JP2008153261A - レーザアニール装置 - Google Patents

レーザアニール装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008153261A
JP2008153261A JP2006336809A JP2006336809A JP2008153261A JP 2008153261 A JP2008153261 A JP 2008153261A JP 2006336809 A JP2006336809 A JP 2006336809A JP 2006336809 A JP2006336809 A JP 2006336809A JP 2008153261 A JP2008153261 A JP 2008153261A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
laser
work
work substrate
optical system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006336809A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5037926B2 (ja
Inventor
Atsuhiro Sono
淳弘 園
Tatsuki Okamoto
達樹 岡本
Shinsuke Yura
信介 由良
Masaki Seguchi
正記 瀬口
Ichiji Yamayoshi
一司 山吉
Kazuyuki Sugahara
和之 須賀原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2006336809A priority Critical patent/JP5037926B2/ja
Publication of JP2008153261A publication Critical patent/JP2008153261A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5037926B2 publication Critical patent/JP5037926B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Recrystallisation Techniques (AREA)

Abstract

【課題】ガスノズルの構成による設計上の制約を受けずに、伝送光学系の小型化や多機能化が図られるレーザアニール装置を提供する。
【解決手段】レーザアニール装置は、ガラス基板3bおよび該ガラス基板3b上に形成されたシリコン膜3aを含むワーク基板3に対して、レーザ光2を照射するものであって、シリコン膜3a側に配置され、シリコン膜3aに向けて不活性ガスを吹き付けるためのガスノズル4と、ガラス基板3b側に配置され、該ガラス基板3bを介してシリコン膜3aにレーザ光2を照射するための伝送光学系101などで構成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、透明基板上に材料層が形成されたワーク基板に対してレーザ光を照射し、例えば、非晶質材料層から多結晶材料層を形成したり、あるいはイオンドーピング後に材料層を活性化するためのレーザアニール装置に関する。
従来、LCD(液晶ディスプレイ)として、TFT(薄膜トランジスタ:Thin Film Transistor)−LCDが知られており、近年、低温ポリシリコン(P−Si)TFT−LCDが開発されている。こうした低温ポリシリコンTFT−LCDのような液晶ディスプレイの製造工程において、レーザ光を用いてシリコン膜のアニールを行うレーザアニール装置が用いられる。
レーザアニール装置は、例えば、ガラス基板上に形成された非晶質シリコン膜(アモルファスシリコン:a−Si)に対して、エキシマレーザなどの高出力のレーザ光を照射する。すると、ガラス基板上の非晶質シリコン膜が溶融して、冷却過程の再結晶化の際に多結晶シリコン膜(ポリシリコン:P−Si)が形成される。こうした多結晶化処理により、高い電子移動度を有するTFTを作成することができる。
また、レーザアニール処理は、基板の酸化防止および膜面の平坦化のために、窒素など不活性ガスで置換した低酸素状態の雰囲気で実施されることは知られている。
このようなレーザアニール装置の一例は、下記特許文献1の図1に示されており、中空の内部を備えた処理室と、処理室の内部に移動自在に配設された支持部材と、処理室の上面部に配設されたレーザ光を導入するためのレーザ導入窓と、レーザ導入窓に取り付けられ処理室の内部に位置するノズルと、レーザーシステムとで構成されている。
ノズルは、アニール中の雰囲気を低酸素状態にするため、不活性ガスなどの処理気体をワーク基板上に吹きつける。レーザ光は、処理気体と共通の経路を通って、単一のノズルの吐出口を通過し、ノズルの外部を出射して、ワーク基板に到達する。こうしてレーザ光の照射領域では、ノズルによる処理気体の吹き付けにより酸素が効率よく排除される。
一方、レーザアニール装置は、イオンドーピング後のシリコン活性化においても用いられる。その第1の目的は、TFTのソース・ドレイン領域に導入した不純物元素を活性化させることである。さらに、多結晶シリコン膜がイオンドーピングによってダメージを受けると、多結晶シリコン膜の結晶粒界には結晶欠陥が発生し、これがTFTのキャリア移動を阻害することがある。レーザアニールの第2の目的は、こうした結晶欠陥を修復することであり、多結晶シリコン膜の活性化が図られる。
TFTでは、多結晶シリコン膜上に電極が形成されているため、レーザ活性化処理の際にTFT面側からレーザ光を照射しても、電極により遮られてしまうため、全面的な活性化処理が行えない。そのため、ガラス面側からレーザ照射を行うことになる。
通常、ガラス基板側の主面は、ワーク基板全体を固定したり支持する面として機能するため、レーザアニールの際に、XYステージなどを用いてワーク基板を搬送する一般的な手法では、ガラス面からのレーザ照射は不可能である。その対策として、下記特許文献2の図1には、ガスにより基板を浮上搬送する搬送系を採用したレーザアニール装置が提案されている。
特開2004−152823号公報(図1) 特開2002−231654号公報(図1)
特許文献1では、レーザ光と不活性ガスが共通の経路を通るため、ガスノズルの大きさや形状、配置に起因して、伝送光学系の構成や配置が制約を受けることがある。そのため伝送光学系の設計自由度が減少して、小型化や多機能化が規制されることがある。
また特許文献2では、基板をガスにより浮上搬送しているため、ガス吹き付けにより基板が振動することがある。また、基板面の高さを調整するために、ガス吹き付けとガス吸引を同時に行う機構を採用した場合も、基板面の高さ精度および水平精度の両方を安定に保つことは非常に困難である。レーザ光の照射面が不安定になると、エネルギー照射密度が面内で変動することになり、その結果、多結晶化したシリコン膜の組成が変動したり、活性化レベルが変動することになる。
本発明の目的は、ガスノズルの構成による設計上の制約を受けずに、伝送光学系の小型化や多機能化が図られるレーザアニール装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明は、透明基板および該透明基板上に形成された材料層を含むワーク基板に対して、レーザ光を照射するレーザアニール装置であって、
材料層側に配置され、材料層面に向けて不活性ガスを吹き付けるためのガスノズルと、
透明基板側に配置され、該透明基板を介して材料層にレーザ光を照射するための伝送光学系とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、ワーク基板の材料層側にガスノズルを配置し、ワーク基板の透明基板側に伝送光学系を配置しているため、両者間の設計上の干渉を排除している。そのため、ガスノズルの大きさや形状、配置などによる設計上の制約を受けずに、伝送光学系の設計自由度が高くなり、その小型化や多機能化を図ることができる。同様に、ガスノズルの設計自由度も高くなって、例えば、レーザ導入窓が不要になる等、その小型化や多機能化を図ることができる。その結果、レーザアニール装置全体の更なる簡素化、低コスト化が図られる。
実施の形態1.
図1は、本発明の第1実施形態を示す構成図である。レーザアニール装置は、レーザ発振器100と、伝送光学系101と、折り返しミラー102と、加工搬送系103などで構成される。加工搬送系103には、ワーク基板3に対して不活性ガスを吹き付けるためのガスノズル4と、ワーク基板3を搬送するための搬送機構(不図示)などが設けられる。ワーク基板3は、透明基板としてのガラス基板3bと、透明基板上に形成された材料層としてのシリコン膜3aなどで構成され、例えば、TFT(薄膜トランジスタ)やマトリクス駆動電極を有するLCD基板などである。
なお、図1において、ワーク基板3をXY面内に配置し、レーザ照射時の基板搬送方向をX方向とし、鉛直下方をZ方向に設定している。
レーザ発振器100は、ガスレーザ、固体レーザ、エキシマレーザ等の高出力タイプのレーザが使用できる。特に、非晶質シリコン膜にレーザアニール処理を施す場合は、波長350〜800nmの可視光を発生する光源が好ましく、例えば、Nd:YAGレーザの第2もしくは第3高調波、Nd:ガラスレーザの第2もしくは第3高調波、Nd:YVOレーザの第2もしくは第3高調波、Nd:YLFレーザの第2もしくは第3高調波、Yb:YAGレーザの第2もしくは第3高調波、Yb:ガラスレーザの第2もしくは第3高調波、または、Ti:Al(サファイア)レーザの基本波若しくは高調波が利用できる。
レーザ発振器100から出力されたレーザ光2は、ほぼ円形断面でガウス形状の強度分布を有し、次の伝送光学系101に供給される。
伝送光学系101は、ビームエキスパンダ、シリンドリカルレンズ、集光レンズ、転写レンズ、プリズムなどで構成され、主に、レーザ光2の強度分布を均一整形にするホモジナイズ機能、その整形されたレーザ光を転写する機能、およびレーザ光2を集光する機能を備えている。
伝送光学系101は、ワーク基板3のガラス基板3b側に配置されており、伝送光学系101から出射したレーザ光2は、折り返しミラー102によって鉛直上方(−Z方向)に反射され、加工搬送系103に供給される。
加工搬送系103におけるレーザ光2は、ワーク基板3に到達した段階で、X方向(ビーム短軸方向)に数十〜数百μmのビーム幅に集光したガウス形状またはトップフラット形状の強度分布を有し、Y方向(ビーム長軸方向)に数十〜数百mmのビーム長に転写したトップフラット分布形状のラインビームとなる。こうしたラインビーム状のレーザ光2は、ガラス基板3bを介してシリコン膜3aを照射する。
一方、ガスノズル4は、ワーク基板3のシリコン膜3a側に配置されており、レーザ照射の際、シリコン膜3a側からレーザ照射領域に向けて不活性ガス(例えば、窒素)をZ方向に吹き付けることによって、ワーク基板3の雰囲気を低酸素状態(例えば、酸素濃度100ppm以下)に保持してシリコン膜3aの酸化を防止し、さらにシリコン面の表面粗さを平坦にする役割を果たす。
そして、ワーク基板3をX方向に一定速度で移動させながら、レーザ光2の照射およびガスノズル4からの吹き付けを行うことによって、レーザアニールが施される。
このようにノズル4をシリコン膜3a側に配置し、ノズル4と対向するようにガラス基板3bを介してレーザ光を照射することによって、ガスノズル4の大きさや配置等による制約を受けることなく、伝送光学系101をワーク基板3に近接配置することが可能になり、伝送光学系101の小型化も図られる。また、レーザ導入窓が不要であるため、装置全体の簡素化、低コスト化が図られ、レーザ光の損失低減も図られる。
さらに、ガラス基板3bの屈折率は、大気の屈折率より大きく、シリコン膜3aの屈折率より小さいことから、大気→シリコン膜3aの順でレーザ光を入射させた場合と比べて、本発明のように大気→ガラス基板3b→シリコン膜3aの順でレーザ光を入射させた場合の方が界面での反射損失が小さくなり、シリコン膜3aへの照射効率を向上できる。
実施の形態2.
図2は、本発明の第2実施形態を示す構成図である。レーザアニール装置は、レーザ発振器100と、伝送光学系101と、折り返しミラー102と、加工搬送系103などで構成される。加工搬送系103には、ワーク基板3に対して不活性ガスを吹き付けるためのガスノズル4と、ワーク基板3を搬送するための搬送機構(不図示)などが設けられる。ワーク基板3は、透明基板としてのガラス基板3bと、透明基板上に形成された材料層としてのシリコン膜3aなどで構成される。
なお、図2において、ワーク基板3をXY面内に配置し、レーザ照射時の基板搬送方向をX方向とし、鉛直下方をZ方向に設定している。
レーザ発振器100、伝送光学系101および折り返しミラー102については、第1実施形態で説明したものと同様であるため、重複説明を省略する。
本実施形態では、加工搬送系103において、ワーク基板3を透明基板3b側で支持するための支持体1が設けられる。支持体1は、レーザ光2に対して透明な材料で形成され、例えば、一定の厚さを有するガラス板で構成される。支持体1は、搬送機構により、ワーク基板3とともにX方向やY方向に沿って移動可能である。
伝送光学系101から折り返しミラー102で反射したレーザ光2は、鉛直上方(−Z方向)に進行し、支持体1およびガラス基板3bを通過して、X方向に数十〜数百μmのビーム幅およびY方向に数十〜数百mmのビーム長を有するラインビームとなってシリコン膜3aを照射する。
ガスノズル4は、ワーク基板3のシリコン膜3a側に配置されており、レーザ照射の際、シリコン膜3a側からレーザ照射領域に向けて不活性ガス(例えば、窒素)をZ方向に吹き付けることによって、ワーク基板3の雰囲気を低酸素状態(例えば、酸素濃度100ppm以下)に保持してシリコン膜3aの酸化を防止し、さらにシリコン面の表面粗さを平坦にする役割を果たす。
そして、支持体1およびワーク基板3をX方向に一定速度で移動させながら、レーザ光2の照射およびガスノズル4からの吹き付けを行うことによって、レーザアニールが施される。
このようにノズル4をシリコン膜3a側に配置し、ノズル4と対向するようにガラス基板3bを介してレーザ光を照射することによって、ガスノズル4の大きさや配置等による制約を受けることなく、伝送光学系101をワーク基板3に近接配置することが可能になり、伝送光学系101の小型化も図られる。
また、ワーク基板3は、支持体1により固定支持されているため、レーザ照射面の平行性が保たれ、照射面の位置変動が低減され、エネルギー照射密度が基板全体で均一になる。その結果、非晶質シリコン膜の多結晶化処理、あるいはTFTの電極配線後の活性化処理を安定に実施することができる。
実施の形態3.
図3は、本発明の第3実施形態を示す構成図である。レーザアニール装置は、レーザ発振器100と、伝送光学系101と、折り返しミラー102と、加工搬送系103などで構成される。加工搬送系103には、ワーク基板3に対して不活性ガスを吹き付けるためのガスノズル4と、ワーク基板3を搬送するための搬送機構(不図示)などが設けられる。ワーク基板3は、透明基板としてのガラス基板3bと、透明基板上に形成された材料層としてのシリコン膜3aなどで構成される。
なお、図3において、ワーク基板3をXY面内に配置し、レーザ照射時の基板搬送方向をX方向とし、鉛直下方をZ方向に設定している。
レーザ発振器100、伝送光学系101、折り返しミラー102およびガスノズル4については、第1実施形態で説明したものと同様であるため、重複説明を省略する。
本実施形態では、第2実施形態と同様に、加工搬送系103において、ワーク基板3を透明基板3b側で支持するための支持体1が設けられる。支持体1は、レーザ光2に対して透明な材料で形成され、例えば、一定の厚さを有するガラス板で構成される。支持体1は、搬送機構により、ワーク基板3とともにX方向やY方向に沿って移動可能である。
支持体1の上側面が、あるレベル以上の表面粗さを有する場合、支持体1とワーク基板3のガラス基板3bとの境界においてナノメータオーダーのエアーギャップが発生することがある。この場合、支持体1とエアーギャップとの界面およびエアーギャップとガラス基板3bとの界面に屈折率差が生じて、レーザ光の反射が発生し、その結果、レーザ光の損失や干渉による強度分布変動が発生する。
こうしたエアーギャップ対策として、ワーク基板3のガラス基板3bと支持体1との隙間に光学的なマッチング液を充填することによって、液体層5を形成している。液体層5は、ガラス基板3bおよび支持体1の屈折率と等しいか、それに近い屈折率を有することが好ましく、例えば、水やオイルなどが用いられる。こうした液体層5が、上記エアーギャップの代わりに存在することによって、支持体1、エアーギャップ、ガラス基板3bの各界面での屈折率差が解消され、境界面でのレーザ光の反射が抑制され、レーザ光の損失や干渉による強度分布変動を防止できる。
実施の形態4.
図4は、本発明の第4実施形態を示す構成図である。レーザアニール装置は、レーザ発振器100と、伝送光学系101と、折り返しミラー102と、加工搬送系103などで構成される。加工搬送系103には、ワーク基板3に対して不活性ガスを吹き付けるためのガスノズル4と、ワーク基板3を搬送するための搬送機構(不図示)などが設けられる。ワーク基板3は、透明基板としてのガラス基板3bと、透明基板上に形成された材料層としてのシリコン膜3aなどで構成される。
なお、図4において、ワーク基板3をXY面内に配置し、レーザ照射時の基板搬送方向をX方向とし、鉛直下方をZ方向に設定している。
レーザ発振器100、伝送光学系101、折り返しミラー102およびガスノズル4については、第1実施形態で説明したものと同様であるため、重複説明を省略する。
本実施形態では、加工搬送系103において、ワーク基板3を伝送光学系101に対して相対移動させるためのワーク搬送系として、複数のローラ1aをワーク基板3の搬送面に沿って配置している。各ローラ1aは、Y方向と平行な回転軸を有する円筒ローラであり、時計回りまたは反時計回りに自由に回転可能な従動ローラとして構成される。
ローラ1aは、レーザ光2の照射開始から照射終了までワーク基板3を同一面内で支持できるように、ワーク基板3のX方向長さの2倍以上の距離に渡って配置される。ローラ1aのピッチは、レーザ照射位置付近でワーク基板3が撓まないように設定され、例えば数十〜数百mm程度の間隔で配置される。レーザ光2の照射位置は、ローラ間の空間を通過するように設定される。
ワーク基板3の後端側には、スライド枠6が配置される。スライド枠6は、X方向の直線移動機構(不図示)に連結されており、複数のローラ1aにより支持されたワーク基板3を一枚ずつX方向に押し出すことによって、レーザ照射時に一定速度での基板搬送を行う。
なお、各ローラ1aは、ガラス基板3bに直接接触するようにワーク基板3を支持してもよく、あるいは、図2に示す支持体1または図3に示す液体層5および支持体1が介在するようにワーク基板3を支持するようにしてもよい。
このように搬送面に沿って配置された複数のローラ1aを用いてワーク基板3を支持することによって、レーザ照射面の平行性が保たれ、照射面の位置変動が低減され、エネルギー照射密度が基板全体で均一になる。その結果、非晶質シリコン膜の多結晶化処理、あるいはTFTの電極配線後の活性化処理を安定に実施することができる。
実施の形態5.
図5は、本発明の第5実施形態を示す構成図である。レーザアニール装置は、レーザ発振器100と、伝送光学系101と、折り返しミラー102と、加工搬送系103などで構成される。加工搬送系103には、ワーク基板3に対して不活性ガスを吹き付けるためのガスノズル4と、ワーク基板3を搬送するための搬送機構(不図示)などが設けられる。ワーク基板3は、透明基板としてのガラス基板3bと、透明基板上に形成された材料層としてのシリコン膜3aなどで構成される。
なお、図5において、ワーク基板3をXY面内に配置し、レーザ照射時の基板搬送方向をX方向とし、鉛直下方をZ方向に設定している。
レーザ発振器100、伝送光学系101、返しミラー102およびガスノズル4については、第1実施形態で説明したものと同様であるため、重複説明を省略する。
加工搬送系103において、第4実施形態と同様に、ワーク基板3を伝送光学系101に対して相対移動させるためのワーク搬送系として、複数のローラ1bをワーク基板3の搬送面に沿って配置している。各ローラ1bは、Y方向と平行な回転軸を有する円筒ローラであるが、本実施形態では、時計回りまたは反時計回りに回転可能な駆動ローラとして構成している。
ローラ1bは、レーザ光2の照射開始から照射終了までワーク基板3を同一面内で支持できるように、ワーク基板3のX方向長さの2倍以上の距離に渡って配置される。ローラ1aのピッチは、レーザ照射位置付近でワーク基板3が撓まないように設定され、例えば数十〜数百mm程度の間隔で配置される。レーザ光2の照射位置は、ローラ間の空間を通過するように設定される。
本実施形態では、各駆動ローラ1bがワーク基板3を直接に駆動搬送しているため、第4実施形態のスライド枠6を省略でき、さらに、複数のワーク基板3を間断なく連続的に搬送できるため、レーザアニール処理の生産性が向上する。
なお、各ローラ1bは、ガラス基板3bに直接接触するようにワーク基板3を支持してもよく、あるいは、図2に示す支持体1または図3に示す液体層5および支持体1が介在するようにワーク基板3を支持するようにしてもよい。
また、複数のローラ1bのうちの幾つかを駆動ローラとして、残りを従動ローラとして構成してもよい。
このように搬送面に沿って配置された複数のローラ1bを用いてワーク基板3を支持することによって、レーザ照射面の平行性が保たれ、照射面の位置変動が低減され、エネルギー照射密度が基板全体で均一になる。その結果、非晶質シリコン膜の多結晶化処理、あるいはTFTの電極配線後の活性化処理を安定に実施することができる。
実施の形態6.
図6は、本発明の第6実施形態を示す構成図である。レーザアニール装置は、レーザ発振器100と、伝送光学系101と、折り返しミラー102と、加工搬送系103などで構成される。加工搬送系103には、ワーク基板3に対して不活性ガスを吹き付けるためのガスノズル4と、ワーク基板3を搬送するための搬送機構(不図示)などが設けられる。ワーク基板3は、透明基板としてのガラス基板3bと、透明基板上に形成された材料層としてのシリコン膜3aなどで構成される。
なお、図6において、ワーク基板3をXY面内に配置し、レーザ照射時の基板搬送方向をX方向とし、鉛直下方をZ方向に設定している。
レーザ発振器100、伝送光学系101および折り返しミラー102については、第1実施形態で説明したものと同様であるため、重複説明を省略する。
本実施形態では、加工搬送系103において、ワーク基板3のガラス基板3bおよび伝送光学系101を鉛直上側に配置し、ワーク基板3のシリコン膜3aおよびガスノズル4を鉛直下側に配置しており、さらに、ワーク基板3をガス圧力により浮上させて支持するための浮上ノズル7を基板搬送面に近接して配置している。
伝送光学系101から折り返しミラー102で反射したレーザ光2は、鉛直下方(Z方向)に進行し、ガラス基板3bを通過して、X方向に数十〜数百μmのビーム幅およびY方向に数十〜数百mmのビーム長を有するラインビームとなってシリコン膜3aを照射する。
加工搬送系103におけるワーク搬送系として、ワーク基板3の後端側には、スライド枠6が配置される。スライド枠6は、X方向の直線移動機構(不図示)に連結されており、複数のローラ1aにより支持されたワーク基板3を一枚ずつX方向に押し出すことによって、レーザ照射時に一定速度での基板搬送を行う。
このとき、スライド枠6が、ワーク基板3の後端部、特に、基板エッジから10mm以内のデット領域(製品使用外領域)を保持するだけでは、自重によりワーク基板3が撓んでしまい、基板面の平行性を維持できない。
その対策として、基板搬送面の下方に配置した浮上ノズル7から不活性ガス(例えば、窒素)をワーク基板3に向けて鉛直上方(−Z方向)に吹き付けることによって、ワーク基板3の撓みを補正している。
さらに、複数のローラ1aを、ワーク基板3のガラス基板3bと接するように、基板搬送面に沿って配置している。各ローラ1aは、Y方向と平行な回転軸を有する円筒ローラであり、時計回りまたは反時計回りに自由に回転可能な従動ローラとして構成される。
従って、浮上ノズル7の吹き付けによって浮上したワーク基板3は、各ローラ1aとの接触面で浮上高さが規制される。これによりワーク基板3の平行性が維持されるとともに、ガス吹き付けによるワーク基板3の振動も抑制され、レーザ照射面を安定に維持することができる。
ローラ1aは、レーザ光2の照射開始から照射終了までワーク基板3を同一面内で支持できるように、ワーク基板3のX方向長さの2倍以上の距離に渡って配置される。ローラ1aのピッチは、レーザ照射位置付近でワーク基板3が撓まないように設定され、例えば数十〜数百mm程度の間隔で配置される。レーザ光2の照射位置は、ローラ間の空間を通過するように設定される。
なお、各ローラ1aは、ガラス基板3bに直接接触するようにワーク基板3を支持してもよく、あるいは、図2に示す支持体1または図3に示す液体層5および支持体1が介在するようにワーク基板3を支持するようにしてもよい。
このように、ワーク基板3の浮上支持機構を採用するとともに、搬送面に沿って配置された複数のローラ1aを用いてワーク基板3を支持することによって、レーザ照射面の平行性が保たれ、照射面の位置変動が低減され、エネルギー照射密度が基板全体で均一になる。その結果、非晶質シリコン膜の多結晶化処理、あるいはTFTの電極配線後の活性化処理を安定に実施することができる。
実施の形態7.
図7は、本発明の第7実施形態を示す構成図である。レーザアニール装置は、レーザ発振器100と、伝送光学系101と、折り返しミラー102と、加工搬送系103などで構成される。加工搬送系103には、ワーク基板3に対して不活性ガスを吹き付けるためのガスノズル4と、ワーク基板3を搬送するための搬送機構(不図示)などが設けられる。ワーク基板3は、透明基板としてのガラス基板3bと、透明基板上に形成された材料層としてのシリコン膜3aなどで構成される。
なお、図7において、ワーク基板3をXY面内に配置し、レーザ照射時の基板搬送方向をX方向とし、鉛直下方をZ方向に設定している。
レーザ発振器100、伝送光学系101、折り返しミラー102およびガスノズル4については、第1実施形態で説明したものと同様であるため、重複説明を省略する。
加工搬送系103において、第6実施形態と同様に、ワーク基板3のガラス基板3bおよび伝送光学系101を鉛直上側に配置し、ワーク基板3のシリコン膜3aおよびガスノズル4を鉛直下側に配置しており、さらに、ワーク基板3をガス圧力により浮上させて支持するための浮上ノズル7を基板搬送面に近接して配置している。
伝送光学系101から折り返しミラー102で反射したレーザ光2は、鉛直下方(Z方向)に進行し、ガラス基板3bを通過して、X方向に数十〜数百μmのビーム幅およびY方向に数十〜数百mmのビーム長を有するラインビームとなってシリコン膜3aを照射する。
また、加工搬送系103におけるワーク搬送系として、複数のローラ1bをワーク基板3の搬送面に沿って配置している。各ローラ1bは、Y方向と平行な回転軸を有する円筒ローラであるが、本実施形態では、時計回りまたは反時計回りに回転可能な駆動ローラとして構成している。
従って、浮上ノズル7の吹き付けによって浮上したワーク基板3は、各ローラ1bとの接触面で浮上高さが規制される。これによりワーク基板3の平行性が維持されるとともに、ガス吹き付けによるワーク基板3の振動も抑制され、レーザ照射面を安定に維持することができる。
本実施形態では、各駆動ローラ1bがワーク基板3を直接に駆動搬送しているため、第4実施形態のスライド枠6を省略でき、さらに、複数のワーク基板3を間断なく連続的に搬送できるため、レーザアニール処理の生産性が向上する。
なお、各ローラ1bは、ガラス基板3bに直接接触するようにワーク基板3を支持してもよく、あるいは、図2に示す支持体1または図3に示す液体層5および支持体1が介在するようにワーク基板3を支持するようにしてもよい。
また、複数のローラ1bのうちの幾つかを駆動ローラとして、残りを従動ローラとして構成してもよい。
このように搬送面に沿って配置された複数のローラ1bを用いてワーク基板3を支持することによって、レーザ照射面の平行性が保たれ、照射面の位置変動が低減され、エネルギー照射密度が基板全体で均一になる。その結果、非晶質シリコン膜の多結晶化処理、あるいはTFTの電極配線後の活性化処理を安定に実施することができる。
本発明の第1実施形態を示す構成図である。 本発明の第2実施形態を示す構成図である。 本発明の第3実施形態を示す構成図である。 本発明の第4実施形態を示す構成図である。 本発明の第5実施形態を示す構成図である。 本発明の第6実施形態を示す構成図である。 本発明の第7実施形態を示す構成図である。
符号の説明
1 支持体、 1a,1b ローラ、 2 レーザ光、 3 ワーク基板、
3a シリコン膜、 3b ガラス基板、 4 ガスノズル、 5 液体層、
6 スライド枠、 7 浮上ノズル、 100 レーザ発振器、
101 伝送光学系、 102 折り返しミラー、 103 加工搬送系。

Claims (8)

  1. 透明基板および該透明基板上に形成された材料層を含むワーク基板に対して、レーザ光を照射するためのレーザアニール装置であって、
    材料層側に配置され、材料層面に向けて不活性ガスを吹き付けるためのガスノズルと、
    透明基板側に配置され、該透明基板を介して材料層にレーザ光を照射するための伝送光学系と、を備えることを特徴とするレーザアニール装置。
  2. レーザ光に対して透明な材料で形成され、ワーク基板を透明基板側で支持するための支持体をさらに備えることを特徴とする請求項1記載のレーザアニール装置。
  3. ワーク基板と前記支持体との間に液体層が設けられることを特徴とする請求項2記載のレーザアニール装置。
  4. ワーク基板を伝送光学系に対して相対移動させるためのワーク搬送系をさらに備え、
    該ワーク搬送系は、ワーク基板の搬送面に沿って配置された複数のローラを含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のレーザアニール装置。
  5. ワーク基板の透明基板および伝送光学系が鉛直上側に配置され、
    ワーク基板の材料層およびガスノズルが鉛直下側に配置され、
    ワーク基板をガス圧力により浮上させて支持するための浮上支持機構と、
    ワーク基板を伝送光学系に対して相対移動させるためのワーク搬送系とをさらに備えるを特徴とする請求項1記載のレーザアニール装置。
  6. ワーク基板の透明基板および伝送光学系が鉛直上側に配置され、
    ワーク基板の材料層およびガスノズルが鉛直下側に配置され、
    ワーク基板をガス圧力により浮上させて支持するための浮上支持機構と、
    ワーク基板を伝送光学系に対して相対移動させるためのワーク搬送系とをさらに備え、
    該ワーク搬送系は、ワーク基板の搬送面に沿って配置された複数のローラを含むことを特徴とする請求項1記載のレーザアニール装置。
  7. 該ワーク搬送系は、ワーク基板を搬送するための駆動ローラを含むことを特徴とする請求項4〜6のいずれかに記載のレーザアニール装置。
  8. Nd:YAGレーザの第2もしくは第3高調波、Nd:ガラスレーザの第2もしくは第3高調波、Nd:YVOレーザの第2もしくは第3高調波、Nd:YLFレーザの第2もしくは第3高調波、Yb:YAGレーザの第2もしくは第3高調波、Yb:ガラスレーザの第2もしくは第3高調波、または、Ti:Al23レーザの基本波もしくは第2高調波を発生するレーザ発振器を備えることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のレーザアニール装置。
JP2006336809A 2006-12-14 2006-12-14 レーザアニール装置 Expired - Fee Related JP5037926B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006336809A JP5037926B2 (ja) 2006-12-14 2006-12-14 レーザアニール装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006336809A JP5037926B2 (ja) 2006-12-14 2006-12-14 レーザアニール装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008153261A true JP2008153261A (ja) 2008-07-03
JP5037926B2 JP5037926B2 (ja) 2012-10-03

Family

ID=39655170

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006336809A Expired - Fee Related JP5037926B2 (ja) 2006-12-14 2006-12-14 レーザアニール装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5037926B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2009692A1 (en) 2007-06-29 2008-12-31 TDK Corporation Electronic module and fabrication method thereof
JP2010272587A (ja) * 2009-05-19 2010-12-02 Japan Steel Works Ltd:The 半導体不純物の活性化方法
WO2015174347A1 (ja) * 2014-05-12 2015-11-19 株式会社日本製鋼所 レーザアニール装置、レーザアニール処理用連続搬送路、レーザ光照射手段およびレーザアニール処理方法
WO2016136366A1 (ja) * 2015-02-27 2016-09-01 株式会社日本製鋼所 雰囲気形成装置および浮上搬送方法
WO2017073573A1 (ja) * 2015-10-27 2017-05-04 株式会社日本製鋼所 被処理体搬送装置、半導体製造装置および被処理体搬送方法
JP2019079894A (ja) * 2017-10-24 2019-05-23 住友重機械工業株式会社 加熱処理装置及び加熱処理方法

Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01216520A (ja) * 1988-02-25 1989-08-30 Sony Corp アニール方法
JPH01244609A (ja) * 1988-03-25 1989-09-29 Fuji Electric Co Ltd 半導体薄膜製造方法
JPH03138925A (ja) * 1989-10-24 1991-06-13 Kyocera Corp 半導体膜の結晶化法
WO1999041777A1 (fr) * 1998-02-13 1999-08-19 Seiko Epson Corporation Procede de production d'un dispositif semi-conducteur et appareil de traitement a chaud
JP2001085354A (ja) * 1999-07-05 2001-03-30 Semiconductor Energy Lab Co Ltd レーザー照射装置及びレーザー照射方法および半導体装置および半導体装置の作製方法
JP2002231654A (ja) * 2001-01-30 2002-08-16 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd レーザアニール方法及び装置
JP2003017411A (ja) * 2001-04-20 2003-01-17 Semiconductor Energy Lab Co Ltd レーザ照射装置、並びに半導体装置の作製方法
WO2003041143A1 (fr) * 2001-11-09 2003-05-15 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Dispositif de traitement par faisceau laser et dispositif semi-conducteur
JP2003163164A (ja) * 2001-11-26 2003-06-06 Sharp Corp 結晶性半導体薄膜及びその形成方法
JP2004158845A (ja) * 2002-10-17 2004-06-03 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 半導体装置の作製方法
JP2004179653A (ja) * 2002-11-15 2004-06-24 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 半導体膜の作製方法及び半導体装置の作製方法、並びにレーザー処理装置
JP2004260145A (ja) * 2003-02-03 2004-09-16 Mitsubishi Electric Corp 結晶膜の製造方法

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01216520A (ja) * 1988-02-25 1989-08-30 Sony Corp アニール方法
JPH01244609A (ja) * 1988-03-25 1989-09-29 Fuji Electric Co Ltd 半導体薄膜製造方法
JPH03138925A (ja) * 1989-10-24 1991-06-13 Kyocera Corp 半導体膜の結晶化法
WO1999041777A1 (fr) * 1998-02-13 1999-08-19 Seiko Epson Corporation Procede de production d'un dispositif semi-conducteur et appareil de traitement a chaud
JP2001085354A (ja) * 1999-07-05 2001-03-30 Semiconductor Energy Lab Co Ltd レーザー照射装置及びレーザー照射方法および半導体装置および半導体装置の作製方法
JP2002231654A (ja) * 2001-01-30 2002-08-16 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd レーザアニール方法及び装置
JP2003017411A (ja) * 2001-04-20 2003-01-17 Semiconductor Energy Lab Co Ltd レーザ照射装置、並びに半導体装置の作製方法
WO2003041143A1 (fr) * 2001-11-09 2003-05-15 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Dispositif de traitement par faisceau laser et dispositif semi-conducteur
JP2003163164A (ja) * 2001-11-26 2003-06-06 Sharp Corp 結晶性半導体薄膜及びその形成方法
JP2004158845A (ja) * 2002-10-17 2004-06-03 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 半導体装置の作製方法
JP2004179653A (ja) * 2002-11-15 2004-06-24 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 半導体膜の作製方法及び半導体装置の作製方法、並びにレーザー処理装置
JP2004260145A (ja) * 2003-02-03 2004-09-16 Mitsubishi Electric Corp 結晶膜の製造方法

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2009692A1 (en) 2007-06-29 2008-12-31 TDK Corporation Electronic module and fabrication method thereof
JP2010272587A (ja) * 2009-05-19 2010-12-02 Japan Steel Works Ltd:The 半導体不純物の活性化方法
JPWO2015174347A1 (ja) * 2014-05-12 2017-06-01 株式会社日本製鋼所 レーザアニール装置、レーザアニール処理用連続搬送路、レーザ光照射手段およびレーザアニール処理方法
WO2015174347A1 (ja) * 2014-05-12 2015-11-19 株式会社日本製鋼所 レーザアニール装置、レーザアニール処理用連続搬送路、レーザ光照射手段およびレーザアニール処理方法
CN105830201A (zh) * 2014-05-12 2016-08-03 株式会社日本制钢所 激光退火装置、激光退火处理用连续传送路径、激光照射单元以及激光退火处理方法
KR102337428B1 (ko) * 2014-05-12 2021-12-09 가부시끼가이샤 니혼 세이꼬쇼 레이저 어닐 장치, 레이저 어닐 처리용 연속 반송로, 레이저광 조사 수단 및 레이저 어닐 처리 방법
KR20170005390A (ko) * 2014-05-12 2017-01-13 가부시끼가이샤 니혼 세이꼬쇼 레이저 어닐 장치, 레이저 어닐 처리용 연속 반송로, 레이저광 조사 수단 및 레이저 어닐 처리 방법
TWI692811B (zh) * 2014-05-12 2020-05-01 日商日本製鋼所股份有限公司 雷射退火裝置、雷射退火處理用連續搬運路徑、雷射光照射手段以及雷射退火處理方法
WO2016136366A1 (ja) * 2015-02-27 2016-09-01 株式会社日本製鋼所 雰囲気形成装置および浮上搬送方法
US10446426B2 (en) 2015-02-27 2019-10-15 The Japan Steel Works, Ltd. Atmosphere formation apparatus and floatation conveyance method
JP2016162856A (ja) * 2015-02-27 2016-09-05 株式会社日本製鋼所 雰囲気形成装置および浮上搬送方法
JP2017084951A (ja) * 2015-10-27 2017-05-18 株式会社日本製鋼所 被処理体搬送装置、半導体製造装置および被処理体搬送方法
WO2017073573A1 (ja) * 2015-10-27 2017-05-04 株式会社日本製鋼所 被処理体搬送装置、半導体製造装置および被処理体搬送方法
US11264259B2 (en) 2015-10-27 2022-03-01 The Japan Steel Works, Ltd. Workpiece conveyance apparatus, semiconductor manufacturing apparatus, and workpiece conveyance method
JP2019079894A (ja) * 2017-10-24 2019-05-23 住友重機械工業株式会社 加熱処理装置及び加熱処理方法
JP7058907B2 (ja) 2017-10-24 2022-04-25 住友重機械工業株式会社 加熱処理装置、アニール装置及び加熱処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5037926B2 (ja) 2012-10-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5037926B2 (ja) レーザアニール装置
JP5437079B2 (ja) レーザアニール方法及び装置
JP5540476B2 (ja) レーザアニール装置
KR20040092463A (ko) 빔 호모게나이저, 레이저 조사장치 및 반도체장치의제조방법
JP2007260773A (ja) 基板切断方法及びこれを用いた基板切断装置
JP2007165624A (ja) 照射装置
JP2008085236A (ja) 2波長レーザアニール装置
JP2002280321A (ja) レーザアニール装置
JP2009220142A (ja) レーザー加工装置及びレーザー加工方法
JP2010118409A (ja) レーザアニール装置及びレーザアニール方法
JPWO2018074281A1 (ja) アニール被処理体の製造方法、レーザアニール基台およびレーザアニール処理装置
JP2005081715A (ja) レーザ加工装置およびレーザ加工方法
JP2007275902A (ja) レーザスクライブ方法、電気光学装置、電子機器
JP2005338281A (ja) 薄膜デバイスの製造方法およびガラス基板の貼り合わせ方法
JP2008132501A (ja) レーザ加工装置、レーザ加工方法、及び電気光学装置の製造方法
JP2010089142A (ja) レーザーによる被処理対象物の処理装置及びその処理方法
JP5363802B2 (ja) レーザスクライブ加工装置
KR100878159B1 (ko) 레이저 가공장치
KR101278045B1 (ko) 레이저 리프트 오프 방법
JP2009170569A (ja) 結晶性半導体膜形成方法、結晶性半導体膜形成装置および結晶性半導体膜形成基板
US11964342B2 (en) Laser processing apparatus
WO2023079648A1 (ja) レーザ照射装置、レーザ照射方法、及びディスプレイの製造方法
JP2008218546A (ja) 基板ステージと、結晶性半導体膜の製造装置および製造方法
KR20180041588A (ko) 첩합 기판의 가공 방법
US20220084823A1 (en) Laser irradiation apparatus and laser irradiation method

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081217

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111110

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111206

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120116

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120703

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120705

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150713

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees