JP2008155466A - カラーマークの判別方法とその装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】カメラ自身の解像度を上げることなく、カラーマークの判別を精度よく行うことができる方法とその装置を提供する。
【解決手段】コンベヤ11にて搬送される検査済みのタイヤTのサイド部に転写されたカラーマークMを撮影して、上記カラーマークMの色と個数とを判別する際に、上記コンベヤ11を一時停止させて、判定するタイヤTを回転台12に転載した後、上記回転台12に搭載されたタイヤTを回転させながら、ライン照明装置17により照らされた上記タイヤのサイド部をラインカメラ14にて撮影してタイヤ像を得、この得られたタイヤ像に基づいて上記カラーマークMの色と個数とを判別するようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、検査済みのタイヤのサイド部に転写されたカラーマークの色と個数とを判別する方法とその装置に関するものである。
加硫を終えた製品タイヤは、外観検査、寸法測定、ユニフォミティ測定などの各種検査工程を経た後出荷される。上記タイヤのサイド部には、通常、タイヤ構造記号,断面幅,リム径呼び,偏平率などを表わす文字や数字から成るタイヤ表示や、模様などの標識が刻印されている他に、当該タイヤの再軽量点を示すバランスマーク、ユニフォミティ測定結果を示すユニフォミティマーク、当該タイヤが特別のOEサイズであることを示すOEマークなどの一定の形状でかつ着色された識別マーク(カラーマーク)が転写されている。
従来、上記カラーマークが適正に付けられているかどうかの判定作業は、作業員による目視により行なわれていたが、判定ミスが生じ易いことや、作業効率が悪いといった問題点があった。
そこで、一部の工場には、上記カラーマークの判別を自動的に行うため、図3に示すような、カラーマークリーダ50が導入されている。このカラーマークリーダ50は、コンベヤ51にて搬送されてくる検査済みのタイヤTに、ライン照明装置52により当該タイヤTの外径よりも広い範囲に照明をあてるとともに、当該タイヤTのタイヤ軸中心の直上からラインカメラ53にてタイヤの平面像を撮影し、この撮影された画像に基づいて、当該タイヤTのサイド部に転写されたカラーマークMの色と個数とを判別するもので、これにより、カラーマークの判別を精度よく行うことができる。
しかしながら、上記従来のカラーマークリーダ50では、カメラの焦点距離を長くして当該タイヤTの全体像を撮影しているため、ラインカメラ53に対するカラーマークMの位置にバラツキがある場合には、判別精度が低下してしまうといった問題点があった。そこで、上記ラインカメラ53自身の解像度を上げることも考えられるが、コスト高になってしまうので、有効な方法ではない。
本発明は、上記従来の問題点を解決するためになされたもので、カメラ自身の解像度を上げることなく、カラーマークの判別を精度よく行うことができる方法とその装置を提供することを目的とする。
本願の請求項1に記載の発明は、コンベヤにて搬送されてくる検査済みのタイヤを、当該タイヤのタイヤ軸方向からカメラにて撮影して、当該タイヤのサイド部に転写されたカラーマークの色と個数とを判別する方法であって、当該タイヤを撮影するカメラを当該タイヤのサイド部の直上に設置するとともに、上記コンベヤを一時停止して当該カメラを回転させながら上記タイヤのサイド部を上記タイヤの周方向に沿って撮影して、上記カラーマークの色と個数とを判別するようにしたことを特徴とするものである。
また、請求項2に記載の発明は、コンベヤにより搬送される検査済みのタイヤを撮影して、当該タイヤのサイド部に転写されたカラーマークの色と個数とを判別するカラーマークの判別装置であって、上記コンベヤの通路の間に設けられた、上記コンベヤにて搬送されたタイヤを搭載し、当該タイヤをそのタイヤ軸周りに回転させる回転台と、この回転台の上方で、かつ、当該タイヤのサイド部の直上に設置されるカメラと、上記回転台と上記コンベヤの駆動状態を制御する制御手段とを備えるとともに、上記制御手段は、撮影時には、上記コンベヤを一時停止する制御を行うように構成したものである。
本発明によれば、コンベヤにて搬送されてくる検査済みのタイヤのサイド部に転写されたカラーマークの色と個数とを判別する際に、当該タイヤを撮影するカメラを当該タイヤのサイド部の直上に設置するとともに、上記コンベヤを一時停止して当該カメラを回転させながら上記タイヤのサイド部を上記タイヤの周方向に沿って撮影して、上記カラーマークの色と個数とを判別するようにしたので、カメラ自身の解像度を上げることなく、カラーマークの判別を精度よく行うことができる。
すなわち、本発明においては、カメラの走査範囲がサイド部だけなので、カメラ焦点距離を短くした撮影視野の小さな画像、すなわち、解像度の大きな画像を得ることができるので、カメラ自身の解像度が同じであっても、カラーマークの判別を精度よく行うことができる。
以下、本発明の最良の形態について、図面に基づき説明する。
図1は、本最良の形態に係わるカラーマークの判別装置10の概要を示す図で、同図において、11はサイド部にカラーマークMが転写された検査済みのタイヤTを搬送するコンベヤ、12は上記コンベヤ11の間に設けられた回転台、13は上記回転台12を回転駆動する駆動装置、14は上記コンベヤ11の外側に立設されたフレーム15の上部側から上記コンベヤ11側に突設されたカメラ設置用フレーム16に取付けられたラインカメラで、このラインカメラ14は上記回転台12に搭載されたタイヤTのサイド部の直上に設置されている。
また、17は上記回転台12上のタイヤTのサイド部を照明するライン照明装置、18は上記コンベヤ11の稼動及び停止と上記駆動装置13とを制御する制御装置で、上記ラインカメラ14による撮影時間の制御とライン照明装置17のオン・オフ制御についても、上記制御装置18により行ってもよい。
次に、本発明のカラーマークの判別装置10を用いてタイヤTに転写されたカラーマークを判別する方法について説明する。
はじめに、検査済みのタイヤTをコンベヤ11にて搬送し、タイヤTが計測位置である回転台12の前まで搬送された時点でコンベヤ11を一時停止する。そして、判定するタイヤTを回転台12に転載した後、制御装置18により、駆動装置13を駆動して上記回転台12に搭載されたタイヤTを回転させながら、ライン照明装置17により照らされた上記タイヤのサイド部をラインカメラ14にて撮影する。これにより、当該タイヤTのサイド部を横切るスリット像を上記タイヤの周方向に沿って連続的に撮影したタイヤ像を得ることができる。
本発明では、上記ラインカメラ14はタイヤTのサイド部のみしか撮影しないので、ラインカメラ14の位置は、従来よりも上記タイヤTに近い。すなわち、カメラの焦点距離を従来よりも短くして撮影するので従来よりも視野の狭い画像、すなわち、分解能が高い画像を得ることができる。具体的には、図2に示すように、カラーマークMのある部分を大きく撮影することができる。したがって、カラーマークMの取付位置にバラツキがあっても、上記カラーマークMの色や個数を十分に判別することができる。ちなみに、従来のカラーマークリーダ50では、上記スリット像の幅はほぼタイヤ外径程度であったのに対し、本発明では、上記ラインカメラ14はタイヤTのサイド部のみしか撮影しないので、上記スリット像の幅は、タイヤの内径と外径との差の半分程度である。
なお、カラーマークMの色と個数との判別は、上記撮影された画像に基づいて行うが、その方法としては、周知の画像処理技術を用いてもよいし、画像をモニター等の表示装置に表示し、作業員が上記表示画面を見て判定するようにしてもよい。
タイヤTの撮影後には、上記駆動装置13を停止させ、撮影済みのタイヤTをコンベヤ11の後段に転送した後、制御装置18により、コンベヤ11を再稼動させて、上記撮影したタイヤTを搬送するとともに、次に判定するタイヤを、空になった回転台12の手前まで搬送する。
このように、本最良の形態では、コンベヤ11にて搬送される検査済みのタイヤTのサイド部に転写されたカラーマークMを撮影して、上記カラーマークMの色と個数とを判別する際に、上記コンベヤ11を一時停止させて、判定するタイヤTを回転台12に転載した後、上記回転台12に搭載されたタイヤTを回転させながら、ライン照明装置17により照らされた上記タイヤのサイド部をラインカメラ14にて撮影してタイヤ像を得、この得られたタイヤ像に基づいて上記カラーマークMの色と個数とを判別するようにしたので、画像の分解能を高くすることができる。したがって、カラーマークMの取付位置にバラツキがあっても、上記カラーマークMの色や個数を精度よく判別することができる。
また、本発明では、従来よりもタイヤTに近い位置で、かつ、狭い視野にて撮影を行うので、ラインカメラ14を支持するフレーム15やカメラ設置用フレーム16だけでなく、ライン照明装置17も小さくできるので、判別装置全体を小型化でき、レイアウトが容易になるという利点も有している。
以上説明したように、本発明によれば、カメラの解像度を上げることなく、検査済みのタイヤのサイド部に転写されたカラーマークの色と個数とを精度よく判別することができるので、カラーマークの判別を安価にかつ正確に行うことができる。
本発明の最良の形態に係るカラーマークの判別装置の概要を示す図である。 カラーマークの画像の一例を示す図である。 従来のカラーマークリーダによる判別方法を示す図である。
符号の説明
10 カラーマークの判別装置、11 コンベヤ、12 回転台、13 駆動装置、
14 ラインカメラ、15 フレーム、16 カメラ設置用フレーム、
17 ライン照明装置、18 制御装置、T タイヤ、M カラーマーク。

Claims (2)

  1. コンベヤにて搬送されてくる検査済みのタイヤを、当該タイヤのタイヤ軸方向からカメラにて撮影して、当該タイヤのサイド部に転写されたカラーマークの色と個数とを判別するカラーマークの判別方法において、当該タイヤを撮影するカメラを当該タイヤのサイド部の直上に設置するとともに、上記コンベヤを一時停止して当該カメラを回転させながら上記タイヤのサイド部を上記タイヤの周方向に沿って撮影して、上記カラーマークの色と個数とを判別するようにしたことを特徴とするカラーマークの判別方法。
  2. コンベヤにより搬送される検査済みのタイヤを撮影して、当該タイヤのサイド部に転写されたカラーマークの色と個数とを判別するカラーマークの判別装置であって、上記コンベヤの通路の間に設けられた、上記コンベヤにて搬送されたタイヤを搭載し、当該タイヤをそのタイヤ軸周りに回転させる回転台と、この回転台の上方で、かつ、当該タイヤのサイド部の直上に設置されるカメラと、上記回転台と上記コンベヤの駆動状態を制御する制御手段とを備えるとともに、上記制御手段は、撮影時には、上記コンベヤを一時停止する制御を行うことを特徴とするカラーマークの判別装置。
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