JP2008133103A - 媒体給送装置及び画像読取装置及び複合機 - Google Patents

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Abstract

【課題】
カールを有する媒体を確実に一枚ずつ給送し、媒体に記録されている画像を正確に読取ることが可能な画像読取装置及び複合機を提供する
【解決手段】
給紙トレイ15上に第1の平面部15aと、第1の平面部15aに対して媒体が給送される方向の上流側に形成される第2の平面部15bとを異なる平面上に設けることで、媒体のカールは上に凸のカールに矯正される。よって、媒体は的確に一枚ずつ給送され、媒体に記録されている画像を正確に読取ることが可能な画像読取装置及び複合機を提供することができる。

【選択図】図2

Description

本発明は、複写機やMFP等の媒体給送装置を用いた画像形成装置に関する。
従来、複写機、プリンタ、ファクシミリ装置又はこれらの機能を兼ね備える複合機等の画像形成装置やスキャナ装置等においては、複数枚セットした媒体を一枚ずつ分離搬送するための媒体給送装置が広く使用されている。
この様な媒体給送装置においては、通常、給紙トレイをフラット形状にすることにより、載置する媒体を整列させて媒体を給紙トレイにセットし易くしている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−33325号公報
一般的には、給紙トレイがフラットの場合、媒体のカールは用紙ガイドの押え部材で矯正する方法が用いられる。しかしながら、押え部材だけでは押え部材が設置されている部分でしか媒体のカールは矯正されず、また媒体のセット枚数に応じて常に媒体のカールを矯正することができない。その結果、媒体幅がきれいに揃わずに給紙されるため、斜行、重送、不送り等が発生し易くなるといった問題が生じていた。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、給紙トレイに媒体のカールを矯正する手段を設け、媒体を確実に一枚ずつ給送し、媒体に記録されている画像を正確に読取ることが可能な画像読取装置及び複合機を提供することを目的とする。
上記課題を解決する為に、本発明にかかる媒体を載置する載置面を有する媒体載置部を備える媒体給送装置は、その載置面に、第1の平面部と、第1の平面部に対して媒体が給送される方向の上流側に形成される第2の平面部とを有し、第1の平面部と第2の平面部とが異なる平面上に設けられることを特徴とする。
かかる構成によれば、給紙トレイの載置面にセットした媒体は、載置面上の第1の平面と第2の平面が異なる平面上に形成されているため、媒体の一端部は、媒体自身の自重により重力方向に対してたわむこととなり、媒体のカールが矯正されることとなる。
本件発明の媒体給送装置によれば、媒体の媒体幅はきれいに揃えられ、斜行、重送、不送り等を生じずに媒体の給送が可能となり、媒体に記録されている画像を正確に読取ることが可能となる。
(第1実施形態)
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明実施例の形態に関わる画像印刷装置1及び画像読取装置12の構成を示す断面図である。
画像印刷装置1は、給紙トレイ2と、給紙トレイ2から用紙を一枚ずつ給紙するための給紙ローラ3と、用紙の通過を検知するセンサ4,6と、搬送ローラ5,7と、用紙に画像を形成するイメージドラムと転写ローラからなる画像形成ユニット8と、画像形成ユニット8で形成された画像を用紙に定着させる為の定着ユニット9及び画像が定着した用紙を画像印刷装置1から排出トレイ28へ送り出す為の搬出ローラ10,11と、から構成されている。
一方、画像読取装置12は、媒体給送装置13及び画像読取センサ19を有するフラットベッドスキャナ14と、から構成されている。
媒体給送装置13は、媒体載置面中央付近に曲面部分を有する給紙トレイ15と、媒体の幅方向両端を規制する一対のガイドユニット16と、媒体を一枚ずつ分離搬送する為の給紙ローラ17と、搬送ローラ18及び画像読取後の媒体を排出トレイ21へ排出するための排出ローラ20と、から構成されている。
さらに、給紙トレイ15の構成について、図2及び図3を用いてより詳細に説明する。
給紙トレイ15は、媒体給紙方向下流部に位置する第1の平面部15aと、第1の平面部15aよりも媒体給紙方向上流部に形成される第2の平面部15b及び第1の平面部15aと第2の平面部15bとの間に形成される曲面部15cとを有する。そして給紙トレイ15は上方に凸となる形状である。なお、本実施例では、第1の平面部15aは、水平方向に対して傾いている。そのため、給紙トレイ15上の媒体がスムーズに給紙ローラ17で媒体を一枚ずつ分離搬送される。
さらに、給紙トレイ15の媒体載置面中央付近には、媒体幅を規定するガイドユニット16,24がそれぞれ媒体搬送方向に対するセンタ位置を基準に左右対称に配設されている。
ガイドユニット16は、ガイド25と、ガイド25に設けられた溝25aと、媒体の厚さ方向上方から媒体の厚さ方向下方へ媒体を押える押え部材22と、高さ位置決め用の位置決め突起22aと、ポストピン23及びEリング61と、から構成されている。なお、図2において視認できる部材にのみ符号を付したが、ガイドユニット16とガイドユニット24は同構成であるため、符号を付した部材は、ガイドユニット16とは左右対称の位置にガイドユニット24にも装着されている。
ガイドユニット16及び24は同構成であるので、以後の説明はガイドユニット16について行う。
ガイド25は、給紙トレイ15の曲面部分に沿って曲面を有するように配設されている。ただし、曲面部分の前後における平坦部のなす角度θは、鈍角、すなわち90°<θ<180°とする。θ=120°の時が、媒体のカール除去効率が高く好ましい。
例えば、θ≦90°の場合は、媒体が給紙トレイ15から滑り落ちる可能性があり、θ=180°では、媒体のカールが矯正されない。また、θ>180°の場合、すなわち下に凸となる場合、媒体後端側(媒体が給送される方向の上流側)が持ち上がることとなり、媒体が曲面部15cを境に弓なり形状となる。すなわち、媒体後端が略鉛直方向に延在させられるようになる。そのため、媒体が垂れ下がり、媒体後端と媒体先端とが近接して媒体が曲がり、媒体を給紙することが困難となる。さらに、媒体先端側が給紙トレイ15に対して上反りする方向に浮き上がる傾向となる。
また、ガイド25は、図3に示す様にラックギア25bを有しており、給紙トレイ15の裏側に設けられたボス部に回転可能に支持されたピニオンギア26に係合している。これにより1対のガイドユニット16とガイドユニット24はセンタを基準に互いに反対方向にのみ移動可能に構成されている。
押え部材22の一方端は、ポストピン23をEリング61で係合することにより固定されており、押え部材22は、ポストピン23を中心に自重で回転可能である。
押え部材22の他方端である回転端部には、高さ位置決め用の位置決め突起22aが設けられており、突起22aは、ガイド25の溝25aに嵌合している。突起22aの直径は溝25aよりも小さく、溝25aの範囲内で自由に通過可能である。
溝25aは突起22aのストッパーの役割をしている。下限は媒体の坪量60g/mとした場合5枚程度、また上限は媒体を最大積載枚数(媒体給送装置13の媒体スペックによって左右されるが、例えば坪量105g/mで50枚程度)、セットしたときに押え部材22が媒体に接触する位置でストッパーが動くようになっている。
上述したストッパー位置は、カールした媒体が矯正された位置を想定するため、新品のカールしていない媒体の紙厚みとしての高さで算出する。
押え部材22は媒体先端部のカールを押えるため、媒体搬送下流側に設けられている。また、押え部材22の媒体に対する押圧力は給紙ローラ17の媒体に対する押圧力が350gfのときに50gfの荷重が必要であり、ガイドユニット24に設けられている押え部材29と併せて合計100gfの押圧力を必要とする。給紙ローラ17の押圧力に対して押え部材22と押え部材29との押圧力は必ず小さい。
図4は本発明の実施の一例である、複写機の外観を示した斜視図である。上述した媒体給送装置13を有する画像読取り装置12は、画像印刷装置1の上部に取付けて使用することとなる。
次に、本発明にかかる第1実施形態の動作について説明する。
まず、画像印刷装置1の動作について説明する。給紙トレイ2にセットされた用紙は、給紙ローラ3によって給紙トレイ2から取り出される。取り出された用紙は、搬送ローラ5,7により画像形成ユニット8に搬送される。
画像形成ユニット8においてトナー像を転写された用紙は、定着ユニット9に搬送され、用紙上のトナーは、ヒータと加圧ローラにより用紙上に固定される。最後に用紙は、排出ローラ10,11により排出トレイ28へと排出され、画像形成の動作が終了する。
次に、画像読取装置12の動作について説明する。媒体給送装置13を用いて媒体に記録されている画像を読取る場合、給紙トレイ15にセットされた媒体は、給紙ローラ17によって給紙トレイ15から給送され、搬送ローラ18により画像読取部56に搬送されながら、画像読取センサ19によって、画像が読取られる。
画像読取後、媒体は搬送ローラ20によって排出トレイ21へと搬出される。一方、フラットベッドスキャナ14で媒体上の画像を読取る場合、ガラス面57にセットされた媒体は、画像読取センサ19によって画像が読取られる。画像読取センサで読取った画像データは、画像形成ユニット8に転送され、画像印刷装置1の動作が開始することになる。
次に、給紙トレイ15にカールしている媒体をセットする際の動作について図5を用いて説明する。
給紙15に媒体27をセットする際は、媒体27は下に凸であるカールを用いる。下に凸のカールとは、媒体の給紙方向に対して左右端部が中央部に対して浮き上がるカールであり、一般に媒体が下に凸であるカールの方が、カール量が多く、媒体の斜行、重送、不送りが発生しやすいからである。
一方、媒体が上に凸であるカールの場合、つまり、媒体の給紙方向に対して左右端部に対して中央部が浮き上がるカールの場合、媒体の凸部に重力がかかるため、媒体のカールを押え込むことができる。しかしながら、媒体が下に凸であるカールの場合、媒体左右にカールが逃げてしまうため、媒体のカールを押え込むことができない。
媒体27を給紙トレイ15にセットする際、押え部材22,29は、自重で媒体27を押えて媒体27のカールを低減させている。
セットされた媒体27aは、その自重により給紙トレイ15及びガイドユニット16,24の曲面部分に沿った形状にセットされる為、カールが矯正される。また、押え部材22,29によって媒体27aの先端の浮き上がりが防止されている。
つまり、押え部材22,29は、媒体搬送下流側の媒体端部を押えることで媒体27aのカールを低減するとともに、媒体搬送上流側の媒体端部が自重により重力方向にたわむことによる媒体搬送下流側の媒体端部の浮き上がりを防止している。
媒体27aを給送の際は、押え部材22,29は常に自重で媒体27aを押えており、媒体27aの給送が終了した後は、押え部材22,29は、溝25aのストッパー位置で停止することになる。
以上のように、給紙トレイ15及びガイドユニット16,24が曲面部分を有することでセットする媒体が縦カール、横カールのいずれの場合においても、媒体載置時に媒体を給紙トレイの曲面部分に沿って上に凸のカールに矯正することができる。
その結果、媒体先端及び左右のカール量は、上に凸のカール矯正力によって低減される。また、給紙トレイの曲面に沿って媒体をカールさせた場合、その媒体の曲面部分は、媒体の幅方向をガイドで規制する力に対して反力が大きくなり、その部分をガイド25で押えることによって、媒体がフラットの場合に比べて媒体の用紙幅を揃え易くなる。
本実施例では、第1の平面部と第2の平面部との間に曲面部を配設して、載置面の一部が曲面を有するように構成したが、図6に示すように、給紙トレイの載置面全体が上に凸の曲面部であっても構わない。
(第2実施形態)
第2実施形態は、基本的な構成は、第1実施形態と同様であり、第1実施形態と異なる部分について説明する。
給紙トレイ101は、媒体給紙方向下流部に位置する第1の平面部であるトレイ31と、第1の平面部31よりも媒体給紙方向上流部に形成される第2の平面部であるトレイ30及び第1の平面31と第2の平面30とが形成する角度を調整する角度調整部としてのヒンジユニット32,33と、を有する。
図7に示すように、給紙トレイ101は、トレイ31,30に分割された構造を有する。また、ガイドユニット38,39は、トレイ30,31に給紙方向に対して直角方向にスライド可能に取付けられている。
さらに、ガイドユニット38は、ガイド40,41に分割されており、ガイドユニット39は、ガイド44,45にそれぞれ分割されている。
ガイドユニット38及び39は同構成であるので、以後の説明はガイドユニット38について行う。
ガイドユニット38は、ガイド40,41と、ポストピン42及びEリング63と、を有する。
図8に示すように、ガイド40,41は、ガイド41の溝41aにポストピン42を嵌合させ、ポストピン42にEリング63を係合させることによって連結されている。なお、図8において視認できる部材にのみ符号を付したが、ガイドユニット38とガイドユニット39はそれぞれ同構成であるため、符号を付した部材は、ガイドユニット39とは左右対称の位置にガイドユニット38にも装着されている。
トレイ31,30は、図9に示すように同形状のヒンジユニット32,33によって連結固定されている。図10は、ヒンジユニット32,33の詳細を説明した図である。
ヒンジユニット32,33においても同構成となるため、説明はヒンジユニット32について行う。
ヒンジユニット32は、板金34,35と、ポストピン36と、スプリング37と、から構成されている。
板金34は、ポストピン36の溝36aに固定されており、板金35は、ポストピン36を中心に回転可能となっている。スプリング37aは、板金34と板金35を挟み込んでおり、両側のスプリング受け面に対して付勢力が発生している。
スプリング37aは付勢力のみによって固定されており、スプリング37a自身の回転は自由である。よって、スプリング37aの付勢力を大きくし、板金の回転を鈍らせることによって任意の角度調節が可能となる。
上記構成とすることで、トレイ30とガイド41は、ポストピン36を中心に回転可能となる。
トレイ30とガイド41の回転角度は、0°〜90°である。すなわち、トレイ30とトレイ31とのなす角が180°〜90°となる。0°の場合、すなわち、トレイ30とトレイ31とのなす角が180°の場合は、給紙トレイ101はフラット状態であり、回転角度が90°、すなわち、トレイ30とトレイ31とのなす角が90°では給紙トレイ101が上に凸の形状となった状態である。この角度範囲内で、トレイ30とガイド41が回転している間、ポストピン42は、溝41aの範囲を自由に通過する。
図11は、給紙トレイ101が図7の状態、つまり、トレイ30の回転角度が0の状態の際に、カールしている媒体27をセットした状態の斜視図である。セットされた媒体27bは、押え部材43,46によって媒体のカールを低減させているが、完全に媒体27bのカールを矯正できていない。
図12は、給紙トレイ101が図8の状態の際に、カールしている媒体27をセットした状態の斜視図である。セットされた媒体27cは、給紙トレイ101の折れ曲がり部分に沿って上に凸にカールし、押え部材43,46によって媒体27c先端の浮き上がりを防止している。
以上のように、トレイ30、ガイド41及びガイド45を回転可能にすることで、媒体のカール量に応じてトレイ30、ガイド41及びガイド45の固定角度を調節し媒体のカールを矯正することができる。
第1実施形態においては、媒体のカール量に関係なく媒体を上に凸のカールに矯正させていたが、カール量の少ない媒体に対してはカールを矯正する必要がない。
一方、第2実施形態においては、カール量が少ない媒体に対してはトレイ30をトレイ31に対してフラットにし、押え部材43,46のみでカールを押え、カール量が多い媒体に対しては、トレイ30の固定角度を調節することによって形成される折れ曲がり部分で媒体を上に凸のカールに矯正することができる。
(第3実施形態)
第3実施形態は、基本的な構成は、第1実施形態と同様であり、第1実施形態と異なる部分について説明する。
第3実施形態におけるガイドユニット47は、媒体の厚さ方向上方から媒体の厚さ方向下方へ媒体を押える押え部材49と、ワンウェイヒンジ50(一方向には負荷トルクを有し、他方向では負荷なく空転状態となるヒンジ)及びポストピン51と、を有する。なお、図13において視認できる部材にのみ符号を付したが、ガイドユニット47とガイドユニット48は同構成であるため、符号を付した部材は、ガイドユニット47とは左右対称の位置にガイドユニット48にも装着されている。
ガイドユニット47及び48は同構成であるので、以後の説明はガイドユニット47について行う。
図13に示すように、押え部材49の一方端は、ワンウェイヒンジ50にポストピン51を嵌合させたものを図示していないEリングで係合させて固定し、押え部材49は、ポストピン51を中心に回転可能となっている。
ワンウェイヒンジ50は、A方向の回転に関しては一定の負荷トルクを発生させ、B方向の回転に対しては空転状態になるように配設されている。
一定の負荷トルクとは、カールした媒体をフラットな媒体に戻すために必要なトルク0.2N・mとする。この負荷トルクを小さくすると、押え部材49が媒体のカールに押し戻されてしまい媒体のカールが残存してしまう恐れがある。
また、負荷トルクを大きくすると媒体のカールは完全に除去することができるが、媒体をセットするときに、押え部材49の抵抗が大きくなるので、操作性を大幅に低下させてしまう恐れがある。
図14は、給紙トレイ52にカールしている媒体54を数十枚セットした状態の斜視図である。媒体54を給紙トレイ52にセットする際、媒体54先端には押え部材49,53によって一定の負荷トルクがかかるため、媒体54先端のカールは確実に押えられて給紙トレイ52にセットされる。また、媒体54aを給送の際、押え部材49,53は常に自重で媒体54aを押えている。
以上のように、押え部材49,53に一定の負荷トルクを与えることで、媒体のカール量に関わらず媒体先端のカールを確実に押えることができる。
第1、第2実施形態の押え部材は、媒体セット時に媒体のカールを押し戻す力と媒体給送時に媒体を押える力が同じ(自重)であるため、媒体のカールを押し戻す力が弱い。押し戻す力を強くすると同時に押える力も強くなるので媒体が給送されなくなる。
第3実施形態においては、媒体のカールを押し戻す力にトルクを与え、媒体を押える力は自重で制御できるため、媒体のカールを押し戻す力を強くすることができる。
なお、上述した各実施形態は、本発明の好適な実施形態であるが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、各構成は、適宜変更可能である。
画像印刷装置及び画像読取装置の構成を示す断面図である。 本発明にかかる給紙トレイの構成を示す斜視図である。 本発明にかかる給紙トレイの裏面の構成を示す斜視図である。 本発明の実施の一例である、複写機の外観を示した斜視図である。 給紙トレイにカールしている媒体をセットする際の動作を説明する図である。 給紙トレイの載置面全体が上に凸の曲面部である実施例の一例である。 本発明にかかる給紙トレイの構成を示す斜視図である。 本発明にかかる給紙トレイの構成を示す斜視図である。 本発明にかかる給紙トレイの裏面の構成を示す斜視図である。 ヒンジユニットの構成を説明する図である。 給紙トレイにカールしている媒体をセットする際の動作を説明する図である。 給紙トレイにカールしている媒体をセットする際の動作を説明する図である。 本発明にかかる給紙トレイの構成を示す斜視図である。 給紙トレイにカールしている媒体をセットする際の動作を説明する図である。
符号の説明
1 画像印刷装置
2 給紙トレイ
3,17 給紙ローラ
4,6 センサ
5,7,18 搬送ローラ
8 画像形成ユニット
9 定着ユニット
10,11,20 搬出ローラ
12 画像読取装置
13 媒体給送装置
14 フラットベッドスキャナ
15,101,52 給紙トレイ
15a 第1の平面部
15b 第2の平面部
15c 曲面部
16,24,38,39,47,48 ガイドユニット
19 画像読取センサ
21 排出トレイ
22,29,43,46,49,53 押え部材
22a 突起
23,36,42,51 ポストピン
25,40,41,44,45 ガイド
25a,41a 溝
25b ラックギア
26 ピニオンギア
27,27a,27b,27c,54,54a 媒体
30,31 トレイ
32,33 ヒンジユニット
34,35 板金
37,37a スプリング
50 ワンウェイヒンジ
61,62,63 Eリング
θ 曲面部分の前後における平坦部のなす角度

Claims (11)

  1. 媒体を載置する載置面を有する媒体載置部を備える媒体給送装置であって、
    前記載置面は、
    第1の平面部と、
    前記第1の平面部に対して媒体が給送される方向の上流側に形成される第2の平面部とを有し、
    前記第1の平面部と前記第2の平面部とが異なる平面上に設けられることを特徴とする媒体給送装置。
  2. 前記第1の平面部と前記第2の平面部との間に、曲面部を有することを特徴とする請求項1記載の媒体給送装置。
  3. 前記第1の平面部と前記第2の平面部との間に、角度調節手段を有することを特徴とする請求項1記載の媒体給送装置。
  4. 前記第1の平面部と前記第2の平面部とが形成する角度は、鈍角であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の媒体給送装置。
  5. 前記第1の平面部と前記第2の平面部との間に、媒体の幅方向を規制する規制手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の媒体給送装置。
  6. 前記規制手段は、前記曲面部に沿った曲面形状を有することを特徴とする請求項5記載の媒体給送装置。
  7. 前記規制手段は、前記角度調節手段で調節された角度に合わせて折り曲げ可能であることを特徴とする請求項5記載の媒体給送装置。
  8. 前記規制手段は、前記媒体載置面に載置される前記媒体の厚さ方向上方から前記媒体厚さ方向下方へ前記媒体を押える押え手段を有すことを特徴とする請求項5乃至7記載の媒体給送装置。
  9. 媒体を載置する載置面を有する媒体載置部を備える媒体給送装置であって、
    前記載置面で媒体が給送される方向の最下流部における接面である第1の接面と、前記載置面で媒体が給送される方向の最上流部における接面である第2の接面とが異なる平面上に設けられることを特徴とする媒体給送装置。
  10. 請求項1乃至9のいずれかに記載の媒体給送装置を備えることを特徴とする画像読取装置。
  11. 請求項1乃至9のいずれかに記載の媒体給送装置を備えることを特徴とする複合機。
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