JP2008151774A - 回転角度検出装置および回転機 - Google Patents

回転角度検出装置および回転機 Download PDF

Info

Publication number
JP2008151774A
JP2008151774A JP2007299950A JP2007299950A JP2008151774A JP 2008151774 A JP2008151774 A JP 2008151774A JP 2007299950 A JP2007299950 A JP 2007299950A JP 2007299950 A JP2007299950 A JP 2007299950A JP 2008151774 A JP2008151774 A JP 2008151774A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hall
magnet rotor
magnetic
rotation angle
angle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007299950A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4858855B2 (ja
Inventor
Kyohei Aimuta
京平 相牟田
Masahiro Mita
正裕 三田
Osamu Shimoe
治 下江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Proterial Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Metals Ltd filed Critical Hitachi Metals Ltd
Priority to JP2007299950A priority Critical patent/JP4858855B2/ja
Publication of JP2008151774A publication Critical patent/JP2008151774A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4858855B2 publication Critical patent/JP4858855B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Brushless Motors (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Abstract

【課題】回転角度の検出精度が高い回転角度検出装置および回転機を提供する。
【解決手段】N極対の磁極を有する磁石回転子(但し、Nは2以上の整数である。)と、前記磁石回転子から印加される磁束に応じて磁石回転子の回転角度を検出するための4個のホールセンサとを備え、
前記4個のホールセンサは、感磁軸を前記磁石回転子の径方向に向けて配置した第1及び第2の径方向用ホールセンサと、感磁軸を前記磁石回転子の周方向に向けて配置した第1及び第2の周方向用ホールセンサとで構成されることを特徴とする回転角度検出装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、回転軸の回転角度を検出する回転角度検出装置および回転機に関する。
特許文献1には、図9に示すように、回転軸403に支持された円板状で2極の磁石400と、前記磁石400の円周付近に磁気センサA及びBを配置した回転角度センサが開示されている。磁気センサA及びBはホール素子であり、磁界の強さを検知して、回転角度の検知に用いる。円周方向でみると、円板の中心Oと磁気センサAの略中心とを通る直線412、および中心Oと磁気センサBの略中心とを通る直線411とがなす角度が機械角で概ね90deg.になるように配置されている。磁気センサとしては、ホール素子の他にMR素子を使用することができる。ここで、機械角とは円板の周囲を1周する角度を360deg.とするものである。
特許文献2には、図10に示すように、永久磁石517を有するロータ515と、前記ロータの回転位置を検出するエンコーダ502を備えるサーボモータが開示されている。前記永久磁石は2極の異方性を有し、前記エンコーダは前記ロータの磁界(永久磁石の漏れ磁束)を検出する磁気センサ522を有する。磁気センサを周方向に機械角で90deg.の間隔をおいて4個配置し、互いに180deg.の位置で対向する磁気センサ間の信号の差動をとることができる。
特許文献3には、図11に示すように、検出マグネットの端面と周面の各々を多極に着磁した回転角度検出装置が開示されている。具体的には、(a)に示すように、回転軸606に同心円状に垂設された円板状の検出マグネット603(円板)を備えている。検出マグネット603の一方の表面には、(b)に示すように、同心円状に等間隔に例えば3対(6極)の磁極603aが着磁並設されている。また、検出マグネット603の周面には、(a)に示すように、等間隔に例えば48対(96極)の磁極603bが着磁並設されている。検出マグネット603の一方の表面側には、検出マグネット603に適長間隔を有して平行に、また、回転軸606に対して回動自在に、検出基板602が設けられている。検出基板602には、48対の磁極603bがなす電気角について位相が1/4(機械角では(360deg./48)/4)異なるように、磁極603bをそれぞれ検出する為のホール素子又はMR素子である2個の磁気検出素子602d,602eが、検出マグネット603の周面に沿って設けられている。検出基板602には、また、後述するように、3対の磁極603aがなす電気角について等角度(機械角では(360deg./3)/3)に位相が異なるように、磁極603aを検出する為のホール素子又はMR素子である3個の磁気検出素子602a〜602cが、検出マグネット603の一方の表面に沿って設けられている。
特開2003−075108号公報(図4、段落0028、段落0051) 特開2000−078809号公報(図1、図2、段落0004) 特開2001−343206号公報(図1、図2、段落0013)
特許文献1には、1箇所に複数の磁気センサを配置し、出力値を平均してより高い精度の出力値を得る旨も記載されている。しかし、2極の磁石を用いるため、高い精度で回転角度を検出することは難しい。
特許文献2は、2極の永久磁石を用いるため、高い精度で回転角度を検出することが難しい。
特許文献3は、多極(2極より多い)の永久磁石(検出マグネット)を用いているが、リング状の永久磁石の周面と端面を別々のピッチで多極着磁している。磁極603aと磁極603bについて、各々を別の磁気センサ(磁気検出素子)で検知するために、磁気センサ(磁気検出素子)602a〜602eを異なる位置に3次元的に配置するので、極めて高精度の位置あわせが必要になる。しかし、磁気センサの配置が少々ずれたとしても回転角度を検出する必要のある用途に適用しようとすると、精度よく回転角度を検出することは難しい。
そこで、本発明の目的は、回転角度の検出精度が高い回転角度検出装置および回転機を提供することを目的とする。
本発明の回転角度検出装置は、N極対の磁極を有する磁石回転子(但し、Nは2以上の整数である。)と、前記磁石回転子から印加される磁束に応じて磁石回転子の回転角度を検出するための4個のホールセンサとを備え、
前記4個のホールセンサは、感磁軸を前記磁石回転子の径方向に向けて配置した第1及び第2の径方向用ホールセンサと、感磁軸を前記磁石回転子の周方向に向けて配置した第1及び第2の周方向用ホールセンサとで構成されることを特徴とする。
本発明の他の回転角度検出装置は、N極対の磁極を有する磁石回転子(但し、Nは2以上の整数である。)と、前記磁石回転子から印加される磁束に応じて磁石回転子の回転角度を検出するための4個のホールセンサとを備え、
前記4個のホールセンサは、感磁軸を前記磁石回転子の径方向に向けて配置した第1及び第2の径方向用ホールセンサと、感磁軸を前記磁石回転子の周方向に向けて配置した第1及び第2の周方向用ホールセンサとで構成され、
前記第1の径方向用ホールセンサ及び前記第2の周方向用ホールセンサは、磁石回転子の周方向で(2s−1)×360/(4N)deg.の角度(但し、sは0を含む自然数である。)を為すように設けられ、
前記第2の径方向用ホールセンサ及び前記第1の周方向用ホールセンサは、磁石回転子の周方向で(2s−1)×360/(4N)deg.の角度(但し、sは0を含む自然数である。)を為すように設けられ、
前記第1の径方向用ホールセンサ及び前記第2の周方向用ホールセンサの出力を合成し、前記第2の径方向用ホールセンサ及び前記第1の周方向用ホールセンサの出力を合成することにより、回転角度を検出することを特徴とする。
さらに、前記第1及び第2の径方向用ホールセンサは磁石回転子の周方向で(2s−1)×360/(4N)deg.の角度(但し、sは0を含む自然数である。)を為すように設けられていることが好ましい。
本発明の回転機は、上述の回転角度検出装置を備えることを特徴とする。
ここで、回転角度に応じた回転角度信号を出力するとは、逆正接演算を含む処理を行うことである。具体的には逆正接演算をデジタルで行う処理である。
本発明によれば、回転角度の検出精度が高い回転角度検出装置、および回転機を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図を参照しつつ説明する。なお、これら実施形態により本発明が必ずしも限定されるものではない。
(実施形態1)
図1は、本発明の回転角度検出装置における磁気センサの配置を説明する概略図であって、(a)は正面図であり、(b)は電気角(deg.)に対するセンサ出力、検出角度及び角度誤差の関係を示すグラフである。図1(a)では、磁石回転子のリング状永久磁石1aの周方向(リング状永久磁石1aの回転方向)に沿って4個のホールIC41,42,43,44を配置した。2個のホールIC41及び42は磁界検出方向をリング状永久磁石1aの中心に向け、他の2個のホールIC43及び44は磁界検出方向をリング永久磁石1aの周方向に向けた。隣り合うホールIC同士の間隔は電気角で90deg.とした。ホールIC41及び44の出力を足し合わせたa出力と、ホールIC42及び43の出力を足し合わせたb出力とを、図1(b)の電気角−センサ出力のグラフに示す。a出力を第1のオペアンプに入力し、b出力を第2のオペアンプに入力し、第1及び第2のオペアンプの出力をAD変換器に入力し、その出力を角度演算器に入力し、その出力として検出角度を得た。検出角度の誤差は電気角で最大6.4deg.を得た。
(実施形態2,3)
図2は、本発明の他の回転角度検出装置における磁気センサの配置を説明する概略図である。図2(a)は、図1においてホールセンサ41を反時計回りの周方向にλずらして配置した構成に相当する。図2(b)は、図1においてホールセンサ43及び44を共に反時計回りの周方向にλずらして配置した構成に相当する。
(表面磁束密度分布と角度誤差)
図3は、参考例における磁石回転子の磁界とセンサ素子の位置関係について説明する概略図であって、(a)は正面図であり、(b)は電気角(deg.)に対するセンサ出力、検出角度及び角度誤差の関係を示すグラフである。図3(a)では、磁石回転子のリング状永久磁石1aについて、各磁極内の磁化の向きを直線状の太矢印で表し、磁極表面から発生する磁束1eを曲線状の太矢印で表す。磁気センサ部2は矢印yの向きで磁束1eを受けている。λは表面磁束密度分布を測定したときのsin波の1波長(電気角で360deg.)に相当し、リング状永久磁石1aでは一対の磁極表面における周方向の長さに相当する。rは、リング状永久磁石1aの径方向に沿ってみたときの、磁気センサ部2の中心とリング状永久磁石1a外周面の距離(ギャップの寸法に近い値)に相当する。リング状永久磁石1aを周方向にθ=90deg.だけずらすと、磁気センサ部2は矢印xの向きの磁束を受けるようになる。なお、参考例又は本発明に関わる角度等については、図3(a)に示す。まず、磁石回転子の回転中心oと点pを結ぶ点線op上にあり、且つ磁石回転子1aの表面から距離rの位置に中心を配置した磁気センサ部2を基準とする。すると、磁気センサ部2rは、磁気センサ部2に対して周方向に電気角でθ異なる位置にあると言える。θを公転角と称する。磁気センサ部2rの中心と磁石回転子の回転中心oを結ぶ点線と、磁気センサ部2rの感磁軸とが為す角度ξについては、自転角と称する。ただし、実施形態ではξ=0とする。φは、磁石回転子の機械的な回転を表す機械角である。
(作用)
回転方向に2N極を持つ磁石回転子について説明する。この磁石回転子はN極対の磁石を持っていると言い換えてもよく、N回の軸対称性を有している。ある基準角の機械角φは電気角θによって[数1]で表される。
Figure 2008151774
この磁石回転子から出てくる磁界を単純化の為に軸方向に無限に長い磁石回転子であると仮定すると(すなわち、軸方向には磁界は一様に分布していると仮定する)、磁石回転子から発生する空間の磁界をベクトルとして考え、半径方向の磁界成分Hrと回転方向の磁界成分Hθとは、円筒座標系であらわされた測定位置(r,φ)の関数として次の[数2]の関数で近似可能である。
Figure 2008151774
さらに、基本波成分がゼロでない、すなわち、Aがゼロではない場合、rがある程度大きくなり、三次以上の高調波がAで表されるところの基本波に比して小さい時には[数3]のように簡略化可能である。
Figure 2008151774
これは、測定点に対して磁石回転子が角度θだけ動くと磁界の向きがθ変化することを意味する。すなわち、磁界の大きさに関係なく、磁界の方向を検知することにより磁石回転子の回転角度が測定可能である事を意味している。なお、上記で無限に長いとし上式ではcos信号とsin信号の振幅の大きさを同一のAとしたが、一般に軸が有限長の場合等には、cosの項とsinの項に掛かる係数の大きさが異なる場合もある。この、係数の大きさが異なる場合、条件によって振幅をそろえる振幅調整が必要となる。
さて、上記のように同時にcosとsinの信号を得るためには同じホールセンサを用いた場合、ホールセンサ配置に90deg.の位相差が必要となる。この位相差を得るためには、多くの組み合わせが可能である。すなわち、ホールセンサは一方向に異方性(すなわち、感磁軸)を持っているために、回転子の中心から法線方向に引いた線に対するホールセンサ自体のなす角度ξを任意に取る事が可能であるが、角度ξは、0deg.、±90deg、±180deg.のいずれかであることが好ましい。このξを自転角と称する。
ホールセンサの位置を固定する場合、第1のホールセンサを電気角で0(ゼロ)deg.の位置に、第2のホールセンサを電気角でθの位置に配置したとする。公転角θ=90deg.の所に第2のホールセンサを配置した場合には、第1のホールセンサと第2のホールセンサの自転角ξを同一角度にする事によりcosθとsinθの関係を持つ信号を得ることが可能となる。また、第1のホールセンサを基準にした場合、すなわち、第1のホールセンサの公転角が0deg.とし、自転角が0deg.とした場合、第2のホールセンサを公転角θ=45deg.とし、自転角ξ=−45deg.とする事でも同様な信号を得ることが可能であるし、公転角θ=180deg.とし、自転角ξ=90deg.とすることでも同様な信号を得ることが可能である。
さらには、2つのホールセンサの公転角θ=0deg.とし、第1のホールセンサの自転角ξ=0deg.とし,第2のセンサ素子の自転角ξ=90deg.として同一個所に2つのホールセンサを設けても同様な信号を得ることが可能となる。これらを、さらに拡張して考える場合、第1のホールセンサと第2のホールセンサとの公転角差をΔθ、第1のホールセンサと第2のホールセンサとの自転角差をΔξとした場合に、[数4]の関係となるΔθとΔξの組み合わせであれば良い。
Figure 2008151774
さらに、磁石回転子が多磁極対からなっているため、電気角で第2のホールセンサは上記の角度に止まらず一周期を単位とした角度を移動した場所(電気角で360deg.×nに対応する場所であり、整数nはプラスマイナスいずれでもよい。)に設置されても同様な信号を得ることが可能である。すなわち、[数5]の関係となるθとξの組み合わせであれば良い(ただし、nは任意の整数)。これが最も一般化された式になる。
Figure 2008151774
(適合する磁気センサ)
以上の磁気センサを実現するための磁気センサとして、ホール素子を有するホールセンサがある。ホール素子は磁界の「大きさ」を検知してその出力電圧値が変化するセンサ素子であり、通常は、センサ素子の面に対して垂直に加わる磁界成分を一次元的に検知するように使用されている(この向きが感磁軸に相当する。)。ホールセンサの平坦な面(感磁部分:モールドされた面で最も広い面に相当する。)に感磁軸は直交する。さらに詳しくは、ホールセンサの出力は、ホールセンサの感磁部分における磁界の感磁軸方向成分に比例する。本発明においては、ホールセンサを回転磁界中に入れた場合の電圧変化に着目してセンサシステム全体を構成している。回転磁界に対してcosα(αは基準方向に対して磁界がなす角度)の電圧変化をするホールセンサ、符号が逆の(−cosα)の電圧変化をするホールセンサ、あるいはそれらを組み合わせた素子対を用いる。直流電圧印加時に、cosαに比例する電圧を出力するホールセンサを適用することにより、[数6]として、下記Voutが出力される。数6でδは出力電圧の印加磁界Hinに対する変化率である。
Figure 2008151774
一般的に、ホール素子を有するホールセンサはその感磁軸を磁石回転子の方に向けて設置し、複数個の配置を行う場合には電気角で所定の位置に置き(上記の公転角θ)、上記の自転角ξを変化させることない。ホールセンサでは必ず空間的に異なる位置にのみ設置されなければならないため、ホールセンサを磁気センサとして利用した場合には、その設置場所にも制約を受けるが、本発明においてはこのξを変えることも含まれており、同一機械角の位置に配置した場合でも異なる位相差を持つことが可能になる。
(複数の磁気センサによる高調波成分の削減)
以上の作用説明では、理想的に磁石回転子を回転させた場合に時間、空間的にsinあるいはcosの高調波のない磁界が発生していると仮定しているが、実際には数2において、高調波成分(高調波歪)A,A,・・・はゼロと限らない。むしろ、高調波成分は存在すると仮定するほうが一般的である。簡単に表せば数式7のように表される。
Figure 2008151774
すなわち、歪の成分となる高調波成分はHr,Hθそれぞれの基本波に対して含まれる割合が等しく、それぞれcos成分,sin成分が主である。この高調波成分を減少させるために、複数の磁気センサを配置して、高調波成分のみを大幅に低減する方法を発明した。
(磁気センサを2個から4個にすると角度誤差が小さくなる理由)
磁気センサが4個の場合、回転子から出てくる磁界を検出した時にr方向(半径方向)成分が台形波形になりやすく、θ方向(回転方向)成分が三角波になりやすく、比較すると、それぞれの高調波は逆位相の関係になる。第1のホールセンサは磁界のr方向成分、第2のホールセンサは磁界のθ方向成分を検出するように電気角(公転角)で90deg.離れた位置に自転角−90deg.で配置する。その際に、それぞれのホールセンサから出力される基本波の位相は一致させる事が可能であり、その場合にそれぞれのホールセンサから出力される主たる高調波とは逆位相の関係になる。具体的に、第1のホールセンサをθ=0deg.ξ=0deg.とし、第2のホールセンサをθ=90deg.ξ=0deg.とし、第3のホールセンサをθ=180deg.ξ=90deg.とし、第4のホールセンサをθ=270deg.ξ=−90deg.とした場合、各ホールセンサからの出力をVout〜Voutと表す。
Figure 2008151774
この関係を利用して、位置関係を合わせることで2つのホールセンサからの基本波同士を足し合わせ、同時に主たる3次高調波成分は逆位相となるように足し合わせて低減し、振幅が等しく、かつ90deg.位相の異なる2信号を得ることができ、その結果角度誤差を少なくすることが可能になる。ここで、各出力の正負の符号は、ホールセンサの面の表裏に対応するので、[数9]が成立する様に適宜配置できる。
Figure 2008151774
数8では、一般には1ではない係数Kmのために出力振幅は異なるが、このように2つのホールセンサの出力を合成することにより、必ず等しい振幅を得ることができる。第1及び第2のホールセンサ、第3及び第4のホールセンサがそれぞれ磁石回転子に対し、例えば磁石回転子中心から等しい距離、周方向で等しい角度差(=電気的に90deg.異なる。)となるように配置すれば、条件を満足する。ホールセンサの配置が容易になる。
数8での基本波にたいする3次高調波の割合はA/Aであるのに対し、
数9でのそれは、(Km−1)/(Km+1)×A/A となる。したがって、ホールセンサを2個から4個に増やすことにより、逆正接演算から得られる回転角度の誤差の最も大きな原因である3次高調波を(Km−1)/(Km+1)に減少させることができる。
実施形態1の構成で検討したところ、Kmはおよそ1.4から2であった。したがって、ホールセンサを2個から4個に増やすことにより、波形歪すなわち角度誤差を、ホールセンサ2個の場合の3割から1割程度までに低減できた。さらに4個のホールセンサからの出力振幅を調整すれば、実質的には上記Kmを1にできるため、波形歪による角度誤差の原因は、3次歪から、さらに小さな値である5次歪に移る。
従来技術のように、ホールセンサを回転軸に対して同一方向を向けた場合には、すべてのホールセンサがHrを検知するため、ホールセンサを2個から4個に増やしても、上述の効果は現れない。一方、回転軸に対して、ほぼ軸対称に4個のホールセンサを配置した場合には、回転軸の偏芯(変動)に対して、回転角度の誤差の増大が抑えられるという特徴があった。本発明では、ホールセンサを完全に軸対称配置にすることができないために、完全には抑制できないが、同相出力を得るホールセンサの一方を他方の軸対称の位置に最も近い場所に設置することにより(N=8の場合)、遜色なく、10分の1程度に抑えられることを確認した。
磁石回転子が、例えば12極の場合は、ホールIC12aに対してホールIC12bは周方向に機械角φ異なる位置に配置されているため(φ=15deg.)、電気角θの位相差がある(θ=90deg.)。一方が磁石回転子の周方向に沿った磁束を受けているときに、他方はθ遅れた磁束を受けている。このように多極化することでθに対するφが小さくなり、一組のホールICを狭い領域に収めて小型化することができた。
(極数による回転角度誤差減少)
最大検出角度誤差を機械角で表すと、電気角誤差が磁極数の数に応じて減少していく。このため、磁極数の多い磁石回転子を用いる本発明は、より検出誤差を少なくすることが可能になる。12極の磁石回転子では、2極の磁石回転子を用いた場合に比べ、6分の1の機械角で表した回転角度誤差に減少する。
磁石回転子の極対数をモータの極対数と同じにする場合、高精度のモータ制御が容易になる。また、磁石回転子に代えてモータの磁石を利用して回転角度を求めることもできる。
2極磁石よりも外に漏れる磁束が少ないので、外部に対する磁気的影響も小さい。
磁石回転子の機械的回転周期よりもホールセンサの受ける磁界の回転周期が1/N倍(Nは2以上の整数)となり、分解能が高くなる。上述の回転角検出装置は回転機に設けるとよい。
(参考形態1)
図4は参考形態に係る回転角度検出装置を説明するための概略図であって、(a)は正面図、(b)は側面図(下半分は一部断面図)である。図4(a)の回転角度検出装置は、磁石回転子1と、磁気センサ部2と、前記磁気センサ部を固定したハウジング3で構成されており、ホールIC12a,12b(ホール素子とオペアンプを一体化したホールセンサ)によってリング状永久磁石1aの回転角度を検出する。磁気センサとしてホールIC12a、12bを用いている。図4のホールICは、磁力線が向かってくる向き(磁石回転子の中心からみて半径方向に相当)に対して、ホールICの感磁軸を平行にして配置する。図4(b)に示すように、ホールICの端子を回路用基板2cに突き立てて固定する。さらにホールIC12a,12bの信号をA−D変換器に入力し、得られる出力を両方とも角度演算器に入力し、検出角度の値を最終的な出力として得る。磁石回転子を多極とし磁気センサ配置を近接させることにより、回転角度を検出する。ホールICの数や配置(すなわち、磁気センサ部)を除いた部分は、本発明の実施形態でも同様のものを用いる。
磁石回転子1は、複数の円弧を連結した外周形状を有するリング状永久磁石1aと、前記リング状永久磁石の内周側に一体に形成された軟磁性リング1bと、前記軟磁性リングを支持する非磁性リング状のアダプタ1cを備える。磁気センサ部2は、磁石回転子1に対向する周縁が凹面である板状の回路用基板2cと、前記回路用基板2cの面に固定した一対のホールIC12a,12bと、前記ホールIC及び回路用基板2cと制御用回路とを電気的に接続するケーブル2d及びコネクタ2eと、前記ホールICを覆う非磁性カバー2fとを有する。ハウジング3には、ホールIC12a,12bが所定の間隔をもって磁石回転子1と対向するよう、前記回路用基板2cを固定するためのコ字型アングル3aおよびボルト3cが設けられている。
図4の回転角度検出装置を使用するため、磁気センサ部2を設置したハウジング3を(ボルト止め用孔3bを用いて)工作機械本体に固定し、工作機械の回転シャフトに磁石回転子1を(ボルト止め用孔1dを用いて)同軸となるように固定する(図4では工作機械の図示を省略する。)。図4(a)に示すように、磁石回転子1と磁気センサ部2を対向させた状態で工作機械の回転シャフトを駆動させると、実施形態1の磁気センサ部を適用した構成では、高い精度で回転角度を検出することができた。
ここで、磁石回転子1は、NdFeB系磁粉とバインダーを成形してなるリング状永久磁石1aと、軟鉄粉とバインダーを成形してなる軟磁性リング1bと、前記軟磁性リングを回転シャフトに取り付けるためのS45C製のアダプタ1cで構成する。ホールIC12a,12bは磁石回転子1の回転中心からみて15deg.の角度(機械角:φ)を為すよう、回路用基板2cに固定する。ハウジング3及びコ字型アングル3aも非磁性SUS316で構成する。
磁石回転子1の外接円(点線で図示)の半径:40mm
磁石回転子1の外接円(点線で図示)とホールIC中心の距離r:3.5mm
磁石回転子1の厚さt:25mm
ハウジング3の厚さT:2mm (2mm厚の板材を打ち抜き、絞りで形成する。)
なお、距離rを変えてみたところ、r=10mmの場合でも問題なく使用することができた。また、磁石回転子1の厚さtを5mmの場合でも同様に問題なく使用することができた。
(参考形態2)
図5は、他の参考形態の回転角度検出装置における磁気センサの配置を説明する概略図であって、(a)は正面図であり、(b)は電気角(deg.)に対するセンサ出力、検出角度及び角度誤差の関係を示すグラフである。図5(a)では、磁石回転子のリング状永久磁石1aの周囲に4個のホールIC31,32,33,34を電気角で90deg.、180deg.及び90deg.の間隔で周方向(リング状永久磁石1aの回転方向)に沿って配置する。各々のホールICは磁界検出方向をリング状永久磁石1aの中心を向いているが、隣り合うホールICの磁界検出方向は逆向きとする。ホールIC31及び32の出力を足し合わせたa出力と、ホールIC33及び34の出力を足し合わせたb出力とを、図5(b)の電気角−センサ出力のグラフに示す。検出角度の誤差は電気角で最大22deg.を得た。
図6は本発明の回転機を説明する概略図である。図6(a),(b)は同じ回転機を異なる断面で見たものである。図6(b)のホールIC82bは、図6(a)のホールIC82aの面(ホールICの感磁軸に垂直な面である。)を磁石回転子71cの周方向(θ方向)に沿った向き((a)のホールICの面(その感磁軸に垂直な面)とは直交する向き)に変更し、周方向にずらした位置に配置したものである。
図6(a)に示すように、この回転機はモータであり、フレーム73c内には、中心軸としてシャフト71bを有する永久磁石のロータ71aと、フレーム73cの内周面に固定したステータ用コイル73b付きステータ73aを設置したものである。シャフト71bはベアリング(図示省略)を介してフレーム73cに回転自在に固定した。さらに、磁石回転子71cをシャフト71bに設け、支持部72nを介してホールIC82aをフレーム73cに設置する。なお、この回転機には、ホールIC82aと同じ径方向用ホールIC82c(図示せず)と、ホールIC82bと同じ周方向用ホールIC82d(図示せず)も備える。
前記磁石回転子71cの回転磁界を前記ホールIC82a、ホールIC82b、ホールIC82c及びホールIC82dで検知し、それらの4つの出力を演算回路72mに入力・合成して2つの出力を得て、前記2つの出力を逆正接演算し、磁石回転子71cの回転角度を得た。前記磁化方向の磁気的な回転の軸を、図中に鎖線で示す。
実施形態1の構成をモータに適用した場合、感磁軸が磁石回転子の径方向を向いているホールIC41,42は、図6(a)のホールIC82aのように磁石回転子と対向して配置する。実施形態1の構成で、感磁軸が磁石回転子の周方向を向いているホールIC43,44は、図6(b)のホールIC82bのように前記ホールIC41,42とは90°異なる向きとなるように配置する。
図7は本発明の他の回転機を説明する概略図であり、図6の構成を変形した応用例である。図7(a)は、図6(b)において、磁化方向をシャフトの軸方向に沿った向きに変更した磁石回転子71dを用い、支持部72nを支持部71oに置換し、ホールIC82bを端子の長さを短くしたホールIC82cに置換し、ホールIC82cの面で磁石回転子71dの磁界を検知する。図7(b)は、感磁軸の向きがシャフトに平行な向きになるように配置したホールIC82dとそれを支持する支持部72pを設けた点が図7(a)と異なるが、同じ回転機を異なる断面で見たものであり、ホールIC82cとホールIC82dで磁石回転子の回転磁界を検知し、1つの演算回路で処理し、磁石回転子の回転角度を検出する。図7(c)及び(d)は、おのおの、図6(a)及び(b)の構成において、ロータ71a及び磁石回転子71cを、ロータ71eに置換したものであり、同じ回転機を異なる断面でみたものであり、ホールIC82aとホールIC82cで磁石回転子71eの回転磁界を検知し、1つの演算回路で処理し、磁石回転子の回転角度を検出する。
図8は、r/λと角度誤差の関係を示すグラフである。図8中には2種類の回転角度検出装置で得られたデータを記載している。Aは、図4に示した回転角検出装置のホールIC41と44の2出力で角度誤差を評価したプロットであり、Bは、図1に示した回転角検出装置のすべてのホールICを用いて角度誤差を評価したプロットである。各々、A:図4、B:図1という具合に対応している。このグラフより、図4のようにホールICの感磁軸がr方向のみを向いている構成に比べて、図1のようにホールICの感磁軸がr方向とθ方向を向いている構成では角度誤差が小さくなることがわかる。また、Aに比べてBは、磁石回転子外周面とホールセンサ中心の距離を離すにつれて、大幅に誤差の減少する様子が分かる。図4の構成の誤差の原因、すなわち磁界の歪である3次高調波の基本波にたいする割合が、距離に対して減衰する様子であり、図1の場合には、3次高調波より5次高調波が支配的となっており、この5次高調波成分の基本波にたいする割合が距離に対して減衰する様子を示したと考えられる。
本発明の回転角度検出装置におけるホールセンサの配置を説明する概略図である。 本発明の他の回転角度検出装置におけるホールセンサの配置を説明する概略図である。 磁石回転子の磁界とホールセンサの位置関係について説明する概略図である。 参考形態に係る他の回転角度検出装置を示す概略図である。 他の参考形態の回転角度検出装置におけるホールセンサの配置を説明する概略図である。 本発明の回転機を説明する概略図である。 本発明の他の回転機を説明する概略図である。 r/λと角度誤差の関係を示すグラフである。 従来の回転角度検出装置を示す概略図である。 従来の回転角度検出装置を示す概略図である。 従来の回転角度検出装置を示す概略図である。
符号の説明
1:磁石回転子、1a:リング状永久磁石、1b:軟磁性リング、1c:アダプタ、
1d:ボルト止め用孔、1e:磁束、
2:磁気センサ部、
2c:回路用基板、2d:ケーブル、2e:コネクタ、2f:非磁性カバー、
2r:磁気センサ部、
3:ハウジング、3a:コ字型アングル、3b:ボルト止め用孔、3c:ボルト、
12a,12b:ホールIC、
31,32,33,34:ホールIC、
41,42,43,44:ホールIC、
71a:ロータ、71b:シャフト、71c:磁石回転子、
71d:磁石回転子、71e:ロータ、
72m:演算回路、72n:支持部、
72o:支持部、72p:支持部、
73a:ステータ、73b:ステータ用コイル、73c:フレーム、
82a:ホールIC、82b:ホールIC、82c:ホールIC、82d:ホールIC、

Claims (4)

  1. N極対の磁極を有する磁石回転子(但し、Nは2以上の整数である。)と、前記磁石回転子から印加される磁束に応じて磁石回転子の回転角度を検出するための4個のホールセンサとを備え、
    前記4個のホールセンサは、感磁軸を前記磁石回転子の径方向に向けて配置した第1及び第2の径方向用ホールセンサと、感磁軸を前記磁石回転子の周方向に向けて配置した第1及び第2の周方向用ホールセンサとで構成されることを特徴とする回転角度検出装置。
  2. N極対の磁極を有する磁石回転子(但し、Nは2以上の整数である。)と、前記磁石回転子から印加される磁束に応じて磁石回転子の回転角度を検出するための4個のホールセンサとを備え、
    前記4個のホールセンサは、感磁軸を前記磁石回転子の径方向に向けて配置した第1及び第2の径方向用ホールセンサと、感磁軸を前記磁石回転子の周方向に向けて配置した第1及び第2の周方向用ホールセンサとで構成され、
    前記第1の径方向用ホールセンサ及び前記第2の周方向用ホールセンサは、磁石回転子の周方向で(2s−1)×360/(4N)deg.の角度(但し、sは0を含む自然数である。)を為すように設けられ、
    前記第2の径方向用ホールセンサ及び前記第1の周方向用ホールセンサは、磁石回転子の周方向で(2s−1)×360/(4N)deg.の角度(但し、sは0を含む自然数である。)を為すように設けられ、
    前記第1の径方向用ホールセンサ及び前記第2の周方向用ホールセンサの出力を合成し、前記第2の径方向用ホールセンサ及び前記第1の周方向用ホールセンサの出力を合成することにより、回転角度を検出することを特徴とする回転角度検出装置。
  3. 請求項2において、前記第1及び第2の径方向用ホールセンサは磁石回転子の周方向で(2s−1)×360/(4N)deg.の角度(但し、sは0を含む自然数である。)を為すように設けられていることを特徴とする回転角度検出装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の回転角度検出装置を備えることを特徴とする回転機。
JP2007299950A 2006-11-21 2007-11-20 回転角度検出装置および回転機 Expired - Fee Related JP4858855B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007299950A JP4858855B2 (ja) 2006-11-21 2007-11-20 回転角度検出装置および回転機

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006314673 2006-11-21
JP2006314673 2006-11-21
JP2007299950A JP4858855B2 (ja) 2006-11-21 2007-11-20 回転角度検出装置および回転機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008151774A true JP2008151774A (ja) 2008-07-03
JP4858855B2 JP4858855B2 (ja) 2012-01-18

Family

ID=39654067

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007299950A Expired - Fee Related JP4858855B2 (ja) 2006-11-21 2007-11-20 回転角度検出装置および回転機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4858855B2 (ja)

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009276261A (ja) * 2008-05-16 2009-11-26 Hitachi Metals Ltd 回転角度検出装置および回転機
WO2010026752A1 (ja) * 2008-09-05 2010-03-11 日本電産サンキョー株式会社 磁気式回転検出装置およびその製造方法
JP2010083169A (ja) * 2008-09-29 2010-04-15 Nidec Copal Corp エンジンマウント用アクチュエータ
CN101929834A (zh) * 2009-06-18 2010-12-29 株式会社日立制作所 旋转角检测装置以及转速检测装置
JP2011503630A (ja) * 2007-11-20 2011-01-27 ムービング マグネット テクノロジーズ 外部場の影響を受け難い磁気的な角度または直線位置センサ
CN102570943A (zh) * 2010-12-15 2012-07-11 株式会社捷太格特 旋转角检测装置
EP2587223A2 (en) 2011-10-28 2013-05-01 Sanyo Denki Co., Ltd. Magnetic encoder with improved resolution
WO2015029105A1 (ja) * 2013-08-26 2015-03-05 三菱電機株式会社 電動機
JP2017104008A (ja) * 2015-11-26 2017-06-08 シュタビルス ゲーエムベーハーStabilus Gmbh 駆動装置
JP2017229241A (ja) * 2012-04-26 2017-12-28 アスモ株式会社 モータ
KR20180032350A (ko) * 2016-09-22 2018-03-30 디와이오토 주식회사 수직형 홀 센서가 채용된 전기 모터 장치
CN108427410A (zh) * 2017-02-15 2018-08-21 苏州宝时得电动工具有限公司 自移动设备
EP3396327A4 (en) * 2016-07-20 2019-05-15 NSK Ltd. ROTATION ANGLE DETECTOR AND TORQUE SENSOR
CN110140283A (zh) * 2016-12-29 2019-08-16 罗伯特·博世有限公司 无刷电机
KR102067938B1 (ko) * 2019-01-14 2020-01-17 박천수 제로포스 이퀄라이징 벡터합성 앱솔루트 엔코더 구현방법 및 그 장치
EP3882577A1 (en) 2020-03-18 2021-09-22 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Rotational position detection device
WO2022260071A1 (ja) * 2021-06-08 2022-12-15 オリエンタルモーター株式会社 運動検出器

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000078809A (ja) * 1998-09-02 2000-03-14 Yaskawa Electric Corp サーボモータ
JP2000092805A (ja) * 1998-09-17 2000-03-31 Yaskawa Electric Corp サーボモータ
JP2001343206A (ja) * 2000-05-31 2001-12-14 Koyo Seiko Co Ltd 回転角度検出装置、ブラシレスモータ及び電動パワーステアリング装置
JP2003075108A (ja) * 2001-09-04 2003-03-12 Asahi Kasei Corp 回転角度センサ
JP2005326291A (ja) * 2004-05-14 2005-11-24 Denso Corp 回転角度検出装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000078809A (ja) * 1998-09-02 2000-03-14 Yaskawa Electric Corp サーボモータ
JP2000092805A (ja) * 1998-09-17 2000-03-31 Yaskawa Electric Corp サーボモータ
JP2001343206A (ja) * 2000-05-31 2001-12-14 Koyo Seiko Co Ltd 回転角度検出装置、ブラシレスモータ及び電動パワーステアリング装置
JP2003075108A (ja) * 2001-09-04 2003-03-12 Asahi Kasei Corp 回転角度センサ
JP2005326291A (ja) * 2004-05-14 2005-11-24 Denso Corp 回転角度検出装置

Cited By (33)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2212652B1 (fr) 2007-11-20 2016-06-01 Moving Magnet Technologies (MMT) Capteur de position magnetique angulaire ou lineaire presentant une insensibilite aux champs exterieurs
JP2011503630A (ja) * 2007-11-20 2011-01-27 ムービング マグネット テクノロジーズ 外部場の影響を受け難い磁気的な角度または直線位置センサ
JP2009276261A (ja) * 2008-05-16 2009-11-26 Hitachi Metals Ltd 回転角度検出装置および回転機
US8854035B2 (en) 2008-09-05 2014-10-07 Nidec Sankyo Corporation Magnetic type rotation detection device and its manufacturing method
WO2010026752A1 (ja) * 2008-09-05 2010-03-11 日本電産サンキョー株式会社 磁気式回転検出装置およびその製造方法
JP2010085394A (ja) * 2008-09-05 2010-04-15 Nidec Sankyo Corp 磁気式回転検出装置およびその製造方法
JP2010083169A (ja) * 2008-09-29 2010-04-15 Nidec Copal Corp エンジンマウント用アクチュエータ
CN101929834A (zh) * 2009-06-18 2010-12-29 株式会社日立制作所 旋转角检测装置以及转速检测装置
CN101929834B (zh) * 2009-06-18 2013-01-09 株式会社日立制作所 旋转角检测装置以及转速检测装置
US8471552B2 (en) 2009-06-18 2013-06-25 Hitachi, Ltd. Rotational angle-measurement apparatus and rotational speed-measurement apparatus
DE102010003475A1 (de) 2009-06-18 2011-01-13 Hitachi, Ltd. Drehwinkel-messgerät und drehzahl-messgerät
CN102570943A (zh) * 2010-12-15 2012-07-11 株式会社捷太格特 旋转角检测装置
EP2587223A2 (en) 2011-10-28 2013-05-01 Sanyo Denki Co., Ltd. Magnetic encoder with improved resolution
CN103090889A (zh) * 2011-10-28 2013-05-08 山洋电气株式会社 磁编码器
US8928313B2 (en) 2011-10-28 2015-01-06 Sanyo Denki Co., Ltd. Magnetic encoder with improved resolution
JP2017229241A (ja) * 2012-04-26 2017-12-28 アスモ株式会社 モータ
CN105518982A (zh) * 2013-08-26 2016-04-20 三菱电机株式会社 电动机
DE112013007366B4 (de) 2013-08-26 2023-09-28 Mitsubishi Electric Corporation Elektromotor
JPWO2015029105A1 (ja) * 2013-08-26 2017-03-02 三菱電機株式会社 電動機
WO2015029105A1 (ja) * 2013-08-26 2015-03-05 三菱電機株式会社 電動機
JP5855320B2 (ja) * 2013-08-26 2016-02-09 三菱電機株式会社 電動機
JP2017104008A (ja) * 2015-11-26 2017-06-08 シュタビルス ゲーエムベーハーStabilus Gmbh 駆動装置
EP3396327A4 (en) * 2016-07-20 2019-05-15 NSK Ltd. ROTATION ANGLE DETECTOR AND TORQUE SENSOR
KR20180032350A (ko) * 2016-09-22 2018-03-30 디와이오토 주식회사 수직형 홀 센서가 채용된 전기 모터 장치
KR102085933B1 (ko) * 2016-09-22 2020-03-06 디와이오토 주식회사 수직형 홀 센서가 채용된 전기 모터 장치
CN110140283A (zh) * 2016-12-29 2019-08-16 罗伯特·博世有限公司 无刷电机
JP2020515214A (ja) * 2016-12-29 2020-05-21 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツングRobert Bosch Gmbh ブラシレス電気機械
CN108427410A (zh) * 2017-02-15 2018-08-21 苏州宝时得电动工具有限公司 自移动设备
CN108427410B (zh) * 2017-02-15 2024-04-12 苏州宝时得电动工具有限公司 自移动设备
KR102067938B1 (ko) * 2019-01-14 2020-01-17 박천수 제로포스 이퀄라이징 벡터합성 앱솔루트 엔코더 구현방법 및 그 장치
US11221237B2 (en) 2019-01-14 2022-01-11 Chun Soo Park Zero-force equalized vector synthesis absolute encoder method and apparatus
EP3882577A1 (en) 2020-03-18 2021-09-22 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Rotational position detection device
WO2022260071A1 (ja) * 2021-06-08 2022-12-15 オリエンタルモーター株式会社 運動検出器

Also Published As

Publication number Publication date
JP4858855B2 (ja) 2012-01-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4858855B2 (ja) 回転角度検出装置および回転機
JP5120384B2 (ja) 回転角度検出装置、回転機及び回転角度検出方法
JP4324813B2 (ja) 回転角度検出装置及び回転機
JP4900837B2 (ja) 回転角度検出装置および回転機
TWI393867B (zh) 磁性式旋轉角檢測器
JP5258884B2 (ja) 磁気エンコーダおよびアクチュエータ
JP5818104B2 (ja) 回転角度検出装置
KR20080077369A (ko) 360도 범위의 자기 각위치 센서
JP6278050B2 (ja) 回転角度検出装置及び回転機械装置
JPWO2007132603A1 (ja) 磁気式エンコーダ装置
US11041739B2 (en) Rotation sensor
WO2005040729A1 (ja) 磁気式エンコーダ装置およびアクチュエータ
JPWO2007055135A1 (ja) 磁気式エンコーダ装置
JP2007263585A (ja) 回転角度検出装置
JP2017161470A (ja) 回転角度検出装置
TW201335575A (zh) 旋轉位置感測器裝置
JP6081258B2 (ja) 実装基板
JP2006208049A (ja) 回転角検出装置
JP2019191155A (ja) 回転部材の少なくとも1つの回転パラメータを決定するためのシステム
JP2009271054A (ja) 位置検出装置およびそれを備えた回転直動モータ
JP4258831B2 (ja) 角度および角速度一体型検出装置およびこれを用いたサーボモータ
JP7002577B2 (ja) 角度検出装置及び回転電機の制御装置
JP4211278B2 (ja) エンコーダ
JP2005172441A (ja) 角度および角速度一体型検出装置
JP2006138738A (ja) 磁気式エンコーダ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080619

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110509

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110610

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111007

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111020

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4858855

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141111

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees