JP2008139542A - ラベルシート - Google Patents

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Abstract

【課題】複数枚の単片ラベルが連接されたラベルシートにおいて、単片ラベルを1枚ずつ切り離して使用する用途に加え、単片ラベルを複数枚繋げて連続ラベルとして使用することが可能な連続特性に優れたラベルシートを提供する。
【解決手段】ラベルシート10はラベル20と剥離紙30を貼り合わせて構成し、ラベル20にはラベル切取り線24を介して複数の単片ラベル20a,20a,…を連接し、剥離紙30にはラベル切取り線24と対応する位置に設定した幅方向切取り線34を介して複数の剥離片30a,30a,…を連接し、さらに剥離片30a,30a同士の境界をまたいで囲まれた囲み切取り線36を介して連結部38とその周囲の分離部39とを連接する。
【選択図】図1

Description

本発明はラベルシートの連続特性を向上させたものである。
従来、ハンディターミナルプリンタで印字可能なラベルシートが利用されている。図9は従来のラベルシートの構成例を示すもので、同図のように従来の一般的なラベルシート1は、帯状のラベル2と帯状の剥離紙3を貼り合わせて構成されている。ラベル2の長手方向には所定間隔おきにハーフカットを施すことでスリット4とアンカット5が交互に形成されており、複数枚の単片ラベル6,6,…が分離可能に連接されている。そして、ハンディターミナルプリンタでラベル2に所定事項を印字した後アンカット5を切断し、単片ラベル6を剥離紙3から剥がし取って使用するようになっている。
このようなラベルシート1は、単片ラベル6を1枚ずつ切り離して使用する場合のほかに、単片ラベル6を複数枚繋げて連続ラベルとして使用する場合が考えられる。例えば商品を梱包したケースに商品リストを印字したラベル2を現品票として貼り付けるとき等には、商品点数が少なければ1枚の単片ラベル6で足りるが、商品点数が多いと複数枚の単片ラベル6,6にまたがって印字する必要がある。ところが、従来のラベルシート1によると、アンカット5がラベル2の幅方向の中央部と両端部にしかなく、単片ラベル6,6同士の連結強度が弱いのが欠点である。このため、図9のようにプリンタでの印字の際にわずかな力でも単片ラベル6,6同士が切り離されてしまうことがあり、連続ラベルとして使用することができないという問題があった。
なお、下記の特許文献1にはラベル連結体に関する考案が開示されており、このラベル連結体は長手方向のみならず幅方向にもラベル片が連接され、幅方向のラベル片全体を1枚の連続ラベルとして剥がすことができるようになっている。しかし、このラベル連結体は幅方向の両端部にスリットが形成されているため、ラベル片が両端部からめくれやすいという問題がある。
登録実用新案第2592292号公報
本発明は上記のような問題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、複数枚の単片ラベルが連接されたラベルシートにおいて、単片ラベルを1枚ずつ切り離して使用する用途に加え、単片ラベルを複数枚繋げて連続ラベルとして使用することが可能な連続特性に優れたラベルシートを提供することにある。
本発明は、上記の目的を達成するため、帯状のラベルに帯状の剥離紙が剥離可能に貼り合わされたラベルシートであって、上記ラベルはその長手方向に所定間隔で設定されたラベル切取り線を介して複数の単片ラベルが連接されてなるとともに、上記剥離紙は上記各単片ラベルに対応した複数の剥離片が連接され、かつ、剥離片同士の境界をまたいで囲まれた囲み切取り線を介して連結部とその周囲の分離部とが連接されてなることを特徴とする。
本発明のラベルシートを単片ラベルとして使用する場合には、まずラベル切取り線に従ってラベルと剥離紙を切断し、ラベルシートから単片ラベルと剥離片を1枚分だけ切り離す。そして、剥離片から単片ラベルを剥がし取り、裏面全体に露出した粘着層を介して被着体に貼り付ければよい。また、単片ラベルとして使用する際、剥離片同士は連結部で繋がっているため、剥離片を切り離さずに使用することも可能である。その場合には、ラベル切取り線に従ってラベルのみを切断し、1枚分の単片ラベルを剥離紙から直接剥がし取って使用すればよい。
一方、本発明のラベルシートを連続ラベルとして使用する場合には、まずラベル切取り線に従ってラベルと剥離紙を切断し、ラベルシートから単片ラベルと剥離片を複数枚分繋げた状態で切り離す。そして、囲み切取り線よりも外側の分離部を剥がし取り、残された連結部によって単片ラベル同士を繋ぎ止めた状態のまま、周縁に露出した粘着層を介して被着体に貼り付けるようにする。また、連続ラベルとして使用する際にも、剥離片を切り離さずに使用することが可能である。その場合には、ラベル切取り線に従ってラベルのみを切断し、複数枚分繋がった状態の連続ラベルを剥離紙から直接剥がし取って使用すればよい。
また、本発明のラベルシートにおいて、剥離紙から剥離片を切り離す際にその切断作業を無理なく開始するため、上記剥離片同士の境界と上記剥離紙の少なくとも一方側の端縁部とが交わる位置にスリットが配置されていることが好ましい。
また、本発明のラベルシートにおいて、単片ラベルとして使用する際に剥離片を一度に剥がせるようにするため、上記囲み切取り線がスリットとアンカットを交互に形成したものであり、上記単片ラベルと対応する領域内に少なくとも1個以上のアンカットが配置されていることが好ましい。
さらに、本発明のラベルシートにおいて、連続ラベルとして使用する際に囲み切取り線の切断作業を無理なく開始するため、上記囲み切取り線がスリットとアンカットを交互に形成したものであり、上記囲み切取り線と上記剥離片同士の境界とが交わる位置にスリットが交差して配置されていることが好ましい。
本発明のラベルシートによれば、単片ラベルとして使用することができるうえ、連続ラベルとして使用する場合には、単片ラベル同士を剥離紙の連結部で繋ぎ止めた状態のまま被着体に貼り付けるようにしたことにより、個々の単片ラベルに切り離される恐れがなくなり、連続特性が大幅に向上するという効果がある。また、連続ラベルとして使用する際、剥離紙を剥がす作業を一度の動作で行うことができるという効果もある。
以下、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しながら説明する。
(1)まずは本発明のラベルシートの構成を説明する。
(1.1)ラベルシートの全体構造
図1は、本発明のラベルシートをハンディターミナルプリンタ用のロール紙に適用した例を示す図で、(a)はラベルシートを表側から見た外観図、(b)はラベルシートを裏側から見た外観図である。
図1に示すように、本実施形態のラベルシート10は帯状のラベル20と帯状の剥離紙30とからなり、両者を剥離可能に貼り合わせて構成されている。ラベル20の長手方向には所定間隔おきに複数の切取り線(以下これを「ラベル切取り線」という。)24,24,…が設定されており、これによりラベル20はラベル切取り線24を介して複数枚の単片ラベル20a,20a,…が分離可能に連接されてなる。
本実施形態では、ラベル20にハンディターミナルプリンタで印字ができるようにするため、ラベルシート10はラベル20を表側にしてロール状に巻回されている。また、剥離紙30には単片ラベル20aごとにタイミングマーク33が印刷されており、ハンディターミナルプリンタはこのタイミングマーク33を検知してラベルシート10の紙送り量を制御し、印字時の位置決めを行うようになっている。なお、ラベルシート10の形態はロール状に限らず、山折りと谷折りを交互に繰り返してジグザグに折り畳んだ形態であってもよい。
(1.2)ラベルシートの断面構造
図2は、図1のラベルシートのA−A線断面図である。
図2に示すように、ラベル20はラベル基材21、サーマル層22、粘着層23から構成されている。ラベル基材21の表面には樹脂バインダ中に無色のロイコ染料(電子供与体)と酸性物質(電子受容体)を固体微粒子として分散させたサーマル層22が設けられており、サーマル式のハンディターミナルプリンタで加熱することにより発色して印字されるようになっている。また、ラベル基材21の裏面には粘着剤を塗布した粘着層23が設けられている。粘着剤の種類は特に限定されず、用途に応じて完全接着タイプ、再剥離タイプ、あるいは再剥離再貼付タイプのいずれかのものを使用することができる。
一方、剥離紙30は基材31と剥離層32とから構成されている。基材31の表面にはシリコーン系剥離剤を塗布した剥離層32が設けられており、この剥離層32に粘着層23を対向させて重ね合わせることにより、両者の境界面でラベル20と剥離紙30が剥離可能に貼り合わされている。
(1.3)ラベルの構造
図3は、図1のラベルシートをラベル側から見た部分拡大図である。
図3に示すように、ラベル20には左右両縁をハーフカットしてカス上げ処理を施してあるので、単片ラベル20aを剥がしやすくなっている。ラベルの幅Wはプリンタの印字幅に合わせて設定すればよく、本実施形態では剥離紙の幅Wを55〜60mm程度とし、ラベル20の左右両側を約2mmずつカス上げしてその幅Wを51〜56mm程度とした。
単片ラベル20a,20a同士の境界にはラベル切取り線24が設けられているが、このラベル切取り線24はラベル20のみをハーフカットし、カット24aとアンカット24bを交互に形成したミシン目である。ミシン目の両端部にはRカット加工を施すことにより単片ラベル20aの四隅にラウンドコーナー部25が形成されており、これにより個々の単片ラベル20aを剥がすときの摘みができ、剥がしやすさを向上させてある。
本実施形態のラベルシート10は、ラベル20を1枚ずつ切り離して単片ラベル20aとして使用する場合と、単片ラベル20aを複数枚繋げて連続ラベル20bとして使用する場合のいずれの場合においても使い勝手が良くなるように、剥離紙30に以下のような加工を施したことが特徴である。
(1.4)剥離紙の構造
図4は、図1のラベルシートを剥離紙側から見た部分拡大図である。同図において、裏側のラベル20に相当する領域を点線で示し、図1に示したタイミングマーク33については図示を省略してある。
図4に示すように、剥離紙30にはラベル切取り線24と対応するように、幅方向に沿って切取り線(以下これを「幅方向切取り線」という。)34が設定されている。これにより、剥離紙30には単片ラベル20a,20a,…の枚数と同数の剥離片30a,30a,…が幅方向切取り線34を境界線として分離可能に連接されている。
幅方向切取り線34は剥離紙30のみを所定ピッチでハーフカットし、スリット34aとアンカット34bを交互に形成したものである。幅方向切取り線34については、少なくとも剥離紙30の一方側の端縁部と交わる位置にスリットを配置するようにして、図示したような切断開始用スリット35が設けられていることが好ましい。その理由は、剥離紙30を剥離片30aに分割する際、幅方向切取り線34の切断作業を無理なく開始するためである。本実施形態では剥離紙30の左右両側の端縁部に同じように切断開始用スリット35を設けてあるので、剥離紙30の左右どちらからでも幅方向切取り線34を切断しやすくなっている。
剥離紙30の中央部には剥離片30a,30a同士の境界線をまたいで囲まれた切取り線(以下これを「囲み切取り線」という。)36が設定されている。これにより、剥離紙30は囲み切取り線36を介して2つの領域に区画される。その2つの領域のうち、囲み切取り線36よりも内側の領域は連結部38であり、連続ラベル30bとして使用するときに単片ラベル20a,20a同士を繋ぎ止めておく役割を果たす。一方、囲み切取り線36よりも外側の領域は分離部39であり、同じく連続ラベル30bとして使用するときに剥離し、ラベル20の粘着層23を露出させる部分になっている。このように、剥離紙30は囲み切取り線36を介して連結部38とその周囲の分離部39とが切り離し可能に連接されてなる。
ここで、連結部の幅Wはラベルの幅Wよりも狭いことが要件となる。また、連結部の幅Wが広すぎると露出する粘着層23の面積が狭くなって被着体に貼り付けた後ラベル20が剥がれやすくなってしまう。逆に連結部の幅Wが狭すぎると連結部38を残して分離部39を剥がすことが難しくなったり、単片ラベル20a,20a同士の結合力が弱くてちぎれやすくなったり、あるいは貼付のときにねじれやすくなってしまう。したがって、連結部の幅Wは分離部の片側の幅Wよりも狭い幅に設定するのがよい。なお、連結部の幅Wは5mm以下であると上記のような不具合が発生するので、7〜10mm程度が好適である。
囲み切取り線36もまた剥離紙30のみを所定ピッチでハーフカットし、スリット36aとアンカット36bを交互に形成してなる。囲み切取り線36は、単片ラベル20aと対応する領域(図4において点線で示す領域)内に少なくとも1個以上のアンカット36bが配置されていることが好ましい。その理由は、単片ラベル20aとして使用する際に剥離片30aを一度に剥がせるようにするためである。
囲み切取り線36のカットの幅Wは6〜7mm程度とし、アンカットの幅Wは0.4mm以下、好ましくは0.3mm以下にすると切断のときに引っ掛かりが少なくなるのでよい。また、アンカット36bの個数が少ないとラベル20を単片ラベル20aとして使用するときに剥離紙30がバラバラになってしまい、逆に多すぎると切断の最中に引っ掛かりが多く途中で破れてしまう。したがって、アンカット36bの個数は1枚の単片ラベル20aについて4、5個程度にするのが適当である。
さらに、囲み切取り線36と剥離片30a,30a同士の境界にある幅方向切取り線34とが交わる位置では、両者のスリットを交差させて配置した切断開始用スリット37が設けられているとよい。その理由は、連続ラベル30bとして使用する際、囲み切取り線36の切断作業を無理なく開始するためである。本実施形態では囲み切取り線36と幅方向切取り線34が直交し、剥離片30aの上下端部に切断開始用スリット36が設けられているので、囲み切取り線36の上下どちらからでも切断しやすくなっている。なお、切断開始用スリットの幅Wは、5mm以上あると幅方向切取り線34を切断するときに切断ラインが逸れて破れやすいので、2〜4mm程度が好ましい。
(2)以上が本発明のラベルシートの構成であるが、次に、このラベルシートの使用方法を説明する。
(2.1)単片ラベルとしての使用
図5は、単片ラベルの使用方法の一例を示す説明図である。
図5に示すように、上記の構成からなるラベルシート10によれば、ラベル20を1枚ずつ切り離して単片ラベル20aとして使用することができる。
単片ラベル20aとして使用する場合には、まず同図(a)のように印刷後のラベルシート10をプリンタから所定量引き出し、幅方向切取り線34を切断する。幅方向切取り線34の左右両側には切断開始用スリット35が設けられているので、左右どちらからでも簡単に切り取り作業を開始できる。また、幅方向切取り線34が囲み切取り線36を横断するとき、両方の切取り線が交差する位置には幅方向切取り線34のスリット34aが配置されている(図4参照)。このため、切断ラインが逸れることがなく幅方向切取り線34に従って真っ直ぐな切断を行える。さらに、幅方向切取り線34とラベル切取り線24は重なっているので、切断途中から剥離紙30と同時にラベル20も切り取られる。このようにして、剥離片30aに仮着された状態で単片ラベル20aをラベルシート10から切り離すことができる。
次に、同図(b)のように剥離片30aから単片ラベル20aを剥離する。単片ラベル20aの四隅にはラウンドコーナー部25が形成されているので、いずれかのラウンドコーナー部25を摘んで剥がせば剥離片30aから簡単に剥がし取ることができる。なお、連結部38と分離部39は少なくとも1個以上のアンカット36bによって繋がっているので、剥離片30aがバラけることがなく、一回の作業で剥離片30aを剥がし取ることが可能である。
最後に、同図(c)のように単片ラベル20aを被着体40に貼付する。剥離片30aを剥離した後は、単片ラベル20aの裏面全面に粘着層23が露出しているので、その粘着力によって被着体40に貼り付けることになる。
図6は、単片ラベルの使用方法の別例を示す説明図である。
図5に示した例では剥離片30aを切り離して使用したが、剥離片30a,30a同士は連結部38で繋がっているので、図6に示すように剥離片30aを切り離さずに使用することも可能である。その場合、まず同図(a)のようにラベル切取り線24に従ってラベル20のみを切断し、1枚分の単片ラベル20aを剥離紙30から直接剥がし取る。そして、同図(b)のように剥がし取った単片ラベル20aを粘着層23によって被着体40に貼り付けるようにする。以上が単片ラベル20aの使用方法であるが、次に、連続ラベル20bの使用方法を説明する。
(2.2)連続ラベルとしての使用
図7は、連続ラベルの使用方法の一例を示す説明図である。
図7に示すように、上記の構成からなるラベルシート10によれば、単片ラベル20aを複数枚繋げて連続ラベル20bとして使用することもできる。
連続ラベル20bとして使用する場合には、まず同図(a)のように印刷後のラベルシート10をプリンタから所定量引き出し、幅方向切取り線34を切断する。同図では2枚の単片ラベル20a,20aを連続して使用する例を示してあり、この場合には上端から2番目の幅方向切取り線34を切断する。幅方向切取り線34の左右両側には切断開始用スリット35が設けられているので、左右どちらからでも簡単に切り取り作業を開始できる。また、単片ラベル20aのときと同様の理由から、幅方向切取り線34の切断ラインが逸れることがなく真っ直ぐな切断を行えるとともに、切断途中から剥離紙30と同時にラベル20も切り取られる。このようにして、剥離片30aに仮着された状態で、単片ラベル20a,20aが2枚繋がった連続ラベル20bをラベルシート10から切り離すことができる。
次に、同図(b)のように連続ラベル20bを裏返し、分離部39を剥離する。剥離する際には囲み切取り線36を切断することになるが、囲み切取り線36の上下両側には切断開始用スリット37が設けられているので、上下どちらからでも簡単に切り取り作業を開始できる。囲み切取り線36が幅方向切取り線34を縦断するときにも、両方の切取り線が交差する位置に囲み切取り線36のスリット36aが配置されているため、切断ラインが逸れることがなく、囲み切取り線36に従って正確な切断を行える。また、分離部39はアンカット34bによってすべて繋がっているので、分離部39を剥がす作業を一度の動作で行うことができるという効果もある。分離部39を剥がし取った後、連続ラベル20bの裏面には単片ラベル20aの境界に連結部38が剥離されずに残される。したがって、連続ラベル20bは連結部38によって確実に繋がった状態を維持するので、個々の単片ラベル20a,20aに切り離されてしまう恐れがない。
最後に、同図(c)のように連続ラベル20bを被着体40に貼付する。分離部39を剥離した後は、連続ラベル20bの裏面周縁部には粘着層23が露出しているので、その粘着力によって被着体40に貼り付けることになる。このように、連続ラベル20bは単片ラベル20a,20a同士を連結部38で繋いだまま使用することになるので、使用中にバラバラになることがなく、連続特性に優れるという効果がある。
図8は、連続ラベルの使用方法の別例を示す説明図である。
図7に示した例では剥離片30aを切り離して使用したが、剥離片30a,30a同士は連結部38で繋がっているので、図8に示すように剥離片30aを切り離さずに使用することも可能である。その場合、まず同図(a)のようにラベル切取り線24に従ってラベル20のみを切断し、複数枚分繋がった状態の連続ラベル20bを剥離紙30から直接剥がし取る。そして、同図(b)のように剥がし取った連続ラベル20bを粘着層23によって被着体40に貼り付けるようにする。
なお、上述した実施形態では単片ラベル20aを2枚連続して使用する例を挙げて説明したが、3枚以上連続して使用する場合の方法も同様であり、本発明によれば任意の枚数の単片ラベル20aを繋げて使用することができる。
本発明のラベルシートをハンディターミナルプリンタ用のロール紙に適用した例を示す図で、(a)はラベルシートを表側から見た外観図、(b)はラベルシートを裏側から見た外観図である。 図1のラベルシートのA−A線断面図である。 図1のラベルシートをラベル側から見た部分拡大図である。 図1のラベルシートを剥離紙側から見た部分拡大図である。 単片ラベルの使用方法の一例を示す説明図である。 単片ラベルの使用方法の別例を示す説明図である。 連続ラベルの使用方法の一例を示す説明図である。 連続ラベルの使用方法の別例を示す説明図である。 従来のラベルシートの不具合を示す説明図である。
符号の説明
10 ラベルシート
20 ラベル
20a 単片ラベル
20b 連続ラベル
21 ラベル基材
22 サーマル層
23 粘着層
24 ラベル切取り線
24a カット
24b アンカット
25 ラウンドコーナー部
30 剥離紙
30a 剥離片
31 基材
32 剥離層
33 タイミングマーク
34 幅方向切取り線
34a スリット
34b アンカット
35 切断開始用スリット
36 囲み切取り線
36a スリット
36b アンカット
37 切断開始用スリット
38 連結部
39 分離部
ラベルの幅
剥離紙の幅
連結部の幅
分離部の片側の幅
囲み切取り線のカットの幅
囲み切取り線のアンカットの幅
切断開始用スリットの幅

Claims (4)

  1. 帯状のラベルに帯状の剥離紙が剥離可能に貼り合わされたラベルシートであって、上記ラベルはその長手方向に所定間隔で設定されたラベル切取り線を介して複数の単片ラベルが連接されてなるとともに、上記剥離紙は上記各単片ラベルに対応した複数の剥離片が連接され、かつ、剥離片同士の境界をまたいで囲まれた囲み切取り線を介して連結部とその周囲の分離部とが連接されてなることを特徴とするラベルシート。
  2. 上記剥離片同士の境界と上記剥離紙の少なくとも一方側の端縁部とが交わる位置にスリットが配置されていることを特徴とする請求項1に記載のラベルシート。
  3. 上記囲み切取り線がスリットとアンカットを交互に形成したものであり、上記単片ラベルと対応する領域内に少なくとも1個以上のアンカットが配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載のラベルシート。
  4. 上記囲み切取り線がスリットとアンカットを交互に形成したものであり、上記囲み切取り線と上記剥離片同士の境界とが交わる位置にスリットが交差して配置されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のラベルシート。
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