JP2008147530A - 太陽電池用バックシート - Google Patents

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Abstract

【課題】透明性を有する有機フィルムを使用した両面受光型太陽電池に使用する、耐擦傷性、耐光性、防湿性、高透明性および接着性に優れた太陽電池用バックシートを提供する。
【解決手段】有機フィルムの片面に第1の易接着層、有機フィルムのもう一方の面に第2の易接着層を積層し、前記第1の易接着層上にハードコート層を積層することを特徴とする太陽電池用バックシート。前記第2の易接着層上に耐水層が形成された太陽電池用バックシート。
【選択図】図1

Description

本発明は、両面受光型太陽電池の背面(受光面の反対側)に使用する太陽電池用バックシートに関する。
近年、資源を有効に利用する観点から太陽光エネルギーが注目され、そのエネルギーを電気エネルギーに変換する太陽電池の開発が進められている。
一般的な太陽電池はアルミニウム箔にポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムを積層した基板、封止膜用透明接着剤、シリコン発電素子、封止膜用透明接着剤およびガラス板を順次積層した構成を有する。封止膜用透明接着剤は加熱溶融して架橋硬化させることができるため、加熱処理によって基板、シリコン発電素子およびガラス板とを一体化させることができる。封止膜用透明接着剤としてはエチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)フィルムが汎用されている。
上記基板として使用されるアルミニウム等の金属箔は、光をほとんど透過させないものである。したがって、太陽電池の発電量は受光面としてのガラス板を透過する太陽光のみに依存するものであった。
上記の片面受光型太陽電池は、設置方向や設置場所が限定されてしまっていた。そこで、太陽電池の用途を広げるために、両面受光型太陽電池の開発が進められており、片面受光型太陽電池の基板の代わりに透明性を有する有機フィルムを使用することにより太陽光を透過させることができる(例えば、特許文献1参照)。この発明は、太陽電池の表面のみならず、裏面をも保護することができる太陽電池用カバー材に関するものであり、耐光性を向上させるために、紫外線吸収剤を含有させた有機フィルムやフッ素樹脂フィルムを使用している。ここで、前記有機フィルムを両面受光型太陽電池の裏面用のカバー材(バックシート)に用いると、紫外線吸収剤の作用により光透過量が減少し、両面受光型太陽電池のバックシートとして不適当なものとなる問題があった。
また、前記フッ素樹脂フィルムをバックシートとして使用すると、フッ素樹脂フィルムと封止膜用透明接着剤との接着性が悪いために、太陽電池の長期使用時において、フッ素樹脂フィルムと封止膜用透明接着剤が剥離する恐れがあった。
加えて、特許文献1に記載の発明のように、フッ素樹脂フィルムを太陽電池用バックシートに用いると、該シートが最表面として露出するので、表面が柔らかいフッ素樹脂フィルムが物理的な力によって傷がつきやすい問題があった。そこで、フッ素樹脂フィルムやPETフィルム等の有機フィルム上にハードコート層を形成することにより、耐擦傷性を有する発明が開示されている(例えば、特許文献2参照)。その作製方法は、有機フィルム上に直接紫外線硬化性樹脂を塗工した後、紫外線照射することによりハードコート層を積層する過程を経ている。しかしながら、一般的に、紫外線硬化により形成したハードコート層と有機フィルムとの接着性は悪く、太陽電池の長期使用時において、ハードコート層が有機フィルムと剥離してしまう恐れがあった。
特開2000−174296号広報 特開2003−62921号広報
本発明は、有機フィルムの両面に易接着層を積層することにより、有機フィルムと封止膜用透明接着剤との接着力および有機フィルムとハードコート層との接着力に優れ、且つ、光透過量に優れた高透明性を有する太陽電池用バックシート(以下、バックシートと称す)を提供することを目的とする。
本発明は、有機フィルムの片面に第1の易接着層、有機フィルムのもう一方の面に第2の易接着層を積層し、第1の易接着層上にハードコート層を積層したことを特徴とするバックシートである(請求項1)。
本発明のバックシートは、第2の易接着層上に耐水層を積層することも好ましい(請求項2)。
また、本発明のバックシートは、前記第1の易接着層の有機フィルム/ハードコート層間の剥離強度が、JIS−K5400に準じた有機フィルムカット片の残存率で90%以上であることが好ましい(請求項3)。
また、本発明のバックシートは、前記第1および第2の易接着層が、ポリウレタン系、ポリエステル系およびアクリル系から選ばれた少なくとも1種の熱可塑性樹脂であることが好ましい(請求項4)。
さらにまた、本発明のバックシートは、前記第1および第2の易接着層のガラス転移温度が、20〜100℃であることが好ましい(請求項5)。
本発明によれば、有機フィルム上に第1の易接着層を介してハードコート層を積層することにより、有機フィルムとハードコート層との接着力に優れたバックシートを提供することができる。
本発明のバックシートを用いて太陽電池を形成する際に、有機フィルム上に第2の易接着層を介して封止膜用透明接着剤を積層することにより、有機フィルムと封止膜用透明接着剤との接着力を強固にすることができる。
また、請求項2に記載の本発明のバックシートを用いて太陽電池を形成する際に、封止膜用透明接着剤に積層することにより、耐水性に優れた太陽電池を提供することができる。
本発明によれば、有機フィルム、第1および第2の易接着層、ハードコート層および耐水層に紫外線吸収剤を含有しないため、光透過量に優れ、且つ、高透明性を有するバックシートを提供することができる。
以下、本発明を図を用いて説明するが、本発明は何等これに限定されるわけではない。
本発明におけるバックシートは、両面受光型太陽電池の裏面側を表面保護する部材であって、図1に示すように、有機フィルム30の片面に第1の易接着層20およびハードコート層10が順次積層され、有機フィルム30のもう一方の面に第2の易接着層21が積層された構成を成す。該ハードコート層10の上面が対象物からの反射光を受光する面である。
図2は、第2の易接着層21上に隣接して、耐水層40を積層した実施態様であって、これにより、バックシートの透湿度を減少させることができる。
なお、本発明におけるバックシートは、光透過量を維持するために、有機フィルム30、第1の易接着層20、ハードコート層10、第2の易接着層21、耐水層40に紫外線吸収剤を含有させる必要がない。
図3と図4は本発明のバックシートを使用して、太陽電池を組立てた事例を示す図である。
すなわち、図3においては、本発明のバックシートを構成する第2の易接着層21上に封止膜用透明接着剤50を設け、シリコン発電素子60と隣接させ、シリコン発電素子60のもう一方の側には封止膜用透明接着剤51、ガラス板70を順次設けてなるものである。シリコン発電素子60を挟む封止膜用透明接着剤50および51は加熱により、シリコン発電素子60を封止することができ、一体化構成を有する太陽電池として使用することができる。
一方、図4は、図2で示したバックシートを使用した太陽電池の事例である。
以下に本発明を構成する材料を説明する。
[有機フィルム]
有機フィルムは光透過量が優れたもの、具体的には90%以上の光透過率を有するものであれば特に限定されるわけではないが、例えば、ポリエステル、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、アクリル樹脂、ポリカーボネート等の各フィルムを挙げることができる。本願発明における有機フィルムはポリエチレンテレフタレートであることが好ましく、上記フィルムの厚さは6〜250μm程度であることが好ましい。
なお、これらの有機フィルムに紫外線吸収剤を含有させることは、光透過量が減少することから好ましくない。
有機フィルム表面には易接着層を設けるため、その塗布性を向上させる予備処理として、その表面にはコロナ表面処理、火炎処理、プラズマ処理等の物理的な処理を施すことが好ましい。
[易接着層]
以下に、第1の易接着層および第2の易接着層について説明する。
第1の易接着層とは、有機フィルムとハードコート層との接着性が優れたものをいう。具体的には、該易接着層を介して有機フィルムとハードコート層とを加熱により貼着した後、JIS−K5400に準じたクロスカット剥離試験における有機フィルムカット片の残存率が90%以上であるものを意味する。
第2の易接着層とは、有機フィルムと封止膜用透明接着剤(EVA)との接着性が優れたものをいう。具体的には、該易接着層を介して有機フィルムと封止膜用透明接着剤とを加熱により貼着した後、JIS−K7127に準じた引き剥がし試験において、これらの構成体を引き剥がす前に、有機フィルムが破けてしまう程度の接着性を有するものを意味する。
第1の易接着層および第2の易接着層には、ポリウレタン系、ポリエステル系、アクリル系等の熱可塑性樹脂を主成分として含有することが好ましい。これらは常温下でほとんどタック性を有さないものであり、且つ、加熱時においてタック性を有するものであればよい。したがって、ガラス転移点が20〜100℃の範囲内にあることが好ましく、30〜80℃にあることがより好ましい。該ガラス転移点が20℃未満の場合には、易接着層が常温においてタック性を有しやすく、易接着層と易接着層を重ね合わせた際に接着してしまう場合があり、取扱性に問題を生じてしまう。100℃超の場合は、有機フィルム、ハードコート層、封止膜用透明接着剤および耐水層との接着性が減少する恐れや、易接着層が脆くなって密着性が保てなくなる場合がある。また、第1の易接着層と第2の易接着層は同じものを用いてもよいし、異なるものを用いてもよい。なお、ここでいうガラス転移温度は示差走査熱量計(DSC)による測定に基づくものを意味する。
(ポリウレタン系樹脂)
本発明の積層熱可塑性樹脂フィルムの被覆層に用いるポリウレタン系樹脂は、特に限定されないが、例としては、ブロック型イソシアネート基を含有する樹脂であって、末端イソシアネート基を親水性基で封鎖(以下ブロックともいう)した、熱反応型の水溶性ウレタンなどが挙げられる。上記イソシアネート基を親水性基で封鎖するためのブロック化剤としては、重亜硫酸塩類及びスルホン酸基を含有したフェノール類、アルコール類、ラクタム類、オキシム類及び活性メチレン化合物類等が挙げられる。ブロック化されたイソシアネート基はウレタンプレポリマーを親水化あるいは水溶化する。フィルム製造時の乾燥あるいは熱セット過程で、上記ポリウレタン樹脂に熱エネルギーが与えられると、ブロック化剤がイソシアネート基からはずれるため、上記ポリウレタン樹脂は自己架橋した編み目に、混合した水分散性共重合ポリエステル樹脂を固定化するとともに、上記共重合ポリエステル樹脂の末端基等とも反応する。塗布液調製中の樹脂は、親水性であるために耐水性が悪いが、塗布、乾燥、熱セットして熱反応が完了すると、ウレタン樹脂の親水基すなわちブロック化剤がはずれるため、耐水性が良好な塗膜が得られる。上記ブロック化剤の内、フィルム製造工程における熱処理温度、熱処理時間でブロック化剤がイソシアネート基からはずれる点、及び工業的に入手可能な点から、重亜硫酸塩類が最も好ましい。
上記樹脂において使用される、ウレタンプレポリマーの化学組成としては、(1)分子内に2個以上の活性水素原子を有する有機ポリイソシアネート、又は分子内に少なくとも2個の活性水素原子を有する分子量が200〜20,000の化合物、(2)分子内に2個以上のイソシアネート基を有する有機ポリイソシアネート、あるいは、(3)分子内に少なくとも2個の活性水素原子を有する鎖伸長剤を反応せしめて得られる、末端イソシアネート基を有する化合物である。
上記(1)の化合物として一般に知られているのは、末端又は分子中に2個以上のヒドロキシル基、カルボキシル基、アミノ基又はメルカプト基を含むものであり、特に好ましい化合物としては、ポリエーテルポリオール、ポリエステルポリオール、ポリエーテルエステルポリオール等が挙げられる。ポリエーテルポリオールとしては、例えば、エチレンオキシド、プロピレンオキシド等のアルキレンオキシド類、スチレンオキシド、エピクロルヒドリン等を重合した化合物、又はそれら2種以上をランダム共重合若しくはブロック共重合した化合物、あるいはそれらと多価アルコールとの付加重合を行って得られた化合物がある。
(ポリエステル系樹脂)
ガラス転移点が20〜100℃の範囲にあるポリエステル系樹脂としては、以下のような多塩基酸またはそのエステル形成誘導体とポリオールまたはそのエステル形成誘導体とから形成される。すなわち、多塩基酸成分としてはテレフタル酸、イソフタル酸、フタル酸、無水フタル酸、2、6−ナフタレンジカルボン酸、1、4−シクロヘキサンジカルボン酸、アジピン酸、セバシン酸、トリメリット酸、ピロメリット酸、ダイマー酸、5−ナトリウムスルホイソフタル酸等が挙げられる。これらの酸成分を好ましくは2種以上用いて共重合ポリエステル樹脂を合成する。また、若干量であれば不飽和多塩基酸成分のマレイン酸、イタコン酸等や、p−ヒドロキシ安息香酸等の如きヒドロキシカルボン酸を併用することもできる。また、ポリオール成分としては、エチレングリコール、1、4−ブタンジオール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、1、6−ヘキサンジオール、1、4−シクロヘキサンジメタノール、キシレングリコール、ジメチロールプロパン、ポリ(エチレンオキシド)グリコール、ポリ(テトラメチレンオキシド)グリコール等が挙げられる。
(アクリル系樹脂)
ガラス転移点が20〜100℃の範囲にあるアクリル系樹脂としては、以下に例示するようなアクリルモノマーを重合してなるアクリル樹脂が挙げられる。このアクリルモノマーとしては、アルキルアクリレート、アルキルメタクリレート(アルキル基としては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、t−ブチル基、2−エチルヘキシル基、シクロヘキシル基等);2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、2−ヒドロキシプロピルアクリレート、2−ヒドロキシプロピルメタクリレート等の水酸基含有モノマー;グリシジルアクリレート、グリシジルメタクリレート、アリルグリシジルエーテル等のエポキシ基含有モノマー;アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、マレイン酸、フマール酸、クロトン酸、スチレンスルホン酸及びその塩(ナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウム塩、第三級アミン塩等)等のカルボキシ基、スルホキシ基またはその塩を含有するモノマー;アクリルアミド、メタクリルアミド、N−アルキルアクリルアミド、N−アルキルメタクリルアミド、N、N−ジアルキルアクリルアミド、N、N−ジアルキルメタクリルアミド(アルキル基としては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、t−ブチル基、2−エチルヘキシル基、シクロヘキシル基等)、N−アルコキシアクリルアミド、N−アルコキシメタクリルアミド、N、N−ジアルコキシアクリルアミド、N、N−ジアルコキシメタクリルアミド(アルコキシ基としては、メトキシ基、エトキシ基、ブトキシ基、イソブトキシ基等)、アクリロイルモルホリン、N−メチロールアクリルアミド、N−メチロールメタクリルアミド、N−フェニルアクリルアミド、N−フェニルメタクリルアミド等のアミド基を含有するモノマー;無水マレイン酸、無水イタコン酸等の酸無水物のモノマー;ビニルイソシアネート、アリルイソシアネート、スチレン、α−メチルスチレン、ビニルメチルエーテル、ビニルエチルエーテル、ビニルトリアルコキシシラン、アルキルマレイン酸モノエステル、アルキルフマール酸モノエステル、アルキルイタコン酸モノエステル、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、塩化ビニリデン、エチレン、プロピレン、塩化ビニル、酢酸ビニル、ブタジエン等のモノマーが挙げられる。
これらのなかで、水酸基を含むモノマー、例えば2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、2−ヒドロキシプロピルアクリレート、2−ヒドロキシプロピルメタクリレート、N−メチロールアクリルアミド、N−メチロールメタクリルアミドなどが2〜20モル%、好ましくは4〜15モル%含まれていることが好ましい。
本発明における易接着層には、適宜、架橋剤、ワックス、帯電防止剤、着色剤、界面活性剤等を含有させることができるが、紫外線吸収剤を含有させることは光透過量を減少させる点から好ましくない。
本発明を構成する第1および第2の易接着層は有機フィルムの両面に存在していればよいのであって、その塗布方法は下記の中から適宜選択することができる。例えば、ロールコート法、グラビアコート法、ロールブラッシュ法、スプレーコート法、エアーナイフコート法、含浸法およびカーテンコート法などを挙げることができる。これらの方法は単独で用いてもよいし、複数を組合わせて使用することもできる。
易接着層の厚さは0.01〜1μmであることが好ましい。0.01μm未満では易接着層を介した有機フィルムとハードコート層、有機フィルムと封止膜用透明接着剤、有機フィルムと耐水層との接着力が不十分になる恐れがある。1μm超ではニュートンリングが発生しやすくなる場合があり、光透過率が減少する恐れがある。
[ハードコート層]
本発明でいうハードコート層は紫外線硬化性樹脂により形成されることが好ましい。
紫外線硬化性樹脂は公知のものを使用することができるが、一般に、多官能性モノマー、単官能性モノマー、重合性オリゴマー、光重合開始剤および添加剤から構成される。また、紫外線硬化性樹脂にシリコーンを含有させることもできる。
多官能性モノマーとしては、例えば、ペンタエリスリトールトリアクリレート、ペンタエリスリトールテトラアクリレート、ペンタエリスリトールテトラメタアクリレート、ジペンタエリスリトールトリアクリレート、ジペンタエリスリトールテトラアクリレート、ジペンタエリスリトールペンタアクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート等を使用することができる。
単官能性モノマーとしては、例えば、アクリル酸、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシプロピルアクリレート、4−ヒドロキシブチルアクリレート、イソブチルアクリレート、t−ブチルアクリレート、イソオクチルアクリレート、ラウリルアクリレート、ステアリルアクリレート、イソボルニルアクリレート、シクロヘキシルアクリレート、2−メトキシエチルアクリレート、メトキシトリエチレングリコールアクリレート、2−エトキシエチルアクリレート、テトラヒドロフルフリルアクリレート、ベンジルアクリレート、エチルカルビトールアクリレート、フェノキシエチルアクリレート等を使用することができる。
重合性オリゴマーとしては、例えば、エチレン性二重結合(好ましくはアクリロイル基またはメタクリロイル基)を複数有するウレタンオリゴマー、ポリエステルオリゴマーまたはエポキシオリゴマー等のオリゴマーを使用することができる。
光重合開始剤としては、例えば、ベンゾイン、ベンゾフェノン、ベンゾイルメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテル、ベンゾインイソブチルエーテル、ジベンジル、5−ニトロアセナフテン、ヘキサクロロシクロペンタジエン、p−ニトロジフェニル、p−ニトロアニリン、2,4,6−トリニトロアニリン、1,2−ベンズアントラキノン、3−メチル−1,3−ジアザ−1,9−ベンズアンスロン;アセトフェノン、アセトフェノンベンジルケタール、アントラキノン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン、キサントン系化合物、トリフェニルアミン、カルバゾール、3−メチルアセトフェノン、4−クロロベンゾフェノン、4,4'−ジメトキシベンゾフェノン、4,4'−ジアミノベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オン、1−(4−イソプロピルフェニル)−2−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−1−オン、カルバゾール、キサントン、1,1−ジメトキシデオキシベンゾイン、3,3'−ジメチル−4−メトキシベンゾフェノン、チオキサントン系化合物、ジエチルチオキサントン、2−イソプロピルチオキサントン、2−クロロチオキサントン、1−(4−ドデシルフェニル)−2−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−1−オン、2−メチル−1−[4−(メチルチオ)フェニル]−2−モルフォリノ−プロパン−1−オン、トリフェニルアミン、2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルホスフィンオキシド、ビス−(2,6−ジメトキシベンゾイル)−2,4,4−トリメチルペンチルフォスフィンオキシド、ビスアシルフォスフィンオキシド、ベンジルジメチルケタール、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オン、フルオレノン、フルオレン、ベンズアルデヒド、ミヒラーケトン、2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルフォリノフェニル)−ブタン−1−オン、3−メチルアセトフェノン、3,3',4,4'−テトラ(t−ブチルパーオキシカルボニル)ベンゾフェノン(BTTB)等が挙げることができる。これらのうち、特にベンゾフェノン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトンが好ましい。
上記の多官能性モノマー、単官能性モノマー、重合性オリゴマー、光重合開始剤は単独で用いてもよいし、又は2種以上組み合わせて使用することもできる。
また重合性オリゴマー、多官能性モノマー、単官能性モノマーおよび光重合開始剤は、それぞれ1種用いても良く、2種以上組み合わせて用いてもよい。
添加剤としては、該添加剤を含有させるハードコート層の光透過率が90%以上であれば、必要に応じて適宜添加することができる。具体的には、例えば、着色剤、無機系充填剤、有機系充填剤等を挙げることができる。
シリコーンを紫外線硬化性樹脂に含有させたハードコート層は、撥水性および滑り性が向上するため、ハードコート層表面に汚れが付着しにくくなる。シリコーンの添加量は、樹脂成分100重量部に対して0.01〜0.1重量部とすることが好ましい。0.01重量部未満であると、撥水性や滑り性が不十分になる恐れがあり、0.1重量部超では可撓性が増してしまい表面硬度が減少してしまう場合がある。
[耐水層]
前記図2で述べた耐水層とは透湿度を向上させるために設けるものであり、且つ、シリコン発電素子上の封止膜用透明接着剤との接着力が優れたものをいう。易接着層および封止膜用透明接着剤との接着力を向上させるためには、該耐水層として紫外線硬化性樹脂を使用することが好ましく、紫外線硬化性アクリル樹脂やアクリルシリコン樹脂等を好適に使用することができる。
ここで、透明接着剤との接着力が優れたものとは、JIS−K7127による測定方法により、封止膜用透明接着剤と耐水層とを剥離することができずに、その構成物自体が引き裂かれてしまうものをいう。
以下、本発明を実施例によって説明する。
ガラス転移温度約70℃のポリエステル樹脂からなる第1の易接着層を有する100μm厚のPETフィルム(東洋紡績社製 商品名:コスモシャインA4100、片面のみに易接着層を形成したもの)において、第1の易接着層上に、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート 100重量部、光重合開始剤(チバスペシャルティケミカルズ社製 商品名:イルガキュア184)2重量部、シリコーン系界面活性剤 1重量部からなるシリコーン含有紫外線硬化性アクリルを塗工した。続いて、80W/cmの高圧水銀灯を12cmの距離から4秒間照射して硬化させハードコート層を形成させた。約130℃にて加熱することにより、バックシートを評価するための試料を作製した。なお、硬化後のシリコーン含有紫外線硬化性アクリルの厚さは3μmであった。
硬化後のシリコーン含有紫外線硬化性アクリルの厚さを6μmとした以外は、実施例1と同様にして本発明のバックシートを評価するための試料を作製した。
ガラス転移点温度約70℃のポリエステル樹脂からなる第1および第2の易接着層を有する100μm厚のPETフィルム(東洋紡績社製 商品名:コスモシャインA4300、両面に易接着層を形成したもの)を用いた以外は、実施例1と同様にしてバックシートを作製した。続いて、第2の易接着層上に封止膜用透明接着剤としてEVAシート(三井化学ファブロ社製 商品名ソーラーエバSC4)を重ね80℃の温度で予備圧着した。EVAシート上にガラス板を重ね、定法に従い真空ラミネーターにて150℃、真空3分間、加圧8分間、プレス圧力0.5〜1atmで加熱加圧圧着することによりバックシート積層体を作製した。
ガラス転移点温度約70℃のポリエステル樹脂からなる第1および第2の易接着層を有する100μm厚のPETフィルム(東洋紡績社製 商品名:コスモシャインA4300)を用いた以外は、実施例1と同様にしてバックシートを作製した。続いて、第2の易接着層上に紫外線硬化性樹脂からなる耐水層を塗工し、紫外線照射により硬化させた以外は実施例3と同様にしてりバックシート積層体を作製した。
[比較例1]
100μm厚のPETフィルム(帝人デュポンフィルム社製 商品名:テトロンHB)において、第1の易接着層を設けない以外は実施例1と同様にしてハードコート層を形成させバックシートを作製した。
[比較例2]
実施例1のバックシートにおいて、第2の易接着層を設けていないPET上に、直接EVAシートを重ね80℃の温度で予備圧着した。EVAシート上にガラス板を重ね、定法に従い真空ラミネーターにて150℃、真空3分間、加圧8分間、プレス圧力0.5〜1atmで加熱加圧圧着することによりバックシート積層体を作製した。
[比較例3]
実施例1のバックシートにおいて、第2の易接着層を設けていないPET上に、コロナ処理を行った以外は比較例2と同様にしてバックシート積層体を作製した。
[参考例1]
紫外線吸収剤2重量部を加えた以外は実施例3と同様にしてバックシート積層体を作製した。
(評価)
実施例1、2および比較例1で作製したバックシートにおいて、有機フィルムとハードコート層との接着性を測定するために、JIS−K5400に準じてクロスカット剥離試験を行った。有機フィルムカット片の残存率が90%以上であるものを○、100%であったものを◎とし、90%未満のものを×とした。
実施例3、4、比較例2、3および参考例1で作製したバックシート積層体において、封止膜用透明接着剤との接着力をJIS−K7127に準じ評価した。貼り合わせから約24時間後、EVAシート/バックシート間を引張試験機により、引張条件300mm/minにて180°剥離試験を行った。接着強度はN/cmを表すものであるが、剥離過程において、PETフィルムが引き裂かれてしまったものを○とした。
全光線透過率はJIS−K7105により測定し、90%以上を○、90%未満を×とした。
表面硬度はJIS−K5401により測定し、ハードコート層における硬度(鉛筆強度)を示した。
耐摩耗性は、ハードコート層上にスチールウール磨耗試験(荷重250g/cm)において、目視により傷が認められなかったものを○、認められたものを×とした。
曇価はJIS−K7105により測定し、1%未満を○、1%以上を×とした。
透湿度はJIS−K7126により測定し、2.0g/m・day未満を○、2.0g/m・day以上を×とした。
また、実施例構成は、JIS−B7753に準じ、紫外線カーボンアーク試験を行った。紫外線500時間照射後の全光線透過率をJIS−K7105により測定し、90%以上を○、90%未満を×とした。
以上の結果を表1にまとめた。
Figure 2008147530
ハードコート層との接着力は、第1の易接着層上にハードコート層を設けた実施例1および2において良好な結果を示した。一方、第1の易接着層を設けずに、有機フィルム上にハードコート層を積層した比較例1のハードコート層との接着力は不十分であった。
EVAシートとの接着力は、第2の易接着層上にEVAシートを設けた実施例3および第2の易接着層上に耐水層およびEVAシートを順次設けた実施例4において良好な結果を示した。一方、第2の易接着層を設けずに、有機フィルム上に直接EVAシートを積層した比較例2および有機フィルム上にコロナ処理をした比較例3のEVAシートとの接着力は不十分であった。
また、ハードコート層に紫外線吸収剤を含有させた参考例1の全光線透過率は、紫外線吸収剤を含有させていない実施例および比較例と比べ劣っていた。
実施例構成および比較例構成は、最表面にハードコート層を設けているため、表面硬度、耐摩耗性に優れているものであった。また、いずれの構成においてもハードコート層にシリコーンを含有させているため、その透湿度は少ないものであった。
紫外線500時間照射後の全光線透過率は、いずれの実施例構成においても90%以上であり、紫外線吸収剤を含有させなくても耐光性を有するものであった。
以上より、表1より本発明の易接着層を有機フィルムの両面に設けた実施例構成は、全光線透過率、曇価を好適に維持しながら、従来技術では困難であったハードコート層および封止膜用透明接着剤(EVAシート)との接着性を向上することが出来た。
本発明により、有機フィルムと封止膜用透明接着剤との接着力および有機フィルムとハードコート層との接着力に優れ、且つ、光透過量に優れた高透明性を有するバックシートを提供することができる。
本発明の太陽電池用バックシートの実施形態を示す断面図である。 本発明の太陽電池用バックシートの別の実施形態を示す断面図である。 図1の太陽電池用バックシートを使用した太陽電池の断面図である。 図2の太陽電池用バックシートを使用した太陽電池の断面図である。
符号の説明
10 ハードコート層
20 第1の易接着層
21 第2の易接着層
30 有機フィルム
40 耐水層
50、51 封止膜用透明接着剤
60 シリコン発電素子
70 ガラス板

Claims (5)

  1. 有機フィルムの片面に第1の易接着層、有機フィルムのもう一方の面に第2の易接着層を積層し、前記第1の易接着層上にハードコート層を積層したことを特徴とする太陽電池用バックシート。
  2. 第2の易接着層上に耐水層を積層したことを特徴とする請求項1に記載の太陽電池用バックシート。
  3. 前記第1の易接着層の有機フィルム/ハードコート層間の剥離強度が、JIS−K5400に準じた有機フィルムカット片の残存率で90%以上であることを特徴とする請求項1乃至2に記載の太陽電池用バックシート。
  4. 前記第1および第2の易接着層が、ポリウレタン系、ポリエステル系およびアクリル系から選ばれた少なくとも1種の熱可塑性樹脂であることを特徴とする請求項1乃至3に記載の太陽電池用バックシート。
  5. 前記第1および第2の易接着層のガラス転移温度が20〜100℃であることを特徴とする請求項1乃至4に記載の太陽電池用バックシート。
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