JP2008147966A - 撮像装置及びそのプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 シャッタボタンが半押しされると、連写撮像処理を開始し(S10)、該撮像された画像データをバッファメモリに順次記憶させていく(S11)。
そして、該バッファメモリに記憶された画像データを、設定されているスロー表示スピードで読み出して画像表示部15の表示領域に表示させる処理を開始させるとともに(S12)、該バッファメモリに記憶された画像データを、リアルタイムで読み出して画像表示部15の表示領域Bに表示させる処理を開始させる(S13)。シャッタボタンが全押しされると、シャッタボタンの全押し時に表示領域Aにスロー表示されている画像データをフラッシュメモリ14に記録する。
【選択図】 図3
Description
前記撮像手段を用いて被写体を連続して撮影する連続撮影制御手段と、
前記連続撮影制御手段により連続撮影された画像データを、該連続撮影制御手段の連続撮影スピードより遅いスピードで表示手段にスロー表示させていくスロー表示制御手段と、
ユーザの操作に応じて記録タイミングを指示する第1の記録指示手段と、
前記第1の記録指示手段により記録タイミングが指示された場合は、該記録が指示されたタイミングで前記スロー表示制御手段により表示されている画像データを記録媒体に記録する記録制御手段と、
を備えたことを特徴とする。
前記記憶制御手段により前記記憶媒体に記憶され、前記スロー表示制御手段によりスロー表示される画像データを、前記連続撮影制御手段による連続撮影の時間経過とともに、古い画像データから間引いていく間引き手段と、
を備え、
前記スロー表示制御手段は、
前記記憶制御手段により前記記憶媒体に記憶された画像データを順次読み出してスロー表示させていくようにしてもよい。
前記連続撮影制御手段により所定時間の間、又は、ユーザによって任意に指定されたタイミングまでに連続撮影された画像データをスロー表示させるようにしてもよい。
前記スロー表示制御手段は、
前記指示手段によりスロー表示の開始が指示されたタイミングに基づいて、前記連続撮影制御手段により連続撮影された画像データのスロー表示を開始させるようにしてもよい。
前記指示手段によりスロー表示の開始が指示されたタイミング時の一定時間前から前記連続撮影制御手段により撮影された画像データのスロー表示を開始させるようにしてもよい。
前記スロー表示制御手段は、
前記検出手段によりスロー表示の終了が検出された場合は、スロー表示を終了するようにしてもよい。
前記スルー表示制御手段は、
前記スロー表示制御手段によるスロー表示が終了してから、前記連続撮影制御手段により連続撮影された画像データのスルー表示を開始させるようにしてもよい。
前記検出手段によりスロー表示の終了が検出された場合は、該スロー表示されていない前記連続撮影制御手段により連続撮影された画像データを間欠表示させる調整表示手段を含み、
前記スルー表示制御手段は、
前記調整表示手段による間欠表示が終了してから、前記連続撮影制御手段により連続撮影された画像データのスルー表示を開始させるようにしてもよい。
前記スロー表示制御手段によりスロー表示される画像データの連続撮影が終了した場合は、前記スルー表示制御手段によるスルー表示が開始するまで、連続撮影される撮影間隔よりも遅い間隔で順次撮影していき、
前記スロー表示制御手段は、
前記検出手段によりスロー表示の終了が検出された場合は、該スロー表示されていない前記連続撮影制御により撮像された画像データを表示させる調整表示手段を含み、
前記調整表示手段による表示が終了してから、前記連続撮影制御手段により連続撮影された画像データをスルー表示させていくようにしてもよい。
前記スロー表示制御手段は、
前記連続撮影制御手段により撮影された画像データを前記表示手段の第1の表示領域に表示させるようにしてもよい。
前記記録制御手段は、
前記第2の記録指示手段により記録タイミングが指示された場合は、該記録が指示されたタイミングで前記リアルタイム表示制御手段により表示されている画像データを記録するようにしてもよい。
前記第1の記録指示手段により記録タイミングが指示された場合、ユーザによってスロー表示の終了が指示された場合、前記第2の記録指示手段により記録タイミングが指示された場合のうち、何れか1つの条件が成立するとスロー表示を終了すると検出するようにしてもよい。
更に、前記連続撮影制御手段により所定時間の間又はユーザによって任意に指定されたタイミングまでに連続撮影された画像データが前記スロー表示制御手段により全てスロー表示された場合は、スロー表示を終了すると検出するようにしてもよい。
前記連続撮影制御手段により所定時間の間又はユーザによって任意に指定されたタイミングまでに連続撮影された画像データが前記スロー表示制御手段により全てスロー表示された場合は、再び最初からスロー表示させた画像データをスローでリピート表示させるようにしてもよい。
前記スロー表示制御手段は、
前記変更手段によりスロー表示スピードが変更された場合は、該変更されたスロー表示スピードで前記連続撮影制御手段により連続撮影された画像データをスロー表示させ、前記変更手段によりスロー表示時間が変更された場合は、該変更された時間の間、前記連続撮影制御手段により連続撮影された画像データをスロー表示させ、
前記連続撮影制御手段は、
前記変更手段により撮影間隔が変更された場合は、該変更された撮影間隔で連続撮影を行なうようにしてもよい。
前記スロー表示制御手段によりスロー表示される画像データが前記連続撮影制御手段により連続撮影されている場合に限り、連続撮影の撮影間隔を変更するようにしてもよい。
スロー表示の終了を指示する終了指示手段と、
を備え、
前記指示手段は、
前記シャッタボタンが半押しされた場合は、スロー表示の開始を指示し、
前記終了指示手段は、
前記シャッタボタンが全押しされることなく、前記シャッタボタンの半押しが解除された場合は、スロー表示の終了を指示し、
前記第1の記録指示手段は、
前記シャッタボタンが全押しされた場合は、記録タイミングを指示するようにしてもよい。
前記連続撮影処理により連続撮影された画像データを、該連続撮影処理の連続撮影スピードより遅いスピードで表示部にスロー表示させていくスロー表示処理と、
記録タイミングを指示する記録指示処理と、
前記記録指示処理により記録タイミングが指示された場合は、該記録が指示されたタイミングで前記スロー表示処理により表示されている画像データを記録媒体に記録する記録処理と、
を含み、上記各処理をコンピュータで実行させることを特徴とする。
[第1の実施の形態]
A.デジタルカメラの構成
図1は、本発明の撮像装置を実現するデジタルカメラ1の電気的な概略構成を示すブロック図である。
デジタルカメラ1は、撮影レンズ2、レンズ駆動ブロック3、絞り4、CCD5、ドライバ6、TG(timing generator)7、ユニット回路8、画像生成部9、CPU10、キー入力部11、メモリ12、DRAM13、フラッシュメモリ14、画像表示部15、バス16を備えている。
絞り4とは、撮影レンズ2から入ってくる光の量を制御する機構のことをいう。
主に、CPU10は、CCD5及びドライバ6、TG7を介して被写体を所定時間連写撮像(連続撮影)する機能(連続撮影制御手段)、該連写撮像により得られた画像データを、連写撮像の連写スピードより遅いスピードでスロー表示させる機能(スロー表示制御手段)、ユーザによって指定された撮影タイミングでスロー表示されている画像データを記録する機能(記録制御手段)を有する。
メモリ12には、CPU10が各部を制御するのに必要な制御プログラム、及び必要なデータが記録されており、CPU10は、該プログラムに従い動作する。
フラッシュメモリ14は、圧縮された画像データを保存する記録媒体である。
実施の形態におけるデジタルカメラ1の動作を図2及び図3のフローチャートに従って説明する。
ユーザのキー入力部11のモード切替キーの操作により静止画撮影モードが設定されると、ステップS1で、CPU10は、TG7、ドライバ6を介してCCD5に所定のフレームレート(ここでは、60fps)で被写体の動画を撮像する動画撮像処理を開始する(連続撮影制御手段)。
次いで、ステップS2で、該動画撮像処理により順次得られたフレーム画像データをリアルタイムで画像表示部15に表示させていくスルー画像表示(通常のスルー画像表示)を開始する(スルー表示制御手段)。この通常のスルー画像表示とは、CCD5により撮像された画像データを1画面で表示させることをいう。
ステップS3で、シャッタボタンが半押しされていないと判断すると、ステップS4に進み、CPU10は、連写スピードの設定変更を行なうか否かを判断する。
このとき、ユーザは、連写スピードの設定変更を行なう場合は、メニューキーの操作を行なうことにより連写スピードの設定変更を行なうことができ、CPU10は、該連写スピードの設定変更を行なう操作に対応する操作信号がキー入力部11から送られてきた場合には連写スピードの設定変更を行なうと判断する。
この連写時間とは、後述する連写撮像処理により連続して撮像する時間のことをいう。
このとき、ユーザは、連写時間の設定変更を行なう場合は、メニューキーの操作を行なうことにより連写時間の設定変更を行なうことができ、CPU10は、該連写時間の設定変更を行なう操作に対応する操作信号がキー入力部11から送られてきた場合には連写時間の設定変更を行なうと判断する。
このスロー表示スピードとは、後述するスロー表示により表示される表示間隔のことをいい、スピードが速い程表示間隔が短くなり(表示レートが上がり)、スピードが遅い程表示間隔が長くなる(表示レートが下がる)。ここでは、スロー表示スピードとして、表示スピードが1倍未満の表示スピードで設定することができるものとする。この1倍とは、リアルタイム表示、通常のスルー画像表示により表示されるスピードのことを言い、例えば、毎秒60枚で撮像された場合は、毎秒60枚表示させることを表示スピードが1倍といい、毎秒30枚で撮像された場合は、毎秒30で表示させることを表示スピードが1倍という。つまり、表示スピードは、撮像された画像データの撮像間隔によって異なることになる。
なお、毎秒何枚(1秒間に何枚画像を書き換え表示するか)というように、スロー表示スピードを設定することができるようにしてもよい。このときは、連写スピードより速くすることはできない(連写スピードにより毎秒撮像される回数以上の回数にはすることはできない)。
このとき、ユーザは、スロー表示スピードの設定変更を行なう場合は、メニューキーの操作を行なうことによりスロー表示スピードの設定変更を行なうことができ、CPU10は、該スロー表示スピードの設定変更を行なう操作に対応する操作信号がキー入力部11から送られてきた場合にはスロー表示スピードの設定変更を行なうと判断する。
次いで、ステップS11で、CPU10は、CCD5により撮影された画像データ(連写撮像処理により得られた画像データ、及び、動画撮像処理により得られたフレーム画像データを含む)をバッファメモリに記憶させる処理を開始する(記憶制御手段)。ここでは、撮像された画像データはバッファメモリに更新記憶(上書き記憶)されることなく記憶させる。つまり、バッファメモリには複数の画像データが記憶されることになる。
これにより、表示される画像はスロー表示されるので、シャッタチャンスを見つけやすくなり、特に、動きが速い被写体に対して有効である。
図4は、スロー表示中にシャッタボタンの半押しが解除又は全押し操作等されないとき(シャッタボタンの半押し操作がスロー表示終了まで継続されているとき)に表示領域Aに表示される画像及び表示領域Bに表示される画像のタイムチャートを示す図であり、図5は、スロー表示中にシャッタボタンの半押しが解除、全押し操作、撮影指示ボタンの操作がされたとき(シャッタボタンの半押し操作がスロー表示終了前に解除等されたとき)に表示領域Aに表示される画像及び表示領域Bに表示される画像のタイムチャートを示す図である。なお、図中のtは時間軸を表すものであり、ともに動画撮像処理のフレームレートは60fps、連写撮像処理の連写撮像間隔は、毎秒60枚とする。
このとき、ユーザは、十字キーの「↑」キー、又は「↓」キーを操作することにより、連写スピードの設定変更を行なうことができ、CPU10は該操作に対応する操作信号がキー入力部11から送られてき場合は連写スピードを設定変更すると判断する。
ここで、ユーザは連写スピードを上げたい場合は、十字キーの「↑」キーの操作を行ない、連写スピードを下げたい場合は、十字キーの「↓」キーの操作を行なう。これにより、ユーザは、実際に連写撮像が行なわれているときに、その撮影状況に適切な連写スピードを設定することができる。
また、この連写スピードの一時的な設定変更が行なわれた場合は、連写撮像処理により撮像される連写スピードが連写撮像の最中に変わることになる。つまり、該設定変更された連写スピードで連写撮像処理を行う。
このとき、ユーザは、十字キーの「→」キー、「←」キーを操作することにより、スロー表示スピードの設定変更を行なうことができ、CPU10は該操作に対応する操作信号がキー入力部11から送られてきた場合はスロー表示スピードの設定変更を行なうと判断する。
ここで、ユーザはスロー表示スピードを上げたい場合は、十字キーの「→」キーの操作を行ないスロー表示スピードを下げたい場合は、十字キーの「←」キーの操作を行なう。これにより、ユーザは、実際に連写撮像が行なわれているときに、その撮影状況に適切なスロー表示スピードを設定することができる。
また、このスロー表示スピードの一時的な設定変更が行なわれた場合は、表示領域Aに表示されるスロー表示のスピードがスロー表示の最中に変わることになる。つまり、該設定変更されたスロー表示スピードでバッファメモリから画像データを読出し、該読み出した画像データを表示領域Aに表示させることになる。
つまり、図4に示すように、連写撮像処理により撮像された全ての画像データがスロー表示されたか否かを判断する。図4のBは、連写撮像処理により撮像された全ての画像データをスロー表示した時のタイミングを示すものである。
つまり、図5に示すように、連写撮像処理により得られた全ての画像データがスロー表示される前に、シャッタボタンの半押しが解除されたか否かを判断する。
この判断は、シャッタボタンの半押しに対応する操作信号がキー入力部11から送られてこなくなり、且つ、シャッタボタンの全押し操作に対応する操作信号も送られてきていない場合には、シャッタボタンの半押しが解除されたと判断する。
ステップS20で、撮影指示ボタンが操作されていないと判断すると、ステップS21に進み、CPU10は、シャッタボタン全押し(第1の記録指示手段)操作が行なわれたか否かを判断する。この判断は、シャッタボタンの全押し操作に対応する操作信号がキー入力部11から送られてきた場合にはシャッタボタンの全押し操作が行なわれたと判断する。
ステップS22で、現時点において連写撮像処理によって被写体を撮像していると判断すると、ステップS23に進み、CPU10は、連写撮像処理を行ってから連写時間記憶領域に記憶されている連写時間が経過したか否か判断する。つまり、タイマーが連写時間を経過したか否かを判断する。
一方、ステップS22で、現在連写撮像処理によって撮像していないと判断した場合、つまり、動画撮像処理を行っていると判断した場合はそのままステップS16に戻り、ステップS23で、連写時間が経過していないと判断した場合は、そのままステップS14に戻る。
図5に示すように、シャッタボタン全押しがされたときにスロー表示された画像データがフラッシュメモリ14に記録される。
一方、ステップS18で連写撮像により得られた画像データのスロー表示が終了したと判断した場合、ステップ19でシャッタボタンの半押しが解除されたと判断した場合はそのままステップS27に進む。
図4の3(なお、図では丸3の記号で記す、つまり、3を丸で囲った記号で記す)は、連写撮像処理により撮像された全ての画像データをスロー表示させたと判断された場合に、間欠表示される画像の様子を示すものであり、図5の3(なお、図では丸3の記号で記す)は、連写撮像処理により撮像された全ての画像データをスロー表示させる前に、シャッタボタンが半押し解除又は全押し又は撮影指示操作がされたと判断した場合に、間欠表示される画像の様子を示すものである。
また、図4、図5の間欠表示は、未だ表示されていない画像データ(フレーム画像データも含む)を間引くとともに、スルー画像表示のスピードより高速で表示させるようにしたが、単に間引いて表示させるようにしてもよい。また、間引かずに、未だ表示されていない画像データを高速表示させていくようにしてもよい。
また、連写時間経過後に動画撮像処理により撮像された全てのフレーム画像データをバッファメモリに記憶し、該記憶したフレーム画像データを用いて間欠表示させるようにしたが、動画撮像処理により撮像されたフレーム画像データをバッファメモリに記憶する段階で間引いて記憶させるようにしてもよい。
この場合は、既に間引かれた画像データがバッファメモリに記憶されているので、バッファメモリに記憶された画像データを全て表示させるようにする。
これにより、次のシャッタチャンスが到来するまでリアルタイムで画像を表示させることができ、シャッタチャンスが間もなく到来するか否かの判断を適切に行うことができる。つまり、シャッタボタンが全押しされた場合や半押しが解除、又は撮影指示ボタンが押下された場合には、シャッタチャンスは間近に迫っておらず、シャッタチャンスが間近に迫ってないのにスロー表示させると、スロー表示されている画像を見てシャッタチャンスが間もなく到来すると判断した時はもう既にシャッタチャンスは到来してしまっているからである。
また、ユーザが間もなくシャッタチャンスが来るだろうと判断してシャッタボタンを半押ししても、連写撮像処理により得られた画像データを全てスロー表示させた場合は、スロー表示された画像データの中にはシャッタチャンスの画像はないので、一度通常のスルー画像表示に復帰させることにより、ユーザに再度シャッタチャンスが間もなく到来するか否かの判断を適切に行なわせることができる。
また、シャッタボタンが半押しされた場合は、スロー画像とリアルタイム画像とを同時に表示させるので、現在撮像されている被写体を認識することができるとともに、スロー表示を見ながらシャッタチャンスの画像を見つけやすくなる。
また、シャッタボタンを半押し状態からシャッタボタンを全押しすると、表示領域Aにスロー表示されていた画像データを記録するとともに、通常のスルー画像表示に復帰するので、スロー表示の解除ボタンをわざわざ設けることなく、シャッタボタン全押し操作がスロー表示の解除としての機能も有し、操作が楽になる。また、シャッタボタンを全押しすることなく、シャッタボタンの半押しを解除した場合も同様に、シャッタボタンの半押し解除がスロー表示の解除としての機能も有し、操作が楽になる。
次に、第2の実施の形態について説明する。
第1の実施の形態においては、所定時間連写撮像処理により撮像された画像データのスロー表示中に、シャッタボタンが全押し又は半押し解除又は撮影指示ボタンが操作されない(シャッタボタンの半押し操作がスロー表示終了まで継続されている)場合は、通常のスルー画像表示に復帰するようにしたが、第2の実施の形態においては、所定時間連写撮像処理により撮像された画像データのスロー表示中に、シャッタボタンが全押し又は半押し解除又は撮影指示ボタンが操作されない場合は、スロー表示させた画像をスローでリピート再生するというものである。
これにより、連写撮像処理により得られた画像データの中にシャッタチャンスの画像があるのだけれども、シャッタボタン全押し操作するタイミングを逃した場合や、シャッタチャンスと思われる画像が複数有り、どの画像が一番最適か迷った場合等に特に効果がある。
第2の実施の形態も、図2に示したものと同様の構成を有するデジタルカメラ1を用いることにより本発明の撮像装置を実現する。
以下、第2の実施の形態のデジタルカメラ1の動作を図6及び図7のフローチャートにしたがって説明する。
これにより、表示される画像はスロー表示されるので、シャッタチャンスを見つけやすくなり、特に、動きが速い被写体に対して有効である。
ステップS55で、連写撮像処理を開始してから時間T1が経過したと判断すると、ステップS56に進み、CPU10は、時間T1までに連写撮像された画像データの枚数を既に間引いたか否かを判断する。つまり、後述するステップS57の処理を既に行ったか否かを判断する。
ここでは、2枚に1枚の画像データを間引くので、例えば、毎秒60枚で連写撮像処理を行ってバッファメモリに記憶した場合は、この間引き処理により残る画像データの枚数は、毎秒30枚で連写撮像されたときと同様の枚数となる。つまり、動画撮像で言うならば撮像されたフレーム画像のフレームレートを60fpsから30fpsに下げるのと同様の結果となる。
一方、ステップS55で連写撮像処理開始から時間T1を経過していないと判断した場合、ステップS56で時間T1までに撮像された画像の枚数を間引いたと判断した場合は、そのままステップS58に進む。
ステップS58で、連写撮像処理を開始してから時間T2が経過したと判断すると、ステップS59に進み、CPU10は、時間T2までに連写撮像された画像データの枚数を既に間引いたか否かを判断する。つまり、後述するステップS60の処理を既に行ったか否かを判断する。
ここでも、2枚に1枚の画像データを間引くので、例えば、毎秒60枚で連写撮像処理を行ってバッファッメモリに記憶した場合は、時間T1から時間T2までに撮像された画像データの枚数は、60枚から30枚に減り、時間T1までに撮像された画像データの枚数は30枚から更に15枚に減る。
図8を見ると、時間T1が経過するまでは、毎秒60枚で連写撮像された画像データが記憶されており、時間T1が経過すると、時間T1までに撮像された画像データが2枚に1枚間引かれた画像データが記憶されているのがわかる。この図中の太線は連写撮像により撮像されバッファメモリに記憶されている画像データを示し、破線はステップS57で間引かれて消去された画像データを示している。このように、ステップS57の間引き処理により時間T1までに記憶された画像データの枚数は、毎秒60枚で連写撮像されて記憶された場合であっても、毎秒30枚で連写撮像された枚数と同じになる。
このステップS55〜ステップS60までの処理は、本発明の間引き手段に相当する。
なお、2段階で画像データを間引くようにしたが、時間の経過とともに3段階以上の段階で画像データを間引いていくようにしてもよい。
ここで、ユーザは連写スピードを上げたい場合は、十字キーの「↑」キーの操作を行ない、連写スピードを下げたい場合は、十字キーの「↓」キーの操作を行なう。これにより、ユーザは、実際に連写撮像が行なわれているときに、その撮影状況に適切な連写スピードを設定することができる。
また、この連写スピードの一時的な設定変更が行なわれると、CPU10は、連写撮像処理により連写撮像される連写スピードを変更させる。つまり、連写スピードの設定が変更されると、該設定変更された連写スピードで連写撮像処理を行う。
このとき、ユーザは、十字キーの「→」キー、「←」キーを操作することにより、スロー表示スピードの設定変更を行なうことができ、CPU10は該操作に対応する操作信号がキー入力部11から送られてきた場合はスロー表示スピードの設定変更を行なうと判断する。
ここで、ユーザはスロー表示スピードを上げたい場合は、十字キーの「→」キーの操作を行ないスロー表示スピードを下げたい場合は、十字キーの「←」キーの操作を行なう。これにより、ユーザは、実際に連写撮像が行なわれているときに、その撮影状況に適切なスロー表示スピードを設定することができる。
また、このスロー表示スピードの一時的な設定変更が行なわれると、CPU10は、スロー表示されるスロー表示スピードを変更させる。つまり、スロー表示スピードの設定が変更されると、該設定変更されたスロー表示スピードで画像を読出し、該読み出した画像を表示領域Aに表示させる。
ステップS65で連写撮像処理により得られた全ての画像データのスロー表示が終了したと判断すると、ステップS66に進み、CPU10は、連写撮像処理により得られた画像データを、スロー表示スピード記憶領域に記憶されているスロー表示スピード又はステップS64で直近に一時的に設定変更されたスロー表示スピードでバッファメモリから再び読出し、表示領域Aに表示させるというリピート表示を開始して(スロー表示制御手段)、ステップS67に進む。これにより、スロー表示中にシャッタチャンスの画像がある場合に、シャッタチャンスを見逃してしまった場合等でも再びリピート表示を行うことができるので、シャッタチャンスの画像を得ることができる。
ステップS67に進むと、CPU10は、シャッタボタンの半押しが解除されたか否かを判断する。
ステップS67で、シャッタボタンの半押しが解除されていないと判断すると、ステップS68に進み、CPU10は、撮影指示ボタンが操作されたか否かを判断する。
ステップS68で、撮影指示ボタン(第2の記録指示手段)が操作されていないと判断すると、ステップS69に進み、CPU10は、シャッタボタンが全押しされたか否かを判断する。
ステップS70で、連写撮像処理により被写体を撮像していると判断すると、ステップS71に進み、連写撮像処理を開始してから連写時間が経過したか否かを判断する。つまり、タイマーが連写時間を経過したか否かを判断する。
なお、実際に連写撮像される連写時間と、連写撮像により得られた全ての画像データのスロー表示時間とでは、連写時間の方が短いので、ステップS65で連写撮像により得られた全ての画像データのスロー表示を行ったと判断するまえに、ステップS71で連写時間が経過したと判断することになる。
次いで、ステップS73で、CPU10は、該動画撮像処理により得られた画像データをバッファッメモリに更新記憶させていく処理を開始する。このとき、バッファメモリは動画撮像処理により得られたフレーム画像データを1フレームのみ記憶し、新たにフレーム画像データが撮像されると、該撮像されたフレーム画像データを更新記憶(上書き記憶)させて、図6のステップS63に戻る。なお、連写撮像処理により得られた画像データはそのままバッファッメモリに保持され、ステップS66のリピート再生に用いられる。
一方、ステップS70で、連写撮像処理により被写体を撮像していないと判断するとステップS63に戻る。
また、ステップS69で、シャッタボタンが全押しされたと判断すると、ステップS74に進み、CPU10は、現在表示領域Aにスロー表示させている画像データをフラッシュメモリ14に記録して(記録制御手段)、ステップS76に進む。
また、ステップS68で、撮影指示ボタンが操作されたと判断すると、ステップS75に進み、CPU10は、現在表示領域Bにリアルタイム表示させている画像データ(フレーム画像データも含む)をフラッシュメモリ14に記録して(記録制御手段)、ステップS76に進む。
ステップS76に進むと、CPU10は、現在連写撮像処理により被写体を撮像しているか否かを判断し、連写撮像処理により撮像している場合はステップS1に戻り、動画撮像処理により撮像している場合はステップS2に戻り、通常のスルー画像表示に復帰する。
これにより、次のシャッタチャンスが到来するまでリアルタイムで画像を表示させることができ、シャッタチャンスが間もなく到来するか否かの判断を適切に行うことができる。つまり、シャッタボタンが全押しされた場合や半押しが解除、又は撮影指示ボタンが押下された場合には、シャッタチャンスは間近に迫っておらず、シャッタチャンスが間近に迫ってないのにスロー表示させると、スロー表示されている画像を見てシャッタチャンスが間もなく到来すると判断した時はもう既にシャッタチャンスは到来してしまっているからである。
また、連写撮像により撮像されバッファメモリに記憶された画像データを時間の経過とともに、古い画像データから間引く処理を(ステップS55〜ステップS60の処理を)行なうようにしたので、バッファメモリに空き容量を増やすことができ、1回目にスロー表示される画像の様子と、2回目以降にリピートスロー再生される画像の様子を異ならせることができる。
また、シャッタボタンが半押しされた場合は、スロー画像とリアルタイム画像とを同時に表示させるので、現在撮像されている被写体を認識することができるとともに、スロー表示を見ながらシャッタチャンスの画像を見つけやすくなる。
また、シャッタボタンを半押し状態から全押し状態にすると、表示領域Aにスロー表示されていた画像データを記録するとともに、通常のスルー画像表示に復帰するので、スロー表示の解除ボタンをわざわざ設けることなく、シャッタボタン全押し操作がスロー表示の解除としての機能も有し、操作が楽である。また、シャッタボタンを全押しすることなく、シャッタボタンの半押しを解除した場合も同様に、シャッタボタンの半押し解除がスロー表示の解除としての機能も有し、操作が楽になる。
F.上記各実施の形態は以下のような態様でもよい。
(1)上記各実施の形態においては、スロー画像とリアルタイム画像との両方を同時に表示させるようにしたが、スロー画像のみを表示させるようにしてもよい。
つまり、上記各実施の形態の間欠表示に代えて、この撮像処理により撮像された画像データを表示させる(調整表示手段)。
これにより、間欠表示において、フレーム画像を間引いて表示する場合には、間引かれるフレーム画像データは必要ないので、間欠表示させないタイミングのフレーム画像データを撮像する必要がなくなり、CPU10の処理負担、消費電力を抑えることができる。
なお、動画撮像処理に代えて所定の周期で撮像する撮像処理を用いる場合は、間欠表示が終了すると、通常のスルー画像表示に復帰するために動画撮像処理を開始するようにする。
シャッタ半押し前に撮像されたフレーム画像データは既に通常のスルー画像表示(図2のステップS2)で表示されているので、シャッタ半押し前に撮像された一定枚数のフレーム画像データは、重複して表示されることになる。
なお、この場合は、通常のスルー表示においても、動画撮像処理により得られたフレーム画像データを更新記憶させることなく、一定枚数前までのフレーム画像データを常時バッファメモリに保持しておくといった記憶処理を行う必要がある。
なお、この一定枚数や一定時間をユーザが任意に設定することができるようにしてもよい。
なお、連写時間を短くする場合には、連写撮像処理を開始してから既に経過した時間より短くすることはできないことは言うまでもない。短くしても既に連写撮像により撮像されてしまっているからである。
また、シャッタボタンが半押しされることなく、撮影指示ボタンが操作された場合は、撮影指示ボタンの操作時に、通常のスルー画像表示によってリアルタイムで表示されている画像データを記録するようにしてもよい。
例えば、スロー表示ボタンを設け、スロー表示ボタンが操作された場合は、スロー表示を開始する。
また、動画撮像処理に代えて、全て連写撮像処理を行うようにしてもよい。
この場合の連写時間は、連写撮像処理又は動画撮像処理により撮像される画像のうち、スロー表示される画像を撮像する時間のことをいう。
これにより、これから撮像される画像はスロー表示されない画像であることをユーザは認識することができる。
例えば、第1のシャッタボタンが半押しされると、第1のシャッタボタンの半押し時から連写撮像された画像データを表示領域Aにスロー表示させ、第2のシャッタボタンが半押しされると、第2のシャッタボタンの半押し時から連写撮像された画像データを表示領域Bにスロー表示させるようにする。
また、第2の実施の形態では、連写撮像により撮像されバッファメモリに記憶された画像データを時間の経過とともに、古い画像データから間引く処理(ステップS55〜ステップS60の処理)を行なうようにしたが、行なわないようにしてもよい。
また、連写撮像により撮像されバッファメモリに記憶された画像データを時間の経過とともに、古い画像データから間引く方法として、連写撮像処理開始時を基準とし、連写撮像処理開始時から所定の時間経過したときに、該所定の時間(T1やT2)までに連写撮像された画像データを間引くようにしたが、現時点から所定時間(所定枚数)前より以前の画像データを間引く処理を周期的に行うようにしてもよい。
例えば、5秒前より前に撮像された画像データを間引くという処理を周期的に行うようにすれば、時間の経過とともに、古い画像データ程間引かれる回数が多くなり、新しい画像データ程間引かれる回数は少なくなるので、バッファメモリに記憶されている画像データのうち、古い画像データほど間引くことができる。
これにより、シャッタボタンが全押しされても、スロー表示は解除されないので、シャッタボタンが全押しされても通常のスルー画像表示に復帰せず、連写撮像処理により得られた画像データの中でシャッタチャンスだと思う画像を何枚でも記録することができる。
以下、変形例(16)における表示例を図10を用いて説明する。
図10は、画像表示部に表示される画面の表示タイムチャートを示すものである。
そして、図2のステップS3で、シャッタボタンが半押しされたと判断されると、図10(b)に示すように、図3のステップS10又は図6のステップS51で連写撮像処理が開始され、該連写撮像処理により撮像された画像データがバッファメモリに記憶されていくとともに、画像表示部15の表示領域Aにはスロー表示され(ステップS12又はステップS53)、表示領域Bにはリアルタイム表示がされる(ステップS13又はステップS54)。なお、図中の左上にある「×0.5」という文字は、現在のスロー表示スピードを示すものであり、原則として図2のステップS9で設定されたスロー表示スピードが表示されることになるが、スロー表示中にスロー表示スピードが変更された場合は(図3のステップS17又は図6のステップS64)、該変更されたスロー表示スピードが表示される。これにより、現在設定されているスロー表示スピードをユーザは認識することができる。
図11(a)に示すように、スロー表示バーは、大まかに表示バー21とキャッシュバー23を備える。この表示バー21及びキャッシュバー23の右に表示されている4s(4秒)は、スロー表示される画像データの撮像時間を示し、ここでは、連写時間ということになる。つまり、ユーザによって設定された連写時間が表示されることになる。なお、連写時間の変わりに撮影枚数を表示させるようにしてもよい。これにより、スロー表示される画像が撮像される撮像時間(連写時間)をユーザは認識することができる。
この表示バー21とキャッシュバー23の左端がシャッタボタンの半押しタイミングを示すものであり、表示バー21とキャッシュバー23の右端がシャッタボタンの半押しタイミングから連写時間(ここでは4秒)経過したタイミングを示している。
また、キャッシュバー23の中にある縦線部24は、シャッタボタンの半押しタイミングから撮像された画像データ(連写撮像により撮像された画像データ)のバッファメモリの記憶状況を示すものであり、この縦線部24を見ることによりシャッタボタンの半押しタイミングからどのタイミングまでに撮像された画像データが実際に記憶されているのかがわかる。なお、縦線部24は、シャッタボタンの半押しタイミングから現在までに撮像(記憶)された画像データを示すようにしたが、表示タイミング部22のように現在撮像(記憶)されているタイミングのみを表示させるようにしてもよい。
しかし、図10(d)に示すように、スロー表示により表示される画像データがすべて撮像されると(連写撮像が終了すると)、スロー表示される画像データは記憶されていかないので、連写撮像処理により直近に撮像された画像データが撮像されたタイミング(縦線部24の右端の位置)と、現在表示されている画像が撮像されたタイミング(表示タイミング部22の位置)との差は徐々に縮まっていく。
また、スロー表示させる画像データの記憶(撮影)状況も表示させるので、現在撮像されている画像データのタイミングがわかるとともに、後どのくらい撮像するのかも分かる。
なお、間欠表示が行われる時は、スロー表示バーを表示させても、表示させなくてもよい。このとき、スロー表示バーを表示させる場合であって、連写撮像により撮像された画像データがスロー表示されずに間欠表示させる場合には、その間欠表示に合わせて間欠表示される画像データの位置に表示タイミング部22を表示させるようにしてもよい。また、その際にも表示スピードを合わせて表示させるようにしてもよい。この場合は、間欠表示により高速再生されることになるので「×2.0」、「×3.0」といった文字が表示されることになる。
図11(b)は、変形例(17)において表示させるスロー表示バーを示すものであり、図11(a)と同様の部分は同じ符号を付しており説明を省略する。
図12は、変形例(17)における画像表示部に表示される画面の表示タイムチャートを示すものである。
図12(a)は、静止画撮影モードに設定されスルー画像表示の開始直後に表示される画像の様子を示すものである。
図12(a)を見るとわかるように、まだ、一定時間分のフレーム画像データがまだ撮像されていないので、細い縦線部26は、三角部25の位置からキャッシュバー23の左端まで延びていないのが分かる。なお、シャッタボタンが半押しされるまでは表示タイミング部22は表示バー21には表示されない。
なお、一定時間が経過すると、バッファメモリに記憶されている一定時間分のフレーム画像データは新しいフレーム画像データに更新されていく。
また、上記変形例(16)、(17)においては、キャッシュバー23を表示させるようにしたが表示させずに表示バー21のみを表示させるようにしてもよい。
また、スルー表示バー以外の方法で表示させるようにしてもよい。例えば、スロー表示により表示されている画像がどのタイミングで撮像(記憶)された画像であるかを表示バー21ではなく、1/5というように、連写撮像処理により撮像される全画像データの枚数(時間)とスロー表示させた画像データの枚数(時間)との比を表示させるようにしてもよい。また、キャッシュバー23も同様に、連写撮像により撮像される全画像データの枚数(時間)と、現在までに撮像(記憶)された画像データの枚数(時間)との比で表示させるようにしてもよい。要は、現在スロー表示させている画像がどのタイミングで撮像(記憶)された画像であるか、現在どのタイミングの画像データを撮像(記憶)させているのかが分かる方法で表示させるものであればよい。
このスロー表示時間は、現在のスロー表示スピードと、連写時間によって異なる。図10、図12の場合は、スロー表示スピードが1/2倍、連写時間が4sなので、スロー表示時間は8s(8秒)ということになる。
また、図12の場合のおいては、表示バー21及びキャッシュバー23の左側に表示される一定時間も同様に、表示バー21の左側にはスロー表示時間(ここでは1s)、キャッシュバー23の左側には一定時間(ここでは0.5s)を表示させる。
2 撮影レンズ
3 レンズ駆動ブロック
4 絞り
5 CCD
6 ドライバ
7 TG
8 ユニット回路
9 画像生成部
10 CPU
11 キー入力部
12 メモリ
13 DRAM
14 フラッシュメモリ
15 画像表示部
16 バス
Claims (20)
- 被写体を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段を用いて被写体を連続して撮影する連続撮影制御手段と、
前記連続撮影制御手段により連続撮影された画像データを、該連続撮影制御手段の連続撮影スピードより遅いスピードで表示手段にスロー表示させていくスロー表示制御手段と、
ユーザの操作に応じて記録タイミングを指示する第1の記録指示手段と、
前記第1の記録指示手段により記録タイミングが指示された場合は、該記録が指示されたタイミングで前記スロー表示制御手段により表示されている画像データを記録媒体に記録する記録制御手段と、
を備えたことを特徴とする撮像装置。 - 前記連続撮影制御手段により連続撮影された画像データを順次記憶媒体に記憶させていく記憶制御手段と、
前記記憶制御手段により前記記憶媒体に記憶され、前記スロー表示制御手段によりスロー表示される画像データを、前記連続撮影制御手段による連続撮影の時間経過とともに、古い画像データから間引いていく間引き手段と、
を備え、
前記スロー表示制御手段は、
前記記憶制御手段により前記記憶媒体に記憶された画像データを順次読み出してスロー表示させていくことを特徴とする請求項1記載の撮像装置。 - 前記スロー表示制御手段は、
前記連続撮影制御手段により所定時間の間、又は、ユーザによって任意に指定されたタイミングまでに連続撮影された画像データをスロー表示させることを特徴とする請求項1又は2記載の撮像装置。 - スロー表示開始を指示する指示手段を備え、
前記スロー表示制御手段は、
前記指示手段によりスロー表示の開始が指示されたタイミングに基づいて、前記連続撮影制御手段により連続撮影された画像データのスロー表示を開始させることを特徴とする請求項3記載の撮像装置。 - 前記スロー表示制御手段は、
前記指示手段によりスロー表示の開始が指示されたタイミング時の一定時間前から前記連続撮影制御手段により撮影された画像データのスロー表示を開始させることを特徴とする請求項4記載の撮像装置。 - スロー表示の終了を検出する検出手段を備え、
前記スロー表示制御手段は、
前記検出手段によりスロー表示の終了が検出された場合は、スロー表示を終了することを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の撮像装置。 - 前記連続撮影制御手段により連続撮影された画像データをスルー表示させるスルー表示制御手段を備え、
前記スルー表示制御手段は、
前記スロー表示制御手段によるスロー表示が終了してから、前記連続撮影制御手段により連続撮影された画像データのスルー表示を開始させることを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の撮像装置。 - 前記スロー表示制御手段は、
前記検出手段によりスロー表示の終了が検出された場合は、該スロー表示されていない前記連続撮影制御手段により連続撮影された画像データを間欠表示させる調整表示手段を含み、
前記スルー表示制御手段は、
前記調整表示手段による間欠表示が終了してから、前記連続撮影制御手段により連続撮影された画像データのスルー表示を開始させることを特徴とする請求項7記載の撮像装置。 - 前記連続撮影制御手段は、
前記スロー表示制御手段によりスロー表示される画像データの連続撮影が終了した場合は、前記スルー表示制御手段によるスルー表示が開始するまで、連続撮影される撮影間隔よりも遅い間隔で順次撮影していき、
前記スロー表示制御手段は、
前記検出手段によりスロー表示の終了が検出された場合は、該スロー表示されていない前記連続撮影制御により撮像された画像データを表示させる調整表示手段を含み、
前記調整表示手段による表示が終了してから、前記連続撮影制御手段により連続撮影された画像データをスルー表示させていくことを特徴とする請求項7記載の撮像装置。 - 前記スロー表示制御手段によるスロー表示が行われている場合は、前記連続撮影制御手段により撮影された画像データをリアルタイムで前記表示手段の第2の表示領域に表示させるリアルタイム表示制御手段を備え、
前記スロー表示制御手段は、
前記連続撮影制御手段により撮影された画像データを前記表示手段の第1の表示領域に表示させることを特徴とする請求項1乃至9の何れかに記載の撮像装置。 - ユーザが記録タイミングを指示するための第2の記録指示手段を備え、
前記記録制御手段は、
前記第2の記録指示手段により記録タイミングが指示された場合は、該記録が指示されたタイミングで前記リアルタイム表示制御手段により表示されている画像データを記録することを特徴とする請求項10記載の撮像装置。 - 前記検出手段は、
前記第1の記録指示手段により記録タイミングが指示された場合、ユーザによってスロー表示の終了が指示された場合、前記第2の記録指示手段により記録タイミングが指示された場合のうち、何れか1つの条件が成立するとスロー表示を終了すると検出することを特徴とする請求項6乃至11の何れかに記載の撮像装置。 - 前記検出手段は、
更に、前記連続撮影制御手段により所定時間の間又はユーザによって任意に指定されたタイミングまでに連続撮影された画像データが前記スロー表示制御手段により全てスロー表示された場合は、スロー表示を終了すると検出することを特徴とする請求項12記載の撮像装置。 - 前記スロー表示制御手段は、
前記連続撮影制御手段により所定時間の間又はユーザによって任意に指定されたタイミングまでに連続撮影された画像データが前記スロー表示制御手段により全てスロー表示された場合は、再び最初からスロー表示させた画像データをスローでリピート表示させることを特徴とする請求項1乃至12の何れかに記載の撮像装置。 - 前記スロー表示制御手段によるスロー表示中に、該スロー表示制御手段によるスロー表示のスロー表示スピード、又は/及び、前記連続撮影制御手段による連続撮影の撮影間隔、又は/及び、前記スロー表示制御手段によるスロー表示のスロー表示時間を変更する変更手段を備え、
前記スロー表示制御手段は、
前記変更手段によりスロー表示スピードが変更された場合は、該変更されたスロー表示スピードで前記連続撮影制御手段により連続撮影された画像データをスロー表示させ、前記変更手段によりスロー表示時間が変更された場合は、該変更された時間の間、前記連続撮影制御手段により連続撮影された画像データをスロー表示させ、
前記連続撮影制御手段は、
前記変更手段により撮影間隔が変更された場合は、該変更された撮影間隔で連続撮影を行なうことを特徴とする請求項1乃至14の何れかに記載の撮像装置。 - 前記変更手段は、
前記スロー表示制御手段によりスロー表示される画像データが前記連続撮影制御手段により連続撮影されている場合に限り、連続撮影の撮影間隔を変更することを特徴とする請求項15記載の撮像装置。 - 半押し、全押し可能なシャッタボタンと、
スロー表示の終了を指示する終了指示手段と、
を備え、
前記指示手段は、
前記シャッタボタンが半押しされた場合は、スロー表示の開始を指示し、
前記終了指示手段は、
前記シャッタボタンが全押しされることなく、前記シャッタボタンの半押しが解除された場合は、スロー表示の終了を指示し、
前記第1の記録指示手段は、
前記シャッタボタンが全押しされた場合は、記録タイミングを指示することを特徴とする請求項1乃至16の何れかに記載の撮像装置。 - どのタイミングで前記連続撮影制御手段により撮像された画像データが、前記スロー表示制御手段によりスロー表示されているかを示す情報を表示させるスロー表示情報表示制御手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至17の何れかに記載の撮像装置。
- 前記スロー表示制御手段によりスロー表示されるスピードを表示させるスピード表示制御手段、前記スロー表示制御手段によるスロー表示のスロー表示時間を表示させるスロー表示時間表示制御手段、前記スロー表示制御手段によりスロー表示される画像データのうち、前記連続撮影制御手段によって現在どの画像データが撮影されているかを示す撮影表示制御手段のうち、少なくとも1つ以上の手段を備えることを特徴とする請求項1乃至18の何れかに記載の撮像装置。
- 被写体を撮像する撮像手段を用いて被写体を連続して撮影する連続撮影処理と、
前記連続撮影処理により連続撮影された画像データを、該連続撮影処理の連続撮影スピードより遅いスピードで表示部にスロー表示させていくスロー表示処理と、
記録タイミングを指示する記録指示処理と、
前記記録指示処理により記録タイミングが指示された場合は、該記録が指示されたタイミングで前記スロー表示処理により表示されている画像データを記録媒体に記録する記録処理と、
を含み、上記各処理をコンピュータで実行させることを特徴とするプログラム。
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