JP2008148099A - 差動増幅器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】逆位相の信号がそれぞれ入力される第1の入力端子1aおよび第2の入力端子1bと、基本トランジスタセルをN段(Nは2以上の整数)並列接続してなり、逆位相の信号をそれぞれ増幅する第1の増幅器11および第2の増幅器12と、第1の出力端子3aおよび第2の出力端子3bとを備えた差動増幅器において、第1の増幅器11に含まれる基本トランジスタセルと第2の増幅器12に含まれる基本トランジスタセルとが互いに隣接する箇所を2箇所以上設けるように配列する。
【選択図】図1
Description
図7は、従来の差動増幅器において、第1の増幅器11と第2の増幅器12を、より本来のレイアウトに近い構成の基本トランジスタセルとして示した構成図である。基本トランジスタセルは、2本のゲート電極(G)と1本のドレーン電極(D)、および2本のソース電極(S)で構成されている。
図1は、本発明の実施の形態1における差動増幅器の構成図である。この図1における本実施の形態1の差動増幅器は、図6に示した従来の差動増幅器と同様に、第1の入力端子1a、第2の入力端子1b、ソース端子2、第1の出力端子3a、第2の出力端子3bを端子として有している。
本実施の形態2においては、先の実施の形態1における図1の構成を実現するための、より本来のレイアウトに近い構成の基本トランジスタセルについて説明する。図2は、本発明の実施の形態2における差動増幅器の本来のレイアウトに近い構成図である。図2において、図1と同一の符号は、同一の構成要素を示している。また、図2においては、先の図1に記載されていない構成要素として、電極用エアブリッジ7およびスルーホール8が記載されており、これらの機能、動作を中心に、以下に説明する。
図4は、本発明の実施の形態3における差動増幅器の構成図である。先の実施の形態2における図2の構成と比較すると、本実施の形態3における図4の構成は、図4の左下および右上の2箇所に補正用エアブリッジ9a、9bをさらに備えている点が異なっている。
上述の実施の形態1〜3では、第1の増幅器11に含まれる基本トランジスタセルと第2の増幅器12に含まれる基本トランジスタセルとを交互に配列した場合について説明した。本実施の形態4では、必ずしも交互に配列するのではなく、第1の増幅器11に含まれる基本トランジスタセルと第2の増幅器12に含まれる基本トランジスタセルとが互いに隣接する箇所を2箇所以上設けるように配列する場合について説明する。
Claims (6)
- 逆位相の信号がそれぞれ入力される第1の入力端子および第2の入力端子と、
ゲート電極、ソース電極、ドレーン電極を備えた基本トランジスタセルをN段(Nは2以上の整数)並列接続してなり、前記第1の入力端子および前記第2の入力端子から入力された前記逆位相の信号のそれぞれを増幅する第1の増幅器および第2の増幅器と、
前記第1の増幅器および前記第2の増幅器により増幅された前記逆位相の信号のそれぞれが出力される第1の出力端子および第2の出力端子と
を備えた差動増幅器において、
前記第1の増幅器に含まれる基本トランジスタセルと前記第2の増幅器に含まれる基本トランジスタセルとが互いに隣接する箇所を2箇所以上設けるように配列し、
前記第1の増幅器に含まれる基本トランジスタセルのゲート電極は、前記第1の入力端子に接続され、
前記第2の増幅器に含まれる基本トランジスタセルのゲート電極は、前記第2の入力端子に接続され、
前記第1の増幅器に含まれる基本トランジスタセルのドレーン電極は、前記第1の出力端子に接続され、
前記第2の増幅器に含まれる基本トランジスタセルのドレーン電極は、前記第2の出力端子に接続され、
前記第1の増幅器に含まれる基本トランジスタセルのソース電極、および前記第2の増幅器に含まれる基本トランジスタセルのソース電極は、ソース端子に接続される
ことを特徴とする差動増幅器。 - 請求項1に記載の差動増幅器において、
前記第1の増幅器に含まれる基本トランジスタセルと前記第2の増幅器に含まれる基本トランジスタセルとを交互に配列したことを特徴とする差動増幅器。 - 請求項1または2に記載の差動増幅器において、
前記第1の増幅器に含まれる基本トランジスタセルのソース電極、および前記第2の増幅器に含まれる基本トランジスタセルのソース電極は、隣接するソース電極同士が電極用エアブリッジで接続されることを特徴とする差動増幅器。 - 請求項1または2に記載の差動増幅器において、
前記第1の増幅器に含まれる基本トランジスタセルのソース電極、および前記第2の増幅器に含まれる基本トランジスタセルのソース電極は、ソース電極直下のグランドとスルーホールを介して接続されることを特徴とする差動増幅器。 - 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の差動増幅器において、
前記第1の増幅器および前記第2の増幅器は、ともに基本トランジスタセルをN=2n段(nは1以上の整数)並列接続してなり、
前記第1の入力端子および前記第2の入力端子からそれぞれのゲート電極に至る入力経路と、前記第1の出力端子および前記第2の出力端子からそれぞれのドレーン電極に至る出力経路とをマイクロストリップ線路で構成し、前記入力経路のすべてが同一の電気長を有し、かつ前記出力経路のすべてが同一の電気長を有するように電気長を補正する補正用エアブリッジを前記入力経路および前記出力経路にさらに備えた
ことを特徴とする差動増幅器。 - 請求項1に記載の差動増幅器において、
前記第1の増幅器に含まれる基本トランジスタセルのソース電極、および前記第2の増幅器に含まれる基本トランジスタセルのソース電極は、隣接する基本トランジスタセルの間に設けられ、それぞれのソース電極は、ソース電極直下のグランドとスルーホールを介して接続されることを特徴とする差動増幅器。
Priority Applications (1)
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JP2006334312A JP2008148099A (ja) | 2006-12-12 | 2006-12-12 | 差動増幅器 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2006
- 2006-12-12 JP JP2006334312A patent/JP2008148099A/ja active Pending
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