素のクルクミノイド類(主にクルクミン(curcumin)、デメトキシクルクミン(demethxycurcumin)、ビスデメトキシクルクミン(bis-demethoxycurcumin))が3〜6%含まれる。精油(3〜5%)には、ターメロン(turmerone)、セスキテルペン類などが含まれる。この他、デンプン、カリウム、ビタミンC、カロテンを含む。このウコンのエキスには、本願発明に定義の筋芽細胞の分化促進作用が認められる。このウコンのエキスは、その根茎部分を粉砕あるいは乾燥粉砕したものを公知の抽出法により抽出したものである。例えば、その乾燥粉末を水もしくはアルコールにより抽出し、濃縮、乾燥して粉末化することにより得ることができるが、これに限定されるわけではない。また、粉末にする前の濃縮液の状態で使用に供することもできる。このウコンエキスには、各種市販品があり、例えば、丸善製薬株式会社(商品名「ウコン濃縮エキス粉末M」)から入手することができる。本発明にかかる筋芽細胞活性化剤の有効成分をこのウコンエキスのみから構成する場合には、本活性化剤全量100重量部に対して、乾燥粉末量に換算して1〜100重量部である。また、係るウコンエキス単独構成の活性化剤をサプリメントとして調製し、筋力増強を目的に摂取する場合、一日当たりの摂取量は、刺梨エキス乾燥粉末量換算で、1〜10000mgが適当であり、好ましくは、10〜3000mg、より好ましくは100〜1000mgである。
ムイラプアマは、ブラジル・アマゾン川流域に生育するボロボロノキ科に属する植物で、このムアラプアマのエキスには、本願発明に定義の筋芽細胞の分化促進作用が認められる。このムイラプアマのエキスは、その根茎または葉または樹皮部分を粉砕あるいは乾燥粉砕したものを公知の抽出法により抽出したものである。例えば、その乾燥粉末を水もしくはアルコールにより抽出し、濃縮、乾燥して粉末化することにより得ることができるが、これに限定されるわけではない。また、粉末にする前の濃縮液の状態で使用に供することもできる。このムアラプアマエキスには、各種市販品があり、例えば、アマゾンハーブオンラインショップ(商品名「MUIRAPUAMA EXT. PWD」)から入手することができる。本発明にかかる筋芽細胞活性化剤の有効成分をこのムイラプアマエキスのみから構成する場合には、本活性化剤全量100重量部に対して、乾燥粉末量に換算して1〜100重量部である。また、係るムアラプアマエキス単独構成の活性化剤をサプリメントとして調製し、筋力増強を目的に摂取する場合、一日当たりの摂取量は、ムイラプアマエキス乾燥粉末量換算で、1〜10000mgが適当であり、好ましくは、10〜3000mg、より好ましくは100〜1000mgである。
マカは、原産地がペルーのアンデス地方の高地であるアブラナ科の宿根草であり、主に根部と胚軸部が用いられる。このマカのエキスには、本願発明に定義の筋芽細胞の増殖促進作用と分化促進作用の両作用が認められる。このマカのエキスは、その根部と胚軸部を粉砕あるいは乾燥粉砕したものを公知の抽出法により抽出したものである。例えば、その乾燥粉末を水もしくはアルコールにより抽出し、濃縮、乾燥して粉末化することにより得ることができるが、これに限定されるわけではない。また、粉末にする前の濃縮液の状態で使用に供することもできる。このマカエキスには、各種市販品があり、例えば、丸栄トレーディング社(商品名「マカ末」)から入手することができる。本発明にかかる筋芽細胞活性化剤の有効成分をこのマカエキスのみから構成する場合には、本活性化剤全量100重量部に対して、乾燥粉末量に換算して1〜100重量部である。また、係るマカエキス単独構成の活性化剤をサプリメントとして調製し、筋力増強を目的に摂取する場合、一日当たりの摂取量は、マカエキス乾燥粉末量換算で、1〜10000mgが適当であり、好ましくは、10〜3000mg、より好ましくは100〜1000mgである。
ガラナは、ムクロジ科に属する植物で、特に中南米アマゾン付近の原住民が疲労回復や興奮作用を期待して茶やコーヒーのような飲料として利用してきた。ガラナにはカフェイン(caffeine)、テオブロミン(theobromine)、テオフィリン(theophylline)やd−カテキン、タンニンを含む。種にはグァラニンと呼ばれるカフェインに似た成分を7%含むが、習慣性はなく、代謝される時間もより長くかかるため、穏やかな持続性の興奮作用が得られる。このガラナのエキスには、本願発明に定義の筋芽細胞の増殖促進作用と分化促進作用の両作用が認められる。このガラナのエキスは、その種子部分を粉砕あるいは乾燥粉砕したものを公知の抽出法により抽出したものである。例えば、その乾燥粉末を水もしくはアルコールにより抽出し、濃縮、乾燥して粉末化することにより得ることができるが、これに限定されるわけではない。また、粉末にする前の濃縮液の状態で使用に供することもできる。このガラナエキスには、各種市販品があり、例えば、プライム貿易社(商品名「ガラナエキスパウダー」)から入手することができる。本発明にかかる筋芽細胞活性化剤の有効成分をこのガラナエキスのみから構成する場合には、本活性化剤全量100重量部に対して、乾燥粉末量に換算して1〜100重量部である。また、係るガラナエキス単独構成の活性化剤をサプリメントとして調製し、筋力増強を目的に摂取する場合、一日当たりの摂取量は、ガラナエキス乾燥粉末量換算で、1〜10000mgが適当であり、好ましくは、10〜3000mg、より好ましくは100〜1000mgである。
ミカンは、ミカン科のウンシュウミカンまたはその近縁植物の成熟した果皮であり、カロテノイド(β−クリプトキサンチン、β−カロテンなど)、クマリン(オーラプテンなど)、リモノイド(リモニンなど)、フラボノイド(タンゲレチン、ノビレチン、ヘスペリジンなど)などが含まれる。このミカンのエキスには、本願発明に定義の筋芽細胞の分化促進作用の両作用が認められる。このミカンのエキスは、その果皮部分を粉砕あるいは乾燥粉砕したものを公知の抽出法により抽出したものである。例えば、その乾燥粉末を水もしくはアルコールにより抽出し、濃縮、乾燥して粉末化することにより得ることができるが、これに限定されるわけではない。また、粉末にする前の濃縮液の状態で使用に供することもできる。このミカンエキスには、各種市販品があり、例えば、オリザ油化社(商品名「温州みかんエキス−L」)から入手することができる。本発明にかかる筋芽細胞活性化剤の有効成分をこのミカンエキスのみから構成する場合には、本活性化剤全量100重量部に対して、乾燥粉末量に換算して1〜100重量部である。また、係るミカンエキス単独構成の活性化剤をサプリメントとして調製し、筋力増強を目的に摂取する場合、一日当たりの摂取量は、ミカンエキス乾燥粉末量換算で、1〜10000mgが適当であり、好ましくは、10〜3000mg、より好ましくは100〜1000mgである。
ココアは、中央アメリカから南アメリカの熱帯地域を原産とするアオギリ科の常緑樹であるカカオの種子(カカオ豆)を発酵させた後、種皮と胚芽を取り除いてすりつぶしたもの(カカオマス)をある程度脱脂して粉末にしたものである。ココアには、ポリフェノール、食物線維、テオブロミンなどが含まれる。このココアには、本願発明に定義の筋芽細胞の分化促進作用が認められる。このココアエキスには、各種市販品があり、例えば、プライム貿易社(商品名「ココアエキスパウダー テオブロミン」)から入手することができる。本発明にかかる筋芽細胞活性化剤の有効成分をこのココアエキスのみから構成する場合には、本活性化剤全量100重量部に対して、乾燥粉末量に換算して1〜100重量部である。また、係るココアエキス単独構成の活性化剤をサプリメントとして調製し、筋力増強を目的に摂取する場合、一日当たりの摂取量は、ココアエキス乾燥粉末量換算で、1000〜100000mgが適当であり、好ましくは、3000〜50000mg、より好ましくは10000〜30000mgである。
タイソウ(大棗)は、クロウメモドキ科のナツメの果実であり、ナツメは南ヨーロッパまたは東アジア原産とされる落葉高木で、果実をタイソウという。トリテルペン(oleanolic acid, betulinic acid, alphitolic acidおよびp-coumaric acidのエステル類、ursolic acidなど)、サポニン(zizyphus saponinなど)、多糖類(zizyphusarabinanなど)や、その他malic acid, tartaric acid, cyclic AMP,cyclic GMPなどを含有する。このタイソウのエキスには、本願発明に定義の筋芽細胞の増殖促進作用と分化促進作用の両作用が認められる。このタイソウのエキスは、ナツメの果実部分を粉砕あるいは乾燥粉砕したものを公知の抽出法により抽出したものである。例えば、その乾燥粉末を水もしくはアルコールにより抽出し、濃縮、乾燥して粉末化することにより得ることができるが、これに限定されるわけではない。また、粉末にする前の濃縮液の状態で使用に供することもできる。このタイソウエキスには、各種市販品があり、例えば、丸善製薬株式会社(商品名「大棗エキスパウダーMF」)から入手することができる。本発明にかかる筋芽細胞活性化剤の有効成分をこのタイソウエキスのみから構成する場合には、本活性化剤全量100重量部に対して、乾燥粉末量に換算して1〜100重量部である。また、係るタイソウエキス単独構成の活性化剤をサプリメントとして調製し、筋力増強を目的に摂取する場合、一日当たりの摂取量は、タイソウエキス乾燥粉末量換算で、1〜10000mgが適当であり、好ましくは、10〜3000mg、より好ましくは100〜1000mgである。
パフィアは、ヒユ科に属する植物の根を基原とするハーブであり、有効成分であるエクジステロイド、サポニンの他、シトステロール、パフィック酸、鉄分、マグネシウム、亜鉛、ビタミン、アミノ酸、パントテン酸、ゲルマニウムなどを含有する。パフィアのエキスには、本願発明に定義の筋芽細胞の増殖促進作用と分化促進作用の両作用が認められる。このパフィアのエキスは、その根の部分を粉砕あるいは乾燥粉砕したものを公知の抽出法により抽出したものである。例えば、その乾燥粉末を水もしくはアルコールにより抽出し、濃縮、乾燥して粉末化することにより得ることができるが、これに限定されるわけではない。また、粉末にする前の濃縮液の状態で使用に供することもできる。このパフィアエキスには、各種市販品があり、例えば、松浦薬業株式会社(商品名「パフィアエキスパウダー」)から入手することができる。本発明にかかる筋芽細胞活性化剤の有効成分をこのパフィアエキスのみから構成する場合には、本活性化剤全量100重量部に対して、乾燥粉末量に換算して1〜100重量部である。また、係るパフィアエキス単独構成の活性化剤をサプリメントとして調製し、筋力増強を目的に摂取する場合、一日当たりの摂取量は、パフィアエキス乾燥粉末量換算で、1〜10000mgが適当であり、好ましくは、10〜3000mg、より好ましくは100〜1000mgである。
シリマリンは、キク科に属するマリアアザミの種子抽出物であり、フラボノリグナン類が多く含まれる。このシリマリンには、本願発明に定義の筋芽細胞の分化促進作用が認められる。このシリマリンは、マリアアザミの種子部分を粉砕あるいは乾燥粉砕したものを公知の抽出法により抽出したものである。例えば、その乾燥粉末を水もしくはアルコールにより抽出し、濃縮、乾燥して粉末化することにより得ることができるが、これに限定されるわけではない。また、粉末にする前の濃縮液の状態で使用に供することもできる。このシリマリンエキスには、各種市販品があり、例えば、丸栄トレーディング社(商品名「シリマリンエキス」)から入手することができる。本発明にかかる筋芽細胞活性化剤の有効成分をこのシリマリンエキスのみから構成する場合には、本活性化剤全量100重量部に対して、乾燥粉末量に換算して1〜100重量部である。また、係るシリマリンエキス単独構成の活性化剤をサプリメントとして調製し、筋力増強を目的に摂取する場合、一日当たりの摂取量は、シリマリンエキス乾燥粉末量換算で、1〜10000mgが適当であり、好ましくは、10〜3000mg、より好ましくは100〜1000mgである。
アサイは、南米北部(アマゾン)に生息する雌雄同種のヤシ科の植物で、果肉にはシアニジン−3−グリコシド、ペラルゴニジン−3−グリコシド、フェルラ酸、(-)-エピカテキン、没食子酸、エラグ酸などのポリフェノールやアントシアニンが含まれる。また種子には63-81%のセルロースやヘミセルロースなどの線維やプロトカテキュ酸が含まれる。このアサイのエキスには、本願発明に定義の筋芽細胞の分化促進作用が認められる。このアサイのエキスは、その果肉または種子部分を粉砕あるいは乾燥粉砕したものを公知の抽出法により抽出したものである。例えば、その乾燥粉末を水もしくはアルコールにより抽出し、濃縮、乾燥して粉末化することにより得ることができるが、これに限定されるわけではない。また、粉末にする前の濃縮液の状態で使用に供することもできる。このアサイエキスには、各種市販品があり、例えば、プライム貿易社(商品名「アサイパウダー」)から入手することができる。本発明にかかる筋芽細胞活性化剤の有効成分をこのアサイエキスのみから構成する場合には、本活性化剤全量100重量部に対して、乾燥粉末量に換算して1〜100重量部である。また、係るアサイエキス単独構成の活性化剤をサプリメントとして調製し、筋力増強を目的に摂取する場合、一日当たりの摂取量は、アサイエキス乾燥粉末量換算で、1〜10000mgが適当であり、好ましくは、10〜3000mg、より好ましくは100〜1000mgである。
エゾウコギは、北海道、サハリン、千島、朝鮮半島、中国北部、シベリアに分布し、ウコギ科に属する植物である。根皮にタンニン、ビタミンAなどを含む。根にはサポニンのeleutherosideA、クマリン配糖体としてのeleutherosideB(syringin)、リグナン(eleutherosideE=syringaresinol,sesaminなど)を含む。他にフェニルプロパノイド類(caffeic acid, coniferyl aldehydeなど), eleutheroside G, β-sitosterol, dihydroxy benzoic acidなども含む。このエゾウコギのエキスには、本願発明に定義の筋芽細胞の増殖促進作用と分化促進作用の両作用が認められる。このエゾウコギのエキスは、その根皮部分を粉砕あるいは乾燥粉砕したものを公知の抽出法により抽出したものである。例えば、その乾燥粉末を水もしくはアルコールにより抽出し、濃縮、乾燥して粉末化することにより得ることができるが、これに限定されるわけではない。また、粉末にする前の濃縮液の状態で使用に供することもできる。このエゾウコギエキスには、各種市販品があり、例えば、丸善製薬株式会社(商品名「エレウテロコックエキス粉末」)から入手することができる。本発明にかかる筋芽細胞活性化剤の有効成分をこのエゾウコギエキスのみから構成する場合には、本活性化剤全量100重量部に対して、乾燥粉末量に換算して1〜100重量部である。また、係るエゾウコギエキス単独構成の活性化剤をサプリメントとして調製し、筋力増強を目的に摂取する場合、一日当たりの摂取量は、エゾウコギエキス乾燥粉末量換算で、1〜10000mgが適当であり、好ましくは、10〜3000mg、より好ましくは100〜1000mgである。
続いて、トナカイ角とカキの2種の動物抽出物について説明する。
トナカイ角は、北欧や北アメリカのツンドラ地帯に生息するシカ科の動物であるトナカイの角であり、主要成分はアミノ酸である。このトナカイ角のエキスには、本願発明に定義の筋芽細胞の増殖促進作用と分化促進作用の両作用が認められる。このトナカイ角のエキスは、トナカイの角部分を粉砕あるいは乾燥粉砕したものを公知の抽出法により抽出したものである。例えば、その乾燥粉末を水もしくはアルコールにより抽出し、濃縮、乾燥して粉末化することにより得ることができるが、これに限定されるわけではない。また、粉末にする前の濃縮液の状態で使用に供することもできる。このトナカイ角エキスには、各種市販品があり、例えば、松浦薬業株式会社(商品名「トナカイ角エキスパウダー」)から入手することができる。本発明にかかる筋芽細胞活性化剤の有効成分をこのトナカイ角エキスのみから構成する場合には、本活性化剤全量100重量部に対して、乾燥粉末量に換算して1〜100重量部である。また、係るトナカイ角エキス単独構成の活性化剤をサプリメントとして調製し、筋力増強を目的に摂取する場合、一日当たりの摂取量は、トナカイ角エキス乾燥粉末量換算で、1〜10000mgが適当であり、好ましくは、10〜3000mg、より好ましくは100〜1000mgである。
カキ(牡蛎)は、一般に「海のミルク」と言われるほど栄養に富んでおり、良質な蛋白質、タウリン、グリコーゲン、亜鉛、カルシウム、アミノ酸などのミネラルやビタミン類を含む。このカキのエキスには、本願発明に定義の筋芽細胞の増殖促進作用が認められる。このカキのエキスは、牡蠣を粉砕あるいは乾燥粉砕したものを公知の抽出法により抽出したものである。例えば、その乾燥粉末を水もしくはアルコールにより抽出し、濃縮、乾燥して粉末化することにより得ることができるが、これに限定されるわけではない。また、粉末にする前の濃縮液の状態で使用に供することもできる。このカキエキスには、各種市販品があり、例えば、丸善製薬株式会社(商品名「カキエキスパウダー」)から入手することができる。本発明にかかる筋芽細胞活性化剤の有効成分をこのカキエキスのみから構成する場合には、本活性化剤全量100重量部に対して、乾燥粉末量に換算して1〜100重量部である。また、係るカキエキス単独構成の活性化剤をサプリメントとして調製し、筋力増強を目的に摂取する場合、一日当たりの摂取量は、カキエキス乾燥粉末量換算で、1〜10000mgが適当であり、好ましくは、10〜3000mg、より好ましくは100〜1000mgである。
最後に、コエンザイムQ10からC12ペプチドまでの化合物について説明する。
コエンザイムQ10は、補酵素(コエンザイム)の一種で、Qとはキノン(quinone)の略であり、電子伝達系であるユビキノンとも呼称される物質である。コエンザイムQの化学構造のイソプレノイド側鎖長は生物によって異なるが、人の場合は10であることからコエンザイムQ10と呼称されている。このコエンザイムQ10には、本願発明に定義の筋芽細胞の増殖促進作用が認められる。このコエンザイムQ10には、各種市販品があり、例えば、日清ファルマ株式会社(商品名「アクアQ10L10」)から入手することができる。本発明にかかる筋芽細胞活性化剤の有効成分をこのコエンザイムQ10のみから構成する場合には、本活性化剤全量100重量部に対して、1〜100重量部である。また、係るコエンザイムQ10単独構成の活性化剤をサプリメントとして調製し、筋力増強を目的に摂取する場合、一日当たりの摂取量は、1〜10000mgが適当であり、好ましくは、10〜1000mg、より好ましくは100〜300mgである。
γ−オリザノールは、トリテルペンアルコールや各種植物ステロールのフェルラ酸エステルの総称であり、米油および米胚芽油から抽出できる。このγ−オリザノールには、本願発明に定義の筋芽細胞の増殖促進作用が認められる。このγ−オリザノールには、各種市販品があり、例えば、オリザ油化社(商品名「オリザガンマミルキー」)から入手することができる。本発明にかかる筋芽細胞活性化剤の有効成分をこのγ−オリザノールのみから構成する場合には、本活性化剤全量100重量部に対して、1〜100重量部である。また、係るγ−オリザノール単独構成の活性化剤をサプリメントとして調製し、筋力増強を目的に摂取する場合、一日当たりの摂取量は、1〜10000mgが適当であり、好ましくは、10〜3000mg、より好ましくは100〜1000mgである。
オクタコサノールは、米糠や小麦胚芽、サトウキビ、果物の外皮などに存在するワックス(ロウ)から抽出して得られるポリコサノールの一種である。ポリコサノールは炭素数20以上の高級脂肪族アルコール類の総称であり、オクタコサノールは炭素数28である。俗に「持久力をたかめる」「筋肉痛によい」「コレステロールを下げる」といわれている。このオクタコサノールには、本願発明に定義の筋芽細胞の増殖促進作用が認められる。このオクタコサノールには、各種市販品があり、例えば、オリザ油化社(商品名「オクタコサノール−L0.5」)から入手することができる。本発明にかかる筋芽細胞活性化剤の有効成分をこのオクタコサノールのみから構成する場合には、本活性化剤全量100重量部に対して、1〜100重量部である。また、係るオクタコサノール単独構成の活性化剤をサプリメントとして調製し、筋力増強を目的に摂取する場合、一日当たりの摂取量は、1〜10000mgが適当であり、好ましくは、10〜3000mg、より好ましくは100〜1000mgである。
β−グアニジノプロピオン酸は、クレアチンの同族体で、細胞内の燃料不足を認知する有酸素運動とよく似た効果を持つ。このβ−グアニジノプロピオン酸には、本願発明に定義の筋芽細胞の分化促進作用の両作用が認められる。このβ−グアニジノプロピオン酸には、各種市販品があり、例えば、和光純薬株式会社(商品名「β−グアニジノプロピオン酸」)から入手することができる。本発明にかかる筋芽細胞活性化剤の有効成分をこのβ−グアニジノプロピオン酸のみから構成する場合には、本活性化剤全量100重量部に対して、1〜100重量部である。また、係るβ−グアニジノプロピオン酸単独構成の活性化剤をサプリメントとして調製し、筋力増強を目的に摂取する場合、一日当たりの摂取量は、1〜10000mgが適当であり、好ましくは、10〜3000mg、より好ましくは100〜1000mgである。
アスタキサンチンは、カロテノイドの一種で、主にエビ・カニなど甲殻類、サケ・マスの身、タイ・コイの表皮などに含まれる天然色素の一種である。このアスタキサンチンには、本願発明に定義の筋芽細胞の増殖促進作用と分化促進作用の両作用が認められる。このアスタキサンチンには、各種市販品があり、例えば、富士化学工業株式会社(商品名「アスタリールオイル50F」)から入手することができる。本発明にかかる筋芽細胞活性化剤の有効成分をこのアスタキサンチンのみから構成する場合には、本活性化剤全量100重量部に対して、1〜100重量部である。また、係るアスタキサンチン単独構成の活性化剤をサプリメントとして調製し、筋力増強を目的に摂取する場合、一日当たりの摂取量は、0.1〜1000mgが適当であり、好ましくは、0.3〜100mg、より好ましくは1〜10mgである。
ルチンは、ビタミン様物質であるビタミンPの一種で、ケルセチンと二糖類のルチノースからなるフラボノイドである。そば、イチジクなどに多く含まれる。このルチンには、本願発明に定義の筋芽細胞の増殖促進作用が認められる。このルチンには、各種市販品があり、例えば、アルプス薬品工業株式会社(商品名「ルチン」)から入手することができる。本発明にかかる筋芽細胞活性化剤の有効成分をこのルチンのみから構成する場合には、本活性化剤全量100重量部に対して、1〜100重量部である。また、係るルチン単独構成の活性化剤をサプリメントとして調製し、筋力増強を目的に摂取する場合、一日当たりの摂取量は、1〜1000mgが適当であり、好ましくは、3〜300mg、より好ましくは10〜100mgである。
ヘスペリジンは、ビタミン様物質であるビタミンPの一種で、レモンなどの柑橘類の皮に含まれる。このヘスペリジンには、本願発明に定義の筋芽細胞の増殖促進作用と分化促進作用の両作用が認められる。このヘスペリジンには、各種市販品があり、例えば、アルプス薬品工業(商品名「ヘスペリジン」)から入手することができる。本発明にかかる筋芽細胞活性化剤の有効成分をこのヘスペリジンのみから構成する場合には、本活性化剤全量100重量部に対して、1〜100重量部である。また、係るヘスペリジン単独構成の活性化剤をサプリメントとして調製し、筋力増強を目的に摂取する場合、一日当たりの摂取量は、1〜10000mgが適当であり、好ましくは、10〜3000mg、より好ましくは100〜1000mgである。
DNAは、生物の遺伝情報をつかさどる高分子であり、酵母やサケの白子などDNA含有率の高い生物資源から抽出される。このDNAには、本願発明に定義の筋芽細胞の分化促進作用が認められる。このDNAには、各種市販品があり、例えば、株式会社ニチロ(商品名「DNA−Na」)から入手することができる。本発明にかかる筋芽細胞活性化剤の有効成分をこのDNAのみから構成する場合には、本活性化剤全量100重量部に対して、1〜100重量部である。また、係るDNA単独構成の活性化剤をサプリメントとして調製し、筋力増強を目的に摂取する場合、一日当たりの摂取量は、1〜10000mgが適当であり、好ましくは、10〜3000mg、より好ましくは100〜1000mgである。
プロタミンは、魚類の精巣から抽出される蛋白質の主成分であり、アルギニンを多く含有する。このプロタミンには、本願発明に定義の筋芽細胞の増殖促進作用が認められる。このプロタミンには、各種市販品があり、例えば、株式会社ニチロ(商品名「ヌクレオプロタミン」)から入手することができる。本発明にかかる筋芽細胞活性化剤の有効成分をこのプロタミンのみから構成する場合には、本活性化剤全量100重量部に対して、1〜100重量部である。また、係るプロタミン単独構成の活性化剤をサプリメントとして調製し、筋力増強を目的に摂取する場合、一日当たりの摂取量は、1〜10000mgが適当であり、好ましくは、10〜3000mg、より好ましくは100〜1000mgである。
カルニチンは、動物の筋肉や肝臓にも広く存在し、長鎖脂肪酸をミトコンドリア内に輸送するのに、キャリアとして必要となる物質であり、牛などの肉から抽出して得られる。このカルニチンには、本願発明に定義の筋芽細胞の増殖促進作用が認められる。このカルニチンには、各種市販品があり、例えば、伊藤ライフサイエンス社(商品名「カルニッチ5」)から入手することができる。本発明にかかる筋芽細胞活性化剤の有効成分をこのカルニチンのみから構成する場合には、本活性化剤全量100重量部に対して、1〜100重量部である。また、係るカルニチン単独構成の活性化剤をサプリメントとして調製し、筋力増強を目的に摂取する場合、一日当たりの摂取量は、1〜10000mgが適当であり、好ましくは、10〜3000mg、より好ましくは100〜1000mgである。
γ−アミノ酪酸は、甲殻類の神経筋接合部、哺乳類の小脳、脊髄、大脳などに多く存在する抑制性神経伝達物質と考えられているアミノ酸である。玄米には天然γ−アミノ酪酸が多く含まれ、さらに発芽することによって増加し、発芽玄米には白米の約10倍のγ−アミノ酪酸が含まれるともいわれている。その他、緑茶葉を窒素ガス下で処理したギャバロン茶や、ぬか漬けなどにも含まれている。このγ−アミノ酪酸には、本願発明に定義の筋芽細胞の増殖促進作用が認められる。このγ−アミノ酪酸には、各種市販品があり、例えば、協和発酵工業株式会社(商品名「GABA協和」)から入手することができる。本発明にかかる筋芽細胞活性化剤の有効成分をこのγ−アミノ酪酸のみから構成する場合には、本活性化剤全量100重量部に対して、1〜100重量部である。また、係るγ−アミノ酪酸単独構成の活性化剤をサプリメントとして調製し、筋力増強を目的に摂取する場合、一日当たりの摂取量は、0.1〜1000mgが適当であり、好ましくは、1〜300mg、より好ましくは10〜100mgである。
オルニチンは、アミノ酸の一種で、尿素回路を構成する物質の一つであり、アルギニンの分解によって生成する。オルニチンは発酵法などにより製造される。このオルニチンには、本願発明に定義の筋芽細胞の増殖促進作用と分化促進作用の両作用が認められる。このオルニチンには、各種市販品があり、例えば、協和発酵工業株式会社(商品名「L−オルニチン塩酸塩協和」)から入手することができる。本発明にかかる筋芽細胞活性化剤の有効成分をこのオルニチンのみから構成する場合には、本活性化剤全量100重量部に対して、1〜100重量部である。また、係るオルニチン単独構成の活性化剤をサプリメントとして調製し、筋力増強を目的に摂取する場合、一日当たりの摂取量は、1〜10000mgが適当であり、好ましくは、10〜3000mg、より好ましくは100〜1000mgである。
システインは、含硫アミノ酸の一つであり、成人では必須アミノ酸ではないが、乳幼児では不可欠な含硫アミノ酸である。このシステインには、本願発明に定義の筋芽細胞の増殖促進作用と分化促進作用の両作用が認められる。このシステインには、各種市販品があり、例えば、ALDRICH社(商品名「L−システイン」)から入手することができる。本発明にかかる筋芽細胞活性化剤の有効成分をこのシステインのみから構成する場合には、本活性化剤全量100重量部に対して、1〜100重量部である。また、係るシステイン単独構成の活性化剤をサプリメントとして調製し、筋力増強を目的に摂取する場合、一日当たりの摂取量は、1〜10000mgが適当であり、好ましくは、10〜3000mg、より好ましくは100〜1000mgである。
ヌクレオプロテインは、サケ白子に10〜20%程度存在する精子核の主成分であり、DNAと蛋白質(プロタミン)を多く含有する。このヌクレオプロテインには、本願発明に定義の筋芽細胞の増殖促進作用が認められる。このヌクレオプロテインには、各種市販品があり、例えば、株式会社ニチロ(商品名「ヌクレオプロテイン」)から入手することができる。本発明にかかる筋芽細胞活性化剤の有効成分をこのヌクレオプロテインのみから構成する場合には、本活性化剤全量100重量部に対して、1〜100重量部である。また、係るヌクレオプロテイン単独構成の活性化剤をサプリメントとして調製し、筋力増強を目的に摂取する場合、一日当たりの摂取量は、1〜30000mgが適当であり、好ましくは、10〜10000mg、より好ましくは100〜3000mgである。
大豆ペプチドは、大豆の蛋白質を酵素分解することで得られる成分である。この大豆ペプチドには、本願発明に定義の筋芽細胞の増殖促進作用と分化促進作用の両作用が認められる。この大豆ペプチドには、各種市販品があり、例えば、不二製油株式会社(商品名「大豆ペプチド」)から入手することができる。本発明にかかる筋芽細胞活性化剤の有効成分をこの大豆ペプチドのみから構成する場合には、本活性化剤全量100重量部に対して、1〜100重量部である。また、係る大豆ペプチド単独構成の活性化剤をサプリメントとして調製し、筋力増強を目的に摂取する場合、一日当たりの摂取量は、1〜30000mgが適当であり、好ましくは、10〜10000mg、より好ましくは1000〜3000mgである。
C12ペプチドは、カゼインの酵素分解物であり、12個のアミノ酸がペプチド結合したものである。このC12ペプチドには、本願発明に定義の筋芽細胞の増殖促進作用と分化促進作用の両作用が認められる。このC12ペプチドには、各種市販品があり、例えば、DMV社(商品名「C12 peption ACE」)から入手することができる。本発明にかかる筋芽細胞活性化剤の有効成分をこのC12ペプチドのみから構成する場合には、本活性化剤全量100重量部に対して、1〜100重量部である。また、係るC12ペプチド単独構成の活性化剤をサプリメントとして調製し、筋力増強を目的に摂取する場合、一日当たりの摂取量は、1〜10000mgが適当であり、好ましくは、10〜3000mg、より好ましくは100〜1000mgである。
前記各有効成分には、前述のように、筋芽細胞の活性化作用があるが、この筋芽細胞活性化作用としては、より詳しくは、筋芽細胞の増殖を促進する作用と、筋芽細胞の分化を促進する作用とがある。本発明における筋芽細胞の活性化作用とは、前記2つの作用の少なくともいずれか一方の作用を有することを意味する。前記有効成分の群には、筋芽細胞の増殖を促進する作用あるいは筋芽細胞の分化を促進する作用のいずれか一方の作用のみを有するものと、両方の作用を同時に有するものとが含まれている。
前記有効成分の群の内、筋芽細胞の増殖促進作用と分化促進作用の両作用を共に有する有効成分は、刺梨,アガリスク茸,コレウス,マカ,ガラナ,タイソウ,パフィア,エゾウコギの各抽出物、トナカイ角の抽出物、アスタキサンチン、ヘスペリジン、オルニチン、システイン、大豆ペプチド、C12ペプチドである。
また、前記有効成分の群の内、筋芽細胞の増殖促進作用のみを有する有効成分は、クコシ,ユズ種子,ソバ葉の各抽出物、カキの抽出物、コエンザイムQ10、γ−オリザノール、オクタコサノール、ルチン、プロタミン、カルニチン、γ−アミノ酪酸、ヌクレオプロテインである。
また、前記有効成分の群の内、筋芽細胞の分化促進作用のみを有する有効成分は、ワランゴ,オウセイ,ウコン,ムイラプアマ,ミカン,ココア,シリマリン、アサイ、β−グアニジノプロピオン酸、DNAである。
これら各有効成分の推奨摂取量は、それぞれ単独構成にて本発明の筋芽細胞活性化剤を調製した場合については、前記各有効成分の説明において示した通りである。前記各有効成分の2種以上を組み合わせて本発明の筋芽細胞活性化剤を調製する場合は、組み合わせの構成による効果を勘案して決定される。本発明の筋芽細胞活性化剤中の有効成分の濃度は、通常のサプリメントに適用する場合、適用対象のサプリメントの剤形、すなわち、ドリンク剤、チュアブル剤、錠剤、散剤、カプセル剤、その他の形態によって、適宜調整する必要があるが、基本的には、前記有効成分の一日当たりの推奨摂取量を満足するように調整すればよい。
以下に、本発明にかかる筋芽細胞活性化剤の実施例を説明する。なお、以下に示す実施例は、本発明を説明するための好適な例示に過ぎず、なんら本発明を限定するものではない。
(実施例1)
この実施例1では、本発明に係る筋芽細胞活性化剤を構成する各有効成分を無添加時の増殖活性と比較して、以下のように筋芽細胞の増殖促進効果について評価した。
対象とする筋芽細胞として、大日本住友製薬社製のマウス由来筋芽細胞(商品名「C2C12」)を用いた。また、有効成分のサンプルとして下記(表1)に示す成分を用意した。また、培地は、インビトロジェン社製のDMEM(Dulbecco's Modified Eagle's Medium)を用いた。
5×104個の前記筋芽細胞を400μLの培地(10%FBS、100単位/mLペニシリン、100μg/mLストレプトマイシンを含有したDMEM)に縣濁し、24ウェル・プレートに播種後、37℃、5%CO2下で3時間培養して定着させた。
その後、アスピレーターにより培地を吸引して抜き取り、定着した前記筋芽細胞をDMEM+100単位/mLペニシリン、100μg/mLストレプトマイシン 1mLにて1回洗浄した後、評価用の培地(0.5%FBS(ウシ胎仔血清)、100単位/mLペニシリン、100μg/mLストレプトマイシン、(表1)に示す各成分サンプルを含有したDMEM)400μLを添加した。各成分サンプルの評価濃度を終濃度で0.1、1、10、100ppmとした。各成分サンプルについて1%の水溶液(疎水性のサンプルはエタノール溶液)を調製し、各終濃度となるように適宜添加した。
前述の培地を2日間培養後、培地を抜き取り、10%アラマーブルー、0.5%FBS、100単位/mLペニシリン、100μg/mLストレプトマイシンを添加したDMEMを200μL添加し、3時間培養後、蛍光プレートリーダーにて蛍光値(Ex544,Em590)を測定(蛍光強度が細胞数と比例)した。
相対増殖度は、以下の式(1)にて算出して求めた。
相対増殖度=サンプル添加時の蛍光強度÷サンプル無添加の蛍光強度・・・・・(1)
サンプル無添加の増殖度1.00に対して各サンプル添加による相対増殖度を、(表1)に示した。(表1)に記載されている値は、評価したサンプルの濃度(0.1、1、10、100ppm)において、最も相対増殖度の高かった値とその時のサンプル濃度を示した。相対増殖度1.10超〜1.20未満を効果あり(○)、1.20以上を著効(◎)として判定した。その結果を、(表1)に併記した。
Figure 2008156294
(実施例2)
この実施例2では、本発明に係る筋芽細胞活性化剤を構成する各有効成分に対して、以下のように筋芽細胞の分化促進効果について評価した。
対象とする筋芽細胞として、大日本住友製薬社製のマウス由来筋芽細胞(商品名「C2C12」)を用いた。また、有効成分のサンプルとして下記(表1)に示す成分を用意した。また、培地は、インビトロジェン社製のDMEM(Dulbecco's Modified Eagle's Medium)を用いた。
12ウェル細胞培養プレートに前記筋芽細胞(C2C12)を播種し、培養液DMEM+10%FBS+1%ペニシリン−ストレプトマイシン1mLにて、90%コンフルエントまで培養した。前記筋芽細胞をDMEM+100単位/mLペニシリン、100μg/mLストレプトマイシン 1mLにて2回洗浄した後、DMEM+100単位/mLペニシリン、100μg/mLストレプトマイシン1mLに、下記(表2)に示した評価成分サンプルを、終濃度1ppm、10ppm、100ppmとした評価用培養液を添加した。評価用培養液調製については、各成分サンプルについて1%の水溶液(疎水性のサンプルはエタノール溶液)を調製し、各終濃度となるように適宜添加した。
上記各評価用培養液に対して、3日後に同じ培養液で培地交換を行い、5日間培養して分化を誘導した。
筋芽細胞の分化の程度を定量化するために、文献(Z-Q cheng, Jornal of Endcrinology, 167, 175-182 (2000))において分化マーカーとして利用されているクレアチンキナーゼ活性を測定した。クレアチンキナーゼ活性は、プロテアーゼインヒビターカクテル(シグマ社)を1%添加したCellytic M(シグマ社)100μLにて細胞を溶解し、遠心上清をPBS(リン酸緩衝生理食塩水)にて100倍希釈したものをサンプルとして、CPKIIテストワコー(和光純薬株式会社製のクレアチンホスホキナーゼ(クレアチンキナーゼの別称)活性測定試薬)の方法に従って測定した。評価成分サンプルの効果を示す指標として、分化促進率(=成分サンプル添加時のクレアチンキナーゼ活性/無添加時のクレアチンキナーゼ活性)を用いた。判定は、分化促進率が1.10倍超以上〜1.20未満のものを効果有り(○)、1.20倍以上のものを著効(◎)とした。その結果を(表2)に併記した。
Figure 2008156294
前記実施例から明らかなように、本発明に係る筋芽細胞活性化剤は、筋芽細胞増殖促進作用あるいは、筋芽細胞分化促進作用、または両方の作用を兼ね備えている。しかも、本発明に係る筋芽細胞活性化剤は、医薬品であるIGF−1と異なり、食品、サプリメントとして安全に、安価に継続して使用できるものである。
以上のように、本発明にかかる筋芽細胞活性化剤は、筋肉の増強に大きな役割を果たしている筋芽細胞を容易に増殖させ、分化させることができる。したがって、本発明の筋芽細胞活性化剤を有効成分として、各種剤形にて提供することにより、日常的な安全性の高い摂取が可能となり、生活の質を大きく損なう筋肉の萎縮を迅速かつ安全に回復させることが可能となる。

Claims (3)

  1. 筋肉の筋線維周辺に存在する筋芽細胞を活性化させることにより筋肉の増強を図る筋芽細胞活性化剤であって、
    刺梨,アガリクス茸,コレウス,クコシ,ユズ種子,ソバ葉,ワランゴ,オウセイ,ウコン,ムイラプアマ,マカ,ガラナ,ミカン,ココア,タイソウ,パフィア,シリマリン,アサイ,エゾウコギ,トナカイ角,カキの各抽出物、コエンザイムQ10、γ-オリザノール、オクタコサノール、β-グアニジノプロピオン酸、アスタキサンチン、ルチン、ヘスペリジン、DNA、プロタミン、カルニチン、γ-アミノ酪酸、オルニチン、システイン、ヌクレオプロテイン、大豆ペプチド、C12ペプチド中の一種または二種以上を有効成分として含有することを特徴とする筋芽細胞活性化剤。
  2. 前記筋芽細胞活性化作用が筋芽細胞の増殖促進作用であり、該筋芽細胞の増殖促進作用が、刺梨,アガリクス茸,コレウス,クコシ,ユズ種子,ソバ葉,マカ,ガラナ,タイソウ,パフィア,エゾウコギ,トナカイ角,カキの各抽出物、コエンザイムQ10、γ-オリザノール、オクタコサノール、アスタキサンチン、ルチン、ヘスペリジン、プロタミン、カルニチン、γ-アミノ酪酸、オルニチン、システイン、ヌクレオプロテイン、大豆ペプチド、C12ペプチドの中の一種または二種以上の組み合わせにより得られることを特徴とする請求項1記載の筋芽細胞活性化剤。
  3. 前記筋芽細胞活性化作用が筋芽細胞の分化促進作用であり、該筋芽細胞の分化促進作用が、刺梨,アガリクス茸,コレウス,ワランゴ,オウセイ,ウコン,ムイラプアマ,マカ,ガラナ,ミカン,ココア,タイソウ,パフィア,シリマリン,アサイ,エゾウコギ,トナカイ角の各抽出物、β-グアニジノプロピオン酸、アスタキサンチン、ヘスペリジン、DNA、オルニチン、システイン、大豆ペプチド、C12ペプチド中の一種または二種以上の組み合わせにより得られることを特徴とする請求項1記載の筋芽細胞活性化剤。
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