JP2008145398A - 光ファイバ特性測定装置 - Google Patents

光ファイバ特性測定装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008145398A
JP2008145398A JP2006336200A JP2006336200A JP2008145398A JP 2008145398 A JP2008145398 A JP 2008145398A JP 2006336200 A JP2006336200 A JP 2006336200A JP 2006336200 A JP2006336200 A JP 2006336200A JP 2008145398 A JP2008145398 A JP 2008145398A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
optical fiber
signal
pulse
optical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006336200A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5122120B2 (ja
Inventor
Yahei Oyamada
弥平 小山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
Priority to JP2006336200A priority Critical patent/JP5122120B2/ja
Priority to US12/000,249 priority patent/US7873273B2/en
Priority to DE102007059551.6A priority patent/DE102007059551B4/de
Priority to CN2007101990812A priority patent/CN101201292B/zh
Publication of JP2008145398A publication Critical patent/JP2008145398A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5122120B2 publication Critical patent/JP5122120B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01MTESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01M11/00Testing of optical apparatus; Testing structures by optical methods not otherwise provided for
    • G01M11/30Testing of optical devices, constituted by fibre optics or optical waveguides
    • G01M11/31Testing of optical devices, constituted by fibre optics or optical waveguides with a light emitter and a light receiver being disposed at the same side of a fibre or waveguide end-face, e.g. reflectometers
    • G01M11/319Reflectometers using stimulated back-scatter, e.g. Raman or fibre amplifiers

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optical Transform (AREA)
  • Testing Of Optical Devices Or Fibers (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Abstract

【課題】ブリルアン散乱現象を用いた測定方法にて、光ファイバの片側端部のみからの信号光入射にて高空間分解能を実現する。
【解決手段】第1パルス光と第2パルス光との時間間隔が音響波の寿命以下の時間間隔とされたパルス列3aをコヒーレント光2aから生成して光ファイバ7へ出射する光パルス生成手段3と、第1パルス光の後方ブリルアン散乱光とコヒーレント光とを合波することによって得られる光信号を電気信号に変換する検波手段8と、電気信号と該電気信号を第1パルス光と第2パルス光との時間間隔分遅延させた電気信号との和をとることによって干渉信号を生成し、該干渉信号に基づいて上記光ファイバの特性を求める信号処理手段14と、上記電気信号よりブリルアンスペクトルを得るための電気的あるいは光学的な周波数可変手段10とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、コヒーレント光から生成するパルス光を光ファイバへ出射し、上記光ファイバからの後方ブリルアン散乱光と上記コヒーレント光とを合波することによって得られる光信号を電気信号に変換し、該電気信号に基づいて上記光ファイバの特性を求める光ファイバ特性測定装置に関するものである。
光ファイバ中にパルス光を入射することによって発生するブリルアン散乱光の中心周波数を測定することで、光ファイバが設置された環境における歪みや温度分布を測定する方法がある。この測定方法では、設置する光ファイバ自体を歪みまたは温度を検出する媒体として利用するため、多数の点型センサを配列する方法と比べて単純な構成で歪みや温度分布を測定することができる。
このような測定方法の中には、いわゆるBOTDR(Brillouin Optical Time Domain Reflectometry)方式とBOTDA(Brillouin Optical Time Domain Analysis)方式とがある。
BOTDR方式の測定方法は、歪みや温度に依存して速度が変化する音響波によって反射された自然ブリルアン散乱光(後方ブリルアン散乱光)の周波数シフト量を測定する方法であり、光ファイバの一端からパルス光を入射することによって光ファイバの同じ一端から出射される後方ブリルアン散乱光を検出する方法である(特許文献1,2参照)。
一方、BOTDA方式の測定方法は、光ファイバの一端から所定の閾値以上の光強度の光パルス(ポンプ光)を入射し、光ファイバの他端からプローブ光を入射し、ポンプ光による誘導ブリルアン散乱現象によるプローブ光の変化成分を測定する方法である(特許文献3参照)。
ところで、BOTDR方式の測定方法及びBOTDA方式の測定方法においては、光ファイバに入射させるパルス光のパルス幅を小さくすることによって空間分解能が向上することが知られているが、パルス幅を所定値以下にした場合にはブリルアン散乱光の中心周波数を精度良く測定できなくなるため、その空間分解能は2〜3m程度とされていた。
このようなブリルアン散乱光を利用した測定方法における空間分解能を高めるために、非特許文献1には、音響波の過渡現象を考慮した分布型光ファイバセンサシステムが提案されている。この分布型光ファイバセンサシステムは、ブリルアン散乱を引き起こす音響波が機械的振動であるため、瞬時に振動を始めることができない過渡現象が存在することに着目したものである。具体的には、ポンプ光を第1ポンプ光及び第2ポンプ光とし、第1ポンプ光を光ファイバに伝搬させた後に、測定用のブリルアン散乱光を生じさせる第2ポンプ光を伝搬させることで、測定用のブリルアン散乱光に過渡現象が生じることを防止することで、10cm程度の高空間分解能が実現できるとしている。
また、特許文献4には、時間領域計測とは全く異なる原理にて、cmレベルの高空間分解能を実現可能な装置が提案されている。この装置は、周波数変換器を用いてプローブ光の中心周波数をポンプ光とプローブ光の中心周波数の周波数差がブリルアン周波数シフト近傍となるように変化させ、その上で、光源の発振周波数を変調することで、両光の位相が同期する位置において選択的にポンプ光からプローブ光へのパワーの移動が発生することに着目したものである。そして、光ファイバから出射されたプローブ光のパワーを光検出器で検出することによって、両光の位相が同期する位置におけるブリルアンスペクトルを測定するものである。このような装置によれば、1cm程度の高空間分解能が実現できるとしている。この方式は、BOCDA(Brillouin Optical Correlation Domain Analysis)方式と呼ばれている。
特許第2575794号公報 特許第3481494号公報 特許第2589345号公報 特許第3667132号公報 李哲賢、津田勉、岸田欣増、電子情報通信学会技術研究報告 OFT2005−16、 P.1−6(PPP−BOTDA測定技術を用いた10cm分解能ブリルアン分布計測の実現)
しかしながら、非特許文献1及び特許文献4は、光ファイバの両端から測定光を入射する方式に対してなされたものであり、BOTDR方式の測定方法に対して高空間分解能を実現可能な提案はなされていない。
BOTDA方式あるいはBOCDA方式の測定方法では、光ファイバの両端から測定光(ポンプ光及びプローブ光)を入射する必要があり、装置構成が複雑化したり、装置コストが高くなることから、BOTDR方式の測定方法にて高空間分解能を実現できる方法が要望されている。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、ブリルアン散乱現象を用いた測定方法にて、光ファイバの片側端部のみからの信号光入射にて高空間分解能を実現することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、コヒーレント光から生成するパルス光を光ファイバへ出射し、上記光ファイバからの後方ブリルアン散乱光と上記コヒーレント光とを合波することによって得られる光信号を電気信号に変換し、該電気信号に基づいて上記光ファイバの特性を求める光ファイバ特性測定装置において、第1パルス光と第2パルス光との時間間隔が光ファイバ中の音響波の寿命以下の時間間隔とされたパルス列を上記コヒーレント光から生成して上記光ファイバへ出射する光パルス生成手段と、上記第1パルス光の後方ブリルアン散乱光及び上記第2パルス光の後方ブリルアン散乱光とを含む後方ブリルアン散乱光と、上記コヒーレント光とを合波することによって得られる光信号を電気信号に変換する検波手段と、上記電気信号と、該電気信号を上記第1パルス光と上記第2パルス光との時間間隔分遅延させた電気信号との和をとることによって干渉信号を生成し、該干渉信号に基づいて上記光ファイバの特性を求める信号処理手段と、上記電気信号よりブリルアンスペクトルを得るための電気的あるいは光学的な周波数可変手段とを備えることを特徴とする。
このような特徴を有する本発明によれば、第1パルス光と第2パルス光との間隔が光ファイバ中の音響波の寿命以下の時間間隔とされたパルス列が上記コヒーレント光から生成され、第1パルス光の後方ブリルアン散乱光及び第2パルス光の後方ブリルアン散乱光とを含む後方ブリルアン散乱光と、コヒーレント光とを合波することによって得られる光信号が電気信号に変換され、該電気信号と該電気信号を上記第1パルス光と上記第2パルス光との時間間隔分遅延させた電気信号との和をとることによって干渉信号が生成され、この干渉信号に基づいて上記光ファイバの特性が求められる。
また、本発明においては、上記コヒーレント光の偏波面、あるいは、上記第1パルス光の上記後方ブリルアン散乱光及び上記第2パルス光の上記後方ブリルアン散乱光の偏波面を変更可能な偏波面変更手段を備えるという構成を採用することができる。
また、本発明においては、上記光ファイバへ出射される上記パルス列に含まれる不要成分を除去する不要成分除去手段を備えるという構成を採用することができる。
また、本発明においては、上記後方ブリルアン散乱光の周波数シフト量に略一致する周波数を有する混合用信号を生成する信号発生手段と、上記混合用信号を上記電気信号に混合する混合手段とを備えるという構成を採用することができる。
また、本発明においては、前記音響波の寿命とは、前記音響波のエネルギがピークパワーから該ピークパワーの5%以下になるまでの時間であるという構成を採用することができる。
本発明によれば、第1パルス光と第2パルス光との間隔が光ファイバ中の音響波の寿命以下の時間間隔とされたパルス列が上記コヒーレント光から生成され、第1パルス光の後方ブリルアン散乱光及び第2パルス光の後方ブリルアン散乱光とを含む後方ブリルアン散乱光と、コヒーレント光とを合波することによって得られる光信号が電気信号に変換され、該電気信号と該電気信号を上記第1パルス光と上記第2パルス光との時間間隔分遅延させた電気信号との和をとることによって干渉信号が生成される。このようにして生成された干渉信号のブリルアンスペクトルは、第1パルス光の後方ブリルアン散乱光のブリルアンスペクトル及び第2パルス光の後方ブリルアン散乱光のブリルアンスペクトルと比較して急峻なブリルアンスペクトルを示す。よって、干渉信号に基づいて上記光ファイバの特性を求めることによって、ブリルアン周波数シフトの検出が極めて容易となり、実効的に空間分解能の向上が達成できる。
よって、本発明によれば、ブリルアン散乱現象を用いた測定方法にて、光ファイバの片側端部のみからの信号光入射にて高空間分解能を実現することが可能となる。
以下、図面を参照して、本発明に係る光ファイバ特性測定装置の一実施形態について説明する。なお、以下の図面において、各部材を認識可能な大きさとするために、各部材の縮尺を適宜変更している。
(第1実施形態)
図1は、本第1実施形態の光ファイバ特性測定装置S1の機能構成を示すブロック図である。図1に示すように、本実施形態の光ファイバ特性測定装置S1は、光源1、分岐カプラ2、光パルス発生回路3(光パルス生成手段)、光増幅器4、光方向性結合器5、光コネクタ6、被測定光ファイバ7、バランス受光回路8(検波手段)、第1増幅器9、信号発生部10(信号発生手段)、ミキサ11(混合手段)、ローパスフィルタ12、第2増幅器13及び信号処理部14(信号処理手段)を備えている。
光源1は、狭線幅のコヒーレント光1aを発光するものであり、例えば、1.55μm帯のMQW−DFB(多重量子井戸−分布帰還型)半導体レーザ等を用いることができる。なお、本実施形態において、光源1が発光するコヒーレント光1aの周波数は、周波数fとして表すものとする。
分岐カプラ2は、入射ポート1つと出射ポート2つを有する1×2の光分岐結合器であって、入射ポートに入射したコヒーレント光1aを2つの出射ポートに分割し、それぞれコヒーレント光2a,2bとして出射するものである。
光パルス発生回路3は、高速光スイッチ等であって、スイッチのオン/オフによってコヒーレント光2aから、要求される空間分解能を達成しうるパルス幅数n秒程度のパルス光を生成して被測定光ファイバ7に向けて出射するものである。そして、本実施形態の光ファイバ特性測定装置S1においては、光パルス発生回路3によって、単一のパルス光ではなく、パルス幅数n秒のパルス光が2つ連続されたパルス列3aが生成される。
このパルス列3aが有する2つのパルス光のうち、先に生成される第1パルス光3a1と、後に生成される第2パルス光3a2との時間間隔は、被測定光ファイバ7中の音響波の寿命以下の時間間隔とされ、好ましくは10n秒以下であることが望ましい。なお、ここで言う音響波の寿命とは、広義には、被測定光ファイバ7の内部に発生する音響波の寿命であり、所定の音響波が発生してから消滅するまでの時間を含むものである。しかしながら、後述する干渉信号をより確実に生成するためには、前記音響波のエネルギがピークパワーから該ピークパワーの5%以下になるまでの時間とすることが好ましい。例えば、音響波のエネルギが下式(1)に基づいて減衰するものとした場合には、ピークパワーが5%以下にまるまでの時間とは、(t>3Τa)となるまでの時間と示すことができる。ただし、式(1)においてΤaは音響波の減衰時間である。
exp[−t/Τa]……(1)
また、パルス列3aの発生周期は、被測定光ファイバ7の長さ(すなわち、距離レンジ)に依存しており、例えば10kmの距離レンジであれば、その発生周期は200μ秒程度であり、1kmの距離レンジであればその発生周期は20μ秒である。
光増幅器4は、Er(エルビウム)ドープファイバを用いた光ファイバ増幅器などであって、入射するパルス列3aを所定のレベルにまで増幅して出射するものである。
光方向性結合器5は、光サーキュレータ等が用いられる。この光方向性結合器5は、入射ポート51に入射したパルス列3aを出射/入射ポート52から出射するとともに、光コネクタ6を介して出射/入射ポート52に入射される被測定光ファイバ7からの戻り光7aを出射ポート53から出射するものである。
光コネクタ6は、光方向性結合器5の出射/入射ポート52と被測定光ファイバ7の片側端部とを接続するものであり、光方向性結合器5から入射するパルス列3aを被測定光ファイバ7に向けて出射するとともに、被測定光ファイバ7からの戻り光7aを光方向性結合器5に向けて出射する。
ここで、被測定光ファイバ7からの戻り光7aに含まれる光信号のうち、自然ブリルアン散乱光(後方ブリルアン散乱光)は、被測定光ファイバに入射されたパルス列3aの周波数すなわちコヒーレント光1aの周波数fに対して約9〜12GHz周波数がシフトしている。つまり、周波数シフトの周波数をfsとすれば、戻り光7aの周波数fbには“f±fs”が含まれることとなる。一方、戻り光7aに含まれる光信号のうち、レイリー散乱光やフレネル反射光に関しては周波数シフトfsが“0”であることから、戻り光7aの周波数fbには、“f”が含まれることとなる。
なお、本実施形態の光ファイバ特性測定装置S1においては、被測定光ファイバ7に入射されるパルス列3aは、時間間隔が音響波の寿命以下の時間間隔とされた第1パルス光3a1と第2パルス光3a2とを有している。このため、被測定光ファイバ7からの戻り光7aには、第1パルス光3a1の戻り光と第2パルス光3a2の戻り光とが重なって存在することとなる。すなわち、被測定光ファイバ7からの戻り光7aは、第1パルス光3a1の戻り光と、第2パルス光3a2の戻り光とを含んでいる。
バランス受光回路8は、コヒーレント光2bと戻り光7aとを合波することによって得られる光信号を電気信号に変換するものであり、合分岐カプラ81と光−電気変換回路82とを備える。
合分岐カプラ81は、上記分岐カプラ2から出射された周波数fのコヒーレント光2bと光方向性結合器5を介して出射された周波数fb(=“f±fs”、 “f”)の戻り光7aとを合波することによって光信号81aを得るものである。なお、光信号81aの周波数成分は、 “f”と、“f±fs”との3つの周波数成分となる。
光−電気変換回路82は、光信号81aを電気信号82aに変換して直流と“fs”を出力するものである。
ここで、本実施形態の光ファイバ特性測定装置S1においては、上述のように、被測定光ファイバ7からの戻り光7aには、第1パルス光3a1の戻り光と第2パルス光3a2の戻り光の2種類が含まれている。このため、合分岐カプラ81での合波によって生じる光信号81a及びこの光信号81aから変換される電気信号82aについても、第1パルス光3a1の戻り光に属する成分と、第2パルス光3a2の戻り光に属する成分との2種類が含まれることとなる。そして、第1パルス光3a1と第2パルス光3a2とは、音響波の寿命以下の時間間隔を有しているため、バランス受光回路8から出力される電気信号82aには、第1パルス光3a1の戻り光に属する成分と第2パルス光3a2の戻り光に属する成分とが、第1パルス光3a1と第2パルス光3a2との時間間隔と同一の時間間隔に相当する遅延差をもって含まれている。
第1増幅器9は、ミキサ11(後述)が処理するのに適したレベルまで電気信号82aを増幅して出力するものである。
なお、電気信号82aに含まれる周波数成分のうち、直流成分は電気回路を交流結合等することによって除去するものとする。
信号発生部10は、正弦波のRF(無線周波数)信号10aを混合用信号として発生させる信号発生回路101と、RF信号10aの周波数frを設定する制御回路102とによって構成されている。なお、本実施形態において、周波数frは、ブリルアン散乱光を検出するために戻り光の周波数シフトfsの近傍である約8〜12GHzの範囲で可変される。このように、信号発生部10において周波数frを可変することによって、電気信号82aのスペクトルが測定可能となる。すなわち、本実施形態において、信号発生部10は、本発明の周波数可変手段としての機能も有している。
ミキサ11は、バランス受光回路8から出力される電気信号82aと信号発生部10から出力されるRF信号10aを混合して、電気信号82aの周波数をRF信号10aの周波数frだけ低下させた電気信号11a(ベースバンド信号)を出力する。ここで、RF信号10aの周波数frは戻り光の周波数シフトfsの近傍に設定されているため、上述した2つの周波数成分のうち、周波数シフトfsの値を周波数frだけ低減させた周波数成分が直流成分(ベースバンド)に近づくことになる。したがって、この周波数成分は、ミキサ11の後段に位置する電気回路(すなわち、ローパスフィルタ12、第2増幅器13、信号処理部14)で容易に処理可能な周波数領域となる。
ここで、本実施形態の光ファイバ特性測定装置S1においては、バランス受光回路8から、第1パルス光3a1の戻り光に属する成分と第2パルス光3a2の戻り光に属する成分とが、第1パルス光3a1と第2パルス光3a2との時間間隔と同一の時間間隔に相当する遅延差をもって含まれた電気信号82aが出力される。このため、ミキサ11から出力される電気信号11aにも、第1パルス光3a1の戻り光に属する成分と第2パルス光3a2の戻り光に属する成分とが、第1パルス光3a1と第2パルス光3a2との時間間隔と同一の時間間隔に相当する遅延差をもって含まれている。
ここでは、所望の電気信号11aを得るためにミキサ回路11、信号発生部10を用いたが、合波に用いるコヒーレント光を光周波数変換して上記ブリルアン散乱光に略一致する光周波数を有するコヒーレント光を生成し、該コヒーレント光を合波することで同様な効果が得られる。あるいは送出パルス光3aに対して後方散乱光の周波数シフト量に略一致する周波数だけシフトさせる光周波数変換器を用いても同様の効果が得られる。
ローパスフィルタ12は、ミキサ11から出力される電気信号11aに含まれるノイズ等の高周波成分を除去してS/N比(信号/ノイズ比)を向上させるための回路である。
第2増幅器13は、ローパスフィルタ12から出力される電気信号11aを信号処理部14に適したレベルまで増幅するものである。
信号処理部14は、電気信号11aと該電気信号11aを第1パルス光3a1と第2パルス光3a2との時間間隔分だけ遅延させた電気信号との和をとることによって干渉信号を生成する、すなわち電気信号11aに含まれる第1パルス光3a1の戻り光に属する成分(以下、第1パルス光成分と称する)と、第2パルス光3a2の戻り光に属する成分(以下、第2パルス光成分と称する)とを時間軸を合わせて和をとることによって干渉信号を生成し、この干渉信号から被測定光ファイバ7の特性を測定するものである。
この信号処理部14の具体的な構成としては、例えば図2に示すように、第1パルス光成分及び第2パルス光成分を含むアナログ信号11aをデジタル信号11a1に変換して並列に出力するA/Dコンバータ141と、一方のデジタル信号11aを、第1パルス光3a1と第2パルス光3a2との時間間隔分だけ遅延させてデジタル信号11a2として出力する遅延器142と、デジタル信号11a1とデジタル信号11a2との和をとることによって干渉信号11a3を生成する加算器143と、干渉信号11a3を二乗検波処理する二乗検波処理部144とを備える構成が挙げられる。なお、この遅延器142の機能は、ソフトウェア上で行うことも可能である。
また、信号処理部14の他の構成としては、例えば図3に示すように、分岐したアナログ信号11aの一方をデジタル信号11a1に変換するA/Dコンバータ145と、分岐したアナログ信号11aの他方をデジタル信号11a1に変換するA/Dコンバータ146と、該A/Dコンバータ146から出力されるデジタル信号11a1を、第1パルス光3a1と第2パルス光3a2との時間間隔分だけ遅延させてデジタル信号11a2として出力する遅延器142と、加算器143と、二乗検波処理部144とを備える構成が挙げられる。
また、信号処理部14の他の構成としては、例えば図4に示すように、分岐したアナログ信号11aの一方を、第1パルス光3a1と第2パルス光3a2との時間間隔分だけ遅延させてアナログ信号11a4として出力する遅延器147と、アナログ信号11aと、遅延されたアナログ信号11a4との和をアナログ信号のままとることによって干渉信号11a5を生成する加算器148と、干渉信号11a5をデジタル信号に変換して干渉信号11a3として出力するA/Dコンバータ149と、二乗検波処理部144とを備える構成が挙げられる。
なお、二乗検波処理としてソフトウェアを用いた処理を想定しているため、いずれの構成も、A/Dコンバータを備えているが、二乗検波処理としてハードウェアを用いた処理を行う場合には、信号処理部14は、必ずしもA/Dコンバータを備える必要はない。
以後、RF信号10aの周波数frをブリルアン散乱光を検出するために周波数シフトfsの近傍で可変しながら上記処理を繰り返すことでブリルアンスペクトルが得られる。
そして、本実施形態の信号処理部14は、被測定光ファイバ7の特性(歪みや損失)を測定するのみではなく、さらに時間軸上で戻り光7aを検出して歪み特性や光損失特性の距離分布を求める。
なお、ブリルアン散乱光は、被測定光ファイバ7中の同一の音響波にパルス光が反射することによって生成されたブリルアン散乱光同士は干渉し、異なる音響波にパルス光が反射することによって生成されたブリルアン散乱光同士は干渉しないという特性を有している。音響波は速度を有しているものの、パルス光の速度に対して極めて遅いため、同一の音響波にパルス光が反射されることによって生成されたブリルアン散乱光同士は、被測定光ファイバ7中の同一箇所にて生成されたものと考えることができる。すなわち、ブリルアン散乱光同士が、被測定光ファイバ7中の同一箇所にて生成されたものであれば干渉するが、被測定光ファイバ7中の異なる箇所にて生成されたものであれば干渉しない。
ここで、本実施形態の光ファイバ特性測定装置S1においては、第1パルス光3a1と第2パルス光3a2との時間間隔が、被測定光ファイバ7中の音響波の寿命以下とされている。このため、被測定光ファイバ7中の所定の音響波にて第1パルス光3a1が反射することによって後方ブリルアン散乱光が生成されると、同一の音響波によって第2パルス光3a2も反射され、戻り光7aに干渉可能な後方ブリルアン散乱光が含まれることとなる。よって、信号処理部14において両者を時間を合わせて和をとることにより干渉信号を生成することが可能となっている。
本実施形態では、干渉可能な後方ブリルアン散乱光を発生し得る第1パルス光3a1と第2パルス光3a2との最長時間間隔を音響波の寿命としている。このため、例えば、第1パルス光3a1が消滅寸前の音響波によって反射された場合には、第2パルス光3a2が到達する前にその音響波が消滅してしまうことで、第1パルス光3a1から生成されたブリルアン散乱光の干渉相手が存在しないような場合も考えられる。このような場合には信号処理部14において干渉信号を生成することができなくなるが、第1パルス光3a1と第2パルス光3a2との時間間隔が、音響波の寿命以下とされていれば、全てのブリルアン散乱光に対して干渉相手が存在しないことは考えられない。そして、干渉信号が生成された場合に、当該干渉信号を用いて被測定光ファイバ7の特性を測定することによって、被測定光ファイバ7の全長に亘って十分な特性測定を行うことができる。
次に、本実施形態の光ファイバ特性測定装置S1の動作について説明するが、以下の動作説明においては、第1パルス光3a1と第2パルス光3a2とが被測定光ファイバ7中において同一の音響波に到達することを前提とする。
光源1から周波数f0のコヒーレント光1aが出射されると、コヒーレント光1aは、分岐カプラ2に入射し、分岐カプラ2によって光パルス発生回路3へ出射されるコヒーレント光2aと、バランス受光回路8へ出射されるコヒーレント光2bとに分岐される。
コヒーレント光2aが光パルス発生回路3に入射すると、光パルス発生回路3によって、コヒーレント光2aから、被測定光ファイバ7中の音響波の寿命以下の時間間隔とされる第1パルス光3a1と第2パルス光3a2とからなるパルス列3aが生成される。
パルス列3aは、光増幅器4によって増幅された後、光方向性結合器5の入射ポート51に入射する。その後、パルス列3aは、光方向性結合器5の出射/入射ポート52から出射され、光コネクタ6を介して被測定光ファイバ7の片側端部から入射する。
このように、被測定光ファイバ7の片側端部からパルス列3aが入射すると、被測定光ファイバ7中において、第1パルス光3a1と第2パルス光3a2とが同一音響波に到達することによって、ブリルアン散乱光が発生する。このため、被測定光ファイバ7からの戻り光7aには、第1パルス光3a1の後方ブリルアン散乱光成分と第2パルス光3a2の後方ブリルアン散乱光成分とが、第1パルス光3a1と第2パルス光3a2との時間間隔と同一間隔時間の遅延を有したまま重なって出射される。
なお、上述のように、戻り光7aはブリルアン散乱現象に特有の周波数シフトfsを受けることから、戻り光7aの周波数fbには“f±fs”が含まれることとなる。また、戻り光7aには、レイリー散乱光及びフレネル反射光も含まれているため、周波数fbには“f”も含まれることなる。
このような戻り光7aは光コネクタ6を介して光方向性結合器5の出射/入射ポート52から入射された後、出射ポート53から出射されてバランス受光回路8に入射する。
バランス受光回路8に入射した戻り光7aは、合分岐カプラ81によってコヒーレント光2bと合波される。これによって光信号81aが生成され、この光信号81aが光−電気変換回路82によって電気信号82aに変換される。なお、上述のように、電気信号82aには、直流成分と、“fs”の2つの周波数成分が含まれる。
電気信号82aは、第1増幅器9によって増幅され、この際、自らが含む周波数成分のうち直流成分が除去される。そして、増幅された電気信号82aは、ミキサ11に入力される。
一方、信号発生部10では、制御回路102が信号発生回路101を制御することによって、周波数シフトfsの近傍に設定された周波数frのRF信号10aが生成される。そして、このRF信号10aもミキサ11に入力される。
この結果、電気信号82aとRF信号10aとが混合される。このように、電気信号82aとRF信号10aとを混合して電気信号82aの周波数を周波数frだけ低下させると、周者数シフト“fs”の周波数成分が直流成分の近くまで低減され、その結果、第1パルス光3a1及び第2パルス光3a2によるブリルアン散乱光のベースバンド領域まで周波数ダウンした電気信号11aが得られる。すなわち、電気信号82aに含まれる3つの周波数成分の中から周波数“fs”の信号成分のみが検出され、後方ブリルアン散乱光に相当する電気信号だけを処理可能となる。
そして電気信号11aはローパスフィルタ12にて高周波成分を除去され、第2増幅器13で増幅された後に信号処理部14に入力する。
ここで、信号処理部14に入力される電気信号11aには、第1パルス光3a1の戻り光(後方ブリルアン散乱光)に属する成分と、第2パルス光3a2の戻り光(後方ブリルアン散乱光)に属する成分とを含むものである。そして、このアナログ信号11aは、信号処理部14に入力される。この時、第1パルス光成分に基づくブリルアンスペクトルと第2パルス光成分に基づくブリルアンスペクトルとは、第1パルス光3a1と第2パルス光3a2との時間間隔に相当する位相差を有している。
第1パルス光成分に基づくブリルアンスペクトルは、従来測定方法のように、単一パルスのみを被測定光ファイバ7に入射した場合と同様に、図5に示すようなブロードなものとなる。また、第2パルス光成分に基づくブリルアンスペクトルも、第1パルス光成分に基づくブリルアンスペクトルと同様に、ブロードなものとなる。
そして、本実施形態の光ファイバ特性測定装置S1においては、電気信号11aと、該電気信号11aを第1パルス光3a1と第2パルス光3a2との時間間隔分遅延させた電気信号との和をとる、すなわち第1パルス光成分と、第2パルス光成分とを時間軸を合わせて和をとることによって干渉信号11a3を生成する。この干渉信号11a3のブリルアンスペクトルは、第1パルス光成分に基づくブリルアンスペクトルと、第2パルス光成分に基づくブリルアンスペクトルとが第1パルスと第2パルスとの時間間隔に相当する位相差を有しているため、図6に示すように、狭窄化され急峻なものとなる。そして、信号処理部14は、この狭窄化され急峻なブリルアンスペクトルを有する干渉信号11a3を用いて被測定光ファイバ7の特性を測定する。このような狭窄化され急峻なブリルアンスペクトルを有する干渉信号11a3を用いることによって、ブリルアン周波数シフトを高精度で検出することが可能となり、空間分解能が向上される。
このように本実施形態の光ファイバ特性測定装置S1によれば、第1パルス光3a1と第2パルス光3a2との間隔が被測定光ファイバ7中の音響波の寿命以下の時間間隔とされたパルス列3aがコヒーレント光2aから生成され、第1パルス光3a1の戻り光(後方ブリルアン散乱光)と第2パルス光3a2の戻り光とを含む光信号が、コヒーレント光と合波された後に電気信号に変換され、第1パルス光成分と、第2パルス光成分との時間軸を合わせて和をとることにより干渉信号11a3が生成される。このようにして生成された干渉信号11a3は、第1パルス光成分に基づくブリルアンスペクトルと、第2パルス光成分に基づくブリルアンスペクトルと比較して狭窄化され急峻なブリルアンスペクトルを示す。よって、干渉信号11a3に基づいて被測定光ファイバ7の特性を求めることによって、ブリルアン周波数シフトの検出が極めて容易となり、実効的に空間分解能の向上が達成できる。
よって、本実施形態の光ファイバ特性測定装置S1によれば、ブリルアン散乱現象を用いた測定方法にて、光ファイバの片側端部のみからの信号光入射にて高空間分解能を実現することが可能となる。
図7は、第1パルス光3a1と第2パルス光3a2との間隔を5nsecとし、第1パルス光3a1及び第2パルス光3a2のパルス幅を2nsecとした場合の光ファイバ中の一点から戻るブリルアン散乱光の本発明による測定信号のシミュレーション結果を示すグラフである。この図において、−5nsecに示される波形が第1パルス光成分に基づくブリルアンスペクトルであり、+5nsecに示される波形が第2パルス光成分に基づくブリルアンスペクトルである。そして、本シミュレーションでは、シミュレーション上にて、第1パルス光成分と第2パルス光成分との時間軸を合わせて和をとることによって干渉信号11a3を生成した。この結果が、0nsecに示されるブリルアンスペクトルである。
このシミュレーションから、ブロードなブリルアンスペクトルを示す第1パルス光成分と第2パルス光成分の時間軸を合わせて和をとることによって、急峻なブリルアンスペクトルを有する干渉信号11a3を生成できることが分かる。
また、図8は、本実施形態の光ファイバ特性測定装置S1において、被測定光ファイバ7に歪み分布を意図的に形成した場合の測定結果を示すグラフである。また、図9は、従来の光ファイバ特性測定装置(単一パルス光を用いる測定方法)において、被測定光ファイバに同様の歪み分布を意図的に形成した場合の測定結果を示すグラフである。
これらの図を比較することから分かるように、本実施形態の光ファイバ特性測定装置S1の測定結果は、従来の光ファイバ特性測定装置の測定結果と比較して、被測定光ファイバに形成された歪み分布と近いものとなっている。したがって、本実施形態の光ファイバ特性測定装置S1によれば、実効的に空間分解能の向上が達成できる。
なお、図8に示す測定結果では、生データを信号処理部14で演算処理することによって得られたものであり、ブリルアンスペクトルにノイズ除去フィルタを施したり、カーブフィッティングで近似処理することや、得られるブリルアンスペクトルが周期的に変動することを利用したフィルタ処理を施すことによって、より高精度な歪み分布測定が可能になる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、本第2実施形態の説明において、上記第1実施形態と同様の部分については、その説明を省略あるいは簡略化する。
図10は、本第2実施形態の光ファイバ特性測定装置S2の機能構成を示したブロック図である。
この図に示すように、本第2実施形態の光ファイバ特性測定装置S2は、分岐カプラ2とバランス受光回路8との間に偏波制御装置20(偏波制御手段)が設置されている。この偏波制御装置20は、コヒーレント光2bの偏波面を高速に変化させることによってランダムに変更するものである。
上記第1実施形態においては、バランス受光回路8の合分岐カプラ81に入力されるコヒーレント光2bと戻り光7aとは、偏波状態の関係が一定であることを仮定している。しかしながら、このような条件が満足されるのは、偏波保持光ファイバのような特殊な光ファイバ、あるいは、偏波面がランダム化されてしまう多モード光ファイバだけである。つまり、一般的な光ファイバを被測定光ファイバ7として用いた場合には、上記条件が満足されない。
一方、バランス受光回路8での検波感度は、コヒーレント光2bの偏波方向と戻り光7aの偏波方向とが一致する場合に最大値をとり、直交するときには零となる、偏波依存性を有する。
このため、本実施形態の光ファイバ特性測定装置S2のように、偏波制御装置20によって、コヒーレント光2bの偏波面を高速に変化させることによってランダムに変更することで、バランス受光回路8での検波感度を平均化することができる。これによって、バランス受光回路8の偏波依存性を打ち消すことができる。
なお、偏波制御装置20によって、コヒーレント光2bの偏波面を所定の単位時間毎に90°変化させ、複数の単位時間における測定結果の二乗和平均をとる方法によってもバランス受光回路8の偏波依存性を打ち消すことができる。
また、本実施形態の光ファイバ特性測定装置S2においては、偏波制御装置20を分岐カプラ2とバランス受光回路8との間に設置する構成を採用した。しかしながら、これに限られるものではなく、分岐カプラ2と光方向性結合器5との間や光方向性結合器5と被測定光ファイバ7との間に偏波制御装置を設置し、パルス列3aあるいは戻り光7aの偏波状態を変更しても同様の効果が得られる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態について説明する。なお、本第3実施形態の説明においても、上記第1実施形態と同様の部分については、その説明を省略あるいは簡略化する。
図11は、本第3実施形態の光ファイバ特性測定装置S3の機能構成を示したブロック図である。
この図に示すように、本第3実施形態の光ファイバ特性測定装置S3は、ASE光除去用光スイッチ30(不要成分除去手段)が設置されている。このASE光除去用光スイッチ30は、光増幅器4にてパルス列3aを増幅することによってパルス列3aに乗ってくるノイズ成分(ASE光)を除去するものである。
上記第1実施形態においては、光増幅器4で発生するノイズ成分(不要成分)は無視できると仮定していたが、実際には、パルス列3aや戻り光7aのS/N劣化を生じさせる虞があるため、除去することが好ましい。
したがって、本実施形態の光ファイバ特性測定装置S3のようにASE光除去用光スイッチ30を設置することによって、パルス列3aや戻り光7aのS/N劣化を抑制することが可能となる。
また、パルス列3aに乗ってくるノイズ成分を除去するという同一の観点から、光パルス発生回路3のオフ時の漏れ光を除去する除去部を光パルス発生回路3の後段に設置しても良い。
以上、添付図面を参照しながら本発明に係る光ファイバ特性測定装置の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されないことは言うまでもない。上述した実施形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
本発明の第1実施形態における光ファイバ特性測定装置の機能構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態における光ファイバ特性測定装置が備える信号処理部の具体的な構成の一例を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態における光ファイバ特性測定装置が備える信号処理部の具体的な構成の一例を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態における光ファイバ特性測定装置が備える信号処理部の具体的な構成の一例を示すブロック図である。 第1パルス光電気信号のブリルアンスペクトルについて説明するための説明図である。 干渉信号のブリルアンスペクトルについて説明するための説明図である。 本発明の第1実施形態における光ファイバ特性測定装置のシミュレーション結果を示すグラフである。 本発明の第1実施形態における光ファイバ特性測定装置の測定結果を示すグラフである。 従来の光ファイバ特性測定装置の測定結果を示すグラフである。 本発明の第2実施形態における光ファイバ特性測定装置の機能構成を示すブロック図である。 本発明の第3実施形態における光ファイバ特性測定装置の機能構成を示すブロック図である。
符号の説明
S1〜S3……光ファイバ特性測定装置、1……光源、2……分岐カプラ、3……光パルス発生回路(光パルス発生手段)、4……光増幅器、5……光方向性結合器、6……光コネクタ、7……被測定光ファイバ(光ファイバ)、8……バランス受光回路(合波手段)、9……第1増幅器、10……信号発生部(信号発生手段,可変手段)、11……ミキサ(混合手段)、12……ローパスフィルタ、13……第2増幅器、14……信号処理部(信号処理手段)、20……偏波制御装置(偏波制御手段)、30……ASE光除去用光スイッチ(不要成分除去手段)、1a,2a,2b……コヒーレント光、3a……パルス列、3a1……第1パルス光、3a2……第2パルス光、7a……戻り光(後方ブリルアン散乱光)、10a……RF信号(混合用信号)、11a3……干渉信号

Claims (5)

  1. コヒーレント光から生成するパルス光を光ファイバへ出射し、前記光ファイバからの後方ブリルアン散乱光と前記コヒーレント光とを合波することによって得られる光信号を電気信号に変換し、該電気信号に基づいて前記光ファイバの特性を求める光ファイバ特性測定装置において、
    第1パルス光と第2パルス光との時間間隔が光ファイバ中の音響波の寿命以下の時間間隔とされたパルス列を前記コヒーレント光から生成して前記光ファイバへ出射する光パルス生成手段と、
    前記第1パルス光の後方ブリルアン散乱光及び前記第2パルス光の後方ブリルアン散乱光とを含む後方ブリルアン散乱光と、前記コヒーレント光とを合波することによって得られる光信号を電気信号に変換する検波手段と、
    前記電気信号と、該電気信号を前記第1パルス光と前記第2パルス光との時間間隔分遅延させた電気信号との和をとることによって干渉信号を生成し、該干渉信号に基づいて前記光ファイバの特性を求める信号処理手段と、
    前記電気信号よりブリルアンスペクトルを得るための電気的あるいは光学的な周波数可変手段と
    を備えることを特徴とする光ファイバ特性測定装置。
  2. 前記コヒーレント光の偏波面、あるいは、前記第1パルス光の後方ブリルアン散乱光及び前記第2パルス光の後方ブリルアン散乱光を含む前記後方ブリルアン散乱光の偏波面を変更可能な偏波面変更手段を備えることを特徴とする請求項1記載の光ファイバ特性測定装置。
  3. 前記光ファイバへ出射される前記パルス列に含まれる不要成分を除去する不要成分除去手段を備えることを特徴とする請求項1または2記載の光ファイバ特性測定装置。
  4. 前記後方ブリルアン散乱光の周波数シフト量に略一致する周波数を有する混合用信号を生成する信号発生手段と、前記混合用信号を前記電気信号に混合する混合手段とを備えることを特徴とする請求項1〜3いずれかに記載の光ファイバ特性測定装置。
  5. 前記音響波の寿命とは、前記音響波のエネルギがピークパワーから該ピークパワーの5%以下になるまでの時間であることを特徴とする請求項1〜4いずれかに記載の光ファイバ特性測定装置。
JP2006336200A 2006-12-13 2006-12-13 光ファイバ特性測定装置 Expired - Fee Related JP5122120B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006336200A JP5122120B2 (ja) 2006-12-13 2006-12-13 光ファイバ特性測定装置
US12/000,249 US7873273B2 (en) 2006-12-13 2007-12-11 Apparatus for measuring the characteristics of an optical fiber
DE102007059551.6A DE102007059551B4 (de) 2006-12-13 2007-12-11 Einrichtung und Verfahren zur Messung der Eigenschaften einer Lichtleitfaser
CN2007101990812A CN101201292B (zh) 2006-12-13 2007-12-12 光纤特性测定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006336200A JP5122120B2 (ja) 2006-12-13 2006-12-13 光ファイバ特性測定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008145398A true JP2008145398A (ja) 2008-06-26
JP5122120B2 JP5122120B2 (ja) 2013-01-16

Family

ID=39516565

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006336200A Expired - Fee Related JP5122120B2 (ja) 2006-12-13 2006-12-13 光ファイバ特性測定装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7873273B2 (ja)
JP (1) JP5122120B2 (ja)
CN (1) CN101201292B (ja)
DE (1) DE102007059551B4 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010256288A (ja) * 2009-04-28 2010-11-11 Yokogawa Electric Corp 光ファイバ歪み測定装置
JP2012063146A (ja) * 2010-09-14 2012-03-29 Neubrex Co Ltd 分布型光ファイバセンサ
JP2017044503A (ja) * 2015-08-24 2017-03-02 沖電気工業株式会社 光ファイバ歪み測定装置及び光ファイバ歪み測定方法
CN106610303A (zh) * 2016-12-16 2017-05-03 南京发艾博光电科技有限公司 一种基于fft和编码的botdr传感方法和系统
JP2018010011A (ja) * 2011-12-05 2018-01-18 インテュイティブ サージカル オペレーションズ, インコーポレイテッド 干渉検知システムの動き補償のための方法及び装置
JP2018054551A (ja) * 2016-09-30 2018-04-05 沖電気工業株式会社 光ファイバ歪み及び温度測定装置
KR102211485B1 (ko) * 2019-12-13 2021-02-02 연세대학교 산학협력단 코히어런트 광 통신을 위한 수신 장치 및 방법

Families Citing this family (42)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20100073667A1 (en) * 2007-03-28 2010-03-25 Normand Cyr Method and Apparatus for Determining Differential Group Delay and Polarization Mode Dispersion
EP1939596A4 (en) * 2005-09-29 2012-04-25 Sumitomo Electric Industries SENSOR AND EXTERNAL TURBULENCE MEASURING PROCESS WITH THIS
US9829429B2 (en) 2005-09-29 2017-11-28 Exfo Inc Determining a polarization-related characteristic of an optical link
ITRM20060302A1 (it) * 2006-06-09 2007-12-10 Cnr Consiglio Naz Delle Ric Er Metodo di misura di profilo di shift brillouin in fibra ottica basato sulla demodulazione ottica dei segnali e relativo apparato
CN101573599B (zh) * 2006-12-28 2012-01-04 住友电气工业株式会社 流体的物理量测定方法及控制方法
US8180216B2 (en) * 2007-12-20 2012-05-15 Verizon Patent And Licensing Inc. Latency measurement in optical networks
US7859654B2 (en) * 2008-07-17 2010-12-28 Schlumberger Technology Corporation Frequency-scanned optical time domain reflectometry
US8822895B2 (en) * 2008-10-09 2014-09-02 National Institute Of Information And Communications Technology Fiber fuse detecting apparatus
JP2010139253A (ja) * 2008-12-09 2010-06-24 Sumitomo Electric Ind Ltd 光線路監視システムおよびシステムに含まれる監視装置
US20110019178A1 (en) * 2009-07-22 2011-01-27 Christos Vlatas Method for post processing fiber optic strain measurement data
GB0919906D0 (en) * 2009-11-13 2009-12-30 Qinetiq Ltd Improvements to distributed fibre optic sensing
CN101839698B (zh) * 2010-04-30 2012-04-25 南京大学 参考光光功率校准的布里渊光时域反射仪及其校准方法
CL2011000765A1 (es) * 2011-04-06 2011-06-24 Micomo S A Metodo de medicion de deformaciones lineales en una fibra optica mediante un analizador botdr, en el que se obaatiene una matriz de lectura del botdr, para luego obtener la medicion de la deformacion de la fibra optica como un vector de deformaciones en cada distancia
EP2710749B1 (en) * 2011-05-18 2016-08-31 Bar-Ilan University Distributed sensing employing stimulated brillouin scattering in optical fibers
CN102589857A (zh) * 2012-03-08 2012-07-18 哈尔滨工业大学 基于布里渊动态光栅的分布式保偏光纤双折射测量方法及装置
US9002150B2 (en) * 2012-05-08 2015-04-07 General Dynamics Advanced Information Systems, Inc. Optical sensing system and method
WO2014052557A1 (en) * 2012-09-28 2014-04-03 Corning Incorporated Method of measuring multi-mode fiber bandwidth through accessing one fiber end
US9733120B2 (en) 2013-08-12 2017-08-15 Halliburton Energy Services, Inc. Systems and methods for spread spectrum distributed acoustic sensor monitoring
CN103712639B (zh) * 2013-12-06 2016-08-17 无锡联河光子技术有限公司 一种光纤布里渊散射频谱的分布式快速检测方法和装置
CN103763021B (zh) * 2013-12-06 2016-04-20 无锡联河光子技术有限公司 一种相干光时域反射测量方法及反射仪装置
CN103913185B (zh) * 2014-03-31 2016-05-25 广西师范大学 布里渊光纤传感系统及方法
CN104089636B (zh) * 2014-07-15 2017-10-24 鞍山鹏泽伟业科技有限公司 一种基于布里渊散射双峰激励式监测仪
CN104142224B (zh) * 2014-07-22 2015-05-20 河海大学 分布式传感光纤多目标多自由度静动态测试装置及方法
CN104111086B (zh) * 2014-08-12 2017-04-05 盐城工学院 基于低布里渊散射阈值传感光纤的光时域反射仪的装置与方法
WO2016033199A1 (en) * 2014-08-28 2016-03-03 Adelos, Inc. Real-time fiber optic interferometry controller
CN105136175B (zh) * 2015-07-27 2017-10-24 西南交通大学 一种基于自混频技术的相位敏感光时域反射系统
DE102015114670A1 (de) * 2015-09-02 2017-03-02 Lios Technology Gmbh Vorrichtung und Verfahren zur ortsaufgelösten Messung von Temperatur und/oder Dehnung vermittels Brillouin-Streuung
JP6288013B2 (ja) * 2015-09-07 2018-03-07 横河電機株式会社 光ファイバ特性測定装置
JP6486820B2 (ja) * 2015-12-28 2019-03-20 鹿島建設株式会社 歪分布データ処理装置及び歪分布データ処理方法
CN105628063B (zh) * 2015-12-31 2018-02-02 中国人民解放军国防科学技术大学 基于双波长偏振正交光的布里渊光时域分析装置及方法
CN105954004B (zh) * 2016-04-01 2018-10-26 哈尔滨工程大学 一种后向散射随机匹配相干噪声测试仪
CN105910797B (zh) * 2016-04-07 2019-04-05 南京航空航天大学 基于双边带调制与受激布里渊散射效应的光器件光谱响应测量方法及测量装置
CN106289726B (zh) * 2016-07-14 2018-08-24 北京航空航天大学 一种光子带隙光纤背向散射分布式测量方法及装置
CN109891197B (zh) * 2016-11-01 2021-02-02 光纳株式会社 布里渊散射测定方法及布里渊散射测定装置
CN107356412B (zh) * 2017-07-25 2019-09-24 泰州阿法光电科技有限公司 一种基于稀土掺杂光纤折射率的测量系统的测量方法
CN107402118B (zh) * 2017-07-25 2019-07-19 上海太洋科技有限公司 一种稀土掺杂光纤折射率的测量系统
US10935417B2 (en) * 2017-10-26 2021-03-02 Aiq Dienstleistungen Ug (Haftungsbeschränkt) Distributed acoustic sensing system using different coherent interrogating light patterns and corresponding sensing method
JP6791113B2 (ja) 2017-12-27 2020-11-25 横河電機株式会社 光ファイバ特性測定装置及び光ファイバ特性測定方法
KR102040598B1 (ko) * 2018-05-16 2019-11-27 한국표준과학연구원 시간차를 갖는 펌프광과 탐색광의 위상 코드 변조를 사용하는 광섬유 bocda 센서
JP6791218B2 (ja) * 2018-09-07 2020-11-25 横河電機株式会社 光ファイバ特性測定装置及び光ファイバ特性測定方法
CN110274620B (zh) * 2019-07-26 2020-06-09 南京航空航天大学 一种基于频谱中心对齐的布里渊散射信号去噪方法
CN112702114B (zh) * 2020-12-16 2022-03-08 上海交通大学 一种光纤侧向散射信号的获取装置及探测方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0720003A (ja) * 1993-06-30 1995-01-24 Ando Electric Co Ltd 光パルス試験器
JP2000298077A (ja) * 1999-04-14 2000-10-24 Ando Electric Co Ltd 光ファイバ特性測定装置
WO2004040241A1 (ja) * 2002-11-01 2004-05-13 Kinzo Kishida 分布型光ファイバセンサシステム

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2575794B2 (ja) 1988-04-28 1997-01-29 日本電信電話株式会社 光ファイバ特性評価装置
JP2589345B2 (ja) 1988-06-24 1997-03-12 日本電信電話株式会社 光ファイバの特性評価方法および装置
JP3667132B2 (ja) 1998-12-14 2005-07-06 アンリツ株式会社 ブリルアンゲインスペクトル測定方法および装置
JP2001356070A (ja) * 2000-06-13 2001-12-26 Ando Electric Co Ltd 光ファイバ歪測定装置
JP4048729B2 (ja) * 2001-04-24 2008-02-20 横河電機株式会社 光ファイバ特性測定装置
KR100625807B1 (ko) * 2004-02-25 2006-09-20 한국과학기술원 브릴루앙 광섬유 센서를 이용하는 물리량 측정방법
CN1267696C (zh) * 2004-09-22 2006-08-02 哈尔滨工业大学 采用布里渊环形激光器测量超窄激光线宽的装置和方法
JP4721265B2 (ja) 2005-05-31 2011-07-13 タキロン株式会社 軒樋用内継手

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0720003A (ja) * 1993-06-30 1995-01-24 Ando Electric Co Ltd 光パルス試験器
JP2000298077A (ja) * 1999-04-14 2000-10-24 Ando Electric Co Ltd 光ファイバ特性測定装置
WO2004040241A1 (ja) * 2002-11-01 2004-05-13 Kinzo Kishida 分布型光ファイバセンサシステム

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
JPN6012052389; 電子情報通信学会技術研究報告 電子情報通信学会技術研究報告, 20070118, p.35〜40, (社)電子情報通信学会 *

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010256288A (ja) * 2009-04-28 2010-11-11 Yokogawa Electric Corp 光ファイバ歪み測定装置
JP2012063146A (ja) * 2010-09-14 2012-03-29 Neubrex Co Ltd 分布型光ファイバセンサ
JP2018010011A (ja) * 2011-12-05 2018-01-18 インテュイティブ サージカル オペレーションズ, インコーポレイテッド 干渉検知システムの動き補償のための方法及び装置
JP2017044503A (ja) * 2015-08-24 2017-03-02 沖電気工業株式会社 光ファイバ歪み測定装置及び光ファイバ歪み測定方法
JP2018054551A (ja) * 2016-09-30 2018-04-05 沖電気工業株式会社 光ファイバ歪み及び温度測定装置
CN106610303A (zh) * 2016-12-16 2017-05-03 南京发艾博光电科技有限公司 一种基于fft和编码的botdr传感方法和系统
KR102211485B1 (ko) * 2019-12-13 2021-02-02 연세대학교 산학협력단 코히어런트 광 통신을 위한 수신 장치 및 방법

Also Published As

Publication number Publication date
DE102007059551A1 (de) 2008-07-24
JP5122120B2 (ja) 2013-01-16
CN101201292B (zh) 2010-09-29
US7873273B2 (en) 2011-01-18
DE102007059551B4 (de) 2016-08-11
CN101201292A (zh) 2008-06-18
US20080145049A1 (en) 2008-06-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5122120B2 (ja) 光ファイバ特性測定装置
US7504618B2 (en) Distributed sensing in an optical fiber using brillouin scattering
JP6552983B2 (ja) ブリルアン散乱測定方法およびブリルアン散乱測定装置
JP5105302B2 (ja) 光ファイバ特性測定装置及び光ファイバ特性測定方法
JP4933981B2 (ja) 光ファイバ特性測定装置
JP7040391B2 (ja) 後方散乱光増幅装置、光パルス試験装置、後方散乱光増幅方法、及び光パルス試験方法
JP2009198300A (ja) 光ファイバ特性測定装置及び方法
JPWO2020084825A1 (ja) 光パルス試験装置及び光パルス試験方法
JP2007225488A (ja) ブリルアン散乱光の周波数シフトの測定方法及びこれを用いた装置
US11486791B2 (en) Backscattering optical amplification device, optical pulse testing device, backscattering optical amplification method and optical pulse testing method
CA2615327C (en) Optical fiber characteristic measuring system
JP2000298077A (ja) 光ファイバ特性測定装置
WO2021005800A1 (ja) 光強度分布測定方法及び光強度分布測定装置
JP3094917B2 (ja) 光ファイバ歪み測定装置
JP2010060495A (ja) 光ファイバ試験装置
JP3237745B2 (ja) 歪・温度分布測定方法およびその測定装置
JP7040386B2 (ja) 光ファイバ歪み及び温度測定装置並びに光ファイバ歪み及び温度測定方法
Ryu et al. Linearly configured Brillouin optical correlation domain analysis system incorporating time-domain data processing
JP3686390B2 (ja) 光ファイバ測定装置
JP2010197170A (ja) 測定装置
RU2434247C1 (ru) Способ формирования интерференционного сигнала в доплеровских лидарах
JP2011038848A (ja) 光反射計測装置および光反射計測方法
JP5442357B2 (ja) ラマン光増幅特性評価装置
JP2022052280A (ja) オプチカルタイムドメインリフレクトメータ及び光パルスを用いる光ファイバの試験方法
JP2004317337A (ja) ラマン利得測定方法及び装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091001

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111208

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120124

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120322

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121009

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121024

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151102

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees